キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【パデキアの根っこ】キャプテン松山4【争奪戦】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2008/12/30(火) 11:29:14 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

松山の現在は厄からJOKERまで大判振る舞い。そしてこちらも4スレ目。
これからもよろしくお願いします。


〜あらすじ〜

些細な誤解と行き違いから、中学で酷い扱いを受けることとなった松山光
彼は幻想郷の守矢イーグルスのキャプテン…だったのが、どこで道を間違えたのか人外として覚醒間近。
松山個人としてはカペロマンに敗れ、紅魔館には大会出場を断られてしまった。どうする松山光!?


というところまでお話が進んでおります。


登場人物、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


623 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 16:07:55 ID:???

松山がぽいっと放り出された先は、見知らぬグラウンドだった。少なくとも博麗神社ではない。

松山「うげっ!」

紫「あら、ごめんなさい」

踏みつけるように松山の上に着地した紫が、降りて謝罪する。松山は憮然としながら体を起こした。

松山「…今回は何が目的なんです?」

ここがどこかと聞く前に、松山は、紫の目的を問い質す。

紫「私の目的…?」


624 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 16:08:24 ID:???

先着で


今日のスキマさん → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 「私と勝負でもしてみない?」
ハート・スペード→ 「どこかへ送ってあげる」
クラブ→ モンスターの前にご案内
クラブ5以下→ 超強モンスターの前にご案内〜


625 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 16:12:06 ID:???
今日のスキマさん →  ダイヤK

626 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 16:21:15 ID:???

今日のスキマさん →  ダイヤK
ダイヤ→ 「私と勝負でもしてみない?」


紫はスキマからボールと、スパイクとを取り出して松山に渡した。

松山「…?」

意図を測りかねる松山に、紫は勝負を持ちかける。

紫「私と勝負してみない?…もし私に勝てたら、貴方の望むことをしてあげる」

蠱惑的な仕草でそう言ってきた紫の視線に、松山の心拍数は跳ね上がる…が、自制に成功する。

松山「(この人が何をしても惑わされたり気を許しちゃいけない…!)勝負…何で?」

紫「勿論『ここの』サッカーで。自信が無ければ断っても構わないわ」


627 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 16:21:28 ID:???

紫との勝負を受けますか?


A 受ける
B 受けない


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


628 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 16:33:18 ID:t5M3+sGg


629 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 16:47:19 ID:t7VOBNaI
A

630 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 20:16:31 ID:???

A 受ける


松山は迷わず受けると返事した。

紫はその返答に満足げに笑みを作って…

紫「では勝負の方法を決めなくちゃ」

松山「勝負の方法?…ですか?」

手にした扇子でいつものように余裕綽々で口元を隠してから、松山の疑問に答える。

紫「サッカーには多くの一対一の局面がある。その中どれでも構わないから選んでもらえる?」

それは松山自身に有利な勝負を選びなさいということ。その紫の傲岸さが、松山の勘に障った。

松山「(俺がどんな勝負を挑んでも勝てないと!そう言いたいのか…!!)」

ポーカーフェイスが不得手な松山の表情に、紫は珍しく言葉を足した。

紫「なめるなっていう顔ね。それなら…私に勝ってみせなさい」

一寸光陰。さぁ早く決めてとせっつかれて、松山は勝負の方式をこれで!と決めた。


631 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 20:16:47 ID:???

勝負方式を決めてください。


A 松山がドリブル 紫がタックル
B 松山がシュート 紫がセービングまたはブロック
C 松山がタックル 紫がドリブル
D 松山と紫でせりあい勝負


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


632 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 20:21:49 ID:S8tmefAU
B

633 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 20:22:29 ID:t5M3+sGg


634 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 20:23:10 ID:t7VOBNaI
B


レナートなら、Dしかないんだがw

635 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 20:32:19 ID:???
ブロックならいけるかな?

636 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 20:32:43 ID:???

B 松山がシュート 紫がセービングまたはブロック


紫「シュート…?」

松山の望んだ勝負を聞いた紫は、珍しく素で松山に確認を取ってきた。

松山「…?何かおかしいですか?」

それに、ううん、と返した紫は内心呟いた。

紫「(勝つ気がないのかしら?…それとも知らないだけ…そちらのほうがありそうね)」

何にせよ、自分からこちらの領域に飛び込んでくれたなら是非も無い。そう思いかけて

紫「とはいえ私にとっても…(これじゃつまらないわね)」

松山「??」

松山が何が?と疑問符を浮かべるのに素知らぬ顔をし、紫は…


637 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 20:33:08 ID:???

先着で


紫はセーブ?ブロック? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 「なら私はブロックね」
ハート・スペード・クラブ→ 「当然セービングで勝負ね」
クラブ5以下→ スキマ妖怪の本気!


638 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 20:35:16 ID:???
紫はセーブ?ブロック? →  クラブJ

639 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 21:13:28 ID:???

紫はセーブ?ブロック? →  クラブJ
ハート・スペード・クラブ→ 「セービングで勝負ね」


紫「では私はキーパーをさせてもらうわ」

松山「紫さんはキーパーだったんですか?」

その発言に、さすがに紫も「あらら…」と苦い笑顔を見せる。

しかし考えは翻さず、容赦もせず、紫はキーパーとして松山の前に立ちはだかった。

紫「松山君」

紫が突然優しい口調で語りかけたのに、松山はえ?と驚き

紫「決死結界…知ってるかしら?」

直後それとは比べ物にならぬ衝撃に見舞われた。


640 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:16:04 ID:???
それでもカード神なら・・・カード神ならなんとかしてくれる・・・

641 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 21:17:19 ID:???

【幻想の境界】

*点差が二点のビハインド状況においてで発動。発動後は消費ガッツ3倍。
*自陣と敵陣の間に、能力値増減の境界を張り巡らせる。
*味方の全能力+3、相手の全能力-3。
*フィールダー出場で決死結界中には、全技使用不可能。
*GKの場合はその影響を受けない。(*消費ガッツ3倍は変わらない)


642 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 21:17:34 ID:???

松山の体からガクンと力が抜けていく。

松山「これは!俺に何をしたんです!?」

苛烈な口調で松山が問い質すも、紫は帽子を直す仕草だけしてあっさり答えた。

紫「私はここのサッカーをすると言ったわ。…幻想郷のサッカーを」

松山は何も言えず黙り込む。しかし眼だけは雄弁に、若い憤りに燃えていた。

紫「きなさい」

その眼を前にしても、そうとだけ言って泰然とする妖怪の賢者に、松山が今の渾身でシュートにいく!


643 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 21:17:55 ID:???

先着2名様で


松山→ ! card 【北国シュート】 51+(カードの数値)=
紫→ ! card 【キャッチ】 63+(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山の【北国シュート】が紫の守るゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→紫があっさりキャッチ…


*【北国シュート】には、吹っ飛び係数5がついています。


補足・補正については>>19を参照してください。


644 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:18:25 ID:+HNb9/M+
ゲェー!?
決死結界理解させるためにピチュらせたー!?

645 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:18:47 ID:???
松山→  ハートA  【北国シュート】 51+(カードの数値)=
俺は!諦めんっ!

646 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:19:05 ID:???
グハッ!・・・すまぬ・・・

647 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:20:00 ID:t7VOBNaI
紫→  ハート6  【キャッチ】 63+(カードの数値)=

648 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:24:40 ID:???
ペロっ…これは厄ファンタジスタ覚醒フラグ…

649 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 21:54:34 ID:???
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

650 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 22:00:44 ID:???
まだ必殺技すら使っていないあたり恐ろしい

651 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 22:20:23 ID:???

松山→  ハートA  【北国シュート】 51+(カードの数値)= 52
紫→  ハート6  【キャッチ】 63+(カードの数値)= 69
≦−2→紫があっさりキャッチ…



松山渾身の地を這う北国シュート!…だったが。

バシィィィ!!

決死結界を考慮に入れても、紫の反応速度がずば抜けて速く、あっさりとキャッチしてしまう。

松山「く…!」

悔しげに歯を噛み合わせる松山。紫といえば呆れるより憐れむ表情で…

紫「この前…幽々子達の試合の時と、何も変わっていないのね」

掴んだボールを遊ばせながら、紫は静かに語った。

紫「…貴方が助っ人として出場した試合。そして幽々子達との試合では決死結界は使用されなかった」

松山「(決死結界…)それがどうしたっていうんです!」


652 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 22:20:42 ID:???

前と同じで、松山は直情的だったが、今度の紫はそれを笑うような態度は取らず真摯に答えた。

紫「今度の紅魔館は、悪魔は本気ということかしら」

紫はそこで大きくボールを放り投げた。高く上がったところでボールはスキマに消える。

紫「本気の紅魔館が開催する以上…出場する全てのチームが決死結界を解禁してくる」

松山「……!」

さすがに収まらない憤りも引っ込み、息を呑む松山。

積もる雪をはらうように傘を広げた紫は最後に…

紫「それでも大会に出たいならば…私の友人を頼りなさい」

今の悪魔達に直接交渉しても埒があかないと、助言をして、紫は松山を隙間に放り込んだ。


653 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 22:21:22 ID:???

一人になった練習場で、紫がぽつりと呟く。

紫「あの子が私の足元をすくう、ねえ」

『博麗霊夢の言う事は全て正解。なんて言ったのは誰だったかしらね?』

そんな空虚な言葉だけ残して、グラウンドからは誰の姿もなくなった。


*決死結界が解禁されました。
*名のある選手だけが持つ能力で、特定条件下で発動してきます。選手によって効果は様々です。


そして手痛い敗北を喫した松山の送られた先は…


654 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 22:22:40 ID:???

先着で


少年はスキマで旅をする → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 白玉楼
スペード→ 魔法の森
クラブ→ 向日葵畑
JOKER→ ???


655 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 22:28:21 ID:???
少年はスキマで旅をする →  クラブ4


656 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 22:28:44 ID:???
少年はスキマで旅をする →  ダイヤ7

657 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/01/08(木) 22:28:47 ID:???
南無

658 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 22:41:20 ID:???
大丈夫!きっと紫の時代に名前くらいは残して貰えるよ!

659 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 22:51:21 ID:???

少年はスキマで旅をする →  クラブ4
クラブ→ 向日葵畑



今度はぺっと、スキマから放り出される松山光。

彼が今度強制的に送られた場所は、一面向日葵の畑だった。

松山「…すごい」

さっきの敗戦の悔しさも忘れて、顔だけ起こして素直な感受性のまま呟く。

大きな向日葵畑の一帯には、なぜか雪が積もってもなく、降ってもいない。

そこで松山は地面についた体を起こして土を払う。

松山「あ…」

そこで松山は気付いた。自分が何かを下敷きにしてるような…?


660 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 22:51:47 ID:???

先着で


向日葵畑でこんにちは → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 何も下敷きにしてなかった
スペード→ 向日葵がぺしゃんこに…
クラブ→ いつか見た黄緑の髪の…え、顔真っ赤?傘向けてる?


661 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/01/08(木) 23:04:14 ID:???
向日葵畑でこんにちは →  スペードQ
幽香は大好きなキャラです

662 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:14:09 ID:???
黄緑と言うか、緑じゃないかな、幽香は。
…森崎in幻想郷の人も幽香好きなのかー!

663 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 23:16:00 ID:???

天の声「森崎の人じゃ!ではクラブをプレゼント…いやいや、なんでも!」


向日葵畑でこんにちは →  スペードQ
スペード→ 向日葵がぺしゃんこに…


松山は、向日葵を自分が潰してしまってた事に気がついた。

松山「……」

黙って退いてみたが、もう手遅れと思い肩を落とす。

???「どいて」

その言葉と、ドン!と突き飛ばされるのは同時だった。

日傘を差した女性が、向日葵に近づき片手を振るうと、下敷きにした向日葵が元の姿に戻る。

その光景に松山が見惚れてると、傘を差した女性が声をかけてきた。

???「あら…貴方どこかで会ったわね?」

松山も、ウェーブかかった髪で顔だけは微笑んでる女性と、どこかで会ったと気付く。

松山「(この人…たしか霊夢さんの言ってた…名前はたしか?)」


664 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 23:16:20 ID:???

先着で


松山の記憶力 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 風見幽香さんだ!
スペード・クラブ→ だめだ。思い出せない…
クラブ5以下→ 風見鳥さんだ!


665 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:17:46 ID:???
松山の記憶力 →  ダイヤ8

666 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:18:24 ID:???
くそっなんでマチスでは二回ともダイヤが出なかったんだ

667 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 23:25:45 ID:???

天の声「>>666オームを!早くオームをハリー!!」


松山の記憶力 →  ダイヤ8
ダイヤ・ハート→ 風見幽香さんだ!


松山は、最初に攻撃されかけたこともあったからか、その名前をよく覚えていた。

松山「風見幽香さん…ですね?」

幽香「そうだけれど」

自分の名前は名乗らないのかしら?そう言われて松山もすぐ名乗る。

幽香「松山光?…いい名前ね」

その名をつけてくれた親に感謝しなさいと言って、幽香は立ち去ろうとする。

松山「(行っちゃうけど…どうしよう?)」


668 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 23:26:08 ID:???

どうしますか?


A 引き止める
B 黙って見送ってここから離れる
C その他 発言か行動を併記してください


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


669 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:27:29 ID:a3J7I1Tg
C 向日葵のことを謝っておく

670 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:28:03 ID:5Cqfhk1k
C 向日葵のことを謝っておく


671 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:28:11 ID:S8tmefAU
A

672 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 23:36:51 ID:???

C 向日葵のことを謝っておく


松山「(そうだ!)あ、あの!」

畑に入った人間を見逃そうというのに、わざわざ声をかけられて、幽香は煩わしそうに振り返る。

松山「向日葵のこと…すみません」

幽香「……」

その言葉を聴いて、幽香の気持ちは少し柔らかくなった。

幽香「いい心がけね。…その気持ちも大事にしなさいね」

そこでまた機嫌よさげに歩み去ろうとした幽香だったが、ふとした思いつきに足を止めた。

幽香「少し気分だし…私に何かあれば聞くわ」

ただし一つだけ、と幽香は言った。

松山「(ひとつだけか…何を聞こう?)」


673 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/08(木) 23:37:24 ID:???

何を話しますか?


A サッカーが得意かについて
B 紫の友人について
C 勧誘してみよう!
D その他 発言を併記してください


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


674 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:37:44 ID:5Cqfhk1k
A

675 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:38:59 ID:S8tmefAU
C

676 :675:2009/01/08(木) 23:41:32 ID:S8tmefAU
すみません
Bに変更


677 :森崎名無しさん:2009/01/08(木) 23:53:33 ID:t5M3+sGg


678 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 00:04:39 ID:???

B 紫の友人について


松山はここで、紫の去り際の助言を思い出した。

松山「(紫さんの友人…この人は知ってるかも)」

幽香はただ黙って松山の言葉を待ってくれている。

松山「風見さんは、八雲紫さんの友人を知ってますか?」

幽香「紫?スキマ妖怪の友人…」

少し予想を外れた質問に、暫し幽香は返答に詰まった。

そして幽香の答えは?


679 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 00:05:00 ID:???

先着で


フラワーマスターアンサー → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 「鬼と冥界の姫ね」
ハート・スペード→ 「亡霊姫のことかしら?」
クラブ→ 「あの妖怪に友達?そんなのいないわね」



今日はここまで。嗚呼マチス……コホン。
決死結界についてはご意見あったら厳しいの問わずお願いします。


680 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 00:05:30 ID:???
フラワーマスターアンサー →  クラブA

681 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 00:06:25 ID:???
うほっ もはや引きの悪さきわまりけり

思えばマーク判定はことごとくクラブだしてるなあ

682 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 00:09:54 ID:???
決死結界よりもぶっちゃけクラブAの方が大問題なんだぜ?

683 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 00:11:27 ID:???
上の能力は紫の決死結界なのかな。
チート結界代表といえば味方の射命丸だけど、さて・・・?

684 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 00:21:49 ID:???

クラブA
クラブ→ 「あの妖怪に友達?そんなのいないわね。ええいない絶対いない!」


その質問に幽香の態度が豹変した。

幽香「あの妖怪にお友達…そんなのいないわ」

松山「え…でも」

しかし反論など幽香は許さない。それが唯一真実だと言い聞かせるようにまくしたてる。

幽香「考えてもみなさい…あんな胡散臭いうえに何考えてるかわからず神出鬼没な女に…」

友達なんてできると思う!?となぜか幽香が運命神に操られてるように熱を帯びた口調で語る。

松山「そっか…そうですよね!実は俺もそう思ってたんです!」

そして根が素直な松山は、ころっと同調してしまった。

上機嫌で二人は、八雲紫友達いない説を塗り固めていく。

松山「そうか…あの人がいつもああいう態度取るのも…」

幽香「そう!友達がいないからね!そうに違いないわね」

こうして松山は幽香との関わりを少しだけ強めて、別れたのだった…。


685 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 00:23:26 ID:???

>>683
おっしゃるとおり、紫の決死結界です。
射命丸は確かに強すぎるのでまだ考えてます…

今度こそ、ここまで。
こうしてこちらでも紫の友達いない説が浮上しました。クラブのAさんめ…


686 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 00:24:00 ID:???

*松山→ (寂しい人) → 紫
*幽香→ (孤独な妖怪) → 紫
*松山 → (話し相手) ← 幽香


687 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/01/09(金) 00:25:35 ID:???
うちのスレの紫ならそれで合ってるのにwww
こっちでは一体どうなんでしょうか…w
松山、幽香と仲良くなってよかったね…本当によかった

688 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 21:56:04 ID:???

天の声「>>687こちらでは紫友人いない設定はありませんじゃ。ありませんが、今後の引きによっては…?」



太陽の畑を出ると、松山は厚着はしてたからよかったと考えて、またどこかで暖を取ろうと考えた。

松山「(寒い…風邪にでもかかったら大会どころじゃないぞ)」

しかしいきなりスキマで飛ばされた為、土地勘もなく雪の中歩き回るしか術はなく

松山「紫さんの友(達と紫さんが一方的に考えてる)人を探さないとならないし…動くしかないけど」

松山はぎゅっと上着を強く結ぶように着込むと、震えを堪えて移動した。


689 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 21:56:43 ID:???

先着で


松山どこに辿り着く? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


K→博麗神社
J、Q→人里
9〜10→冥界
8→寂れた洋館
5〜7→香霖堂
A〜4→魔法の森
JOKER→イーグルスのメンバーが松山を探しに!


690 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 21:59:00 ID:???
松山どこに辿り着く? →  クラブ10

691 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 22:14:14 ID:???
紫さんは友達がいないと言うのに松山君は早速お友達のおうち訪問ですか

692 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 22:32:26 ID:???

???「>>691妬ましいわ」


松山どこに辿り着く? →  クラブ10
9〜10→冥界


白く染まる幻想郷をただ歩いた松山が、辿り着いたのは冥界だった。

松山「(ここは…そうだ、たしかこの先に…)」

長い階段が見えてきて、さらに人影らしきものも見えたので

松山は疲れも寒さも忘れて駆ける。

松山「(あそこにいるのは…!)」


693 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 22:32:44 ID:???

先着で


冥界二次遭遇 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 妖夢
スペード→ ユユコナイト
クラブ→ 試合に出てた幽霊
クラブA、2→ 舌出した黄色い幽霊
JOKER→ 魔法を跳ね返されたザキ神官


694 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 22:34:36 ID:???
冥界二次遭遇 →  ダイヤ4

695 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 23:40:44 ID:???

冥界二次遭遇 →  ダイヤ4
ダイヤ・ハート→ 妖夢


松山が見つけたのは、前の試合で何度も勝負した後、友達となった少女。魂魄妖夢だった。

遠目から手を振りながら声かけると、あちらでも気がついて目を丸くする。

妖夢「光さん…?」

意外な来客と考えて、すぐ妖夢は前かわした、話をする約束を思い出した。

妖夢「(…いや、それにしてはこの姿は)」

いくら寒さに慣れてるとはいえ、長時間雪にさらされ歩いた松山の顔は寒さに青ざめていた。

松山「妖夢さん…こんにちは」

妖夢「一体…いえ。その服を乾かせる処へ案内しますから」

ついてきて、と

何があったか聞かずにそう言ってくれたのに、少し胸を温かくしながら、松山は後を追った。

妖夢に通された部屋の中で、やっと松山は人心地ついた。

松山が改めて礼を言うと、妖夢は何かを思い出した様子で

妖夢「雪時の寒い気持ちはわかりますから…」

とだけ言って、この雪の中、冥界に何の用ですか?と聞いてきた。


696 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/09(金) 23:41:33 ID:???

どう答えますか?


A 大会について事情を話してみる
B 紫の友人?について聞いてみる
C 雪の思い出について聞いてみる
D その他 発言を併記してください。


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


短いですが、遅くなったため今日はここまで。お疲れ様でした。


697 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 23:44:30 ID:Ogk7/cTU
A

698 :森崎名無しさん:2009/01/09(金) 23:45:39 ID:p9no46DU


699 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 15:07:46 ID:???

A 大会について事情を話してみる


松山が話そうとするのを、そこで妖夢が「あ、待って」と遮ってきた。

妖夢「守矢のキャプテンが来たことを報告してこないとならないので」

スッと立ち上がり部屋から外へ遠ざかる妖夢を見送って、松山は話す前に現状を整理した。

そうやって待つこと少し…妖夢の声がして、続いて足音。しかし一人分だけ。

妖夢が戻ってきた。誰かと一緒なようで。

妖夢「幽々子さま、こちらです」

障子が開くと、前と変わらぬ和服姿の幽々子が、ふわふわと現れた。

幽々子「あらあら…ようこそ白玉楼へ」

松山が慌てて畏まると、幽々子が、妖夢の用意した座布団の上に座る。

それでお話は?と二人に聞かれた後、松山は丁寧に、チームの置かれてる現状を説明した。


700 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 15:08:04 ID:???

〜少年説明中〜


松山が全て(紫と会ったことについては省いた)話し終えると

幽々子「なるほど」

幽々子はそうとだけ言って、妖夢はそんなことになってたんですか…と目を白黒させている。

妖夢「光さん達のチームはとっくに出場決まってると思ってました」

松山「はぁ面目ない…です」

消沈した松山に、慌てた妖夢が繕うよりも早く「ま〜妖夢ったらひどいのね」と幽々子が茶化す。

いつもの会話と反応に、ころころと微笑んでから、幽々子が尋ねてきた。

幽々子「話はわかりました。それでキャプテンさんは、何を求め冥界まで足を?」

一転して威厳を漂わせ、また一転して「ひょっとして妖夢と交友を深めにきたの〜?」とおどける。

それから振舞われた茶と茶菓子を前に、松山はそろそろ話を進めようと考えた。


701 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 15:08:36 ID:???

どう話しますか?


A 「知恵を貸してください」
B 「実は偶然迷いついたんです」
C 「紫さんの友人?について知りませんか?」
D 「決死結界について教えてください!」
E 「この茶…毒が入ってたりしませんよね?」
F その他 発言を併記してください。


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*あと2回まで選択可です。


出かけてきます。続きは後ほど。


702 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 15:10:47 ID:daFCYSLM
A

知恵っていうのは大会に出るための知恵ですよね?

703 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 15:12:16 ID:YIGeF9+Y
C

704 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/01/10(土) 16:11:08 ID:pWk+kqyw


705 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 21:54:06 ID:???

A 「知恵を貸してください」


松山「(紫さんは自分の友人らしい人を頼れって言ってたけど…)」

それがいるかどうかもわからないので、松山は目の前の幽々子(紫の友人)に知恵を借りようと考えた。

幽々子「知恵?そうね。……」

沈黙が部屋を支配して、松山も妖夢もなんとなくその静寂を破れずじっとしてて

幽々子「では、こんなのはいかがかしら?」

そう前置きしてから、幽々子が教えてくれたのは…


706 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 21:54:54 ID:???

先着で


亡霊嬢の知恵 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 西行寺チームのかわりに出場!?
ハート・スペード→ 紅魔館の情報を教えてくれる
クラブ→ わぁい今日の夕飯の献立を教えてくれた


707 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 21:57:04 ID:???
亡霊嬢の知恵 →  クラブ6


708 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 22:19:39 ID:???

天の声「松山の現ガッツが500なのは雪の中を歩いたからですじゃ」


ハラペコ亡霊嬢の知恵 →  クラブ6
クラブ→ わぁい今日の夕飯の献立を教えてくれた


幽々子「お腹が空いてはいい知恵も出ないと言いますね」

いきなり飛んだ話題に、松山はよくわからない表情を浮かべる。

幽々子「ですので、いまの私がお貸しできる知恵は、今日のお夕飯の うな重 についてだけなの」

松山「は、あ、あの…?」

幽々子は陶酔した感じで、夕飯について様々な観点から語り始めた。

困り果てた松山が、妖夢に目で救いを訴えるが、沈痛な表情で首を横に振られるだけで。

松山「(いまになってフライハイトの気持ちがよくわかるなんてな、はは。はぁ…)」

そして松山は、今日の夕飯を幽々子がどれくらい楽しみにしてるか、とっくり聞かされる羽目となった。

*松山のガッツが減りました。 (500/900)→(450/900)

妖夢はといえば、その光景を、なんだかほっとした気持ちで眺めてこっそり思った。

妖夢「(幽々子さまが授けてくれる知恵ってやっぱりこーですよね)」


709 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 22:22:16 ID:???
ダブルイールktkr

710 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 22:26:08 ID:???

幽々子「どこかの誰かが言ったそうよ。せめて十年は継ぎ足しながら熟成させたモノじゃないと話に…」

松山は黙って、妙に豊富な知識のうな重の話を聞き終えてから…

仕方ないので、もう一度別の方向から話をしてみようと考えた。

松山「(でも何をどう話せばいいんだろうか…)」



どう話しますか?


A 「うな重についてもっと聞く」
B 「紫さんの友人?について知りませんか?」
C 「決死結界について教えてください!」
D もう一度知恵を貸してもらう
E その他 発言を併記してください。


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*あと1回まで選択可です。


711 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 22:29:07 ID:ofTaqgFY


712 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 22:29:28 ID:mvWy9IdQ
D

713 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 22:30:20 ID:6/LB42LI
A

714 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 22:34:11 ID:HU6vZyck
A

715 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 23:12:37 ID:???

A 「うな重についてもっと聞く」


松山「(今聞くべき事は何だ?大会についてか?否!決死結界についてか?断じて否!!)」

今話すべきこと、それはこれだ!そして松山が発した台詞は…!

松山「それじゃ鰻についてもっと詳しく聞かせてください!」

妖夢「(えー!?)」

幽々子「あらよかった。実はまだ鰻の話し足りなかったの」

妖夢「(えー!!?て…ええー!?)」

どんな道筋をたどったのか、松山と幽々子は鰻談義に興じてしまった。

妖夢はダブルショックを受けて、二人の会話を呆然として聞き眺める。

幽々子「それでね、私思うのだけど。幻想郷にも鰻料理を得意とする人が必要だと…」

松山「それはいい考えですね!俺も必要だと思います!」

そのうち、妙な疎外感を感じた妖夢は、それも自分の未熟故ということにして剣の素振りに出かけた。


*松山 → (うな重同盟) ← 幽々子
*幽々子の評価値と好感度が上がりました。
*冥界に、助っ人召喚のフラグがたちました。


716 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 23:13:34 ID:???

そろそろ夕飯時。うな重の時間だと言って、幽々子は松山にも食べていきなさいと告げた。

その言葉に甘え、松山は部屋にうな重を届けられ、一人頂いてから

松山「(そういえばチームのみんな心配…してくれてるかな?)」

ちょっと自信なさげに、心配してくれてるならすまないなと思って、松山は空になった重箱を置いた。

するとちょうど稽古を終えた妖夢がやってきて

妖夢「もう日が暮れましたし、今からでも宿を探しに行った方がいいです」

そう言った。やっぱり迷惑だったのかなと松山は思ったが、妖夢の意図は違った。

妖夢「ここは生身の人は泊まったりしないほうがいいんです」

幽々子様も抑えてましたが、気が緩むといつ冥府に誘うかわかりませんと言ってきた。

それから、ここでなら泊まれますと言って、妖夢が渡してくれた地図の場所は…


717 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/10(土) 23:13:51 ID:???

先着で


半人半霊娘の地図 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 博麗神社
ハート・スペード→ 人里の旅館
クラブ→ 香霖堂


718 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 23:14:30 ID:???
半人半霊娘の地図 →  クラブA

いでよクラブ!


719 :森崎名無しさん:2009/01/10(土) 23:14:39 ID:???
半人半霊娘の地図 →  スペード3

720 :710:2009/01/10(土) 23:14:43 ID:???
なにィ!

721 :720:2009/01/10(土) 23:17:00 ID:???
↑の名前は719の誤りです 失礼

しかしピンポイントで出やがるとは

722 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/11(日) 00:05:55 ID:???

半人半霊娘の地図 →  クラブA
クラブ→ 香霖堂


妖夢が紙に書いてくれた地図には、香霖堂という古道具店の場所が書かれていた。

妖夢「魔法の森の入り口に建ってるんですが、くれぐれも間違えて森には入らないでください」

念を押されて、松山は冥界から送り出された。

*うな重を食べて松山のガッツが増えました。 (450/900)→(850/900)

途中振り返って、何度か礼をする松山に手を振って…

妖夢「お嬢様…」

何かしらと続きを促されたので、妖夢はそのまま尋ねた。

妖夢「あのお店でよかったんですか?泊めてもらえても、きっと光さん、雪かきとかさせられますよ」

幽々子「それも人生の勉強じゃないかしら?」

それを聞いて妖夢は、ちょっと薄れてた松山への共感を回復させると同時に嘆息した。


723 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/01/11(日) 00:07:11 ID:???

妖夢「……それと、大会ですけど、うちは不参加な予定なんだしかわりに…わあっ」

幽々子が半霊に噛み付いてきたので、妖夢は慌てて逃げる。

幽々子「それについては…もう少し頑張る様子を見届けましょう。ねえ紫?」

???「あら気付いてたの?」

スキマが開き、上半身だけで紫が現れた。

紫「だけど幽々子も意地悪ね。あの子きっと内心で無力さに苛まれてるわよ?」

その発言に対して同じように扇子で口元を隠して、幽々子は松山の消えた方向を見た。

幽々子「だいじょうぶよ。あの子は頼もしいお友達に恵まれてるんだもの」

紫「そうね。半人前な庭師とそれに、幽々子が妙にこだわる雨好きの天才君もね」

笑いながら探るような紫に、軽く引いて本心を掴ませないような笑顔で幽々子も答えた。

幽々子「だって。私も雨は好きだもの」


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