キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【反町一樹の】幻想のポイズン25【憂鬱】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/18(月) 18:01:07 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1262107083/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップではなんと天才・八意永琳率いる永遠亭ルナティックスに3−0で完勝。
MVPをも取り、のりにのる反町であったが、その大会後。
穣子達からチーム内に関する衝撃の事実を聞いてしまうのであった。
永琳「りょ、陵辱された……」
妹紅・輝夜「「友情パワー!!」」
三杉「どういう事なの……」
レミリア「ククク、所詮永琳は小物。次の大会では私がじきじきに出てやる!」
穣子「つまり、このチーム内には今現在不和が生じているんだよ!」
佐野「ゲボォー!?」
???「どうやって育てたらいいんだろう……」
超監督:反町一樹。果たして反町は派閥形成を止められるか、そして佐野はいい加減成長するか!?
幻想のポイズン25スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
859 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/27(水) 23:31:23 ID:???
>>858
変更了解です。
860 :
森崎名無しさん
:2010/01/27(水) 23:33:03 ID:7cT4Kdj2
つまり、三杉には会えないのか・・
でもパッチェさんは戻ってきてるっぽい?
じゃあCで
861 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/27(水) 23:34:56 ID:???
>>860
パチェさんは戻ってきてます。
862 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/27(水) 23:57:21 ID:???
>C.パチュリー+小悪魔に用事がある
======================================================================
美鈴「はい、パチュリー様にご用事ですね。 かしこまりました。
では、どうぞお入り下さい。 パチュリー様から反町さんはお通しするようにと達しが来ておりますので」
反町「どうも、ありがとうございます」
笑みを浮かべて門を開いてくれた美鈴に礼を言いつつ、反町は門を潜り。
そのまま紅魔館の正面玄関、重い扉を開いて中へと入った。
こうして中に入るのは既にそれなりの数こなしているが、やはり絢爛豪華な内装。
そして、真っ赤な高級そうな絨毯はなんとも反町を落ち着かない気分とさせる。
どこかそわそわとしながら、階段を下りて地下へと向かう反町。
特に誰と会うという事もなく廊下を通り抜け、これまた重い扉を開いて図書館の中へと入るのだった。
反町(相変わらず埃っぽい……こんな所にいるから喘息なんじゃないのかな?)
図書館の中に入るなり、鼻を突いたのは古書の匂い。
思わず反町は顔を顰めながらも、本棚の合間を抜けて奥まで向かい……。
今日も変わらず本を読んでいたパチュリーのテーブルへと辿り着いた。
反町「こんにちわ、パチュリーさん」
パチュリー「…………。 ……ああ、反町ね」
パチュリーの正面に立ち、頭を下げて挨拶する反町。
一方でパチュリーは本に目を落としたまま、しばし沈黙を守った後返答をする。
当初は困惑したパチュリーのその振る舞いも、今では反町も慣れたものだ。
席についていいかと声をかけつつ、パチュリーが極僅かに頷いたのを見て椅子に腰掛け。
タイミングを見計らって現れた小悪魔が淹れた紅茶を一口飲み……。
まずは反町にとって気になっていた事を尋ねるのだった。
863 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/27(水) 23:59:40 ID:???
反町「そういえばパチュリーさん、三杉はどうしたんです?」
紅魔ルナダイヤルズの助っ人として外の世界から召喚された選手――三杉淳。
彼の性格からして、普段はこの図書館に篭り。
サッカー関連の書物を読んで過ごしているのかと思ったが、とんと姿は見えない。
思わず疑問を口にした反町だが、それに対してパチュリーはあっさりと驚きの言葉を口にする。
パチュリー「三杉は現在、永遠亭で心臓病の治療を受けているわ」
反町「え……? ……心臓病の……三杉の心臓病の治療ですか!?」
パチュリー「……ええ」
この幻想郷に残るにあたり、三杉を留まらせる為にと提示したパチュリーの条件。
それは、天才サッカープレイヤーである三杉のハンデ――ガラスの心臓を治療させるというものだった。
確かに、よくよく考えてみればあれから既に数週間の時間が経っている。
既に三杉が治療の為に動き、受けていたとしてもおかしくないのだが……。
パチュリー「私は約束は守る主義よ、そんな驚いた顔しないで欲しいわね」
反町「あ、いえ、パチュリーさんを疑ってた訳じゃないんですけど……。
……それで、三杉はいつから治療を!?」
パチュリー「そんなに大声を出さないで、ここは図書館よ。
……三杉が治療を受けたのは竹林カップが終わってから。
そして、退院してくるのは……週明け、月曜日からになるわね」
反町「そんなに早く……?」
パチュリー「担当医は八意永琳。 なら、別段不思議では無いでしょう?」
優雅に紅茶を飲みながら、淡々と言葉を吐くパチュリー。
一方で反町はまだ実感が沸かなかったが……三杉が治療されていると聞き。
むしょうに気持ちが高ぶってくるのを感じていた。
864 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 00:00:50 ID:???
反町(そうか……三杉の奴、心臓病が治るのか……)
そうなれば、三杉は恐らく今まで以上の実力を発揮出来るようになるだろう。
オータムスカイズを率いていく上では強敵となるであろうが……。
しかし、それと同時に全力で三杉と戦えるという喜びも膨れ上がる。
ただ、反町はその感情が、幻想郷に来る前の反町では考えられなかったようなものという事について。
終ぞ気づく事は無かったのだが……。
パチュリー「それで、私に何か用かしら? 話は手短に、端的にお願いね」
反町「え……あ、はい!」
A.三杉についてもっと詳しく聞いてみる
B.霧雨魔理沙について聞いてみる
C.レミリア=スカーレットについて聞いてみる
D.十六夜咲夜について聞いてみる
E.サモナイト石を使ってもらう
F.紅魔ルナダイヤルズに練習試合を申し込む
G.スカウターを使ってみる
H.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※あと2回会話できます。
865 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 00:04:36 ID:SdeagehQ
F
866 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 00:10:01 ID:yo1NFtEg
C うーん…試合もしたいけど…今は練習でしっかり実力つけるほうが先かな?
867 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 00:13:06 ID:6SUNBCJ6
C
868 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 00:18:47 ID:wDKBmLq2
C
869 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 00:32:06 ID:???
>C.レミリア=スカーレットについて聞いてみる
=====================================================================
パチュリー「……レミィについて? 前にも確か、話していた筈だけど……」
反町「うっ……」
確かに、パチュリーの言う通りレミリア=スカーレットについては。
以前、酒商店ベジータの祝勝会の際に聞き及んでいた。
パチュリーはもう一度説明させるつもりなのかとあからさまに不機嫌な顔を浮かべるが……。
反町はもう一度、より詳しくレミリアについて話を聞きたいとお願いをし。
パチュリーは渋々といった様子を見せつつ、面倒そうにその口を開いた。
先着1名様で、
幻想郷最強のFW(現行)→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→レミリア「ぎゃおー!」 何だか幼女が両手を挙げながら部屋に入ってきた!
ダイヤ・ハート・スペード→パチュリー「それじゃあ前に比べてもっと細かい所を説明するわね」
クラブ→レミリア「何だ、私の話か?」 反町の背後に青い髪の幼女が邪悪な笑みを浮かべて立っていた。
870 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 00:33:18 ID:???
幻想郷最強のFW(現行)→
ダイヤ8
=
871 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 00:51:52 ID:???
>幻想郷最強のFW(現行)→ ダイヤ8 =パチュリー「それじゃあ前に比べてもっと細かい所を説明するわね」
===========================================================================================
パチュリー「まず……そうね、言うのを忘れていただろうけれど。
レミィは、見た目に限ってはかなり幼いわ。 あなたのところの妖精よりちょっと大きい程度ね」
反町「……はぁ!?」
パチュリーの話によると、レミリアの外見は人間にして約10歳前後らしく。
性格も年相応に、我侭気質で更には甘いものが好きなのだという。
反町としては、悪魔と恐れられるからには咲夜のような凛々しく。
しかし、威厳のある姿を持った異形の生物を想像をしていたので少々肩透かしを食らった気分だ。
パチュリー「……ただ、力は半端じゃないからその点は注意しなさい。
余程の事をしない限りは無いとは思うけど……失礼を働けば指先一つで首が飛ぶから」
反町(……聞いてて良かったかもしれない)
少々脱力していた反町だったが、パチュリーの言葉を聞いてやはり危険なのだろうかと恐れつつ……。
もしも外見について聞いていなければ失礼を働いていたかもしれないと考え、ほっと一息吐くのだった。
パチュリー「そして、サッカーの話に移るけど……。
そうね……レミィは、一言で言えば幻想郷最強のFWね」
反町「幻想郷最強……魔理沙さんじゃなく、ですか?」
パチュリー「あんなドロボウネズミと比較していたら、レミィが可哀想よ」
反町(泥棒鼠……何だか刺々しい言い方だな、パチュリーさん)
魔理沙の名を出した途端、機嫌が悪くなった様子のパチュリー。
慌てて反町はレミリアについて詳しくと話の軌道修正をし、パチュリーも素直に頷き先を続ける。
872 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 00:53:29 ID:???
パチュリー「まず、レミィは能力的にも間違いなくトップクラス。
八意永琳のような天才的な動きは出来なくとも、攻撃能力は優秀よ」
反町(永琳さんをもっとFW能力に特化させた感じか……)
パチュリー「更にシュートの種類は驚く程豊富……あらゆる位置、ポジショニングからでも打てる。
完全無欠のストライカーね……弱点は殆ど無いわ」
反町(浮き球、それにグラウンダーのシュートも全部出来るって事か)
パチュリー「それに何よりも凄まじいのは……そのプライドの高さと、飽くなき勝利への執念」
そこまで言い切ると、パチュリーは紅茶を一口含み……。
喉を潤してから、どこか遠くへと視線を向けつつ呟く。
パチュリー「彼女の恐ろしい所は、何も身体能力の高さじゃない。
その誇り高き吸血鬼としてのプライドと、それを力にするだけの精神力。
幾らあなたのシュートが彼女に及ぼうとも、彼女がNo.1よ」
反町(誇り高き吸血鬼……か。 ……あれ!? 今、パチュリーさん凄く重要な事言わなかったか!?)
ぽろりと反町のシュートがレミリアに及んでいると言ったパチュリー。
しかし、そのパチュリーはすまし顔をして横をぷいと向きながら言いたい事は言ったとばかりに既に本へと視線を向けていた。
パチュリー「……因みに、面会したいなら話くらいは通すわよ? レミィもあなたに会いたいでしょうしね」
反町(友達であるパチュリーさんから話が通ればレミリアさんも危険じゃない……かな? さて、それはともかくどうしよう?)
873 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 00:54:30 ID:???
A.三杉についてもっと詳しく聞いてみる
B.霧雨魔理沙について聞いてみる
C.十六夜咲夜について聞いてみる
D.サモナイト石を使ってもらう
E.紅魔ルナダイヤルズに練習試合を申し込む
F.スカウターを使ってみる
G.図書館で勉強させてもらう
H.レミリアに面会させてくれるよう頼む
I.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※あと1回会話できます。
※本日はここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。
874 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 00:55:52 ID:yo1NFtEg
A 乙でしたー
875 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 01:01:23 ID:wDKBmLq2
I 本を借りる
876 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 01:04:56 ID:6sKExyaM
I 本を借りる
877 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 01:47:07 ID:mra9I1mU
G
学力鍛えるなら図書館かやっぱり
878 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 02:06:12 ID:xTpBYuW2
G
879 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 02:13:54 ID:6SUNBCJ6
G
880 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 05:40:09 ID:???
ところでコーチングのときにリリー2人を1人ずつ鍛えるのと
リリーブライトになってもらってコーチングするのとどっちが合理的なんだろうか
つーかリリーってチームの崩壊を防いで残留が決定したとしても
スーパーサブに起用するにしても練習で育成するにしても
イマイチ方針が立たないんだよなぁ
未だに詳細な能力値がよく分かってないから
881 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 17:11:34 ID:???
>G.図書館で勉強させてもらう
========================================================================
反町「そうだ、パチュリーさん。 図書館で勉強させてもらってもいいですか?」
パチュリー「勉強?」
少々埃っぽいが、静かで蔵書も多分にあるこの大図書館。
勉強するにはうってつけの場所だと反町は考え、パチュリーに尋ねてみる。
もしも今日ここで勉強をして学力を高める事が出来たのならば家にある戦術書も理解出来るに違いないのだ。
反町の必死さが通じたのか、それとも単に知識を得たいと思う者は来る者拒まずな姿勢なのか。
パチュリーは極僅かに首を縦に頷かせ肯定すると、手元にあったベルを鳴らして小悪魔を呼びつける。
小悪魔「はい、御用でしょうかパチュリー様?」
パチュリー「彼に筆記具と……そうね、ここら辺の本を持ってきてあげて頂戴」
小悪魔「かしこまりました」
多少悩んだ後、すらすらと手元のメモに何かを書き記し小悪魔に渡すパチュリー。
一体どんな本を選んだのだろうと考えながら数分待つと……。
小悪魔はすぐに分厚い歴史書や数学書などなど、勉学に関する本に加えて何とも洋風な筆記具。
羽ペンと、さらの綺麗な白い紙を持ってきて反町の目の前に置いた。
パチュリー「あなたの学力はわからないけど……概ね三杉と同程度、といったところでしょう。
なら、その本などで十分間に合う筈だわ」
反町「どうもありがとうございます、パチュリーさん」
パチュリー「…………」
ここまで用意してくれた事に対して改めて礼を言うと。
パチュリーは本に視線を下ろしたまま、ひらひらと手を振って軽く返答をする。
慧音のように勉強を教えてくれはしないが、それでも十分過ぎる準備を整えてくれた。
反町(よし、ここまでしてくれたんだからちゃんと勉強しないとな!
でも、どれくらい勉強しようかな?)
882 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 17:14:40 ID:???
A.ほんのちょっと勉強する(正午になるまで勉強。午後の行動回数3回 効果:微小)
B.少しだけ勉強する(午後にも少し食い込んで勉強。午後の行動回数2回 効果:小)
C.それなりに勉強する(午後を半分使って勉強。午後の行動回数1回。 効果:中)
D.沢山勉強する(暗くなるまで勉強。午後の行動回数0回。 効果:大)
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
>>880
リリーブライトになってもらってコーチをする、というのは出来ません。
あと能力に関しては
>>8
を見てもらえば十分わかってもらえるかと思います。
フュージョンしてブライトになっても、能力UPは二人の平均値に一律の+αです。
なので現状二人が得意なものはそのままブライトになっても得意ですし、苦手なものはブライトになっても苦手です。
883 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 17:21:41 ID:MTbocXMU
C
884 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 17:31:27 ID:yo1NFtEg
D
885 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 17:32:35 ID:EoU1WKM+
C
886 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 17:33:25 ID:iOedFmcE
B
887 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 17:44:23 ID:cvmT/4gU
C
888 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 17:49:52 ID:???
>C.それなりに勉強する(午後を半分使って勉強。午後の行動回数1回。 効果:中)
================================================================================
反町(そうだな……やるからには中途半端じゃなくて目一杯やらないと効果は無いだろうし。
ここは結構な時間、勉強に費やしてみるか。
よし、やるぞ!)
パチュリー「………………」
先着2名様で、
反町君のお勉強→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。
JOKER→学力+3、更に……!?
10〜K→学力+2
5〜9→学力+1
1〜4→効果無し……
889 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 17:53:39 ID:???
おっと、先着2名になっていましたが1名の誤りです。
890 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 17:56:12 ID:???
反町君のお勉強→
ダイヤA
891 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 18:07:40 ID:???
>反町君のお勉強→ ダイヤA =効果無し…
=====================================================================
何とか学力を上げようと懸命に勉学に励む反町。
しかし、やはり教科書ではない慣れない学術書を使っての勉強という事もあってか。
今ひとつ要領を得る事が出来ず、勉強の成果は出ない。
羽ペンのふさふさした部分でこめかみをかきつつ、ちらりとパチュリーの様子を伺う反町。
ここまでしてもらっていて、成果が出ないというのは何とも申し訳ない気持ちになるが……。
パチュリーは反町に落胆をしたという様子でも無いらしく、ただ淡々とページを捲る作業に没頭していた。
反町(……やっぱり、何を考えてるのかわからないな)
やはりパチュリーの事をどこか変わった人だと思いつつ……。
反町は壁に掛けられた時計を見て、さてこれからどうしようかと考える。
成果は無かったものの勉強には集中していたらしく、気づいてみればもうすぐ夕暮れ時。
反町(どうしようかな? もうちょっと紅魔館にいようか。 それとも家に帰るか他の場所に行くか……)
892 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 18:09:03 ID:???
A.人里
B.魔法の森
C.紅魔館に残る
D.無縁塚(※移動できません)
E.太陽の畑
F.無名の丘
G.ミスティアの屋台
H.廃洋館
I.妖怪の山
J.香霖堂
K.白玉楼
L.迷いの竹林
M.命蓮寺
N.適当にその辺をぶらつく
O.家に帰る
P.その他 自由投票枠(まだ知らない場所 行った事の無い場所は選べません)
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※午前の行動回数はあと1回(2回)です。
893 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 18:11:25 ID:yo1NFtEg
M
894 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 18:11:26 ID:W4oQfxMs
M
895 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 18:11:49 ID:???
訂正…正しくは。
※午後の行動回数はあと1回(2回)です。
です。
896 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 18:17:56 ID:pKR4SmmY
M
897 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 18:38:55 ID:???
>M.命蓮寺
=====================================================================
反町(そうだな……命蓮寺ってトコに行ってみよう。 ナズーリンたちに会えるかもしれないし)
いつぞや新聞で見た、人里近くに突如出現したお寺。
宝船探索の際に会ったナズーリンや、散歩をしている時に出会った一輪などと再会できるかもしれないと考え。
反町はそのお寺――命蓮寺に向かおうと決めた。
そうと決まればすぐにここを出なければ日が暮れてしまう。
筆記具と本を机の片隅に置き、整理をして椅子から立ち上がる反町。
パチュリーに対し、ありがとうございましたと一礼をしてその場を立ち去る。
相変わらずパチュリーは本に目を向けたままだったが……片手で反町の背中に向けてひらひらと手を振り。
別れの挨拶を彼女なりに交わすのだった。
美鈴「それでは反町さん、お気をつけて」
反町「はい、ありがとうございました」
その後、特に何も無く紅魔館を出て門番である美鈴に挨拶をし。
自転車に跨って、一路人里近くの命蓮寺へと目指し紅魔館を後にした反町。
既に日は落ちかけ、辺りは暗くはなっていないものの夕日で紅く焼けている。
そろそろ妖怪達も動き始める時間だろうかと反町は微妙にびくびくしながら移動するのだが……。
先着1名様で、
なんたら番道路?→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
クラブ→あっ、野生のポケモンが飛び出してきた!
それ以外→無事に命蓮寺にたどり着けたぞ!
JOKER→新田「反町さん!?」 野生の新田が現れた!でも隼スルーしちゃえ!
898 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 18:41:22 ID:???
なんたら番道路?→
スペード7
=
899 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 18:43:16 ID:???
JOKERの意味が無いwww
900 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 19:00:11 ID:???
>なんたら番道路?→ スペード7 =無事に命蓮寺にたどり着けたぞ!
=============================================================================
道中、もしかしたら誰か敵に襲われるかもしれないと考えていた反町。
しかし、幸いにも何者かが襲ってくるという事は無く。
反町は無事に草むらを通り抜け、人里をぐるりと回るようにして自転車を進め。
自宅とは人里を挟んで真逆の方向にあるお寺――命蓮寺へと到着した。
反町「うーん……見事にお寺だ」
先ほどまで紅魔館にいたからだろうか、何とも和風な建築物に違和感を覚えてしまう反町。
だが、よくよく見れば人里の前時代的な家屋らと命蓮寺の外装はマッチしており。
逆に紅魔館こそが幻想郷では異端なのかもしれないと考えてしまう。
とにかく、まずは誰かいないか呼んでみようと判断した反町。
分厚い戸を叩き、誰かいませんかと声をかけてみると……。
先着1名様で、
割と大所帯、命蓮寺ズ→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→佐野「あれ? 反町さんじゃないッスか!」 佐野!幻想の軽業師佐野じゃないか!
ダイヤ→ナズーリン「おや、君は……」 ナズーリンが出てきた!
ハート→一輪「あら、あなたは!」 一輪さん&雲山が出てきた!
スペード→白蓮「あらあらあら? まあまあまあ……」 ふわふわ髪のぽわぽわした女性が出てきた!
クラブ→???「…………」 誰も出てこない……けど、何だか木の陰から黒い髪の女の子がこっちを見ているぞ
クラブA→な、なにィ!? 急に命蓮寺が変形して空を飛びはじめただと!?
901 :
TSUBASA DUNK
:2010/01/28(木) 19:06:36 ID:???
割と大所帯、命蓮寺ズ→
スペード5
=
902 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 19:14:52 ID:???
よし!スカウター使うしかねえ!
903 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 19:35:32 ID:???
>割と大所帯、命蓮寺ズ→ スペード5 =白蓮「あらあらあら? まあまあまあ……」 ふわふわ髪のぽわぽわした女性が出てきた!
============================================================================================
反町が戸の前で待つ事数分、しばらくしてから中から返事があり。
戸を開けて姿を現したのは、軽くウェーブがかかった髪を持つどこか暢気そうな女性だった。
女性は何やら周囲を安心させ、心を落ち着ける雰囲気を持っているらしく。
一目見た瞬間から、反町も何やら久しぶりに落ち着いた気分になる。
白蓮「どうも、こんにちわ。 初めての方ですね?
私、この命蓮寺の代表をしております聖白蓮(ひじり びゃくれん)と申します」
反町「こ、これはどうもご丁寧に俺は反町……って、代表!?」
白蓮「はぁい♪」
にこにこと笑みを浮かべながら、ゆっくりと頷く白蓮。
一方で反町は、寺の代表といえばもっと偉そうなお坊さんと考えていた為。
まさかこのような若い女性が代表とはと、目を丸くして驚く。
しかし、そんな反町の事は露知らずといった調子で白蓮は先ほど通ってきた戸を大きく開き。
反町を手招きし、中へ入るようにと促す。
白蓮「どうぞどうぞ、このような場所で立ち話も何ですし……私自身が寒いですから中へお入り下さい」
反町「あ……ど、どうもありがとうございます」
誘われるまま、白蓮の後を追って内部に入る反町。
正面玄関と思われる場所で内履きに履き替え、冷たい廊下を抜けて結構な距離を歩いたところで。
白蓮は小さな個室へと反町を案内し、中へと案内するのだった。
その部屋の中は、寒い廊下とは違いかなり暖かく入った瞬間反町はほっと一息つく。
どうして暖かいのだろうかと周囲を見回してみると、何やら部屋の中央には火鉢があり。
パチパチと爆ぜる音が聞こえ、成る程これのお陰かと反町は小さく頷くのだった。
904 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 19:36:44 ID:???
白蓮「さぁさぁさぁ、何も無いところですがどうぞ楽になさって」
反町「ど、どうも……」
座布団の上に胡坐をかいて腰掛け、火鉢に向けて手を当てながら暖をとる反町。
一方で白蓮は未だににこにこと笑みを浮かべつつ、反町をただただ見つめている。
何とも人が良さそうで、裏表も無さそうな笑顔だ。
白蓮「……あら?」
反町「はい?」
幻想郷にもこんな人情味溢れる人がいるんだなぁ、と反町が思っていると……。
何やら突然、白蓮がその笑顔を驚きの表情に変えて反町を見やった。
一体どうしたのかと反町が思った瞬間……。
白蓮「ところで、何の用件か聞くのを忘れてました」
反町(…………いい人っぽいけど、ちょっとアレだな)
何となくヒューイが大きくなったら(妖精なので大きくなることは無いが)こんな感じになるのかもと思いつつ。
反町は困ったようにおろおろとする白蓮を見て、その口を開く。
反町(用件、用件、えーっと……)
A.「人里を挟んで向かいの家に住んでるので挨拶に来ました」 挨拶は大事だ!
B.「ナズーリンと一輪さんに会いに来ました」 知り合いに会いに来た!
C.「入門しに来ました! 仏に身をささげます!」 幻想の坊主開始!
D.(そうだ、今の内にスカウターを使おう……) ここだ、ここでスカウターを使うんだ
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
905 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 19:41:14 ID:yo1NFtEg
A
906 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 19:42:26 ID:MTbocXMU
A
907 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 19:54:31 ID:1l04q4zc
E
今夜、大事な用があるゆえ仏の加護を受け賜りたく候
908 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 20:01:58 ID:+uzBHcL2
E
>>907
909 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 20:24:29 ID:???
このひと、そういう力あるの?
某スレ見てるとものすごい身体能力だけ、という印象なんだけど。
910 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 20:38:48 ID:???
>>909
とってもえらーい大魔法使いです。
ただ、得意なのは身体能力を上げる魔法です。
911 :
909
:2010/01/28(木) 20:40:39 ID:gskzFpXQ
ポイズンさん、サンクスー。では、試しに仏にすがってみましょうか。
E
>>907
912 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 20:54:48 ID:???
>>909
本職は徳の高い尼さん
913 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 21:17:31 ID:???
>E.今夜、大事な用があるゆえ仏の加護を受け賜りたく候
========================================================================
反町(そうだ! お寺なんだからきっとご利益とかご加護があるはず……。
白蓮さんに仏様のご加護を受け賜れないか聞いてみよう!)
今夜の話し合いは、オータムスカイズにとって今後を左右する重大な用事がある。
それに向けて、多少なりと気を強く持つ為にも。
仏様のご加護を受けられたら、と思い用件の内容までは伝えないまでも白蓮に頼み込む反町。
すると白蓮は割とあっさりと笑みを浮かべて了承した。
反町「そ、そんなあっさりしていいんですか?」
白蓮「困っている方は何があろうと助けるのが我々の役目です。
さぁ、それでは本殿の方へ参りましょう」
白蓮に促されるまま、反町は若干戸惑いながらもその後ろにつき。
部屋を出て、今度は先ほどとは違い大きな広間――本殿へと向かう。
本殿へ入ると指定された場所に正座し、冷たい床に体温を奪われながらも姿勢を正す反町。
白蓮「いいですか反村さん」
反町「……反町です」
白蓮「はい、鳥町さん。 心をゆっくりとゆっくりと落ち着けて無にして下さい。
目を閉じて、何も考えず、大きく深呼吸をして下さい」
反町(……人の話を聞かないなぁ)
ともかく、名前間違いを指摘するのはもはや何の意味も無いと感じた反町は素直に目を閉じ。
大きく深呼吸をしながら、少しずつ少しずつ心を落ち着けて行く。
914 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 21:18:52 ID:???
反町「………………」
白蓮「…………」
反町の様子を見て、一つにこりと微笑んでから巻物を取り出し。
書かれてある文字――呪文をぼそぼそと口の中で唱えて行く白蓮。
白蓮(……あら? そういえば何か忘れているような……)
何か大切な事を忘れているような気がしたが、一度唱えた呪文をやめる事は出来ない。
やがて白連からは淡い光があふれ出し……。
白蓮「南無三!」
そう叫んだ瞬間、白蓮を覆っていた光は反町に向けて襲い掛かるのであった。
先着1名様で、
神様仏様→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→そのときふしぎなことがおこった! 仏ソリマチ「俺は……仏ソリマチだ!(ブツ・ソリマチ)」
ダイヤ→仏の力は効果覿面!今日の会席で反町の言葉に説得力が生まれる!
ハート→仏の力が宿る!今日の会席で反町の言葉にちょっとだけ説得力が生まれる!
スペード→仏パワーと神様パワーがちょっと反発。ちょっとだけ説得力が生まれるが、静葉相手には逆効果に。
クラブ→仏パワーと神様パワーが反発。説得力が生まれるが、静葉相手には逆効果に。
クラブA→仏パワーが強すぎた!今後一週間、神様との間に摩擦が……。
915 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 21:20:06 ID:???
神様仏様→
ハートK
=
916 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 21:27:33 ID:???
ありがとうお婆ちゃん!
917 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 21:28:17 ID:???
ブツ・ソリマチwwwふいたwww
918 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 21:33:16 ID:???
>神様仏様→ ハートK =仏の力が宿る!今日の会席で反町の言葉にちょっとだけ説得力が生まれる!
========================================================================================
反町を襲った光の雨は、しかし反町にダメージを与えるという事は無く。
まるで母のように優しく包み込み、やがて反町の体内へと消えて行く。
暖かな光を受けてもしばらくは呆然としていた反町だったが……。
何か自分の心に自信が溢れ、徐々にそれが大きくなってゆくのを感じて自然に笑みを零す。
白蓮「はい、これで仏の御心はあなたの心に宿りました。 どうですか?」
反町「……なんだか少し、自信が沸いてきました」
白蓮「そうですか。 なら、とてもよかった……」
本当に嬉しそうに笑う白蓮に対し、頭を下げて礼を言う反町。
勿論、仏の加護を受けたからといってもそれは微々たる影響しかない。
結局のところは自分が頑張らなければならないというのも、わかっている。
だが、それでも受けると受けないとではまるで違うだろうし気の持ち方も変わってくるのだ。
白蓮にお願いしてよかったと思いつつ、反町は外を確認する。
既に日は暮れかけており、もうこれからどこかへ向かうのは危険に思える。
反町(……さて、これからどうしよう? もう家に帰ろうか?
それとも……もう少しここで白蓮さんと話でもしてみようか?)
A.家に帰る
B.白蓮と話をする
C.命蓮寺を探検だ!
D.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
919 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 21:34:54 ID:1l04q4zc
A
920 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 21:43:09 ID:yo1NFtEg
B
921 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 21:57:57 ID:6SUNBCJ6
A
922 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 22:06:33 ID:SdeagehQ
A
923 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 22:57:19 ID:???
>A.家に帰る
=========================================================================
反町(そうだな……あまり遅くなりすぎても危険だろうしな)
ここは早めに自宅に帰り、身の安全を守る事が大切だろうと考えた反町。
白蓮にもう一度だけ礼を言い、見送られながら自転車に跨り家路へとつく。
なんにせよ、この命蓮寺は幻想郷においては珍しく安全な場所のようだ。
仏の力はともかくとしても、また来るのもいいかもしれないなと反町は考えるのだった。
白蓮「あらぁ……行っちゃったわねぇ、森町君」
一方、反町を見送っていた白蓮はというと何やら少々残念そうな顔をしつつ。
相変わらず名前を間違いながらも、また来てねと反町には届かない声で呟き。
吹き寄せる北風にぶるぶると身を震わせながら、再び命蓮寺へと戻っていった。
反町に使った秘術の為の巻物を片付け、火鉢のある小部屋へ向かおうとするが……。
佐野「ただいまー」
白蓮「あら、お帰りなさい佐古君」
佐野「……だから佐野だって」
その時、丁度反町と入れ替わるかのようにしてこの命蓮寺の一員。
サッカーチームのキャプテンである、佐野満が帰って来た。
もう何週間も経っているというのに一向に名前を覚えない白蓮に佐野は呆れつつ……。
不意に、どうしてここに白蓮が立っているのかと聞いてみる。
佐野「なんでこんな玄関にいるんスか? 誰か客とか来てたとか?」
白蓮「ええ、大正解。 えーっと……確か海苔町君とか言ってたわ」
佐野「ふーん……。 まあ、とにかく中入りましょ。 ここ寒いッスから」
そう呟きながら、体を抱えるようにして中へと入っていく佐野。
こうして白蓮の名前間違いによって、またもや反町と佐野はニアミスをするのであった。
924 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 22:58:20 ID:???
反町「ふぅ……寒い寒い。 ただいま……っと」
一方その頃、反町は道中特に何かに襲われるという事もなく無事に家に帰り着いていた。
既に日が暮れかけている最中に自転車に乗って急いで帰って来た為か。
冷たい風を全身に受け、身がちぎれる程に凍えている。
早く暖を取ろうと玄関の戸を引き、居間へと向かうと……何やら既に夕食の準備は整っていたらしく。
反町が入ってくるなり、ヒューイは涎を垂らしながら振り向き早く着席をするようにと促してくる。
ヒューイ「おなかすいたー! はやくごはーん!」
反町「ごめんごめん、それじゃあ食べよう」
手を洗い、反町が着席をすると同時に全員で「いただきます」の号令。
待ってましたとばかりに号令が終わるとヒューイとレティは箸を取ってご飯に齧り付き。
反町も暖まろうと暖かいじゃがいもの味噌汁を啜るのだった。
そうしてしばらく、いつも通りの夕食風景が続くのだが……。
椛「あー……すまねぇッスが、ちょっと飯を食いながらでいいんで聞いてくれるッスか?」
穣子「んあ? 何?」
不意に、椛がよく響くような声でチーム全体に声をかけ。
一同は一瞬箸を止めたり、或いは止めなくても椛に向けて視線を送る。
しかし、そんな中で静葉とにとりは顔を見合わせてどこか残念そうな表情を浮かべ……。
反町もまた、どことなくやりきれないような表情で椛を見る。
椛「……遠回しな言い方は、好かんッスから単刀直入に言うッス。
……自分、来週の頭からこのチームを離脱するッス」
橙「にゃっ……にゃんだってぇええ!?」
幽香「………………」
925 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 22:59:21 ID:???
椛の爆弾発言が投下された瞬間、一斉にチームを包むのは混乱である。
橙は口の中身を放出しながら叫び、メディスンとリグルはそれを受けて被害を被りながらもやはり驚く。
妖精トリオも揃って口をあんぐりと開けて呆然とし、リリー二人は顔を見合わせている。
穣子は目を見開きながら、しかしすぐに気を取り直したかのようにして箸を持ち食べ進める。
だが、やはり動揺しているのか箸を持つ手が震えていた。
反町(やっぱり、皆驚いているな……)
それも当然といえばまた当然。
決して長いとは言えないが、短いとも言えないオータムスカイズの歴史。
その中でも初期からいた椛が、チームから抜けるというのだ。
妹紅「そ、そんな! なんでさ!? 皆、仲良くやってるじゃない! これからも一緒にサッカーやろうよ!」
熱き友情に目覚めた妹紅は思わず興奮した様子で椛に向けて思い止るようにと説得。
人の輪の大切さを知った妹紅からしてみれば至極当然の行為だったのだが……。
しかし、椛はそれに対してゆっくりと首を振る。
穣子「……なんだっていきなりチームを離れるとか言い出すの?」
椛「いきなりじゃねぇッスよ。 ただ、皆にはいきなりと思われるかもしれねぇッスが……。
なんだかんだで、オータムスカイズも大きくなったッスし。
正直な話、今の自分じゃついていけないってのが現状ッス。
そこに他のチームから勧誘を受けたッスから……移籍をする事にしたんスよ」
穣子「出場機会を求めて、って事ね」
椛「まあ、そういう事ッス」
926 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 23:00:21 ID:???
競争率が激しいDFの枠の中、椛がオータムスカイズで活躍出来る機会は少ない。
ならば椛を必要としてくれているほかのチームに移籍した方が……。
椛にとっても、そのチームにとっても円満な事である。
オータムスカイズの一同としては甚だ不本意ではあるし、出来る事ならばとめたいが……。
それでも、椛にとってどちらの道がよりよい道なのか。
そして、椛がどちらを選んだのかは既にわかりきっている。
妹紅「ねぇ、何とか考え直そうよ! 実力ならこれからつけていけばいいんだし……」
静葉「やめなさい、妹紅。 ……椛がもう、決めた事よ」
妹紅「う……」
唯一、しつこく食い下がる妹紅だったが……。
静葉に止められ、渋々といった様子でそれ以上の言葉を吐くのをやめるのだった。
椛は静葉を見て小さく頭を垂れつつ……もう一度その口を開く。
椛「あまりお役には立てなかったッスが、元々自分はキャプテン・それに静葉達の手伝いとしてチームに入ったまでッス。
もう大勢のチームメイトがいるッスし、自分がいなくなっても大差ないッス。
自分も新天地じゃ頑張るッスから、皆も気にせず頑張って欲しいッス。
皆なら、きっと幻想郷で一番のチームになれるッスから」
妹紅「うぅ……寂しくなるよ……」
幽香(大勢のチームメイト……ね)
ともかく、椛の意思が硬い事。それを何よりも椛が望んでいる事があり。
一同は引き止めたい思いを殺しつつ、椛の離脱を了承。
すぐに穣子、チルノ、そして当の椛が暗くなりかけた雰囲気を盛り上げ。
そのまま食事は続けられるのだが……。
幽香は何やら考え事をしている様子で、あまり箸も動いていないようだった。
927 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 23:02:07 ID:???
そして、それから数分が経過しようやく雰囲気も緩和してきた頃。
穣子「あ、ところで反町! 明日はどうする?」
反町「ん……そうだな……」
今ここ↓
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜
静葉 ×○ ○○ ×× ○× ○○ ○○ ○○
穣子 ○○ ○○ ×× ○× ○○ ○○ ○○
橙 ×× ×○ ○× ○○ ○× ○○ ○○
にとり ×○ ×○ ○○ ○× ×× ○○ ○○
リグル ○○ ○○ ○× ×○ ×○ ○○ ○○
大妖精 ×× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ○○
チルノ ×× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ○○
メディスン ×○ ×○ ○○ ○× ○× ○○ ○○
妖精1 ×× ○× ○○ ○× ×○ ○○ ○○
サンタナ ×× ○× ○○ ○× ×○ ○○ ○○
ヒューイ ×× ○× ○○ ○× ×○ ○○ ○○
幽香 ×× ○× ×○ ○○ ○× ○○ ○○
レティ ×○ ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ○○
リリーW ×× ×○ ×○ ○× ○× ○○ ○○
リリーB ×× ×○ ×○ ○× ○× ○○ ○○
妹紅 ×× ○○ ○× ○○ ×× ○○ ○○
反町(明日から……椛は練習に参加しなくなるんだよな。
さて、明日はどうしよう? 丸一日休みだから……練習した方がいいかな?)
A.丸一日休み!(午前、午後共に自由行動)
B.午前に練習して、午後は休み!(午前は練習、午後は自由行動)
C.午前は休み、午後は練習!(午前は自由行動、午後は練習)
D.丸一日練習!(午前、午後共に練習)
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
928 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 23:02:52 ID:yo1NFtEg
D やっぱこれでしょ
929 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 23:03:32 ID:6sKExyaM
D
緊迫の展開近づいて来たなあ
930 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 23:11:35 ID:0Iqv2bFk
D
931 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 23:33:15 ID:???
>D.丸一日練習!(午前、午後共に練習)
==========================================================================
反町「明日は丸一日練習だ! 皆揃って練習が出来るのは、久しぶりだからな!
張り切って練習しよう!」
穣子「おっしゃ! 頑張りましょ」
丸一日練習だという事で一部からは不満の声が上がるものの……。
特に反対意見自体は出ず、そのまま夕食は終了。
反町は食器を片付け、自室へと戻ろうとするのだが……。
その寸前、穣子に呼び止められ視線で合図を受ける。
反町(そうだな……いよいよ、だな)
昨日の話し合いで、今日の夜にいよいよにとりら反幽香派とケリをつけようという結論に至った反町達。
穣子の話によると既ににとり達には夜に穣子の部屋に集まるようにと告げており。
反町にも、頃合を見計らって部屋に来て欲しいとの事である。
了承の意を伝え、反町は廊下でリグル、そしてレティに対して力強く頷きつつ自室へ。
そして、しばらく手持ち無沙汰ながらも時間を潰した後……。
反町(そろそろ行くか……何とか、この問題を解決しないと)
オータムスカイズ発足以来、最大の問題と言っても過言では無いだろう今回の幽香に対するにとり達の反発。
反町はドッドッと激しく震える心臓に手を当てつつ。
白蓮に受けさせてもらった仏の加護があるから大丈夫だと言い聞かせ。
穣子の部屋の扉をノックし、返事が返ってきたところで開き中に入る。
932 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 23:34:22 ID:???
にとり「………………」
静葉「………………」
橙「………………」
妖精1「………………」
幽香「………………」
妹紅「おお、反町! やっと来たか!」
ヒューイ「あ、人間!」
サンタナ「人間、来た!」
反町(お、重々しい……のか?)
部屋に入った途端、かけられるのは妹紅達の歓喜の声。
反町の来訪を待ちわびていた、といった様子の彼女達は反町を手招きし。
反町は出鼻を挫かれたような気分になりながら頬をかく。
穣子「……まあ、適当に座って頂戴」
反町「うん、わかった」
穣子の部屋にはいつもの小さなテーブルではなく、長方形型の大型のテーブルが運ばれてきており。
にとり、静葉、橙、妖精1。幽香、妹紅、ヒューイ、サンタナ、穣子がそれぞれお互い向かい合って並んでいる。
反町(どちらにも余裕はあるな……さて、どこに座ろう?)
A.にとり側の席に座る
B.幽香側の席に座る
C.両方の間の短い側面の席に座る
D.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
933 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 23:35:56 ID:yo1NFtEg
C
934 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 23:40:08 ID:wDKBmLq2
C
935 :
森崎名無しさん
:2010/01/28(木) 23:42:13 ID:SdeagehQ
C
936 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/29(金) 00:05:01 ID:???
>C.両方の間の短い側面の席に座る
======================================================================
反町(キャプテンとして……双方の意見が聞ける席にいないとな)
どちらか一方に肩入れをするような真似は、キャプテンとしてすべきでは無いと判断した反町。
にとりら反幽香派閥でもなく、穣子ら"中立派"でもない場所に胡坐をかいて座り。
腕をテーブルの上に投げ出して双方の顔色を伺うが……。
反町が着席した瞬間、にとり側……特に静葉と妖精1の幽香を見る目がより鋭くなり。
一方で幽香や穣子といった者達は、反町を唖然とした表情で見つめる。
幽香(キャプテン……)
穣子(あのアホ……! そんなトコ座ったら、幽香派vs反幽香派みたいになっちゃうでしょうが!)
そう、反町が幽香側の席についていればリグル・レティもいないこの状況。
中立派である反町達の中に幽香が紛れ込んでいる、というムードに出来なくも無かった。
しかし、反町が3つ目の席について事でそれは逆効果。
つまり、反町が完全なる中立で残りの二勢力は幽香派と反幽香派のように見えてしまう。
穣子達からしてみれば、それはあくまで"見えてしまう"であって事実とは異なるが……。
にとり達側からしてみれば、それが事実のように受け止められるのである。
にとり(あいつ……もうこんな人数も派閥に加えてたのかい。 それでレティ達もいないのか)
静葉(穣子まで……引き込まれるなんて……)
橙(不幸中の幸いは、反町さんが中立でいてくれることですね。頼みの綱は反町さんです)
妖精1(ヒューイ、サンタナ……)
妹紅(私らは皆で中立派なんじゃなかったかい? 私は幽香派になったつもりはないよ、反町。 それとも何か考えでもあるのかな?)
ヒューイ(妖精1、すごくお花のお姉ちゃんを睨んでる……)
サンタナ(なんだかよくわかんないけど、人間が座ってからだよね?)
※にとり、静葉、橙、妖精1の評価値が上がりました。
※穣子、幽香、妹紅、ヒューイ、サンタナの評価値が下がりました。
※静葉、妖精1の幽香に対する警戒心がとても強くなりました。
※にとり、橙の幽香に対する警戒心が強くなりました。
937 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/29(金) 00:06:09 ID:???
反町(……何だか選択を間違えたような気がするけど。
……とにかく、まずは何から話したものかな)
コホン、と咳払いを一つしてからもう一度両陣営の顔色を伺う。
誰しもがまずは何から切り出すべきか、迷っているという様子だが……。
反町(どうする? ここは俺が先陣を切るか?)
A.「にとり達、呼び出された理由はわかってるな?」 まずはにとり達に確認を取る
B.「にとり達、幽香さんの何が気に入らない?」 単刀直入に聞いてみよう
C.ここは穣子に任せてみようか。穣子に視線で合図を送るぞ
D.まずは幽香さんに何か話させよう。幽香さんに視線で合図を送るぞ
E.妹紅さんに話させるのもいいかな。妹紅さんに視線で合図を送るぞ
F.サンタナとヒューイの純粋さに賭けよう。二人に視線で合図を送るぞ
G.場の流れに任せてみるか。このまま様子を見よう
H.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
938 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:07:33 ID:vst+ojCQ
A
939 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:08:26 ID:???
まさかの罠選択肢ッッッッ
940 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:10:06 ID:???
だからって荒れるのはなしな
941 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:12:44 ID:bobw0F46
B
ここは速攻で
942 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:13:26 ID:???
まぁ選んだんだからしょうがないな、致命的でもないみたいだし
943 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/29(金) 00:25:41 ID:???
ひとまず本日はここまで。
正直Cが票を得た段階でヒント出そうかとも思いましたが、緊張感が無くなると思って止めました。
>>942
さんの言う通り、まだまだ致命的ではなく挽回可能です。
1000が近づいてきましたのでよろしければ次スレのスレタイ案など考えていただけると助かります。
【】幻想のポイズン26【】
それでは、お疲れ様でした。
944 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:35:35 ID:MczhklaE
B
【女心が】幻想のポイズン26【分からない】
945 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 00:52:25 ID:???
乙でした。
失敗すれば修羅場・・・それだけのこと。
946 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 01:16:21 ID:???
【秋空】幻想のポイズン26【危機一髪】
【みんなが】幻想のポイズン26【迷える子羊】
乙でしたー
全て正しい選択肢を選べば判定無しで説得成功っていうことはあるんですか?
947 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 01:43:30 ID:???
【あの素晴らしい】幻想のポイズン26【JOKERをもう一度】
948 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 02:14:18 ID:QcOnI3q6
Bだな それが手っ取り早い 気がする・・
949 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 02:19:00 ID:???
相手が警戒してるのにいきなり単刀直入ってお前ら……
もう決まっちゃったけどさ
950 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 02:27:39 ID:???
・相手の警戒心を少しでも解く
・幽香さんにちゃんと意見を言わせる
・幽香さんが変な事言ったら全力でフォローする
・ちゃんと向こうにも意見を言わせ、それに対して反町の意見を言っていく
・流れが悪くなったからといって発言に日和や矛盾を出さない。意見は一貫させる
・派閥争いではないので、いつも反論すればいいってわけでもない
にとり達の言い分を肯定しつつ、事例等を用いて相手に納得できる意見を言う事も出来れば尚よし
(例:「お前達の言うことはわかる。だがあの時は〜」みたいな感じ)
話し合いで重要なのはこんなとこかなぁ
追加意見、反論求む
951 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 02:33:02 ID:???
つまり今回の選択肢は、必ずしも間違ってる訳ではないんだね。4番目だ。
特に二番目、ゆうかさんの意見が重要な気がするよ。そこが勝負どころかな・・・
あくまでも全員残す選択って意味だけど。多分みんな、全員残せるなら残したいだろうし。
952 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 03:41:27 ID:???
>>946
有り得るかもな。その逆も有りそうだが。
どんなに悪くてもオータムスカイズ解散は避けたいな。
その為にも考えて投票しないとな……。
953 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 04:02:28 ID:???
相手が何のためにここに来てるのかちゃんと認識してるかどうかの確認ぐらいはとりたかった……
954 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 04:55:16 ID:???
参加者は神視点だからにとりたちの不安が完全に誤解だってことも知ってるし
にとりたちが今までお邪魔キャラみたいな動きをしてたとも感じてるから、つい誤解しそうになるけど
これって幽香の味方してにとりたちを論破すれば勝ちって会議じゃないんだよね。俺自身も勘違いしかけてたけど
にとりたちの不満や不安を聞いて、その不満を幽香さんが理解して(直すかどうかは知らんが)、
それに対する誠意ある答えを幽香さんがして、その答えを聞いたにとりたちが幽香さんへの理解を深める
そうして歩み寄らせてお互いの悪いところをなおさせるって会議だ
だからにとりたちが幽香の言動がもう我慢できない!って言うなら反町たちは幽香に分かって貰う努力をするべきだし
幽香から誠意ある解答が出たなら、本人もこう言ってるし、と今度はにとりたちに分かって貰う努力をする
幽香派閥となってにとり派閥を潰すのではなく、お互いのいざこざの元を断つ会議だということを忘れちゃ駄目だね
逆に言えばそこさえしっかりしてればなんとかなるとは思うけど
あと、これは吉凶どっちに転ぶかわからないけど、穣子とかにも頼るのも手だと思うよ。何言っていいかわからない時は
あんまり頼るとキャプテンシー疑われるとは思うけど
955 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 05:11:14 ID:???
でも、優等生ぶった発言は気をつけようぜ。
言う時はハッキリ言わないと、でも少し考えて。
投票する前に一考する事も必要なのかな。ここは早く入れればいいって場面じゃなし・・・
いよいよ明日か・・・頼むぞ、JOKER電撃隊の諸君
956 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 07:47:35 ID:???
自分はAが嫌だったな
「にとり達に呼び出された理由を〜」ってことは反町+幽香派は呼んだ側ってことでしょ
今のにとりたちには中立派も幽香派に見えてる以上、反町も幽香派に見られかねないかも
ということでBを選んだ
それ以外の選択肢は中立が反町だけだと思われているからアウトだろうし
957 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/29(金) 16:31:38 ID:???
>B.「にとり達、幽香さんの何が気に入らない?」 単刀直入に聞いてみよう
==========================================================================
反町がそう問いかけた瞬間、場の空気が一瞬にして堅くなった。
穣子達は当然として、にとりらとしてもまさかあの反町が――優柔不断さに定評のある反町が。
このように大胆にも単刀直入に話を切り出すとは思わなかったらしい。
或いはこれも仏の加護の為せる技か、それとも純粋に反町が早くこの問題を解決したいという意思の現れか。
ともかく、にとり達は多少とも面食らいながらも反町の言葉の意味をゆっくりと理解すると……。
ギラリと幽香に対して視線を向けつつ、その口を開く。
にとり「何が気に入らないって、そりゃもう全部さ!
誰が好き好んで、猛獣と一緒のチームでサッカーがしたいと思う?」
幽香「…………」
唾を飛ばしそうな程の勢いで喋りだしたのは、反幽香派の中心とも言うべきにとり。
その開口一番の罵言を聞いた瞬間、幽香は眉を顰めるが……。
穣子に肩を抑えられ、小さく穣子に視線を向けた後ギリと奥歯を噛み締めて口を閉ざす。
橙「そもそも、こんな奴をチームに入れたのが間違いだったんです!
試合でやる事といえば、敵を吹き飛ばして怪我させて観客さんの心証を悪くしたり!
それで実際に活躍すれば別にいいですけど! 実際には何にも出来てないじゃないですか!
この前の大会でも結局ノーアシストノーゴールですし!」
幽香「………………」
橙「こ、怖くないぞ! お前なんか藍様を呼べば一発なんだから!」
反町が完全な中立派だという考えもあるからだろう。
にとり、橙は思い思いに口を開き幽香に対する不平不満をぶちまける。
要点を抜き出せば……にとりと橙の主張は、次のようになる。
958 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/29(金) 16:33:27 ID:???
・気性が荒く、いつ大暴れをするかわからず大変危険。試合中、試合外問わず暴れたらチーム崩壊の危機。
・副キャプテンという訳でも無いのに意見を言いすぎ。まるでチームを乗っ取ろうとしているようである。
・最強クラスの妖怪の腕力があれば、木っ端妖怪の自分達は文字通り木っ端微塵に吹き飛ぶ。
何の気まぐれでそうなるかわからない以上、一刻も早くチームから離れて欲しい。
・試合中のラフプレイで幾らか観客達もオータムスカイズを見る目が変わっている。
特にネオ妬ましパルパルズ戦の時は酷く、このままでは「輪を大切にする」どころじゃない。
・そのくせ試合では肝心なところで活躍しない為、チームに居させる意味が無い。
・とにかくこのままでは枕を高くして安心して寝ていられない。びくびくしたままサッカーはしたくない。
・現実問題、幽香派の人間が圧倒的に増えている。
恐怖で支配したのか何かはわからないが、「オータムスカイズ」が「春夏秋冬同盟」に変わるのも遠い未来じゃない。
にとり「いつなんどき、こいつが血に飢えて暴れまわるかわからないんだよ!?
そうなったら私達は一巻の終わりだ! 一晩どころか、10分あれば皆殺しに出来るくらいの実力者なんだよこいつ!」
妹紅「私は殺されないけど……」
静葉「そういう問題じゃないわ、妹紅。 あなたは大丈夫かもしれないけど私達にとったら文字通り死活問題なの」
妖精1「私ら妖精も別に死ぬって訳じゃないけど……。 それでもいつ殺されてもいいって訳じゃないわ。
出来る事なら、この姿のままずっといたいもんだし……」
やはり論点は、幽香の気性の荒さや誤解を招く言動、そしてその絶対的な妖怪としての能力がポイントらしい。
事実、幽香がその気になればオータムスカイズを壊滅させるというのはまるで訳無い。
それこそ右手を大きく薙ぐだけで木の数本が破壊音を伴って倒れこむ程の力を持つ幽香だ。
指先一つで(妹紅を相手にするのは難しいかもしれないが)全員をダウンさせるのも難しくないだろう。
その事実は変えがたく、だからこそ静葉達もここまで警戒をしている。
これがリグルやメディスンといった、"まだ"力の弱い方である妖怪であったなら問題は大きくならなかったのだろうが……。
959 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/01/29(金) 16:35:53 ID:???
反町(幽香さんは……俯いて、何考えてるかわからないな)
腕を組みつつも、俯いて何やら考え事をしている様子の幽香。
ここまで敵意をもたれていたと知り、果たして彼女の心境はどうなのだろうか。
反町(……さて、どうする? にとり達はまだぶつぶつ何か言ってるけどそろそろ弾切れみたいだ。
ここが発言のしどころ……いいタイミングだけど……)
A.「それでも、俺は幽香さんを信じるぞ」 自分は幽香を信じると言ってみる
B.「それでも、幽香さんを信じるべきだと思う」 にとり達に幽香を信じろと言ってみる
C.「しかし、ここまで幽香さんは暴れていない」 まだ暴れていないと静葉達を諭す
D.「意見を沢山くれるのはいい事だ」 意見はもっと言って欲しいと言う
E.「ラフプレイはプレイスタイルだから仕方ない」 幽香を擁護しておく
F.「確かに暴れられると怖いな……」 幽香が怖いと同調しておく
G.「あまり特定の人物ばかりから意見が出るのは問題だな」 確かに幽香からの提言は多いと考える
H.「ラフプレイは確かに遠慮して欲しいな……」 荒れ試合ばかりは困ると言う
I.「幽香さん、どうですか?」 幽香に話をさせてみる
J.場のなりゆきを見守ろう。穣子達から意見が出るかも
K.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
ひとまずここまで。
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