キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:02:48 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

紅魔カップも大詰め! 決勝戦間近なキャプテン松山も13スレ目! またよろしくお願いします。


前スレ

【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1245670792



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


985 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 00:26:14 ID:IKb9Esek
A

986 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 00:30:52 ID:JlJWdE8Q
F

987 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 06:02:39 ID:TuEAUt0I
A

988 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 07:22:33 ID:Aye5q5qo
F

989 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:38:10 ID:???

F 何も変えないうごかない!


松山は、期待を寄せてくる二人の眼差しを前にして
チームのバランスや試合展開など考慮して、答えを言った。

松山「特に何も変えないでいいよ。このまま後半に臨もう」

しかしてその答えは、二人には不評だった。思いっきりしかめっ面をされて口を尖らせ反論される。

カペロマン「おいおいそれはないだろキャプテン。このままだと後半チャンス作れないとオレは思うね」
魔理沙「私も同感だ。パチュリー本人がいるし、小悪魔もその影響で強くなってる。
    ハッキリ言うが西行寺幽々子のパスだと相手のボールにしちまうだけだぜ」

あくまで強気、攻め気な魔理沙とカペロマンは口々に反論する。
一点差に満足せず、早めに追加点を入れる積極的姿勢でいくべき考えを崩さない。

松山「……やっぱ駄目だ。司令塔は幽々子さん。フライハイトはボランチ。変える気はないよ」
カペロマン「全然機能してねえじゃねえか! そういうところは変えるべきだぜ。
      前半最後のキャプテンとフライハイトのワンツーでも止められたの忘れたのか?」
魔理沙「保守的な考えだよな。……私の見たとこじゃチームで一番攻撃の司令塔向けなのは光なんだが」

フライハイトを中盤の底に置きたいなら、いっそ光が代わったらどうだ?と提案されるも
それにも松山は同意せず、このまま戦おうということで二人を納得させた。

カペロマン「(リードしてる時に変にいじくるのはまずいとも言うが……あの野郎にやられっ放しだろ)」
魔理沙「(大差で勝ってる時は攻撃的なのにこういうところで安全策取るのは好かない考えだぜ……)」

この場は納得してくれたが、攻撃について議論をして、意見を求めたところでの松山の発言は不評だった。

*魔理沙とカペロマンの評価値と好感度が下がりました。


990 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:39:38 ID:???

松山達がちょっとした平行線的議論を終えた傍らで……
ちょっと魘されてる風だが、静かに規則正しく寝息を立ててるフライハイトは、奇妙な夢を見ていた。

フライハイト『う、う〜ん……』

その世界での、彼の目覚めが近いことを悟って……二つの大きな気配が慌しくさせる。

???『姉さん、この子もうすぐ目を覚ましそうよ』
???『あれ、もう? う〜んもっと悪辣で趣向を凝らした世界にしたかったんだけどなぁ』

その声がフライハイトを目覚めさせる最後の一押しになった。
青い瞳を見開き、始めにしたことはぼんやりと視線を彷徨わせること。
実は低血圧なフライハイトは、控え室から見知らぬ場所へ景色が様変わりしてることに理解が遅れたが……。
今いる場所が、湖の近くにいるみたいに薄い霧がかかっており、遠くを見渡せなくなっている事に気付く。

フライハイト『!? こ、ここは……?』
???『お目覚めね。おはよー。さっそく自己紹介だけど私は……』
フライハイト『僕は大事な決勝の試合の最中だったはず! まさかマツヤマのように僕も誰かに拉致げぼ!?』


991 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:40:57 ID:???

ドスゥッ!
鳩尾に拳大のモノがぶつかった衝撃と苦しみに、フライハイトは動揺のまま喋るのを中断させられた。

ファントム『……私の自己紹介に五月蝿くするんじゃないわよ。……私はかわいい悪魔のファントムちゃん☆』
???『……わ、私は……姉さん、やっぱり』
ファントム『ええー何ー? 聴こえないわ。……何?』
ドリーム『クスン……わ、私は……かわいくない悪魔のドリームちゃん☆』
ファントム『よくできましたーパチパチー。ほらあんたも間抜け面してないで拍手したげて』

痛みに顔を歪めてたフライハイトの手を無理やり合わせる形したのは、妖精サイズの何かだった。
片や白く輝く翼をはためかせる天使みたいな姿。片や試合相手とはまた違った青を基調としたメイド服……
顔の造形から姉妹と思える彼女達……ファントムとドリームが何者か、痛みに掠れる声でまず訊ねてみる。

フライハイト『き、君……達は、誰だい?』
ファントム『私達はこの世界の造物主……じゃなかった姉妹の水先案内人よ』
ドリーム『貴方はこの世界に誘か……痛い痛い……迷い込んできたの。元の場所へ戻りたい?』

当然だと頷く。すると妖精サイズの二人の間の空間が歪曲して、何がが出てきた。
登山で見かけるみたいな矢印立て札。それを姉妹が次々と、霧で覆われて判別できない地面に突き立てる。
四つ程立てて、姉妹の姉を名乗る方が笑って説明してくれる。どこかで見た胡散臭い笑顔に近い。

ファントム『この立て札に従って向かった先で、ちょっとした冒険してきて♪』
ドリーム『甚だ不本意でしょうけどこれも修行と……あうっあうっ……息抜きと考えてください』

フライハイトは話は聞いてたものの、答えるよりまず立て札を見た。
この世界から脱出する為には、この立て札のどれかに従い動かないとならないのは理解できた。
立て札には丁寧な紹介文と……その末尾にライトで明るいノリのフォロー文が刻まれている。

フライハイト『(とうとう僕もこうした災禍に見舞われたか……さて立て札が示す先は……?)』


992 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:41:26 ID:???

行き先を選んでください


A ハーブ園を営むお屋敷がある町(*大好きな雨も降るよ☆)
B 貴方は酒場の商人(コックさん)!(*町を作る依頼きてるよ☆)
C 金とか神殿を掘り当てられる鉱山(*一攫千金、夢じゃないよ☆)
D 好きな行き先を併記してください (*捏造歪曲誇張解釈って素敵よね☆)


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


993 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 13:01:44 ID:vb/Cm/b2


994 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 13:17:49 ID:kNUsv3qU



995 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/08/23(日) 13:55:25 ID:wrBeH0Lk
A
天使の涙は持って行ったほうがいいですか?

996 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 14:52:01 ID:???
>>995
ファントム『そうそれもってかないと大変大変☆昼ドラ昼ドラ☆』
ドリーム『(天使の涙? ……そんな設定してたかしら?)』

天の声「出かけてきますじゃ。続きは後ほど」

997 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 19:47:33 ID:kNUsv3qU
A

998 :997:2009/08/23(日) 19:48:58 ID:???
すいません二重投票してしまいました

999 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 20:07:23 ID:9OIHS75M
A

1000 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 20:24:44 ID:???

A ハーブ園を営むお屋敷がある町(*大好きな雨も降るよ☆)


ファントム『はい決まり決まりじゃあこの矢印のほうへ真っ直ぐ進んで道それたら命の保障ないから
      心変わりなんか駄目よ一度決めたら突き進むもんでしょチップはあんたの魂ね』
フライハイト『ちょっと待った! 聞き捨てならないこと今〜……』

そこで姉妹の双眸が妖しく煌いて、フライハイトの意思に反して抗議の声を出せなくなった。
次に体の自由もなくなり、繰り糸で操られるかのようにハーブ園の方角へ足が勝手に動き出す。

ドリーム『これでいいよね姉さん』
ファントム『うんうん。これでしばらく退屈しなさそうね。ま〜でも、前迷い込んできた子はともかく
      今の子を致命的に壊しちゃったら、おっかない神様三人に乗り込まれそうだし程々にしようね』
ドリーム『(そうなったらそうなったで楽しむ癖に……)』

ドリームが(もしフライハイトが見ていたら共感抱きそうな)軽い頭痛を起こしたような呻きをあげる。
そんな妹の苦心など見もしてない悪魔の姉は、さも、たった今し忘れた事に気付いた風にぽむと手を叩いた。

ファントム『あああ、まずったわね。もうちょっと話しておくことあったんだ。ま、いいや。
      とりあえず雨ふらしスタンバイさせて、ドロドロ〜の昼メロドラマ楽しみにしてましょ』

無邪気で無慈悲なかわいい笑顔。それは夢の世界でもフライハイトの苦難を予期させるに十分だった。


フライハイトがハーブ園着いてまず最初にしたこと→ 宿題


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