キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/20(土) 21:37:41 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1266049176/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップを優勝で飾ったオータムスカイズ。
チーム内の不和も何とか暴動が起きる前に鎮火出来、安堵していた所にオールスター戦の話が舞い込む。
反町は妹紅や魔理沙、三杉らと共ににとりら妖怪チームと戦うのだが前半37分で2−1の苦境にさらされ……。
橙「私もシュートが出来ればもっとオータムスカイズは強くなりますよ!」
幽香「キャプテンの抱き心地は最高だったわ」
妖精1「いいよなぁ、オールスターに呼ばれる奴は……」
魔理沙「見せてやるぜ、私の一人舞台……」
リグル「私がエースのリグル・ナイトバグだァ!」
レミリア「 H A ! 」
早苗「諦めない! それが私達に出来るたった一つの戦い方!」
佐野「チビが生きるには、ドリブルしかねぇんだよ!」
椛「どうしてこうなった!? どうしてこうなった!?」
ぬえ「おのれ佐野……この私が入る予定までも破壊してしまった!」
お嬢様そんなに前半から飛ばして大丈夫か、妖精1は地獄に落ちないか、魔理沙は弱く見えるけど本当は強いんだよ!
そんな幻想のポイズン28スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
580 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 18:26:40 ID:???
>>576-578
前半に続いて本当にお疲れ様です。そしてまとめに感謝!
これを見ると……人間チームはFWの引きが酷いですね。
581 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:32:04 ID:???
>>576
乙です。
反町の後半の勝負弱さはなんなんだか……。
他の秋空メンバーはにとり以外はあまりぱっとしなかったな。
幽香は判定自体少なかったが、新技は収穫と言える。
582 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:37:31 ID:???
この試合のcard平均
1位 アリス 平均10.50 ( 1勝 2敗 1分)
2位 慧音 平均 8.43 ( 0勝 5敗 2分)
3位 リグル 平均 8.20 ( 1勝 2敗 2分)
4位 妖夢 平均 8.00 ( 0勝 3敗 1分)
5位 西尾? 平均 7.80 ( 0勝 5敗 0分)
6位 咲夜 平均 7.75 ( 1勝 5敗 2分)
7位 霊夢 平均 7.67 ( 6勝 5敗 0分)
8位 レミリア 平均 7.56 ( 3勝 4敗 1分)
9位 妹紅 平均 7.50 ( 1勝 6敗 1分)
10位 諏訪子 平均 7.40 ( 3勝 2敗 0分)
11位 早苗 平均 7.38 ( 2勝 5敗 1分)
12位 永琳 平均 7.36 ( 7勝 2敗 1分)
13位 幽香 平均 7.33 ( 2勝 6敗 1分)
14位 チルノ 平均 7.13 ( 0勝 7敗 0分)
15位 こいし 平均 7.00 ( 0勝 5敗 0分)
15位 シェスター 平均 7.00 ( 0勝 2敗 0分)
17位 さとり 平均 6.75 ( 1勝 4敗 2分)
18位 パルスィ 平均 6.00 ( 3勝 4敗 1分)
19位 三杉 平均 5.60 ( 0勝 5敗 0分)
20位 にとり 平均 5.43 ( 2勝 2敗 2分)
21位 反町 平均 5.38 ( 4勝 3敗 1分)
22位 魔理沙 平均 4.86 ( 0勝 5敗 1分)
583 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:38:34 ID:???
ブロック判定では手も足も出ないものな。
手が出るはずのチルノも一度も顔面ブロック出なかったし……。
ともかく、もっと鍛えないと他のチーム、特にシューターの多いチームには厳しい。
584 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 18:41:14 ID:???
>C.リグル、諏訪子に挨拶をする
=================================================================
反町(リグル……ど、どうしたんだ?)
反町としては、素早く自陣に戻り三杉達と合流するのが一番かと思ったのだが……。
それよりも何よりも、フィールド中央部で棒立ち状態となっているリグルのことが気になった。
リグルの性格からして、今のこの状況は勝利した事に喜び小躍りしていてもおかしくない場面。
しかし、まるでリグルは微動だにしないままフィールドで立ち尽くしているのである。
一体どうしたのかと心配になりながら反町が近づくと……近くにいた諏訪子が気づいたのか。
反町に対して、心配そうな表情でリグルの肩を持ちながら声をかける。
諏訪子「そ、反町君。 なんだかこの子の様子がおかしいんだよ……」
反町「ど、どうしたんです?」
焦る反町に対し何だかぶつぶつ言葉を呟いているんだ、と説明する諏訪子。
よくよく見てみると……虚ろな瞳で虚空を見ながら、リグルは確かになにやらを呟いている様子。
一体何を言っているのだろうかと耳を近づけてみると……。
リグル「私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……。
私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……」
反町「…………」
諏訪子「ど、どうしちゃったのかなこの子?
前の試合からこういう事よく言うから、虚言癖や妄想壁がありそうとは思ってたけど……」
リグルがずっと呟いているのは、自分はエースだと言い聞かせる言葉。
この試合、シュートチャンスが何度かあったもののそれら全てを失敗させてしまったリグル。
1得点も上げられないというのは、オータムスカイズのエースストライカーと自称するリグルにとっては計算外の事だったのだろう。
一方で諏訪子はお医者さんもいるし呼んだ方がいいかな?と反町に問いかけてくるのだが……。
反町(こ、これって……要するに、俺が今まで訂正してこなかったからだよな……)
585 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 18:42:25 ID:???
リグルが自身をエースストライカーと自称してきたのは当初はただの勘違い。
反町がシュートを決められず自分が得点を挙げた試合から起こっていた事である。
そして、それからリグルが常にエースと自称する度に……反町はあえて訂正をしてこなかった。
それ故、ここまで増長してしまったと言って過言では無い。
確かにリグルはオータムスカイズに加入してより、かなりの成長を遂げてきたのだが……。
この幻想郷中の精鋭が集まるオールスター戦で点を取るには、まだまだ実力が足りなかったのだろう。
だが、それをリグルが理解するという事は出来ない。
何故ならば、リグルは自分がエースストライカーだと思い込んでいるからである。
同じチームの反町が2得点を挙げている以上。
エースストライカーの自分はそれと同等かそれ以上取らなければならないと考えているのだ。
リグル「反町が2点で私が0点……あばば……」
諏訪子「……どうして落ち込んでるの、この子?」
反町(す、諏訪子さん達からしてみれば確かにリグルがこういう風に言うってのは虚言や妄想としか映らないんだろうなぁ。
そ、それはともかくどうしよう? なんだかどんどん酷くなってるような気がするけど……)
A.「リグル、しっかりしろ!」 渇を入れる!
B.「大丈夫だ、エースにだって調子が悪い時はあるさ」 慰める
C.「リグル、落ち着いて聞け……お前はエースストライカーじゃない!」 俺がエースだ!
D.「永琳さん、ちょっと……」 ちょっとおかしい子はお医者さんに任せるのが一番だろう
E.「幽香さん、お願いします」 こういう時は幽香さんに任せよう
F.「よくある事です、放っておきましょう」 放っておく
G.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
>>582
これまたお疲れ様です。アリスさんがダントツですね、平均10とは……。
そして反町、なんというブービー……。
586 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:47:15 ID:H8HkkQLQ
A
587 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:47:56 ID:Mb3PQLag
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ!
588 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:49:01 ID:g68fASZ2
A
589 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 18:53:00 ID:f4wKvd6g
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ!
590 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:04:54 ID:4aYLDzkk
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
591 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:06:41 ID:2MhUkOgk
A
592 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:07:18 ID:YB/36Ajw
G
お前だけじゃない、俺たちはまだまだ弱い。
這い上がろう。次の大会までもっと練習して少しでも強くなろう。
593 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 19:08:54 ID:???
>>590
さんと
>>587
さん、
>>589
さんのものは意図は同じものとして採用させてもらいます。
G B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ
実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ! で確定しますね。
594 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 19:24:05 ID:???
>G.B+地上シュートを開発しないか?手伝うぜ 実力UPで不調でも活躍できる力をつけるんだ!
===============================================================================================
リグルの弱点は、ダイレクトシュートしか打てないことだと分析する反町。
今日の試合も、慧音を抜いたところまでは良かったものの……。
その後の地上シュートは必殺シュートが無い分、早苗に軽く取られてしまうものだった。
地上シュートを覚える事が出来れば、プレイの幅も広がるだろうと言い含め。
更に、エースにだって調子の悪い時や失敗はあるさと告げる反町。
すると、リグルはようやく反応を見せピクリと動いてから反町へと顔を向け……。
一方で、諏訪子は反町の言葉に驚いた表情を浮かべつつ眼を擦る。
諏訪子(エ、エースぅ? 反町君、この子をエースって認めてるの? ど、どういう事?
誰がどう見たって反町君の方が実力は上だってのに……)
諏訪子が一体反町が何を考えているのだろうかと自身の耳を疑う中。
リグルはようやく瞳に光を取り戻し、正気を取り戻してから口を開くのだが……。
先着1名様で、
相棒としてのプライド→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→リグル「ハッハァ! そう言うと思って既に完成済だぁ!」 じゃあ試合で使えよ……
ダイヤ→リグル「う、うん! ありがとう!」 素直に感謝だ!これは何としても付き合ってやらなきゃ!
ハート・スペード→リグル「う、うん……」 ……なんだかまだあまり元気が無いぞ
クラブ→リグル「うぅ……」 ゲ、ゲェー!?何故かリグルが泣き出しただと!?
595 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:25:55 ID:???
相棒としてのプライド→
ダイヤK
=
596 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:26:36 ID:???
その引きをシュートに出せ!これ言うの何度目だっけwwwww
597 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:34:12 ID:???
なぜかJOKERでふいてしまったんだがww
598 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:35:09 ID:???
おれもww
599 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:40:25 ID:???
>>597-598
さらに俺も
600 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:53:13 ID:???
天パ男にあやかって「スライデイングリグルキック」とかどうだろう
601 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:55:17 ID:???
スライディングリグルキックだと、ボレーになっちゃうんじゃ・・・
602 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:57:20 ID:???
スライディングならグラウンダーのパスにダイレクトで行けるぞ。
自分で切り込むシュートじゃないけど
603 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 19:57:43 ID:???
ならリグリウム光弾とか
リグルキックはバッタ男がモデルらしいし
604 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 20:01:19 ID:???
>相棒としてのプライド→ ダイヤK =リグル「う、うん! ありがとう!」 素直に感謝だ!これは何としても付き合ってやらなきゃ!
=================================================================================================================
リグルとしては、正直なところこの反町の申し出を受けるかどうかは迷った。
リグルにとって、反町とは決して上の存在ではなく相棒。即ち、対等な立場の選手なのである。
だというのに、この試合では選手として圧倒的に負け。
それに加えてその反町にシュートを教えてもらうというのは、即ち反町の相棒を名乗るに値しないという事だと考えたのだ。
リグル(でも……実際、地上シュートが無いと前半みたいな時に困るだろうし……。
反町と一緒に練習したほうが覚えるのは早くなるだろうし……)
あまりいいとは言えない頭を使い、どう答えるのが最善かと考えるリグル。
ストライカーとして、自身のプライドを考えればここで反町に甘えるのは断じて否。
そんな事をしていては、反町の相棒を名乗る事は出来ないし、出来よう筈も無い。
しかし、オータムスカイズの事を考えれば……エースとして更なる成長をしなければならないとも考える。
エースストライカーとして動く際、どちらを取るのが先決なのか……。
逡巡した後、リグルは答えを出した。
リグル「ち、地上シュート! 開発しよう!」
反町「ああ、頑張ろう!」
リグル(そして、もう一度反町の相棒をちゃんと名乗れるくらいまでレベルアップするんだ……!)
並べて考えてみれば、どちらが重要かは明らかである。
自身の何の役に立たないプライドよりも、更なる成長を遂げる事が一番必要不可欠だ。
その為ならば、どんな事でもするのが真のエースだと考えリグルは反町に教えを乞う事を選ぶ。
リグルの瞳にもはや迷いは無く、ただ更なる強さを求める思いがそこにあるのみだった。
諏訪子(……へぇ)
605 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 20:02:20 ID:???
そして、力強く何度も頷くリグルを見て、驚いていた諏訪子も先ほどとは違う意味で目を見張る。
リグルの纏う雰囲気が変わった事で、反町とリグルを見直したのである。
諏訪子(……なるほどね。 まあ、確かに実力はまだまだだが……。
さっきもレミリア=スカーレットに真っ向から何かを言う事は出来た訳だしね。
うん、気持ちだけは大したもんだ。 ……反町君もそれに気づいていたのかな?
現状はともかく、こっから先は危険かもしれない子だ……)
※リグル、諏訪子の評価値がぐーんと上がりました。
※諏訪子のリグルに対する感情が 永琳・諏訪子→(実力さえ備われば…)→リグル から 諏訪子→(ダイヤの原石)→リグル になりました。
※リグルの反町に対する感情 リグル→(相棒)→反町 がなくなりました。
その後、我を取り戻したリグルとなにやら感心した雰囲気の諏訪子らと別れ……。
反町は人間チームの者達と合流し、それから再度センターラインに整列し一礼。
そして、そのまま幻想郷サッカー事務局長――稗田阿求の挨拶。
更に今日の試合のMVPの発表へと、舞台は一気に移ろう。
阿求「今日の試合、本当に楽しく観戦をさせて頂きました。
正に白熱した接戦、最後の最後になるまでどちらに転ぶかわからなかった際どい対戦でした。
これより、その白熱した激戦の中で最も優秀なプレイをしていた選手……最優秀選手、MVPの発表に移りたいと思います」
ざわ…… ざわ……
阿求「発表します。 第一回チキチキ幻想郷サッカーフェスティバル。
その栄えある最優秀選手は……」
レミリア(フランの為にも、私が……!)
永琳(今日の私の活躍具合なら、選ばれてもおかしくない筈……)
反町(誰が選ばれるんだろう……?)
早苗「………………」←まだ気絶中
606 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 20:03:20 ID:???
先着4名様で、
反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+! card+! card+! card
レミリア・S→(2ゴール+4)+(勝利チーム+5)+(キャプテン+5)+! card+! card+! card
八意永琳→(1アシスト+1)+(勝利チーム+5)+! card+! card+! card
東風谷早苗→(2度のファインセーブ+6)+(途中退場-5)+! card+! card+! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
合計値の高い方がMVPとなります。
607 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:03:35 ID:???
俺はリグルきりもみシュートとか電光リグルキックとかリグル卍キックとか覚えさせたいぜ!
608 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:05:05 ID:???
反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+
ハートA
+
クラブ10
+
クラブ6
609 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:05:11 ID:???
反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+
ダイヤ10
+
スペードQ
+
スペード4
610 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:06:32 ID:???
レミリア・S→(2ゴール+4)+(勝利チーム+5)+(キャプテン+5)+
スペードA
+
ダイヤ5
+
クラブ5
611 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:07:08 ID:???
八意永琳→(1アシスト+1)+(勝利チーム+5)+
ハート7
+
ハート7
+
クラブQ
612 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:07:42 ID:???
東風谷早苗→(2度のファインセーブ+6)+(途中退場-5)+
ダイヤK
+
クラブ6
+
ハート3
613 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 20:11:24 ID:???
いやーww天才にやられましたなww
614 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/28(日) 21:08:17 ID:???
MVPが天才さんに決まったところでひとまず本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
オールスター戦は終わったけれど、果たして次の大会はいつかな?
そして、佐野達はその大会には間に合うのか? それでは、お疲れ様でしたー。
615 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:13:37 ID:???
乙でしたー
リグルに地上シュートっている?
反町以上に自分で切り込めないんだから結局センタリング貰うしかないような…
616 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:17:45 ID:???
浮き球はpa内じゃ使えないんだぜ?
617 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:18:10 ID:???
いらないと思うが約束しちゃったからね…
むしろ必要なのはMF陣だよなぁ
618 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:18:39 ID:???
そりゃ、ぱないな
619 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:24:17 ID:???
まあリグル派の俺はどんどんリグルがエースっぽくなってるから嬉しい
チームの為にプライドを捨てるとか最高にかっこいいしな
そもそもなんでプライド持ってるのとかはいいっこなしだぜ
620 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 21:28:21 ID:???
ここのリグルは素直でカワイイじゃないか
反町慕ってるのも間違いないし
キャプテンの負担減らすために、自分がエースって言ってる面も少なからずあるんだよ!
根拠?ないw
621 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 15:03:48 ID:???
特化性能と言うけれど、実際は
地上シュートのあるリグル→劣化魔理沙
反町→劣化レミリア(シュートは勝ってるけど2人ともも『打てば入る』だから実質は変わらない)
ヒューイ→劣化咲夜
だよね
上には上がってやつだよね
622 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 15:09:24 ID:???
だがエースとしての魂はリグルの方が上だ
家事能力なら反町の方が高みにある
そして食欲ならヒューイが勝つ
623 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 16:30:02 ID:???
レミリア達も強化されるならシュート以外は追いつく前に本編が終わりそうだね
薬や合同練習だと奉仕活動になる可能性があるし
外来カルテットや他勢力との出稽古とかしてみたいです
624 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 16:39:57 ID:???
>反町一樹→(2ゴール+4)+(キックオフシュート+5)+ ハートA + クラブ10 + クラブ6 =26
>レミリア・S→(2ゴール+4)+(勝利チーム+5)+(キャプテン+5)+ スペードA + ダイヤ5 + クラブ5 =25
>八意永琳→(1アシスト+1)+(勝利チーム+5)+ ハート7 + ハート7 + クラブQ =32
>東風谷早苗→(2度のファインセーブ+6)+(途中退場-5)+ ダイヤK + クラブ6 + ハート3 =23
===========================================================================================
阿求「妖怪チームMF! 天才的なプレイで活躍をし、アシストも達成した永遠亭ルナティックス・八意永琳選手です!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
レミリア「くっ……」
反町(永琳さんか……確かに、今日の試合で要所要所で活躍してたしな)
早苗「…………」←やっぱり気絶中
阿求の口から発表された最優秀選手は、八意永琳。
今日の試合でコンスタントに活躍を続け、魔理沙と咲夜のシュートをブロック。
霊夢との対決もほぼ互角以上に制したプレイは、正に圧巻。
竹林カップの汚名は、今回の活躍で完全に払拭出来たと言っていいだろう。
名が呼ばれると永琳はそのたわわな胸を張りながら前へと進み出、阿求の前に立ち賞状とトロフィーを受け取る。
その威風堂々とした態度は、正しく天才と名乗るに恥ずかしくないものだ。
観客「やっぱ永琳は天才だ! うどんげなんて最初からいらんかったんや!」「流石に天才は格が違った!」
うどんげ(あ、あれ!? 今、なんか観客から変な声が聞こえたような……)
輝夜「いよっしゃあああ! よくやったわ、永琳! これで永遠亭の名も鰻上り!」
てゐ(うさうさ……竹林カップの時はどうしようかと思ったけど、これで何とか体面は保てたうさ……)
永琳(ふふふ……私が天才。 天才、八意永琳よ!)
625 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 16:41:15 ID:???
その後、永琳は無難な挨拶をして一同から更なる拍手を浴び列へと戻る。
そして、そのままこの試合――第一回チキチキ幻想郷サッカーフェスティバルも終了するかと思われたのだが……。
不意に、阿求の話が終わった直後、レミリアが前へと進み出た。
一体どうしたのかと選手一同、そして観客達が思う中。
レミリアは阿求からマイクを受け取り、羽を大きく広げて胸を張りつつ……その口を開いた。
レミリア「オールスター戦が終わったばかりだけれど……早速次の大会について話をさせてもらう。
次の大会は、紅魔館が主催をさせてもらうことになった。
そして、既に準備も着々と進んでいるわ」
反町(えっ!? も、もう次の大会……!?)
思わず周囲に走るのは、動揺の色。
誰一人としてまさかこの場でいきなり次の大会についての告知が行われるとは思っておらず……。
心の準備もまるでしていなかったのだ。
しかし、レミリアはそんな者たちには一向に気を使う様子も無く……。
更に一同を驚かせるような、衝撃的な言葉を口にするのだった。
レミリア「開催日時は、一週間後の今日、水曜日!
大会は一発勝負のトーナメント方式よ!
場所はこの霧の湖スタジアム、そして我が紅魔館が所有する紅魔スタジアムで行う!
その名も第一回不夜城カップ! 参加チームは今この時より、募集を開始するわ!」
反町「いっ……一週間後!?」
告知からたった一週間じゃロクに準備が出来ない……と思わず呟きそうになる反町。
しかし、よくよく考えれば竹林カップから既に数週間が経っているのだ。
それを考えれば、決して速過ぎるという訳でもないだろうと考える。
レミリアは伝えたい事だけは伝えた、とばかりにそれだけを言うとマイクを阿求に返し列へと戻り……。
その瞬間、観客達からは一週間後の大会に期待をする声援が一斉に湧き上がる。
626 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 16:42:18 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「うおーっ! 今度は紅魔館主催か!」「久しぶりにルナダイヤルズじゃなくスカーレットムーンズのサッカーが見れるのか!」
「それでもお嬢様なら……お嬢様なら、得点王に輝いてくれる……!」
藍「一週間後……一週間後、か」
ヤマメ「こりゃ、今日からはまた猛練習の毎日だねぇ……」
キスメ「…………」←こくこくと頷いている
しっとマスク「次の大会こそは優勝をせねばなるまい……!
そして、今度こそオータムスカイズをギャフンと言わせるのだ!」
藍(残り一週間でどこまで伸ばせるかな……。
今度の試合ではパルスィ、そしてアリスのゴールに対しても対策を立てられるのは確実。
……他にもう一手、攻める手立てが欲しい所だな)
お燐「うにゃーん……こ、今度こそはさとり様を一回戦突破させるにゃ!」
お空「うにゅ! 私がちゃーんとゴールを決めてみせるよー!」
勇儀「いい意気込みだ。 ふふ、私もそろそろ試合をしたくなってたしいい頃合だねぇ。
一週間後は、大暴れをさせてもらおうか」
雛(次の大会も、まず間違いなく強敵となるのはオータムスカイズ……。
あのチームから点を取るには……やはり、勇儀さんとお空ちゃん、二人の頑張りに期待をするしかありませんね)
輝夜「はー、ふーん。 そっかぁ、次の大会は紅魔館がするんだ」
うどんげ「わ、私達は出ないんですよね?」
輝夜「次の大会は慧音たちの力も借りられそうにないしね……ま、次回は観戦に回らせてもらいましょ」
てゐ(慧音やベジータがいないと本格的に陵辱されちゃいそうだしねぇ……)
うどんげ(お師匠一人だけでも限界はあるもんなぁ……)
神奈子(ふぅむ、一週間……。 そんな短い期間じゃ、今から飛躍的に実力を向上させるというのは常識的に考えて不可能だね。
とすると、手っ取り早い戦力の整え方は……)
627 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 16:43:28 ID:???
穣子「一週間かぁ……長いのか短いのか……」
橙(それまでに、何とか反町さんにシュートを鍛えてもらわないと!)
レティ(紅魔スカーレットムーンズが出てくる、か……。 うぅん。 チルノとにとり、二人の壁も……。
完全に通用するとは言い切れない攻撃を仕掛けられそうね)
サンタナ「へへん、次の大会も私の大活躍で優勝だわ!」
ヒューイ「わーい」
妖精1(……まあ、一週間だろうが何だろうが関係ない。 問題は、今週だものね)
メディスン(次の大会こそ、スタメン定着よ……。 大丈夫、私は強くなった筈……!)
次なる大会の開催日が決定したとあって、幻想郷に名の有るチームに所属する者達は各々反応を示す。
ある者は今度こそ栄光を手にしてみせると意気込み。
ある者は果たして勝てるのだろうかと不安になり。
またある者はいかにして大会に臨むべきか、冷静に分析をし始める。
そうして熱気に溢れる観客席で一同が考え込んだり、或いは気合を入れている中……。
魅魔「…………一週間かい」
靈夢「少し、早いように思えるわね」
ただ渋い顔をして俯き、腕を組んでいたのは魅魔、そして靈夢。
彼女達の顔が渋い理由――それは無論、果たして自分達のチームが……。
自分の鍛えているチームがその大会に間に合うのかという事についてである。
靈夢「……そもそも、まだ11人集まってもいないというのに。
まだ大会まで余裕はあると踏んでいたのだけど、勘が鈍ったかしらね……」
魅魔(11人集まった所でそこから練習をしないとあいつらはまだまだ使えない筈だ……。
このままのペースじゃ間に合わない、が……)
628 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 16:47:14 ID:???
先着1名様で、
大会までに佐野外伝何回やれるだろう→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→魅魔「こうなりゃ地獄の強化特訓をするしかないね」 靈夢「みっちりしごきましょう!」 鬼師匠・鬼巫女コンビ誕生だ!
それ以外→魅魔「どう考えても間に合わないね……」 残念だが今回ばかりは諦めるしかない
>>615-618
一応、覚えておいて損は無いかと思います。
>>619-620
描写が下手なせいかもしれませんが、実はリグルのエースとしての心境というものも少しずつ変わってきています。
当初は反町より実力過多なのでストライカーと思っていたのですが、ここ最近はちょっとだけ考え方がシフトしてきていますね。
>>621-622
正直魔理沙やレミリア、咲夜の劣化と言われる程のレベルまで育った事自体がすごかったりします。
>>623
他組織の練習に参加は……お散歩をしていれば出来るかも?
629 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 16:48:57 ID:???
大会までに佐野外伝何回やれるだろう→
ダイヤK
=
630 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 16:50:36 ID:???
無駄にいいの引いたな
631 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 16:51:10 ID:???
惜しいいいいいいーっ!!!
632 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 16:52:52 ID:???
ダイヤ10以上を特訓にしようかと思ったのですが、直前でやめてよかった……のかどうか。
ダイヤのKさん、心臓に悪いです。
633 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 16:58:38 ID:???
むしろ逆に大会出場をあきらめる代わりにネオ地獄強化特訓をするとかどうかな?この引きなら
634 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 16:59:39 ID:???
JOKER以外は同じと決まってるんだしそのままでいいと思うけど…
635 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:00:44 ID:???
このままでいいよ
636 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:01:38 ID:???
ごめんね
マジいらんこと言った
混乱とかさせる気もワガママ言う気もなかったんだ
ただネタとしてネオ地獄って言いたかっただけだったんだ
本当にすまん
637 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 17:03:55 ID:???
>>636
いえいえ、お気になさらず。
638 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 17:24:21 ID:???
>大会までに佐野外伝何回やれるだろう→ ダイヤK =魅魔「どう考えても間に合わないね……」 残念だが今回ばかりは諦めるしかない
==============================================================================================================
今から一週間、みっちり練習をしたとしても精々反町達と何とか戦えるというレベルにするのに精一杯。
勝てるかどうかと言われれば、確立は2割を切るだろうと魅魔は冷静に予想をする。
サッカーとは11人でやるスポーツなのだ。
如何に靈夢が力を貸すとはいえ、他の者達のレベルが低いままでは意味が無い。
それは前回の竹林カップにおいて、永遠亭ルナティックスが証明している事である。
靈夢「それに猛特訓をした所で……」
魅魔「ああ、体調管理はほぼ出来ないと考えた方がいい。 それじゃあ、とてもじゃないが優勝は狙えないさ」
靈夢「まあ……何も大会は一週間後のものしかない、という訳でもないわ」
落ち着いて、着実に成長させていきましょうと微笑を浮かべる靈夢。
魅魔もそれに微笑みながら頷き返し……フィールドで立ち尽くす、魔理沙達を見つめる。
魅魔(あいつは……きっと、次の大会に出るだろうねぇ。
出来ればそこで佐野をぶつけたかったんだが……やっぱり時間が無さすぎる。
今回は、諦めるしかない……か)
その後、魅魔と靈夢の二人はフィールドに立つ幻想郷サッカー界二人の両雄を見つめていたが……。
やがて、ちらほらと観客達が帰り支度を始めた頃。
自分達もあまり長居をすべきではないだろうと判断し、その場を立ち去ったのだった。
霊夢「!?」
魔理沙「あ……? おい、どうした霊夢?」
霊夢「ん……いや、別に何でもないわ……多分」
魔理沙「なんだよ、多分ってのは」
639 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 17:25:27 ID:???
一方で、フィールドに残っていた選手達もまたそれぞれ控え室へと戻ろうとしていたのだが……。
そんな折、不意に霊夢が何かに弾かれたかのように急に観客席へと視線を向けたのだった。
当然ながらそんな霊夢の奇行に魔理沙は声をかけ……周囲の者達も不思議そうに見やる。
だが、霊夢はやがて何も無いと無表情で言いながら……それでもいつもに比べて些か余裕が無い様子で手を振り無事をアピール。
そのまま、一同と揃って控え室へと戻るのだった。
霊夢(試合中も感じてたけど……さっきのは間違いないわ……。
あの見られる感覚、何だか酷く懐かしいような……でも、一体なんだっけ……?)
控え室へと戻ると、既に早苗も意識を取り戻して着替えを完了させていた。
試合に負けたと伝えると早苗は自責の念にかられたようだったが……。
西尾?の懸命な励ましの言葉などで、一応は笑みを取り戻してくれた。
早苗「試合は負けましたけど……でも、楽しかったですね。 また皆さんと一緒にサッカーをしてみたいです」
西尾?「全く、倒れておって暢気じゃのう早苗さんは」
三杉「だが……確かに、一つの勉強にはなったと思うよ。
自分のチームを離れてプレイをするというのも、また一つの糧である事には違いない」
反町「そうだな……」
負け惜しみでも何でもなく、勉強になったというのは確かな事である。
霊夢や魔理沙、レミリアといった者達のプレイをこの目で見れたというのはまず間違いなく今後の役に立つだろうし。
その中に入って高いレベルでのサッカーをプレイしたというのは大きな経験となるだろう。
反町はその後、三杉や西尾?、そしてシェスターらと共に別室へと移動。
男四人組、外来人カルテットで揃って着替えを始めるのだが……。
反町(思えば、こうやって4人揃うっていうのも初めての事だよな……。
さて、どうしよう。 折角の機会だし何か話をしてみようか?
着替えている間の雑談程度だからあまり長い話は出来ないだろうけど……)
640 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 17:26:58 ID:???
A.三杉と今日の試合を振り返ってみる
B.三杉のフィジカル不足について聞いてみる
C.三杉と次回の大会について話してみる
D.シェスターと幻想郷について語り合う
E.シェスターにパルスィとしっとマスクについて聞いてみる
F.西尾?に早苗さんに無茶させないようにと頼んでみる
G.「なぁ西尾? ……やっぱお前って外人だよな?」
H.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
641 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 17:29:19 ID:???
I.特に話す事も無いな。普通に着替えを済ませちゃう
を追加します。
642 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:31:21 ID:zPWsB0D+
E
643 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:31:28 ID:5eUqPTqk
C
644 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:33:01 ID:TRFKfN4E
H
西尾?に静岡といえば?と聞いてみる
645 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:33:02 ID:MLIqS8OA
H なんとなく、みんなにここに来た事は実りある事になれたかを聞く
646 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:35:41 ID:kK2YcHd+
C
647 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:53:33 ID:afWnDTz6
E
648 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 17:59:16 ID:RpnS2BnU
C
649 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 18:40:49 ID:???
>C.三杉と次回の大会について話してみる
==================================================================
反町「なぁ三杉、次の大会の事だけど……」
三杉「やっぱり気になるかい?」
反町が話そうと考えたのは、たった今発表されたばかりの次の大会――。
不夜城カップ(何とも凄いネーミング)についてだった。
反町が口を開くと、どうやらシェスターと西尾?もそれなりに興味があったのか……。
具体的にどういった方式で試合は行われていくのか、といった質問を三杉に浴びせ始める。
すると、三杉もある程度話は聞いていたのかそれらの質問に律儀に答えていった。
三杉「まず、試合時間は45分ハーフ。 その他のルールも、基本的には他の大会と同じさ。
退場者は次の試合には参加不可、などもね」
反町「そうか……それで、大体どの程度の規模の大会になりそうなんだ?」
三杉「まだ募集段階だから詳しくは知らないけれど、恐らくは30チーム少しは集まる予定みたいだ。
もっとも、その殆どは名も無い雑魚チーム達ばかりになるらしいけどね」
反町(なんだろう……それでも、オータムスカイズはどの試合も名のあるチームと戦うようになる気がする)
三杉「もしレミリアさんの想定していた通り30チーム程度集まるなら……。
逆算すると、決勝に行くまでに5試合くらいはする事になるのかな」
トーナメントだからね、と言いながら着替えを済ませた三杉はそのままパイプ椅子に腰掛け……。
更に細かく大会について一同に説明をする。
先ほどは聞いたばかりで実感は無かったが、それでもそうやって話を聞いていると徐々に現実感が増してくる。
シェスター「次の大会こそ、僕たちのネオ妬ましパルパルズが優勝するよ」
西尾?「何を言うとる。 わしらの守矢フルーツズが優勝に決まっておるわ!」
三杉「僕たちのチームも、どうやらレミリアさんが参加をするみたいだからね……。
そう簡単に、勝ちを譲るつもりはないな。 ……そして、反町」
反町「う、な、なんだ?」
650 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 18:42:17 ID:???
パイプ椅子に腰掛け、腕組みをしながら顔を上げて反町の顔を覗き込む三杉。
思わず反町はその挙動に物怖じし……一歩下がりつつ、どもりながら返答をする。
それを見て三杉はくつくつと笑いながらも眦を上げ、口を開いた。
三杉「君達オータムスカイズは、次の大会ではどのチームにもマークされると思っていた方がいい」
反町「う……」
シェスター「そうそう、なんてったって竹林カップの優勝チームだしね」
西尾?「どのチームも、打倒オータムスカイズを目指して竹林カップからの練習を過ごしてきておるんじゃ」
三杉「そういう事だよ。 ……僕も、勿論目標は打倒君達オータムスカイズだ」
口元に微笑こそ残っているものの、その目は真剣そのもの。
竹林カップでは戦う事こそ敵わなかったが、それでも三杉はオータムスカイズの打倒を目指していた。
そして、それはこの場にいるシェスター、西尾?もまた同じ。
既に今のオータムスカイズは、反町と秋姉妹しかいなかった頃の弱小チームではない。
それぞれが得意な能力を持ち、しっかりと仕事をこなすようになった事により。
爆発的な攻撃力と堅固な守備力を併せ持つ、永遠亭ルナティックスにも勝った名門軍団へと生まれ変わっていたのである。
反町(そうか……オータムスカイズは、もうそこまで強くなってるんだよな。
……竹林カップでは一敗したけれど、優勝したし……)
三杉「……っと。 そろそろ、向こうも着替えが終わる頃かな?」
どことなく感慨深くなり、思わず今まで幻想郷で過ごしてきた事を思い出す反町。
そうこうしている内に女性陣も着替えが終わったらしく、反町は三杉に促され。
そのまま別室からもとの控え室へと移動し、女性陣と合流。
今日の試合、お疲れ様でしたと改めて挨拶を交わし……揃ってこの控え室を出て霧の湖スタジアムを後にしようとする。
しかし、その瞬間……。
651 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 18:43:51 ID:???
ピンポンパンポ〜ン♪
アナウンス「お呼び出しをします。 反町一樹さん、三杉淳さん。
至急、スタジアム最上段にありますVIPルームへお越し下さい」
反町「え?」
三杉「うん……?」
突如、スタジアム内に響き渡るアナウンス。
その声は反町、そして三杉の名を呼び……思わず反町は三杉と顔を見合わせ首を傾げる。
二人とも、どうして呼び出されるのかととんと心当たりが無いのだが……。
しかし、繰り返し二度流されたそのアナウンスは何度聞いても反町達の名を呼んでいるのだ。
しかも、反町は何度かそのアナウンスの声を聞いた事があるような気がする。
三杉「聞き覚えがある? とすると、君の知り合いがアナウンスしているって事かい?」
反町「かもしれない……でも、誰だかは思い出せないな」
三杉「……それで、どうするんだい反町? 十中八九行った方がいいような気がするが……。
万が一にでも、危険な妖怪という可能性もあるんだろう?」
妹紅「ついていってやろうか、反町!?」
まだ幻想郷に来て日が浅い三杉は、こういう事象には反町の方が慣れているだろうと全権を委任し……。
一方で妹紅は危ない奴がいたらぶっ飛ばしてやると腕まくりをしながら反町に提案。
そして、霊夢は何故か胡散臭い顔をしてスピーカーを睨みつけている。
反町「う、うん……そうだな……」
652 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 18:44:52 ID:???
A.「いや、多分大丈夫だよ。 一緒にVIPルームに行こう」 呼び出しに答えてVIPルームに行く
B.「何だか危険な臭いがする……聞かなかった事にしよう」 アナウンスなんて、無かった。帰ろう
C.「それじゃあ、妹紅さんも一緒に行きますか?」 呼ばれてないけど妹紅も一緒に連れて行こう
D.「そっちが来い!」 近くにあったスピーカーに指差して怒鳴ってみる
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
653 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:45:58 ID:MLIqS8OA
E
「つーかこの声紫さんだ」
まぁとりあえず行こう
654 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:46:31 ID:2JFt9uOw
A
知り合いに危険な妖怪はいないはず、たぶん
655 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2010/03/01(月) 18:50:36 ID:sQJa1oO2
C
656 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:50:53 ID:HEj2SK9c
C
657 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:51:55 ID:TRFKfN4E
A
658 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:52:12 ID:zPWsB0D+
A
659 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:53:15 ID:???
A
バックにはゆうかりんがいるんだぜ?
俺に手を出したらわかってるな?みたいな
660 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:53:59 ID:RpnS2BnU
D
661 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 18:54:17 ID:???
VIP室に呼んだってことは紫と幽々子とSuicaだべ
662 :
659
:2010/03/01(月) 18:54:20 ID:???
あげわすれちゃった。けどもう決まってるな
663 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:01:44 ID:???
友情パワー否定されたもこたんがへこむフラグ……か
考え過ぎか
664 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:04:38 ID:???
>>545
>穣子「ツインシュート……!」
>静葉(私達も、こんな大技を使えれば……。 いえ、結局、シュート力自体が低いから無理なのかしら
そういえば別の某外伝スレでは使えてたね
シュート値80の超大技だった
幻想のポイズンが始まったころから二人のシュートを鍛えてたら……のifの姿を見れた気がした
シュート自体は決まらなかったけど、カッチョよかったぞ秋姉妹!
665 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 19:27:04 ID:???
>A.「いや、多分大丈夫だよ。 一緒にVIPルームに行こう」 呼び出しに答えてVIPルームに行く
================================================================================================
妹紅「私は行かなくて大丈夫?」
反町「はい、妹紅さんは先に帰っててくれても……」
妹紅「んにゃ、待ってるよ。 静葉達もまだ観客席にいるだろうし、幽香達とも合流したいしね」
咲夜「三杉、用件が終わったらすぐに戻ってきなさい」
三杉「ああ、わかってる。 それじゃあ行こうか、反町」
一体誰が呼び出したのかはわからないが……。
少なくともこんなスタジアムで早々危険な事態に陥る事はないだろうと判断した反町。
妹紅の手助けも必要ないと判断し、三杉と共にVIPルームへと向かう事にする。
とはいえ、二人もこの霧の湖スタジアムに来るのはお互い初めて。
反町も少々方向音痴の気があった為に少しばかり手間取るも……。
係員に聞いたり、或いは壁にかかっている案内表などを見て、VIPルームへと辿り着く。
三杉「ふぅ……ここがVIPルームか」
反町(……確かに、なんだかよくわからない装飾とかがされてるもんなぁ。 要人御用達って感じだ。
しかし、全然三杉は物怖じした様子がないなぁ……)
かつてはかなりの富豪だった為か、豪華な調度品などが外からも見えるVIPルームを前にしても。
まるで物怖じした様子を見せない三杉。
一方で反町はどことなく萎縮をしてしまうのだが……とにかく呼ばれたのだから、と逆に胸を張り。
それが滑稽に映っているとは気づかないまま、ドアをノック。失礼します、と声をかけてから開き中へ入り……。
紫「はい、こんにちわ」
反町「!? ゆ、紫さん……?」
先ほど反町達を呼んだ声の主――八雲紫に対面をするのだった。
666 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 19:28:20 ID:???
紫「どうぞ奥に入って頂戴な、お二人とも。 ……こちらははじめまして、だったわね」
三杉「はじめまして、三杉淳です。 ……八雲紫さん、ですね? お噂はかねがね」
紫「ええ、そうですわ。 どうぞよろしく」
思いがけないところで思いがけない人と出会った事で一瞬、反町の頭はフリーズ。
しかし、三杉はまるで動じた様子が無く……。
初対面の紫と優雅に挨拶を交わし、それに対して紫も律儀に答える。
しばらくすると反町もようやく冷静になり……紫も試合を見ていたのだろうと解釈。
固まっていた体を動かし、よろよろと不恰好ながら三杉の横へと並び立ち……そのまま紫に促され、豪華な椅子に着席をする。
反町「ゆ、紫さんが俺達を呼び出したんですか?」
紫「ええ、そうよ。 お二人にとっても大事なお話があったものだから……」
三杉「反町だけじゃなく、僕にとっても……ですか?」
紫「ええ……お二人も試合が終わって疲れているでしょうから、単刀直入に申し上げましょう」
三杉と反町の前に紅茶の入ったカップを差し出しつつ。
片手に持った扇子を振り空中で何かを斬るような動作をする紫。
そうした瞬間、空間になにやら亀裂のようなものが走り思わず三杉はピクリと体を反応させて目を丸くして驚くのだが……。
反町としては、既に何度か見ていた事なのでまだ熱い紅茶をフーフーせず飲んで喉を焼きそうになる程度の被害で済んだ。
……反町の方が狼狽してるじゃないか、という突っ込みは野暮である。
反町(あちゃちゃ!?)
三杉(……相変わらず無茶苦茶な能力を持った者が多い世界だ。 今更なのかもしれないけれど……)
思わず舌を出して苦い顔をする反町に、話は聞いていたがと頭を抱える三杉。
それらを見てくすりと笑いながら紫はスキマの中から4着の服を取り出し……それらを反町達の目の前に出し、口を開いた。
紫「全日本Jrユースに戻るか、それとも全幻想郷メンバーとして戦うか。 選んで頂戴、お二人さん」
反町「へ……えぇ!?」
三杉「……全、幻想郷?」
667 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 19:30:46 ID:???
ひとまずここまで。
ここからちょっと説明パートが入ります。
>>659
やめて幻想郷壊れちゃうやめて幽香さん
>>663
流石にそこまで過剰に反応はしませんw
>>664
いやいや、今から鍛えれば……駄目ですね、どう考えても遅すぎですね。はい。
668 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:45:09 ID:???
説明の後少しシンキングタイム入れた方がいい予感
669 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 19:47:48 ID:???
>>668
ですね。ちょっと今回は投票まで時間を空けようかと思います。
皆さん既にわかっておられると思いますが、本当に今後の物語を左右する選択が来るので票数も「5」にしようと思っています。
また、出せる情報は出しておくつもりです。
670 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:48:32 ID:???
個人的に審議の必要なく答え決まってる
どちらも選ばずオータムスカイズ
671 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:51:41 ID:???
気持ちは分からなくもないが、今のオータムスカイズが
その段階に至って完全な形で残る可能性は非常に低い、
というエクスキューズがポイズンさんからすでにあったのは忘れずに、な。
672 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 19:56:51 ID:???
スカイズが駄目なら幻想オールスター、みたいなスタンスは駄目だろうか。
結局これもババァに振り回されてる訳だし、最後くらい我が道を行きてえなぁ
673 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 20:06:24 ID:???
ババァを否定したいなら全日本のほうがいいんじゃね?
もともとの目的は、どうも反町を手ゴマに外と戦うことだったっぽいし。
まあ「それも私だ(BYユーゼス・ゴッツォ)」的なことを言うかもしれないけど
それはもう「まぁババァはそういうキャラだしね、やっぱこのスレでも友達いないの?」というしかないのではないか。
674 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 20:19:20 ID:???
個人的な話だがオールスターになった結果あのやる気のかけらもない霊夢がトップ下とかに入ってもがんばれねぇ
能力とかじゃなくて情熱っていうか絆っていうの?そんな感じで
やっぱあそこは静葉さんか幽香さんでないと
でも全日本も嫌なんだよなー
あんなギスギスしてる上にサッカーのレベルが低いとこいまさら戻りたくねーしー
675 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 20:22:19 ID:???
ネットの中とはいえ言葉遣いには気をつけましょう
676 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 20:25:20 ID:???
佐野が幻想郷に付かなければ全日本に行ってもいいんだけどね
なんというかその立ち位置をふらっと出てきて取られるのもスッキリしないというか
677 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 21:39:02 ID:???
紫が言葉を発してから、しばらくは身動きが取れなかった反町と三杉。
そんな二人を見て、紫は実に愉快そうに笑みを浮かべつつその4着の服――ユニフォームをテーブルに置く。
その4着の服は、それぞれ2種類の模様、そして色をしていた。
一方は反町達にとってもそれなりに馴染みのある、白の生地に青いラインが入り。
日の丸が胸に描かれている、全日本Jrユースのユニフォーム。
そして、もう一方はその全日本のユニフォームの青い部分を赤にした何ともおめでたそうな紅白色のユニフォーム。
それぞれの背番号は、19番と14番となっている。
反町(19番……俺の背番号だ。 って、ちょっと待て。 それじゃあ、この赤い方のユニフォームは……)
三杉(全幻想郷のユニフォーム、という事かな)
紫「因みに、そちらの方の背番号はどうなるかはまだわかりませんわ。
これはあくまで仮のもの……実際にメンバーを招集してから、正式な番号を割り当てさせてもらいます」
赤いユニフォーム――全幻想郷代表のユニフォームを指差し、呟く紫。
そこで、ようやく反町と三杉も思い出したかのように口を開き……紫に対して質問をぶつける。
反町「ちょ、ちょっと待って下さい紫さん! 全幻想郷って一体……一体、どういう事なんですか!?」
三杉「もしかして、国際Jrユースに出場するという訳じゃ……」
紫「勿論、その通りよ。 そうでなきゃ、全幻想郷なんて作ろうとする訳ないじゃない」
三杉「そんな馬鹿な……どう考えても中学生には見えないのがゴロゴロいるのに……」
紫「大丈夫よ。 その辺は、この私がちょこちょこっ……と」
反町「お、女の人がサッカーをするっていうのは外の世界じゃまず無いですよ……。
そんな簡単に通る訳が……」
紫「そこも私がちょこちょこっ、と」
三杉「そもそもあれは国際大会だ。 国と認められてないチームが参戦出来るわけが……!」
紫「ちょこちょこっ」
反町「……げ、幻想郷のサッカーは外の非常識です。 あんなサッカーが外で出来る訳が……」
紫「私がルールよ」
反町・三杉「「……………………………」」
678 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 21:40:03 ID:???
駄目だこいつ、何とかしないと……という視線を紫へと向ける反町と三杉。
そもそも幻想郷のサッカーは、反町の言ったように外では非常識。
まず、幻想郷の主だったサッカー選手は皆が皆、女性だという点。
そして、刃物を使ったり二人に分裂したり能力を使ったり人形を使ったり……と。
明らかにサッカーとは言えない競技になりかけている点。
何よりも幻想郷は国として世界に認められていないだろうという点を突っ込みを入れるのだが……。
紫は全てスキマパワーで何とかする、と豪語する。
三杉(非常識極まりない……)
反町(相変わらずなんだか物凄い……)
思わず頭を抱えて頭痛を押し込める三杉、ただただ呆然とする反町。
しかし、そんな二人もすぐに気を取り直し……今度は別の観点から紫に質問をする。
三杉「百歩譲って……そう、百歩譲って全幻想郷が出場できたと仮定しよう。
だが、その場合、また新しい問題が出てくる」
紫「あら、どういう点かしら?」
三杉「単純明快だよ。 幻想郷のサッカーと、僕たちの世界のサッカーのレベルの格差だ」
そう、三杉の言う通り、幻想郷と外の世界とのサッカーのレベルはまるで違う。
外の世界では天才と謳われた三杉が、この幻想郷では中堅かそこらが精々といったレベルなのだ。
これでは勝負にすらならない、と三杉は言うのだが……。
それに対しても紫は答えを用意していたのか、すぐさま返答をする。
紫「その点に関しては大丈夫。 ……主要たる国には、幻想郷から一定の選手を派遣するの」
三杉「派遣……だって?」
紫「そう……コーチ兼選手、という奴ね。 あなたには馴染みがあるかしら?」
三杉「…………………」
679 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 21:41:06 ID:???
派遣をする国はイタリア、アルゼンチン、フランス、ウルグアイ、西ドイツ、そして……全日本。
それぞれの国に対し、紫は2・3名程の選手兼コーチを派遣し。
更に開催日時を一ヶ月伸ばす事により、外の世界の選手達を育て上げると説明する。
これには三杉、そして反町も空いた口が塞がらないのだが……。
紫はまるで構う様子も無く、更に続ける。
紫「確か規定によると23名が定員だった筈だけれど……こちらの方で25名まで増やさせてもらうわ。
全日本も、その人数に足りない分だけ幻想郷のメンバーを派遣させてもらうつもり」
三杉(……確か、見上監督の話ではフランスで中里が合流。 それに若林源三、岬太郎君も加入をする筈だったな。
僕を含めた全日本20名にそれら3人を加え……うん? いや、違うぞ……)
紫「因みに……貴方達以外にこの幻想郷にいる全日本Jrユースの彼については、この話はまだ話していません。
ただ、彼は……反町君と戦いたいようだから、道は別れるかもしれないわね」
反町「え? か、彼って誰です?」
三杉(そうすると、19+3の22……反町が幻想郷を選んだ場合は、21か……)
一体誰が自分と戦いたがっているのだろうと思わず頭の上に?を浮かべる反町。
一方で三杉は、これは既に決定事項……説得をしてやめろと言うことも出来ないだろうと判断し……。
冷静に、自身の置かれた状況……そして、自身が取るべき選択について考える。
しかし、反町はそんな三杉には一切構わず……更に紫に質問をぶつける。
反町「い、一体どうしてそんな……外の世界でサッカーなんてしようと思うんです?
幻想郷から外に出て、大丈夫なんですか? 平気なんですか?」
紫「確かに、それは問題よ……でも、それでも私達の目的の前では些細な事」
反町「目的?」
反町の問いに、紫はゆっくりと頷き……ややもったいぶってから、口を開く。
680 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 21:42:12 ID:???
紫「反町君、あなたがこの幻想郷に来た当初……私は言ったわ。
あなたは"そこそこ"の実力を持ったサッカー選手だと」
そう、この幻想郷に来た当初……反町はあくまでも"そこそこ"の実力を持った程度のサッカー選手だった。
しかし、この2ヶ月で反町はめきめきと実力を伸ばし始め……。
今ではシュート力"だけ"ならば、幻想郷一を名乗るに恥じない選手へと成長を果たした。
紫「そう、そしてその結果、あなたの影響を受けてほぼ全ての選手は共に成長をした。
これは、今までの常識から考えれば考えられない事なのよ」
神奈子達の突破を零れ球にするのが精々とはいえ、阻む事に成功するようになった穣子。
卓抜したドリブルで、両サイドを走る静葉と橙。
早苗やさとりといった、幻想郷でも名うてのゴールキーパーから点を奪ったリグル。
永琳達の完璧なシュートを、鉄壁の防御で阻むにとりやチルノ。
更に敵チームの者達も、その影響を多分に受け成長を続けている。
その顕著な例が、今日この試合でも1アシストをし勝利に貢献したパルスィであろう。
紫「私達の目的は、幻想郷サッカーの質の向上……そして、まだ見ぬ強敵との対戦」
反町「………………」
紫「人間の成長速度というのは恐ろしいわね……。
外の世界で一ヶ月練習を続ければきっと殆どの者は私達と戦うに値するようになるでしょう。 ……私達はね、その者たちと戦いたいの」
反町「それが、幻想郷が国際ジュニアユースに出場する理由ですか?」
反町の問いかけに、こくりと頷き肯定をする紫。紫にしては、何とも裏表の無い素直で純粋な理由だが……。
それでも、反町にとっては紫の言っている言葉が本心であるような気がした。
紫「そこで、私は二人に全幻想郷に入ってもらいたいと思っている。
貴方達と一緒に戦えれば、幻想郷サッカーの質は更に向上する……成長をするわ」
三杉「なるほど……それで、その全幻想郷の選手の人数ともし全日本に帰るならその日取りは……」
紫「25名。 貴方達が入れば……23名の選手を、こちらが選出するわ。
そして、貴方達がもし帰るとすれば、帰る日は……不夜城カップが終わった、翌日」
反町(!? も、もうすぐじゃないか……!)
444KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24