キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】
1 :
TSUBASA DUNK
:2009/08/27(木) 14:21:22 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界で翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。
※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。
〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
進学した海南大付属高校でレギュラーの座を掴み、いよいよ県大会決勝リーグに乗り込むが……
276 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 22:53:21 ID:???
中山か?福田か?→
クラブA
277 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:01:37 ID:???
設定してなくてよかったねよかったね
クラブA「よくねえよ・・・」
278 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/15(火) 23:09:15 ID:cRTdZbRI
>>276
ああ、せっかくのクラブAさんがもったいない。ちゃんと分岐を設けないといけませんね。
***
>中山か?福田か?→ クラブA
>カードのマークがクラブ→まだまだ中山の守備力が必要だ。
田岡「今はまだ交代はしない。しっかり守って、チャンスを待つぞ」
福田(ムスッ)
田岡監督の言葉に、自分の出番はまだかとふくれ面になる福田。
田岡(福田の奴め。不機嫌そうな顔をしおって。出番はすぐにくる。集中を切らすなよ)
苦笑しながら選手たちに指示を出す。
田岡「まず、牧をなんとかしないと勝利はないと思え。植草は宮益へのパスに気をつけながら
仙道をフォローするんだ。万が一、中に入られても慌てるな。今度こそ魚住が落ち着いて
止めろ。中に入られたら他の選手にパスされるのは仕方ない。だが、牧だけは止めろ」
魚住「キャプテンでPGの牧を止めて海南のリズムを狂わせるってことですね」
田岡「そういうことだ。よく分かっているようだな。よし、お前たちにあとは任せたぞ!」
一同「「「はい!!」」」
選手たちがコートに戻っていく。
279 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/15(火) 23:13:25 ID:cRTdZbRI
【県大会 決勝リーグ】 海南 対 陵南
出場メンバー (数字)はファールの数
海南 牧 神 館嶋 翼 田辺 (チーム攻撃力 104)
陵南 仙道 植草 池上 中山 魚住 (チーム攻撃力 102)
経過時間 前半10分(前後半20分)
流れ (海南)10 : 10(陵南)
得点 (海南)24 − 24(陵南)
海南の得点者 牧10 翼6 神4 宮益2 田辺2
海南のファール 牧1 宮益2
陵南のファール 池上1 植草2
海南チームのガッツ
翼 300/650 牧 620/950 神 560/800 舘嶋 600/600
田辺 510/750 武藤 900/900 小菅 880/880 馬場 610/610
ドルジ 700/700 高砂 930/930 宮益 460/700 横島 550/550
280 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/15(火) 23:15:03 ID:cRTdZbRI
そして、試合が再開する。
先着2名で
どっちのボール?→ ! dice
ボールを持ったのは?→ ! dice
と(!とdiceの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
ダイスの数字によってボールを持つ選手が変わります。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
どっちのボール?のダイスが……
1,3,5→海南ボール
2,4,6→陵南ボール
ボールを持ったのは?のダイスが……
1→PG 2→SG 3→SF 4→PF 5→C 6→リバウンド争いから
281 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:15:26 ID:???
どっちのボール?→
6
282 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:29:47 ID:XoHhuBDU
ボールを持ったのは?→
6
283 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/15(火) 23:43:45 ID:cRTdZbRI
>どっちのボール?→ 6
>ボールを持ったのは?→ 6
>海南ゴール下でリバウンド争いから再開
試合が再開する。仙道が植草とのパス交換から牧をかわしゴール下に入り込む。レイアップ
シュートを放つが、武藤のブロックが入ったためか、ボールはリングに嫌われる。
仙道「リバウンド!」
魚住「任せろ!」
中山「勝負だ、翼!」
翼「海南のゴール下で好きにさせると思うなよ!!」
1つのボールを争って、4人がゴール下で競り合う。
284 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/15(火) 23:44:47 ID:cRTdZbRI
先着4名で
(攻撃側)
中山のリバウンド→ ! card+(OF・リバウンド)46−(ポジショニング)1
魚住のリバウンド→ ! card+(OF・リバウンド)56−(ポジショニング)0
(守備側)
翼のリバウンド→ ! card+(DF・リバウンド)48+(ポジショニング)1
田辺のリバウンド→ ! card+(DF・リバウンド)54+(ポジショニング)2
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
MAX(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧1→攻撃側がボールをキープ!
≦0→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。ただし、今回は中山対翼、魚住対田辺のみの接触です。
全員クラブの時は中山対翼の結果を優先します。
***
今日はここまでです。
285 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:45:25 ID:???
中山のリバウンド→
ハートJ
+(OF・リバウンド)46−(ポジショニング)1
286 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:46:48 ID:???
魚住のリバウンド→
ハートJ
+(OF・リバウンド)56−(ポジショニング)0
287 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:50:46 ID:???
翼のリバウンド→
スペード2
+(DF・リバウンド)48+(ポジショニング)1
288 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/15(火) 23:50:54 ID:???
【補足・補正の追加です】
田辺が10分以上連続して試合に出ているのでクラブを出すと「YTK」が発動します。
数値に+2され、この判定に参加した他の3人のガッツを著しく削ります。
魚住のマークがダイヤの時、クジラジャンプが発動し数値に+2されます。
田辺のマークがダイヤ・ハートの時、「リバウンド+1」が発動し、数値に+1されます。
289 :
森崎名無しさん
:2009/09/15(火) 23:54:31 ID:???
田辺のリバウンド→
スペード6
+(DF・リバウンド)54+(ポジショニング)2
290 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 00:27:08 ID:???
乙でしたー
シンクロナイズドリバウンドktkr
291 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:23:51 ID:???
今日はこれから飲み会で続きを書けません。
試合の途中で割り込ませて読みにくくなるかもしれませんが、書きためておいた
「キャプテン森崎外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜」を披露させていただきます。
よろしくお付き合いください。
***
(前スレ最後から)
点を取られた直後に「楽しんでいこう」と叫ぶ翼を見て、南葛高校の選手たちは面食らった。
井沢「翼ってそういうタイプじゃないよな?」
高杉「どっちかって言うと、勝負に拘る奴だろ」
滝「サッカーの楽しさは、相手に勝つ楽しさって感じだったんだけどな」
石崎「でもよ、出会った頃はあんな感じだったぜ。まあ、それでも勝負には拘ってたけどさ」
鳩が豆鉄砲をくらったような顔で自分のことを見てくる南葛メンバーに気付き、翼は苦笑する。
翼(俺が中学時代とキャラが違うとでも思ってるのかな?自分でもまだ違和感があるけどね)
翼にサッカーを楽しむことを教えてくれたのは、いや思い出させてくれたのは熱海温泉高校に
入学した時、つまり翼が1年生の時の3年生部員たちだった。
翼(あの頃は……)
292 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:24:27 ID:???
(回想〜高校入学当時〜)
中学時代、森崎にキャプテンの座を取られ、また試合での活躍の機会も奪われることが多かった
翼は次第に「勝ち」に貪欲になっていった。相手選手からボールを奪うこと、点を取ること、
試合に勝つこと。時には味方からすらもボールや活躍の機会を奪った。
「自分が活躍して、試合に勝つことがサッカーの楽しさ」
そういう考えに辿り着くのも仕方がないことだった。怪我でまともにサッカーが出来なくなった
ことで、高校入学当時の翼の思考はさらに暗いものになっていた。
翼(それでも、俺はサッカーから離れられない……)
そして、サッカー部の門を叩く。熱海温泉高校サッカー部は県内最弱と言っても過言ではない。
万年1回戦負け……いや、年によっては人数が揃わず大会出場すら出来ないこともあった。
翼(でも、そういうチームだからこそ俺が出場できる可能性もあるんだ)
ボールに触れるだけで激痛が走る翼のような人間を部員として受け入れてくれ、さらに試合に
出場できそうなチームは県内ではここしかなかった。
293 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:25:52 ID:???
翼が入部した時、サッカー部員は2・3年生の9人しかいなかった。
主将「うちの学校は温泉旅館の関係者が多くてな。みんな家の手伝いだ、修行だで部活なんて
やってる暇もないって奴が多い。だから、必然的に部活動が寂れる」
翼「でも、9人じゃ試合も出来なかったんじゃ……」
主将「試合なら3月まではたまにやってたよ……まあ、野球のだが」
翼「や、やきゅう!?」
翼は久しぶりに大きな声を出した。こんなに大きな声を出したのは、怪我して以来初めてでは
ないかと、後で思った。
主将「さっきも言ったが、ウチの学校は部活をやる人間が限られている。野球部を作っても、
サッカー部を作っても人数が足りない。だがら2つを1つにして両方やってるのさ。まあ、
春先までは9人しかいないから野球が専門になっていたがな」
翼(野球もやらないといけないのか……?)
主将「野球は苦手か?野球はサッカーより選手の数が2人少ない。出たくなかったら出なくても
平気だ。お前は足が速そうだから代走だけでもやってくれれば助かるかもな」
翼「それくらいならご協力できるかと……」
話を聞いて翼は思った。これは大変な学校にきてしまったものだと。
294 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:26:33 ID:???
いざ部活が始まってみるとさらに翼はさらに呆気に取られることになる。
翼(練習だって言ってたけど、これがサッカー!?)
そこで繰り広げられていたのは翼の知っている「サッカーの練習」とは全く別のものだった。
翼(技術もさることながら、内容が……)
彼らのサッカーの技術は小学生の時の翼と比べても互角以下だったかもしれない。だが、そんな
ことは問題ではなかった。彼らはそれぞれが思い思いのことをしていた。リフティングばかり
している者。どれくらい遠くから、ゴールにシュートが届くか試す者(しかも枠に入らない)。
なんの効果があるのかという練習に励んでいる者ばかりだった。
翼(これじゃ、上手くなるはずもない。これが……今の「俺がいる場所」なのか)
そんな先輩や自分といっしょにサッカー(野球)部に入った同級生数人を横目に、翼はひたすら
ランニングを続けた。すっかり春らしくなった日差しを浴びて、大量の汗が流れた。頬が濡れて
いたのも、きっと汗のせいだろう。
295 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:27:46 ID:???
ある日、ひとりの先輩が翼に声をかける。
先輩「なあ、お前って中学時代すごい選手だったんだろ?俺にカッコいいシュート決め方を
教えてくれないか?」
翼「カッコいい……ですか?」
先輩「そうだ。女にモテそうなのを頼むぜ」
さわやかに言い放つと、お世辞にも整っているとは言えない個性的な顔にかかったサラサラの
前髪を左手でかき上げる。
翼「じゃあ、とりあえず亀田先輩のシュートを見せてもらえますか?」
先輩「おう!あと、俺のことはみんなと同じようにガメラって呼んでいいぜ」
翼(なるほど、そんな顔をしているわ)
先輩「名字が『亀』田だからな」
翼「ははは……じゃあ、シュートを見せてください」
ボールを蹴らせる。その蹴り方はまるで初心者だった。足の甲のど真ん中で蹴ったボールは
軌道が安定せず、同じところを狙っているはずなのに蹴る度に違う方向に飛んで行った。
翼「ボールを蹴る時は、もう少し足の内側で蹴るといいですよ。少し親指を立てぎみにして」
ガメラ「こうか?」
翼「いや、立てるのは手じゃなくて、足の親指です」
296 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:28:51 ID:???
翼の指導が良かったのか、ガメラは数日でメキメキ上達した。(それでも上手い中学生程度だが)
翼「ガメラ先輩は左利きだし、シュートだけならかなりの武器になりますよ、きっと」
ガメラ「へへっ……そうか?じゃあ、このシュートを決めればモテるかな?」
ガメラが左足のインサイドで蹴ったボールは右に曲がりながらゴールに吸い込まれていく。
翼(ニコッ)
その様子を見ていた先輩たちが翼のところに殺到する。「自分も上手くなり(モテ)たい」と。
翼は先輩達の要望を聞きながら、それぞれに必要な技術を教えていく。きちんとした指導を
受けたことがなかった者ばかりだったのだろう、見る見る上達していった。最初は遠巻きに
見ているだけだった同級生達もその輪に加わり、翼によるサッカー教室状態になっていた。
部員たちは自分たちが上達していることを実感し、素直に喜んだ。
翼(俺もサッカーを始めた頃はこんな風だったよな。新しいことを覚える度に喜んだっけ)
引退する頃、先輩たちは翼に言った。「お前のおかげで上手くなれたよ。ありがとう」と。
翼「いえ……(俺の方こそ)」
今まで出来なかったことが出来るようになる楽しさ、そして、先輩たちとサッカーをすること
そのものの楽しさを思い出させてくれてありがとうございますとは照れくさくて言えなかった。
297 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:31:55 ID:???
その経験が、こうして県大会決勝に進んできた熱海温泉高校サッカー部の原点だった。
翼(大学生になったガメラ先輩も彼女を連れて応援に来るって言ってたっけ)
大学のサッカー部で数合わせに出してもらった練習試合。得意のシュートで点と彼女を同時に
ゲットしたんだぜと翼に電話してきたのは高校を卒業して間もないゴールデンウィークの少し前
のことだった。それから1年以上になるが、何かある度にガメラは翼に電話をしてきた。
翼(サッカーのことだけならまだしも、彼女の相談とかしてくるのはなぁ。半分はノロケだし)
客席に目をやる。さすがにどこに誰が座っているかまでは分からないが、多くの先輩たちが
会場にきていることだろう。感傷的になりそうなのを振り切り、翼はGKに声をかける。
翼「一之瀬、試合が再開したらいつもどおり自陣でボールをキープして、新田にロングパスを
出す。キックは任せたからな」
この一之瀬は翼と同じ3年生である。昔はフィールドプレーヤーで、ロングシュートの練習
ばかりしていた。ノーコンだったが、翼がしつこくフォームを矯正したおかげで今では正確な
ロングパスを出すことが出来るようになった。キーパーとしてはイマイチではあったが、翼が
最後列でブロックして、そのボールを一之瀬がクリアーすることで普通のチームのキーパーと
スイーパーの役割を担っていた。
一之瀬「おう、任せてくれよ。それから……」
翼「ああ、チャンスがあったら挑戦してもいいよ」
298 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:32:49 ID:???
そして試合が再開する。
南葛の選手がチェックに来る前に少しずつバックパスでボールを戻していく。その間に新田が
前線に走る。
翼「さすがに新田の足は速いな。よし、一之瀬」
一之瀬「了解!」
そう言い終わる前にGKの一之瀬は前に走っていく。そして、ペナルティエリアの外でパスを
受けるとなんとそのままドリブルで進んでいく。
長野「なにィ!?」
来生「森崎かよ!?」
その姿は南葛高校の選手たちに今はブラジルでプロとして活躍する、中学時代のチームメイトの
姿を思い出させた。
翼(あそこまで非常識なドリブルレベルはないよ。でも、不意を衝かれてなかなかチェックに
いけないだろ?1回だけの賭けさ)
ドカッ!!
慌てて南葛の選手がボールを奪いに動いた瞬間、一之瀬はボールを蹴り出す。
翼(そうだ、セーフティにいけばいい)
299 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:33:57 ID:???
一之瀬のオーバーラップに気を取られ、南葛はディフェンス陣までやや前がかりになっていた。
その裏のスペースに新田が抜け出す。一之瀬のドリブルにはそういう狙いもあった。
翼(マークマンが決まっていないGKのドリブルには相手の守備を前に引っ張り出す効果がある。
しゃくだけど、森崎から学ばせてもらったよ)
してやったりという顔の翼とは対照的に南葛の守備陣は慌てる。
高杉「しまった!新田に抜けられた!!」
井沢「なんとしてもパスをカットするんだ!!」
ボールの軌道を追いつつ、下がりながら守備の要の2人が叫ぶ。
300 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 17:35:09 ID:???
先着3名で
(攻撃側)
一之瀬のパス→ ! card+(パス)14−(30mペナ)0
(守備側)
井沢のパスカット→ ! card+(パスカット)17
高杉のパスカット→ ! card+(競り合い)17
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧1→攻撃側がボールをキープ!
≦0→守備側がボールをキープ!
【補足・補正】
一之瀬のマークがダイヤ・ハートの時、????パスが発動し数値に+5されます。
一之瀬はロングキックの能力が高いので距離ペナルティがかかりません。
***
では、今日はこれだけです。
301 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 17:48:27 ID:???
一之瀬のパス→
スペードJ
+(パス)14−(30mペナ)0
302 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 17:49:29 ID:???
井沢のパスカット→
スペード7
+(パスカット)17
303 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 17:56:31 ID:???
高杉のパスカット→
スペード2
+(競り合い)17
304 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 18:35:30 ID:???
完璧に虚をついた形だな
305 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 23:38:59 ID:???
>>304
完全に虚をつけましたね。
飲み会から帰ってきました。本日はこっちがひと段落するところまで進めさせていただきます。
どうぞお付き合いくださいませ。
***
>一之瀬のパス→ スペードJ +(パス)14−(30mペナ)0
>井沢のパスカット→ スペード7 +(パスカット)17
>高杉のパスカット→ スペード2 +(競り合い)17
>(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が≧1→攻撃側がボールをキープ!
実況「熱海温泉高校のGK一之瀬君のまさかのオーバーラップからロングパス!南葛高校の
ディフェンス陣は思い切り虚をつかれているぞ〜!!」
井沢「だからと言って……」
高杉「新田にパスを通す訳にはいかん!!」
抜かれては新田とキーパーの一条が1対1になってしまうとボールに向かってジャンプする。
実況「井沢くんと高杉くんの2人がここは譲れないと懸命にジャンプ!!」
しかし、無情にもボールは彼らの頭のわずかに上を通り過ぎる。
実況「だが、届かない!!ボールはそのままフリーの新田くんの目の前に落ちた〜!!」
高杉「くっ!!」
井沢「すまん、一条!!」
ゴールエリアの手前に落ちたボールは、強烈なバックスピンがかかっており走ってくる新田に
向かって跳ねる。
306 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 23:41:19 ID:???
出来ればそのパスで相手キーパーの体勢を崩せればと蹴った一之瀬は思っていたが、南葛の
GK一条は冷静にボールを見送り、新田のシュートに備える。
一条(新田はシュートでくる。間違いなく、隼シュートで!)
小学生時代から同じチームで活躍してきた一条には新田がどう動くか分かっていた。そして、
新田も一条がシュートを読んでいることは分かっていた。
新田(すみません、翼さん。たぶん、ドリブルで仕掛ければ点が取れる確率は高いのは分かって
いるんです。でも、コイツとは一度でいいからきちんと勝負しておきたいんです!)
翼は新田が熱海温泉高校に入学してきた時のことを思い出していた。
翼(新田は言ってたっけ。「高校では違うチームに入って、一条と勝負がしたい」って)
それを聞いた翼は2人に自分とブラジルで活躍する森崎の姿を重ねた。そして、もう森崎から
ゴールを奪えないかもしれない自分の代わりに新田に一条から点を取らせてやりたいと考える
ようになったいた。
翼「新田!思いっきり、撃てぇええええ!!!」
翼の声が聞こえていたかは分からないが、新田はそのままシュートの体勢に入った。
新田「くらえ、一条!これが俺のノートラップランニングボレー隼シュートだ!!」
一条「こいッ!!」
新田の脚がものすごいスピードでボールを捉える。
307 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/16(水) 23:42:16 ID:???
先着2名で
(攻撃側)
新田のノートラ(ry→ ! card+(ノートラ(ry)25+(フリー)2
(守備側)
一条のパンチング→ ! card+(パンチング)22
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→新田のシュートが決まる!
−1、0、1→左から(石崎がフォロー)(中山がフォロー)(味方のJ番がフォロー)
≦2→一条がゴールを守る!
【補足・補正】
一条のマークがダイヤ・ハートの時、鋭いパンチングが発動し数値に+2されます。
308 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 23:47:15 ID:???
新田のノートラ(ry→
ダイヤK
+(ノートラ(ry)25+(フリー)2
309 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/09/16(水) 23:47:42 ID:???
新田のノートラ(ry→
スペードQ
+(ノートラ(ry)25+(フリー)2
おお、続き来てる! 楽しみにしてましたー
310 :
森崎名無しさん
:2009/09/16(水) 23:49:15 ID:???
一条のパンチング→
スペード8
+(パンチング)22
311 :
森崎名無しさん
:2009/09/17(木) 00:00:52 ID:???
に、新田が・・・
312 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/17(木) 00:51:08 ID:???
>>309
楽しみと言ってくださる方の存在が何よりの励みです!ありがとうございます!!
>>311
新田からの伝言です「ピンチの時に頼れる男、新田。この名前を忘れるなよ!」
***
>新田のノートラ(ry→ ダイヤK +(ノートラ(ry)25+(フリー)2=40
>一条のパンチング→ スペード8 +(パンチング)22=30
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→新田のシュートが決まる!
シュィイイイン!!!
一条「は、速いッ!?」
新田のシュートは中学時代とは桁違いの速さだった。それは彼の血の滲むような努力の結晶と
言っても過言ではない。小柄な新田の体では日向のような強力なシュートを目指しても限界が
ある。そこで新田は速さだけを極めたシュートを目指した。脚の振り、インパクトの瞬間からの
足首の使い方、腰や腕の使い方も含めシュートの速度を少しでも上げることに一心不乱に挑戦
してきたのだった。
新田(俺のシュートは高校bPの速さだぜ!)
それに加えて、このノートラップランニング隼シュートでは、前にジャンプする際の推進力を
出来る限りボールに伝える工夫もされている。自分ではボールを蹴れない翼と2人3脚で1年間
研究してきたのがこのシュートなのである。
一条「届け!!(触れさえすれば新田のシュートは軽いから止められるはずだ!!)」
ジャンプした一条が必死に手を伸ばす。
313 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2009/09/17(木) 00:52:00 ID:2obSROBk
新平「それでは早速コメントの発表に行きます。まずは山森正美ちゃんから
★ヒーローの女性形の「ヒロイン」というのにぴったり!
★5年生から活躍って、実はお兄ちゃんに比べて天才型?主人公要素たっぷりのヒロイン
★おにいちゃん子。他外伝で主役も張る存在感!
というコメントがよせられています」
山森「えへへ。ヒロインだって」
瀬名「よかったね〜」
白鳥「なんたって他の外伝で主役だもんね!」
山森「私の未来の姿を描いてくれているんだけど、そこでもお兄ちゃんと練習できてないの。ぐすん」
新平「ま、まあその内一緒に練習できる日も来るよ。
そ、それでは続いて白鳥浪美子ちゃんのコメントです。
★おっぱいは神聖な授かり物
★巨乳幼女だとォ!
★おっぱい!おっぱい!5年生だけど!
★成長期のおぱーいを見逃すな!!
……と、見事なほどおっぱい一辺倒のコメントだけど……」
白鳥「ふーんだ!」
瀬名「ナミちゃん、ほかにもいっぱいいいところあるのにー」
山森「狐狗狸さんやっつけたり、エッチな男子を退治したり。あ、そうだこのコメントを書いた人を退治にいこうよ」
白鳥「ウン!そうしよう!」
新平「待って待って待って、行くのは構わないけど、瀬名ちゃんの発表が終わってからにしてね」
白鳥「はーい。それじゃ準備体操しておかなきゃ」
新平「……書き込んだ人早く逃げておいてください(小声)
それでは続いて今川瀬名ちゃんに寄せられたコメントです。
★森崎2世期待!
★快速のゴールキーパー
★アホの子かわいいよアホの子
★森崎の系譜を継ぐ次期南葛SC正GK。アホの子だっていいじゃない!
とのことです」
314 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/17(木) 00:53:09 ID:???
翼(新田の隼シュートは速さだけじゃない)
翼と2人で作り上げた今の隼シュートにはもうひとつの武器があった。それはコントロール
である。日向のタイガーショットや翼のドライブシュートはその威力で相手を吹き飛ばすことも
出来る。なので、キーパーに多少触れられても逆に腕を弾き返してしまう。
翼(でも、新田のパワーには限界がある。だから力勝負を一切諦め、キーパーが苦手なコースに
超スピードでシュートを放つことに専念させた。それが完成した隼シュートの正体さ!)
ズバァッ!!
新田の蹴ったボールは、ゴールの右下隅に突き刺さる。右利きの一条には非常に取りにくい
コースだった。
実況「き、決まったァ!!新田くんのノートラップランニングボレー隼シュートが南葛から
ゴールを奪いました!!前半5分の南葛の得点からわずか3分足らずで試合は振り出しに
戻りました。そして、なんとこれが今大会の南葛高校の初失点でもあります」
一条「くっ……くっそぉおおおお!!!!!」
地面を拳で叩きながら悔しがる一条。彼にとって、今までで最も悔しい失点であった。
実況「2年生ながら静岡bPゴールキーパーと呼ばれている一条くん、悔しそうです」
なかなか起き上がれない一条に中山と浦辺が声をかける。
中山「今のは新田のシュートが完璧すぎた。若島津だって止められないさ」
浦辺「永遠にゴールを奪われないキーパーなんていない。失点しても気持ちの切り替えを早く
出来る奴こそ一流のキーパーだと思うぜ」
315 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/17(木) 00:54:41 ID:???
中学時代から尊敬する2人の先輩に励まされ、一条はようやく立ち上がる。
一条「くっそー。次はこうはいかないからな、新田……って、あれ?」
自分が起き上がるのを待っているかと思っていた新田は、すでに南葛ゴール前にはいなかった。
中山「新田ならゴールが決まった瞬間、ものすごいスピードで戻っていったぜ」
苦笑しながら中山は熱海温泉高校のゴール前を指差す。そこには翼に跳びついて喜ぶ新田の
姿があった。
新田「やったぜ、翼さん!見てくれましたか、俺のシュート!?」
翼「ああ、見たよ。最高のシュートだった」
新田「いつか、森崎さんからもこのシュートでゴールを奪ってみせますよ!」
翼「うん、頼むよ。ほら、そろそろ試合が再開するぞ。早く前に戻れ」
無理矢理に新田を引き離すと、手であっちに行けと指示する。「はぁい」と気の抜けた返事を
して新田はセンターサークルの手前まで走っていった。そのすぐ奥では岬が嬉しそうな顔で
翼の方を見つめている。
岬(楽しいよ、翼くん。本気で僕たちに勝つつもりなんだね。でも、一度見せたプレーはもう
通用しないよ。次はどんな奇策を見せてくれるんだい?どんな作戦も全力で叩きつぶして
あげるよ)
ようやく南葛高校の選手たちは翼を、熱海温泉高校を敵として認めたところだった。
***
次の機会に続く。そして、今日はここまでです。
316 :
森崎名無しさん
:2009/09/17(木) 00:55:36 ID:???
乙です!
何度もだれか言ってるがこの翼は応援したい
317 :
森崎名無しさん
:2009/09/17(木) 01:02:00 ID:???
乙でした
凄いかっこいいシーンを楽しんで読んでたら
突然の城山正登場に腹筋崩壊w
318 :
森崎名無しさん
:2009/09/17(木) 01:02:14 ID:???
岬が大魔王に見えるwww
319 :
城山正
◆2veE6wGXw2
:2009/09/17(木) 01:12:57 ID:???
ああうう。ごめんなさい。誤爆してました。
いいところでいきなり誤爆なんてひどい事を。
すみませんでした。
320 :
森崎名無しさん
:2009/09/17(木) 02:34:48 ID:???
まぁ、岬がラスボスだよなぁ・・・
てか、シロヤマン乙ww
321 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:09:27 ID:???
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
>>316
そう言っていただけるのが本当に嬉しいです!これからも応援してやってください。
>>317
こういうのも番外編ならいいですよね?
>>318
そんな感じのイメージです。書いている時はノリノリでした。
>>319
これはこれで面白いからいいですよ〜。お気になさらず!
>>320
岬がラスボスですね。さすがに全国大会編までネタが続かないと思いますし、南葛以上のドラマは
作れないでしょうからね。
322 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:10:36 ID:U+TDCbRw
>>284
の続きから
***
>中山のリバウンド→ ハートJ +(OF・リバウンド)46−(ポジショニング)1=57
>魚住のリバウンド→ ハートJ +(OF・リバウンド)56−(ポジショニング)0=67
>翼のリバウンド→ スペード2 +(DF・リバウンド)48+(ポジショニング)1=51
>田辺のリバウンド→ スペード6 +(DF・リバウンド)54+(ポジショニング)2=62
>MAX(攻撃側の数値)67−MAX(守備側の数値)62が≧1→攻撃側がボールをキープ!
自分たちが守る海南ゴール下で好きにはさせないと翼と田辺はボールがリングに弾かれ、高く
浮き上がった瞬間にリバウンドに跳ぶためのベストポジションをキープする。陵南の魚住と
中山もそのポジションを奪おうと、腕や脚、胸を使ってプレッシャーをかける。
翼「それくらいのプレッシャーは……」
田辺「想定済みですよ!」
翼も田辺も体重をかけて陵南の2人を押し返す。
魚住「どうやらそのようだな」
魚住が中山に目配せする。中山もそれに気付きコクリと頷くとすっと1歩下がる。
翼「え……うわっ!?」
すると中山に体を預けていた翼は押さえが利かなくなり、そのまま数歩後ろに下がってしまう。
田辺も魚住に同じようにされ、ポジションを譲ってしまう。
魚住「フッ、まだまだ甘いな、田辺」
中山「翼、中学時代に森崎にもっと駆け引きについて教わっておくべきだったな」
そして、リバウンドは中山に譲られた魚住が取った。
323 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:11:29 ID:U+TDCbRw
そして、魚住はそのままシュートにいく。
魚住(ここは……)
先着1名で
魚住のシュート選択→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→ダンクだ!
スペード・クラブ→ゴール下だ!
JOKER→見せてやる、これが俺の「アンコウダンク」だ!
(※アンコウがさばかれる時のようにリングにぶらさがります。ほぼ反則を取られます)
324 :
森崎名無しさん
:2009/09/20(日) 02:14:00 ID:???
魚住のシュート選択→
スペードJ
325 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:24:20 ID:U+TDCbRw
>魚住のシュート選択→ スペードJ
>スペード・クラブ→ゴール下だ!
魚住はその場で丁寧なゴール下のシュートを放つ。
神(くっ……ダンクでくれば後ろからでもブロックにいけたのに)
魚住の背後から神が迫っていたが、顔の前にボールを構えられてはブロックにいけない。
魚住「ほっ!」
ジャンプしてシュートを放つとボールはバックボードに1度跳ね返ってからリングに入る。
ドッ……スパッ!
中山「ナイッシューです!」
シュートを決めた魚住に中山が右手のひらを差し出す。
パチン!
魚住が自分の右手をそれに合わせる。
魚住「お前もナイススクリーンアウトだったぜ」
中山「魚住さんに鍛えてもらってますからね」
中山は練習後、守備を池上に、そしてゴールしたの動きを魚住に教えてもらっているのだった。
***
流れ (海南) 10 → 9 : 10 → 11 (陵南)
326 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:26:08 ID:U+TDCbRw
陵南にリードを許した海南。その反撃の狼煙を上げたのは……
先着1名で
ボールを持ったのは?→ ! dice
と(!とdiceの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
ダイスの数字によってボールを持つ選手が変わります。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
ボールを持ったのは?のダイスが……
1→PG 2→SG 3→SF 4→PF 5→C 6→リバウンド争いから
327 :
森崎名無しさん
:2009/09/20(日) 02:27:25 ID:???
ボールを持ったのは?→
2
328 :
森崎名無しさん
:2009/09/20(日) 02:27:30 ID:???
ボールを持ったのは?→
3
329 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:38:06 ID:U+TDCbRw
>ボールを持ったのは?→ 2
>ボールを持ったのは?のダイスが2→SG(神)
陵南の陣内までボールを運んだ牧から、ゴール下に入った田辺にパスが入る。相手の守備の
意識が田辺に集まったところで、手を高く上げてボールを3Pラインの外に投げる。
魚住「パスか!?」
もちろん、ボールを受けたのは神である。
神(そろそろ仕事をしないとね)
池上「やらせるかよ!」
しかし、先ほどまでは池上の密着マークでシュート体勢に入ることすらままならなかった神だが、
田辺のポストプレーで守備の意識がインサイドに向いて出来た隙をついてシュートを打つことが
できた。
池上「俺はブロックだって苦手じゃねえぞ!!」
池上がブロックに跳ぶ。
330 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/20(日) 02:39:04 ID:U+TDCbRw
先着2名で
(攻撃側)
神の3Pシュート→ ! card+(シュート)52
(守備側)
池上のブロック→ ! card+(ブロック)48+(DFに定評)2
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧0→シュートがブロックを越え、ゴール判定に
=−1→こぼれ球になりせりあいに
≦−2→守備側がブロックに成功
【補足・補正】
攻撃側のマークがダイヤで守備側のマークがクラブだった場合、守備側の反則になります。
両方のマークがクラブだった場合、攻撃側の反則になります。
***
今日はここまでです。遅い時間にお付き合いいただきありがとうございました。
331 :
森崎名無しさん
:2009/09/20(日) 02:40:58 ID:???
神の3Pシュート→
ハート2
+(シュート)52
332 :
森崎名無しさん
:2009/09/20(日) 02:43:18 ID:???
池上のブロック→
ダイヤ9
+(ブロック)48+(DFに定評)2
333 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 01:02:47 ID:Ovft1v0E
>神の3Pシュート→ ハート2 +(シュート)52=54
>池上のブロック→ ダイヤ9 +(ブロック)48+(DFに定評)2=59
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がブロックに成功
バチィッ!!
池上の手が神の放った3Pシュートを止める。
神「なッ!?」
それを観客席で見ていた湘北の三井がつぶやく。
三井「慌てちまったな、神の奴。フェイントのひとつでもかければいいものを」
赤木「ここまで池上の守備に完璧に3Pシュートを抑えられていたんだ。このチャンスをものに
したくて焦るのも仕方あるまい」
赤木が相槌を打つ。コート上では、自分が弾いたボールに池上が追いついたところだった。
武藤「待ちやがれ!!」
その池上にチェックに行ったのは、牧がインサイドに入ってきたのを見て、下がり気味の位置に
ポジションを取っていた武藤だった。
池上(武藤程度なら俺でも抜ける!)
武藤(池上程度なら俺でも止められるさ!)
334 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 01:03:29 ID:Ovft1v0E
先着2名で
(攻撃側)
池上のドリブル→ ! card+(ドリブル)51−(DFのみに定評)2
(守備側)
武藤のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)50
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側が守備側を抜き去る!
−1,0,1→左から(仙道がフォロー)(せりあい)(牧がフォロー)
≦2→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
武藤のマークがダイヤの時、「影がない」が発動し数値に+4されます。
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
***
勘違いがありました。神のシュートは54、池上のブロックは50でした。古いデータを見てました。
結果は変わらないのでこのまま続けます。
335 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 01:04:13 ID:???
池上のドリブル→
ダイヤ8
+(ドリブル)51−(DFのみに定評)2
336 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 01:04:22 ID:???
池上のドリブル→
スペード3
+(ドリブル)51−(DFのみに定評)2
337 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 01:11:40 ID:???
武藤のディフェンス→
クラブQ
+(ディフェンス)50
とったあ!
338 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 01:12:03 ID:???
武藤のディフェンス→
クラブ7
+(ディフェンス)50
339 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 02:17:13 ID:Ovft1v0E
>池上のドリブル→ ダイヤ8 +(ドリブル)51−(DFのみに定評)2=57
>武藤のディフェンス→ クラブQ +(ディフェンス)50=62
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦2→守備側がボールを奪う!
高頭監督が神妙な面持ちでコート上を見守る。
高頭(頼む、武藤。ここは絶対に止めてくれ)
魚住の得点で試合の流れが傾きかけたこのタイミング、神のシュートを止められてからの失点は
完全に陵南に勢いに乗らせてしまう。そうすれば前半の間に海南が逆転することは難しい。
高頭(それはすなわち、県大会敗退にリーチがかかるということ。それだけは食い止めたい!)
今、海南の県大会出場は武藤に懸かっていると言っても過言ではなかった。
高頭(……武藤か)
高頭監督は武藤が入学してきた頃のことを思い出していた。
340 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 02:18:04 ID:Ovft1v0E
海南大附属高校では毎年優秀な成績を上げるバスケ部をサポートするために、歴代監督に選手を
スカウトする権利が与えられていた。そして、それは高頭監督も例外ではない。しかし、彼は
その権利を使うことはほとんどなかった。
「選手は育てるものだ。集めるものではない」
それが教育者としての高頭監督の信条だった。もちろん、名門である海南には放っておいても
各中学校のエース級が集まってくるから言える言葉でもあるのだが。
高頭監督がスカウトの権利を使ったのは今までに2回だけである。ひとりは今年入学した横島。
高校時代からの先輩である宮益医師の強引な推薦を断りきれず、入学させた。
そして、もうひとりが武藤である。
武藤もやはり宮益医師の推薦で入学させた選手である。どこで見つけてきたのか知らないが、
各中学からエースが集まる海南バスケ部の新入部員の中で、武藤は群を抜いて下手だった。
牧に敵わないのはもちろん、高砂にゴール下で吹き飛ばされ、小菅にドリブルで抜かれ続けた。
そして、いつからか他の選手の練習にならないからとコートの隅で練習するようになった。
屈辱だったが、それでもバスケ推薦で入った武藤はバスケ部を辞めることは出来なかった。
見かねた高頭監督は、毎日付きっ切りで武藤にバスケを教えたのだった。そして、厳しい練習に
新入部員が辞めていく中、武藤は成長し、2年の終わりにはレギュラーになったのだった。
341 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 02:18:48 ID:Ovft1v0E
ほんの一瞬だったが、当時の武藤を思い出し、苦笑する高頭監督。
高頭(あの頃は変な癖がついていて修正するのが大変だったな。女好きなところはさすがに
直せなかったが)
コート上では池上がドリブルで抜きにかかったところだった。苦手な攻めであったが、池上の
ドリブルはサマになっていた。相手が武藤ということで余裕があったのかもしれない。
武藤(ナメんじゃねえ!!)
しかし、この時の武藤は気合いが入っていた。彼もこのプレーの重要性が分かっていたのだろう。
武藤(俺をここまで育ててくれた高頭監督の恩に報いられないでどうすんだよ!)
どうしようもないくらい下手くそだった武藤が神奈川の王者・海南バスケ部でレギュラー争いに
加われたのは全て高頭監督の指導の賜物である。しかし、それでもレギュラー争いに敗れた。
しかも、今年入ってきた初心者の1年に。
武藤(ここで仕事が出来なけりゃ、俺はただのお荷物じゃねえか!)
絶対に止める、その気持ちが武藤を突き動かす。
池上(コイツ……こんなに上手かったか!?)
技術ではない。武藤は気迫で池上からボールを奪う。
高頭(宮益先輩。あなたが連れてきた変な男は海南に必要な男になりましたよ)
高頭監督は目頭が熱くなるのを感じた。
342 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 02:19:09 ID:Ovft1v0E
武藤「っしゃあ!!まだまだ海南の攻撃チャンスだ!」
しかし、前から植草が近づいてきている。
植草「……」
武藤(どうする?)
先着2名で
武藤の作戦→ ! card
植草の読み→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(武藤)
カードのマークが……
ダイヤ→神にパスだ!
ハート→牧にパスだ!
スペード→翼にパスだ!
クラブ→ドリブルだ!
JOKER→ここからシュートだ!
(植草)
ダイヤ・ハート→パスと読む。
スペード・クラブ→ドリブルと読む。
JOKER→相手の行動を読む。
343 :
キャプテン岩見
:2009/09/21(月) 02:22:21 ID:???
武藤の作戦→
ハート3
344 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 02:26:20 ID:???
植草の読み→
ダイヤ9
345 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 02:26:53 ID:???
今夜はここまでです。お付き合いありがとうございました。
植草のカードも引いてあげてください。
346 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 02:28:00 ID:???
とか書いている内に引いていただきました。
お騒がせしてすみませんでした。
では、おやすみなさい。
347 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 02:49:08 ID:???
乙でしたー
348 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 11:45:31 ID:TC5YTj1g
>武藤の作戦→ ハート3 →牧にパスだ!
>植草の読み→ ダイヤ9 →パスと読む。
コートのほぼ中央でボールを奪った武藤。武藤のシュートレンジまではまだ遠い。
武藤(ここからドリブルで切り込むのは合理的じゃねえな)
パス相手を探してコートを見渡す。
武藤(こういう時に頼れるのは、やはり牧しかいない!)
牧へのパスを選択する武藤。しかし、植草もそれを読んでいる。
植草(きっと自分で持ち込むことはしない。パスでくるはず……なら、相手は牧さんだ)
武藤が牧に向かって出したパスに植草が反応する。
349 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 11:46:12 ID:TC5YTj1g
先着2名で
(攻撃側)
武藤のパス→ ! card+(パス)49
(守備側)
植草のパスカット→ ! card+(パスカット)49
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側のパスが通る!
1、0、−1→左から(翼がフォロー)(せりあい)(中山がフォローしてシーン終了)
≦−2→守備側がボールを奪いシーン終了
***
植草のマークがダイヤの時、明鏡止水が発動し数値に+5されます。
350 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 11:46:57 ID:???
武藤のパス→
ハートJ
+(パス)49
351 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 11:55:16 ID:???
植草のパスカット→
クラブ8
+(パスカット)49
352 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 12:09:38 ID:TC5YTj1g
>武藤のパス→ ハートJ +(パス)49=60
>植草のパスカット→ クラブ8 +(パスカット)49=57
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側のパスが通る!
植草(と、届かない!?)
牧へのパスと読み切り、武藤がボールを放すよりも早く動いていた植草は完全にカットできる
つもりでいた。しかし、実際にはボールに触れることが出来なかった。まるでボールが植草を
嫌がるように手から離れていくように感じた。
高頭(非科学的な言い方だが、これが『気持ち』の強さだ!)
武藤「(海南の勝利……全国出場のために俺が出来るのはここまでだ)牧、あとは任せた!」
牧「おう!」
パスを受けた牧が応える。
仙道「せっかくいい流れがきてるんだ。ここはやらせませんよ」
ドリブルで切り込もうとする牧の前に仙道が立ちはだかる。
牧「悪いが、武藤がつないでくれたこのボールは絶対にリングに通してみせる」
牧が仕掛ける。
353 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/21(月) 12:11:52 ID:TC5YTj1g
先着2名で
(攻撃側)
牧のドリブル→ ! card+(ドリブル)57
(守備側)
仙道のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)53
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る!
1、0、−1→左から(翼がフォロー)(せりあい)(中山がフォロー)
≦0→守備側がボールを奪う!
【補足・補正】
接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。
偶数の時は攻撃側の反則になります。
***
昼の部はここまで。余裕があればまた夜にお会いしましょう。
354 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 12:13:48 ID:???
牧のドリブル→
JOKER
+(ドリブル)57
355 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 12:22:41 ID:???
仙道のディフェンス→
ダイヤ10
+(ディフェンス)53
356 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 14:20:14 ID:???
これが本当にカード運に見放されていた牧と同一人物なのかっ・・・!?
357 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 20:45:43 ID:???
牧自身県大会でここまで追い詰められた経験はないだろう
それが土壇場まで追い詰められてしまったから
火事場の何とやらを発動させてしまったんだろうな
普通ならどこぞの監督みたいにキレてしまうところだが
やっぱり牧さんは器が違うぜ
358 :
森崎名無しさん
:2009/09/21(月) 23:11:51 ID:???
やはり牧さんは格が違った
359 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 00:29:02 ID:???
私事ですが……
9月23日をもちましてTSUBASA DUNKも初投下から1周年を迎えることが出来ました。
それもひとえいつもご参加いただいている皆様のおかげです。ありがとうございます。
また、スレや板を管理していただいている698様、刺激をくださる各スレ主様にも感謝です。
1年前から比べると更新頻度や勢いが減りつつありますが、きちんとした形で終われるまでは
這ってでも続けますので、これからもご声援をいただければ幸いです。
360 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 00:52:41 ID:???
応援してるでがんばれー
361 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 00:53:46 ID:IsV/+Byc
>>356
もしかしたら本当に別人かもしれませんよ……いや、そんなことないですが。
>>357
だいたいそんな感じで進めます。パクったわけではないですよ!まあ、参考には……
>>358
これが続けばいいのですが。
>>360
あざーす!!
***
>牧のドリブル→ JOKER +(ドリブル)57
>仙道のディフェンス→ ダイヤ10 +(ディフェンス)53
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→攻撃側がドリブルで抜き去る!
武藤からのパスを受け取った牧。しかし、前には仙道が立ち塞がる。
田岡(俺は信じてる、仙道は牧をも越える逸材だと!)
陵南の監督、部員たちの期待が仙道に集まる。コート上での存在感では、すでに仙道は牧と
同格であった。その様子を見ていた観客席の翔陽の選手たちも興味を示していた。
藤真「仙道は予選トーナメント決勝で瑞穂の藤原、そして決勝リーグの第1戦で俺とマッチ
アップしてきた中ですごい速度でPGとして成長してきた。おそらくこの試合に照準を
合わせてきたんだろう。そして、田岡監督の期待通り、ついに追いついた」
花形「仙道が牧に、か?」
高野「じゃあ、ここは仙道が止めるってのか?」
藤真「いや……」
高野の言葉をすぐに否定する藤真。
藤真「陵南が追っていたのは去年の牧にすぎない。今年の牧はさらに成長しているんだ」
今年の……今の牧と互角に闘えるのは自分だけと藤真は言いたげだった。
362 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 00:54:30 ID:IsV/+Byc
田岡「今の仙道なら牧を止められる!」
魚住「牧を倒せ、仙道!!」
仙道が腰を低く構え、ドリブルで抜かせまいとする。その姿にはコート上の、いや体育館内の
誰もが隙がないと思った。ただ2人を除いては。
牧・藤真「甘い!!」
ダム!
牧がドリブルで仕掛け、仙道の横を抜けていく。
魚住「あっ!?」
観客「ズバッときたァ!!」「隙なんてなかったぜ?」「よくあの仙道を抜けたな!?」
観客たちのどよめきに体育館が震える。
田岡「牧にしか見えないほんのわずかな隙があったのか?」
相田「上には上がいる……」
仙道を抜いた牧はさらに切り込んでいく。
牧(俺が持ち込んでもいいが……)
363 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 00:54:55 ID:IsV/+Byc
先着1名で
フィニッシュ!→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
カードのマークが……
ダイヤ・ハート→フリーの神にもう一度3Pシュートを打たせる!
スペード→翼にシュートさせるか。
クラブ→自分で持っていくぞ!
JOKER→田辺の目が力強く光っている……ような気がする!?
364 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 00:55:21 ID:???
フィニッシュ!→
ハート2
ムァキ!
365 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 00:55:54 ID:???
超妥当
366 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 01:04:50 ID:IsV/+Byc
>フィニッシュ!→ ハート2
>カードのマークがダイヤ・ハート→フリーの神にもう一度3Pシュートを打たせる!
陵南の選手たちの注意が、ゴール下に切り込んでいく牧に集まる。
魚住「止めるぞ、中山!」
中山「はい!(神奈川bPか……今の俺がどれだけできるか、思いっきりいくだけだ!)」
池上・仙道「頼む、止めてくれ!」
植草(魚住さんがブロックしてこぼれ球になるかもしれない。ゴール下にフォローにいこう!)
その視線に牧も気付いていた。そして、3Pラインの外でフリーになっている神にも。
牧「神、決めろ!」
パシッ!
牧からのパスがフリーの神に通る。
魚住「しまった!」
中山「外か!?」
植草(そうか、海南には3Pシュートがあるんだ)
牧の圧倒的な存在感に、陵南の選手たちは牧以上にフリーにしてはいけない選手のことを忘れて
しまっていた。3Pシューターのいない陵南では仕方のないことかもしれないが。だが、それが
陵南が海南に劣っている最大の部分でもあった。
367 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 01:07:45 ID:IsV/+Byc
そして、神が余裕をもって3Pシュートを放つ。
宮益「よし、きれいなフォームだ」
ベンチでは神の師匠である宮益が満足気につぶやく。そして、ボールは……
先着1名で
神の3Pシュートは入るかな!?→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。
数値が
≧4 ゴール!得点に!
≦3 リングに弾かれ、リバウンド勝負に!
※フリーのためシュート補正に+2されています。
***
短いですが、今日はここまでです。これからもよろしくお願いします。
368 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 01:08:05 ID:???
神の3Pシュートは入るかな!?→
ハートJ
乙でしたー
369 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 01:08:31 ID:???
乙でした
370 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/09/24(木) 01:27:03 ID:???
一周年乙ですー。
ここの翼は応援したくなると言われておりまして…やっぱり私も応援してますw
翼もすっかりレギュラーとして定着してきた感がありますが、まだ1年なんですよね。
2年となってからの新入生も楽しみですし、3年の「キャプテン翼」も本当に楽しみです。
……でもたまには家族麻雀とか横道に逸れてもいいよね!
これからも応援してます。ダンクさんがんばれ翼がんばれ横島がんばれ! …スレ汚し失礼しましたー
371 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 18:37:10 ID:vRZXiBU6
>神の3Pシュートは入るかな!?→ ハートJ
>数値が≧4 ゴール!得点に!
ボールが指から離れた瞬間、神は無意識に拳を握っていた。
神(入った!)
大人しい神にとっての精一杯のガッツポーズである。そして、ボールは神の期待通りの軌道を
描き、リングに収まる。
スパッ!!
海南の得点に3点が加算される。3Pシューターのいない陵南にとっては重い3点である。
花形「これで海南が逆転か」
高野「しかし、藤真の言うとおり本当に牧が勝ったな。やっぱりライバルのことはよく分かる
ってことだな」
藤真「牧が神奈川bPと呼ばれているのは頂点に君臨し続けているからではない。常に一番前を
走り続けているからなんだ。誰よりも速い速度で」
永野「誰よりも……藤真よりもか?」
高野(ば、馬鹿ッ!余計なこと訊くなよ。藤真のプライドが傷つくだろ)
藤真「去年までは負けていたかもしれない。だが、この1年は俺の成長の方が早かった。それを
明日の試合で証明してみせるさ」
長谷川(上手くなる以上に藤真は強くなった。この1年で。今なら牧を倒せるかもしれない)
372 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 18:39:46 ID:vRZXiBU6
コート上では得点のきっかけを作った武藤と、神にパスを送った牧が向かい合っていた。
三井「今のプレーはあの武藤のポジショニングがよかった。地味に超ファインプレーだぜ」
観客席では湘北が今のプレーを振り返っていた。
赤木「ああ。神に田辺がパスを出す前に、牧がインサイドに切り込んだ。その時にSFの武藤は
最悪の場合を想定して下がった。それが功を奏し、陵南に渡ったボールを再び奪い返す
ことが出来たんだ」
三井「あの武藤って奴。攻撃好きなイケイケのタイプだと思っていたが、やるじゃねえか」
宮城「ウチの真性のイケイケSFじゃ、戻ってはくれないでしょからね」
先輩たちはニヤリと流川の方を見る。
流川「むっ……」
再びコート上。
牧(武藤……)
牧は武藤と出会った頃を思い出していた。牧が初めて武藤を意識したのはたまたま同じチームに
なった1年生同士の紅白戦だった。
牧(あれは入学して間もない頃だったな)
入部してすぐに牧はレギュラー組と行動するようになったので、それは4月の早い時期だった
ことが分かる。
牧(あの時もちょうどこんな場面だった)
373 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 18:41:55 ID:vRZXiBU6
牧が相手ゴール下にドリブルで切り込んでいく。ゴール近くには味方のセンターと武藤がいたが、
それまでの試合の経験で彼らにパスを出すより、自分で持ち込んだ方が成功率は高いと判断し、
相手PF(小菅)をドリブルで抜くとセンター(高砂)のブロックをかわしてシュートを決める。
スパッ!
味方が牧のプレーを褒め、相手チームも牧にやられるのは仕方がないと諦める中、武藤だけが
牧に喰ってかかる。
武藤「牧よォ、テメェの仕事はボール運びじゃねえのかよ!?ひとりでバスケが出来るなら
チームなんていらねえだろ!」
牧「だが、相手チームのゴール下とウチを比べたら正直に言ってこっちが劣るからな。成功率の
高いプレーを選択することがいいPGの条件だと俺は思っている」
武藤「違う!いいPGは味方の実力を引き出せるパスを出せる選手なんだよ。今のだってお前が
向こうのPFを抜いた時に俺がフリーだったじゃねえか。相手Cもお前に意識が行ってたし
俺にパスをくれれば決められたぜ」
味方C「まあまあ、いいじゃねえか。牧がちゃんと決めたんだし。それにフリーだって武藤じゃ
外す可能性があるだろ」
牧「そう言うことだ。シュートしたって入らねえ奴は、俺が切り込んだらさっさと下がって
フォローにでも回ってくれよ」
やれやれと両手を上げておどけて見せる牧。
374 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 18:42:54 ID:vRZXiBU6
武藤「ムァキ!!」
ガコッ!!
武藤の右ストレートが牧を目掛けて飛んだ。しかし、牧はそれをかわすとカウンターぎみに
左フックを合わせていた。
武藤「この屈辱は忘れねえ……」
そう告げて、アゴを見事に打ち抜かれた武藤は気を失ったのだった。
牧(変な奴……)
そして、話は現在に戻る。
武藤「『シュートしたって入らねえ奴は、俺が切り込んだらさっさと下がってフォローにでも
回ってくれよ』だったよな」
「俺はしつこいんだ」と続けて言うと、武藤はニヤリと笑う。
牧「チッ、覚えていたのかよ。……武藤、知ってるか?俺は神奈川bPのPGだぜ」
武藤「ん?……ああ、そうだな」
牧「誰よりも味方の実力を引き出せるPGだってところを見せてやるよ。最高のパスを送って
やるからちゃんとついてこいよ」
武藤「プッ……お前もしつこいな」
アハハと声を上げて2人は笑った。
375 :
TSUBASA DUNK
:2009/09/24(木) 18:43:37 ID:vRZXiBU6
>>370
温かいお言葉ありがとうございました!いつも翼を応援いただきありがとうございます。
2年生からはキャプテンを目指して派閥争い、好感度の上下などが入ってくる予定です。
たまに横道に逸れるでしょうが、これからもよろしくお願いします!
***
分岐も判定もないですが、今日はここまでです。では、また〜。
376 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 19:31:27 ID:???
こういうちょっとした話が上手いなぁ
乙でした
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