キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
826 :
キャプ森ロワ
:2009/05/06(水) 00:53:39 ID:Q0l9M4Sw
メンバー全員ひとまず食堂に集まり、まずは今回の事の発端である森崎、アルス、リンダの失踪、
それに伴う、透と真里のダンジョン進行、そして残ったペンション組の主な動向をヤンが上手く取り仕切り
纏めていく。そして最後に残った話が…
森崎「それじゃ最後はアルスだな…結局何であそこで引き返したんだ?」
アルス「…それは…」
森崎の質問にアルスはゆっくりと語りだした。
アルスは森崎と別れた後、ジョアン達と邂逅した場所まで戻る。その場所はかつて彼が大魔王と
呼ばれる存在と死闘を繰り広げた場所でもあった。そして先程とは異なり、辺りは闇一色に覆われており、
ダンジョンの出口から僅かに光が漏れるのみだった。
アルス「……いるんだろ?」
アルスが闇の中に問いかけると、かつてそうだったように、その部屋にある、たいまつがひとつづつ
燈っていく、そして闇の中から現れたのは…
クレア「あら…わざわざ戻ってきてくれたんだ…てっきりあのままもう戻ってこないと思ったのに」
無機質な笑みを称える、クレアがいた。アルスはクレアを見るなり苦い表情を浮かべるが、
一瞬目を閉じ、決意を固めると、背中から王者の剣を引き抜く。
クレア「へぇ…それを抜いてどうしようと言うの?貴方に私が殺せる?」
そのアルスの行動が心底おかしいようで、今にも腹を抱えて笑い出しかねない雰囲気だったが、
アルス「………確かに君が本当にクレアなら僕にそんな事出来るはずも無い…だけど……
だけど………お前はクレアじゃない……そうだろ?」
「大魔王ゾーマ」
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0ch BBS 2007-01-24