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【トンネル抜けたら】キャプテン松山【幻想郷】

1 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/11/29(土) 12:42:44 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者（ロムしている人）が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。


〜あらすじ〜
些細な誤解と行き違いから、中学で酷い扱いを受けることとなった松山光
今や彼はＪｒユースの大会で栄光を勝ち取った姿とはかけ離れた心身ズタボロ状態。
そんな中で、何が起こったか突然彼は見も知らぬ世界…幻想郷へと迷い込む。
これから幻想郷で会う人々の中で彼はどうなっていくのか(とりあえず一度主人公降板しました)

253 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 14:03:55 ID:???

松山「(これが人間と、天狗や河童の差なのか？それとも俺が山道に慣れてないだけなのか…？)」

そうは言うもの、松山は登山を趣味としていないし、ここまでの下山の経験など無いに等しい。

しかしそんな逆境や悔しさはバネに変えて、松山は必死に二人を追いかけていく。

にとり「結構頑張るねえ」

天狗�@「そうだね、外の人間だって言うしもっと遅れると思ってたよ。ガッツあるね！」

ひょいひょいと軽やかに山野を移動する二人はそんな軽口を言い合いながら

けれど松山が自分達を見失わないペースを保ち続けた。

そうしながら一行はさらに山道を進んでいく。

早苗「あ、大蝦蟇の池が見えてきました！もうすぐです！」

松山「ぜぇ、ぜぇ、おおがま…？」

息を切らせた松山の前には、蓮が浮かぶ池があった。

＊松山のガッツが減りました。 （450/850)→(250/850）

254 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 14:05:01 ID:???

松山「(ん…にとりと天狗�@さんと…あれは誰だ？)」



先着で

大蝦蟇の池にいる誰か　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ→　天狗の新聞記者
ハート・スペード→ 豊穣の神
クラブ→　蛙を凍らせようとしてた妖精


出かけてきます。続きはまた夜に。

255 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 14:08:10 ID:???

大蝦蟇の池にいる誰か　→　 スペード8

256 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 17:02:50 ID:???

ん？豊満な神？

257 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 18:13:12 ID:???

ガッツやべえな

258 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 20:27:15 ID:???

大蝦蟇の池にいる誰か　→　 スペード8
ハート・スペード→ 豊穣の神


松山が息を整え池に近づくにつれ、その人物の姿がわかってきた。

???「ん？だれ？」

あちらも松山に気がついたのを見て、松山は挨拶する。

松山「はじめまして(なんだか秋静葉さんに似てる感じだな)」

そう思った松山の鼻腔を、美味しそうな匂いがくすぐる。

松山「(ん…なんだろう、いい匂いがする)」

辺りをきょろきょろ見回すけど、匂いの元らしいものは見つからない。

くんくんと、この香りがどこからか見つけようとしてると…

ふと、早苗が松山のわき腹をつついてた。

松山「ん…(早苗さん、なんです？)」

早苗「(焼き芋の匂い…しますよね？その神様の香水なんです。かいだりしちゃダメです)」

そう言われた松山は、その匂いが焼き芋の香りで、目の前の???から漂ってることに気が付いた。

???「……(じと〜)」

松山「(視線が…最初っから失敗したかも。自己紹介の前に何かフォローを！)」

259 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 20:27:45 ID:???

どうフォローしますか？


Ａ 「いい香水つけてますね！」
Ｂ 「とっても美味しそうな匂いですね！」
Ｃ 「そういえば秋静葉さんて知ってます？」　
Ｄ　その他。発言を併記してください


＊先に２票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

260 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 20:34:52 ID:???

松山「ん…(東風谷さん、なんです？)」でした、また間違った…

261 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 20:35:20 ID:gSphFNAU

Ｃ

262 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 20:36:20 ID:N6oKJw3Q

A

263 ：キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig ：2008/12/03(水) 20:38:16 ID:JjieeTxo

Ｂ

264 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 20:40:15 ID:7L+yhygE

D　とりあえず噛んでみる

265 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 20:50:41 ID:VOijUiaQ

Ｂ

266 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 21:01:40 ID:???

Ｂ 「とっても美味しそうな匂いですね！」

松山「(フォローってどうすれば…お芋の香水をつけてるからには、そうだこれだ！)」

早苗「(松山君が悩んでるみたいだけど…なんだかとっても間違った答えを出しそうな気が…)」

そう思って先に早苗がフォローをしようとした矢先に

松山「とっても美味しそうな匂いですね！」

早苗「っ！？」

松山光。もはや幻想郷に来てから何度目かしれない失言である。

???「お、美味しそうですって…？」

???はワナワナと体を震わせていた。

???「この前の巫女達といい、最近の人間はどいつもこいつも…神を喰べようだなんて！」

松山「え、あ、あの…？」

??? 「笑止千万、不届き千万！」

???が襲ってきた！

267 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 21:02:20 ID:???

先着2名様で

　松山またも失言→　!　card＋!　dice =

　???はお怒り→　!　card＋!　card =

＊???のカードがダイヤの場合は【オヲトシハーベスター（+4）】が
　ハートの場合は【オータムスカイ（+3）】が
　スペードの場合は【狂いの落葉（+2）】
　それぞれ発動します。

＊松山のカードがダイヤの場合は【グレイソーマタージ（+5）】が
　ハートの場合は【河童のポロロッカ（+4）】が
　それぞれ発動します。

　技は重複しません

268 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 21:05:11 ID:???

松山またも失言→　 スペード9 ＋ 4 =

269 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 21:07:47 ID:???

???はお怒り→　 クラブ9 ＋ クラブ4 =

270 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 21:10:54 ID:???

申し訳ありません。抜けてました。


松山またも失言−???はお怒りが

　≧２→　松山快勝。???が落ち着いて話を聞いてくれます。
　１→　 松山辛勝。早苗のフォローもあってどうにか落ち着いてくれます。
　０→　　引き分け。早苗のフォローが。でもちょっと険悪。
　−１→　???辛勝。早苗とにとりが割って入りますが松山ガッツ-100
　−２→　???圧勝。松山のガッツがゼロに

271 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 21:12:38 ID:???

数字が見事に揃ったなｗ

272 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 21:41:01 ID:???

松山またも失言→　 スペード9 ＋ 4 =13
???はお怒り→　 クラブ9 ＋ クラブ4 =13
引き分け。早苗のフォローが。でもちょっと険悪。


???「まずは小手調べよ！」

???はそう言うや周囲に円形の弾を撃ち出してきた。

松山「う、うわ！」

松山の脳裏に、早朝の神奈子の弾幕がよみがえる。

それが自分に撃たれる。もうダメかとあきらめかけるが…

松山「(ん、あれ？…避けられる！？)」

朝に神奈子の弾幕を見たことが幸いしたか

弾と弾の僅かな隙間、松山は落ち着きをもって、その間を縫うように移動する。

???「なかなかやるわね！」

そう言うや???はスペルカードを…

273 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 21:41:42 ID:???

早苗「ち、ちょっと待ってください！」

早苗が一瞬の間隙を待ってたように、二人の間に飛び込んできた。

???「何よ守矢の！あんたに用はないわよ！？」

とりつくしまもないが、それでも早苗は松山をかばうようにして???を説得する。

その甲斐あってか

???「わかったわよ…神社の客人なら大目に見るわ…」

???は戦意をおさめてくれた。

早苗「あ、ありがとうございます」

松山「……」

274 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 21:42:35 ID:???

どうしますか？


Ａ 素直に謝る
Ｂ ここは先に自己紹介をする
Ｃ　謝る？それより勧誘！
Ｄ　その他。行動を併記してください


＊先に２票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

275 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 21:45:04 ID:VOijUiaQ

Ａ

276 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 21:49:13 ID:N6oKJw3Q

C

277 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 21:49:46 ID:3k96fBSY

Ａ

278 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 22:11:20 ID:???

Ａ 素直に謝る

松山「(この人は最初は敵意がなかった…やっぱり俺の発言がまずかったんだよな)」

松山は素直に自分の非を認め、謝ることにした。

???「ん？何よ人間、まだ…」

松山「すみませんでした！」

???「！？」

そう言って頭を下げる。???は面食らったように松山を凝視した。

???「(な、なにこの人間！？てっきりあの巫女達と同じだと思ったら…まさかこれも作戦じゃあ)」

よほど先の松山の発言が過去の猛威をふるった人間達に酷似してたからか、???はまだ警戒していたが

松山「(ここは根競べだ！何事も粘り強くが俺の信条だ！)」

早苗達も口を挟めず、しばらく沈黙の時間が続いて

先に態度を軟化させたのは???のほうだった。

279 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 22:12:56 ID:???

???「よく考えてみればさ、先に手を出したのはこっちなのよね。…顔上げなさいよ」

松山が顔を上げると、笑顔の穣子がそこにいた。

穣子「私は秋穣子。あんたの名前は？」

松山「(秋…それじゃやっぱり？)俺は松山光です」

穣子「そう、松山ね…ん？」

グウゥ…

下山の疲れか、やはりこの香りに刺激されてたのか、松山の腹が鳴ってしまった。

松山「(うわ…なんてこった)す、すみません！今のは…」

再び謝ろうとする松山の前に、どこから取り出したのか美味しそうな焼き芋が差し出された。

穣子「これは仲直りの印、そして豊穣の神からの施し、熱いうちに食べなさい」

穣子はぐるりと早苗、にとり、天狗�@も招いて焼き芋を提供した。

＊松山のガッツが回復しました。 （250/850)→(300/850）

松山「(秋穣子さんか。きっと秋静葉さんの姉妹か何かだよな…)」

280 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 22:13:31 ID:???

先着で

穣子を勧誘してみる？　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ→　明日でも神社に来ないか誘ってみる
ハート・スペード→ 今すぐ勧誘してみる
クラブ→　やっぱり勧誘はやめておこう

281 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 22:15:04 ID:???

穣子を勧誘してみる？　→　 ダイヤ9

282 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 22:15:04 ID:???

穣子を勧誘してみる？　→　 スペード4

283 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 22:40:44 ID:???

穣子を勧誘してみる？　→　 ダイヤ9
ダイヤ→　明日でも神社に来ないか誘ってみる

松山「(勧誘してみるか…？いやそれよりも)」

焼き芋を食べてる間に考えをまとめて、松山は穣子にこう提案した。

松山「あの、穣子さん」

穣子「何かしら？おかわりかしら？」

松山「い、いえ。…明日守矢の神社に来てもらえませんか？」

いちおうそこで松山は早苗に確認を取る意味で目を向けてみた。

早苗が頷いてくれたのを確認して、穣子の答えを待つ。

穣子「守矢神社に？うん、いいわよ」

松山は内心で快哉を上げて、全員が焼き芋を食べ終わると穣子と別れた。

＊穣子が明日神社を参拝します。とても高い確率で勧誘しやすくなります。

284 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 22:41:31 ID:???

穣子と別れてから、またしばらく歩き続けて、松山達は麓に辿り着いた。

松山「や、やっと山道から開放されるんだな…！」

さすがに疲労した声で、松山が歓喜の声を上げるのを早苗達はおかしそうに見つめた。

早苗「とりあえず時間もまだあります。先に人里で買い物しませんか？」

にとり「買い物だね！ちょっといろいろ見て回りたい頃だったんだ」

天狗�@「(他の天狗の新聞を見回ってみるか…)」

松山「みんな元気だな。(それにしても山道で少し鍛えられた気がするぞ)」


＊妖怪の山を徒歩で下山したことで、松山の脚力と持久力が上がりました。
＊ひとつ能力を上げられます。


Ａ ドリブル+1(現在 48)
Ｂ シュート+1(現在 46)
Ｃ ガッツ+50 (現在 850)


＊先に２票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

285 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 22:43:38 ID:3k96fBSY

Ａ

286 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 22:52:54 ID:VOijUiaQ

Ｃ

287 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 23:00:08 ID:j6zS5RQ6

C

288 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 23:24:57 ID:???

Ｃ ガッツ+50

最大ガッツ850→900


松山「(なんだか持久力が増した気がするぞ)」

はやく試合で試したいと、松山は思った。

〜少年少女移動中〜

松山「ここが…人里か！」

松山は興奮隠せぬ顔で落ち着きなく人里を見回す。

松山「へ〜いろんな店があるなあ」

にとり「あっちには龍神の石像があるんだ。天気がかなり高い確率で分かったりするんだよ」

松山「やっぱりそんな神秘的なものもあるのか」

早苗「あちこちを見て回る時間があったら良かったんですが…とりあえず絞った方がいいですね」

天狗�@「なら各自で見回って、龍神の石像の前で一時間後に落ち合うのはどうだ？」

松山「そうだな、そうしようか」

早苗「松山君、服の新調のこと忘れないでくださいね」

松山「あ、ああ。…はい」

289 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 23:25:33 ID:???

先着で

人里探索　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。

カードの数値が……

11〜13→ 人里の里を歩いてた霊夢と会う
8〜10→ 「やっと見つけましたよ」烏天狗が取材に来る
5〜7→ 寺子屋を発見する
1〜4→ 大手道具屋「霧雨店」？
JOKER→ 早苗が展示された学校の制服をじっと見ている

290 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2008/12/03(水) 23:26:01 ID:???

人里探索　→　 スペード3

291 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 23:43:10 ID:???

天の声「いやはや霧雨の人はさすがじゃのう…」


人里探索　→　 スペード3
1〜4→ 大手道具屋「霧雨店」？

早苗達と別れて、人里を見て回っていた松山は、大手の道具屋を発見した。

松山「ん…道具屋か」

なんとなく気が向いて、松山は道具屋に入っていく。

松山「(スパイクとかあると嬉しいんだけど…でもこっちでスパイク使われてるのかな？)」

しばらく道具屋をサッカー用品を物色してると、松山はある物を見つけた。



先着で

松山が見つけた物　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ→　これは…全日本のユニフォーム！？
ハート→　ホワイトボードか
スペード→ 新品のボール
クラブ→　何もなし
クラブA→　棚が倒れてきた！
JOKER→　魔女がかぶるような黒い帽子を見つけた

292 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 23:44:20 ID:???

松山が見つけた物　→　 クラブ3

293 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/03(水) 23:49:46 ID:???

松山が見つけた物　→　 クラブ3
クラブ→　何もなし

松山「めぼしい物は何もないか…時間も限られてるし出よう」

松山は道具屋を出た。

松山「さて、どうしようかな」



Ａ 先に早苗と合流して服を買う
Ｂ にとりを探してみる
Ｃ 天狗�@を探してみる
Ｄ もう一度、人里を探索してみる

＊先に２票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
＊行動回数はあと２回です。

294 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 23:50:12 ID:o8zwA/2E

B

295 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 23:57:52 ID:VOijUiaQ

Ａ

296 ：森崎名無しさん：2008/12/03(水) 23:59:08 ID:shFaVaQI

A

297 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 00:18:02 ID:???

Ａ 先に早苗と合流して服を買う

松山「やっぱ先に東風谷さんと服を買いに行こうか」

そう決めると松山は早苗を探し始めた。

松山「結構人がいるけど…あ、いた」

やはり早苗の巫女服は目立つのか、松山は割とあっさり早苗を見つけ出した。

早苗「あ、松山君、どうかしましたか？」

そう言う早苗はいくつかの荷物を持っていた。

松山「あ、持ちますよ」

しばらくそれで問答が続いたが、最終的に早苗が折れた。

早苗「すみませんね」

松山「いえ。…これは筆記用具と…ノート？」

早苗「これから先、いろいろとこういう物も必要になると思ったので」

松山「(サッカーのこと知らないはずなのに、やっぱり気の回るいい人だな…)」

早苗「そろそろ衣服店です。…あ、そこの角です」

松山「へー。ここが…」

298 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 00:18:29 ID:???

先着で

人里の衣服店　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→　普通の衣服店
スペード→　和服の専門店
クラブ→　…くろまじゅつせんもんてん？

299 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 00:23:47 ID:13O7sdrk

人里の衣服店　→　 ハートJ

300 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 00:47:12 ID:???

人里の衣服店　→　 ハートJ
ダイヤ・ハート→　普通の衣服店


そこは普通の衣服店だった。

店に入ると、松山が外の世界でよく見た服が並んでいた。

松山「(幻想郷にもこういう服はあるのか…なんか複雑なのは何でなんだろう？)」

早苗「とりあえず何着か試着して、これはというものをいくつか持ってきてください」

私はここで待ってますから、という早苗に

松山「あの、お金は？」

今まで言い出しにくかったことを、松山はついに切り出してみた。

早苗「ここの店主さん、神社をよく参拝してくれるので結構安くしてもらえるので平気です」

そう言われては是非もない。

松山は自分にサイズの合った動きやすい服を選ぶと、早苗に見せた。

301 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 00:47:34 ID:???

早苗「なんだか白と青の服が多いですね？」

松山「(ふらのと日本のユニフォームの影響かなあ、どうしてもそちらの色を選んでしまう…)」

松山はそう自己分析したが、早苗はそう受け取らなかった。

早苗「もしかして…私に合わせてます？」

松山「っ！？」

松山が硬直するが、早苗は気付かず先に進んだ。

松山「(いや落ち着け松山光。別に深い意味はない。俺もそんな理由で選んだんじゃないはず…多分)」

そんな風に、松山が自分の心を計りかねたりしながら、いつの間にか買い物は終わった。

松山「(なんか今まで服買った中で一番疲れた…)」

早苗「松山君、まだ時間はありますけど何かしますか？」

302 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 00:48:04 ID:???

Ａ このまま早苗と人里を探索する
Ｂ 早苗と一緒に、にとりを探してみる
Ｃ 早苗と一緒に、天狗�@を探してみる
Ｄ あえて早苗と一緒に反逆して一人で行動する


＊先に２票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
＊行動回数はあと１回です。

今日はここまで。

303 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2008/12/04(木) 00:48:47 ID:Cpb/JEYU

A デートだ！

304 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 00:50:58 ID:h/+z0OCg

A

305 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 00:51:40 ID:YoLi9ISQ

Ａ

306 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 00:52:02 ID:dB0wJhag

A

307 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 15:24:41 ID:???

スレの途中ですが、松山君からのメッセージが届いております。再生します。

「ここだ！ここでデートするんだ！くっまだ東風谷さんの評価と好感度が足りない！」

松山君からのメッセージをお送りしました。




Ａ このまま早苗と人里を探索する


松山はこのまま時間まで早苗と行動を共にすることを決めた。

松山「(そうだな、荷物も持つと言ったんだ。ここで別行動することはない)」

そう伝えると早苗も快く快諾してくれた。

早苗「待ち合わせの時間まであと20分くらいですね」

松山「それじゃあその辺を歩くだけにしよう。東風谷さんはまだ買うものが？」

いいえ、と答えてから早苗はふと何かを見つけた。松山も同時に他の何かを見つけた。

308 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 15:25:35 ID:???

先着2名様で

早苗が見つけたのは？　→　!　card
松山が見つけたのは？　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。

カードの数値が……


13→紅白の巫女が歩いてた
12→何も見つからなかった。早苗と複数回会話できます。
11→天狗の記者が飛んできた
10→何も見つからなかった。早苗と複数回会話できます。
9→松山の厄に吸い寄せられたゴスロリ服の少女
8→紅白の巫女が歩いてた
7→何も見つからなかった。早苗と複数回会話できます。
6→天狗の記者が飛んできた
5→松山の厄に吸い寄せられたゴスロリ服の少女
4→松山の厄に吸い寄せられたゴスロリ服の少女
3→松山の厄に吸い寄せられたゴスロリ服の少女
1・2→松山の厄に吸い寄せられたゴスロリ服の少女
JOKER→全部

309 ：TSUBASA DUNK：2008/12/04(木) 15:26:43 ID:???

早苗が見つけたのは？　→　 クラブ3

310 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 15:33:07 ID:???

入れ忘れてました。

結果は二人の合計値です。

311 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 15:45:02 ID:???

松山が見つけたのは？　→　 スペード6

312 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 15:53:02 ID:???

結果同じでよかった、さすが松山。表も投稿前にもっと注意しないと



9→松山の厄に吸い寄せられたゴスロリ服の少女


松山が見つけたのは、逃げ惑う人達

早苗が見つけたのは、その原因となっているゴスロリ少女であった。

早苗「(あれは…)」

松山「な、なんだ！？何があったんだ！？」

そうこうするうち、逃げ惑う群集の中から問題のゴスロリ少女が近づいてきた。

???「ああ、やっぱり！あなたすごい厄持ちだわ！」

そういわれて面食らう松山だが、少女の行動は素早かった。

???「待ってて、今取り除いてあげるから！」

313 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 15:53:51 ID:???

先着で

松山の厄除けは？　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ→　普通に取り除かれた。
ハート・スペード→　厄がありすぎて無理でした。
クラブ→　…あまりの厄に少女が倒れました。

314 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 16:13:16 ID:YoLi9ISQ

松山の厄除けは？　→　 スペードA

315 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 16:19:21 ID:???

さすが…さすが松山としか言いようがない

316 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 16:27:30 ID:???

松山の厄除けは？　→　 スペードA
ハート・スペード→　厄がありすぎて無理でした。



松山達と自己紹介もしないまま、言いたいことだけ言って少女は松山の側に寄った。

松山「(な、なんだあれは！？)」

松山は瞠目する。

少女からは、松山がどこか別の世界で見たかのような、やばいオーラが発散されていた。

早苗がそっと前に出て、松山をかばう動きを見せるが

???「大丈夫。危害は加えない。用が済んだらすぐ人間の里からも立ち去るから」

そう言って早苗を押しとどめると、少女は松山から厄を集めようとして、しばらくして顔をしかめた。

???「貴方…ものすごく悪いわ！」

松山「えー！？」

松山はさっぱり事態を把握できてないが、あんまりな言い様に驚く。

???「(こんな災厄抱えた人間見るの久しぶりね…まるで昨日辺りに一度死んでるかのようなレベルだわ)」

ゴスロリ少女はもう一度、精神を集中して松山から厄を回収しようとする…

317 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 16:29:42 ID:???

合計でこれならいけるかな…



先着2名様で

ゴスロリ少女の再チャレンジ　→　!　num
松山の厄、回収なるか　→　!　num


　と　の合計が

　18→　見事回収！ラッキーな出来事が起こります！
　12〜17→ 回収成功！ 少女は満足して帰ります
　4〜11→ やっぱり回収失敗…少女は帰ります
　1〜3→ 松山の厄はむしろ増加した

318 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 16:31:56 ID:???

>>308
細かいことだけど、合計値だと1にはなりえないんじゃ…

ゴスロリ少女の再チャレンジ　→　 4

319 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 16:34:19 ID:???

松山の厄、回収なるか　→　 7

320 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 16:34:28 ID:???

松山の厄、回収なるか　→　 8

321 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 16:37:48 ID:???

>>318
その通りです。もうしわけありません。
>>317を用意してみましたが、もっと改善できるよう努力します。

322 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 17:27:05 ID:???

ゴスロリ少女の再チャレンジ　→　 4
松山の厄、回収なるか　→　 7
4〜11→ やっぱり回収失敗…少女は帰ります



ざわざわと周囲の注目を浴びる中で、少女はじっと松山を対象に祈るようにして…

しばらく経つと

???「貴方…名前は？」

???は静かな口調で松山に尋ねていた。

松山「え！？ま、松山…松山光」

???「そう、松山さんね…」

松山の名前を聞くと、少女は慈愛たっぷりの微笑を浮かべて、自分も名乗りをあげた。

雛「私は八百万神の（厄神）鍵山 雛。強く生きなさいね松山さん…そのうち絶対いい事もあるから！」

そう言うだけ言って、雛の姿は宙へ舞い上がり、やがて松山達の視界から消えた。

323 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 17:28:41 ID:???

松山「……」

早苗「松山君…大丈夫ですか？何か調子悪いとかは…」

早苗が聞いてくる、松山は早苗を見ぬまま尋ねた。

松山「東風谷さん」

早苗「はい」

松山は早苗に話しかけてはいる、が、心ここにあらずという淀んだ眼で雛が消えたほうを見ていた。

松山「あの人、自分を厄神様だって言ってたけど…俺、そんなに…悪いんでしょうか？」

＊意気消沈して松山のガッツが減りました。 （300/850)→(250/850）

324 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 17:30:09 ID:???

早苗がすっかり沈んでしまった松山をあれこれと励ましながら、石像目指して歩いてるうち

にとり「お！そろそろ時間だよ〜！」

にとりと天狗�@が松山たちの姿を見つけてきた。

見るからに沈んでて何かが口から出て見えさえする松山に、二人は不審がる。

にとり「光はどうしたの？何か元気ないじゃん」

天狗�@「(いや…これはそういうレベルなのか？)」

微妙な空気になってしまったのを打ち消すように、早苗は強く声をあげた。

早苗「さ、さあ！張り切ってスタジアムのほういきましょう！ね！」

「「おー！」」「お〜…」


＊早苗の好感度が上がって下がりました。増減なしです。
＊???の好感度が上がりました。
＊松山があるスキルのフラグをたてました。


続きはまた夜に。

325 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 17:35:26 ID:???

山歩きで松山の最大ガッツは５０増えたのでは？

326 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 17:53:11 ID:???

>>288でガッツ900になってるね

327 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 19:42:11 ID:???

>>325-326
失礼しました。ガッツ900でした。凡ミス多いなあ…



自分が災厄の権化のように宣告されたも同然で、松山は生ける屍のまま歩いてたが

やがて見えてきた巨大なスタジアムが視界に入り、その周りに見るからに熱気が溢れてるのを目で見て

松山「これが幻想郷のスタジアム…すごい…！」

やはりサッカーの熱と喧騒が近づくと否応にも気分が高揚するのか、松山は立ち直った。

松山「(正直、こんな立派なスタジアムとは思ってなかった。それに…)」

スタジアムの周りでは、チームの応援旗を持つ人や、妖怪と人とがサッカーで語りあったりしている。

松山「(この雰囲気…ここでは本当にサッカーが盛んなんだな)」

にとり「(光、なんか急に元気になったね？)」

早苗「(ええ本当にサッカーが好きなんですね)」

天狗�@「(うん、やっぱり頼もしいね)」

早苗達がそのような感想を抱くが、当の松山はもうスタジアムに入ることで頭がいっぱいだった。

松山「は、早く中に入ろう！あ、あれ、そうだチケットとか…」

暖かだが苦笑して、早苗がその疑問に答えた。

328 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 19:43:04 ID:???

早苗「入場料は無料なんです。そのかわりに選手や運営に支払うお金は後で必要なんですけど」

松山「そうなのか！じゃあ早く行こう！…行きましょう！」

とにかく興奮する松山を先頭に、一行はスタジアムに入った。

〜スタジアム内〜

神社を参拝する妖怪の計らいから、松山達は特等席とは言えないが良い席に座ることができた。

松山「すごい観客だな…」

早苗「今日は準決勝なんです。それに片方のチームは優勝候補ですから」

しばらく今日の試合する両チームの事を聞いてた松山だが、じっとしていられなくなったのか

松山「ち、ちょっと俺その辺を見てきます。なんかじっとしてられないし」

早苗「松山君、どこか移動する時はこの場所をしっかり覚えてから…」

にとり「(早苗って光の保護者みたいだよね)」

天狗�@「(うむ、同感だ)」

早苗の忠告をちゃんと聞こえたのかどうか、松山は試合開始までスタジアム内をうろつくことにした。

早苗「(大丈夫かな…)」

329 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 19:43:30 ID:???

先着で

スタジアム散策　→　!　card

と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ→　天狗の記者と鉢合わせる
ハート・スペード→　売店を見つける。誰か先客が…
クラブ→　厄い松山が迷わぬはずなどない
クラブA→　厄すぎる松山は迷って試合を見逃す
JOKER→　「なんで松山君が試合出てるんです！？」

330 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 19:49:23 ID:???

スタジアム散策　→　 JOKER

331 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 19:51:13 ID:???

なにィ！？

332 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2008/12/04(木) 20:39:53 ID:???

さすが厄の男…常人にはわからないぜ……

333 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2008/12/04(木) 20:51:18 ID:???

試合の組み合わせが気になる気になる……。

334 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:00:51 ID:???

さすが松山だ…

335 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:06:02 ID:???

厄い…厄過ぎる

336 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:12:06 ID:???

初めての試合描写だ！
間違ってるところがあればどんどん指摘してください。

337 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:12:41 ID:???

スタジアム散策　→　 JOKER
JOKER→　「なんで松山君が試合出てるんです！？」


松山「(えっと、確かあっちの入り口…だったか？)」

早苗の忠告もむなしく。

興奮しきってた松山の足取りは軽すぎて、彼は自分の現在地を見失ってしまった。

松山「弱ったな…東風谷さんごめん…」

またも失態だと、やっぱり自分は災厄の権化なのかと

松山のテンションはまたも沈下した頃…

松山「ん…なんだかあっちのドアの向こうが騒がしい？」

もしかしたら騒ぎを聞いて東風谷さんやにとりがそこにいるかもしれない。

そんな淡い期待を抱いて、松山は騒ぎの場所へ向かってみた。

338 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:13:50 ID:???

早苗「松山君遅い…やっぱり何かあったんじゃ」

にとり「(早苗は心配性だねえ)」

天狗�@「(うん、あれは甘やかしはしなくても過保護気味になるかもな)」

早苗は立ち上がると、ひそひそ話す二人に言った。

早苗「松山君を探してきます。ここには気が荒くなってる妖怪もいるかもしれないし」

にとり「いってらっしゃ〜い」

天狗�@「もう試合が始まるから早くね…お、選手がにゅうじょ…！！？」

天狗�@が暢気に言ったところで、常識外の何かを見てるという風に固まった。

にとりも驚愕を顔に張り付かせてぱくぱくと喘いでいる。

早苗もそれに不自然さを感じて、入場してる選手を見る。とくにゴーグルで顔を隠したあれは…

一瞬の沈黙の後。

『なんで松山君が試合出てるんです！？』

その声(つっこみ)は普段の彼女のものとは思えない大きさだった。

339 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:15:23 ID:???

実況『背番号�Dさく、あれ、えーと…え、急遽代わりの選手？じゃあ名前わかってないの？』

大きな歓声と声援こだまするスタジアム。

今そのフィールドになぜかゴーグルつけて哀愁漂う少年の姿があった。

???「(はあ…なんでこんなことになっちゃってるんだ…)」

実況『とりあえず…ゴーグルつけてるから�Dーグル選手としようか！』

�Dーグルはあまりの展開についていけず、実況が勝手につけた名前さえも耳が素通りをする。

恨めしい気持ちでいると、後ろから中国と呼ばれてたGKが話しかけてきた。

中国「(き、気を悪くしてますよね…本当にごめんなさい)」

�Dーグル「……」

別に気にしてないよとまでは言えず、�Dーグルはだんまりでなぜこうなったかを回想した。

340 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:16:20 ID:???

〜紅魔スカーレットムーンズ控え室〜

???「じゃあ咲夜は今日の試合に出せないのね？」

紫の髪をした肌の白い女性にそう聞かれた、紅魔館の主はぶっきらぼうに答えた。

???「別にいいよ、今日の相手なら私一人いれば楽勝だしね」

そう言うものの、紅魔館の主たる少女の顔色は少しばかり余裕がない。

本来なら攻めが彼女、守りが咲夜というメイド長で完璧にこなせるのだが

その片方がいないだけで、戦力はガクンと落ちる。

ましてこのチームはGKが頼りにならないので、点の取り合いでPK戦に持ち込まれたとしたら…

???「やっぱり私が出るわ」

???「ダメ」

紅魔館の主は、紫の髪の女性が言うのをあっさりと否定する。

341 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:18:04 ID:???

???「パチェは決勝まで体力を温存しといてほしいの。こんなところで出せない」

パチェ？「でも今日の試合で負ければおじゃんよ。私がいなければ小悪魔達だって…」

???「あ〜、もう！どっかに頼りになって咲夜の殺人ドールもキャッチするGKはいないかしらね！？」

紅魔館の主が癇癪を起こすが、今の幻想郷にそんな無名で凄腕のGKはいない。

そろそろ彼女の癇癪が爆発レベルになろいという時

コンコンと、控え室のドアが叩かれた。

???「中国」

中国「は〜い、試合開始そろそろで…誰ですか？」

〜回想終了〜

�Dーグル「それでなんかあの女の子が俺が来たのは運命とか言い出して急に試合に引っ張られて…」

中国「あ、あはは…お嬢様強引だから…」

そんな険悪で和やかな会話を打ち切るように、笛が吹かれた。

相手チームの先攻のようだ。

中国「まあ頑張ってください！滅多な事じゃお嬢様に期待されるなんてないですから！」

まだ言いたいことはあったが、サッカーの試合が始まったとなれば話は別。

�Dーグルはディフェンスに集中しはじめた。

342 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:19:20 ID:???

天の声「ついにここにもカードの魔物が来たのう…とりあえずこの試合の特別ルールの説明じゃ」

＊この試合のキャプテンは、よそでお馴染み紅魔館の女主人であって�Dーグルではありません。

＊よって、指揮も出来ないので、基本的に�Dーグルに向かってきた選手と�Dーグルの勝負判定。
あとは中国がゴールを奪われるかの判定と、防いだあとに紅魔館の女主人がゴールを奪えるかの判定。

＊その判定だけがあるシーンを描いていきます。

＊なお後半からは自動イベントが始まります。

343 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 21:21:16 ID:???

�Dーグル「相手の選手はサイドをドリブルで仕掛けてくるのか、定石だな」

集中して�Dーグルが見つめる中、中盤のサイドを突破して接近してくるのは…

�Dーグル「え”、あ、あれ…は…刀、それも…二本も刀持ってないか！？」



先着2名様で

二刀流の女剣士→　!　card　ドリブル　45+（カードの数値)=
�Dーグル→　!　card　タックル　48+（カードの数値)=

ＭＡＸ【攻撃側】−ＭＡＸ【守備側】
≧２→二刀流の女剣士、突破成功！
＝１、０、−１→ボールはこぼれ球に。左から順に
（和服の女性がフォロー）（手足のないお化け七がフォロー）（メイド�Bがフォロー）
≦−２→紅魔スカーレットムーンズボールに

二刀流の女剣士のマークがダイヤかハートの場合、「芸術的なドリブル（+3）」が発動します。
芸術的なドリブルには吹っ飛び係数3がついています。
�Dーグルのマークがダイヤかハートで「鉄砲水タックル（+3)」が発動します。
鉄砲水タックルには吹っ飛び係数4がついています。
�Dーグルのマークがクラブで「未知への萎縮（-5)」が発動します。

344 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2008/12/04(木) 21:21:48 ID:???

二刀流の女剣士→　 ダイヤ6 　ドリブル　45+（カードの数値)=

345 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:21:54 ID:???

二刀流の女剣士→　 ハートJ 　ドリブル　45+（カードの数値)=

346 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:22:12 ID:???

�Dーグル→　 スペード10 　タックル　48+（カードの数値)

347 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:25:20 ID:???

妖夢さんはもうダメだ

348 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:27:13 ID:???

まだはじまってもいねえよw

349 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 21:58:26 ID:???

用務さん、ここでもヘタレなのか

350 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 22:08:56 ID:???

二刀流の女剣士→　 ダイヤ6 　ドリブル　45+「芸術的なドリブル（+3）」（カードの数値)=54
�Dーグル→　 スペード10 　タックル　48+（カードの数値)=58
≦−２→紅魔スカーレットムーンズボールに



サイドからエリア内に切り込んでくる二刀流の剣士。

しかしその足元には確かに見慣れたボールがあり、これはサッカーの試合だと�Dーグルは吹っ切った。

女剣士「いきます！」

剣に意識を奪われかけたが、女剣士のボールさばきは鮮やかだった。

見事なフェイントで�Dーグルを抜きにかかるが…

�Dーグル「甘いっ！…うぉりゃあ！」

アルゼンチン戦で、フランス戦で、西ドイツ戦で…

数多くのドリブラーと対決して彼らのドリブルを間近で見てきた�Dーグルには通じなかった。

女剣士「そ、そんな！」

???「(かえったらおしおきね…)」

351 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 22:09:50 ID:???

女主人「やっぱり私の目に狂いは無かったか…こちらへボールを！」

手を掲げて�Dーグルにボールを要求するのは、この試合に�Dーグルを引っ張り込んだあの女の子だ。

�Dーグル「…わかった！それっ！」

�Dーグルが大きくロングフィードを上げ、女主人が受け取った瞬間

またしても�Dーグルは信じがたい光景を目にした。

�Dーグル「(は、速い…速すぎる！？)」

ボールを受けるや、女主人のフィールドを駆け抜ける速さは尋常でなかった。

名無しのDFばかりな相手選手ではチェックにもいけず、あっという間にPAまで進入を果たす。

女主人「さあ受けなさい！」

手足のないお化け一「バケバケ！？」

352 ：キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2008/12/04(木) 22:10:21 ID:???

先着2名様で

女主人→　!　card　マスターオブレッドサン　58+（カードの数値）=
手足のないお化け一　→　!　card　パンチング　44+（カードの数値）=

ＭＡＸ【攻撃側】−ＭＡＸ【守備側】
≧２→女主人のマスターオブレッドサンが相手チームのゴールに突き刺さる！
＝１、０、−１→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
（手足のないお化け二がフォロー）（お化け四がフォロー）（お化け五がフォロー）
≦−２→相手チームのボールに。

マスターオブレッドサンには吹っ飛び係数2がついています。

353 ：森崎名無しさん：2008/12/04(木) 22:14:50 ID:???

女主人→　 ダイヤJ 　マスターオブレッドサン　58+（カードの数値）=

316KB

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0ch BBS 2007-01-24