キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
1 :
TSUBASA DUNK
:2009/04/25(土) 14:52:01 ID:HvkFY8qg
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界で翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。
※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
おかげさまで10スレ目(!)に突入しました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。
〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
進学した海南大付属高校でレギュラーの座を掴み、いよいよ県大会決勝リーグに乗り込む!!
初戦の相手は湘北高校!
955 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 10:08:03 ID:???
>>953
確かに少し早いかもですが、いつかそんなスレタイが似合う展開を作れるように頑張ります!
>>954
実は自分でも結構ドキドキしてます。
***
美津乃「さ〜て、時間が空いちゃったけど反省会の続きをするわよ」
城山「……あれ、桜木は帰ったのか?」
美津乃「翔陽対陵南戦には興味ないみたい。それよりも自分の練習に行くって言ってたわ」
城山「見かけによらず真面目だな(すぐにサボりたがる、どこかのスポーツショップの店員にも
見習わせてやりたい)」
美津乃「本当にねえ(サッカーの勉強が進まない、どこぞのサッカーチームの監督にも見習って
ほしいわね)」
城山「翔陽か陵南の選手はこないのか?」
花形「ここにいますよ」
城山「うおっ!デカイ!!」
美津乃「桜木くんよりさらに大きいわね。えっと、あなたは翔陽のセンター・花形くんね?」
花形「ええ。よろしくお願いします」
城山(桜木と違って礼儀正しくて、やりやすそうだな)
956 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 10:09:25 ID:???
美津乃「まずは陵南戦の勝利、おめでとう!」
花形「ありがとうございます。ですが、決勝リーグはまだ始まったばかり。1勝したからって
手放しで喜ぶ訳にはいきませんよ」
城山(う〜ん、固いねえ)
美津乃(シロちゃんも爪の垢を煎じて呑ませてもらえば?)
花形「それにライバル・海南も1勝しているでしょうからね」
美津乃「そ、そうね(そっか、まだお互いの結果を知らないのよね)」
城山(次スレの最初の方は荒れるな……)
美津乃「翔陽対陵南と言えば、花形くんと魚住くんの大型センター対決も注目されていたけど
実際にやってみてどうだった?」
花形「魚住はキャプテンとしてチームプレーに徹していたところがありますから何とも……」
城山(う〜ん、面白くないコメント。美津乃ちゃんも早くも飽きてきたって顔してるし)
美津乃「じゃあ、さっそく試合を振り返りましょう」
城山「翔陽対陵南では、シーンごとにボールを持つ選手を判定で決めるシステムを入れてみた」
花形「あれで我々センターも活躍できるようになりましたね。今までのPGがボールを運んでって
システムだとなかなか出番がなくて」
美津乃「ガードばかりがガッツが減ってたのよねえ。その分、覚醒も多かったけど」
957 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 10:10:36 ID:???
城山「まだ使い始めて間もないが、問題ないと思う。しばらくはこのシステムでいくか」
美津乃「少なくても決勝リーグはこれでやった方がいいかもね」
花形「そう言えば、試合の長さがいつもと違いましたね」
城山「そうそう、この試合は10分ごとに4つに分けてやったんだ。海南が絡まない試合は
このサイズでやろうと思う」
美津乃「いいんじゃない?計算が煩雑にならないし」
花形「最後まで競りましたよね。ギリギリまで結果の分からない試合でした」
城山「読んでくれている人からの提案に便乗して、接戦では最後の方をきちんと描くことに
したんだ」
美津乃「逆転、さらに逆点と、どちらを応援していた訳でもないけど、本当にハラハラしたわ」
城山「今回のシステムについてはだいたい満足のいくものになったな。試合の結果も海南対湘北
に比べてよかった」
美津乃「あっちの試合はだいぶ点差が開いたからね」
花形「ほう!海南はそんなに大勝したんですか?」
城山(あ、ヤベ……)
美津乃「う、うん……こういうのはきちんとストーリーの中で知ってね」
城山「ということで、今回の反省会はここまで〜」
958 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 10:13:16 ID:???
美津乃「バイバ〜イ!!」
花形「え、ちょっと待ってくださいよ!なんでそんなに慌ててるんで……ふぐぅ!!」
美津乃「ふう、変なところで喰いついてくるんじゃないわよ」
城山「うわぁ……鳩尾にハイキックかよ」
美津乃「顎を狙ったんだけど、背が高くて無理だったわ」
城山「ダメージが次スレに残らないといいんだが」
美津乃「ゴホン!では、今度こそ……このスレでの私たちの出番はここまで。まったね〜!」
959 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 11:59:18 ID:NylOWdIU
TSUBASA DUNK特別編「キャプテン森崎外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜」
「残念ながら、君は、君の体はもう2度とサッカーをすることが出来ない」
神奈川県のとある大学付属病院の一室。医師はあくまで事務的に事実を伝えた。それは苦痛に
満ちた行為ではあるが、感情を押し殺し機械的に振る舞うことこそ患者のためであるというのが
スポーツドクターとしての彼の信条だった。時に、患者に感情移入しすぎる医者もいるが、彼には
それは判断を鈍らせ、患者に事実を伝えられない可能性もある危険な行為に思えた。
だから、今までどんな患者にも平等に接することができたし、最良の治療、リハビリを選択して
こられた、自分の信条に誤りはなかったと自負している。そしてこれからもそうやってスポーツ
ドクターとして生きていく、そう考えていた。
しかし、そんな彼にとっても「日本サッカー界の救世主」「新時代のヒーロー」とメディアで
取り上げられている目の前の中学生からサッカーを取り上げるということは、耐えがたい苦痛で
あった。
(いっそ、ここから逃げ出せたらどんなによいか)
彼は同じ言葉を、もう一度、口にした。もしかしたら、医師にとっても辛すぎる事実を口に
することで少しでもその重圧から逃げたかったのかもしれない。
「君は、もう2度とサッカーができないんだ」
960 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:01:34 ID:NylOWdIU
時間は遡る。
静岡県のとある中学校のサッカー場に少年の姿はあった。先日、フランスで行われた第1回
国際ジュニアユース選手権において優勝という栄誉を勝ち取った日本代表の主力選手として
活躍した彼は、日本だけでなく世界からも注目される選手となった。
そして、間もなく世界への扉が開かれる予定だった。なんと、ブラジルのプロチームに入団
することが決まったのだ。
日本を発つ前に、ともに闘ってきた仲間たちに、そして自分を慕ってくれた後輩たちに自分の
持てる技術を全て継承して外国に行きたい。
それは自分の存在を忘れないでほしい、そんな気持ちが生んだ行為だったのかもしれないし、
日本のサッカーレベルを上げたいだけなのかもしれない。周りで見ている大人たちの頭には
色々な理由が思い描かれた。
しかし、一緒にプレイしている仲間たちには分かっていた。
ただ、こいつはサッカーが好きなんだ。
1秒だって長く、サッカーをしていたい。
飛行機に乗るまで。いや、飛行機に乗っているときだって。
そんなサッカー馬鹿な彼を仲間たちは信頼していたし、大好きだった。だから、彼が外国へ
行くことはとても寂しいことだったが、見送りのときにも決して悲しい顔をしないようにと
陰で話し合って決めていた。一足先にブラジルに旅立ったライバルに追いつけるよう、日本に
未練が残らないよう、笑顔で送り出してやろうと。
961 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:02:33 ID:NylOWdIU
しかし、悲劇は起こった。
大きな大会が終了しても、彼のメンタルは弛緩することはなく、動きはいつもどおりだった。
いや、ブラジル行きが決まって以来、彼の動きはいつも以上にキレていた。そのキレが悲劇を
生んでしまったのかもしれない。
自らドリブルで切り込み、サイドに流れたところで一気にボールを逆サイドに送ることで相手の
陣形を崩し、さらにウイングがセンタリングを上げ、ポストプレイからチームの点取り屋が
シュートという得意の得点パターンを後輩に受け継がせるべく、手本を見せていた時だった。
「いいか、山森。このプレーの鍵はいかにすばやく逆サイドにボールを送れるかにかかっている。
常に、そのまま切り込むのか、それとも逆サイドにはたくのかという選択肢を持っていることを
相手にも意識させないと効果は薄い。見ていろ」
ドリブルで突っ込み、そのまま相手の陣地奥まで行くかに見えたが、一瞬で体の向きを変えて
逆サイドにパス。見慣れた光景だったが、山森はいつもその動きを美しいと思っていた。授業で
ならう、どんな音楽より、絵画より、彫刻よりも。しかし……
「!?」
962 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:04:14 ID:NylOWdIU
ボールは全速力で走るウィングの滝がギリギリ届く地点に落ちた。そのボールは数メートルの
ドリブルの後、ペナルティエリアやや奥にいた井沢に向けての高いパスとなり、ヘディングで
斜め前に落とされたボールに来生が合わせる。
バシュ!
と小気味の良い音を立てながら、ボールはゴールネットを揺らす。横で見ていた後輩たちから
歓声が上がる。
「こらこら、感心してどうする。来年からはお前たちがこれをやるんだぞ」
自称ナンバー2の井沢が後輩たちを諭す。
「ま、俺レベルの点取り屋がお前らの代から出られるかは分からないけどな」
空気の読めなさはワールドクラス、来生。
「しかし、相変わらず正確なロングパスだよな……って、おい!」
滝(出っ歯)が逆サイドを振り返ると、そこには呆然と立ち尽くす山森と、腰を押さえながら
グラウンドに倒れている少年の姿があった。
963 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:06:25 ID:NylOWdIU
そして、また病院へと話は戻る。
「君は、もう2度とサッカーができないんだ」
医師は3度、同じ言葉をつぶやく。
「君の腰は度重なる激戦で傷を負ってしまっている。正直、現代医学では治しようがないんだ」
「そんな。だって、プロにも腰や脚に爆弾を抱えながらも第一線で活躍している選手はいる
じゃないですか。それに、先生に診てもらってからずっと楽になったし、走ったり、ジャンプ
したりもできるんですよ」
「そうだ。君の体は日常的な運動はできる。いや、野球やバレーボールといった他のスポーツ
ならいくらでもできるんだ。しかし、しかしだ。サッカーだけはできんのだよ」
「意味が分かりません!どういうことですか!?」
「人間の腰には『サッカー筋』と呼ばれる筋肉がある。サッカーボールを蹴る、ヘディングする、
キーパーだったらキャッチするといったときにだけ動く筋肉だ。これは損傷しても日常生活に
支障がないが、決して治ることはない。今まで損傷した事例があまりに少なく、また治療の
必要性も他の怪我に比べて小さかったことから研究が不十分で、世界でも専門家はいない」
「そんな『キン肉マン』みたいな科学を信じろっていうんですか!?」
「信じようが信じまいが、それが事実だ。君が二度とサッカーをできないということは変わらん」
厳しい顔をしながら医師は少年に世界で唯一というサッカー筋の専門書を見せながら症状に
ついて丁寧に説明していった。その態度は機械的であったが、どこか優しさが感じられた。それが
同情なのか、憐みなのか、もっと別の感情からきているのか中学生の少年には分からなかったが。
964 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:07:59 ID:NylOWdIU
医師の説明はこのようなものだった。
サッカー筋はサッカーボールを扱う行動にのみ働く筋肉であること。
大人になってから損傷することはほとんどなく、世界のプロ選手がサッカー筋を損傷した事例は
未だないということ。
体のまだ出来上がっていない小中学生が損傷することがあるが、別の道に進むため困ったことは
なかったこと。
正直、他の病気や怪我で手一杯で、サッカー筋に関する研究は遅れている、いや、これからも
なされないかもしれないこと。
専門書(民明書房刊)を閉じると、医師はまたあの言葉をつぶやく。少年のサッカーへの気持ちに
静かにとどめをさすかのように。
「最後にもう一度言うよ。君は二度とサッカーができないんだ……翼くん」
965 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:11:10 ID:NylOWdIU
それから少年の生活は大きく変わった。入団予定だったクラブチームと、手続きをしてくれた
昔の恩師に事情を話し、ブラジルに行けなくなった旨を謝罪の言葉とともに伝える。
先日までブラジルから取り寄せたサッカー雑誌が所狭しと広げられていた彼の机の上は、今では
参考書や開きっ放しの問題集に占拠された。中学3年生の彼は受験生である。
季節は巡り、春がやってくる。少年は高校生になっていた。
入学式が終わるとすぐに彼はサッカー部に入部届けを提出した。サッカーボールに触れられない
サッカー部員の誕生である。
さらに2年が経つ。少年は熱海温泉高校サッカー部のキャプテンとして、かつての仲間がいる
南葛高校とIH出場をかけた県大会決勝に臨むこととなった。
その控え室……
***
TSUBASA DUNKをやっていなければ描きたかった物語を埋めネタとしてやらせていただきます。
残りのスレでどこまで書けるか分かりませんが……
966 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:46:21 ID:NylOWdIU
翼「南葛の布陣はおそらくこうだろう」
ホワイトボードに慣れた手つきで南葛のフォーメーションを書き込む。
――――H――
――J――――
―――――――
―――I―――
―G―――F―
―――E―――
―――――――
D―BA―C
―――@―――
H来生
J長野
I岬
G浦辺
F山森
E中山
D石崎
C滝
B井沢
A高杉
@一条
翼「静岡だけでなく、この世代を代表する選手たちが勢ぞろいしている。特に攻撃力は全国でも
トップクラスだろう。FW、MFだけでなく、ほとんどDFの選手がオーバーラップして攻撃に
参加できる。しかし、逆に言えばDFを誘い出し、カウンターを狙えば簡単に点が取れるという
ことだ。この試合もいつもどおり守備を固めて、カウンターで点を取りにいくぞ」
967 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 12:50:10 ID:NylOWdIU
翼「点を取るのは1トップの新田、お前に任せたぞ。俺たちは全員で守る」
新田「任せてくださいよ。俺の隼シュートでアイツらをぎゃふんと言わせてやります」
翼「こちらの布陣はいつもどおりだ」
―――――――
―――H―――
―――――――
―――――――
―――J―――
G――I――F
――E―F――
―D―B―C―
――@―A――
H新田
J味方J
I味方I
G味方G
F味方F
E味方E
D味方D
C味方C
B味方B
A翼
@味方@
翼「味方Iが岬を、味方Jが中山をマーク。簡単に前にパスを出させるな。それ以外はボールを
持っている選手を2〜3人で囲め。人数差をつければボールを奪えないことはない」
968 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 13:02:06 ID:NylOWdIU
両チームの選手がフィールドに入ってくる。南葛の選手たちは翼の方を複雑そうな表情で見ている。
翼(こんな体になっても……俺はサッカーを捨てられない。俺にはサッカーしかない!例え、
相手選手や観客に嫌われるようなプレーしかできなくても)
コイントスのために翼は南葛のキャプテン・石崎と向かい合う。
石崎「つ、翼ぁ……」
翼「……」
主審の手の上で、コインが高く舞う。
先着1名で
コイントス→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→南葛ボール!
スペード・クラブ→熱海温泉高校ボール!
JOKER→飛んでいるのはコインじゃない、コンバインだ!?
969 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 13:15:04 ID:dU1tfazc
コイントス→
ダイヤ8
970 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 13:53:36 ID:NylOWdIU
両チームのフォーメーションにちょっと間違いがありました。正しくは以下です。
南葛
――――H――
――J――――
―――――――
―――I―――
―G―――F―
―――E―――
―――――――
D―B―A―C
―――@―――
熱海温泉
―――――――
―――H―――
―――――――
―――――――
―――J―――
G―――――F
――E―I――
―D―B―C―
―――@A――
971 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 13:54:37 ID:NylOWdIU
>コイントス→ ダイヤ8
>カードのマークがダイヤ・ハート→南葛ボール!
コイントスの結果、南葛ボールとなった。両チームの選手が自陣に散らばる。キックオフまで
翼が南葛の選手たちに声をかけることはなかった。南葛の選手たちもなんとなく気まずくて
翼に声をかけられないでいた。
そして、試合が始まる。ボールは中盤の底、中山に渡される。南葛はこの中山か岬のどちらかが
ゲームメイクをするのが基本的なパターンである。それ以外にも高校からDFにコンバートされた
滝のサイドアタックや、さらに最後列からゲームメイクもこなせる井沢のオーバーラップなど
多彩な攻撃があった。
翼(味方J、いけ!)
味方Jは翼の方を見て、自分のすべきことを確認するとそのまま中山に向かって走っていく。
そして、近づくと今度は距離を保ったまま中山のやや前を並走する。
中山(ボールを奪いにこない?)
ボールを奪いに来る気配がないので、余裕を持って前線を確認すると左サイドの浦辺がフリーに
なっていた。
中山(ペナルティエリア付近を固めすぎたか?浦辺のマークがいない)
センターライン付近から大きく山なりのパスを出すと、簡単にパスが通る。しかし、浦辺が
トラップした瞬間、熱海温泉高校の選手たち3人に囲まれていた。
972 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 13:56:26 ID:NylOWdIU
浦辺「しゃらくせえ!雑魚ども、抜いてやるぜ!!」
先着4名で
(攻撃側)
浦辺のドリブル→ ! card+(ドリブル)15−(3人に囲まれたペナ)8
(守備側)
味方F→ ! card+(タックル)11
味方I→ ! card+(タックル)11
味方C→ ! card+(タックル)12
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る!
1、0、−1→左から(岬がフォロー)(せりあい)(味方Eがフォロー)
≦0→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
浦辺のマークがダイヤの時、アルマジロドリブルが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
973 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 14:33:11 ID:???
浦辺のドリブル→
ハート10
+(ドリブル)15−(三人に囲まれたペナ)8
この翼とカマタマの監督を出会わせたい。
974 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 15:23:01 ID:???
次に引いてくださる方はお手数ですが、守備側を3ついっしょにお願いします。
このままだと進まなそうなので……
(守備側)
味方F→ ! card+(タックル)11
味方I→ ! card+(タックル)11
味方C→ ! card+(タックル)12
975 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 15:26:19 ID:???
味方F→
クラブ3
+(タックル)11
味方I→
スペードQ
+(タックル)11
味方C→
ダイヤK
+(タックル)12
976 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 15:56:56 ID:NylOWdIU
>>973
いやいや、恐れ多すぎますよ!!私もお話をお伺いしてみたいですが。
***
>浦辺のドリブル→ ハート10 +(ドリブル)15−(三人に囲まれたペナ)8=17
>味方F→ クラブ3 +(タックル)11=14
>味方I→ スペードQ +(タックル)11=21
>味方C→ ダイヤK +(タックル)12=25
>(攻撃側の数値)17−MAX(守備側の数値)25が≦0→守備側がボールを奪う!
浦辺(この雑魚どもを軽〜く抜いて、翼に今の俺の実力をアピールしてやるぜ!)
意気揚揚と仕掛ける浦辺。
翼(決勝までの南葛の戦いは全て見てきた。出来る限り会場に足を運び、ビデオも撮った)
冷たい目でボールを持つ浦辺を見つめる翼。
翼(浦辺の実力も分かっているよ。キミのドリブルじゃその3人はかわせない)
浦辺「あらよっと!」
F番、I番と続けて抜き去る浦辺。しかし、それは彼らが仕掛けた罠だった。
ズバッ!!
浦辺「なにィ!?」
左MFの浦辺はライン際で相手を抜く時にひとり目は右に仕掛ける癖があった。相手の出方に
よっては逆もあるが、右に仕掛ける方が好きなのでF番がそちらに隙を見せれば必ず右側から
抜く。そこで今度は右にI番を構えさせておけば左に仕掛ける。そして、抜いた先でIの陰から
C番にタックルにいかせるとラインが邪魔でかわせなくなるのだ。
977 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 15:59:18 ID:NylOWdIU
C番が弾いたボールをI番が一気に前線に送る。
味方I「新田ァ!!」
ドカッ!!
大きな弧を描き、ボールはセンターサークルの少し前にいた新田に向かっていく。
井沢「ナメるなよ!」
高杉「お前ひとりで俺たち南葛のDF陣から点が奪えると思ってるのか!?」
新田「アンタらなんて、いつまでも日向ひとり止められないじゃないか!!俺は日向を倒し、
日本一のストライカーになるんだ!!」
先着3名で
(攻撃側)
新田の競り合い→ ! card+(競り合い)15−(2人に囲まれたペナ)4
(守備側)
井沢の競り合い→ ! card+(競り合い)17
高杉の競り合い→ ! card+(競り合い)18
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧1→攻撃側がボールをキープ!
≦0→守備側がボールをキープ!
【補足・補正】
新田のマークがダイヤの時、隼トラップが発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
978 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 16:00:05 ID:???
新田の競り合い→
ダイヤK
+(競り合い)15−(2人に囲まれたペナ)4
979 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 16:27:52 ID:???
井沢の競り合い→
クラブ6
+(競り合い)17
980 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 16:37:43 ID:???
高杉の競り合い→
スペードJ
+(競り合い)18
981 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 17:33:32 ID:NylOWdIU
>新田の競り合い→ ダイヤK +(競り合い)15−(囲まれたペナ)4+(隼)4=28
>井沢の競り合い→ クラブ6 +(競り合い)17=23
>高杉の競り合い→ スペードJ +(競り合い)18=29
>(攻撃側の数値)28−MAX(守備側の数値)29が≦0→守備側がボールをキープ!
新田「俺たち熱温(熱海温泉高校)サッカー部はこうやって勝ってきたんだ!」
競り合いながらも、井沢より頭ひとつ高く跳ぶ。
井沢(ち、チビのくせに!!)
新田の背は低い。高杉や井沢と比べればなおさらである。しかし、それを補ってあまりある
瞬発力とジャンプ力を持っていた。だが……
高杉「甘い!」
新田「ぐわっ!!」
2対1ではさすがに分が悪い。味方の井沢もろとも新田を吹き飛ばしながら高杉がボールを
キープする。井沢と新田が倒れていたが、審判はファールを取らない。許容される接触だった。
そして、それだけの接触の中でも相手を吹き飛ばせるほどのパワーを高杉が秘めているという
ことでもあった。
翼(さすがだな、高杉。だが、1回目から上手くいくとは思っていないさ)
新田「チクショー!次こそ裏に抜けてやるからな!!」
ボールを奪った高杉は右サイドの滝にパスを出す。
982 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 17:36:09 ID:NylOWdIU
パスを受けた滝はグングンとライン際を上がっていく。しかし、熱海温泉高校サッカー部は
積極的にチェックにいこうとしない。
翼(分かっているな、みんな。滝のシュートは怖くない。センタリングにだけ気を付けるんだ)
熱温は静岡屈指のポストプレーヤー・長野に2人、岬・来生・山森に1人ずつマークをつける。
それでもDFが余るほど、熱温は守備に人数を割いていた。
滝(くっ、センタリングの上げどころがない)
中山「滝、こっちだ!」
熱温陣内のちょうど真ん中で中山にボールが渡る。
中山(俺たち南葛の研究をだいぶしてきたようだが……これならどうだ!)
ゴールまで25m、中山の足がボールを蹴り上げる。
翼(あのシュートフォームは……まさか!?)
岬(もう出すのかい?全国まで秘密にしておきたかったけど)
中山「くらえ、翼ぁあああ!!!!!」
983 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 17:38:19 ID:NylOWdIU
先着5名で
(攻撃側)
中山のドライブシュート→ ! card+(D・シュート)24−(25mペナ)2
(守備側)
味方Jのブロック→ ! card+(ブロック)11+(至近距離)2
味方Bのブロック→ ! card+(ブロック)12
味方@のパンチング→ ! card+(パンチング)17
翼のブロック→ ! card+(パンチング)19
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
ブロックとシュートの関係、ゴール判定は本スレ等と同じです。
【補足・補正】
翼までボールが届いた時、成否に関わらずサッカー筋損傷の激痛によりガッツが200減ります。
***
今日はここまでです。
やりたい放題ですみません。でも、(私だけは)楽しいっす。
984 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 17:45:00 ID:???
中山のドライブシュート→
スペード10
+(D・シュート)24−(25mペナ)2
>(私だけは)楽しいっす。
自戒の意味なんだろうけど、それは言いなさんな
985 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 17:51:44 ID:???
味方Jのブロック→
ダイヤ5
+(ブロック)11+(至近距離)2
986 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/08/25(火) 17:57:26 ID:???
味方Bのブロック→
クラブ3
+(ブロック)12
987 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 17:58:32 ID:???
味方@のパンチング→
ダイヤ6
+(パンチング)17
988 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/25(火) 18:00:45 ID:???
>>984
すみません。言葉が悪かったです。
埋めネタとは言え、みんなの森崎板で私の妄想を垂れ流してすみません。
自分だけでなくみなさんにも楽しんでいただけるよう精進します。
くらいのつもりです。
989 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 18:16:55 ID:???
翼のブロック→
クラブQ
+(パンチング)19
990 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 22:07:29 ID:???
ちょw パンチング二人でとか、ハンドやんwww
991 :
森崎名無しさん
:2009/08/25(火) 22:55:53 ID:???
【ヒロインは】TSUBASA DUNK 11【誰だ】
992 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/26(水) 09:59:02 ID:0+An1GO6
すみません。翼のパンチングはブロックの間違いでした。このまま続けます。
***
>中山のドライブシュート→ スペード10 +(D・シュート)24−(25mペナ)2=32
>味方Jのブロック→ ダイヤ5 +(ブロック)11+(至近距離)=18
>味方Bのブロック→ クラブ3 +(ブロック)12=15
>味方@のパンチング→ ダイヤ6 +(パンチング)17=23
>翼のブロック→ クラブQ +(パンチング)19=31
>ボールはこぼれ球になり、来生がねじこみに!
中山のシュートに至近距離から味方のJ番がブロックに入る。しかし……
ドガッ!!
味方J「ぐわっ!!」
シュートの威力に吹き飛ばされる。そして、高い軌道を描いたボールはドライブ回転により
急激に落下してくる。
ギュウウウウン!!!!!
翼(やはりドライブシュートか!)
ブロックにいった味方Bと、パンチングに向かった味方@がJ番と同じように吹き飛ばされる。
翼(威力も回転も申し分ない……だが、ドライブシュートの軌道なら読める!!)
中学時代には自らも得意としたシュートのため、自信を持ってブロックに入る。だが、その
シュートは当時の翼のものよりも回転も威力も上だった。
翼(なにィ!?予想より落差が大きい!?)
993 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/26(水) 10:01:36 ID:0+An1GO6
ボールはゴール手前でバウンドする。慌てて翼も足を伸ばす。
翼「(届け、届け)届けぇ!」
チッ!!
翼の祈りが届いたのか、ボールは足をかすめ軌道が変わる。
ガシャッ!!
そして、ポストに弾かれる。ブロックに入った翼は、負傷したサッカー筋を使ったダメージで
その場に倒れこむ。
翼「ぐっ……こぼれ球だ、フォロー!」
しかし、こぼれ球にいち早く反応していたのはあの男だった。
来生「ハッハァー!俺はボールに選ばれた男だ!!」
味方E「やらせるか!!」
味方Eもクリアーに向かう。
994 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/26(水) 10:02:12 ID:0+An1GO6
先着2名で
(攻撃側)
来生のボレーシュート→ ! card+(ボレーシュート)19
(守備側)
味方Dのクリアー→ ! card+(クリアー)14
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧1→来生のシュートが決まる!
≦0→守備側がボールをクリアー!
【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
***
試合の途中ですが、このスレでの更新はここまでです。
いつか、また埋めネタが必要になったら続きをやりたいです。
スレタイもよろしくお願いします。
>>1000
まで埋めてもらって構いません。
995 :
森崎名無しさん
:2009/08/26(水) 10:14:31 ID:???
来生のボレーシュート→
ダイヤJ
+(ボレーシュート)19
996 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/08/26(水) 10:25:00 ID:???
味方Dのクリアー→
ハート7
+(クリアー)14
997 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/26(水) 10:49:49 ID:0+An1GO6
>来生のボレーシュート→ ダイヤJ +(ボレーシュート)19=30
>味方Dのクリアー→ ハート7 +(クリアー)14=21
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧1→来生のシュートが決まる!
味方Dよりずっと早いタイミングでボールに追いつく来生。ゴールへの嗅覚はすでにワールド
クラスかもしれない。ただ……
来生「これが俺のスーパーミラクルグレート(略)ボレーシュートだ!!」
実況「ここで来生くんの普通のボレーシュートだァ!!」
若干、知力が足りていないようだ。しかし、シュートはがら空きののゴールに突き刺さる。
ザシュッ!!
実況「決まったァ!!試合開始5分。早くも南葛高校が先取点を上げました!!」
来生「見たか、翼!俺だって成長してるんだぜ」
中山「おっと、来生。そこは『俺たち』だろ」
翼「ああ。正直、驚いた。中山のドライブシュートも、来生のボールへの反応も。だけど、まだ
試合開始5分。必ず逆転してみせるさ」
まだ痛む腰を押さえながらも、ニヤリと笑い中山と来生に返す。そして、今度は味方に向かって
大きな声で叫ぶ。
翼「さあ、みんな。試合は始まったばかり。顔を上げて、試合を楽しんでいこうぜ!!」
***
今度こそここまで。
998 :
森崎名無しさん
:2009/08/26(水) 19:32:36 ID:???
【がけっぷち】TSUBASA DUNK11【追い詰められました】
999 :
森崎名無しさん
:2009/08/26(水) 21:08:59 ID:???
【勝つしか】TSUBASA DUNK11【なくなりました】
1000 :
森崎名無しさん
:2009/08/26(水) 21:18:38 ID:???
【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】
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