キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/04(月) 19:14:38 ID:VciPDMqw
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。
…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)
629 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/20(水) 20:29:26 ID:???
おっと、そうそう彼(?)を忘れてましたね!
ではレッチェのポストという項目を追加しておきますかwww
630 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 12:14:48 ID:???
> 《スペード》 決まらない(Aパターン)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルネバーレ「うおぉぉぉぉぉっ!!」
カステッリーニ「させるかよっ!!」
巨漢のカルネバーレに対してカステッリーニが正面切って競りに向かった。
ポジショニングから跳躍まで、その動きは見事な物だったが・・・
ここは彼の見せ場にはならなかった。
シューマッハ(フン、ハイボールの処理なら・・・)
カステッリーニ「いっ?」
ザッ!
シューマッハ「オレの出番だろ!!」
ここでフィールダーの争いに割って入るように、GKのシューマッハが飛び出した。
端正なマスク、長く伸ばしたブロンドの髪にそぐわない巨体が空を舞ったのだ。
631 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 12:17:15 ID:???
ガシィィィィィィッ!!
カルネバーレ「なにぃっ!?」
シューマッハの大きな掌が先にボールを掴んでいた。
その直後、カルネバーレが勢い良く額をボールに叩きつけたが、既にビクとも動かなかった。
力負けという形を見せられたカルネバーレとしては少なからずショックである。
シューマッハ「フフ・・・どんどん来い、どんどん上げて来い。 だが1点もやらないぜ?」
クスタ(やれやれ・・・)
カルネバーレ「野郎・・・!」
イスラス(あの馬鹿力を抑え込んだか・・・。)
ディッテンベルガ(白い巨人の実力は確かという事か。)
実力の一端を見せつけ、パルマのサポーターは大いに湧いた。
逆にレッチェ側はここから先、頭を悩ませる展開になる事を想像させられた。
レッチェで最多得点を挙げている、カルネバーレのパワーヘッドが軽くいなされたからである。
しかし考えている時間は与えられない。 パルマも当然のように素早く攻撃を仕掛けるからである
632 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 12:18:37 ID:???
シューマッハ「そら、コンティ!」
コンティ「おお、儂か? 任しちょきぃっ!」
シューマッハからのロングスローで、パルマのゲームメーカーに当たるコンティがボールを持った。
生粋のカプリ島、アナカプリ弁を口にして、コンティが気合を示した。
コンティ「さーてと、レッチェの守備はどないなっちゅうかのぉ?」
先着で
★コンティの見立て→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 シニョーリにはダブルボランチがマーク、サイドのケアも出来てる
《ハート、スペード》 シニョーリにはダブルボランチがマークに着いている
《クラブ》 守備への切り替え中、僅かな隙をコンティは見切った
《JOKER》 ???
633 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 12:19:04 ID:???
★コンティの見立て→
ハート7
634 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 12:56:05 ID:???
> コンティの見立て→ ハート7
> 《ハート、スペード》 シニョーリにはダブルボランチがマークに着いている
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シニョーリには・・・早くもガチガチにマークが着いていた。
当然レッチェが誇るダブルボランチ、ジャシントとリベリがである。
コンティ(そりゃーそうくるじゃろうのぉー、儂でもそうすりゅ。
さっきのはキックオフ直後の僥倖・・・ここから勝負じゃぜ。)
昂ぶった気分を一旦仕切り直した。
中央を切り裂くシニョーリに厳しいマーク、当然予想された手である。
この手への返しは用意してあるが、ハイペースになり過ぎても後が痛い・・・
ここは遅攻で崩すがベターと、ゆっくりボール回しを狙うが・・・
先着で
★ゆけマンチカン→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 軽く出されたショートパスをマンチーニがカット
《ハート》 軽く出されたショートパスをマンチーニが弾いた
《スペード、クラブ》 パルマのパス回しが始まり、しばらく膠着へ
《JOKER》 ???
635 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 12:58:05 ID:???
★ゆけマンチカン→
スペード6
636 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 13:30:08 ID:???
> ゆけマンチカン→ スペード6
> 《スペード》 パルマのパス回しが始まり、しばらく膠着へ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
コンティ「そりゃっ」
ポンッ!
ディモス「ほいさっっと。」
このパスを皮切りに、暫し展開は膠着を見せた。
パルマの中盤はコンティを中心として攻撃で高いパフォーマンスを見せたが、
レッチェは守備を得意とするマンチーニが中央を陣取り、なかなか前に進ませなかった。
サイドの攻防についてはパルマもレッチェもそこまで積極的でなく、中々ボールが動かない。
カルネバーレやミケーレが時々抜け出してバイタルエリアに到りそうになるが、
パルマDFは落ち着いてこれを迎え撃ち、危なげなくゴールを守っていた。
逆にパルマの抜け出しはシニョーリ以外の手で何度か見られたが、
ディッテンベルガの後ろへボールをやれる者は居なかった。
どちらも崩れない慎重な時間帯が15分・・・
両チームの攻撃の核と言える選手達がそろそろアクセルを吹かし始める。
637 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 13:31:53 ID:???
先着で
★どっちがボールを持って何がどうなった?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ≫ レッチェの見せ場から
≪ハート≫ レッチェがパルマの攻撃を食い止めたとこから
≪スペード≫ パルマがレッチェの攻撃を食い止めたとこから
≪クラブ≫ パルマの見せ場とこから
≪Joker≫ ここでブルノがNo.1基地外GK選手権にエントリー(ドリブルオーバーラップね)
638 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 13:33:10 ID:???
★どっちがボールを持って何がどうなった?→
ダイヤ3
639 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 14:49:32 ID:???
> どっちがボールを持って何がどうなった?→ ダイヤ3
> ≪ダイヤ≫ レッチェの見せ場から
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
中盤よりも前にはなかなかボールが回って来ない。
しかも、回って来たとしても自分の所は明らかに避けられている。
この事がシニョーリには頗(すこぶ)る不満であった。
シニョーリ(鬱陶しいなぁ、こいつら・・・・・・。 えいっ!)
リベリ「ジャシント、そっちだ。」
ジャシント「任せとけ!」
マークを振り切るべく、時にシニョーリは急なダッシュを試みていた。
だが2人がかり、しかも自分へのマーク以外の仕事を放棄した敵にそんな手は通用しなかった。
その事が益々シニョーリのイライラを増幅させていた。
シニョーリ「くそっ、パスくれよパス!」
とうとうシニョーリは我慢ならず、大っぴらにパスを要求し始めた。
高度なテクニックとは裏腹な精神的未熟さが顔を出しているのだ。
640 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 14:50:59 ID:???
コンティ(おーおー、うちの姫さんが御立腹じゃのぉ。
かちょ言って、あんなやり手にギチギチのマークされとりゃあ・・・まあええか。)
考えている割にはアバウトな判断でコンティがシニョーリにパスを出した。
ゴールを背に向けてシニョーリがこれを受け取り、
当然ジャシントとリベリもこれに合わせて、自分達にとってベストな位置取りをした。
シニョーリ「へへ、ボールさえ持てばテメェらなんか!」
クルン・・・ダダッ!!
相手の事など一切構わずシニョーリはドリブルを開始するが、
当然ジャシント達がこれを見逃してやる筈が無い。
ジャシント「させっか!!」
チッ!
シニョーリ「うわっ、マジ!?」
コンティ(あちゃー)
スピードに乗る前で真価を発揮していなかったのか、シニョーリは以外にもあっさりボールを弾かれた。
だがこれを俊足のウイング、ジャンカルロ・フェラーリが拾い、観客にようやく攻撃の目を予感させる。
641 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 14:52:13 ID:???
観客「お、ジャンカルロだ!」「Jrユースでの優勝メンバーだぜ。」「イスラスに負けんなよ!」
フェラーリ「期待されてるみたいだし、一丁頑張りますか!」
ズダダッ・・・!
三杉(ほう・・・)
新田(速いな・・・!)
やや中央寄りだったポジションからサイドに広がるよう、フェラーリはドリブルを開始した。
イスラス程ではないにせよ、その脚は他の選手に比べて明らかに鍛え上げられていた。
ここまでとはスピードの違う速攻がレッチェを襲う。
それに伴ない、高く取っていた守備ラインも下げなければならないシーンだったが・・・
先着で
★そう甘くないよな、レッチェは→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 ディッテンベルガがこの動きを読んで立ちはだかった。
《ハート、スペード》 イスラスがこの動きを読んで下がって来ていた。
《JOKER》 ブルノがこの動きを読んで上がって来ていた。
642 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 14:52:54 ID:???
★そう甘くないよな、レッチェは→
ダイヤ5
643 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 16:01:17 ID:???
> そう甘くないよな、レッチェは→ ダイヤ5
> 《ダイヤ、ハート》 ディッテンベルガがこの動きを読んで立ちはだかった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それに伴ない、高く取っていた守備ラインも下げなければならないシーンだったが・・・
そこで簡単に自分達の形を崩すレッチェではない。
ディッテンベルガ「おっと、そこまでだ。」
フェラーリ「うっ・・・(いつの間に・・・!?)」
『速攻・・・!』と思ってドリブルを始めたフェラーリを先回りしていたかのように、
中央に控えている筈のディッテンベルガが進行方向にて身構えていた。
敵を驚かす展開を作るつもりだったフェラーリは逆に驚かされ怯んでしまう。
フェラーリ(グゥ・・・だ、だけど抜けばチャンスなのは変わらない!)
ダダダッ!
ディッテンベルガ(力づくか・・・青いぜ。)
フェラーリ「このスピードが見切れっかよおっ!」
644 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 16:02:18 ID:???
ザシュィッ!
フェラーリ「ぐあっ!?」
ディッテンベルガ「オレがいつも相手にしているのは誰だと思っている?」
速さに任せたドリブルで強行突破を図ったフェラーリが直後に吹き飛ばされた。
クリークタックル・・・ディッテンベルガにとってはラフなプレイもお手の物。
まだ青さが残るパルマの若武者にとっては手痛いお灸となった。
ディッテンベルガ「そらっ!」
パシッ!
イスラス「・・・・・・・・・」
ディッテンベルガが前方に出したボールを、ウイングバックのイスラスが受け取った。
チャンスと見て若干ラインを上げていたパルマにとっては少しカウンター気味の形である。
ガリバルディ「チクショウがっ!」
イスラス「フン・・・・・」
ポン・・・
慌ててチェックに走ってきたガリバルディを、今度は相手もせずに中央に返す。
これを受けたマンチーニには引き気味な場所に居たシルが着くが・・・
645 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 16:05:06 ID:???
マンチーニ「そんなに迂闊に足を出していると!」
シュンッ!
シル「ゲッ! ま、不味い・・・」
マンチーニもドリブルには多少覚えがあった。
華麗と評すべきフェイントでアッという間にシルを抜き去る事に成功する。
これはいかんとコンティが後方から全速で追いかけるが、マンチーニは慌てずドリブルで進む。
相手が追いつく前に最終ラインの届く自信が彼にはあった。
先着で
★マンチーニのフィニッシュプレイ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 DFを引き寄せてイスラスにパス→クスタ以外釣られる
《ハート》 DFを引き寄せてイスラスにパス→トリノが釣られる
《スペード》 カルネバーレにスルーパス
《クラブ》 バナナシュートだ! 弾かせて捻じ込みなら・・・
《クラブ5以下》 おっとコンティに追いつかれたようだ
《JOKER》 マンチーニ「くらえパルマ、これがオレのネオバナナシュートだ!」 観客「は?」
646 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 16:06:32 ID:???
★マンチーニのフィニッシュプレイ→
ハート7
647 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 17:44:03 ID:???
> マンチーニのフィニッシュプレイ→ ハート7
> 《ハート》 DFを引き寄せてイスラスにパス→トリノが釣られる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダッシュしながらマンチーニはチラリと周囲を確認した。
前にはカルネバーレ、右辺前方にはミケーレ、そして左やや後方には・・・
マンチーニ(当然イスラスも来ている・・・!)
確認すると、彼はドリブルをやや右にへと広げた。
トリノの守備ゾーンに突っ込むぞと言わんばかりにである。
だが勿論この動きはフェイクであり、本命はイスラスだ。
マンチーニ(最終ラインが釣れてくれるとありがたいんだが・・・!)
半ば祈るように走り抜けるマンチーニだが、彼がこのまま強引にでも突破を狙うとはパルマも思っていない。
イスラスかカルネバーレがフィニッシュを狙ってくるのは決定力からも当たり前である。
しかも彼等はマンチーニの実力も既に把握済みである。
クスタ「トリノ、マンチーニを宜しく。 キミならば問題ないでしょう。
当たる直前でカルネバーレに出されても後ろは心配無用です。」
トリノ「わぁってるぜ! うおおぉぉぉっ!」
648 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 17:45:13 ID:???
マンチーニへはトリノをぶつければ問題なく・・・
カルネバーレに出されてもクスタ自身がフォロー、イスラスならばカステッリーニと2人で対処。
どのように展開されても防ぎきれるようにクスタは戦力分配していた。
トリノ「そらっ、ここは蛇の道だぜ!」
マンチーニ「(クソッ、一人だけか・・・しかし!)ここだっ!」
ザッ・・・!
・・・シュパァァァァァン!!
完全に寄り切られるよりも早く、マンチーニはボールを捨てた。
ボールを右斜めに追い越しつつ位置をスライド、左サイドに向けて利き脚アウトサイドで蹴り出した。
バナナシュートのようにカーブがかかったパスは、イスラスの走り込む方向にピタリと合う。
トリノ「チッ、逃げやがったな!」
マンチーニ「後で相手してやるさ・・・(頼むぞイスラス)」
649 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 17:46:33 ID:???
キュルキュルキュル・・・トン
イスラスがこのパスをトラップし、いよいよレッチェの見せ場となっていた。
迎え撃つはファビオ・カステッリーニとクスタ・イスマエルである。
クスタ「残念でしたね、1対1ならばまだ勝負になったところですが・・・」
イスラス「・・・・・・猪口才だな・・・」
スゥ・・・
ズダダダダダダ!!!
瞬間的な脱力からのアクセル、イスラスは必殺の高速ドリブルを繰り出した。
驚くべき速度でパルマゴールに向かって攻め寄るが、クスタらの表情に焦りは全く無かった。
クスタ「ファビオ、チャレンジ&カバー!」
カステッリーニ「アイアイサー!」
迫るイスラスに対し、先ずはカステッリーニがアタックに向かう。
650 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 17:47:55 ID:???
最前線の守り手がボールに対してのプレッシャー意識を決定、ファーストディフェンダーになり・・・
ボールの動く方向に対してセカンドディフェンダーがカバーするのがチャレンジ&カバーである。
ファーストになる者は後方のリスクを考えず、思い切った1対1を挑む。
セカンドはシュートコースを塞ぐと同時に、第三者へのパスにも寄せられるポジションを取りつつ・・・
当然ながらファーストが抜かれた後のセカンドアタックも担わなければならない。
この連携をスムースに、効果的にやってのけるには互いに実力と信頼が必要とされる。
セカンドになる者には視野の広さや経験が求められるが、クスタは打って付けの人材だ。
そして後ろにクスタが控えているからこそ、ファーストのカステッリーニは大胆にアタック出来る。
カステッリーニ「アンタの凄さは肌で感じるぜ・・・だがそれでも通しゃしねえ!」
イスラス「・・・猪口才だと・・・・・・二度同じ事を言わせるな!」
先着で
★イスラスvsファビオ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
≪ダイヤ、ハート、スペード≫ イスラスが抜いた!
≪クラブ≫ イスラスがボールを奪われた!
≪JOKER≫ イスラス「・・・・・・ここだ、ここでオレの全力を見せる・・・!」
651 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 17:48:58 ID:7L3A6bqg
★イスラスvsファビオ→
ハート5
652 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 18:34:42 ID:???
判定を繰り返すごとに奪われる確率が上がるのか?
653 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 18:45:14 ID:???
> イスラスvsファビオ→ ハート5
> ≪ハート≫ イスラスが抜いた!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダダダダダダダ…!
ズダダダダダダダ…!!!
カステッリーニ(う、うお・・・間近で見るとまた一段と! けどっ・・・!)
イスラス「……」 ズキン…ズキン
ズシャァァァァァ!
イスラスの高速ドリブルを間近で繰り出されながら、なお呑まれずスライディンに行った彼は立派だった。
しかし、それでもイスラスと勝負するにはカステッリーニでは役者不足と言わざるを得なかった。
高速ダッシュから高速のサイドステップに繋がれては、並以上のDFでも対処が追いつかないのだ。
イスラス「無駄だ・・・」
ダダダダダ!
ヒュイ! ダダダダダダ!
カステッリーニ「な、なんだよそりゃぁっ!(あんなステップ一つで・・・同じ人間かよ!?)」
イスラス(次・・・!)
654 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 18:47:41 ID:???
クスタ「ファビオを抜くとは流石! だが、ここからですよ!」
イスラス(・・・・・・)
カステッリーニを抜き去った直後に現れるクスタ。
彼の言葉通り、イスラスはまだ露払いを退けたに過ぎなかった。
イスラスは口を真一文字に結び、高速ドリブルの世界をさらに繰り広げる。
先着で
★イスラスvsクスタ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 うおぉぉぉ! イスラスがクスタを抜いたどおおお!!!
《ハート、スペード絵柄》 ボールを弾かれた! そして・・・
《スペード数字》 ボールを奪われた!
《クラブ》 ボールを奪われ、しかも・・・
《JOKER》 ???
655 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 18:48:07 ID:???
★イスラスvsクスタ→
ハート10
656 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 19:35:18 ID:???
> イスラスvsクスタ→ ハート10
> 《ハート》 ボールを弾かれた! そして・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダダダダダダダ!
勢いの止まるところが無いイスラスの高速ドリブル。
カステッリーニを抜いた直後でもそれに変わりはなかった。
しかしクスタはこのスピードに動じない。
クスタ(イスラスのドリブルスピードを追ってボールを奪おうとしても無駄な努力。
迂闊に足を出せば、切り替えしによって振り切られるだけ・・・ゆえに!)
ここでクスタはボールを完全に無視し、イスラスの身体だけを追った。
どれほどの高速でも、ボールではなく人間ならば目で追える。
イスラスと自身の身体が離れ過ぎないよう距離を意識し・・・
イスラス(・・・ついて来る・・・・・・!? ・・・ならばここで切り返す!)
・・・ザシュッ!!
クスタ「それを待っていた!」
657 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 19:37:30 ID:???
高速での切り返し、スピードのベクトルは一気に反転を見せる。
しかしその際、急ブレーキ、零速度、急加速は当然起こる自然現象だった。
そしてクスタはこうなる事を期待してイスラスを睨んでいたのである。
クスタ「捉えましたよ!」
イスラス(・・・!!?)
ガシィィィッ!!!!
イスラスの速度が零地点になった瞬間、クスタはイスラスの肩にショルダーチャージを見舞った。
肉体の強靭さ、パワーという点で、クスタはイスラスの遥か上に位置している。
イスラス「グッ・・・!」
グラリ・・・とイスラスの身体が傾き、その強靭な足腰がバランスを崩すのが見えた。
そしてボールは彼の足を僅かに離れ・・・クスタはそれを弾き出す事に成功した。
ただ、彼はイスラスがもっと崩れて完全にボールを奪えると思っていた為、
そこは誤算が込められた結果となっている。
658 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 19:38:31 ID:???
先着で
★弾かれたボール→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 カルネバーレがパワーヘッド捻じ込みを狙った
《ハート》 マンチーニがフォロー、バナナシュートを撃ってみた
《スペード、クラブ》 シューマッハがキャッチ
《クラブ5以下》 トリノがフォロー
《JOKER》 ???
659 :
森崎名無しさん
:2011/04/21(木) 19:39:34 ID:???
★弾かれたボール→
ダイヤJ
660 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/21(木) 19:43:25 ID:???
ボールはまだ生きている…!
といったとこで本日は更新を終了します。
それでは次回も宜しくお願い致します。
661 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 00:35:34 ID:???
乙でした!
662 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 09:49:26 ID:???
>>661
乙感謝です、その一言がガッツになるのぜ!
=============================================
> 弾かれたボール→ ダイヤJ
> 《ダイヤ》 カルネバーレがパワーヘッド捻じ込み
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
クスタによって外に弾かれたボール・・・これは逆サイド側へと流れていった。
着地点はパルマのPA左角のやや外側といったところであろう。
トリノ、モゼ、マンチーニの3者が一斉にこの位置へ走りこんだ。
トリノ「よっしゃ、クリアだ!!」
モゼ「させるか、このチャンスを!」
マンチーニ「球際への執着心なら・・・オレ達は負けん!」
ガシィッ!!
単純に競り合い、フィジカルの強さならばトリノはこの中で最も優れていただろう。
しかし2対1という人数差、そして南イタリアの泥臭い執念がこの差を覆した。
663 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 09:50:50 ID:???
トリノ「なんだとっ!?」
マンチーニ「いけぇっ! カルネバーレ!!」
カルネバーレ「うおおっ、任せろおっ!!」
レッチェは競り勝ち、ボールをPA内に戻す事に成功する。
そしてこの手の浮き球であればカルネバーレの真骨頂、パワーヘッドの出番だ。
しかもクリア相手もおらずフリーで放てる貴重な一撃、普段ならばゴールは貰ったも同然・・・
シューマッハ「ハッ、来やがれっ!」
だが今日の相手はデンマークのユース代表GK、シューマッハである。
ゴールを奪える保証はまだ得られたとは言えない。
それを承知の上でカルネバーレが豪快に吠えた。
カルネバーレ「いくらテメェが相手でもフリーで負けられっか!! 喰らえ!!!」
ドゴォォォォォォォォォォッ!!!!
664 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 09:51:51 ID:???
先着で
★瞬間フリーパワーヘッドvsミラクルウォール→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート絵柄》 ゴールが決まった。
《ハート数字》 ボールは弾かれ・・・クスタがクリアした。
《スペード、クラブ》 シューマッハがガッチリとキャッチ。
《JOKER》 これ実はポストプレイでした。
※カードの数字が7の場合、マークに関係なくシューマッハが勝利
665 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 10:03:36 ID:???
★瞬間フリーパワーヘッドvsミラクルウォール→
スペードA
666 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 11:56:07 ID:???
> 瞬間フリーパワーヘッドvsミラクルウォール→ スペードA
> 《スペード》 シューマッハがガッチリとキャッチ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
競り合う者もコースを遮る者もない、フリーの状態でシュートを撃てるということ。
試合においてそのような状況になど、そうそうなる物ではない。
ゆえにストライカーにとっては天禄とも言える幸運な瞬間であろう。
レッチェのパワーストライカー、ベニート・カルネバーレは味方の支援によって
この稀なる機会を与えられて・・・・・・そしてゴールを奪えなかった。
ガシィィッ!!
カルネバーレ「なっ・・・」 マンチーニ「にいっ!?」
実況「な、なーーーんと!! シューマッハくん、カルネバーレくんのパワーヘッドをキャッチ!
フリーで撃たれたというのに何という反応! 何というパワー!」
ディッテンベルガ「クッ!(あれでも無理なのか・・・!)」
カルネバーレのパワーが込められたボールを、シューマッハは両手に収めていた。
自分の自慢のパワーがさらに強い力で押さえつけられたよう、カルネバーレには見えた。
彼は着地した後も茫然自失で立ち竦んでしまう。
667 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 11:58:17 ID:???
カルネバーレ「う・・・嘘だ・・・・・・」
シューマッハ「フッ、なかなかの威力だったぜ。 そらっ!」
グワアァァァァッ!!!
実況「おっと!? シューマッハくん、時間を置かずにここはワンハンドスロー!
凄い飛距離だ、ボールはグングン距離を伸ばしてコンティくんに今届いた!」
コンティ「ははっ、たまるか! 流石はウチの守護神じゃ!
さあここらで儂らもエエとこ見せちょうぞ!!」
パルマとしては当然狙うカウンターアタック。
ボールを持ったコンティはそのままギアを上げてドリブルを開始した。
彼とマッチアップするマンチーニはここには居ない。
マンチーニ「しまった、戻れ戻れ!!」
慌てて戻るレッチェの攻め手達、だがそうそう間に合うものではない。
人数をかけて攻めていたからには守備は薄手となり、敵の攻撃速度もそれだけ速いのだ。
頼みのジャシント・リベリはシニョーリのマークを放棄するわけにはいかず・・・
やはり門番であるディッテンベルガが何とかするより他に無かった。
668 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 11:59:26 ID:???
ポンッ!
コンティ「そりゃディモス、サイドじゃ! そんで・・・」
ディッテンベルガ(サイド!? マズイな・・・!) サササッ
ボールは中央のコンティから左サイドのディモスに渡った。
レッチェのサイドバック、チェーザレがこれに当たらねばならないが、このサイドにはタルデリも居る。
2対1は危険と判断し、ディッテンベルガがフォローに行くが・・・
タルデリ「さあ決めて来ようぜ!」
ディモス「おお、やってやるぜ!!」
シル「オレも居るんだぜ!!」
ディッテンベルガ「さ、3対2か・・・!!」
チェーザレ「げげげぇー!!」
レッチェは左サイド、180度の世界において人数差を作られ・・・さらに中央にはコンティも居た。
チェーザレの弱さを考えれば実質1対3、ディッテンベルガにとって最大の危機が訪れた。
669 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 12:00:41 ID:???
先着で
★サイドで1対3(実質)→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ディッテンベルガが貫禄の守備を見せた
《ハート、スペード》 ボールをこぼされ、それをコンティがフォロー
《クラブ》 タルデリに抜け出されてさあ大変
《JOKER》 すげぇ、ディッテンベルガさんがマジであの皇帝に見えるぜ!!
670 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 12:03:59 ID:???
★サイドで1対3(実質)→
ハートK
671 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 13:33:39 ID:???
> サイドで1対3(実質)→ ハートK
> 《ハート、スペード》 ボールをこぼされ、それをコンティがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ディッテンベルガのマーク技術があれば、1対1で抜かれる事はまず考えられなかった。
足を出さずに相手の動きをけん制し、抜くコースも他の行動も抑え込む事が出来るから。
しかし攻め手3枚であればこの技術は役に立たない・・・
タイミングを測って足を出す以外、ここを守る方法はなかった。
ディッテンベルガ「退けぇっ!!」
ズサアァァァァァッ!!! ガシュッ!
ディモス「痛えぇぇぇぇぇぇっ!!!」
ディッテンベルガは暴力的なタックルでボールホルダーを吹き飛ばし、ドリブルを止めてみせた。
だが彼が立ち上がるよりも早く、シルがこのボールを掠め取ろうと駆け寄る。
シル「貰ったぜ!!」
ディッテンベルガ「グゥっ!!」
チェーザレ「さ、させるかっ!!」
ボールを足で挟み込もうとするディッテンベルガ、掻き出そうとするシル
それからクリアを狙うチェーザレの3者が重なり合った。 その結果・・・・・・
672 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 13:34:47 ID:???
ポーーーン!
実況「あっと、上だあぁぁぁぁ! ボールは上に跳ね上げられました!
この混戦の中、タルデリくんがボールに飛びつく!!」
タルデリ「これで頂きだ!」
ディッテンベルガ「・・・っせるかぁ!!」
倒れこんだ体勢にも構わず、ディッテンベルガはタルデリに遅れて跳んだ。
諦めることのないボールへの執念が見られたプレイだが・・・
いくら彼でもこれは無理だと観客の誰もが思っていた。
ガッ!!
タルデリ「!?」
ディッテンベルガ「!!」
しかしこのボールもディッテンベルガは敵の手にやらなかった。
競り負ける事なくボールをこぼして見せたのだった。
673 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 13:35:54 ID:???
不運か必然か・・・このボールを拾ったのがコンティでなければ、
今のディッテンベルガのプレイによってレッチェのモチベーションは跳ね上がっていただろう。
実況「ああーーっと、これは不運!! こぼれたボールがコンティくんの元に!?」
コンティ「しゃっはぁ! 2点目はもろうたのぉ!!」
ジャシント「クッ、限界だぜリベリ!!」
リベリ「ああ、行けジャシント! オレはこいつへのボールを全力でシャットアウトする!!」
シニョーリ(キラーン)
この事態になり、遂にマークの一人がシニョーリの側を離れた。
最早そうせざるを得ない状況に陥ってしまっていた。
ジャシント「うおおおっ!! 止まりやがれえっ!!」
コンティ「はっはぁー、まっことおもろい試合じゃのお! じゃけんど・・・!」
674 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 13:37:38 ID:???
先着で
★コンティのフィニッシュメイキング→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ドリブル
《ハート、スペード》 ロングパス
《クラブ》 パス
《JOKER》 ロングパス、そして
675 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 13:37:55 ID:???
★コンティのフィニッシュメイキング→
スペード6
676 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 13:38:13 ID:???
★コンティのフィニッシュメイキング→
クラブ6
677 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 17:54:06 ID:???
> コンティのフィニッシュメイキング→ スペード6
> 《スペード》 ロングパス
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シニョーリ「コンティッ、こっちだ!」
コンティとの勝負に賭けようとしているジャシントの耳に雑音が入る。
さっきまでマークしていた、最も警戒しなければならないシニョーリの声だ。
ジャシント(ギッ、あのガキ・・・! 頼むぜリベリ・・・)
ヤツへのパスは冷静なる相棒リベリが阻んでくれると信じ、ジャシントは必死に集中した。
目の前の相手からボールを奪取すべく、意識と視野をググッと狭めた。
コンティ「そうれ、パスを要求されちょうからな!」
ジャシント「クッ・・・!!」
ダッ・・・! シュパァァァァン!!
コンティがパス狙いで蹴り出す様に気付き、ジャシントは反射的にシニョーリへのコースを塞いでいた。
そのままドリブルに来られていたら、そのままに振り切られていただろう。
だがコンティのプレイはジャシントの反射の通りにパスだった・・・ だった筈だが・・・
彼の蹴ったボールはジャシントの跳んだ先とは、まるで見当違いの方向を飛んで行くのだった。
678 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 17:56:17 ID:???
ジャシント(あ!? 何処へ蹴ってやがる・・・ミスキック・・・?)
シニョーリとコンティ、その2人しか意識の中に居なかったジャシントは理解に到らなかった。
このボールが右サイドを走るジャンカルロ・フェラーリの前方に出されたパスだったとは。
トンッ
フェラーリ「ナイスパス、コンティさん!」
コンティ「しゃっしゃ、この混乱の中じゃオフサイドトラップもなんも無理かぁらん!!」
ジャシント「!!!」
リベリ「まさか!?」
シニョーリ「どこ蹴ってんだバカヤロー!」
コンティ「ほたえな姫さん! ざんじこじゃんちパス出しちゃるきに!!!」
レッチェボランチの2人は驚愕によって呻いていた。
どういう選択であろうとも、自分達を分断して中央で勝負するのがパルマの狙いだと・・・
そう思い込まされていたところで第3の選択、更にもう一つ煙に撒かれてしまったのである。
手玉に取った2人(?)のやり取りも彼等の耳に忌々しく突き刺さった。
679 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/22(金) 17:57:17 ID:???
だが残酷にもフェラーリは抜け出してゴールへと一直線だった。
スルーパス気味のボールはオテッロをフェラーリから引き離し、残るはブルノただ一人。
レッチェの運命は最早風前の灯だった。
先着で
★奇跡起こりますか→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 ブルノさん抜かれども、寸前でイスラスが追いついてカバー
《それ以外》 敢え無くブルノさん2失点目
《JOKER》 ブルノさんが超ウルトラグレートファインプレイ
680 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 18:00:22 ID:???
★奇跡起こりますか→
ハート3
相変わらずブルノさん関連の判定は鬼畜だw
681 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 18:01:26 ID:???
★奇跡起こりますか→
スペードA
682 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 18:01:34 ID:???
レッチェがかわいそうだ。
683 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 18:01:48 ID:???
もうだめだー
684 :
森崎名無しさん
:2011/04/22(金) 18:04:19 ID:???
もうGK交代じゃ!おめえの出番だ!ポスト!
685 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 09:10:24 ID:???
人気投票始まったばかりだけどポストの健闘すげえw
686 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 19:41:18 ID:???
>>685
今見てきた
票数もコメント数も最多かよ
687 :
森崎名無しさん
:2011/04/23(土) 22:09:14 ID:???
まずいwこの調子だとポストとブルノにワンツーフィニッシュされかねんwww
688 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 09:16:17 ID:???
そういえばファケッティさんの項目ってあります?
689 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:01:33 ID:???
ちょっと昨日は体調不良で死んでました。
その間に人気投票が始まり、当事者の癖に祭りに乗り遅れた感・・・
そしてこの順位は一体・・・まあ更新を始めましょうか・・・・・・
>>682-684
今回はレッチェに対してスレ主がドS炸裂しています。
皆さんにとっては結構な思い入れがありインパクト大だったチームかと思いますが・・・
流石にGKの差は巨大ですね。
>>685-687
どういう事なの・・・
これはまさにブルノさんへのアンチテーゼなんでしょうか?
しかしブルノにも票が入ってる驚愕の事実
理解不能理解不能
>>688
おっと、ファケッティさんもしかして抜けてたかもです。
ユーべのキャプテンなのに忘れちゃったよファケッティさん!
690 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:05:14 ID:???
> 奇跡起こりますか→ ハート3
> 《それ以外》 敢え無くブルノさん2失点目
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゴールに迫りくるドリブラーを確認し、ブルノは久々にシリアスになっていた。
前半もうすぐ30分になろうという時、イスラスが止められディッテンベルガも突破された。
この流れの中で失点する事はレッチェというチームの幹が折られるほどの危険があった。
ゆえに・・・
ブルノ「仕方ねえ・・・オレも形振り構ってらんねーぜ!!!」
三杉(あの目・・・何かをやらかす人間の目だ・・・・・・。
そしてこの予感、ミハエルの時のような悲劇が起きる・・・!?)
只ならぬ気配を三杉も感じていた。
奇跡や悲劇が起こる時の雰囲気の異様、覚悟をした人間の目・・・
そういった物事に敏感な三杉はヘソの辺りをギュッと締めてゴール前を注視した。
691 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:06:33 ID:???
ズダダダダダダダダ!!!
実況「さあゴール前にフェラーリくんが迫る! 1対1、レッチェは絶体100%絶命だーーー!
−−−−っとぉ!? 後方からイスラスくんが猛然と追っている、走っている!
これはフェラーリくんが撃つ前に間に合うかぁ!?」
三杉「イスラス!!」
イスラス(・・・・・・)
ボールを奪われた時、パルマのPA内にいた筈のイスラスが自陣まで戻ってきていた。
もの凄い脚で失点を防ぐために必死の形相で走っていた。
ここで失点するか否かが、この試合の大きなターニングポイントになる事は彼も理解していたのだ。
亀裂骨折しているアバラ骨が悲鳴をあげるが、今はそんな事は関係なかった。
しかし・・・現実は残酷だる。
イスラス(・・・間に合わんか・・・・・!?)
距離が離れすぎていたし、フェラーリ自身も俊足・・・
そして何よりパルマのカウンターは、ここまで持ってくるのが憎らしいほど早かった。
692 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:08:29 ID:???
フェラーリ「1点貰うぞっ・・・!」
イスラス「クッ・・・」
ディッテンベルガ「なんと言う事だっ・・・!」
ブルノ「させるかぁぁぁぁぁっ!!!」
実況「おーーっと、ブルノくん飛び出した! これは珍しく好判断か!?」
まさにフェラーリがPA内に侵入しようという、その直前・・・ブルノは飛び出していた。
相手のシュートコースを可能な限り失くし、あわよくば枠外を誘発させるつもりだ。
フェラーリ「そんな手が通用するかっ!」
フェラーリはそんなブルノをキッと睨み、シュートを放とうとする。
だがブルノの尋常ならぬ気迫はまだ若い彼を一瞬にして呑みこんだ。
フェラーリ(うっ・・・! こ、これは!?)
ブルノ(止める止める止める止める絶対に止める、これくらいカットイン出せば違うだろう。
あと雷鳴とか鳴ると完璧なんだけどこの際仕方ねえ止める止める止める・・・)
693 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:10:14 ID:???
絶対に守ってみせるという意思をここまで押し出す相手を見るのはフェラーリにとって初めてだった。
だが彼も選手としてフィールドに立っている、これを越えてゴールを奪わなければならない。
気に圧されながらも彼はシュートを放った。
フェラーリ「儘よ・・・!」
バシュッ!
ブルノ「うおぉぉぉぉ!!! 身体のどこかに当たってくれえぇぇぇぇぇ!!!」
イスラス「!」
ディッテンベルガ「!?」
三杉「むっ!」
クスタ「なにぃっ!?」
実況「おーーーっとブルノくん、全身をボールに向けて投げ出した! こ、これはぁっ!!!」
694 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:12:09 ID:???
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! ! ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ ,.,´ {{::::::::ヽ.
,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ=' ゙、::゙;ヾヾ/_
ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7 ``' ゙/〃
゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、 _`'’
r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
|::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
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 ̄ ̄ ̄| ̄|::::::::::::::::::::::::::ゞヾ;;;jj{{;;;ノ{{:::::::::::::::::::::::::::|
:::::: [][]::|:::::|:_i二二二ユ;;::「 ,...., ,f;ノ「 ̄ ̄ ̄「|::::||ヾヾ ̄ ̄
、,...... ._: |:::::|]]]]]]]]]]]]]]]'i||__ ヾ-’_|::::|_____」」;;;;||_ `ヽ、_
,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
695 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:14:06 ID:???
カキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・・・
// //
. / / //
/ / _.. 〜'::""::''ヽ、 / /
// /:;r‐、:::::::__:::::::::::\ / /
// /:::ノ ・ _)( ・_`つ、::::::ヽ、 l l
/ /::r(__ ノ´(:;;:)´__ノ〃ヽ:::::::} | |
/:::::ノ二ニ彡 ノ 三彡-、 )::ノ | | ←ブルノ
{::::( -_二 -‐'' ̄ )(::/ ノ ノ
ヽ:::ヽ( ,r'' " ''‐-‐′ノl//
ヽ )`― ''′_ .... __ノ//
ゞニニ二 -(/∂-‐//
ブルノ「あんぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ボールはブルノの望み通り身体のどこかに当たり・・・そして彼は悶え苦しんだ。
ブルノの大事なところを『ギャリック砲!!!』したボールはそのまま・・・
バウンドしてゴールに転がっていった・・・
三杉「・・・」
レッチェ 0−2 パルマ
=============================================
前半3分 シニョーリ ドリブル→シュート (通算15得点)
前半27分 フェラーリ ドリブル→シュート (通算2得点)
696 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:15:38 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
観客「マジか―――!」「やられた・・・」「まさかイスラスが止められるなんて・・・」
「さすがクスタ!」「シューマッハもな!」「フェラーリもよくやったぜ!」
実況「決まったーーー! ここで追加点、レッチェにとって絶望的な追加点が入ってしまった!
そして、おっと・・・GKのブルノくんがうずくまっています・・・」
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;. ←ブルノ
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
`’ `´ ~
697 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 13:16:41 ID:???
レッチェの選手達が慌ててブルノに駆け寄った。
選手全員、非常に心配そうにブルノの症状を問い質す。
マンチーニ「大丈夫かブルノ!」
リベリ「怪我したか!?」
ミケーレ「交代か!?」
カルネバーレ「無理すんじゃねえぞ!」
ブルノ「うう・・・・・・皆・・・」
弱弱しくうめき声をあげながら、ブルノがゆっくりと立ち上がった。
そして彼は仲間達にこう答えた。
先着で
★→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 ブルノ「とうとう限界みてえだ・・・」
《その他》 ブルノ「大丈夫だ、問題ない。」
《JOKER》 ポスト「お前はもう限界だ、大人しく控えに任せろ」 ブルノ「なにぃっ!?」
698 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 13:22:43 ID:???
★→
クラブ4
699 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 14:06:30 ID:???
無茶しやがって…
700 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 14:18:33 ID:???
> ★→ クラブ4
> 《その他》 ブルノ「大丈夫だ、問題ない。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブルノ「大丈夫だ、問題ない。」
重苦しい下腹部を押さえつつ、だがそれが何でもないかのようにブルノは言ってのけた。
皆に心配をかけてはいけないという思いから、自分がゴールを守らず誰が守るんだという思いから。
リベリ「あっそ」
ジャシント「チッ!」
マンチーニ「はぁーあ・・・」
ブルノ「あれ? なにこの反応?」
レッチェのメンバーは再びキックオフをする為にセンターサークルへボールを送った。
彼らの士気は当然の如く低下している。
中盤でボールは繋がり、攻撃の筋道は悪くない・・・いや、むしろ良い。
だが最終ライン・・・強力なDFと奇跡のGKを越える事は相当に厳しかった。
マンチーニ(・・・どうにかする為に攻撃の枚数を増やせば、一転カウンターの餌食か・・・。
ディッテンベルガのシステムもあんな形で崩されるとは思わなかった。
これは本格的にヤバい、どう手を打ったら良いか判らないぜ・・・)
どうにもこうにも最後の一撃をブチ込むビジョンが見えぬまま、マンチーニはキックオフをした。
迷うマンチーニの様子を察したか、パルマFWの二人がすぐさま襲いかかる。
701 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 14:19:41 ID:???
タルデリ「そらそら、余所見してていいのか!?」
フェラーリ「貰います!」
マンチーニ「クッ・・・!」
スパンっ!
なんとかパスで逃げたマンチーニだが、彼の1プレイが今のレッチェを象徴していた。
迷いのあるままでのプレイは弱気を加速する・・・
レッチェ自慢のパスワークも、攻めるためでなくキープするためにしか働かなかった。
前半残りの15分・・・
先着で
★前半残りの出来事→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 前半終盤、ディッテンベルガが攻撃参加
《スペード、ハート》 そのまま大きく試合は動かず前半終了
《クラブ》 一瞬の隙をついてシニョーリがボランチのマークを外した
《JOKER》 リベリ「ホーミングショットを見せる時が来たな」 オテッロ「アップはじめました」
702 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 14:31:22 ID:???
★前半残りの出来事→
ダイヤ9
703 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:02:48 ID:???
> 前半残りの出来事→ ダイヤ9
> 《ダイヤ》 前半終盤、ディッテンベルガが攻撃参加
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・・・それでもボールをキープし続けるレッチェのポゼッションサッカーの価値は大であった。
レッチェにとってはユルリと落ち着く時間を、パルマにとっては苛々を募らせる時間を過ごさせたのだから。
リベリ「ジャシント、少し縦に距離を空けるぞ!」
ジャシント「オーライ・・・よし、右だ!」
ミケーレ「ナイス、中央へ戻すぞ!」
シニョーリ「うぎゃー、もう! みみっちい事しやがって!」
コンティ「いやー、困ったの。 こりゃあ本気で中盤は敵わんぜよ。」
ガリバルディ「くっそイスラス・・・勝負しろよ! オレじゃ相手になんねえってのか!?」
この様子はスタンドから客観的に見ていても、どちらがリードしているか判らない程であった。
レッチェの方が2点のビハインドで圧倒的に不利な状況にも関わらず。
バンビーノ「中盤はレッチェの物・・・なんだがな。」
ブンナーク「相手に点をやらず、自分達が点を取りゃ勝ちって事だろ。」
中山「身も蓋もないな・・・」
三杉「だが実際そういう事だろう・・・パルマはシンプルな強さを持つチームだ。
明確な弱点を持つレッチェにとっては相性が悪いのは否定できない事実だ。(チラッ)
(残りはもう4分とロスタイムか・・・そろそろ来るな。)」
メンバー達と状況を論じ合いながら・・・
三杉は時計を確認し、前半最後の見せ場を心待ちにしていた。
そろそろ来る筈なのだ・・・ディッテンベルガがゲームメイクをする時間が。
704 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:04:20 ID:???
実況「さあ前半も残すところあと2分、攻めきれないレッチェとボールを奪えないパルマ・・・
このまま何も起こらずにハーフタイムを迎えるのでしょうか・・・?」
シニョーリ(ヘンっ、そんなわけないだろ!?)
目をキランと光らせ、シニョーリが一瞬のチャンスを待っていた。
前半終盤、気が緩みパスコースが甘くなる時間を。
ミケーレ(もうハーフタイムかぁ・・・後半逆転できるンかこれ?)
マンチーニ「ミケーレ、いったぞ!」
ミケーレ「ふえ!?」
トーーンッ
絵に描いたように集中を切らしていたミケーレが、トラップを僅かに大きくしてしまった。
これを見逃さんとシル、ディモスがプレスに走る。
ミケーレ「(ゲッ、ショートパス無理だ・・・! 後ろに大きく・・)ジャシント!」
ポーーーン!
山なりのパスでシルの頭を越し、ボールはジャシントへと向かう・・・
だがこの緩いパスをそのまま通させる程パルマは甘くなかった。
705 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:05:34 ID:???
シニョーリ「へへッ、そらぁっ!」
クルンッ・・・
ダダダァッ!!
ミケーレ「あばばっ!?」
ジャシント「ゲェッ!!」
実況「おっと、放物を描いたこのパスをシニョーリくんがアクロバティックにカット!
そして着地直後に当然ドリブルダッシュ! 最後の最後でパルマのチャンッ・・・」
三杉(いや、甘い!)
ズザァァァァァァッ!!!
ガシッ!! シニョーリ「うぎっ・・・!!」
実況「・・・スではありません! ディッテンベルガくんが直後にクリークタックル!
シニョーリくんを豪快に吹き飛ばしました! 危険の臭いを察知していたか!?」
レッチェにとってピンチになりそうな状況だったが、見事に防いでみせた。
そして時間帯的にもリスクを負わずにこの男が攻撃に参加できるタイミングが来ていた。
706 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:07:24 ID:???
ディッテンベルガ(ミケーレのミスのお陰で、敵が片サイドに寄っている。
このフォーメーションの崩壊を利用しない手は無い・・・)
スパァァァァァン!!!
彼はここで大きくパスを出した。
クリア・・・ではない、敢えてミケーレの側のサイドに振ったのだ。
だが狙ったのは更に上のライン、モゼに対してだ。
コンティ「ぬぉ!?」
トリノ「なにやってんだ!」
意表を突かれたコンティはそのまま素通りさせてしまう。
これを見たトリノが慌ててモゼに対するフォローとしてサイド側へ走るが・・・
肝心のパスを受けたモゼはと言えば、冷静に次の処理を準備していた。
モゼ(サインは・・・OK、了解!)
ポーン!
ノータイムでマンチーニへと戻すマイナスのパスである。
ワンプレイでトリノが釣り出され、シル、ディモス、コンティが動きを縛られてしまった。
ディッテンベルガ「マンチーニ、こっちだ!」
マンチーニ「頼む・・・!」
改めてボールを受け取り、ディッテンベルガのプロデュースによる前半最後の攻めが始まった。
707 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:08:27 ID:???
三杉(あの強力な最終ラインを前に・・・君はどう攻める、ディッテンベルガ?)
中央やや左をドリブルで駆け抜けながら、ディッテンベルガは最終ラインを睨みつけた。
クスタが守る最終ラインを突き破るにはどうすればいいか・・・
当のクスタもディッテンベルガがどうのように攻めてくるか、万全に待ち受けていた。
クスタ(ディッテンベルガ、ゲームメイクの力も流石に一流ですか・・・だが来るなら来い!)
ディッテンベルガ(クスタを抜く事はオレには出来ない、ならばどうする・・・?)
先着で
★どうするディッテンベルガ?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 クスタと当たる直前にイスラスとクロスオーバー・・・と見せかけて
《ハート》 クスタと当たる直前にイスラスとクロスオーバー
《スペード、クラブ》 クスタと当たる前にテイクオフシュート&FWに捻じ込みを狙わせる
《JOKER》 ???
708 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 17:08:49 ID:???
★どうするディッテンベルガ?→
ダイヤK
709 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:23:43 ID:???
> どうするディッテンベルガ?→ ダイヤK
> 《ダイヤ》 クスタと当たる直前にイスラスとクロスオーバー・・・と見せかけて
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ディッテンベルガ(イスラス・・・!)
イスラス(・・・クック・・・・・・)
ここで二人の視線が交わった。
互いに信頼し合える二人・・・その眼は全く同じゴールの絵を見ていた。
シュビッ
シュビッ・・・!
実況「おっと、ここで並走していたイスラスくんがディッテンベルガくんとの距離を詰め・・・
そして二人の進む道程が今、交差し合うぞ!!」
ファビオ「ゲッ!」
ストッパー役のファビオが急激な状況の変化に驚きの声を上げた。
クスタはこの状況を鑑み、先の先まで筋を読もうとしていた。
この二人の考えるフィニッシュは何なのか・・・その最も効果的な手を探った。
710 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 17:25:34 ID:???
クスタ(位置取りからしてイスラスが中央、ディッテンベルガがサイドに広がる・・・
ボールはどちらが持つ? そしてフィニッシュは?)
先着で
★クスタの洞察→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 サイドに広がり切る前にディッテンベルガがシュートと読む
《ハート、スペード》 イスラスが中央から切り込むと読む
《クラブ》 イスラスのフライングボレー狙いと読む
《JOKER》 二人は囮、ブルノのオーバーラップ狙いと読む
711 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 17:26:43 ID:???
★クスタの洞察→
クラブJ
712 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 17:28:03 ID:???
どうやったらJOKERの考えになるんだwww
713 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 17:29:02 ID:???
くそう、ここはJOKER出て欲しかったwww
しかしクスタ厳しいなぁ。
714 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 17:30:10 ID:???
もちろんJOKERだから引けば読みが当たるんですね、わかります。
715 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 18:01:43 ID:???
>>712
ここまでのブルノの奇行を考えれば、全て計算づくの罠だったと考えるのは確定的に明らか
>>713
残念、運命神はどこまでもパルマの味方! きたないな
>>714
ブルノさんは確実にオーバーラップしてましたね。
=============================================
> クスタの洞察→ クラブJ
> 《クラブ》 イスラスのフライングボレー狙いと読む
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
考察に与えられた時間はほんのごく僅か・・・にも関わらずクスタは不敵に笑った。
クスタの冷徹な頭脳はディッテンベルガの思考を読み解いたのである。
クスタ「ファビオ、イスラスを追って離れるな!」
カステッリーニ「ハイっ!!」
クスタ(よし、私はディッテンベルガへの牽制を!)
カステッリーニに指示を出し、自身は位置を僅かに動かす程度にディッテンベルガを追った。
ボールホルダーがディッテンベルガである事をクスタは完璧に読んでいた。
716 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 18:04:03 ID:???
クスタ(後は彼に万が一のシュートを撃たれぬようコースを阻めば・・・)
ディッテンベルガ(まさか読まれた・・・!? だがこれ以上の手は他に無い・・・ええいっ!)
クスタに自分達の狙いを読まれた事に気付いても、ディッテンベルガは動きを止めなかった。
迷って最適なタイミングを逸すれば、そればゴールを奪える確率いたずらに下げるだけだからである。
シュパァァァァン!
実況「おっと、ボールを持っていたのはディッテンベルガくんだ!
そしてサイドに回ってからのセンタリングを放ちましたっ!!
イスラスくんにはカステッリーニくんが着いている、さあどうなる!?」
カステッリーニ「PA内で好きにさせるかよっ!」
シューマッハ「フン、無駄な足掻きだ!」
イスラス(決める・・・決めるぞ・・・!)
ザッ・・! ザッ、ザッ・・・!
717 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 18:05:18 ID:???
先着2名様で
★vsファビオ、シューマッハ→! card★
★vsクスタ→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
・vsファビオ、シューマッハ
《ダイヤ、ハート》 シュートは邪魔されずに放たれた
《スペード》 ボールは弾かれて・・・
《クラブ》 ボールを奪われた
《JOKER》 ゴール確定
・vsクスタ→! card
《ダイヤ、ハート》 ゴールが決まった
《スペード》 ボールは弾かれて・・・
《クラブ》 シュートを止められた
《JOKER》 ゴール確定
718 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 18:05:37 ID:???
★vsファビオ、シューマッハ→
クラブ5
★
719 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 18:07:05 ID:???
もうだめだぁ…おしまいだぁ…!
720 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 18:10:17 ID:???
★vsクスタ→
クラブJ
★
無失点宣言のシューマッハぱねえ
721 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 18:13:58 ID:???
パルマの守備が堅すぎるw
722 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 18:16:43 ID:???
次フィオはこれと戦いますw
723 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 18:22:20 ID:???
かなり厳しいけどまだわからんぜ?
人気NO.1候補のポストさんが鬼のような守備を見せつけて流れを変え
まさかのレッチェの逆転サヨナラ勝利かもしれんぜ?
724 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 19:26:25 ID:???
>>719-721
このパルマ容赦せん! ・・・とでも言わんばかりだ、この悪魔鬼!
>>722
頑張って勝って下さい!
>>723
そうそう、何が起こるかはまだ・・・って、流石にそれはww
=============================================
> vsファビオ、シューマッハ→ 《クラブ》 ボールを奪われた
> vsクスタ→ 《クラブ》 シュートを止められた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ファビオ「おーらぁぁぁぁっ!!」
イスラス(こいつ・・・! 急に動きが鋭く・・・・・・!?)
先程まで眼中になかった筈のルーキーが、突如としてこれまでと違う次元の動きをしてきていた。
こちらの動きをしっかりと読み、ついてくる・・・その上自身のポジショニングも確かだ。
眠っていた獅子を目覚めさせてしまったかと、イスラスは内心舌を打った。
イスラス「だが・・・!!」
グワア・・・・・・
カステッリーニ「な、なんだとぅ!? そ、底なしかよアンタ・・・!!」
イスラスが易々とルーキーに後れを取ることなど有り得なかった。
ベストなポジショニングこそ確保できなかった物の、そのスピードと跳躍力で一気にマークを抜けだした。
ここまでを見て、レッチェサポーターは安堵した。
ようやく1点、後半に向けて反撃の狼煙となる1点が入ったと・・・
725 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 19:27:38 ID:???
シューマッハ「だが、そうはいかん!!!」
ガシッ! バシュッ!!!
イスラス「な・・・!」
フライングボレーの蹴り足が途中までで振り切れず、イスラスは驚愕した。
勿論、ミラクルキーパーと呼ばれたピーター・シューマッハがボールを抑えていたからだ。
そう、シューマッハはフライングボレーのスピード、高さに完璧に対応して見せたのである。
実況「止めたあぁぁぁぁぁ!! シューマッハくん、ここも完全に抑えました!
何という判断力、何という身体能力!! そして・・・」
ピイィィィィィィィィィィ!!!
実況「今ここで前半終了の笛が鳴りました! 2−0、パルマのリードでハーフタイムを迎えます!」
シューマッハ「ナイスシュート。 お前スゲェな、ヒヤリとしたぜ。」
イスラス(グッ・・・ゴール前でこれほど無力感を味わわされるか・・・・・・
このままでは勝てんな・・・このままでは。)
726 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 19:28:40 ID:???
笛が鳴り、アナウンサーが前半終了を告げてもイスラス達はなかなか動き出せなかった。
前半終了間際の速攻は、これまでの試合の中でもベストな選択、ベストなタイミングに近く・・・
それにも関わらず、ゴールを脅かす事も出来なかったからである。
ディッテンベルガ(それだけじゃない。 クスタ・・・アイツはオレの狙いを読み、動きを牽制し・・・
その上で、あいつはイスラスのシュートをも確実に止めていた。
あれ程のDFだったとは、想像もしてなかった・・・。)
クスタのブロックへと繋げるフォローの動きの無駄のなさをディッテンベルガは確認していた。
彼は悔しがりながら確信していた。 イスラスがあのまま競り勝ってシュートを放っていたとしても・・・
後ろに構えていたクスタがそのシュートを100%完璧にブロックしていただろうと。
レッチェは前半戦を終え、勝利への道筋を失っていた。
無論パルマもレッチェに対して思うように戦えていない。
イスラス、ディッテンベルガに煮え湯を飲まされているし、中盤もやられている。
シニョーリも思ったより抑えられており、彼がまだ1得点しか上げられていないのは驚くべき事態だ。
だが、それでもレッチェが今感じている絶望感とは全く違う。
レッチェはまさに状況を打開する手がない、勝ちの目が見えない状態であった。
727 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 19:30:09 ID:???
ゴクリ・・・
仲間の誰かが唾を呑みこんだ音で、三杉もようやく現実に引き戻された。
あまりに明晰なクスタの読みと、DF、GKの守備力の高さに三杉は一時茫然としていた。
三杉(ディッテンベルガとイスラスの攻撃は間違いのない最良手だった・・・
しかしそれを読み切り、シュートを撃つ前に止めさせたクスタ・・・なんてヤツだ。)
周囲を見れば、新田は信じられないといった様子でグラウンドに今も釘付けにされていた。
そしてブンナークでさえも難しそうに腕を組みながら汗を垂らしている。
三杉(彼らがショックを受けるのも当然か・・・だがこのままいけば僕らと当たるのはパルマだ。
あの最終ラインをどうにかしなければ、フィオレンティーナも同じ目を見る・・・)
早急に対策を考えなければならないところだったが、どうにも頭がうまく回らなかった。
どうやら三杉もまだショックが抜けきっていないようである。
検討するならば、少し気分を転換して頭をクリアにしてからが良いかと考える。
三杉(・・・と言ったところで一体どうしようというんだ僕は?)
728 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/04/24(日) 19:31:43 ID:???
A ちょっとその辺りを散歩してくるか
B 中山とツレションだな・・・
C 新田と売店で買い食いするか
D マルコがナディアとどこまでいってるか聞きだそう
E ブンナークに金のベッドの話をしてやろう
F 弥生とモニカの事を考えて賢者モードになるんだ、そうすれば頭もスッキリする!(要10票)
G いいや、僕は何が何でも今考える!(要4票)
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
729 :
森崎名無しさん
:2011/04/24(日) 19:32:59 ID:9JleMy6k
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