キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【アカネイアでも】ファイアーモリブレム2【サッカー】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/21(日) 16:20:32 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったりして
ランダムに進行していくこともあります。


〜これまでのお話〜
アリティア騎士団の副隊長に任命された森崎は、ガルダの海賊を討伐するために指揮に戦闘にと大活躍。
そんな中森崎の予言、モロドフの采配などいろいろな悪循環が重なりタリスの戦士サジが戦死してしまいます。
悲しみに暮れる暇も無く、森崎たちはオレルアンを目指すために『サムシアン』という山賊が悪行を働いている
『サムスーフ山』を目指すことになりました。出航前に、マルスはシーダにタリスに残るようにと言うが
シーダはそれを断固拒否。森崎とオグマの提案でサッカーの試合で決めることになってしまいました。

現在得点は1対0でアリティアFCがリード。はたして森崎たちは勝利を掴みシーダ姫の願いをかなえることができるのか?

前スレ
【頑張竜と】ファイアーモリブレム【光の拳】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1228469984/l50

登場人物、戦闘の計算式などテンプレは>>2からになります。

382 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 01:46:44 ID:???
ジェイガン
成長判定H→ クラブ8
成長判定力→ ダイヤ10
成長判定技→ スペード3
成長判定速→ ダイヤ3
成長判定運→ ハート7
成長判定武→ クラブ7
成長判定守→ クラブ4
成長判定魔→ クラブ7

ジェイガン パラディン レベル3 EXP40 2戦1勝0敗
        成長率
HP22/22     ×
力  7       ×
技 11      ×
速  8       ×
運  1       ×
武 10      ×
守  9       ×
魔  6       ×

以上のようになりました。

383 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 01:48:10 ID:???
アベル ソシアルナイト レベル4 EXP70 5戦2勝0敗
        成長率
HP21/21     ◎
力  7       ○
技  8       ○
速  8       ○
運  3       ○
武  6       ◎
守  8       △
魔  0       ×

アベル
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着1名でと!とcardの間のスペースを埋めて名前もまとめて書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる
×…各マークのKのみで1上がる
JOKERが出たら必ず1上がります。

384 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2008/12/25(木) 01:48:42 ID:???
アベル
成長判定H→ ダイヤ5
成長判定力→ ハート3
成長判定技→ スペードQ
成長判定速→ ハート5
成長判定運→ ダイヤA
成長判定武→ クラブ9
成長判定守→ ハート5
成長判定魔→ クラブ4


385 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 01:51:27 ID:???
アベル
成長判定H→ ダイヤ5 →1上がった!
成長判定力→ ハート3 →1上がった!
成長判定技→ スペードQ
成長判定速→ ハート5 →1上がった!
成長判定運→ ダイヤA →1上がった!
成長判定武→ クラブ9
成長判定守→ ハート5
成長判定魔→ クラブ4

アベル ソシアルナイト レベル4 EXP70 5戦2勝0敗
        成長率
HP22/22     ◎
力  8       ○
技  8       ○
速  9       ○
運  4       ○
武  6       ◎
守  8       △
魔  0       ×

以上のようになりました。

386 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 01:53:07 ID:???
ゴードン アーチャー レベル3 EXP40 2戦2勝0敗
        成長率
HP18/19     ○
力  5       △
技  5       △
速  4       △
運  5       ○
武  6       ○
守  6       ×
魔  0       ×

ゴードン
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着1名でと!とcardの間のスペースを埋めて名前もまとめて書き込んで下さい。

成長判定について
☆…各マークのA以外で1上がる
◎…ダイヤ、ハート、スペードで1上がる
○…ダイヤ、ハートで1上がる
△…ダイヤで1上がる

387 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 01:55:49 ID:???
ゴードン
成長判定H→! card
成長判定力→ スペード10
成長判定技→ クラブQ
成長判定速→ ダイヤJ
成長判定運→ クラブ3
成長判定武→ ダイヤ2
成長判定守→ ダイヤK
成長判定魔→ スペード4

388 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 01:56:27 ID:???
成長判定H→ クラブ5

389 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 01:57:32 ID:???

ゴードン
成長判定H→ ハート4
成長判定力→ スペード6
成長判定技→ ダイヤ7
成長判定速→ ハートK
成長判定運→ クラブ3
成長判定武→ スペード3
成長判定守→ スペードA
成長判定魔→ ハートJ

390 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 02:00:19 ID:???
ゴードン
成長判定H→ ハート4 →1上がった!
成長判定力→ スペード6
成長判定技→ ダイヤ7 →1上がった!
成長判定速→ ハートK
成長判定運→ クラブ3
成長判定武→ スペード3
成長判定守→ スペードA
成長判定魔→ ハートJ

ゴードン アーチャー レベル3 EXP40 2戦2勝0敗
        成長率
HP20/20     ○
力  5       △
技  6       △
速  4       △
運  5       ○
武  6       ○
守  6       ×
魔  0       ×

以上のようになりました。

391 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 02:25:45 ID:???
タリスの国では森崎たちが行った試合の熱が未だに残っていた。
ガルダの広場を子供たちがボールを追って駆け回っている。
そんな中、アリティア軍はサムスーフ山への行軍のための準備を行っていた。
新しい武具を買う者、故郷も家族に別れを告げる者…それぞれがこれからの戦いに備えていた。

森崎もまた、タリスにいる残り僅かな時間をどう過ごすか考えていた。

森崎「出航まであと数時間。ほかの連中も色んな場所に出かけてるみたいだな。
   さて…おれはどうしよっかな〜?」

※あと『2回』行動できます。

Aタリス王宮に行く
Bタリスの商店街に行く
C船が停泊している港へ行く
Dガルダの広場に行く
Eガルダの漁村に行く
F出歩かないでじっとしている

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。

392 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 02:26:47 ID:jpNEgP8w
A

393 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 02:31:48 ID:0YQYGiqI
A

394 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 03:30:12 ID:???
>Aタリス王宮に行く

森崎「おっと!そういえば王様から一度王宮に来いと言われてたっけな。
   なにか褒美とかもらえたりして…ウシシ」

森崎は期待に胸を膨らませながらタリス王宮の門を叩いた。



タリス王「おお、待っておったぞ森崎よ」

マルス「森崎、君も来たんだね」

シーダ「お父様が首を長くして待ってたわよ」

森崎「ちゃーんと呼ばれたとおりきましたよ、王様」

タリスの王室の間には、タリス王と王妃の他に、マルスとシーダもいた。
どうやらタリス王はマルスとシーダ、そして森崎に旅立つ前の選別だと国の宝を渡したいと言う。

タリス王「ではマルス王子。お主にはこの宝玉を授けよう」

マルス「これは…赤の宝玉!?こんなに高価なものを…王様、ありがとうございます!」

タリス王「ドルーアの正規兵たちは皆高級な武具で身を固めていると聞く。いつまでも
     鉄製の武器で戦っていては苦戦は必至じゃ。これで仲間の武器を調えてやってくれ」

マルス「はい。ありがとうございます」

395 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 03:31:35 ID:???
タリス王妃「シーダ…あなたにはこれを授けます」

シーダ「これは…槍?」

タリス王はシーダに白く輝く槍を手渡した。

タリス王妃「私が昔振るっていた物…。この国を守護するペガサスを象徴する聖なる槍『ウイングスピア』です。
      今はあなたがこの国唯一のペガサスナイト…これはあなたが使うべきです」

シーダ「お母様…」

タリス王妃「この槍で、マルス様を守ってお挙げなさい。かつて私がこの人を守ったように」

シーダ「はい!嬉しい…ありがとう!お母様!」

タリス王妃「(そしてゆくゆくはアリティアの王妃の座につきなさい…
       そのときこのタリスは真に豊かな国になることが出来るのですよ…フフフ)」

タリス王「さて、森崎よ」

森崎「(キタキタキターーーー!!)」

タリス王「お前は聞くところによればこことは別の大陸から来たとな?」

森崎「え?あ、はい。なんとか元の世界に戻れる方法は無いか調べたいとは思っているのですが…」

396 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 03:32:09 ID:???
タリス王「うむ…わしはお主のいた世界とやらに興味がある。いつかお前の世界の本格的な『サッカー』を
     この目で見てみたいものだ。古い話では、このアカネイア大陸の他にも様々な大陸があるという。
     稀にひどい嵐に巻き込まれて別の大陸のものが流れ着いたりすることもあるという。
     お主以外にもお主と同じ世界のものが流れ着く可能性があるというわけだ」

森崎「まぁ…そうかもしれませんね」

タリス王「またこのタリスにそういったものが流れ着くかもしれん。何か帰る方法の手がかりが見つかったら
     おぬしに知らせることにしよう」

森崎「は、はい。ありがとうございます」

タリス王「うむ。これからも力を合わせてがんばるんだぞ」

森崎「それはわかりましたから…だから、その…ほら」

タリス王「ん?ああ、そうじゃそうじゃ。おぬしにも餞別を贈らなければいかんのう」

森崎「(今度こそキターーーーーーーーーーー!)」

397 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 03:32:35 ID:???
先着1名でこのスレに

タリス王からのプレゼント→ ! card 

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→天馬のように素早くなれる秘密の薬だ!
ハート→大切な人を守る魔法の石だ!
スペード→素早く動くコツが書かれた専門書だ!
クラブ→王様特製のサッカーボールだ!
JOKER→気前よく↑の物を全部くれた!

398 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 03:33:09 ID:???
タリス王からのプレゼント→  クラブ6

399 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 03:35:58 ID:???
さすが王様。わかってらっしゃる

400 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 03:52:11 ID:???
タリス王からのプレゼント→  クラブ6
>クラブ→王様特製のサッカーボールだ!

森崎「これは…サッカーボール!?」

タリス「城の者に頼んで作らせてもらった。将来このアカネイアサッカーを広める貴重な
    第一歩となるタリス産第一号のボールだ」

森崎「そんな貴重なものを俺にくれるんですか?」

タリス王「おぬしの使っていたボールと全く同じというわけには行かなかったが…」

森崎「確かに少し重いですね。それに大きくて硬い…」

タリス王「うーむ。内の兵士もみようみまねで作ったからのう。弾みのよいボールを作るのは
     なかなか難しいようじゃ」

森崎「いえ、このボールは訓練用には丁度良いですよ。ありがたくいただいていきます」

タリス王「そうかそうか。受け取ってもらえて嬉しいよ」

※マルスが赤の宝玉を、シーダがウイングスピアを、森崎がタリスボールを手に入れました。
※タリスボールはサッカーの練習のときに効果を発揮します。

401 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 03:53:34 ID:???
森崎たちはタリス王と王妃に礼を言うと、王室を後にした。

マルス「これからの戦いに欠かせないものばかりいただいてしまって…
    本当にタリス王には感謝しきれないほどお世話になったよ」

シーダ「お父様、お母様、シーダは必ず大儀を果たしてここに帰ってきますからね」

森崎「さて…王子たちは出航までの時間どうするんだ?」

マルス「僕とシーダはまだこのあたりにいるよ」

シーダ「しばらく見られなくなるんですもの。この綺麗なタリスの景色を…よーく覚えておかないと…」

森崎「…そうか、それじゃあ俺は…」


※あと『1回』行動できます。

A俺もここにいるよ
Bタリスの商店街に行く
C船が停泊している港へ行く
Dガルダの広場に行く
Eガルダの漁村に行く
F出歩かないでじっとしている

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。

402 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 03:58:28 ID:URSu68pM
E

403 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 05:07:19 ID:hVd48nD6


404 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 16:45:50 ID:???
>Eガルダの漁村に行く

森崎はガルダの漁村に立ち寄ることにした。
カモメが飛び交い、潮の香りが森崎の鼻をくすぐる。

森崎「ふ〜。落ち着くなァ。潮風が気持ちいぜ」

森崎がのんびり海を眺めていると、一人の男が森崎の目の前を通り過ぎていった。

森崎「ん?あれは…」




Aカシムだ
Bバーツだ
Cマジだ

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。

405 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 17:02:02 ID:nNbCThgQ
B

406 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 17:03:59 ID:UIg8EfpQ
A

407 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 17:06:09 ID:UTcV1A02
A

408 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 17:24:29 ID:???
カシム大人気!嬉しいな〜

409 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 18:38:31 ID:???
>Aカシムだ

森崎「おーいカシム!そんなに急いで何処に行くんだ?」

カシム「森崎君、君がどうしてここに?」

森崎「ここでのんびり時間をつぶそうと思ってな。そういうお前はどうしたんだ?」

カシム「…タリスを出る前に、家族のみんなに挨拶をしようと思ってね」

森崎「そうか、お前はこの国の猟師だったんだよな」

カシム「そうだ!よかったら森崎君も来ない?母さんや妹達に君を紹介したいんだ」

森崎「お?いいのか?」

カシム「ぜひおいでよ。…あんまり立派なところじゃないけどね」

410 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 18:39:08 ID:???
森崎はカシムにつれられてタリスの村の外れにたどり着いた。
城下町周辺の村とは違い、道はあれて粗末な家が多かった。

カシム「あそこの家が僕の家だよ」

森崎「(カシムの言う通りこの辺りではかなり粗末な家だな。こいつの家計が苦しいのは本当らしいな)」

カシム「リーン!ただいま!元気だったかい?母さんの体の具合はどうだい?」

リーン「お…お兄ちゃん!?」

カシムは家の前でたくさんの子供たちに囲まれている少女に声をかける。
カシムが言うにはこの子供たち全てが彼の妹や弟達だと言う。

森崎「(貧乏子沢山とはよく言ったものだぜ。これだけの家族を養うためにガルダの海賊に見を落としていたのか…)」

リーン「お母さんはまだベッドからは起き上がれないけど…今日の具合は大分良かったわ」

カシム「よかった…今日は母さんに薬を届けに来たんだよ」

森崎「お、それはシーダ姫からもらった宝石で買った薬か?」

カシム「うん…これで母さんの具合も少しは良くなるはずだ」

411 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 18:39:59 ID:???
森崎とカシムは母親に薬を届けるために、傾きかけた小さな家に入っていった。

カシムの母「おや、カシムじゃないか?ガルダに出稼ぎに行っていたんじゃないのかい?」

カシム「う、うん…でも僕ね、今度はアリティア軍に勤めることになったんだ。マルス様やシーダ様と一緒に
    ドルーア帝国を倒すために旅に出るんだ。ガルダで働くよりもっとお給金が良いんだよ!
    僕、いっぱい働いて母さんの病気を治す薬代を稼いでくるからね」

カシムの母「カシム…戦争だなんてそんな危ないことを…」

カシム「大丈夫だよ。この軍にはとても頼もしい軍師がついているんだ」

カシムの母「あなたは…」

森崎「森崎有三です。アリティア騎士団で軍師を任されています」

カシムの母「アリティアの軍師様…まぁ…」

412 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 18:40:44 ID:???
カシム「母さんの病気を治すためにはもっとたくさんの薬が必要なんだろう?
    危ない事だってのはわかっている。だけど、僕は母さんやリーンを養っていかなくちゃいけないんだ。
    それにはこのままタリスやガルダで働いてても駄目なんだよ」

カシムの母「…わかりました。お前には本当に苦労をかけてしまって申し訳ないよ…
      どうか…どうか無事に帰ってきておくれ。私はお前が無事ならばそれ以外は
      何も望んだりしないよ…」

カシム「母さん…約束するよ。僕は家族のために戦ってくる。そして必ず生きて帰ってくる」

カシムの母「カシム…おお…すまないねぇ…カシムゥ…」

森崎「(…ちくしょう!こんな場面を見せられてしまったらこいつは絶対に死なせることは出来ないぞ!
    俺がこいつを大活躍させてやらなきゃいけない!絶対に!…うう…)」

413 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 18:41:22 ID:???
森崎とカシムは母親に挨拶をして、家を後にすることにした。

森崎「もういいのかい?カシム」

カシム「…うん。やっぱり家族との別れは辛いけど…僕がしっかりしないと家族のみんなに
    迷惑かけちゃうからね」

リーン「お兄ちゃん…」

カシム「リーン、ごめんよ。僕がいない間、家族のみんなのことを頼んだよ」

リーン「…うん。あたしなら大丈夫。お母さんの看病も出来るし、弟や妹たちの面倒も見るわ。
    だから、だから早く帰ってきてね!」

カシム「ああ。ドルーア帝国を倒したらアカネイアからきっとたくさんのお金がもらえるよ。
    そしたら母さんの薬も買えるし、お前に女の子らしい服も買ってやれる」

リーン「あたしの服なんてどうでもいいの。ね、だから無理をしないで。
    …あたし、お兄ちゃんが好きだから…お兄ちゃんを失いたくないから…」

カシム「ばかだな、泣く奴があるか!僕は親父とは違う。あいつは俺たち家族を捨てたけど
    僕は必ず帰ってくる。リーン、約束する。お兄ちゃんを信用しろ!」

リーン「うん…!待ってるから…!あたし、お母さんやみんなとずっと待ってるから…!」

414 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 18:42:41 ID:???
森崎とカシムが港へ向かおうとすると、リーンが慌てて後を追ってきた。

リーン「はぁっ…はぁっ・・・お、お兄ちゃん、森崎さん。これ…受け取って。私からのお守り」

森崎「え、俺にも?」

リーン「弓を射ることしかとりえはありませんが、お兄ちゃんをどうか宜しくお願いします!」

カシム「ははは。ありがとう。このお守りをお前だと思って大切にするよ」

森崎「ありがとう!絶対お前のお兄ちゃんは俺が守ってみせるからな〜!」

リーンのお守り→ ! card 

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→宝珠を象ったお守りだ!森崎とカシムの魔法防御+3
ハート→大きな盾を象ったお守りだ!森崎とカシムの守備+3
スペード→ハートの形の綺麗なお守りだ!森崎とカシムの最大HP+3
クラブ→色んな石が詰まったお守りだ!特に効果は無いが幸せな気持ちになった!
JOKER→↑の効果を全てGET!

415 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 18:43:13 ID:???
リーンのお守り→  ダイヤ3  


416 :キャプテン山森 ◆uVDQCOTELs :2008/12/25(木) 18:53:03 ID:???
うおお滅多に上がらない魔法防御が!
カシムの株がどんどん上がっていくw

417 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 18:56:33 ID:???
なんという綺麗なカシム、これは1軍にせざるを得ない

418 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:09:34 ID:???
ライバルはマルスに嫌われるであろうゴードンと大陸一(笑)だけだ!
一軍も夢じゃないぜ!

419 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 19:12:42 ID:???
リーンのお守り→  ダイヤ3
ダイヤ→宝珠を象ったお守りだ!森崎とカシムの魔法防御+3

森崎「ただのお守りなのに、不思議と力が湧きあがってくるようだぜ」

カシム「リーン…お兄ちゃんは絶対帰ってくる!だからそれまでどうか…元気でな!」

森崎の魔法防御が2→5 カシムの魔法防御が0→3になりました!


一方そのころ…


420 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 19:13:44 ID:???
カイン「珍しいなアベル。お前の方から買い物に付き合えなんて」

アベル「実はあの試合の後な、実況の美人なお姉さんに声をかけられてな。
    なんでもスポンサーとして試合を大いに盛り上げたMVPにプレゼントを送りたいそうなんだ」

カイン「ちぇ。なんだい、ただの自慢話かよ」

アベル「まぁそう言うな。ずいぶんノリの良い娘だったからな、もしかすると
    お前も何かもらえるかもしれないぞ?なんてったってあの『秘密の店』の
    オーナーだって話らしいぜ」

カイン「『秘密の店』ってあの会員制の店か!?レアな武器や道具を扱ってるって言う…!」

アベル「そのとおり。まぁ俺は道具よりもあの女性に興味があったりするんだがな…」

カイン「へぇへぇ。お前の女好きには付き合ってられねぇよ」

アベル「モテナイ男の僻みにしか聞こえんなァ?」

カイン「なにィ!?」

アベルとカインはタリスの道具屋の前でしばらく時間をつぶしていると、店の置くから赤髪の美女が現れた。

421 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 19:15:08 ID:???
アンナ「あら〜?お待ちしていましたわ。あなたの活躍、とっても素晴らしかったわぁ〜ア・ベ・ルさん」

アベル「いえいえ。マルス王子の指揮や仲間たちの援護あってのものです」

カイン「ちぇ。良いとこ取りしてただけじゃねぇか」

アンナ「試合を盛り上げたあなたにぜひお礼をしたいわ。私が扱っている商品でよければ
    どれか1つもらっていってはくれないかしら?」

アベル「ありがとうございます。それでは…



MVPへのご褒美→ ! card 

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します

ダイヤ→力不足を補うため『パワーリング』を貰おう
ハート→前線に出るには守備力が欲しい。『竜の盾』を貰おう
スペード→強敵たちに備えて『ドラゴンキラー』を貰おう
クラブ→今後に備えて『騎士勲章』を貰おう
JOKER→アンナ「この商品全てあなたたちにあ・げ・る」

※Kの場合カインも同じ道具がもらえます。

422 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:15:27 ID:???
MVPへのご褒美→  クラブ6  

423 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:30:09 ID:???
リーン…リーン!(号泣
俺、昔から頻繁に使ってたけど今後は永久一軍にする!
モリブレム氏はカシムのバックストーリーにも詳しいんですね〜
尊敬!

424 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:37:11 ID:???
カシムが詐欺師に見えなくなってきた件

425 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:45:18 ID:???
詐欺師になるのは…(´;ω;`)ブワッ

426 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 19:49:32 ID:???
MVPへのご褒美→  クラブ6  
>クラブ→今後に備えて『騎士勲章』を貰おう

アベル「(将来聖騎士と呼ばれるくらい実力がついたとき、一番に昇格するのは俺でありたいが…
     確実に昇格するために、この機会に自分用の勲章を確保しておくべきだな。)」

カイン「ねーねーおねいさん!俺だって1点取ったんだから何かちょうだいよ〜」

アンナ「ダ〜メ。私はMVPに選ばれるような立派な人にしか無料で商品を提供しないの」

カイン「ちぇ…思いがけないところで差をつけられちまったぜ…こりゃ戦闘訓練も大事だけど
    サッカーの特訓も個人的にやっておくべきだな」

アンナ「決まった?アベルさん」

アベル「ああ。それじゃあ俺はこの『騎士勲章』を貰うよ」

アンナ「ありがとうね〜!またサッカーの試合が開かれるときは応援に行くわ。
    がんばってね!お二人さん?」

アベルは騎士勲章を受け取ると、改めて話をしようと顔を上げた。…が、
ついさっきまでそこにいたアンナは何処にも姿が見えなかった。

アベル「お、おいカイン…さっきの娘が何処にいったか見てないか?」

カイン「さあ?俺は見てないけど?」

アベル「…秘密の店のオーナー…その正体を知るものはいないとはよく言ったものだぜ」

※アベルが『騎士勲章』を手に入れました。レベルが10以上になったとき
 クラスチェンジで『パラディン』にパワーアップすることが出来ます。

427 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 19:50:08 ID:???
一方そのころガルダの港では…

オグマ「ダロス、船の調子はどうだ?」

ダロス「へい。何処も以上はありません」

オグマとダロスが船の設備や荷物を綿密にチェックしていた。

ダロス「しかしオグマさんはすごいですね。ガルダの海賊も圧倒して
    サッカーの試合でも大活躍で…尊敬するッス!」

オグマ「試合には負けちまったけどな。だが次に試合をやることになったら
    絶対に負けたくない。そのためにはもっと強力なシュートが必要だ」

ダロス「俺も何か必殺技を覚えればもっと活躍できますかね?もう途中交代なんて嫌ですよ」

オグマ「そうだな…時間もあるしちょっと練習してみるか。ボールの変わりは…こいつだ」

ダロス「浮きを使うんですか?ボールとは勝手が違いますよ!」

オグマ「これくらい蹴って砕けるようにならねぇと気に食わない奴らを吹っ飛ばせねぇだろ?」

ダロス「サッカーは吹っ飛ばすんじゃなくて点を取る競技じゃ…まぁいいか。特訓しましょう!」

428 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 19:50:48 ID:???
オグマのシュート特訓→ ! card 

ダロスのシュート特訓→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します

K→地上シュート、空中シュートを習得
10〜Q→地上シュートを習得
6〜9→地上シュートのフラグを習得
2〜5→効果なし
A→浮きの蹴りすぎで足を痛める。力-1
JOKER→地上シュート、空中シュート習得。スキル「シュート+2」習得

※二人のマークが同じでどちらかが技を覚えた場合、合体技を習得します。

429 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:51:11 ID:???
オグマのシュート特訓→  ハート4  
HA!

430 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:51:21 ID:???
ダロスのシュート特訓→ ! card

431 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 19:51:30 ID:???
ダロスのシュート特訓→  スペードQ


432 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 20:08:08 ID:???
よくやったダロス!

433 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 20:14:53 ID:???
やはり憎しみサッカーをやってはダメだな

434 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:22:33 ID:???
オグマのシュート特訓→  ハート4
>2〜5→効果なし

ダロスのシュート特訓→  スペードQ
>10〜Q→地上シュートを習得

オグマ「俺の『月光』のように素早く鋭くボールを蹴る…だがそれだけじゃ
    ただの威力の強いシュートだ…くそっ!こんなとき森崎がいればな…!」

オグマが必殺シュートの開発に苦戦しているころ、ダロスは浮きを何度か蹴ってあることに気づく。

ダロス「やっぱりボールと浮きは全然違うな。あらぬ方向に曲がって…ん?」

ダロスは単独で気づいてしまった。少し蹴り方を工夫するだけでボールに変化をつけることが出来ると言うことを。
オグマがただひたすら全力で蹴り続けているのに対して、ダロスは色んな方向に変化させることを見つけたのだ。

ダロス「うはぁすげぇ!ちょっと側面を蹴るようにすれば…」

ドコォオン!…ククッ!

ダロス「曲がった!うへへ!こいつはおもしれぇや!」

その後もオグマが悪戦苦闘する中、ダロスは徐々に変化をコントロールできるようになっていた。

435 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:23:12 ID:???
ダロス「よし!どりゃああ!」

ズン!ボコォォン!…グン!…グン!

ダロス「はは…まるで海蛇のようにうねうね曲がりながら飛んでいきやがる!おもしれえ!」

オグマ「くそっ…やっぱりボールを蹴らねぇとだめだ!やめたやめた!」

ダロス「(オグマさんはだめだったみたいだけど俺はばっちりでしたよ。
     ひょっとして俺ってサッカーの才能あるのかも?)」

※ダロスが地上シュート『海蛇シュート』補正+5を習得しました。


436 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:24:32 ID:???
一方そのころガルダの広場では…

ドーガとゴードンがガルダの広場で子供たちや村人たちと一緒にサッカーに興じていた。

子供「あはは!まてまてー!」

村娘「そーら!そっちにいったわよー!」

ドーガ「ふぅふぅ…いやーこれは良い特訓になるな。なあゴードン?」

ゴードン「ちぃ!もうちょっと…こう、屈め!ああ!後少しで見え…」

ドーガ「……ゴードン!」

ゴードン「うひぃ!?な、なんだよドーガ!」

ドーガ「お前…あの試合以来なんだかおかしいぞ?俺の知っているゴードンは
    まじめで努力家で…間違っても無謀な単独行動をしたり若い娘の下着を覗き込もうなどとはしなかった!」

ゴードン「なな、なに言ってんだよ!僕は僕だろ。ドーガにそんなこと言われる筋合いは無いよ!じゃあね!」

ダダダッ…

ドーガ「…くぅっ。あの森崎という奴がサッカーなどをやらせなければ…
    あいつのせいでゴードンがおかしくなってしまった…」

※ドーガの森崎に対する感情が(恨み)になりました。

437 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:25:03 ID:???
村娘「はぁ。おじいちゃんももとの姿に戻ることが出来れば一緒にサッカーが出来るのにね…」

ゴードン「あ!そっちにボール行きましたよ!」

村娘「あ、はい!それっ!」

ポーン!

ゴードン「(ああ…桃色か…いいねぇ…)」

438 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:25:51 ID:???
バーツとマジは、ガルダの漁村の外れの墓場でサジの死を静かに弔っていた。

バーツ「サジ…俺たちはアリティア軍についていく。ドルーア帝国を倒しこの世界に平和を取り戻すためにな」

マジ「だからお前は…ここから俺たちを見守っていてくれよ」

最後の別れの言葉をつげて、二人は涙を腕で拭きながら港に向かう。

ふと、風が吹いた。一瞬、力強い風がバーツとマジを包み込んだ。

バーツ「サジ…?」

マジ「…言われなくても見守ってるってか?ふふ…あいつらしいぜ」


ビュウ…


サジ「(がんばれ…バーツ!負けるな…マジ!オグマ隊長を…頼んだぜ!)」


439 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:26:27 ID:???
ある者は決意を秘めて、ある者は約束を交わしてこのタリスを出る。
マルス率いるアリティア軍は出航前に、ガルダの村長に最後の挨拶をすることになった。

村長「王子、ありがとうございます。海賊達もいなくなり、タリスとガルダは平和になりました。
   これから向かうサムスーフ山にはサムシアンと呼ばれる山賊たちがおり大変恐れられています。
   とくに、『ナバール』と呼ばれる用心棒はかなりの腕をもっていると聞きます」

村長がそこまで語った瞬間、オグマの表情が急に険しくなった」

オグマ「ナバールだと!?おい、じいさん、そのナバールとか言う奴は
    髪が長くて血のような真っ赤な剣を持ってはいないか?」

村長「は、はい…サムスーフの村人の話ではたしかにそう聞いております…」

マルス「オグマ、君はその用心棒のことを知ってるのかい?」

オグマ「ああ…やつは『紅の剣士』と呼ばれる有名な傭兵さ。あいつの恐ろしいまでの剣さばきの前に
    立ちふさがる奴らは紙のように切り捨てられていくって話だ…」

シーダ「紅の剣士…ナバール…」

森崎「凄腕の傭兵か…これは気を引き締めていかないとな…」

440 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:27:07 ID:???
森崎たちを乗せた船はガルダを離れ、アカネイアに抜ける最大の難関サムスーフに着く。
そのころ、サムスーフ山に立てられている砦から飛び出すように逃げ出す二人の男女がいた。
一人は身軽な服装に赤い長い髪を前に固めている若い男。
一人はその麗しい出で立ちをフードに隠し、先ほどの男に手を引かれて走っていた。

ジュリアン「なぁレナさん!早く逃げねぇと本当にやべぇんだ!
      ふもとの村にはアリティア軍の騎士団が来ているって言うし
      今が逃げ出す絶好のチャンスなんだ!もう少しの辛抱だからがんばってくれよ!」

レナ「ごめんなさい…でも、大事なリライブの杖を置いてきてしまったの。あれを取りに戻らないと…
   ジュリアン!私のことはもういいからあなただけでも逃げて!」

走るのをやめるレナに、ジュリアンは必至に呼びかける。

ジュリアン「馬鹿を言っちゃいけねぇよ!今戻ったらあいつらに何をされるかわかったものじゃねぇ!」

レナ「…ワープの杖なら持ってきました。あなただけならこの杖の力で
   ふもとの村までワープさせることが出来ます!」

ジュリアン「そうはいかねぇよ!それじゃ何のために俺が奴らを裏切ったのかわかりゃしねぇ!」

レナ「ジュリアン…あなたもあの『サムシアン』の仲間なのでしょう?
   なぜ私を助けてくれるのです?」

潤んだ瞳、走ったことで赤く染まった頬でじっと見つめるレナ。
そんな彼女に見つめられて、ジュリアンは顔を赤くして目をそむけながら言う。

441 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:27:37 ID:???
ジュリアン「と、とにかく!杖は俺が後できっと取り返してやるから今は逃げることだけを
      考えてくれよ!ほら、走れるかい?」

レナ「は…はい」

ジュリアンの手を取り、再び走り出すレナ。
しかし、そんな二人を捕まえるべくサムスーフ山のあちこちの砦から山賊たちが現れ始めた。

山賊長「裏切り者のジュリアンめ…俺たちの掟の恐ろしさを思い知らせてやる!良いかお前ら!
    女の方は傷を付けるな。男の方は見つけ次第…殺せ!」

山賊たち「うおおおおーーー!!」

ナバール「…………」

山賊長「へへ…ナバールさんよ、あんたには期待してますぜ!頼みましたよ!」

ナバール「…………」

山賊長「(けっ、相変わらず不気味な野郎だ。こんな素性が知れねえやつを用心棒に雇うだなんて
     ハイマンのリーダーもどうかしてるぜ。…まぁ、せいぜい働いてもらってあとでまとめて
     始末してしまえば良いか…けけけっ!)」

ナバール「…………」


第3章『デビルマウンテンVS森崎有三』

442 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:28:14 ID:???
サムスーフのふもとにたどり着いた森崎たちは天幕の中で作戦会議を開いていた。

森崎「それじゃあ、あの北の砦からシスターレナがこちらに向かっているっていうのか?」

偵察で空を回っていたシーダの連絡を受けて、森崎はガルダの村人から頼まれていたことを思い出した。

モロドフ「しかし、山賊たちを束ねる首領は西の砦にいるという話ですぞ。わざわざ遠回りしていては
     ニーナ様やオレルアンの騎士達が危険ですぞ」

森崎「だったらまた部隊を分けよう。俺たちが小隊を作ってシスターを助け出す。
   その間に本隊は西の砦にいる山賊たちを片付けていってくれ」

マルス「北の砦から山を抜ければ、西の砦に回り込むことが出来る。なるべく身軽な者の方が
    山道を抜けるのに適しているだろう」

ジェイガン「それでは森崎殿…お主が連れて行く小隊を作ってくだされ」

森崎「俺が決めていいものなのか?」

ジェイガン「お主はアリティア騎士団の副隊長であり軍師でもある。もう立派に小隊を率いる立場ですぞ」

森崎「そうか…それじゃあ決めるぜ」

443 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:29:23 ID:???
※森崎が連れて行く仲間を選択します。

・出撃メンバー

マルス シーダ ジェイガン カイン アベル カイン ドーガ ゴードン
オグマ バーツ マジ カシム ダロス

※上記の中から連れて行きたいメンバーを3人まで選んでください。
 5人が森崎と共に北の砦にシスターレナを救出しに行きます。

2票集まった時点でメンバー確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。


444 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:31:35 ID:hVd48nD6
シーダ
オグマ
カシム

445 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:31:36 ID:???
オグマ
シーダ
バーツ

446 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:32:07 ID:UTcV1A02
オグマ
カシム
カイン

447 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:32:08 ID:zhGzNIC6
オグマ
シーダ
バーツ

sageちゃった

448 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:32:42 ID:UIg8EfpQ
シーダ
オグマ
ゴードン

449 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:33:10 ID:Hluv+nNA
バーツ
マジ
ダロス

450 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:36:00 ID:otBRGa9A
マジ

451 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/25(木) 21:44:20 ID:???
>シーダ
>オグマ
>カシム
>バーツ
>マジ

シーダ「剣士ナバール…あのオグマが唯一認めている傭兵…そんな男がどうして山賊の用心棒なんか・・」

オグマ「…ナバール、か。まさかこんなところであいつとめぐり合えるとは思っていなかったぜ」

カシム「森崎君、山中の戦いは僕の得意分野だ。任せてくれよ」

バーツ「海賊の次は山賊か…どちらにしろ俺の斧で叩き伏せてやるぜ!」

マジ「地の利は敵にある。単独行動は危険だ。気をつけろよ森崎」

森崎「ガルダの村長の頼みどおり、俺たちでぜったいにシスターレナを救い出す!
   よし!いこう!いこうぜみんな!」

一同「「「「「おう!!!!」」」」」
==================================
一旦ここまで。選択肢の無い会話だらけでしたが、お付き合いいただきありがとうございました〜!

452 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 21:47:14 ID:???
乙でした。オグマが嫉妬マスク化しそうで微妙に怖いw

453 :森崎名無しさん:2008/12/25(木) 23:26:30 ID:???
このゲームのストーリーもいいが・・・モリブレムさんの書くFEもまたいいですな。
ついにナバール、ジュリアン、レナの登場か。楽しみですわ

454 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 05:09:40 ID:???
デザイナーズノートネタとは懐かしい。カシムの回は印象深かった。

森崎はアリティア騎士団というよりタリス傭兵団の軍師だな。
だがそれがいいw


455 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 09:16:33 ID:???
ゆくゆくはアリティアから独立して
モロサキングダムをですね…

456 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 09:18:42 ID:???
ちょっと思ったけど、ドーガって高杉ポジションになるんかね
森崎に恨みを抱いているってことは

457 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 11:39:43 ID:???
こんにちは〜。更新の前に恒例のスーパーお返事タイム!

>>452
彼女なし男(みなしご)達の候補
カイン バーツ マジ ダロス etc…
森崎がキューピッド役に徹すれば新たな歴史が刻まれるかもしれない!?

>>453
素晴らしい原作ありきの作品ですからね。本当にFEは神ゲーだぁ!
ナバール、ジュリアン、レナは原作でも人気の3人ですからね。
気合入れて書いていきますよ〜!

>>454
約1年前にこの設定に涙しました。
彼が詐欺師と呼ばれる理由はご存知の通りですが、もちろん未来を変えるチャンスもあります。
どうか、彼を詐欺師と呼ばれない未来に導いてあげてください…

>>455
オレルアンまでたどり着ければそういった展開が待っているかもしれませんねw

>>456
そう言われればなんとなく高杉っぽくなってきたような…?
一応競り合いやブロックは現時点最強クラスなので、仲間にすると頼りにはなるのですが…

それでは、更新に移りたいと思います。どうぞ〜!

458 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 11:42:16 ID:???
作戦会議の結果、森崎率いる小隊が北へ、マルス率いる本隊が西へ向かうこととなった。

マルス「北の砦には弓兵がいるという話だ。シーダ、くれぐれも気をつけてくれよ」

シーダ「はいっ!マルス様と同じ部隊じゃないのは残念ですけど…」

マルス「またすぐ逢えるさ。この戦いが終わったらまた話をしよう」

シーダ「…はい!マルス様、どうかお気をつけて…!」

森崎「(あーあ、見せ付けてくれやがるぜ)」

オグマ「(うう…姫ぇ…)」

ゴードン「(シーダ様…やはりマルス様のことが…)」

森崎「(…こいつら…)」

マルスたちはジェイガン率いる騎馬隊を先頭に、まずはサムスーフ村を救助に行くべく駆け出した。

459 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 11:43:32 ID:???
森崎「あっちはマルス王子たちに任せるとして…俺たちはどうやってシスターを助けるかだな」

すると、マジとバーツがほぼ同時に手を上げる。どうやら何か策があるようだ。

マジ「向こうさんはこっちに向かってきてるんだろ?だったら布陣をはって出迎えてやれば良いんじゃないか?」

マジの案は、シスターが逃げやすいように道を確保して迎え入れるパターンだ。

バーツ「でも、たくさんのサムシアンが逃げ出したシスターを追って探し回っているんだろ?
    少し危険でもこちらから助けに行くべきじゃねぇか?」

バーツの案は積極的に前に出て、素早くシスターと合流するパターンだ。

森崎「安全にいくならマジの案…早く助けたいなバーツの案…さて、どうするかな?」

Aマジの案でいく
Bバーツの案でいく
C誰か他の案は無いのか?

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。

460 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 11:44:55 ID:E0wqvVyo
A


461 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 11:46:58 ID:ad4GEObo


462 :2 ◆vD5srW.8hU :2008/12/26(金) 12:07:59 ID:tLrM/zYo


463 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 12:21:28 ID:87C0mVnY
C

464 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 12:33:42 ID:???
>C誰か他の案は無いのか?

森崎は安易に決めずに他の仲間の意見も聞くことにした。

マジ「(なんだよ、俺たちは無視かよ)」

バーツ「(いい案だと思ったのによ!)」

※マジとバーツの印象が少し悪くなりました。

オグマ「なぁ森崎、ちょっと相談があるんだが」

森崎「何かあるのか、オグマ」

オグマ「ここは俺に任せてくれないか?俺が単独でシスターを助けに行く」

森崎「お前が一人で?正気かよ」

オグマ「細かいことは気にするな。救出くらいなら俺一人で十分だろ?」

シーダ「待って!単独行動ならオグマより私の方が適しているわ。
    ペガサスなら空からも見下ろせるし、シスターの救出も容易よ」

森崎「………」

Aオグマに一人で行かせよう
Bシーダに一人で行かせよう
Cいや、ここは俺が一人で行く
Dやっぱりマジの案でいく
Eやっぱりバーツの案でいく

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。

465 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 12:35:23 ID:87C0mVnY


466 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 12:41:09 ID:YuxF2SUc
E

467 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 12:41:21 ID:E0wqvVyo
D

468 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 12:43:30 ID:VETiYbRE
E

469 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 12:54:47 ID:???
>Eやっぱりバーツの案でいく

森崎「確かにどちらでもすぐに救出出来ると思うが…やはり単独行動は危険だ。
   ここは全員で一気に攻め込んでシスターを救出しに行こう」

バーツ「ってことは俺の作戦か。へへ、やっぱり森崎はわかってくれるぜ」

オグマ「(ちっ…ナバールと決着をつけるいいチャンスだったんだがな…)」

シーダ「私っていまいち信用無いのかしら…う〜ん…)」

※バーツの印象が少し良くなりました。


一方そのころジュリアンとレナは後ろから迫ってくる山賊たちから逃げるために必死で走っていた。

レナ「だ…だめ…も、もう息が…」

ジュリアン「がんばるんだレナさん!もたもたしてると囲まれちまう!」

サムシアンA「ジュリアンー!どこだ!何処にいる!」

サムシアンB「あ!山賊長!二人分の足跡を見つけやしたぜ」

山賊長「ふふふ…よーし、こっちだ!追え追えっーー!!」

ナバール「…………」

ダダダダダダダッ……

470 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 12:55:13 ID:???
ジュリアン「くそっ…このままじゃまずい!」

レナ「ジュリアン…」


愛の逃避行→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します

K〜10→二人は見事サムシアンを振り切った!
9〜6→1人に追いつかれた!
5〜3→2人に追いつかれた!
2→3人に追いつかれた!
A→3人に追いつかれた!さらに紅の剣士が…
JOKER→レナ、ジュリアンをワープの杖で逃がす。

471 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 12:56:00 ID:???
愛の逃避行→  クラブ2

472 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 13:06:14 ID:???
愛の逃避行→  クラブ2
>2→3人に追いつかれた!

ザザザッ…

ジュリアン「しまった!?囲まれた!」

バババッ!

山賊長「ジューリアーン…俺たちが必死で手に入れた獲物を独り占めしようとは
    ずいぶんいい度胸じゃねぇか…あぁん?」

サムシアンA「まったく、ふてぶてしい野郎だぜ!」

サムシアンB「俺たちの掟を忘れたか?裏切り者には…死あるのみだぁ!」

ジュリアン「くそっ…俺としたことが…ヤキが回ったもんだぜ!」

レナ「ジュリアン…私のことはいいから、あなただけでも逃げて!お願い!」

ジュリアン「レナさん…」

ジュリアンの判断→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します

K〜10→俺だってちったぁ剣が使えるんだ!(戦う)
9〜5→諦めるな!走れ!(駄目元で逃げる)
4〜2→すまねぇ!俺はどうなってもいいからレナさんだけは見逃してくれ!(謝る)
A→言われなくてもスタコラサッサだぜぇ!(レナを置いて逃げる)
JOKER→レナ、ジュリアンをワープの杖で逃がす。

473 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 13:06:54 ID:???
ジュリアンの判断→  クラブ2

474 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 13:08:41 ID:???
邪…神展開にはならなかったか

475 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 13:15:11 ID:???
ジュリアンの判断→  クラブ2
>4〜2→すまねぇ!俺はどうなってもいいからレナさんだけは見逃してくれ!(謝る)

ジュリアンは剣を捨てて土下座してひたすら謝った。だが、そんな彼に同情を買ってくれるのは
彼の目の前にいる山賊たちの中には当然いるはずも無く…

山賊長「ふざけんじゃねぇ!お前はここで殺すのはもちろんだが、このシスターを見逃すわけねぇだろうが!」

サムシアンA「俺たちを舐めるんじゃねぇ!」

サムシアンB「さぁて、覚悟は出来たかい?ジュリアーン…」

ジュリアン「うう…レナさん…」

レナ「ジュリアーーーーーン!!」

ジュリアン大ピンチ→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します

ダイヤ・ハート→森崎「そこまでだ!サムシアン!」
スペード→レナ、ジュリアンをワープの杖で逃がす。
クラブ→戦闘判定に。ジュリアンは回避不可能。
JOKER→なんと紅の剣士が間に割り込んできた!

476 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 13:17:43 ID:???
ジュリアン大ピンチ→  ダイヤ4

477 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 13:38:49 ID:???
ジュリアン大ピンチ→  ダイヤ4
>ダイヤ・ハート→森崎「そこまでだ!サムシアン!」

山賊長の鉄の斧がジュリアンの首をはねようとしたまさにそのときであった。

森崎「そこまでだぁっ!サムシアン!」

山賊長「な、なんだきさまらあっ!?」

森崎たちは全速力で北の砦を目指していた。その結果、ジュリアンのピンチに出くわすことが出来たのだった。

森崎「アリティア軍の森崎有三とは俺のことよ!シスターレナ!
   あんたは俺たちが助けに来たぜぇ!」

オグマ「(あいつは…何処に居やがる?ここにはいないのか?クソッ!)」

レナ「アリティア軍…」

サムシアンA「なにィ!?アリティアの王子がふもとの村に来ているって話は
       本当だったってのか!?」

サムシアンB「くっそ〜!でも山賊長!アリティアの王子といったら金銀財宝を
       たんまり持ってるんじゃないですかい?」

山賊長「そうだな…ようし!お前らやっちまえ!王子は生け捕りにするんだ。
    ドルーア帝国が王子の首にとんでもない懸賞金がかけているらしいからなぁ!」

バッバッ!バッ!

478 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 13:39:40 ID:???
森崎「おい、あんたはあのシスターの仲間か?だったら下がっていろ!後は俺たちに任せておけ!」

ジュリアン「いや、俺も戦う!レナさんを助けなくちゃいけねぇんだ!」

レナ「ジュリアン…」

ジュリアン「レナさんは下がっていてくれよ。怪我をしたらいけないからね」

レナ「は、はい…」

森崎「戦えるものは前に出ろ!敵の反撃に備えるんだ!」

マジ「敵は斧兵が二人、弓兵が一人か…」

バーツ「戦闘開始だ!やってやるぜぇ!」

山賊長「いくぞお前ら!やっちまえ!」

サムシアンA「ぬおおおおーーーー!」

サムシアンB「覚悟しろ!俺の弓は痛いぜー?」

479 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/26(金) 13:40:43 ID:???
山賊長の狙い→ ! card

サムシアンAの狙い→ ! card

サムシアンB(弓)の狙い→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します

K〜Q→森崎
J〜10→オグマ
9〜8→バーツ
7〜6→マジ
5〜4→シーダ
3→ジュリアン
2→カシム
A→レナ
JOKER→なんと紅の剣士に後ろから切りつけられた!

480 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 13:41:28 ID:???
山賊長の狙い→  スペード8

481 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2008/12/26(金) 13:49:32 ID:???
サムシアンAの狙い→  ダイヤQ

482 :森崎名無しさん:2008/12/26(金) 13:50:40 ID:???
サムシアンB(弓)の狙い→  クラブ9


408KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24