キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】

516 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 21:27:31 ID:???

紫「久しぶりね。紫色の髪の巫女さん」
??「えぇ。久しぶり。名前が紫のスキマ妖怪さん。
  で……こんな隠遁して久しい私を引っ張り出した理由、さっそく聞かせてくれません?」
紫「そうね……ではてっとり早く」

暫くの間、スキマ妖怪と巫女は、共通の名前を軸に会話を交わし続けていく。
その内に、笑顔浮かべた紫と対照的に、巫女の顔はいつしか極めつけの渋面となり、うんざりと嘆息した。

??「相談したい気持ちはわかるけど……今更私があの子にお灸をすえても、意味を成さないわよ」
紫「そうかしら? 私には、貴女以外に適任がいると思えないのだけれど?
  他に適任者がいるなら、その方を紹介していただけないかしら」
??「胡散臭いだけじゃなく白々しいわ。
  その役目を担うなら、妖怪の賢者様が目をかけてる子がいるでしょう? 元よりその子に押し付ける腹な癖に」
紫「隠し事は通じないのね……勘の鋭さは貴女が今だ健在の証じゃないかしら」
??「とんでもない。今じゃ動くたびにすぐ筋肉痛だから動きたくないし、昼からだってすぐ眠れちゃうし……」
紫「(夢幻ルーツって怖いわねぇ)」

腹を探るような会話がそれからも幾らか続き……
やがて、霊夢の掃除が一段落したのを察知した紫が、この面会を気取られまいと、急ぎ本題に移った。

紫「それでは改めて自己紹介。
  私は八雲紫。 守矢カップに出場する西行寺・マヨイガ連合改め、『妖々夢』チームのキャプテンですわ」
??「へぇへぇ。そのキャプテンさんが私に何の御用事なの?」

紫「次の大会で、妖々夢は貴女の力を欲している。……先代・博麗の巫女である博麗靈夢の合力を」


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0ch BBS 2007-01-24