キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】

703 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/10(日) 18:03:55 ID:???

同情、嘲弄、罵声、キャプテンの責務放棄を詰る声。
容赦なくさとりを突き刺すが、さとりの表情はこの期に及んでも平静そのものだった。

さとり「(こんな程度、数多の心の裏まで読んできた私にはそよ風程度にも足りえません……!)」

グルンッ! グォオオオオッ!

シュートを撃つさとりの、特異すぎるフォーム〜ボールを前に回転する動作〜を前に、罵声も何もかも静止する。
それは家屋を、木々を、周辺あらゆるものを空中に巻き上げる竜巻と呼べる程荒々しくはない。
職人細工の施された、上品で艶やかな紫紺の独楽のようだった。
だが―――これまでゴールを守り抜いてきた萃香に向けて打ち出されたシュートの威力は暴威そのものだった。

ドッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

霊夢「なっ―――」 松山「―――っあ」

霊夢を、松山を、チームのDF達を……ファイヤーショット以上の衝撃で軽々と宙に吹き飛ばし進む。
芝を巻き上げ、くっきりと痕跡を残して、小さな巨鬼の守護するゾーンまで到達する。

萃香「(な、何てシュート……っ! 角の先っちょまでビリビリっ、くる……!
    これは霊夢の―――に匹敵する……っ!? だ、だからって……ゴールを許すもんか……!!)
    う、おおお、ああああああああああああああっ!!!!!!」

萃香が片腕だけでなく、両の腕を渾身の力で叩きつけ――――――
せめぎあうことすらなかった。
鉄壁を誇った鬼が高々と舞い上げられ、ゴールネットを引き裂く音とがほぼ同時に発生した。

ピ、ピィィィィィイーーーーーーーーッッ!!!


*松山チーム 4−1 地霊殿チーム


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0ch BBS 2007-01-24