キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】

1 :TSUBASA DUNK:2009/08/27(木) 14:21:22 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界で翼がバスケットボール選手
として成長していく物語です。基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったり、
ダイスを転がしてもらったりします。

※ローカルルール
カードを引いたりダイスを転がしたりする際、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。
ご了承ください。なお、行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

また、中の人はバスケ未経験者です。知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。

〜あらすじ〜
中学サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、未練を残しながらも医者の勧めでバスケをすることに。
しかし、超高校級プレーヤー達との出会いから、次第にバスケの面白さ、奥深さに魅せられていく。
進学した海南大付属高校でレギュラーの座を掴み、いよいよ県大会決勝リーグに乗り込むが……

291 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:23:51 ID:???
今日はこれから飲み会で続きを書けません。
試合の途中で割り込ませて読みにくくなるかもしれませんが、書きためておいた
「キャプテン森崎外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜」を披露させていただきます。
よろしくお付き合いください。

***
(前スレ最後から)

点を取られた直後に「楽しんでいこう」と叫ぶ翼を見て、南葛高校の選手たちは面食らった。

井沢「翼ってそういうタイプじゃないよな?」

高杉「どっちかって言うと、勝負に拘る奴だろ」

滝「サッカーの楽しさは、相手に勝つ楽しさって感じだったんだけどな」

石崎「でもよ、出会った頃はあんな感じだったぜ。まあ、それでも勝負には拘ってたけどさ」

鳩が豆鉄砲をくらったような顔で自分のことを見てくる南葛メンバーに気付き、翼は苦笑する。

翼(俺が中学時代とキャラが違うとでも思ってるのかな?自分でもまだ違和感があるけどね)

翼にサッカーを楽しむことを教えてくれたのは、いや思い出させてくれたのは熱海温泉高校に
入学した時、つまり翼が1年生の時の3年生部員たちだった。

翼(あの頃は……)

292 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:24:27 ID:???
(回想〜高校入学当時〜)

中学時代、森崎にキャプテンの座を取られ、また試合での活躍の機会も奪われることが多かった
翼は次第に「勝ち」に貪欲になっていった。相手選手からボールを奪うこと、点を取ること、
試合に勝つこと。時には味方からすらもボールや活躍の機会を奪った。

「自分が活躍して、試合に勝つことがサッカーの楽しさ」

そういう考えに辿り着くのも仕方がないことだった。怪我でまともにサッカーが出来なくなった
ことで、高校入学当時の翼の思考はさらに暗いものになっていた。

翼(それでも、俺はサッカーから離れられない……)

そして、サッカー部の門を叩く。熱海温泉高校サッカー部は県内最弱と言っても過言ではない。
万年1回戦負け……いや、年によっては人数が揃わず大会出場すら出来ないこともあった。

翼(でも、そういうチームだからこそ俺が出場できる可能性もあるんだ)

ボールに触れるだけで激痛が走る翼のような人間を部員として受け入れてくれ、さらに試合に
出場できそうなチームは県内ではここしかなかった。

293 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:25:52 ID:???
翼が入部した時、サッカー部員は2・3年生の9人しかいなかった。

主将「うちの学校は温泉旅館の関係者が多くてな。みんな家の手伝いだ、修行だで部活なんて
   やってる暇もないって奴が多い。だから、必然的に部活動が寂れる」

翼「でも、9人じゃ試合も出来なかったんじゃ……」

主将「試合なら3月まではたまにやってたよ……まあ、野球のだが」

翼「や、やきゅう!?」

翼は久しぶりに大きな声を出した。こんなに大きな声を出したのは、怪我して以来初めてでは
ないかと、後で思った。

主将「さっきも言ったが、ウチの学校は部活をやる人間が限られている。野球部を作っても、
   サッカー部を作っても人数が足りない。だがら2つを1つにして両方やってるのさ。まあ、
   春先までは9人しかいないから野球が専門になっていたがな」

翼(野球もやらないといけないのか……?)

主将「野球は苦手か?野球はサッカーより選手の数が2人少ない。出たくなかったら出なくても
   平気だ。お前は足が速そうだから代走だけでもやってくれれば助かるかもな」

翼「それくらいならご協力できるかと……」

話を聞いて翼は思った。これは大変な学校にきてしまったものだと。

294 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:26:33 ID:???
いざ部活が始まってみるとさらに翼はさらに呆気に取られることになる。

翼(練習だって言ってたけど、これがサッカー!?)

そこで繰り広げられていたのは翼の知っている「サッカーの練習」とは全く別のものだった。

翼(技術もさることながら、内容が……)

彼らのサッカーの技術は小学生の時の翼と比べても互角以下だったかもしれない。だが、そんな
ことは問題ではなかった。彼らはそれぞれが思い思いのことをしていた。リフティングばかり
している者。どれくらい遠くから、ゴールにシュートが届くか試す者(しかも枠に入らない)。
なんの効果があるのかという練習に励んでいる者ばかりだった。

翼(これじゃ、上手くなるはずもない。これが……今の「俺がいる場所」なのか)

そんな先輩や自分といっしょにサッカー(野球)部に入った同級生数人を横目に、翼はひたすら
ランニングを続けた。すっかり春らしくなった日差しを浴びて、大量の汗が流れた。頬が濡れて
いたのも、きっと汗のせいだろう。

295 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:27:46 ID:???
ある日、ひとりの先輩が翼に声をかける。

先輩「なあ、お前って中学時代すごい選手だったんだろ?俺にカッコいいシュート決め方を
   教えてくれないか?」

翼「カッコいい……ですか?」

先輩「そうだ。女にモテそうなのを頼むぜ」

さわやかに言い放つと、お世辞にも整っているとは言えない個性的な顔にかかったサラサラの
前髪を左手でかき上げる。

翼「じゃあ、とりあえず亀田先輩のシュートを見せてもらえますか?」

先輩「おう!あと、俺のことはみんなと同じようにガメラって呼んでいいぜ」

翼(なるほど、そんな顔をしているわ)

先輩「名字が『亀』田だからな」

翼「ははは……じゃあ、シュートを見せてください」

ボールを蹴らせる。その蹴り方はまるで初心者だった。足の甲のど真ん中で蹴ったボールは
軌道が安定せず、同じところを狙っているはずなのに蹴る度に違う方向に飛んで行った。

翼「ボールを蹴る時は、もう少し足の内側で蹴るといいですよ。少し親指を立てぎみにして」

ガメラ「こうか?」

翼「いや、立てるのは手じゃなくて、足の親指です」

296 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:28:51 ID:???
翼の指導が良かったのか、ガメラは数日でメキメキ上達した。(それでも上手い中学生程度だが)

翼「ガメラ先輩は左利きだし、シュートだけならかなりの武器になりますよ、きっと」

ガメラ「へへっ……そうか?じゃあ、このシュートを決めればモテるかな?」

ガメラが左足のインサイドで蹴ったボールは右に曲がりながらゴールに吸い込まれていく。

翼(ニコッ)

その様子を見ていた先輩たちが翼のところに殺到する。「自分も上手くなり(モテ)たい」と。
翼は先輩達の要望を聞きながら、それぞれに必要な技術を教えていく。きちんとした指導を
受けたことがなかった者ばかりだったのだろう、見る見る上達していった。最初は遠巻きに
見ているだけだった同級生達もその輪に加わり、翼によるサッカー教室状態になっていた。

部員たちは自分たちが上達していることを実感し、素直に喜んだ。

翼(俺もサッカーを始めた頃はこんな風だったよな。新しいことを覚える度に喜んだっけ)

引退する頃、先輩たちは翼に言った。「お前のおかげで上手くなれたよ。ありがとう」と。

翼「いえ……(俺の方こそ)」

今まで出来なかったことが出来るようになる楽しさ、そして、先輩たちとサッカーをすること
そのものの楽しさを思い出させてくれてありがとうございますとは照れくさくて言えなかった。

297 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:31:55 ID:???
その経験が、こうして県大会決勝に進んできた熱海温泉高校サッカー部の原点だった。

翼(大学生になったガメラ先輩も彼女を連れて応援に来るって言ってたっけ)

大学のサッカー部で数合わせに出してもらった練習試合。得意のシュートで点と彼女を同時に
ゲットしたんだぜと翼に電話してきたのは高校を卒業して間もないゴールデンウィークの少し前
のことだった。それから1年以上になるが、何かある度にガメラは翼に電話をしてきた。

翼(サッカーのことだけならまだしも、彼女の相談とかしてくるのはなぁ。半分はノロケだし)

客席に目をやる。さすがにどこに誰が座っているかまでは分からないが、多くの先輩たちが
会場にきていることだろう。感傷的になりそうなのを振り切り、翼はGKに声をかける。

翼「一之瀬、試合が再開したらいつもどおり自陣でボールをキープして、新田にロングパスを
  出す。キックは任せたからな」

この一之瀬は翼と同じ3年生である。昔はフィールドプレーヤーで、ロングシュートの練習
ばかりしていた。ノーコンだったが、翼がしつこくフォームを矯正したおかげで今では正確な
ロングパスを出すことが出来るようになった。キーパーとしてはイマイチではあったが、翼が
最後列でブロックして、そのボールを一之瀬がクリアーすることで普通のチームのキーパーと
スイーパーの役割を担っていた。

一之瀬「おう、任せてくれよ。それから……」

翼「ああ、チャンスがあったら挑戦してもいいよ」

298 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:32:49 ID:???
そして試合が再開する。

南葛の選手がチェックに来る前に少しずつバックパスでボールを戻していく。その間に新田が
前線に走る。

翼「さすがに新田の足は速いな。よし、一之瀬」

一之瀬「了解!」

そう言い終わる前にGKの一之瀬は前に走っていく。そして、ペナルティエリアの外でパスを
受けるとなんとそのままドリブルで進んでいく。

長野「なにィ!?」

来生「森崎かよ!?」

その姿は南葛高校の選手たちに今はブラジルでプロとして活躍する、中学時代のチームメイトの
姿を思い出させた。

翼(あそこまで非常識なドリブルレベルはないよ。でも、不意を衝かれてなかなかチェックに
  いけないだろ?1回だけの賭けさ)

ドカッ!!

慌てて南葛の選手がボールを奪いに動いた瞬間、一之瀬はボールを蹴り出す。

翼(そうだ、セーフティにいけばいい)

299 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:33:57 ID:???
一之瀬のオーバーラップに気を取られ、南葛はディフェンス陣までやや前がかりになっていた。
その裏のスペースに新田が抜け出す。一之瀬のドリブルにはそういう狙いもあった。

翼(マークマンが決まっていないGKのドリブルには相手の守備を前に引っ張り出す効果がある。
  しゃくだけど、森崎から学ばせてもらったよ)

してやったりという顔の翼とは対照的に南葛の守備陣は慌てる。

高杉「しまった!新田に抜けられた!!」

井沢「なんとしてもパスをカットするんだ!!」

ボールの軌道を追いつつ、下がりながら守備の要の2人が叫ぶ。

300 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:35:09 ID:???
先着3名で
(攻撃側)
一之瀬のパス→ ! card+(パス)14−(30mペナ)0
(守備側)
井沢のパスカット→ ! card+(パスカット)17
高杉のパスカット→ ! card+(競り合い)17
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧1→攻撃側がボールをキープ!
≦0→守備側がボールをキープ!

【補足・補正】
一之瀬のマークがダイヤ・ハートの時、????パスが発動し数値に+5されます。
一之瀬はロングキックの能力が高いので距離ペナルティがかかりません。

***
では、今日はこれだけです。

301 :森崎名無しさん:2009/09/16(水) 17:48:27 ID:???
一之瀬のパス→  スペードJ +(パス)14−(30mペナ)0

302 :森崎名無しさん:2009/09/16(水) 17:49:29 ID:???
井沢のパスカット→  スペード7 +(パスカット)17

303 :森崎名無しさん:2009/09/16(水) 17:56:31 ID:???
高杉のパスカット→  スペード2 +(競り合い)17

304 :森崎名無しさん:2009/09/16(水) 18:35:30 ID:???
完璧に虚をついた形だな

305 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 23:38:59 ID:???
>>304 完全に虚をつけましたね。

飲み会から帰ってきました。本日はこっちがひと段落するところまで進めさせていただきます。
どうぞお付き合いくださいませ。

***
>一之瀬のパス→  スペードJ +(パス)14−(30mペナ)0
>井沢のパスカット→  スペード7 +(パスカット)17
>高杉のパスカット→  スペード2 +(競り合い)17
>(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が≧1→攻撃側がボールをキープ!

実況「熱海温泉高校のGK一之瀬君のまさかのオーバーラップからロングパス!南葛高校の
   ディフェンス陣は思い切り虚をつかれているぞ〜!!」

井沢「だからと言って……」

高杉「新田にパスを通す訳にはいかん!!」

抜かれては新田とキーパーの一条が1対1になってしまうとボールに向かってジャンプする。

実況「井沢くんと高杉くんの2人がここは譲れないと懸命にジャンプ!!」

しかし、無情にもボールは彼らの頭のわずかに上を通り過ぎる。

実況「だが、届かない!!ボールはそのままフリーの新田くんの目の前に落ちた〜!!」

高杉「くっ!!」

井沢「すまん、一条!!」

ゴールエリアの手前に落ちたボールは、強烈なバックスピンがかかっており走ってくる新田に
向かって跳ねる。

306 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 23:41:19 ID:???
出来ればそのパスで相手キーパーの体勢を崩せればと蹴った一之瀬は思っていたが、南葛の
GK一条は冷静にボールを見送り、新田のシュートに備える。

一条(新田はシュートでくる。間違いなく、隼シュートで!)

小学生時代から同じチームで活躍してきた一条には新田がどう動くか分かっていた。そして、
新田も一条がシュートを読んでいることは分かっていた。

新田(すみません、翼さん。たぶん、ドリブルで仕掛ければ点が取れる確率は高いのは分かって
   いるんです。でも、コイツとは一度でいいからきちんと勝負しておきたいんです!)

翼は新田が熱海温泉高校に入学してきた時のことを思い出していた。

翼(新田は言ってたっけ。「高校では違うチームに入って、一条と勝負がしたい」って)

それを聞いた翼は2人に自分とブラジルで活躍する森崎の姿を重ねた。そして、もう森崎から
ゴールを奪えないかもしれない自分の代わりに新田に一条から点を取らせてやりたいと考える
ようになったいた。

翼「新田!思いっきり、撃てぇええええ!!!」

翼の声が聞こえていたかは分からないが、新田はそのままシュートの体勢に入った。

新田「くらえ、一条!これが俺のノートラップランニングボレー隼シュートだ!!」

一条「こいッ!!」

新田の脚がものすごいスピードでボールを捉える。

307 :TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 23:42:16 ID:???
先着2名で
(攻撃側)
新田のノートラ(ry→ ! card+(ノートラ(ry)25+(フリー)2
(守備側)
一条のパンチング→ ! card+(パンチング)22
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→新田のシュートが決まる!
−1、0、1→左から(石崎がフォロー)(中山がフォロー)(味方のJ番がフォロー)
≦2→一条がゴールを守る!

【補足・補正】
一条のマークがダイヤ・ハートの時、鋭いパンチングが発動し数値に+2されます。

308 :森崎名無しさん:2009/09/16(水) 23:47:15 ID:???
新田のノートラ(ry→  ダイヤK +(ノートラ(ry)25+(フリー)2

309 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/09/16(水) 23:47:42 ID:???
新田のノートラ(ry→  スペードQ +(ノートラ(ry)25+(フリー)2
おお、続き来てる! 楽しみにしてましたー

310 :森崎名無しさん:2009/09/16(水) 23:49:15 ID:???
一条のパンチング→  スペード8 +(パンチング)22

311 :森崎名無しさん:2009/09/17(木) 00:00:52 ID:???
に、新田が・・・

312 :TSUBASA DUNK:2009/09/17(木) 00:51:08 ID:???
>>309 楽しみと言ってくださる方の存在が何よりの励みです!ありがとうございます!!

>>311 新田からの伝言です「ピンチの時に頼れる男、新田。この名前を忘れるなよ!」

***
>新田のノートラ(ry→  ダイヤK +(ノートラ(ry)25+(フリー)2=40
>一条のパンチング→  スペード8 +(パンチング)22=30
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→新田のシュートが決まる!

シュィイイイン!!!

一条「は、速いッ!?」

新田のシュートは中学時代とは桁違いの速さだった。それは彼の血の滲むような努力の結晶と
言っても過言ではない。小柄な新田の体では日向のような強力なシュートを目指しても限界が
ある。そこで新田は速さだけを極めたシュートを目指した。脚の振り、インパクトの瞬間からの
足首の使い方、腰や腕の使い方も含めシュートの速度を少しでも上げることに一心不乱に挑戦
してきたのだった。

新田(俺のシュートは高校bPの速さだぜ!)

それに加えて、このノートラップランニング隼シュートでは、前にジャンプする際の推進力を
出来る限りボールに伝える工夫もされている。自分ではボールを蹴れない翼と2人3脚で1年間
研究してきたのがこのシュートなのである。

一条「届け!!(触れさえすれば新田のシュートは軽いから止められるはずだ!!)」

ジャンプした一条が必死に手を伸ばす。

313 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/09/17(木) 00:52:00 ID:2obSROBk
新平「それでは早速コメントの発表に行きます。まずは山森正美ちゃんから
    ★ヒーローの女性形の「ヒロイン」というのにぴったり!
    ★5年生から活躍って、実はお兄ちゃんに比べて天才型?主人公要素たっぷりのヒロイン
    ★おにいちゃん子。他外伝で主役も張る存在感!
   というコメントがよせられています」
山森「えへへ。ヒロインだって」
瀬名「よかったね〜」
白鳥「なんたって他の外伝で主役だもんね!」
山森「私の未来の姿を描いてくれているんだけど、そこでもお兄ちゃんと練習できてないの。ぐすん」
新平「ま、まあその内一緒に練習できる日も来るよ。
    そ、それでは続いて白鳥浪美子ちゃんのコメントです。
    ★おっぱいは神聖な授かり物
    ★巨乳幼女だとォ!
    ★おっぱい!おっぱい!5年生だけど!
    ★成長期のおぱーいを見逃すな!!
    ……と、見事なほどおっぱい一辺倒のコメントだけど……」

白鳥「ふーんだ!」
瀬名「ナミちゃん、ほかにもいっぱいいいところあるのにー」
山森「狐狗狸さんやっつけたり、エッチな男子を退治したり。あ、そうだこのコメントを書いた人を退治にいこうよ」
白鳥「ウン!そうしよう!」
新平「待って待って待って、行くのは構わないけど、瀬名ちゃんの発表が終わってからにしてね」
白鳥「はーい。それじゃ準備体操しておかなきゃ」
新平「……書き込んだ人早く逃げておいてください(小声)
    それでは続いて今川瀬名ちゃんに寄せられたコメントです。
   ★森崎2世期待!
   ★快速のゴールキーパー
   ★アホの子かわいいよアホの子
   ★森崎の系譜を継ぐ次期南葛SC正GK。アホの子だっていいじゃない!
   とのことです」

314 :TSUBASA DUNK:2009/09/17(木) 00:53:09 ID:???
翼(新田の隼シュートは速さだけじゃない)

翼と2人で作り上げた今の隼シュートにはもうひとつの武器があった。それはコントロール
である。日向のタイガーショットや翼のドライブシュートはその威力で相手を吹き飛ばすことも
出来る。なので、キーパーに多少触れられても逆に腕を弾き返してしまう。

翼(でも、新田のパワーには限界がある。だから力勝負を一切諦め、キーパーが苦手なコースに
  超スピードでシュートを放つことに専念させた。それが完成した隼シュートの正体さ!)

ズバァッ!!

新田の蹴ったボールは、ゴールの右下隅に突き刺さる。右利きの一条には非常に取りにくい
コースだった。

実況「き、決まったァ!!新田くんのノートラップランニングボレー隼シュートが南葛から
   ゴールを奪いました!!前半5分の南葛の得点からわずか3分足らずで試合は振り出しに
   戻りました。そして、なんとこれが今大会の南葛高校の初失点でもあります」

一条「くっ……くっそぉおおおお!!!!!」

地面を拳で叩きながら悔しがる一条。彼にとって、今までで最も悔しい失点であった。

実況「2年生ながら静岡bPゴールキーパーと呼ばれている一条くん、悔しそうです」

なかなか起き上がれない一条に中山と浦辺が声をかける。

中山「今のは新田のシュートが完璧すぎた。若島津だって止められないさ」

浦辺「永遠にゴールを奪われないキーパーなんていない。失点しても気持ちの切り替えを早く
   出来る奴こそ一流のキーパーだと思うぜ」

315 :TSUBASA DUNK:2009/09/17(木) 00:54:41 ID:???
中学時代から尊敬する2人の先輩に励まされ、一条はようやく立ち上がる。

一条「くっそー。次はこうはいかないからな、新田……って、あれ?」

自分が起き上がるのを待っているかと思っていた新田は、すでに南葛ゴール前にはいなかった。

中山「新田ならゴールが決まった瞬間、ものすごいスピードで戻っていったぜ」

苦笑しながら中山は熱海温泉高校のゴール前を指差す。そこには翼に跳びついて喜ぶ新田の
姿があった。

新田「やったぜ、翼さん!見てくれましたか、俺のシュート!?」

翼「ああ、見たよ。最高のシュートだった」

新田「いつか、森崎さんからもこのシュートでゴールを奪ってみせますよ!」

翼「うん、頼むよ。ほら、そろそろ試合が再開するぞ。早く前に戻れ」

無理矢理に新田を引き離すと、手であっちに行けと指示する。「はぁい」と気の抜けた返事を
して新田はセンターサークルの手前まで走っていった。そのすぐ奥では岬が嬉しそうな顔で
翼の方を見つめている。

岬(楽しいよ、翼くん。本気で僕たちに勝つつもりなんだね。でも、一度見せたプレーはもう
  通用しないよ。次はどんな奇策を見せてくれるんだい?どんな作戦も全力で叩きつぶして
  あげるよ)

ようやく南葛高校の選手たちは翼を、熱海温泉高校を敵として認めたところだった。

***
次の機会に続く。そして、今日はここまでです。

316 :森崎名無しさん:2009/09/17(木) 00:55:36 ID:???
乙です!
何度もだれか言ってるがこの翼は応援したい

317 :森崎名無しさん:2009/09/17(木) 01:02:00 ID:???
乙でした
凄いかっこいいシーンを楽しんで読んでたら
突然の城山正登場に腹筋崩壊w

318 :森崎名無しさん:2009/09/17(木) 01:02:14 ID:???
岬が大魔王に見えるwww

319 :城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/09/17(木) 01:12:57 ID:???
ああうう。ごめんなさい。誤爆してました。
いいところでいきなり誤爆なんてひどい事を。
すみませんでした。

320 :森崎名無しさん:2009/09/17(木) 02:34:48 ID:???
まぁ、岬がラスボスだよなぁ・・・


てか、シロヤマン乙ww

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0ch BBS 2007-01-24