キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/25(土) 20:48:50 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
アリティアカップ三日目。フロント陣の強引なトレードを食い止めるために
レナート率いるサンパウロはマンチェスター相手に必死に戦ったが、0対1で敗れてしまった。
これで今のチームはバラバラになってしまうのかとレナートたちは酷く落ち込む。
だがこの話には実は裏があり、陽子がサンパウロを一致団結させるために
本当はトレードをするのはレナートたちユースチームではなくトップチームのことだというのを隠していたのだった。

そして森崎たちアカネイアはこの大会の最終戦を前に、3位に入るためにヒューガー相手に2点差で勝利すると決意する。
だが、前半10分でアベルがレッドカード退場。さらにハーフタイム中にアベルが失踪までしてしまう。
森崎はなんとかアベルを説得して連れ戻すと、無事に試合に復帰する。
ジュリアン、シーダなどの活躍で、現在は前評判を大きく覆す3対0の大量リード。
果たしてこのままリードを保ち、アカネイアは悲願の3位になることはできるのか?
そして、森崎に全力のシュートを止められてしまった日向の心境は如何に…?
5スレに渡って開催されたアリティアカップ編。いよいよ完結!

☆前スレ
【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1284227354/l50

472 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 02:40:27 ID:Dgta34z6
おっぱいは正義 B

473 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 07:37:40 ID:zqmFhoQw
I

474 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 08:04:34 ID:fgw+xeJ6
B

475 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 08:21:00 ID:???
ミディアが天国行きになったらシューマッハに×××されそうでござる

476 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 08:35:21 ID:ApAO/DwM
M

やったねトーマス
軍を引退しても女形で稼げるよ

477 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 08:54:20 ID:/BhOCr3g
I

478 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 13:23:55 ID:oIMYFVAs
Lミディア

479 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/08(金) 23:42:36 ID:???
沢山の投票ありがとうございました!皆様の票はそのまま1票1ポイントとして計算させていただきます。

Bミネルバ5
Hバビントン3
Iカチュア5
Jパオラ1
Lミディア1
Mトーマス2

以上の票が得点に加算されます。
================
森崎「そうだな。俺が特に気になったのはやっぱりミネルバ王女のポロ……」

レナ「…………」

レナの軽蔑するかのような視線が銀の槍のように突き刺さるのを感じた森崎は、すぐに口をつぐんでしまった。

森崎「コホン。ではなくて、カチュアさんだな。あんなにオシャレに着飾ってる姿を見るのは初めてだったし」

アベル「ほう。やっぱり天馬騎士団の方々はレベルが高いよな。見る目があるぜ。
    気が強そうに見えてどこか儚げって言うか…奥ゆかしい割りにはそそっかしかったりとかたまらんぜ」

カシム「カチュアさんかァ…うん。確かに綺麗だったよねぇ…」

森崎「(いきなり殴られたりはしたけど、確かにアベルの言う通り結構可愛いよな。
   ……う〜む、機会があれば一緒に特訓に誘ったりとかしてみようかな)」

マリク「ふ〜ん。僕はてっきり森崎はリンダのことを見てるのかと思ってたけど」

森崎「んなっ!?だーかーらー。どうしてそこでリンダが出てくる!?
   俺はあくまでミスコンとしてより魅力的な女性を評価してただけでなァ…」

480 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/08(金) 23:44:38 ID:???
マリク「ははは、冗談だよじょーだん」

森崎「(くっ…試合中もそうだったがマリクの奴、リンダのことをだしにして俺のことをからかいやがって…)」

だが今までリンダのことを気にかけていたのも事実。魔道書を何冊も買ってやったり指定兵士に任命したり…
トーマスと接触事故を起こした際には我を忘れてトーマスに襲い掛かったりしたこともあった。

森崎「(えーい考えるのはやめだ。リンダは俺にとっては大事な仲間の一人。それでいいじゃないか。
   それよりも今はミネルバ王女とカチュアだ。うーむ、今思い返してもあの二人は綺麗だったなァ……)」

こうして森崎はミネルバとカチュアの姿に魅せられ、心が少しずつ彼女に移っていくのを実感していくのだった。

※森崎→(可愛いかも)→カチュア に変更されました。


アンナ「さてさて、それではアリティアミスコン大会の結果発表に移りたいと思います!
    まずはチーム対抗での得点発表です。厳選な審査の結果、出された点数はこちら!」

☆アカネイアチーム…16+5=21
☆サンパウロチーム…25+3=28
☆マンチェスチーム…51+7=58
☆ヒューガーチーム…25+2=27

アンナ「おお〜〜っと!なんということでしょう!圧倒的大差でマンチェスターチームの優勝!
    さらに続くのは女性が一人のサンパウロ、そして男性オンリーのヒューガー!
    これは信じられません!女性オンリーの絶対的有利なアカネイアがダントツの最下位だ〜〜!!」

シーダ「そ、そんなァ…やっぱり着ぐるみはまずかったかしら…」

マリア「え?なに?わたしたちが一番だめだったってこと?納得いかないわ!」

リンダ「……自信無くすわ……正直かなりショック……かも」

481 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/08(金) 23:48:02 ID:???
ミネルバ「…………」

アカネイアの代表として出場した4人は呆然とした表情で結果を受け止めていた。
優勝はできなくても、まさか自分たちが最下位になるとは思ってもみなかったからだ。
全員女性という万全の構えで挑んだのにもかかわらずである。
特に反則級の減点を食らってしまったミネルバは、一言も喋らず、情けなくうなだれていた。

それに対してマンチェスターの4人は結果が発表された途端に思わず声を上げてしまった。
パオラはバーツに対して最高の自分を見せられたと誇り、カチュアは自分に大きな自信を持つことが出来た。
ミディアは優雅な微笑を浮かべつつ、ロリマーとハイタッチをして優勝の喜びを分かち合う。

パオラ「やったわねカチュア。今のあなたは決してシーダ姫には負けていないわ」

カチュア「姉さん…わたし、わたし…まだ信じられない。夢じゃないんだよね?」

ロリマー「やったねミディアさん!僕、ミディアさんみたいな素敵なお姉さん目指してもっとがんばるよ!」

ミディア「あらやだわロリマー君。…でも、素直に嬉しいわね。気合を入れてメイクした甲斐があったというものね」

アンナ「おめでとうございます!優勝したマンチェスターユースの皆様へ賞品の贈呈になります」
=================
サッカーとの二冠達成→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→四人の指揮レベル+1
ハート→四人の最大HP+4
スペード→女性三人にレディソード。ロリマーは『シュート+2』習得
クラブ→パオラとカチュアにクラスチェンジアイテム。ミディアとロリマーは全能力+1
JOKER→上記全て

482 :森崎名無しさん:2010/10/08(金) 23:59:41 ID:???
サッカーとの二冠達成→ ハートJ

483 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 00:37:27 ID:???
サッカーとの二冠達成→ ハートJ
※カチュアのHPが23→27、パオラのHPが30→34
 ミディアのHPが24→28、ロリマーのHPが32→36にあがりました。
=================
アンナからマンチェスターの四人に渡されたのは、天使の衣の魔力を封じた指輪。
持ち主の体力を大幅に増幅させる効果を持つ魔法グッズの一種である。

パオラ「これは助かるわね。戦場ではまず生き残ることが第一なのだから」

カチュア「サッカーでもガッツが多くて困ることも無いわね。
     姉さん、今度大会があるならば、絶対に正規チームに入れるように頑張りましょうね!」

ミディア「フフッ、今回選考外にした森崎君を見返すくらい練習しなくてはね」

ロリマー「これでもっとガンガンシュートを撃てるよ。ありがとうね〜」

アンナ「さァ、お次は全出場者の中から一番を決める総合優勝者の発表です!
    見事アリティアの星に選ばれた、栄えある者の。それは〜〜〜〜〜!?」

ダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカ……

バビントン「(得点の高さだったら負けてないはず!……って女装でグランプリをとってもあまり嬉しくないなァ)」

トーマス「(男子オンリーの中であれだけの得点が出せたのは俺の力だ。俺に決まっている!)」

密かに自信を抱える高得点を叩き出した男子二人。ドラムロールが鳴り響く中胸を高鳴らせる。

ミディア「(チームの得点では圧倒的だったけど、個人では…どうかしらね)」

ステージ上が緊張に包まれる中、ついにアリティアの星にスポットライトが一斉に照らされた。

484 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 00:38:56 ID:???
決定!アリティアの星は君だ!→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜9→合計得点18のミディア
8〜4→合計得点18のカチュア
3→合計得点14のバビントン
2→合計得点14のパオラ
A→合計得点14のトーマス
JOKER→上記の中から投票で決定

485 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 00:40:44 ID:???
決定!アリティアの星は君だ!→ クラブ10

486 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 00:59:20 ID:???
アストリアェ…

487 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 01:03:11 ID:???
俺はシューマッハ応援するぜ

488 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 01:11:42 ID:???
アストリアが天国でアップを始めました

489 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 01:27:00 ID:???
人気投票がこのタイミングだったら大きく順位変わっていただろうな

490 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 07:34:46 ID:???
バビ&トーマスがパオラ姉さんと同得点…だと………?

491 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:16:06 ID:???
アストリア早く来てくれー!!
間に合わなくなっても知らんぞー!!

492 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 20:17:42 ID:???
>>486 彼の死をミディアがまだ知らないというのがまた不幸ですね…
>>487 これから彼の恋愛が成就するかどうかはカード神のみぞ知る?
>>488 まずは天国カップでオグマたちと再会することから始めなくてはいけませんねw
>>489 次回の人気投票は、第一部終了時の予定ですね。そのころにはまた色々変化があるかも?
>>490 皆様の投票による補正のおかげですw
================
決定!アリティアの星は君だ!→ クラブ10
>K〜9→合計得点18のミディア

パッ!

ライトが向けられた先は凛とした表情が印象的な蒼髪の美女。
アカネイアの聖騎士団隊長ににして大陸五大貴族と称されるシャロン家の令嬢。
戦場では疾風の如く駆け、部隊を鼓舞し銀の武器を振るって敵の群れをなぎ倒す。
サッカーでは的確な指揮と懸命な守備で幾度のピンチを撥ね退けてきた名将である。
その名はミディア。このアリティア王宮に燦然と輝く星の名に相応しき女神の名である。

アンナ「優勝は……ミディアさんです!基礎点数では最高得点をたたき出し、
    チームメイトたちも見事に輝かせた心配りも評価されました。
    英雄アンリが愛したこのアリティアの地にて、輝きつづける星!
    それに最も相応しいのはあなた以外には考えられません!」

ワアアアアアアァァァァァァアアアアアアアッ!!

シューマッハ「ブラボー!オゥーブラボォー!!」

ロブソン「なっ…?」

カルツ「こ、こいつ、こんなキャラだったか?」

突然全力のスタンディングオベーションを始めたシューマッハに驚くチームメイトの面々。
だが、彼に続いて会場の皆が次々とミディアに向けて祝福の拍手を送るのだった。

493 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 20:18:49 ID:???
トムス「ミディア殿ーー!!素晴らしいですぞーー!!」

ミシェラン「さっすがミディアさんだ!そこに痺れる憧れるゥ!」

トーマス「ちぇー。でもミディアさんに負けたのなら納得がいくや」

ジョルジュ「フッ…まぁある意味当然の結果といったところじゃないか?」

ボア「おおう…ミディアや、立派じゃったぞ…」

アカネイア騎士団の同僚たちもミディアの栄光に歓喜していた。
特に孫娘のように幼きころから面倒を見てきたボア司祭は感極まって涙を浮かべていたという。

ニーナ「ミディア。あなたはアカネイアの誇りです。どうか、これを受け取ってください」

ミディア「ニーナ様!?そんな…恐れ多いことを」

ニーナ「ミディア。あなたはもう少し自分に自信を持たなくては駄目よ。
    私も一人の女性として、ステージに立つあなたの姿に……見惚れていたもの」

ミディア「ニ……ニーナ様…ありがたき幸せ……」

ニーナから恭しく賞品を受け取るミディア。
そして再びステージの仲間たちに向けて、笑顔になって手を振った。

ミディア「(アストリア…あなたは今ごろどこにいるのかしら。
     今の私の姿を見たら…あなたはきっと驚くことでしょうね)」

女らしくなったね。とまではいかなくとも、綺麗になったねくらいは言われてみたい。
そんなことを思いながら、ミディアはアリティアの星を象徴するトロフィーを高らかに掲げるのであった。

494 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 20:20:13 ID:???
アカネイアの戦乙女→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→全能力+2 指揮レベル+1
ハート→全能力+1 指揮レベル+2
スペード→全能力+1 全成長率1段階アップ。
クラブ→勇者の剣 全成長率1段階アップ。
JOKER→上記全て
※どのマークでもスキル『栄光』全判定がダイヤで+5 を習得

495 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:20:55 ID:???
アカネイアの戦乙女→ ダイヤ6

496 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:27:37 ID:???
ミディアさん超強化の巻

戦乙女、これぞ英雄達の旗印
ミネルバと違ってやらかさない所もグット

497 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:31:53 ID:???
ミディアが輝くほど黒豹第2の落とし穴は大きくなるのだアベルェ…

498 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 20:32:26 ID:???
>>496 指揮もスキルも強化されたので、どこに配置しても安心できるくらいになりましたね。
==============
アカネイアの戦乙女→ ダイヤ6
>ダイヤ→全能力+2 指揮レベル+1
HP28/28→30    
力 11→13      
技 15→17      
速 12→14      
運  8→10      
武 12→14      
守 12→14      
魔  6→8      

指揮2→3

『俊敏』が『栄光』にパワーアップしました。

以上のようになりました。
==============
こうして後夜祭も無事に終わり、アリティア王宮の夜は更けていく。
森崎はまばらになりはじめた広間の中で、一人佇んでいた。

森崎「(アリティアカップも終わった。明日から俺たちはグルニアへ向けて進軍を再開する)」

もう随分昔のように感じる、命がけの生活が再び始まるのだ。
大好きなサッカーを続けるためにも、なんとしてでも生き延びなければならない。
そしてこの決意を誰かに伝えておかなければならないような衝動に駆られた。

森崎「(同盟軍の連中でもいい。地球の奴らでもいい。誰かと…何か話がしたい)」

499 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 20:33:53 ID:???
☆どうしますか?

マルス シーダ アベル ドーガ バーツ カシム ジュリアン
レナ マリク ミネルバ マリア リンダ トムス ミシェラン サムソン

レナート ドトール アマラウ バビントン 石崎 新田 マウリシオ
ジウ プラトン タハマタ マリーニ バチスタ リマ

松山 早田 カルツ シューマッハ ロブソン ロリマー リッキー ディーン
マジ ビラク リカード ミディア ボア パオラ カチュア

日向 若島津 ビクトリーノ ダ・シルバ 三杉 ジェイガン リフ ナバール
バヌトゥ ジョルジュ ジェイク トーマス ベック チェイニー

モロドフ ニーナ



上記の中から、会話したい人物を選択してください。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。


500 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:34:44 ID:OlGYgq2w
シューマッハ

501 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:43:12 ID:4xolc5Sk
日向

502 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:43:41 ID:6xhDQPv+
ロブソン

503 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 20:47:54 ID:F2bGkhQI
松山

504 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 21:06:50 ID:EAMx5/Vo
ジュリアン

505 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 21:10:52 ID:O+VqdmfI
松山

506 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 21:11:50 ID:4jM0hSoA
松山

507 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 21:34:48 ID:???
>松山

森崎はマンチェスターの一団の中にいた松山に声をかけると、バルコニーへと場所を移す。

松山「……こうしてお前と二人きりで話す機会って、あの夜の個人特訓以来か?」
   
森崎「ん…ああ。そういえばそうだな」

松山「ヒールリフト。あのときはまったく上手くできなかったが、今ではおかげさまで自分のモノにできたぞ」

森崎「それが今ではお前のキープ力を俺が学んでるんだもんなァ。人生どう変わるか分からんぜ本当に」

自分の派閥に属していない物に肩入れする暇など無い。
森崎の持論からすれば、以前の松山は翼派閥の邪魔物に過ぎず、
戦力的に外すことが好ましくないから、特に手を触れることもせず距離を置いた関係を続けていた。
だが、厄を撥ね退け、本来の誠実さと気の強さを取り戻した今の松山は
森崎にとって、頼れる全日本の同士という存在にまでなっていたのだった。

森崎「確か、その時だよな。お前のハチマキに関して深く話し込んだのは」

松山「ああ。そこで俺は自分の今までの行いを深く後悔し……
   そして幸運にも過去に遡ってこの藤沢のハチマキを取り戻すことができた。
   …あのころのお前は、俺のことを疎ましく思っていたんだろうな。
   自分の感情を周りに押し付けて、一人で勝手に盛り上がったりしてさ…」

森崎「まぁ、正直に言っちまえばそうかもな。見ていて痛々しかったことこの上なかったぜ」

松山「そ、そこまでいうかよ…ハァ」

軽くめまいを覚えて頭を抱える松山。それだけ今までの自分が間違っていたことを認識しているのだろう。
森崎はそんな様子を見て、少し噴出してしまう。松山は顔を赤くして拳を握って言い返す。

508 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/09(土) 21:36:27 ID:???
松山「笑うなァ!……で、話って何だ?お前のことだ。何かあるんだろう?」

森崎「……ああ。実はな」


☆どうしますか?

Aイギリスに帰る前に俺ともう一度勝負してくれないか?
B日向のリセットの影響で過去に戻ったことをもう少し詳しく教えてくれ
Cプレミアリーグ内で、誰か気になるプレイヤーがいたら教えてくれ
Dふらののほかの連中はどうしてるんだ?
Eその後のマネージャーとの関係はどうなんだ?
Fお前は全日本のキャプテンに立候補しないのか?
G実は俺…好きな子ができたんだ…

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

509 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 21:57:00 ID:OlGYgq2w


E選びてえがここぞで仕事するクラブAさんはおっかねえ

510 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 21:58:55 ID:6xhDQPv+
E

511 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 22:07:06 ID:YPK/iUsY
B
わりと難しい選択だ

512 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 22:15:12 ID:F2bGkhQI


513 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 22:20:22 ID:kzwRgIr+
F

514 :森崎名無しさん:2010/10/09(土) 22:41:24 ID:???
さてどうなる

515 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 00:44:22 ID:9pQ33wus


516 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 19:00:19 ID:???
>Fお前は全日本のキャプテンに立候補しないのか?

森崎は尋ねた。松山に全日本のキャプテンに立候補するつもりが無いのかどうかを。
この大会中、結局森崎は松山のシュートを一度も止めることはできなかった。
もしも松山がキャプテンになるつもりがあるのなら、森崎にとっては非常に困ったことになる。
森崎の見立てでは、今の松山は日向以上のプレイヤーだ。
キャプテンシーは問題無し。キープ力に長け、得意の地を這うロングシュートは日向以上の威力を誇る。
守備力も高く、GK以外ならばどこを守っても高水準のプレイが期待できる選手だ。
できることなら場、ここではっきりと彼の意志を確認しておきたかったのだ。
これから自分の前に立ちはだかる敵となるか、それとも心強い味方になるのかを。

森崎「悔しいが、今の俺ではお前のシュートはほぼ止められん。
   日向以上のストライカーとなった今、お前は俺にとってキャプテンを争うライバルの一人って言うこった」

松山「……無理だよ俺には。ふらのでの一件で懲りたんだ。
   自分の持論を大事にするあまり、ほかの人の意見なんて聞く耳を持たなかった。
   いや、聞いてはいたが自分のほうが正しいと決め付けて相手の気持ちを踏みにじってきたんだ。
   そんな俺に全日本のキャプテンになる資格があるわけが無いだろう」

森崎「ふーん、そうか。じゃどうしてお前は今マンチェスターのキャプテンなんかやってるんだ?
   カルツでもシューマッハでも、他にも中心を任せられる選手はいると思うんだが」

松山「それは……!」

森崎「俺もこの大陸でチームワークについて色々考えて、学んできたつもりだ。
   だから言わせてもらう。マンチェスターのチームワークは俺たちアカネイア以上だった。
   それは…松山。お前がチームの中心に立って皆を率いていたからだ。違うか?」

517 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 19:02:17 ID:???
松山「……誰が決めたわけでもない。自然に俺がキャプテンに決まっていた。
   俺はそれが嫌ではなかったし、周りの奴らも受け入れてくれた。
   でもそれは…マンチェスターだったからで、全日本とではまた勝手が違ってくる。
   あの個性的なメンバーを纏めるには、やはり翼や若林、それに森崎。
   お前たちみたいな確固たる自信に溢れた人間じゃないと……駄目だと思うんだ」

森崎「なるほど。確かに全日本のメンバーは一癖も二癖もある連中ばかりだ。
   あのメンバーを纏めきれる自信が無いから、キャプテンには立候補しないんだな?」

松山「ああ。それに……片桐さんが期待をしているのは俺じゃない。森崎、お前なんだ。
   お前がアリティアカップで見せてくれた俺の目指していた、喜びも悲しみも何もかも共有するような……
   そんな一体感があったチーム。お前が率いるそんなチームで俺は戦ってみたいんだ」

かつてふらの中にて目指していた理想の形のチーム。
だが現実は無闇にチームを引っ張ろうとする松山に付いてゆくことができず、
彼だけに負担や責任を押し付ける、まったく纏まりも繋がりも無いチームとなってしまっていた。
松山は言う。森崎ならば、自分の理想を見せてくれると。だから森崎にキャプテンになって欲しいと。

森崎「……そうか。お前の言いたい事はわかった。なら…最後に一つだけ言わせてくれ」
===============
☆どうしますか?

Aお前の理想を叶えるためにも、俺は絶対キャプテンになってみせるぞ!
B自分の理想は自分の手で叶えるものだろう?甘いこと言ってんじゃねぇ!
C片桐さんが指定した四人以外は絶対キャプテンになれないんじゃ仕方がないよな……
D今のお前の実力なら、あの個性的な連中も従ってくれるんじゃないか?
Eお前の理想を叶えられるのは俺じゃない。翼だ。
Fお前の理想を叶えられるのは俺じゃない。若林だ
Gお前の理想を叶えられるのは俺じゃない。日向だ。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

518 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 19:14:46 ID:yjVRgFrQ


519 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 19:19:09 ID:wGBxx32c
B

520 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 19:30:24 ID:pE/dBq82

これは迷うな…

521 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 20:17:58 ID:???
>B自分の理想は自分の手で叶えるものだろう?甘いこと言ってんじゃねぇ!

松山「!」

森崎の言葉に、松山は驚いたように目を見開いた。

松山「何を言っているんだ森崎。俺はお前にキャプテンになって欲しいと…」

森崎「見くびるなよ!俺は…誰かの施しを受けてまでキャプテンになりたいなどと思わない。
   それに俺は誰かの理想のためにキャプテンを目指しているわけじゃない。
   俺は……俺自身のためにキャプテンになろうとしているんだ!」

松山「……森崎」

森崎「日向が言うような、常にチーム内に競争が巻き起こるチームだって、
   俺からしてみれば正解の一つにしか思えない。それは松山。お前の理想だって同じだ。
   だから……お前がお前の理想のチームを作りたいというのなら、自分の力で築けよ。
   俺からキャプテンの座を奪って誰かを蹴落としてのしあがる覚悟が無ければ、
   絶対に自分の理想を叶えることなんて出来ない!……今までの俺がそうしてきたようにな……」

最後の言葉のほうでは自嘲気味の笑いを浮かべて、森崎は松山に叫んだ。
誰かのために、自分を犠牲にして何かをする生き方なんて、森崎は殆どしてこなかった。
だから、松山が自分の力を頼り、理想を叶えてくれと言ってきた事が甘い考えであると叩き返したのだった。

松山「…………」

森崎の思いの困った言葉を受けて、松山はしばらく何かを考えるように目を瞑る。
そして、彼は静かに口を開いた。

522 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 20:19:05 ID:???
荒鷲の決意→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→確かにお前の言うことの方が正しいかもしれない。だが、リセットの権限が無い俺では…
ハート・スペード→…やっぱり俺に全日本のキャプテンは無理だよ。今のお前に何も言い返せないんだから。
クラブ→…分かった。俺は俺の理想のために戦うよ。森崎、例えお前が立ちはだかることになろうとも。
JOKER→その時、松山の体が謎の光に包まれ――?

523 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 20:22:38 ID:???
荒鷲の決意→ スペード6

524 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:13:37 ID:???
あ、ここはクラブも見たかったなあ。
JOKERは超覚醒だったんだろうかw

525 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:39:22 ID:???
>>524
ダイヤは日向の代わりにライバル化フラグ、クラブは森崎の完全な敵化フラグでした。
JOKERの場合、松山も新たなリセット戦士として覚醒するところでしたね。
=================
荒鷲の決意→ スペード6
>スペード→…やっぱり俺に全日本のキャプテンは無理だよ。今のお前に何も言い返せないんだから。

松山「…やっぱり俺に全日本のキャプテンは無理だよ。今のお前に何も言い返せないんだから」

森崎「…………そうか」

正直ホッとした感情と、少し残念な感情が混ざった微妙な溜息が森崎の口から漏れた。

松山「らしくないな森崎。お前、今自分から無駄にライバルを増やそうとしてたんだぞ?」

森崎「ばーか。さっきも言っただろう?俺は誰の施しも受けんってな。
   俺はこの自分の力でキャプテンの座を掴むさ。だけど松山、これだけは言わせてくれ」

松山「?」

森崎「もしも…もしもだぞ?俺が……二度とサッカーが出来ないって位のケガを負ったり
   …こんなこと考えたくは無いが、命を落としてしまったりしたとき。
   俺の代わりに……お前にキャプテンをやって欲しかったり……したんだ。
   俺の全力のセービングをかわし、あれだけのチームを纏め上げているお前に……な」

松山「……どうしたんだ森崎。突然そんなこと。君が悪いなァ」

自分の言った台詞を思い返し、今度は森崎が顔を赤くして怒鳴る番だった。

森崎「あーあーあーあー!もうこんなしみったれた話は終わりだ!
   明日の朝早くにはもう戻るんだろ?早いとこ寝た方が身のためだぜ?」

526 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:40:53 ID:???
松山「お前が話があるって誘ったくせに……まぁいいさ。
   ……森崎。体を大事にな。戦う世界は違うが…お前は同じ全日本の仲間だから」

森崎「……おう」

こうして森崎は松山と別れ、自分の部屋へと向かっていった。
明日からはまた命がけの生活に、暗黒戦争へと身を投じることになるのだから。
そして自分の部屋の前までたどり着くと、見知った人影を見つける。

森崎「片桐さんじゃないですか。どうしてここに?」

片桐は相変わらずタバコを咥えており、煙を吐き出しながらこちらの方を向く。

片桐「ああ。仕事を片付けて急いで戻ってはきたものの閉会式に間に合わなくてな。
   結果は妹から聞いている。……色々と苦戦をしているようだね」

森崎「うっ!……まぁ、はい。結果は嘘をつきませんから。俺自身も納得はしてません」

下手に言い訳をすることはせず、森崎は少し顔を俯かせた。
日向を完璧にシャットアウトをしたといっても、この大会の自分の成績は
とても誉められたものではないことを理解していたからである。

片桐「ならば、君にとっては朗報だ。君の力を落とそうとした者の検討がようやくついたのだ」

森崎「な……なんですって!?」

そもそも自分がこのアカネイアで生活する羽目になったのは、リセットの権限を持つ誰かが
森崎の様々な強化を無かったことにして、森崎の力を著しく下げようとしていることから始まった。
その行為から森崎を守るために、リセットの効果が通じない世界。
リセットの力を片桐たちに渡した人物の故郷、アカネイアへと移動させることになったのである。

森崎「俺の力を無かったことに使用とする奴が消えれば、もう俺はここにいる必要は無くなる…ってことですよね?」

527 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:42:12 ID:???
片桐「ああ。もう無駄に命の危険をさらすことも無い。すぐにでもブラジルのクラブに移籍してもらい
   プロサッカー選手への昇ってもらう。翼や日向、松山たちと同じようにね」

森崎「で、その俺の力を無かったことにしようとした奴って誰なんですか?
   俺が直々に一発くらいぶん殴っても罰はあたらないでしょう?」

片桐「ああ。それなんだが……実は少々困ったことになっているのだ」

森崎「は?」



ここで時間は少し遡る。サンパウロに研修に向かった石崎たちの故郷。南葛高校に見慣れない男が訪れていた。

来生「ありゃ?」

高杉「な…なんで…?」

井沢「ど、どうして…?」

滝「あんたがここに…?」

その男はつばのある帽子を深く被り、小さく笑った。
自身に満ちたその瞳からは、強い意思の塊が光って見える。

若林「久しぶりだな、みんな」

若林源三。ハンブルガーSVのユースチームの守護神。
トップチームのキーパーが怪我で離脱した際には必ず昇格させてもらうほどの
信頼を既に勝ち取っている日本が誇る天才キーパーの一人である。

岬「突然どうしたんだい?まだブンデスリーグはこの時期はまだシーズン中のはずだけど?」

528 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:43:15 ID:???
若林「なに、少し足を痛めてしまってな。僅かだが休みを頂いたと言う訳だ」

山森「(怪我…?それだけの理由で帰国の許可って取れるものなのだろうか?)」

岬と山森は突然の若林の来訪に首を捻る。

若林「細かいことは気にするな。たまに故郷の空気を吸いたくなるときとかあるだろう?」

少し情けない笑顔で答える若林を見て、同じく怪我で苦しんだ過去を持つ中山が若林をフォローする。

中山「…まぁ、これ以上は詮索はしないさ。で、今日は何の用だ?」

若林「怪我の具合を確認したい。練習に混ぜてくれないか?」

中山「練習?」

若林「ああ。体が鈍らない程度のトレーニングは欠かせないからな。
   それとも、俺じゃあ練習相手には物足りないか?」

相変わらずの自身たっぷりの物言いに、南葛のメンバーは誰も言い返せない。

岬「いいよ。でも、あまり無理はしないでね。僕たちの所為で怪我が悪化したなんて言われたくないしさ」

若林「俺の体は俺が一番知っている。そんなへまはしないさ」

こうして若林が南葛高校の練習に参加して数日がたった。
主に修哲トリオを中心としたメンバーはめきめきと実力を伸ばしていった。
だが、そんな中日に日に調子を落としていく者が現れ始める。
過酷な練習の積み重ねで無理が祟り、体調を崩すことはそんなに珍しいことではない。
だが、日向のいない日本サッカー内では無敵を誇る南葛高校のメンバーにとって、
それはあまりにも不自然な現象であった。

529 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:44:20 ID:???
中山「(はぁはぁ…な、なんだ?足が…俺の意志どおりに動いてくれない!?)」

山森「(おかしいな…昨日まで出来てたことがどうして出来なくなっているんだ…)」

中里「(くっ……なんという摩訶不思議。中の里の者としてあまりにも情けない…)」

岬「どうしたんだ中山!そんなディフェンスじゃ易々と突破されてしまうぞ!」

中山「ぐっ……す、すまん岬」

岬「……ううん。どうやら少し飛ばしすぎたみたいだ。10分休憩しよう。オーバーワークは怪我の元だしね」

中山「す、すまん…」

岬「怪我が完治したといっても、君はまだ今までの感を取り戻しきれていないんだ。
  大会まではまだ日がある。焦らないでゆっくり調子を整えていこう。ね?」

中山「(変だな。今までの岬は体のことは気にかけるとは言え、ここまで労わるような指示は出さなかったはず……?)」

南葛高校は若林の練習参加のおかげで大きなパワーアップを遂げた。
だがそれと同時に、数名の実力が信じられないほどに低下してしまったのであった。



森崎「…………片桐さん。それってもしかして」

片桐「ああ。君が陥った症状とよく似ている。特に能力の低下が激しいのが
   中山、山森、中里の3名だ。加えて、来生は今までのドリブルに特化したサッカーは止め、
   重来のストライカーに近い動きを好むようになってしまった」

片桐の話を聞いた森崎は耳まで赤くして激昂する。

530 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:45:37 ID:???
森崎「それって誰がどう考えても若林がなにかしたに決まってますよ!
   俺の能力を落とすだけじゃなく、中山たちの力まで失わせるなんて…許せねぇ!!」

片桐「落ち着きたまえ森崎。確かに若林が南葛に関与した日から数名の能力が落ちてしまった。
   だがそれと同時に、今まで日の目を見なかった他の選手たちが軒並み力をつけ始めているのだ。
   具体的に言えば、修哲トリオのメンバーだ。基礎的な力はもちろん
   スイーパーの高杉を交えたコンビプレーにも磨きをかけている」

森崎「なっ…?」

片桐「そしてなにより大きな成長が見られたのは岬だ。
   高水準の献身的なプレーは相変わらずだが、それに加えて
   自ら血路を切り開く力強さを身に付けたというか…プレーの幅が大きく広がっているのだ。
   岬を中心とした組織的プレーは、もはや日本の高校内では敵はいないだろう。
   日本サッカー協会としては、彼のリセットの影響が後々の全日本の強化に繋がると見当を立てている」

森崎「どういうことですか!まさか、俺の能力が下げられたのも将来の全日本のためだとでも言うつもりですか!?」

片桐「……現に君のプレイスタイルは今現在かなり理想的な物に仕上がっているじゃないか。
   これまでの独り善がりなプレイでは、いずれ自分の身を滅ぼしかねないと不安を抱いていたんだ。
   日向がリセットに『変化』をもとめたように、若林もまたリセットに何かの意志を篭めているのだろう。
   それが何なのかはまだ分からないが…全日本の強化に繋がっているのならば、私は彼を止めることは出来ない」

森崎「…………じゃあ、どうすればいいんですか?俺はいつまでこの世界にいればいいんですか?
   若林が俺の能力を下げようとする限り、俺は日本に戻ることは出来ない!
   俺はこのまま……一生このアカネイア大陸で戦わなくちゃいけないんですか!!」

そんなこと、納得できるわけが無い。誰が好き好んで大好きなサッカーを止めてまで戦場に身を置くのだ。
森崎は思わず片桐の肩に掴みかかった。

片桐「……もちろん私も君をこのままにしてはおかないさ。だから、一度君を日本に帰還させ、しばらく滞在させる。
   そこでもしも能力に変化がおきなければ、そのまま日本でのサッカー活動を再開させるさ」

531 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:47:16 ID:???
森崎「もしも変化がおきれば、俺はまたこのアカネイアに強制送還されるんですね」

片桐「……日本に戻る時期は君が決めてもらって構わない。なんなら今すぐにでも」

森崎「少し考えさせてください。こちらの仲間たちとの事情もありますし」

吐き捨てるように言う森崎に対し、片桐は静かに肩に手を置いて言う。

片桐「君の気持ちは分かる。だが、私は全日本に対して中立でなければならない立場なのだ。
   誰かに特別に肩入れすることはできない。若林に対しても、君に対してもだ。
   残酷なことを言うようだが、若林の影響で君の能力が落ち…
   他の者の能力が相対的以上に伸びた場合、遠慮なく私は君を見捨てるだろう」

森崎「!」

片桐「…だが。今の君には仲間がいる。先の大会、結果は芳しくなかったかもしれんが
   君の力の本分は仲間と共にあることで生まれると私は思っている。
   仲間を大事にしなさい。もしも君の力が失われることがあろうとも、
   君が信頼し、信頼される仲間たちは、決して君を見捨てることはしないだろうから」

そこまで言うと、片桐は森崎の方から手を離し去っていった。
森崎は小さくなっていく片桐の背中から目を逸らすと、力なく自室の扉を開け、体をベッドへと投げ出した。

森崎「(ちくしょう……中山……俺は……俺はどうすればいいんだよ……!!)」

全日本の力の向上に繋がる以上、若林の暴挙を止めるにはサッカー協会の力は頼れない。
一度自分が地球へと戻り、若林に直接会って真実を確かめる必要が出てくる。
だが、今自分はアカネイア同盟軍にお世話になっている身でもある。
突然責任を放り投げて姿をくらますには、残念だが彼らと仲良くなりすぎていた。

森崎「(日向の問題が片付いたと思った途端これかよ。ちくしょう……!)」

532 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:49:02 ID:???
こうして森崎は後夜祭の穏やかなムードに浸る余裕も無く、苦悶の表情を浮かべたまま眠りに落ちていくのだった。



次の日の朝。アリティアカップのために来訪した選手たちはアンナの案内で地球へと戻っていく。
片桐は森崎の意志を問うために、見送りのために立つ彼の前へと近づく。

片桐「さぁ、もう一度聞こう。森崎、君は私たちと共に一旦地球に帰るかね?」


☆どうしますか?

Aまだ帰らない
B一旦帰る(次の戦場パートは森崎は出撃不可となり、ダイジェスト化されます)

『3票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

533 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:49:47 ID:???
中山、中里、山森をアカネイアに避難させることはできないのか…

534 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:52:58 ID:wGBxx32c
A

中山、中里、山森が駄目で早田は無事ってのはどういう事なんだろう?
っていうか地味に怪しいな岬さん

535 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:55:04 ID:???
つまり原作に近づいてるってことさ。
中山、中里、山森はキャプ森での強選手だからね。

536 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:56:10 ID:???
ああ、そういうことか

537 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 23:01:15 ID:/VlZonLg
A
原作やゲーム基準で考えたらしかたないことなんかね?

中山さんは岸田にすら劣ってる描写だし
中里も所謂全日本サポータークラブの一人だし

山森は2、3コマだけの出番だもん
逆に松山、若島津は4基準の能力とストーリーだし早田もRJ7の離脱イベントに似た感じの強化があったのかもしれない

538 :森崎名無しさん:2010/10/10(日) 23:05:38 ID:K0gOTM3A

今回は残って森崎猛トレーニングさせよう
急いで帰ってもリセット若林に勝てるとは思えない

539 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 03:21:43 ID:/O8PtvA6

この次はチキたんなんだよ……

540 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 10:25:21 ID:???
>Aまだ帰らない

森崎「今回は見送ります。……もう少しこちらの世話になります」

片桐「そうか。こちらから定期的に案内を送る。帰りたくなったときは案内の者に従ってくれ」

そう言うと片桐たちは光の輪に包まれ、地球へと戻っていった。

森崎「(……今はまだ帰るときじゃない。ここでもっと力を蓄えて
   若林を完璧に叩き伏せるくらいの力を手に入れるんだ。
   待っていてくれ中山。俺がいつか必ず助けに行くから。
   いくら全日本のためとは言え、人の力を好き勝手に弄っていいはずがあるかよ…!)」

その後しばらくして、アカネイア同盟軍の一団はアリティア城かまち前に集められる。
ジェイガンから、今後の行軍についての説明があるらしい。

ジェイガン「さて、これから我らはグルニア地方へと進軍を開始する。
      まずはガトー司祭の指示の元、ラーマン神殿にて
      『光』と『星』のオーブを回収に向かう予定だ」

森崎「オーブ?……ああ、思い出した。確かそのオーブが無いとガーネフを倒せる魔法が作れないって話だったよな」

ジュリアン「たった三日間とはいえサッカー漬けだったからな。忘れかけてたぜ」

ジェイガン「そして、その後はいよいよグルニア領内にて大陸最強の騎馬部隊『ブラックナイツ』との戦闘に入るだろう。
      つまりラーマン神殿からは連戦となる。途中で物資が切れぬよう
      このアリティア城下町で各自補給を怠らないように。出発は2時間後。以上だ」

森崎「2時間後か。そんなにゆっくりはしてられないか。さて、まずは一緒に行動する奴を選ぶかな?」

541 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 10:26:45 ID:???
☆アカネイア同盟軍

マルス シーダ ジェイガン アベル ドーガ リフ
バーツ マジ カシム ジュリアン レナ ナバール
マリク リカード バヌトゥ ミネルバ マリア リンダ
ジョルジュ ジェイク ミディア トムス ミシェラン トーマス
ボア パオラ カチュア ベック サムソン チェイニー
モロドフ ニーナ

※上記の中から一緒に行動するメンバーを『1人』選んでください。
※城下町での行動回数は2回となります。ランダムで誰かと一緒になる場合もあります。
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

542 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 10:27:01 ID:???
サッカーをメインに考えるか。
ファイアーエムブレムをメインに考えるのか。

自分の都合だけで日本に帰りたくないな・・・

543 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 11:06:37 ID:/O8PtvA6
バヌトゥ

チキたんの話をしよう

544 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 11:18:56 ID:3nM8cBvg
バヌトゥ

545 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 15:41:13 ID:???
ビラクさんはマンチェスターの選手になっちゃったですか?


546 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 15:48:03 ID:???
アカネイア大陸的には平和だが、
マンチェスターの平和が心配だぜ……w

547 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 17:57:09 ID:???
松山「あれ君、なんでついてきてるんだ?」

548 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 18:15:32 ID:???
キーワードはバヌトゥとラーマン神殿ですなっ!

549 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 18:48:06 ID:???
>>545-547
ゲーッ!?これは大変失礼しました!
お詫びにビラクを追加したメンバーからもう一人お供を選んでください。
>>548
とりあえず、神殿ではバヌトゥさんを忘れずに出撃させてあげてくださいね!
===============
☆アカネイア同盟軍

マルス シーダ ジェイガン アベル ドーガ リフ
バーツ マジ カシム ジュリアン レナ ナバール
マリク ビラク リカード ミネルバ マリア リンダ
ジョルジュ ジェイク ミディア トムス ミシェラン トーマス
ボア パオラ カチュア ベック サムソン チェイニー
モロドフ ニーナ

※上記の中から一緒に行動するメンバーを『1人』選んでください。
※城下町での行動回数は2回となります。ランダムで誰かと一緒になる場合もあります。
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

550 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 18:49:22 ID:iW7caWxk
ビラク

551 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 18:54:08 ID:1RmYANK6
バヌトゥ

552 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 19:31:00 ID:Vzenb8BQ
バヌトゥ

553 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 19:37:34 ID:???
>>551-552
バヌトゥさんはもう決定済みとして計算しているので、
彼以外の中から『もう一人』お選びください。お手数おかけしてすみません。

554 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 19:41:54 ID:???
ミシェラン

555 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 20:08:42 ID:5uj2h/jI
ビラク まずはお互いに知りあう所から

556 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 20:16:59 ID:lFmAAjvw
リカード

売られる前に

557 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 20:27:55 ID:???
>バヌトゥ
>ビラク
==========
森崎「おーい、バヌトゥさん」

バヌトゥ「おやおや森崎殿。こんな枯れた老人と旅支度などしててよろしいのですかな?」

森崎「なに言ってるんだよ。火竜の末裔であるバヌトゥさんの力は、俺は大きく買ってるんだぜ?
   アリティアカップでも、ヒューガーでDFとして頑張ってただろ?」

バヌトゥ「ほっほっほ。まあ期待されることは悪いことではないからのう。
     それでは折角じゃから、若いおぬしにはわしの荷物もちとして頑張ってもらうかの?」

森崎「げっ…」

バヌトゥは小柄な老人の体格からは考えられないほどの料理を平らげる。
配膳される食事も、他の者に比べて相当な量だと聞いている。
森崎は両手一杯の袋に詰められた干し肉を抱えながら、バヌトゥの後ろをついていく。

森崎「(くそっ、なんで指揮官の俺がこんなパシリみたいなことを…)」

不満げな顔をしていた森崎だったが、突然肩の負担が和らぐ。

???「重そうだな。手伝ってやろう」

森崎「お……お前は…?」

いきなり肉の詰まった袋を持ってくれた赤毛の青年。
その佇まいと装備から、どこかの騎士であることは伺える。

ビラク「俺はビラク。オレルアンの騎士だ。森崎、お前とは初めて会うことになるな」

558 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 20:29:44 ID:???
森崎「(オレルアンの騎士?それってもしかしてハーディンさんの部下の…?)」

ビラクはこれまでの経緯を森崎に説明した。自分はオレルアン平原での戦いで
仲間を守るために命を落としてしまったこと、リカードたちと共に蛇の道をを踏破し、
こうして生き返ることができたこと、そしてなぜかマンチェスターの選手として
アリティアカップに参加することになってしまったことを話した。

森崎「そうか。ということは、ビラクは俺たちが救出に行く前にやられちまった仲間って訳か」

ビラク「既にハーディン様が倒れ、他のオレルアンの騎士も全滅…
    もはやこの軍に俺のいる居場所は無いと思っていたのだが…
    ハーディン様を、狼騎士団の仲間たちの仇を取るために、俺も同行させてほしい」

自分は騎士としてアカネイア同盟軍に忠誠を誓うわけではない。
仲間の仇を取るために。一介の傭兵として、この同盟軍に参加するとビラクは言う。

森崎「(なるほどな。オレルアンの皆とはあまり良い思いではないが…
   ビラクか。さて、これからこいつとはどんな付き合いをしていくべきか…)」


☆どうしますか?

A「こちらこそ宜しくな!(友好的に挨拶)
B「精々もう一度死なないように気をつけるんだな(上から目線で挨拶)
C「こちらこそよろしくお願いします。いろいろ教えてくださいね(下から目線で挨拶)
D「俺は貴様のような奴と馴れ合うつもりは無い(ビラクの挨拶を撥ね退ける)
E「(ここは恒例の未来予想だ!)
Fその他(好きな台詞、行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

559 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 20:31:14 ID:T1IDgB4I
A

560 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 20:32:42 ID:5uj2h/jI


561 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 20:41:37 ID:???
>A「こちらこそ宜しくな!(友好的に挨拶)

森崎「ああ、こちらこそ宜しくなビラク!」

ビラク「うむ、頼んだぞ森崎。草原の騎士の力、必ずや役立てて見せよう!」

ガシッ!

こうして少し強すぎるんじゃないかと思うくらい熱いビラクの握手を、森崎は受け入れるのであった。

※ビラクの評価が上がりました。
※森崎→(誠実な騎士)→ビラク
※ビラク→(誠実な指揮官)→森崎 となりました。


森崎「さて、バヌトゥさんの買い物も終わったし、次は俺に付き合ってくれよ」

バヌトゥ「ほっほっほ、わしは構わぬぞ」

ビラク「俺も何か強力な武器を買っておきたいな」

ビラクは鉄の剣と鉄の槍という最低クラスの武器しか持ち合わせていない。
もしもこの先彼を戦場に駆り出させるというのなら、もっといい武器を持たせておきたいものだ。

森崎「さて。それじゃあまずはどこに行こうかな?」

562 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 20:43:07 ID:???
☆どうしますか?(残り2回)

A武器屋に行こう!(武器を買いに行きます)
B道具屋に行こう!(道具を買いに行きます。鍛冶、占いもここ)
C闘技場に行こう!(お金と命を賭けて戦います。情報収集もここ)
D新兵たちが寝泊りしている宿舎に行こう!(戦闘訓練するならここ)
Eまだ片付けが終わっていない特設スタジアムに行こう!(サッカー特訓するならここ)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

563 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 21:15:59 ID:???
エタルド無視で練習するかどうするか

564 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 21:29:06 ID:TlLMhpG+
A

565 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 21:29:51 ID:???
武器売り買いも武器屋だったですか?

566 :森崎名無しさん:2010/10/11(月) 21:30:41 ID:5uj2h/jI


567 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/12(火) 17:06:15 ID:???
>>565
そういえば今まで買うことはできても売ることはしてきませんでしたね。
今度から選択肢に武器、道具の売却を追加しておきますね。
===============
>A武器屋に行こう!(武器を買いに行きます)

森崎「よーし、そんじゃあまずは武器屋に行くか!」

ビラク「ありがたい。流石に鉄製の武器ではこれからの戦いについて行けんからな」

そんなわけで森崎たちは武器屋を訪れた。
アリティアの武器屋の店主はアベルの父親であり、アリティア騎士団の指揮官である森崎を快く迎え入れてくれた。

店主「アベルが世話になってるな。聖騎士になったとはいっても、奴もまだ騎士としては若い。
   無駄にプライドだけ高いめんどくさい奴だがこれからもアイツのことをよろしく頼んだぞ、森崎君」

カラーンコローン

店主「お?進軍前だからか今日は客が多いな。いらっしゃーい」

店主が森崎にアベルのことを話している間に、もう一つの一団が武器屋に訪れてきた。
=============
武器屋へ来たのは?→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アベルとドーガのアリティア騎士団コンビ
ハート→トムスとミシェランの重騎士コンビ
スペード→ジョルジュとトーマスの弓兵コンビ
クラブ→ジュリアンとリカードの盗賊コンビ
JOKER→上記全員がわらわらと

568 :森崎名無しさん:2010/10/12(火) 17:09:12 ID:???
武器屋へ来たのは?→ スペード3

569 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/12(火) 17:22:49 ID:???
>スペード→ジョルジュとトーマスの弓兵コンビ

武器屋に入ってきたのは、アカネイアのスナイパーであるジョルジュとアーチャーのトーマスだ。
森崎に対して友好的なジョルジュと、悪意を持つトーマス。二人の態度は自ずと顔に現れる。

ジョルジュ「やあ森崎。君も新しい武器を探しに来たのかい?」

森崎「まあそんなところです。ジョルジュさんもですか?」

ジョルジュ「いや、俺はこいつの付き添いさ。アカネイアで捕虜になったきり
      武器を何一つも持っていなかったから、何か買い与えてやろうと思ってな」

森崎「ふーん、そうですか…」

トーマス「…………」

森崎はジョルジュと会話しつつも、トーマスの嫌悪感たっぷりの視線が気になって仕方がない。
ミスコンで見せた、性別の垣根を越えた神秘的な美しさを放っていたあの人物とは似ても似つかない視線である。

森崎「(くそう。あいつまだあのことを根に持ってやがるのか?
   確かにいきなり殴りかかったのは悪かったとは思っているが…)」

森崎の全力のパンチでトーマスは頭から地面に埋まるほどのダメージを負った。
だがその直後、森崎が急いで掘り起こしたトーマスによって森崎も地面に埋まるほどのパンチを受けたのである。

570 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/12(火) 17:24:29 ID:???
森崎「(あの一件は両者痛み分けってことで水に流れたんじゃないのかよ。むう…どうしたものか)」

☆どうしますか?

Aとりあえずまずは自分たちの武器を買う
B自分がトーマスに武器を買い与えてやると言う
Cトーマスはどうせ出撃させるつもりはないから武器は買い与える必要ないと言う
D睨んでくるトーマスに対して怒鳴りつける
E睨んでくるトーマスに対してもう一度謝る
Fその他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

571 :森崎名無しさん:2010/10/12(火) 17:28:39 ID:WNm28946
A

572 :森崎名無しさん:2010/10/12(火) 17:53:31 ID:ikTQz+4I
A

480KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24