キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/16(月) 21:36:38 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1279537390/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
紅魔館主催で開催される不夜城カップに出場をしたオータムスカイズ。
初戦の地霊アンダーグラウンド戦を4−2で勝利し、2回戦のネオ妬ましパルパルズ戦も1−0で辛勝。
試合後、うどんげとてゐの二人を加え、更に波に乗ったオータムスカイズの次の相手は守矢フルーツズ。
苦戦の末とうとう延長戦でVゴールを決められてしまい、オータムスカイズは準々決勝で敗退してしまう。
オータムスカイズに勝利をした守矢フルーツズは、準決勝の博麗連合戦で3−2で辛勝。
決勝戦は守矢フルーツズvs紅魔スカーレットムーンズとなり、前半は両者決定打に欠け0−0で折り返すのだが……。

反町「俺は全幻想郷で戦うぞ三杉ィ―――ッ!! そして練習試合で全日本をボッコボコにしてやる!!」
リグル「これが私のライトニングリグルキックだ! ハッハァー!!」
穣子「穣子です……なんだか全然成長できないとです」
リグル「ポストプレイもしちゃうよ! ハッハァー!! 私がエースだー!!」
妹紅「温泉楽しすぎワロタwww」
反町「女湯を覗こうかと思ったが、そんなことはなかったぜ!!」
ヒューイ(師匠面うぜぇ……)
レミリア「くらえ! これが私のダイレクトレッドサンだ!」
早苗「と め る !!」

特訓で格差が開いたり縮まったり、リグルがなんかとんでもない事になったり、早苗さんが意外と耐えたり!
果たして不夜城カップの結末はどうなるのか! そして、全幻想郷には誰が選ばれるのか!?
そんな幻想のポイズン40スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

37 :森崎名無しさん:2010/08/16(月) 22:41:14 ID:???
スレ立て乙です!
うどんさんが次にシンパシーを感じるのは誰なのか目が離せませんという俺は異端

38 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/08/17(火) 23:12:28 ID:???
新スレ乙です
>>1のヒューイさんがめっちゃ恐いっすw
やっぱり放置プレイ(だけが原因じゃないですが)は不味いよね、と自分のリアル体験を思い出してガクブルですハイ
決勝ですが、個人的にはこのままカリスマさんがかりすま(笑)さんになってしまう事に若干期待をしていたり
その後の早苗さんへのカミングアウトやら全日本戦やら、このスレも期待してます


???「ものすごく今更だが、ライトニングリグルキック……似ている……俺のRXキックの動きに」

39 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/18(水) 19:22:20 ID:???
>>37
どうも乙感謝です。
うどんさんは肝心なところで下手こいたりヘタレたりする選手にシンパシーを感じますので……。
次は誰が一体ヘタレるか次第ですね。

>>38
どうも滝さん、乙感謝です。
ヒューイさんは外面ではにこにこしていつつも、内心では色々溜め込むタイプですので……。
少なくとも下手に突っつかなければ暴発しないので、現状問題は無いですね。
カリスマさんがかりすま(笑)になるには、このまま前半の時と同じく早苗さんが頑張れるか否かが勝負の分かれ目ですね。
早苗さんへのカミングアウトなども、このスレで行えると思いますが……はてさてどうなるか色々と不安ですw

???「ライトニングリグルキックがRXキックに似ているのも、乾巧って奴のせいなんだ」

40 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/08/19(木) 20:55:02 ID:???
新スレ乙です。
守矢と紅魔の試合、そして、大会後の全日本戦と
楽しみな試合ばかりですね。
反町達を破った早苗達が勝利する事を願っています。
これからも、反町を応援しています。

41 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 19:26:11 ID:???
>>40
レミリアさん、乙ありがとうございます。
守矢と紅魔の試合は予想以上に両チームが頑張っているので未だ同点ですね。
後半戦からスーパーサブのパチュリーが入りますので紅魔の攻撃力が更に増しますが……。
早苗さん、そして萃香がその攻撃を防げるかどうかが早苗達が勝利出来るかの鍵になりますね。

42 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 20:53:09 ID:???
魔界にて反町を敵視する幻想の軽業師がその実力を着々と伸ばしている頃。
一方で幻想郷では、不夜城カップの決勝戦――。
この幻想郷で果たしてどのチームが一番強いのかを決める、その一戦の後半がいよいよ開始しようとしていた。

前半戦は紅魔スカーレットムーンズが攻め立て、逆に守矢フルーツズは俊足ウイング射命丸文の不調もあってか攻める事も出来ず。
終始紅魔スカーレットムーンズのペースで試合が運ばれていった。
しかし、幻想郷最強と謳われるツートップ、レミリアとフランドールも両者共にシュートを撃つ機会に恵まれたものの……。
守矢フルーツズの鉄壁のGKとDF――東風谷早苗と伊吹萃香の守備に阻まれ、結果、無得点。
守矢フルーツズも神奈子のロングシュートや諏訪子のドリブルで起死回生を狙うもののボランチ咲夜の活躍と反則でこちらも阻まれ。
両チームはお互い無得点――同点のまま、ハーフタイムを終え、後半開始の為にピッチに出てくるのだが……。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

ジョン「さぁ〜、両チーム、ハーフタイムが終了しフィールドに現れましたが……。
    ここでやはり紅魔スカーレットムーンズはスーパーサブのパチュリー選手を投入してきました!
    "もやしのエース"、パチュリー=ノーレッジ! メイド選手と代わり、紅魔スタジアムに颯爽と登場です!!」

観客「きた! パチュリーきた! これで勝つる!!」「もやし! もやし! もやし!!」

パチュリー「……ケホッ、ケホッ。 期待されているのかそうでないのか判断に苦しむ声援ね……」

体力が無いが為に前半か後半、何れかしか出場が出来ないものの……。
しかし、そのサッカーセンスはあの天才・八意永琳にも匹敵するとまで言われるパチュリー。
彼女の投入は紅魔スカーレットムーンズを応援する観客達を熱狂させるに十分たるものであり……。
ただ、その興奮した観客達の声援を聞いてパチュリーは顔を顰めながらコホコホと咳き込む。
メイドBと代わった彼女は、しかし三杉と共にOMFを勤める事となり……。
これに伴い、フォーメーションは3−5−2へと変更される。

43 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 20:54:10 ID:???
早苗「やはりパチュリーさんが出てきましたね……」

一方、そんな紅魔スカーレットムーンズの様子を見ていたのは、守矢フルーツズキャプテンの東風谷早苗。
彼女は一言そう呟きながらキーパーグローブを自身の手にキツく嵌めると……。
小さく呼吸を整えてから、精神を集中させ気を整えてゆく。
確かにパチュリー=ノーレッジの投入は、前半まるで攻勢に出られなかった守矢からすれば大きな痛手。
パチュリーの攻撃力を加えた紅魔は前半以上の攻勢に出てくるのは誰の目に見ても明らかだったのだが……。

早苗「それでも、ゴールを割らせなければいいだけの話……ハァッ!!」

一つ気合を入れながら叫ぶと同時、早苗の全身から金色の覇気が立ち上り……。
若草色だった髪の毛もまた、鮮やかな金髪へと変色。
超サナエモード――体力を大きく消費するという代償を払い、瞬間的に身体能力を高める早苗の秘術中の秘である。

超サナエ(前半は幸運な事にセービング機会に恵まれませんでした。 つまり、体力は余りに余ってます!
     後半戦は全て全力でセービングに向かえる……!)
諏訪子(超サナエになった早苗のセーブ力は八雲紫にも負けちゃいない。
    あの吸血鬼姉妹も、もやしっ子も、今の早苗からゴールを奪うのは苦労する筈だ。
    その隙になんとか点を取れば……この試合も勝てる!)
超サナエ「さぁ皆さん、頑張りましょう! 悲願の優勝はもうすぐそこまで来ています!
     しっかり守り、攻め……何としても優勝しましょう!」
神奈子「おう!」

こうして守矢フルーツズの面々は後半に向けて最後のキャプテンの言葉を聞いて気合を引き締め……。
既にセンターサークルに入り、キックオフを待つレミリアとフランドールを見やりながらそれぞれのポジションに散ってゆく。

44 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 20:55:37 ID:???
紫「う〜ん……予想以上に頑張るわねぇ……」

そして、今にも後半開始のキックオフの笛が鳴ろうかというその時。
フィールドを見守っていたのは――この紅魔スタジアムに設置されたVIP席。
その観客席で優雅にこの試合を観戦をしていた、幻想郷の重鎮――八雲紫。
その紫の隣には友人である幽々子の姿も見え……二人はにやにやと笑みを浮かべながら、守矢ゴール前に佇む早苗に目を向ける。

幽々子「もしかして、紫もう負けているんじゃなくて?」
紫「残念ね、セービングはもとより……飛び出し・一対一・スタミナ。
  全てにおいて私の方が彼女よりも上よ。 ……とはいえ、それでも大したものだわ。
  今なら十二分に霊夢や魔理沙とも対等に戦えるだけの実力がある……」

前半戦、萃香の力があったとはいえレミリアとフランドールの攻撃をシャットアウトし続けた早苗。
その実力は既にトップクラスに近い――否、間違いなくトップクラス。
萃香を押しのけ正ゴールキーパーの座についている以上、さとりを抜かし幻想郷のトップクラスキーパーの地位を手にしたと言えるだろう。
そう考えながら紫はにこりと微笑むと、手元に置かれてあるノートに何やら書き足し……。
顎に手を当てながら、至極楽しそうに今一度フィールドに目を向ける。

幽々子「紫……もう30人は決定したのかしら?」
紫「当然。 この試合が終わった後発表なんだから、決定してなければ困っちゃうでしょ」
幽々子「それで、その30人を引っ張っていく人物は?」
紫「さてね……競争意識を持たせる為に彼をこちらに引き込んだはいいけれどその当人は準々決勝で敗退しちゃうし。
  期待していた霊夢に至っては準決勝で負けてしまうし……それに伴い、魔理沙も敗退。
  ……この試合の結果如何では、彼女がキャプテンになるかもしれないわね」

肩を竦めながらそう呟くと、紫はそのまま笑みを浮かべつつ……。
ノートをパラパラと捲ってそこに書き込んだ事柄などを細かくチェックしていく。

紫(30人中25人しか大会には連れて行けない……そして、そこから更にレギュラーを取るのは至難の業。
  はてさて……霊夢や早苗はともかく、魔理沙と反町君は大丈夫かしら?
  一番枠が少ないポジションのFWだけど……予定では、召集をかけるのは8人なのよねぇ……)

45 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 20:56:40 ID:???
こうして紫が既に召集メンバーを決定した旨を書いたノートを今一度確認の為にと眺めている頃。
後半開始の時間は刻々と迫り……観客達が興奮しながら歓声を送る中。
審判は笛を咥えながら自身の腕に巻かれた時計を見やり……。

ピイィィィィィィイイイッ!!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「さぁ、審判の笛が今、鳴り響きましたッッ!!
    泣いても笑っても残り時間は45分! 後半戦、いよいよ開始ですッ!!」

フラン「お姉さま!」
レミリア「フラン、いくわよ!!」

審判の笛が鳴ると同時にフランドールはレミリアへとボールを送り……。
それを受け取ったレミリアはにやりと笑みを浮かべると、すぐさまそのボールをリターン。
そのまま一気にフランドールとのワンツーリターンで中盤を突破してやろうと挑みかかるのだが……。

天子「緋想の剣スウィフトでバラバラに引き裂いてやろうか!?」
諏訪子「ゲロゲロゲロ! そう簡単に通れると思うなよー! ここで奪って一気にカウンターだ!」
フラン「うふふ……蛙って壊すと面白い音がするんだよね!」
レミリア(私とフランの愛の力は無敵なのよ! こんな奴らに止められるものか!)

46 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 20:58:06 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
レミリア→ ! cardスカーレットコンビ 58 +(カードの数値)=
フラン→ ! cardスカーレットコンビ 54 +(カードの数値)=
天子→ ! cardパスカット 54 +(カードの数値)=
諏訪子→ ! cardパスカット 57 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ワンツー成功! レミリア、一旦パチュリーへとバックパスしそのままFW二人がゴール前へ!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(パチュリーがフォロー、三杉と文で競り合い、神奈子がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ワンツーを阻止。

47 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 20:58:37 ID:???
レミリア→  ハート8 スカーレットコンビ 58 +(カードの数値)=
フラン→  スペード7 スカーレットコンビ 54 +(カードの数値)=
天子→  クラブ7 パスカット 54 +(カードの数値)=
諏訪子→  スペード9 パスカット 57 +(カードの数値)=

愛の力を思い知るがいい!



48 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 21:13:29 ID:???
>レミリア→  ハート8 スカーレットコンビ 58 +(カードの数値)=66
>フラン→  スペード7 スカーレットコンビ 54 +(カードの数値)=61
>天子→  クラブ7 パスカット 54 +(カードの数値)=61
>諏訪子→  スペード9 パスカット 57 +(カードの数値)=66
>=0→ボールはこぼれ球に。三杉と文で競り合い
============================================================================
バシッ! ポンッ!! ダダダッ!!!
バシッ! ポンッ!! ダダダダッ!!!

天子「おいィ!?」

レミリアとフラン――ほぼ同等の実力を持つ吸血鬼同士であるからこそ出来る、力強くスピーディなパス回し。
そして、姉妹だからこそ出来る息にあったコンビネーション。
その激しいボールの応酬、見ようによってはシュートにも見える強い弾道に対して天子は為す術も無く。
レミリアとフランドールは一気に中盤を突破するかのように見えたのだが……。

ぴょいん! ドガァッ!!

諏訪子「あーうー! ぽんぽん痛い!」
レミリア「なにィ!?」

しかし、そのパスコースに自慢の跳躍力を生かして瞬時に飛び込んだのは諏訪子。
シュート性のあるボールに向けてその小さなお腹で懸命にブロックし……。
ボールはその勢いを殺され、宙に飛び上がって零れ球となり左サイドへと流れてゆく。
そして、その転々と転がるボールに向けていち早く拾おうと競り合ったのは……。

49 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 21:14:37 ID:???
ジョン「ああああ〜っとぉ!! レミリア選手、フランドール選手のワンツー突破、今度は失敗に終わったァ!
    ボールは零れ球となり……あっとぉ!? このボールには三杉選手、文選手が飛び込んでいます!
    三杉選手、ここでボールを奪えればまだ攻撃は続きますが……!?」

パチュリー「三杉……!」
三杉(弱点のフィジカル不足は克服をした! 今の僕の体の強さなら……ボールは十分奪える筈だ!)
文(低い球ですか……出来れば高い球の方が私の好みだったんですけどね……!!)

先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
三杉→ ! card低いトラップ 54 +(カードの数値)=
文→ ! card低いトラップ 53 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→三杉トラップ成功! そのままボールを持って左サイドから突破にかかる!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(咲夜がフォロー、中盤での混戦に……、衣玖がフォロー)
≦−2→文がトラップ成功! 紅魔スカーレットムーンズの速攻、実らず!

50 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 21:15:14 ID:???
三杉→  ハートQ 低いトラップ 54 +(カードの数値)=
文→  ダイヤQ 低いトラップ 53 +(カードの数値)=


51 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 21:26:50 ID:???
>三杉→  ハートQ 低いトラップ 54 +(カードの数値)=66
>文→  ダイヤQ 低いトラップ 53 +(カードの数値)=65
>=1→ボールはこぼれ球に。咲夜がフォロー
================================================================================
ビュウウウウッ!!

文「あやややや! 遅い遅い! 圧倒的にスローリィ! これならばボールを奪うのも訳ない……」
三杉「競り合いに必要なのは速さじゃない……! 技術だ!」
文「あやや!?」

パシィッ!

幻想郷最速である文のスピードの前に、一介の人間である三杉は適う筈も無く。
ボールは文が素早くフォローをするのだが……。
如何にスピードが自慢であり、ドリブルの名手である文といえどボールを持った瞬間の隙を失くす事は出来ず。
その隙を突き、三杉はつま先でボールを捕らえ零れ球にする事に成功をする。
そして、転がったボールは三杉の狙い通りにボランチである咲夜がフォローをし……。

咲夜「パチュリー様!」
パチュリー「コホ……。 さて、それじゃあいきましょうか……」

そのボールを咲夜は素早くパチュリーに渡し、パチュリーは咳き込みながらもドリブルを開始。
レミリアやフラン、諏訪子、天子といった面々がひしめきあう中央を避け、右サイドに流れつつサイドをえぐり……。
一気にゴール前までボールを運ぼうとするのだが……。

西尾?「ここはそう簡単に通さんわい! 静岡魂を見せちゃるぜよ!!」
神奈子(ええい、今までならあそこで止まってもあのメイド長辺りが運ぶか撃つかの二択だったんだが……。
    こいつが入った事で一気に攻撃の手数も何もかもが増えちゃってる上に、その手数の精度がハンパない事になってる!
    何とかここで止めたいところなんだが……)
パチュリー「来たいならいくらでも来なさい……その方がゴール前でのレミィたちのマークの数を減らせるわ」

52 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 21:28:13 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardエレメンタルハーベスター 64 +(カードの数値)=
神奈子→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
西尾?→ ! cardハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! パチュリー、右サイドを突破し……?
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(小悪魔がフォロー、紅魔スカーレットムーンズスローイン、天狗Bがフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。

※パチュリーの「エレメンタルハーベスター」には吹っ飛び係数4がついています。
※西尾?の「ハリネズミチャージ」には吹っ飛び係数4がついています。

53 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 21:31:15 ID:???
パチュリー→  スペード8 エレメンタルハーベスター 64 +(カードの数値)=
神奈子→  ハート8 タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
西尾?→  クラブQ ハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

54 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 21:57:34 ID:???
>パチュリー→  スペード8 エレメンタルハーベスター 64 +(カードの数値)=72
>神奈子→  ハート8 タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=64
>西尾?→  クラブQ ハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=68
>≧2→ドリブル成功! パチュリー、右サイドを突破し……?
===============================================================================
神奈子(いくら天才ったって私達が付けこめない程強いって訳じゃない!
    確かに上手いが……この華奢な体! 力技には弱い筈!!)

その虚弱な肉体にどれだけの才覚を秘めているのか……。
パチュリーの流れるような美しいドリブルに神奈子は思わず舌を巻くものの。
それでも力技でならば止められる筈だと、強引に西尾?と共にショルダーチャージを仕掛ける。
タイミングを見計らい、パチュリーに避ける暇も与えないように激しいチャージを浴びせようとするのだが……。

ブゥン……

パチュリー「私自身の力は確かに大した事が無い……けど、これでどうかしら?」
神奈子「!? こ、こいつは!? うおおっ!?」
西尾?「ぐえー!?」

瞬間、接触する寸前にパチュリーは自身の体に薄黄色の幕のようなものを張り巡らせ。
そのバリアーに接触をした神奈子と西尾?はあっさりと吹き飛び……。
パチュリーは一つため息を吐いてから空を舞う神奈子達に視線をやった後、更に右サイドを駆けて行く。

反町「この前の竹林カップでも見せてた技だな……」
にとり「エレメンタルハーベスター……パチュリーの得意技だよ。
    ドリブル技術、スピードもさる事ながらパチュリーにはあの力技にも負けない魔法がある。
    はっきり言って、全体的なオフェンスに関しては永琳にも勝るかもしれないね」
静葉「でも、やはりあの体つきだと……」
にとり「うん、ディフェンス……特にブロックと競り合いは弱い。
    ……まぁ、競り合いは空中でのセンスだけで並の選手よりは強いことは強いんだけどね」

55 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 21:59:14 ID:???
改めてパチュリーの凄さに反町達が目を見張っている頃。
右サイドを突破したパチュリーはボールを持ちながら、中央へと目を向ける。
レミリアとフランはようやくバイタルエリアへと進入したという所で……しかし、そのパスコースにはFWである筈の諏訪子。
そして、右サイドハーフの衣玖が入ってきており。
一方でゴール前では萃香と超サナエが懸命にDF陣に対して指示を飛ばしている。

パチュリー(さて、ここまで攻めあがったはいいけど……レミィたちはまだ遠いわね。 センタリングは上げられない。
      もっとも、彼女達にはグラウンダーのシュートもあるから打たせても問題無いのだけど……ふむ)

先着1名様で、
シューターの多い紅魔→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→美鈴「なんだか全然目立ててない気がしたので!」 ゲェー、美鈴がオーバーラップ!?
ダイヤ→パチュリー「小悪魔、センタリングを上げて!」 一旦小悪魔に預け、パチュリーがゴール前へ!
ハート→パチュリー「レミィ!」 レミリアにパス!
スペード→パチュリー「妹様!」 フランドールにパス!
クラブ→パチュリー「……まあ、私も一本打っておきましょうか」 なんとミドルシュートだ!
クラブA→パチュリー「三杉! あなたが決めなさい!」 弟子の三杉が可愛くて仕方ないパチュリーさんだ!

56 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 22:01:13 ID:???
シューターの多い紅魔→ クラブ6 =

57 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/20(金) 22:02:34 ID:???
オアチュリーさんが無謀な挑戦をしようとしている所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。

58 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 22:02:48 ID:???
無謀乙でしたw

59 :森崎名無しさん:2010/08/20(金) 23:52:49 ID:???
紅魔の皆様はなんかこう時折はっちゃけるので最近好きになってきたw
乙でした

60 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 18:58:24 ID:???
>シューターの多い紅魔→ クラブ6 =パチュリー「……まあ、私も一本打っておきましょうか」 なんとミドルシュートだ!
===============================================================================================
パチュリー(……しかし、レミィも妹様も前半でシュートを撃っているのよね)

前半、フランドールは得意な高い浮き球からの最高クラスのシュートを一発。
そして、レミリアは高低両方からシュートを一発ずつ放っている。
吸血鬼である彼女達のスタミナは虚弱なパチュリーに比べ遥かに多いが……。
しかし、あまりに消耗させすぎるのもまた拙いとパチュリーは瞬時に判断。
ここは自分が撃つのが一番の得策だと考え……右サイドを駆け上がり、シュートコースが見えた所でその右足を大きく振りかぶる。

ジョン「おっとぉ!? これはパチュリー選手、意外にも自身でミドルシュートを狙いにきました!!
    距離は十分! 並みのキーパーが相手ならばまず間違いなく決まるでしょうが……。
    しかし、守矢のゴール前を守るは鋼鉄の小さな巨人、伊吹萃香選手!
    そして、奇跡のゴールキーパー、東風谷早苗選手の二人!! 果たしてここで決める事が出来るのか!?」

超サナエ「萃香さん!」
萃香「おう! ハンパなミドルシュート程度……私の所で跳ね返してやるよ!!
   いくぞ、河童! 天狗!!」
天狗C「はい! 先代天狗Cと交代出場したからには活躍してみせますよ!!」
天狗B(あの悪魔姉妹に比べればまだマシな相手かな……つっても俺とかじゃ歯が立ちそうにないが……)
萃香(後半はまだ始まったばかり! ここは……ミッシングパワーで十分だ!)
超サナエ(賢者の石でない……なら、パンチングで弾ける筈! ここはまだ温存です……!)
パチュリー(運良く入れば儲けもの……キーパーまで届けば上出来……最悪は、あの小鬼で止まる事ね)

61 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 18:59:58 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardドライブフレア 64 +(カードの数値)=
萃香→ ! cardミッシングパワー 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→ ! cardブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→ ! cardパンチング 67 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは守矢フルーツズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(レミリアがフォロー、フランがフォロー、右コーナーキック)
≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。

※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※パチュリーの「ドライブフレア」には吹っ飛び係数5がついています。
※超サナエのカードがダイヤの場合「鋭いパンチング」が発動し+3の補正。
※超サナエの数字が7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い(覚醒なし)。

>>58 >>59
どうも乙感謝です。
せめて賢者の石なら話は変わってきていたのですがw

62 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:01:30 ID:???
パチュリー→  ダイヤQ ドライブフレア 64 +(カードの数値)=
萃香→  ハート8 ミッシングパワー 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→  スペードJ ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→  スペードK ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→  ダイヤK ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→  クラブ4 パンチング 67 +(カードの数値)=

63 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:04:00 ID:???
惜しいなw

64 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 19:28:45 ID:???
>パチュリー→  ダイヤQ ドライブフレア 64 +(カードの数値)=76
>萃香→  ハート8 ミッシングパワー 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=75
>天狗C→  スペードJ ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=63
>天狗B→  スペードK ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=65
>河童A→  ダイヤK ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=66
>超サナエ→  クラブ4 パンチング 67 +(カードの数値)=71
>=1→ボールはこぼれ球に。レミリアがフォロー
=================================================================================
パチュリー(……ふむ。 この位置なら……よし!)

ブギュルルルルルルッ!!!

一瞬、ちらりと中央に目を向けた後……パチュリーは高く上げた足を一気に振り下ろしシュートを放つ。
前回の大会――竹林カップにて開発をした、この幻想郷では腐る程使う選手が多い必殺のシュート。
ドライブ回転をかけたそのシュート――ドライブフレアは高らかに飛び上がりながら縦回転をしつつ守矢ゴールへ向かい……。
しかし、そのシュートには反町のポイゾナスドライブ程の圧倒的な破壊力も精度も無い。

萃香(ドライブシュートは見慣れてんだ! この程度のシュートに、ゴールを許してたまるか!!)

この程度のシュートならば十分弾き返せると勇みつつ、やや巨大化をしながらボールに向けて飛び上がり。
萃香はその平坦な胸でボールをブロックし、目論見通りしっかりとブロックをする。
彼女の見当通り、確かにそのシュートは守矢ゴールを揺らすだけの威力は備えていなかったのだが……。

ギュウンッ! コロコロコロ……!!

萃香「げぇっ!?」
パチュリー「……上出来。 後は任せたわよ……レミィ!」
レミリア「ええ!!」

65 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 19:30:03 ID:???
弾き返されたボールは、しかし、ドライブ回転の影響かコロコロと萃香の足元から離れてゆき……。
そのボールをフォローしたのは、紅魔スカーレットムーンズキャプテン。
永遠に紅き幼きストライカー――レミリア=スカーレット。
獰猛な牙を見せながらボールを持ったレミリアは素早くシュート体勢を取り……。
それを見て萃香も慌ててブロックに入ろうとするも間に合わず。
超サナエは目を見開き驚きつつも、歯を食いしばりながら気合を込めなおしセービングの構えを見せる。

反町「あれは……パチュリーさん、狙ったのか!?」
穣子「まさか。 幾らなんでもそこまで考えてシュート撃てる訳ないでしょ。
   ……無いわよね?」
にとり「最悪零れ球にすればレミリアが拾ってくれる、程度の考えはあったと思うよ。
    想いっきりしてやったりの顔してるし、パチュリー」

レミリア「さァ、前半で十分夢は見れたでしょう! サービスはここまで……ここからは本気で行くわよ!」
超サナエ(オールスター戦の時はセンターサークルからでしたが、今回はバイタルエリアから……!
     ですが……止めます! ゴールは絶対、許早苗!!)

66 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 19:31:14 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
レミリア→ ! cardマスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=
天狗C→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
天狗B→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
河童A→ ! cardブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
超サナエ→ ! cardみらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは守矢フルーツズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがねじ込み、フランと衣玖で競り合い、衣玖がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。

※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※レミリアの「マスターオブレッドサン」には吹っ飛び係数2がついています。
※レミリアのカードがダイヤの場合「ノンレッドサン」が発動し+2の補正、吹っ飛び係数除去。
※超サナエの数字が7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い(覚醒なし)。

67 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:32:21 ID:???
レミリア→  ハートA マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=
天狗C→  ハート8 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
天狗B→  ダイヤA ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
河童A→  クラブ3 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
超サナエ→  クラブ8 みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=

68 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:32:43 ID:???
レミリア→  クラブ9 マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=
天狗C→  スペード6 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
天狗B→  クラブ5 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
河童A→  ダイヤ7 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
超サナエ→  クラブ5 みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=

69 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:37:27 ID:???
おぜう・・・

70 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:39:46 ID:???
かりすま(笑)が着実に近づいておりますお嬢様

71 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:40:27 ID:???
なさけねえw

72 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:42:57 ID:???
・・・このレミリア森崎が幻想入りのレミィじゃね?

73 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 19:55:09 ID:???
うどんさんがおぜうにシンパシー感じる日も近いなw

74 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:04:37 ID:???
所詮は魔理沙と同じ最強(笑)FWかw

75 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:08:53 ID:???
やばい、紅魔舘が好きになりそうだww

76 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 20:32:28 ID:???
>レミリア→  ハートA マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=72
>天狗C→  ハート8 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=59
>天狗B→  ダイヤA ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=52
>河童A→  クラブ3 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=55
>超サナエ→  クラブ8 みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=81
>≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
======================================================================================
レミリア「  H  A  !  !  !  」

バゴッ……ギュオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

その小柄な体を目一杯伸ばしながら、理想的なシュートフォームを作り出し。
吸血鬼という種族独特の、持ち前の力を込めた全力の一撃を打ち出すレミリア。
一瞬にしてそのボールは守矢ゴールへと轟音をかきたてながら突き進み……。
ブロックに飛んだDFらをすぐさま吹き飛ばし、超サナエに襲い掛かる。
レミリアの魔力光――真紅の色を放ちながら飛んでくるボールは、確かに余りにも驚異的。
並大抵のキーパーでは到底取れず、幻想郷最強FWを名乗るに十分足る威力を備えていたのだが……。

超サナエ「ゴールは絶対に……許早苗!!!」

ギュウーンッ! バシィィィィッ!!

レミリア「な……なにィ!?」

しかし、それでも超化をした奇跡のゴールキーパー――東風谷早苗からゴールを奪うには。
威力も速度も何もかもが、僅かにではあるが足りなかった。

77 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 20:33:46 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「とっ……止めたァァァアッ!? さ、早苗選手!! ま、またもや止めた! 止めましたァ!!
    レミリア選手のマスターオブレッドサン、早苗選手に通用しないィッ!!
    しかも、しかも、パンチングなどではありません! ガッチリとその両手でキャッチしております!!
    流石は奇跡のゴールキーパー! 果たして一体彼女からどうすればゴールが奪えるのかァァアッ!?」

レミリア(馬鹿な……たかだか霊夢の二番煎じ風情が一度ならず二度も私のマスターオブレッドサンを……)
パチュリー(結構余裕があったように見えたわね……。 ……レミィでも完全に奪えるとは言い難い。
      となれば、シュート本数を増やしていくか……或いは……)
咲夜(お嬢様のシュートを止める、か。 ……やるわね、早苗。 でも、それでも私達は負けない。
   お嬢様がいる限り……この紅魔スカーレットムーンズは負けないのよ)
三杉(これじゃあ僕のシュートではみすみす敵にボールを与えるようなものだな……。
   やはり今日はサポートに徹するのが得策……か)

諏訪子「や、やったよ早苗! 流石は早苗だ!!」
神奈子(応えたい……何とかして早苗の頑張りに応えたい……。 何とかして、得点を上げないといけないんだが……)
萃香(正ゴールキーパーをこいつに任せたのは正解だったね……。
    よォし、この調子で後半も敵の攻撃をガンガンシャットアウトしていくよ!!)
超サナエ(点を与えない限りは負ける事は無い……! 絶対に……絶対に、ゴールは許早苗!!)

78 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 20:34:54 ID:???
超サナエの快挙に対し観客席は歓喜と悲鳴の交じり合った絶叫を上げ……。
レミリアは悔しそうに歯噛みをし、パチュリーは眉を顰め、咲夜は超サナエを睨みつけ、三杉はため息を吐く。
逆に守矢の面々はといえば、諏訪子は両手を上げてぴょんぴょん跳ねながら狂喜し。
神奈子はやさしげな表情で超サナエを見やりながらも、この超サナエの奮闘に応えなければと気負い……。
萃香は上機嫌で酒を呷り、そして、当の本人である超サナエは受け止めたボールを蹴り出しつつグッと力強く拳を握る。

こうして紅魔スカーレットムーンズボールで始まった後半戦最初の攻防は超サナエが見事にゴールを守るという結果に終わり。
紅魔スカーレットムーンズファンにはパチュリーが投入されても尚、点は取れないのかという落胆を与え。
逆に守矢フルーツズファンには本当に悲願の初優勝が叶うかもしれない、という期待を持たせる事となる。

静葉「後半10分になっても尚、紅魔が点を取れていないというのは本当に珍しい状況ね……」
妹紅「あの早苗ってのと萃香って鬼が本当に頑張ってるよ!
   後は前線の奴らがゴールを奪えれば優勝は目の前だ!」
チルノ「にしてもあのきゅーけつきたちもたいしたことないわね!」
リグル「うん……っていうか、今なら……シュート力だけなら私でも勝ってる気がする!」
メディスン(……なんだかまた新必殺技開発して天狗になってない?)
レティ(幾らなんでもレミリア以上のシュート力というのは大きく出すぎだわ……)
妖精1(頑張った分上手くなったと思いたいんだろうけど、現実が見えてないのはねぇ……)
橙(反町さんが言うならわかるけど、リグルだからにゃあ……)
にとり(……まぁ、自信失くすよりは上等だよねぇ。 うん……)
反町(あれ? なんだか皆のリグルを見る視線が「また虚言か」って感じになってるけど……。
   ……そ、そうか。 ライトニングリグルキックを覚えたって報告はしたけど。
   実際の威力や基礎的なシュート力の向上は皆見てないんだもんな……。
   確かにそれを考えれば、リグルの言葉を疑うのも当然か……)

79 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 20:35:55 ID:???
鼻息荒く自分はレミリアを超えたと公言するリグルに、そんなリグルを見てため息を吐く一同。
それらを見て反町は複雑な思いを抱きつつ……頬をかきながらフィールドに視線を向ける。
後半10分が過ぎ、未だに両チーム無得点。
そろそろここで点が入らなければ、或いは延長戦も見えてくる時間帯なのであるが……。

先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール

80 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:36:46 ID:???
経過時間→ 0
プレイエリア→ センターライン付近右サイド
ボールを持ったチーム→ ダイヤ4


81 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:39:22 ID:???
リグルの扱いがひでえw
反町も一言でいいからフォローしてやれよww

82 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:49:16 ID:???
守矢の攻撃チャンスがまったくねーな
撃てば決まるのに

83 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 20:52:17 ID:???
>経過時間→ 0
>プレイエリア→ センターライン付近右サイド
>ボールを持ったチーム→ ダイヤ4 =紅魔スカーレットムーンズボール
============================================================================
超サナエ「西尾?君!」
西尾?「おう! 任せちょけ、早苗さん!!」

レミリアのシュートをキャッチし、安堵をする守矢フルーツズ陣営であったが……。
しかし、これでまだ試合が終わった訳ではなく……試合時間はまだまだ残っている。
超サナエは素早くボールをけりだすと左サイドを走る西尾?に向けてボールは飛んでゆくのだが……。

咲夜「こんな単純なパス……通すものですか!」
超サナエ「!?」

そのパスコースに入ったのは、完全で瀟洒なボランチ――万能型MFである十六夜咲夜。
タックルを得意とする彼女は、しかし、その他の能力も平均して卓抜しており。
超サナエの稚拙なパスを軽々とカットすると今一度前線にボールを運ぼうとするのだが……。

西尾?「待ていぃ! そのボールはワシのもんじゃあ!!」
諏訪子(あーうー! キーパーの送ったボールをカットするなんて、なんてKYな奴なんだ!!)
咲夜(ここをキープしてお嬢様にパスを……!!)

84 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 20:53:21 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
咲夜→ ! card小間使いドリブル 59 +(カードの数値)=
西尾?→ ! cardハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
諏訪子→ ! cardミシャグジさま 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 咲夜、ボールキープの成功しもう一度レミリアにパス!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(小悪魔がフォロー、小悪魔と神奈子で競り合い、神奈子がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。

※西尾?の「ハリネズミチャージ」には吹っ飛び係数4がついています。

85 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:57:21 ID:???
咲夜→  スペード4 小間使いドリブル 59 +(カードの数値)=
西尾?→  クラブ5 ハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
諏訪子→  ハートK ミシャグジさま 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=


86 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 20:58:02 ID:???
紅魔終わったな

87 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/08/21(土) 21:01:19 ID:???
>>85を引いたのは実は私だー!信仰心の力を見たかヒャッホー!
……自分のスレ進めてきますね

88 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:02:21 ID:???
ヘルナンデス「でかした!」

89 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:05:04 ID:???
そういえばこの流れ、完全に滝さん大勝利だのう・・w

90 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 21:16:32 ID:???
>咲夜→  スペード4 小間使いドリブル 59 +(カードの数値)=63
>西尾?→  クラブ5 ハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=61
>諏訪子→  ハートK ミシャグジさま 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=75
>≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。
>※諏訪子がKを出して勝利したのでタックル+1、更に必殺フラグ(タックル2)を回収しスキル・タックル+1を習得。
===============================================================================================
ずずず…… ざざざ……

咲夜(ボールは渡さない……!)
西尾?(な、なんじゃあ!? しつっこい……ねちっこいキープじゃのう!?
    無理やり行けば反則を取られるし……上手い!!)

日々のメイドとしての仕事で培われた強靭な足腰を使った咲夜のキープ力。
その体を使って敵に一切の隙を見せず、味方が体勢を整える時間を稼ぎ。
そして、一気に前線へとボールを送って攻撃を行う事こそが紅魔スカーレットムーンズの必勝パターンの一つなのだが……。

諏訪子「あーうー! ケロちゃん絶好調だよ!!」
咲夜「なにィ!?」

しかし、咲夜に隙がなければ作ってしまえばいい。
諏訪子は咲夜の前面にぴょこんと飛び込むと、その瞬間、咲夜は動揺の為か一旦動きを静止してしまい……。
それを察知すると同時、諏訪子は軽くボールにちょんと触れ零れ球にし……驚く咲夜を尻目にボールを自身でフォロー。
慌てて咲夜がボールを奪い返そうとする前にボールを前方へと送り……。
待ちわびたとばかりの満面の笑みを浮かべた守矢のセンターフォワード――。
天子がそのボールをトラップしようと走りこむのだが……。

咲夜「み、美鈴! 弾き返しなさいッ!!」
美鈴「はいッ!! 空中戦では負けません!! ホイチョーッ!!!」
天子「リアルではモンクタイプ!!!」

91 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 21:17:48 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
天子→ ! card天道是非の剣 63 +(カードの数値)=
美鈴→ ! card紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→天子がトラップ成功! 着地と同時にシュート体勢!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(文がフォロー、文と三杉で競り合い、三杉がフォロー)
≦−2→美鈴がクリアー成功! 流石に空中戦に定評のある拳法家は格が違った!

>>86
美鈴「どうやら私の真の実力を見せる時が来たようですね……!」

>>87
流石滝さんだ! 俺達に出来ない引きをやってのける!

>>88-89
この試合、ケロちゃんかなり覚醒しちゃってますからね……当初の予定よりだいぶ強くなっちゃって……。

92 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:18:13 ID:???
天子→  クラブQ 天道是非の剣 63 +(カードの数値)=
美鈴→  ダイヤ4 紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=

93 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:18:25 ID:???
天子→  ダイヤK 天道是非の剣 63 +(カードの数値)=
美鈴→  ダイヤ4 紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=


94 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:20:39 ID:???
紅魔一同「もうだめだぁ…おしまいだぁ!」

95 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 21:32:23 ID:???
>天子→  クラブQ 天道是非の剣 63 +(カードの数値)=75
>美鈴→  ダイヤ4 紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=69
>≧2→天子がトラップ成功! 着地と同時にシュート体勢!
=================================================================================
今日の試合、美鈴がDF――スイーパーとして起用をされたのは、以前の竹林カップ。
永遠亭ルナティックスと対戦をした時と同様の理由。
即ち、空中戦――ハイボールは全て美鈴だけで弾き返す、という目的の為であった。
ここで活躍しなければその起用された折角の意味が無くなってしまうと美鈴は気負いながら飛び上がるのだが……。

天子「あんまり調子こくと永遠亭で栄養食を食べる事になる」
美鈴「ひ、ひでぶっ!?」

しかし、自称格の違う天人――比那名居天子の方がより肉体的には強靭だったのか……。
はたまた緋想の剣の力のお陰なのか、いずれにせよ美鈴より素早くボールをトラップしてみせ。
DF陣が恐怖に顔を歪める中、その平坦な胸でトラップしたボールを浮かび上がらせると右手に持った緋想の剣を構える。

ジョン「あっ、ああああああああああああああああああああああっ!!
    こ、これは! これは!? で、出ます! 天子選手の必殺シュート――気炎万丈の剣ッッ!!!
    美鈴選手、体勢を崩して動けない! そして、咲夜選手もまだ戻れていません!!
    これは紅魔スカーレットムーンズ、大ピンチですが……!?」

天子「壁は……ふん、2枚でいい!!」
メイドC「いっ……いやああああああああ!?」
メイドB「もう駄目だぁっ……おしまいだぁっ……!」
メイド@(助けてポスト神!!)

96 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:33:19 ID:???
中国のブレなさは評価に値する
ダイスなのはこの際置いておいてw

97 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 21:33:25 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
天子→ ! card気炎万丈の剣 64 +(カードの数値)=
メイドC→ ! cardブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイドB→ ! cardブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイド@→ ! cardパンチング 56 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは紅魔スカーレットムーンズに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(文がねじ込み、文と三杉が競り合い、三杉がフォロー)
≦−2→紅魔スカーレットムーンズ、シュートを阻止。

※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※天子の「気炎万丈の剣」には吹っ飛び係数3がついています。

98 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:33:37 ID:???
天子→  ダイヤ6 気炎万丈の剣 64 +(カードの数値)=
メイドC→  クラブ10 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイドB→  ハート10 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイド@→  スペード7 パンチング 56 +(カードの数値)=


99 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 21:38:22 ID:???
ポスト神に助けを求めるなwwww

100 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/21(土) 22:06:41 ID:???
やはり天人は格が違った……という所で本日はひとまずここまで。
果たしてレミリアが怒りの反撃を見せるか、れみりゃになってしまうのか……。
それでは、お疲れ様でした。

101 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 22:10:08 ID:???
天人の頼もしさが有頂天に達した乙でした!

102 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 22:17:01 ID:???
早苗を遠距離から簡単にふっとばした反町はやっぱり化け物だったんだなーw

へたれみりゃ乙でしたw

103 :森崎名無しさん:2010/08/21(土) 23:29:58 ID:???
見事な仕事だと関心はするがどこもおかしくはない乙でした!

104 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 04:17:51 ID:???
ところで
咲夜「み、美鈴! 弾き返しなさいッ!!」
咲夜さんがキチッと読み方間違えてる件

105 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 18:54:07 ID:???
>>101 >>103
どうも乙ありがとうございますー。

天子「それほどでもない」

>>102
乙どうもですー。

反町やリグルは本当に化け物です……しゃれなんないです。
レミリアもフランも魔理沙も強いんですがね……。

>>104
思いっきりミスしてました……正しくは「め、美鈴!」ですね。
メイリンだと変換しても漢字が出てこないのでみすずで変換してたのでついやっちゃいましたです。
申し訳ありません。

106 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 18:55:09 ID:???
>天子→  ダイヤ6 気炎万丈の剣 64 +(カードの数値)=70
>メイドC→  クラブ10 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=59
>メイドB→  ハート10 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=59
>メイド@→  スペード7 パンチング 56 +(カードの数値)=63
>≧2→シュート成功! ボールは紅魔スカーレットムーンズに突き刺さる。
================================================================================
咲夜「くっ……止めなさい! 何としても止めるのよ!!」
メイドC「そんな事言われても……」
メイドB「ううううううううう……うわあああああああああああああっ!!」
メイド@「体のどこかに当たってくれー!!」

咲夜の懇願に近い指示に対してメイド達は各々破れかぶれとなりながらブロックにセービングに向かう。
その気持ち――気迫だけは、決して守矢フルーツズのそれにも負けていないものだった。
しかし、メイド達には圧倒的なまでに……実力が足りなかった。

天子「もう勝負ついてるからァ!! おらァァァアアアアアアアアアアッ!!!」

ブンッ! ズゴォォォォォオオオオオオオオオオッ!!!

勝ち誇った笑みを浮かべながら緋想の剣を一閃、横に薙ぎボールを斬りつける天子。
敵の気質を奪ってエネルギーに変換する必殺の技――「気炎万丈の剣」は、壁が2枚だった事もあり。
オータムスカイズからゴールを奪った時程の威力は出せなかったものの……。
それでも名無し雑魚達を一掃するには十分過ぎる程の威力を秘めており、ブロックに入ったメイド達は問答無用で吹き飛ばされる。
そして、全身を大きく広げながらボールに飛び込むキーパーも跳ね飛ばし……。

ズバァァァァアアアアアッ! ザシュウッ!! ピピィィィイイイイイッ!!!

後半16分……長くお互い無得点が続いてきたこの不夜城カップ決勝戦に。
ようやく得点を告げる審判の笛が高く、高く、鳴り響くのだった。

紅魔スカーレットムーンズ0−1守矢フルーツズ

107 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 18:56:52 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

ジョン「きっ……決まったァァァアアッ! ゴール! 天子選手、ゴォォォォオオオルッ!
    後半16分! ここでようやく……正に待望の先制点を決めたのは、なんと守矢フルーツズ!!
    下馬評を覆し、紅魔スカーレットムーンズに1点リードしてしまったァァ!!」

天子「ゴールを決めるのではなく、決めてしまうのが天人!」
諏訪子「あーうー! ナイスゴールだァ!! よくやったよ、天人!!」
西尾?「諏訪子さんもナイスディフェンスじゃ! ようやく1点じゃのう!!」
神奈子「よし……勝てるよ! 私達だって紅魔の連中に負けちゃいない! この調子でいこう!」
衣玖(総領娘様も珍しく嬉しそうですねぇ……口調はいつもと同様ですが、頬も興奮の為か上気しておりますし……)
文(こりゃ本当に優勝しちゃうかもしれませんねぇ。 いやぁ、よかったよかった。 特集記事を詳しくかけそうです!)

ゴールを決めた天子はそのなだらかな平原を思わせる胸を張りつつ、手を天に突き上げ。
そんな天子の元に諏訪子や西尾?といったもの達が飛び掛り、手荒く祝福。
神奈子は喜色を浮かべた笑みを浮かべながらよくやったと天子の背中をバンバンと叩き……。
文と衣玖もそれに伴って笑みを浮かべつつ、攻撃陣はそのまま守矢フルーツズ陣地へと戻っていく。

108 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 18:57:53 ID:???
超サナエ「天子さん、ナイスゴールです! 本当に……値千金のゴールですよ!」
天子「ふふん、当然。 天人がいるチームは勝ってしまうものなのよ。
   いい加減、敗北ってもんが知りたいわ」
萃香「いい大口の叩きっぷりだねぇ。 ま、結果を出している以上文句は無いさ!」
超サナエ「とはいえ、油断はいけませんよ。 残り時間は30分。 紅魔は更に攻撃を激しくしてくるでしょう。
     私と萃香さんも全力で守りますが……」
神奈子「ああ、まだ1点じゃセーフティリードとは言えないからね。
    ……ここまで頑張ってくれた守備陣を援護する為にも、もう1点取って楽にしてやるよ!」

得点を喜びつつも、しかし、締める所はしっかり締める。
優勝が目の前にあるからこそ浮き足立たないように、と告げる超サナエの言葉に一同はしっかり頷きつつ……。
それでも、どことなく笑みを浮かべながら泣いても笑っても残り30分……全力でプレイをしようと言いながらポジションに散ってゆく。

109 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 18:59:32 ID:???
こうして守矢フルーツズの面々がいいムードで試合再開の準備を行っている頃。
一方で得点を許した紅魔スカーレットムーンズの面々は、一様に気落ちをしていた。

元々、紅魔スカーレットムーンズはこの幻想郷でも間違いなくトップと謳われる程の名門チーム。
その中でも天才MFである八意永琳に頼った戦術しか持たない古豪――永遠亭ルナティックス。
幻想郷No.1ゴールキーパーである八雲紫に守備をほぼ一任している守りのチーム――八雲一家とは違い。
最強のFWであるレミリアとフランを軸とした攻撃陣。
完全で瀟洒なボランチである咲夜がラインを取り仕切る守備陣。
そして、ハーフでしか出場は出来ないという制限はあるものの。
八意永琳にも劣らない能力を持つパチュリーを有する紅魔スカーレットムーンズは。
総合力でいえば間違いなく、この幻想郷でも頂点に最も近いチームなのである。

その紅魔スカーレットムーンズが、最大の強みである攻撃力を持ってしても未だ得点はならず。
空中戦では絶対の自信を持つ美鈴のクリアーは敵のCFWには通用しないという事実は――。
名無しのメイドや小悪魔、失態を見せてしまった美鈴を大いに落ち込ませていたのだが……。

パチュリー「……この程度の失点は予想の範囲内よ。 さァ、キックオフといきましょう」
美鈴「パ、パチュリー様……」

そんな中でまるで動じていない様子を見せていたのは、"もやしのエース"パチュリー=ノーレッジ。
彼女の隣に立つ三杉もまたパチュリーに同意するかのように首を縦に振っており……。
ゴールネットへと突き刺さっていたボールを持ち上げると、前線で一人、佇むレミリア目掛け投げる。

咲夜「時間は30分……これだけあれば、十二分に逆転は出来ますわ」
三杉「これで相手が浮き足だってくれればありがたいんだが……そうでなくても、勝機はあるね」

それを見ながら笑みを浮かべ、逆転は出来ると公言するのは――ボランチである咲夜。
自身のキープミスから発生した失点という状況下にあっても、彼女は落ち込んではいない。

110 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 19:00:37 ID:???
咲夜(先の失態は今後のプレイで挽回してみせる……。
   1点を返し、更にそこから逆転をする為にも……なんとしても私の力で……)

白く輝く鉢巻を靡かせながら、咲夜は内心で何度もそう呟く。
逆境を跳ね返せるだけの秘術中の秘――。
今大会ここまで使っていないからこそ意表を突ける作戦を持っているからこその、その考え。
その作戦を使えば、守備力は今以上に大幅に下がってしまうのだが……。
しかし、何としても1点を取りに行かねばならないこの状況では、守備の事など考えてはいられないのである。

こうして咲夜が本当なら名前が恥ずかしいから使わないでおきたかった作戦の使用を決意していた頃。
果たして紅魔スカーレットムーンズキャプテンであるレミリアは、三杉から渡されたボールを持ちながら何を思っていたかというと……。

先着1名様で、
レミリアかれみりゃか→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER・クラブA→レミリア「うー! うー!!」 涙目になりながらうーうー唸ってた!
ダイヤ・ハート→レミリア「咲夜、アレでいくわよ!」 咲夜「はいっ!」 咲夜の考えていた作戦を使おうとしていた!以心伝心!
スペード→レミリア「ふふふ……この程度のハンデは必要よね」 お嬢様は余裕でした!
クラブ→レミリア「コロス……!」 顔真っ赤にして怒ってた!

111 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 19:01:18 ID:???
レミリアかれみりゃか→ スペードQ =

112 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 19:16:49 ID:???
れみりゃでしたw

113 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 20:13:45 ID:???
>レミリアかれみりゃか→ スペードQ =レミリア「ふふふ……この程度のハンデは必要よね」 お嬢様は余裕でした!
================================================================================================
結論から言うと、レミリア=スカーレットはこの状況においてもまるで危機感は抱いていなかった。
先制点を取られたとはいえ、後半はまだ30分も残っており。
おまけにここまでの試合展開もほぼ自分達が押していたのである。
無論、その流れで得点をここまで決められていないというのは明らかにレミリアとフランドールの落ち度でもあるのだが……。

レミリア(ふっふっふ……ここから一気に捲るのが最高に格好良く、面白いのよ。
     今は喜色に塗れているその笑顔……私の力で恐怖と絶望に歪ませてあげるわ)
フラン(えへへへ……ああいうのをドッカーン!するのが本当に面白いんだよね〜!!)

しかし、レミリアとフランドールの二人は逆にこれでこそ試合が面白くなるのだと余裕の笑みを浮かべる。
その中でもレミリアは今にも高らかに笑い出しそうな程に破顔し……キックオフの定位置についていくのだった。

反町「……守矢が先制か、結構予想外だったな」
静葉「まあ、紅魔は咲夜が事実上の最終ラインである以上、咲夜がボールを奪われると簡単に失点するとは思っていたけど……」
穣子「にしたって簡単に点取られすぎでしょ! DF連中だらしなさすぎよ!」
妹紅「だよねぇ。 特にあの門番は空中戦を制する為だけにあの位置にいるんだから、あそこでクリアー失敗したのは拙いよ」
にとり「とはいえ、あの不良天人もFWとしての実力は高いんだ。
    今回ばっかは天人の方が一歩も二歩も上手だったって事だね」
反町「ただ、1点差程度じゃ紅魔が諦める筈がない。 時間もまだまだ残ってるし……」
にとり「ああ。 ここからの攻撃……紅魔の猛攻を、完全にシャットアウトできるか。
    それがこの試合、最大の山場になりそうだね」

一方、観客席のオータムスカイズはこのゴールに対しての感想を口々にし……。
果たして守矢がこのリードを守る事が出来るのか。
それとも、紅魔がその幻想郷トップと謳われる攻撃力を持って同点に追いつくのかと試合に目を向けるのだが……。

114 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 20:14:45 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール

115 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 20:14:58 ID:???
経過時間→ 2
プレイエリア→ 自陣左サイド
ボールを持ったチーム→ スペードK


116 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 20:16:24 ID:???
守矢の左サイドといえば…待望の静岡人の出番かな?

117 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 20:31:27 ID:???
静岡県人会がアップを始めました

118 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 20:41:07 ID:???
>経過時間→ 2
>プレイエリア→ 自陣左サイド
>ボールを持ったチーム→ スペードK =守矢フルーツズボール
====================================================================================
その後、紅魔スカーレットムーンズボールで開始された試合だったが……。
守矢の面々は得点を上げ、1点リードとなった後も浮き足立つ事なく懸命に守り。
逆に紅魔スカーレットムーンズはレミリアが咲夜の秘策中の秘を発動する事を指示しなかった為か攻め手に欠く。
こうしてしばらくは中盤での小競り合いが続けられたのだったが……。

フラン「あっ……」
西尾?「! ここじゃあっ!!」

その際、左サイドにいたフランドールが逆側へとサイドチェンジをしようと放ったボールがあらぬ方向へと飛んでしまい。
そのボールを守矢フルーツズ左サイドハーフを務める西尾?がフォロー。
自身らのミスによって再びピンチを招いてしまった事に紅魔スカーレットムーンズの名無しメイド達は一様に落胆のため息を吐くのだが……。

レミリア「任せなさい、フラン!」
西尾?「なにィ!?」

ボールをフォローした西尾?へと素早く詰め寄りボールを奪いに向かったのはレミリア。
フランドールへと向けてサムズアップをしながら笑みを浮かべるその表情は何とも言い難いものがあり。
西尾?は思わず狼狽をしながらも、慌ててボールキープをしようと体勢を整える。

レミリア「貴方みたいな老け顔がフランの可愛い可愛いあんよが触れたボールに触れるなど、許されない事よ!」
西尾?「とんでもない言いがかりじゃ……!」

119 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 20:42:09 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
西尾?→ ! cardハリネズミドリブル 56 +(カードの数値)=
レミリア→ ! cardスカーレットデビル 59 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! そのままレミリアをかわし、前方にいる諏訪子へパス!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(神奈子がフォロー、神奈子とパチュリーで競り合い、パチュリーがフォロー)
≦−2→紅魔スカーレットムーンズ、ドリブルを阻止。

※西尾?の「ハリネズミドリブル」には吹っ飛び係数2がついています。
※レミリアの「スカーレットデビル」には吹っ飛び係数2がついています。

120 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/08/22(日) 20:42:42 ID:???
西尾?→  ハート3 ハリネズミドリブル 56 +(カードの数値)=
レミリア→  スペード9 スカーレットデビル 59 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=

121 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 20:45:01 ID:???
静岡県人会は落胆を隠せないようです

122 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 20:45:26 ID:???
静岡県人会「もうだめだ…おしまいだぁ…!」

123 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 20:58:40 ID:???
>西尾?→  ハート3 ハリネズミドリブル 56 +(カードの数値)=59
>レミリア→  スペード9 スカーレットデビル 59 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=69
>≦−2→紅魔スカーレットムーンズ、ドリブルを阻止。
==================================================================================
西尾?(な、なんじゃこの殺気は……!? むっ……ぐ、ぐぐ……!?)
レミリア「スカーレットデビルの恐ろしさ、その身で知れェ!!」
西尾?「うぎゃああああっ!?」

ドゴォォオッ!!!

相手の力を合気道のように利用して敵を吹き飛ばそうとするドリブル――ハリネズミドリブル。
今回もレミリアの力を利用して巧みに弾き返そうとした西尾?だったのだが……。
しかし、レミリアの圧倒的な力は西尾?に制御出来るレベルのものではなく。
逆に西尾?はレミリアの力の前に吹き飛ばされ、ボールを奪取されてしまう。

ジョン「あっとぉ!? 西尾?選手、レミリア選手にあっさりと吹き飛ばされたー! これは格好悪いー!!
    そして、一方でボールを奪ったレミリア選手は……おっとぉ!? ここで何と単身右サイドを駆け上がる!
    後半戦、序盤が終わろうかという時間帯ですがまだスタミナには余裕があるようです!」

レミリア「パチェ! 無いとは思うけど、万が一の時のフォローは任せたわよ!」
パチュリー「はいはい……」
三杉(あの無尽蔵のスタミナは素直に羨ましいな……)

レミリアの言葉に若干苦笑を示しながらフォロー出来る位置につきながらパチュリーも同じく駆け上がり……。
それを逆サイドから見ていた三杉はやや中央に逸れつつ、フランドールのフォローに走る。
一方、またもやボールを奪われ攻勢に出られた守矢フルーツズはというと……。

神奈子「そう簡単に通さないよ、悪魔のお嬢ちゃん!」
レミリア「ふん、神などこの私がバラバラに切り裂いてやるよ!」

124 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 21:00:11 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
レミリア→ ! cardナイトダンス 63 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
神奈子→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 神奈子を華麗なステップで抜き去り、そのままサイドを突破! そして……
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(パチュリーがフォロー、諏訪子とパチュリーで競り合い、諏訪子がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。

125 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:02:06 ID:???
レミリア→  スペード5 ナイトダンス 63 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
神奈子→  ダイヤ2 タックル 55 +(カードの数値)=


126 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 21:18:55 ID:???
>レミリア→  スペード5 ナイトダンス 63 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=69
>神奈子→  ダイヤ2 タックル 55 +(カードの数値)=57
>≧2→ドリブル成功! 神奈子を華麗なステップで抜き去り、そのままサイドを突破! そして……
===========================================================================================
西尾?のフォローの為にと左サイドへと回っていたCMFの神奈子。
西尾?は確かに巧者ではあるが単純な腕力はあくまでも人間の域を出ず。
しかし、それでも自分ならばレミリアの力にも十二分に対抗出来る筈だと考えながら激しいショルダーチャージを行うのだが……。

ススススッ…… クルッ!

神奈子「なにィ!?」
レミリア「老いぼれが! 貴様のプレイが一番なまっちょろいぞ!!」
神奈子「お、老いてない! 老いてないぞォ!!」

レミリアはその神奈子の力技に、華麗なる技でで対抗をした。
その流麗なステップは正にダンスを踊っているかのような足捌きであり。
神奈子はものの見事に翻弄され、涙目になって絶叫しながら転倒。
それを見てレミリアは更に笑みを強めつつ、一気に右サイドを突破してゆく。

ダダダダダダッ!!

反町「……今まで気づかなかったけど、レミリアさんもかなり足は速いんだな」
にとり「ああ。 勿論、橙や文様程じゃあないけど……それでも大したスピードだね」
幽香「はんっ。 足が速かろうが、結果を出せなきゃなーんも意味は無いのよ。
   ちょこまかちょこまかうっとうしいだけだわ」
橙(……足が遅くて大会通算ノーゴールノーアシストな奴よりはだいぶマシだと思うにゃ)
反町「ん……守矢はゴール前を固めてきたか。 紅魔のシュートチャンスだけど……」

127 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 21:20:06 ID:???
ジョン「さぁ〜、完全にサイドを突破してしまったレミリア選手!
    シュートだけではなく、オフェンス、ディフェンス、正に全てが一流!
    そして、いよいよシュートレンジに入りましたが……果たして最後はどう決めてくるか!?
    中央にはツートップの片割れであるフランドール選手、OMFのパチュリー選手も詰め寄っているぞ!?」

フラン「お姉さま〜! 私、ドッカーンしたい!!」
パチュリー「コホッ……。 ……まあ、レミィに任せるわ」
レミリア(さァて……どう料理してあげましょうか……)

先着1名様で、
レミリアの判断→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→咲夜「お嬢様、こちらです!」 あーっと、咲夜さんがオーバーラップだ!
ダイヤ→レミリア(妹のお願いを聞いてあげるのが姉よね!) フランにセンタリングだ!
ハート→レミリア「パチェ、リターンお願い!」 パチュリーに渡し、ゴール前へ!
スペード→レミリア「ふん、悩むまでもない! 私が決めてやるわ!!」 自分で狙っていったー!
クラブ→レミリア(……パチェの賢者の石はまだ見せてなかったわね) パチュリーにセンタリングだ!

128 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:20:43 ID:???
レミリアの判断→ クラブ2 =

129 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:21:13 ID:???
レミリアの判断→ スペードA =


130 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:21:56 ID:???
パチェさんぶっ倒れるんじゃね

131 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 21:35:37 ID:???
>レミリアの判断→ クラブ2 =レミリア(……パチェの賢者の石はまだ見せてなかったわね) パチュリーにセンタリングだ!
=====================================================================================================
レミリア「パチェ!」
パチュリー「……あら、私?」

ある意味、守矢フルーツズの比那名居天子同様、天上天下唯我独尊な性格をしているレミリア。
てっきりここは自身が打つか、或いは妹であるフランに任せてくるものかと誰もが思っていたが……。
意外にもレミリアが選択したのは、OMFであるパチュリーに打たせるというもの。
これにはレミリアの今まで自身、そしてフランの全力のパワーシュートは通用はしていないが。
或いはパチュリーの技術面では大きく秀でたシュートならば早苗の意表を突けるかもしれないという考え。
そして、友人であるパチュリーにもある程度、一定の活躍をして欲しいという想いが込められており……。
パチュリーはそれを理解しながら、自身の方へと向かってくるボールに向けて助走をつけながら一気に飛び上がる。

グワアアアアアアアッ!!

ジョン「で、出たァァァアッ!! パチュリー=ノーレッジ選手の得意とする大胆なオーバーヘッドキック!
    魔法の力を使い、威力を強化したオーバーヘッドだァ!!
    ここまでレミリア選手、フランドール選手のシュートを次々と止めてきた早苗選手だが……。
    しかし、これは止める事が出来るかァ!?」

パチュリー「ケホッケホッ……。 日月火水木金土!!
      あなた達は為す術なく失点を……ゴホッ! ケホッ!!」
萃香「華奢ってレベルじゃないねぇ、もう! 悪いけど、全力で生かせてもらうよ!?」
超サナエ(先のドライブシュートはまだしも、パチュリーさんの高い浮き球処理能力と魔法の力を併せたこのシュートは……。
     ……全力でのセービングでないと止まらない! いきますッ!!)

132 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 21:37:05 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
パチュリー→ ! card賢者の石 70 +(カードの数値)=
萃香→ ! cardミッシングパープルパワー 71 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→ ! card高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→ ! card高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→ ! card高いブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→ ! cardみらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは守矢フルーツズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがねじ込み、三杉がねじ込み、フランと衣玖で競り合い)
≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。

※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※パチュリーの「賢者の石」には吹っ飛び係数3がついています。
※超サナエの数字が7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い(覚醒なし)。

133 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:37:23 ID:???
パチュリー→  スペード6 賢者の石 70 +(カードの数値)=
萃香→  スペード4 ミッシングパープルパワー 71 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→  クラブ5 高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→  クラブA 高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→  ハートQ 高いブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→  スペードJ みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=


134 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:40:45 ID:???
鉄壁すぎるw

135 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 22:01:58 ID:???
>パチュリー→  スペード6 賢者の石 70 +(カードの数値)=76
>萃香→  スペード4 ミッシングパープルパワー 71 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=78
>天狗C→  クラブ5 高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=59
>天狗B→  クラブA 高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=55
>河童A→  ハートQ 高いブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=65
>超サナエ→  スペードJ みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=84
>≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
======================================================================================
三杉(完璧だ……!)

パチュリーのそのオーバーヘッドは、天才少年と呼ばれた三杉の目から見ても完璧過ぎる……。
正に自身が目標とすべき、模倣すべき理想的なフォームを取られていた。
そして、そのシュートフォームから放たれるのは――パチュリーの魔法で威力を強化をされた、弾丸のようなシュート。
レミリアとフランドールが不在の際、紅魔ルナダイヤルズの主砲として何度も放たれたその虹色の弾丸は。
快音を鳴らしながら守矢フルーツズゴールへと襲い掛かるのだが……。

ズモモモモモ…… バキャオッ!

萃香「ミッシング・パープル・萃香ちゃん参上!」
パチュリー「……むきゅ〜」
レミリア「……パチェでも駄目なのね」

しかし、その前に立ちはだかった巨大化をした鋼鉄の小さな巨人――伊吹萃香の前に阻まれ。
シューターとしては最大の屈辱である、DFにブロックをされてキーパーまで届かないという結果に終わってしまう。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「だ、駄目です! パチュリー選手の賢者の石も守矢フルーツズには通用しませんッ!!
    な、なんと堅い……堅すぎる壁でしょうか!?
    シュート本数では圧倒をする紅魔スカーレットムーンズですが……しかし、ここまでまるで得点には繋がっていません!
    時計は現在後半24分! もはや後半も半分以上が過ぎようとしています!
    ま、まさか……まさか、守矢フルーツズ! このまま紅魔スカーレットムーンズを完封してしまうのでしょうか!?」

136 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/22(日) 22:03:26 ID:???
反町「あながち実況の言葉も間違いじゃない。 このペースだと本当に完封もありえるぞ……」
にとり「守矢はキーパーが実質二人以上いるようなもんだからねぇ……紅魔はいよいよキツくなってきたよ……」
レティ「キーパーが実質二人とか、反則にも等しいわね」
チルノ「なんだかよくわからんけど、レティが言うならそのとーりね!」
大妖精「チルノちゃんが言うならその通りだね!」
妹紅「あまりにも鉄壁過ぎるよねぇ。 どうすればゴールできるんだろ」
反町(……まぁ、俺達もそのチームからPK込みとはいえ4点取ったんだけどな。
   あと、レティさんやにとりDF陣がキーパーが実質二人以上いるのが反則とか言うのは……。
   ……なんというか、色々と間違っている気がする)

萃香「へへへ……あと20分! あと20分だよ!! さぁ、もう1点取って突き放してやろう!」
超サナエ(ここまで来たら無失点しかない……! 大会一の攻撃力と謳われる紅魔スカーレットムーンズを……。
     完封してみせます!)
パチュリー(むきゅ……こ、ここまで通用しないとは思わなかった……。
      うーん……追加点を取られたら、流石にやばいわね……)
レミリア(やはり私かフラン、どちらかが決めるしかないわね……)

笑みを浮かべながらボールをクリアーする萃香に、それを見やりながら慌てて戻ってゆくパチュリーとレミリア。
こうして紅魔スカーレットムーンズの今日、何度目になるのかわからない攻撃はまたもや防がれ。
試合は再び膠着状態に陥ってゆくのだが……。

先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール

137 :森崎名無しさん:2010/08/22(日) 22:03:45 ID:???
経過時間→ 5
プレイエリア→ 相手陣PA付近
ボールを持ったチーム→ ハート5

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0ch BBS 2007-01-24