キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/16(月) 21:36:38 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1279537390/l50
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
紅魔館主催で開催される不夜城カップに出場をしたオータムスカイズ。
初戦の地霊アンダーグラウンド戦を4−2で勝利し、2回戦のネオ妬ましパルパルズ戦も1−0で辛勝。
試合後、うどんげとてゐの二人を加え、更に波に乗ったオータムスカイズの次の相手は守矢フルーツズ。
苦戦の末とうとう延長戦でVゴールを決められてしまい、オータムスカイズは準々決勝で敗退してしまう。
オータムスカイズに勝利をした守矢フルーツズは、準決勝の博麗連合戦で3−2で辛勝。
決勝戦は守矢フルーツズvs紅魔スカーレットムーンズとなり、前半は両者決定打に欠け0−0で折り返すのだが……。
反町「俺は全幻想郷で戦うぞ三杉ィ―――ッ!! そして練習試合で全日本をボッコボコにしてやる!!」
リグル「これが私のライトニングリグルキックだ! ハッハァー!!」
穣子「穣子です……なんだか全然成長できないとです」
リグル「ポストプレイもしちゃうよ! ハッハァー!! 私がエースだー!!」
妹紅「温泉楽しすぎワロタwww」
反町「女湯を覗こうかと思ったが、そんなことはなかったぜ!!」
ヒューイ(師匠面うぜぇ……)
レミリア「くらえ! これが私のダイレクトレッドサンだ!」
早苗「と め る !!」
特訓で格差が開いたり縮まったり、リグルがなんかとんでもない事になったり、早苗さんが意外と耐えたり!
果たして不夜城カップの結末はどうなるのか! そして、全幻想郷には誰が選ばれるのか!?
そんな幻想のポイズン40スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
65 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 19:30:03 ID:???
弾き返されたボールは、しかし、ドライブ回転の影響かコロコロと萃香の足元から離れてゆき……。
そのボールをフォローしたのは、紅魔スカーレットムーンズキャプテン。
永遠に紅き幼きストライカー――レミリア=スカーレット。
獰猛な牙を見せながらボールを持ったレミリアは素早くシュート体勢を取り……。
それを見て萃香も慌ててブロックに入ろうとするも間に合わず。
超サナエは目を見開き驚きつつも、歯を食いしばりながら気合を込めなおしセービングの構えを見せる。
反町「あれは……パチュリーさん、狙ったのか!?」
穣子「まさか。 幾らなんでもそこまで考えてシュート撃てる訳ないでしょ。
……無いわよね?」
にとり「最悪零れ球にすればレミリアが拾ってくれる、程度の考えはあったと思うよ。
想いっきりしてやったりの顔してるし、パチュリー」
レミリア「さァ、前半で十分夢は見れたでしょう! サービスはここまで……ここからは本気で行くわよ!」
超サナエ(オールスター戦の時はセンターサークルからでしたが、今回はバイタルエリアから……!
ですが……止めます! ゴールは絶対、許早苗!!)
66 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 19:31:14 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
レミリア→ ! cardマスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=
天狗C→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
天狗B→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
河童A→ ! cardブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
超サナエ→ ! cardみらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは守矢フルーツズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがねじ込み、フランと衣玖で競り合い、衣玖がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※レミリアの「マスターオブレッドサン」には吹っ飛び係数2がついています。
※レミリアのカードがダイヤの場合「ノンレッドサン」が発動し+2の補正、吹っ飛び係数除去。
※超サナエの数字が7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い(覚醒なし)。
67 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:32:21 ID:???
レミリア→
ハートA
マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=
天狗C→
ハート8
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
天狗B→
ダイヤA
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
河童A→
クラブ3
ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
超サナエ→
クラブ8
みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
68 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:32:43 ID:???
レミリア→
クラブ9
マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=
天狗C→
スペード6
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
天狗B→
クラブ5
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
河童A→
ダイヤ7
ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
超サナエ→
クラブ5
みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
69 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:37:27 ID:???
おぜう・・・
70 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:39:46 ID:???
かりすま(笑)が着実に近づいておりますお嬢様
71 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:40:27 ID:???
なさけねえw
72 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:42:57 ID:???
・・・このレミリア森崎が幻想入りのレミィじゃね?
73 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 19:55:09 ID:???
うどんさんがおぜうにシンパシー感じる日も近いなw
74 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:04:37 ID:???
所詮は魔理沙と同じ最強(笑)FWかw
75 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:08:53 ID:???
やばい、紅魔舘が好きになりそうだww
76 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 20:32:28 ID:???
>レミリア→ ハートA マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)=72
>天狗C→ ハート8 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=59
>天狗B→ ダイヤA ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=52
>河童A→ クラブ3 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=55
>超サナエ→ クラブ8 みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=81
>≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
======================================================================================
レミリア「 H A ! ! ! 」
バゴッ……ギュオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
その小柄な体を目一杯伸ばしながら、理想的なシュートフォームを作り出し。
吸血鬼という種族独特の、持ち前の力を込めた全力の一撃を打ち出すレミリア。
一瞬にしてそのボールは守矢ゴールへと轟音をかきたてながら突き進み……。
ブロックに飛んだDFらをすぐさま吹き飛ばし、超サナエに襲い掛かる。
レミリアの魔力光――真紅の色を放ちながら飛んでくるボールは、確かに余りにも驚異的。
並大抵のキーパーでは到底取れず、幻想郷最強FWを名乗るに十分足る威力を備えていたのだが……。
超サナエ「ゴールは絶対に……許早苗!!!」
ギュウーンッ! バシィィィィッ!!
レミリア「な……なにィ!?」
しかし、それでも超化をした奇跡のゴールキーパー――東風谷早苗からゴールを奪うには。
威力も速度も何もかもが、僅かにではあるが足りなかった。
77 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 20:33:46 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「とっ……止めたァァァアッ!? さ、早苗選手!! ま、またもや止めた! 止めましたァ!!
レミリア選手のマスターオブレッドサン、早苗選手に通用しないィッ!!
しかも、しかも、パンチングなどではありません! ガッチリとその両手でキャッチしております!!
流石は奇跡のゴールキーパー! 果たして一体彼女からどうすればゴールが奪えるのかァァアッ!?」
レミリア(馬鹿な……たかだか霊夢の二番煎じ風情が一度ならず二度も私のマスターオブレッドサンを……)
パチュリー(結構余裕があったように見えたわね……。 ……レミィでも完全に奪えるとは言い難い。
となれば、シュート本数を増やしていくか……或いは……)
咲夜(お嬢様のシュートを止める、か。 ……やるわね、早苗。 でも、それでも私達は負けない。
お嬢様がいる限り……この紅魔スカーレットムーンズは負けないのよ)
三杉(これじゃあ僕のシュートではみすみす敵にボールを与えるようなものだな……。
やはり今日はサポートに徹するのが得策……か)
諏訪子「や、やったよ早苗! 流石は早苗だ!!」
神奈子(応えたい……何とかして早苗の頑張りに応えたい……。 何とかして、得点を上げないといけないんだが……)
萃香(正ゴールキーパーをこいつに任せたのは正解だったね……。
よォし、この調子で後半も敵の攻撃をガンガンシャットアウトしていくよ!!)
超サナエ(点を与えない限りは負ける事は無い……! 絶対に……絶対に、ゴールは許早苗!!)
78 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 20:34:54 ID:???
超サナエの快挙に対し観客席は歓喜と悲鳴の交じり合った絶叫を上げ……。
レミリアは悔しそうに歯噛みをし、パチュリーは眉を顰め、咲夜は超サナエを睨みつけ、三杉はため息を吐く。
逆に守矢の面々はといえば、諏訪子は両手を上げてぴょんぴょん跳ねながら狂喜し。
神奈子はやさしげな表情で超サナエを見やりながらも、この超サナエの奮闘に応えなければと気負い……。
萃香は上機嫌で酒を呷り、そして、当の本人である超サナエは受け止めたボールを蹴り出しつつグッと力強く拳を握る。
こうして紅魔スカーレットムーンズボールで始まった後半戦最初の攻防は超サナエが見事にゴールを守るという結果に終わり。
紅魔スカーレットムーンズファンにはパチュリーが投入されても尚、点は取れないのかという落胆を与え。
逆に守矢フルーツズファンには本当に悲願の初優勝が叶うかもしれない、という期待を持たせる事となる。
静葉「後半10分になっても尚、紅魔が点を取れていないというのは本当に珍しい状況ね……」
妹紅「あの早苗ってのと萃香って鬼が本当に頑張ってるよ!
後は前線の奴らがゴールを奪えれば優勝は目の前だ!」
チルノ「にしてもあのきゅーけつきたちもたいしたことないわね!」
リグル「うん……っていうか、今なら……シュート力だけなら私でも勝ってる気がする!」
メディスン(……なんだかまた新必殺技開発して天狗になってない?)
レティ(幾らなんでもレミリア以上のシュート力というのは大きく出すぎだわ……)
妖精1(頑張った分上手くなったと思いたいんだろうけど、現実が見えてないのはねぇ……)
橙(反町さんが言うならわかるけど、リグルだからにゃあ……)
にとり(……まぁ、自信失くすよりは上等だよねぇ。 うん……)
反町(あれ? なんだか皆のリグルを見る視線が「また虚言か」って感じになってるけど……。
……そ、そうか。 ライトニングリグルキックを覚えたって報告はしたけど。
実際の威力や基礎的なシュート力の向上は皆見てないんだもんな……。
確かにそれを考えれば、リグルの言葉を疑うのも当然か……)
79 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 20:35:55 ID:???
鼻息荒く自分はレミリアを超えたと公言するリグルに、そんなリグルを見てため息を吐く一同。
それらを見て反町は複雑な思いを抱きつつ……頬をかきながらフィールドに視線を向ける。
後半10分が過ぎ、未だに両チーム無得点。
そろそろここで点が入らなければ、或いは延長戦も見えてくる時間帯なのであるが……。
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。
JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール
80 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:36:46 ID:???
経過時間→
0
プレイエリア→
センターライン付近右サイド
ボールを持ったチーム→
ダイヤ4
81 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:39:22 ID:???
リグルの扱いがひでえw
反町も一言でいいからフォローしてやれよww
82 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:49:16 ID:???
守矢の攻撃チャンスがまったくねーな
撃てば決まるのに
83 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 20:52:17 ID:???
>経過時間→ 0
>プレイエリア→ センターライン付近右サイド
>ボールを持ったチーム→ ダイヤ4 =紅魔スカーレットムーンズボール
============================================================================
超サナエ「西尾?君!」
西尾?「おう! 任せちょけ、早苗さん!!」
レミリアのシュートをキャッチし、安堵をする守矢フルーツズ陣営であったが……。
しかし、これでまだ試合が終わった訳ではなく……試合時間はまだまだ残っている。
超サナエは素早くボールをけりだすと左サイドを走る西尾?に向けてボールは飛んでゆくのだが……。
咲夜「こんな単純なパス……通すものですか!」
超サナエ「!?」
そのパスコースに入ったのは、完全で瀟洒なボランチ――万能型MFである十六夜咲夜。
タックルを得意とする彼女は、しかし、その他の能力も平均して卓抜しており。
超サナエの稚拙なパスを軽々とカットすると今一度前線にボールを運ぼうとするのだが……。
西尾?「待ていぃ! そのボールはワシのもんじゃあ!!」
諏訪子(あーうー! キーパーの送ったボールをカットするなんて、なんてKYな奴なんだ!!)
咲夜(ここをキープしてお嬢様にパスを……!!)
84 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 20:53:21 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
咲夜→ ! card小間使いドリブル 59 +(カードの数値)=
西尾?→ ! cardハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
諏訪子→ ! cardミシャグジさま 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 咲夜、ボールキープの成功しもう一度レミリアにパス!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(小悪魔がフォロー、小悪魔と神奈子で競り合い、神奈子がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。
※西尾?の「ハリネズミチャージ」には吹っ飛び係数4がついています。
85 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:57:21 ID:???
咲夜→
スペード4
小間使いドリブル 59 +(カードの数値)=
西尾?→
クラブ5
ハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
諏訪子→
ハートK
ミシャグジさま 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
86 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 20:58:02 ID:???
紅魔終わったな
87 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/08/21(土) 21:01:19 ID:???
>>85
を引いたのは実は私だー!信仰心の力を見たかヒャッホー!
……自分のスレ進めてきますね
88 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:02:21 ID:???
ヘルナンデス「でかした!」
89 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:05:04 ID:???
そういえばこの流れ、完全に滝さん大勝利だのう・・w
90 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 21:16:32 ID:???
>咲夜→ スペード4 小間使いドリブル 59 +(カードの数値)=63
>西尾?→ クラブ5 ハリネズミチャージ 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=61
>諏訪子→ ハートK ミシャグジさま 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=75
>≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。
>※諏訪子がKを出して勝利したのでタックル+1、更に必殺フラグ(タックル2)を回収しスキル・タックル+1を習得。
===============================================================================================
ずずず…… ざざざ……
咲夜(ボールは渡さない……!)
西尾?(な、なんじゃあ!? しつっこい……ねちっこいキープじゃのう!?
無理やり行けば反則を取られるし……上手い!!)
日々のメイドとしての仕事で培われた強靭な足腰を使った咲夜のキープ力。
その体を使って敵に一切の隙を見せず、味方が体勢を整える時間を稼ぎ。
そして、一気に前線へとボールを送って攻撃を行う事こそが紅魔スカーレットムーンズの必勝パターンの一つなのだが……。
諏訪子「あーうー! ケロちゃん絶好調だよ!!」
咲夜「なにィ!?」
しかし、咲夜に隙がなければ作ってしまえばいい。
諏訪子は咲夜の前面にぴょこんと飛び込むと、その瞬間、咲夜は動揺の為か一旦動きを静止してしまい……。
それを察知すると同時、諏訪子は軽くボールにちょんと触れ零れ球にし……驚く咲夜を尻目にボールを自身でフォロー。
慌てて咲夜がボールを奪い返そうとする前にボールを前方へと送り……。
待ちわびたとばかりの満面の笑みを浮かべた守矢のセンターフォワード――。
天子がそのボールをトラップしようと走りこむのだが……。
咲夜「み、美鈴! 弾き返しなさいッ!!」
美鈴「はいッ!! 空中戦では負けません!! ホイチョーッ!!!」
天子「リアルではモンクタイプ!!!」
91 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 21:17:48 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
天子→ ! card天道是非の剣 63 +(カードの数値)=
美鈴→ ! card紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→天子がトラップ成功! 着地と同時にシュート体勢!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(文がフォロー、文と三杉で競り合い、三杉がフォロー)
≦−2→美鈴がクリアー成功! 流石に空中戦に定評のある拳法家は格が違った!
>>86
美鈴「どうやら私の真の実力を見せる時が来たようですね……!」
>>87
流石滝さんだ! 俺達に出来ない引きをやってのける!
>>88-89
この試合、ケロちゃんかなり覚醒しちゃってますからね……当初の予定よりだいぶ強くなっちゃって……。
92 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:18:13 ID:???
天子→
クラブQ
天道是非の剣 63 +(カードの数値)=
美鈴→
ダイヤ4
紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=
93 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:18:25 ID:???
天子→
ダイヤK
天道是非の剣 63 +(カードの数値)=
美鈴→
ダイヤ4
紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=
94 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:20:39 ID:???
紅魔一同「もうだめだぁ…おしまいだぁ!」
95 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 21:32:23 ID:???
>天子→ クラブQ 天道是非の剣 63 +(カードの数値)=75
>美鈴→ ダイヤ4 紅魔獄屠拳 65 +(カードの数値)=69
>≧2→天子がトラップ成功! 着地と同時にシュート体勢!
=================================================================================
今日の試合、美鈴がDF――スイーパーとして起用をされたのは、以前の竹林カップ。
永遠亭ルナティックスと対戦をした時と同様の理由。
即ち、空中戦――ハイボールは全て美鈴だけで弾き返す、という目的の為であった。
ここで活躍しなければその起用された折角の意味が無くなってしまうと美鈴は気負いながら飛び上がるのだが……。
天子「あんまり調子こくと永遠亭で栄養食を食べる事になる」
美鈴「ひ、ひでぶっ!?」
しかし、自称格の違う天人――比那名居天子の方がより肉体的には強靭だったのか……。
はたまた緋想の剣の力のお陰なのか、いずれにせよ美鈴より素早くボールをトラップしてみせ。
DF陣が恐怖に顔を歪める中、その平坦な胸でトラップしたボールを浮かび上がらせると右手に持った緋想の剣を構える。
ジョン「あっ、ああああああああああああああああああああああっ!!
こ、これは! これは!? で、出ます! 天子選手の必殺シュート――気炎万丈の剣ッッ!!!
美鈴選手、体勢を崩して動けない! そして、咲夜選手もまだ戻れていません!!
これは紅魔スカーレットムーンズ、大ピンチですが……!?」
天子「壁は……ふん、2枚でいい!!」
メイドC「いっ……いやああああああああ!?」
メイドB「もう駄目だぁっ……おしまいだぁっ……!」
メイド@(助けてポスト神!!)
96 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:33:19 ID:???
中国のブレなさは評価に値する
ダイスなのはこの際置いておいてw
97 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 21:33:25 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
天子→ ! card気炎万丈の剣 64 +(カードの数値)=
メイドC→ ! cardブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイドB→ ! cardブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイド@→ ! cardパンチング 56 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは紅魔スカーレットムーンズに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(文がねじ込み、文と三杉が競り合い、三杉がフォロー)
≦−2→紅魔スカーレットムーンズ、シュートを阻止。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※天子の「気炎万丈の剣」には吹っ飛び係数3がついています。
98 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:33:37 ID:???
天子→
ダイヤ6
気炎万丈の剣 64 +(カードの数値)=
メイドC→
クラブ10
ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイドB→
ハート10
ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイド@→
スペード7
パンチング 56 +(カードの数値)=
99 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 21:38:22 ID:???
ポスト神に助けを求めるなwwww
100 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/21(土) 22:06:41 ID:???
やはり天人は格が違った……という所で本日はひとまずここまで。
果たしてレミリアが怒りの反撃を見せるか、れみりゃになってしまうのか……。
それでは、お疲れ様でした。
101 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 22:10:08 ID:???
天人の頼もしさが有頂天に達した乙でした!
102 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 22:17:01 ID:???
早苗を遠距離から簡単にふっとばした反町はやっぱり化け物だったんだなーw
へたれみりゃ乙でしたw
103 :
森崎名無しさん
:2010/08/21(土) 23:29:58 ID:???
見事な仕事だと関心はするがどこもおかしくはない乙でした!
104 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 04:17:51 ID:???
ところで
咲夜「み、美鈴! 弾き返しなさいッ!!」
咲夜さんがキチッと読み方間違えてる件
105 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 18:54:07 ID:???
>>101
>>103
どうも乙ありがとうございますー。
天子「それほどでもない」
>>102
乙どうもですー。
反町やリグルは本当に化け物です……しゃれなんないです。
レミリアもフランも魔理沙も強いんですがね……。
>>104
思いっきりミスしてました……正しくは「め、美鈴!」ですね。
メイリンだと変換しても漢字が出てこないのでみすずで変換してたのでついやっちゃいましたです。
申し訳ありません。
106 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 18:55:09 ID:???
>天子→ ダイヤ6 気炎万丈の剣 64 +(カードの数値)=70
>メイドC→ クラブ10 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=59
>メイドB→ ハート10 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=59
>メイド@→ スペード7 パンチング 56 +(カードの数値)=63
>≧2→シュート成功! ボールは紅魔スカーレットムーンズに突き刺さる。
================================================================================
咲夜「くっ……止めなさい! 何としても止めるのよ!!」
メイドC「そんな事言われても……」
メイドB「ううううううううう……うわあああああああああああああっ!!」
メイド@「体のどこかに当たってくれー!!」
咲夜の懇願に近い指示に対してメイド達は各々破れかぶれとなりながらブロックにセービングに向かう。
その気持ち――気迫だけは、決して守矢フルーツズのそれにも負けていないものだった。
しかし、メイド達には圧倒的なまでに……実力が足りなかった。
天子「もう勝負ついてるからァ!! おらァァァアアアアアアアアアアッ!!!」
ブンッ! ズゴォォォォォオオオオオオオオオオッ!!!
勝ち誇った笑みを浮かべながら緋想の剣を一閃、横に薙ぎボールを斬りつける天子。
敵の気質を奪ってエネルギーに変換する必殺の技――「気炎万丈の剣」は、壁が2枚だった事もあり。
オータムスカイズからゴールを奪った時程の威力は出せなかったものの……。
それでも名無し雑魚達を一掃するには十分過ぎる程の威力を秘めており、ブロックに入ったメイド達は問答無用で吹き飛ばされる。
そして、全身を大きく広げながらボールに飛び込むキーパーも跳ね飛ばし……。
ズバァァァァアアアアアッ! ザシュウッ!! ピピィィィイイイイイッ!!!
後半16分……長くお互い無得点が続いてきたこの不夜城カップ決勝戦に。
ようやく得点を告げる審判の笛が高く、高く、鳴り響くのだった。
紅魔スカーレットムーンズ0−1守矢フルーツズ
107 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 18:56:52 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
ジョン「きっ……決まったァァァアアッ! ゴール! 天子選手、ゴォォォォオオオルッ!
後半16分! ここでようやく……正に待望の先制点を決めたのは、なんと守矢フルーツズ!!
下馬評を覆し、紅魔スカーレットムーンズに1点リードしてしまったァァ!!」
天子「ゴールを決めるのではなく、決めてしまうのが天人!」
諏訪子「あーうー! ナイスゴールだァ!! よくやったよ、天人!!」
西尾?「諏訪子さんもナイスディフェンスじゃ! ようやく1点じゃのう!!」
神奈子「よし……勝てるよ! 私達だって紅魔の連中に負けちゃいない! この調子でいこう!」
衣玖(総領娘様も珍しく嬉しそうですねぇ……口調はいつもと同様ですが、頬も興奮の為か上気しておりますし……)
文(こりゃ本当に優勝しちゃうかもしれませんねぇ。 いやぁ、よかったよかった。 特集記事を詳しくかけそうです!)
ゴールを決めた天子はそのなだらかな平原を思わせる胸を張りつつ、手を天に突き上げ。
そんな天子の元に諏訪子や西尾?といったもの達が飛び掛り、手荒く祝福。
神奈子は喜色を浮かべた笑みを浮かべながらよくやったと天子の背中をバンバンと叩き……。
文と衣玖もそれに伴って笑みを浮かべつつ、攻撃陣はそのまま守矢フルーツズ陣地へと戻っていく。
108 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 18:57:53 ID:???
超サナエ「天子さん、ナイスゴールです! 本当に……値千金のゴールですよ!」
天子「ふふん、当然。 天人がいるチームは勝ってしまうものなのよ。
いい加減、敗北ってもんが知りたいわ」
萃香「いい大口の叩きっぷりだねぇ。 ま、結果を出している以上文句は無いさ!」
超サナエ「とはいえ、油断はいけませんよ。 残り時間は30分。 紅魔は更に攻撃を激しくしてくるでしょう。
私と萃香さんも全力で守りますが……」
神奈子「ああ、まだ1点じゃセーフティリードとは言えないからね。
……ここまで頑張ってくれた守備陣を援護する為にも、もう1点取って楽にしてやるよ!」
得点を喜びつつも、しかし、締める所はしっかり締める。
優勝が目の前にあるからこそ浮き足立たないように、と告げる超サナエの言葉に一同はしっかり頷きつつ……。
それでも、どことなく笑みを浮かべながら泣いても笑っても残り30分……全力でプレイをしようと言いながらポジションに散ってゆく。
109 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 18:59:32 ID:???
こうして守矢フルーツズの面々がいいムードで試合再開の準備を行っている頃。
一方で得点を許した紅魔スカーレットムーンズの面々は、一様に気落ちをしていた。
元々、紅魔スカーレットムーンズはこの幻想郷でも間違いなくトップと謳われる程の名門チーム。
その中でも天才MFである八意永琳に頼った戦術しか持たない古豪――永遠亭ルナティックス。
幻想郷No.1ゴールキーパーである八雲紫に守備をほぼ一任している守りのチーム――八雲一家とは違い。
最強のFWであるレミリアとフランを軸とした攻撃陣。
完全で瀟洒なボランチである咲夜がラインを取り仕切る守備陣。
そして、ハーフでしか出場は出来ないという制限はあるものの。
八意永琳にも劣らない能力を持つパチュリーを有する紅魔スカーレットムーンズは。
総合力でいえば間違いなく、この幻想郷でも頂点に最も近いチームなのである。
その紅魔スカーレットムーンズが、最大の強みである攻撃力を持ってしても未だ得点はならず。
空中戦では絶対の自信を持つ美鈴のクリアーは敵のCFWには通用しないという事実は――。
名無しのメイドや小悪魔、失態を見せてしまった美鈴を大いに落ち込ませていたのだが……。
パチュリー「……この程度の失点は予想の範囲内よ。 さァ、キックオフといきましょう」
美鈴「パ、パチュリー様……」
そんな中でまるで動じていない様子を見せていたのは、"もやしのエース"パチュリー=ノーレッジ。
彼女の隣に立つ三杉もまたパチュリーに同意するかのように首を縦に振っており……。
ゴールネットへと突き刺さっていたボールを持ち上げると、前線で一人、佇むレミリア目掛け投げる。
咲夜「時間は30分……これだけあれば、十二分に逆転は出来ますわ」
三杉「これで相手が浮き足だってくれればありがたいんだが……そうでなくても、勝機はあるね」
それを見ながら笑みを浮かべ、逆転は出来ると公言するのは――ボランチである咲夜。
自身のキープミスから発生した失点という状況下にあっても、彼女は落ち込んではいない。
110 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 19:00:37 ID:???
咲夜(先の失態は今後のプレイで挽回してみせる……。
1点を返し、更にそこから逆転をする為にも……なんとしても私の力で……)
白く輝く鉢巻を靡かせながら、咲夜は内心で何度もそう呟く。
逆境を跳ね返せるだけの秘術中の秘――。
今大会ここまで使っていないからこそ意表を突ける作戦を持っているからこその、その考え。
その作戦を使えば、守備力は今以上に大幅に下がってしまうのだが……。
しかし、何としても1点を取りに行かねばならないこの状況では、守備の事など考えてはいられないのである。
こうして咲夜が本当なら名前が恥ずかしいから使わないでおきたかった作戦の使用を決意していた頃。
果たして紅魔スカーレットムーンズキャプテンであるレミリアは、三杉から渡されたボールを持ちながら何を思っていたかというと……。
先着1名様で、
レミリアかれみりゃか→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER・クラブA→レミリア「うー! うー!!」 涙目になりながらうーうー唸ってた!
ダイヤ・ハート→レミリア「咲夜、アレでいくわよ!」 咲夜「はいっ!」 咲夜の考えていた作戦を使おうとしていた!以心伝心!
スペード→レミリア「ふふふ……この程度のハンデは必要よね」 お嬢様は余裕でした!
クラブ→レミリア「コロス……!」 顔真っ赤にして怒ってた!
111 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 19:01:18 ID:???
レミリアかれみりゃか→
スペードQ
=
112 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 19:16:49 ID:???
れみりゃでしたw
113 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 20:13:45 ID:???
>レミリアかれみりゃか→ スペードQ =レミリア「ふふふ……この程度のハンデは必要よね」 お嬢様は余裕でした!
================================================================================================
結論から言うと、レミリア=スカーレットはこの状況においてもまるで危機感は抱いていなかった。
先制点を取られたとはいえ、後半はまだ30分も残っており。
おまけにここまでの試合展開もほぼ自分達が押していたのである。
無論、その流れで得点をここまで決められていないというのは明らかにレミリアとフランドールの落ち度でもあるのだが……。
レミリア(ふっふっふ……ここから一気に捲るのが最高に格好良く、面白いのよ。
今は喜色に塗れているその笑顔……私の力で恐怖と絶望に歪ませてあげるわ)
フラン(えへへへ……ああいうのをドッカーン!するのが本当に面白いんだよね〜!!)
しかし、レミリアとフランドールの二人は逆にこれでこそ試合が面白くなるのだと余裕の笑みを浮かべる。
その中でもレミリアは今にも高らかに笑い出しそうな程に破顔し……キックオフの定位置についていくのだった。
反町「……守矢が先制か、結構予想外だったな」
静葉「まあ、紅魔は咲夜が事実上の最終ラインである以上、咲夜がボールを奪われると簡単に失点するとは思っていたけど……」
穣子「にしたって簡単に点取られすぎでしょ! DF連中だらしなさすぎよ!」
妹紅「だよねぇ。 特にあの門番は空中戦を制する為だけにあの位置にいるんだから、あそこでクリアー失敗したのは拙いよ」
にとり「とはいえ、あの不良天人もFWとしての実力は高いんだ。
今回ばっかは天人の方が一歩も二歩も上手だったって事だね」
反町「ただ、1点差程度じゃ紅魔が諦める筈がない。 時間もまだまだ残ってるし……」
にとり「ああ。 ここからの攻撃……紅魔の猛攻を、完全にシャットアウトできるか。
それがこの試合、最大の山場になりそうだね」
一方、観客席のオータムスカイズはこのゴールに対しての感想を口々にし……。
果たして守矢がこのリードを守る事が出来るのか。
それとも、紅魔がその幻想郷トップと謳われる攻撃力を持って同点に追いつくのかと試合に目を向けるのだが……。
114 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 20:14:45 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。
JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール
115 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 20:14:58 ID:???
経過時間→
2
プレイエリア→
自陣左サイド
ボールを持ったチーム→
スペードK
116 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 20:16:24 ID:???
守矢の左サイドといえば…待望の静岡人の出番かな?
117 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 20:31:27 ID:???
静岡県人会がアップを始めました
118 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 20:41:07 ID:???
>経過時間→ 2
>プレイエリア→ 自陣左サイド
>ボールを持ったチーム→ スペードK =守矢フルーツズボール
====================================================================================
その後、紅魔スカーレットムーンズボールで開始された試合だったが……。
守矢の面々は得点を上げ、1点リードとなった後も浮き足立つ事なく懸命に守り。
逆に紅魔スカーレットムーンズはレミリアが咲夜の秘策中の秘を発動する事を指示しなかった為か攻め手に欠く。
こうしてしばらくは中盤での小競り合いが続けられたのだったが……。
フラン「あっ……」
西尾?「! ここじゃあっ!!」
その際、左サイドにいたフランドールが逆側へとサイドチェンジをしようと放ったボールがあらぬ方向へと飛んでしまい。
そのボールを守矢フルーツズ左サイドハーフを務める西尾?がフォロー。
自身らのミスによって再びピンチを招いてしまった事に紅魔スカーレットムーンズの名無しメイド達は一様に落胆のため息を吐くのだが……。
レミリア「任せなさい、フラン!」
西尾?「なにィ!?」
ボールをフォローした西尾?へと素早く詰め寄りボールを奪いに向かったのはレミリア。
フランドールへと向けてサムズアップをしながら笑みを浮かべるその表情は何とも言い難いものがあり。
西尾?は思わず狼狽をしながらも、慌ててボールキープをしようと体勢を整える。
レミリア「貴方みたいな老け顔がフランの可愛い可愛いあんよが触れたボールに触れるなど、許されない事よ!」
西尾?「とんでもない言いがかりじゃ……!」
119 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 20:42:09 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
西尾?→ ! cardハリネズミドリブル 56 +(カードの数値)=
レミリア→ ! cardスカーレットデビル 59 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! そのままレミリアをかわし、前方にいる諏訪子へパス!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(神奈子がフォロー、神奈子とパチュリーで競り合い、パチュリーがフォロー)
≦−2→紅魔スカーレットムーンズ、ドリブルを阻止。
※西尾?の「ハリネズミドリブル」には吹っ飛び係数2がついています。
※レミリアの「スカーレットデビル」には吹っ飛び係数2がついています。
120 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2010/08/22(日) 20:42:42 ID:???
西尾?→
ハート3
ハリネズミドリブル 56 +(カードの数値)=
レミリア→
スペード9
スカーレットデビル 59 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
121 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 20:45:01 ID:???
静岡県人会は落胆を隠せないようです
122 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 20:45:26 ID:???
静岡県人会「もうだめだ…おしまいだぁ…!」
123 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 20:58:40 ID:???
>西尾?→ ハート3 ハリネズミドリブル 56 +(カードの数値)=59
>レミリア→ スペード9 スカーレットデビル 59 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=69
>≦−2→紅魔スカーレットムーンズ、ドリブルを阻止。
==================================================================================
西尾?(な、なんじゃこの殺気は……!? むっ……ぐ、ぐぐ……!?)
レミリア「スカーレットデビルの恐ろしさ、その身で知れェ!!」
西尾?「うぎゃああああっ!?」
ドゴォォオッ!!!
相手の力を合気道のように利用して敵を吹き飛ばそうとするドリブル――ハリネズミドリブル。
今回もレミリアの力を利用して巧みに弾き返そうとした西尾?だったのだが……。
しかし、レミリアの圧倒的な力は西尾?に制御出来るレベルのものではなく。
逆に西尾?はレミリアの力の前に吹き飛ばされ、ボールを奪取されてしまう。
ジョン「あっとぉ!? 西尾?選手、レミリア選手にあっさりと吹き飛ばされたー! これは格好悪いー!!
そして、一方でボールを奪ったレミリア選手は……おっとぉ!? ここで何と単身右サイドを駆け上がる!
後半戦、序盤が終わろうかという時間帯ですがまだスタミナには余裕があるようです!」
レミリア「パチェ! 無いとは思うけど、万が一の時のフォローは任せたわよ!」
パチュリー「はいはい……」
三杉(あの無尽蔵のスタミナは素直に羨ましいな……)
レミリアの言葉に若干苦笑を示しながらフォロー出来る位置につきながらパチュリーも同じく駆け上がり……。
それを逆サイドから見ていた三杉はやや中央に逸れつつ、フランドールのフォローに走る。
一方、またもやボールを奪われ攻勢に出られた守矢フルーツズはというと……。
神奈子「そう簡単に通さないよ、悪魔のお嬢ちゃん!」
レミリア「ふん、神などこの私がバラバラに切り裂いてやるよ!」
124 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 21:00:11 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
レミリア→ ! cardナイトダンス 63 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
神奈子→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 神奈子を華麗なステップで抜き去り、そのままサイドを突破! そして……
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(パチュリーがフォロー、諏訪子とパチュリーで競り合い、諏訪子がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。
125 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 21:02:06 ID:???
レミリア→
スペード5
ナイトダンス 63 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
神奈子→
ダイヤ2
タックル 55 +(カードの数値)=
126 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 21:18:55 ID:???
>レミリア→ スペード5 ナイトダンス 63 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=69
>神奈子→ ダイヤ2 タックル 55 +(カードの数値)=57
>≧2→ドリブル成功! 神奈子を華麗なステップで抜き去り、そのままサイドを突破! そして……
===========================================================================================
西尾?のフォローの為にと左サイドへと回っていたCMFの神奈子。
西尾?は確かに巧者ではあるが単純な腕力はあくまでも人間の域を出ず。
しかし、それでも自分ならばレミリアの力にも十二分に対抗出来る筈だと考えながら激しいショルダーチャージを行うのだが……。
ススススッ…… クルッ!
神奈子「なにィ!?」
レミリア「老いぼれが! 貴様のプレイが一番なまっちょろいぞ!!」
神奈子「お、老いてない! 老いてないぞォ!!」
レミリアはその神奈子の力技に、華麗なる技でで対抗をした。
その流麗なステップは正にダンスを踊っているかのような足捌きであり。
神奈子はものの見事に翻弄され、涙目になって絶叫しながら転倒。
それを見てレミリアは更に笑みを強めつつ、一気に右サイドを突破してゆく。
ダダダダダダッ!!
反町「……今まで気づかなかったけど、レミリアさんもかなり足は速いんだな」
にとり「ああ。 勿論、橙や文様程じゃあないけど……それでも大したスピードだね」
幽香「はんっ。 足が速かろうが、結果を出せなきゃなーんも意味は無いのよ。
ちょこまかちょこまかうっとうしいだけだわ」
橙(……足が遅くて大会通算ノーゴールノーアシストな奴よりはだいぶマシだと思うにゃ)
反町「ん……守矢はゴール前を固めてきたか。 紅魔のシュートチャンスだけど……」
127 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 21:20:06 ID:???
ジョン「さぁ〜、完全にサイドを突破してしまったレミリア選手!
シュートだけではなく、オフェンス、ディフェンス、正に全てが一流!
そして、いよいよシュートレンジに入りましたが……果たして最後はどう決めてくるか!?
中央にはツートップの片割れであるフランドール選手、OMFのパチュリー選手も詰め寄っているぞ!?」
フラン「お姉さま〜! 私、ドッカーンしたい!!」
パチュリー「コホッ……。 ……まあ、レミィに任せるわ」
レミリア(さァて……どう料理してあげましょうか……)
先着1名様で、
レミリアの判断→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→咲夜「お嬢様、こちらです!」 あーっと、咲夜さんがオーバーラップだ!
ダイヤ→レミリア(妹のお願いを聞いてあげるのが姉よね!) フランにセンタリングだ!
ハート→レミリア「パチェ、リターンお願い!」 パチュリーに渡し、ゴール前へ!
スペード→レミリア「ふん、悩むまでもない! 私が決めてやるわ!!」 自分で狙っていったー!
クラブ→レミリア(……パチェの賢者の石はまだ見せてなかったわね) パチュリーにセンタリングだ!
128 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 21:20:43 ID:???
レミリアの判断→
クラブ2
=
129 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 21:21:13 ID:???
レミリアの判断→
スペードA
=
130 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 21:21:56 ID:???
パチェさんぶっ倒れるんじゃね
131 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 21:35:37 ID:???
>レミリアの判断→ クラブ2 =レミリア(……パチェの賢者の石はまだ見せてなかったわね) パチュリーにセンタリングだ!
=====================================================================================================
レミリア「パチェ!」
パチュリー「……あら、私?」
ある意味、守矢フルーツズの比那名居天子同様、天上天下唯我独尊な性格をしているレミリア。
てっきりここは自身が打つか、或いは妹であるフランに任せてくるものかと誰もが思っていたが……。
意外にもレミリアが選択したのは、OMFであるパチュリーに打たせるというもの。
これにはレミリアの今まで自身、そしてフランの全力のパワーシュートは通用はしていないが。
或いはパチュリーの技術面では大きく秀でたシュートならば早苗の意表を突けるかもしれないという考え。
そして、友人であるパチュリーにもある程度、一定の活躍をして欲しいという想いが込められており……。
パチュリーはそれを理解しながら、自身の方へと向かってくるボールに向けて助走をつけながら一気に飛び上がる。
グワアアアアアアアッ!!
ジョン「で、出たァァァアッ!! パチュリー=ノーレッジ選手の得意とする大胆なオーバーヘッドキック!
魔法の力を使い、威力を強化したオーバーヘッドだァ!!
ここまでレミリア選手、フランドール選手のシュートを次々と止めてきた早苗選手だが……。
しかし、これは止める事が出来るかァ!?」
パチュリー「ケホッケホッ……。 日月火水木金土!!
あなた達は為す術なく失点を……ゴホッ! ケホッ!!」
萃香「華奢ってレベルじゃないねぇ、もう! 悪いけど、全力で生かせてもらうよ!?」
超サナエ(先のドライブシュートはまだしも、パチュリーさんの高い浮き球処理能力と魔法の力を併せたこのシュートは……。
……全力でのセービングでないと止まらない! いきますッ!!)
132 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 21:37:05 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
パチュリー→ ! card賢者の石 70 +(カードの数値)=
萃香→ ! cardミッシングパープルパワー 71 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→ ! card高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→ ! card高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→ ! card高いブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→ ! cardみらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは守矢フルーツズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがねじ込み、三杉がねじ込み、フランと衣玖で競り合い)
≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※パチュリーの「賢者の石」には吹っ飛び係数3がついています。
※超サナエの数字が7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い(覚醒なし)。
133 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 21:37:23 ID:???
パチュリー→
スペード6
賢者の石 70 +(カードの数値)=
萃香→
スペード4
ミッシングパープルパワー 71 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→
クラブ5
高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→
クラブA
高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→
ハートQ
高いブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→
スペードJ
みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
134 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 21:40:45 ID:???
鉄壁すぎるw
135 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 22:01:58 ID:???
>パチュリー→ スペード6 賢者の石 70 +(カードの数値)=76
>萃香→ スペード4 ミッシングパープルパワー 71 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=78
>天狗C→ クラブ5 高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=59
>天狗B→ クラブA 高いブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=55
>河童A→ ハートQ 高いブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=65
>超サナエ→ スペードJ みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=84
>≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
======================================================================================
三杉(完璧だ……!)
パチュリーのそのオーバーヘッドは、天才少年と呼ばれた三杉の目から見ても完璧過ぎる……。
正に自身が目標とすべき、模倣すべき理想的なフォームを取られていた。
そして、そのシュートフォームから放たれるのは――パチュリーの魔法で威力を強化をされた、弾丸のようなシュート。
レミリアとフランドールが不在の際、紅魔ルナダイヤルズの主砲として何度も放たれたその虹色の弾丸は。
快音を鳴らしながら守矢フルーツズゴールへと襲い掛かるのだが……。
ズモモモモモ…… バキャオッ!
萃香「ミッシング・パープル・萃香ちゃん参上!」
パチュリー「……むきゅ〜」
レミリア「……パチェでも駄目なのね」
しかし、その前に立ちはだかった巨大化をした鋼鉄の小さな巨人――伊吹萃香の前に阻まれ。
シューターとしては最大の屈辱である、DFにブロックをされてキーパーまで届かないという結果に終わってしまう。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「だ、駄目です! パチュリー選手の賢者の石も守矢フルーツズには通用しませんッ!!
な、なんと堅い……堅すぎる壁でしょうか!?
シュート本数では圧倒をする紅魔スカーレットムーンズですが……しかし、ここまでまるで得点には繋がっていません!
時計は現在後半24分! もはや後半も半分以上が過ぎようとしています!
ま、まさか……まさか、守矢フルーツズ! このまま紅魔スカーレットムーンズを完封してしまうのでしょうか!?」
136 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 22:03:26 ID:???
反町「あながち実況の言葉も間違いじゃない。 このペースだと本当に完封もありえるぞ……」
にとり「守矢はキーパーが実質二人以上いるようなもんだからねぇ……紅魔はいよいよキツくなってきたよ……」
レティ「キーパーが実質二人とか、反則にも等しいわね」
チルノ「なんだかよくわからんけど、レティが言うならそのとーりね!」
大妖精「チルノちゃんが言うならその通りだね!」
妹紅「あまりにも鉄壁過ぎるよねぇ。 どうすればゴールできるんだろ」
反町(……まぁ、俺達もそのチームからPK込みとはいえ4点取ったんだけどな。
あと、レティさんやにとりDF陣がキーパーが実質二人以上いるのが反則とか言うのは……。
……なんというか、色々と間違っている気がする)
萃香「へへへ……あと20分! あと20分だよ!! さぁ、もう1点取って突き放してやろう!」
超サナエ(ここまで来たら無失点しかない……! 大会一の攻撃力と謳われる紅魔スカーレットムーンズを……。
完封してみせます!)
パチュリー(むきゅ……こ、ここまで通用しないとは思わなかった……。
うーん……追加点を取られたら、流石にやばいわね……)
レミリア(やはり私かフラン、どちらかが決めるしかないわね……)
笑みを浮かべながらボールをクリアーする萃香に、それを見やりながら慌てて戻ってゆくパチュリーとレミリア。
こうして紅魔スカーレットムーンズの今日、何度目になるのかわからない攻撃はまたもや防がれ。
試合は再び膠着状態に陥ってゆくのだが……。
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。
JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔スカーレットムーンズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール
137 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:03:45 ID:???
経過時間→
5
プレイエリア→
相手陣PA付近
ボールを持ったチーム→
ハート5
138 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:04:18 ID:???
経過時間→
5
プレイエリア→
自陣右サイドスローイン
ボールを持ったチーム→
ダイヤ7
139 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:14:12 ID:???
うーん、単純に戦力評価だけすると、
主力選手(それもドリブル潰しにもっとも必要なタックル得意)を欠いて
この守矢をあそこまで追い詰めた秋空がどれだけ強かったか、という話になるんだが・・
まあ、誰もそういう風には見ないし、それは当然なんだよな。
たとえば、どこかで「もこたんが仕事しないでもいいようにする」とかの方法もあったのかな。
140 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/22(日) 22:14:55 ID:???
八百長してんじゃねーかってくらいボール権が偏ってますね。
またもや紅魔ボールといったところで、本日はひとまずここまで。
それでは、お疲れ様でした。
141 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:15:43 ID:???
戦力的には妹紅がいなくても十二分に勝てた、敗因はどう見ても油断でしょ
142 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:19:07 ID:???
そのとおり、だから「秋空は強かった」といってるのよ。
143 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:25:02 ID:???
まあこの試合終わるまではわからんよね
こっから紅魔が大逆転の3-1で勝利とかなっちゃったら
あっという間に守矢の価値も下がっちゃうし
144 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:36:08 ID:???
乙でしたー
まあここまで早苗さんガッツ温存できてるから、この先のボール権次第では
マジで完封もあるかもだけどね
145 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:37:13 ID:???
秋空・守矢 4-5
博麗・守矢 2-3
紅魔・守矢 0-1(今のところ)
スコアだけ見ればどこも接戦だから秋空が博麗や紅魔に勝るという証明にはならんのかな
146 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:38:32 ID:???
少なくとも、守矢から4点取った攻撃陣は評価されるべき
147 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 22:40:39 ID:???
三回戦負けっていうのは覆しようのない事実だし他の候補より評価されない仕方ない
148 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 23:11:02 ID:???
とはいえ、魔理沙より評価されないってのは釈然としない気もするけどね。
って、今さら蒸し返す話じゃないな。
申し訳ない。
149 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 23:27:51 ID:???
まあ現実だって相手が優勝チームだろうが三回戦負けは三回戦負け、
選手個々の能力評価はともかくとしてチームとしては評価されないわけで
惜敗率で慰めてもらえるのはファンの間だけなのさ…
150 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 23:38:03 ID:???
ストライカーとしては完全に反町≧リグル>白黒だけど
一選手としてなら、シュート以外も優れる白黒>反町>リグルだろうから白黒が反町より評価されるのは仕方ないと思う
んで、全幻想では白黒さんはそのタックルを生かす為に是非DFにコンバートしていただきたい
151 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 23:43:40 ID:???
でもドリブルやパスが大事なのもわかるけど
やっぱりFWで一番大事なのは決定力でしょう
チームにとってFWが得点できないのがどれだけ辛いことか
この試合と現実の日本代表見てるとよくわかるしw
152 :
森崎名無しさん
:2010/08/22(日) 23:59:50 ID:???
師匠「点が取れる奴が一人居ればなぁ」
153 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/08/23(月) 01:21:40 ID:???
ヒィっ 大変遅くなりましたが新スレおめでとうございます。
いやー守矢の守備は素晴らしいですね、このまま完封を期待できる安定感とか…。
そしていつまでもリグル大覚醒の酔いが冷めないんですw
まあ大会の評価は最終的に合宿やらで引っ繰り返して勝てばよかろうなのだと思っていますw
一旦低いところから地道に登り詰める日々を楽しみにしています。
154 :
森崎名無しさん
:2010/08/23(月) 07:50:40 ID:???
サッカーではみんなキャプ翼キャラの二番煎じだけどねww
155 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 18:35:24 ID:???
>経過時間→ 5
>プレイエリア→ 相手陣PA付近
>ボールを持ったチーム→ ハート5 =紅魔スカーレットムーンズボール
==================================================================================
パチュリーの賢者の石が防がれてから5分後……。
紅魔スカーレットムーンズの三大シューターが軒並み点を決められなかった事に紅魔の面々は更に気落ちし。
逆に守矢フルーツズの面々は心強い守備陣の活躍のお陰でのびのびとプレイをしていた。
このままいけば、本当に守矢フルーツズが0失点のまま優勝を決めてしまいそうな展開だったのだが……。
レミリア「っ! おおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
神奈子「!? うわァっ!?」
そんな中、吼えながら中盤でボールをキープしていた神奈子へとタックルをしたのはレミリアである。
残り時間はすでに20分を切り、いよいよ敗北が見えてきたこの時間。
ようやく焦り始めたレミリアは、ただ前線で待っているだけではなく守備にまで参加を始めたのだった。
不意をつかれた神奈子はボールを零してしまい、レミリアはそのボールを素早くキープ。
慌てて守矢フルーツズの面々がボールを奪いに向かおうとするも……。
レミリア「雑魚が邪魔をするなァッ!!」
西尾?「ぬおおおっ!?」
衣玖「くあああっ!?」
ドガァァッ!!
吸血鬼としての潜在的パワーを使い強引に突破するレミリアを止める事は出来ず。
一気にレミリアは守矢フルーツズPA付近まで攻め込んでいってしまう。
ジョン「あ、ああああ〜っとぉ! またもや紅魔スカーレットムーンズ、大きなシュートチャンス!!
レミリア選手、自分ひとりでボールを奪い、中盤を完全に突破してしまいましたァ!!」
156 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 18:36:24 ID:???
レミリア(この私が……このまま終わっていいはずが無い!
このスカーレットデビルたる私が……! 夜の王、レミリア=スカーレットが!!)
轟々と燃え盛るのような闘志を瞳に燃やし、怒り狂ったかのように邁進をしたレミリアはPA内に入ると同時。
その小さな体を目一杯に伸ばしてシュートフォームを取る。
後半29分――試合が始まって、既に4分の3以上の時間が経とうとしている最中にあっても。
未だ得点を上げられていないというのは、レミリアにとっては最大級の屈辱である。
しかも、それが今まで自分が圧倒的格下にあると見ていた早苗の活躍で為されているという事実は……。
レミリアに怒りを覚えさせるには、十分過ぎるものであった。
グオオオオオオオオオオオオオッ!!
萃香「さァ早苗、正念場だ! ここで止めればいよいよ無失点優勝が見えてくるよ!」
超サナエ(怒りによって更に力は上がっている……でも、それでも超サナエモードの力なら止められる筈!
体力はまだ十分……! 全力で……必ず止める!)
レミリア「そう何度もマグレが起こると思うな! これで……同点よッ!!」
157 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 18:37:26 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
レミリア→ ! cardマスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
萃香→ ! cardミッシングパープルパワー 68 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→ ! cardブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→ ! cardみらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは守矢フルーツズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがねじ込み、三杉がねじ込み、右コーナーキック)
≦−2→守矢フルーツズ、シュートを阻止。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※レミリアの「マスターオブレッドサン」には吹っ飛び係数2がついています。
※レミリアのカードがダイヤの場合「ノンレッドサン」が発動し+2の補正、吹っ飛び係数除去。
※超サナエの数字が7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い(覚醒なし)。
158 :
森崎名無しさん
:2010/08/23(月) 18:37:48 ID:???
レミリア→
スペード10
マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=
萃香→
ハート10
ミッシングパープルパワー 68 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗C→
ダイヤQ
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
天狗B→
クラブ7
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
河童A→
ダイヤ5
ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=
超サナエ→
クラブ9
みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)=
159 :
森崎名無しさん
:2010/08/23(月) 18:44:40 ID:???
萃香くん、とめたー!
160 :
森崎名無しさん
:2010/08/23(月) 18:45:11 ID:???
時間もないしコーナーから強引にフランでぶち込むしかないか?
161 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 18:45:30 ID:???
>反町の評価について
端的に言いますと、反町のFW・ストライカーとしての評価は高いです。
純粋な決定力は誰の目に見ても幻想郷No.1なので、これは当然といえば当然ですね。
ただ、その選手としての評価が=キャプテンに任せるという点に繋がるかといえば微妙な事になりますです。
>>153
どうも三杉さん、ありがとうございますー。
守矢は仰る通り、本当に守備陣がかなり頑張ってますねー。
中の人的には流石にレミリアやフランのいる紅魔には苦戦をするだろうと思っていたのですが……。
リグル大覚醒はまだ衆目の目の中で覚醒の成果を見せていないので、露見した時の反応を今から色々考えております。
合宿も結構期間を設けるつもりですので、そこでの行動の成果如何で幾らでも挽回は出来ますね。
162 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 20:01:10 ID:???
>レミリア→ スペード10 マスターオブレッドサン 71 +(カードの数値)+(皇女の怒り+1)=82
>萃香→ ハート10 ミッシングパープルパワー 68 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=81
>天狗C→ ダイヤQ ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=64
>天狗B→ クラブ7 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=59
>河童A→ ダイヤ5 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+3)=58
>超サナエ→ クラブ9 みらくるセービング・改 73 +(カードの数値)+(ブロック補正+1)=83
>=−1→ボールはこぼれ球に。右コーナーキック
========================================================================================
レミリア「 H A ! ! ! 」
ドゴォッ……ギュバアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
ボレーの体勢から一発……そして、グラウンダーの状態からはこれで二発。
今大会、いくつものゴールを量産し、そのたびにキーパー達を絶望のどん底に落としてきた紅の弾丸。
レミリアの放ったシュート――マスターオブレッドサンは轟音をかきたてながらゴールへと突き進む。
蹴り損ないでもなければ、手を抜いた一撃でも当然無い。
これならばまず間違いなく入った筈だと、レミリアはそう確信をするのだが……。
萃香「ここまで来て……失点させるもんかァ!!」
レミリア「なにィ!?」
それでも……あと一歩、守矢フルーツズゴールを奪うには決め手が足らなかった。
レミリアの放ったシュートはあまりにもあっさりと巨大化をした萃香が受け止め。
思わずレミリアはその光景を見て愕然としてしまうのだが……。
萃香「うきゅっ……! き、きつっ!?」
フラン「! やったー、いただきー!!」
レミリア「フ、フラン!」
しかし、それでもレミリアの意地とプライドが辛うじて萃香よりも勝っていたのか。
萃香はその高威力のシュートを完全に受け止める事は敵わず、零れ球にしてしまう。
そして、その零れた高いボールにいち早く反応を見せたのは……後半より殆ど試合から消えていた悪魔の妹――フランドールである。
163 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 20:02:13 ID:???
その虹色の羽を目一杯羽ばたかせながら飛び上がったフランはヘディングを放つ構えを取り。
それを見てレミリアは安堵したような笑みを浮かべ、逆に萃香は苦虫を潰したかのような表情を浮かべる。
ここまで何度も紅魔の攻撃を防いできた守矢フルーツズだが……それでも、その全てはギリギリでの防衛である。
この波状攻撃も、再び必ず防ぐ事が出来るとは言い切れない。
果たして超サナエが事実上、ただ一人でフランドールのヘディングを防ぐ事が出来るのかと観客達は息を飲むのだが……。
ギュイィィイッ!!
フラン「えぇっ!?」
超サナエ「ゴールは絶対に……許早苗!!」
なんとフランドールがヘディングを放つ寸前、浮かび上がったボールへと飛び向かったのは……。
先ほどのレミリアのシュートに対して体勢を整えていた筈の、超サナエ。
慌て驚くフランドールに対して超サナエはボールだけを見つめており。
ただただ、萃香が弾いたボールを"飛び出し"て抑えるのではなく。
レミリアの放ったシュートであるそのボールを、自らの手で"セービング"してみせようと飛び上がっていたのである。
しかし、やはり体勢が悪かったが為か完全にキャッチする事は出来ずボールは超サナエの手に弾かれ……。
ゴールバーを超えてゆき、それと同時に審判の笛が響き渡る。
ピィィイイイイイイイイイイイイイイッ!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
ジョン「ふっ……防いだァァアッ!! さ、早苗選手、萃香選手!
レミリア選手のマスターオブレッドサンを、またもや防いでしまったァアアッ!!
なおもコーナーキックとなりピンチは続きますが……しかし、これでまた守矢も当然ゴール前を固めてくるでしょう!
正に鉄壁! 今大会、猛威を奮ってきた紅魔スカーレットムーンズ攻撃陣が、まるで通用していません!!」
164 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 20:03:23 ID:???
超サナエ「ふぅっ……ふぅっ……。 キャ、キャッチは出来ませんでしたか……」
萃香「なっ……何言ってんだい! ねじ込みを未然に防げただけで上等だよ!!」
超サナエ「……ですが、まだコーナーキックです。 神奈子様、衣玖さん!!」
神奈子「ああ! ここは守りきらなきゃね……よし、壁を作るよ!」
衣玖「はい!」
観客達の歓声、そして実況席の興奮したような声を聞きながらも超サナエは納得していない様子で大きく息を吐きつつ……。
MFである神奈子や衣玖にも、壁に参加をするように指示。
これには神奈子らも素直に頷きながら、ゴール前へと戻り壁を作り始める。
一方、またもや攻撃に失敗をした紅魔スカーレットムーンズの面々はというと……。
レミリア「ふぅ……はぁ……」
フラン「う〜っ!! 何よ、あのキーパー! 折角ドッカーン!出来ると思ったのにィ!」
再三にわたってシュートを打ち続けたレミリアは、ここに来てようやく額に汗を浮かべ呼吸を荒げつつ……。
それでも、怒りに満ちた瞳を守矢フルーツズゴールへと向けており。
フランドールはといえば、シュートを打てなかった事に対して頬を膨らませながら怒っていた。
そんな二人のストライカーを見ながら、パチュリーは小さくため息を吐きつつ……。
出場してから時間が経過した事で徐々に悪くなってきた持病の喘息の為に何度かコフコフと咳き込みながら。
攻撃陣を集めてここから如何にして逆転をするか、その算段について自身の考えを語り始める。
パチュリー「残り時間は……あと15分程度。 まぁ、厳しいけれど逆転は不可能ではないわ。
まず、このコーナーキックで1点を返す事が前提だけどね」
小悪魔「え!? ぎゃ、逆転できるんですか!?」
パチュリー「……レミィ、バイシクルでもダイレクトでもいい。 空中でのレッドサンはあと何発?」
レミリア「……1発ね。 それ以上は無理」
パチュリー「ならここは妹様を使って1点を返しましょう。 妹様、いけるわね?」
フラン「えへへ! とーぜんっ! 私がどっかーん!って今度こそキーパーを吹き飛ばしちゃうんだから!」
165 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/08/23(月) 20:04:23 ID:???
パチュリー「ここに来て、ようやくだけど相手キーパーも疲れてきているわ。
ここで妹様が1点取れば……吹き飛ばせれば、もう満足なセービングは出来ないでしょう。
そうなれば残るはあの小鬼――伊吹萃香だけよ。
15分でもう1点を取る、十二分に可能だわ……ケホッ! ケホッ!!」
弱気な小悪魔の発言を無視しながら、レミリアの体力の残量。
そして、フランドールの意思の確認をしたパチュリーは満足そうに頷きつつ……。
強くなってきた咳をし、それでも平静を装いながら小悪魔にコーナーキックを蹴るよう指示を出す。
レミリア「パチェ……大丈夫なの?」
パチュリー「賢者の石は打てないけど、私のヘディングでもいないよりはマシなはずよ……」
レミリア「……よし、それじゃあ行きましょう。 頼むわよ、フラン!」
フラン「ねじ込みなんて必要ないよ〜。 私がドッカンしちゃうから!」
三杉(実質、これが最後のチャンス……。 さて……決める事が出来るかどうか……。
……しかし、歯がゆいな。 僕の力はまるで役に立っていない)
お互いに肩を叩きあい、笑いあいながらゴール前へと駆けて行くパチュリーとレミリアに……。
それを追うようにして、フランドールもゴール前へと移動。
小悪魔はそれを見ながら、どことなく不安そうにしつつもコーナーへと向かい……。
ただ一人、その場に佇んでいた三杉は自身の無力さを痛感する。
三杉(……フォローに徹する、しか無いか。 僕のシュート力では、やはりねじ込みは無謀だ。
……くそっ!)
珍しく舌打ちをしながらも、三杉はパチュリーやフラン、レミリアとはある程度距離を置いた位置にポジションを取る。
来た当初はパチュリーらとは圧倒的な差があった実力も、思うままに練習出来るようになった今。
徐々にではあるものの、縮まっている。
だが、それでもこのような決定機――大きなチャンスの場面ではまるで役に立てていないという事実は……。
彼にとって非常に歯がゆく、そして、悔しいものだった。
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0ch BBS 2007-01-24