キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【腐れ縁だよ】キャプテン霧雨68【全員集合!】

1 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/03/01(火) 20:08:41 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が渡仏してジュニアユース大会に参加し優勝を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級になので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなでとうとう決勝戦。皆さんご参加本当にありがとうございます。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。


☆書いたブツが諸事情で飛んだので三行でまとめに挑戦
フランスは西ドイツに苦戦の末勝利しました。
全日本が決勝に進出しました。
明日は決勝です。

☆前スレ
【勝った者が】キャプテン霧雨67【強いんだ!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1297606969/

995 :森崎名無しさん:2011/04/03(日) 19:55:08 ID:???
マクガイヤー「なあ、ロブソン。このままロリマー潰れたりとか………ないよな?」

黙りこんだロブソンを見て、緊張から解放されて上がったテンションがまた下がったのか、不安げな声を上げるマクガイヤー。
あのJrユース大会で力のなさを思い知ったのは皆同じである
Jr世代トップとして認められていたロリマーがこのまま潰れてしまえば
ロリマーに取って代わろうとしているFW連中は喜ぶかもしれないが、
所詮そんな連中は世界で見て二流のロリマーより下なわけで、最終的にはよりイングランドサッカー界のレベルは落ちる
そうなれば将来的には自分たちの世代の価値も下がってしまうのだ。
友情だけではない、プロとしての厳しい現実だった

ロブソン「………このままではな。だが、何とかするさ」

ロブソンは何度か他の欧州のクラブチームからスカウトを受けたことがある
だが、その全てを断りイギリスに残る道を選んだ
結局、サッカー発祥の国の人間としてのプライドを捨てられなかったからだ
であれば何とかするしかない
ロリマーも自分も、次の段階へと登るしかないのだ
その為には………

ロブソン「(正直、この期に及んでもアレに頼みごとをするなんて御免だ………だが、トップレベルの連中と俺達との差は想像以上だった。
やはり、会うしかないか………『王(キング)』に!)」

あらゆる手段を使うしかないのである。


とりあえず前半はここまでです。後半は完成しだい投下します………もう投下予告とかしないよ!


996 :森崎名無しさん:2011/04/06(水) 02:33:25 ID:???
〜マンチェスター寮〜
ロリマー「ろ、ロブソン…すまんな。みっともないところを見せた」
ロブソン「ハッ、みっともない? 初恋の子の写真を肌身離さず持ち歩くこっ恥ずかしい(//△//)お前の口からみっともないなんて
言葉が聞けるとは………成長したもんだ」
ロリマー「ぐっ!?」
ロブソンの容赦ない皮肉に顔を引き攣らせるロリマー。そんなロリマーの顔をニヤニヤ眺めていたロブソンだが、不意に真面目な顔になる
ロブソン「ロリマー、もし俺に練習相手の当てがあると言ったら……」
ロリマー「行くに決まっている」
ロブソン「………そうか。だが、奴は実力は確かだが、コーチとしての腕は未知数。さらに色々とロクデナシな上に、
    はっきり言って脳筋だからお前を地獄に突き落とすような真似をするかもしれんぞ?」
ロリマー「構わん。今は藁にも縋りたい。だが、本当にそいつの実力は確かなんだろうな?」
ロブソン「それは安心しろ。王(キング)は間違いなくキリサメ並だ(トチらなければ)」
ロリマー「キリサメ並………だと!? 今すぐ行くぞ!!」

こうして二人はクラブに一時離脱の届けを出して、バスを乗り継ぎロンドンは大英帝国博物館へと辿り着いたのだった
ロブソン「ここから地下に降りられる」
ロリマー「地下だと? 一体どういう奴なんだそのキングとやらは?」
ロブソン「会えばわかる。ここから先は螺旋階段だ。手すりなんて上等なもんはないから、落ちないように気をつけろよ」
こうして裸電球に照らされた階段を降りること十数分………

〜博物館地下霊廟〜
階段の先の扉を開けると、そこに広がっていたのはサッカーグラウンドが幾つも入りそうな石造りの広大な空間だった
天井も高く、目算でも十数メートルはある。だが、それよりもロリマーを驚かせたのはその中心にある青白く光り輝く丘だった
そこだけ土が剥き出しになっており、さらに周囲には数え切れないほどの剣が突き立っていたのだ
ロブソンに促され、剣がない小道を昇っていくと、そこにあったのは花に包まれたベッド。眠っていたのは………

ロリマー「!?」

輝く金色の髪、白い肌その面差しは少女らしい清楚さと抗いがたい威厳と凛々しさが同居しており、さらに身に纏うシンプルな

997 :森崎名無しさん:2011/04/06(水) 02:47:11 ID:???
シャツと黒い膝までのスカートがその身の荘厳さをより一層引き立てていたその美しさは一瞬ロリマーに初恋の君のことを忘れさせた。
ロリマー「ろ、ロブソン。彼女が………」
ロブソン「そうだ。これがロブソン家がイングランドの王となったもの達から密命を受け、代々護り続けてきた存在………」

   王(キング)アーサーだ

アーサー王とは少女だったのか………!!驚き冷めやらぬまま再びその顔を見るロリマー。そして次の瞬間!
王(キング)「フ、フガッ」

プックウゥゥゥウ!
−−−それはそれは見事な、鼻ちょうちんであった。−−−
百年の恋も冷めるその光景に凍りつくロリマーとロブソン。やがてロブソンはぶつぶつと呟きはじめ……
ロブソン「………これでこの場は一旦引いてロリマーにコイツがカリスマ溢れる存在だと見せかけることでロブソン家が
こんなのを代々護り続けてきたという事実を隠そう大作戦が破綻しちまったじゃねーか!
寝ている時までやらかさんと気がすまんのかコイツは! 起きろーーー!!」
キレた
ズビシ!!
王(キング)「いづぅ!?」
お〜っとロブソンくんの強烈なデコピンだ!
キングくん! ベッドから転がり落ちた!
王「あがが……て、敵襲!! 敵襲ですか!?」
ロブソン「起きたかボケキング」
王「ぬうっ! てめえはジュニア!! …試合テレビで見ましたよ……やーい! やーい! 一勝しかできないでやんの!! 国の恥さらし乙」
ロブソン「(イラッ)………やはりお前はじいさんの遺言通り、上の改装のドサクサに紛れて埋めるべきだったようだな………!」
王「おんや〜? そんなこと言って良いんですか? ここに来たってことは、私の力を借りたいんじゃないんですか〜〜? ん〜〜?」
ロブソン「………ああ、そうだ。大飯ぐらいのロクデナシの穀潰しの分際でサッカーだけはやたらと上手いお前の力を借りに来た………
この通り頭を下げよう。俺のプライドはボドボドだ!!………これで満足か?」
王「足りませんね(キリッ) とりあえず全裸土下座した後、そのまま前転してブリッジして下さい」
ロブソン「よし、殺す!」 王「やんのかコラ」
ぎゃいぎゃい やいのやいの

998 :森崎名無しさん:2011/04/06(水) 02:55:15 ID:???
目の前に広がるアレな光景に思わず無言になるロリマー。さっきはあれほど神秘的に見えた剣の丘の光景もよく見回してみると
テレビやゲーム、ないすぼぅとすとらっとくん全945巻がそこらに放り出されている。これらを見て、ロリマーは一つの結論に達した!

ロリマー「ロブソン………お前………あのアルゼンチンのFWと同じ病に……」
ロブソン「へっ?……… なにィ!? ちょ、おま!?」
ロリマー「だってその子、可愛いけど頭が残念な普通の女の子なんだろ………ハッ!?………誘拐して監禁して洗脳……!?」
ロブソン「ウェイウェイウェイウェーイトォ!怖いこと言うな! 何が悲しくてコレをさらわにゃならんのだ!?
コイツリアルアーサー。ミーの言ってること全てトゥルー! OK!?」
ロリマー「うん、わかってる……ロブソン家(笑)が代々護り続けてきた(笑)アーサー王(笑)なんだよな。わかってるから………」
ロブソン「全然わかってねえ! 俺………ここを出たら警察に通報するんだ………って目だそれは!!」

ロリマーの養豚場のブタを見るような目に戦慄するロブソン
狼狽する彼を救ったのは、意外にも言い争っていた王(キング)だった。無論………最悪な形で
王「………なんか面白い展開になっていますね………ですが、敵を前にして隙を見せるとはいただけません。
ジュニア、そこの私のカリスマを疑う無礼な少年と一緒に………消し飛びなさい! 来い! 我が剣(ボール)よ!!」

グワアァァァア!!

ロブソン「!? キング、貴様!?」
ロリマー「な、何だこの光は!?」
王「約束された!(エクス!) 勝利のけぇぇぇん!!(カリバァァァア!!)」

ズバシュゥゥウウウ!!

先着一名様で
★王「市ぬが良い」→エクスカリバー 78+! card
 そこまで堕ちたか!→パワーブロック 65+人数補正(+1)+! card 
 何が何だか…わからない→ブロック 56+人数補正(+1)+! card ★

★と★の間を書き込んでください
攻撃側 - 守備側の数値の差でオチが分岐します
王のカードがスペード・クラブでスキル【英国紳士】が発動し判定に(-10)されます

999 :森崎名無しさん:2011/04/06(水) 02:56:27 ID:???
★王「市ぬが良い」→エクスカリバー 78+card
 そこまで堕ちたか!→パワーブロック 65+人数補正(+1)+card 
 何が何だか…わからない→ブロック 56+人数補正(+1)+card ★

1000 :森崎名無しさん:2011/04/06(水) 14:10:57 ID:???
王は忘れていた。昔、今のようについムカつく相手を後ろから殺っちまったことがあったのだが、その時
『そんな騎士道に外れた行いをしちゃダメだゾ☆』
とかほざく声が聞こえたかと思うと、王の証の剣がポッキリ折れてしまい、家来たちからむっちゃ怒られカリスマが消滅した時のことを
故にそれは、天罰であったのかもしれない
ツルッ!
王はコケた。けぇぇぇんとか叫びながら仰向けにコケた。軸足に読み散らかした漫画本を踏み付けていたのがその原因である。
ゴキッ!
そのまま後頭部をベッドの角に打ち付け、王は動かなくなった
ところで皆様は、とある商人が提唱したこのような理論をご存知だろうか?
『転んだ瞬間に全身の力を消力(シャオリー)! これにより、確実なる会心の一撃をもたらすッ!』理論を
あの瞬間、王がその状態にあった。
王がサッカーを覚えて初めての究極のインパクトが生まれ、

ズバシュゥゥウウウ………ドガァァァアン!!
ボールは天井に炸裂した
ロブソン「な、何がしたかったんだ…この馬鹿は。まあいい、トドメを………」
ロリマー「そ、それどころじゃないぞロブソン! 崩れる! 崩れる!」
慌てて三人は脱出したのだった
ロブソン「三人? ロリマー、何でコイツ助けたりしたの………?」
ロリマー「えっ!?」
王「う、ううん………はっ! 『わたしはしょうきにもどった!』 ありがとう、ありがとう
、あなたがわたしをたすけてくれたのですね」ロリマー「は、はあ………」
ロブソン「(コイツ、俺達を殺ろうとしたことをごまかすつもりだな)」
王「おれいに、あなたにさいきょうのさっかーちーむをあたえましょう!」

こうして三人のメンバー集めの旅が始まった!
イギリスのメシマズに挑戦しに来た美食家BMI・超人師弟コンビ、バラクーダ&ウォーズ
探偵の本場にやって来た日本の高校生探偵とその相棒・父親萌えの天才パサー等々、最強のメンバーが集まっていった
ちなみにWYの翌年、1992年にプレミアリーグが設立されることでイングランドサッカー界は復興し、
生え抜きの二人は代表としてはともかく選手としては成功を収めるのだが、この時結んでしまった変態達との縁に苦しむことになるのだった
〜ロリマー地獄変 ここからが本当の地獄だ〜 完

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