キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:02:48 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

紅魔カップも大詰め! 決勝戦間近なキャプテン松山も13スレ目! またよろしくお願いします。


前スレ

【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1245670792



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


313 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 00:51:42 ID:YT/cqtmc
A

314 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 00:55:49 ID:UvdFWGIw


315 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 01:47:37 ID:jksqQt2k
C

316 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 15:22:44 ID:???

>>310
霧雨スレの神(つまるところ私の出番ですねニコッ)


C 「大丈夫! これから軽く練習しよう!」


うつむく雛と、松山で、身長差以外にも合わない視線のまま少しして
松山は、部屋から出てきた時の時刻、今が7時ということから励ましの言葉よりもこう提案してみた。

松山「鍵山さん、これから練習しないか?」

雛が驚きに咄嗟に顔を上げる。

雛「練習って……今日の午後から試合なんですよ!?」
松山「だから軽く二時間程度で済ませよう。成果は望めないかもしれないけど、体動かせば不安も飛ぶよ」

しかしそこで松山は考え事に囚われた。
時間的には問題ない。終わってからシャワーや湯殿で汗を流すこともできる。
だから問題は、練習で消耗する松山と雛の体力だが……

松山「(それも考えると、練習の内容は……)」


317 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 15:23:04 ID:???

練習内容はどうしますか?


A 松山と雛で密度の濃い練習(*双方のガッツ300消費)
B 松山と雛で時間に合った練習(*双方のガッツ150消費)
C 誰かに、雛と練習できるか頼みに行く(*朝のメンバーの活動は>>296参照)


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


318 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 15:28:52 ID:YT/cqtmc
B

319 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 15:47:13 ID:1CLcijms


320 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 16:02:31 ID:UvdFWGIw


321 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 16:08:18 ID:jksqQt2k
B

322 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 18:18:39 ID:???

B 松山と雛で時間に合った練習(*双方のガッツ150消費)



試合当日、松山はここで肝心の試合に支障が出る程、体力を消耗する愚は避けた。

松山「やっぱりあまりハードな練習はできないな。準備から始めて……基礎的な練習をこなすくらいか」
雛「そうですね。私もそれがいいと思います」
松山「(そうなると時間が限られてるし、鍵山さんの得意なタックルに絞るべきかな)」

練習方針は後で決めることにして……
松山と雛は、すぐに支度をして、朝食後に練習場で落ち合うことに決めた。
そして一時間後……練習場にやってきた松山だが、雛の他にも練習してる人物がいるのに気がついた。

松山「あれは……」


323 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 18:19:10 ID:???

先着で


グラウンドの先客 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ カペロマンと……八雲紫!
ハート・スペード・クラブ→ 霊夢と魔理沙
クラブA→ メイド2人が練習場の備品盗んで逃げようとしてる
JOKER→「レティさん何でキーパーしてんの?」


出かけてきます。続きは後ほど。


324 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 18:21:02 ID:???
*雛の評価値と好感度が上がりました。

325 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 18:24:10 ID:wNyjH3TA
グラウンドの先客 →  スペード4

326 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 18:59:06 ID:???
メイドさん達、結局スポットは浴びれなかったな
それどころか成り行きで刃向かう羽目に…
はたして生存フラグはたつのか

327 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 21:59:27 ID:???

>>326
せっかくチームに加わったのに活かしきれなかったの猛反省です。
紅魔館に戻った時でも何か考えておきます。



グラウンドの先客 →  スペード4
ハート・スペード・クラブ→ 霊夢と魔理沙


松山が到着した時、練習場の神社側から近いベンチに座ってた雛が声をかけてきた。
それとは別に……練習場から目を眩ます閃光と同時に、ボールを蹴る音がした。

松山「あれは……」

きっと、何度か試合中に目にした霧雨魔理沙の【マスタースパーク】だ。
そう察した松山の見た先のゴールエリアに、やはり魔理沙と、ボールを両手で抱えてる霊夢がいた。
二人の立ち位置からして、にとりと勝負した時の様に、正面からの魔理沙のシュートを霊夢が防いだようだ。

雛「すごいですね……巫女。まさかキーパーで、あれ程の威力のシュートを防げるなんて……」

感嘆の声が雛の唇から洩れる。
向こうでは魔理沙が、喜んでいるのか悔しがってるのか、笑顔で悪態つきながら靴裏で芝を擦ったりしてる。
そこで霊夢もまた笑顔で、控えめな胸を反らして勝ち誇っている。それ見てちょっと魔理沙の顔がむくれた。


328 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:00:30 ID:???

松山「とりあえず声かけてくる(黙って練習開始したら怒られそうだし)」
雛「それがいいです(黙って練習しちゃったら豪快なちょっかいかけられそうですし)」

雛と意見を一致させて、松山が二人に声をかけると、近い位置の魔理沙からまず挨拶をされた。

松山「魔理沙さんおはよ」
魔理沙「おはようだぜ光。なんだ厄神と練習か?」
松山「まぁその。……今朝会ってそういう話になってさ」

雛が不安を抱えてたことを、普通に練習しにきたと誤魔化した松山は、そこで霊夢にも声をかけられた。

霊夢「おはよう光」
松山「あっ霊夢さん! キーパーの練習してるってことは……!」

霊夢は、松山の期待一杯顔から目を逸らして、すぐ戻して、いつものはきはきとした口調でそれに答えた。
昨日の騒動その顛末は、魔理沙はしっかり霊夢に伝えてくれたらしい。


329 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:01:18 ID:???

霊夢「ちゃんとにとりと話つけてきたっていうしね……なら私もやらないわけにはいかないでしょ」
魔理沙「それにしても珍しく気合入れてるよな。
    私から言い出した事とはいえ、霊夢が朝練に付き合うとは思わなかったぜ」
霊夢「……久しぶりだしね。私でもちょっとは不安になるわよ」

軽口を叩きあう東方コンビだが、松山は時間が押して話を続けてるわけにもいかないと雛の方に剥いた。

松山「それじゃ俺は鍵山さんと練習してるから」

そう告げて、まだ和気藹々と話す二人から一度離れて、松山は雛と練習について話す。

松山「(さて、何をどう練習しようか)」


330 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:01:29 ID:???

雛の練習をどうしますか?


A ドリブル
B パス
C シュート
D タックル
E パスカット
F ブロック
G せりあい
H 持久力練習


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*霊夢の評価値と好感度が上がりました


331 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:01:42 ID:???

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
雛   46 46 45 49 46 46 46 324  3/3  1   ガッツ 830/830


332 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 22:40:07 ID:HG8pOcN2
D

333 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 22:40:30 ID:ZjQ2OwDo
D
一芸だぜ

334 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 22:47:01 ID:EMF5K/mk


335 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:08:22 ID:???

私信
ふと気になったんですがAIBOって誰でしょう?
あとの二人はわかるんですが……


D タックル


松山「やっぱり今の鍵山さん一番の武器のタックルを。他のは付け焼刃にしかならないと思うから」
雛「わかりました。(でもそれでも紅魔館のアタッカーには……ううん今は練習に身を入れませんと……)」

浮かんだネガティブな思考を断った雛は、持参したボールを松山へ渡した。

松山「よし、じゃ俺が鍵山さんを抜きにいきますから」

想定するのは、永遠亭戦と同じサイド際の攻防。切り込みクロスをあげる選手を阻むことだ。
松山達は、霊夢たちが練習してるのと反対側のゴール付近の右サイドへ移動してそこで練習を始めた。

雛「お、お願いしますっ」
松山「(うわガチガチだ……)リラックスして鍵山さん。よし……行きます!」


336 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:08:50 ID:???

先着2名様で


松山の指導 → ! dice
雛のタックル練習 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


14〜15→ タックル値+5!
12〜13→タックル値+3
8〜11→ タックル値+2
3〜7→ タックル値+1
A〜3→ 効果なし
JOKER→ カラミティ……!


*松山の数値は、1.2.3で+1、4.5.6で+2、雛の数値に加算されます。


337 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:09:32 ID:???
って解りました>355私信は忘れてください……

338 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 23:13:19 ID:???
松山の指導 →  5
お前はドカドカ撃ちすぎなんd(ry

339 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 23:20:00 ID:???
雛のタックル練習 →  ハート10

340 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 23:20:04 ID:???
雛のタックル練習 →  クラブ7

341 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:56:26 ID:???

松山の指導 →  5 = 2
雛のタックル練習 →  ハート10 + 2 = 12
12〜13→タックル値+3


雛のタックル指導。
それは短い時間であり、その内容も単調なものになっていた。

雛「は、速……また抜かれ!?」

松山のライン際のドリブル。
カペロマンと違いサイドアタックの経験もなく得意なドリブル技もない松山では、突破方法も限られる。
チェンジ・オブ・ペースで突破。あるいは待ちで、相手がタックルを仕掛けようともキープに専念するか。

松山「(う〜そういや俺まだヒールリフトも習ってないんだったっけ)」

かといって松山には、フライハイトみたいな高速シザースや華麗なターン技術もあるわけでもなく
目線で虚実でまやかす技術もあるが、松山にそれも向かず結果的に緩急をつけての突破が中心になる。
しかし、それでも雛の現在のタックルと松山のドリブルには開きがあった。

雛「(な、なんで? 妙です。松山さんのドリブルは変に読みにくい……)」


342 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:56:52 ID:???

緩急つけるだけなら、その気配を注意深く見切って、スピードをあげた瞬間の隙など狙えばいい。
それが松山のドリブルはその気配を掴もうとしても、するりとかわして、いつの間にか速度を上げてしまう。
しかし蓄積は無駄にはならない。何度も繰り返せばそれにも雛は対応できるようになり……

松山「うっ! また弾かれちゃったか」
雛「二連勝ですね!」

雛のタックルが、松山のペースチェンジを見越した絶妙なタイミングで、ボールをラインの外に出す。
練習前よりかなり雛のタックル技術が磨かれ、肩で息をしだしたところで、練習を終える事にした。

松山「お疲れさま鍵山さん。気持ちは晴れました?」
雛「……はいっ」

白い歯を見せて笑顔な雛は、それまでの不安をかかえた暗い表情から晴れやかな表情になっていた。


*雛の評価値が凄く上がりました。好感度が大きく上がりました。
*雛のタックル 49→52


343 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:57:51 ID:???

それから雛はベンチで少し休んでから、社務所で汗を流しにいくことにすると松山に伝えた。
そこで松山が、練習場に先に居た東方コンビの方を見ると……ちょうど二人ともベンチにやってきた。
魔理沙がタオル片手に汗を拭きながら、ベンチの雛の隣に座る。

魔理沙「ふ〜〜〜っ。どうだ霊夢? これだけやれば勘は戻ったろ?」
霊夢「ま、ね。魔理沙が途中からムキにならなければもっと充実した練習ができたけど……」
魔理沙「あ〜あ〜聴こえないぜ」

都合の悪い事には耳貸さないぜといった様子の魔理沙は、ほらっ、と霊夢に小瓶を投げる。
それを右手で軽くキャッチした霊夢は、本当に大丈夫なんでしょうね?と言いながら瓶の中身を口に含んだ。

松山「……? 魔理沙さん、今のは?」
魔理沙「うん? 調合しといた疲労回復の薬だが?」

午後から試合だ抜かりないぜと魔理沙は自分のぶんをポケットから取り出し、使用した。
松山は、自分も疲労回復の薬を持っているが……
一本しかないことから、魔理沙の薬がもう少し数がないか訊ねてみることにした。

松山「魔理沙さん、その薬さ……」
魔理沙「残りがあるかだって? (まだ持ってきてたかな?)」


344 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:58:30 ID:???

先着で


魔女の秘薬 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 二つあった!
ハート・スペード→ ひとつ残ってた
クラブ→「私が飲んだので品切れだぜ。悪いな」
クラブA→ 練習場で紅白、白黒ピチューン事件発生!
JOKER→ 通りすがりのうどんげ 「この薬で……私は神になるのー!!」


今日はここまで。
ドカドカってなんでしょう?


345 :森崎名無しさん:2009/08/03(月) 00:04:55 ID:???
魔女の秘薬 →  スペードK

346 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 22:59:24 ID:???

魔女の秘薬 →  スペードK
ハート・スペード→ ひとつ残ってた


魔理沙は「ちょっと待て」と松山達に背を向けてから、数歩離れて……
帽子を取ると、その中から松山には何に使うかわからない珍妙なアイテムをぽいぽい取り出した。

松山「(あれは……ゲームとかでよく見る……ば、爆弾?)」

黒い球状の物体に導火線だけのシンプルすぎる物体に気を取られてる間にも、魔理沙の薬探しは続く。
もともと、自分と霊夢のぶんしか用意してこなかったんだよ、と不平をこぼしたりしながら……
やがて、魔理沙がやっとのことで小瓶を探し当て、松山の方へぽいっと投げてきた。

松山「!う……わ!?(……よ、よかった割れてない!セーフ!!)」

手の中に収めた小瓶の無事を確認した松山は、安堵しながら帽子を被り直した魔理沙に一応確認する。

松山「これ……使ってもいいの?」
魔理沙「ん?(使い捨てるつもりで持ってきたけど)私の秘薬だしな。悪いと思うんなら謝礼は受け取るぜ」

松山の反応から、したたかにも一瞬で自分の利になる方向へ持っていった魔理沙。
松山はとくに異論を挟まずに、魔理沙の希望を訊ねてみる事にした。


347 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 22:59:52 ID:???

先着で


魔女の代価 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 「チームメイトのよしみでタダ!」
ハート・スペード→「光の持ってるアイテムと交換しようぜ」
クラブ→「三枚でいいぜ」
クラブA→ 松山は薬を落として割ってしまう
JOKER→ 小瓶から煙と共に願いを叶える悪魔さんおでまし!


348 :森崎名無しさん:2009/08/03(月) 23:01:37 ID:???
魔女の代価 → ハート4

349 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 23:22:40 ID:???

魔女の代価 → ハート4
ハート・スペード→「光の持ってるアイテムと交換しようぜ」


松山「俺の持ってる道具と? でも部屋にあるから……」
魔理沙「それなら何を持ってるか教えてくれればあとで借りに……じゃない。正々堂々貰いにいくぜ」
松山「……?(今の言い直す必要あったのか?)」

とにかく、それならと、松山は自分の持ってるアイテムを手に入れた順に挙げていく。

魔理沙「へぇ。結構珍しい物あるじゃないか。ところで霊夢の……」
松山「!?(ま、魔理沙さんタンマー!! ここに霊夢さんいるんだから!!)」

くわっと目を大きく見開いて無言のまま投げた松山の視線の意味に、魔理沙は気づいて口をつぐんだ。
同時に、松山に伝わるよう唇動かして「貸し一個だぜ」と返事をよこす。
自分の名前が急に出たので、鋭い勘に何か感じ取った霊夢が松山と魔理沙の間に入ってきた。

霊夢「何、魔理沙今呼んだ?」
魔理沙「いや呼んでないぜ。空耳じゃないか? さぁ早速光が出してもいいって品を決めてもらうぜ!」
松山「よしOK! ここで決めるんだ! 俺が出してもいいアイテムは……これだっ!」
霊夢「(…………)」


350 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 23:23:51 ID:???

アイテムを選んでください


A【ゴーグル】
B【疲労回復の薬】(*効果高め)
C【魔法の法衣】
D【陰陽球】
E【ちからの種】
F【ウーツ鋼製ガントレット】
G【サッカー技術書(ブロック)】
H【スタミナ∞】覚醒の書
.I【霊夢の資料】
J【アイテム鑑定用水晶球】
K【ワイヤー製捕獲網】
L【超即効性睡眠薬】
М【魔法の森の地図】
N【銀の女神像】
О【ミスリル製のシンガード】
P【シャンハイ】!?


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*Pは「5」票入った場合続行になります。


351 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 23:50:27 ID:???
今日はここまで。

このぶんなら大丈夫とは思いますが、投票は日付変わってからお願いします。
お疲れ様でした。

352 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:01:57 ID:uDkSDnkw


353 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:06:59 ID:BRds6G6I
J

354 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:16:47 ID:9iM2scG6
L

355 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:18:11 ID:???
【超即効性睡眠薬】って今後使い道ある?

356 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:20:07 ID:???
ある…と思うけど
絶対に木公山に渡してはいけないと思うんだ

理由はわからないけど何となく

357 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:23:05 ID:???
手に入りにくそうなアイテムは残しておいたほうがいいと思う

358 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:23:56 ID:???
不眠症になった時にでも使えば良いじゃない

359 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:35:50 ID:BQoAg6Es


360 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:40:31 ID:???
睡眠薬とかで無理矢理寝ると起きれなくなったり、睡眠薬中毒になったり
薬の中には副作用で「悪夢」を見ることもあるらしい

361 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:40:59 ID:Rtfs844I


362 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 02:09:08 ID:QOeozIb6
A

363 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 07:54:37 ID:42ERW4Gc
E

364 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 08:10:51 ID:???
疲労回復薬とステUPを交換?
秘薬ってくらいだし効果が高いといいんだが・・・

365 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 18:34:26 ID:???
魔理沙さん、魔理沙さん。この種を植えて樹を育てれば、いつでもちからの種が食べられるよ

366 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:58:08 ID:???

睡眠薬は、妖怪や妖精に迷惑かけられたら追い払うのに使えるかもしれませんね。
>>364
魔理沙の薬は、永遠亭の疲労回復薬(*通常)と効果は同じです。
>>365
松山「この種が実を結べば あんたらにもわけてやろう。それまでまってくれ!!」
魔理沙「なおさらその種モミを食いたくなった借りてくぜ」 
松山「あ、明日、明日が……」


367 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:58:52 ID:???

E【ちからの種】



魔理沙「種……何だそれ?」

最初、魔理沙は、園芸に興味薄いぜと一蹴しようとしたが、すぐ思い直してどんな代物か訊いてきた。
違う種だが、何回か薦められた霖之助の鑑定では身体能力の底上げができると教えられた事と……
松山が実際に試して、効能を確かめた事も話す。

魔理沙「それと交換か!? するする今更変更なしだぜ!?」
霊夢「えらい喜びようね。さっそく食べるの?」
魔理沙「い〜や。交渉材料の一つに……何言わせてるんだよ!?」
霊夢「ちょっ、何で私が怒鳴られないといけないわけ!?」

横から出された霊夢の何気ない問いに、思わず隠し事の一端を自分から暴露しかけた魔理沙。
すんでで口を縫い止めて、霊夢に当り散らす。霊夢も当然黙っておらず遠慮なしの口喧嘩が始まる。
それを眺める松山は、霊夢とアリスの弾幕ごっこにまで発展した諍いを思い出して一歩後退した。


368 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:59:13 ID:???

松山「(とりあえず放っておこう。いよいよってなったら大声で止めてみる……。
    止まらなかったら鍵山さん連れてダッシュで離れよう)」

逃げずに離れるだけのは、練習場に結界が張られてるから、その外に出れば安全だからだ。
そんな風に算段たてて、ヒートアップしてきた二人からそろりそろりと離れながら、思い出した様に言う。

松山「(あ、これだけは言っとかなきゃ)魔理沙さん、種は部屋にあるから〜」

そこで霊夢と魔理沙が、申し合わせた様に松山の方を向いて、またタイミングぴったりに喧嘩を再開する。

松山「幼馴染って仲良さそうでいいね!」
雛「暢気なこと言ってないで早く離れましょう! 厄がよって来ちゃいますよ」

切羽詰った様子で雛がベンチから立ち上がり、松山の左腕を掴んで練習場から出そうと急かす。
肩越しに霊夢達を見ながら歩いて、練習場を出たあと松山は、今手に入ったばかりの回復薬を見た。

松山「(さて、薬は手に入ったけど……ひとつしかないんだよな。これ)」


369 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:59:27 ID:???

どうしますか?


A 自分が飲む
B 雛に飲ませる
C 半分こしよう。最初は自分が飲む
D 半分こしよう。最初は雛に飲ませる
E この薬は取っておこう
E その他 薬の扱いを併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*松山のガッツ (750/900)
*雛のガッツ (830/680)


出かけてきます。続きは深夜か更新できないかも。


370 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:07:19 ID:mIihOO1o
F 半分こしよう。両側から同時に飲むか

乙です
Eが2個あったので勝手にF作っちゃいました〜

371 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:11:33 ID:I1auUf5+
雛が松山の厄を吸ってガッツを限界突破させてやがる…!
A

372 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:14:00 ID:Z1kPf0PM
B

373 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:24:38 ID:2RuvMOhE


374 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:30:12 ID:Rtfs844I


375 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:34:59 ID:BQoAg6Es
F 半分こしよう。両側から同時に飲むか

376 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/04(火) 20:42:11 ID:dIBGWYvM


377 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:28:01 ID:???

>>370
うわすみません! 乙とお気遣いに感謝します……。
いやいや小瓶でそんなことしたら厄神様のくちび(ry!
>>371
これまたすみませんー! 急いでたとはいえもっと注意払うべきでした。


378 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:28:34 ID:???

C 半分こしよう。最初は自分が飲む



小瓶の中で揺れる液体を見ながら、松山は雛にこう提案した。

松山「半分ずつ分けよう。最初は俺が飲みます」
雛「それではハンカチ用意しておきますね」
松山「……?(なんでハンカチ?)」

不思議なことを言うなあ、それだけ感想を抱いて、気をつけながら薬を半分だけ残すように口に含む。
嚥下すると、即効性らしくすぐに効果が現れた。
体力が回復して。練習前というより朝目覚めた時と同じ活力が戻ってくる。

松山「……っ効くなあ。永琳さんの薬と同じくらいじゃないかこれ?」

永琳の薬といえば、塗布するだけで傷も痛みもきれいさっぱり無くさせた代物だ。
それに迫るとは……魔法だけじゃなく薬学や調合にも魔理沙は実力を備えてることに気がつく。

雛「では私も……ふぅ、本当に効きますね、これ……」


379 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:29:07 ID:???

松山の口つけたところをそっと丁寧にだがすばやく拭き取り(松山に見えぬように)雛は薬を飲んだ。
すぐ現れた効果に、雛も松山同様、魔理沙の実力を見直すように彼女のいる方を向いて……絶句した。

魔理沙「よぅしわかった! いやどうしてこうなったかなんて忘れたが……スペカは四枚でどうだ!?」
霊夢「いいわよそれで。どうしてこうなったかなんて覚えちゃないけどとりあえず撃墜してあげる!」

いつの間にか(予想はついてたが)魔理沙は箒に乗り、霊夢より高い位置で星をばら撒き続けてる。
霊夢は見下ろされながらも気にせず泰然として、どこから出したか大入袋を自分の周囲に幾枚も展開する。
そんな現実ではお目にかかれない魔女と巫女の東西で幻想的な光景を眺めながら、松山は呟いた。

松山「……。俺やっと覚えたんだ。あれって通常弾幕って言ってより強いのには宣言の必要が……」
雛「何暢気なこと言ってるんですかぁ!? 試合があるんですから二人を止めないと……」

しかし止めると言っても、サッカー以外で通常の人間の松山にそんな真似がおいそれとできる筈ないのだが。
雛は気が動転してるのか、狼狽したまま蒼白な顔して、松山に無茶振りをする。
試合前でナーバスになってたところで、主力同士が弾幕ごっこ始めた現場に遭遇したのだから無理もない。

そして松山は……


380 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:29:52 ID:???

松山「そ、そうだな! わかった鍵山さん……ここは俺が……!」



どうしますか?


A 「試合前だからやめるんだ!」
B 「やめろ!俺の(力の種の)為に争わないでくれ!」
C 「ここだ!ここで賭けるんだ!」(*賭ける相手の名前も併記してください)
D 「………………………見えた!」
E 「……弾幕ごっこって一度見たかったんだよね!」
F 「君子危うきに近寄らず……」
G その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。


381 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:34:49 ID:???
*松山のガッツが回復しました。 (750/900)→(825/900)
*雛のガッツが回復しました。 (680/830)→(755/830)

流れ弾にはご注意を。今度こそ、ここまで。

382 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 23:41:06 ID:uDkSDnkw
G 「ここしかない!」二人の間にボールを蹴り込む

383 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 23:47:50 ID:tvKYUuMs
F

381の最後の一行が怖い

384 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 23:59:30 ID:XUxVOmKE

怖いけどここで止められなくて霊夢が出られなかったりしたら
ここしばらくのドタバタが虚しすぎる

385 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/05(水) 00:02:07 ID:???

再投票しますね。


A 「試合前だからやめるんだ!」
B 「やめろ!俺の(力の種の)為に争わないでくれ!」
C 「ここだ!ここで賭けるんだ!」(*賭ける相手の名前も併記してください)
D 「………………………見えた!」
E 「弾幕ごっこって一度見たかったんだよね!」
F 「君子危うきに近寄らず……」
G その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


>>383-384
両者とも馬鹿ではないからそこまでの事態にはなりません。3票ですし雛も近くにいますし。
それでは今度こそ、ここまで。


386 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:05:51 ID:hqOcL80U
G >>382

乙でしたー
まあそこまで馬鹿ではないのなら、ということで

387 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:12:18 ID:uFWTYER2
G >>382

388 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:13:28 ID:zffkFpPs
E

389 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:19:59 ID:???
この2人のは夕食の献立決めでやるレベルだからな

390 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:21:25 ID:MfQWJ24A
A

391 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 02:16:30 ID:4v+Y6yPY
G >>382


392 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/05(水) 19:42:45 ID:???

「ここしかない!」二人の間にボールを蹴り込む



説得を……言いかけて、松山は手なんてもちろん届かない上空にいる霊夢と魔理沙を見上げる。
二人の周辺には、殺傷力があるといわれても首を傾げる形の弾が無数に待機されてて……
号令いや宣言を待っている。距離的にも気持ち的にも割って入るのは至難に見えた。

松山「(説得しようといってもこれにどうすれば……
松山10 正面から割ってはいるとかダメだぞ絶対に死にたいのかー!?)」

考え事の途中に、まったく無関係でもないが飛躍した考えが急に浮かんだことに松山はあれっと思いながら
正攻法で説得するのは控えて、遠くから声を張り上げる以上に効果の望める説得ないか探してみた。

松山「近寄らないなら声の代わりに二人に届かせて、今日は試合だって思い出させる物でもないと……あっ」

ちょうどいいものが、ある。
さっそく、ソレ、を探すためあちこちに視線を撒くと、存外手近にあった。雛が持参してたボールだ。
ボールは(さっき取り乱した時に落としたんだろうか)雛の足元近くに転がっている。

松山「鍵山さん、これ借りますね」

聴こえてるかはともかく、ちゃんと断りを入れてから松山は正面にボールをセットして少し下がる。
狙うは二人の間の空間。空中かつ距離が離れてるため操作は難しい。加えて力加減も必要だ。

松山「落ち着け、強すぎず弱すぎず……行くぞッ!!」

東方コンビが弾幕ごっこ開始のサインを出すのに先駆けて、松山は中間に向かいボールを蹴り上げた。


393 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/05(水) 19:43:21 ID:???

先着で


ここしかない! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。


ダイヤ・ハートK→ 二人を驚かせ、更にサッカーの試合があることに気付かせる! 更に……?
K→ 二人を驚かせ、更にサッカーの試合があることに気付かせる!
10〜Q→ 北国シュートの勢いで二人を驚かせてしまう(*クラブの場合、ああ綺麗な流れ弾)
4〜9→ 二人の間を過ぎらせることに成功!
A〜3→ ボールの勢い弱すぎてへろへろっと届かず終わる……
スペードA→ 霊夢の顔にボールが……
クラブA→ 魔理沙の顔にボールが……
JOKER→ 雛「こうなっては私の真の力を披露するより他ありません」


出かけてきます。
今日も続きは難しいかもしれません……なかなか試合いけないです


394 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 19:51:42 ID:ZYa1BsfI
ここしかない! →  ダイヤQ

砕け散れェ!

395 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 19:52:21 ID:ZYa1BsfI
くっ、後少し威力があれば!

396 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 22:30:40 ID:???
いや、十分な引きだと思うぞ

かつての松山なら確実にどっちかの顔面スナイポしていたからな

397 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 23:47:19 ID:???
木公山「しあい?なにそれおいsうわなにをす(ry」
紫「はいはい、この場面はそういうのじゃないから。
  いい加減にしないとふらのに送り返すわよ?」

398 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:13:31 ID:???

>>394-397
木公山「しあい?なにそれおいsうわなにをす(ry」
紫「砕け散れェ!」
スターサファイア「あれは伝説のスターバースト!?」



ここしかない! →  ダイヤQ
10〜Q→ 北国シュートの勢いで二人を驚かせてしまう(*クラブの場合、ああ綺麗な流れ弾)


ボールを蹴った瞬間。
松山の口から、あ、と失敗に直面したかのような声が。

松山「しま……(力みすぎた!)」

インパクトの感触から、普通に蹴ったというより試合や勝負の場でのシュートに近いと……
松山が知れた時には遅く、ボールは唸りを上げて霊夢と魔理沙の間の空間を引き裂いた。

霊夢「きゃ!」
魔理沙「ひゃあ!?」

いきなり真横から急激な速度で過ぎったボールに、巫女と魔女が悲鳴に近い呼気を吐く。
シュートは結界に衝突して勢いをなくしたボールは自由落下していく。それを見ながら……
霊夢と魔理沙は、直ちにボールを蹴った松山の意図を察して、スペルカードを収めて芝生まで降りた。

魔理沙「いや〜危なかった。霊夢にのせられたが大事な試合があるのに体力浪費できないぜ」
霊夢「何よそれ……」


399 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:14:07 ID:???

魔理沙の、責任を霊夢に転嫁するような発言だったが、霊夢は反論も面倒とさっさと松山の近くに来た。
いつの間にか、どこに収納したのか……さっきまであんなたくさん周囲に浮遊させてた札は影も形もない。

霊夢「光、びっくりさせないでよ。狙いが外れて魔理沙にぶつかって目でも回されたら面倒でしょ」
松山「う、うん。ごめんちょっと手荒だった。(自分にぶつかるとは考えないのかな……)」

魔理沙もやってきて、今回は流れたが後日決着つけるぜと、霊夢に約束を取り付ける。
試合がない日のことまで干渉するつもりはなく松山も、黙って聞き流すことに決めると……雛が声を出した。

雛「上手く収めましたね松山さん。ところで……まだ片付けてないことがありますよ」
松山「え? また何かあったんですか!?」

雛はそこで、練習グラウンドのサイドライン沿いに落ちてるマイボールを指で指した。

松山「取ってきます……」


*上手く仲裁して三人の評価値と好感度が上がりました


400 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:15:49 ID:???

それからというもの。

霊夢「それで文の話だと、天井これが弾よ〜って投げつけてきたんだって」
魔理沙「ほんとか? 私もまだそんなのにお目にかかったことないな」

松山を除く三人は、湯で汗を流すことにして、今は帰路の途中談笑しながら松山の前を歩いている。
話題はサッカーではなく、幻想郷の決闘の主流、スペルカードルールを用いた弾幕ごっこのようだ。

松山「(……弾幕ごっこ、か)」

無数の弾を、そして相手の得意な攻撃パターン、技をどう回避してどう破るかを突き詰める勝負。
そしてスペルカードルールにおいては、美しさと多様さが第一で……
ごっこ、であっても人外の戦いは息を呑むほどに美しいと資料に書き記されていた。

松山「(そんな決闘方式が既にあるのに、幻想郷じゃどうしてサッカー流行ってるのかなあ?)」

以前に一度説明は受けたが、謎の男が話に上ったりと、どうも細部が不鮮明だ。
それ故疑問に思いはしたが、霊夢たちに訊こうにも、専門外の話題をしてるから踏み込むのも躊躇ってしまい。
松山は、それならいっそ話し声が聴こえぬように、もうちょっと下がってから、そのまま社務所に帰着した。


401 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:18:47 ID:???

【幻想郷・28日目・昼】


社務所の風呂は、外の世界のとほぼ代わらない作りで……(守矢神社一同の注文なのかもしれない)
ともかく熱い湯を浴びて、肩まで湯に浸かるなどしてから、気分を一新させた松山は部屋に戻ると
大会のラストを飾る……紅魔カップ決勝戦へ出場する為の支度を始めた。

松山「今日の試合がどう転ぼうと……この部屋とはお別れか」

感傷に浸りたくなるが、まだそれは早い。
てきぱきと支度を済ませた松山は、いつも通りバッグに換えの服など詰めて部屋を出て社務所も出る。
神社の境内にはみんな集まっていた。

フライハイト「遅いぞ、マツヤマ」

いつもの冷静な顔つきと口調で言われて、松山はつい顔を綻ばせた。
フライハイトはそれを見て嘆息したが、最近で一番顔色がいい。何かいい夢でも見たのだろうか?

松山「(それは今はいいや。さて、スタジアムに行く方法だけど……)」

集まってるメンバーと見比べてもなお目立つ巨大の鳳、守矢に目を向け……
それから、自分の後ろをおずおずと着いてきてるシャンハイと、どちらに頼むか松山は考えた。


402 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:19:03 ID:???

どうしますか?


A 杜矢の背に乗る
B シャンハイに連れていってもらう


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。
時間が取れずなかなか進められないです……


403 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 00:24:48 ID:YjISa8Bw


404 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 00:44:24 ID:EUqPqyH6


405 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 01:18:47 ID:RleJXGoU
A

406 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 18:05:41 ID:???
結局もみじ狩りに行く暇なかったね

407 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:55:47 ID:???

A 杜矢の背に乗る



松山「(最後…かは不明だけど、杜矢の背中に乗せてもらう機会は激減するだろうな……)」

柔らかい黒い羽毛で覆われた巨体を見上げて、今日スタジアムまで行くのには杜矢に頼むことにした。
松山以外では神奈子と諏訪子しか知らないことだが、本来は黄金色に輝く羽毛を撫でてみる。

松山「じゃあ今日は……よろしく頼むな、杜矢」
杜矢「……」

無言のまま、松山が乗りやすい体勢を取ってくれた。
そこで松山が背中に乗ってから、法衣を服の上から着込むと、フライハイト達も続いて背中に乗ってきた。

松山「あれ、二人ともそれ……」
フライハイト「前の試合でやっとマツヤマと同じものを買えるお金が貯まったんだ」
カペロマン「(男三人でペアルックってなんかやだよな……)」

フライハイトとカペロマンは、松山がコルネットに譲ってもらったのと同じ魔法の法衣に身を包んでいた。
きちんとお金を払って買ったというが、幾ら払ったのか気になって聞こうとしたところで……
朗々とした声で、神奈子から送る言葉を発した。

神奈子「それじゃみんなー心も体も準備はバッチリね!?」
諏訪子「私達から言いたいことは……みんなで頑張って全力を尽くす事。それとあとは……うーんと……」
早苗「あとは……試合が終わった時、笑顔でいられるよう……勝ちましょう!」

チームのオーナーと言える三神が音頭を取って、士気を盛り上げる。
メンバー全員(ひとり鈴仙だけを除いて)頷くと、スタジアム目指して空へ舞い上がる。

(*下から見上げてますが世界とスキマの理で見えません)


408 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:56:16 ID:???

カペロマン「よし! 俺達も行ってちゃっちゃと優勝もらってこようぜ!!」
松山「そうだな! 杜矢頼むスタジアムまで連れていってくれ」
シャンハイ「(大きな鳥さんですね〜)」

翼を広げて、杜矢も石畳を離れて高く飛び上がる。
やがて神社を遠く離れて、スタジアムが見えてくると……一階から二階と全てのスタンドが埋まっていた。
大勢の紅魔館応援団が詰め掛け横断幕を掲げ、いつの間にか守矢の応援団も負けない数になっている。

フライハイト「盛況だな……幻想郷のほとんどの人間が集まってるんじゃないか?」

観客席以外にも、スタジアムの周囲には多くの人間が立ち並んでるのを見てフライハイトがそう呟く。
杜矢の隣を箒で飛行する魔理沙が、その呟きを拾って答えた。

魔理沙「紅魔館が本腰で開催してる大会の決勝だからな。今日ばかりは仕事を休んででも見に来たがるさ」
フライハイト「(そうか。……その大会で優勝すれば守矢神社の『力』はかなり増やせるな……)」

そんな会話をしてる内に、杜矢が高度を下げて着地。
松山達も降りて、スタジアムに入ってそのまま控え室へ向かおうとする。

レミリア「あら」
魔理沙「げ」
霊夢「げ」


409 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:57:05 ID:???

そこへ到る途中で、紅魔スカーレットムーンズメンバーと遭遇した。
同じく控え室へ向かう途中だったようで、少しばかり騒がしくさせて歩いていく。

レミリア「ちょっと……そこのこそ泥はともかく霊夢までそんな反応なの!?」
霊夢「深い意味はないから安心してよ。思ったまんま口から吐いて出ただけだし」
レミリア「それもっと傷つくわ!?」

魔理沙「……。よっ!」
パチュリー「……」
魔理沙「……。(なんか喋れよ……)」

咲夜「こんにちは。……直接お会いするのは初めてだったかしら?」
フライハイト「(すごいな。これ程メイドの装いが板についてる女性にはなかなかお目にかかれない)」
咲夜「(値踏みをされてる? ……どんな観点で見てるか解らないけど弱みは見せないでおきたいわね)」

旧知の者同士や、初の交流をする者達の会話が行われる。
そして一際因縁根深く、刺々しい雰囲気を撒き散らす二人がいた。

カペロマン「やっぱりてめえかよ……こんなところで迄その顔拝みたくなかったぜ……」
ポブルセン「……おぉ! 誰かと思えばオレとのポジション争いからサイドへ逃げたチキンちゃんか!」
カペロマン「……!」
ポブルセン「懐かしいなあおい! で、どうなんだ? チキン味には磨きかかったか!?
      相変わらずサイドからせこせこサイドワインダ〜! とかやってるかい!?」


410 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:57:54 ID:???

対象への侮蔑と倣岸不遜を極めたポブルセンの発言に、守矢、紅魔の両陣営が気付いて立ち止まる。
顔中を憤怒に染めて、カペロマンは今にも激昂して殴りかかる、その一歩手前で耐えている。
最寄りの霊夢の視線が、守矢イーグルスのメンバーの眼差しが、紅魔館の主人のレミリアに注がれる。
余さず受け止めて……代わりに動こうとした銀髪従者を眼だけで下がらせて、レミリアは一歩動いた。

レミリア「(この期に及んでこの私に恥をかかすか……ちょっときつくイッとくべきか)」

こんな小競り合いで、ポブルセンにダメージを与えるのは本意でないが放置も出来ず、人差し指を向ける。
まったく気付かずカペロマンを小馬鹿にし続けるポブルセンに、紅色の魔弾が放たれようとする時――

???「紅白、それに魔理沙だ!」

それまで聴いた覚えの無い、年端もいかぬ少女の声が松山の耳に聞こえた。
それと同時に、スタジアムの中ということをまったく考慮に入れてない威力の弾が襲い掛かってくる。

松山「!?」

完全な不意打ち。もし避けられても後ろの者達に当るかもという考えが沸いて、更に動きを縛る。
成すすべなく、試合からもリタイヤしかける直前で……松山は気付いたらぜんぜん別の場所に立っていた。
それまで自分のいた場所を見ると……後ろの壁が陥没している。高さ的に胸部、心臓の位置だ。

咲夜「ご無事ですか?」

凛とした声が耳元でした。
気付くと、紅魔館のメイド長の咲夜が松山の背後に立っていた。
何が起こったのか訊ねようとすると……「フラン!?」と魔理沙の声が聴こえた。


411 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:58:30 ID:???

フラン「魔理沙久しぶり〜最近ぜんぜん見なくなったから誰かにドカーンされちゃったかと思ってた!」
魔理沙「あ、ああ、久しぶり……なんでこんなところに……いやこれぞ"火を見るより明らか"ってやつか」

途端に苦い顔で魔理沙が、自分に抱きついてるフランという少女から、通路の奥に視線を向ける。
フランが駆けてきたのは、紅魔館の控え室がある方向からだった。
そちらに目を向け魔理沙が確かめたは、もうひとりそちらから近づいてくる火であり人影……藤原妹紅だ。

妹紅「もうフラン。挨拶は私と一緒にしようねって言ってたじゃないか」
フラン「だってぇ……待ってたら楽しそうな話し声が聴こえてきたんだもん! 我慢できないよ!」

妹紅の話し方は、半ばレミリア達への弁解じみてた。フランと呼ばれる少女はぷぅと頬を膨らませる。
毒気が抜かれたように、脱力する雰囲気の中で……それを鬱陶しいとポブルセンが声で切り裂いた。

ポブルセン「チッ、雁首揃えてガキのおままごとかよ! 先行ってるぜ!」

足音を響かせて、一人だけ先に紅魔館の控え室へ向かうポブルセン。
レミリアと咲夜が、フランの登場で削がれていた苛立ちを顔に浮かべて、その後を追っていく。
先頭を歩くレミリアが、少し待つように言ってから、松山達の方へ振り返った。

レミリア「みっともないところを見せたわね」
霊夢「全くよ。もうちょっとしっかり手綱握っときなさいよね」

レミリア「……。オホンッ! でもね霊夢、私達がみっともないところを見せるのはこれでおしまい。
     フィールドの上では、あなた達が惨めに這い蹲る。それが定められた『運命』なのだから!」

松山「……」


412 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:58:53 ID:???

どうしますか?


A 「勝つのは俺達だ!」
B 「それって負けフラグだよね?」
C 啖呵は他の人に任せてフランに挨拶する。
D 「解ったぞ! つまりレミリアさんはちゅう学生なんだ!」
E クールに受け流して、控え室へ。
F その他 発言や行動を併記してください


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


413 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:10:17 ID:4b1PyO4A
B

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