キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】

588 :アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/21(火) 15:04:41 ID:???

ヘルマー「悪い悪い、まあとにかくオレはミルチビッチに賛成だ。
      “勝つ”か“より圧倒的に勝つ”かなら・・・オレは後者だね。」

ヘルマーはフィッツウォルタに視線を投げ、いいんじゃないかと言わんばかりに顎をしゃくる。
部屋の中の強張った空気は少しだけ和んでいたが、返ってくる答えは解っている。
だがこれで少しは言葉が足される筈だった。

フィッツウォルタ「ダメだよ、本気を出し過ぎればフィオレンティーナに研究、対策される。
          イビシャ・アンザーニ、ジュン・ミスギ、マルコ・オジオの3人は甘く見れない。
          レッチェのポゼッションサッカーが戦術で敗れたのは知っているだろう?」

ヘルマー「ちぇっ、ダメかー。」

降参だと言わんばかりに両手を挙げてそう漏らすヘルマー。
わざーとらしく落胆して見せてはいるが、内心漏らしているのは安堵の息であった。
横目に見てみれば、ミルチビッチも再び髭を弄って何やら呟いている。
彼はプロフェッショナルの意識が強いだけであり、決して夢想家でも獣でもない。
確(しっか)りとしたビジョンを示せば指示に反感を持つ事もない。
十分なインテリジェンスを備えた存在なのである。

ミルチビッチ「止むを得ないな、それならば出番は次で構わない。
        ワンショット、ワンキル・・・一つ一つのプレイにワタシは敬意を払う。」

これを聞いてヘルマーは一人密かに満足した。
他の選手達も「まあ」とか「やるしかないな」とか口にしている。
トトだけは我関せずと、一人で柔軟大層をしているが・・・。

ヘルマー(あいつだけは本当なに考えてんのかわかんねーな・・・)


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