キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
1 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/15(月) 20:12:01 ID:???
この話はフィールドの貴公子 三杉淳がキャプテン森崎とは違う可能性を生きるスレです。
本スレ(キャプテン森崎)とはフランス国際Jrユースを日本が優勝し、森崎と翼がブラジルに
スカウトされた展開まで共通しています。ストーリーは読者による選択肢の投票、カードなどの
判定結果によって変化しながら進行します。
※この物語はキャプテン森崎のパラレルワールドです。
※ストーリーはキャプテン翼5 覇者の称号カンピオーネを参考に、オリジナルで展開します。
※この世界にはワールドユースという大会は存在しません、御注意ください。
※各キャラクターのイメージが変わることを望まない方の閲覧は、自己責任でお願いします。
※各キャラクターの血縁関係・人間関係・性格設定・職業等はこのスレ独自のものです。
※ストーリーの都合上、世代の違うキャラが同年代として現れる事がありますが、予め御了承下さい。
※同様に、チームメンバーや必殺技が原作、ゲーム、本スレとも異なる物になる場合があります。
※風土、名称、知識に誤りのある可能性がありますが、温かく御指摘頂きますとありがたいです。
※サッカー以外の要素は予定されておりません。
【これまでのあらすじ】
国際Jrユースで優勝した三杉淳は、とある無免許医の手術を受けて心臓病を完治させた。
ただし代償として、リハビリ後の3年間、サッカー人生をとあるコーチに任せる事となった。
その約束に従い、イタリア・フィレンツェに渡り新たなサッカー人生をスタートさせる。
新たなチームメイト、ライバル、三杉をイタリアに呼び寄せた張本人ジョアンとの出会い、
そして鍛錬の日々が手術とリハビリで衰えた彼を成長させていく。
そしてエル・シド・ピエール率いるボルドーFCとの試合、ゲームをピエールに支配される
展開ながらも、チャンスを確実にしたフィオレンティーナは勝利をもぎ取る事に成功した。
ピエールとの再戦を誓い合い、三杉は再び鍛錬の日々へと身を委ねるのであった・・・
【1行あらすじ】
ブンナーク、新田・・・学べ。
383 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 12:37:53 ID:4aYLDzkk
A
384 :
小田ジュニア
:2010/02/28(日) 12:46:48 ID:hqUL/gGM
B
385 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 13:03:10 ID:vnKGVzug
B
386 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 13:30:24 ID:???
>B レントゥルスはドリブル・パス、ダラピッコラはタックル・クリアといったポジションに合った
能力を鍛え上げる。
三杉「(二人はやはりポジションに合った能力を上げておくべきだろう。)
レントゥルス、ダラピッコラ!」
レントゥルス「ほいさー。」
ダラピッコラ「よし、俺たちの出番だな?」
三杉「ああ、君たちはDHとSBというポジションについている。レントゥルスは守りも大事だが、
今日はパスを重点的に鍛えていこう。敵の攻撃を守りきった後のボールは、まずノーリスクに
君を経由してから僕に繋がれる。君はそこで確かなパスを繋ぐ能力が必須だ。そしてダラピッコラ、
君はタックルとクリアを鍛えてもらう。ラインディフェンスならばタックルが、ゾーンならば
クリアが重要になるが…まずはタックルかな。うまくいけばブロックまで鍛えたいところだが…」
レントゥルス「ふぇー、オレってもしかして結構重要?」
三杉「ボールを確実に繋ぐ必要のあるポジションだ、攻撃への転換時には最重要だね。
相手の攻撃の芽を摘むという意味でパスカットも鍛えたいけど余裕があるかな…。」
ダラピッコラ「意味を考えながら練習しなきゃいけねえみたいだな…ま、始めようぜ。」
387 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 13:31:54 ID:???
先着3名様で
★三杉のコーチ→! card =A
★レントゥルスの理解→! card =B
★ダラピッコラの理解→! card =C
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
A+B、あるいはA+C=
1〜5→メイン項目+1
6〜12→メイン項目+2
13〜20→メイン項目+2、サブ項目+1
21〜24→メイン項目+2、サブ項目+2
25〜26→メイン項目+2、サブ項目+2、おまけ項目+1
※一方がJokerでメイン・サブ項目に対応した必殺技フラグゲット、
両方がJokerで必殺技1発ゲットになります。
388 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 13:32:41 ID:???
★三杉のコーチ→
スペード10
=A
389 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 13:33:29 ID:???
★レントゥルスの理解→
ハート10
=B
390 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 13:37:25 ID:???
★ダラピッコラの理解→
スペード8
=C
391 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 13:57:43 ID:???
★三杉のコーチ→ スペード10 =A
★レントゥルスの理解→ ハート10 =B
★ダラピッコラの理解→ スペード8 =C
A+B=10+10=20→メイン項目+2、サブ項目+1
A+C=10+8=18→メイン項目+2、サブ項目+1
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「レントゥルス、足元に来たボールを目で追うな!そしてダイレクトに繋げろ!」
レントゥルス「う、うん!わっ、むずかし・・!」
三杉「いいぞ、コントロールする余裕が出来てきたな。ダラピッコラ、止めてみせろ!」
ダラピッコラ「くそ…お前のドリブルは…フェイント入れ過ぎだよ畜生め!」
三杉「観察は悪くないが動き出しが遅れてるぞ!!もっと早くだ!」
ダラピッコラ「くそ!もう一度だ!」
三杉「(悪くない…。)レントゥルス、あの位置にフェードでパスだ!
ダラピッコラ、僕に競り勝てるか!?」
ダラピッコラ「やられっぱなしじゃねえぞ!」
そうやって熱の入った練習が繰り広げられる。レントゥルスもダラピッコラも覚えの早さは同程度。
こんな所も兄弟なのか、と三杉は内心微笑むのだった。
※レントゥルスのパスに+2、ドリブルに+1されました。
※ダラピッコラのタックルに+2、クリアに+1されました。
392 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 14:22:43 ID:???
三杉「さてお次はスペルマンだが…」
スペルマンのプレイスタイルについてはイマイチ掴み切れずにいた。何やら飄々とした彼は、
ブロックもクリアもタックルもそこそこの腕に合った。割と恵まれた体格によるところが
大きいと思われたが、それ以外にまだ隠している物がある気がするのだ。
三杉は思い切って問い質してみる事にした。
三杉「スペルマン…君は何か遠慮してプレイをしているような気がするんだが…
何か隠している実力があるのかい?」
スペルマン「うーんと…まあ昔取った杵柄ってやつなんだけどね…」
三杉「…と言うと?」
スペルマン「自己紹介した時に話したと思うけど、ボクって以前チンピラしてた事があるんだ。
その時にこ狡い技を多少覚えてね、たまに恰好のタイミングって奴があるじゃない?出そうに
なっちゃうんだよねw」
三杉「ほう…言ってみればマリーシアのようなものかい?」
スペルマン「そこまで立派じゃないよ〜、せいぜいチンピラ殺法ってところかな。」
三杉「(なんだか物騒なネーミングだが…)」
※スペルマンのチンピラ殺法が明らかになりました。
マークがクラブでタックル+1の補正(ただし反則は必ずスペルマンが取られます。
393 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 14:24:37 ID:???
三杉「さて、これを踏まえてスペルマンの練習を考えたいが…」
A チンピラ殺法の威力向上かな。
B チンピラ殺法が審判にバレにくいよう工夫させよう。
C 普通にディフェンス能力を鍛えるか。
D この際、マリーシアを覚えさせても良いかもね。。
2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
394 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 14:25:02 ID:4aYLDzkk
B
395 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 14:27:52 ID:lPobBFqo
B
396 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 15:12:01 ID:???
>B チンピラ殺法が審判にバレにくくなるよう工夫させよう。
三杉は結論として、チンピラ殺法が審判にバレにくくなるよう工夫させる事にした。
現状ではこの技はデメリットの方が目立っている。だが、演技の工夫やや審判の目を
掻い潜る訓練をする事でそのデメリットが抑えられると三杉踏んだ。
そうと決まると三杉はスペルマンに対して審判の視線に注意する視野と、いざという
時のさり気無い演技の指導を行っていった。
先着2名様で
★監督 三杉淳→! card
★助演男優 スペルマン→! card
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
2人の数値の合計=
2→チンピラ殺法発動時、カードの数値が13の場合のみ通常の反則判定に。
3〜6→カードの数値が12〜13で通常の反則判定に。
7〜10→カードの数値が11〜13で通常の反則判定に。
11〜18→カードの数値が10〜13で通常の反則判定に。
19〜24→カードの数値が9〜13で通常の反則判定に。
25〜26→カードの数値が7〜13で通常の反則判定に。
※Jokerが出た場合、上記の効果に加えてチンピラ殺法の威力にJoker1枚に付き+1の補正が付きます。
397 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 15:15:29 ID:???
★監督 三杉淳→
ハートK
398 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 15:17:17 ID:???
★助演男優 スペルマン→
ダイヤ9
399 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 15:45:06 ID:???
★監督 三杉淳→ ハートK
★助演男優 スペルマン→ ダイヤ9
2人の数値の合計=22→カードの数値が9〜13で通常の反則判定に。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
マリーシア、ホームタウンデシジョンといった、汚い面が存在するサッカー…
いや…汚いというよりも、それがプロの厳しさと考えなければいけないのかも知れない。
清濁併せ持つ――――――
三杉は決して綺麗事だけしか知らない選手ではなかった。
濁ったプレーに対抗するためには濁ったプレーを否定するだけでは無意味。
濁ったプレーを誰よりも知る事で初めてそれに対抗する術を得られるのである。
三杉はその事を知っており、マリーシアについても独自で勉強していた。
言い換えれば、三杉はすでにそういった技術を身に付けているのである。
しかし彼はそれを使用しない。彼は相手のマリーシアを見切り、それをテクニックで叩き潰すのだ。
話は逸れたが、このように三杉はマリーシアの技術についても勉強していたのである。
それを今日はスペルマンに叩き込んだのだが、なかなか覚えが良かった。
スペルマンに限らず、今回の練習では皆が皆期待通りの効果を挙げていた。
三杉はまずこの事に驚いた。彼らのやる気と素質は三杉の想像以上に確かなのである。
流石はジョアンがメンバーに入れただけの事はあったと言える。
三杉と彼ら4人はこの日クタクタになるまで走り続けた。
日の長いこの6月、誰も音を上げずに夜中まで走っていたのである。
※スペルマンのチンピラ殺法のユーティリティが上がりました。
400 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 15:47:59 ID:???
【フィオレンティーナ修行編 3年目6月 練習パート】
※1ヶ月の練習成果により、全能力が+1されました。※
三杉「ふう、今月は休日もハードな練習を送ったな…だがまだこれからだ!」
練習内容によって上昇する能力、覚える必殺技・フラグが変わります。
現在の成果と目標は以下の通りです。
走りこみ(成果:200%、目標:200%)[済]
キック力訓練(成果:150%、目標:100%)[済]
守備練習(成果:137.5%、目標:100%)[済]
筋トレ(成果:150%、目標:100%)[済]
技術練習(成果:200%、目標:200%)[済]
戦術訓練(成果:125%、目標:100%)[済]
練習内容を選択して下さい、()の中は上がりやすさです。
A 走りこみ(割と上がりにくい)
B キック力訓練(結構上がりにくい)
C 守備練習(割と上がりにくい)
D 筋トレ(結構上がりにくい)
E 技術練習(割と上がりにくい)
F 戦術訓練(割と上がりにくい)
2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
401 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 15:52:33 ID:Mb3PQLag
C
402 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 15:54:59 ID:lkXLoF7g
C
403 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 15:58:50 ID:???
>C 守備練習(割と上がりにくい)
三杉「ルーベン、葵、イスラス…強敵はゴロゴロいる。彼らを止めなければ勝ちはない。」
先着で
★と め る!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。
Joker→効果25%&スキルorフラグゲット
11〜13→効果25%
6〜10→効果12.5%
1〜5→効果0%
404 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 16:02:57 ID:???
★と め る!→
クラブ4
405 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 16:14:35 ID:???
>4→効果0%
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ふむ…効果が見られなかったか、若林の掛け声なんか真似するんじゃなかった…。」
残念ながら今月は練習の効果を得られませんでした。
現在の能力値
☆最大ガッツ:830
ドリブル:64、パス:63、シュート:61
タックル:62、パスカット:63、ブロック:57
トラップ:60、クリア:56、せりあい:59
高い球補正:+3、低い球補正:+2
☆必殺技・特殊能力
芸術的なドリブル(1/4でドリブル+4)
華麗なドリブル(1/4でドリブル+3)※対応する練習効果が一定値で更に変化します。
ストップフェイク(1/4でドリブル+1)※対応する練習効果が一定値で更に変化します。
バックスピンパス(1/2でパス+3)
アップキックボレー(シュート+4、1/2で敵がバランスを崩す(-1ペナ)。)150消費
ハイパーオーバーヘッド(高シュート力+5)250消費
ディレイドタックル(1/2でタックル+2)
スプリットパスカット(1/4でパスカット+2)
オーバーヘッドクリア(高いクリア+1)80消費
ファストブレイク(全キャラガッツ消費が1.5倍で全行動+1 1試合中1回のみ使用可能)
O.S.トラップ(ハーフウェイを超えた敵のロングパスあるいはセンタリングを
約8割の確率でオフサイドにするが、失敗した場合は敵をフリーに…!)180消費
スキル・キープ+1
スキル・頭脳的なドリブルLV1(ドリブル時にダイヤ、ハートで敵を抜いた場合、次の行動に+1補正)
フラグD、フラグE、フラグG、フラグH(※)、フラグJ、フラグK(※)
406 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 16:16:59 ID:???
【フィオレンティーナ修行編 3年目7月 自由行動パート】
三杉「なんだかアッと言う間に毎日が過ぎて行った…充実していたという事か。」
A 中山に会いに行く。
B バンビーノに会いに行く。
C ブンナークに会いに行く。
D 新田に会いに行く。
E マルコに会いに行く。
F その他のチームメイトと交流する。
G 探検!ぼくのまち。
2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
407 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 16:24:15 ID:H8HkkQLQ
A
408 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 16:35:50 ID:mhzaLLTg
A
409 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 19:44:19 ID:???
>A 中山に会いに行く。
三杉「大会までの最後の休日か、ここは中山の様子を見に行こう。」
三杉は中山の成長については心配していなかった。彼の才能は翼に匹敵すると考えていたし、
実際、その守備はフィオレンティーナにもう一人GKが居るような存在感を示した。
その後もジョアンに対する依存心も感じられず、悩みなく過ごしているようであった。
三杉「中山、いるかい?」
中山「三杉か?今出るから待っていてくれ。」
中山は間もなく出てきた…が、その姿はスポーツウェアである。
少し話でもしようと思っていた三杉は少なからず面喰ってしまった。
三杉「うん?その恰好、自主練のつもりだったのか?」
中山「あれ?そのつもりで来たのかと思ったんだけど…」
三杉「ハハハ、すまない。すぐに用意するから先にグラウンドに行っててくれ。」
中山「(早とちりしちゃったな。)」
自室に戻った三杉は速やかにスポーツウェアに着替えて、グラウンドに向かった。
ちょっと驚いた三杉だが、すぐに切り替えて納得した。彼らにとっては1時間の会話よりも
10分のサッカーの方が雄弁なのである。元々がサッカーを失いかけ、それを取り戻した結果、
この地にいる二人なのである。彼らの原点はボールに対して貪欲な事にあった。
410 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 19:45:26 ID:???
〜フィオレンティーナ練習生用 グラウンド〜
三杉「待たせたかい?」
中山「いや、アップを済ませたとこだ。そうだ三杉、アップしながらでいいからこのシュート
を見てくれないか?」
三杉「うん?」
中山「見とけよ…俺の必殺シュート!!」
スパァァァァァン!!!!!!
中山の蹴ったボールはゴールに向かって飛んでいく。三杉はその軌道に、普通のシュートには
無い違和感を感じた。具体的にうまく言えるものではないが、ボールの伸びが違うとでも云う
のだろうか?直線的なシュートにも関わらず、予想したような軌道とは違うのだ。
そしてボールは見事にネットへと突き刺さった。
中山「よし、調子いいぞ!三杉、こいつをどう思う?」
三杉「中山…い、今のシュートは一体?」
中山「へへ、驚いたか?ボールにスクリュー回転がかかっているみたいなんだ。」
三杉「スクリュー回転…スクリュー回転!?…って事は!」
中山「ああ、空気抵抗が普通のシュートよりも少ないと思う。」
三杉「なるほど…空気抵抗が小さければ初速と終速の差が小さくなる。通常のシュートを
見慣れていると、そのミスマッチによって軌道とタイミングを誤ってしまう。」
411 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 19:46:37 ID:???
中山「ええ!?なんだよ、急に理屈っぽくなったな!」
三杉「ええ!?そのシュートの脅威が分からずに身に付けたのかい!?
(うわ…天才だ、天才だけど馬鹿だ!)」
中山「いや、あのさ。俺って身体の動作が不自由なくらいになったじゃないか。それを元通りに
するためのリハビリをしてさ、治った後もイタリアに来た後もずっと続けていたんだよ。
その結果、関節も筋肉も昔よりずっと柔らかくなってさ…」
三杉「なるほど、身体の可動範囲が常人よりも広がった…というのか。ボールに
スクリュー回転を与えるシュートなんて不可能だと思っていたが…」
中山「なるほど、そんなに凄いシュートだったのか。こんなシュートを撃てる脚を手に入れた
なんてな…あのリハビリの苦しみも無駄な時間じゃなかったってことかな。」
三杉「それどころかその脚は至宝と言っても過言じゃないよ。ちなみにそのシュート、
名前はもう決まってるのかい?」
中山「いや、うーん…もう少し威力が上がって変化までつくようになったらさ…」
三杉「うん?」
中山「“トルネード”…って名づけようと思ってるんだ。」
412 :
キャプテン三杉
:2010/02/28(日) 19:47:38 ID:YaLsXJQs
三杉「トルネードか、いいね。その名に恥じない威力のシュート、君の脚なら撃てるようになるさ。
だけど、今のその状態でも十分必殺シュートと言えるレベルだよ。名前をつけたらどうだい?」
中山「そうだな…」
A スクリューショット
B スクリューブリット
C ジャイロショット
D ジャイロボール
E その他(常識的な範囲で)
“3”票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
413 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:49:26 ID:???
ジャイコの進撃
414 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:57:23 ID:H8HkkQLQ
A
415 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:59:33 ID:4aYLDzkk
B
416 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:10:52 ID:nbGdinr6
A
417 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:23:44 ID:j1ybGt7s
A
418 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/28(日) 21:01:43 ID:???
>A スクリューショット
中山「それじゃ、スクリューショットにしよう。」
三杉「うん、シンプルでいいネーミングだ。(僕とは違うな…)」
中山「これで戦線が膠着した時には、俺もオーバーラップで攻められるかな?」
三杉「ああ、頼りにしているよ。さあ、練習を始めようか。」
中山の必殺シュートの名が決まったところで二人は練習を開始した。と言っても、
二人はすでにやる事はやってきている。その動作やテクニックの再確認という所にほ
とんど終始した練習になった。
その様子をグラウンドの様子を外からずっと眺めている少年が一人いた。
アルシオン「(想像していたよりもいい動きしてるじゃないか、あのジャッポネーゼ達。
ジョアンコーチの話とずいぶん違うみたいだが…。ま、これなら噛ませ犬くらいにはなる
かも知れないな。ああ、早くオレも試合がしてみたい。)」
少年の名はアルシオン。
まだ世界中で誰もその名を知らない、ジョアンが育てた唯一無比の芸術品である。
彼はまだジョアンとしかサッカーをした事がない。
そんな彼は三杉と中山のサッカーを見て…
先着で
★アルシオンのハート→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスにより分岐します。
ダイヤ7以上→なんだかハートが熱くなってきた…。
ダイヤ7以下、ハート、スぺード、クラブ→冷静そのものだった。
Joker→ここからスターバーストを撃ったら、あの二人ビックリするだろうなあ…。
419 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:01:57 ID:???
キャプテン翼4のオリキャラ必殺技か
420 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:04:01 ID:???
★アルシオンのハート→
スペード4
じょーかー ひきたい
421 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/28(日) 21:17:44 ID:???
>>419
そうです、中山に必殺シュートを持たせるならこれしか…と思ってたのです。
>>420
なかなか出ませんよね…私もツバダンさんのとこで何度Jokerを祈ったことかw
>スペード→冷静そのものだった。
アルシオンは冷静に二人のレベルを推し量った。その結論として、彼らは世界レベルに達して
いるが、まだ自分の相手になるような実力はないという物だった。あの場に乱入して直接手を
合わせようと浮かんだ考えはすぐに霧散してしまった。彼はあまりに突出した実力を持っていた。
それが原因で他人のプレイが酷く低レベルに映り、サッカーによって心がワクワクするという
ような事がほとんどなかった。今の三杉と中山もその例外ではなかった、それだけの事である。
アルシオンは見物に飽きると、その身を翻して去って行った。
三杉と中山の二人はそんな事に気づかず練習を続けたのである。
422 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/28(日) 21:21:10 ID:???
【フィオレンティーナ修行編 3年目7月 練習パート】
※1ヶ月の練習成果により、全能力が+1されました。※
三杉「この間の中山との練習のお陰だろうか?多少実力が増した気がする。
さて、大会までで最後の練習か、悔いの残らないようにしたいが…」
練習内容によって上昇する能力、覚える必殺技・フラグが変わります。
現在の成果と目標は以下の通りです。
走りこみ(成果:200%、目標:200%)[済]
キック力訓練(成果:150%、目標:100%)[済]
守備練習(成果:137.5%、目標:100%)[済]
筋トレ(成果:150%、目標:100%)[済]
技術練習(成果:200%、目標:200%)[済]
戦術訓練(成果:125%、目標:100%)[済]
練習内容を選択して下さい、()の中は上がりやすさです。
A 走りこみ(割と上がりにくい)
B キック力訓練(結構上がりにくい)
C 守備練習(割と上がりにくい)
D 筋トレ(結構上がりにくい)
E 技術練習(割と上がりにくい)
F 戦術訓練(割と上がりにくい)
2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
423 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:30:29 ID:j1ybGt7s
F
424 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:33:03 ID:H8HkkQLQ
C
425 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:36:01 ID:8317sRv6
C
426 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/28(日) 21:45:08 ID:???
>C 守備練習(割と上がりにくい)
三杉「大会は…ディレイドタックルだけで戦えるのだろうか?」
先着で
★もう一つ先のレベルへ…!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。
Joker→効果25%&スキルorフラグゲット
11〜13→効果25%
6〜10→効果12.5%
1〜5→効果0%
427 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2010/02/28(日) 21:45:53 ID:???
★もう一つ先のレベルへ…!→
クラブ4
428 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/28(日) 21:50:24 ID:???
4→効果0%
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「くっ…どうしても一歩先のディフェンスが見えて来ない!
仕方がない、今はある力で戦い抜こう。」
残念ながら今月は練習の効果を得られませんでした。
現在の能力値
☆最大ガッツ:830
ドリブル:65、パス:64、シュート:62
タックル:63、パスカット:64、ブロック:58
トラップ:61、クリア:57、せりあい:60
高い球補正:+3、低い球補正:+2
☆必殺技・特殊能力
芸術的なドリブル(1/4でドリブル+4)
華麗なドリブル(1/4でドリブル+3)※対応する練習効果が一定値で更に変化します。
ストップフェイク(1/4でドリブル+1)※対応する練習効果が一定値で更に変化します。
バックスピンパス(1/2でパス+3)
アップキックボレー(シュート+4、1/2で敵がバランスを崩す(-1ペナ)。)150消費
ハイパーオーバーヘッド(高シュート力+5)250消費
ディレイドタックル(1/2でタックル+2)
スプリットパスカット(1/4でパスカット+2)
オーバーヘッドクリア(高いクリア+1)80消費
ファストブレイク(全キャラガッツ消費が1.5倍で全行動+1 1試合中1回のみ使用可能)
O.S.トラップ(ハーフウェイを超えた敵のロングパスあるいはセンタリングを
約8割の確率でオフサイドにするが、失敗した場合は敵をフリーに…!)180消費
スキル・キープ+1
スキル・頭脳的なドリブルLV1(ドリブル時にダイヤ、ハートで敵を抜いた場合、次の行動に+1補正)
フラグD、フラグE、フラグG、フラグH(※)、フラグJ、フラグK(※)
429 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/28(日) 21:54:06 ID:???
本日の更新は以上になります、長時間お付き合い下さり感謝致します。
次回からコッパ・イタリア・プリマヴェーラが始まります。
暫くはNPCシーンが中心になるかと思いますが、どうか宜しくお願い致します。
では皆さんおやすみなさい、またね。
430 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:54:51 ID:???
乙です!ここの試合は面白いのでNPCシーンも楽しみです!
431 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 23:40:26 ID:???
シュートのマルコの技か、境遇も似てるし
もし登場したらいいライバルになりそうだ
432 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 12:56:18 ID:???
>>430
乙感謝なのです!試合を面白いと言って下さってとても嬉しいです。
その期待を裏切らぬよう頑張りたいです。
>>431
そうですね、中山のリハビリはマルコを彷彿させるな・・と私も思いました。
キャラの登場予定は残念ながらありませんが、シュートは色々と参考にしています。
【フィオレンティーナ修行編 3年目7月 イベントパート】
フィレンツェにて三杉が大会に向けた最後の調整に励んでいる頃、約300km離れたミラノの地では
3人の日本人が一箇所に集まって同大会とその後について話を繰り広げていた。
賀茂「…と、言うわけだ。」
葵「ほ…、本当かよ!本当にあの全日本ユースと戦える場を用意してくれるのかよ!」
赤井「お前に、じゃないだろ。優勝チームにっ言ってるじゃないか。」
賀茂「そうそう、慌てるんじゃねーよ。コッパ・イタリア・プリマヴェーラの優勝チームにオファーを
投げかけるんだ。しかもイタリアだけじゃねえ、ドイツとブラジルからもゲストを呼ぶ…。」
葵「ブ…ブラジル!?ブラジルって事はまさか…」
433 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 12:57:22 ID:???
賀茂「森崎有三率いるパルメイラスか、大空翼率いるサンパウロか…。そっちも来年頭にブラジルで
開催されるリオ・カップで好成績を挙げた方に…とオファーを投げている。日本サッカー協会としては、
お前らが所属するインテルかサンプドリアのいずれかと、パルメイラスかサンパウロのいずれかを
ゲストチームとして呼ぶ事ができりゃ、万々歳なわけだ。」
葵「うわー!翼さん達と戦えるなんて夢みたいだ!絶対優勝するぞぉー!!」
赤井「(はあ…やかましいな。でも、確かにそんな雲の上の人達と戦えるのは
凄く魅力的だ、そりゃテンションも上がるよな。)」
賀茂「喜ぶのはいいが、お前達が次の大会に優勝するのは簡単じゃねえだろ。
葵、特にお前はユヴェントスのサルバトーレ・ジェンティーレに完封されてんだろ?
奴に勝たなきゃ優勝なんて出来やしないんだぞ。」
葵「安心しなよ賀茂のオッサン!ジェンティーレをぶち抜くための新技はもう考えてあるぜ!
決勝戦でアイツと当たる時までには絶対完成させてやるんだ!」
赤井「(サルバトーレ・ジェンティーレか…凄いプレイヤーだよな、手合わせしてみたいぜ。)」
賀茂「まあ精々期待させて貰うけどよ…その前に予選敗退とかは勘弁してくれよ?」
葵「大丈夫だって!予選での強敵はレッチェだけだし、そのレッチェにだって絶対勝つから!」
賀茂「(ふう…まあこの調子なら大丈夫だろ。インテルはホームだし黄金の右腕も絶好調…
最悪でも2位通過は堅い。サンプドリアもローマ相手じゃ流石にきついだろうが、その他の
チームに遅れを取るような事はないだろう。)」
434 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 12:58:30 ID:???
話は一段落し、賀茂はタバコに手を伸ばした。ここまでの経緯を思い返して満足していたのだ。
プロジェクト・カウンターウィング…大空翼と森崎有三という日本サッカー界の将来を担う二人を
競わせる事で日本サッカーのレベルを引き上げる計画は順調だった。そして、イタリアサッカーを
視察している時に見つけたイレギュラー。目の前にいる“太陽王子”と“恐怖のレッドストッパー”
の存在は賀茂を更に喜ばせた。この2人の存在が、ぬるま湯に浸かっている元日本Jrユースメンバー
に渇を入れる事となり、日本ユースの成長を更に高められると踏んでいたのだ。
そうやって満足に浸っていた賀茂を現実に引き戻す、衝撃的な一言がここで放たれた。
葵「いやー、コッパ・イタリア・プリマヴェーラ、本当に楽しみだなー。
三杉さんとも戦えたらいいなー。」
赤井「ん?三杉って…」
赤井の言葉を遮るように、賀茂はドスの効いた低い声で葵へと聞き返した。
賀茂「今…なんて言った?」
葵「へ…?どうしたんだよ賀茂のオッサン…」
賀茂「答えろ!今確かに三杉と戦いたいって言ったよな!
いるのか!?このイタリアに、、、あの三杉淳が!!」
赤井「(おおお…なんだこれ?!)」
葵「え…?いるよ。去年会ったもん…俺。何でそんなに驚いてんだよ、知らなかったのか?」
賀茂「馬鹿野郎!三杉は中学卒業した後ずっと行方知れずだったんだぞ!行き先は誰も知らねえ、
実家に問い合わせても答えてくれねえ!日本サッカー協会はもう三杉の事を諦めてたくらいだ!」
葵「え!?そうなのかよ!…あ、でっでもそうか…三杉さんとは確かに会ったけど、どのチームに
所属してるか知らないし、試合とかチェックしても姿を見た事がないんだ。」
435 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 12:59:51 ID:???
賀茂「マジかよ…一体何処で会ったんだ?」
葵「えっと…フィレンツェとボローニャの間くらいかな?でっかい花の見本市に行ってさ、そこで。」
賀茂「そうか…。くそっ、こいつは嬉しい誤算だぜ!!…おい、悪いが俺はもう行く。」
葵「お…おい!」
赤井「御馳走様っす。」
賀茂は喫茶店から飛び出し、近くにあった公衆電話を確保し、慌てた手つきで公衆電話の
ボタンを操作した。
プルルルル…プルルルルル…
片桐「もしもし」
賀茂「片桐か!聞いて喜べ、大変な事になったぞ!実は…」
大声で話す賀茂は子供のように興奮しており、周囲のミラノモダンガール達を驚かせた。
ヘンなアジアンのオッサンが五月蝿い・・・と。
そして、この出来事から数日…月が明け、遂に熱い8月がやってきた。
436 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 13:00:52 ID:???
一旦ここまでです。
437 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 13:18:53 ID:???
乙です〜。
ここのミューラーはブンデスリーガに居るのかな?
438 :
南葛vs幻想
◆W.No10nvrU
:2010/03/01(月) 13:24:07 ID:???
岬「ひぎいぃぃぃっ、中山ぁァっ!?」
撃たず終いの岬さんの必殺シュートと被った^q^
キニシナイヨウニシヨウカ
439 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 14:43:12 ID:???
>>437
そうですね。ブンデスリーガーにいるのか師匠といるのか判断できませんが、
少なくともインテルのGKではないのです。同様にマウリシオもサンプドリアに居ません。
>>438
それでいいと思いますよwテンプレにもありますように、本スレと異なる独自色がこのスレには
あります。同様に各外伝にもある筈です。サッカー…特にキャプテン翼を元々の題材にしている
以上、似たような発想があって然るべきです。正直、キャプテンEDITさんが外伝を始めた事もあり、
トルネードをどうするか迷いました。けれど、被るのを気にして以前からの構想をフイにして、
それが作品の魅力ややる気を損なうのは逆に損失だと思い、使用しました。けれど私はこの作品の
キャラ設定や技設定を絶対と思っていませんし、他のスレの話題に持ち出したいと思いません。
このスレはこのスレ、他のスレは他のスレという事で、被る事を気にしすぎず共存していけたら
嬉しいと思っています。作品のシナリオ的な部分の独自色が最も大事だと思っていますしね。
440 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 16:52:49 ID:???
【フィオレンティーナ修行編 3年目8月 メインイベント】
199X年8月某日
ここイタリア・ロンバルディア州・ミラノにあるサッカー専用スタジアム“スタディオ・ジュゼッペ・
メアッツァ”、通称サンシーロ・スタジアムには大きな熱気が集まっていた。イタリアサッカー界の
次世代の雄が一同に集まり鎬を削る一大カップ戦――――
その名もコッパ・イタリア・プリマヴェーラが遂に開催されるのである。
このカップ戦の優勝チームはセリエAのスクデットと同様に、翌シーズン、ユニフォームに
イタリア国旗色のラウンデルを付ける栄誉が与えられる。また、この大会における各自の活躍が、
トップチームに上がれるかどうかの大きな判断にもなっていると付け加えておこう。
地元を、チームを愛する者…上に伸し上がりたいと思う者…更に異なる思惑を抱く者…
様々な選手達の様々なる思いがここミラノの地へと集う。
441 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 16:54:22 ID:???
観客「おい、遂にこの日が来たぞ!」「コッパ・イタリア・プリマヴェーラだな!!」
「いやー、ずっと楽しみにしてたんだよ。今年の優勝はインテルの物だぜ!」
「甘いな、ミラクルパルマが勝つね」「何を!復活したジノから点を取れるわけがないだろ!」
「ユヴェントスが優勝候補筆頭だってば、ジェンティーレ嘗めんなw」「黙ってろ!」
開催地ミラノには各地からのサポーターが詰め掛けており、スタジアム周りでは既に舌戦が始まっている。
観客以外にも、スカウトや視察の任を帯びた者が世界中から駆け付けており、イタリアサッカーへの注目が
この喧騒から窺える、そんな光景であった。
前評判においてはいずれもB組に入っているユヴェントスとパルマが優勝候補筆頭。続いて、C組に
入っている地元のインテルが有力とされていた。他にもローマ、レッチェ、サンプドリアといった
名門チームが優勝を狙う力を十分持っていると噂されていた。もう一つの地元チームであるACミランは、
有力選手が長く不在な事もあり、残念ながらこの大会ではとても優勝候補に数えられていない。
三杉達、フィオレンティーナについては話題に上がる事すらなかった。
だが―――観客達の評価がどうであれ、フィオレンティーナに警戒を払っている者が数人いた。
優勝候補に挙げられるチームに一人か二人だけ…限られた者だけが彼らに注目を注いでいた。
と、ここで…
442 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 16:56:16 ID:???
ブロロロロ…ガロロロロロ…
観客「おおっ、インテルだ!インテルのバスだぞ!」「頑張れよ、絶対優勝だ!」
ブロロロロ…ガロロロロロ…
観客「あ、レッチェだ!予選でインテルと当たるレッチェのバスだ!」「ぶーぶー!」
地元インテルと同時にレッチェのバスが会場入りする。観客達から声援とブーイングが巻き起こり、
その場は一時騒然となる。それを気にせず、各チームの選手達はバスから降りて…そしてライバル
チーム同士がここに顔を合わせた。インテルのキャプテンを務めるジノ・ヘルナンデスの方から、
レッチェのキャプテン マンチーニに向かって挨拶の声がかかる。
ヘルナンデス「マンチーニ、久し振りだな。チームの調子はどうだ?」
マンチーニ「ベストだよ、インテルには悪いけれどA組1位通過は貰うよ。」
ヘルナンデス「ふふ、そうはいくか。ま、どちらにしても決勝トーナメントに進むのは
オレ達とインテルとお前達レッチェで決まっているような物だけどな。」
イスラス「フッ…」
ヘルナンデス「お前は確かイスラス…何がおかしいんだ?」
イスラス「いや…そう簡単にいくかな…と、思ってな。」
443 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 16:59:13 ID:???
ルーベン「クックック。イスラスぅ…テメェ、ビビッてやがんのか?」
イスラス「少なくとも…お前達を相手にするよりは厄介だ…」
ルーベン「ハン!落ちこぼれがオレ達よりも厄介だと!」
マンチーニ「やめろイスラス!どうしたんだ!?」
ヘルナンデス「ルーベンもよすんだ!」
ディッテンベルガ「だが事実だ、お前達ではオレ達から点は取れない。」
ルーベン「なんだと?」
マッテオ「言いたいこと言わせておけば…」
葵「もームカついた!」
マンチーニ「クッ、お前達!…すまないヘルナンデス、先に行かせて貰う。」
ヘルナンデス「ああ、気にするな。試合が始まれば分かる事だ。」
ルーベン「負けねーぞ…(ギンッ!!)」
イスラス「……ク…(ニヤ)」
試合の前からこのような舌戦が始まっているとは露知らず、フィオレンティーナのバスはまだ
サンシーロ・スタジアムに向かう街道の只中にいた。
444 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 17:00:21 ID:???
〜フィオレンティーナ専用大型バス〜
アンザーニ「さて皆さん、心の準備は出来ていますか?遂に今日この日がやってきました。
キミ達は今日、イタリア全土にその実力を見せ付ける。いまだ誰もキミ達の事を知らない、
だが明日になればキミ達の名を知らぬ者は居なくなる…ワクワクして来ませんか?」
選手達「「(なんだかすっごく高揚してきた…!)」」
アンザーニ「緒戦の相手はインテルです。黄金の右腕の名で知られるジノ・ヘルナンデスくん、
彼から如何にゴールを奪うかが課題になる。そして、彼からゴールを奪うことが困難であると
いう事は、転じて相手から絶対に点を奪われてはいけない、という事になる。それを念頭に
入れて試合に臨んで下さい。それではフォーメーションを発表します。」
アンザーニ「それではフォーメーションを発表します。FWは右にブンナークくん。
左のニッタくんは若干下がり気味に…トップ脇に入ってもらう。MFは左サイドに
バンビーノくん、右にマルコくん、中央はミスギくん、後ろにレントゥルスくん。
DFは左がスペルマンくん、右にダラピッコラくん、中央はミュラーくん、ナカヤマくん。」
−−−H− Hブンナーク
−J−−− J新田
−−I−− I三杉
F−−−G Fバンビーノ Gマルコ
−−E−− Eレントゥルス
A−−−B Aスペルマン Bダラピッコラ
−D−C− D中山 Cミュラー
−−@−− @ラムカーネ
445 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 17:01:36 ID:???
新田「トップ脇…?」
アンザーニ「そうです、敵の最終ラインよりも5mほど手前…トップでもない、まして
トップ下でもないスペース。そこがキミの戦場です。」
新田「そこに位置取る目的を教えて下さい。」
三杉「敵はカテナチオで知られるイタリアプリマヴェーラのディフェンス陣、最終ラインは
厳しいチェックに見舞われるだろう。FWはそこで敵DFを背に、パスを貰うべくポジションを
争う事になる。それを真正面から受けてフルタイム続けるのは新田、君では割に合わない。
だからと言ってトップ下も中盤の争いは厳しい。だが…。」
アンザーニ「そう、トップ脇は比較的自由。何故ならば基本的に敵ディフェンスは一定のラインを
保たなければならない。それはいざという時にオフサイドトラップを狙うためだ。ゆえに、
キミのケアの為にラインを崩すべきか否かで迷うことになる。」
三杉「それを突いて、君は下がり目に陣取る。それだけのスペースがあれば君のドリブルは
トップスピードに乗るに十分、スルーパスや浮き玉も君の足ならば追いつく。そういう算段だ。」
新田「な…なるほど!(敵わねえな…。)」
新田がお手上げといった表情で三杉とアンザーニの顔を見比べる。
さらにアンザーニは各選手達に細かい指示を与えていく。
446 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 17:03:07 ID:???
アンザーニ「ブンナークくんは敵DFと正面からぶつかって、叩きのめしてやって下さい。」
ブンナーク「分かってるぜ、誰が相手だろうか吹き飛ばしてやる…!」
アンザーニ「バンビーノくん、キミはこのチームのもう一人のチャンスメイカーだ。
サイドアタック、敵陣突破、スルーパス…思う通りに敵をかき回して下さい。」
バンビーノ「了解しました。」
アンザーニ「オジオくん、キミにはパスだけでなくディフェンスも期待している。
特に後半は下がり気味、中央よりで構わない。場合によってはレントゥルスくんと
ポジションチェンジを指示します。」
マルコ「はい!」
アンザーニ「レントゥルスくん、キミは守備から攻撃の移行をスムーズに行なう役目を担う。
敵の配置を考え、左右中央隙のある方へバランスよく配給して下さい。迷った時はミスギ君です。
それからイザという時のダラピッコラくんとのパスワークは大きな力になるでしょう。」
レントゥルス「ほいほーい。」
447 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 17:05:03 ID:???
アンザーニ「そしてDFの皆さん、キミ達の守備が試合を分ける…分かっているね?」
フィオDF陣「「はい!」」
アンザーニ「ラムカーネくん…」
ラムカーネ「…」
アンザーニ「無事に戻ってきて下さい。」
ラムカーネ「任務了解…」
アンザーニ「ミスギくん、グラウンドの中の事は任せますよ。」
三杉「…はい。」
全ての指示を終えて一息つくアンザーニ。
フィオレンティーナ選手達はすでに戦闘態勢にあった。
開会式のすぐ後、オープニングゲームはフィオレンティーナとインテルの一戦である。
選手達の心は、今か今かと逸っていた。
448 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 17:06:05 ID:HVX7XR2g
一旦ここまでです。
449 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:30:54 ID:???
アンザーニ監督…
どこかの出歯眼鏡と取り替えて欲しいぜ
450 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:40:12 ID:???
三杉の成長は出遅れた感があるが
チームメイトは十分に強化できたはず。
これで戦えると信じて、頑張れフィオレンティーナ!
451 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 19:41:51 ID:???
>>449
いや、アンザーニ監督は現状、判定がありませんので…wメンバー入れ替えもチーム的に無いですし、
今後トラブルがあった場合に真価が問われるかもしれませんw
それから数分後…三杉達を乗せたバスは無事、サンシーロ・スタジアムに到着した。
三杉達は一旦控え室に篭り、着替えや心の準備を済ませて時が過ぎるのを待った。
そして…コッパ・イタリア・プリマヴェーラ開会の時が来た。
放送「さあご覧下さい、この超満員のサンシーロスタジアムを。収容人数85000人を誇るサンシーロに
つめ掛けた人、人、人!皆が楽しみにしていました、モチロン私も楽しみにしていました。大変長らく
お待たせしましたが、まもなく本年度のコッパ・イタリア・プリマヴェーラ開会式が始まります!
まずは選手達の入場!これがイタリア全土から集められた、次代のイタリアサッカーを担う雄達です!」
熟練された放送の声はタイミングバッチリで、その声に導かれるように選手達が行進で入場してくる。
先頭を切るのは地元の雄、インテルである。耳をつんざくような歓声が一帯から巻き起こる。
452 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 19:46:01 ID:???
>>450
ありがとうございます!出遅れたといってもかなり高レベルですから安心して下さい。
ぶっちゃけ三杉はかなり強いです、最強とはいかないですが…
放送「まずはインテル!今大会…いや、イタリアNo.1GKと誉れ高いジノ・ヘルナンデスが率いる
このチーム!間違いなく優勝候補として決勝トーナメントまで勝ちあがってくるでしょう!さあ、
果たして彼からゴールを奪えるチームは出てくるのか!それとも彼の黄金の右腕が全チームの攻撃を
シャットアウトしてしまうのか!!」
ヘルナンデス「(フランス国際Jrユースの恥辱から3年…ここまで這い上がってきたぞ!
オレはこの大会を優勝する!そしてワールドトーナメントに殴りこむ!)」
放送「続いては若いチームです!トップチームがセリエAに昇格されて3年目のレッチェが登場です!
キャプテンのマンチーニが纏めるチームワークが武器と言われているが?!イタリア人だけで構成され
ていたレッチェが、この世代からはオランダ人とドイツ人を仲間として受け入れています、彼らの活躍
も要チェックですね〜!」
イスラス「(チームワーク…か。)」
453 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 19:48:19 ID:???
放送「さあパルマです!ミラクルパルマです!セリエAに昇格して10年に満たないこのチーム、
トップチームはすでに数々のタイトルを手にしています!この世代もその名に恥じぬミラクルを
見せるのか!?デンマークユース代表キャプテンも努めるGKのシューマッハは、ヘルナンデスと
同等の実力を持つと言われています!その実力をもうすぐこの目で見られます!」
シニョーリ「(へへン、そんなシーンは見られないぜ?相手は攻める余裕なんてないからな。)」
放送「ローマ!ローマが入場してきました!ローマの鷹ことランピオンは健在です!彼の放つ
ロケットヘッドは全てのチームのカテナチオを破壊するのか!?ここも間違いなく優勝候補と
言えるでしょう!」
ランピオン「(観てろ…イタリアは守りだけの国、そんなイメージはオレが粉砕してやる。)」
放送「さあ、優勝候補筆頭のユヴェントスの入場だー!!!!今大会No.1DFと断言しても
過言ではないでしょう、サルバトーレ・ジェンティーレが先頭を歩きます!そしてキャプテンの
ファケッティ!彼のパスは正確そのもの、敵の裏をピンポイントで突く脅威のパスです!そして
堅実なGKのディーノ!強力な右足を持つバティンがいます!そして…おおっと!このバラを
口に咥えた美少年は誰でしょうか!?あ、資料が届きました。ミハエル、ミハエル・ドノヴァン
です。天才的ドリブラーとだけ書かれています。彼の実力は如何ほどの物なのか!?」
ミハエル「(フフン、お前達はすぐにボクの美しいサッカーの虜になる。
ボクは今日のためにソックスを新調してきた…もう誰にもボクを止められない。)」
454 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 19:49:19 ID:???
放送「お次はフィオレンティーナです。インテル、レッチェという強豪チームと同じ組になって
しまいました。まずは1勝を目指して貰いたいものです。」
三杉「バンビーノ。君、忘れられているみたいだよ。」
バンビーノ「フフ…嫌でも思い出すさ、数分後にはな。」
フィオレンティーナの選手達が迎えられる中、必至で目を凝らす日本人が一人…彼の名は賀茂港。
日本サッカー協会の役員として、世界中を視察している男である。彼は、先日葵から聞いた三杉淳の
存在を、この開会式の中で必死の思いで捜していた。そしてそれはここで実る。
賀茂「い…いやがった、本当にいやがった!間違いない、三杉淳だ!
畜生、こいつぁすぐに片桐をイタリアに呼び寄せねーとな!」
賀茂は一人興奮の声を上げる。周囲の歓声に負けないほどの声量で。
彼は開会式がまだ終わらぬうちに席を立ち、公衆電話を求めて走り出した。
455 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/01(月) 19:53:01 ID:???
一旦…というか本日の更新は以上です。
本日は判定も選択もなく只の長文更新で申し訳ないです。
明日以降、きっと試合が始まるんじゃないかなー…と思います。
どうか見捨てずお付き合い下さい…
それでは見て下さってありがとうございました、バイバイ。
456 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 20:22:47 ID:???
ジノには悪いがもう一回ボコボコに陵辱してやんよw
457 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 20:48:06 ID:???
乙でしたー
ミハエル・ドノヴァン……ピッタリな名前だ
458 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 21:04:54 ID:???
何気に濃いおっさんの面子が勢ぞろいでワロタ>ユヴェントス
459 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 06:48:58 ID:???
そして新田は隼スルー
460 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 08:15:03 ID:???
>>456
それくらいの気持ちでガンガン削ってやって下さいw
>>457
乙ありがとうございます!
おお、ドノヴァンありでしたか。良かったー。
>>458
日向も若島津も東邦なのでwオッサンの同年代化でテコ入れしましたw
>>459
まあ中山もなんですけどね。
彼らは葵と会ってないから話に出なかった…三杉探しに集中してたから目に入らなかった…
と、そんなとこです。
461 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 12:59:05 ID:???
入場のトリを飾ったのはもう一つの地元、ACミランだった。ホームという事で応援・歓声は大きい。
だが、優勝の期待をのせた物では決してなかった。それは期待ではなく希望や懇願に近かった。
やがて開会式は終了の時を迎え、オープニングゲームが始まる。
観客席の一角からフィールドに向かってジョアンとアルシオンの視線が注がれていた。
ジョアン「さあ観ておきなさいアルシオン、お前のチームメイトを作るための大会だ。」
アルシオン「…」
放送「お待たせしました!オープニングゲーム、インテル対フィオレンティーナの試合
がもう間もなく始まります!」
観客「うおおおおおおー!!!ジノーーー!!!」「葵ー!太陽王子の名は伊達じゃないよな!?」
「マッテオ、ゴールを決めてくれよ!!!」「ルーベンのテクニックに注目だろ!!!」」
イスラス「ジュン・ミスギ…さてどれほどの物か?」
ディッテンベルガ「ヘルナンデスにルーベン、試金石としては手頃だな。」
462 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 13:00:09 ID:???
アップを終えた三杉達がグラウンドに足を踏み入れた。
待っていたのは見渡す限りスタジアムを埋める人、人、人………そして、敵。
三杉はインテルの面々の顔を確認した…ヘルナンデスが、葵が、ルーベンがいる。
葵「(三杉さん!!!フィオレンティーナの選手だったのか!)」
ヘルナンデス「(あの10番…見たことあるぞ。)」
ルーベン「(クックック…泣かしてやるぜぇ?)」
敵の中心選手全員も三杉の視線を見据えた。
バチバチという火花の音が聞こえる。
審判「両キャプテン、センターサークルへ」
三杉「(挨拶か…)」
A ジノに挨拶「よろしく、いい試合をしよう。」
B ジノに挑発「また予選敗退させてあげるよ。」
C ルーベンを挑発「予選で僕達と当たって不運だったね?」
D 葵に挨拶「緒戦で当たるとはね、悪いが負けないよ。」
E 相手の出方待つ。
2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
463 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 13:13:24 ID:T9pZXkOc
A
464 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 13:22:04 ID:BYkE80NY
A
465 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 15:27:28 ID:???
>A ジノに挨拶「よろしく、いい試合をしよう。」
三杉はごく当たり障りのない態度で挨拶する事にした。
三杉「よろしく、ヘルナンデス。今日はいい試合をしよう。」
ヘルナンデス「こちらこそ。…失礼だがキミは全日本Jrユースに…。」
三杉「ふふ、覚えてくれていたのかい?僕の名はジュン・ミスギだ。」
ヘルナンデス「ミスギ…そうか、キミは!」
三杉「僕の事なんかより思い出さなければいけない人がいるんじゃないのかい?」
そう言って三杉は親指で自分の左後方を指差した。
その先には…
466 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 15:28:35 ID:???
ヘルナンデス「バ…!バンビーノ!!!」
思わず大声を上げて驚くヘルナンデス。
気付いたバンビーノはヘルナンデスに笑みだけを返す。
ヘルナンデス「なんでバンビーノが…!」
三杉「さあ、コイントスだよ。」
三杉はヘルナンデスの動揺が収まらぬうちに、と審判を促した。
先着で
★コイントス→! dice
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。
4〜6→フィオレンティーナボール
1〜3→インテルボール
467 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 15:35:14 ID:Hj9+tx8c
★コイントス→
1
468 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 18:34:03 ID:???
>1→インテルボール
放送「さあコイントスの結果、ボールはインテルが取りました!キックオフはインテルから!」
三杉「(ふむ、ヘルナンデスが動揺してる間に一度攻めたかったが…)」
身を翻してセンターサークルから出ようとする三杉にルーベンが声をかけてきた。
ルーベン「おい落ちこぼれ、負ける準備はしてきたか?」
三杉「………ごめん、誰だったっけ?」
呆けたような三杉の様子にルーベンの顔が歪む。
ルーベン「後悔するなよ…」
三杉「フフ…」
審判「君達、早くポジションにつきたまえ。」
三杉「申し訳ありませんでした…君も済まなかったね。」
更に顔を歪ませるルーベンを尻目に三杉はトップ下の位置に陣取った。
正直なところ彼にはルーベンに対する苛立ちはなく、どんな因縁があるかも気にしていない。
コイントスを終えた三杉はすでに一人のサッカー馬鹿になっていたのだから。
469 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 18:35:35 ID:???
☆青葉弥生のワンポイントアドバイス☆
弥生「皆さんこんにちは、青葉弥生です。
今回の相手は絶対的に強いジノ・ヘルナンデスがゴールマウスを守るインテルです。
彼の黄金の右腕からゴールを奪うにはかなり難しいので、ガンガンシュートを撃って
ガッツを削ってから料理してやりましょう。攻撃ではルーベンと葵の中央突破が難敵です。
さらに葵は異常なすばしっこさとスタミナから、攻撃に守備にと多くの場面に顔を
出してくるでしょう。またFWのマッテオ、MFのイゴール、DFのディノは多少腕に覚えがあります。
その他のモブキャラについてもボルドー戦に比べて強くなってますが、緒戦なので
そこまで心配しないで大丈夫です。淳の公式での再出発、ぜひ勝たせてあげて下さい。」
470 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 18:37:04 ID:???
インテル 4-4-2
−−−−−
−J−H− Jペルッツィ Hマッテオ
−−−−−
EG−IF Eガリア G葵 Iルーベン Fイゴール
−−−−−
C−−−D Cマロッキ Dディノ
−A−B− Aジャンカルロ Bカレーラ
−−@−− @ジョバンニ
※チームBGM:敵チーム遠征試合編(キャプテン翼3)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628
(36:23〜37:23)
フィオレンティーナ 4-4-1-1
−−−H− Hブンナーク
−J−−− J新田
−−I−− I三杉
F−−−G Fバンビーノ Gマルコ
−−E−− Eレントゥルス
A−−−B Aスペルマン Bダラピッコラ
−D−C− D中山 Cミュラー
−−@−− @ラムカーネ
※チームBGM:味方チーム海外修行編(キャプテン翼3)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628
(34:17〜35:01)
471 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 18:39:17 ID:???
チームガッツ
残り/最大
780/780 新田
830/830 三杉
880/880 ブンナーク
740/740 マルコ
810/810 バンビーノ
720/720 レントゥルス
810/810 中山
760/760 ミュラー
720/720 ダラピッコラ
720/720 スペルマン
880/880 ラムカーネ
472 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 18:55:19 ID:???
>今回の相手は絶対的に強いジノ・ヘルナンデスがゴールマウスを守るインテルです。
>彼の黄金の右腕からゴールを奪うにはかなり難しいので、ガンガンシュートを撃って
>ガッツを削ってから料理してやりましょう。
−−−−−
−J−H− Jペルッツィ Hマッテオ
−−−−−
EG−IF Eガリア G葵 Iルーベン Fイゴール
−−−−−
C−−−D Cマロッキ Dディノ
−A−B− Aジャンカルロ Bカレーラ
−−@−− @ジョバンニ
えーと、ジノはどちらに?
473 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 18:58:09 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!
放送「さあインテルのキックオフ!ボールはルーベンくんに渡ります。」
ルーベン「行くぜ雑魚どもがあぁぁぁ!」
ダダダダッ!
放送「おお〜っと、やはりルーベンくんいきなり中央突破を狙ってきました!!」
葵「こら、一人で攻め込むな!」
マッテオ「(ったく…シンゴが言えた事じゃないだろ…)」
三杉「予想通り。準備はいいね、マルコ!」
マルコ「全く…あいつ獣だね。」
放送「おっとこれを読んでいたのか三杉くん、中央に寄っていたマルコくんと共に迎撃に向かう!
試合開始直後の流れを掴むのはどちらのチームなのか!?」
474 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 18:59:48 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ルーベン ドリブル(! card) 64+(! dice + ! dice)=★
★三杉 タックル(! card )63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
マルコ タックル(! card )59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【攻撃】−【守備】
≧2→ルーベンがドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(葵がフォロー)(バンビーノがフォロー)(レントゥルスがフォロー)
≦−2→フィオレンティーナボールに。
【基本ルール以外の補足・補正・備考】
ルーベンのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」、
ハートかスペードで「ごういんなドリブル(+2&吹飛係数2)」 が発動します。
三杉のマークがダイヤかハートで「ディレイドタックル(+2)」が発動します。
マルコのマークがダイヤで「するどいタックル(+1)」が発動します。
475 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 19:01:19 ID:???
★ルーベン ドリブル(
ハートK
) 64+(
5
+
2
)=★
476 :
森崎名無しさん
:2010/03/02(火) 19:01:34 ID:???
★三杉 タックル(
ダイヤ4
)63+(
2
+
1
)+(人数補正+1)=
マルコ タックル(
ハートK
)59+(
4
+
4
)+(人数補正+1)=★
477 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/02(火) 19:03:14 ID:???
>>472
わー、ごめんなさいです!
インテル 4-4-2
−−−−−
−J−H− Jペルッツィ Hマッテオ
−−−−−
EG−IF Eガリア G葵 Iルーベン Fイゴール
−−−−−
C−−−D Cマロッキ Dディノ
−A−B− Aジャンカルロ Bカレーラ
−−@−− @ヘルナンデス
※チームBGM:敵チーム遠征試合編(キャプテン翼3)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628
(36:23〜37:23)
478 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/03(水) 01:00:25 ID:???
ルーベン ドリブル(ハートK )64+( 5 + 2 )+(ごういんなドリブル+2)=73
三杉 タックル(ダイヤ2)63+( 1 + 2 )+(ディレイドタックル+2)+(人数補正+1)=69
マルコ タックル(ハートK)59+( 4 + 4 )+(人数補正+1)=68
【攻撃】-【守備】≧2→ルーベンがドリブル突破
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ルーベン「どけっ!!」
三杉「(速さはそれなりだが…)」
スゥ…
三杉「動きが直線的すぎる!」
ガァッッッ!!!!
三杉は普段通り相手の動作を観察し、得意とするトリッキーなタックルで斜め後方から襲った。
それはルーベンの足下のボールを捕らえ、守備を成功させたと思われた。
…のも束の間、
ルーベン「なんだよそりゃあ?」
三杉「(…ビクともしないだと!?なんて足腰だ!)」
ルーベン「軽いんだよ、ドカスがぁぁぁ!!!」
ルーベンは足に力を入れると、三杉のタックルを跳ね返し、さらに宙へと舞わせた。
三杉「グワァッ…!」
479 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/03(水) 01:21:16 ID:???
続くマルコのタックルも力任せに撥ね退けた!!
マルコ「うっ…!!」
放送「ルーベンくん突破!身体能力に任せた直線的なドリブルでフィオレンティーナの
ディフェンスを切り裂いた!」
観客「いいぞルーベン!!」「そのまま敵のゴールをこじ開けろ!!」
ジェンティーレ「ほう、悪くないドリブルだ。」
ミハエル「ハハン、美しさのかけらもない原始人のサッカーですね」
ルーベンのごういんな突破にインテル攻撃陣は勢いづき、次々にフィオレンティーナ陣内に入った。
中央に寄っていたマルコが抜かれたせいでサイドに大きなスペースが空いている。
ルーベン「(クックックッ、隙だらけだぜ落ちこぼれども!)」
先着で
★ルーベンの判断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
ダイヤ→ハッハァー!
ハート→オレが行くまでもねえ、走れサル!
スペード、クラブ→おら、イゴール!空いたサイドから攻めろ!
JOKER→ここから撃たせて貰うぜ!
480 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 01:21:39 ID:???
★ルーベンの判断→
ダイヤ8
481 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/03/03(水) 01:44:17 ID:???
>ダイヤ→ハッハァー!
ルーベン「(オレはなんて強えんだ…全員ぶち抜いてやるぜ!)
ハッハァー!いくぜカスども!!」
放送「おおっとルーベンくんパスを出さない!?一人で積極的に切り込んでいく!」
己の実力に酔ったルーベンはスタンドプレイに走った。だが彼のそれは実力の伴ったもの
であり、また最短ルートを走る素早い突破に三杉が指示を出す暇がない。
中山「(嘗められてる?)よしっ、俺達が当たるぞ!」
先着二名様で
★ルーベン ドリブル(! card)64+(! dice + ! dice)=★
★レントゥルス タックル(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ミュラー タックル(! card)61+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
中山 タックル(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃】−【守備】
≧2→ルーベンがドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になり…。そして左から順に
(葵がフォロー)(マッテオがフォロー)(スペルマンがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ルーベンのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
ルーベンのマークがハートかスペードで「ごういんなドリブル(+2&吹飛係数2)」が発動します。
中山のマークがダイヤで「グランドタックル(+4)」が発動します。
482 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 01:45:24 ID:???
★ルーベン ドリブル(
クラブ3
)64+(
5
+
1
)=★
483 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 01:46:21 ID:QPpSTpeo
★レントゥルス タックル(
スペード9
)59+(
3
+
3
)+(人数補正+1)=
ミュラー タックル(
スペード7
)61+(
4
+
5
)+(人数補正+1)=
中山 タックル(
クラブ2
)64+(
5
+
4
)+(人数補正+1)=★
454KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24