キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【三日会わずんば】キャプテン松山10【刮目せよ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/03(日) 23:25:11 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

やっと厄とか憑き物落とせた!? キャプテン松山もこれで10スレ目! これからもよろしくお願いします。


前スレ

【荒鷲の】キャプテン松山9【巣立ち】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1239541104



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


777 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 20:29:32 ID:???
井沢か・・・鈍いな俺w

778 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 20:54:24 ID:???

幽々子のお裁き →  ハート7
ハート・スペード・クラブ→「代わりの物を頂こうかしら」


思考の時間すっぱり短くで、幽々子は答えた。

幽々子「では他のアイテムと交換ということにしましょう」
松山「そうですね。……でも、幽々子さんが欲しがるようなアイテムあったかな?」

覚醒の書を仕舞って背負い込んだカバンを、ドサリと床に降ろしてもう一度開く。

カバンの中のアイテムでどれがいいか物色し始める。
そんな松山の胸の辺りまで浮遊してる幽々子も、興をそそられたか中を覗き込んだ。

幽々子「……あら、これは」
松山「必要な物ありました?」

そう聞きながら、幽々子の目線を追うと、その先にあるアイテムは【星降る腕輪】だった。
視線を落としたまま無動作で降下して、幽々子は腕輪を指した。

幽々子「これがいいわ。頂いちゃって構わない?」
松山「(この腕輪かぁ。う〜ん……)」


779 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 20:54:29 ID:???

どうしますか?


A 腕輪を渡す
B 他のアイテムで交渉する


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


780 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 20:59:57 ID:3DHXm13Q
A

781 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 21:15:32 ID:+25rMTe+
A

782 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 21:25:13 ID:hleg3+hs
A

783 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 21:31:19 ID:???

A 腕輪を渡す


松山が了承すると、幽々子は腕輪をそのまま自分の左腕に嵌めた。

幽々子「私が預かれて良かったわ。あの子にこの腕輪はまだ早いと思うから」

気品ある仕草で松山に礼をすると、幽々子はまたふらふらと迷宮の奥へ進んだ。

小走りにそれを追いかけ……売店で腕輪を欲しがってた庭師の少女を思い出す。

松山「(あの子……妖夢さんかな? ああ、妖夢さんにプレゼントするのか)」

幽々子さんって亡霊だけど優しいんだなと、松山は彼女への評価を改めた。


*幽々子の評価値と好感度が上がりました。
*【星降る腕輪】が幽々子の手に渡りました。
*松山のガッツが減りました。(900/900)→(600/900)


784 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 21:31:31 ID:???

先着で


幽々子の発見! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→性質変化の泉を発見しました
12→モンスターは逃げ出した!
11→鋼の剣が落ちてる細い通路
10→モンスターは逃げ出した!
9→サッカー関連アイテム発見 
8→モンスターは逃げ出した!
7→幻の食材発見!
6→幻の食材発見!
5→幻の食材発見!
4→モンスターは逃げ出した!
3→女剣士と出くわしました
2→モンスターは逃げ出した!
1→幻の食材発見!
クラブA、2→超強モンスター出現!
JOKER→財宝!?


*数字がモンスター出現で、マークがダイヤの場合はモンスターは宝箱を隠し持ってます。
*迷宮探索は1回の行動で30分消費。残り5回の行動が可能です。


785 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 21:32:49 ID:???
幽々子の発見! →  ダイヤK


786 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 21:58:15 ID:???

幽々子の発見! →  ダイヤK
13→性質変化の泉を発見しました


進んでいくと、迷宮内の空気が、若干の水気を帯びたように感じた。

松山「(あ、もしかして……アレかな)」

何回か見つけたことのある、アイテムを別の物に変化させる泉。
何通りか分けられた通路を慎重に選んで進むと、予想通りに松山達は泉のある広い空間に出た。

幽々子「綺麗な泉ね。でも亡霊体には悪そうだわ」

飄々とした幽々子には珍しく、泉に近寄ろうとはせずに、隠れるように松山の背後まで下がった。

松山「(変化の泉は苦手なのかな? とりあえず今回はこの泉をどう活用したものか)」


787 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 21:58:24 ID:???

【現在の所持アイテム】


A【ちからの種】
B【ウーツ鋼製ガントレット】
C【サッカー技術書(ブロック)】
D【超即効性睡眠薬】
E【ミスリル製のシンガード】
F【アイテム鑑定用水晶球】
G【スタミナ∞】覚醒の書



*泉に入れるアイテムを選択してください。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


788 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 21:58:46 ID:JQJlDIDI
D

789 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 21:58:52 ID:???
何も入れない、も追加します。

790 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/19(火) 21:59:14 ID:JSjKqYHc


791 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:01:10 ID:hleg3+hs
D

792 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 22:19:05 ID:???

D【超即効性睡眠薬】


松山は、扱いに注意しながら取り出した小瓶、その中で揺れる液体を眺めた。

松山「アルバイトしくじっちゃったし……っと」

後ろから伸ばされた幽々子の指先から、さっと小瓶を離れさせて、ふくれた顔をされる前に発言する。

松山「この薬を入れてみようと思います。役に立つ薬になるかもしれないから」

幽々子「お薬なんかよりも、そろそろ美味しいご飯が食べたいわ〜」

どこかから食材の香りがすると、まるで前回の萃香みたいに何かを嗅ぎ取ってる様子だ。

松山「(食材……もし見つかったらフライハイトに持っていってみようか。……てりゃっ)」

小瓶を掌から滑らせ、泉に落とす。果たして変化は……!?


793 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 22:19:20 ID:???

先着で


睡眠薬、変化! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ10以上→【国士無双の薬・真作】に変化!
ダイヤ→【国士無双の薬・試作】に変化!
ハート・スペード→【疲労回復薬】(*効果高め)に変化!
クラブ→ 睡眠薬のまま出てきた
クラブA→ 泉の藻屑と消えてしまった……
JOKER→「あなたが落としたものはこの小瓶ですか?」


794 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:19:38 ID:???
睡眠薬、変化! →  クラブ4

795 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:19:44 ID:???
睡眠薬、変化! →  スペード2

796 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 22:38:39 ID:???

睡眠薬、変化! →  クラブ4
クラブ→ 睡眠薬のまま出てきた


しばらく水面を眺めて、一瞬輝いたかと思うと、小瓶が浮かび上がってきた。
それをすくうように回収して、瓶の中身を見てみるが……

松山「(ん? 前と同じ色だし量もそのまま……?)」

この味は睡眠薬の味だぜ、と確かめてみたかったが、そんな危険は冒せない。
睡眠薬のままなのか、全く別の薬か、鑑定してもらう必要が出てきてしまった。

松山「せめて疲労回復の薬でも出てくれたらなあ」

そうすればこの探索も最後まで保ったろうが、そう上手くはいかないってことだろう。
幽々子はとっくに関心を無くして、松山より先に元来た通路の先へと戻ってしまった。

松山も、残念な気持ちを断ち切ると、すぐその後を追いかけた。


*松山のガッツが減りました。(900/900)→(500/900)
*松山のガッツを400吸収したことで幽々子が覚醒しました! 全能力+1! 最大ガッツが40増えました!


797 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 22:39:00 ID:???

松山「いや、ちょっと待て……」
幽々子「どうかした〜?」

思わず口にした一言に、幽々子が引き止めの言葉と受け取り、静止する。

松山「なんか今すごい不条理を味わった気がしただけ……です。多分気のせいです」

言い繕ったが、体感したのは不条理だけではなかった。自分の体力が半分以上も減ったのを自覚する。
松山はここで、もう一度迷宮内からの撤退を検討した。


どうしますか?


A もうちょっと探索!
B ここで引き上げる


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


798 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:40:37 ID:j/78//us
A

799 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:41:29 ID:3DHXm13Q
B

800 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:42:29 ID:0KmplRrI


801 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 22:42:35 ID:+25rMTe+
B

802 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 23:05:28 ID:4gWCqvwQ
B

803 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 23:25:18 ID:???

B ここで引き上げる


松山「よし、探索はここまで!」

元より、すね当ての慣らしを兼ねて軽い気持ちで訪れただけであり
予想外の幸運に恵まれたが、これ以上深入りすると思わぬ怪我を招くと松山は判断を下した。

幽々子「冷静な判断は大切ね。それなら私はもうちょっとここで散歩してくるわ〜」

冥界の姫が放つ気配は、迷宮に潜むモンスター達をも慄かせるようで
生き物である限り敵に値しないと、幽々子は余裕たっぷりに闇の中へ姿を消した。

松山「あの調子なら大丈夫だな。さ、モンスターに出くわさない内に戻るか!」


*松山が迷宮を脱出しました。
*途中脱出なので、ターン消費の褒賞はありません。


804 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 23:27:06 ID:???

松山「今の時間は……十時か」

迷宮から出て近い自分の部屋の時計を窓から見て、時刻を確認する。
これからしたい事で、一番に浮かぶのは、迷宮で謎のマスクマンから譲り受けた書物を読破する事だが。

松山「部屋でさっそくこの本を……いや……」

レア中のレアとあっては、よく考えて使ったほうがいいかもしれない。
誰かの意見を聞いたり、場合によってはチームメイトに与えるのもいいかもしれないなと思った。

松山「とりあえず保留だな。どのみちアイテムを使う気になるのは夜だけだし」

今は手に入れたアイテムを部屋で整理するだけに留めて……松山は余った時間どう使うか考えた。


805 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 23:27:18 ID:???

行動を選択してください。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 個人練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 山を下りて自由行動する
E 覚醒の書について考える
F その他 したいことを併記してください


*『23:35』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*正午に人里で霊夢、萃香と待ち合わせをしています。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


806 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 23:30:53 ID:???
あ、また脱字……チームメイトに与えるになってる

正しくはチームメイトや、上海に与える、です。

807 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 23:36:54 ID:xSrd6Dg6


808 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 23:38:18 ID:+25rMTe+
A まりさって神社にいたっけ

809 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 23:39:21 ID:???
>>808
いえ。今は魔法の森で茸採集してます。

810 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 23:40:41 ID:JQJlDIDI
D
んじゃあもう霊夢に頼むしかないのか…そもそも松山の頼みじゃ聞きそうにないし

811 :森崎名無しさん:2009/05/19(火) 23:44:46 ID:+25rMTe+
んじゃDに変更していいですか

812 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/19(火) 23:47:05 ID:???
はい。承りました。

813 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 00:12:19 ID:???

D 山を下りて自由行動する


荷物をまとめ、技術書や覚醒の書は、ノートやバインダーと並べておき……
水晶球は箪笥の上に飾って。……松山は一番気に入ってる服に着替えて部屋を出た。

松山「とはいえ似た服ばかりだし……。今日は服も見てみようかな」

思えば人里を知り、よく歩いても、衣服店や茶店の他は行った記憶がない。
寺子屋も所在地を知ってるだけで、そういえば紫から稗田の屋敷を紹介されたが、結局、出向いてない。
里についてで思い出すのが、ならず者達の件で起きた騒動ばかりというのはあんまりだろう。

松山「今日は霊夢さん達に、里の案内をお願いしてみようかな……あ、案内といえば」

人里の前に、魔理沙やアリスと会って話すことも考えて、魔法の森の地図も忘れずにカバンに詰める。
それから社務所を出て、神社の空を見上げると、そこでは杜矢が自由に空を飛んでるのが見えた。

松山「さて杜矢を呼ぶか。……最初はどこに行こうかな」


814 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 00:12:50 ID:???

どこに行きますか?


A 人里
B 博麗神社
C スタジアム
D 紅魔館
E 永遠亭
F 冥界
G 魔法の森
H 香霖堂
.I. 太陽の畑
J ランダム移動


*ランダム移動の場合、松山が訪れてない場所を見つける可能性があります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。
短かったけど……とても濃い迷宮探索でした。マスクとかマスクとかマスクとか!


815 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 00:26:18 ID:H7XZFMN6
G

乙でした

816 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 00:26:57 ID:1bUzcIuU
G
お疲れ様でした

817 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 00:32:39 ID:dhuOj3RM
G
乙でした

818 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 11:58:30 ID:???

G 魔法の森


以前、スキマで飛ばされた魔法の森の入り口で、松山は杜矢には待機をお願いした。

松山「ついてきてもらいたいけど、もう俺にそこまで強要はできない気がするしな」
杜矢「ピィ……」

ちょっぴり哀しげな瞳をした杜矢を待たせて、松山は魔理沙と話をする為、一人で森に入った。

ガサガサと地図を広げる。
まずは目印となる目立つ茸が群生してる地点目指して、松山は歩きはじめた。
時折、奇妙な獣の唸り声も遠方からしたが、赤線で危険と判る区域からだったので、近寄らずに済む。

それでも胞子が漂う場所では吸い込まないよう一目散に駆け抜けたりもしたので、松山は体力を消耗した。
ただでさえ迷宮で消耗してる(させられてる)松山は、一試合終えた後のように汗を流していた。

松山「ちょっとやばいな……戻ったら練習前に疲労回復薬飲む必要あるかも」

ここは(比較的)安全と青線で囲まれてる場所で呼吸を整え、松山はさらに先へ進んだ。


*松山のガッツが減りました。(500/900)→(400/900)


819 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 11:59:17 ID:???

……松山の目前に、幾つもの蔦が絡まった家が建っていた。
周辺には、どこかで見たような人形や、道路標識に郵便ポストに……野晒しの看板が朽ちている。

松山「……ゴーストハウス?」

地図を確認すると、ここが霧雨魔法店……つまり魔理沙の家になる。

松山「とりあえずノックを。…………………………いないみたいだな」

一度だけ強めに叩いた時、中から重ねて積んだ物が崩れたみたいな大きな音が聴こえたが
それでも、待てども何のリアクションも返らないので、松山は魔理沙は留守だと結論付けた。

松山「しょうがないな。あれ……開いてる?」

無用心にも扉には鍵はかかってなかった。
薄暗い中を少しだけ覗き込むと、外以上に散らかってるのが窺えた。

松山「(どうする、無断で入るか? それともここで待つか、森を探しに行ってみる?)」


820 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 11:59:36 ID:???

どうしますか?


A 家の中へ入る
B 家の外で待つ
C 他の場所へ行く
D アリスの家に行ってみる
E 書置きだけ残しておく
F その他 したいことを併記してください


*『12:10』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


乙感謝です。
出かけてきます。続きは後ほど。


821 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 12:49:41 ID:4kShUufU
B

822 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/20(水) 12:54:52 ID:fxuwUo66


823 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 13:00:13 ID:H7XZFMN6
B

824 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 16:17:10 ID:Yg0+EyIs
B

825 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 21:48:48 ID:???

B 家の外で待つ


松山「女の子の家だ。無断で入るわけにいかないな」

そしてここは瘴気に満ちた魔法の森深く。
地図があるとはいえ、目的地に着いたのに闇雲に歩くのも危険だ。

松山「というわけで、ここで大人しく待つのが一番! ……なんだけど」

ここは比較的、瘴気も胞子も控え目といえ、やはりじっとしてると気分が悪くなってくる。

松山「気持ち的に30分経ったと判断したら、書置きだけ残して引き返すか」

大切な待ち合わせがあるし、待てる時間はそれが精一杯だろう。
松山は、何故かここにある酒屋でよく見かけるケースに腰掛けて、魔理沙の帰りを待つことにした。

松山「……………………ん(あっちに人影?)」


826 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 21:49:06 ID:???

先着で


魔理沙宅、待ち人来たる? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


J〜K→ 魔理沙が帰ってきた
8〜10→アリスがやってきた
4〜7→メイド長が現れた
3→ ???『くすくす……』
A、2→???『貴方誰?』


827 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 21:50:30 ID:???
魔理沙宅、待ち人来たる? →  クラブ5

828 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 22:52:17 ID:???

魔理沙宅、待ち人来たる? →  クラブ5
4〜7→メイド長が現れた


人影を確認したと、そう思った刹那、……首筋に何か当てられた。

咲夜「動かないで頂戴。……あら?」
松山「……!」

言われる迄もなく、突然の冷たい感触に慄然とし、身動きとれなくなる。
それも当然。松山の首に添えられてたのは、白く輝く刃先の鋭いナイフだった。

咲夜「貴方はイーグルスの? こんなところで何をしてるの?」

いつの間にか背後にいたのは、ホワイトブリムの似合う紅魔館のメイド長・十六夜咲夜だった。
また気がつくと、ナイフはいつの間にか消えている。種も知ってるとはいえ、やはり脅威の手品だった。

松山「こんなところって、それなら、ここに十六夜さんがいる事も不思議ですよ」
咲夜「(あら? 意外と動じてない)……私はちょっと野暮用ですわ」


829 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 22:52:29 ID:???

澄まし顔でそう言うと、今度は松山が答える番だと要求してくる。
別に隠すこともないので、話をしにきただけと答えると……

咲夜「それならもう帰ったほうがいいわ。今日の夜までここの家主は戻らないわよ」
松山「(……? 戻らないことを知ってる、ならどうして十六夜さんはここへ?)」

不審に思ったが、きっと訊いても答えてくれないだろう。
彼女の仕える紅魔館と、守矢イーグルスはあくまで敵対関係にあるのだから。
そう割り切って松山は、別のことを提案してみた。

松山「……分かりました。でも、帰る前に少し話をさせてもらっていいですか?」
咲夜「……構わないわ。ただし黙秘権は遠慮なく行使させてもらうけど」

すかさず切り返してから腕組をして、メイド長は沈黙して待つ。

松山「(さて、魔理沙さんの家に用があるのは確かなようだし……頼んでみてもいいかな?)」


830 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 22:52:39 ID:???

どうしますか?


A 魔理沙に伝言を頼んでみる
B 魔理沙との因縁について尋ねる
C ポブルセンのことを訊いてみる
D メイド服のサイズについて訊く
E 紅魔館の戦力について探りを入れる
F その他 咲夜に対しての発言や行動を併記してください



*『23:00』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


831 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 23:00:00 ID:6j3Cua4g
C

832 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/20(水) 23:00:43 ID:EPn2ANd6


833 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 23:00:54 ID:KhNdfDO2
A

834 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 23:00:59 ID:93JCnKjA


835 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 23:25:56 ID:???

C ポブルセンのことを訊いてみる


松山「(伝言はまだ後回しでいいか)昨日、博麗神社で……」

先日、レミリアが連れてきたもう一人の外来人・ポブルセンの事をここで追求してみることにした。
彼との勝負(本来は紅魔館VS守矢だったが)に勝利したとはいえ、松山が不愉快な思いをした事に変わりない。
それは、敗北したポブルセンからしてもそうだろう。

松山「(いや……)」

あの時の、ポブルセンが霊夢に向けた眼を思い出す。
彼の眼は……不愉快な思いをさせられたというより、明確な敵視を込めてのものだった。
その後の不穏を凝縮したような哂い声といい、あちらさんは遺恨レベルで抱えててもおかしくはない。

松山が表情を険しくしながら話を進める内に、いつの間にかメイド長も相当の渋面を浮かべてた。
前にいるのが松山でなく門番さんとかなら、物凄い勢いでストレス発散にかかったかもしれない。

咲夜「……貴方がどんな答えを望んでいるにせよ」

戦力の情報を口にするなどありえません。そう言ってメイド長はピシャリと跳ね除けた。が。
若干の思い直し……というより、手を焼かされ続けた苦い思い出でも浮かんだ様子で、付け加える。

咲夜「気が変わったわ。一つだけ情報をプレゼントします。彼は……」


836 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 23:26:17 ID:???

先着で


ポブルセンの情報? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。


ダイヤ→ ポブルセンの必殺技について
ハート・スペード→ポブルセンの能力値について
クラブ→黙秘権、行使。
クラブA→「なんか愛に目覚めたそうですわ」
JOKER→「なんか愛に目覚めたそうですわ」


837 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 23:30:41 ID:???
ポブルセンの情報? →  ダイヤK
メイド長さんはいい人です

838 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 23:37:01 ID:???
…いい人すぎる…

839 :森崎名無しさん:2009/05/20(水) 23:42:50 ID:???
日向と早田を足して4をかけたような奴です

840 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 23:57:54 ID:???

ポブルセンの情報? →  ダイヤK
ダイヤ→ ポブルセンの必殺技について


咲夜が、ポブルセンの必殺技について教えますと口にしたのに、松山は面食らった。

松山「(この人をして、そんなこと教える気にさせるなんて……何したんだアイツ……)」

博麗神社の暴挙暴言を見る限り、咲夜の重ねた苦労は並大抵のものではないのだろう。
それは想像がつく。そして……もうひとつの想像に行き着く。

松山「(アイツの必殺技を教えても、勝利できる自信があるってこと、だな)」

今日、紅魔スカーレットムーンズは、知識と歴史チームとの試合の筈だ。
開始はまだ先だが、問題視してるように見えない。
そして……先日のレミリアのシュート。あれを見た今ならば、その自信にも納得がいく。

とりあえず松山はメイド長の苦労を偲んで励ましの言葉を贈った。

松山「あの、頑張ってください。色々と大変でしょうけど……」
咲夜「な、何がですか? 私は別に苦労もしてません。従者としてあれしきの……あれしき……」

しかし言葉と裏腹、次第に俯き肩を震わせ、調度品が、壺が、ティーカップがなどと幽鬼のように呟く。
そしてまた次の瞬間(きっと時間止めた人形の額にナイフ刺さってた)には、元の十六夜咲夜に戻っていた。

咲夜「彼の必殺技ですわね……」


841 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/20(水) 23:58:58 ID:???

【Explosion】

激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。女相手?何それおいしいの?
敗北の場合でも、1差なら相手を吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合において、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。


必殺技

【フレームドリブル】
 補正+6  ドリブル 吹っ飛び係数1

【マーダーショット】
 補正+10  地上シュート 吹っ飛び係数1

【ヴァルカンヘッド】
 補正+4  低い空中シュート 吹っ飛び係数1

【バイシクルブレイズ】
 補正+8  高い空中シュート 吹っ飛び係数1


842 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 00:00:50 ID:???

咲夜「以上ですわ」

完璧な滑舌、完璧な佇まい、さっき垣間見せた姿など幻にしか見えない。

松山「(な、何か完璧に外面を繕っちゃったぞ……いや、それより!)」

今教わったポブルセンの必殺技を、完璧に内面に記憶する。
ノートに書き込みたかったが……咲夜の前でそれは控えた。

松山「さて……(話できるのは次でラストだ。言伝頼むべきか、あえて他のことを聞くか……)」



どうしますか?


A 魔理沙に伝言を頼んでみる
B 魔理沙との因縁について尋ねる
C 三人の妖精について訊いてみる
D メイド服のサイズについて訊く
E 紅魔館の戦力について探りを入れる
F その他 咲夜に対しての発言や行動を併記してください



*『00:05』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


843 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 00:01:04 ID:???
今日はここまで。

844 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 00:05:04 ID:UG+WR2gw
B

845 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/21(木) 00:06:59 ID:UWQq1zYI


846 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 00:11:06 ID:LvbnjSyM


847 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 00:12:47 ID:MXQQBf7Y
A

848 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 00:13:55 ID:RkuBV6nc
A

849 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 00:25:46 ID:LvbnjSyM
乙でした

850 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 10:49:42 ID:???

A 魔理沙に伝言を頼んでみる


十六夜咲夜について、松山が現時点でわかってる事を纏めてみる。

見た目年齢は19歳程。な割には浮ついたところがなくメイドとしてベテランの雰囲気。
メイド服の着こなしは完璧で、仕事も恐らく。サッカーではDFが主ポジションで高レベル。
資料では、レミリアへの忠誠が全てに優先される。そちらに抵触しなければ頼みも引き受けてもらえる?

松山「(……どちらにせよ頼んでみよう。手は尽くさないと)」

話を切り出すと、咲夜はあっさりOKしてくれた。
『明日アリスが贈り物をしに来るけどマジックアイテムと思い盗まないように。』
そう記した書置きを咲夜に渡す。

咲夜「確かに預かったわ。目立つところに目立つように置いておきますね」
松山「んっ? (今……面白い遊びを思いついたみたいな表情した。けど……気のせいだよね?)」

口元が微かに変化したのに、微妙な引っかかりを覚えたが……松山は信じて咲夜に託し、森を出る。
姿が見えなくなり、完全に気配まで遠ざかるのを確認してから。……咲夜は魔理沙宅に侵入した。


851 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 10:50:51 ID:???

咲夜「さて……仕事にかかりましょう。図書館から借りパクした本の強制回収と、この書置きは……」

松山の意図が添えられたノートの切れ端に、彼女の流麗な文字を書き足す。
それを目立つように、扉にただ貼り、落ちる前にタンッ!とナイフで刺し止める。

咲夜「完璧だわ。それにしても……なんで守矢の外来人が彼等で、私達の召喚ではああなのかしら……」

幻想郷の世の理不尽に嘆きながら、咲夜も、荷物片手に魔法の森を後にした。


『図書館から返済期限の切れた魔導書全てを完璧に回収しました。』
『なお貴女の所有してる幾つかのマジックアイテムは、延滞金代わりに徴収させてもらいました』
『ですが貴女は、明日アリスが贈り物をしに来るけどマジックアイテムと思い盗まないように。』


*魔理沙の好感度が下がりました
*咲夜の評価値と好感度が大きく上がりました
*魔理沙の上海借りてくぜフラグが消滅しました


852 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 10:51:21 ID:???

上海の件を、咲夜に委ねて、松山は来た道を引き返す。
行きよりも湿度の増した森に閉口しながら、黙って進むと出口(入り口)にたどり着いた。

杜矢が松山の姿を認めて、空から舞い降りてくる。

松山「ただいま。さて用件は済んだし次は……」

地図のおかげで迅速に魔法の森から抜け出せたが、それでも一時間は経過した。

おかげで一箇所ならまだ回れそうだが、そろそろ人里の待ち合わせ場所に向かっておくべきかもしれない。

松山「(万一にも待ち合わせに遅れるわけにはいかないしな……どうするか)」


853 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 10:51:41 ID:???

どこに行きますか?


A 人里
B 博麗神社
C スタジアム
D 紅魔館
E 永遠亭
F 冥界
G 妖怪の山
H 香霖堂
.I. 太陽の畑
J ランダム移動


*ランダム移動の場合、松山が訪れてない場所を見つける可能性があります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


854 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/05/21(木) 11:05:43 ID:RviS/Ef2


855 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/21(木) 11:07:23 ID:9bnY9HkM


856 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 11:26:48 ID:BXSg/usE
A

857 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 20:07:17 ID:???

A 人里



人里に着いてから、待ち合わせの時間まで時間を潰すことに決めて
松山は、魔法の森から、人間の里に移動した。

松山「この辺でいいか。……後でちゃんと杜矢にお土産買ってくるからな」

頭を撫でて、杜矢と別れる。
人目に触れないよう、離れて着地させた場所から、待ち合わせ場所までのんびり徒歩。
目指すは、何回か霊夢達と食事に訪れた例の茶店。その店先で足を止めた。

松山「この甘味処も、結構通ってるよな。そういえば店の名前は何だっけ」

看板を見ると、儚月という名前だった。
今日も繁盛してるようで、中は騒がしく、座敷もテーブルも一杯で、客から注文の声が相次いでいる。
そこでふと、コルネットの店が、この大会後から優勝チームと契約を結ぶという話を思い出した。

松山「儚月……(もしかしてこの店も、どこかのチームと懇意だったりするのか?)」

店内の時計を遠目から見ると、待ち合わせ時刻までは、まだ40分程もあった。

松山「ちょっと長いしそれなら……」


858 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 20:07:31 ID:???

どうしますか?


A このまま店の外で待つ
B 店の中で何か注文する
C 寺子屋へ行ってみる
D 衣服店へ行ってみる
E 稗田の屋敷へ行ってみる
F 霧雨道具店へ行ってみる
G コルネットの店へ行ってみる
H ぶらぶら歩いてみる


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


859 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/21(木) 20:16:47 ID:zKVlw/Lg


860 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 20:29:01 ID:ZBy/tWHU


861 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 21:04:02 ID:LvbnjSyM


862 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 21:44:04 ID:vrftVXVE
B

863 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 22:28:33 ID:RkuBV6nc
A

864 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 22:32:48 ID:dSqHMr2g
B

865 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 23:22:12 ID:???

B 店の中で何か注文する


もう一度、店の中……評判の串団子や粟ぜんざいなど頬張る客達の姿を見て、結論は出た。

松山「外で待ってるだけなのも退屈だ。……それに」

迷宮探索、魔法の森を歩いたりと、午前だけで相当疲労を重ねた。
そんな空き腹状態で、時間もまだあって、財布にお金もある。
そして何より……真後ろには美味しい和菓子が松山を待ってくれてるのだ。

松山「というわけで葛藤の余地無し。誰だってそーする。よな」

暖簾をくぐり、店の中へ。店員には一応「3名です」と言っておく。

松山「(こんな混んでるんだ。霊夢さん達には先に席を確保したって言っておこう)」

そう考えつつも最近、松山はウリだと思ってた、我慢や辛抱強さが欠けつつあるのを今更不思議がる。
チームよりも、自分の道を貫くと決めた。恐らくその時から何かが切り替わったのだろう。

松山「(まぁ……以前の俺だってこんな状況なら我慢はしなかったよな。うん)」

納得させるように独りごち、しばらくして店員に案内される。
早速、テーブルに備えられたメニューを見る松山だったが、そこに誰かが声をかけてきた。

松山「(ん、誰?)」


866 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/21(木) 23:22:36 ID:???

先着で


茶屋で出会う誰か → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。


ダイヤ→ 紫色の髪に花の髪飾りが似合う少女
ハート・スペード→ 妖怪兎と……姫様?
クラブ→ 店員「ご注文はお決まりですか?」
クラブA→「よぉ兄ちゃん……また会えたな」
JOKER、ダイヤ10以上→ 最高裁判長、おでまし


867 :森崎名無しさん:2009/05/21(木) 23:25:48 ID:???
う わ ら ば
茶屋で出会う誰か →  スペード3

868 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 00:12:11 ID:???

茶屋で出会う誰か →  スペード3
ハート・スペード→ 妖怪兎と……姫様?


声をかけてきたのは、永遠亭を訪れた時や人里で会った鈴仙と同じ、ウサ耳の少女達だった。

妖怪兎「あー、やっぱりこの人」
妖怪兎「今度試合するチームのキャプテンさんだ!」
妖怪兎「(それにしても独りでこのお店に……チームで浮いてるんじゃ?)」

たちまち松山の周辺は騒がしくなった。
落ち着いてメニューを見ることもできないので、仕方なく用件を聞いてみる。

松山「俺に何か用ですか? 生憎今は人を待ってて……」
???「あら、それはお邪魔だったかしら」

ドクン、と。
その声を聴いた途端、松山の心臓が跳ね上がる。
声の主は、妖怪兎達を下がらせて、松山の前に姿を見せた。


869 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 00:12:40 ID:???

絶句する。

和服の腰まで伸ばしてある、射干玉の黒髪。白磁の磁器のような肌。
目にした少女の美貌はまるで、御伽噺の姫君が抜け出たかのようで、見惚れるしかできない。
そんな松山の様子を目敏く嗅ぎつけ、妖怪兎達が口々に囃したてた。

妖怪兎「姫様ーこの人、姫様にすっかり見とれてます!」
妖怪兎「おー、口ぱくぱくしてる。酸欠しそー」
妖怪兎「(初心な反応ね。貴重だわ……)」

口々に騒ぐ妖怪兎や松山の様子に、当の少女は、ちょっとした満足の微笑みを浮かべる。

???「ふむ……これはこれで面白いけど」

話が進まないのは感心しないわ、そう言ってから、断りなしに松山の前の席に座る。
それから店員を呼び、勝手に注文までするので、松山は慌てて意識を戻した。

松山「ち、ちょっと待った! 君が誰か知らないが、俺はさっきも言ったように人を待って……」
輝夜「君……? まぁその呼び方もいいけど、私の名前は輝夜……蓬莱山輝夜よ」

覚えておきなさいと言って、輝夜と名乗った少女の行動はエスカレートする。
控えている妖怪兎達まで席につかせて、好きに注文しなさいと言ってのけた。

松山「(輝夜……かぐや? それってまさか、えぇい、今はそれより!)」


870 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 00:12:53 ID:???

どうしますか?


A もう一度何の用か訊く
B とりあえず注文を撤回させる
C こちらからも自己紹介をする
D 永遠亭の関係者か訊ねる
E その他 輝夜達に対しての発言や行動を併記してください


*『00:20』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*後3回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


871 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 00:28:09 ID:???
今日はここまでに。
やっと永遠亭の主人が登場。松山の反応は日本人補正かかってます。

872 :森崎名無しさん:2009/05/22(金) 00:38:18 ID:g2LOIin6
C

873 :森崎名無しさん:2009/05/22(金) 00:51:06 ID:0EQg8+M2

乙でした

874 :森崎名無しさん:2009/05/22(金) 01:05:18 ID:rjC9+ap+


875 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 13:00:34 ID:???

C こちらからも自己紹介をする


勝手に注文された品を撤回しようと考えたが、こちらからはまだ自己紹介してない事を思い出す。

松山「(それに俺に驕らせるつもりで頼んだ……なんて訳ないしな)」

兎に角。名乗っておくことを優先した松山は……
まだ何か頼むつもりなのか品書きに全意識を集中してる姫様に話しかける。

松山「蓬莱山輝夜さんだね。俺は松山光っていうんだ」
輝夜「(……)」

しかし輝夜からは返答も反応もなかった。こちらに目を向けもしなかった。
やっと品書きから視線を動かしたと思ったら、店の奥の店員を呼んでは、また幾つか菓子を注文する。
その後は隣の妖怪兎達と談笑を始めた。松山は少し気を悪くした。


876 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 13:01:00 ID:???

松山「(聴こえなかったのか?)あ、あの、俺は松山光……」
輝夜「知ってるわよそれぐらい。でなきゃ声かけたりしないわ。……で?」
松山「……いや、で? なんて言われても……」

その松山の反応に、輝夜はふ〜っと息を吐いて、しょうがない奴だと言わんばかりに瞳を伏せる。

輝夜「私はね、退屈なの」
松山「はぁ……?」
輝夜「だからほら自己紹介なんかより、もっと面白いこと話しなさい。貴方の時間は有限なんだから」

上から目線の、少々癇に障る言い様だった。
松山の表情に険が混じる。しかしそれを見ても輝夜は、悪びれるどころか逆に面白そうに眺めるばかりだ。
そこでテーブルに串団子が運ばれてきた。ひとつ手に取り、輝夜は甘味に目を細める。

輝夜「私から一つ話題を提供してあげる。サッカーの話? 山の神社の話? 外の世界の話? ほら話して」
松山「…………」


877 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/22(金) 13:01:20 ID:???

どうしますか?


A サッカーの話をする
B 守矢神社の話をする
C 外の世界の話をする
D 注文を撤回させる
E 沈黙を貫く
F 永遠亭の関係者か訊ねる
G その他 輝夜達に対しての発言や行動を併記してください


*『13:10』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


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