キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】

722 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/03(水) 20:20:41 ID:W5wJQlks
家のことになると途端に押しが強くなるメリー。
以前にも「100人くらいこの家に住んでいたら楽しいわね」などと言っていた彼女だが、
仲間になったとはいえ幽香にすら躊躇わずに同居を勧める辺り、どうやらあれは本気だったのかも知れない。

幽香「私はそんなの聞いてないわ、無効よ無効。大体、練習と試合にだけ出ればそれで問題ないでしょ?」

ガタン、と幽香が勢い良く立ち上がる。
付き合っていられないといった感じに首を振り、そのままくるりと背中を向けて玄関へ向かおうとする。

しかし……

メリー「……ねぇ、仲間とは友好的に、でしょう?
   大会はもう明後日よ。明日の練習だけで皆と友好を深められるかしら。それとも、もう約束を反故にする?」

もちろん、プライドの高い幽香がそう簡単に前言を撤回するはずが無いという事を見越した上での発言である。
……が、そうとは判っていても彼女相手にここまでの物言いが出来るメリーもまた只者ではない。

中山「(交渉、メリーさんに任せておいた方が良かったんじゃないか……?)」

幽香「……っ!」

一瞬、今にも跳びかかりそうな形相を見せた幽香だったが、
すぐに冷静さを取り戻し、ガン! というとてつもなく大きい音と共に椅子に座り直した。


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0ch BBS 2007-01-24