キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【三日会わずんば】キャプテン松山10【刮目せよ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/03(日) 23:25:11 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

やっと厄とか憑き物落とせた!? キャプテン松山もこれで10スレ目! これからもよろしくお願いします。


前スレ

【荒鷲の】キャプテン松山9【巣立ち】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1239541104



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


388 :森崎名無しさん:2009/05/11(月) 21:40:31 ID:???
なんだろうこの懐かしい感じ

389 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/11(月) 21:59:53 ID:???

クリーム捕獲なるか!?(霊夢補正+1) →  ダイヤ4 = 5
*5以下で、このアルバイトは失敗になります。


隙をつけた筈だった。が、ヴァニラ・アイスの顔と上半身が突然、消えた。

松山「え……?」

伸ばした右手の布が、何にも触れずに……松山は何が起こったのかわからずにいる。
その間にも、ヴァニラ・アイスの下半身まで、見えない何かに飲み込まれるように消えて……

霊夢「! そこから一歩下がって!!」

らしくない切羽詰った声が飛んで、松山が反射的にそれに従い下がる。
その直後、さっきまで松山がいた場所を何かが高速で横切った。手にしてた布が半分無くなっている。

松山「え、え?」

わけがわからず、ただ恐怖心だけがじわじわ湧いてくる。
その間にも、見えない恐怖の元は、松山を襲おうと、いや飲み込もうとして……


390 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/11(月) 22:00:29 ID:???

紫「ここまで、ですわね」

そこへ突然、涼やかな声が割り込んだ。
松山も、屋根から飛び降りた霊夢と萃香も動きを止める。
構わず紫が、見えない何かと松山との間に、大きなスキマを開いた。

『ウシャーーーーッッ!!?』

一瞬、耳障りな奇声が聴こえて、誰もが顔をしかめるが、紫がスキマを閉ざすとそれも聴こえなくなった。

松山「い、一体何が……っ?」

何が起こったか、よく飲み込めないでいる松山に、傘で紫外線をカットしながら紫が近付いてきた。

紫「はじめに……よく頑張りました。でもアルバイトは失敗ね」

霊夢「えー!?」
萃香「えー!?」

紫が告げた言葉に、松山よりも霊夢と萃香が、大いに落胆の反応をする。

紫「二人がショック受けてどうするの? ……しょうがないわね、もう……」

最後の詰めをしくじったから、大幅ダウンは受け入れなさいと言って、紫は松山に報酬を渡した。


391 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/11(月) 22:01:35 ID:???

先着で


紫の報酬 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。


ダイヤ→ 金40000
ハート・スペード・クラブ→ 金20000
クラブA→「報酬? ないわよ?」
JOKER→「最初だし大目に見ます」金100000!


392 :森崎名無しさん:2009/05/11(月) 22:01:49 ID:???
紫の報酬 →  クラブ5


393 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/11(月) 22:13:29 ID:???
紆余曲折あったけど、アルバイト失敗かあ。残念です。

紫のスキマで、空間に姿を消したクリームに対処できたのは、ご都合ということで。

394 :森崎名無しさん:2009/05/11(月) 22:41:53 ID:???
むしろ似たような能力だものな
・・・今更だが相手が男でよかったよ、女だったら絵面的にアレすぎるw

395 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:00:00 ID:???

>>394
最初の忠誠示すところから、あれですからね……まさに狂信者。


紫の報酬 →  クラブ5
ハート・スペード・クラブ→ 金20000


渡されたお金は、大きく減らされ……20000だった。

松山「(しょうがないよな……。貰えるだけありがたいと思わないと!)」

だけど。あと少し幸運が足りてれば、きっと成功させられたと思うだけに……悔しさひとしおだった。
それは手を貸したりしてきた霊夢も同じだったようで、若干の期待を抱いた瞳で、紫に訊ねる。

霊夢「ね、紫。もう仕事ないの? あれば私も手伝うけど」
紫「そうね。……霊夢には仕事より、修行をつけてあげようかしら」

霊夢は、ぶんぶんと首を振り、風のように鳥居まで離れてしまう。
萃香は、しょうがないさと松山を励ましてくれてるが、お酒はやっぱり残念だなぁともこぼした。


396 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:00:34 ID:???

レミリア「にしたって……何なのさその姿は」
紫「あら、何かおかしい?」

近くにきたレミリアが、自分とも大差のない少女姿の紫を見て、メイド長にお茶を出されたような顔をした。
紫はさらりと流して……それじゃ色々後始末があるので失礼するわ、と皆に告げる。

松山「後始末って……何ですか?」

聞くと何故か、カイロの占い師と誇り高い犬、それに薄暗い館の話をされる。
そんな感じで、皆を煙に巻くような言葉を残して……紫は博麗神社から消えた。


*紫が帰っていきました。
*松山の所持金 3000→23000


397 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:01:15 ID:???

レミリア「相変わらずよくわからない奴ね。薄暗い館とかには共感を抱くものがあるが」

吸血鬼らしい意見を述べたお嬢様の背後に、神社まで一緒についてきた男が、憮然とした顔して出てきた。

ポブルセン「……(共感とか、自分ンとこの屋敷そのまんまなだけだろ。気味悪い赤色ばっかでよ……)」
レミリア「何か言った?」

答えるかわりに、レミリアに撃たれた向こう脛が痛むと、嫌味っぽいパフォーマンスをする。
レミリアも、そんな嫌味に耐性を持つ気がないので、もう一発撃つわよと脅しをかけて黙らせた。

松山「(なんてギスギスした関係だ……)」

近くで見るのすら倦厭を感じ、アルバイトも終わったし、もうそろそろ解散しようと提案した。

霊夢「そうね。このまんま置いとくと大暴れされそうだし」

巫女にお茶ではなくぶぶ漬けを勧められて、レミリアが気色ばんで霊夢に詰め掛ける。


398 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:01:43 ID:???

レミリア「ちょっと霊夢! それはあんまりなんじゃない? せっかく日光を我慢してまで来たのに!」
霊夢「面白がって見物に来ただけでしょうが。それとも他に用あるの?」

いつも通りバッサリと言ってのけた霊夢に、レミリアは今度はうふふと喜色満面、笑みを見せた。

レミリア「よくぞ聞いてくれたわ流石霊夢ね! その通り、私には超☆大切な用があるのよ!」

ああ、はいはいと適当に答える霊夢に、気にせず嬉しそうに話しかける。
手振り身振りも大きく……今までのレミリアより格段に幼く見えた。

松山「(それに……同じ東方コンビなのに、霊夢さんと魔理沙さんとで随分接し方が違うような?)」

意外な紅魔嬢の一面に戸惑っていると、その当悪魔の盛り上がりは最高潮に達した。
霊夢も、萃香も、ポブルセンに至っては完全な断絶を示すように背中を向けてる中で、レミリアが宣言する。

レミリア「今日、私が神社にコイツを連れてきたのは他でもない……! 勝負よ霊夢!!」
霊夢「はぁ……勝負ね、うん」
レミリア「前哨戦というやつかしら……守矢イーグルスの貴方達に、私とコイツの力を見せてあげるわ!」
霊夢「そう……前哨戦ね、うん」


399 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:02:00 ID:???

暖簾に腕押し、糠に釘。
しかし……霊夢はそうでも、松山には、今のレミリアの発言は無視できなかった。
やむなく話に加わり、真意を訊ねると、ようはこの境内で簡単な勝負をしようという事らしい。

松山「(勝負……こちらは俺と霊夢さん、あちらはレミリアさんとアイツでか……)」

ようするに、紅魔館ではなく、当主のレミリアの気紛れなのだろう。付き合う必要はないかもしれない。
しかし……この場で、レミリア・スカーレットとポブルセンの実力を知るチャンスでもある。
松山が悩むのを横目に……さすがに相手をしないとまずいと思ったらしく、霊夢がようやく発言する。

霊夢「……それで帰ってくれるなら構わないけど、ひとつ条件加えさせてくれる?」

レミリア「条件……? 無理な条件ならお断りよ。……キャプテンからも何かあるかしら?」

松山「そうだな、俺は……」


400 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:02:31 ID:???

どうしますか?


A 勝負を受ける
B 勝負は断る
C 先に霊夢の条件を聞く


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。またアルバイト考えますが、何かネタあれば募集します。


401 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:09:09 ID:arJXoY7g


アルバイトか…
ヴァニラ・アイスの件を紫は「簡単な仕事」と言ったが、それを失敗したんだよね
(そりゃさっきの処理され方を見れば、紫の「簡単」は次元が違うが)
それを考えると、紫とて今回より難易度を上げることは差し控えるだろうけど…

402 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:16:01 ID:A635af9M
C

403 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:16:22 ID:wGKRLrgY
C

404 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:16:39 ID:gkdjtzGk
C

405 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:08:17 ID:???

C 先に霊夢の条件を聞く


松山「俺は……レミリアさん達の力を見たい。けど先に霊夢さんの条件を聞いてからだな」

そう答えたところへ、やはり波風立てずにいられない問題児から余計な一言が入る。

ポブルセン「クク、アマちゃんらしー。彼女の意見が優先か」

逐一、神経を逆撫でしてくるポブルセン。かろうじて松山は (奥歯を噛み締め) 耐えた。

レミリア「(今更だけどコイツ連れ歩くのはもう止めだわ……咲夜に一任しましょう)」

瀟洒なメイド長も、クールな顔を引き攣らせそうなことを決めたレミリアの横で、霊夢が一歩前に出た。

霊夢「じゃあ条件言うわね」

ポブルセン「言ってみろよ嬢ちゃん。負けてくれとかだったら鼻で笑うがな」

もう一発弾を飛ばそうとしたレミリアを、霊夢が牽制した。
言われた霊夢はとくに怒りもしてない。淡泊な顔をしたまま、条件を口にした。

霊夢「あーそんなこと言うわけないでしょ。こっちは二人、そっちはあんた一人の勝負にしようってだけよ」


406 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:08:35 ID:???

紅白の巫女の発言に、全員の思考が流されて、一瞬の空白が生まれた。

一同『………………は?』

誰が、ではなくその場の全員が揃って同音の発言をする。
最初に自分の時間を動かしたのは、レミリアだった。

レミリア「ちょ、ちょっと待ちなさい霊夢! それはどういうこと!?」

訊き返されたことが逆に疑問な様子で、霊夢がキョトンとする。

霊夢「どういうことって? 2対1でやったほうが早く終わるじゃない」

本人は、自分の出した条件が至極当たり前といった風に、堂々ともう一度同じことを口にした。

そこでポブルセンが……突然大爆笑し、侮蔑を大いに含んだ哄笑を霊夢に浴びせる。
不愉快に感じて、松山が霊夢の前に出たが、構わずポブルセンは呵呵大笑で嘲笑ってきた。


407 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:09:02 ID:???

ポブルセン「……は! 何かと思えばやっぱ負けてくださいってことじゃねえか! ハッキリそう言えよ!」

霊夢「ハッキリ言うわ。負けるのはあんた。だからさっさと2対1で始めるわよ」

ピタ、と哄笑が止む。代わりにポブルセンの両目が大きく吊り上がった。
そのまま彼が何か言う前に、今度はレミリアが異議を挟んでくる。

レミリア「霊夢……その条件を飲むのは無理よ。それだと私の力が見せられないじゃない!」

そこかよ! とポブルセンが叫ぶ。それには流石に松山や萃香までも同意だった。
言われた霊夢は、レミリアの意見を真摯に汲み取って、短く考え込む。

そして更なる爆弾を放った。

霊夢「なら3対1ね。レミリアもこっちくれば問題ないわ」

一同『………………はあ!!?「……いやいいかもねそれ」』

また全員揃って吃驚したと思ったら、その終わりになんとレミリアがその案に乗るような事を口にした。
そのまま、よしそれに決めたわと言って、ポブルセンに、そういうことだから と真面目な顔で告げる。


408 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:09:16 ID:???

ポブルセン「な、な、何だと!? ちょっと待て!!」

状況の激変に、さすがのポブルセンも売り言葉を出せなくなる。
そりゃどういうことだ!?と、レミリアに詰め寄るが、簡潔に我侭な陣営変えの理由を語られる。

レミリア「私は力を見せられればいいの。この際相手が誰でも我侭言わないわ」
霊夢「私は早く決着つけたいだけ。光とレミリアも実力を見せて見られる。万々歳じゃない」

霊夢は本当にただ早く、勝負を終わらせ帰したいだけ。
それが解ったポブルセンは、まるで自分を見てない巫女に、高い自尊心を大きく傷つけられた。

ポブルセン「(こ、こ、この女!!)」

松山「えぇと……(あれ? 確かにその通りな気も……あれ?)」

松山は、いつの間にか、自分達が絶対の優位を築いてるのを不思議がる。
それと同じくして、いつの間にか孤立させられてるポブルセンを見ると。

ポブルセン「(………………)」

歯噛みし、表情は赤鬼の如く染まり、双眸で焼き尽くさんとばかりに全員を……とくに霊夢を睨みつけてた。
退屈そうだった萃香は一転して興味津々、酒を煽りながら情況の推移を見守っている。

松山「(どうするこのまま勝負するか?)」


409 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:09:38 ID:???

どうしますか?


A 勝負に情けは無用。3対1で勝負!
B 武士の情け。試合で決着つけよう!
C その他 発言や行動を併記してください


*『12:20』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


410 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 12:22:12 ID:cWnEOCwo
A

411 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 12:24:41 ID:2Jq/2hcU
C 敢えてポブルセンと組む。

412 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 13:05:01 ID:ND7AdlaU
C 敢えてポブルセンと組む。

413 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/12(火) 13:19:54 ID:MeRw5sQQ


414 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 13:38:46 ID:wGKRLrgY


415 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 20:33:43 ID:???

A 勝負に情けは無用。3対1で勝負!



松山「(気にすることないな。実際の試合だって多対一の状況は普通にあるんだ)」

この状況を受け入れた松山は、ミニゲームの概要を思い返した。
ルールは単純。ドリブルかパスで一人を抜くことで、シュート権を得る。そこで決めれば勝ち。
もっともポブルセンは一人なので、抜かれた時点で自動的に敗北が決まる。

松山「よし、それで始めよう。最初の攻撃どちらからか決めないとな」

ポブルセン「(……ぐっ……野郎!)」

ギリギリと歯を噛み合わせるが、この状況は変えようがないと判り、ポブルセンは強い憤怒に拳を握る。
しかし……常時喧嘩を売り歩くような男だが、煮えたぎるばかりではなかった。冷徹に黙考する。

ポブルセン「(チィ……ジャパニーズ野郎と女はともかく、あの吸血鬼だけは手強い。だがよ……)」

すぐにこの状況についてで、下手な情けをかけられるよりゃマシだ と考えを改める。
この不利を奴らごと吹き飛ばせばさぞ爽快だろう。……獰猛な笑みが口元に自然と浮かんだ。

ポブルセン「(ふん……てめえらの未熟を思い知らせてやるぜ……!)」

そして最初の攻撃権を賭けて、松山とポブルセンはジャンケンをした。


416 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 20:33:55 ID:???

先着2名様で


松山のジャンケン → ! jan
ポブルセンのジャンケン → ! jan


*あいこの場合、松山から引きなおしてください。


417 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 20:34:37 ID:???
松山のジャンケン →  パー

418 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/05/12(火) 20:35:50 ID:???
ポブルセンのジャンケン →  グー


419 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 21:07:42 ID:???

松山のジャンケン →  パー
ポブルセンのジャンケン →  グー


松山「よし、最初は俺達の攻撃からだな」

ジャンケンに勝った松山は、そう言って霊夢とレミリアのところへ向かった。
その背中姿を見ながら……ポブルセンはこの肝心要に自分が負けたことが信じられなかった。

ポブルセン「(なんだと……? まさかあのジャパニーズがこのオレより勝負強いってのか!?)」

彼には認め難い事実を認識するのに手間取ってる一方、松山はミーティングを開始した。

松山「じゃあ、鳥居の間がゴールってことでいいのか」

霊夢「二重の結界でフィールドを固定したから、試合と同じで怪我はしない。ボールも弾かれるわよ」

いつもながら、結界って便利な言葉だなぁと感心してる松山に、同じキャプテンとしてレミリアが訊ねる。

レミリア「それで貴方はどう攻めるつもり? あ、彼の情報だけは流さないつもりだから」

それを聞き、答える前に……松山はなぜか自分を凝視してきてるポブルセンを一瞥した。

松山「(アイツが日向と同じタイプなら、タックルよりパスカットが不得意なはずだが……)」

先入観とイメージを大事にするか、逆のことを想定しておくかで、松山は、ひとしきり考えて答えを出した。


420 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 21:07:54 ID:???

どうしますか?


A ドリブルで勝負する
B パス、ワンツーで勝負する


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


421 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:09:02 ID:S392bDRA
A

422 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:09:10 ID:arJXoY7g

できるだけ多く能力を探りたい

423 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:40:19 ID:AAIjBIa6


424 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:40:35 ID:khzswIDw
B

425 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 21:50:11 ID:???

B パス、ワンツーで勝負する


松山「突破は……やっぱり単独勝負よりパス回しで」

レミリア「まあ……賢明ね。で、具体的にはどうするの?」

一人を守備に残して、ワンツーで突破するか?
それとも点取り役を鳥居の前に置いて、そこへパスを送るか?

霊夢「後者だと、もしパスをカットされても二人で守れるわね」

レミリア「私は攻撃担当に加えてもらうわよ。守備は貴方か霊夢に任せるわ」

松山「(確かに……1点先取で勝ちなんだから、レミリアさんを守備にしたら情報を得られなくなるかも?)」


426 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 21:50:45 ID:???

どうしますか?


A ワンツーで突破する
B レミリアにパスを送る
C その他 パス重視で作戦を併記してください


*Aの場合、ワンツーにレミリアは必ず加わります。もう一名を併記してください。
*Bの場合、パサー役を松山と霊夢のどちらかで選んでください。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


427 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:52:30 ID:zFnG5r/c
A 霊夢

428 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:53:41 ID:S392bDRA
A 霊夢

429 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:54:07 ID:AAIjBIa6
A 霊夢

430 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:54:57 ID:eh02xbA2
A 霊夢

431 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 21:55:05 ID:???
C レミリアをポブルセンの前に置き
  ポストプレイの要領で霊夢→レミリア→松山と繋いでシュート

432 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:05:15 ID:???
最初からこいつ目掛けて北国シュートぶっ放せば(ry

433 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 22:13:01 ID:???

>>432
あ、一人を抜かないとシュート権を獲得できないので、最初からシュートはできません。


A ワンツーで突破する


松山「そういうことなら、この中で守備が得意なのは俺だから……ってレミリアさんの実力は知らないけど」

霊夢「安心しなさい。レミリアはそんな守備は得意じゃないわ」

断言した霊夢に、ガーッと妙に芝居がかった可愛い威嚇してレミリアが食ってかかった。

レミリア「失礼ね! 守備力だって霊夢が怠けてる間に磨いたわよ! (……ちょっとだけ)」

言葉の終わりに自信なさそうになったのを慌てて誤魔化し、レミリアが確認を取る。

レミリア「よし、攻めは私と霊夢のワンツー突破で。フィニッシュは任せてもらうわよ?」

霊夢「はいはい。……そこまで言うならお手並み拝見させてもらうわ」

こうして作戦が決まる。一方、ポブルセンも単独ということで、方策をたてていた。

ポブルセン「(……一人で守備も攻撃もこなすか。クソ! 返す返すも忌々しいあの巫女がぁ!)」

苛立ちをぶつけるように、石畳をストンピングしながら、ポブルセンも出方を読み、守備策をたてた。


434 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 22:13:12 ID:???

先着で


ポブルセンの読み → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。


ダイヤ・ハート→ ワンツーと読む!
スペード・クラブ→ ドリブルと読む!
クラブA→ ドイツの殺し屋は勘など頼らぬ!
JOKER→ 実はポブルセンにある才能が……!?


435 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:17:20 ID:???
ポブルセンの読み →  ダイヤ5

436 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 22:32:20 ID:???

ポブルセンの読み →  ダイヤ5
ダイヤ・ハート→ ワンツーと読む!


ポブルセン「(アイツらはきっと人数差を活かしてワンツーで来る……そうと読んでおけば)」

そして両陣営とも作戦立てが終わったのを確認しあい、布陣を敷く。

ポブルセン「……ん? なんだよジャパニーズ!? 攻撃を女に任せて高みの見物か!?」

松山達の布陣を見た途端に、したり顔で、挑発の意図たっぷりに野次を飛ばしてくる。

松山「(……)」

もはやそう来るだろう事が読めていたので、松山は冷静さを保ち守備に集中した。
反応が返らないのに舌打ちし、ポブルセンも最初の守備に気持ちを傾ける。

レミリア「いくわよ霊夢。……今の私についてこれるかしら?」

霊夢「博麗の巫女なめないでよね。あんたこそ遅れたら承知しないわよ」

赤い装いの二人が、配置につくと……見物の萃香が合図を請け負った。

ひょいと無造作に投げた石ころが地に落ち音をたてた瞬間、紅白と吸血鬼、ドイツの殺し屋が交錯した!


437 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 22:32:36 ID:???

先着3名様で


霊夢→ ! card 【ワンツー】 53+(カードの数値)=
レミリア→ ! card 【ワンツー】 54+(カードの数値)=
ポブルセン→ ! card 【パスカット】 50+ (読み補正+3)+ (孤軍-5)+(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→霊夢とレミリアが突破! 勝負あり!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。松山がフォロー!
≦−2→ポブルセンが防ぐ! 松山と一騎打ち!


*霊夢のマークがダイヤかハートの場合、【博麗アミュレット】(*補正+4)が発動します。


438 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:34:02 ID:???
霊夢→  スペード2  【ワンツー】 53+(カードの数値)=

439 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/12(火) 22:34:31 ID:???
レミリア→  ハート6  【ワンツー】 54+(カードの数値)=

440 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/12(火) 22:35:14 ID:7v1RTOSk
ポブルセン→  スペード2  【パスカット】 50+ (読み補正+3)+ (孤軍-5)+(カードの数値)=


441 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:35:40 ID:???
ポブルセン→  クラブ9  【パスカット】 50+ (読み補正+3)+ (孤軍-5)+(カードの数値)=

442 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:37:17 ID:???
流石にポブルセンといえど分が悪かったな
まあ、今はこんなもんだろ

443 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:38:19 ID:???
コレやる意味あったのか

444 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 22:40:33 ID:???
そりゃあ、ある…よね?
フラグとかフラグとかフラグとか

あと顔見世とか

445 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:04:04 ID:???
まあ、このイベントはそのためだろうな

446 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:08:27 ID:???

霊夢→  スペード2  【ワンツー】 53+(カードの数値)= 55
レミリア→  ハート6  【ワンツー】 54+(カードの数値)= 60
ポブルセン→  スペード2  【パスカット】 50+ (読み補正+3)+ (孤軍-5)+(カードの数値)= 50
≧2→霊夢とレミリアが突破! 勝負あり!


ポブルセンは決して口だけの男ではない。

素行の悪さからユース大会には出場しなかったが、その実力は折り紙つき……将来を嘱望までされている。

しかし、高すぎるプライドから他者を見下しがちな彼は……今回、相手の実力を見誤っていた。

ポブルセン「届かないだと……く、くそったれ!」

レミリアにばかり注意を傾けていたが、霊夢のパスも予想よりずっと鋭く……。

それでも反応し、パスコースに足を割り込ませたが、やはりボールには掠らなかった。

突破を許し……霊夢のラストパスを受けたレミリアが、大きく足を振り上げる!

松山「(あれは……あの時の……!)」

松山が息の呑み、目を凝らし焼き付けようとする。
以前ゴーグルをつけて助っ人出場した試合で一度だけ見た、レミリア・スカーレットの必殺シュート!

レミリア「よく見ておきなさい霊夢! 松山光! これが今の私の力よ!!」


447 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:08:40 ID:???

先着2名様で

女主人→ ! card 【マスターオブレッドサン】 65+(カードの数値)=
鳥居 → ! card 【結界強度】 70+(カードの数値)=

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧5→レミリアのマスターオブレッドサンが鳥居を破壊!
≧2→レミリアのマスターオブレッドサンが結界を破壊!


*補足・補正については>>32-33を参照してください。


448 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:09:11 ID:???
女主人→  JOKER  【マスターオブレッドサン】 65+(カードの数値)=

449 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:09:17 ID:???
あ、女主人のままにしてしまいました。

450 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/12(火) 23:09:23 ID:7v1RTOSk
鳥居 →  クラブK  【結界強度】 70+(カードの数値)=


451 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:09:46 ID:???
結界つえええええええええ

452 :448:2009/05/12(火) 23:11:43 ID:???
鳥居さん\(^o^)/オワタ

と思ってたら

/(^o^)\ナンテコッタイ

453 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:19:36 ID:???
うー☆

454 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:20:40 ID:???
…待てよ、これ簡易とはいえ破れる可能性があっただと?

455 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:20:42 ID:???
鳥居「この程度でわたしを倒せるとおもっちゃ困るな」

456 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:47:43 ID:???

天の声「あ〜……うん。オチつきましたじゃな」


レミリア→  JOKER  【マスターオブレッドサン】 65+(カードの数値)= 80!
鳥居 →  クラブK  【結界強度】 70+(カードの数値)= 83


何かの獲物や、ナイフ、鎌、レーザー、結界……
自らの力に違いなくても、自身最大の必殺シュートに足を使うプレイヤーは実は幻想郷には少ない。

その中で、レミリア・スカーレットは、足を使う希少なプレイヤーの一人だった。
(それも吸血鬼の身体能力あってのことだが……)
サッカー経験が浅いながらも、そのシュートの威力は、西ドイツの皇帝とほぼ同等にまでなっている。

今撃つシュートは、そんな彼女に、会心中の会心の手ごたえを感じさせた。

レミリア「(いける……! 足に力が漲ってる! これなら霊夢の結界だって貫けるわ!)」

バ……シュウウウ!! バリッッッ!!! バチバチバチ!!!

マスターオブレッドサンが鳥居の結界と衝突! 火花を散らして結界を削っていく……! そして……!

ぽてん、ぽてぽて。……ボールは内側に弾かれて、レミリアの足元に転がってきた。
あれだけの衝撃にも、ボールは破裂もせずもとの形を留めたまま。……お嬢様は霊夢に視線を向けた。


457 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:48:26 ID:???

レミリア「……。……」

霊夢「いやこっち見ないでよ。……念のため結界三重にしといてよかったわー」

ああ疲れた疲れたと言って、「気は済んだでしょ」と、霊夢はレミリアの頭をポンポン叩いて撫でる。
その手の感触にちょっと目を細めたが、レミリアはすぐに柔らかな手を振り払って叫んだ。

レミリア「……納得いかない! 納得いかないわ霊夢! 再戦よ再戦リターンマッチよ!!」

霊夢「そんなのより賽銭を入れてよ。まぁ帰る前にお茶ぐらい出してあげるわ」

お子様をあやすような感じで、霊夢はレミリアを連れて松山のほうへ。
その途中で、霊夢はポブルセンにも声をかけたが……彼は一言たりとも発さなかった。
松山の前に、いつもと変わらぬ笑顔で紅白の巫女が立つ。

霊夢「とりあえず勝ったし。光もお茶でものんでゆっくりしない?」

松山「あ〜、うん……(なんか色々と違う展開になった気するなあ。オレ何もしてないし)」

しかし確かに勝ったのには違いないので、松山は素直に喜び、周りに目を向けた。

松山「(先に誰かと話すか。……それにしてもアイツ突っ立ったままだけど、どうしたんだ?)」


458 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:48:38 ID:???

どうしますか?


A ポブルセンに話しかける……?
B 誘いに応じて縁側に戻る
C レミリアに話しかける
D 萃香に話しかける
E その他 発言や行動を併記してください


*『00:00』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。


459 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 23:53:39 ID:???
この一連のイベントは、>>444さんの言うとおり顔見せ
あとは今まで紅魔館の試合を観戦する機会がなかったので、僅かながら情報公開の意味がありました。

ちょっとだけ予定と違う方向に転んだ気もしますが、問題ないです。

460 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:01:13 ID:cu64Sggg


461 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:03:17 ID:X/8ILvCw
B

462 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:08:07 ID:tOUo4ci2
B

463 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:26:55 ID:9YpewtS+


464 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:32:01 ID:???

   レミリア「……。……」

そうか、レミリアこんな顔なんだ、なるほど、へー、ふーん

あれ、俺いつ窓を開けt

465 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 20:21:02 ID:???

>>464
松山2「今日から君も俺の仲間だ!」


B 誘いに応じて縁側に戻る



松山「(アルバイトにミニゲームと続いたし……)」

俺も少し休むよと答えて、霊夢、レミリアと一緒に休憩を取ることにする。

そこで一瞬だけ、誰とも視線を合わせようとしてないポブルセンを見た。

なし崩しで3対1になり、それでも強気(傲慢)な姿勢を崩さなかった男だが、敗北した今はどうだろうか?

松山「(まさか落ち込んでる? ……すぐの言葉は逆効果かもな)」

黙って彼から視線を外し、霊夢達と共に縁側に戻る。
霊夢が台所へ行ってから、レミリアがからかうように訊ねてきた。

レミリア「貴方の力を見られなかったのは残念ね。……少しは成長したかしら?」

どう答えるか悩むと、その間もなく衝撃音が轟いた。


466 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 20:21:25 ID:???

バゴォオオオオオッ!! バリッッ!!! バチバチ……バチッ!!

『ククッ! ……ハァーッハハハハハハ!!!』

松山「なんだ!? アイツまた何か……!」

レミリア「(あのバカ……しかしこれも予定調和か)」

ゲームの最中、レミリアが撃ったマスターオブレッドサンに比肩する衝撃音。
松山が何事だろうと境内へ戻ろうとしたが……レミリアが引き止めた。

レミリア「気にすることないわ。……アイツは放っておいても今と似た運命を歩む。
     それが遅いか早いかと、元々の運命に貴方と霊夢の名前が加わっただけ」

穏やかでない発言をされてるのはわかるが、松山には運命がどうとか言われてもピンと来ない。
音を聞きつけ戻ってきた霊夢が代わりに発言した。


467 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 20:22:08 ID:???

霊夢「また面倒なことに巻き込んでくれて。なんで私の周りはこうなのかしら」

レミリア「霊夢の運命ね。刺激的で結構じゃない」

怒る霊夢に、全く悪びれずに湯飲みを受け取る。
啜りながらこっそりと、もう一つ得られた成果にほくそえんだ。

レミリア「(これでアイツも見下したりせず、決勝も自発的に出る。おかげで全て整ったわ)」

しばらくして、遅れて戻ってきた萃香から、アイツは帰ったよと告げられる。
頷いて、大きな翼をはためかせ宙に舞い、紅魔スカーレットムーンズのエースは優雅に一礼した。

レミリア「それじゃ失礼するわ霊夢。イーグルスのキャプテン。鬼。次はフィールドで会いましょう」

楽しい時間をありがとう。最後にそう言って、レミリアは真っ直ぐ紅魔館へ飛び去っていった。


*レミリアが帰っていきました
*ポブルセンが帰っていきました
*ポブルセン→ (標的) → 松山、霊夢
*ポブルセン→ (敵視) → ジャパニーズ


468 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 20:22:37 ID:???

松山「やっと落ち着いた……騒々しかったな」

霊夢「ほんとよね。……ま、こうやって騒ぐのも嫌いじゃないけど」

隣に座る霊夢。横になってる萃香と共に、松山は穏やかに昼下がりの時間を過ごした。
酔っ払って朱を帯びた顔で萃香が、松山に質問してくる。

萃香「さて、この後どうするんだい? 色々あったし整理しといたら?」

松山「(そうだな……う〜ん)」

それは正論だが、整理するにも、まだ頭に熱が残ってるようで考えがうまく回らない。
答えに窮して視線を泳がせると、今の時間そろそろ永遠亭の試合の開始時刻だと判った。

松山「(みんな観戦してるだろうな。……そういえば午前の試合、みんなに成果はあったのかな?)」

残る二試合は今までとは比べ物にならないほど厳しい展開になる。
明日の最後の練習もだが、今日の試合でも得るものがあったらと、松山はぼんやり思った。


469 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 20:22:49 ID:???

先着4名様で


レティの大活躍ボーナス! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


K→全能力+2! 強力スキルフラグ入手!
J、Q→ 全能力+2!【フィンブルの冬】がスペードでも発動に!
5〜10→全能力+1!【アンデュレイションレイ】補正+1!
2〜4→【テーブルターニング】補正+1!
A→ ボーナスなんて飾りです
JOKER→ 全能力+3! さらに…!


早苗のサッカー経験 (+8) → ! card
神奈子のサッカー経験 (+8) → ! card
諏訪子のサッカー経験 (+8) → ! card


470 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:23:06 ID:???
レティの大活躍ボーナス! →  スペードK

471 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:23:26 ID:???
なんだかわからんがやったぞっ!

472 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:24:39 ID:???
早苗のサッカー経験 (+8) →  ダイヤQ


473 :キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2009/05/13(水) 20:27:18 ID:???
神奈子のサッカー経験 (+8) →  ハートJ

474 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:28:01 ID:???
諏訪子のサッカー経験 (+8) →  ダイヤA

475 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:28:09 ID:???
諏訪子のサッカー経験 (+8) →  ダイヤ7
強力スキルフラグ…SGGKのことかー

476 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 20:41:58 ID:???
>>475
天の声「それはまだ秘密ですじゃ! 公然かもしれませんが」

今日は更新が難しいかもしれませんので、最近気になることを。

東方や、キャプテン翼テクモ版のキャラを知ってもらうのには、キャラ紹介だけにしてましたが
三妖精とかの件、>>308さんを見るにポブルセンだって知らないという方はいるみたいです。
(ポブルセンは4からの登場なので知ってる人が少ないのも当たり前かもしれませんが)

そこで、何か紹介するにいい方法や、ご希望などがあればお願いします。

東方のキャラとか知らぬまま、選択でこんなつもりじゃなかったというのはお互いに辛いと思うので……。

477 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 21:31:15 ID:???
この松山らしい選択肢を選ぶって考えてると,キャラ情報とかなくてもいいと思ってる
情報があれば有利な選択肢を選びやすいけど

478 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 21:36:51 ID:???
松山の中の人、のつもりで参加しているので
「この松山ならこういうことは知っていそうだなあ」という程度なら、
主の判断で適宜情報を出していただければありがたいです

あとは誰かから話を聞く形での情報提示(2〜3行程度)とか

479 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 22:50:23 ID:???
上のお二人と同意見。松山と一緒に知らないことに驚くのが楽しいです。気軽に参加できるし。

もしある程度知って参加した方が好ましいなら
レナートさんみたいに初登場時に紹介等を入れたらどうでしょう?

480 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 23:47:49 ID:???

>>477
情報がなくても問題ないように描写するのが一番ですね。
ただ、やっぱり題材にしてる作品にも興味を持ってくれたらな〜と思います。
>>478-479
簡易な情報提示はこまめに行ったほうが良さそうですね。
今後は初登場時に、できるだけフォローします。



レティの大活躍ボーナス! →  スペードK
K→全能力+2! 強力スキルフラグ入手!

早苗のサッカー経験 (+8) →  ダイヤQ = 20
神奈子のサッカー経験 (+8) →  ハートJ = 19
諏訪子のサッカー経験 (+8) →  ダイヤA = 9

早苗のサッカー経験 65→85
神奈子のサッカー経験50→69
諏訪子のサッカー経験43→52


481 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 23:48:29 ID:???

松山と霊夢が、騒動を終えて神社でまったりしてるのと、時を同じくして……

他のイーグルスのメンバー達は、たった今開始された永遠亭と宵闇ダークライトの試合を観ていた。
永遠亭からの攻撃で、定石どおりに因幡てゐという名前の選手にボールが渡される。
両サイドに鈴仙と妖夢を走らせ、中央ジリジリとてゐが、その背後から永琳が、相手チームに圧力をかける。

射命丸「ううっ寒いです酷いです鳥肌ですよ……」
レティ「口は災いの元、身に染みた……なんで同じことを日に何度も口にしないといけないのかしらね」
射命丸「そんなこと知りませんよー」

失礼なことを言った代償を払った天狗の記者に、妙に迫力の増したレティが冷たく返す。
そこで文がささやかな疑問を抱く。
風を操り本来なら寒さも寄せ付けぬ筈が、今回に限って失敗したことが腑に落ちないのだ。

射命丸「(おっかしいわね……何か特殊な力でも身につけつつあるのでは)」

今後の注目株として、レティの名前を文花帖にサラサラと記載する。(注釈・ドリブルは重量感溢れる)
その間にも試合が動いたようで、今日経験を多く積んだ守矢神社の早苗や二柱が声をあげた。


482 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 23:49:29 ID:???

早苗「あ、あんな狭いところを縫って……わ、軌道がデタラメ!?」

てゐのパス、エンシェントデューパーが、二本のビームの間で踊り、本来有り得ぬ軌道を描く。

フライハイト「ひとつ思うんだが……カペロマンならあれを再現できるんじゃないか?」
カペロマン「ビーム出せってか。そういうこと言われると目から出そうではあるな」

冗談言いながら、カペロマンはサイドワインダーをパス利用できないかについてを考える。

カペロマン「(味方が受け取れるパスとしての強さで、ワインダーの軌道を再現、か……)」

もし、それができれば……ドイツのライバルに差をつけられるかもしれない。
幻想郷にいる間に、試してみる価値はあるとカペロマンは考えた。

その間にてゐのパスが、右サイド深くの鈴仙に渡った。
彼女の瞳が赤く妖しく輝き……翻弄されたGKからあっさり一点先取する。

フライハイト「もう先取か。おや……」

永遠亭に交代の動きがあった。永琳と名無しの妖怪兎の交代だ。

静葉「これはまた早いのね。天才さんの目には勝敗は定まったというのかしら」


483 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 23:49:48 ID:???

しかし実際、その後の展開は一方的だった。
てゐがルーミアへのパスを完全にシャットアウトし、左右からどんどん切り込みシュートを撃つ永遠亭両FW。
試合が終了し……4-0の大差で永遠亭の準決勝進出が決まった。

ジャック「ま、負けた……ううん、わかってた。わかってたし。私のキーパーとしての実力なんて……」

試合終了の笛と共に、ひざを落とし両手を付き、ジャックは嗚咽をこらえた。

そこへ、前半早々に交代していた筈の、永遠亭の八意永琳が声をかける。

永琳「落ち込んでるみたいだけど……お話いいかしら?」
ジャック「なんか用ですか……? 天才さんが私に慰めですか……?」

グズグズと、鼻をすするジャック。
しかし構わず永琳は、患者を落ち着かせるように、優しく肩に手を添え……彼女にこう告げた。

永琳「慰めなんかしないわ。紅美鈴。私達が守矢イーグルスを打倒するため、貴女の力が必要なのよ」


484 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 23:50:10 ID:???

【幻想郷・24日目・博麗神社】



うららかな午後の時間を過ごしながら、松山はそろそろ整理がついたと大きく伸びをした。

松山「ん、ん〜〜〜〜! よしっ!!」

短い時間に、多分命も危うかった修羅場を潜ったり、やたら喧嘩を売ってくる奴と関わったりしたが。
考えてみれば、少なくなったといえお金も手に入ったし、ゲームにも勝ってこうして穏やかに過ごしてる。
何も問題などない。そう考えて松山は気分を一新させた。

その隣でお茶を啜っていた霊夢が立ち上がる。

霊夢「さて、片付け……ちょっと萃香。あんたも手伝いなさい」

萃香「え〜? 今は私だけじゃなく光もいるじゃん」

いいから来なさいと、ちょっとぐずってた萃香を連れて、霊夢は湯呑みなどを片付けた。
程無くして家事を終えて戻ってきた霊夢達と、何か話すかと松山は話題を考えた。


485 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/13(水) 23:50:26 ID:???

どうしますか?


A 女神像について話す
B 森で会った妖精達について話す
C 紅魔スカーレットムーンズについて話す
D 自分に何か憑いてないか聞く
E 博麗神社について訊ねる
F その他 霊夢と萃香に対しての発言や行動を併記してください



*『00:00』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*後3回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


486 :森崎名無しさん:2009/05/14(木) 00:02:11 ID:hnwdxil6


487 :森崎名無しさん:2009/05/14(木) 00:22:34 ID:hRaFiAKs


488 :森崎名無しさん:2009/05/14(木) 00:23:25 ID:nQ1aOW+g
A

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