キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/22(水) 20:02:48 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔カップも大詰め! 決勝戦間近なキャプテン松山も13スレ目! またよろしくお願いします。
前スレ
【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1245670792
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
210 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:31:17 ID:???
天翔荒鷲
211 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:31:49 ID:???
野生化
212 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 19:41:20 ID:G8xZc1go
イーグルインストール
213 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 20:02:39 ID:???
北国ライトニング
214 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:14:41 ID:???
アルバトロス
よいか松山。信天翁は向かい風を受けることで、空高く舞い上がるのだ
215 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:19:25 ID:???
ファイナルイーグルライド
216 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:25:57 ID:???
イーグルクロウ
217 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 21:34:38 ID:???
道産子の証明
218 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/28(火) 23:08:33 ID:???
たくさんアイデアありがとうございます!
やはり松山というべきか、鷲とイーグル系が多いですね。
D アイテムを使ってみる
松山「あれ? (今……射命丸さんの声がしたような)」
怪訝に思い、松山は周りを見回したが、ここは自分の部屋。
もしやと思って窓の外の景色を目を凝らして見たが、宵闇に無駄な労力と早々に打ち切った。
松山「やっぱ精神的にまいってるのか俺? 気分転換にアイテムでも使おうかな……」
【疲労回復の薬】(*効果高め)
【ちからの種】
【サッカー技術書(タックル)】
【サッカー技術書(ブロック)】
【スタミナ∞】覚醒の書
【アイテム鑑定用水晶球】
219 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/28(火) 23:10:17 ID:???
松山「使用可能なアイテムはこれだけ。しかしこの本、落ち着いて見ると……」
皮装本【スタミナ∞】を手にし、松山はその重さと厚さに読む気が、まるで杵で磨り潰される様に感じた。
インテリ系なら入手したその日の内に読破するだろうが……
松山には読み終えるまで眠らずにすむ自信がまったくなかった。
松山「ともかくほかのアイテムの使い道も考えよう。ブロックの技術書は……水晶球で鑑定すれば使える?」
ほかの薬と種も目の前に置いて、松山は使うべきアイテムをどれにするか考えた。
どれを使いますか?
A【疲労回復の薬】(*効果高め)
B【ちからの種】
C【サッカー技術書(タックル)】
D【サッカー技術書(ブロック)】(*要・鑑定)
E【スタミナ∞】覚醒の書
F【アイテム鑑定用水晶球】
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
220 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 23:40:12 ID:ndKMsK6o
B
221 :
森崎名無しさん
:2009/07/28(火) 23:52:38 ID:qm9ESdvk
E
222 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 00:28:28 ID:???
再投票します。
どれを使いますか?
A【疲労回復の薬】(*効果高め)
B【ちからの種】
C【サッカー技術書(タックル)】
D【サッカー技術書(ブロック)】(*要・鑑定)
E【スタミナ∞】覚醒の書
F【アイテム鑑定用水晶球】
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
投票途中ですが、今日はここまで。
223 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:29:16 ID:FjIs4fqM
C
224 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:29:52 ID:2LXpOr/+
E
225 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:32:07 ID:yb9jE2es
E
226 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 00:39:20 ID:Xru5PAYM
C
227 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 01:29:40 ID:z50LI0io
E
228 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 13:14:14 ID:???
E【スタミナ∞】覚醒の書
松山は、分厚い本を手にして、カペロマン、にとりと勝負した時に劣らぬ真剣さで頁を開いた。
松山「尻込みするな! 俺がこれを読破できれば明日大きな武器になる……きっと!」
今だけ気持ちは文学少年。そんな転身・松山光は、【スタミナ∞】覚醒の書を熱読しはじめた……。
先着2名様で
読書だ松山! → ! card
ねんねんころ〜り (+8) → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
*松山が勝利した場合、次回の判定で補正+8が消滅します。
*松山が断念した場合、マークがダイヤの場合、次回の読書判定に-2されます。
ハート・スペードで-1、クラブの場合は変化ありません。
*松山がクラブAの場合、スキル【読書は嫌い!】を会得します。
出かけてきます。続きは……大きな心配事ができてしまったので今日はできないかもしれません……。
229 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 13:36:40 ID:???
読書だ松山! →
クラブ5
230 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 13:44:00 ID:yb9jE2es
ねんねんころ〜り (+8) →
スペード4
231 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:21:36 ID:???
天の声「私信の時間ですじゃ!」
早苗「強ければ、傷付かない」
松山「強ければ、踏みにじられない」
早苗・松山「強ければ………人を、踏みにじれる!」
早苗「さぁ一緒に博麗神社へ討ち入りしましょ! 一切れのパンナイフランプ鞄に詰め込んで!」
松山「や、それ無理」
早苗「 」
読書だ松山! → クラブ5
ねんねんころ〜り (+8) → スペード4
最初の内……
松山は、自分の未知のスタミナ維持の術が書き記された書物をそれなりの熱意をもって読んでいた。
しかしそれが頁をめくり、まためくり……十数回繰り返したところで、手の速度が急激に落ちた。
松山「ふわ……」
とうとう欠伸が出て、集中力の糸がぷつんと切断される。
それでも粘り強くと文字を目で追いながら……松山は急速な眠気に襲われた。
松山「駄目だ寝るな寝ちゃ駄目明日元気に走り回るためにも今寝たら……」
空しくがくりと、頭が垂れた。
232 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:23:04 ID:???
目を開けると、不思議な世界が広がっていた。
不思議というのは、松山基準で上下逆さまの建造物があったり、見たこともない生物が視界を過ぎったり……
しかし一番不思議なのはそれらでなく、松山がその世界は不思議と認識できないことだった。
松山「あれ、ここは」
???「んっ? あれー貴方は招いていないわ」
すぐ近く、シャンハイがそうしたように(シャンハイって?)左肩付近からかわいいかわいい声がした。
しかしそちらはどうしてか振り向けない。首が固定されて真正面しか見られない。
また別の声が、右肩のほうから聴こえた。
???「やれやれ関わりがあるからかしら? 姉さんとっとと追い返しましょう」
???「そうね???。というわけで折角のご来訪だけど目を覚ましちゃってね〜」
ガクン!
階段を踏み外したような悪寒と一緒に、松山は突然、浮遊感に襲われた。
見る見る周囲の景色がスピードを増す。そして……痛みと鈍い音が。
松山「げこっ!? あ……あれ?」
気がつくと閉じてしまってたぶ厚い本の角に、眉間をぶつけてしまってた。
パタリと本が倒れて、松山も気を抜いて背中を倒して大の字に寝転がる。
松山「(ああ……何も成果得られた気がしないな……)」
読書は結局、時間を無為に費やしたという感覚。それだけを残して……
松山は、このままじゃあんまりだからまだ何かする時間が残されてないかどうか、時計の時刻を確かめた。
233 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:25:10 ID:???
先着で
勝負はロスタイムからだ! → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→「まだだまだ終わらんよ!」
スペード・クラブ→ 「ざんねん試合終了だよ……」
JOKER→ 「時を止めた!」誰かが背後に!?
234 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 22:26:14 ID:???
勝負はロスタイムからだ! →
ダイヤ3
235 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 22:31:45 ID:???
勝負はロスタイムからだ! → ダイヤ3
ダイヤ・ハート→「まだだまだ終わらんよ!」
時刻は……九時を少し回ったところ。
本を読んでて意識が落ちたが……どうやら復帰は早かったらしい。
今からでは練習は無理だが、ほかのことならできそうだ。
松山「もう一度、行動を決めてみるか」
行動を選択してください。
A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 【????】の名前を決めよう!
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
236 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 22:41:52 ID:FjIs4fqM
A
237 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/29(水) 23:28:43 ID:???
投票途中ですが、今日はここまで。
>>236
さんには申し訳ないですが、日付変わるまで集まらなかったらやはり再投票します。
心配事はどうにか解決しました。
238 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 23:32:47 ID:feFGXdLI
H
もう一度読書にトライ
239 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 23:35:11 ID:EKIEzNLc
E
240 :
森崎名無しさん
:2009/07/29(水) 23:48:00 ID:wIQkQJY2
E
241 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 00:03:39 ID:???
えっと再投票を行います。
行動を選択してください。
A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 【????】の名前を決めよう!
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H もう一度読書にトライ(【読書は嫌い!】を会得する可能性アップ)
.I. その他 したいことを併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今度こそ、ここまで。
242 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 00:09:05 ID:uGxL1J2o
A
243 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 00:40:45 ID:YGjBofn+
G
私信感謝w
松山「もう誰にも馬鹿になんてさせない…!逆に顔色を伺わせてやる!」
早苗(この悪意…期待できそうです)
松山「手始めにトイレに新聞持って行って長時間居座ってやる…!」
松山「それだけじゃない、食事の時は毎回おかわりしてやる、家計に小さくない損害た!」
松山「皆報いを受けるんだ、じわじわと苦しめてやる!…泣くほど恐ろしかった?」
早苗「ええ、ある意味とても」
244 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 00:41:21 ID:wFUpkjR6
F
245 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 01:18:35 ID:W5ciPc3o
E
二つ入ってたしね
246 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 01:25:29 ID:eVvpczMY
E
乙でした
247 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:34:26 ID:???
天の声「乙感謝ですじゃ! まだ票集まってませんので、思いついたネタでも」
松山「う〜んう〜ん」
今だこれから何をするか決めあぐねてる松山は、ふと部屋を見回して微妙な変化に気がついた。
松山「(あれ? 食器とお盆がない。それに……あれは漫画本か?)」
ちょうど食べ終えた食器などあったところに、代わりに一冊の漫画のコミックスが置かれていた。
なんとなく手にして、読み始める。
松山「なんだか読書続きだな。漫画だけどさ」
こうなったら今日の夜は読書ですごそうかとも思いながら、松山はまずタイトルを確かめた。
松山「キャプテン・サンジ? サッカー漫画なんだ。どれどれ……」
248 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:35:54 ID:???
-----------------------------------------------------------------------------
〜BGM〜 ウィーアー!
-----------------------------------------------------------------------------
サンジ「だから狩り勝負は俺の勝ちだっつってんだろうが! ……何?」
出身は北の海! 7700万ベリーの賞金首にして、麦わら海賊団のコック!!
オールブルーを探し当てるのを夢見る黒スーツのナイスコック・黒足のサンジは見知らぬ世界へ迷い込んだ。
そこへ昼間から悪漢に襲われる美女発見! 騎士道精神を掲げる彼は瞬く間に悪漢達を蹴り飛ばした。
美女「! ……その足技! お願いします勇者さま! どうか私達をお救いください!」
サンジ「お任せをマドモアゼル。(キラッ☆) ああ今日という日の出逢いをありがとう!」
さらに連れられた先には、大勢の輝かんばかりに目見麗しい美女達が彼を待っていた。
(好きなヒロイン名どうぞ)達を前に、昇天しかけたりした黒足のサンジは、ある競技の助っ人を依頼される。
最初は(即決してから)戸惑ったが、足を使い丸い物を蹴るスポーツと聞いて余裕を見せる。
249 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:36:04 ID:???
サンジ「デービー・バック・ファイトみたいなもんか? 何にしても足を使うならクソ楽勝だ」
自信を持ってルールも覚えたサンジは、多くの美女達に頼りにされ鼻の下を伸ばしてフィールドに!
キャプテン就任し、どこかで見たチームメンバーらと挨拶するのもそこそこに闘志を燃やす。
しかしそこで彼の思惑(華麗に活躍して彼女達のハートを射止める!)を大きく揺るがす展開が待っていた。
美女「実はこのボール……この世界の女達が呪いをかけられ姿を変えられたモノなんです」
これから彼がその足で蹴るボール。それが女性達が呪いをかけられ変えられた姿という!
サンジはそれを聞いた直後、断言した。
サンジ「たとえ死んでも!! おれは女は蹴らん!!!」
スルーしかできない、悪魔シューター・黒足のサンジの熱いサッカーへの挑戦が幕を開ける!!
-----------------------------------------------------------------------------
〜TO BE CONTINUED〜
-----------------------------------------------------------------------------
250 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 15:36:21 ID:???
松山「いやスルーだけで続けるって無理だろ」
やたら気合入った漫画だったが、その無理な設定に呆れた松山は、本を置いた。
こうして漫画を読むのもそこそこに、松山はまた夜の行動選択について考えることにした。
まだ未決定です。続きは後ほど。
251 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/30(木) 16:30:34 ID:69nlPWgs
G
252 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 16:46:08 ID:gBrWbKrw
E
253 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 19:24:20 ID:lQ5yaSmU
G
254 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:18:07 ID:???
E 霊夢の資料を読んでみる
松山「読書……ああ」
漫画を読み捨てた後、どこか気を抜いてぼんやりしてた松山は、自然と明日の試合に思いが及んだ。
そこから、今日はじめて知った事実……霊夢がゴールキーパーもできるということを連想する。
松山は、よっと勢いよく起き上がると、棚に積まれた資料を手に取った。
松山「こうなったら今日の夜はとことん活字読んで過ごすか……」
それが全てサッカー絡みとはいえ、ちょっと億劫な気持ちになっていた。
そこで同居人形のシャンハイはどうだろうかと考える。
松山「(ちょっと隔たり感じるけど勉強家で努力家みたいだし……読書にだって強いかもしれないな)」
アリスも、シャンハイのサッカーの実力を高めたいなら、練習より本を読ませたほうが効率的と言っていた。
人間なら反復練習で体に動きを染み込ませるが、シャンハイは人形。理解を深めるのが近道という意味か。
松山「(技術書はシャンハイに読ませてくほうがいいかな? 良い物は迷うけど……)」
それからは、また読書に没頭し始める。
今回は目的が霊夢のキーパー出場の試合を探すことだった。定まってるので早読みで頁をめくっていく。
松山「あった……これか」
255 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:19:32 ID:???
著者、記録者の横着か日付はハッキリしないが、見つけたので気持ちを逸らせ読みふける。
相手は……見たことないが、誰かに似ている帽子をかぶった魔女風の少女と……
松山「ふつーの巫女さん? 幻想郷ってあの巫女服がスタンダードじゃなかったんだ……」
白衣に緋袴の、松山も知ってる外の世界の巫女服を着た少女が、魔女の子とコンビネーションを見せている。
ツインシュートを撃ったのを、霊夢が鮮やかなダイビングキャッチで押さえて……
その場で回転、無重力の動きで着地前に右足ボレーの形でボールを前線へ飛ばし、速攻に転じさせた。
松山「そっか……こういうこともできるのか」
霊夢の情報を得るたびに、松山は少しずつ無重力の意味を識る。
それがあることでの、空中戦での利便性や優位性、動きを学んでいく。
松山「もっと……霊夢さんのプレーを目で追い、ちゃんと知るべきかもしれない。
そうすれば俺にだって、翼のようなプレーができるようになるかもしれない」
サッカーの申し子。名前が示す通りに大空を翼が生えたように翔ぶ天才児。
そんな彼との絶対な筈の差、境界を、他ならぬ松山側から少しずつ埋めていく事が出来てるように思えた。
256 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:20:27 ID:???
松山「っっと。それより今は霊夢さんのゴールキーパーとしての能力か……」
その他、普通のキーパーとしての動きもトップクラスだが。
更に結界を張り巡らせることで、相手のシュートのスピードと威力を減じさせることも可能。
以上を踏まえて、霊夢のセービング値を数値化させる。それと同時に……
松山「今回で霊夢さんの能力が……少なくても現在の力量は把握できたな」
それと同時に、過去の霊夢の活躍から、現在の霊夢は少なく見積もっても……
二、三回り。下手したらそれ以上に実力を落としてる事まで松山は解ってしまう。
あの時の紫の言葉が実感として理解できて、さっき抱いた感想から惜しく感じて、ため息を洩らした。
松山「今度練習に誘うか? ……あ〜でもサッカーから離れる宣言してるしなあ」
そうこうと煩悶してる内にも時間が過ぎる。松山は霊夢の(現在の)能力値を纏めた。
257 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:21:06 ID:???
ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低 才
霊夢 54 53 53 49 50 49 51 359 4/3 1 ガッツ 890/890 セーブ値60
決死結界
【空を飛ぶ不思議な巫女】
*天候が快晴の場合は常時発動。消費ガッツ2倍なし。
*それ以外の場合は、相手のキーパーに味方のシュートが二度防がれると発動
*全能力+2【瞬間移動】使用可能。 発動後からは消費ガッツ2倍
*得点を奪うと効果消滅
固有スキル
【空飛ぶ巫女】
*PA外からでも空中シュートが撃てる
258 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:22:33 ID:???
必殺技
【夢想封印】
補正+3 地上シュート 消費ガッツ150 吹っ飛び係数5
【夢想封印・瞬】
補正+5 空中シュート 消費ガッツ200 吹っ飛び係数5
【ヒールリフト】
補正+4 ドリブル 1/2で発動
【博麗アミュレット】
補正+4 パス 1/2で発動
【東方コンビ】
補正+4 ワンツー
霧雨魔理沙がチームにいない場合、使用不可。
【巫女サマーソルト】
補正+2 高い空中シュート 消費ガッツ160
【瞬間移動】
中盤のどこにいてもパスカット判定に加わることができます。
決死結界時のみ使用可能。
【カウンターシュート】
ブロック時のマークがダイヤで、相手シュート値をブロック値で上回った場合に発動します。
相手シュートに+10の補正を加えて打ち返します。
【博霊大結界】
補正+10 必殺セービング ガッツ消費240
259 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:29:28 ID:???
霊夢についてこの試合を調べていくうち、松山は他の二人の実力もおぼろげながら把握できた。
松山「この二人……巫女さんと、それに誰かに似た魔女風の子も……」
この資料の、過去の全盛の博麗霊夢に劣らぬ実力を備えている。
この二人の詳細も知りたくなった松山だったが、どこにもこの二人について言及されてるところはない。
松山「謎のコンビ……? 誰か知ってないかな?」
そうして最後に謎が残ったが、資料を閉じて仕舞うと……そこでシャンハイが戻ってきた。
シャンハイ「ただいま戻りましたー」
松山「おかえり。えっとどこ行ってたのか聞いていい?」
当然構いませんと言い、むしろお世話せず側から離れてたことをシュンと詫びたシャンハイが言うには……
260 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/30(木) 23:30:37 ID:???
先着で
シャンハイ失踪? → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→「にとりさん達とお話してきました」
ハート・スペード・クラブ→「準決勝のお給金を頂いてきました」
JOKER→ 迷宮でこんなアイテムを見つけてきました!
今日はここまで。
261 :
森崎名無しさん
:2009/07/30(木) 23:30:52 ID:???
シャンハイ失踪? →
ダイヤ8
262 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 18:23:08 ID:???
シャンハイ失踪? → ダイヤ8
ダイヤ→「にとりさん達とお話してきました」
シャンハイ「光様がお休みしてる間に私は……」
肉声と機械的な音声が合成されたみたいないつもの声音で、シャンハイは留守時について説明してくれた。
まず最初は、部屋の中をきょろきょろ見渡して、さっき松山が読み捨てた漫画本のところへ飛んだ。
開いて、最後付近のページとページの間から、封筒を探し当てる。
シャンハイ「こちら、光様の活躍に応じたお給金でもっていってほしいと言われました」
松山「……あぁ。(そういやまだ貰ってなかったっけ)」
給金を選手に渡すのは神奈子と諏訪子のお仕事だったが……
準決勝も勝ち抜き、次が決勝戦ともあると、応援団や山の妖怪幹部達と詰める話があって身動きが取れず
やっと時間が取れて、松山に渡しに赴こうとしたところ、丁度近場を飛んでたシャンハイに預けられたのだ。
松山「ひぃ、ふぅ……九千か!」
強敵を下しただけのことはある金額に、喜びを見せた松山はいそいそと財布に仕舞った。
*松山の所持金が増えました。10710→19710
263 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 18:24:23 ID:???
松山「……(これで家具の買い物できるな)」
一人暮らしするにあたり人里の道具店で、家具を調達する必要がある。
最初は定番の布団だが、ここで考えるより、品の並ぶ陳列棚の前で決めることにした。
松山「給金は決勝のぶんもあるしね。とにかく後回し……ん、シャンハイ?」
目を戻すと、シャンハイが話しに緊張させた佇まいのまま、まだ視線をこちらに向けてた。
その様子から、まだ話すことがあるのかと勘付いた松山は、それを聞くよと一声出す。
シャンハイ「あっはい。その通りですまだお話が……」
松山「うん。どんな話?」
シャンハイ「実は……戻ってくる前、立ち話してた魔理沙さんとにとりさんと会って」
松山「ッ!?」
思わぬ名前が出てきて、狼狽しかけた松山に、シャンハイは話すのを躊躇う顔を見せる。
しかしすぐに、それではいけないと咳払いし、続きを促した。
松山「そうなのか。シャンハイ事情はわかってる?」
シャンハイ「……はい。全部聞いてきました」
明日の試合に出場するGKを巡って起こった諍いについて……
昼間、外で三人が語気荒く会話してたのを心配していたシャンハイは、一通り話を聞いてきたらしい。
松山はばつの悪い顔になって、それから気になって仕方ないにとりの様子を訊ねることにした。
松山「……にとりはどうしてた?」
264 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 18:24:49 ID:???
先着2名様で
シャンハイのフォロー → ! dice
にとり現在の心境は → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。
Q、K→「案外大丈夫みたいでした」
7〜J→「表面上は明るそうにしてました」
4〜6→「ずっと黙ったまんまでした」
A〜3→「にとりさん、目が赤かったです……」
クラブA→ 河童さんもNice boatがお好き
JOKER→「吹っ飛ばされた時……光の"愛"を感じたよ!!」
*シャンハイの数値は、1.2.3で+1、4.5.6で+2、にとりの数値に加算されます。
出かけてきます。続きは後ほど。
265 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 18:25:41 ID:???
シャンハイのフォロー →
2
266 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 18:31:44 ID:???
にとり現在の心境は →
スペード6
友達だろっ!
267 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 21:37:59 ID:???
シャンハイのフォロー → 2 = 1
にとり現在の心境は → スペード6 + 1 = 7
7〜J→「表面上は明るそうにしてました」
うっすらと、非現実的な羽を生やして飛行するシャンハイは松山の部屋へ向かっていた。
その途中で……少しばかり重苦しい雰囲気で話してる少女達を見つけた。
シャンハイ「(あれっ……あの人は昼間の格好いい人(注1)だ! それに……)」
注1)シャンハイ基準:白と黒でコーディネートされた魔法使い風な装いの綺麗な人:
シャンハイ「(それに……お話をしてるのは、たしか……)」
空中で静止したシャンハイは、ひとまずうんうんと思い出し作業に入り……やがて手を打った。
水色の服を着てリュックを背負った少女は、昼間、部屋の外で松山達と話をしてたエンジニアの河城にとり。
シャンハイも、武器の製造についてで話したことも。そこでシャンハイの視線ににとり達が気付いた。
魔理沙「お、見所のある人形じゃないか」
手招きをしてきた魔理沙達の方へシャンハイがおっかなびっくり近づくと、にとりの方は困り顔を見せた。
268 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 21:38:22 ID:???
にとり「ね、魔理沙。もういいよ部屋に帰らせてよ……」
魔理沙「あ〜? まだもう少しいいじゃんか」
強引な口振りで、にとりの懇願をあっさり却下した魔理沙は、シャンハイに眼差しを向けた。
止める間もない見事な滑舌、語りの速度でシャンハイに事の顛末を説明しだしてしまう。
にとり「ちょっと魔理沙! やめてよ!」
嫌がるにとりだが、魔理沙はもうその反応をされるのも、受け止めるのも決めてしまったらしく続行。
そうやって事情を説明されても、シャンハイはぴんとこない表情で……ただこれだけ訊いてみた。
シャンハイ「にとりさん、光様と喧嘩してるんですか?」
にとり「うぅっ?」
幼気からか、にとりが答えにくいことをシャンハイはずばっと訊いてみた。
にやっと笑う魔理沙と、シャンハイを、交互に恨みがましそうに見てから、にとりはおずおずと答えた。
にとり「別に……盟友と喧嘩してるわけじゃない。あれはちゃんとした勝負だったし、私も受けたんだし」
苦悩を湛えた表情で、昼間のことをそう語るにとり。
敗北した直後こそ、取り乱した様子を見せたが、部屋に戻り考えたにとりはそれなりに落ち着いていた。
もちろん納得しかねる部分もあるだろうが、表面にはそれを出さないまでに理解を示している。
269 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 21:38:39 ID:???
にとり「でもね……やっぱり悔しいよ。力不足だとしても、土壇場で通告されるなんて思わなかったし」
魔理沙「その辺は私も、きっと光の奴も反省してるぜ。まぁなんてか借りができたな、にとり」
魔理沙の実直で遠慮のない発言に、にとりは少しだけれど微笑を覗かせた。
しかしやっぱり表情は冴えない。そうして沈黙が降りた。
にとり「魔理沙に貸しか……うんそれならいいや。……今度こそ部屋に戻っていい?」
今度は魔理沙も素直に……それに黙って頷いた。にとりはたったか部屋へ戻って駆けていく。
魔理沙がシャンハイに、ぶっきらぼうな口調でだが、お礼を言ってきた。
魔理沙「お前が来てくれて助かったぜ。私が何話してもろくすっぽまともな答え返ってこなくてさ」
シャンハイ「私お役にたてました?」
魔理沙「ああ立ったぜ。きっと話を聞けば光も胸をなでおろすと思う」
胸中を吐露したことで、にとりも気持ちの整理はなんとかついたと見て、魔理沙は後は本人次第と考える。
何をもって貸しの返済を求められるかちょっぴり不安に感じたりもするが、そこは勝つ為の経費と割り切る。
シャンハイに、お前にもちょっぴり貸しができたと朗らかに笑みを見せて、魔理沙は颯爽と立ち去った。
*魔理沙の評価値と好感度が凄く上がりました
*にとりの好感度が上がりました
270 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 21:39:02 ID:???
松山「そうか。二人がそんな会話を……」
当事者の自分が別のことをしてた間に、魔理沙が骨を折ってたのを知り松山は申し訳なく感じた。
魔理沙は、にとりに借りができたと言ったらしいが、松山のほうはその魔理沙に借りができたかもしれない。
松山「うん。魔理沙さんの言うとおりだよ。ありがとうシャンハイ」
シャンハイ「あ! 〜〜えへへうれしいです」
松山の手が頭を優しく撫でるのに、シャンハイはうっとりした様子を見せる。
しばらくそうしてあげてから、松山はそろそろ明日に備えて眠ることにした。
松山「(さて、最後にできそうなことは……)」
271 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 21:39:12 ID:???
どうしますか?
A シャンハイと話す
B イーグルスメンバーの分析をする
C 相手チームメンバーの分析をする
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
272 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 21:45:34 ID:pixJ0uDc
A
273 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 21:56:38 ID:jIJ3lOek
A
274 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 22:11:04 ID:57UaGnRE
A
275 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 22:24:27 ID:???
A シャンハイと話す
松山「分析はもうほぼ終わってる……今日も話し相手してくれる?」
訊ねるまでもなく、シャンハイは松山と何を話すか楽しみにしてる顔で見つめてきてた。
松山「いやじっと見続けなくていいよ……そ、それじゃ話すことは……」
どうしますか?
A 今日の夕飯について話す
B サッカー技術書について話す
C サッカー覚醒書について話す
D 今まで会った人達について話す
E シャンハイの槍技について話す
F その他 シャンハイに対しての発言や行動を併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
276 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 22:28:13 ID:8XAFxUPk
B
277 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 22:29:06 ID:pixJ0uDc
B
278 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/07/31(金) 22:37:23 ID:aSCaoeq6
B
279 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 23:01:53 ID:???
B サッカー技術書について話す
松山「そうだ、シャンハイ。これ見てもらえる?」
そう言うや、いつものようにシャンハ〜イと元気で明るく返事が返る。
ちょっと心が暖まった松山は、シャンハイにサッカー技術書(タックル)と(ブロック)を見せた。
教材みたいな本を興味津々で見つめるシャンハイに、松山は説明をする。
シャンハイ「それじゃ、魔法に強い人が読める本なんですね?」
松山「そう。俺じゃ解読できないから、シャンハイなら読めるかなと思って」
少し紐解いたシャンハイは、「ああ、これならわかります」そう言ってくれた。
松山「わかるのか? あ、でもシャンハイが読めても俺は読めないままなんだな……」
シャンハイ「いいえ。この本は最初の鍵といえる部分を読み解いてしまえば、後は光様でも読めます」
松山「ほ、ほんと!?(でも鍵……本なのに?)」
280 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 23:02:24 ID:???
松山の物差しでは理解に苦しんだが、パスワードでブロックされてるみたいなものと思い、強引に納得する。
それからシャンハイにその鍵を解いてもらうと、確かに内容が松山にも理解できるようになっていた。
松山「これで俺も読めるのか。あ、ブロックの方も鍵とかあるの?」
シャンハイ「はい。そちらも解いちゃいました」
松山「(仕事速いなあ……)」
感心しながら、松山はシャンハイからブロックの技術書も受け取って、それからもうひとつ問うた。
松山「そういえばアリスさんが言ってたんだけど、シャンハイは練習より本を読むほうがいいのか?」
ちょっと間を置き、シャンハイは技術書をねだるみたいにならないよう気を配る口調で答えた。
シャンハイ「その通りです。私は光様たちがしてるみたいな練習では上達しないと思います。
でも知識というものは技術書以外でも取り入れることはできますので……」
281 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/07/31(金) 23:02:39 ID:???
松山「(俺が気兼ねしないよう、言ってくれてるのかな……さてこの技術書どうしよう?)」
どうしますか?
A タックルの技術書を使う
B シャンハイにタックルの技術書を読ませる
C ブロックの技術書を鑑定する
D ようしこのタックル技術書は廊下に放り出してやる! 好きにしろ!
E ようしこのブロック技術書は廊下に放り出してやる! 好きにしろ!
F まだ保管しておく
*タックルは+3、必殺フラグ発生します。ブロックは未鑑定なのでまだ使えません。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
282 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 23:04:28 ID:8mmCRXS6
A
283 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 23:08:31 ID:1tZ3HQmw
A
284 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 23:10:46 ID:8XAFxUPk
A
285 :
森崎名無しさん
:2009/07/31(金) 23:52:36 ID:???
どんだけ好きにしろ気にいったんだwww
286 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:16:36 ID:???
>>285
むむ、気に入りすぎてまずいですね。連続使用はよくない自重自重……
A タックルの技術書を使う
松山「よし、それじゃ横になりながら技術書を読むか!」
シャンハイ「がんばって光様!」
それは声援を受けるには様にならない姿ではあったが、シャンハイは構わないようだった。
松山はそれに応えるように懸命に読み進め……いつしか眠りに就いていた。
松山「(今日の夜は読書に始まり読書に終わったな……)」
松山が寝たのを確かめると……シャンハイは灯りを消して、また飽きることなく星景色を見続けた。
*松山のタックル 54→57
*サッカー技術書(タックル)を失いました。
287 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:16:47 ID:???
27日目終了。
*28日は守矢イーグルスと紅魔スカーレットムーンズの決勝戦が行われます。
*永遠亭から、鈴仙・優曇華院・イナバがやってきました。しかし現在はペナルティ(-6)発生してます。
*博麗霊夢がGKとして出場可能になりました。能力値は
>>257
参照してください。
*松山のガッツが回復しました。(650/900)→(900/900)
*守矢神社でのガッツ回復量500の余剰でシャンハイのガッツも回復します。
*シャンハイのガッツ残量 (890/890)
288 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:18:31 ID:???
夜。
人間は眠りに就き、妖怪達が跋扈する丑三つ時。
この時間に、魔力で稼動する照明付きの専属グラウンドに、夜の女王たる彼女は一人立っていた。
レミリア「……遅いわね」
そう呟いて見上げる頭上に在るは、満ちた月。吸血鬼の彼女に活力を与えてくれている。
その心地よさに真紅の双眸を細めたレミリアに、高速の弾が襲い掛かった。
レミリアはそちらを一瞥もせず、無造作に右手で払いのける。右手に裂傷ができたが、すぐに回復した。
???「クスッ……ごめんねお姉さま?」
あんまり気分良さそうだったから壊したくなっちゃった――
グラウンドの入り口は利用せず、フェンスを越えてやってきたのは……。
レミリアとどこか重なる……将来は、さぞ類まれな美貌の女性に成長するだろう金髪ショートの少女だった。
いきなりのご挨拶に、苦りきった表情のレミリアが、幼子に言い聞かせる口調で語りかける。
289 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:18:54 ID:???
レミリア「何度言ったらわかるの? そういうはしたない真似はやめなさい」
???「ぶぅ。いいじゃないこれくらい。私ずっとず〜っと退屈してたんだからね!」
悪びれる様子なく反論した女の子は、クルクルとワルツを踊るようにして、瞳をキラキラさせながら
レミリアの待つグラウンドのセンターサークルまでやってきた。
???「それで妹紅と遊んでた私をいきなり呼び出したりして何か御用ですかお姉さま」
レミリア「……その前に……その妹紅はどうしたの?」
???「今はちょっと休んでるよ」
休んでる妹紅の状態はあえて問わずに、レミリアは目の前の少女にボールを投げ渡した。
???「これ……蹴ってもいいの?」
転がってきたボールの前で、どうしてか萎縮したように確認を取ってきた少女に、レミリアが優しく告げる。
レミリア「えぇ。たくさん蹴って頂戴。今日も明日の試合も思いっきり蹴って遊んでいいわよ?」
???「ほんと!? わーいお姉さま大好き!!」
一変して無邪気にはしゃぐ少女は、年相応の可愛らしさを見せていた。
そしてボールの前でターン。その小柄な体でとても威力あるシュートなど撃てないだろうに、足を振り上げる
???「思いっきり蹴るよ!!!」
290 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:19:24 ID:???
先着で
???→ ! card 【????】 68 +(カードの数値)=
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
カードの数値が……
ダイヤ・ハート→「???の仕上がりは万全ね!」
スペード・クラブ→「ちょっとまずいか?」
JOKER→ ???が分身した!!?
291 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/01(土) 00:20:06 ID:???
???→
クラブ6
【????】 68 +(カードの数値)=
おいたはダメだよウフフ
292 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:54:41 ID:???
>>291
大商人「装備品全没収なんてダメですぞウフフ」
???→ クラブ6 【????】 68 +(カードの数値)= 74
スペード・クラブ→「ちょっとまずいか?」
その子が蹴ったボールは……物理を超越した速度でレミリアの真横を突き抜けた。
時間をより早く刻んだかのようなスピードに、純粋な破壊力を凝縮したような威力。
ただそれらに加えて、そのシュートには決定的に欠けてるものがひとつあった。
ブゥン……ゴガギャギャ『ミギャアアァッッッ!!!?』
少女の放ったシュートは、ゴールネットを破るどころか、ポストにぶつかりもせず……
向かったのはゴールの真上。クロスバーすら掠めず。
遥か上を越えていったボールは、夜間飛行してたカルテットの誰かを跳ね飛ばして、空の向こうに消えた。
レミリア「……」
???「あれー外れちゃった。でも面白かった! ね、お姉さま!」
レミリア「……」
???「なんで黙ってるのつまんない! あっ! そろそろ妹紅リザレクションしたかな〜?」
久方ぶりにボールを蹴って大満悦でスキップしながら、少女はそのまま芝を蹴って館のほうへ飛び去る。
一方残されたレミリアは、想定の範囲内ではあるが痛手は痛手とやるせない表情で嘆息した。
*???のシュートに精度ペナルティが発生します。
293 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:55:58 ID:???
【幻想郷・28日目・早朝】
そして……幻想郷に朝が、決勝の日がやってきた。
松山「ぅ……あ、あっ!?(技術書読んでそのまま!?)」
だらしないことをしてしまったと思って、慌てて起き上がろうとするとちょっと目が眩んだ。
慣れない読書をたて続けにした為か、仕方なく安定するのを待ってから、ゆっくり布団をどける。
松山「なんだかなぁ。(でもいいか。タックル上達した気がするし)」
さすが鑑定に強いとされる森近霖之助が絶賛しただけのことはあり……
タックルにかなりの自信が芽生えた松山は、前回に続いて今回も相手の中心選手を抑える自信ができていた。
シャンハイ「おはようございます。今日もいい天気ですよ!」
そうだねと応えて、決勝戦への気合を入れてから、松山は部屋を出た。
294 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:56:28 ID:???
先着で
いざ決勝戦迷宮トラブル! → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
カードの数値が……
13→霊夢が軽い練習相手を探してる
12→フライハイトが鈴仙に相談をもちかけて?
11→魔理沙が霊夢と話すのに誘いにきた
10→射命丸が珍しく手帖を見て唸っている?
9→時間は早いけど鈴仙が到着した模様。
8→にとりがドアの補修を提案してきたが
7→早苗が社殿の拭き掃除をしています
6→レティと秋姉妹が積もる話を……
5→ダンジョンから女剣士が出てきました
4→ス キ マ
3→雛が松山に挨拶に来ました
2→幽霊GKが幽々子の部屋の前でうろうろ
1→メイド2人脱走寸前
JOKER→なぜか目の前に宝箱
今日はここまで。
295 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:58:10 ID:???
あ、しまった訂正します。
296 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 00:58:52 ID:???
いざ決勝戦迷宮トラブル! → ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。
カードの数値が……
13→霊夢が軽い練習相手を探してる
12→フライハイトが鈴仙に相談をもちかけて?
11→魔理沙が霊夢と話すのに誘いにきた
10→射命丸が珍しく手帖を見て唸っている?
9→鈴仙が何やら怪しい行動を取っている!
8→にとりがドアの補修を提案してきたが
7→早苗が社殿の拭き掃除をしています
6→レティと秋姉妹が積もる話を……
5→ダンジョンから女剣士が出てきました
4→ス キ マ
3→雛が松山に挨拶に来ました
2→幽霊GKが幽々子の部屋の前でうろうろ
1→メイド2人脱走寸前
JOKER→なぜか目の前に宝箱
今度こそ、ここまで。
297 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 01:00:17 ID:???
いざ決勝戦迷宮トラブル! →
クラブ3
いけェ!
298 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 02:01:50 ID:???
雛とのお別れフラグくせえ
299 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 10:19:58 ID:???
レミリア、フラン、ポブルセンの3トップだと・・・なんという極悪中隊・・・
或いはレミリアが中盤に回るフラグか?
300 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 20:41:56 ID:???
松山のタックルが大分高くなったからドリブル突破は防げそうだけどな
301 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 21:38:41 ID:???
>>298
本当にお別れになりそうです。裏事情あります。
>>299-300
カードの運次第ですが、緊張感ある試合になると思います……なったらいいなー
いざ決勝戦迷宮トラブル! → クラブ3
3→雛が松山に挨拶に来ました
松山「(扉がないのっておかしな感じだなあ……)」
毎朝続けてきた慣習が、もうすぐ退去するこの日の朝になってないkとおを若干寂しく思いつつ
廊下を歩くと、フリルいっぱいの衣装を着て、どこか禍々しいオーラを放つ見知った少女神と出くわした。
雛「おはようございます、松山さん」
松山「おはよう鍵山さん(……シャンハイは今日も黙んまりか)」
昨夜、単独で行動してた時には、魔理沙やにとりと積極的に話したシャンハイ。
だけど松山と一緒の時は邪魔になると思ってるのか、一言も発さない。
松山「(まぁシャンハイがそうしたいなら好きにさせておくか)」
雛「???」
微妙な間に、不思議そうな顔をした雛がシャンハイに手を振る。
シャンハイはどうしてよいやらわからず、結局、流した。
松山「(さて、最近鍵山さんと話す機会なかったし……ここで会えたからにはどうする?)」
302 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 21:38:53 ID:???
行動を選択してください。
A 今日の試合について話す
B 去就について話をしておく
C サッカーの話を改めてしてみよう
D この場を離れて部屋に戻る
E その他 雛への発言や行動を併記してください
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
303 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 21:44:49 ID:7oK+9ork
A
304 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 21:49:44 ID:5vHPmTGg
A
305 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 21:56:32 ID:ZsdfRldw
A
306 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 22:18:54 ID:???
A 今日の試合について話す
雛「……」
シャンハイにスルーされた雛は、僅かにしょげた顔をして目線を落とした。
そんな様子を見て、松山はシャンハイに友好的に接したらどうかと提案しようとするが……
松山「(今この場で言うのも……後で話しておくか。ともかく今は……)」
今日の午後三時にキックオフの決勝戦について話をすることにした。
切り出すと、雛はますます表情を暗くする。試合について不安に思ってるようだった。
松山「鍵山さん、不安がってるみたいだけど、試合に出られるかどうかを?」
雛「ぁ……いいえ。むしろ試合に出られた後からが不安で」
先の試合で、ブロックに強いレティと静葉は永遠亭ルナティックスの攻撃を防げていた。
幽々子も浮き球に強い武器を持っているが、現状で雛は自分の力で決勝戦を戦えるか不安に思ってるという。
松山「(励ますにしても……レミリアさん達の攻撃力を考えたら厳しいのは明白だ。どう言おうか……)」
307 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/01(土) 22:19:10 ID:???
どうしますか?
A 「大丈夫! 鍵山さんならやれる!!」
B 「大丈夫! 今日は鍵山さんには外れてもらうから!」
C 「大丈夫! これから軽く練習しよう!」
D 「大丈夫! この技術書を読みさえすれば!」
E その他 雛への励ましの言葉を併記してください
*Cの場合、昼の行動は選択できなくなります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
308 :
森崎名無しさん
:2009/08/01(土) 22:28:10 ID:ncFe2JNA
C
309 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/02(日) 00:01:15 ID:???
日付変わりましたので、再投票します。
どうしますか?
A 「大丈夫! 鍵山さんならやれる!!」
B 「大丈夫! 今日は鍵山さんには外れてもらうから!」
C 「大丈夫! これから軽く練習しよう!」
D 「大丈夫! この技術書を読みさえすれば!」
E その他 雛への励ましの言葉を併記してください
*Cの場合、昼の行動は選択できなくなります。ガッツの消費量は選んだ練習次第です。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまで。
310 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/08/02(日) 00:17:36 ID:???
E 相手チームに厄を憑かせちゃいなYO!
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