キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
1 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/01/05(火) 22:45:14 ID:???
このスレは東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
森崎くんを主人公にROMしている人が選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
筆者が登場人物のキャラを把握しきれていない可能性がありますので、
森崎やその他キャラのキャラブレイクがお嫌いな方は視聴は自己責任でお願いします。
あと他の人の選択肢に文句を言わないようにお願いしますね。
レス一つで、中の人は10年戦えます。
【これまでのスレ】
キャプテン森崎×東方サッカー専門スレ
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1211508532/l50
森崎有三が幻想入り 1話目
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1220149252/l50
【中盤急募】森崎が幻想入り 2話目【簡単な(ry】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1221967795/l50
【嫉妬の炎が】森崎が幻想入り 3話目【メラメラと】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1223245696/l50
【メイドメイド】森崎が幻想入り 4話目【イン森崎】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1225926634/l50
【半径20m】森崎が幻想入り5【頑張りスプラッシュ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1227531646/l50
【大口叩くと】森崎が幻想入り 6話目【ダイス行き】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1232628551/l50
【ん…】森崎が幻想入り 7話目【間違えたかしら?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1234873308/l50
【信仰争奪戦】森崎が幻想入り 8話目【勃発!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1240128348/l50
【三スレぶりの】森崎が幻想入り 9話目【サッカー】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1249704514/l50
716 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 16:02:33 ID:W5wJQlks
挑発的な視線を森崎に投げる幽香。
森崎はこの時気づいていなかったが、幽香は「有利」だとは言ったが「勝つ」とは言わなかった。
無論、勝利する自信が無い訳ではないが、勝つと断言できるほど容易い相手でもない。
幽香のこの言葉は、彼女なりの強敵への賛辞であった。
森崎「……ああ、問題ない」
幽香「それは良かったわ。それじゃあ、私を受け入れるのかどうか、そろそろ決めてくれないかしら?
できれば今すぐに。私だって、ここがダメだったら身の振り方を考えなきゃいけないし」
そう言って、幽香は既に冷め切った紅茶を優雅に口に運んだ。
一瞬眉を顰めるが特に文句は出ない辺り、味自体は気に入っているらしい。
森崎「(そうだな。そろそろ日が沈んできたし、ここらが切り上げ時か。
さて、俺の結論は……)」
A 幽香をチームに加える
B 幽香をチームに加えない
*先に「3票」入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
717 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 16:03:23 ID:jNaHrugQ
A
718 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 16:03:51 ID:D9Z6kpN2
B
719 :
小田ジュニア
:2010/03/03(水) 16:03:57 ID:F3qT49+Y
A
720 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 16:04:34 ID:jJ9VqT4w
A
721 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 20:17:30 ID:W5wJQlks
A 幽香をチームに加える
森崎「……判った、是非チームに加入してくれ。これから宜しく頼む」
幽香「ええ、こちらこそ。よろしくお願いするわ、キャプテンさん」
差し出された森崎の手を、やんわりと握り返す幽香。
問題に決着がついたことで、それまで張り詰めていた部屋の空気が一気に緩和された。
中山「ふぅ……上手く話が纏まったようで良かったよ」
中山が開口一番に溜息をつく。
先程からずっと黙って聞いている立場だったが、内心では気が気でなかったのだろう。
メリー「ええ、後は皆に上手く伝えるだけね。どうせそろそろ夕食だし、その時でいいかしら?」
幽香「夕食? 何よ、その時までここに居なくちゃいけないの?」
面倒くさそうな表情を隠しもせずに問い返す幽香。
だが、そんな彼女に対してメリーは更に追い打ちをかけるように続ける。
メリー「……? 何言ってるの、今日からここに住むんでしょ?」
幽香「訳がわからないわ。なんでそうなるのよ」
メリー「なんでと言われても……うちのルールだから、貴方にも従って貰うわよ。ねぇ、森崎?」
森崎「あ、ああ……そうだな(ルールだったか……?)」
722 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 20:20:41 ID:W5wJQlks
家のことになると途端に押しが強くなるメリー。
以前にも「100人くらいこの家に住んでいたら楽しいわね」などと言っていた彼女だが、
仲間になったとはいえ幽香にすら躊躇わずに同居を勧める辺り、どうやらあれは本気だったのかも知れない。
幽香「私はそんなの聞いてないわ、無効よ無効。大体、練習と試合にだけ出ればそれで問題ないでしょ?」
ガタン、と幽香が勢い良く立ち上がる。
付き合っていられないといった感じに首を振り、そのままくるりと背中を向けて玄関へ向かおうとする。
しかし……
メリー「……ねぇ、仲間とは友好的に、でしょう?
大会はもう明後日よ。明日の練習だけで皆と友好を深められるかしら。それとも、もう約束を反故にする?」
もちろん、プライドの高い幽香がそう簡単に前言を撤回するはずが無いという事を見越した上での発言である。
……が、そうとは判っていても彼女相手にここまでの物言いが出来るメリーもまた只者ではない。
中山「(交渉、メリーさんに任せておいた方が良かったんじゃないか……?)」
幽香「……っ!」
一瞬、今にも跳びかかりそうな形相を見せた幽香だったが、
すぐに冷静さを取り戻し、ガン! というとてつもなく大きい音と共に椅子に座り直した。
723 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 20:22:17 ID:W5wJQlks
幽香「……紅茶、冷めてるわよ。早く持ってきなさいよ」
そっぽを向きながら、ずい、とソーサーごとカップをメリーの方へと押しやる。
幽香「部屋の場所は選ばせてもらうからね。あと、勝手に部屋に入ったら殺すわ」
メリー「ええ、判ったわ。それじゃあ改めてよろしくね、幽香」
幽香「はいはい。……もう良いから、早く紅茶」
幽香がしっしっ、と手を振って追い払おうとするのを受け流しながらにっこりと笑うメリー。
こうして、がんばりフォーレスツにまた新たな仲間が加わったのだった……。
*風見幽香ががんばりフォーレスツに加わりました。
724 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 20:23:23 ID:???
_,,... --──-- 、.,_
,..:'"´;;;__:::::::::::::::__::::::::`ヽ.
/´:::::::::::::::`ヽ/´:::::::`ヽ::::::::ヽ
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. ヽ::::;:::::/:::::/:::::;!::::::::;::::::::::::::::::::::i::::::::::::'
/:/:::::;':::::メ、:::/|::::::/!:::::::|::::';:::::::|::::::::::::|
レi:::::::|:::/'i`ト、.|__/ |::::::-!‐;ハ:::::ハ::::::::::|
ヽ、::!;ハ jり ァ‐rァ‐ r |/::::i:::::::::';
ハ:;7 " . 弋_ソノ|:::::::|:::::::::ハ
,イ:::::ト、 、 ゙ /:::::::}:::::/::::|
{::::::|:::\  ̄ /イ:::::;イ:::/::::::ノ
)ノi::::/::i`:::‐rァ、 '´ /_|/>レ'=く:(
i/ヘ/ヽ|;/fヘ、 / ./X:/ ̄`ヾ
〈 /ヽ」こ|_/X.:.;' ',
∨X:/ i.:.:.:.X.:.Xi |
,'X:/ |:.X:.:.:X:.| ノ
ヽ∧ /i.:.:.:X.:.:.:ゝ、_,, -‐〈
\Y `!X.:.:.X',.:.∧ '、
<ヽ |.:.:.:X.:.:∨:/\ |
/Xヽ〉=>―‐<イ/X.`:,ノ
/X.:.:.:/|.:.:.:X.:.:.:X.:|/X.:.:.:X.:';
/X:.:.:X/:.:;X:.:.:X.:.:.:X!.:.:.:X.:.:.:X';
725 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 20:24:24 ID:???
【風見 幽香】(かざみ ゆうか)
所属:今昔幻想郷→がんばりフォーレスツ
配置:MF
特徴:本人の嗜好を表すようなラフプレイ
性格:「大量殺戮も遊びの内」などと嘯くほどの危険人物だが、味方のうちはある程度安心。
概要:花を操る程度の能力を持つ妖怪で、自称・幻想郷最強。
周囲からは凶悪な妖怪と認識されており、人間・妖怪問わず恐れられている。
能力は戦闘向きではないが、純粋な妖力・魔力で他者を圧倒する。
良くも悪くも話題性のある彼女ががんばりフォーレスツに加入したことで物語がどう動くのか、
中の人としても楽しみなところである。
726 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 22:37:52 ID:W5wJQlks
そして、夕食。
新しい仲間である風見幽香のお披露目は、
順調とまでは言えなくとも、概ね大した波乱もなく進もうとしていた。
メリー「どう? お味の方は」
幽香「……悪くないわ」
最初はメリー宅に滞在することに対して不満そうにしていた幽香も、
夕食のために皆が集まってきてからは敵意を振りまくことも無く、今は静かに夕食を楽しんでいた。
ミスティア「(……むむむ)」
メルラン「(だ、だいじょうぶよね? 森崎もへいきって言ってたし……)」
リグル「(う、うん。多分……)」
幽香の席から最も遠いところで、肩を寄せ合うようにして座っているのはFWトリオ。
彼女たちは真っ先に一番離れた席を選んだものの、やはり気になるのかちらちらと彼女の方を横目で伺っている。
幽香の方も一応好意的に接しようと努力しているのか、
そんな彼女たちに文句を言うでも無く、黙って自分に集まる視線を受け入れていた。
森崎「(あっちの方は時間があれば解決しそうだな。どちらかというと、問題は……)」
森崎はFWトリオから視線をずらし、そのすぐ横に座っているレティの様子を伺った。
727 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 22:41:11 ID:W5wJQlks
レティ「……」
彼女はFWの三人のように幽香の方へ目線を向けたりはしていないが、
それでも彼女の方を意識しているのは挙動からも明らかであった。
怯えている、というよりは恐らく警戒しているのであろう。
丁度幽香と3人組の間に座っているのも、いざという時に三人を守れる位置に居たいという事なのかもしれない。
幽香「(全くひどい勘違いよね。
私がその気になったら、たかが雪女が一人間に居ようが居なかろうが、何の関係も無いっていうのに)」
彼女は彼女で、そんなレティに冷ややかな視線を送っている。そして、それがよりいっそうレティの警戒を強めているのだった。
森崎「(ポジション自体は遠いとはいえ、そのうち何とかしなきゃならんかもな……)」
また一つ問題が増えたと頭をかかえる森崎。
しかし、逆に言えば幽香が加入したことによる問題はそれくらいな物だった。
元々幽香に対して偏見を持っていない咲夜と蓮子は特に問題なく彼女を受け入れたし、
中里に至っては彼女を見た途端に覗きの計画を立て始めたので、とりあえず止めておいた。
中山「そういえば……」
食卓を支配していた沈黙を、中山が打ち破る。
それまでそわそわしていた三人組やレティも、一斉に中山の方へと視線を向けた。
728 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 22:43:10 ID:W5wJQlks
森崎「ん、どうした?」
中山「いや、明日はどうするのかと思ってさ。
もう大会一日前だろ? 練習に一日費やすのか、この間みたいに午後だけ練習するのか、それとも自由行動なのか。
皆集まってるし、今のうちに決めた方が良いんじゃないか?」
ミスティア「そ、そういえばそうよね。午前中から練習するなら私も早起きするし……」
中里「特に幽香殿は今日加入したばかりでゴザルからな。最低一度は合同で練習した方が良いのではござらぬか?」
中山の発言を皮切りに、他の面々もぽつり、ぽつりと口を開き始める。
おそらく、皆何か話さなければならないと思っていながらも、何を話せば良いのか判らないといった状態だったのだろう。
中山は、そこに良い話題を提供したというわけである。
森崎「(うーん……幽香の加入っていう爆弾があったとしても、ここまで暗くなるような面子だったか……?
……まぁ良い、とりあえずは明日の練習についてだな。さて……)」
A 明日も一日自由行動。
B 午前だけ練習、午後は自由行動。
C 午前は自由行動、午後は練習。
D 明日は一日中練習。
*先に「3票」入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
729 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:43:54 ID:jNaHrugQ
D 大会近いし
730 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:44:33 ID:7py6W2hM
D
731 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:44:44 ID:???
たしかガッツは全快するんだよね?
732 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:44:48 ID:QV3DERr2
C
733 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:44:57 ID:jJ9VqT4w
D
734 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:45:22 ID:XboElNJ2
D
735 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 22:46:47 ID:???
>>731
ガッツはとりあえず現行では一日寝たら全快ということにしています。
そのうち、ガッツ周りの修正が入ったら変わるかも知れません。
736 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:50:34 ID:???
中里「な、なぜ止めるでゴザルか!
忍びたるもの、死は常に覚悟の上!
任務を果たせず、ならまだしも、
任務を果たさぬは生き恥にゴザル!!」
737 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 23:06:13 ID:???
89のDと噂されるあの双子山は確かに魅力にござる
738 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 23:42:28 ID:???
>>722
メリー最強w
739 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 23:48:31 ID:W5wJQlks
D 明日は一日中練習。
森崎「そうだな……大会も近いし、明日は一日中合同練習にするか。
(全体で練習すれば、その分幽香と他の面子が接する時間も増えるはずだ。打ち解ける切っ掛けになれば良いが……)」
幽香のことも考えた結果、森崎は明日は一日中練習に充てる旨を皆に伝えた。
蓮子「……判ったわ」
中山「少しキツいけど、これまで練習で気なかった分を取り戻さなきゃいけないもんな」
メリー「一日中だと、お弁当作っていかなきゃいけないわね。……咲夜、手伝ってくれる?」
咲夜「別に良いわよ。今日の夕食は殆ど任せきりだったし」
740 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 23:49:34 ID:W5wJQlks
メルラン「あ、お弁当なら唐揚げ……」
ミスティア「……」
メルラン「……じゃなくて、ミートボールがいいわ!」
メリー「はいはい、ちゃんと入れておくわよ」
幽香「(まるで子供の遠足ね……)」
リグル「あー、メルランだけずるい! それじゃあ私は、えっと……」
レティ「食事中に立ち上がらないの。あとリグル、服にソースが跳ねてるわよ?」
夕食の真っ最中だというのに、すでに明日の昼食を巡って騒ぎ立てるFWトリオと、それを横からなだめるレティ。
森崎「(何か、急にいつも通りに戻ったな……もう訳が判らん)」
喧しいのは好きではないが、
それでもこのチームには、さっきのように大人しくしているよりは少々騒がしい位の方が遥かに似合っている。
こちらの苦労も知らずに無邪気にはしゃぐ三人を見て、森崎はそんなことを思ったのだった。
741 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 23:51:08 ID:W5wJQlks
………
……
…
〜メリーの家・森崎の部屋〜
そして、ついに夜。
明日の予定を決めてからは特に大した出来事はなく、
平穏に食事を済ませた森崎は自分の部屋に戻ってきていた。
他の皆も大なり小なりみな疲れているようで、夕食が終わると早々にまた各々の部屋へと引き返していた。
森崎「(とりあえずはあんなもんだろうな……問題は明日からか)」
明日の段取りを頭の中で組み立てながらベッドに腰掛ける。
ちなみに当の幽香はというと、何故か森崎の隣の部屋に住むことになっていた。
森崎の隣を選んだというよりは、おそらく年少組の部屋の近くを避けた結果だろう。
森崎「(それにしても、今日は色々あったな……。
レミリアとの練習試合に、幽香の加入か。流石に今日は疲れて夜練は出来んだろうな。
出来たとしても誰かのコーチくらいだな。そういえば、G番と何か約束していたような気もするが……」
A 誰かの部屋に行く(現在メリーの家に居る人物名を併記してください)
B 練習する(昼より成功率が低いです)
C 夜だけど出歩く(場所、もしくは目的を併記してください) *自由選択扱い
*先に「3票」入った選択肢に決定します。
*23:55:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。
*23:55:00になってから、投票を行ってください。なお、23:55:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」
*つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。
*なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。
742 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 23:53:54 ID:???
訂正。
×他の皆も大なり小なりみな疲れているようで
○他の皆も大なり小なり疲れているようで
大事なことじゃないのに二回言っちゃいました。
743 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 23:55:28 ID:XboElNJ2
B G番のコーチ
744 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 23:57:22 ID:7py6W2hM
B G番のコーチ
745 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 23:58:04 ID:jJ9VqT4w
B G番のコーチ
746 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/03(水) 23:59:28 ID:???
今日はここまで。ふおんなくうきがながれるながれる。
だが、きっと多分なんとかなる……はず。
それでは、また明日お会いしましょう。
747 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:03:16 ID:???
乙でした〜
748 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 00:13:11 ID:???
……と思ってたんですが、特にやる事が無かったのでもうちょっとだけ。
749 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:35:58 ID:???
おぉ
よしみんなきけ
全裸は風邪引くぞ!
750 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 00:49:37 ID:vibCtfbk
B G番のコーチ
妖怪達の時間の到来を恐れ、人里の人間たちが皆寝静まった頃……
森崎とG番は、今朝方レミリアと雌雄を決した舞台であるグラウンドに再び足を踏み入れていた。
メイドG「え、えっと……本当に練習を見てくださるんですよね?」
サッカーボールを両手で抱えているG番が森崎を見上げる。
森崎「勿論そのつもりだが……どうしたんだ、急に」
メイドG「私……森崎様にあんな約束までしていただいたのに、結局後半も全然活躍出来ませんでしたし……。
それに、今日は幽香様も新しくチームに加入されましたから……」
あわあわと顔を赤く染めて何やらまくし立てるG番。
どうやら、彼女の中では幽香が加入したことによって、
ベンチ入り候補筆頭のはずの自分との特訓の約束は自動的に流れることになっていたらしい。
森崎「そうだな……誰か一人がスタメンを外れることになるのは確かだが、別にまだそれがお前と決まったわけじゃないだろ。
俺はこれからのお前の成長によっては今まで通りスタメンで使っていくことも勿論考えているし、
仮にスタメンから外れたからと言って、そこで努力をやめたら本当に終わりだぞ?」
メイドG「そ、そうですよね……」
当たり前のことを森崎に諭され、僅かにしゅんとなる。
だが、自分がスタメンから外れない可能性があると聞いたその一瞬、瞳に僅かな光が灯ったのを森崎は見逃さなかった。
751 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 00:50:48 ID:vibCtfbk
森崎「だが、約束した限りは俺がお前を力づくでも上に引っ張り上げてやる。
たしかに成果は上がらなかったが、一応パチュリーやレミリアに対してちゃんと向かっていっていたみたいだからな」
そこまで言った後、森崎は前に立っているG番を観察し始めた。
口ではああ言ったものの、今のG番の実力はメリーや蓮子よりも遥かに下である。
これを一線級にまで持っていくのは並大抵の事ではない。
森崎「(さて、どうしたものか。とりあえず、優先するべきことは……)」
A ドリブル力の強化
B パス力の強化
C シュート力の強化
D タックル力の強化
E カット力の強化
F ブロック力の強化
G 競り合い力の強化
H 浮き球への対応の強化
I スタミナの強化
J 全体的な強化(当然、特化よりは上昇値が低くなります)
K 性格を叩き直すこと
L その他。何かあればどうぞ。
*先に「3票」入った選択肢に決定します。
*00:55:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。
*00:55:00になってから、投票を行ってください。なお、00:55:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」
*つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。
*なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。
752 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:54:28 ID:???
浮き球強化ができるタイミングって特殊な特訓ぐらいだから選びたいけど
タックル強化の方が即効性ありそうかな
753 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:55:14 ID:E2m7cswE
D
754 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:56:31 ID:XvYLQiO2
K
755 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:57:03 ID:n8LLI1Rg
K
染まれ〜染まれ〜
756 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:58:08 ID:MSN4R+Js
D
757 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:58:26 ID:QTniw4xs
D
758 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 01:16:01 ID:vibCtfbk
D タックル力の強化
森崎「(やっぱり、今すぐ使い物にするにはこれが一番手っ取り早いな。……よし)
良いか? お前の一番の武器はその鋭いタックルだ。だから、今日はまずそれを徹底的に磨き上げる」
そう言って、森崎はG番が抱えていたボールを奪い取ると、肩慣らしにリフティングを開始した。
メイドG「あっ……も、森崎様?」
森崎「ドリブル役は勿論俺だ。ファール以外ならどんな手を使っても良い、まずは俺からボールを奪いとってみせろ」
メイドG「え……でも、今日は疲れてらっしゃるんじゃ……」
森崎「ふん、俺を見くびるなよ。お前の相手なら今の状態でも十分だ」
G番の言葉を遮り、わざと神経を逆なでするような口調でG番と向かい合う。
すると流石のG番も少しムッとしたのか、その端正な両眉が僅かに中央に寄った。
メイドG「それじゃあ……お胸、お借りします!」
森崎「良し。……来い!」
759 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 01:17:10 ID:vibCtfbk
-------------------------------------------------------------------------
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
強気な森崎→
クラブJ
必死なメイドG→
ダイヤQ
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。
二人の特訓カードのマークが一致した場合、数値の合計に+5され、さらにもう一度特訓出来ます。
二つのカードの合計値が
35→メイドG、神になる。 全能力+5、タックル+5 & 必殺タックル習得 & ????習得 さらに……?
31〜33→メイドG、超化。全能力+4、タックル+4 & 必殺タックル習得 & ????習得
26〜30→メイドG、進化。全能力+3、タックル+3 & 必殺タックル習得 & ????習得フラグ
22〜25→メイドG、変身。全能力+2、タックル+2 & 必殺タックル習得
18〜21→メイドG、覚醒。全能力+2、タックル+1 & 必殺タックルフラグ
11〜17→メイドG、パワーアップ。全能力+1、タックル+1
8〜10→メイドG、成長。タックル+1
2〜7→メイドG、成果無し。
760 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 01:18:12 ID:vibCtfbk
-------------------------------------------------------------------------
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
強気な森崎→ ! card
必死なメイドG→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。
二人の特訓カードのマークが一致した場合、数値の合計に+5され、さらにもう一度特訓出来ます。
二つのカードの合計値が
35→メイドG、神になる。 全能力+5、タックル+5 & 必殺タックル習得 & ????習得 さらに……?
31〜33→メイドG、超化。全能力+4、タックル+4 & 必殺タックル習得 & ????習得
26〜30→メイドG、進化。全能力+3、タックル+3 & 必殺タックル習得 & ????習得フラグ
22〜25→メイドG、変身。全能力+2、タックル+2 & 必殺タックル習得
18〜21→メイドG、覚醒。全能力+2、タックル+1 & 必殺タックルフラグ
11〜17→メイドG、パワーアップ。全能力+1、タックル+1
8〜10→メイドG、成長。タックル+1
2〜7→メイドG、成果無し。
761 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 01:18:29 ID:???
強気な森崎→
ハートA
762 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 01:19:24 ID:???
必死なメイドG→
スペードQ
763 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 01:19:38 ID:???
必死なメイドG→
ダイヤJ
764 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/04(木) 01:22:00 ID:???
それでは、今日は本当にここまで。
なんだろう、いつものミスよりやっちゃった感が凄い……。
ちなみにこの夜は、まだこのG番との練習を除いてもあと2シーンあります。
さて……?
765 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 01:28:48 ID:???
必殺タックルが…乙でした
766 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 06:55:33 ID:???
>>736-737
もったいのうござる、もったいのうござる
いざ、幻想郷の花畑!
767 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 13:54:33 ID:???
なんで毎回ミスった時に限っていいカードなんだよ…
768 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/05(金) 00:17:04 ID:udFNBMN6
強気な森崎→ ハートA
必死なメイドG→ スペードQ
11〜17→メイドG、パワーアップ。全能力+1、タックル+1
練習開始から10分程経った頃の事……。
開始当初こそ森崎が持ち前のテクニックでメイドGを翻弄する展開が続いたものの、
次第に試合での疲労が祟り始め、さらにG番の予想外の粘りもあって、徐々にG番が森崎を追い詰めていっていた。
そして、ついに……
メイドG「はぁっ!」
森崎「お? ……おおおおおっ?!」
ズサァァァッ! バチィィィィィィッ!!
G番の大胆なスライディングタックルに対して森崎の反応が一瞬遅れ、つま先がボールに触れるのを許してしまう。
流石に奪うとまでは行かないものの、
異物に触れたボールは森崎のコントロールを離れて、遥か後方へと飛んでいってしまった。
メイドG「あ……や、やった……?」
森崎「弾かれたか……少し時間がかかったとはいえ、今のは中々悪くないタックルだったぞ」
どんどん遠くへと転がっていくボールを眺めながら、G番のディフェンスを評価する森崎。
769 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/05(金) 00:19:42 ID:udFNBMN6
メイドG「ほ、本当ですか……?」
森崎「ああ。もしかすると、俺の調子が万全でも今のは避けられなかったかもしれん。
……この調子だと、案外すぐに六花達に追いつけるかもしれんな」
引っ込み思案なメイドGに少しでも自信をつけさせようと、少々大げさに褒めてやる。
しかし……確かに大げさではあったが、それでも彼は決して嘘は言っていなかった。……不本意なことに。
森崎「(やられたな……本当はもう少し粘るつもりだったんだが。
確かにG番は伸びはしたが、それでも咲夜や六花の域には遠く及ばん。おそらくレティにも負けるだろう。
ということは……認めたくないが、やっぱり俺のドリブル能力が相対的に落ちてきてるって事だろうな。
GKに専念するなら問題ないが、これから先オーバーラップを狙うにはちょっと不安か……)」
不安要素がまた一つ、森崎の肩にのしかかる。
フィールダー達の強化・幽香周辺の人間関係・そして新たに森崎自身の課題。
メイドG「えへへ……あっ、ボール……?!」
森崎「(明後日までに全部やる、ってのはムシが良すぎるだろうな……。幾つかは切り捨てる事も考えるか)」
遥か向こうへ転がっていくボールに気付き、
慌てて追いかけ始めるG番の背中を眺めながら、森崎はそんな事を考えていた。
*特訓の成果で、メイドGの全能力が+1され、さらにタックルが+1されました。
770 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/05(金) 01:27:43 ID:udFNBMN6
森崎とG番がグラウンドで特訓している頃。
蓮子「(……)」
秘封倶楽部の片割れである蓮子もまた、森崎達に続くようにメリー邸を抜け出そうとしていた。
暗い玄関から苦労して自分の靴を探し出し、そのまま靴紐をとかずにつっかけてトントンとつま先で地面を叩く。
5秒で靴を履き終わると、後は予め玄関脇のハンガーにかけておいた、お気に入りの鍔広帽で頭を乱暴に押さえつけ……
メリー「……蓮子? 何処かに行くの?」
蓮子「メリー……」
気がつくと、すぐ後ろに寝ぼけ眼のメリーが立っていた。
不味い相手に見つかった、と蓮子は思った。
普段なら一心同体といっても過言ではないこの親友は、しかしこの場では最も出会いたくない相手であった。
蓮子「別に……ちょっと眠れなくてね、散歩よ散歩。すぐに帰ってくるわ」
メリー「散歩? ……そんなカバン持って?」
メリーが指さす先には、蓮子が部屋から持ってきた少し小さめのショルダーバッグがあった。
……流石にこれを持って散歩という言い訳は無理があったか。蓮子は自分の浅はかさを呪った。
メリー「大体あなた、今日の昼間からちょっと変よ? それに、夕食の時だって……」
蓮子「……」
771 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/05(金) 01:28:47 ID:udFNBMN6
蓮子「……」
続くメリーの言葉を、蓮子は立ったまま黙って聞き流す。
メリー曰く、蓮子が夕食の時にいつものように陽気に振舞っていたら、幽香の受け入れはもっとスムーズに行った筈だったらしい。
大した買いかぶりである。
食事前の音頭取り程度誰にでも出来るし、チームメイトの説得ならそれこそメリーの方が上手くやるだろう。
メリー「まさかとは思うけど、試合で思い通りに行かなかったからっていじけて出て行くなんて……」
蓮子「馬鹿言わないで」
そこだけはきっぱりと否定する。
確かに自分は決して人格者ではないが、しかしそこまで無責任でも無い……はずだった。
メリー「それじゃあ一体どうしたっていうの? お願いだから教えてちょうだい。
私は生憎、友達の様子がおかしいのをただ放っておけるほど人間出来てないのよ」
蓮子「……」
-------------------------------------------------------------------------
蓮子の返答→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します
ダイヤ→「……ここでする話じゃないわ」 メリーを外へと誘う。
それ以外→「それでも放っておいて。これは私だけの問題だから」 メリーを拒絶。
JOKER→何故か、蓮子が突然泣き出した……?
*今日はここまで。
772 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 01:29:07 ID:???
蓮子の返答→
ダイヤ6
773 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 01:29:35 ID:???
乙でしたー
774 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/05(金) 23:31:02 ID:???
すみません、今日はお休みします。
しかし、ここでダイヤとか蓮子は妙なところで・・・・・・。
775 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 23:41:35 ID:???
乙ですー。蓮子とメリーのお話し楽しみにしてます
776 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/07(日) 01:42:22 ID:gFEnuqEM
蓮子の返答→ ダイヤ6
ダイヤ→「……ここでする話じゃないわ」 メリーを外へと誘う。
蓮子がメリーを連れてたどり着いたのは、人里の外れにある空き地だった。
貸地という看板こそ立っているものの、
もう何年も放置されているのかそこかしこに小石が転がり、隅の方では雑草も生え放題になっていた。
周囲に民家は無く、光源は空からの月明かりのみ。
聞こえる音が自分たちの足音しか無いことを確認すると、蓮子は後ろからついてきているメリーを振り返った。
蓮子「……この辺で良いかしらね」
下げてきたショルダーバッグを地面に置き、ジッパーを開いて中の荷物……サッカーボールを取り出す。
メリー「ボール? わざわざこんな所に練習しに来たの?」
練習するならグラウンドに向かうべきなのではないか、と当然の疑問を顕にするメリー。
だが蓮子はその疑問に答えず、ボールを人差し指の上でくるくると回し弄びながら口を開いた。
蓮子「ねぇ、メリー。そもそもの事の発端ってなんだったか覚えてる?」
メリー「……は?」
突然の質問の意図が判らず、間抜けな声を出してしまう。
777 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/07(日) 01:43:26 ID:gFEnuqEM
蓮子「私たちの元に監督から手紙が来た。
でも、私たちはサッカーが出来なかった。だから森崎を呼び出して代わりにサッカーをやってくれって頼んだ。そうでしょ?」
メリー「ああ、その事ね。……ええ、確かにそうだったわね」
蓮子「私が最初に外の世界から助っ人を呼ぼうって言った時、あなたは反対した。
そりゃそうよね、無関係な人間を巻き込む事になるんだもの。
その気になれば友好的な人間や妖怪たちに事情を打ち明けて協力して貰うことも出来たはずだわ。
……でも、結局私は自分の意志を押し通し、あなたを無理やり説得して霊夢に森崎を呼び出させた」
メリー「それは……」
淡々とした蓮子の語りに、メリーは一瞬言葉を詰まらせる。
たしかに自分は当初、外の世界から人間を呼び出すのに反対した。しかし……
メリー「でも、森崎はよくやってくれてるじゃない。
たった二週間と少しであのレミリアに勝っちゃったのよ? 私たち二人だけだったら絶対にこうは行かなかったわ」
蓮子「……そうね、森崎は本当に頑張ってくれてる。それも、本来は自分に何の関係も無いことの為によ。
まぁ、あいつは自分の利益にもなるからやってるんでしょうけどね。完全な善意で動くような性格じゃなさそうだし。
……けど、それでも……」
蓮子の口調が、だんだんと思い詰めたものに変わってゆく。
蓮子「……今日、初めて同じフィールドに立ってレミリアのシュートを見たとき……恐怖で全身が竦んだわ。
そして、同時に安心もした。私があのシュートを受ける立場じゃなくて良かったって……本当にそう思ったのよ。
森崎は好きでGKやってるんだし、レミリアも森崎と勝負したがってたし……それで良いかなって。
けど、その光景を何度も見て……森崎が吹き飛ばされるのも見て……嫌でも自覚させられたのよ。
……あいつをあそこに立たせてるのは私なんだって」
778 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/07(日) 01:44:26 ID:gFEnuqEM
ボールを弄ぶのを止め、俯き気味に話し続ける。
親友であるメリーすら本当に本人かと疑うほどに、今の蓮子は鬱々とした気に満ちていた。
蓮子「こんな話、森崎が聞いたら鼻で笑うでしょうけど……そんなあいつに、私は今まで何かした?
からかったり、冗談を言ってふざけてみたり、変に年上ぶってみたり……。
本来関係ないはずのあいつが頑張ってる横で、私はずっと何もせず遊んでただけ。
そして、その果てが……今日のあのザマよ」
メリー「それは……だって、今までサッカーなんてやった事無かったのよ?」
蓮子「何でやった事が無かったのよ?!
時間はあったじゃない、少なくとも17日間は! それでも私は何もしなかった。
そして、そのツケは当事者じゃない、私じゃない皆が払ってるのよ……!」
隣に立つメリーに掴みかからんばかりの表情で語気を荒くする蓮子。
だが大体言いたいことは吐き出し終えたのか、一つ深呼吸をすると次第に冷静さを取り戻していった。
蓮子「ごめん、メリー。困るわよね、こんな愚痴聞かされても。
でも……どうも、私も一人で抱え込めるほど人間出来てなかったみたいだわ」
メリー「馬鹿言わないで。困るって……聞かされない方がもっと困ってたわよ。
何もしてなかったのは私だって同じじゃない。私の分まで一人で抱え込まれたら、私は一体どうすれば良いのよ。
……まったく、本当についてきて良かったわ。どうせここで一人で練習するつもりだったんでしょう?」
すっと歩み寄り、蓮子が抱えているボールに自分の右手を重ねながら、彼女は言った。
メリー「私も一緒にやるわ、蓮子。……良いわよね?」
779 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/07(日) 01:46:10 ID:gFEnuqEM
-------------------------------------------------------------------------
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
闇属性の蓮子→ ! card
光属性のメリー→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。
二人の特訓カードのマークが一致した場合、数値の合計に+5されます。
二つのカードの合計値が
35→メリー&蓮子、神になる。 全能力+5、得意能力+5 & 必殺技習得 & ????習得 さらに……?
31〜33→メリー&蓮子、超化。全能力+4、得意能力+1 & 必殺技習得 & ????習得
26〜30→メリー&蓮子、進化。全能力+3、得意能力+1 & 必殺技習得 & ????習得フラグ
22〜25→メリー&蓮子、変身。全能力+2、得意能力+1 & 必殺技習得
18〜21→メリー&蓮子、覚醒。全能力+2、得意能力+1 & 必殺技フラグ
11〜17→メリー&蓮子、パワーアップ。全能力+1、得意能力+1
8〜10→メリー&蓮子、成長。得意能力 +1
2〜7→メリー&蓮子、成果無し。
780 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 01:46:39 ID:???
闇属性の蓮子→
クラブQ
781 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 01:46:41 ID:???
闇属性の蓮子→
ハートK
782 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 01:47:11 ID:???
光属性のメリー→
スペードA
783 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 01:48:13 ID:???
ぐあぁ無効引きがよいケース多いな
784 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 01:48:29 ID:???
光属性のメリー→
スペード7
785 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/07(日) 01:51:04 ID:???
すみません、遅くなったので今日はここまで。また明日お会いしましょう。
某動画サイトで東方サッカーの動画を見ていたら、コメントでこのスレの名前が出ててビックリした。
786 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 01:52:42 ID:???
それは良情報!乙でしたー
787 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 12:37:35 ID:???
QとAの組み合わせが2連続www
788 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 12:45:55 ID:???
ブラックジャックでもやるか
789 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 13:54:08 ID:???
>>785
なにィ!?
>>788
test
ダイヤ10
ダイヤ7
790 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 23:26:45 ID:???
>>780-784
こんな時間にこの被りw
…となると
>>590
もベストとは言えないかも知れませんね
791 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 00:02:19 ID:fk8UAwL6
闇属性の蓮子→ クラブQ
光属性のメリー→ スペードA
11〜17→メリー&蓮子、パワーアップ。全能力+1、得意能力+1
蓮子「……ふっ!」
グルッ! スタタタッ! ズシャァッ!!
メリー「……っ?!」
蓮子の変貌は、プレイスタイルにすら現れていた。
今まで彼女が好んでいた派手な大技は一切狙わず、ひたすら基本的な動きの確認のみを繰り返す。
前に立ち、守備に回るメリーを相手に淡々と。何度も、何度も。
メリーは加速度的に動きを良くする親友に内心舌を巻きながらも……どこか、違和感をぬぐい去ることが出来なかった。
確かに、蓮子が真面目に練習するつもりになった事自体は喜ばしいことである。
だが、彼女がそうする動機の第一は森崎に対する負い目なのだ。決して前向きな理由とは言い難い。
メリー「(これで良いのかしら……)」
蓮子「……! そこよっ!」
メリー「ああっ?!」
ザッ! ズサァァッ!!
考え事をしていたメリーはあっさりと蓮子のフェイントに引っ掛かり、突破を許してしまう。
792 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 00:03:38 ID:fk8UAwL6
蓮子「……どうしたの、メリー。調子が悪そうよ」
転がるボールを足の裏で止めてから振り返る。
顔こそは無表情のままだが、その声色は明らかに不満そうであった。
メリー「そ、そう……? 眠いからかしらね、もう大分夜も遅いし……」
蓮子「ふぅん……確かに、これ以上は明日に差し支えるかもしれないわね。今日はこの位にしておきましょうか」
メリーの言い訳に一応納得したのか、蓮子は足元のボールを拾ってカバンを置いた場所へと戻っていく。
カバンまでの距離はほんの数メートル。
しかしメリーは何故か、背中を向けた彼女がそのまま遠くへと去っていってしまうような錯覚に襲われた。
メリー「蓮子……?」
蓮子「何、どうかした?」
メリー「……なんでもないわ。さぁ、早く帰りましょう」
馬鹿馬鹿しい、と己に言い聞かせて蓮子を急かす。
確かに今の蓮子はどこか危うい。しかし、そんな時に隣で支えてこそ友人と言えるのではないか。
友人ために何かを出来る事は幸せだと、彼女は信じて疑わない。
……つまり、メリーという人間はとことん損をする性格であった。
*蓮子とメリーの能力値がそれぞれ上昇しました。
793 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 00:04:38 ID:fk8UAwL6
〜紅魔館・グラウンド〜
そして最後に、夜の紅魔館。
吸血鬼の館とは思えぬほど不気味に静まり返った夜。
しかし、そんな紅魔館にもやはり眠れない者たちが存在した。
それは……
-------------------------------------------------------------------------
蓮子の返答→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します
ダイヤ・ハート→パチュリーと美鈴と朔夜だった。
スペード・クラブ→美鈴と朔夜だった。
JOKER→紅魔スカーレットムーンズのメンバー全員だった。
794 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 00:05:28 ID:???
蓮子の返答→
ハート7
795 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 00:06:02 ID:???
眠れぬ者たち→
スペード3
796 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 00:06:21 ID:???
蓮子の返答→
クラブ10
蓮子?
797 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 00:09:06 ID:???
>>796
超ミスった……orz
しかし、内容には関係ないのでとりあえず
>>794
で進行します。
>>789
能力値などが関係ない純粋な運ゲー判定では、
多少運以外に左右されるミニゲームを採用しようと思ったこともあったのですが……
問題が多すぎてあっさりとポシャりました。
798 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 01:29:20 ID:fk8UAwL6
眠れぬ者たち→ ハート7
ダイヤ・ハート→パチュリーと美鈴と朔夜だった。
その三人が同時に集ったのは決して示し合わせたからではなく、単なる偶然であった。
一人はある者をもう一度地に這わせるために、一人はある者を越えるために、そして一人はただ己の不甲斐なさを恥じて。
パチュリー「それじゃあ始めましょうか。……私は撃つ、あなた達は止める」
けほ、と僅かに咳き込みながらボールを弄ぶのはパチュリー。
喘息持ちということもあり、
普段なら滅多に練習などしない彼女が自主的にグラウンドに立つというのは中々珍しい光景であった。
対するのは、咲夜が抜けた後のスカーレットムーンズゴールを守る朔夜と美鈴。
森崎を越えるという目標を持つ美鈴の横で、朔夜もまた越えるべき目標を見つけていた。
朔夜「(メイド長に……咲夜様に、私は……!)」
最初は主や部下への義務感から、少しでも咲夜との差を縮めようとしていた朔夜。
しかし今では、誰よりも朔夜自身が咲夜に追いつきたいと願うようになっていた。
その胸の内に秘めるのは、大きな憧れと、僅かなコンプレックス。
そして美鈴もまた、目標に向けて決意を新たにしていた。
フォーレスツを抜けてから美鈴はひたすらGKとしての練習に集中し、多少なりとも森崎との差を縮めたつもりでいた。
しかし、実際は……美鈴が一歩を進む間に、森崎は二歩も三歩も先に進んでいたのだ。
……だが、それでも。
799 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 01:30:21 ID:fk8UAwL6
美鈴「(最初から諦めてちゃいけない……。
森崎さんは前の決勝でパチュリー様と互角に戦い、そして今日はお嬢様と互角に戦った。それなら、私だって……!)」
対面でシュートを撃つ準備に入っているパチュリーをキッと睨み返す美鈴。
その胸の内に秘めるのは……果たして。
朔夜「……いけます。いつでもどうぞ」
美鈴「お願いします、パチュリー様!」
-------------------------------------------------------------------------
パチュリーの特訓→! card
朔夜の特訓→! card
美鈴の特訓→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字で分岐します
13→全能力+2 & 必殺技習得!
12→全能力+2 & 必殺技フラグorフラグ昇華
11→全能力+1 & 得意な能力が2つ+1
10〜7→全能力+1
6〜4→得意な能力が2つ+1
1〜3→成果なし。
JOKER→全能力が+3 & 特殊な必殺技習得
800 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 01:30:57 ID:???
パチュリーの特訓→
スペード9
801 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 01:32:09 ID:???
朔夜の特訓→
JOKER
802 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 01:32:33 ID:???
美鈴の特訓→
ダイヤ10
803 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 01:32:43 ID:???
美鈴の特訓→
クラブ7
804 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 01:33:44 ID:???
またメイドが超覚醒したーww
805 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 01:41:39 ID:???
きょ、今日はここまで。
誰ですか全能力+3とか書いたの……いや、私ですがorz
これはヤバい。流石にヤバい。かなりヤバい。
いかに覚醒メイド組では一番弱い方だった朔夜といえどもとんでもないことになる。どうしよう……
ちなみに、特殊練習がこんなに続いたのは、練習試合のメリット(各人の意識向上)です。
それでは、また明日お会いしましょう。
それと、延び延びになりすぎてるので有限実行を。
明日、頂いたネタで前スレ埋めます。
806 :
森崎名無しさん
:2010/03/09(火) 01:57:03 ID:???
超覚醒メイドスレ乙でした!!
807 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/10(水) 00:58:12 ID:???
とりあえず埋めてきました。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1249704514/992-1000
一応リクエストで頂いたネタですが、上手く書けたかと言われると酷いと言わざるを得ない。
もう一度……もう一度私にチャンスを! 次こそは必ず!
808 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 01:04:32 ID:???
乙ですー
・メルラン・プリズムリバー : AA
ここだけ他と違うね
809 :
36=260
:2010/03/10(水) 06:44:51 ID:???
採用して頂きありがたき幸せ。
いや、まさか両方使って下さるとは思わなかったです。
>>260
の方は某忍道入門風で語る図を想像してましたがw
(以前、人気投票結果を某会議気味に進行していたのでネタとしてはアリかなと)
810 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 21:39:43 ID:???
胸のサイズは主さんの好みかな
811 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 22:06:36 ID:???
>>694
こういう時のJOKERは一回こっきりのネタですか?
例のレミリアも元に戻っちゃったですか?
812 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/10(水) 22:18:55 ID:???
>>808
メルランは普通〜大きいと設定する人が多いですね。
でも、彼女は小さくても良いと思います。三姉妹全員貧乳とかで。
>>809
あの形式で胸の大きさを考察するのは無理すぎるのではw
しかし、人気投票って1年前だったんですね……。
あれから試合はレミリア戦のみ。1年で1試合か……そうか……。
>>810
大分好みが入ってますね。
私は大きいのも小さいのも普通なのも全部いけます。雑食です。
>>694
若干デレやすく&内部で好感度が結構上昇してます。
流石に常時アレではまずいかなぁと。もう一回くらいJOKER引いたらそうなるかも。恐ろしい。
813 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 22:36:03 ID:???
>>808
ここのメルランは迷子の妹キャラなので、それに合わせて胸も子供っぽくなっているのではないかと。
814 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/10(水) 22:48:16 ID:???
あ、そうだ。前スレのQ&Aで書くのを忘れていたことを。
Q:妖精ってバカなんでしょ? なんで覚醒メイド達はあんなに頭良さげなの?
A:基本的に自由奔放で群れることをしない妖精がわざわざ宮仕えをしている時点で、
紅魔館のメイド達は妖精たちの中でもかなりの変わり者に属します。
さらに何百人から居る紅魔館のメイド妖精の中で、
咲夜がサッカー用に選抜したほんの一握りのメイドが彼女たちです。
なので、G番もあんな性格ですが全体で見れば結構エリートだったりします。
815 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/11(木) 14:55:24 ID:LEeMa7Wk
パチュリーの特訓→ スペード9
10〜7→全能力+1
朔夜の特訓→ JOKER
JOKER→全能力が+3 & 特殊な必殺技習得
美鈴の特訓→ クラブ7
10〜7→全能力+1
新しく目標を掲げ直し、真剣に練習に取り組む三人。
その中でも、新たに咲夜という目標を見出した朔夜の動きは一際精彩を増していた。
朔夜「(とはいえ、咲夜様はと私の間の壁は厚い……。
特に、時間を操る能力や種族的な身体能力の差はそうそう覆せる物ではない……そこはまず認めるべき。
となると、私が咲夜様に対抗する術は、やはり……)美鈴、こちらへ!」
美鈴「え、ええ!」
ダッ! ズダッ!!
パチュリー「……!」
PA上空で、必殺の賢者の石の体勢に入ろうとしていたパチュリーに対し、二人が同時に飛ぶ。
いかに空中戦に強い美鈴とて、本気のパチュリー相手に1対1で競り勝つのは難しい。朔夜ならば尚更である。
……だが、それが二人なら? 三人ならばどうだ?
朔夜「(足りない所は補い合う。美鈴と……そして部下達と。
咲夜様とは違う方法で咲夜様に追いつく! これが……私の戦い方!)はぁっ!」
美鈴「てやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
816 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/03/11(木) 14:56:29 ID:LEeMa7Wk
ガッ! ドゴォォォォッ!!
パチュリー「ぐっ……?!」
美鈴の飛び蹴りと朔夜のククリが同時にボールへとヒットし、その後ろに居たパチュリーもたまらず弾き飛ばされる。
彼女もまさか撃つ前に弾かれるとは思っていなかったのか、バランスを崩して背中から地面へと落ち……
パチュリー「くっ……ごほっ、ごほっ……」
朔夜「ああっ?!」
美鈴「パ、パチュリー様! 大丈夫ですか?!」
咳き込むパチュリーを見て、慌てて二人が駆け寄ろうとする。
だが、パチュリーはそんな彼女たちを手で制しながら、ゆっくりと立ち上がった。
パチュリー「けほっ……大丈夫よ。
それより早くゴール前に戻りなさい。今のは悪くなかったわ……私も練習し甲斐が出てきたってものよ」
落ちたボールを屈んで拾い、レミリアのようにニヤリと笑って見せるパチュリー。
パチュリー「(たとえ喘息に蝕まれていようと……やるからには勝つ。勝つためには練習する……それだけよ。
……ふふ、おかしいわね。ついこの間までは、サッカーに興味なんて無かったのに)」
すっと姿勢を正し、二人が守るゴールを見据えるパチュリー。
その冷たい水晶を思わせる薄紫色の瞳にはしかし、静かに闘志の炎が燃えていた。
*三人の能力がそれぞれアップしました。
*さらに、朔夜の「紅魔特攻スライディング部隊」が「集団戦術」に変化しました。
*十七日目終了。十八日目へ……。
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