キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【入学準備】TSUBASA DUNK3【はじめました】

1 :TSUBASA DUNK:2008/10/23(木) 10:00:53 ID:n9sPGgXs
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界を背景に翼が
バスケットボール選手として(?)成長していく物語です。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを
選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらったりします。

※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がす際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

おかげさまで3スレ目に突入しました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどん
ご指摘ください。随時修正いたします。

〜あらすじ〜
サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、医者の勧めでバスケをすることに……。
そして神奈川の名門高校「海南」で練習を重ね、次第にバスケットマンとして目覚めていく。

【過去スレ】
森崎外伝スレ2 137〜235レス
ttp://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1221380297/137-235
【バスケ】TSUBASA DUNK【はじめました】
【国立】TSUBASA DUNK2【ちぢめました】


726 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 21:22:01 ID:7iCtOU0s
>3 の辛さに挑戦します。

翼「(まずは試しに真中から)3で」

淳平「了解!激辛ですね」

翼「え!?中辛じゃないんですか?」

淳平「うちは中辛、辛口、激辛、暴君、大魔王の5種類だからね」

そういうと、厨房に戻り、楽しそうにカレーをよそる。

淳平「へい、お待ち!まあ、素人さんには辛いかもしれないけど、ガッツがあれば食べられるさ」

先着1名で
翼の辛味耐性→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。数値で分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(練習内容)
7〜13→完食!最大ガッツが30上がる!
2〜6→失敗!ガッツはそのまま
1→失敗!最大ガッツが10下がる。
JOKER→このカレーは……超人ですよ!


727 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:22:53 ID:???
翼の辛味耐性→  スペード10

728 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 21:33:16 ID:7iCtOU0s
>翼の辛味耐性→  スペード10
>7〜13→完食!最大ガッツが30上がる!

そのカレーは辛(つら)かった。

食べているうちに翼が人生で味わった様々な辛(つら)いことが思い出された。

最後にサッカーができなくなるほどの大怪我をしてしまったことを思い出す。

翼(あれは、辛かった……ああ、今、思い出しても涙が……)

淳平(ふっふっふ。うちの特性スパイスの効果により、人生で辛かったことを
   思い出してしまう激辛カレー。少年よ、これを乗り越えて大きくなれ!)

淳平は師匠気分で翼を見守っていた。

翼(辛かったけど……俺は乗り越えたんだぁ!俺はバスケットマン・大空翼だァ!)

そして、翼は根性で激辛カレーを食べきった。

淳平「よくやった!2千円になります!!」

翼「会計するの早い!」

【能力上昇】最大ガッツ 400 → 430
【所持金】9千円 → 7千円


729 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:34:59 ID:???
そういえばカレーラーメンって出す店みないね

730 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 21:36:16 ID:7iCtOU0s
2月第4週 放課後フェイズ1

翼「さて、今日は何をしようか?」

A サッカー部に顔を出す
B バスケ部の様子を見に行く
C 街をぶらつく
D ひとりでバスケの特訓だ!
E お手伝いをしておこずかいを稼ぐ
F 国立の見舞いに行く
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

【所持品】何かが伸びる薬

しばらく物語が進みませんが3月になったら何か起こします。
我慢してお付き合いください。


731 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:37:53 ID:ptXg+PYs


732 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 21:38:16 ID:???
>>729
カレーラーメンとな!?
店というか、そのものを見たことがないですよ、私は……
エヴァンゲリオンのミサトさんくらいしか。


733 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:38:23 ID:t5Ihecco
F

734 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 21:54:48 ID:7iCtOU0s
>F 国立の見舞いに行く

翼は朝田が書いてくれた地図を頼りに国立の見舞いに出掛けた。

朝田は嫌々書いていたようだったが、その案内は要所を押さえ、とても分かり
やすかった。辿り着いた場所は海の上の、崖っぷちに建つ一軒家だった。

周りに他に建物はなく、おそらくここがそうだろうと思ったが、看板もなく、
入るにはいささか不安を覚えた。

翼「ごめんくださーい」

男の声「はい」

出てきたのは顔に傷があり、髪が一部だけ白く染まった若い男だった。

男「ああ、君か。中山くんの友達の……大空翼くんだ」

翼「え、中山!?俺を知っているんですか?」

男「昔、ここで彼も治療していてね、そのときにサッカーの試合を熱心に見ていたよ。
  私も付き合わされてね、君の顔も覚えてしまった。だが、中山くんとは関係なしに
  ここにきたようだが、一体?」

翼「国立のお見舞いにきたんです」

男「ああ、彼の……入りたまえ。今はうるさいのもいなくて丁度いい」


735 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 21:55:36 ID:7iCtOU0s
翼を国立の病室に案内すると、医者と思われるその男はまた廊下へと出て行った。

国立「翼……先輩」

翼「やあ。こんなこと言えた義理じゃないが、具合はどうだい?」

国立「今はまだ治療に移っていないんですよ。これから本格的に始まるみたいです」

翼「そっか。がんばってくれよ。朝田も、バスケ部のみんなも待ってるから」

国立「ええ。がんばりますよ」

翼「……」

国立「……」

翼(そう言えば「が伸びる薬」があったな。もしかしたら背かもしれない。飲ませてみようかな?)

A 飲ませよう!
B いや、やめよう!
C あの医者に飲ませよう!
D 俺が飲もう!
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


736 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:57:25 ID:X6cFT1m2
B

737 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:57:57 ID:t5Ihecco
B

738 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 21:58:35 ID:t5Ihecco
それよりその医者なら薬の効能がはっきりわかるんじゃないかな?

739 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 22:14:02 ID:???
>>738

正論ですな。ん〜、あとで選択肢に追加するかもです。

740 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 22:15:05 ID:7iCtOU0s
>B いや、やめよう!

翼(せっかく治療が始まるのに、変な薬を飲ませない方がいいに決まっている)

翼は瓶を出そうとポケットに入れた手を外に出した。

翼「国立。悪かったな……」

翼は怪我させたことを素直に謝った。

国立「いえ……翼先輩はサッカーで良い選手だったそうですね」

翼「?……ああ」

国立「なら、言わなくても分かると思いますが、一流の選手っていうのは、誰でも自分に
   自信を持っているものです。根拠なんてなくてもいい、ただ、自分が想像し得る
   最高のプレーに成功率など考えずにチャレンジできる自信を。翼先輩のあのダンクは
   そういうプレーでした。だから、悪いことはないです」

翼「……ありがとう」

国立「俺もアメリカではそうでした。日本人ってだけで最初は無視されて、仕方がないから
   味方からボールを奪って、とにかくすごいプレーを見せようと躍起になって、たまたま
   その1回が成功して、仲間ができた」

翼「そうだったのか……」

国立「先輩、海南に行くんでしょ。だったら、そのときの俺といっしょですよ。最初は初心者として
   邪魔者扱いされるかもしれない。実力を見せつけられなかったらパスはもらえませんよ」

翼「ありがとう、がんばるよ」


741 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 22:16:04 ID:7iCtOU0s
そこに医者が入ってくる。

医者「そろそろ帰ってもらえるかい?国立くんを安静にさせなくちゃいけないんでね」

翼「あ、はい。お邪魔しました」

国立「翼先輩、高校ではバスケ、がんばってくださいね。俺も再来年は静岡代表として
   全国大会に行きますから。そしたら対戦しましょう」

翼「ああ、楽しみにしてる」

翼は病院をあとにした。

ちょうど、そのとき小さな女の子が病院の中へと入って行った。

翼「あの先生の娘さんかな?」

聞こえていたのか、女の子が顔を出す。

女の子「あたち、先生のおくたんなのよ」

翼「???」



翼は岐路についた。


742 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 22:17:51 ID:???
>>739
誘導みたいにしてしまってごめんなさい。

743 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 22:20:07 ID:7iCtOU0s
2月第4週 放課後フェイズ2

翼「さて、今日は何をしようか?」

A サッカー部に顔を出す
B バスケ部の様子を見に行く
C 街をぶらつく
D ひとりでバスケの特訓だ!
E お手伝いをしておこずかいを稼ぐ
F 国立の見舞いに行く(医者に薬の効能を見てもらえます)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

【所持品】何かが伸びる薬

今日はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました。

2月は進路選択後にイベントもなく、だれてしまった感があります。
3月に入ったらイベントを入れますが、どんなイベントがほしいですか?
とりあえず、3月3週は卒業式、4週は海南バスケ部の合宿を予定しています。
何かご意見があればお願いします。


744 :TSUBASA DUNK:2008/10/28(火) 22:23:11 ID:???
>>739

いいえ、いい意見はどんどん取り入れます。
というか、変な矛盾は取り除いていかないと!直せる限界はありますが。

今日はお金のミスやらラーメンとカレーのミスやらダメダメでした。
リフレッシュして、また明日お会いしましょう!!


745 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 22:24:28 ID:72cok07A
F

746 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 22:37:21 ID:380qD7SY
D

747 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 22:38:33 ID:t5Ihecco
F

748 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 22:59:41 ID:I9oqyF7g
>>729
三重県の松阪に牛乳カレーラーメンを出す店があったよ。
怖くて注文しなかったけど

749 :森崎名無しさん:2008/10/28(火) 23:25:22 ID:AhFMp3g+
A

750 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:00:45 ID:4up+fnQs
>F 国立の見舞いに行く(医者に薬の効能を見てもらえます)

放課後。なんとなく、帰るのがおっくうで翼は教室で自分の席に座ったままでいた。
椅子を前後に傾けながらグラウンドを眺める。

何気なく、ポケットの中に手を入れると、例の薬瓶があった。

翼「これ、なんの薬なんだろう?」

瓶を夕日にかざしてみるが、当然何も分からない。

翼「……そうだ、あの医者の先生はすご腕らしいし、薬にも詳しいかもしれない」

翼の頭に浮かんだのは中山を見事に復活させ、国立も治療する、あのBJという医師だった。
誰でもそうであるように、翼も病院という場所は苦手であるが、あの医者の住まいは
病院の雰囲気があまりなく、行きやすい気がした。

翼「そんなに遠くないし、今からでも行けるな」

翼は先ほどまでの怠惰な感情をどこかに押しやると、すぐに立ち上がり廊下を駆けながら
昇降口に向かった。


751 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:02:56 ID:4up+fnQs
前回と同じように、朝田にもらった地図を見ながら病院を探す。複雑な道ではないが、一度住宅街を
抜けるため、それぞれが個性を主張しているようで、実は似通った(おそらく同じガーデニングの
雑誌でも読んだのだろう)庭をいくつも見せられ、自分がどこにいるのか分かりにくい。朝田の
アドバイスにあったコカコーラの自販機だけが本当の目印になり、この一画で唯一の個性のように思えた。

翼(朝田は何回くらい通ったのだろう?あれほど簡単に地図を描けるんだ、だいぶ通ったんだろうな。
  国立のことを本当に尊敬していたんだろう)

そんなことを考えつつ、住宅街を抜け、海の匂いを纏ってしばらく歩くと例の病院兼住宅に到着した。

翼「すみませーん」

大きな声でドアの外から叫ぶ。インターフォンの類がないためだ。すると、間もなく例の医師が顔を出す。

BJ「ああ、君か。入りたまえ」

国立の部屋へと翼を案内するBJ。国立以外に入院している患者はいないのだろうか?診察や(ここで行うのか
分からないが)手術室などを考えると部屋数は多いとは思えなかった。

国立の部屋の戸をノックしてから開ける。


752 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:04:50 ID:4up+fnQs
翼を部屋に送り届けたので、自室に戻ろうとするBJを翼が引きとめる。

翼「先生……今日は先生にも用事があるんです」

ポケットから薬瓶を出す。

翼「この薬……『が伸びる薬』って書いてあるんです。なんの薬だ分かりますか?」

BJ「これは……下條製薬!ま、まさか。しかし……」

ひとりでブツブツつぶやいているBJを見てなんとなく翼は不安になる。なんとなく良い兆候には
見えなかったからだ。BJの言葉を待てず、翼はもう一度質問する。

翼「なんの薬ですか?」

BJ「うむ。たぶん、間違いないと思うが……一度、部屋で調べる。少し待っていてくれ」

そう言うとBJは自室に引っ込んでしまった。待っていてもしょうがないので、翼は国立と話すことにした。


753 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:05:04 ID:4up+fnQs
翼「やあ、どうだい調子は?」

国立「先輩、この前来たばっかりじゃないですか。変わりませんよ」

翼「そうだよな。はははっ」

国立「今の薬はなんなんですか?」

翼「いや、何かが伸びる薬らしいんだけど……何が伸びるのか分からなくてさ。もし、身長が伸びたら国立の治療に使えるかもしれないし」

国立「そんな便利な薬があればいいんですけどね」

翼「あるわけないか」

そこで薬の話は終わり、翼は別の話題を探すことにした。

754 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:05:23 ID:4up+fnQs
翼「そうだ、国立……」

A アメリカのバスケの話をしてくれよ。
B 南葛中バスケ部のことをどう思っているんだ?
C 日本のバスケのことをどう思っているんだ?
D どうしたらバスケが上手くなれる?
E その他(自由に書いてください。誰かの意見に同意するときは分かるようにしてください)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


755 :キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2008/10/29(水) 21:05:56 ID:82sHR/8Y


756 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 21:06:08 ID:7G6K6fiw
A

757 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:38:04 ID:4up+fnQs
>A アメリカのバスケの話をしてくれよ。

翼「なあ、国立。俺にアメリカのバスケのこと教えてくれよ」

国立「いいですけど、そんなに期待しないでくださいよ。翼先輩が日本の相撲事情について
   聞かれたって困るでしょ?」

翼「俺は相撲はやっていないけど、国立はバスケやってたんだろう」

国立「そこまで過度に期待されちゃ困るってことですよ。俺のいた街についてくらいでよかったら
   いくらでも話しますよ」

翼「ああ、頼むよ」

国立「俺のいた街は結構バスケが盛んでしたよ。街のいたるところにバスケのコートがあって、
   やりたい時に場所や相手に困ることはなかったですね」

翼「おー、いかにもアメリカって感じだな」


758 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:40:34 ID:4up+fnQs
国立「でも、最初はやっぱり差別はありましたね。日常生活では白色人種と有色人種。バスケではまず黒人、
   次に白人……俺たちアジア人はいてもいなくても同じ、いや、いない方がマシくらいに見られていました」

翼は『人種差別』という単語は知っていたが、誰かの経験として聞くのは初めてだった。いや、本当にそういった
ことが行われていると正直なところ思えなかったのだ。だが、それは中学生の翼には仕方のないことかもしれない。

国立「俺たちは黒人や白人とチームを組めないんです。親が金を持っていると思っているからクラブチームには
   入れてもらえます。そうすると2軍からスタートします。2軍にはアジア人……しかもほとんど日本人しか
   いないんです。なぜだか分かりますか?」

翼は意味を理解はしていたが口を挟めなかった。

国立「1軍から落ちた選手は3軍に、そして、3軍から1軍に選手が補充されます。2軍からは誰も落ちないし、
   決して1軍に上がることもない。2軍は『クラブの銀行』って呼ばれているんです。日本人の子供を入れて
   おけば親からお金が入ってくるって。大事にしているふりをしながら『今は2軍ですけど、いずれは1軍
   ですよ』って親には伝えるんです」


759 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:41:38 ID:4up+fnQs
翼「なんでやめないんだ?」

国立「悔しいとか、見返したいとか……色々あるけどやっぱりバスケが好きなんですよね。
   でも、結局は我慢が出来なくて、1軍の練習に乗り込んだんです。紅白戦の最中に
   横から飛び込んで、ボールを奪って、黒人も白人もとにかく抜いてゴールを決めたんです」

普段はどこか冷めていて、大人っぽい感じがする国立だが、昔のことを話しているせいか、
興奮気味に話す姿はいつもより幼く見えた。

国立「そこで、囲まれてボコボコにされても、これで俺は満足だって思った。でも、彼らは
   俺に拍手と歓声を送ってくれた。『やるじゃねえか、日本人』って。そして俺は
   チームメイトとして迎えられた」

翼「へえ。やるなぁ」


760 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:43:10 ID:4up+fnQs
国立「あとで知ったんですが、2軍が日本人ばかりなのは、もともとは日本人の親が、
   子供が肉体的に勝る白人や黒人といっしょにやると怪我をするから別にしろって
   言ったことから始まったんですって。厭味ったらしく『2軍』なのも日本人の親が
   3,4軍じゃ許せないってワガママを言ってたかららしいんです」

翼「あ〜、ありえるな」

国立「まあ、アメリカってのは実力がある奴は誰だろうと受け入れる国ってことっすよ」

翼「そっか、ありがとう。少しアメリカのことが分かったよ」

国立「あくまで俺がいた街の話ですよ」


761 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 21:49:29 ID:4up+fnQs
そこにBJが戻ってくる。

BJ「さっそくだが、この薬は……」

先着1名で
薬の効果は!?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。数値で分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(練習内容)
10〜13→身長が伸びる薬だ!これで治るぞ、国立くん!!
1〜9→この薬は失敗している。飲めたもんじゃないよ。
JOKER→これは寿命の延びる薬だ。永遠の命を手に入れて……私は人間をやめるぞぉ!


762 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 21:49:45 ID:???
俺フィーのボカセントラルかよw

763 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 21:50:22 ID:VbVc5ZTA
薬の効果は!?→  クラブ6

764 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:02:41 ID:4up+fnQs
>薬の効果は!?→  クラブ6
>1〜9→この薬は失敗している。飲めたもんじゃないよ。

BJ「この薬は失敗している。飲めたもんじゃないよ」

BJは言い捨てた。

BJ「昔、バスケットボールで活躍する選手をつくるため、身長を伸ばす薬を研究していた男が
  いたと聞いたが、彼の研究はどうやら失敗だったよ。この薬をモルモットに飲ませた
  ところ、ものすごい勢いで毛が伸びた。人間が飲めばハゲが治ったりしてな。ハハハッ」

翼「そっか、身長は伸びないんですね」

肩を落とす翼。

BJ「がっかりするなよ。国立くんは私が責任を持って治療するよ」

翼「はい、お願いします」

残念だったが、身長が伸びる薬などあるわけもないと諦めをつけ、翼は病院をあとにした。

※念のため、薬瓶は返してもらいました。何かの時に使えます。毛が伸びるかは分かりません。


765 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:03:50 ID:4up+fnQs
週末フェイズ(2月第4週)

翼「今日は何をしようかな?」(所持金 7千円)

A 海南の練習に参加する(2回練習できます)
B 街(神奈川)をぶらつく(同じ所で何回か行動できます)
C 街(南葛)をぶらつく(2回行動できます)
D ひとりでバスケの練習に励む(2回行動できます)
E 南葛中サッカー部の練習に参加する(2回行動できます)
F 南葛中バスケ部の様子を見に行く(2回行動できます)
G お手伝いをしておこずかいを稼ぐ(2回行動できます)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


766 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:04:29 ID:piQxw9k+
A

767 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:04:41 ID:SxbYNlyQ
A

768 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:09:46 ID:4up+fnQs
>A 海南の練習に参加する

翼「よし、海南に練習に行こう!もっと上手くなるんだ!」

海南の練習に参加させてもらうことにした。

今日も練習開始前から大勢の部員が汗をかきながら自主練をしていた。そして、高頭が
体育館へと入ってくると練習が始まった。

高頭「よーし、今日は……」

先着1名で
高頭の言葉→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードのマークで分岐します。

ダイヤ・ハート→翼の練習を見てやるか。
スペード・クラブ→部員の練習をしっかり見るから、翼も入れ。
ジョーカー→今日は紅白戦だ。翼も入れ。(ただし、2軍同士の紅白戦)


769 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:10:57 ID:???
高頭の言葉→  ダイヤ2

770 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:16:09 ID:4up+fnQs
>高頭の言葉→  ダイヤ2
>ダイヤ・ハート→翼の練習を見てやるか。

高頭「よし、今日は翼の練習を見てやろう。もうすぐ合格発表だろう?少し早いが合格祝いだ」

翼「あ、ありがとうございます」

高頭「で、今日は何の練習をする?」

翼「……」

A 自分で選ぶ
B 高頭に任せる(トランプ判定になります。Aより上昇確率がやや高いです)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


771 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:17:08 ID:QPQVpNrc
B

772 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:17:09 ID:x3WHY+gg


773 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:17:28 ID:0OWPq5Mg
B

774 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:20:04 ID:???
しかしまさかの不合格なんて展開は…

775 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:23:10 ID:???
留年編 はじめました

776 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:23:38 ID:4up+fnQs
>>774
54分の53で受かりますから、たぶん大丈夫……



>B 高頭に任せる

翼(きっと、俺に、そして海南に必要な練習を考えてくれるに違いない。ここは任せよう)

高頭「よし、……」

先着1名で
高頭プラン→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードの数値で分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

JOKER→今日は清田も呼んでいる。ふたりでコンビプレーを覚えてもらおう!
12〜13→ブロック
10〜11→パスカット
8〜9→パス
6〜7→ディフェンス
4〜5→リバウンド
2〜3→ドリブル
1→シュート


777 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:25:38 ID:???
高頭プラン→  スペードJ

鍵はクラブAか・・・

778 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:25:40 ID:???
高頭プラン→  ハート6

779 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:48:44 ID:???
54分の53ってことはJOKER以外にもなにか未知なるカードがあるってことなのか?

780 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:52:18 ID:???
>>779
あれ!?すんごい間違えた!!恥ずかしい><
良いクラブのAと悪いクラブのA。世の中には2種類あるとかないとか……


781 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:54:27 ID:4up+fnQs
>高頭プラン→  スペードJ
>10〜11→パスカット

高頭「君は、来年からレギュラーを狙うつもりかい?」

翼「はい、もちろんです。海南のレギュラー争いが厳しいのは分かっているつもりですが、
  それでも俺は牧さんや高砂さんたちといっしょにプレーをしたい」

高頭「そうか、ならばレギュラーへの近道を教えよう」

翼「え!?」

高頭「この前の翔陽とうちの練習試合を見て、うちが劣っている部分はどこだと感じた?」

先日の練習試合を思い出す翼。

翼「……一番は高さです」

高頭「そうだ。今の海南には高さが足りない。しかし、君に身長を伸ばせと言っても伸ばせは
   しないだろう?まあ、背が伸びる薬でもあれば別だが。ガッハッハ」

翼「あはは……」

高頭「身長が足りない海南はゴール下の勝負で不利になりやすい。だから、ゴール下まで
   ボールを入れさせない技術、つまりパスカットが必要になる」

翼「なるほど……」

高頭「君がパスカットが上手くなれば、それだけレギュラーに近づく。もちろん、他の技術も
   高い水準になくてはいかんがね」

翼「はい!」


782 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 22:54:47 ID:4up+fnQs
高頭「では、練習を始めよう」

先着2名で
翼のパスカット特訓→ ! card
高頭のコーチング→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。数値で分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

2人のカードの数値の合計が……
24〜30→パスカット+4!
16〜23→パスカット+3!
10〜15→パスカット+2!
4〜9→パスカット+1!
1〜3→効果なし!


783 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:57:00 ID:???
翼のパスカット特訓→  スペードJ

784 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:57:03 ID:???
翼のパスカット特訓→  ダイヤ10

785 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:57:11 ID:???
高頭のコーチング→  スペードA

786 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 22:57:33 ID:???
高頭…

787 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 23:16:02 ID:4up+fnQs
>翼のパスカット特訓→  スペードJ
>高頭のコーチング→  スペードA
>2人のカードの数値の合計が10〜15→パスカット+2!

※書き忘れましたが2人のマークが一致したので合計に+2されます。

高頭「いつまでサッカーやっているつもりだ!足から行くんじゃない!手を出せ、手を!」

今までと異なり、高頭に怒鳴られながらの練習となった。

高頭「サッカーでは腕は使わんかもしれんが、バスケは手でやるんだ!」

高頭がいくつかの的に向かい、順番にひとつずつ投げるボールをカットさせられる。試合で
役に立つというよりは、パスカットそのものの動きを覚えさせるための練習である。無駄な
動きがあれば絶対に届かない、しかし、きちんと反応すれば取れないことはない、という
タイミングで高頭はボールを投げていた。

翼「(くそっ、サッカーだって腕を使うんだ!俺が行くはずだった南米のサッカーは……)
  腕でやるんだ!」

翼は動き方を変えた。ドリブルで速く走るように足に意識を置くのではなく、ディフェンダーに
体を寄せられたときのように、腕から先に出すフォームに。すると、先ほどまでほとんど
取れなかったボールに触れるようになっていった。

高頭(よし、ようやくサッカーで身についたクセが抜けてきたな。これで第2段階に、
   バスケの動きを本格的に教えることに進めそうだ)

【能力上昇】パスカット 29 → 31


788 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 23:21:28 ID:4up+fnQs
海南の練習(午後)

翼「午後は自主練だ。何をするかな……」

午前中は高頭に付きっきりで見てもらったので、午後は部員の邪魔をしないようにした。



何を練習しますか?

A ドリブル(現在 35)
B シュート(現在 41)※さらにシュートの種類を選択
C パス(現在 30)
D ブロック(現在 28)
E ディフェンス(現在 31)
F パスカット(現在 31)
F リバウンド(現在 32)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


789 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:22:44 ID:0OWPq5Mg
D

790 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:23:07 ID:piQxw9k+
D

791 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 23:26:35 ID:4up+fnQs
>D ブロック

翼「俺のブロックは弱点にしかならない……このままじゃ海南のゴール下は守れない!」

翼はブロックの練習をすることにした。



先着1名で
ブロック練習→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。数値で分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(練習内容)
11〜13→ブロック+2
5〜10→ブロック+1
1〜4→効果なし
JOKER→ブロック+2、さらにスキル「???」を取得!


792 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:27:21 ID:???
ブロック練習→  クラブQ

793 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 23:46:57 ID:4up+fnQs
>ブロック練習→  クラブQ
>11〜13→ブロック+2

翼は焦っていた。自分がブロックを苦手だということに。レギュラーに入れたとして、
自分の身長ではおそらくフォワードをすることになる。ガードは牧という絶対的な
存在がおり、シューティングガードが必要なら神を入れるだろう。翔陽のように
ガード1枚で、あとはフォワードとセンターという布陣のときに自分の出番がくる、
そう思っていた。しかし、今のようなブロックでは決して通用しない。

翼「ダメだ、こんなブロックじゃ!あの人たちは止められない」

体育館の中で練習している牧や高砂ら海南のレギュラがシュートする姿を見て、
自分の実力不足を痛感する。上手くなりたくてがむしゃらに練習していた。

ちょうど、休憩時間になったのだろう。水を飲みにきた武藤が通りかかる。

武藤「そんなブロックじゃ、自分より高い相手や上手い相手は止めらんないぞ」

翼に声をかける。


794 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 23:48:33 ID:4up+fnQs
武藤「お前は俺と同じくらいの身長だよな。その跳び方じゃ、なかなかブロックできないぞ。
   いいか、真上に跳ぶと、相手はボールを高い軌道で投げてくる。人間が10cm高く
   跳ぶのと、ボールを20cm高く飛ばすのじゃどっちが簡単かは分かるよな?」

翼「ボールです」

武藤「そうだ。だから、ボールを待っていたら決して止められない。相手が投げた瞬間、
   その手元を狙うべきなんだ。」

武藤は翼の前に立つとシュートの構えをする。

武藤「じゃあ、試しに跳んでみな」

武藤のシュートモーションに合わせて翼がブロックに跳ぶ。

武藤「ダメだ!そんなんじゃファールだぞ。相手に向かって跳ぶのはいいが、ファールと
   隣り合わせだってことを覚えておけ」

翼「はい!」

武藤との特訓は続いた。部員たちの休憩時間が終わるまで。

牧「おーい、練習を再開するぞ!」

武藤「あ、やべぇ!水飲むの忘れた!!」

武藤はダッシュで体育館に戻って行った。

【能力上昇】ブロック 28 → 30


795 :TSUBASA DUNK:2008/10/29(水) 23:50:29 ID:4up+fnQs
その日の練習後……

先着1名で
今日の出来事→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードのマークで分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

ダイヤ・ハート→清田がやってきた
スペード・クラブ→特に何も起こらなかった
ジョーカー→清田以外のゲストがきます。誰がくるかは不明。

今日はここまでです。


796 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:50:42 ID:???
今日の出来事→  スペード5

797 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:50:48 ID:???
今日の出来事→  ハート7

798 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:51:03 ID:???
清田来ないなぁw

799 :森崎名無しさん:2008/10/29(水) 23:51:33 ID:???
乙です。
やっと全能力30こえたね

800 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 14:41:45 ID:dqfH2LuI
>今日の出来事→  スペード5
>スペード・クラブ→特に何も起こらなかった

この日は特に変わった出来事もなく、高頭や部員に礼を言うと翼は海南をあとにした。



さて、3月に移る前に、翼が海南に行くことを決めて、出番のなくなった人たちの様子を見てみよう。

まずは、

A やっぱり翔陽が気になる。花形!
B 最初に出てきた不良たちはきちんとバスケしてるのか?
C 高岩とかいなかったっけ?
D 全国トップクラスの選手、哀川!
E 知りたくもないけど、武里の今村!(武里が浮上するチャンスはここにある??)
F 中山さんって今何してる?(陵南の選手もいよいよ登場かも!?)
G その他(自由に書いてください。誰かの意見に同意するときは分かるようにしてください)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)

全部で2回、様子を見ることができます。見た選手やチームの能力が上がったり、下がったりします。


801 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 14:43:12 ID:o3nLwSwM
G 全部気になる

802 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 14:43:35 ID:baG4f7pM
F

803 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 14:44:04 ID:+OSItvhs
G池上先輩

804 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 14:45:26 ID:9FDL5Fww
>>801
Gソレダ!!

そんな上手い話はないということならFでw

805 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 14:52:07 ID:COoQ2hRA
G
>>801

806 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:02:40 ID:dqfH2LuI
皆様、うちの(みんな借り物ですが)キャラを愛してくださってありがとうございます。
嬉しくて涙がちょちょぎれそうです!といことで長くなりますが……

>G 全部気になる

で、行ってみましょう!!
ちょっと待っててくださいね。


807 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:03:12 ID:???
さすが太っ腹ァ!!

808 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:18:59 ID:dqfH2LuI
>G 全部気になる



まずは翔陽の様子を見てみよう。

翔陽のメンバーは何かを変えなくてはいけない時期にきていることを痛感していた。4年連続の
2位(アニメの設定?)に甘んじているこの立場をいかに脱却するか……そんな作戦会議が
レギュラー陣の間で行われていた。

伊藤「で、具体的に何を変えるんですか?」

花形「俺は眼鏡のデザインを変える」

長谷川「俺は髪型を変える。(陵南の仙道と被ってるし)」

永野・高野「俺たちは眉毛を細くしよう!(今風になれば、藤真よりモテるぜ!)」

伊藤「ちょっと!そういうことじゃないでしょ!ねえ、藤真さん」

藤真「俺はヒゲを生やす」

伊藤「藤真さんまで……てか、そんな藤真さんは嫌だー!!」

伊藤は泣きながら部屋を出て行った。


809 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:20:16 ID:dqfH2LuI
藤真「さて、冗談はさておき……」

永野(冗談?俺は本気だぜ)

長谷川「俺たちは変わらなくてはいけない。チームとして、個人として」

花形「俺はシュートレンジを広くする。どのチームのセンターも手ごわい。ゴール下から俺が
   シュートを打てば、そいつも外をケアしなくてはいけないからな。大黒柱のセンターが
   ゴール下からいなくなれば、藤真や伊藤もより中に入りやすいだろう」

藤真「そうだな、俺が牧に最も劣っているのが体格だ。牧の様に相手のセンターとゴール下で
   張り合うことは不可能だ。花形のプランはかなり理にかなっている」

永野・高野「じゃあ、俺たちは花形のフォローだな。花形がいないときにゴール下を固める。
      花形がシュートを打ちやすいようにフォローするぜ」

長谷川「俺はロングレンジのシュートを極める」

藤真「俺はドリブルだ。俺のドリブルをケアするほど周りのお前たちがフリーになる。2人、3人と
   マークを付けざるを得ないドリブルを身につけてみせる」

花形「よし、(伊藤はいないが)練習するか」

一同「おう!」

伊藤が慌てて戻ってくる。

伊藤「僕もいますよ〜!僕はパスを極めます!!」


810 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:21:02 ID:dqfH2LuI
先着6名で
花形のミドルシュート特訓 ! card
永野のリバウンド特訓 ! card
高野のリバウンド特訓 ! card
長谷川のロングシュート特訓 ! card
藤真のドリブル特訓 ! card
伊藤のパス特訓 ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。数値で分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(練習内容)
11〜13→効果あり+!
2〜10→効果なし
1→怪我をしてしまう!?
JOKER→効果あり+1、さらにスキルを取得!


811 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:21:16 ID:???
花形のミドルシュート特訓  クラブQ

812 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:22:04 ID:???
永野のリバウンド特訓  クラブK

813 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:22:13 ID:dqfH2LuI
あ、→消しちゃった……けどもう遅いのでこのままお願いします!

814 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:22:37 ID:???
高野のリバウンド特訓  ダイヤJ

815 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:23:03 ID:???
長谷川のロングシュート特訓  ダイヤ4

816 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:23:18 ID:???
藤真のドリブル特訓  クラブ4

817 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:23:36 ID:???
伊藤のパス特訓  クラブ2

818 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:28:11 ID:???
あと、「判定の効果あり+!」は「+1」です。すみません。
しかし、数字が極端すぎる。

819 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:41:47 ID:dqfH2LuI
>花形のミドルシュート特訓  クラブQ →効果あり+1!
>永野のリバウンド特訓  クラブK →効果あり+1!
>高野のリバウンド特訓  ダイヤJ →効果あり+1!
>長谷川のロングシュート特訓  ダイヤ4 2〜10→効果なし
>藤真のドリブル特訓  クラブ4 2〜10→効果なし
>伊藤のパス特訓  クラブ2 2〜10→効果なし

スパッ!スパッ!

小気味良い音を連発しているのは花形だった。ゴール下からだんだんと離れていきながら
シュートを打つが、それも高い確率で成功させていた。

花形「これなら武器になるな」

別のゴール下では、永野と高野がリバウンドの練習をしていた。同じくらいの実力の2人が
意識しながら競い合うことで、互いに工夫し、確実に上達していった。

高野「力はお前が上かもしれないが、技術なら負けないぜ」

永野「俺は……誰にも負けないパワーを身につけてみせる!」


820 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:42:55 ID:dqfH2LuI
一方、長谷川はあまり調子が良くなさそうだった。3ポイントラインの遥か後方からのシュートを
リングに当てるのがやっとだった。

長谷川「さすがに、ロングシュートは一朝一夕で効果が現れてはくれないか」

藤真もまた悩んでいた。彼のドリブルはすでに県内、いや全国でも高いレベルにあった。そう簡単に
壁を越えられないのは仕方がないことかもしれない。

藤真「くそっ、牧と互角じゃダメなんだ!身体が負けている分、技術はその上を行くんだ」

伊藤はそんな彼らについていくのがやっとであった。しかし、彼はまだ1年生なのだ。これから
いくらでも伸びる機会はある。そして、藤真もそれに期待していた。

伊藤「俺のパスじゃ、海南のディフェンスの間を通せない!特に藤真さんのナイスパスをカットした、
   あの武藤という男……あいつの後ろを通せるくらい上手くならなくちゃ!」

成果は様々であったが、それぞれ気合の入った練習をできたようだ。


821 :TSUBASA DUNK:2008/10/30(木) 15:45:11 ID:???
ちょっと、出掛けてくるので続きは夜に。
選択肢の他にも気になるプレーヤーがいればリクエストしてください。
また、キャラブレイクがどんどん行われる恐れもありますが、ご了承ください。


822 :森崎名無しさん:2008/10/30(木) 15:46:10 ID:???
やはり武藤を研究せねばなるまい

823 :TSUBASA DUNK:2008/10/31(金) 01:39:07 ID:Y333vifs
次はRed Barnsで翼と3on3で闘った不良3人組の様子を見てみよう。

彼らは九頭龍高校の体育館で練習をしていた。あれから4ヶ月が経とうとしていたが、
彼らのバスケットボールへの熱は冷めていなかった。いや、益々夢中になっていた。
それぞれが不純な動機で始めたと言っても過言ではなかったが、現在ではバスケと言う
スポーツそのものに魅了されていた。

そして、コートには彼ら以外にも2人の選手がいた。金髪でリーゼントの花園百春と、
アフロで太り気味の花園千秋。彼らは双子の兄弟である。また、中学では部活でバスケを
経験しており、不良3人組を指導しているのもこの2人だった。

花園兄弟のほどよく厳しいコーチングにより、不良たちは楽しく上達することができた。
今では高校バスケの選手として立派に通用するほどになっていた。

花園兄弟は不良3人組にそれぞれテーマを与えていた。リーゼントで長身のヤスはドリブルと
シュートを磨き、攻撃の中心に。茶髪のチャッキーはディフェンスを鍛え、守りの要に。
そして、天パでヒゲのナベには3ポイントシュートを覚えさせ、攻撃の幅を広げさせた。

それ以外の部分は兄弟で補う。ボール運びや、ゲームの組み立てはポイントガードの千秋が、
ブロックやリバウンドなどのゴール下の動きは百春が行う。2人ともそこに限っては
県内でもトップクラスの選手であったが、それ以上に弱点があり、中学時代には表舞台に
立つことは今までなかったのだ。


824 :TSUBASA DUNK:2008/10/31(金) 01:40:48 ID:Y333vifs
ヤス「よし、俺はオフェンスの鬼になってやる!」

チャッキー「おっと、俺を抜けると思うなよ」

ヤスとチャッキーはお互い攻めと守りオンリーの1on1が楽しくて仕方がなかった。
さすがにオフェンスのヤスが抜くことが多いが、技術的には同じくらいのレベルで
成長していた。

反対側のコートではナベがシューティングの練習を繰り返していた。練習時間の
ほとんどをそれだけに費やすのが彼にとっての部活だった。全てをやろうとしても
時間が足りない。ならば、何かのスペシャリストになる。それが九頭龍高校バスケ部の
方針だった。

ナベ「最近、調子がいいんだよな……もしかして上手くなってる?」

ナベが放った3ポイントシュートはリングに吸い込まれた。

スパァッ!


825 :801:2008/10/31(金) 01:40:50 ID:???
無茶なお願い聞いてくれて嬉しいぜ!

826 :TSUBASA DUNK:2008/10/31(金) 01:43:03 ID:Y333vifs
千秋「あいつら、練習が楽しくて仕方がないって顔だな。初心者だけあって上達が早いからな」

百春「ああ。ところでよ、お前はなんでまたバスケに戻ってきたんだ?しかも、こんな初心者軍団に
   交じってよ」

千秋は本来ならもっと強豪高校で活躍していてもおかしくないくらいのプレーヤーである。しかし、
そのメンタルに問題があった。彼はカッコ悪いことが嫌いであり、中学時代に大敗していた試合の
途中で逃げ出して以来、ずっとバスケから遠ざかっていた。

千秋「まあ、友達がバスケをやりたいと言っているんだ。手伝ってやるのが友情だろう」

百春「なんか、嘘くせえな。どうせ、みんながバスケやってて寂しくなったんだろ」

千秋「ふん。お前こそ、なんで今更バスケなんだ?バスケから逃げ出したのはお前が先だろう?」

百春は超人的な跳躍力でリバウンドやブロックでは活躍できる才能があった。だが、それ以上に
すごい才能が彼にはあり、それは全くと言っていいほどシュートが入らないということだった。
1試合に何回かリバウンドやブロックで活躍するがシュートが全く入らない選手より、普通の
能力の選手の方が計算ができるという理由で監督は彼を使わなかった。そして、百春は中学での
バスケを諦めたのだった。

百春「まあ、こうやって適当にやるくらいならいいか、てな。シュートが入らないからって
   試合に負けることもないし、それを責める人間もいないからよ」

千秋(だが、これからはどうだか分からんぞ。あいつらもバスケが楽しくなり試合がしたく
   なるだろう。そのとき、お前のシュートが入らないことがどう影響するかは分からんが、
   決してプラスには作用しない。その覚悟がないなら、中学と同じことになる)

百春「うっし、俺たちも練習しようぜ」

千秋「ああ」


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0ch BBS 2007-01-24