キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【柴田チルノ空】キャプテン霧雨3【3バカトリオ】
1 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 20:08:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、恐れ多くも森崎に歯向かっていく吉良監督と魔理沙とその他大勢の物語です。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらって進んでいきます。
ミスの指摘、雑談等は大歓迎!
このスレは各スレ主様のご来訪も歓迎しております。
【CAUTION!!】光ちゃんが出てきたりなど、キャラブレイクがすさまじいので、閲覧は自己責任でお願いします。
あらすじ
魔理沙はあまりにも弱いという理由から、幻想郷から森崎たちの世界に追放されてしまう。
元の世界に戻るためには、全国大会のでの優勝が必須なので、吉良監督と組んで全国制覇を狙う…
そのはずだったのだが、どこから歯車が狂ったのかチルノが出てきたり、ポストがぶっ壊れたりと大暴走。
おまけにはヒューガー(株)に忍び込んでエキスパートと死闘を演じたりする。なにやってんの!
栗田印のジュースによって、チルノは更に進化し、空が何故か現れた。…どうして?
迷って北海道に行けば、松山を光ちゃんにしてしまう。…何故?
そして始まる第2試合。ポスト神を辛くも撃退した魔理沙は、観客席に向かう。
魔理沙は新田を焼き隼にし、三杉には永琳の薬を渡す。なんだこの温度差……
結果、三杉は霧雨に加入し、武蔵3人組は東邦へと加入することになったのだった…
そして、p…なんとかさんを探すために、霧雨のメンバーが立ち上がった!
忙しい人向けのあらすじ
ポスト神「魔理沙が好きだーッ!」
空「正直、懐かざるを得ない」
柴田「痛みを耐えてがんばりました」
p…なんとかさん「やっと出番が!!」
27 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 21:16:41 ID:???
実は本気で忘れていたのだが、言い出せば怒るに決まってるので当然黙る魔理沙であった。
魔理沙「(な、なんかいつものパッチェさんと違う気が…)」
パチュリー「げほっ…まぁいいわ、見つけてくれたし。ところで、こんな世界で何をやってるのかしら」
魔理沙「そりゃサッカーだぜ。…あ、本なら勝手に取っていってもいいぜ。しばらくは読めないしな」
何故この世界にいるのか若干訝しがりながらも、魔理沙はパチュリーとの会話を続ける。
どうしてか、魔理沙の頭にはパチュリーを仲間として勧誘するという考えが湧かなかった。
パチュリー「そんなにこっちの世界にいるつもりなの?」
魔理沙「ま、まぁな。全国優勝まではこっちにいるぜ」
パチュリー「じゃあ、私も魔理沙のチームに加入するわ。文句はないわよね?」
魔理沙「d…(……普通に考えろ魔理沙!パチュリーは体力はないとは言え、強い選手だ…)」
ダメと反射で言いそうになるが、何とか理性でそれを押しとどめる。
パチュリー「d…?今なんて言う気だったの?」
魔理沙「大丈夫任せとけもちろんOK…って言おうとしてたに決まってるだろ、ハハハ」
パチュリー「そうね。ふふふ」
※パチュリー・ノーレッジ(橋姫つき)が仲間になりました。
スキル【喘息】があるため、前半のみ、もしくは後半のみでの出場となります。
スキル【喘息】の効果で特訓及び練習が出来ませんが、高い能力を持ちます。
スキル【嫉妬】の効果で色々暴れます。
28 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 21:16:56 ID:???
魔理沙が乾いた笑いを漏らしていたその頃……
L岡山「はぁーあ、家帰って寝たいな…ぶっちゃけ、俺って宿舎にいる意味がないよね」
岡山は、一応探し物をしながらブツブツと愚痴を呟いていた。
彼は同じくらいの技量であったはずの田中の成長が妬ましく感じられ、それに対してちっとも成長しない自分に絶望していた。
L岡山「魔理沙も、俺だったら帰ってもいいって言うと思うし…」
パァァァァ……
L岡山「なんだあれ…光ってる?」
先着1名様で
岡山開眼なるか!?→! card
と書き込んでください。数字で分岐します。
10〜K→岡山はエインフェリアに選ばれた!!よくわからない力が使えるようになります
6〜9→スフィアを発見 悪霊に乗っ取られて強くなります
A〜5→不思議なお薬を見つけたので飲んでみたいと思います
JOKER→クロスゲートが(ry
29 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 21:22:44 ID:???
岡山開眼なるか!?→
ダイヤ9
30 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 21:32:43 ID:???
橋姫って何です?
31 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 21:52:25 ID:???
夫に裏切られて憎悪と殺意に駆られるあまり宇治川に身を浸し、生きながらにして鬼と化して願いを成就させたと伝えられる女性
ウィキの紹介だとこんな感じですね。嫉妬の妖怪です。
東方では水橋 パルスィという妖怪がこの種類に当たります。
岡山開眼なるか!?→ ダイヤ9
>>スフィアを発見 悪霊に乗っ取られて強くなります
L岡山「なんだこれ……ビー玉か?…にしても大きいけど」
パァァァァァッ!!!
???「レンを…レンをだせえええええ!!!」
L岡山「な、なにィ!?」
スフィアから現れた悪霊が、岡山に取り憑いた!
痛みを感じたその瞬間、岡山の意識は遠ざかっていった……
L岡山「……えーっと、ここどこ?」
???「なんだお前は…レンを出せ!」
L岡山「あんた、誰?」
目の前の青年を前にしても、物怖じしない岡山。
家の関係で彼は昔から悪霊その他を見慣れており、しかも魔理沙たちの所業も知っているので、ちっとも怖くなかったのだ。
32 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 21:52:44 ID:???
衆院「俺の名前は衆院だ。レンを出せよ!」
L岡山「…はぁ、んなこと言われましても、俺はレンっていうのが誰だかわからないわけで…」
その時、ハンサムの岡山に突如事態を打破するアイデアが閃いた!!
L岡山「(……こいつ、俺よりは体力ありそうだよな。よし、こいつに憑依されれば俺強くなるぞ!)」
衆院「っていうかここ、スピラじゃないのか?」
L岡山「はぁ、そうみたいですね。ものは相談なんですけど…」
衆院「なんだ?」
L岡山「俺の知り合いにですね、あなたの探し人を見つけてくれそうな人がいるんですよ(魔理沙ならなんとかしてくれるだろう)」
世界が別物だと薄ぼんやりと理解してきた衆院にとって、岡山の発言は朗報であった。
彼は岡山に詰め寄り、強い口調で声をかける。
衆院「じゃあ、早くそいつに話してくれ!」
L岡山「まぁまぁ…衆院さん、でしたっけ?交換条件と行きませんか?あなた、運動に自信はありますか?」
衆院「ブリッツならできるが…」
L岡山「(ブリッツってなんだろう?まぁいいや)じゃあ、俺と一緒にサッカーをしてもらえませんか?」
衆院「聞いたことない競技名だが……まぁ、できると思うぞ」
L岡山「おっしゃ!それじゃ、俺に憑依して強化してくれる代わりに、大会で優勝できたら相談してあげますよ」
衆院「(無理矢理乗っ取るという手もあるが……スピラ外で暴動は避けたいな)よし、いいぞ」
33 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 21:53:00 ID:???
L岡山「商談成立!それじゃあ早速…憑依合体!!!!」
衆院の姿が溶け、岡山の体へと吸い込まれていく。
今、衆院の力がその身に宿る!!!
先着1名様で
岡山と衆院の相性→! card
と書き込んでください。数字で分岐します。
10〜K→ふっふっふっ……全能力+20だ!!
5〜9→まぁまぁ相性はよかったな…全能力+15!
A〜4→岡山の体じゃ動きにくいよね…全能力+10…
JOKER→もう、俺こそが衆院だ!全能力+25!!!
どの数字が出ても、岡山はセービング能力を失います。
また、習得する技も同じです。
34 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 21:55:37 ID:???
岡山と衆院の相性→
ハート6
35 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 21:58:21 ID:???
能力アップよかったね岡山。
え?田中にかわってレギュラーに?
だが断る。
36 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 21:58:57 ID:???
よりによってX2かよw
37 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:04:06 ID:???
努力する『過程』を吹っ飛ばした岡山が正しいか
自分の力で這い上がった田中が正しいか…それはこれからわかる
果たしてあんたは 滅 び ず に い ら れ る か な ?
岡山…
38 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 22:26:37 ID:???
もちろんT田さんの方が強いですが、あの人は憑依…しないよね?
岡山と衆院の相性→ ハート6
>>まぁまぁ相性はよかったな…全能力+15!
L岡山「ふぅ……なんだこりゃあ…力が湧き上がってくる!!」
衆院(俺の力を与えているのだから当然だろう。…まぁ、完全に使いこなしてはいないようだが)
L岡山「よっしゃああああ!!これで田中にも勝てる!勝てるぞォ!!!」
※岡山がGKを捨て、フィールダーとなりました。現時点で、美味以外をGKにすることはできません。
魔理沙「おーい、探し物が終わったぞ、みんな戻って来い!」
肝心のパチュリーが見つかったので、魔理沙は霧雨のメンバーを呼び寄せることにした。
後半はみんなだれていたのか、ぞろぞろと戻ってくる。
E柴田「えーっと、その子が探し物だったの?」
F金木「探し物じゃなくて探し者だな」
チルノ「あれ?そいつ…えーっと」
空「パルスィだっけ?」
パチュリー「パチュリーよ」
39 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 22:26:58 ID:???
J田中「よ、よろしくお願いします」
K馬宮「(多分、この人も強いんだろうな…)」
魔理沙「えー、それでだ……ありがたくもこのパチュリーが仲間になってくれることになりました」
ざわ…ざわざわ……
松山「せ、戦力増強ですか」
魔理沙「まぁな…とりあえず、挨拶だ。ほれ」
パチュリーをみんなの前に出し、言葉を促す魔理沙。
もちろんなんら他意ない行動であり、パチュリーも普通に自己紹介すると思ったのだが……
パチュリー「パチュリー、パチュリー・ノーレッジよ。げほっ…魔理沙は私の婿なので、そこのところよろしくね」
魔理沙「!!!!!!!!??????」
空「!!!!!!?????」
松山「!!!!!!!!!!!」
チルノ「?????……!!!!!!」
霧雨メンバーたち「ぽかーん」
魔理沙「(何だ…?幻想郷にいた時のこいつはこんなヤツじゃなかったぞ!?
…そう、本を返せってたまに言ってきたり、ごく稀に茶を飲む関係だったはずだ…)」
魔理沙の動揺ももっともな話である。事実、パチュリーがそもそもこちらに来た理由は純粋に魔理沙が心配だったからである。
…が、クラブのAやら紫によって橋姫の呪いを付加された彼女は、色々とおかしな状態になってしまっていた。
40 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 22:27:18 ID:???
空「…婿ってなんだっけ?」
チルノ「さぁ?」
E柴田「社会の授業で習ったような……」
F金木「(そりゃ『無辜』だろ!)」
J田中「えーっと、えーと…」
L岡山「(まずいなァ…これじゃあ、強くなったって魔理沙にわかんないじゃん…)」
@美味「(魔理沙の態度からして、多分一方的なものなんだろうな)」
栗田から迫られている美味には、事の次第がよくわかった。
が、わからないやつは当然にいるわけで…
松山「(なななななななななななななにィ!!!!?)」
魔理沙「あーちょっと、パチュリー…今のお前はおかしい。だからちょっと休め」
A浅海「えーっと、言いにくいんですけど……」
K馬宮「浅海、どうかしたのか?」
A浅海「パチュリーさんの部屋ってあるんですか?」
B三原「ないね……」
パチュリーは今まで霧雨のメンバーではなく、かつ資料室で潜んでいた身である。
彼女の部屋が用意されているはずはなかった。
41 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 22:27:45 ID:???
C藤木「っても、資料室で寝かせたら風邪引くかもしれないしなァ」
魔理沙「(そうだな…こいつは体弱かったし……)」
A 私の部屋で休め
B 誰かと相部屋になってくれないか?
C どっか空いてるだろ 自力でがんばれ
D その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
他の人のDに投票する時は、アンカーをお願いします。
42 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:29:04 ID:kDSzJZEA
D
おもしろそうだから松山と同室にさせる
43 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:30:17 ID:Bh5KEZXI
B
44 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:30:18 ID:Bh5KEZXI
B
45 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:30:25 ID:2Yf5BdZ6
B
46 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 22:35:45 ID:???
>>B 誰かと相部屋になってくれないか?
魔理沙「(今のこの状態のこいつを私の部屋に入れたくないな…)すまないが、誰か相部屋してくれないか?」
F金木「とは言っても、男と相部屋というわけにはいかないだろう」
パチュリー「それだったら魔理沙の部屋に侵入するわ」
魔理沙「(…やめてくれよ、頼むから)そうだな…じゃあ、お前に決めた!」
A 空に頼む
B チルノに頼む
C 光、よろしく!
D その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
他の人のDに投票する時は、アンカーをお願いします
47 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:36:08 ID:kDSzJZEA
C
48 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:36:29 ID:2Yf5BdZ6
B
49 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:36:47 ID:Bh5KEZXI
C
50 :
森崎名無しさん
:2008/11/02(日) 22:36:55 ID:iotJ8EuM
B
51 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:56:54 ID:???
>>C 光、よろしく!
魔理沙「光、お前と相部屋だ。そういうことでよろしく頼む!」
松山「え、ええええええ!?私が!?」
パチュリー「私だって嫌なのだけれど…まぁ、魔理沙の言葉ならしょうがないわね。あなたで妥協してあげるわ」
松山「う、うぎぎぎぎぎぎぎ……」
※パチュリーと松山の感情が互いに(何だこの野郎)になりました。
魔理沙「よし、解決解決…じゃあみんな戻ろうぜ」
J田中「そうですね」
E柴田「ふわぁ…もう眠いぜ…」
F金木「明日も早いしな」
L岡山「ちょ、みんな待ってくれ!」
岡山の叫びも空しく、捜索で疲れ切ったメンバーたちは、さっさと部屋に向かっていってしまったのだった。
衆院(哀れなヤツだな…お前は)」
L岡山「うるせー!!」
52 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:57:40 ID:???
キィ……
部屋に戻った魔理沙は深く溜息を吐く。
魔理沙「……あんな変なパチュリーなら、探さなければよかった気がするぜ。霊夢のほうがよかったという話も…
まぁ、向かいの部屋のチルノや隣の部屋の空と相部屋にしなかったから、多分夜襲はしないだろう」
夜の最後の行動を終え、疲れた魔理沙はさっさとベッドに入ることにした…
そして、気づいてしまった。
魔理沙「…待てよ?明日から、パチュリーもテントで生活するのか?」
思わず冷や汗が流れていった………
その頃……
E柴田「さぁーって、明日も活躍するかな!」
怪我をした足にシップを張り、さっさと柴田は寝る。とにかくも明日も試合なのだから。
J田中「サイキッカーのテクニック、格闘家のパワー……僕が役に立てるとすれば、逆をつくしかない…」
田中は、吉良と金木や魔理沙、エキスパートに言われたことをまとめたメモを見ながら、明日の立ち回りを考えていた。
53 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:58:04 ID:???
A浅海「…うん、三原。俺たちがディフェンスでもやっていくにはそれしかないな」
B三原「ま、明日も試合に出れればの話だけどね、ハハ…」
K馬宮「連携技の練習か…(俺も、参加したかったな…)」
元MFトリオは、ディフェンスのイメージトレーニングをしていた。
実践できるかはわからないが、考えておいて損はないだろう。
F金木「準決勝か……魔理沙のおかげで、ここまで来れたな」
ベッドに入りながら、金木はぼんやりと今まで1回戦で敗退していたマサラ中チームのことを思い返していた。
C藤木「師匠って呼ばれてんだから、もうちょっと活躍しないとね!」
ダッダッ……
藤木は、宿舎の周りをランニングしていた。今日のことを思い返すと、どうにも寝付けなかった。
そして、ゴールの付近を曲がる直前…
C藤木「…ん?ありゃあ、美味か?」
@美味「ハァ……ハァ…!」
美味は、エキスパートの投げたボールを思い出しながら、ひたすら素早く飛び込む動きを繰り返していた。
C藤木「……練習にゃ、ボールがいるよなァ」
藤木は笑うと、ボールを取りに自室に向かうのであった…
54 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:58:48 ID:???
L岡山「明日、魔理沙さん(呼び捨てにしたらさっき殴られた)に出してくれって言うんだ!なんとかしてくれるはずだ!」
衆院(そう簡単に行けばいいがな…雑魚だと思われてるだろ、お前)
岡山は、興奮冷めやらぬ様子で、ベッドの上で跳ねたり転がったりを繰り返していた。
チルノ「すぴー」
もちろんチルノは寝ていた。
空「ぐがぁー」
空も当然のように寝ていた。
そして、今は東京にいる三杉は……
三杉父「……うう、よかった…本当に、本当によかった……」
三杉母「ええ…本当に。あの子のやりたいことが全力でやれるなんて…」
ボロ家の中で、涙を流す三杉の両親。
きっと、一家が再興したという知らせよりもこの知らせのほうが喜びが大きいのだろう。
三杉「体力だ…今までの分、フィジカルをつけるんだ…」
三杉本人は、今まで負担が大きくてできなかった長距離走をひたすらに繰り返していた…
55 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:59:13 ID:???
紫「あらあら、みんながんばってるわね……しかし、あの部屋は……」
今まで隙間で彼らを見ていた紫は、溜息をつきながら最後の部屋に視線を向ける。
松山「…………もうちょっとそっちに行ってくれない?」
パチュリー「あら?あなたって結構体が太いのね。私2人なら余裕だと思うけど」
松山「あんた、床で寝たいの?」
パチュリー「そこまでしてこの部屋にいる理由はないわね」
バチバチ……
松山・パチュリー「「ふん!!」」
互いへの憎しみを深めていく2人であった……
紫「……一番建設的じゃない2人ね。…ま、私が言えたことじゃないけど」
※魔理沙はぐっすり寝たのでガッツが全回復しました 現魔理沙ガッツ 600
56 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:59:42 ID:???
幻想郷から追放されて8日目〜
魔理沙「…むむ、よし、ベッドには誰もいないようだ。ふぅ、これからも毎朝こんな恐怖を感じないといけないのか…」
ゲンナリしながら、魔理沙はベッドから出ることにした。
魔理沙「…ふむ、早起きしてしまったようだな。これなら朝に1回ぐらいは自由に動けそうだ」
着替えてから、とりあえず洗面所に向かうことにする。
キィ……
パチュリー「あら魔理沙。偶然ね、これからどこ行くの?」
魔理沙「洗面所だぜ」
パチュリー「丁度私も行くところだったのよ。偶然ね」
魔理沙「…そうだな(どうやったら、洗面所と逆方向の私の部屋に偶然つくんだ?)」
ギィ…
E柴田「お?魔理沙も今起きたのか?」
魔理沙「ああ。丁度だ、一緒に洗面所に行こうぜ」
パチュリー「………」
57 :
キャプテン霧雨
:2008/11/02(日) 23:59:58 ID:???
魔理沙「んで、怪我はもういいのか?」
E柴田「フッ、まったく痛くないぜ」
パチュリー「(妬ましいわ)」
魔理沙「そうか、ならいいぜ。今日は反則なんてもらうなよ?」
E柴田「おうともよ!……あれ、師匠」
洗面所には、既に藤木と田中が顔を洗っていた。
どうやら彼らも早起きしてしまったらしい。
C藤木「よっ、早いな!」
J田中「おはようございます、みなさん」
パチュリー「……おはよう」
E柴田「師匠こそ早いじゃないっすか…ははァ、遠足前日の小学生現象ですね?」
C藤木「アホ、俺はいつも早起きだっての。…ま、美味のほうが早いけどな」
魔理沙「料亭の息子だったよな、あいつ」
J田中「はい。今日は俺が料理作るって張り切ってましたよ。なんせ、この宿舎に来るのは最後ですしね」
パチュリー「ふーん、料理ね…」
魔理沙「どのくらい時間がかかりそうなんだ?」
C藤木「アイツは行動早いからなァ……多分30分そこらでできると思うぜ」
58 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 00:00:21 ID:???
魔理沙「(そうか、その間暇なんだな……よし)」
A 工作をしよう ※選択できません
B 個人練習しよう
C 誰かの部屋に行こう
D パチュリーと話でもするか
E その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
他の人のEに投票する時は、アンカーをお願いします
59 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:01:25 ID:nPFiFreQ
B
60 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:03:16 ID:RY8cdPJo
B
61 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 00:17:39 ID:???
>>B 個人練習しよう
魔理沙「どうせメシ食って回復するし、練習しておいて損はないな」
パチュリー「見学させてもらうわ」
J田中「僕も練習します!」
E柴田「俺も…」
C藤木「柴田、お前はもうちょっとだけ休んどけ、な?」
E柴田「…師匠がそう言うんじゃしょうがないな」
柴田と藤木が自室へと戻り、3人はグラウンドへ向かっていった…
J田中「僕は、とりあえず走りこんでおきますね!」
ダッ…
パチュリー「少しぐらいなら手伝えないこともないけど」
魔理沙「(うーん、どうしようかな?)」
A 頼む
B 遠慮する
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
62 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:21:55 ID:CYPwNnrg
A
63 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:22:33 ID:VNqcfrj+
A
64 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 00:29:54 ID:???
>>A 頼む
魔理沙「(まぁ、練習するだけだし、危ないことはされないだろう)いいぜ」
パチュリー「いい判断ね」
魔理沙「さて、田中は走ってる…か」
パチュリー「さすがにガッツ増強だけは手伝いようがないわね…応援でいいならいいけど」
魔理沙「いらん。……さて、何を練習するべきか(パチュリーが手伝えないんじゃ、ガッツ増強はできないな)」
A ドリブル 40
B パス 37
C シュート 42
D タックル 38
E パスカット 35
F ブロック 35
G せりあい 40
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
65 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:30:39 ID:VuXvjZZE
B
66 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:31:03 ID:VNqcfrj+
B
67 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 00:41:59 ID:???
>>B パス
魔理沙「確かお前、パスは上手かったよな?」
パチュリー「こほっ…ええ、まぁ魔理沙よりは上手いんじゃないかしら」
魔理沙「なら指導頼むぜ」
パチュリー「任せて(ふふ、魔理沙の脚に触るチャンスが来たわ)」
先着2名様で
魔理沙の努力→! card
パチュリーの下心→! card
と書き込んでください。数字の合計で分岐します。
23≦ 魔理沙、パスに目覚める! パス+5
16≦ 魔理沙、パスが上手くなる パス+3
10≦ 魔理沙、一応上達する パス+1
9≧ ちっとも上手くなりませんでしたー!
パチュリーのマークがハートの時、【セクハラ】が発生し、合計値に-2されます
68 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 00:44:32 ID:???
追記 今回、マーク一致による補正はありません
69 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:45:03 ID:???
魔理沙の努力→
クラブ10
70 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:48:17 ID:???
パチュリーの下心→
ハート2
71 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:50:34 ID:???
すごく…返品おねがいしたいです…
72 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 00:53:05 ID:???
これはアモロのところに来てたカナディアンマンに匹敵する味方だぜww
73 :
2
◆vD5srW.8hU
:2008/11/03(月) 01:15:31 ID:???
なんて素敵な変態パチェ。霊夢が常識人に見えてきました…って
東方の中では元々常識人な方だった(笑)
74 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:46:56 ID:49MEvTvA
>>73
というか、霊夢は出てくれば恐らく一番の常識人になると思いますよ。金木の理解者ですね、ある意味。
魔理沙の努力→ クラブ10
パチュリーの下心→ ハート2
>>合計12+【セクハラ(-2)】=10
>>魔理沙、一応上達する パス+1
バムッ!!
魔理沙「おおっ!今のは上手く蹴れてたんじゃないか?どうだパチュリー?」
パチュリー「ええ、いいキックだったわ(はぁはぁはぁはぁはぁ…魔理沙の…魔理沙の脚…)」
魔理沙「よしよし、パスも大分上手くなってきたな。さすが私だぜ」
パチュリーに背中を向けてしまった魔理沙。
これが彼女のある意味での命取りとなった。
魔理沙「よし。次はこっちに……」
パチュリー「げほっげほっ……はぁはぁ、もう我慢できないわ!!」
ガバァッ!!
魔理沙「う、うわああああああああああああああ!!!!!」
突然脚に抱きついてきたパチュリーに、魔理沙は悲鳴をあげる。
『キャアアアアアア!!』じゃないのが彼女らしい。
75 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:47:31 ID:49MEvTvA
パチュリー「あ、あら魔理沙、どうしたの?続けたら?」
魔理沙「できるかバカ!!」
とうとう脚に頬ずりまで始めてしまうパチュリーを振り払おうとする魔理沙だったが、パチュリーは頑として動こうとしなかった。
パチュリー「はぁはぁはぁはぁ」
魔理沙「気色悪いぞお前!!いいから放せええええええええ!!!!」
魔理沙の叫びが宿舎中に轟くのであった……
※後半は練習にならなかったので、まぁまぁの成功で終わりました
魔理沙パス値 37→38
セクハラされたので、精神ダメージを食らいました
現魔理沙ガッツ 600→500(練習分)→400(セクハラ分)
魔理沙「……酷い目にあった。もうパチュリーと練習したくないぜ……」
J田中「は、はは…すみません、助けるのが遅れて」
魔理沙「いやでも、お前が一緒に来てくれなかったらもっと酷かった……感謝するぜ」
J田中「そ、そんな滅相もない!」
空「あれ?魔理沙何してたの?疲れてるみたいだけど」
練習場から食堂へ向かう途中、空とチルノと合流した。
格好を見ると、今起きてきたばかりのようだ。
76 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:47:56 ID:49MEvTvA
チルノ「ゆうべはおたのしみでしたね?」
魔理沙「いいか、おっさんの言ったことはすぐに忘れるんだ」
チルノ「はーい」
空「でも、本当に疲れてない?」
魔理沙「ちょっと色々あってな…いいか、お前らはパチュリーに近づくんじゃないぞ」
空「?わかった」
チルノ「おうよ」
魔理沙「(被害が拡散しなければいいんだが…といって、私に被害が来るのも嫌だしな……)」
77 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:49:37 ID:49MEvTvA
※霧雨の人「何勘違いしてるんだ…」
魔理沙「ひょ?」
霧雨の人「パチュリーのセクハラはお前にしか発動しないぜ!」
魔理沙「なにィ!?」
…というわけで、パチュリーの【セクハラ】は魔理沙にしか発動しませんが。が。
が、試合中でも発動し、またパチュリーのコーチングは魔理沙しか受けれません。
・試合中に発動する例(判定時に一緒になる時)
パチュリー、変態の証明→パスカット 99+ハートA
魔理沙、逃げ腰→パスカット 35+クラブ8
空、一応出てきた→パスカット 18+ハート2
敵、とりあえずパス→パス 35+ダイヤ8
の時、通常に判定すれば、パチュリーのカット成功ですが
【セクハラ】はパチュリーの行動を無効化するためにこうなります↓
パチュリー、変態の証明→パスカット 99+ハートA=判定無効化
魔理沙、逃げ腰→パスカット 35+クラブ8+【セクハラ(-2)】=41
空、一応出てきた→パスカット 18+ハート2=20
敵、とりあえずパス→パス 35+ダイヤ8=43
となり、魔理沙にも-補正が補正がかかります
78 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:50:05 ID:49MEvTvA
更に
行動前魔理沙ガッツ 400
行動後魔理沙ガッツ 370(通常行動-20)
ですが
行動後魔理沙ガッツ 320(通常行動+セクハラ)
となり、50ガッツ削られてしまいます
た・だ・し
行動前パチュリーガッツ 200
行動後パチュリーガッツ 180
ですが
行動後パチュリーガッツ 230
と、行動をキャンセルし、なおかつ30ガッツ回復します
パチュリーの起用には十分ご注意ください。
79 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:50:30 ID:49MEvTvA
魔理沙「何はともあれ、朝食だぜ」
食堂に着くと、いい匂いが外にも漂ってきた。
美味の料理は、栗田のものとは違って美味しいようだ。
@美味「お前らが最後だ。ほら、さっさと席に着け」
魔理沙「ああ」
空「っしゃ」
チルノ「うん」
J田中「はい」
魔理沙たちは、食堂の席についた。
当然、パチュリーとは一番離れた席に座った。
パチュリー「…………」
魔理沙「(警戒するに越したことはないからな)」
E柴田「美味先輩、まだですかァ?」
@美味「慌てるなって。…よし、みんな揃ったな。じゃあ、いただきますだ!」
ワァァァァァァァ…!
チルノ「よっしゃぁ」
空「食べるぜ!」
80 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 01:50:43 ID:49MEvTvA
E柴田「いやっほぅ!」
魔理沙「当然食うぜ」
松山「わぁ……美味しい!!」
C藤木「さすがは美味だな!!」
L岡山「美味先輩、さすがだなァ!!」
@美味「(俺、コックになってもいいかな…)」
こうして食事の時間が和やかに過ぎていくと思われたが……
先着1名様で
食事中なんだから静かにしろお前ら→! card
と書き込んでください。数字で分岐します
Q・K→美味の父が現れ、もっと美味しい料理を食べさせてくれる!ガッツ200回復!
J→空が……
10→柴田が…
9→チルノが…
5〜8→何事もなく過ぎる。平和って最高!ガッツ100回復
4→松山が…
A〜3→栗田出現!!お前ってヤツは…!
JOKER→ヤマブキ中に食中毒が発生!美味の料理を食べた霧雨の不戦勝だ!
何かのイベントが起きるとき、マークがハートだとパチュリーも暴れます。
今日はここまで お疲れ様でした。
81 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 01:51:16 ID:???
食事中なんだから静かにしろお前ら→
スペードA
82 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 01:54:13 ID:???
チルノだったらパールジャム的にバカが治ったのかなw
83 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 02:34:44 ID:???
最終兵器栗田来たか
84 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 22:49:05 ID:???
食事中なんだから静かにしろお前ら→ スペードA
>>栗田出現!!お前ってヤツは…!
魔理沙「しかし、美味の料理は美味いな」
F金木「全くだ。どこぞのドリンクは酷かったが……」
A浅海「い、嫌なことを思い出させないでくださいよ」
F金木「あっ…すまん」
E柴田「そうか?結構美味しかったと思うけどなァ」
魔理沙「(こいつイカれてやがる……)」
そんな噂をしていたのが悪かったのだろうか……
ギィ……バタン!!
魔理沙「…?……!!!!」
@美味「!!!!!」
そいつは、現れてしまったのだ。
両の手に、弁当らしき包みを抱えて。
栗田「もぉー、美味先輩も酷いですね。試合だって言うならお弁当を作ってきたのに!」
K馬宮「(作ってくんなよ…)」
85 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 22:50:01 ID:???
@美味「……帰れ。お前の顔を見るのも不愉快だ」
美味に数人分らしき弁当を押し付けようとする栗田。
だが、そんな彼女に美味は冷たく言い放つ。
彼としては、彼女を許すつもりなど毛頭なかった。
栗田「……(グスッ)」
予想以上に冷たい美味の態度に涙ぐむ栗田。
その姿は、霧雨のメンバーたちですら同情させるものであった。
A浅海「(あ、あそこまで言わなくてもいいんじゃ…)」
K馬宮「(な、泣かせることはなかったんじゃ…)」
J田中「(あ、あわわわわ……)」
L岡山「むしゃむしゃ」
E柴田「(何で美味先輩はあんなに怒ってんだろ?)」
C藤木「(あーあー、泣かせると後が怖いぞ?)」
パチュリー「(痛々しい女ね)」
86 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 22:50:15 ID:???
魔理沙「(なんて打たれ弱いんだこいつ…しょうがない、ここは…)」
A 練習してきたらしいし、私が食べるぜ!
B 柴田なら大丈夫だろう、食え
C パチュリーに食わせれば奇跡が…?※悪化する可能性大です
D 放置しよう。当然の報いだ
E その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
他の人のEに投票するときはアンカーをお願いします
87 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 22:51:06 ID:VNqcfrj+
E
美味に美味しいとわからせるために対戦チームに差し入れするよう唆す
88 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 22:52:36 ID:KmAeRj2Y
B
89 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 22:53:47 ID:VuXvjZZE
C
90 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 22:54:20 ID:CYPwNnrg
C
91 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 22:54:30 ID:8hLD/Fhs
C
92 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:06:04 ID:???
>>C パチュリーに食わせれば奇跡が…?
魔理沙「(いや待てよ?あの料理なら何らかの反応を起こしてパチュリーを治してくれるかも)」
そう考えた魔理沙は、栗田にそっと耳打ちする。
魔理沙「おい、栗田」
栗田「ぐすっ…何ですか?」
魔理沙「とりあえず、他のやつに食べてもらって美味しいと示すことが一番の道だと思うんだ」
栗田「……なるほど、魔理沙さんが食べてくれるんですか?」
魔理沙「いやいや、ちょっと弁当を渡してくれるだけでいいんだ」
魔理沙の言葉を疑問に思いながらも、栗田は弁当を魔理沙に手渡す。
そして、魔理沙はパチュリーの席に寄り……
魔理沙「な、パチュリー、食べてくれないか?これ」
パチュリー「嫌よ」
魔理沙「………食べたら、ほら、えっと…図書館に連れてってやるからさ!」
パチュリー「!!???(で、デートのお誘い!?)」
松山「!!!!!」
93 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:06:26 ID:???
魔理沙「な?だからそういうわけで食べてくれ」
パチュリー「しょ、しょうがないわね……」
ぶつくさ文句を言いながらも、顔をにやけさせつつ箸を取るパチュリー。
魔理沙「……(成功するか!?)」
パチュリー「もぐもぐ……こ、これは!?」
先着1名様で
パチュリーに電撃走る→! card
と書き込んでください。数字で分岐します。
K→あ、あら…?なんだか気持ちが穏やかに… 症状が軽減されます
10〜Q→美味しいじゃない 普通に料理は成功したようだ 偶然デートのことは忘れます
6〜9→デートの約束は、いいかしら? 普通の味でした もちろんデートのことは覚えてますよ
A〜5→はぁはぁはぁはぁ… パチュリー、更に悪化し、いろいろとやばい状態に
JOKER→悪い夢を見ていたようだわ… パチュリー、完全復活!
94 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 23:06:47 ID:???
パチュリーに電撃走る→
クラブK
95 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 23:07:59 ID:???
毒をもって毒を制したか
96 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:49:55 ID:???
パチュリーに電撃走る→ クラブK
>>あ、あら…?なんだか気持ちが穏やかに…
パチュリー「…すごい美味しい料理ね。どうしてかしら、気持ちが穏やかになってきたわ」
魔理沙「(やったぞ!!私は勝った!!運命に抗ったんだ!!)」
穏やかな表情のパチュリー。それは、まだどこか違和感があったものの、幻想郷での彼女のものだった…
※パチュリーが一時的に落ち着きを取り戻し、【セクハラ】【夜襲】の発動確率が下がりました。
しかし、あんまり下がってませんので……【喘息】がちょっとだけ軽減され、ガッツが減りやすいだけになりました。
まだまだ言動は危険人物なので注意が必要です。
パチュリー「魔理沙、完食したわ」
魔理沙「おう!いやー、よかったなパチュリー!!」
パチュリー「そうね。…図書館、楽しみにしてるから」
魔理沙「……………あれ?」
※パチュリーを図書館に連れて行く約束が出来ました。守らないと……
97 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:50:41 ID:???
パチュリー「まぁ、そんなわけでこの料理は普通に食べれるわ」
A浅海「…ほ、本当ですか?」
C藤木「ま、俺も食べてみるか…おっ、美味しいじゃん!」
B三原「もぐ…うん、これなら十分美味しいんじゃないですか?」
F金木「あ、本当だな…」
藤木を皮切りに、どんどん栗田の弁当に口をつけていく霧雨メンバーたち。
何故か魔理沙は決して口にしなかったが……
魔理沙「(前のチルノのことといい、何が起きるかわからんからな、用心だ)」
@美味「……みんな食べている、か。なら俺も食うよ」
栗田「ほ、本当ですか!!」
@美味「ああ。…………もぐもぐ…」
栗田の弁当から卵焼きだけを取り出し、ゆっくり味わうように食べる美味。
@美味「…うん。食える味になったな。一応は許してやることにするか……」
栗田「や、やったァ!!!」
※美味の栗田への感情が(許してやるか)になりました!よかったね!
98 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:52:03 ID:???
魔理沙「さて…グラウンドに向かうか」
食事を終え、特に荷物の無い魔理沙は八卦路だけをしっかりと懐にしまっておく。
そして、この部屋に、暖かなベッドと、安全な眠りに別れを告げた……
キィ……
パチュリー「あら、奇遇ね魔理沙」
魔理沙「(おいおい…治ったんじゃないのかよ……)」
カッ…カッ…
しかし、歩いていて魔理沙は先ほどパチュリーとは微妙に違うことに気がついた。
魔理沙「(ねっとりとした嫌な気配が消えたというか…私を見る目が微妙に変わった気がするぜ)」
パチュリー「…どうかしたのかしら?」
魔理沙「いや、なんでもないぜ」
空「あ、魔理沙!出口ってどっちだっけ?」
魔理沙「あのなぁ…まあいいか。一緒に行くか」
空「おうよ」
パチュリー「………………」
99 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:52:36 ID:???
グラウンドでは、朝だというのに既に人が満員状態であった。
人々がざわざわと、騒がしく声を上げている。
空「今日もいるねぇ」
魔理沙「…他の連中はもうベンチか。三杉も多分そっちだな」
パチュリー「早く行きましょう。…けほっ、ここの空気は体に悪いわ」
魔理沙「ああ。…と言っても、ベンチも似たような感じだぞ?」
パチュリー「人の熱気が嫌なのよ…」
空「へー」
会話しながらベンチへと向かう3人。
彼らを見つめる影が、またしてもあった。
魔理沙「………ちょっと待て、野暮用だぜ」
その視線に気づいた魔理沙は、視線が来る方向を睨みつける。
100 :
キャプテン霧雨
:2008/11/03(月) 23:52:50 ID:???
果たしてそこにいたのは……
先着1名様で
魔理沙VS…?→! card
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→王者、南葛だァ!!
スペード→グラサンだ
クラブ→わ、若林だ!!
JOKER→「待たせたわね!!」ver2
今日はここまで
パチュリーの【喘息】が弱まったので使いやすくなったよ!(【嫉妬】スキルはほぼそのままですが…)
ポジ変更などは明日から。更新少なくてごめんね
101 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 23:53:02 ID:???
魔理沙VS…?→
スペード7
102 :
森崎名無しさん
:2008/11/03(月) 23:53:48 ID:???
三杉がいるし【嫉妬】スキルのほうをなんとかしてほしかったぜ…
103 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 00:02:17 ID:???
試合に関係ある【セクハラ】は発動率が1/8になっているので そちらのスキルも実用レベルには下がったかと
104 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 00:21:29 ID:???
三杉とパチェさん温存で3-5-2を考えてみた
−H−J− H空 J浅海
−−−−−
E−I−F E柴田 I魔理沙 F田中
−−−−−
−D−G− D金木 G松山
−−−−−
A−C−B Aチルノ C藤木 B三原
−−−−−
−−@−− @美味
タックルが無くてダイレクトの必殺技持ちの浅見を前線にして
必殺有りで元々ドリブルのが得意だったらしい田中を本職に
守備も割とこなせるっぽい金木を左のボランチに回してみた
三原は岡山や馬宮でもいいかもしんない
105 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 17:16:01 ID:???
魔理沙VS…?→ スペード7
>>グラサンだ
片桐「(…あの三杉 淳が、突然のチーム移籍……恐らく、霧雨吉良吉良マジックとチームには何かあるに違いないが…)」
魔理沙の感じた視線の正体は片桐 宗政。日本サッカー協会に所属している男である。
だが、実際は彼女を見ていたわけではなく、霧雨のベンチを見ていたのだった。
魔理沙「あいつか……変な眼鏡かけやがって、喧嘩売ってんのか?」
パチュリー「いえ、あれはサングラスというものよ」
魔理沙「サングラス?」
パチュリー「太陽の光は目にはよくないのよ。だから、ああいうものをつけて有害な光を遮断しているの」
空「へー、さとり様は『変人が格好つけるために着用するのよ』って言ってたけどなぁ」
魔理沙「…どうやら、空の方であってるようじゃないか?周りのヤツはあんなのかけてないぜ」
パチュリー「……そうね。ファッションの目的かしら」
片桐「(霧雨の選手、いやマネージャーか?…三杉のことを聞いておいたほうがいいだろう。彼が本当にこのチームにいるのか…)」
県大会で暴れているとはいえ、まだまだ無名に近い魔理沙の名は、片桐は知らなかった。
加えて、ポストをへし折ったという話も、誇大された噂だろうと思っていたのだ。
106 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 17:16:55 ID:???
パチュリー「こっちにくるみたいね」
空「マジだ!」
カツカツ……
片桐「ちょっといいか?君たち…」
魔理沙「(来たな変人……さて、どうしてやるか)」
A よし、先手必勝だ!マスタースパーク!!
B よし、パチュリーのアドリブに任せよう
C よし、空の感性に任せよう
D よし、無視しよう
E 普通に反応してやるか
F その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
他の人のFに投票するときはアンカーをお願いします
107 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 17:36:58 ID:qRVUdqcg
D
108 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 17:37:25 ID:Jh3tF0tU
A
109 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 17:38:53 ID:lEOn7IkQ
F 「吉良監督、あの人御存知ですか?」
110 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 17:45:32 ID:zy2DGc62
F109
111 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 17:48:49 ID:???
えーっと・・・これは吉良監督を知っているか と 質問する ということで よろしいですか?
112 :
109
:2008/11/04(火) 17:50:37 ID:lEOn7IkQ
あ、すいません、吉良監督にグラサンの人のことを聞くという意味で
大人には大人に対応してもらった方がいいかと
113 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 17:51:06 ID:???
OKです じゃあそちらで続行しますね
114 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 18:01:25 ID:???
>>F 「吉良監督、あの人御存知ですか?」
魔理沙「(しかし、何かのお偉いさんだったりしたらまずいな……)」
片桐「…?」
魔理沙が立ち悩んでいると、偶然そこに通りかかった吉良が、彼女に気づく。
吉良「おお、魔理沙。空と…また人が増えておるの……助っ人か?」
空「やほー」
パチュリー「嫁よ」
魔理沙「うるさい、黙ってろ。……おっさん、ところでこいつ知ってるか?」
片桐を指差し、吉良に質問する。
この男が万が一にでもサッカー関係者だったら、吉良が知っているだろうと予想してのことだ。
片桐「……あ、吉良さん!いやぁ、懐かしいですね」
吉良「おお、片桐の御曹司か。今日はうちの試合を見に来たのか?」
親しげに話し始める吉良と片桐。
その様子を見て、うかつに攻撃しなくてよかったと胸を撫で下ろす魔理沙であった。
片桐「うちのチーム、ということは…やはり、あなたが監督を?」
吉良「そうじゃ。ワシが言うのもなんじゃが、全国でも十分に戦えるじゃろう」
115 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 18:01:40 ID:???
魔理沙「(お前が特に何したってワケでもないけどな。人材集めに奔走したのは私だし)」
片桐「では……三杉がこのチームに入ったという噂は本当ですか?」
吉良「(情報が出回るのが早いのぉ……さて、どうする?)」
チラリ、とアイコンタクトで意見を求めてくる吉良。
魔理沙「(うーん、どうするか?)」
A 教えてやろう ただし、他言無用だ
B 教える必要はないぜ
C やっぱりむかつくからマスタースパーク!!
D いっそのこと、本人を呼んでこよう
E その他
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
他の人のEに投票するときはアンカーをお願いします
116 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:02:42 ID:zy2DGc62
E
こいつが三杉だとパチュリーを指す
117 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:03:02 ID:NHslK0FE
E
なんでサングラスしてるんだ?
118 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:03:34 ID:Jh3tF0tU
C
119 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:03:37 ID:zIfCGMT2
D
120 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:04:00 ID:QO4O/tao
E
>>116
121 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:04:10 ID:zIfCGMT2
D
122 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:04:59 ID:zIfCGMT2
また連投‥なぜ
123 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 18:19:39 ID:???
>>E こいつが三杉だとパチュリーを指す
魔理沙「なんだ、グラサン……あんたの目も相当節穴らしいな…」
片桐「(なんだこいつ…)…吉良監督、この子は?」
吉良「うちのエース、霧雨 魔理沙じゃ。その実力はまさしくエースに相応しい」
それを聞き、俄かに興味を込めた視線で魔理沙を見る片桐。
吉良がここまで熱を入れている教え子が、弱いはずはない。
片桐「ほぉ…君がね。しかし、節穴とはどういうことだい?」
魔理沙「……ふっ、そこにいるのにも気づかないのか、ってことさ」
片桐「な…なんだと!?」
吉良「…なにィ!?」
驚く2人を尻目に、魔理沙はビシッ!っとパチュリーを指差す。
パチュリー「…?」
魔理沙「こいつが…こいつこそが、三杉 淳だァ!!!!!!!」
空・片桐・吉良・パチュリー「「「「なななななななな……なにィ!?」」」」
片桐はもちろん、チームメンバーの3人も当然驚く。
それが事実であったならまだしも、松山の時とは異なっているのだから。
124 :
キャプテン霧雨
:2008/11/04(火) 18:20:00 ID:???
ガシィ!!
パチュリー「ど、どういうことよ!?」
魔理沙「まぁまぁ、落ち着けパチュリー。これには考えがあってのことなんだ」
掴みかかってきたパチュリーに、耳打ちでヒソヒソ話をする。
パチュリー「考え?なによそれ(耳に息が……はぁはぁ)」
魔理沙「………うまく騙されててくれれば、こっちのもんだぜ」
肝心の片桐は……
先着1名様で
片桐の信心→! card
と書き込んでください。数字で分岐します。
10〜K→そ、そうなのか… 信じてしまう!
5〜9→三杉は男なんだが… 冷静に返される
2〜4→そんなわけがないだろう 問い詰められる
A→馬鹿なことを言うな! 怒られる
JOKER→私も女にしてくれェー!!
125 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:20:21 ID:???
片桐の信心→
ダイヤ5
126 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:22:56 ID:???
なんか・・・まもとに返されてよかったというべきか・・・
しかし、これJOKER出てたらどんなカオスが待っていたんだww
127 :
森崎名無しさん
:2008/11/04(火) 18:23:33 ID:???
次は三杉の妹説にするか
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