キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/20(土) 21:37:41 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1266049176/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップを優勝で飾ったオータムスカイズ。
チーム内の不和も何とか暴動が起きる前に鎮火出来、安堵していた所にオールスター戦の話が舞い込む。
反町は妹紅や魔理沙、三杉らと共ににとりら妖怪チームと戦うのだが前半37分で2−1の苦境にさらされ……。
橙「私もシュートが出来ればもっとオータムスカイズは強くなりますよ!」
幽香「キャプテンの抱き心地は最高だったわ」
妖精1「いいよなぁ、オールスターに呼ばれる奴は……」
魔理沙「見せてやるぜ、私の一人舞台……」
リグル「私がエースのリグル・ナイトバグだァ!」
レミリア「 H A ! 」
早苗「諦めない! それが私達に出来るたった一つの戦い方!」
佐野「チビが生きるには、ドリブルしかねぇんだよ!」
椛「どうしてこうなった!? どうしてこうなった!?」
ぬえ「おのれ佐野……この私が入る予定までも破壊してしまった!」
お嬢様そんなに前半から飛ばして大丈夫か、妖精1は地獄に落ちないか、魔理沙は弱く見えるけど本当は強いんだよ!
そんな幻想のポイズン28スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
864 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 17:50:47 ID:???
妖精1に救いの手を→
ダイヤ4
=
ダイヤ!
865 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 17:52:10 ID:???
おれはやったぞ!しかし奇数だったらリグル師匠だったのか?それも見てえww
866 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/03(水) 17:55:53 ID:???
>>865
お見事です。ダイヤの場合はにとり+妹紅orリグルという感じです。W師匠ですね。
奇数の場合はリグルが師匠というより、一緒に練習という感じでした。
では、本日は何とも短いですがここまで。明日は更新出来ないかと思いますのでご了承下さい。それでは。
867 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 17:56:41 ID:???
W師匠乙でしたー!
868 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 18:01:10 ID:???
お疲れ様でしたー
もこたんの友情タッグ練習に期待せざるを得ないな
869 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 20:42:31 ID:???
【奇跡の価値は】
妖精1がにとりにキレて掴み掛かる確率
13/53
妹紅が助けに来てくれる確率
6/53
両方のイベントが発生する確率
78/2809 ≒ 0.028%
870 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 21:04:51 ID:???
カードの神様っているもんなんだな
871 :
森崎名無しさん
:2010/03/03(水) 22:07:04 ID:???
しかしもこたんの友情タッグはここまで空回りが多い罠
872 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 00:25:10 ID:???
それでももこたんなら……
もこたんなら、きっと何とかしてくれる……!
873 :
869
:2010/03/04(木) 02:03:54 ID:???
ごめん間違えた
さすがに0.1%切ってるとか有り得ない
0.028%じゃなくて2.8%だった
それでも十分すごい確率だけどさ
874 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 03:22:04 ID:???
ファンブル・クリティカル並じゃないか
875 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/04(木) 15:49:30 ID:???
>妖精1に救いの手を→ ダイヤ4 =妹紅「話は聞かせてもらったよ……」 妖精1の才能を見抜いていた妹紅が部屋に入ってきた!?
=======================================================================================================
その時、不意に妖精1の部屋の扉が開き一人の少女が入ってきた。
白い髪に無数のリボンをつけ、札が貼られたもんぺを履いた蓬莱人。
反町達の影響で友情に目覚め、熱い心を取り戻した熱血少女――藤原妹紅である。
当然ながら突然の侵入者ににとりはギョッとし、妖精1も目を見開くのだが……。
妹紅はそんな事などおかまいなし、とばかりにズカズカと部屋の中に入り込み。
にとりにしがみ付く妖精1の横にしゃがみ込むと、その頭にポンと手を乗せ語り始める。
妹紅「要するに、お前はサンタナ達と一緒に……一緒のレベルでサッカーが出来るようになりたいんだろう?」
妖精1「…………」
優しく語り掛ける妹紅に、妖精1は思わず素直に頷き……。
それを聞いてにこりと笑いながら、妹紅は妖精1の頭をごしゃごしゃと豪快にかきつつ。
今度はにとりの方へと振り向き、さてどうするのかという表情を浮かべる。
妹紅の突如の乱入に驚いていたにとりだが……その表情を見た瞬間、何とか気を取り直し。
妖精1の瞳を真っ直ぐ見つめつつ、その口を開いた。
にとり「妖精1、悪いけど……もうちょっとだけ、苦しいのに耐えておくれ」
妖精1「…………」
にとり「何とかお前を育ててみせる……サンタナとヒューイを相手に、胸を張って一緒に戦えるくらいに。
ただ、やっぱり今のお前とあいつらの間に実力の差がありすぎる。
それを埋めるには、少しばっかり苦しい思いをしてもらわなきゃならない。
私がそれまで定期的に見てやれてれば良かったんだけどね……ごめんよ、妖精1」
妖精1「……謝らないでよ。 私は、あんたにそんな事される義理なんて無い……」
にとり「……そうだね。 その通りだ」
まだにとりの事を師匠とは決して認めていない妖精1の言葉を、にとりは否定出来よう筈も無い。
今まで為さなかったことを、そう簡単に埋められる筈も無いのだ。
あくまでもにとりはその言葉をそのままに受け止め……しかし、それでももう一度口を開く。
876 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/04(木) 15:50:32 ID:???
にとり「なら、お願いだよ。 私にもう一度、お前を鍛えさせてくれ。
お前にはDFとしての才覚が間違いなくある……私はそこに可能性を見たんだ。
お前なら、間違いなくこのチームに必要不可欠なDFになってくれる」
妖精1「………………」
妹紅「それは私も同じ思いだよ。 お前は自分を卑下するけど、お前はそこまで駄目な奴じゃない。
鍛えるのは私も手伝う、一緒に頑張ろう……。 頑張ろうって言われるのが嫌いみたいだけど、私は言うよ。
一緒に頑張ろう!」
地面に額を擦らんばかりの勢いで頭を下げるにとりに、握りこぶしを作りながら熱く吼える妹紅。
それらを見て、妖精1は一瞬、心が突き動かされそうになるも……すぐに視線を外して、首を横に振る。
にとりと妹紅の言葉は、確かに魅力的であり……今まで見てもらえなかったとふて腐れる心を抑えて。
今度こそちゃんと育ててもらいたいと妖精1も思うのだが……。
それは、現実的に考えて無理だろうという思いもまたわきあがる。
妖精1「そんなの……だって……あの人間が許す筈が無いもん……」
妹紅「反町が?」
妖精1「あいつは自分の好きな奴が活躍するのが好きなんだよ……コーチだって自分の好きな奴にしかしないし。
だから、そんなの許す筈無い……」
サンタナやヒューイといった者達はコーチを今まで散々されているというのに。
自分やチルノやリリー達といった者達はまるで教えられていないから、と呟く妖精1。
思いがけず出てきた人物の名ににとりは頬をかき、妹紅はきょとんとするが……。
それでもすぐに気を取り直し、その口を開く。
妹紅「そんな事無いよ! あいつは皆仲良くしようって考えなんだから、誰かをえこひいきなんてするはずないさ!
大丈夫、ちゃんと話せばわかってくれるよ!」
妖精1「でも、仲良くって言ったって……あいつがチルノとかと話してる所見た事無いわよ……」
にとり「……反町の考えに関してはよくわからないよ。 だけど、あいつも私の大切な盟友だ。
大丈夫、妖精1。 信じてくれないかもしれないけれど、私がちゃんと話をつける」
妖精1「………………」
877 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/04(木) 15:51:52 ID:???
そこまで言われては、妖精1も納得をせざるを得ない。
妹紅、そしてにとりの言葉を聞き……まだかなり疑いながらも、頷き了承をする。
妖精1「……本当に、私でも上手くなれる?」
にとり「私が保証する。 絶対にお前は強くなれる。 絶対にだ」
妖精1「………………」
その後、明日の朝に反町に詳しく話をするからと言い……。
にとりは今日の所は一先ず休めと声をかけてから妹紅と共に妖精1の部屋から退出。
それぞれの部屋へと戻りつつ、言葉を交し合う。
妹紅「いいかいにとり、今度は絶対にあいつの事を離さないでいてあげなよ。
あいつだってまだ子供みたいなもんなんだ。 子供を見てやるのは保護者の責任だよ!」
にとり「わかってるよ……それより、妹紅。 どうしてお前さんまであいつの事を?」
妹紅「あいつに才能があるってのは私も練習を見ててわかったんだ。
だからちょっと注意深く見てて……そしたらいきなりあいつの叫び声が聞こえてくるじゃないか。
そんなのを放っておける程、私は冷血じゃないよ」
にとり「……だとすれば隣の部屋の奴にも……」
妹紅「いや、多分大丈夫だと思う。 隣はリグルで、もう寝てたみたいだからね……。
とにかく、ちゃんと見てやろうにとり。 幾ら才能があるって言っても練習をさせなきゃ意味が無いからね」
にとり「うん、わかってる」
その後、二人は自分達の部屋へと戻っていき……にとりは妹紅を見送り自室へと入った後。
小さく溜息を吐いてから……しかし、布団にはすぐに入らず机に向かい、引き出しを開けて中からノートを取り出す。
題名は『妖精1育成計画』。その表紙を開きながら、にとりはペンを取り出し今まで書いてきたデータなどをもう一度見返す。
878 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/04(木) 15:53:16 ID:???
にとり(今日までの妖精1のデータはここに全部詰まってる。
これを鑑みた上で……より効率的な特訓法を考えないとね。
妹紅が本当に手伝ってくれるならありがたいんだが……全ては反町が許可してくれるかどうかかな。
でも、許可してくれなくても最悪私一人でもあいつをちゃんと見てやらないと……。
問題は……後一週間で、ちゃんと納得いく仕上がりになるかだね……。
……場合によっては、もしかしたら、反町達に迷惑をかけるかもしれない……でも、それでも……)
それでも、何があっても、妖精1を育て上げなけりゃと考えページを捲るにとり。
にとりの部屋から灯りが消えたのは、その日の明け方の事だったという。
*****************************
選択肢などは無いですが本日はここまで。
昔の消費税以下の確率でW師匠を得た妖精1はどうなるのか?
それでは、お疲れ様でした。
879 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 16:58:23 ID:???
消費税以外乙でした〜 どうでもいいけど消費税って結局上がるのかな?
880 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:08:46 ID:???
乙でした〜
と同時に、最近気になった事をば
・多人数参加型である以上反町の発言を全くブレさせないのはほぼ不可能
・とはいえ一回ブレると致命的な歪みが発生する事がある(リグルの件とか)
・コーチの話になるとほぼ必ずチルノを例に反町は贔屓をしているという話が出てくる
・かといって急にコーチしようとすれば、ホワイトや妖精1みたいに「急になに言ってんのコイツ」になる
・更に練習内容が本人の希望と合致してないとあっさり評価は下がる
・反町に対して好意的なにとりですら、妖精1と話をしたのは反町の提案があったからというのをスルーした上、
「反町が許可してくれないかもしれないけど」と考える程反町は贔屓をするという認識は根深い
・メディスンはともかくチルノは本気で反町を嫌っている。馬鹿な奴程「好き」「嫌い」というストレートな感情は消えにくいらしい
・とはいえそろそろチルノ(とリリー)に積極的に目をかけないと贔屓疑惑が更に深まる可能性アリ
嫌がる人は多いと思うけど、こんだけ問題はあるし今後は選択肢が出たら少し参加者間で話し合いをした方が良いかも知れない
881 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:13:01 ID:???
当たり前すぎるけど、大会近いし戦力になるものを重点的に鍛えるでも良いと思うけどね
882 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:13:18 ID:???
それは面白さを殺すことになりかねんか?
883 :
882
:2010/03/04(木) 17:14:19 ID:???
>>880
ね
884 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:17:14 ID:???
つーかこれはもこたんとにとりが妖精1に付きっ切りになって練習出来ないのかな?
地味に痛いような…
885 :
880
:2010/03/04(木) 17:18:29 ID:???
最近反町の周囲の色んな箇所が軋み始めてたんで俺なりにどうしたら良いか考えただけなんだ
気に触ったなら本当に申し訳ない
886 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:29:45 ID:???
>>884
おそらくそうだと思う、自分は地味にじゃなくてものすごく痛いと思うが
にとりはチームに迷惑かけてでもと思ってるし、よく考えたほうがいいかも
887 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:31:49 ID:???
リグルと橙の練習を見る約束をしたから今更チルノ達を見てやれるかなとは思う
かなり上手くいっても合計三回くらいは見てやらにゃいかんっぽいし
888 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:34:08 ID:???
GKの一対一鍛えたいな…前の大会でも何回一対一ばかり狙われたか…
これ放置しておくとやばいかも…
889 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 17:37:16 ID:???
今の反町、幽香さんならコーチ出来そうだからいいかも<一対一
それと早苗さんにまこっちゃんの話しなきゃいけないしやらなきゃならん事が多いな…
890 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 20:22:29 ID:???
DFのタックルも鍛えておきたいな
891 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 01:14:01 ID:???
そういや反町のシュートフラグは回収せんの?
フライングかミラクルかしらんが
892 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:12:10 ID:???
こうしてにとりが明日からの妖精1の鍛え方について頭を悩ませていた頃。
今日のオールスター戦を見て、行って思い悩む少女達がいた。
一組は、このチームの看板ともなっているオータムシスターズ――穣子と静葉。
穣子「このまんまじゃお話にならないわよ、姉さん」
静葉「ええ、わかっているわ穣子……」
穣子「実際問題、前回の大会じゃ私も前までみたいに完全にボールをカット出来る事は少なかったし……。
姉さんだって、守備力の欠如を言われて決勝にも出られなかったでしね……」
オータムスカイズ設立当初から、それなりには活躍をしてきた秋姉妹。
だが、今となってはそれも昔。
メディスンの急成長により静葉の立場は危ぶまれており、穣子にしてもレギュラーに定着しているという訳ではない。
どちらも瀬戸際ギリギリ、崖っぷちの立場なのである。
静葉「私達も今日見たツインシュートのようなものが打てれば何か違ったのかもしれないけれど……」
穣子「言ってもしゃあないわ。 とにかく、レギュラーから外されないように明日の朝にでもトコトン練習しましょ。
……このまんまじゃ、反町達におんぶにだっこ状態よ」
静葉「そうね……」
自分達の名が冠にある以上は、最低限役に立てるだけの技量を身につけ。
そして、レギュラーに定着をし活躍をしなければ神様のプライドが許さない。
二人は手をがっしりと握り合い……明日の朝に練習をして。
せめて、少しでもオータムスカイズトップ組に並び立てるようにしようと誓い合うのだった。
静葉「……それに、トップ下を返してもらうには私の実力の向上は必要不可欠でしょうしね」
穣子「姉さん、まだトップ下に拘ってんの? 守備もフィジカルも弱い、シュートも出来ない姉さんじゃ無理でしょうに……」
静葉「いいじゃない、目指すだけならタダよ穣子」
893 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:13:28 ID:???
そして、次の一組は――チルノとレティの冬コンビ。
今日の試合、再三に渡ってブロックを成功させられず吹き飛ばされたチルノは。
試合が終わってからも、怒りと焦りと悔しさとを混ぜたような表情を浮かべ不機嫌なままだった。
己を最強と自負する妖精にとって、一度もブロック出来ず吹き飛ばされ通しだったというのは相当な屈辱だったのだろう。
そんなチルノが肩を怒らせ鼻息荒くやってきたのは……レティの部屋である。
突然の来客にレティは驚くも、チルノの考えている事などがすぐに手に取るようにわかったのか部屋へと招きいれ。
チルノがこの部屋に訪れた目的、そして考えをゆっくりとチルノの口から聞く。
レティ「そう……今日の試合で、魔理沙に馬鹿にされて何も出来なかったのが悔しかったのね……」
チルノ「ふんっ! きょーは手加減してやったのよ!
あたいがさいきょーのぱーぺきなぱわーを見せれば、白黒なんてこっぱみじんこよ!」
レティ「はいはい……それで、どうするのチルノ?」
チルノ「つぎにあったときにもっとさいきょーのあたいのまっくすぱわーをみせるのよ!
白黒もあたいの前にひれ伏すよーなぱーぺきなぷれーであたいったらさいきょーね!」
レティ「で、その為に特訓をしたい……と」
チルノ「特訓じゃないわ! サッカーで死ぬ程遊んで上手くなるのよ!」
レティ(それを特訓って言うんだけどね……)
とにもかくにも、それに付き合ってという頼みを快く了承するレティ。
レティが付き合ってくれるなら百万馬力だ!と何か色々と間違った事を言いながら戻っていくチルノを見送りつつ。
レティは小さく溜息をつき、頬に手を当てながら考える。
レティ(サンタナ達に負け、白黒に負け……いい加減、鬱憤が溜まってるんでしょうねぇ。
それでも絶対に諦めないのがチルノの強さであり美点なんだけど…… とにかく、明日の特訓は頑張らないとね……)
こうして秋と冬の少女達が思い悩んでいる頃。反町はすっかり夢の世界へと旅立っているのだった。
反町「むにゃむにゃ……」
六十二日目 水曜日 終了
※早めの時間に寝たので反町のガッツが回復しました。 100/760→400/760
894 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:14:59 ID:???
六十三日目 木曜日 早朝
鳥のさえずりが朝靄の中に響き渡り、反町がそろそろ起き出そうかと布団の中でもぞもぞしていた頃。
人里近くのコートで、偶然にも4人の妖怪、妖精、神様が一同に会した。
穣子「んあ?」
静葉「あら……」
レティ「まあ」
チルノ「あたい!」
咲夜、早朝に練習をしようと話し合っていたチルノとレティ。
そして、秋姉妹の二人が鉢合わせをしてしまったのである。
とはいえ、別に悪いことをしようとしている訳ではないので4人は別にこそこそするという事もなく。
そちらも特訓(チルノはあくまでそのワードを否定した)か、などと笑いあいつつ。
お互い成果が出すよう頑張ろうとエールを送りあってからそれぞれの練習に入ろうとするのだが……。
チルノ「ってゆーかさ、4人でサッカーしようよ」
穣子「ほあ? あ、あー、合同練習って事?」
チルノ「そーよ! あたいってば、天才よね!」
折角4人揃ったのだから、4人でやった方が効率も上がるし楽しいしと。
自身のアイデアを自慢するように胸を張りつつ提案するチルノ。
レティはそんなチルノの頭を撫でつつ、良ければ一緒に……と秋姉妹に顔を向けて呟き。
穣子は、少し迷うような視線を隣で佇む静葉へと向ける。
穣子にしてみれば既に克服はしたものの……静葉の心中には、まだ冬に対する苦手意識があるのだ。
穣子(私だって、このレティがグルメで打ち解けれてなきゃ今でもまだこいつらに苦手意識あるだろうしね……。
どうするかは姉さんに任せるわ、どうするの?)
静葉「………………」
895 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:16:39 ID:???
先着1名様で、
春と夏は爆睡中→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→リリーB・リリーW・幽香・リグル「春夏秋冬揃い踏みと聞いて!」 おいリグル、反町との練習はどうした?!
ダイヤ・ハート→静葉「ええ、喜んで……」 同じチームで過ごす内に苦手意識は消えていた!合同練習だ!
スペード・クラブ→静葉「ごめんなさい……」 やっぱり冬は怖い……申し訳ないけど練習は別々で
896 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:17:01 ID:???
春と夏は爆睡中→
クラブK
=
897 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:18:06 ID:???
JOKERwww
898 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:18:25 ID:???
あかん……反町の身体がもう一つほしいぜ
899 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:19:43 ID:???
! morisakiで反町を出したら増えるのではないだろうか
900 :
899
:2010/03/05(金) 17:24:18 ID:???
! morosakiだったな。すまん
901 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:39:24 ID:???
>春と夏は爆睡中→ クラブK =静葉「ごめんなさい……」 やっぱり冬は怖い……申し訳ないけど練習は別々で
=================================================================================================
やはり秋の神様にとって、冬の妖怪や氷の妖精は恐怖の対象。
同じチームでそれなりの日数を過ごしてきたとはいえ、そう簡単に拭えるものではない。
静葉が頭を下げると、レティはそんなに気にしないでと微笑を浮かべながらチルノの手を引いて素早く隣のコートへと移動。
チルノは何で一緒にサッカーしないのかとふくれっつらを作りながらも……特に怒鳴り怒るという事もなく。
そのままレティに連れられていくのだった。
静葉「ごめんなさいね、穣子……一緒に練習出来ていれば効率も良かったのかもしれないけれど……」
穣子「言ってもしゃーないわよ、姉さん。 それよか、さっさと練習しましょ。
ガッツリ上手くなって、次の大会ではずっとレギュラーよ!」
静葉「ええ、そうね……」
謝る静葉に笑いかけつつ、ボールを取り出し蹴りだす穣子。
静葉もそんな穣子に笑いかけ……二人は揃って、練習を開始するのだった。
902 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:40:27 ID:???
先着2名様で、
静葉の技術→ ! card
穣子の根性→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。
JOKER→静葉(リリー達のフュージョン……)/穣子(私と姉さんで合体すれば……)
ダイヤ→静葉(パスも出来なければMFとは言えないわ……)/穣子(鋭いタックルを身につければもっと役に立てる)
ハート→静葉(ミドルシュートも打てないとね……)/穣子(DFはフィジカルも強くないと……)
スペード→静葉(守備力の向上……私がまだ得意なパスカットなら!)/穣子(ボールを奪った後の行動を考えないとね)
クラブ→静葉(私の高い浮き球補正を生かしたシュートを……)/穣子(私もシュート撃ちたいっての!)
静葉/穣子
JOKER→ディフェンス+3、マーク対応能力+3、更に……?/オフェンス+3、マーク対応能力+3、更に……?
J〜K→ディフェンス+2、マーク対応能力+2、対応必殺技取得。/オフェンス+2、マーク対応能力+2、対応必殺技取得。
6〜10→ディフェンス+1、マーク対応能力+1、対応必殺フラグ取得。/オフェンス+1、マーク対応能力+1、対応必殺フラグ取得。
1〜5→効果無し。/効果無し。
また、二人の合計値が……。
2〜12→特に無し
13〜18→コンビプレイ一つ取得。
19〜25→コンビプレイ二つ取得。
26以上→コンビプレイ三つ取得。
コンビプレイに限り、マークが一致した場合+5の補正。
903 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:41:39 ID:???
静葉の技術→
ダイヤ2
904 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:45:20 ID:???
穣子の根性→
ダイヤ2
905 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:45:21 ID:???
穣子の根性→
ハート7
906 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 17:48:52 ID:???
こらあかん…二人ともベンチや…
907 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:02:39 ID:???
そういえばこないだも反町の引きで何とかなったような気もするし……どうもよくないね
908 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:10:18 ID:???
>静葉の技術→ ダイヤ2 =効果無し。
>穣子の根性→ ダイヤ2 =効果無し。
>必殺コンビプレイも習得無し。
=================================================================================
ダダダダッ!!
静葉「はぁっ、はぁっ……」
穣子(くそっ、全然上手くいかない……!)
二人揃って、弱点であるオフェンスとディフェンスの練習を繰り返す静葉と穣子。
しかし、穣子の稚拙なドリブル・パス・シュートも静葉のドがつくほど下手なタックル・パスカット・ブロックも。
まるで一向に向上をする様子を見せず、ただ時間だけが過ぎていく。
静葉(橙ちゃんはパスも出来る、シュートも鍛えて完璧にMFに近くなってきている。
ディフェンスは稚拙だけど、それなら私もそう……このままじゃ……)
穣子(ヒューイはタックルが私より上手いし、パスカットもこなせる……妹紅は言わずもがな!
DFにしたって、ブロックも競り合いも弱い私じゃ強シューターがいるチーム相手に起用されるとは思えない。
このまんまじゃ駄目なのよ! なのに……)
焦りだけが募るも、二人の思いはただ空回りをするだけ。
一縷の望みを賭けて行ったツインシュートの練習も、まるでシュートセンスが無い二人では歯がかみ合わず。
なんの効果も残せないまま、そろそろ朝食という時間となる。
909 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:11:26 ID:???
静葉「……ここが、限界なのかしら」
穣子「んな訳ないでしょ姉さん……! まだまだ、まだまだ挽回できるわよ!」
静葉(でも、今日を含めてもう一週間しか次の大会までには無いのよ穣子……)
穣子(ここで終わってたまるもんですか……! こんな所で……!)
神様ではあるものの、所詮は八百万の中の二柱でしかない静葉と穣子。
ここがその神様としての限界なのかと静葉は呟くも……穣子は必死で否定をする。
それは、自身の心の中にも確かに芽生えてしまった感情だから。
ここでそれを、一瞬でも肯定しまっては……ただただ自分が惨めになるからである。
穣子(何がいつでも私はあんたの味方、よ……こんなんじゃ、味方してやることすら出来ない……!)
悔しさに歯噛みをする穣子に、ただ沈む静葉。チームの看板を背負い込む二人は、しばらくその場に立ち尽くすのだった。
910 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:12:53 ID:???
一方、反対側のコートではチルノの我武者羅なサッカーにレティが付き合っていた。
チルノ「あたいってばさいきょーよ!」
レティ(さてと……頑張りなさいよチルノ。 あなたの美点はその誰も恐れない折れない心。
それがあれば、白黒だってレミリアだって……キャプテンだって、抑えられるかもしれないんだから)
チルノ「さいきょおー!」
先着2名様で、
レティの保護っぷり→ ! card
チルノの我武者羅っぷり→
クラブ8
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。
JOKER→チルノ「全部、もう全部やってやるわ!」
ダイヤ→チルノ「あたいってば、タックルでボール奪取よ!」
ハート→チルノ「パスなんてあたいがすぐにカットよ!」
スペード→チルノ「ディフェンダーはオーバーラップ! オーバーラップはドリブル!」
クラブ→チルノ「あたいはシュートだって得意だー!」
二つのカードの合計値が
26以上→オフェンス+3、対応能力+4、せりあい+3、対応必殺技入手。
22〜25→オフェンス+2、対応能力+3、せりあい+2、対応必殺技入手。
18〜21→オフェンス+2、対応能力+2、せりあい+1、対応必殺技入手。
13〜17→オフェンス+1、対応能力+1、せりあい+1、対応フラグ取得。
9〜12→オフェンス+1、対応能力+1。
2〜8→効果無し。
レティとチルノのマークが一致した場合+5の補正。
911 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:13:21 ID:???
レティの保護っぷり→
ハートJ
912 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:13:55 ID:???
なんというミスを……間に合えばこちらでお願いします。
先着2名様で、
レティの保護っぷり→ ! card
チルノの我武者羅っぷり→ ! card
と書き込んで下さい。数字とマークで分岐します。
913 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:15:25 ID:???
チルノの我武者羅っぷり→
クラブ5
914 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:18:37 ID:???
流石レティさんふとましい
915 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:37:43 ID:???
>レティの保護っぷり→ ハートJ
>チルノの我武者羅っぷり→ クラブ5
>オフェンス+1、シュート+1、せりあい+1、対応フラグ取得。
======================================================================================
レティ「よし、いくわよチルノ!」
チルノ「オッケーよレティ! どりゃあああー!!」
レティの上げる低いクロスに対し、走りこみながらボレーシュートを叩きつけるチルノ。
低い浮き球処理能力を生かしたボレーは、見事にゴール中央へと向かいネットに突き刺さる。
ザザッ、と砂を踏みしめながらチルノは着地し。
我ながらホレボレするといった表情で腕組みをしつつボールを見つめ。
一方でレティは少しばかり苦笑しつつ、チルノの背中をポンと叩いて激励の言葉を送る。
レティ「よくやったわね、チルノ。 だいぶダイレクトシュートが上手くなってきたわ」
チルノ「ふふん、あたいってばさいきょーだからね!」
レティ「それにしても、ランニングボレーなんてよく出来たわね」
チルノ「ルーミアがやってたのを見てたもん! そーいや、ルーミアは今頃どうしてるのかなぁ……」
自分がチームから外れ、事実上解散せざるを得なくなった宵闇ダークフライトのキャプテン・ルーミア。
ここ最近はあまりサッカー界隈でも見なくなり、どうしたのだろうと首を傾げるチルノ。
そんなチルノを見つつ、レティは小さく溜息を吐いて頬をかきつつ考える。
レティ(一応シュートの実力は向上したけど……それでもまだまだ実戦レベルじゃないわね……。
オフェンス能力全般が低すぎる……。
オーバーラップしたがる以上、そちらの方面を延ばしてあげたかったんだけど……次の大会までは無理そうねぇ)
あたいってばシュートでもさいきょーだー!と吼えるチルノの頭を撫でつつ。
レティはチルノがかいた汗をタオルで拭いつつ、自宅へ帰ろうとチルノの手を引きコートを後にするのだった。
916 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:38:44 ID:???
そして秋姉妹、レティ・チルノの練習が終了をした頃。
ようやく反町、そしてリグルの二人は起き出し居間で合流。
秋姉妹達とは別のルートで人里近くのコートへと赴き、誰ともすれ違う事も無いまま。
無人のコートへと到着をするのだった。
反町「……誰もいないな。 うん、それじゃあ早速練習をするかリグル!」
リグル(エースとして、強力なシュートを身につけるんだ!)
反町(さて、とはいえ何の練習をしたものか……約束はリグルの必殺地上シュートの開発だったけど……)
A.個人練習をする(それぞれの能力がランダムに上がります)
B.コーチングをする(コーチの能力と対象の能力の差により、対象の能力のみが上昇します。 対象以外は個人練習をします)
C.リグルとの約束。必殺シュートの開発を手伝う
D.コンビプレイを開発する
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
917 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:39:02 ID:+mB1dw4U
C
918 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:39:10 ID:lzFBHwTU
C
919 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:39:33 ID:1bIfB3So
C
920 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 18:42:58 ID:???
>C.リグルとの約束。必殺シュートの開発を手伝う
====================================================================================
反町「よし……地上シュートを開発しよう、リグル」
リグル「う、うん!」
反町(マークがついて自由にシュートを打てない事も多い……。
地上シュートを会得して、ダイレクトじゃなくてもシュートが打てるようになれば戦術の幅は広がるな。
ちゃんと開発を手伝ってやらないと……!)
先着2名様で、
反町のサポート→! card=
リグルの特訓→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。二人の数字の合計値が…。
2〜12→効果がなかった…。
13〜17→新必殺シュートを取得!
18〜23→新必殺シュートを取得!更にシュート+1!
24以上→新必殺シュートを取得!更にシュート+2!
※コーチングと練習のマークが同じ場合、合計値に+5の補正が付きます。
※どちらかのカードがJOKERの場合…?
921 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:43:31 ID:???
反町のサポート→
ハート10
=
922 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:43:59 ID:???
リグルの特訓→
クラブ3
=
923 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 18:44:34 ID:???
ぎりぎりだけどうまくいったね♪
924 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 19:08:06 ID:???
>反町のサポート→ ハート10 +リグルの特訓→ クラブ3 =新必殺シュートを取得!
===================================================================================
バシュッ! バシュウッ!
反町「リグル、体が開きすぎているぞ! もっと絞めて、ダイレクトに振り足の力をボールに込めて蹴るんだ!」
リグル「わかった、任せて! なんだかちょっとずつコツが掴めてきた気がする!」
反町の指示を素直に聞き、何本もシュートを打つリグル。
元々、地に足つけてのシュート体勢というものに違和感を覚えていたリグルだが……。
回数を重ね、反町の的確な助言を聞くにつれて少しずつ形は良くなり。
次第にフォームは反町の強烈なシュートを打つ時のそれと似通いだす。そして……。
リグル「たああああっ!!」
バシュウウウッ!!
リグルの雄叫びと共に、振り下ろされた足はボールを正確に射抜き。
ボールは地上を滑空するようにしてゴール右隅へ、パサリと音を立てて収まる。
ボールの芯を完全に射抜くという感触を足に得たリグルは、にまりと笑いながら満足げに握りこぶしを作り。
更にもう一度、ボールを自身で用意してから再度シュートを打ち放つ。
バシュウウウウウッ!! パサッ……。
リグル「……出来たァ!! やったぁ! これが私の、『地上の流星』だぁ!!」
再びゴールの隅へと綺麗に収まったボールを見て、高らかに叫びながら両手を広げて万歳をするリグル。
反町の強烈なシュートのようにボールの芯を捉え、地上スレスレを滑空しながらゴールへ向かうシュート。
地上の流星を新たに会得した事に、リグルは歓喜をする。
これで何とか白黒をぎゃふんと言わせ、更に活躍をし、点を重ねてオータムスカイズの為に戦えるとガッツポーズを取るのだが……。
925 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 19:09:09 ID:???
反町(だ、駄目だ……。 そうだ、こいつは……燃費のいいFWだったんだ!)
そのリグルのシュートを見て、思わず頭を抱えそうになったのは反町だった。
そう、元々リグルのFWとしての特徴は消費する体力の少ないコストパフォーマンスのいい必殺シュート。
そして、高い浮き球処理能力を生かした競り合い強さである。
幻想郷トップクラスに及ぼうかという決定力を得たのも……。
あくまで奇跡的な練習の成果と、基礎的なシュート力の向上。
何よりもネオリグルキックなどの、新たな必殺技を得たからである。
浮き球処理能力も生かせない地上のシュートでは、新たな武器には到底なりそうになかった。
反町(恐らく燃費はいい筈だ……でも、これなら早苗さん、さとりさんクラスにあっさり止められそうだぞ……)
リグル「ハッハァ! 私がエースのリグルだァ!!」
まるで外の世界の隼シューターみたいなシュートだと頭を悩ませる反町。
しかし、そんな気など知ってか知らずかリグルは思い切り高笑いをしながら。
次の大会では必ずハットトリックを決めてやる、などと息巻いている。
反町(どうしよう……まず間違いなく、これじゃあ次の大会に向けての武器にはならない。
名無しのキーパーならまだしも……早苗さん達にはキャッチされるだろうし……。
でも、かといって水を差すのも問題かな……うぅ……どうしたらいいんだ?)
A.「よくやったリグル! これで次の大会もバッチリだな!」 喜んでるみたいだしあくまで褒めておく
B.「……うん、とりあえず一旦帰ろう」 特に触れず帰ろうと促す
C.「リグル……言い難いけど、これじゃ駄目だ」 このシュートじゃ役に立たないと告げる
D.「だが待って欲しい、エースは俺だ」 俺がエースだ
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※リグルが必殺シュート【地上の流星】を取得しました。消費ガッツ120で補正+3です。
926 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 19:15:04 ID:+mB1dw4U
C
927 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 19:19:44 ID:???
E このシュートは秘密兵器だ。出すタイミングは俺に任せてくれ。
928 :
森崎立志伝
◆OPeiOgRwKM
:2010/03/05(金) 19:24:06 ID:bADKx0vc
E!
929 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 19:27:39 ID:C3YO5bK6
E リグルを誉めつつ、これから一週間で他のチームもレベルアップをするはずなのでお互いに慢心せずもっと上手くなろうと言う
930 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2010/03/05(金) 19:35:23 ID:AgT2wkJ2
E リグルを誉めつつ、これから一週間で他のチームもレベルアップをするはずなのでお互いに慢心せずもっと上手くなろうと言う
931 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 19:38:11 ID:lzFBHwTU
C
932 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 19:38:36 ID:O9ds9dQI
E
いやまだだ! 改良の余地はある。もっと強化しないとスイカさんには勝てないぞ!
携帯の為スイカの字が出ません。申し訳ない。
933 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 19:42:28 ID:???
>>932
いえいえ、意図さえわかれば大丈夫なのでおkです。
934 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 19:44:56 ID:oN0suGnk
C
935 :
932
:2010/03/05(金) 19:48:17 ID:O9ds9dQI
E
いやまだだ。真のエースになるにはまだ足りない。
俺達の前に立ちふさがった壁……萃香さんを超えるにはもっと強くならないと!
萃香の字コピーして出たので、こちらに変更願います。
936 :
935
:2010/03/05(金) 19:53:41 ID:???
決まったようですね。失礼しました。
937 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 20:02:01 ID:???
>>936
いえいえ、投票ありがとうございます。
>C.「リグル……言い難いけど、これじゃ駄目だ」 このシュートじゃ役に立たないと告げる
========================================================================================
リグル「えっ……?」
反町「ハッキリ言って、これじゃあお前のただのボレーと大差ない威力だ……。
確かに普通に蹴るよりは威力は高いけど……これじゃ、早苗さん達に簡単に止められてしまうぞ」
リグル「えっ、ええええ!?」
これでエースを名乗るに相応しくなれる、と胸を張っていたリグル。
しかし、反町にハッキリとこのシュートでは役に立たないと言われ……。
また、自分でもよくよく冷静に考えてみれば、確かにただのボレーシュートと威力は変わらないと考えたのか。
急速にリグルの触覚はしなしなと萎れてゆき、肩も落とし、顔を俯かせるようになる。
昨日のオールスター戦にて受けた屈辱――魔理沙にからかわれ、馬鹿にされ。
そして、レミリアにも無視をされた上に1得点も上げられずに終わったという事実。
それらを払拭する為にと挑んだこの練習で得た成果も、まるで意味が無いと聞いてしまえば……当然ながら、そのショックは大きい。
リグル(そんな……私はエースなのに……)
反町(思いっきり落ち込んでるな……それもそうか。
起死回生の為に開発した必殺シュートが、まるで意味の無いものだってわかったんだから……。
どうしよう……なんて声をかければいいのか……)
A.「まだだ。 大会まで時間はある、特訓しよう!」 更なる特訓をしようとリグルを励ます
B.「まだだ。 大会まで時間はある、特訓しろ!」 更なる特訓をしろとリグルを促す
C.「大丈夫だ、新必殺技を使わなくてもリグルキックがある」 ダイレクトシュートだけで頂点を目指せると諭す
D.「お前にはポストプレイがあるだろ。点を取るだけがFWじゃないぞ」 点を取れなくても役に立っていると教える
E.「まあ、相手の意表はつけるかもしれないし……」 地上の流星も役立つ場面もあるかもとフォローする
F.「とにかく、俺は約束は果たしたぞ」 約束は果たしたと強調しておく
G.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
938 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:06:13 ID:3Hu+2LIw
A
939 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:06:32 ID:oN0suGnk
D
940 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:08:25 ID:+mB1dw4U
A
941 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:09:53 ID:lzFBHwTU
D
942 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:10:33 ID:wRRF5tyw
D
943 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:12:43 ID:???
Eも別に間違いではないよな。初見だと不意打ち補正ありそうだ
944 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:15:44 ID:???
また発言がブレたかな?
地上シュート提案したのは反町だし
945 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:22:32 ID:???
どうも、発言のブレによる不都合が多くなってきているな。
946 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:23:03 ID:???
地上シュート開発しようぜ→(実際に見て)これじゃだめだ……→……お前にはポストプレイがあるだろ
流れにはなっていると思う。あんまり良い感じではないが
ただリグルにさらなる高みに上がってもらうにはポストプレイの必要性をわかってもらうのは必要だと思うんだよ
この場で言うべきではない、と言われるかもしれないけれど
947 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:25:34 ID:???
エースだと思っていることが・・・あだになるぞ
948 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:25:35 ID:???
多人数参加型だしある程度の発言のブレはあたりまえだからなあ…
949 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:27:22 ID:???
しかもリグルに関しては「リグルはエースだ」派と「そんなわきゃない」派が確実にいるのが……
950 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:27:57 ID:???
普通にダブルエースの一人のはずだと思うんだけどなあ…
951 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:29:45 ID:???
オータムスカイズが崩壊の危機に陥っているのは反町の言動(ひいては参加者の選択)が原因なのかなぁ……。
最近、なんか参加するのが怖いな。
952 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:35:13 ID:???
ゆうかりん騒動はともかく
(あれももうちょい早くケアしておけば、とは思うけど、難しかったしな)
リグルのエース問題、チルノとの不仲、妖精1の「ひいき」認識は
反町(=参加者)のブレ、だよなあ。
ともかく、エース問題については「ダブルエース」ってことで納得してくれんかなあ・・。
953 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:38:04 ID:???
>>951
原因かそうじゃないかって言えば間違いなく俺含めた参加者が原因
でも
>>951
が参加しなくてもブレは起こるしあんまり気にしない方が良いと思うよ
954 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:38:14 ID:???
妖精1は反町にコーチしてもらえなかったから差がついたって言うけど、なんでDFのコーチをFWに期待してるのかな?
なんでもいいからコーチしてもらえば強くなるとか本気で思ってるのかね?
955 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 20:41:58 ID:???
>>954
総合力の時点で思い切り大差が開いているのでそうなっております。
例え役に立たなかろうとシュートやドリブルが合計15程度上がっていてサンタナと差が開いてなければここまで悩んでませんでした。
956 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:43:40 ID:???
>>954
算数がうまくなりたい小学生にとっちゃ「学校の先生が勉強見てくれる!」ってなったら
国語の先生だろうと社会の先生だろうと算数だって教えてもらえると思うでしょ
本気で思ってるのかね?って言い方は酷
957 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 20:58:17 ID:???
反町とオータムスカイズが強くなったことの必然的帰結のような気もする
今のレベルだと、リグルがいなくても勝てる場合もあるが、反町がいないと絶対に勝てない
でも反町もどんどん厳しくなっている(咲夜さんにマークされそうだし)
リグルが真のエースに羽化か脱皮かしてくれないとオータムスカイズの勢いは
そのうち止まると思う
958 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 21:00:44 ID:???
そのためにもここでリグルの特訓したかったんだが…
皆は別の考えがあるみたいだ…
959 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 21:13:25 ID:???
>D.「お前にはポストプレイがあるだろ。点を取るだけがFWじゃないぞ」 点を取れなくても役に立っていると教える
=========================================================================================================
リグルの競り合い強さを生かしたポストプレイは、オータムスカイズの大切な得点パターンである。
そのシュート力の高さ故、脅威と見られ基本的にマークのつけられる事の多い反町。
そんな反町にしっかりとボールを渡す為には、リグルのポストプレイは必要不可欠。
反町には無い貴重な武器を持っているのだから胸を張れ、とあくまで反町は励ますのだが……。
その言葉を聞いた瞬間、リグルの中の「何か」が壊れる音がした。
リグル(点を取るだけがFWじゃない……って……)
それは、無論、その通りだろう。
積極的に守備に参加し、前線でボールを奪う。
ポストプレイで味方を助け、更にはボールを持って自身で切り込む。
点を取るだけがFWではないという事は、リグルだって理解は出来る。
しかしながら、理解は出来ても……リグルはその言葉に頷くことは出来なかった。
何故ならば……リグルは、「エースストライカー」だからである。
リグル(エースストライカーは……エースストライカーは……点を取らなきゃ、駄目なんだよ……?
ポストプレイが出来たって、それじゃあエースストライカーじゃないじゃないか……)
反町「リグル……リグル……!?」
己をエースストライカーであると自負し、自認し、自覚してきたリグル。
しかし、その心は、この時、脆くも崩れ去ろうとしていた。
リグルが自身をエースストライカーと自負し始めたのは、己のただの思い違い。
だが、それがあったからこそここまでオータムスカイズの為にと戦えてきたのである。
そして、そのエースストライカーであるというリグルの言葉をまるで否定せず肯定し続けてきてくれた反町がいたからこそ。
リグルはその反町と対等に戦えるだけのエースストライカーになろうとしていたのだ。
960 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 21:14:27 ID:???
反町がかける声も聞こえない様子で、顔を真っ青にして小さな脳をフル回転させて考えるリグル。
自分を常にエースストライカーだと認めていてくれた反町が……。
しかし、点を取るだけがFWじゃないとリグルに言い含めようとした。
それはつまり、点は別に取れなくてもいいぞと言っているのに等しいものだ。
エースストライカーとは即ち、絶対的な得点源となる選手の事。
その選手に対し、ボールを回せば必ず1点が入る程の優れた選手の事である。
逆を言えば、点さえ取ってくれば他は何をしなくてもいい選手。
リグル(そうだよ、ストライカーは……エースストライカーは点を取らなきゃいけないのに……)
ポストプレイが幾らできようと、点が取れなければエースストライカーとは呼べない。
反町の言葉はリグルを励ますどころか、逆にリグルのアイデンティティーを崩壊させていた。
オールスター戦では無得点に終わった。魔理沙とレミリアに圧倒的格下と見られたまま、終わった。
それらを見返す為にと行った地上シュートの開発も成功はしたが事実上の失敗。
そして、その後受けた反町のポストプレイがあるだろうという言葉。
リグル(……反町は、私にポストプレイヤーになって欲しいの?
そんな、じゃあ、どうして今まで私をエースって言ってくれてたの……?)
頭がヒートする中、顔は更に青く染まっていくリグル。そして……。
先着1名様で、
リグルの葛藤→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→リグル「と思ったけど私はやっぱりエースストライカーだ!!」 スキル「何があっても自信を喪失しない」取得!
ダイヤ6以上→リグル(いや、違う! 反町はただ私を励まそうと思って言ってくれただけの筈……) それでも反町を信じた!
ダイヤ5以下→リグル(ポストプレイヤーか……) どうしたものかと悩み始めた。
ハート→リグル(私はエースストライカーじゃないの……?) 再び自信を失いかけていた……
スペード・クラブ→リグル(私は何の為に今まで……) 存在意義を見失いかけていた……
961 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 21:14:47 ID:???
リグルの葛藤→
ハートK
=
962 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 21:14:50 ID:???
リグルの葛藤→
JOKER
=
やっぱりこうなったか…頼む!
963 :
961
:2010/03/05(金) 21:16:03 ID:???
なんてこったいハートKだっていい引きなのにやっちまった気がしてならん…
964 :
森崎名無しさん
:2010/03/05(金) 21:16:05 ID:???
惜しい!
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