キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】

1 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/22(金) 19:35:21 ID:PrCX1H7o

この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションで…
  とある貴公子と仲間達のサッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。

213 :森崎名無しさん:2010/11/06(土) 17:39:32 ID:???
 ★ダラピッコラ タックル( クラブ8 )64+( 22 )=★

214 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/06(土) 18:18:37 ID:???
カルバリョ ドリブル( スペードQ )66+( 2 + 6 )+(サイドアタック+1)=75
ダラピッコラ タックル( クラブ8 )64+( 2 + 2 )=68

【攻撃】−【守備】≧2→カルバリョが突破!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ダラピッコラ(ミゲルも焦りを感じている場面な筈、きっと急いで抜きに来る!)


ダダダッ!

ダラピッコラはスピードを上げてカルバリョに迫った。
多少なりとも焦りを感じているならば、速さに任せて抜きに来る筈。
そうなれば遅れを取った分だけ体勢が間に合わず不利になると考えたのだ。
しかしダラピッコラの予想に反し、カルバリョはこの場面で驚くべき冷静さを保っていた。

カルバリョ(あと4m……2m…そこや!)

カルバリョはダラピッコラがスピードを上げるのを見ると、細かいボールタッチに切り替えた。
そして相対した距離を測りつつドリブルを進め、ダラピッコラがタックルを仕掛けてくるのに合わせ…


トッ!

チップキックでボールを前に出し、自身はダラピッコラと身体を入れ替えるように裏へすり抜けた。
抜かれたダラピッコラは驚き、カルバリョの冷静さを見抜けなかったミスを呪った。

ダラピッコラ(裏通りかよ! くそ、読み違えた、冷静じゃねぇかミゲル!)

カルバリョ(はぁぁぁ…やっと1回抜けたわ、マジ勘弁やでロマーノ。)

215 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/06(土) 18:19:46 ID:???
ダラピッコラを抜き、もはやサイドアタックは成功したも同然だった。
カルバリョを邪魔出来る者はもう居ない。 …いや、たった一人可能な選手が居た。
彼はダラピッコラの後ろをフォローに行けるよう、常に注意を払っていた選手だ。

三杉(カルバリョ…やはり彼も凄い選手だ、一人で何人分もの働きをして見せている。
    だが、それもここまでだ。 これ以上はリズムに乗らせない!)

三杉はカルバリョのこの先の行動を推し量っていた。
その行動は大きく分けて2択、このまま走り込んでバティンにクロスを上げるか、
それともここから中央〜逆サイドのミハエルに折り返すかである。
前者は進むほどにその後のリスクが大きくなるが、後者は攻めの勢いを一旦止める可能性があった。
いずれにせよカルバリョには選択が迫られており、それに対応する三杉も同様であった。

三杉(どう動くべきか…!)


A きっとカルバリョはこのまま攻め上がる、ならばすぐに当たるぞ!
B ミハエルにパスを出す筈だ、DFと連動して進路を妨害しつつ、ミハエルに反転できる体勢を取る!

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※今日の更新はここまでです、ありがとうございました。

216 :森崎名無しさん:2010/11/06(土) 18:23:55 ID:/ja53QQQ

乙でしたー風邪にはお気をつけて

217 :森崎名無しさん:2010/11/06(土) 18:54:06 ID:mtxPYlLE
A

218 :森崎名無しさん:2010/11/06(土) 19:37:49 ID:cFBpt/7c

東方不敗が登場するやいなやキングオブハートを引いた新田に東方先生の弟子入りフラグが(笑)

219 :森崎名無しさん:2010/11/06(土) 20:31:07 ID:DuHWZ5y2


220 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/07(日) 05:32:37 ID:???
>>216 何故2日前まで風邪だったのが分かったのですか!?
心配ありがとうございます!でも今just救急病院なうww


>>218 設定的には第4審判が弟子なようなのです。
しかしこの引き…神は新田をどうしたいのでしょうか…。

221 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/12(金) 13:00:23 ID:???
>B ミハエルにパスを出す筈だ、DFと連動して進路を妨害しつつ、ミハエルに反転できる体勢を取る!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(迷っていられる余裕はない!)

一刻の判断を迫られたこの場、三杉はミハエルがキーマンになると読んで行動する。
DFにサインを送り、スペルマンと中山を中央に、ミュラーをサイド寄りの配置に促した。
自身も下がりつつサイドに迫り、あたかもカルバリョに当たりに行く素振りを見せる。

カルバリョ(あの位置から当たりにくるんか!? 対応早っ!
       この展開なら速攻一択と思っとったけど、ミハエルに出すのもありかもな…。)

三杉の読みはカルバリョの本来の意図からすれば空振りであった。
トラップで二人相手に競り勝ち、そしてボランチを抜き去った、速攻はこの時点で半ば成功である。
遅攻のように相手のリズムを狂わす必要も、ミハエルの突破力に頼る必要もなかった。
だがこの試合、三杉はダラピッコラの後方を抑えられるよう位置取りを意識していた。
お陰でカバーへの動き出しが早まり、これが予想以上にカルバリョへプレッシャーを与えたのである。
それはカルバリョの判断に僅かな揺らぎを生じさせ、100%だった答えがそうとは言えなくなっていた。

カルバリョ「ええいっ! 迷っていられる余裕はあらへん!」


先着で
 ★カルバリョのチョイス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ミハエルにパス、三杉のプレッシャーに押された!(通常勝負)
ハート、スペード→そのままドリブル! だが迷いの分だけ三杉に追いつかれた。(三杉にペナあり)
クラブ→そのままドリブル! 三杉は当たれない!
JOKER→ズシャァァァァァ!! カルバリョ「なにィ!?」 ダラピッコラ「抜いたと思ったかよ!」

222 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 13:10:01 ID:???
★カルバリョのチョイス→ ハートK

223 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/12(金) 18:33:34 ID:???
>ハート、スペード→そのままドリブル! だが迷いの分だけ三杉に追いつかれた。(三杉にペナあり)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルバリョ(行ったろやんか!)

三杉(…パスじゃない!?)


ダァッ!!
    ダァッ!
カルバリョは僅かな時間踏み止まってしまったが、間もなくドリブルを再開。
止まっている間にパスの気配がなかった事から、三杉は先の判断を撤回し、急ぎ アタックに向かう。
この僅かな時間の駆け引き、かろうじて先に動いたのは三杉の方だった。


ヘルマー「うん…? 一瞬お互いが間誤(まご)ついたようだが…。」

フィッツウォルタ(読み違えたね…でもそれを察知して対応する速度も尋常じゃなかった。
          戦術、守備力、突破力に決定力、そして今回の判断力と柔軟性…
          フィジカルとパワーが多少心許ないが、ボクの目指すオールAの選手に
          最も近い選手かも知れないな。)

224 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/12(金) 18:35:54 ID:???
位置的に言えば…
カルバリョが勢いに任せて走り抜けたならば、読み違えた筈の三杉は当たる事すら出来なかっただろう。
だが相手に迷いを与えた事、そして次の判断が一歩早かった事で、かろうじて勝負という形になっていた。

三杉「(万全の体勢じゃ当たれないが…)ここは通さない!」

カルバリョ「そうは行くかっ!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★カルバリョ ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)+(サイドアタック+1)=★
 ★三杉 タックル(! card)66+(! dice + ! dice)+(体勢悪-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→カルバリョが突破!
=1〜-1→左から順に(スカラがフォロー、ラインを割ってスローイン、ミュラーがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
カルバリョのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動。
カルバリョがクラブで負けるとマリーシアが発動し、4差以内の負けを相手の反則にします。
三杉のマークがダイヤで「クリップタックル(+3)」、ハートで「ディレイドタックル(+2)」が発動。

225 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 18:37:34 ID:???
 ★カルバリョ ドリブル( クラブ8 )66+( 11 )+(サイドアタック+1)=★

226 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 18:41:14 ID:???
 ★三杉 タックル( ハート9 )66+( 43 )+(体勢悪-1)=★

227 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 18:41:23 ID:???
★三杉 タックル( クラブJ )66+( 53 )+(体勢悪-1)=★
したたかな奴だぜ……

228 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 19:08:48 ID:???
JOKERの次がピンゾロとかムラが酷いなw

229 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/12(金) 19:41:04 ID:???
>>227 本当にwピンゾロ出してもマリーシアでギリギリの勝負にするとかw
>>228 正直カルバリョは生き生きしすぎで困るw

※missがありました。この試合は後半三杉の技発動率が上がってるんでした。
 本当ならスペードでもディレイドタックルが発動します。…結果には影響なかったですが。
==============================================

カルバリョ ドリブル( クラブ8 )66+( 1 + 1 )+(サイドアタック+1)=69 ※マリーシア発動!
三杉 タックル( ハート9 )66+( 4 + 3 )+(ディレイドタックル+2)+(体勢悪-1)=74 ※5以上の勝利!

【攻撃】−【守備】≦-2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(……!)


グラリ…

いざ勝負というその直前、カルバリョがバランスを崩したのが三杉には判った。
だが此処が好機と直ぐに足を出す事は、三杉には出来なかった。
何故ならば、カルバリョとダラピッコラの最初の対決が頭に残っていたからだ。

三杉(あの時ダラピッコラの足は確かにボールを捉えた…にも関わらず、ダラピッコラにファウルの判定。
    カルバリョが絶妙のタイミングで倒れ込んで、ダラピッコラが足をかけたように見えたんだ。
    今のこれは…ミスなのか、それとも誘いなのか?)

事実を言えば、目の前の事は完全無欠にカルバリョの大ポカであり、三杉は深読みをしすぎた。
だがカルバリョもポカをするだけではなく、その中で活路を見出す選手であった。
そう、結果的に三杉は先の先までを全て読みきる形になっていたのだ。

230 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/12(金) 19:42:11 ID:???
カルバリョ(あーもー、やってもうた〜〜! 焦らせるから〜も〜嫌いやこいつ!
       仕方あらへん、足出してきたらアレやるしか!)

三杉(よし、あの手でいく。 どちらだろうが構うものか!)

三杉はタックルには行かず、敢えてカルバリョがバランスを立て直すの待った。
そして…。


カルバリョ(あれ、来ないんか? そんならサッサと抜け出させて貰うで!)

ダァッ…!


三杉(フッ…。)

ズザァァァァァ!!

カルバリョが体勢を立て直し、意識を前方に向けてドリブルを再開した刹那だった。
警戒の意識が途絶えた瞬間を見計らってのディレイドタックル一閃である。
ボールを奪われたカルバリョは事態を把握しきれず、ただ驚き戸惑う事となった。

カルバリョ(な、なんでやねん! なんであのタイミング狙ってこれるんよ!?
       オレの考えてる事 全部がコイツの掌(てのひら)の上みたいな気になってくるわ!)

231 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/12(金) 19:44:40 ID:???
三杉「(上手くいった…!) よし皆、カルバリョが居ないうちに攻められるチャンスだ!」


A 彼の突破力なら安心だ!(バンビーノへパス)
B さあ成長してくるんだ!(新田へパス)
C カルバリョの居ないサイドのスペースを突かない手は無い!(マルコへパス)
D 攻撃でも奇跡を見せてくれ!(レントゥルスへパス)
E 攻撃的SBでも目指させるか?(ダラピッコラへパス)
F おめぇの出番だ!中山!(中山にオーバーラップさせる)
G ヒャッハー!(自分であがる)

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※本日はここまでです。体調悪くて結構更新の間が空いちゃいましたね。
 皆さんも身体にはお気をつけ下さい。

232 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 19:45:23 ID:RXc5Fmi+
C おーつ

233 :森崎名無しさん:2010/11/12(金) 20:15:28 ID:W7ghfHvQ


234 :森崎名無しさん:2010/11/13(土) 04:32:45 ID:/qASHXgA


235 :森崎名無しさん:2010/11/19(金) 21:18:38 ID:???
なんでも雑談スレでトップ下に三杉が最適そうだが
新田はどんなもん?ツートップの反町と滝に食い込めそう?

236 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 12:08:05 ID:???
更新が出来る余裕が無い状況です。一足先に師走が来ちゃったような。
きっと今週もあまり更新できないと思いますが、ご容赦ください。


>>235
そのレス見てきました、光栄ですホント。
三杉はともかく新田はまだまだですよ。
初期段階より格段に強くはなっていますが、決定力が足りません。
Epsode2以降の成長に期待というところでしょうか。



>C カルバリョの居ないサイドのスペースを突かない手は無い!(マルコへパス)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「マルコ!」

スパァァァァン!


実況「おっと…! 三杉くん、奪ったボールを前方へフライスルー!
    カルバリョくんのオーバーラップで空いたスペースを間断なく突きます!」

カルバリョ「くっそ! 分かってる事やけど、こうなると辛いわっ!」

前半から何度となくオーバーラップを繰り返してきたカルバリョ。
驚異的な心肺能力でそのプレイスタイルを可能にしている男である。
とは言え疲労が蓄積しない筈はなく、そろそろ動き鈍りが見え始めてもおかしくはなかった。
だが当然ながらカルバリョは少しでも相手にプレッシャーを与えようとこの場も全速で戻ろうとする。

237 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 12:09:38 ID:???
ジェンティーレ「下がるなカルバリョ!」

カルバリョ(!?)

そのプレイを制すような指示がゴール前から跳んできた。
カルバリョは驚きの表情を見せるが、すぐにその意図を理解した。

ジェンティーレ「お前はもう攻撃に専念しろ、でないとその中盤は越えられそうにない!
         守備はオレ達だけで何とかして見せるから!」

カルバリョ「・・・・せやな。 (体力の事も分かってて言ってるんやろな…)
       止むを得へん! フォントラン、お前がスペース埋め!!」

フォントラン(分かってるって!)

ユヴェントスに再び大きなフォーメーション変更が為される。
だがマルコはすでに右辺を大きく抉りつつある。
フォントランが迫ってくるものの、彼にはすでに選択の余地がある。


先着で
 ★マルコの賢者タイム→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→レントゥルスとワンツーで切り抜け、完全にサイドを抉る。
スペード→ドリブル突破で、完全にサイドを抉る。
クラブ→ブンナークへセンタリング。
JOKER→おや・・・マルコの様子が。

238 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 12:13:43 ID:???
 ★マルコの賢者タイム→ ハート2

239 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 14:14:25 ID:???
>マルコの賢者タイム→ レントゥルスとワンツーで切り抜け、完全にサイドを抉る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ボランチのフォントランが迫ってくる中、マルコは冷静に周囲を見渡していた。
そのままドリブルで突っ切るもよし、アーリークロスを上げるもよし。
そしてもう一つの選択肢…

マルコ(ボランチを抜けばサイドを完全に抉る事が出来る。
     すぐにクロスを上げるより、ここは…レントゥルス!)

チラッと視線を中央に向ける。
思った通りに位置にレントゥルスが寄って来てくれていた。
普段ボンヤリとした彼が、常にフォローに最適な位置に構えてくれる事をマルコは熟知している。

レントゥルス(ありゃ、マルコがこっち見てるよー、上手くやれるかな・・・。)


先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★マルコ ワンツー(! card)64+(! dice + ! dice)=★
 ★レントゥルス ワンツー(! card)65+(! dice + ! dice)=★

 ★フォントラン パスカット(! card)64+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ワンツー突破!
=1〜-1→左から順に(ダラピッコラがフォロー、ファケ&バンビで競り合い、スカラがフォロー)
≦-2→ユヴェントスボールに。

240 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:15:53 ID:???
★マルコ ワンツー( クラブ5 )64+( 11 )=★


241 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:16:19 ID:???
 ★マルコ ワンツー( クラブJ )64+( 25 )=★

242 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:17:34 ID:???
 ★レントゥルス ワンツー( スペードK )65+( 45 )=★



243 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:18:23 ID:???
★フォントラン パスカット( ハート9 )64+( 43 )=★


244 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:19:36 ID:???
レントゥルス…お前は一体何処までいく気なんだ…

245 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:20:40 ID:???
まただよ(嬉笑)

246 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 14:26:15 ID:???
危険察知とフォローがどんどん上手くなっていくな

247 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 15:04:38 ID:???
>>244 くそ、こいつにはヘタレの神様がついてやがる!基礎値がバンビーノを超えたとかw
>>245 雪なんとかさんに負けないくらい、試合中の成長率がスレ主の予想をぶっちぎってます。
>>246 チームの穴になる可能性すらあったんですが、どうしてこうなったw
==========================================

マルコ ワンツー( クラブ5 )64+( 1 + 1 )=66
レントゥルス ワンツー( スペードK )65+( 4 + 5 )=74 ※K覚
フォントラン パスカット( ハート9 )64+( 4 + 3 )=71

【攻撃】−【守備】≧2→ワンツー突破!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マルコのプレイは理性のプレイだ。
相手との位置関係や全体の流れの中から最適なプレイを選択しようとする。
だがそれが理性に傾き過ぎていると、一つ一つのプレイが雑になる事があった。
それは速攻の時などに顕著にみられるマルコの弱点、すなわち理性と本能の受け渡しの難しさである。

レントゥルス(あれ?)

フィッツウォルタ(ダメだな。)


パシィッ

マルコ(しまっ…!)

蹴り損ねた、とマルコはその場で背筋を冷やした。
先の先まで流れを読む事に意識が行き過ぎて、蹴り足が雑になってしまったのだ。
当初の目算とは大分ずれた方向へボールが転がっていく。 しかし…。
マルコのそれに対し、レントゥルスのプレイは本能の(しかも草食動物の)プレイと言えた。

248 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 15:06:00 ID:???
マルコ(えっ!?)

レントゥルス「大丈夫だよ!」

ポンっ!

目の中に入ってくる情報の中からザックリと情報を取捨選択し、ある程度大きな範囲の中に選択肢を
絞り込むスタイルである。 当然、意味不明でリスキーな選択をする事もあるが…。
レントゥルスの最も恐るべき部分は、その大きな範囲の中に高確率で正解が含まれている所にあった。


実況「おっと、マルコくんとレントゥルスくんのナイスワンツー!
    これは意外なコースを通してきました、フォントランくんは裏を掻かれて反応できません!」

マルコ「グラッツェ…! (助けられた…。 良かったけど、これじゃあ…)」

自分のプレイに不甲斐なさすら覚えていたが、それをここで出すわけにはいかない。
今 マルコは正確なクロスを上げる事に集中しなければならなかった。

三杉(よし、サイドアタックは完全に成功だ。 誰にクロスを上げるか指示をするべきか?)

A ブンナークに向けて上げさせる。
B 新田に向けて上げさせる。
C 意表をついてバンビーノへサイドチェンジさせる。
D 指示しない。(カードへ。クロス以外にマイナスへ折り返す事もある。Jokerのメリットも有り得る。)

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

249 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 15:07:11 ID:???
おっと、以下を記述忘れです。

※レントゥルスがK覚醒成功、今回はパス値が+1されました。

250 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 15:09:15 ID://oFpcnY
B
ブンブン体力ヤバかったよね?

251 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 15:16:06 ID:o35xA+bM
C

252 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 15:22:58 ID:yOYA2Yh6
B

253 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 15:26:11 ID:wy3cLF5E
B

254 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 16:31:49 ID:???
>B 新田に向けて上げさせる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「新田に上げるだ、マルコ! まだ新田には体力に余裕がある!」

マルコ「任せて!」


スパァァァァン!

完全に右サイドを攻略し終え、マルコは十分な体勢でクロスを出した。
出された側のユヴェントス守備陣から見ると、彼らはこの時点で大きな負担を背負っている。
ボールを出す人間、そして自らのマーク相手、その両方を気にしなければならないからだ。
しかし、試合を終わらせるわけにはいかないユヴェントスもここは必死だ。

ジェンティーレ「スカラ、セザールは絶対に振り切らせるな! それからシレア、お前もブロックだ!
         この時間で点を取られたら終わり…フォローの事なんぞ考えずに、絶対に止めるぞ!」 

ユーヴェ守備陣「「「 おう! 」」」


実況「さあ低空のクロスが上げられました、本日1得点の新田くんがこれに走り込む!
    並走するスカラくんと迎え撃つセザールくん、残りの選手は全員ブロックに行くか?
    必死のユヴェントス、一丸となって止めに行きます!」

新田(サイドバックが一枚少ない筈なのに、それを全然感じさせない…。
    けど、だからこそ意味がある! この閂(カテナチオ)をブチ破ってこそ!)

255 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 16:33:34 ID:???
先着4名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★新田 隼ボレー(! card)70+(! dice + ! dice)=★
 ★スカラ 低クリア(! card)65+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
  セザール 低クリア(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
 ★ユルゲン ブロック(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
  シレア ブロック(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
  ジェンティーレ ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
 ★ディーノ パンチング(! card)70+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【DF】
≧6→シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。
=1〜-1→左から順に(ブンナークがフォロー、バンビーノがフォロー、ファケッティがフォロー)
≦-2→ユベントスボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→ゴールに突き刺さった!
=1〜-1→左から順に(ブンナークがねじ込み(GK倒れてる)、
             バンビーノがフォロー(GK倒れてる)、ラインを割ってCK)
≦-2→ユヴェントスボールに!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のカードが7〜13でノートラップランニングボレー隼シュートに変化します。
威力+2&クリアがスペード、クラブの場合振り切れます。(が、マリーシアは防げません。)
クリア全員振り切った場合、さらに瞬間フリー補正(+1)が加わります。
ユルゲンのマークがダイヤで「フルメタルブロック(+3)」が発動します。
ジェンティーレのマークがダイヤでフロンティエーラ(+5)、
             ハート、スペードでハイボレーブロック(+3)が発動します。
またジェンティーレがJoker、ダイヤK、ハートKでカウンターシュート(+10打ち返し)が発動します。
ディーノのマークがダイヤで鋭いパンチ(+2)が発動します。

256 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 16:34:15 ID:???
★新田 隼ボレー( スペードQ )70+( 63 )=★
決まれ!

257 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 16:35:07 ID:???
★スカラ 低クリア(! card)65+( 55 )+(人数補正+2)=
  セザール 低クリア(! card)67+( 64 )+(人数補正+2)=★


258 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 16:36:38 ID:???
★スカラ 低クリア( スペード9 )65+( 65 )+(人数補正+2)=
  セザール 低クリア( ダイヤ6 )67+( 51 )+(人数補正+2)=★


259 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 16:37:46 ID:???
★ユルゲン ブロック( ハート3 )64+( 54 )+(人数補正+2)=
  シレア ブロック( スペードK )63+( 33 )+(人数補正+2)=
  ジェンティーレ ブロック( ハート9 )67+( 53 )+(人数補正+2)=★

260 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 16:42:25 ID:???
★ディーノ パンチング( ダイヤ7 )70+( 41 )=★


261 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 16:42:29 ID:???
★ディーノ パンチング( スペードJ )70+( 42 )=★

262 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 17:31:53 ID:???
レントゥルスお前はどこまでいくのか…
それに比べてマルコメはどうしたことか
発展技、解析、各種フラグと強くなる下地あるが…
次の練習には付き合いたい所ですが、はてさて。

でも空気なスペルマンよりはマシかな
タックルが揃えばチンピラ殺法と合わせて強くなるんだが。

263 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 17:52:37 ID:???
新田 NRV隼シュート( スペードQ )72+( 6 + 3 )=81
スカラ 低クリア( スペード9 )65+( 6 + 5 )+(人数補正+2)=残念、振り切られた!
セザール 低クリア( ダイヤ6 )67+( 5 + 1 )+(人数補正+2)=75
ユルゲン ブロック( ハート3 )64+( 5 + 4 )+(人数補正+2)=75
シレア ブロック( スペードK )63+( 3 + 3 )+(人数補正+2)=71
ジェンティーレ ブロック( ハート9 )67+( 5 + 3 )+(HVブロック+3)+(人数補正+2)=80

【シューター】−【DF】=1→ここからが本当の地獄だ、ブンナークがフォロー。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クロスへと走り込む新田、その眼はの目はボールの軌道を確実に捉えていた。
そして獲物を狙う隼のように、身体をすぼめて空気の抵抗を減らすのだ。
そのまま一つの塊となりストライドに身を任せて滑空に入る。

スカラ(う、ウソみたいに速い…! こんなの追い付ける筈がないぜ…)
セザール(ええい! さっきより集中しているのか…!)

新田に並走し、シュートの邪魔をしようと狙っていたスカラはこの時点でお手上げであった。
ポジショニング感覚に優れるセザールは、クロスの軌道を素早く読んだまでは良かった。
だが集中した時の新田の速度はまさに規格外、位置とタイミングの修正があまりに大きすぎた。

新田「いっけぇ!! 隼ボレーだぁぁぁぁ!!」


バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

新田の足がボールに見事ジャストミートした。
その鋭さはまさに隼の蹴り足そのもの、驚くべき速度をボールへと伝えていた。

264 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 17:56:47 ID:???
ユルゲン「と、届かん!?」
シレア「くっそぉぉぉ!!!」

全身を預けてブロックに行ったユルゲン、懸命に脚を伸ばしたシレアが唇を噛んだ。
誰一人この小さなジャッポネーゼのシュートに触れる事も出来ない、そう絶望した時だ。

ジェンティーレ「通すかぁぁぁぁぁ!!!!!」


バシィィィィィ!!!

シレア「ジェ、ジェンティーレ!」
セザール「流石ジェンティーレ!」

ジェンティーレの長い脚が、目にも止まらぬこのシュートをしっかりと弾いていた。
息を吹き返すユヴェントスの守備陣達。 だがしかし…。


ミハエル「まだです!」

ミハエルの悲痛なコーチングが響き渡った。
ジェンティーレが弾いたボールの転がっていった先、そこはもっと深い絶望だった。

265 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 17:58:25 ID:???
実況「ジェンティーレくんが必死にシュートを防いだその先! 弾かれたボールは彼の元へと
    転がってしまったーーー!!! シンプラサート・ブンナーク、絶好のゴールチャンス!
    そしてユヴェントスにとっては最悪の不運!! 」

ブンナーク(体力はもう少ねぇが…残り10分弱で3点差なら試合は決まりだ!)

意を決したブンナークは、その場で大きく脚を振り上げた。
ユヴェントス守備陣はすでに祈るしかなかった。
最後の壁であるディーノが止めるのを祈っていたのか、
それともブンナークが外すのを祈っていたのか、一体どちらであったろうか?


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ブンナーク アトミックショット(! card)72+(! dice + ! dice)+(瞬間フリー+1)+(ガッツ300以下-1)=★
 ★ディーノ パンチング(! card)70+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【GK】
≧2→ゴールに突き刺さった!
=1〜-1→左から順に(バンビーノが捻じ込み(ゴール空っぽ)、
            マルコが捻じ込みフォロー(GK倒れてる)、ラインを割ってCK)
≦-2→ユベントスボールに!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
アトミックショットは吹飛係数“3”を有します。
ディーノのマークがダイヤで鋭いパンチ(+2)が発動します。

266 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 17:59:26 ID:???
★ブンナーク アトミックショット( ダイヤ7 )72+( 55 )+(瞬間フリー+1)+(ガッツ300以下-1)=★

267 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 18:01:48 ID:???
★ディーノ パンチング( クラブ3 )70+( 61 )=★

268 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 18:01:53 ID:???
★ディーノ パンチング( ダイヤ8 )70+( 54 )=★

269 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 18:04:41 ID:???
決まったッ! ユヴェントス戦完ッ!

270 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 18:05:27 ID:???
まあチームでの勝負は終わったね
まだ個人での勝負があるはず

271 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 18:59:11 ID:???
ブンナーク アトミックショット( ダイヤ7 )72+( 5 + 5 )+(瞬間フリー+1)+(ガッツ300以下-1)=82
 ディーノ パンチング( クラブ3 )70+( 6 + 1 )=77

【シューター】−【GK】≧2→ゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ブンナーク「貰ったぜ! アトミックショットォォォ!!」


ドグォォッォォォォォォォォ!!

1ミクロンの容赦も手加減もない、渾身のシュートがブンナークにより放たれた。
撃った瞬間の音でジャストミートだと判った。
その威力はユヴェントス守備陣全員がその身を以って理解していた。

ディーノ「まだ…まだ終わらせてたまるか!」

残された最後の壁、ユヴェントスというチームを誰よりも誇りに思っているディーノ・ゾフ。
ジノ・ヘルナンデスやピーター・シューマッハと比較すれば地味と思われがちな選手である。
しかしそのプレイ、態度、スポーツマンシップは真摯で献身的、いずれは名GKに仲間入りするだろう。
だがこの場では、この試合では、自らの力不足を最後まで思い知らされる事となってしまった。


バキィィィッ!!!

ディーノ(だ、ダメか!)

272 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 19:01:22 ID:???
ジェンティーレもファケッティも思わず目を伏せた。
アトミックショットはディーノの身体を高く吹き飛ばし、そしてネットへ深々と突き刺さった。
ユヴェントスの反撃の意志を摘み取る、残酷な4点目が審判の笛によって明確に告げられる事となった。


ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



フィオレンティーナ  4−1  ユヴェントス






ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

放送「決まってしまいました…! 勝負を決定づける4点目、誰がこの事態を予想できたでしょうか?
    新田くんの隼ボレー、そしてブンナークくんのアトミックショット…この二つのシュートが
    ユヴェントスの閂(カテナチオ)を粉々に粉砕しました! いや、本当に驚きです…!
    そしてブンナークくんはこの試合でハットトリックを達成、ゴールランキングは5位タイです!」


イスラス「終わったか……」
ディッテンベルガ「ああ……もう少し競ると思っていたのがな。」
クスタ「強い…ここまでユヴェントスを圧倒するとは。」
シニョーリ(負けるなんて思ってもないくせに、よく言うよなぁ〜)
フィッツウォルタ「予測の通り…これなら決勝に進むのはボク達ローマだ。」

273 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/21(日) 19:02:36 ID:???
観客「お、終わった…」「信じらんねえよ…。」「よりによってフィオレンティーナに…」

ユヴェントスサポーターがガックリと肩を落としていた。
残り時間10分程度で3点差、しかも後半は完全に中盤を支配されている。
もはや逆転は夢、奇跡を願う儚い物となり果てた。


ダラピッコラ「やったぜブンナーク!!」
バンビーノ「見事だったぞ。」
レントゥルス「ニッタのシュートも凄かったよねー。」

チームメイトは口々にゴールを決めたブンナークと、お膳立てをした新田の二人に賞賛を送る。
ブンナークと新田もそれに応えつつ、2人はハイタッチで互いを称えていた。
とは言え、ブンナークは流石に疲労が表情からも垣間見えており、新田も遠からずだった。

三杉(3点差か…これで勝利はほぼ動くまい。


A ゴールを決めたブンナークを褒めつつ、体力を心配しよう。
B お膳立てした新田を褒めておこう。
C ここは気を抜かないよう喚起しておくべきか?
D その他、誰かと会話する。
E 作戦について何か言おうかな。(さらに分岐)

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

※本日はここまでです。 次回また宜しくお願い致します。

274 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 19:03:15 ID:6WulU0ms
C

275 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 19:03:35 ID:o35xA+bM
A 乙でした

276 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 19:09:51 ID:1fALjSqY


277 :森崎名無しさん:2010/11/21(日) 20:39:52 ID:AGDx0nhk
A
ハットトリックは賞賛されるべき

278 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/22(月) 16:36:46 ID:82g+PNOo
>A ゴールを決めたブンナークを褒めつつ、体力を心配しよう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉はブンナークに近付き声をかける事にした。
やや浮かれ気味にある雰囲気を締めようとも考えたが、やはりハットトリックを決めたブンナークを
置いてはおけなかった。 それに、脚に痙攣を起こしかけている事を見過ごすべきでないとも思った。

三杉「よく決めたな、ブンナーク。 これでハットトリック…ユヴェントス相手に見事な結果だ。」

ブンナーク「む、……ああ、サンキュー。」

三杉(うん…?)

ブンナーク「……」

ブンナークが何か言いたげに口を開閉させているが、どうやら言葉が出てこないようだ。
怪訝に思った三杉はブンナークに言葉を促した。

三杉「どうしたブンナーク、何を言いたいんだ?」

ブンナーク「ああ…」


先着で
 ★ブンナークの戸惑い?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→「今言う事じゃないかも知れんが、コーチしてくんねぇか?」
ハート→「いや、本心で喜んでいいものかと思ってよ。」
スペード、クラブ→「いや……なんでもねぇんだわ。」
JOKER→「2点目に決めたシュート、アレをモノにしてぇ。 だから……力を貸してくれ。」

279 :森崎名無しさん:2010/11/22(月) 16:44:50 ID:???
 ★ブンナークの戸惑い?→ スペード2

280 :森崎名無しさん:2010/11/22(月) 17:47:46 ID:???
強くなりたい、だけどライバルに教えを請うのは…
複雑なブンブン心であった

281 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/22(月) 18:04:04 ID:???
>ブンナークの戸惑い?→「いや……なんでもねぇんだわ。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ブンナーク「いや……なんでもねぇんだわ。」

何を思っているのか言葉を促したものの、ブンナークはそう言葉を濁すだけであった。
当然なんでもない筈は無く、三杉もこの答えにはスッキリ出来ない。
とは言え、ブンナークの気難しさはある程度理解しており、また他に気にする事もあった。
従ってこの話は無難に流そうと決めたのだった。

三杉「そうか…まあ、あまり一人で抱え込むまないでくれよ。
    ところで、残り時間は短いが体力はどうだ? 相当消耗しているようだが。」

ブンナーク「そいつは今のシュートで空ッ欠だぜ、後の事は考えないで撃ったからな。
       残りの時間は、スペース埋める以外の事を期待されても無理だぜ。」

三杉「なるほど…OKだ、任せてもらおう。 残り時間、怪我だけには気をつけてくれ。」

ブンナーク「ああ、すまねぇな。」

凡(おおよ)そ考えていた通り、ブンナークは置物になるようだった。
絶対的な点差とは言え、ブンナークの足が止まるようなら9vs10が強いられる事になる。
それに、新田も負けず劣らず疲労が蓄積しているのは明らかだった。
そう、今現在 フィオレンティーナは攻め疲れの状態にあるのだ
ここで簡単に差を詰められるようなら、競った試合では苦い目を見るかもしれない。

三杉(ふむ…土壇場の底力というものが試される場になるかも知れないか。)

三杉はここで改めて気を引き締めた。
一方、ユヴェントスは…。

282 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/22(月) 18:06:22 ID:???
ジェンティーレ「チクショウ…こんな、こんな!」
ディーノ「………」
ファケッティ(どうしてこうなったどうしてこうなったどうしてこうなったどうしてこうなった…)

悔しさに唸る者、言葉も出ない者、様々な形でショックを表していた。
逆転を信じて闘ってきたが、その可能性をほぼ奪われた今、彼等はそうするしか術がなかったのだ。
だが、そうでない者も僅かだが居た。

バティン「負け…か。」

ミハエル「さて、どうでしょう。」

バティン「どうでしょうか…この点差で諦めてないのか?」

ミハエル「どうにも出来ないんですよね…小さい頃から。 諦めるのだけは。
      まだボクは走れる…それが出来る間は、何があっても諦める理由にはなりません。」

バティン「ふぅん……今まで知らなかったけど、お前なかなか格好良いんだな。」

ミハエル「獣臭いヤツに言われても嬉しくはないですよ。」

バティン「ハンッ、そうかよ! んじゃ、奴らに諦めの悪い所を見せてやるとするか!」

ミハエル「言われるまでもありませんね。」

283 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/22(月) 18:07:36 ID:???
先着で
 ★ユヴェントス最後の足掻き→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ミハエルが例のモードに。
ハート、スペード→カルバリョ「オレもまだ諦めてへんで!」+ダイヤ
クラブ→ファケッティ「お、オレもいるぜ!」 バティン「嘘つけ!」+ハート
JOKER→ミハエル本編モードに。 三杉「やめろ!」

284 :森崎名無しさん:2010/11/22(月) 18:08:06 ID:???
 ★ユヴェントス最後の足掻き→ クラブ6
ファケさんおちつけw

285 :森崎名無しさん:2010/11/22(月) 18:12:48 ID:???
嘘つけ!

286 :森崎名無しさん:2010/11/22(月) 18:14:14 ID:???
JOKERでてたら今までの全て全部台無しじゃないのwww

287 :森崎名無しさん:2010/11/22(月) 20:44:01 ID:???
慌てすぎw
お前キャプテンだろw

288 :森崎名無しさん:2010/11/23(火) 02:26:38 ID:???
どうしてこうなった乙

289 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:20:38 ID:???
>>285,287-288 ファケッティさんは萌えキャラになってしまいました。どうしてこうなった。
>>286 Joker出てたら変態モード時だけ二重人格であのキャラに…。
===========================================


>クラブ→ファケッティ「お、オレもいるぜ!」 バティン「嘘つけ!」+ハート
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルバリョ「ボケこらぁ。」

バティン「あっ?」

背後からの声にミハエルとバティンは振り向かされた。
少し頬を膨(ふく)れさせたカルバリョが仁王立ちをしているのである。

カルバリョ「なーに2人だけで盛り上がっとんねん、オレもまだ諦めてへんっつーの!」

ミハエル「おやおや…。 だ、そうですよバティン。」

バティン「頼もしいとこだけどよ、そんな残りガッツで大丈夫か?」

カルバリョ「大丈夫や、問題あらへん。 まだ300ちょこっと切ったとこやしな。」

ミハエル「神は言っています、その発言は美しくない…と。」

前半から走り詰めながらも体力が尽きないカルバリョに、2人は呆れ気味に顔を見合わせる。
だがカルバリョは、この望みをほぼ絶たれた状況にありながら、悲壮感を忘れさせてくれていた。
誰よりもハードワークをこなしながら、このような覇気を吐き続けられる…
こういう選手の存在はチームとして非常に価値が大きいと言える。
そう…今も彼はバティンとミハエルの背中を強く押し、また膝を折った選手の心を奮い立たせた。


290 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:22:36 ID:???
ファケッティ「お、俺もいるぜ!」

バティン「嘘つけ!」       ファケッティ(何故!?)

ジェンティーレ「チクショウめ…お前らだけにイイ格好させるかよ!」

カルバリョ「慈円手入……」      ジェンティーレ(その名で呼ぶな!)

スカラ「ユヴェントスはお前達だけじゃないんだぜ」

ユルゲン「コーホー」    ミハエル(コーホー!? まさか神の国の言葉!?)

サポーターにこの会話が聞かれれば、不謹慎と怒りを買ったかもしれない。
皆が皆、絶望の中から精一杯の勇気を奮い立たせ、懸命に軽口を叩いているのである。
華麗、余裕、そんな言葉を形容していたスター集団の姿はそこには無かった。
だがミハエルはこの雰囲気の中、懐かしさのような物を感じていた。
そう…故郷の貧民街、日々苦しい生活に追われながら、それでも暗さを表に出さず
笑顔で生きようとする人々の事を思い出したのである。

ミハエル(……こういうのは嫌いではありません。)

ここに至り、ミハエルの闘志は今までになく燃え上がっていた。
怒りや憎しみでない不思議な感情がミハエルを包み込んでいた。

ミハエル(すみませんね先生、折角の忠告を守れそうにないです。)

愚にもつかない決断をしようとしている自覚はあった。
けれども、彼はこうも思っていた。
子供の頃から自分は無茶な理想を押し通してきた愚か者だった…と。

ミハエル(今さら自分を曲げるなんて出来ません…主よ、どうか見ていて下さい。)

291 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:23:39 ID:???



ピィィィィィィィッッ!!


実況「ユヴェントスの三度目のキックオフです、絶望的な状況ですが…
    心を折らずに最後まで堂々と闘って欲しいものです。」

バティン「(堂々ねぇ…そんな行儀良いの好きじゃないね!) ミハエル!!」


ポン!
キックオフしたボールはバティンによって即ミハエルに渡された。
カルバリョも最初から高い位置をキープしており、ノーガードで攻める意志が見て取れる。

三杉(手負いの獣だな…気を抜いたら簡単に持っていかれるかも知れない。)

ミハエル(いきますよ…)

三杉が警戒心を強めた矢先、ミハエルが動きだそうとしていた。
瞬間、ゾクリ…と嫌ぁな汗が三杉の背中を伝った。

292 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:24:43 ID:???
三杉「(いけない…!) 皆、早めに止めるんだ! 最短距離で来るぞ!」

バンビーノ「おう!」
ブンナーク「チィッ、仕方ねぇな!」
レントゥルス(わわわわ…嫌な予感しかしないよう。)


ダァッ…!!

本気時のイスラスのように砂煙を巻き上げるような走りではない筈だった。
だが今のミハエルの所作は、それに一歩も劣らぬほどの轟音を錯覚させていた。
パスはない、そう確信したフィオレンティーナの選手は彼に一斉に襲い掛かる。

ミハエル(無駄です!)

だがミハエルの瞳には一切の迷いも躊躇もなかった。

293 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:28:14 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ミハエル ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)+(気力限界突破+2)=★
 ★新田 タックル(! card)64+(! dice + ! dice)=
  ブンナーク タックル(! card)66+(! dice + ! dice)=★
 ★バンビーノ タックル(! card)64+(! dice + ! dice)=
  レントゥルス タックル(! card)63+(! dice + ! dice)=
  マルコ タックル(! card)62+(! dice + ! dice)+(解析LV1+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ドリブル突破!
=1〜-1→左から順に(カルバリョがフォロー、ランダム判定、三杉がフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ミハエルのマークがダイヤで「芸術的ドリブル(+4)」、
  ハート、スペード、クラブで「ローズダンサー(+3)」が発動します。
ブンナークのマークがダイヤで「ムエタイディフェンスLV1(+3吹飛3)」が発動します。
バンビーノのマークがダイヤで「ショットガンタックル(+3吹飛3)」が発動します。
レントゥルススのマークがダイヤで「シッポ・ディ・ヴェニス(+2)」が発動します。
マルコのマークがダイヤで「鋭いタックル(+1)」が発動します。
守備側のカードが1〜3で「倒れる(-5)」、4〜9で「バランスを崩す(-2)」が発動。
  ただしレントゥルスは「シッポ・ディ・ヴェニス(+2)」発動で前記ペナを無効化。

294 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 12:28:55 ID:???
★ミハエル ドリブル( スペードK )66+( 32 )+(気力限界突破+2)=★

295 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 12:30:27 ID:???
 ★新田 タックル( スペード10 )64+( 13 )=
  ブンナーク タックル( クラブQ )66+( 56 )=★

296 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:31:45 ID:???
すみません、守備側全員に(人数補正+2)がつきます。
カードは普通に引いて下さい、最終結果時にスレ主が修正します。

297 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 12:36:08 ID:???
そ、そうだ…すみません。
ブンナークには(ガッツ100以下-5)、新田には(ガッツ300以下-1)がつきます。
大チョンボで本当にすみません。

298 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 12:40:28 ID:???
★バンビーノ タックル( スペード6 )64+( 14 )=
  レントゥルス タックル( スペード2 )63+( 55 )=
  マルコ タックル( スペード8 )62+( 52 )+(解析LV1+1)=★

299 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 14:30:22 ID:???
ブンナークが74か……惜しいところだったが

300 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:24:42 ID:???
  ミハエル ドリブル( スペードK )66+( 3 + 2 )+(ローズダンサー+3)+(気力限界突破+2)=76
    新田 タックル( スペード10 )64+( 1 + 3 )+(ガッツ300以下-1)+(人数補正+2)=69
 ブンナーク タックル( クラブQ )66+( 5 + 6 )+(ガッツ100以下-5)+(人数補正+2)=74
 バンビーノ タックル( スペード6 )64+( 1 + 4 )+(バランス崩し-2)+(人数補正+2)=69
レントゥルス タックル( スペード2 )63+( 5 + 5 )+(倒れる-5)+(人数補正+2)=70
   マルコ タックル( スペード8 )62+( 5 + 2 )+(解析LV1+1)+(バランス崩し-2)+(人数補正+2)=70

【攻撃】−【守備】≧2→ドリブル突破!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ミハエル「うぐっ…!」

新田(バランスを崩した…!?)
ブンナーク(ハンッ! いただきだ!!)

まさに攻守がぶつかり合おうというその時、突如ミハエルが顔をしかめてバランスを崩した。
第一陣として目の前に在った新田とブンナークは、この機を逃すかと襲い掛かった。

ズシャァァァァァァァ!!


ミハエル「クッ!」

チョンッ…!
勢いに乗った新田のタックルは、チップキックでボールを浮かせてやり過ごした。
だが、それを見計らったブンナークが間断を空けずに飛び掛かる。

301 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:25:45 ID:???

バァッ!


ブンナーク「死ねぇっ!」

ミハエル(美しく…ない、ですね、このケダモノは!)

ガシィッ!!
タイミングを合わせて、ボール越しにドテッ腹を蹴ろうとするブンナーク。
寸前でミハエルは膝を抱えるように身体を丸め、それを両足で受け止める。

ブンナーク「そんな貧相な身体で受け止m…!」

ミハエル「おどきなさい!」

そう口走るブンナークだが、すでに彼の体力は尽きており、蹴り足にも本来の力が込められていない。
この結果、体格で圧倒的に不利なミハエルがブンナークに競り勝つという信じ難い光景が生まれた。

ミハエル「次っ!」

バンビーノ「うおぉぉぉぉ!」

続いてバンビーノ、レントゥルス、マルコの3人が息をつかせる間もなく取り囲む。

ミハエル(負けない……!!)

302 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:27:24 ID:???

〜回想・ハーフタイム〜

この試合のハーフタイム、ミハエルは一人 控え室を抜け出し、外のトイレにて膝の痛みを確認していた。
以前から感じていた痛み…プレイに影響を及ぼすレベルではないが、
初めて痛みを覚えた時と比べ、少しずつ程度が増してきている気がしていた。

ミハエル「(問題ありません…この足は神が与えてくれた物…神が与えてくれた試練…
この痛みだってきっと同じです…今を乗り越えればきっとまた…。)」

湧き出る不安を押し潰すようにミハエルは自分に言い聞かせる。
そしてミハエルは何事もなかったかのように立ち上がり、鏡に映る自分の事を見た。
と、瞬間…自分の後方に人影がある事にミハエルは気が付いた。
今のを誰かに見られた、と慌てて振り向くと、ミハエルの瞳には覚えのある顔が映っていた。
いや…覚えがあるどころではなく、絶対に忘れようがないと言うべきであろうか。

BJ「フフ…元気そう、とは言えないかな。 手紙は読まなかったのか?」

ミハエル「あ、アナタは…… BJ先生…!」

継ぎ接ぎと異色の面妖、ミハエルの人生に多大な影響を与えた恩人…
そしてある意味、その左脚に呪いをかけたそう、BJその人であった。
ミハエルは、「何故此処に」とばかりに絶句するしか仕方なかった。
そんな相手の様子なぞ知った事ではないとばかりに、BJは徐(おもむろ)に話を持ち出してきた。

303 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:28:27 ID:???

BJ「膝が痛むようだな。」

回答を待つまでも無く、ミハエルの肩が『ビクッ』と竦(すく)み上がった。

BJ「あんな動きをしていたら当然だ、まともな人体で可能な体捌きじゃない。」

BJが示している動きというのは、言うまでもなくドリブル前の独特のフェイントを言っていた。
通常の選手がフェイントとして止めるタイミングを大きく踏み越え、
尚且つ連動する動作を不自然とも言える早さで切り替えしながらバランスを崩さない動作。
失いかけた利き脚(左脚)をフォローする為に生まれた右脚の作り出す世界である。
   
ミハエル「けれど…あの頃はこんな痛みは……」

BJ「無自覚に動作をセーブしていたのかも知れんな、感覚が現実に追いつかないゆえに。
   そうでなくとも、成長によって関節や筋肉のバランスは変わっていく。
   出来る事と出来ない事が少しずつ変わっていくのは然るべき事だ。」

ミハエル「……。」

まったくの迂闊であったとばかりに、BJは歯をギリギリと軋ませ、目を鋭く狭めた。
ミハエルはその視線を受け止めきれずに目を伏せた。

304 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:29:33 ID:???
BJ「現在キミがやってみせている体捌き…キミは確かに常人には不可能な事をやってみせてはいる。
   だが、キミの身体がそれを受け止めきれているわけではない。
   あんな動作を受け止めきれるのは、産まれ付き両脚の長さが違う奇形位のものさ。
   ……例のコーチからは制限と忠告を受けていたんじゃあないのか?」

ミハエル「ええ…もし痛みが伴なう事があれば即刻封印しろ、と。
      だから……痛みの生じない範囲で使ってきました。」

BJ「なるほど…だが、解ったろう? その場で痛みが無い様に使っても、負担は蓄積している。
   もう、捨て去る事だ。 素人目だが、あんな物に頼らずともキミの技術は確かな筈だ。」

返す言葉などある筈がなかった。 ミハエル自身も薄々感じていた事である。
神が与えてくれたギフトなんて物は、本当は無かったのだと。
だだ自分は、この左脚は神が与えてくれた特別な財産だと思いたかった。
苦しんだ幼き日々が意味のある物だと思いたかった。
そう思ってきたからこそ、この醜い脚を許してこれたのだ。

ミハエル(それも、もうお終いと言うわけですか。)

彼にとっては受け入れ難い現実だが、それに目を背けられない事を解らないほど子供でもなかった。
まして命を救ってくれたBJが直接忠告に来ているのである。
だがそれでも尚、ミハエルはこう口にしてしまっていた。

305 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:30:40 ID:???
ミハエル「…だけ……この試合…だけは…。」

BJ「なに…?」

ミハエル「今日の相手は…絶対に負けたくない相手です、だから…。」

ふぅ…とBJが深い溜息を吐いた。 呆れているのは明らかだとミハエルにも解った。
続いて怒鳴り声が返ってくるだろうと思ったが、実際にBJが吐いたのは予想もしない言葉であった。

BJ「三杉淳…か? 全くサッカー選手ってヤツはどいつもこいつも愚か者ばかりだ、理解に苦しむね。」

ミハエル「えっ!! 何故……!?」

BJ「さてね…。 そんな事より、限界だけは踏み越えるなよ…絶対にだ。」

解っているだろうがな、と語尾に付け加えながらBJは姿を翻した。

ミハエル「ま、待ちなさい! さっきの言葉の意味は…!」

『何処に行きやがった、キザ野郎!! もう後半が始まっちまうぞ!!』

ミハエルはBJを追いかけようとしたが、それは許されなかった。
控え室の方からミハエルを呼ぶ大声が聞こえたのだ。 ハーフタイムが間もなく終わる、と。
頭がグルグルと周るのを必死で抑えながら、ミハエルは出来る限り平静を装って控え室へと戻った。

〜回想・終了〜

306 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:31:47 ID:???
ミハエル「行きますよ!」


ビュゥンッ!

バンビーノ「クッ…! 手も足も出ないとは!」
レントゥルス「わぁぁぁぁぁ むーーーーりーーーー。」 (ゴロゴロゴロ)
マルコ(ダメだ、こんなんじゃ…! どうして…!)

常人には不可能なリズムと切り返しに、守備陣は一斉にバランスを崩され瞬時に抜かれていった。


ジョアン(先程のバランスの崩し方…そして今の動き。 ま、まさかミハエル!?)
BJ(クソッ、言わんこっちゃ無い…! 馬鹿か私は!?)

スタンドで観ている大人の思いを余所に、ミハエルのフェイントは前半よりも
スピーディーであり、ダイナミックでさえあった。


ミハエル「まだです!」

パスを出すつもりは無いとばかりにミハエルの進撃は速度を増した。
その目線はぶれる事なくゴールへと向けられている。
だがその合間にはフィオレンティーナのボランチが既に立ちはだかっていた。
当然ミハエルも予想していた。 三杉淳はこのポイントでぶつかると判断してくるだろうと。

三杉「ミハエル!」

ミハエル「ミスギ!」

307 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/24(水) 19:32:51 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ミハエル ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)+(気力限界突破+2)=★
 ★三杉 タックル(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
 ★ダラピッコラ タックル(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ドリブル突破!
=1〜-1→左から順に(カルバリョがフォロー、ファケッティがフォロー、ランダム判定)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ミハエルのマークがダイヤで「芸術的ドリブル(+4)」、
  ハート、スペード、クラブで「ローズダンサー(+3)」が発動します。
三杉のマークがダイヤで「クリップタックル(+3)」、
  ハート、スペードで「ディレイドタックル(+2)」が発動します。
ダラピッコラのマークがダイヤで「セックスピストルズ(+3吹飛4)」、
  ハートで「エアロスミス(+2)」が発動します。
守備側のカードが1〜3で「倒れる(-5)」、4〜9で「バランスを崩す(-2)」が発動。
ただしダラピッコラは「エアロスミス(+2)」発動で前記ペナを無効化。また三杉には完全に無効。


※本日はここまでです。

308 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 19:33:18 ID:???
★ミハエル ドリブル( ハート6 )66+( 23 )+(気力限界突破+2)=★
どっちもがんばれ

309 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 19:35:13 ID:???
★三杉 タックル( ハートA )66+( 14 )+(人数補正+1)=★


310 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 19:40:55 ID:???
★ダラピッコラ タックル( ハート10 )64+( 33 )+(人数補正+1)=★

311 :森崎名無しさん:2010/11/24(水) 20:28:52 ID:???
ど根性ミハエル
切れてはいけない物が切れそうです

312 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/25(木) 14:31:25 ID:???
>>311 何となく私の書く強キャラは根性・熱血な風味になってしまいます。
    ネジが何本か吹っ飛んでてこそミハエルなのかも知れないのですが。
=============================================

  ミハエル ドリブル( ハート6 )66+( 2 + 3 )+(ローズダンサー+3)+(気力限界突破+2)=76
    三杉 タックル( ハートA )66+( 1 + 4 )+(ディレイドタックル+2)+(人数補正+1)=74
ダラピッコラ タックル( ハート10 )64+( 3 + 3 )+(エアロスミス+3)+(人数補正+1)=74

【攻撃】−【守備】≧2→ドリブル突破!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

チラッ
三杉はダラピッコラの様子を窺った。 集中力は十分に保っているようであった。

三杉(前半の最後は、このダラピッコラとの連携で何とか突破を食い止められた…。)

その時の手順、タイミングは確りと覚えている。 同じ事をやれと言われれば可能であろう。
だが、同じ手が通用するのか? しかも“今の”ミハエルに対して。
正味の所、分の悪い賭けにしかならなかった。

三杉(だからと言って、他に有効な対策を見出せてはいない…。)

三杉の額を汗が伝い、その顔は苦渋に歪んだ。
普段の三杉なら、勝算の低い選択を迫られても、これほど迷う事はなかっただろう。
調子は悪くなく、むしろ絶好調…死中に活を拾う事を先に考える土台にある筈だった。
にもかかわらず二の足を踏んでしまうほど、今のミハエルには勝てる気がしなかったのだ。

313 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/25(木) 14:32:27 ID:???
クイッ…! スルッ!

軽いサイドステップからシザースでけん制し、そこから幾度かのマシューズ…
三杉の目にはミハエルの動きがよく見えていた。 一旦抜かせた後もタイミングを窺える程には。
次いでミハエルはダブルタッチでボールを浮かせ、ジャグリングしながらステップを踏む。
それに合わせてダラピッコラのタックルが唸ったが… 

ミハエル「甘いですよ…」

クルン!
なんとコンパスのように回転しながらヒールでボールコントロールした。
だがその直後、ミハエルの身体が一瞬固まるのを三杉は見逃さなかった。

ミハエル「ウグッ…!」

三杉(!)

苦痛に耐えるような表情を浮かべており、油汗のようなものも掻いているのが見えた。

三杉(クッ…!)

動揺しながらもミハエルの足先から離れたボールに向け、三杉は足を伸ばす。
そして三杉の足は確かにミハエルよりも早くボールに触れる事に成功した。

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