キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:02:48 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

紅魔カップも大詰め! 決勝戦間近なキャプテン松山も13スレ目! またよろしくお願いします。


前スレ

【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1245670792



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


748 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 20:18:42 ID:???

>>743-745
ポブルセンの去就は色々考えてます。
紅魔館からは間違いなく放逐でしょうが、その後どうなるかは魔物さんの気持ち次第かと。
もちろんプレイヤーさんの考え次第では松山チームに入って(色々と)暴れてくれるかもしれません!
>>746-747
サッカー漫画調べてた時に、そんなタイトルの漫画も見かけたような。


射命丸→  ハート10  ドリブル 55 + (+4) +(カードの数値)= 69
咲夜→  クラブ6  タックル 55 +(カードの数値)= 61
≧2→ これぞ最速! 射命丸が突破して……!


射命丸が自慢の早駆けでもうすぐ進入しようとしてるエリア。そこを咲夜は自分の領域と称した。
表現には誤りはなく真実だったが、咲夜の見通しには誤りがあった。
間近で相対したうえでの疾走状態での射命丸の速さというものを、咲夜は過小評価していた。

咲夜「え……!」

ドリブル開始して、文がすらりとした細足を一歩踏み出す。
そこまでは見えたが次の一歩、次の動きが、神速に相応しく咲夜の動体視力でも判別しきれない。
自分の真横を、烈しい風が通り過ぎ去ったと思った刹那に……

射命丸「なぁんだあっけない」

軽く嘲る呟きだけが咲夜の耳に残響した。


749 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 20:19:18 ID:???

射命丸「さぁて口程にもないメイド長は抜きました! ここらでひとつ派手にいっときましょう!」

フリルのあしらわれた黒のミニスカートを揺らして。(どれ程動いても一定にしかはためかない)
気分なのかいつになく強く宣言した射命丸は、ボールを魔理沙に預けて高く返してほしいと要求する。
チャンスは自分で決めたい魔理沙はちょっぴり不安そうにしたが、咲夜を抜いたこともあって素直に従う。

魔理沙「よぅし。今回は任せるぜ! きっちり決めろよ!」
射命丸「ええ、任せてください」

芝を揺らす風を伴った疾走から、先程のフランのように(両足ではあるが)、大きく、高く、舞い上がる。
それと同時に、射命丸の背には鴉天狗に相応しい黒く大きな翼が広がっていた。
魔理沙から返されたボール周りを飛翔し、無尽の風で空中に留めたボールに向かって、足裏を叩きつける!

射命丸「さぁさぁこれよりお見せするのは八雲の四重結界をも穿った風の槌……とくと拝んでおきなさい!」

威風堂々とした口上、天から迫る暴風は、最後の壁になった精鋭メイドAの心を揺さぶった。
しかしながら、もう一人ゴールを守る紅魔館のゴールキーパー・アインには別の効果をもたらした。

アイン「(八雲って……幻想郷ナンバーワンGK八雲紫!? 願ってもないチャンスだわ絶対……止める!)」


萃香「ねえねえ。天狗が紫の結界穿ったってほんと?」
紫「どうだったかしら? 記憶にないわね〜」


750 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 20:20:06 ID:???

先着3名様で


射命丸→ ! card 【疾風迅雷】 62 +(カードの数値)=
精鋭メイドA→ ! card 【ブロック】 48 +(カードの数値)=
アイン→ ! card 【パンチング】 54 +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幻想ブン屋、殊勲の同点ゴール!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(魔理沙がねじこみに)(松山と咲夜で競り合いに)(妹紅が大きくクリアー)
≦−2→「私がナンバーワンよ!!」


*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*射命丸の【疾風迅雷】には、吹っ飛び係数3がついています。

*アインのマークがダイヤの場合、【サンダーバット】(*補正+3)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


751 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 20:21:34 ID:???
射命丸→  スペード2  【疾風迅雷】 62 +(カードの数値)=

752 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/16(日) 20:21:57 ID:???
精鋭メイドA→  ダイヤ2  【ブロック】 48 +(カードの数値)=

753 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 20:27:16 ID:???
アイン→  クラブ5  【パンチング】 54 +(カードの数値)=


754 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:24:19 ID:???

射命丸→  スペード2  【疾風迅雷】 62 +(カードの数値)= 64
精鋭メイドA→  ダイヤ2  【ブロック】 48 +(カードの数値)= 50
アイン→  クラブ5  【パンチング】 54 +(カードの数値)= 59
≧2→幻想ブン屋、殊勲の同点ゴール!!


射命丸文の烏天狗としての特性を活かした、魔理沙よりも速く滑らかな空中疾走。
天狗の力を余さず発揮したそのシュートは、速度のみでなく威力も充分に備えていた。
急成長したアインでも、おいそれと止めることは叶わない。ただ射命丸はシュートの出来に不満を感じた。

射命丸「(う〜ん……今いちピントが合いませんでしたね……久しぶりだったから? まぁそれでも……)」

シュートを防ごうと、紅魔館の精鋭メイドと期待の新鋭GKアインが鋭い反応を見せる。
しかし反応するだけで精一杯。シュートを食い止めるには両方力が足りなかった。

メイド「せ、精鋭の意地は〜!」
アイン「お、追いつけっ! たぁ、のに……!」

バサァァッ!!!

本人に不満が残っても、その強烈なシュートはメイドもアインも吹き散らしてゴールネット上部を揺らした!
その結果を確かに見届けてから、射命丸は、疾走の余韻を胸だけに残してから着地して、翼を折り畳んだ。


*守矢イーグルス 1−1 紅魔スカーレットムーンズ


755 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:24:57 ID:???

前半もうすぐ30分になるところの同点劇に、観客達から歓喜と悲鳴の絶叫が交錯する。

観客「や、やったぞイーグルス!」「やられちまった……あとちょっとでリードのまま折り返せたのに……」
「見たかあれが文様だ! なんと優美なお姿! 捏造の疑いなど全て晴れただろう!?」「落ち着け白狼の!」

同点にされての紅魔応援団の反応も大きかったが……失点を重く受け止めてたのは選手達の方だった。
それは、ただ追いつかれただけというのではない。

レミリア「やられたか……」

レミリアが忌々しげに呟く。
視線は、今しがた天狗に抜かれて、失点を許した銀髪メイドに向けられている。
それに気付いても、咲夜は失点を許した意味を主以上に解っている為……
ただ自分の不始末を恥じることしかできない。

咲夜「(私の決死結界もこれで解除された……お嬢様、申し訳ありません)」


*十六夜咲夜の決死結界が解除されました。


【完全で瀟洒なメイド】

前半、後半の開始時に発動可能。消費ガッツ2倍。
他のDFの守備能力に+3させる。失点してしまうと同時に効果消滅。
発動中レミリアが吹っ飛ばされると、DFの守備能力に+5、自身の全能力が+2される。消費ガッツも3倍に。


756 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:25:41 ID:???

吸血鬼の視力で、遠く離れたゴール前の咲夜の表情をじっと見て、レミリアは表情を変えた。

レミリア「気にすることもない。残りは15分程度でこちらの攻撃から……次こそ決めてみせるわ」

意気を示すような、勢いつけて反転して、レミリアは今度はイーグルスゴールに視線を向ける。
霊夢が気付いて、また難儀なことになりそうと、物憂げに溜息をついた。

霊夢「(まぁ同点だし。気楽にはできるわね……ここから光と魔理沙達、どう守るのやら)」

紅白の巫女の見つめる先では、言ったとおりにきっちり決めた射命丸がPA手前辺りで味方と喜び合っている。
そこから少し離れたところで佇む松山は……

松山「(よしっ!これで試合は振り出しだ! 今することといったら……)」


757 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:26:34 ID:???

どうしますか?


A ともかく同点劇の立役者の射命丸を褒めよう
B ともかく同点劇の影の功労者の自分を褒めよう
C 同点で安心できる相手じゃない。守備策を練ろう
D せっかくだからポブルセンに話かけようか!
E その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


758 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 21:27:16 ID:8Gxi6R3Y
C


759 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 21:29:27 ID:nrrss/Pw


760 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 21:33:26 ID:jfTUEmOM


761 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:10:42 ID:???

C 同点で安心できる相手じゃない。守備策を練ろう


松山「(紅魔スカーレットムーンズの攻撃力は大きい……同点で気を緩める訳にいかないな)」

松山は、喜び沸くのを止めて作戦を練ろうと提案しようとしたが……
その必要はなかった。魔理沙がそれと同じ気持ちで、メンバーを諌めて松山のところへ歩いてきた。

魔理沙「どうにか同点だな」
松山「そうだな。でもまだ……」
魔理沙「安心していいとこじゃない、だろ? そこでだ」

まずは同点であることを確かめた魔理沙は、連れてきた射命丸を一瞥した。
そこへ、カペロマンとフライハイトも加わってくる。

カペロマン「なんとか追いついたな。アイツがマツヤマに突っかかっていった時には冷や冷やしたぜ」
魔理沙「ドイツってのも色んな奴がいるな。それで守る作戦ないか? またフランが攻めてきそうだが」
フライハイト「不甲斐ないけど、あの子を止める手段は……いや、ないわけでもないな」


762 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:13:27 ID:???

何か策があるみたいな事を言ったフライハイトに、好奇心に瞳を輝かせた射命丸が前に歩む。
だがそこで……足をふらつかせて体勢を崩した。

魔理沙「おっと! なんだ大丈夫かよ?」

近くにいた魔理沙が慌てて支えると、射命丸は疲れてることや弱みを見せたのを恥じ入る表情をした。
魔理沙の腕から離れて、またすぐにいたって普通の顔して、平然とした態度をしてくる。

射命丸「あややこれは申し訳ないです。いやあ、さっきはちょっとトばしすぎましたかね?」
松山「いやっそのおかげで同点ですし(笑顔にも無理が見える。……かなり疲れてそうだな……)」
カペロマン「(足の痙攣上手く隠してるが……ハーフタイム挟むまで無理させられねえな)」

よく見ると、汗の量も多いし、疲労も色濃い。
追いついたはいいが、前半の残りでは、攻めは魔理沙ひとりに預ける形になると松山達は判断した。

松山「(ますます前半、またリードを広げられるわけにはいかなくなった)フライハイト」
フライハイト「ああ。話を続けるよ。あのフランって子、それに紅魔館の攻撃を止めるには……」


763 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:13:49 ID:???

先着で


フライハイトの提案 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→「次の攻撃、ポブルセンは無視しよう」
ハート→「マツヤマと僕のポジションを代えよう」
スペード・クラブ→「……今はこのままでいいだろう」
JOKER、ダイヤ10以上→「あ、雨……!?」


764 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:14:36 ID:???
フライハイトの提案 →  JOKER

765 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:14:37 ID:???
フライハイトの提案 →  スペード2

766 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:14:55 ID:???
なにィ!!

767 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:15:49 ID:???
レミフラオワタww

768 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:17:55 ID:???
クラブAとJOKERがあちこちで大暴れですね……いやまいった。

769 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:22:28 ID:???
レミリア「防水スプレーをやったら(ry

770 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:23:17 ID:???
紅魔館はポブルセンにボールを集めるしかなくなったってことか。

771 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:24:20 ID:???
雨www

772 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:46:53 ID:???
どうでもいいけど原作に雨はダメって描写はどこにあったっけ?

773 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:50:33 ID:???
確か紅魔のEX。フランを外に出さないためにパッチェさんが雨降らせてる

774 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:55:05 ID:???
なるほど

775 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:55:55 ID:???
フライハイトが歓びのあまり壊れそうな予感(キャラ的な意味で)

776 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:02:04 ID:???
……という夢だったウサ

777 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:09:17 ID:???
まさかの雨

778 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/16(日) 23:48:00 ID:???
???「これで無双できますね!(ニコッ)」

779 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:54:51 ID:???

フライハイトの提案 →  JOKER
JOKER、ダイヤ10以上→「あ、雨……!?」



松山達が話し合ってる頃……
プレーが再開するまでの間に、観客席では萃香と紫も一進一退の試合展開について話に興じていた。

萃香「ぷはぁ〜〜……! いやあお山の妖怪が決勝で活躍すると嬉しいもんだねえ」
紫「いやだわそれって年寄りお婆ちゃんが孫の立身出世を喜んでるみたいよ?」
萃香「(なんでだろう紫にだけは言われたくないなぁ……)」

微妙に(無駄に)話に緊張感が出たりしたが、いたって暢気に二人の大妖怪は会話を続ける。
この二人が酒呑み話に花咲かせてる中で、紫の式達と、萃香の萃めた妖怪達もまた、陽気に宴会していた。

萃香「ところでさあ。もう試合も前半の半分過ぎたし……どっちが勝つか紫は目処ついて……んっ?」

萃香が、そろそろ試合が再開されるフィールドを見て、怪訝そうな顔つきをした。

紫「萃香? 急にどうしたの?」
萃香「いやさ……試合してるとこの大気中に……あ、ほら」

紫も気がついた。
フィールドの中で、強い魔法の気配……正確に言うなら、魔法の残滓の気配を感じる。
その魔法はやがて……誰にもわかる形で効果を露わにした。


780 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:55:22 ID:???

ポツ、ポッ……ザァァー……

松山「あ、これ……は?」

フライハイトの意見を待っていた松山は、最初は頬を打たれて何かと考えた。
やがてそれが水滴……雨だと気付いて、雨だ、と言おうとした時。

レミリア「あ、雨ですって!? まさかこんな……何故!? ぐぅっ!」
フラン「い、痛い! 痛い痛い痛いっ!!! お姉さま、痛い……!」

場にそぐわない、痛みを訴える悲鳴が聴こえた。
吃驚する間もなく、見たこともない程に狼狽した様子のメイド長が、紅魔側ベンチに向かって大声を上げる。

咲夜「誰か! 手の空いてるメイドは全員出て! お嬢様と妹様を……早く!」

わらわらと、紅魔館の組織の規模を窺わせる人数のメイド達が姿を現し……
雨に打たれ苦しむレミリアとフランを、まるで救命活動するかのように護送していく。
急な事態に、松山の思考は停滞し……カペロマンやフライハイトも事態が掴めないでいると。


781 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:56:01 ID:???

魔理沙「流れる水さ」
松山「え?」
魔理沙「伝承によくあるだろ? 吸血鬼は日光に弱い、十字架に弱い。……流れる水に弱いってさ」

松山達が目を瞠る。
これまで、レミリア達が吸血鬼とは散々聞かされてても
それが今こうして、御伽噺や伝承と結びつくとは考えもしなかったのだ。

魔理沙「この雨は……私が使った五行符の雨だぜ。永遠亭の秘術で強制的に破られたのが何の因果か……」

本来、紅魔館のパチュリーが決勝用に張った結界によって
外来から雨を降らせる秘術や奇跡などは効果を発揮しなくされていた。
例外があるとするなら、彼女自身が用意した五行の符などマジックアイテムだが……

魔理沙「私が準決勝に使ったからだろうな。パチュリーの奴、見逃したんだ。
     使われた符が日を置いてまた効果を発揮するなんて……誰にも想像つかない」


782 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:56:27 ID:???

半ばパニックに陥りかけてる頭で、魔理沙の話を整理するには時間がかかったが……
松山にも、今雨が降ってることは否応なくわかる。そればらばもうひとつ聞くべきことがある。

松山「じゃあこの雨は……霧雨なのか!?」

魔理沙は一度、ピッチの上空に再び出現した雨雲を見上げてから、答えた。

魔理沙「……ああ。全くレミリアはどんな運命の弄り方したんだか。なぁ!」

魔理沙が、松山の問いに答えながら、強い視線を紅魔ベンチに投げかける。
そこから、ひとりの少女が姿を見せた。紫色の髪に、病的に白い肌……パチュリー・ノーレッジ。
彼女もまた魔理沙を見つめながら、駆け寄ってきた小悪魔達に逐一指示しながら……ピッチの上に立つ。
この場においては、喘息を患う弱みなど一度として見せずに毅然として、パチュリーはこう言った。

パチュリー「私が聞きたいわ」


783 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:56:52 ID:???

*紅魔スカーレットムーンズが強制フォーメーションチェンジしました。


―――@――― 
―――A――― 
C――D――B 
――E―F―― 
――――――― 
――――――― 
――I―J―― 
――――――― 
―――G――― 
            

@アイン
A精鋭メイドDF
Bリリカ
C妹紅
D咲夜
E小悪魔(ショート)
F精鋭メイドMF
Gポブルセン
H
I小悪魔(ロングヘア)
Jパチュリー


784 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:57:18 ID:???

突然の雨、それは紅魔館には手酷く想定外の事態だったが……
咲夜とパチュリーの落ち着いた対応と根まわしにより、紅魔館は残る15分を10人で戦うことで纏まった。
そして混迷を極めた事態が収束されると、試合再開の笛が鳴らされる。

パチュリー「百年生きても、予想し得ないことは起こるものね」

キープレイヤー・レミリアの交代はできない。今は十人で試合に臨むしかない。
もはや形振り構っていられずに、紅魔スカーレットムーンズは、15分を守備偏重でいくしかない。
リスタートしたボールは、フランに代わり出場を余儀なくされたパチュリーが保持した。

パチュリー「今は……傷を広げないよう耐えるだけ。……そうはさせてくれないようだけど」

ボールを奪いに向かってくる松山、射命丸、フライハイトらを前にして……
パチュリーは時間稼ぎを開始した。


785 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:57:59 ID:???

先着4名様で


パチュリー→ ! card ドリブル 52+(カードの数値)=
松山→ ! card タックル 54 + (人数差+1) +(カードの数値)=
射命丸→ ! card タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリーが突破し、時間稼ぎ成功
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(魔理沙がフォロー)(鈴仙がフォロー)(小悪魔(ロングヘア)がフォロー)
≦−2→このまま追加点だ!


*松山のマークがダイヤかハートの場合、【鉄砲水タックル】(*補正+3)が発動します。
*フライハイトのマークがダイヤかハートの場合、【ハイドロプレンタックル】(*補正+8)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。



今日はここまで。
いやあまさかの展開に……なんていうかカード凄い


786 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:58:55 ID:???
パチュリー→  ハートK  ドリブル 52+(カードの数値)=
松山のタックル57に上がってませんでした?

787 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:59:09 ID:???
松山→  ハートQ  タックル 54 + (人数差+1) +(カードの数値)=

788 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:59:16 ID:???
あ、訂正します

789 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:59:53 ID:???
松山→ ! card タックル 57 + (人数差+1) +(カードの数値)=
射命丸→ ! card タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=

790 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:01:17 ID:???
787は無効?

791 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 00:02:21 ID:???
すみません、>>789からもう一度お願いします。

792 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:02:33 ID:???
松山→  スペード8  タックル 57 + (人数差+1) +(カードの数値)=

793 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:04:31 ID:???
射命丸→  スペードQ  タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)=

794 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:05:08 ID:???
フライハイト→  クラブA  タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=

795 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:05:21 ID:???
フライハイト→ ! card タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=

796 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:15:27 ID:???
乙でした。
まさか・・・決勝も虐殺試合に・・・

797 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:20:28 ID:???
流石に雨はハーフタイムには処置が施されるだろうと思うから
そこまでの差にはならないと思うけどね

・・・雨が止んだ後レミリアとフランが出てくれば、の話だが

798 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:24:06 ID:???
レミリアはともかくフランは完全に交代しちゃったからでれないんじゃね?

799 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:24:41 ID:???
交代という明確な線を引かれた以上フランはもう無理だろう。
レミリアは交代はしてないし、まぁいえば負傷でピッチで治療を受けてるみたいな状態だし雨さえ止めば戻ってくるだろうな

800 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:50:52 ID:???
そか、ピッチから出て代わりを出せばイコール交代ということになる訳か
だから紅魔館は10人という手段に出た、と

いずれにせよ紅魔館は圧倒的に厳しくなったんじゃないか?
○前半残りを10人で乗り切らなければいけない
○魔理沙の決死結界発動+雨の使者
○果たしてレミリアは戻って来れるか?戻ったとしてもノーダメージというわけには…

801 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 02:13:11 ID:???
シュートはポストに当たるわ、雨は降ってくるわでレミリア散々だな

802 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 19:25:09 ID:???
松山の主人公補正が全開で困るでござるの巻

803 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 21:34:16 ID:???

>>796-797
虐殺……あなたがたはカードの魔物の存在を信じますか?
>>798-799
レミリアは出場可能ですが、フランは交代したので出られません。(多分)
>>800-802
JOKERで敗北の次はポストとまさに散々。
同点持ち込まれてから、レミリアだけでなく紅魔館にも、めちゃくちゃ厳しい逆風吹いてきましたね。
ここぞで発揮される主人公補正というのは、頼もしいけど敵に回すと恐ろしすぎる。


パチュリー→  ハートK  ドリブル 52+(カードの数値)= 65
松山→  スペード8  タックル 57 + (人数差+1) +(カードの数値)= 66
射命丸→  スペードQ  タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)= 60
フライハイト→  クラブA  タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)= 57
≦1→魔理沙がフォロー


804 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 21:34:40 ID:???

松山「(巧い……スピードは不足してるけど、緩急のつけ方も持ち方も教科書通りだ)」

パチュリーのドリブルを見て、松山は素直に感嘆した。
まるで本に載っている模範的な動き。ボールも上手く動かしながら、距離を保ちボールキープする。
突然の雨にまだ戸惑ってるのか、フライハイトはかわされて、射命丸も疲れの影響か振り切られてしまった。
しかし二人抜きながらも、パチュリーは攻め入る気配を見せない。浅いところでキープに徹する構えだ。

松山「時間を稼ぐつもりだな……そうはさせない!」

見抜いて、息をつかせず松山が仕掛ける。
奪われないよう、安全に距離を取ってたパチュリーだったが
永遠亭と試合した時より格段に向上した松山の、速く鋭いタックルにボールを弾き出される。

パチュリー「やるわね……(ケホッ……まだ準備が)」

右手で口元を押さえて苦しげなパチュリーが、ボールの向かう先を見る。
松山が弾いたボールはこぼれて、丁度右側から攻めあがるところだった魔理沙と小悪魔の近くへ転がった。

魔理沙「(符の力なんか使わずに……なんて、感傷だな。)……んじゃ一点もらっとくぜ!」
小悪魔「(奪えなくてもいい。時間を稼がないと!)」


805 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 21:35:02 ID:???

先着2名様で


魔理沙→ ! card ドリブル 52+(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→魔理沙が一気に突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カペロマンがフォロー)(精鋭メイドMFがフォロー)(小悪魔(ショート)がフォロー)
≦−2→小悪魔の時間稼ぎ開始


*魔理沙のマークがダイヤかハートの場合、【強引なタックル退け】(*補正+3)が発動します。
*魔理沙の【強引なタックル退け】には、吹っ飛び係数2がついています。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


続きは遅れます。ひょっとしたら今日は更新できないかもしれません。


806 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:35:50 ID:???
魔理沙→  スペード8  ドリブル 52+(カードの数値)=

807 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:36:06 ID:???
小悪魔(ロング)→  クラブ4  タックル 48 + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=

808 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:50:01 ID:???
紅魔館、とことん運に見放されているな。
時間稼ぎ出来ないなら、一層のこと、ポブルセンをワントップにして一か八かのカウンター狙うしかなさそうだ。

809 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:57:27 ID:9P8Nnkio
もうだめかもしれんね

810 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 22:12:49 ID:???
時止め連発して鳥かごやりゃ無敵だがな

811 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 22:59:40 ID:???

>>808-810
引きで苦しい試合展開はありますよね。
でもそれを乗り越え相手チームにも打ち勝ってこそ主人公チーム!

……あれ、何か変だぞ


魔理沙→  スペード8  ドリブル 52+(カードの数値)= 60
小悪魔(ロング)→  クラブ4  タックル 48 + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)= 53
≧2→魔理沙が一気に突破!


奪いにいくよりも、時間を稼ごうとする小悪魔は、ドリブルするコースとスペースを必死で消していく。
しかしながら、霧雨の降る中での魔理沙の動きはそれを許す程甘くはなかった。

小悪魔「(真横になら行かせてもいい。完全に抜かせさえしなければ……)」
魔理沙「甘いぜ!」
小悪魔「え、え……っ?」

長い髪の小悪魔は物腰ほんわかだが、この窮地においては、やはり余裕を無くしている。
魔理沙が緩やかに横に動き、小悪魔がその前のコースを塞ぐより先に……
決死結界の発動で、それまでより速く鋭く、幅の広いステップで切り返して、魔理沙は小悪魔を引き離した。

魔理沙「よし中盤は抜けたぜ! あとは……」

大きく広がった前方の空間では、紅魔ペナルティエリア内に咲夜を始めとして6人も集まっている。
攻撃力を謳った紅魔館とは思えない守備に固まった布陣。残る10分と少々をなんとしても守り抜くつもりだ。

魔理沙「人数で固めたってシュート防げるとは限らないぜ?(とは思うがどうするかな)」


812 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 22:59:55 ID:???

先着で


魔理沙の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「決まってるよな!?」
スペード・クラブ→「雨だし任せてみるとするか」
JOKER→ おや? うどんげの様子が……?


813 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:01:06 ID:???

魔理沙の判断 →  ハート10


814 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:01:06 ID:???
魔理沙の判断 →  スペードQ

815 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:35:46 ID:???
イーグルス接戦とか激戦とか全く無縁だな・・・
全部虐殺だ、適当に流して2ー0の試合とかあったけど

816 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 23:39:14 ID:???

魔理沙の判断 →  ハート10
ダイヤ・ハート→「決まってるよな!?」


魔理沙「(誰に預けもしない。私が決める!)」

魔理沙は凛とした眼差しで目標を定めて、バイタルエリアより数メートル離れた場所で止まった。
軸足で芝を掴むと、実況の声も、観客の歓声も、一切が聴こえなくなった。
シュートを撃つこの瞬間だけは、紅魔館との軋轢も、パチュリーとのすれ違いも、全てが白熱に埋没する。
発射間近な魔砲を迎え撃つは、因縁の始まりにも立ち合った紅魔館のメイド長。

咲夜「(私は誓った。お嬢様にもパチュリー様にも永遠亭の後追いはさせないと)来なさい白黒!」

先までの余裕と自信から来る威圧感とは、また別の強い想いで、咲夜はしっかりとシュートに備える。
咲夜の気持ちは、近くに控えるほかのDF達にも伝播した。

小悪魔(ショート)「お嬢様達を見守ってきたのはメイド長だけじゃないよ!」
妹紅「……ま、フランの事もある。ここで決めさせるのは私としても不本意だね」
リリカ「(痛いの嫌だな〜……けど、ここでやられるのはもっと……)」

他のDFたちも腹を括ると、それと同調したように、魔理沙が今現在最強のシュートを撃ち放つ!

魔理沙「――さぁ! 全員吹っ飛ばしてやるぜ!! これで……逆転だ!!!」


817 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 23:39:50 ID:???

先着8名様で


魔理沙→ ! card ×2【ファイナルマスタースパーク】 62 +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card 【ブロック】 46 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
咲夜→ ! card 【ブロック】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
妹紅→ ! card 【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
リリカ→ ! card 【ブロック】 45 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
精鋭メイドMF→ ! card 【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
精鋭メイドDF→ ! card 【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
アイン→ ! card 【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=



MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 魔理沙の【ファイナルマスタースパーク】が紅魔守備を粉砕!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(射命丸がねじ込みに!)(カペロマンがサイドでフォロー!)(紅魔館のゴールキックに)
≦−2→ 咲夜「防いだ……! ここであれを使う!」


*【ファイナルマスタースパーク】には、吹っ飛ばした場合に対象のガッツを100減少させます。
*【ファイナルマスタースパーク】には、吹っ飛び係数2がついています。

*アインのマークがダイヤの場合、【サンダーバット】(*補正+3)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


今日はここまで。


818 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/17(月) 23:41:28 ID:???
魔理沙→  ハートQ ×2【ファイナルマスタースパーク】 62 +(カードの数値)=

これでっ!

819 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:41:54 ID:???
小悪魔(ショート)→  クラブ3  【ブロック】 46 + (人数補正+5) +(カードの数値)=


820 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:45:02 ID:???
咲夜→  クラブ10  【ブロック】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

821 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:47:10 ID:???
妹紅→  クラブ7  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

822 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:49:25 ID:???
リリカ→  クラブ10  【ブロック】 45 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

823 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:50:29 ID:???
精鋭メイドMF→  ハート6  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

824 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:54:01 ID:???
乙でした

精鋭メイドDF→  ハートA  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

825 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:58:03 ID:???
アイン→  クラブJ  【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
頼むぞっ!我が愛しのゲンコツちゃん!

826 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:59:28 ID:???
虐殺開始!

827 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:20:16 ID:???

>>825
アインの拳骨だってトキには勝てないこともある!
>>826
まだ慌てるような(ジェノサイド)時間じゃない。


魔理沙→  ハートQ ×2【ファイナルマスタースパーク】 62 +(カードの数値)= 86
小悪魔(ショート)→  クラブ3  【ブロック】 46 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 54
咲夜→  クラブ10  【ブロック】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 69
妹紅→  クラブ7  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 60
リリカ→  クラブ10  【ブロック】 45 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 60
精鋭メイドMF→  ハート6  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 59
精鋭メイドDF→  ハートA  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 54
アイン→  クラブJ  【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 70
≧2→ 魔理沙の【ファイナルマスタースパーク】が紅魔守備を粉砕!


828 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:21:00 ID:???

魔理沙の切り札発動を前にして、咲夜とアインは、永遠亭の試合の一場面を想起した。
名無しのGKを全く問題視せず吹っ飛ばした強力なシュートだったが……ブロック不可のレベルではない。
人数差を活かして壁を築けば防げると……実際にあの時の【ファイナルマスタースパーク】なら防げたろう。
しかしシュートの威力は一定ではない。この決勝を望んでいた魔理沙の集中は威力を一段高めていた。

咲夜「(迫力が……魔力が全然違う!?)」

それを認識しても、退く選択は最初から捨てている。
咲夜は、意識の片隅で「これは無理ね」と諦観が湧いたのに気がつきながらも、魔砲に身を晒した。
そして。途方もない衝撃と、自分が宙を舞う感覚とを味わい……笛の音を聴いた。


*守矢イーグルス 2−1 紅魔スカーレットムーンズ


829 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:21:30 ID:???

観客「イぃぃィ〜〜〜ヤッホウ! 魔理沙のゴールだ!!」「決勝でもやってくれると信じてたぜ!!」
観客「守矢のチームが優勝……できる?」「ああいけるぜ! 相手はエースもいない! イケイケだぜ!!」

苦しい時間帯を凌いでの同点、さらに逆転を果たした守矢イーグルスの優勢に、応援団が沸きに沸く。
そちらとは逆に、得点を決められた後の、紅魔館応援団の沈鬱もまた……とても大きいものだった。

観客「ああ……やられちまった」「れみりあおぜうさま〜……」
観客「雨……この雨さえ降らなきゃ……」「今頃は逆だったかもしれないのに……」

そのような観客の反応を他所に……霧雨の降るフィールドの上では、魔理沙がガッツポーズをしている。
放ったシュートは、反対側にまだ痕跡を残すフランドールのシュートと同じに、壁にめり込んでいた。
修繕に借り出された役員達が、またの手間や雨に愚痴をこぼす中で……パチュリーが静かに歩いてきた。

魔理沙「! ……決めてやったぜ。会心の出来だったろう?」
パチュリー「その通りね。だけど準備はできたから。……貴方たちに降る慈雨は、ここまでよ」

パチュリーが、胸の前でマジックサインを描いた。
程なくして、システムを変えた紅魔館側の、ペンタグラムの形にDFが配置された所の芝が仄かに光る。
連動して、ピッチの上空の雲が見る間にほつれて散っていく。最後にパチュリーが……

パチュリー『ディスペル』

一声と同時に、魔理沙の魔法使いとしての感覚は、符の魔力の完全な消失を確かめた。


830 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:22:08 ID:???

松山「雨が……それに魔理沙さん、雲が……」

近くにはいたが、魔理沙とパチュリーの会話に立ち入りにくかった松山が、雨雲の消失を見て声をかける。
パチュリーはもう一言も発さないで、咲夜と話があるからと、松山達の近くを離れた。

魔理沙「うむ消えちまったな、雲。見逃しても備えまでは怠らないのがあいつらしいっていうかな」

逆転できたし、消えたもんはしょうがないと、さばさばした口調で魔理沙も引き上げていく。
残された松山は、リリカを筆頭に痛みを訴えながら起き上がる紅魔DF達や、作業中の役員を見た。
前半の37分。プレーが中断してる間に松山は、することでもないかなあと周りを見て考える。

松山「(再開までは結構かかりそうだな。さて……?)」


831 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:22:33 ID:???

どうしますか?


A イーグルスの誰かに話しかけよう
B スカーレットムーンズの誰かに話しかけよう
C まだまだ油断はできない。残り時間誰かをマークしよう。
D イーグルスベンチに戻ってタオルの手配をしよう。
E その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


832 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:35:32 ID:DhyFmvZk


833 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:38:02 ID:qzoQd+qg
B

834 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:43:38 ID:5njotoAQ


835 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:46:24 ID:ze1T9Vpg
C

836 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/18(火) 19:47:04 ID:DBHib4zw


837 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 22:15:58 ID:???

C まだまだ油断はできない。残り時間誰かをマークしよう。


松山「(そうだまだ油断しちゃいけない。チームで一番タックルが強いのは俺だから
     チームで一番タックルが強いのは俺だからっ! こういう場面で頑張らないとな、おー!)」

早苗「八坂様、洩矢様」
諏訪子「ん? どしたの早苗?」

雨音に合わせて歌でも歌いそうだった諏訪子は、ふいに早苗が自分の名前を呼んだのに反応した。
雨が降ってきたので、濡れて戻るみんなのために信徒にタオルの調達を頼んできた神奈子も、返事をする。

早苗「松山君が変です。たまには真面目そうにしてると思ったら今度は急にへらっと笑って
   そしたらまた今度は頷きまくりで……どこかに頭をぶつけたんでしょうか?」
神奈子「……あのね、早苗? 早苗はまだわからないだろうけど、若い内はそういう時もあるっていうか」
諏訪子「そ、そうだねそれより逆転したのを喜ぼうよ、ね、ほら」

この様に自分の挙行で守矢一行がベンチで騒がしくしてるなど露知らずに、松山はマークする相手を定めた。


838 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 22:16:10 ID:???

誰をマークしますか?


A レミリア
B パチュリー
C ポブルセン
D 小悪魔(ロング)
E 小悪魔(ショート)
F 精鋭メイドMF


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


839 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:18:30 ID:u9dtcL5A


840 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:18:51 ID:7IHyr3HQ
B

841 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:20:38 ID:???
あれ?レミリア戻るのは確定?

842 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:20:43 ID:qzoQd+qg
B

843 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:21:50 ID:67aZyrBM
A

844 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:25:17 ID:???
交代はしてないからな。
ちょっと考えればわかる事だぜ。
雨も止んだし

845 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:25:22 ID:5njotoAQ


846 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:26:23 ID:KHtv3zDM


847 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:30:47 ID:???
戻るのはともかく、どんな状態で戻ってくるかだな


848 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 22:33:29 ID:???
前半の間は、レミリアには(雨の影響! dice)がかかります。

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0ch BBS 2007-01-24