キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/04(月) 19:14:38 ID:VciPDMqw


この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。





…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)







782 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:25:25 ID:???
サイクロンは黄金の回転だったのかー

783 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:27:42 ID:???
愛馬に乗って帰ったのかー?

784 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:28:17 ID:???
まあ、この世界にはパッショーネもいるからなあw

785 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 20:37:40 ID:???
ひっひっひ

※ネタバレ
ジャイロ≠ジャイロ


何を言ってるかわかんねーと思うが(ry

786 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:38:56 ID:???
カエサルという時点でシーザーかと思ってたんだ偽名なんだよな、ジャイロ本人でもないとすると誰だ

787 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:42:29 ID:???
ニョホホの近くにいた黒人さんといえばア○ドゥルさんだろっ!

788 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:44:04 ID:???
>そんなポスト、猫に全力で爪を研がれろー

霧雨さんのところでは
八雲一家の猫

滝さんのところでは
2位辺りの猫

モリブレムさんのところでは
「にゃーん」や「ネコさん!」コメの猫

このスレだと…誰だろう?

789 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 20:47:04 ID:???
ああ、なるほど。
ジャイロがジャイロで生きてイタリアに戻ってシーザーだった。
その方がにゅるーん、するりーんと納得いくぜ!
みんなすごいや!
今からでもそうしようかな!www

790 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:50:37 ID:???
>>788
アバさんことアーバックル監督で如何か

791 :森崎名無しさん:2011/04/26(火) 20:59:38 ID:???
この世界での猫監督はミハエルに飼われてたりしてw

792 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 00:28:15 ID:???
そういえば次は杜王町なんだよなぁ

793 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 14:38:34 ID:???

>>788
うちのスレでのネコさん・・・獅子王バティンさんですかねえ。
まあライオンも所詮はネコ科ですからね!

>>790-791
ミハエルとアバ監督がアップを始めました。

>>792
ジョジョリオン、楽しみです。
ノリスケさんの子孫っつー話じゃあないですか。
=============================================

三杉はシーザーと名乗った男と別れ、何かを思いながら自分の席へと戻った。

中山「あれっ、三杉。 随分と長い散歩だったな?」

三杉「ああ、ゆっくりして来てしまったよ。」

ちょっとした気分転換のつもりの散歩が予想以上に長引いてしまった・・・
とは言え、それでもシーザーと話した時間を無駄にしたとは思っていない。
スーパーストライカー、ジャイロの偉業は三杉の心に爽やかな風を吹かせたのだった。


794 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 14:40:05 ID:???

三杉(さてと、一応頭はクリアになった・・・・・・この試合、残念だけどレッチェに勝ち目はないな。
    パルマの強さはシンプル、ゴール前での守備力が抜群に強くてシニョーリの決定力が高い。
    守備力は特に浮き球に対して強力だ、グラウンダーの決定力が不足したレッチェには厳しい。
    そしてシニョーリはモチベーションをそのままドリブルやシュートに乗っけてくる奴だ。
    一度調子に乗せればディッテンベルガでも止められない・・・。)

試合開始直後にシニョーリの速攻を許し、1点を失った事が勝負の大勢を決めていた事になる。
シニョーリの特徴を知らなかった事がレッチェにとって大きな敗因の一つと言えよう。

三杉(だが僕等は違う。 シニョーリの弱点・・・とは言わないまでも、特徴は既に掴んでいる。
    それに従ってシニョーリを抑えるか・・・または孤立させる対策を最初から立てられるんだ。
    後の問題は・・・パルマのシニョーリ以外の得点方法、そしてあの鉄壁の守備だ。)

三杉は腕を組んで思案を始めた。


先着で
 ★それからそれから?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 パルマのシニョーリ以外の攻撃方法を推察
《ハート、スペード、クラブ》 おっと、もう後半が始まる。 結構時間くったからね!
《JOKER》 マルコが話しかけてきた


795 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 14:48:22 ID:???
 ★それからそれから?→ スペード9
そりゃ攻め手が一つのはずがないわな

796 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 15:30:25 ID:???

> それからそれから?→ スペード9
> 《スペード》 おっと、もう後半が始まる。 結構時間くったからね!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ピィィィィィィィィ!!

三杉「おっと・・・?」

三杉がパルマの攻撃手段を推察し始めるや否や、後半戦開始の笛が鳴った。
どうやら思っていたよりも時間を消費してしまっていたらしい。
思考に集中しすぎて選手の入場にすら気付かないとはどういう事かと思ったが、考えても仕方が無い。
後半のキックオフはレッチェからである。

三杉(おそらくレッチェは中盤の有利を後半も譲らないだろう・・・
    けれどビハインドの2点を返すには到らない、返せて精々1点だ。
    守備の堅さもあるが、何より相性が悪い。)

三杉は後半の結果を予測した・・・パルマが勝つであろうと。
展開は色々とあるやも知れないが、結果に誤差を生じさせる事はない考えられた。

この後半戦をスキップ(描写最小限のダイジェストに)しますか?


A スキップする
B しない、全部見る

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


797 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 15:46:30 ID:peGVxxfE
B

798 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 16:22:32 ID:YNVRUrlE


799 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 17:49:45 ID:???

> B しない、全部見る
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ウオオォォォォォォォォォ!!

観客「いけいけー!」「中盤は勝ってんだ!まだいける!」「イスラスに賭けるぜ!」
  「よーしよしよし、いつも通り!」「シニョーリ、あと2点はいけるぜ!」「パルマー!」

実況「さあ後半のキックオフからレッチェのボールキープが続いています。
    素早く正確なショートパスが面白いように繋がる! この展開は変わりません!」


ポン ポン!
 ポーン・・・ ポン!

マンチーニ(キープ出来ていてもダメなんだ・・・!)
カルネバーレ(ゴールを奪わねぇとッ!!)

ボールを回しながら徐々にラインを上げる攻撃陣、しかしそこに余裕は無い。
クスタとシューマッハが最後尾から発する圧力とカウンターへの恐怖と・・・
この戦況ではレッチェは迂闊に攻撃を仕掛ける事が躊躇われていた。

ディッテンベルガ(・・・とは言え、仕掛けなければスコアも動くことはない。
          何処かでリスクを負ってゴールを狙わなければならないが・・・。)


800 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 17:50:51 ID:???

先着で
 ★レッチェに秘策は・・・→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 ディッテンベルガとイスラスのポジションチェンジ、イスラスの全力プレイ
《スペード、クラブ》 イスラスの全力プレイのみ
《JOKER》 ダイヤ、ハートの結果+??


801 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 17:53:30 ID:???
 ★レッチェに秘策は・・・→ スペード7

802 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 18:31:30 ID:???

> レッチェに秘策は・・・→ スペード7
> 《スペード》 イスラスの全力プレイのみ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ディッテンベルガ(・・・残念ながらイスラスに頼る以外に点を取る術はない。
          だが、全力でのプレイは体力の消耗が激しすぎる・・・後半の45分持つまい。
          ましてナポリ戦での負傷が尾を引いている今、どれだけ出来るか・・・)

レッチェが勝利を勝ち取るとすれば、まずパルマに追加点を与えない事が最低条件である。
その上で、イスラスの身体が彼の全力に耐えられている間に2点を奪う。
あと1点は・・・試合の終盤、カウンターの心配がない状況でディッテンベルガが決めるしかない。

ディッテンベルガ(これが全て上手くいけばレッチェは勝てる。
          だがこれは長い薄氷の川を渡るようなものだ・・・。)

それでもやらなければならない・・・そうディッテンベルガは呟いた。
そして前線に向けて叫ぶようなコーチングを発した。

ディッテンベルガ「マンチーニ、パスが弱々しいぞ! 縮こまったパスでは相手は崩せない!」

マンチーニ「ディッテンベルガ・・・!」


803 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 18:32:50 ID:???

ディッテンベルガ「オレは必ず守りきる、皇帝の再来の呼名に恥じないようにな!
         (なんてな、名前に頼るようになったら終わりだ・・・。 そうだろ、イスラス?)」

イスラス(フッ、ディッテンベルガめ・・・そんなに“らしくない事”をするなよ・・・)


ダァッ!!

マンチーニ(イスラス・・・!? よ、よし!)

イスラスの要求に気付いてマンチーニはパスを出した。
ボール受け取ったイスラスは口許を僅かに上げ・・・そして珍しく吠えた。

イスラス「期待に応えたくなるだろうっ!!!」

  ズダダダダダダ!!!!
     ・・・ダダダダダ!!!!


驚くべきスピードのドリブルが始まった。
イスラスが全力を搾り出したスピード、そのドリブルがである。

シニョーリ「ゲッ!?」
フェラーリ「なっ・・・!!」
タルデリ「んだ、そりゃっ!!!」


804 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 18:36:36 ID:???

目の前で見せられた速度にパルマの選手達が言葉を失った。
しかし何もせずに通すわけにはいかない。
まずはコンティとガリバルディが急ぎプレスをかけた。

コンティ「こらめった! てんごうみちゅうなスピードしぬるぞ・・・!」
ガリバルディ「く、くそっ・・・こんなの・・・・・・!!」

イスラス「退けよ・・・!」


先着で
 ★しかし現実は非常である→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 高速ドリブルにキリキリ舞いにされた。
《ハート》 クライフターンの緩急に着いて行けず転倒。
《スペード》 強引なドリブルにスッ飛ばされた。
《クラブ》 抜かれた、つまらないね。
《クラブA》 イスラスの脚を削った。 しかしイスラスは構わず突き進んだ。
《JOKER》 イスラス(見せてやるさ・・・ディッテンベルガも知らないオレの必殺シュートをな!!)


805 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 18:38:41 ID:???
 ★しかし現実は非常である→ ハート5

806 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 19:10:25 ID:???

> しかし現実は非常である→ ハート5
> 《ハート》 クライフターンの緩急に着いて行けず転倒。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

目の前に迫ってくる高速のドリブル。
これを追い切るなんて、ハリポッターに登場するスニッチを捕まえるくらい難しいだろう。

ガリバルディ「うおおおぉっ!」

イスラス(・・・・・・)

ザッ! クルン!!
   ダダダダダダ!!!!


ガリバルディ「うおおおおぉっ!?」

トップスピードからのクライフターン。
まずボールを見失い、イスラスが急角度にターンするのを見て自分も追おうとする。
だが目の動きも身体の体重移動も最初からギリギリで追っている彼等が、この変化についていける筈がない。
脳から四肢へと送られた指令はミスと交雑を経由し、彼等の足を縺(もつ)れさせるに到る。


807 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 19:12:02 ID:???

コンティ「う・・・! わ・・・! た・・・!」
ガリバルディ「ちくしょおぉぉぉぉ!!!」

スガガッシャーン!!


それらに目を送る事なく駆け抜けるイスラス・・・
彼は間も無くバイタルエリアに到着しようとしていた。

イスラス「クスタ・・・!!」

クスタ「(速い・・・!!)トリノ、ファビオ! 間の距離を詰めて!」

トリノ「くそっ、わぁってら!!」
カステッリーニ(さ、さっきより速いんじゃねーか!?)


先着で
 ★チャレンジ&・・・→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《クラブ5以下》 はんそーく 
《その他》 ぬいたー
《JOKER》 おっとPKだ、イスラスの気迫に後退してたのかー


808 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 19:12:52 ID:???
★チャレンジ&・・・→ スペード6


809 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 19:42:23 ID:???

> チャレンジ&・・・→ スペード6
> 《スペード》 ぬいたー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

トリノ「オラァッ、来い!!」
カステッリーニ「上等だっての!!」

イスラス(クスタの前の露払い露払いか・・・・・・)

間の距離を詰め、侵入コース前に立ちはだかろうとする2人を睨みつけた。
この2人の体に遮られ、後方のクスタの動きが見えない・・・
その事がイスラスを苛立たせた。

イスラス「邪魔者は端に寄っていろ!!」

ズドドドドドッ!!
     ガシィッ!!
            トリノ「げぇっ!!(これが噂のコーメーの罠・・・?)」

ズドドドドドッ!!
     ドゴォッ!!
             カステッリーニ「つ、つえっ!」

高速を僅かに緩め、しっかりと大地を踏み締めるドリブルへの変化。
どんなチャージも受け付けない、彼自身は直線を突き進む強引なドリブルだ。
言葉通りにトリノとカステッリーニを視界の端にまで吹き飛ばしたイスラス・・・

810 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 19:44:02 ID:???

拓けた視界の先に見える忌々しい敵、クスタの存在をイスラスは睨みつけ、叫んだ。

イスラス「クスタ・・・・・・オレは負けんっ!」

クスタ「クッ・・・! 勝負だイスラス!!」


先着で
 ★・・・カバー!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート、スペード絵柄》 イスラスがクスタを抜き去った!
《スペード数字》 全くの互角、両者吹っ飛んだ!
《クラブ》 クスタの芸術的なディフェンス技術に隙はなかったお・・・
《JOKER》 ???


811 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 19:44:14 ID:???
 ★・・・カバー!→ スペードA

812 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 19:44:19 ID:???
 ★・・・カバー!→ ダイヤ8


813 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 20:02:21 ID:???

> ・・・カバー!→ スペードA
> 《スペード数字》 全くの互角、両者吹っ飛んだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

圧倒的な力と技術の結晶、それがクスタのパワーチャージ
常識を超えた速さと剛脚の融合、それがイスラスの強引なドリブル

その二つが真正面から、何の小細工もなく激突した。

ガシイィィィィィッ!!!!

      イスラス「!!!!」
    クスタ「なにっ!!!!!」

三杉「・・・・・・!!」

ディッテンベルガ「イスラス!!」

実況「な、なんと両者ともに後方へ吹き飛んだ!
    2人の力と力が互いへと反転したかぁー!!!?」

最強の矛と無敵の盾・・・両者はぶつかり合って、いずれも砕けた。
足の痺れを伴なって2人は後方へと投げ出され・・・そして。


814 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 20:03:40 ID:???

シューマッハ「クリアだっ!!!」
カルネバーレ「シュートだ!!!」

当然このボールを大きく蹴りだそうとシューマッハが飛び出し・・・
ゴールへと蹴り入れようとするカルネバーレが走りこんだ。 しかし・・・

ギュルギュルギュル!!
 グォゴゴゴゴゴゴゴ!!!

シューマッハ「な、なんだこれは!!」
カルネバーレ「ぼ、ボールが・・・」

実況「こ、これは!!! イスラスくんとクスタくんのぶつかり合った衝撃が残っているのか・・・!
    ボールが激しく回転したまま・・・しかも一箇所にとどまっていません!!!
    こ、これはどうなってしまうんだーーーーーー!」

ザッ・・・!
   イスラス(ボールは・・・)

ザァっ・・・!
   クスタ(友達!!)


815 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 20:04:46 ID:???

先着で
 ★ボールに愛された男・・・→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 イスラス
《スペード、クラブ》 クスタ
《クラブA》 ブルノ
《JOKER》 イスラスとディッテンベルガ


816 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 20:05:06 ID:???
 ★ボールに愛された男・・・→ ハートA


817 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 20:06:11 ID:???
ここでのクラブAは絶対ブルノだと思ってましたよw

818 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 20:21:23 ID:???
>>817 バレバレだー!


…という、興奮してイスラスに原作翼をイスパイアさせてしまった所で本日はお終いー
次回も宜しくです!

819 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/27(水) 20:22:34 ID:???

第三回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2n/bbs.cgi

第二回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2o/bbs.cgi

第二回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2q/bbs.cgi

アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2p/bbs.cgi


モニカ「えっと…春の人気投票祭開催中です。」
ナディア「みんなこぞって参加するといいですよっ!」
クラウディア「意外な人が意外に人気な波乱の途中経過…どうなっちゃうんだろうね?」

ナディア「わかんないけど…取り敢えずモニカはずるい!」
モニカ「え…?」
クラウディア「だよねぇー…、ちゃっかり抜け駆けしちゃってさ。」
モニカ「えっ?えっ?そ、そんなつもりないのに…」
ナディア「またまたぁ…そういう天然な態度が人気の秘訣なのぉ?」
クラウディア「あーあ、デビルねこさんに投票してこよっと。」
ナディア「あたしは岡山姉かな…ヒュー!」

モニカ「あ…えっと2人共……。
     あ、あたしはモリブレムのミスギさんに投票しよっかな…なんて…」コソコソ

820 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 22:54:24 ID:???
遅レスだけど、サイクロンと黄金の回転をかけてくるとはw
ナポリの件があったから、ジョジョネタが盛り込まれることは予想してしかるべきだったのに完全に予想外。
今後もどこでジョジョネタを絡めてくるか楽しみ。

821 :森崎名無しさん:2011/04/27(水) 23:48:40 ID:???
乙でしたー!

822 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 12:52:38 ID:???

>>821
ヒュー! 乙感謝ー!
=============================================

> ボールに愛された男・・・→ ハートA
> 《ダイヤ、ハート》 イスラス
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クスタとイスラスは同時に立ち上がって、生き物のように暴れまわるボールへと向かった。
一つのボールを求めて走る二人・・・
シューマッハもカルネバーレも、このボールを自分の物とする事は出来なかった。

イスラス「うおおおおおぉっ!!」
クスタ「うおおおおっ!!」

アルシオン(これは・・・)
三杉(・・・・・・!)
ジョアン(よりボールと心を通わせている方が勝つ・・・)

選手たちも観客も・・・実況ですら、事の行方を黙って見守っていた。
イスラスとクスタ・・・2人が渦中へと飛び込んだ、その一瞬の後――

823 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 12:53:58 ID:???

ズダダダッ・・・!

実況「イスラスくんだ!! イスラスくんの足にボールは大人しく収まっている!!」

ディッテンベルガ「イスラス!」
新田(凄ぇっ!!!)
三杉(やったな、イスラス・・・!)

よりボールと共に在ったのは・・・よりボールと語り合っていたのはイスラスだった。
あれほど暴れまわっていたボールを、イスラスはいとも易く操っていた。
そして・・・

シューマッハ「ゴールさせるかぁぁぁぁ!!!」

タッ・・・!!


PK覚悟でシューマッハはイスラスのボールにダイビングで飛びついた。
しかしそれでもイスラスは止まらなかった。


824 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 12:54:58 ID:???

トンッ・・・

ボールを浮かすと共に跳躍し、シューマッハのダイブを見事に避けた。
そしてそのまま空っぽのゴールへ向けて、反撃のシュートを撃ち込んだのであった。

イスラス「決める・・・」

バシュウッ!!


ピイィィィィィィィィィ!!!




レッチェ  1−2  パルマ

=============================================
前半3分  シニョーリ ドリブル→シュート (通算15得点)
前半27分 フェラーリ ドリブル→シュート (通算2得点)
後半8分  イスラス  こぼれ球→シュート (通算5得点)


825 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 12:57:18 ID:???

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

観客「やったやった!!」「1点差!!」「行けるぞーー!!」
  「す、すげえじゃんアイツ・・・!」「おお、ちょっと感動したぜ・・・」

実況「決まったー!! イスラスくんがここで決めました!
    ドリブル突破からこぼれたボールを自ら拾って決めました!
    いやしかし、クスタくんとのぶつかり合いによってボールが複雑に暴れ回る珍事・・・!
    カルネバーレくんもシューマッハくんも処理する事が出来ないような状態でしたが・・・
    これを素早くキープして見事にゴールを決めました、いや実に見事!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
 レッチェ! レッチェ! レッチェ! レッチェ!

イスラスが演出したこのゴールシーンはあまりにもドラマチックだった。
パルマの勝ちは決まったと、観客達も半ば思っていただけに・・・これは効いた。
レッチェは勝負を捨ててない、まだ勝負は判らない、まだまだワクワクさせてくれそうだ・・・と。
何より、あのイスラスという選手が見せたプレイは観客の心を鷲掴みにしていた。

・・・クスタという最高峰のDFが居たからこそ起こった状況というのは皮肉な話だが・・・
ともかく、ここに来てスタジアムの歓声はレッチェ一色になった。
マンチーニやミケーレ、モゼなど、少々心が折られかけていた選手達は、
戸惑いながら周りをスタンドを見渡して、この心強い声援をその身に受けていた。
さっきまで体に重く圧し掛かっていた疲労も軽く感じる程に心強い声援を。


826 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 12:58:20 ID:???

バンビーノ「流石のドリブルだったが…何かそれ以上の物を感じた気がするぜ・・・。」

三杉「ああ、今のプレイは彼のサッカーに対する信念や夢が見えたような気がする。」

ブンナーク「ともかくだ・・・難しい事は知らねーが、これで試合もわかんなくなったな。」

ダラピッコラ「そうだな、サンシーロがすっかりレッチェのホームみたいになっちまってる・・・」

地力や状況は変わってはいない・・・依然パルマの圧倒的有利はそのままであろう。
しかし流れは確実にレッチェに移っていた。
パルマの選手達が今の雰囲気に呑まれてイージーミスを増やすような事があれば・・・
緊張や圧力は疲労にまで影響し、勝負にあやをつける事になるかも知れなかった。
・・・少なくともこのスタジアムは今、それを期待する雰囲気に包まれている。

この雰囲気の中、イスラスは仲間に祝福されながら自陣へとゆっくり戻っていた。
珍しい笑顔をチームメイトに返しながら、その内心で別の表情をしている事は誰も知らなかった。
ただし、ディッテンベルガだけは例外である・・・

イスラス(思ったより苦しい・・・・・・全力を出せるのはあと1プレイという所か・・・・・・)

ディッテンベルガ(ありがとうイスラス・・・・・・そして・・・すまない。)


827 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 12:59:33 ID:???

・・・・・・

それから再びのパルマのキックオフで試合が再開された。
試合開始直後のように、今度もシニョーリの中央突破から始まったが・・・。
当然これを読んでいたディッテンベルガは、リベリらを最初から高いラインに置いていた。
シニョーリのドリブルは凄まじかったが、マンチーニとダブルボランチによる囲みは厚かった。
リベリらは完全に止めるまではいかなかったが、シニョーリからボールを弾く事に成功する。
そして・・・


先着で
 ★展開はどーですか→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 こぼれ球はレッチェが拾ってキープした。
《スペード》 膠着がしばらく続いた
《クラブ》 こぼれ球をパルマが拾って攻めてきた。
《クラブA》 レッチェの反則を告げる笛が鳴った・・・しかも
《JOKER》 レッチェの反則を告げる笛が鳴った・・・?


828 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 13:06:45 ID:???



おっと、レスをコピペし損なってました

>>820
クロスオーバーを喜んで頂けて良かったですw
こんなに早くジャイロ伝説の片鱗を語る予定では正直なかったですが、これもまた好しですかね。
ジョジョとのクロスオーバーは大中小気付かれないとこにも散りばめていきたいなと思っています。


829 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 13:09:03 ID:???
★展開はどーですか→ クラブ7


830 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 17:49:46 ID:???

> 展開はどーですか→ クラブ7
> 《クラブ》 こぼれ球をパルマが拾って攻めてきた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

このセカンドボールをを拾ったのはパルマのタルデリであった。
左のウイングに位置する彼だが、キックオフ直後でパルマはほとんどラインは上がっていない。
この位置で彼がボールを貰っても仕方ないように思えた。
すぐに中盤のコンティ辺りに渡すだろうと観客は想像したが・・・

実況「おっとレッチェ、こぼれ球を拾ったタルデリくんにフォアチェックをかけにいく!
    押せ押せムードとなっている今、ここぞとばかりに攻めの姿勢だ!」

モゼ「ミケーレ、チェックだ!」
ミケーレ「よし、すぐにボールを奪う!」

タルデリ(おっと、舐めてくれるじゃないか。 だが甘い・・・!)

ザッ! ザッ・・・!


実況「おっとぉ!? タルデリくん、これは見事なボールキープだ!
    2人を相手に粘り強くボールを持ち続ける・・・!」


831 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 17:51:05 ID:???

2人がかりで取り囲んだモゼとミケーレだが、彼等はタルデリからボールを奪えなかった。
ウイングに位置する選手としてはそぐわないボールキープ技術で溜めを稼いだのである。
その間に中盤の選手達はググッとラインを上げており・・・

タルデリ「そら、走れシル!」

ポンッ!


隙を突いて左サイドにハーフポジションのディモスを走らせた。
そして先のスペースに向けて意外なほどテクニカルにボールを蹴り出す。
モゼとミケーレがタルデリに吸い付いて居ただけに、ディモスはほぼフリーで上がっていける状態だ。

ディモス「ナイスパス、流石だね!」

ミケーレ「ゲエッ!」
モゼ「や、ヤバっ・・・」

ディッテンベルガ(やはりサイドを狙われているか・・・。
          リベリ達に流動性が許されないだけに、対応が厳しい。)


832 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 17:52:08 ID:???

どうしても左右のいずれかは薄くなりやすいレッチェのサイド。
フォーメーション的にサイドへ人数をかけられるパルマは積極的に攻めて来ていた。
これをどうにか守らなければ、レッチェはどう足掻いてもパルマには勝てない・・・

三杉(この苦しい状況を・・・ディッテンベルガはどう守る?)


先着で
 ★苦渋の決断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 最終ラインをゴール前まで下げた
《スペード、クラブ》 ディッテンベルガが再びサイドをケア
《JOKER》 イスラスを下げた急造の4バックでゴール前を固める


833 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 17:57:48 ID:???
 ★苦渋の決断→ ハート4

834 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/28(木) 18:02:00 ID:???
短いですが一旦ここで切ります。
色々予定が立て込みましてGW中は更新が停滞しがちになりそうです。
人気投票中で盛り上げていくべきところなのに申し訳ありません。

ではまたー

835 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 18:06:11 ID:???

> 苦渋の決断→ ハート4
> 《ハート》 最終ラインをゴール前まで下げた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ディモスの突破力を推量し、ディッテンベルガは打つべき手のリスクを評価した。
ここからはリスク軽減がどれほど出来るかの選択しか彼には残されていない。

ディッテンベルガ(オレがチェックに向かうとしよう…勝負してくれば良し、まずいのは逃げられる手だ。
          逆サイドを抜けだされよう物なら失点は確実、それだけは避けなければならない。
          奴(ディモス)にそれだけのパス技術がない保証はないからな…)

苦渋の選択になるが、彼に出来る事は一つしかなかった。
それはディフェンスラインを最後尾まで下げる事である。

ディッテンベルガ「チェーザレ、ドメーニコ、ゴール前を固めるぞ!」

チェーザレ「わかった!」
ドメーニコ(クッ、大丈夫なのか…!?)


836 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 18:07:44 ID:???

三杉(なるほど…確かにフリーで抜けだされるよりはゴールを固めた方がまだマシだ…
    後はシニョーリのダイレクトシュートをDFが止められるか…かな。)

状況は三杉が予測した事態へと正しく進行していった。
レッチェが最終ラインを下げた事でディモスはそのままサイドを走り切り…
そして当たり前のようにクロスボールを蹴り込んだ。

ディモス「それ、追加点を決めてやれ!」

バシュッ…!


ディッテンベルガ(当然そう来るだろうな… だがシニョーリへのマークはガッチリと着いている…!)

実況「さあレッチェゴール前にクロスボールが上がります! これをシニョーリくんが待ち構えますが…
    リベリくん、ジャシントくん、チェーザレくんの3人が彼を自由にはしていません!!」

ジャシント「大人しくしてやがれ、このガキ!」
リベリ「ジャシント、チェーザレもこっちにくる! お前はクロスのコースへ!」

中々の連携でシニョーリを取り囲むレッチェの3名…
しかしシニョーリは、こんな状態で尚も余裕で笑って見せていた。

シニョーリ(へへっ、こーゆーのって何て言ったかなあ…?)


837 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 18:09:26 ID:???

先着で
 ★シニョーリvsクリア要員→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ絵柄》 シュートは威力を大きく減衰された 
《ダイヤ数字、ハート》 シュートは威力を少し減衰された 
《スペード、クラブ》 シュートは邪魔される事なく放たれた
《クラブ5以下》 シニョーリ(スルーとかしちゃったりして…?)
《JOKER》 レッチェボールになった


838 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 18:12:51 ID:???
★シニョーリvsクリア要員→ スペード3

839 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 18:37:31 ID:???

> シニョーリvsクリア要員→ スペード3
> 《スペード、クラブ》 シュートは邪魔される事なく放たれた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シニョーリ(こーゆーの…オレがちょっと本気でジャンプすると、
       だーれも競り合って来れないこの感じ… そうそう、確か…!)

高々と上がったクロスボール…これに対してシニョーリとクリア要員3名は飛び上がる。
しかしリベリ達は驚愕させられる事となった。
身体の小さなこの少年の異常なまでの跳躍力に…

リベリ「なんだその高さは…!」
ジャシント「さ、サルかよお前は!?」
チェーザレ「と…ともかく競り合えないよ、こんなの!」

シニョーリ「鎧袖一触とかって言ったかな!」

バシュウゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!


840 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 18:38:37 ID:???

実況「おおっと! これはシニョーリくんの得意技! オーバーヘッド、バイシクルシュート!!
    レッチェの3人による囲みを物ともしないで放ちました!! これは凄い!!」

ディッテンベルガ「チイッ、止める!!!」


先着で
 ★ディッテンベルガvs高い必殺シュート→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ絵柄》 シュートを止めた
《ダイヤ数字、ハート》 ボールをこぼれ球にした…セカンドボールはレッチェ有利にランダムだ 
《スペード》 ボールをこぼれ球にした…セカンドボールはパルマ有利にランダムだ 
《クラブ》 シュートを止められない…これはゴールだね、うんゴールだ
《JOKER》 ディッテンベルガ「オレにはもう弱点は無い、そんなシュートが通用するか!」


841 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 18:38:58 ID:???
 ★ディッテンベルガvs高い必殺シュート→ ダイヤQ

842 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 18:41:44 ID:???
ディッテンベルガさんマジイケメン

843 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 18:43:09 ID:???
粘ります!

844 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 19:07:40 ID:???

> ディッテンベルガvs高い必殺シュート→ ダイヤQ
> 《ダイヤ絵柄》 シュートを止めた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シニョーリのシュートは足を交差させたバイシクルシュート…
ただのオーバーヘッドとは威力が違った。
おまけに高度から撃ち降ろされるシュートはディッテンベルガにとって鬼門である。
しかしディッテンベルガはこの場面で無様を晒すわけにはいかなかった。
それは、ただシュートを防げなければ失点確率133%だからという理由ではない。

ディッテンベルガ(イスラスが意地を貫いて縮めた点差だ…
          オレも意地を、ゲルマン魂を貫かぬわけにはいかないんだよ!!)

スッ…
 ガシィッ…!!!

実況「おおっと、止めた! ディッテンベルガくん、この急角度のシュートを見事なダイビングで抑えました!
    絶体絶命のレッチェ、しかしまだ勝負を決めさせなーーい!」

シニョーリ「ゲッ! ま、マジでぇー!?」

ディッテンベルガ「(どうだイスラス、オレも止めたぞ…! お前だけ孤軍奮闘なんてさせやしない…)
          そして右サイドの裏がスカスカだ! いけミケーレ!!」


845 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 19:08:53 ID:???

シュパァァァン!!

すかさずディモスの裏へとロングフィードを放つディッテンベルガ。
守備でのピンチは一転して攻撃のチャンスとなる…この表裏一体がサッカーの醍醐味である。
観客達はこのスピーディーな展開に酔い痴れようとしていた。

シル「…なんて甘いぜ! 悪酔いにさせてやるよ!!」

ミケーレ「っとと、そりゃあフォローに来るよな…だが!」
モゼ「今度はこっちが2対1なんだよ!」


先着で
 ★逆の人数差→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 モゼとミケーレが二人で抜けだした 
《ハート》 モゼが一人で抜けだした
《スペード》 ボールをこぼされてマンチーニとコンティが競り合う
《クラブ》 ボールをこぼされてスローイン、カウンターならず
《JOKER》 シル「オレって結構パスカットが得意だったりするんだぜ!」 ボールは奪われた。


846 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 19:12:35 ID:???
 ★逆の人数差→ スペード4

847 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 19:16:19 ID:???
どうにもイスラス、ディッテンベルガvsパルマの感が強い試合。
カウンターになりそうになく…というとこで一旦ここまでです。

848 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/29(金) 19:38:14 ID:???

第三回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2n/bbs.cgi

第二回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2o/bbs.cgi

第二回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2q/bbs.cgi

アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2p/bbs.cgi


ブルノ「やっほーみんな! キミ達のブルノさんだよ!
     沢山の投票マジで感謝だってばよ、まさにオレのための人気投票だよな!」

ブルノ「まあね、オレも昔からスター街道突っ走ってきた身だけど…
     やっぱり人気が一目で分かるってのは嬉しいもんだわ。
     分身の術でポストの票もオレの物…合計既に80票オーバー!
     スゴい、流石はブルノの兄貴! オレ達に出来ないことをやってのける!
     そこに痺れる憧れるぅー!って、オレだけどねぇー!!」

ブルノ「そんなオレは霧雨スレのサルバトーレ、滝スレのシャドームーン、
     それからモリブレムスレの若島津を応援してるんだぜ!みんなも応援してやってくれよな!」

サルバトーレ、シャドームーン、若島津「おい、反感買うから余計な事しないでくれ。」

849 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 19:42:14 ID:???
ポスト乙でしたwww

850 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 13:16:15 ID:???
シャークの人気も意外に高いw

851 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:14:02 ID:???
書き込み時点でポストとブルノ合わせて全投票数の8分の1か
なんという人気者

852 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 12:01:45 ID:???

>>849 SGGP乙感謝でしたー!
>>850 シャークは全日本ユースで活躍する予定ですよw
>>851 ブルノさんとポストさんは完全にメインキャラを食いにきましたねw
=============================================

> 逆の人数差→ スペード4
> 《スペード》 ボールをこぼされてマンチーニとコンティが競り合う
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ディッテンベルガのフィードによって2対1の有利な勝負をしかける事が出来たミケーレ達。
ここを抜ければカウンターはほぼ成功、サイドを畳み込んだ得点チャンスが広がっていた・・・
しかし不運に依るものか、実力が不足していたのか、パルマのシルは2人を先に進ませなかった。


ポーン

ミケーレ「そら、ワンツーだ!」
モゼ「よしミケーレ、奴等のお株を奪ってお前が抜け出せ!」

シル「甘々のソゥスイーツ(笑)だ、存在が20年早いんだよ!」

パシィッ!


実況「おっとシルくん見事な反応、素早い展開を許しません! そして中央にこぼれたボールが・・・
    さあこれはマンチーニくんとコンティくんが同時に走り込む!」


853 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 12:02:57 ID:???

マンチーニ(これをキープすればまだ望みはある・・・!)

コンティ(・・・と思っちゅうがやろが、その様にゃさせんきに!)


先着で
 ★確率現象→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 マンチーニがキープ 
《スペード、クラブ》 コンティがキープ
《JOKER》 マンチーニ(日本の漫画を見て編み出した必殺の競り合い技を見せてやる・・・!)


854 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 12:04:17 ID:???
★確率現象→ スペード2

855 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 13:55:31 ID:???

> 確率現象→ スペード2
> 《スペード》 コンティがキープ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マンチーニ「うおぉぉぉぉっ!!」
コンティ「負けちゃるかい!」

両者のフィジカルはほぼ互角だった。
貧しい南イタリア特有の泥臭さ、執念を考えればマンチーニの方がやや有利だったかも知れない。
しかし運命は残酷だ・・・芝のギャップがボールをコンティに有利な位置へバウンドさせるとは。

実況「さあ、中盤の骨子となる2人がセカンドボールを競り合う!
    このタイミングだとワンバウンドした後にぶつかり合うかー!?」


ボスッ・・・

マンチーニ「ぼ、ボールが遠く・・・!?」
コンティ「おうおう・・・まっこと運がしょうえい!」

実況「ああっと、バウンドの軌道がややズレた!? 芝目のイタズラか・・・!!
    これはポジショニング的にコンティに有利に働きそうだが・・・」


856 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 13:56:49 ID:???

マンチーニ(な、何でだよ!? クソクソッ・・・!)

実力が近い者同士の競り合い・・・ポジショニングの有利という項目を覆す要素は他になかった。
レッチェの泥臭さを嘲笑うかのように、残酷なボールはパルマへ尻尾を振ったのだ。

コンティ「っしゃあ! おまんら、ココからはユルリと攻めるがぜよ!」

そしてコンティはレッチェが最も嫌がる選択をした。
このままリードを保ったまま、リスクを負うような攻め方をせず時間をかけて崩すという方法だ。
決勝に向けて手の内を晒さずに勝ちたいという意図が明白だった。
またこれは、無理にでも攻めなければならないレッチェのメンタル面からも有効な手となる。
レッチェとしては無理矢理にでもボールを奪わなければ話にならず、その為に体力を消耗させられ・・・
早くボールを奪わなければならないという観念に駆られれば駆られるほど動きは単調に陥るのである。
このままの展開では、最後の最後で時間と体力が不足する怖れもあった。

・・・パルマの中盤はコンティを中心としてよく纏まった崩しを見せていた。
レッチェはこれに抗うが、どうしてもボールが奪えない。
やはりシニョーリにジャシントとリベリを割かれている人数の不利が効いていたのだった。
そして時間はゆっくりと、だが着実に積み重ねられて行き・・・後半も早30分を迎えようとしている時。


857 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 13:57:49 ID:???

先着で
 ★どっちがボールを持って何がどうなった?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 レッチェの見せ場
《ハート》 レッチェがボールを奪った所から
《スペード》 パルマがレッチェを崩し始めた所から
《クラブ》 パルマの見せ場
《Joker》 レッチェが同点ゴール


858 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 13:58:01 ID:???
 ★どっちがボールを持って何がどうなった?→ クラブQ

859 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 16:55:01 ID:???

> どっちがボールを持って何がどうなった?→ クラブQ
> 《クラブ》 パルマの見せ場
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

イスラス「遅い・・・!」

ザザァァァァァ!!


フェラーリ「嘘だろ・・・!?」

スルー気味のパスから抜け出そうとしたフェラーリだったが、これはイスラスが良しとしなかった。
フェラーリの足を完璧に上回るイスラスの高速タックルがここで飛び出したのだ。

イスラス「・・・」

ポーン


イスラスはすかさず前線へとボールを回した。
フェラーリへとパスを流したコンティの裏手、隙が出来たスペースをマンチーニは抜け出す・・・


860 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 16:56:03 ID:???

マンチーニ(サイドに広がってもう一度カルネバーレに出す!
       そして上がってきたイスラスにボールを落とせれば・・・!)

数手をかけた崩しを頭の中で練りつつ、マンチーニはサイドへと広がっていった。
シルとディモスが当然プレスに詰めてくるが、絶妙なタイミングで・・・

マンチーニ「スライドパスだ!」

スパァァァァン


実況「おっと、マンチーニくん上手いぞ! 回転によって地表を飛び石のように少しずつ曲がるパスだ!
    これは中盤を越えてモゼくんに渡るぞ・・・!?」

マンチーニ(出せ、トラップしないで直接上げるんだ!)

モゼ(オーライ!!)

ポーン!!


マンチーニの期待通りにカルネバーレへと出された浮き球・・・
飛び出せそうで飛び出せない、判断が難しい位置・タイミングで上がった。
当然この位置からパワーヘッドを撃ってもシューマッハからゴールを奪える可能性は低い・・・
ならば狙いはポストプレイである。


861 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 16:57:06 ID:???

カルネバーレ「うおぉぉぉぉぉ!!!」

トリノ「させるかよ!」 スルスル・・・


ガシィ!

カルネバーレ「な、なにぃっ!?」

実況「おおっと、これは滑らかなポジション取り・・・そして長い脚でガッチリとボールを挟んだ!
    トリノくんがカルネバーレくんに競り勝っ・・・たと言えるのでしょうかこれは!?」

力に力で対抗せず、トリノは撃たせる前のポジショニングで勝負を決めた。
そしてクリップタックルに似たような体勢でボールを確保すると、着地もキレイに決めて叫んだ。

トリノ「ようし、TC2だ!」

スパァァァァァァン!!


イスラス「!!」

号令と同時に大きく放たれたフィード・・・
これは前線の右サイド、深い位置に蹴り込まれた。
イスラスがボールを受ける為に上がった隙・・・戻らせる前にその裏を突く。


862 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 16:58:16 ID:???

実況「おぉーーっと! またユックリした展開が始まるかと思えば、ここでカウンター!
    一瞬でボールは前線の逆サイドへと走る! そしてこれを受けるのが・・・何故かコンティくん!」

ディッテンベルガ(な、なんて事だ! このカウンターは・・・!)

中央のコンティが右サイドでボールを受けた・・・
攻めている時は良いが、万が一通らなかったら守備に大きな穴を空ける筈のこの一手。
だがパルマには中央に穴は空いていなかった・・・このスペースを埋める選手が居たのだ。

シニョーリ「ヘヘッ・・・お前等こんな所に居ていいの?」

ジャシント「い、いつの間にこんな位置に・・・!」

シニョーリがジワジワと位置を下げていたのである。
マーカーとゾーンの混乱がここに来て起こった・・・いや、起こされた。

トルシア(シニョーリはピッチに存在しているだけで価値がある、そういう選手だ。
      向こうのイスラスくんも同種の価値を持つ存在だが・・・残念だったね、その怪我は。)

パルマは守備に穴を空けず、レッチェは守備に穴を開けさせられる・・・
このような理不尽な現象が起こってしまうのは、シニョーリという選手を上手く使いこなしている結果だろう。
ともかくレッチェにはボランチと最終ラインの間にぽっかりと距離が空いてしまった。


863 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 17:00:32 ID:???

ガリバルディやディモスがそのスペースに走りこむとすれば、ディッテンベルガは無視できない。
しかしボールはサイドにあり、それを受け取ったのはコンティである・・・。
ディッテンベルガはサイドも無視する事が出来ないのだった。

ディッテンベルガ(またゴール前で勝負するしかないのか・・・!)

全ての隙を埋める方法は無く、苦渋の選択を再度強いられるディッテンベルガ。
それを確認し、コンティは悠々とフィニッシュを考える余裕を得た。


先着で
 ★どうしますか?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 イスラス「おめーに余裕とかねえがら!」
《ハート》 フェラーリにパスしましょうか
《スペード》 自分で行きましょうか
《クラブ》 タルデリにパスしましょうか
《クラブA》 おっと、シニョーリのマークが外れたようなのでパスしましょう
《JOKER》 ブルノ「コンティ! オレだ、オレにもってこい!」 ブルノが裏切った!


864 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 17:04:25 ID:???
★どうしますか?→ クラブJ


865 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 17:05:48 ID:???
カードが黒ばっかだね…

866 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 17:28:46 ID:???
データが揃っているとはいえあれだけ苦戦したレッチェをこうも容易く…

867 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 18:20:46 ID:???

>>866 容易くと言うより本当に相性最悪なんですよね・・・シニョーリ、クスタ、シューマッハと。
=============================================

> どうしますか?→ クラブJ
> 《クラブ》 タルデリにパスしましょうか
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コンティ(ま、わのFWもちくとは点を取っとくげな・・・)

ポーン!


実況「おっと、コンティくんのパスが通る! これはタルデリくんへのラストパスか!?」

どの攻め方でも、結局は最後にディッテンベルガとの勝負が待っている。
だがその中でも相性というのがある・・・コンティはそれを見定めたフィニッシュ選択をしていた。
適当に決めているようで、確(しっか)りと焦点が合っているのが不思議なところではあるが・・・

タルデリ「よし、この時間帯で1点突き放せば勝負は決まりだ・・・
      ならばここは出し惜しみ無しだ、必殺シュートで決めてやる!!」


先着で
 ★タルデリの必殺シュートは何かな→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 キャプ翼VSでジェディーノが使っていたショットガンシュートだ!
《スペード、クラブ》 5でエドゥアルドが使っていたローリングヘッドだ!
《Joker》 どうやら両方使えるぜ、だがここはショットガンシュートでいく!
《クラブA》 どうやら両方使えるぜ、だがここはローリングヘッドでいく!


868 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 18:26:23 ID:???
★タルデリの必殺シュートは何かな→ ハートK


869 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 18:54:46 ID:???

> タルデリの必殺シュートは何かな→ ハートK
> 《ハート》 キャプ翼VSでジェディーノが使っていたショットガンシュートだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実況「さあバイタルエリアでパスを受け取ったタルデリくん、ここは絶好のシュートチャンス!」

コンティのパスはサイドを抉りきる前に出されたパスだった。
レッチェの最終ラインがゴール前まで下がっているので、これは易々と通るが・・・
ディッテンベルガはこのパス種から、自身の考えた最悪の想定よりもマシだと判断する。

ディッテンベルガ(高度から撃ち下ろす類のシュートではない・・・と。
          ・・・ならばまだ望みはある、ここを守り切って再度!)


グォォォォォ・・・

タルデリ「さあ行くぜ、ショットガンシュートだぁっ!!」


先着で
 ★ディッテンベルガ(達)vs地上シュート→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 シュートを止めたぜ!
《スペード》 ボールがこぼれた…! セカンドボールはブルノがクリア! 
《クラブ6以上》 ボールがこぼれた…! セカンドボールにはフェラーリが・・・!
《クラブ5以下》 ゴールを決められました
《JOKER》 ブルノが見事な飛び出し! 勿論ハンド!


870 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 18:56:41 ID:???
★ディッテンベルガ(達)vs地上シュート→ クラブ4

871 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 18:58:52 ID:???
この判定でピンポイントでゴールを決められちゃうのかw
レッチェ……無念……。

872 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 18:59:16 ID:???
こりゃ……もう逆転の目はなさそうだな

ブルノが超覚醒してドリブル王にでもならん限りは

873 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/02(月) 19:01:26 ID:???
これにて終戦確定・・・! と言ったところで本日は終了です。
散発的な更新が暫く続くかと思いますが、どうぞ御勘弁をー。

見事に低確率シュートを決めたタルデリはシュート力が少し上がります。
ディッテンベルガのブローーックを越えたシューターなので。


874 :アナカン:2011/05/02(月) 19:19:19 ID:???

第三回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2n/bbs.cgi

第二回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2o/bbs.cgi

第二回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2q/bbs.cgi

アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2p/bbs.cgi



ルーベン「さてと…人気投票祭も大詰めだな。 まさかオレにこんな票が入るとは思ってなかったぜ。」
フィッツウォルタ「それについて解析してみた……ふむ、体育座り票だな、」
ルーベン「待てぇい! なんだその体育座り票ってのはよ!?  ふざけんのも大概にしろよ!?」
フィッツウォルタ「まあ正確には同情票とpgr票だが…ボクなりに表現してみた。 お気に召さないかい?」
ルーベン「ったりめーだ! この引き弱ヘタレ策士!」
フィッツウォルタ「ムカッ)IND…!」※訳:乾汁飲んで死ね


ミハエル「OMG…皆さん、醜い争いを見せてスミマセン、2人に代わって謝ります。
      そんなボクが応援するキャラは霧雨スレのカナちゃん、モリブレムスレのヤマザルくん…
       それから滝スレのフジー・マッケンジーです。
       特にマッケンジーはイイですね、そのネーミングは10点です。」

875 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 22:46:47 ID:???
乙でした!

876 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 11:51:32 ID:???
レッチェは大事なところで働けるのがたったの2人しかいないのが痛かったわ…

877 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 00:06:17 ID:???

>>875
乙感謝ですだ

>>876
ずばりそこですね。
選手層の差、戦術の替えの利かなさなど…チームとしてレッチェは負けました。
戦術は高度でも、相性が悪い相手に他の戦い方が出来ないのは流石に厳しい。
=========================================

> ディッテンベルガ(達)vs地上シュート→ クラブ4
> 《クラブ5以下》 ゴールを決められました
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実況「さあバイタルエリアでパスを受け取ったタルデリくん、ここは絶好のシュートチャンス!」

コンティのパスはサイドを抉りきる前に出されたパスだった。
レッチェの最終ラインがゴール前まで下がっているので、これは易々と通るが...
ディッテンベルガはこのパス種から、自身の考えた最悪の想定よりもマシだと判断する。

ディッテンベルガ(高度から撃ち下ろす類のシュートではない...と。
          ...ならばまだ望みはある、ここを守り切って再度!)

彼ほどのDFならばそう思って当然であった。
そう期待して良かった…何しろシュートを撃つのは得点ランキングに入っていないFWだ。
ここまでの動きから、多少競り合いが強くテクニックのある選手なのは判っていた。

878 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 00:08:40 ID:???

ディッテンベルが(…つまりはシニョーリをより活かす為のFW…!
          幾らフリーで抜け出した言えど、そんなFWのシュートを通させるか!)

トルシア(…と、ディッテンベルガは思っている。 彼だけじゃない、観客だってそうだ。
      タルデリは主力が抜けたイタリアのFW、所詮は3番手以下の元MFだ…とね。
      ふふ…今こそ見せ付けてやれタルデリ、実直なお前が磨いて来たその実直なシュートを!)

そう…ディッテンベルガの想定は大きく外れていた。
それは観客の想定でもあり、また三杉の期待も同じであった。

三杉(この場面でディッテンベルガを抜いてゴールを奪われる場合…
    それはレッチェだけでなく“僕達にとっても最悪”な事態を意味している。)

このシーンは三杉が最も知りたかった事が判明する場面だったのだ。
つまりはタルデリがストライカーとして力を持っているか否か…
シニョーリ以外に決定的な得点力をパルマが有しているかという点である。

タルデリ「さあ行くぜ、ショットガンシュートだぁっ!!」

バキュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!


ゴールの右上隅…守備陣が最も反応し辛いコースを狙ったシュートが撃ち放たれた。
ディッテンベルガはこのシュートに対して確かな反応を見せる。
しかしそれは彼の想定よりも確実に鋭く、十分な体勢でのブロックとはいかなかった。

879 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 00:10:47 ID:???

ディッテンベルガ(嫌なコースを狙ってくるが…その程度のスピードの直球は通さn…)

バキィィィィィっ!!!

捉えた…と確信したディッテンベルガは天地がわからない状態に陥っていた。
まるでダンプカーに跳ねられたかのような衝撃と共に宙を舞ったのだ。

三杉(見たぞ…!)

重量感を宿したボールはそのままゴールに吸い込まれ…
そしてネットをも突き破って、パルマの3点目を告げた。


レッチェ  1−3  パルマ
=========================================

前半3分  シニョーリ ドリブル→シュート (通算15得点)
前半27分 フェラーリ ドリブル→シュート (通算2得点)
後半8分  イスラス  こぼれ球→シュート (通算5得点)
後半34分 タルデリ  コンティ→パス→ショットガンシュート (通算1得点)※アシスト:コンティ

880 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 00:13:45 ID:???

実況「決まったあぁぁぁぁ! 3点目、試合を決定づける追加点がパルマに入りました!
    決めたのはなんとタルデリくん、大会初得点ですが…これは驚きのキック力です!」

観客「な、なぁ…今のタルデリが撃ったのか?」「ああ、まさかとは思ったけど…」「す、すげぇじゃん!」
  「イタリアユース、いけてるかも!?」「ランピオンしか得点力ないって思ってたけど、こりゃあ…」


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

一拍置いてから、スタジアムを吹き飛ばすような歓声が舞い荒れた。
ブラジル人のシニョーリが凄いシュートを見せたのとは全く違う意味を持った歓声だった。
さっきまでは誰もがイタリアユースはランピオンの1トップとカテナチオという形を想像していた。
ある理由で不足しがちになってしまった得点力を堅守でカバーする、イタリアの姿とともに。
だが今日ここに新しい風、得点力が期待できるFW、タルデリが現れたのだ。

タルデリ「やった! やったぞ! オレは決めたぞおぉぉぉっ!!」

タルデリは喜びを爆発させながらサポーターにアピールするために駆けていた。
そんな男の姿をフィオレンティーナの面々は押し黙りながら見つめていた。

881 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 00:16:55 ID:???

バンビーノ「…まさかディッテンベルガの壁を抜く程のシュートを撃つとはな…」

三杉「守備陣にとって嫌なゴールの隅を確(しっか)りと狙って撃っていたね…
    スピードは然程ではないが、球の質は重そうだ…コントロールがまぐれでないとすれば…」

かなりの威力を持ったシュートであると断言できるだろう。
三杉は続く言葉を言わず、バンビーノの返答に期待した。

バンビーノ「…まぐれじゃないだろう、タルデリは実直な男だ。
       急造でボランチからFWに遷されても、文句一つ言わずにやり遂げた程だからな。
       キック力はともかく、シュートコントロールにまぐれなのは奴に限って、ない。」

三杉「…なるほど、実直ね。」


トルシア(そう、実直なお前らしいシュートだったぞタルデリ。 まさに鳥撃ち銃の名を冠するに相応しい。
      最初は欠点だらけだったお前のシュートは、まさに散弾銃の進化の歴史と同じに成長した。
      単純な発想から試行錯誤と実直な努力を積み重ね、今それは大きな武器として完成した。)

パルマのもう一つの得点力に激しい警戒の目を送るフィオレンティーナの選手が居て…
自分が育ててきた選手の開花を喜び誇るパルマの監督も居た。 そして…
絶望的な状況を突きつけられて項垂れるレッチェの選手達もそこに居た。

882 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/06(金) 00:18:55 ID:???
半端で選択もカードも無かったですが一旦ここまでです。
続きは明日以降に。
ではでは。

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