キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/17(水) 14:48:58 ID:DsYKOYu6


この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。





…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)




252 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:30:53 ID:???

ブンナーク「クソっ、届かねえ!」

新田(俺達を引き付けるにしても、随分中途半端な・・・・・・)

ブンナークのジャンプが届かず、その上を越えて行く様を新田は見ていた。
『もう自分では追いつけないフィードだ』と、新田は思わず足を止めてボールの軌道を目で追った。
恐らくは中盤の競り合いになるだろうが、DFラインが上がっているため中山を加えた3対2・・・
またバンビーノ、マルコ、ミュラー、レントゥルスらも低い位置で備えている。
パルマのFW2人も手練れには違いないが、この守備をその人数で超える事はあるまい、と・・・
このボールを見て新田はこう考えていたのだ。


ディッテンベルガ「・・・・・・やられたな。」

フィッツウォルタ「うん。」

イスラス「・・・・・・」

隣の人(えっ・・・?)


253 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:32:21 ID:???

ダムッ!

緩やかに空中で弧を描くボール・・・最初のバウンドは前に出たFWとMFの間に出来た隙間であった。
CMFの三杉が下がった事でこのスペースは無人、誰に邪魔される事なくボールは芝の上を跳ねた。

三杉「・・・・・・?」ゾワッ

2つ目の放物線を描き始めたボールの様子を見て、三杉は嫌な予感を覚えた。
そして後方を振り返り、自分達の位置関係をもう一度見直してみた。
すると、突如として頭の中で警鐘がハッキリと鳴り出した。

三杉「中山、下がれ!!」

レントゥルス「ヴェ・・・・・・」
マルコ(ミスギ・・・? こんな緩いフィードに一体何を慌てて?)

この叫びを聞いたメンバーのほとんどは、三杉が何を焦ったのか理解が及ばなかった。
そしてこれを俯瞰で観ている観客ですら、いまだ状況が分かっていなかった。


イスラス「・・・何をやられたと・・・・・・?」

隣の人(ナイス! そこの人ナイス! なになに、何なの!?)


254 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:33:23 ID:???

フィッツウォルタ「ディッテンベルガ、キミが一番解っているだろ?」

ディッテンベルガ「フィオレンティーナは守備の隙を突かれたのさ。」

隣の人(隙・・・?)

ディッテンベルガ「ミスギ達は2点目を奪われた時からDFラインを上げている。
          これはボランチとDFが連携し、撃たせる前に止めるのを主眼に置いた事を意味する。」

フィッツウォルタ「撃たせる前に止める・・・キミ達レッチェの主戦術だったね。」

ディッテンベルガ「そうだ・・・しかしこれはGKとDFラインの間にも大きなスペースが生む。
          パルマは・・・いや、クオーレはそのスペースを利用したのさ。」

イスラス「・・・シュートか・・・・・・」 ガタッ

隣の人「マジでっっ!!?」

フィッツウォルタ「・・・え、なにキミ?」


255 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:34:54 ID:???

ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・

ボールは三杉達の頭上で放物線の頂点に達していた。
速度と距離から考えれば、今からこのボールを追っても絶対に追いつけはしない。
ここに来て実況もようやく事の凄さを把握していた。

実況「ま・・・まさかこれは・・・・・・ こ、この奇跡に立ち会える我々は幸運かも知れません!
    自陣から放った“シュート”! ボールが導く軌道は、さながらピッチに掛かる・・・」

トルシア「極上の虹!」


・・・ダムッ!

二度目のバウンド、しかしボールは全く勢いを衰えずに三つ目の虹を描き始める。
キックオフ直後の僅か30秒、自陣からのシュート、決まれば伝説…いや決まる!
観客が再び大歓声を上げる心の準備に入った。

ジョアン(マルコ・クオーレは知っていた。
      ピッチの状態、カラッと乾いた芝の摩擦、ボールの跳ね具合・・・
      風向きとその強さ、そして必要なボール順回転・・・
      全て理屈ではなく感覚で知っていたのだ。)

『だが・・・』とジョアンは呟いた。
サンシーロの観客の中で、ジョアンはボールではないものを目で追っていた数少ない一人だった。
三杉のコーチングが飛んだのと同時に“それ”が動き出した時から。


256 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:36:21 ID:???

ジョアン「このチームにはナカヤマも居た・・・
      クオーレはそれを理解(し)らなかったのだ。」



――トンッ――――――――

3つめの虹を描き始めたところで、全ては霧散と成り果てた。
美しい虹は荒ぶる雷によって切り裂かれたのだ。

中山「動くこと・・・雷霆の如し・・・・・・!」

クオーレ「・・・!」


ウワアァァァァァァァァァァァァァ!!!

実況「と、止まったあぁぁぁぁ!!! 今にもゴールに吸い込まれそうだったこのシュート…
    高く位置していたCB、中山くんが阻止して見せたあぁぁぁっ!!!」

ディッテンベルガ「ナカ・・・ヤマ・・・・・・か。」

フィッツウォルタ「フフッ、ボールは彼の頭上も追い越して行ったんだけどね・・・
          それでどうして追いつけると言うんだい? キミじゃあるまいし。」

イスラス「・・・クック・・・・・・」


257 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:37:32 ID:???

フィオレンティーナの戦術的サッカーが、再び一人のファンタジスタに敗れようとしていた。
しかし彼らは・・・三杉達は二度敗れはしなかった。
ブンナークのプレッシャー、ダラピッコラのポジショニングはクオーレに少なからず脅威を与えており…
そして三杉のコーチングは中山を正しく導いた。
その中山は期待に応え、この恐るべきシュートに追いつき、止めて見せたのだ。

フェラーリ「まだだっ!」
タルデリ「オレ達が奪って…押し込む!!」

中山「チィッ!」

彼らにとっての最悪の事態も想定していたのか、パルマのFWが直ぐに詰めて来た。
2対1の状況であれば奪えると確信していたのだろう。
しかしフィオレンティーナのチーム力もここで終わりではなかった。

ミュラー「ナカヤマ、こっちです!」

スペルマン(フォローフォロー)
レントゥルス(せめてこんくらいはしないと怒られるよね・・・)

中山と同様に低く下がっていたミュラーが連携に来ていた。
そしてスペルマンらはその後方から走ってきており、
連携は流石に無理だが、せめてゴール前をカバーしようとしている。


258 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 16:38:54 ID:???

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★中山 ワンツー(! card)66 +(! dice + ! dice)=
  ミュラー ワンツー(! card)64 +(! dice + ! dice)=★
 ★フェラーリ パスカット(! card)64 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
  タルデリ パスカット(! card)64 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ワンツー突破! さあここから反撃だ!
=1〜-1 → 左から順に(スペルマン、レントゥルス、スローイン)
≦-2 → パルマボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ワンツーの2人がカードのマークが一致で両者に+2、クラブ一致で−2ペナ。
カードの数値が一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツーに進化。


259 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 16:40:18 ID:???
★中山 ワンツー( ハートK )66 +( 36 )=
  ミュラー ワンツー( ダイヤA )64 +( 21 )=★

260 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 16:40:52 ID:???
★フェラーリ パスカット( ダイヤ10 )64 +( 32 )+(人数補正+1)=
  タルデリ パスカット( クラブ4 )64 +( 21 )+(人数補正+1)=★

261 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 16:43:10 ID:???
完全に流れはできた! あとは全てブンブン次第だ!

262 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 16:51:33 ID:???
ジョアン監督の中山への評価が鰻登りだね

263 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 17:38:38 ID:???

いやあ1シーンごとに消費するガッツ(←スレ主の)が凄まじいです。
=============================================

◎中山 ワンツー( ハートK )66 +( 3 + 6 )=75 ※K勝利
  ミュラー ワンツー( ダイヤA )64 +( 2 + 1 )=67
◎フェラーリ パスカット( ダイヤ10 )64 +( 3 + 2 )+(人数補正+1)=70
  タルデリ パスカット( クラブ4 )64 +( 2 + 1 )+(人数補正+1)=68

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ワンツー突破! さあここから反撃だ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

フェラーリ「なっ!」

ミュラー(凄い・・・これがナカヤマの底力なのか。)


ポンッ・・・
   ポンッ!

中山から送り出されるパスのタイミング、コースにミュラーは呆れる程であった。
DF同士のショートパス連携、FWによるインターセプト・・・
いずれも中盤で見られるより一段低いレベルで争われるのは必至であろう。
この場においても互角の勝負で、フォローの分だけフィオレンティーナが有利に過ぎないだけの筈だったのだ。
しかし・・・


264 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 17:39:54 ID:???

タルデリ「こいつのパスは・・・!」

中山「そこだっ!」 バシュッ!

タルデリのカバーの逆を突いた、鋭いパスが中山の足から放たれた。
出されたタルデリは一歩も動けず、その鋭さに絶句するしかなかった。
一方の動きが止まれば守備の連携は最早成り立たず、ミュラーのリターンで完全に勝負は決まった。

※中山がK覚醒、パスが+1されました。


中山「さあここからはお前等の仕事だっ!!」 バシュッ!

十分なスペースを得た中山は、今度は縦にパスを出す。
ボールはフィオレンティーナのゴール前からセンターサークル手前まで運ばれる。
そしてこのパス受けた選手は・・・


先着で
 ★中山のパス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 中央の三杉
《ハート》 左サイドのバンビーノ
《スペード》 右サイドのマルコ
《クラブ》 中央の新田
《JOKER》 おめでとう! もう一気にゴールシーンまでイベント!


265 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 17:40:06 ID:???
 ★中山のパス→ ダイヤ3

266 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 17:42:10 ID:???
中山さん……あんた輝いてるぜ!

267 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 17:53:44 ID:???

> 中山のパス→ ダイヤ3
> 《ダイヤ》 中央の三杉
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

このパスは敵陣に背を向けていた三杉に向けられていた物だった。
後方からはコンティが迫り・・・疲労している三杉には最早彼を抜く力も残っていない。

三杉(でもそれでいい・・・このチームは僕が居なくても点が取れるチームなのだから。)

コンティ「洒落んならんきっ、もうよかじゃろ!?」


パシッ・・・

コンティ「ふぐっ・・・!!」

三杉はワンタッチでボールを軽く蹴り返していた。
それは彼の斜め後方に位置していたダラピッコラへのソフトなパスであった。
ボールとの距離が更に離れたコンティが思わず唸る。
ダラピッコラはそのままボールを運ぶ選手へと視線を動かし、脚を軽く振り被った。
誰に運んで貰うべきかは、レジスタのパスによって正しく伝えられている。


A バンビーノ
B マルコ
C 新田
D その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


268 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 17:57:36 ID:7JpeZ5jw
A

269 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 17:59:07 ID:uJEVXCiM


270 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:04:40 ID:vmYG5mV2
A

271 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 18:38:46 ID:???

> A バンビーノ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

先程の三杉と同じくワンタッチのパス。
ダラピッコラでもそれが出来るよう、三杉のソフトなパスは彼の足元で止まった。
そして彼はそのまま自分が向いている方向にボールを蹴りだすだけで良かったのだ。

ダラピッコラ(バンビーノ・・・任せたっ!) ポーン

ガリバルディ(マズッ!?)

中山のパスが三杉に向けられた事で、SHのガリバルディは少しだけ中央に寄っていた。
お陰でバンビーノがボール運びをする下地は整っていた。
逆サイドのマルコよりも少しだけ都合が良い・・・という程度の物だったが。

バンビーノ(負傷のあるこの脚にとっては、その程度が大きい・・・!)

クスタ(この展開は一体・・・我々は逆転して、勝利を確信していた筈だったと言うのに・・・
     一体何故こんな状況になってしまったのか・・・!)

守備の要であるクスタがこの様な事を思うほど、状況はパルマにとって不利な物に変わっていた。
たったの10分かそこらで何が起こったのか。
状況は短い間に余りに大きく変動し過ぎていた。

そして今、バンビーノがサイドの端を駆け上がっていく。


272 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 18:40:24 ID:???

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★バンビーノ ドリブル(! card)69 +(! dice + ! dice)+(レジスタ、サイドアタック、軽症+1)=★
 ★ガリバルディ タックル(! card)64 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 抜いた! そしてラストパスが出される・・・
=1〜-1 → 左から順に(新田、三杉、ファビオ)
≦-2 → パルマボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
バンビーノのマークがダイヤで「芸術的ドリブル(+4)」、
 ハートかスペードで「ショットガンドリブル(+2吹飛3)」が発動。
ガリバルディのマークがダイヤかハートで「ヨンフォアタックル(+3吹飛4)」が発動。

※バンビーノは軽症未治療状態です。


273 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:40:58 ID:???
★バンビーノ ドリブル( ハートJ )69 +( 32 )+(レジスタ、サイドアタック、軽症+1)=★

バンビガンバ!


274 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:42:13 ID:???
★ガリバルディ タックル( ダイヤ6 )64 +( 21 )=★

275 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:42:32 ID:???
★ガリバルディ タックル( クラブ9 )64 +( 41 )=★

276 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:09:25 ID:???
フィオレンティーナ、本当に後半に強いわ…。信じられない。

277 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:22:57 ID:???
残り数分!

278 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 19:44:53 ID:???

 バンビーノ ドリブル( ハートJ )69 +( 3 + 2 )+(ショットガンタックル+2)+(色々+1)=77
 ガリバルディ タックル( ダイヤ6 )64 +( 2 + 1 )+(ヨンフォアタックル+3)=70

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → 抜いた! そしてラストパスが出される・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ズザァァァァァァッ!!!

ガリバルディ「(ヨンフォアタックルだ・・・)吹き飛べよっ!!」

若年の勢いをそのままに、ガリバルディは強烈なタックルを繰り出した。
仮にバンビーノの負傷を更に悪化させる事になろうが、ここは吹っ飛ばしてでも止める。
そういう闘志を纏ってぶつかって行ったガリバルディ・・・
しかし元々のポジションが悪く、それによる焦りは勢いで誤魔化せる物ではない。

バンビーノ(タイミングはバラバラ、焦点も定まっていない。
        ・・・そんな身の入っていないタックルなど・・・・・・!)

ガシィィィィッ!

ガリバルディ「グハッ!? な、何が・・・」

バンビーノ「ショットガンドリブルの餌食だと言っている!」

アズーリを語るのはまだ早い、そう言わんばかりにバンビーノは地力の差を見せ付けたのだった。
ガリバルディは身体を打ち付けられながら、自分が完全に敗北した事を認めざるを得なかった。
そしてこの左サイド・・・バンビーノの突撃を阻止できる選手はもう誰もいない。


279 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 19:49:08 ID:???

クスタ「クッ・・・!」

目前だった勝利がスルリと指の間からすり抜けて、いつの間にか遠くへ消え去ってしまったような・・・
他に喩えようもない、深い焦燥がクスタの全身を蝕んでいた。

シューマッハ「迷うなよクスタ・・・。」

クスタ「シュ、シューマッハ・・・?」

そんなクスタにキャプテンであるGKは声をかけていた。

シューマッハ「奴等も既に空ッ欠だ、ただ一人を除いてな・・・
        フィニッシュは今度こそヤロウしか有り得ねえ。」

クスタ「そ、そうか・・・・・その通りです。」

シューマッハ「・・・奇跡なんて無えんだ・・・どんな状況でもやるべき事を確実にこなそうぜ。
         その積み重ねで、オレ達はいつの間にか奇跡呼ばわりされていただけだろ?」

クスタ「・・・・・・!」

もうまともに腕を上げる事も困難な程に消耗したシューマッハ。
その彼が、今出来る最大限のキャプテンシーを見せていた。
動揺したクスタを立ち直らせ、彼の発奮に全てを委ねる・・・ただそれだけだった。

シューマッハ(それでもヤツを止めるには・・・クソッ、情けないぜ・・・!)

パルマの・・・イタリア最硬のゴール前である為には、彼の残り体力は枯渇しすぎていた。


280 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 19:51:12 ID:???

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ブンナーク ブンナークキャリバー(! card)76+(! dice + ! dice)+(ガッカリペナ、レジスタ、マイナスクロス+1)=★
 ★トリノ 高クリア(! card)69+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
  ファビオ 高クリア(! card)68+(! dice + ! dice)+(城壁伝説、人数補正+4)
  クスタ 芸術的クリア(! card)74+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
 ★シューマッハ キャッチ(! card)70+(! dice + ! dice)+(ガッツ100以下-3)=★ 
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(新田vsシニョーリ、マルコvsディモス)
≦-2→ パルマボールに。

【シュート】−【セービング】
≧2→ ゴールに突き刺さった! 長き戦いよさらば!
=1〜-1→ 左から順に(新田、マルコ、シニョーリ)
≦-2→ パルマボールに・・・もうちょっとだけ続くんじゃ。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ブンナークキャリバーは吹飛係数2を有す。
芸術的クリアは吹飛係数4を有す。
シューマッハの数値が7の場合「スキル・奇跡の赤鼻」が発動、ダイス合計が12扱いになります。


281 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:51:39 ID:???
★ブンナーク ブンナークキャリバー( ダイヤ6 )76+( 35 )+(ガッカリペナ、レジスタ、マイナスクロス+1)=★

282 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:52:27 ID:???
★トリノ 高クリア( スペード10 )69+( 65 )+(人数補正+1)=
  ファビオ 高クリア( スペード4 )68+( 44 )+(城壁伝説、人数補正+4)
  クスタ 芸術的クリア( ハートQ )74+( 44 )+(人数補正+1)=★


283 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:53:09 ID:???
★シューマッハ キャッチ( ハート5 )70+( 33 )+(ガッツ100以下-3)=★ 

284 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:53:22 ID:???
 ★シューマッハ キャッチ( クラブ9 )70+( 56 )+(ガッツ100以下-3)=★ 

285 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:53:54 ID:???
いったか!?

286 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:54:24 ID:???
決まったああああああああああああ!!!!!

287 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:55:08 ID:???
正直、絶対負けたと思ったんだがなあ…すっげーわ、言葉がない。

288 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:58:59 ID:???
ゆうしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

289 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 19:59:27 ID:???
待て待て、ロスタイムのワンプレイはお約束だw

290 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:04:47 ID:???
>>282
全員かなりの引き=質の高いプレイだったけど、それを見事に吹き飛ばした!

291 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 20:07:44 ID:???
決まりましたね…残りは描写で終わるつもりです。
クオーレのガッツも虹で大きく消耗しましたし。


…で、本日の更新は終了致します。
もうガッツ消耗しすぎました…ワンシーンでどれたけ力を使ったんでしょうか。
しかしスレ主自身興奮し過ぎて文章の稚拙化が三割増しでしたごめんなさい。


いや…この試合の中山はやばかったです。
彼がダイヤ出さなきゃ失点という場面で悉くダイヤ。
得意でないタックルでもダイヤ。
凄かったです中山さん…

292 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:09:34 ID:???
間違いなくこの試合は伝説の超試合になった!!
ラ・オツデシター!!

293 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:12:57 ID:???
FORZA FIORENTINA!!FORZA FIORENTINA!!FORZA FIORENTINA!!

294 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:20:24 ID:???
ポスト怖いw
いやー色んな奇跡が積み重なってるよw
覚醒ポイントで三杉のシュート力を上げたり
(上げてなかったらシューマッハに届かなかった=この展開がなかった)
アンザーニ監督が本気だしてくれたり
神引きだったり
新田が後半シューマッハを消耗させたりと
中山のガッツだったりと
こりゃすごいわw

スレタイ通りパルマ戦の主役は三杉を中心としたフィオだったよ
本当に観客はフィオを知ることになったしw

295 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:22:16 ID:???
間違いなく伝説になった

296 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:38:00 ID:???
この試合の何がすごいって、パルマが最後までヘタレなかったことだと思う。
戦術的にも大きな失敗をほとんどしなくてラストにはとんでもないチート技まで繰り出してきたし、
もちろん試合中の引きも全体的に高水準だった。
しかしそれを上回るフィオの引き……いやもう、ブラボーとしかいえないわw

297 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:45:25 ID:???
マジで森崎板の歴史に残る超劇的な名勝負だと思う

298 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:52:25 ID:???
おめでとう
凄い試合だった

299 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 21:02:08 ID:???
パルマもフィオも全部出し切った感があるよね
2点目取られてブンナークが反則した時はもうダメだぁと思ったよ

300 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 21:04:10 ID:???
シニョーリのアクセルスピンシュート
クオーレのディアボロ
そしてブンブンの決定機でのファウル

何度「もう駄目だぁ…」と絶望しかけたことか…
これからも戦いは続く!

Forza FIORENTINA!!


301 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 21:08:39 ID:???
ブンナークはもう泣いていいよ(漢泣き的な意味で)

302 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/26(金) 21:16:02 ID:???
いやあ今日は気持ち良く劇場版エヴァが観れます。
…と、空気を読まない独り言
コメレスはまた次回ね!

303 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 21:31:37 ID:???
遅ればせながら更新乙です!
本編のVSハンブルグなんかに匹敵する名勝負でしたな



304 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 23:14:40 ID:???
>>187
>たった一人、スウェーデンユース代表GKでもあるシューマッハだけはこのボールの軌道を追った。

あれ?シューマッハってデンマークユースじゃなかったっけ?


305 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 23:28:54 ID:???
はっはっは、やだなあシューマッハはデンマーク代表に決まってんじゃん。
ほらテンプレの人物紹介にもデンマーク人って書いてある。
>>187だって……スウェーデン代表って書いてある!


あれ?www

306 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 23:44:52 ID:???
スウェーデンとデンマークは合併してスウェーデンマークになったのだ

307 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 23:54:01 ID:???
なるほど、だから赤鼻が反応しなかったのかw

308 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 08:17:45 ID:???
>>304
皆わかっててスルーしてたのに…

309 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 17:23:46 ID:???
>>308
もしこのままスルーして
破壊神レヴィンと奇跡の壁シューマッハが同じチームになったら
恐ろしくてやっていられないからじゃないか? 俺も怖いぞw

310 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/27(土) 17:46:07 ID:???
神聖スウェーデンマーク帝国、または合衆国北欧…かっこいいですよね!
今日は更新ないのです、明日は少し頑張ります。

311 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:03:38 ID:???

>>285-286 >>290
一瞬わからなかったですね、クリアの選手の数値が皆よかったので

>>287-288
スレ主も感無量になりましたw

>>288
喜び爆発ですねww

>>289
このスレでは逆転の目が消え失せたと私が判断したら、
残りは10分程度残していても切り上げる事がありますw

>>292
ラ・オツカンシャ!
レッチェ戦以上の試合は絶対に書けないと思ってましたが…
続けていれば色々あるものですねえ…

>>293
サポーターの方ですね?
フィオへの熱烈な応援ありがとうございました!


312 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:05:42 ID:???

>>294
無駄だったプレイってほとんど無かった気がします。
フィオレンティーナは監督含めて一丸となっていました。
テーマの通りチームの力で勝ってくれて良かったです。

>>295 >>297
スレ主の心の中では一生消えない伝説です。

>>296
いやあ…本当にパルマの引きは強敵でしたね!
絶妙な所で勝って絶妙な所で負ける…ドキドキ感を最後の最後までよく演出してくれたものです。
クオーレについてはスレ主が送り込んだ、いとも容易く行なわれるえげつない行為でしたがw
本当に初見殺しごめんなさいw

>>298
ありがとうございます、スレ主も最後は魂抜けてました。

>>299
大抵は1試合では全ての奥の手を見せられないんですけどね。
この試合は用意していた物が全部出ました。
カードの神様どうしちゃったのと思いました。


313 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:08:14 ID:???

>>300
実はパルマはフィオよりも1つ高いレベル設定でした。
表面上の総合力も水を空けられていたのですが…
皆さんが粘り強く諦めずついてきて下さったお陰ですね、スレ主は果報者です。

>>301
ブンナークの代わりに私が泣きましょうw

>>303
本編のハンブルガー戦はスレ主もリアルタイム参加でしたが…
あの時の興奮にはまだまだ追い付けてませんよ、精進精進。

>>304
全力のジャンピング土下座をくらえ!

>>305-309
サーセンww
スレ主は左脳ではシューマッハ=デンマークと理解しています。
しかし右脳では何故かシューマッハ=スウェーデンとなっちゃっています。
何故こんな事になったかわかりません、でも北欧の国って必ず何かこんがらがっちゃうのですw


314 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:10:12 ID:???

◎ブンナーク ブンナークキャリバー( ダイヤ6 )76+( 3 + 5 )+(ガッカリペナ、レジスタ、マイナスクロス+1)=85
 トリノ 高クリア( スペード10 )69+( 6 + 5 )+(人数補正+1)=81
 ファビオ 高クリア( スペード4 )68+( 4 + 4 )+(城壁伝説、人数補正+4)=80
◎クスタ 芸術的クリア( ハートQ )74+( 4 + 4 )+(人数補正+1)=83

【シュート】−【クリア】=5〜1 → シュートは放たれたが有効ブロック分だけ威力減少


 ブンナーク ブンナークキャリバー( ダイヤ6 )85+(威力減衰-3)=82
 シューマッハ キャッチ( ハート5 )70+( 3 + 3 )+(ガッツ100以下-3)=73 

【シュート】−【セービング】≧2→ ゴールに突き刺さった! 長き戦いよさらば!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実況「さあ深々とサイドを抉ったバンビーノくん!
    もはやラストパスは秒読みでしょう、これが最後のプレイになるのかっ!?」

バンビーノ「なるさっ! してみせる!」

スパァァァァン!!!


サイドいっぱいからマイナス方向へとクロスが蹴り出された。
それは誰もが予想した通りの、ファーへ出されたハイクロス。
たった一人、ブンナークの為だけに出されたボール。


315 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:12:25 ID:???

ガシッ!

ファビオ「これ以上させっか!」
トリノ「何もさせねえって言ってんだ!」

ブンナーク「なにッ!」

身体をぶつけてポジショニングを争いに行くパルマのDF。
もはや彼らはファウルを怖れていなかった。
それくらいでないと、この男には対抗できないと思っていたからである。
そして彼等の集中力はプレッシャーの中とは思えぬほど研ぎ澄まされていた。

クスタ「止めさせて貰うぞ、ブンナーク!」 バッ

二人がブンナークを抑え込み、クスタがベストポジションを悠々と得た。
ブンナークの視界を塞ぎ、クロスボールのタイミングを横取りし…
そして彼のクリアジャンプのタイミングはまさに完璧だ。

ブンナーク「じゃ…ま…だあぁぁぁぁぁ!!!!」 グッ

ファビオ「!?」
トリノ「う、ウソだ!」


ドカアァァァァァァ!!!!

フィジカルを磨いてきたトリノ、若いが才能に溢れ、PA内で底力を発揮するファビオ。
彼を全力で抑え込んできた二人が、その暴虐の前に弾け飛ぶ。
奪われていた自由を取り戻した彼は、地に放たれたTレックスの如しだった。


316 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:14:24 ID:???

ブンナーク「うあぁぁぁぁぁっ!!」 バッ

クスタ「凄まじいパワーですが…もう遅い!」

ブンナーク「それを決めるのはテメエじゃねえっ!!」 グッ

クスタ「グッ…!(…ポジショニングの有利が!?)」

シューマッハが託した最後の砦、クスタの守備は緻密にして剛毅…まさに芸術的だった。
フィジカルのパワーもブンナークに全く劣ってはいなかったのだ。
そしてクスタが信頼するDFの二人が彼をサポートしている…止められぬ理由はなかった筈だった。

だがファビオとトリノがクスタをサポートしているように、
ブンナークは三杉の意志とバンビーノのマイナスクロスによって後押しされている。

そしてブンナークという男はテンションをそのままプレイに乗せてくる男だった。
この事がクスタとブンナークの勝負を最後の最後で分けた。

クスタ「う…うおぉぉぉっ!」

ブンナーク「これがブンナークキャリバーだっっっっ!!!」


      ド ッ ゴ オ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ! !


遂に放たれた。
フィオレンティーナの勝利の夢を乗せた大剣が。
ギリギリまで競っていたクスタの身体を吹き飛ばし、轟音を響かせてパルマゴールを襲う。
その光景をシューマッハは心静かに見ていた。


317 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:16:00 ID:???

シューマッハ(オレも共に競る体力を残していれば…結果は違ったか…)

彼が天才的だったのは飛び出しの判断力とタイミング、
それと1対1で絶対に敵より先に動かず、その動きを見切る度胸のみだった。
セービングの才能は並より優れていた程度…現在の強さは彼の血の滲む努力で得た副次的なものだった。
そのセービングは彼の精神力と体力を多大に消耗させるもろ刃の剣。

この試合、彼はほとんど全てのシュートを止めてきたが…飛び出せる場面は少なかった。
フィオレンティーナの攻撃は巧みに彼の行動を制限し、飛び出せない場面を演出していたのだ。

シューマッハ(結果、オレの体力は限界に至った。 これが戦略だったというのなら…) ダッ

迫りくる豪球に向けてシューマッハはダイブした。
長い金髪をバサッと翻し、両腕を伸ばしてその巨体が美しく舞った。


ガシッ!

シューマッハの両掌はこのボールを掴んだ。
それは一瞬の事だったが、確かに彼はキャッチした。
だが…


318 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:18:17 ID:???

ドガアァァッ!!!!
    シューマッハ(すげえよ………尊敬するぜ!)

ブンナークキャリバーは、シューマッハの抵抗を許さなかった。
込められたブンナークのパワーは、シューマッハの巨体ごとボールをゴールネットへ押しこんだのだ。
これがパルマサポーターを地獄に落とす、フィオレンティーナの再逆転シーンの全てである。


ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



フィオレンティーナ  3−2  パルマ

=============================================
前半LT     ブンナーク マルコ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算8得点)
後半8分    シニョーリ ドリブル→アクセルスピンシュート (通算16得点)
後半33分   クオーレ ドリブル→フォーリャ・セッカ (通算2得点)
後半40分   三杉 マルコ→センタリング→ハイパーオーバーヘッド (通算8得点)
後半44分   ブンナーク バンビーノ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算9得点)


319 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:20:53 ID:???

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

実況「決まったあぁぁぁぁぁっ!!! 後半終了間際あぁぁぁぁぁ!!!!!
    何と言う事でしょう、先程の同点ゴールから僅か4分の電撃戦!
    クオーレくんのファンタジーが再び爆発し、勝ったと思ったパルマ!
    しかし! しかしこうして追加点を奪ったのはフィオレンティーナ!
    何と言う皮肉、何と言う劇的な展開! 決めたのはシンプラサート・ブンナーク!」

観客「あ……あぁ…」「もうダメだ…おしまいだぁ……」「ファンタジスタが居るのに…」

パルマが逆転してから後の10分は、サポーターにとってまさにナイトメアだった。
甘美な夢から転落させられ、地獄を味わうとはまさにこの事…あまりの衝撃に泣き出す者さえ居た。


ディアス「終わっちまったかな…」

フィッツウォルタ「シニョーリは消耗し、クオーレも間もなく限界だ。」

ヒノ「勢い…ってか、士気も違いすぎる。」

ジェンティーレ「もはやパルマに追加点を奪う力は残ってねえ…」


320 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:24:38 ID:???

シニョーリ「まだだっ! まだロスタイムがある!!」

観客もライバル達も、ほとんどの者が試合の趨勢を見切っていた。
しかしフィールドの選手達は諦めなかった。
かつてはこういう展開を誰よりも嫌い、投げ出してしまっていたシニョーリが…
ボールをその手でセンターサークルに運び、『まだ試合は終わって無い』と他の選手を引っ張った。
クオーレもクスタも…タルデリ、コンティ、トリノ、ファビオ…全員とも心が折れる事はなかった。


三杉「まだ試合は終わってない! ロスタイムを入れた数分…絶対に守りきるぞ!」

対して『喜べるのはそれからだ』と気を引き締め直すフィオレンティーナ。
鳴り響く笛、後半5度目にもなるキックオフ。
試合終了直前、疲労のピークにある最後の5分弱。
だが両チームの選手達は最後の最後までパフォーマンスを落とさなかった。
勿論体力的に限界を迎えている選手達は何人も居たが、その選手達も気力は萎えていなかった。
最後の瞬間まで、足を止める選手は両チームにたったの1人も居なかったのである。

そして――――――――――――――


321 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:31:36 ID:???

ピッッピッッピィィィィィィィィィッッ!!!


試合の終わりを…
コッパ・イタリア・プリマヴェーラの終わりを告げる笛が鳴り響いた。
あれから後、スコアが動く事はなかった。

実況「遂に……遂に長い笛が吹かれました!! 試合終了です、フィオレンティーナ優勝!!!!!!
    コッパ・イタリア・プリマヴェーラの覇者はフィレンツェ雄!!!
    並みいる強豪を蹴散らし、古豪フィオレンティーナが優勝だあっ!!!!!!!」


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


興奮を隠そうともしない実況のアナウンスが、真夏の太陽が…
ここミラノのサンシーロスタジアムに集まったサポーターの熱狂を煽っていた。


322 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:33:38 ID:???

三杉(試合終了の笛…だっけか……?)

体力を使い果たした後も、最後の笛が鳴るまで走り続けた三杉。
彼はその気力までも使い果たし、頭の中はもはや真っ白だった。
勝利したという事実も、薄っすらとぼやけて判らなくっていた。

ただ、目の前のコンティが足を止め、空を見上げて立ち尽くしていた。
その姿を見て、三杉は『ああ、試合が終わったんだ』と理解した。

三杉(そっか…終わったんだな……)

安心してスタンドを見上げると…
耳を澄ますまでもなく、大音量が彼の全身にぶつけられてきた。
今まで集中しすぎていて気付かなかったこの歓声が。


フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!!  フィオレンティーナ!!
  フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!!

観客「おめでとう!!!」「優勝おめでとう!!」「最高だったぞ!!!」
   「悔しいけどお前らが優勝だ!!!」「よくやったぞっ!!」「ありがとうっ!!」


三杉(………)


323 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:42:06 ID:???

その迫力に圧されたのか、それとも安堵のあまり脱力してしまったか…
三杉はその場にヘタヘタと座り込んでしまった。
そして徐々に実感が追いついてきて、込み上げてくる喜び…
クールで冷静で皮肉ぶっていた、かつての彼が見たら驚いてしまうかも知れないが、
次の瞬間、彼は満面の笑顔を爆発させ、子供のように叫んでいた。

三杉「やったーーーーーーー! 優勝だーーーーーー!!!!!」

飛び上がって喜んだ三杉。
その三杉に歩み寄る選手が一人居た。


先着で
 ★ポンと肩を叩かれ、振り返ると…→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。


《Q,K》 クオーレ
《10,J》 ブンナーク
《8,9》 クスタ
《6,7》 シューマッハ
《5》 バンビーノ
《4》 ファビオ
《3》 ダラピッコラ
《2》 シニョーリ
《1》 中山
《JOKER》 フィオレンティーナ全員


324 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 12:43:58 ID:???
 ★ポンと肩を叩かれ、振り返ると…→ ダイヤA

325 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 12:45:25 ID:???
★ポンと肩を叩かれ、振り返ると…→ ハートJ

326 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 12:49:01 ID:???
この試合はやはり中山さんの試合だったか…。
第二部どうすっかなあ、この人に代わるDFが必要なんだよなあ。

327 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:53:34 ID:???
>>318で訂正を…
×後半40分   三杉 マルコ→センタリング→ハイパーオーバーヘッド (通算8得点)
○後半40分   三杉 マルコ→センタリング→ハイパーオーバーヘッド (通算3得点)

328 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 13:03:44 ID:???
ここでダイヤのAか…象徴的だな

329 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 13:19:23 ID:???

> ポンと肩を叩かれ、振り返ると…→ ダイヤA
> 《1》 中山
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

喜びの爆発は1回だけ、それ以上はアドレナリンが出ていても跳びあがる力はなかった。
それでも再び座り込む事はせず、笑顔で片腕を上げていたのだった。
そんな時、ポンッと後ろから肩に手を置かれた。
振り向くとそには中山が立っていた…三杉と同じように満面の笑顔で。

三杉「中山…」

中山「三杉……やったな、俺達!!」

そう言ってもう一度ニカリと太陽のような笑顔を見せ、中山は三杉の手を強引に握った。
強い力の握手、中山の心の底からの喜びが三杉に伝わってくる。

思えば、三杉と中山は同じだった。
怪我、病気でサッカーを諦めかけ、諦めきれず…手段を探し求めた。
ジョアンとBJによって身体を治し、それ以来全ての時間を差し出してきた。
だが二人とも後悔はしなかった。
むしろ力一杯にサッカーが出来る事を日々噛み締めたのだ。


330 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 13:20:49 ID:???

…だからこそ三杉はこう返した。
彼の真心を込めて、こう返したのだ。

三杉「ああ、中山…ありがとう、君が一緒に居たからここまで来れたんだ。
    本当にありがとう、最高の勝利だよ…本当に……。」

勿論、今日のプレイも最高だった。
訪れたピンチというピンチ全てに中山は対してくれた。
ダメだ、絶対にやられた…と一瞬諦めかけた時も、この男は信じられないパワーで止めてくれた。
まさに今日の試合は中山なくして在り得なかった勝利である。

けれど、それ以上に三杉は中山と共に歩いてきた道程を想って感謝を告げていた。
そしてそれは中山にとっても同じだった。
彼もこの試合は…いや、全ての試合が三杉無しには考えられなかった。
そして彼の存在があったからこそ、リハビリで技術を失い、取り戻す日々も諦めず頑張り続けられた。

だからなのか…
嬉しさで感極まったのか…
中山の瞳から、一筋の涙がこぼれた。


331 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 13:22:43 ID:???

三杉「中山…?」

中山「なあ三杉、お前はこのフィオレンティーナでプロになるんだよな?」

三杉「ああ、そのつもりだ。」

中山「Wトーナメントも……このフィオレンティーナで闘うつもりだよな?」

三杉「………」


A ああ、勿論だとも。
B どうした中山、何を言いたいんだ?
C 中山…そうか、解った………何も言うな、今は笑おう…皆と一緒に。
D その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


332 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 13:23:21 ID:prgjvK7Y


333 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 13:26:43 ID:jgUvnKnU
C

334 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 13:51:11 ID:???
抜ける選手の穴埋め含む、妄想ヴィオラ。

――〇――〇――新田、ブンナーク(イスラス、バティン)
――――――――
―〇――――〇―マルコ、フィッツ(ルーベンさん、ミハ者、リベリオ)
――――――――
――〇――〇――レント、三杉(フィッツ)
――――――――
〇――――――〇スペ、ダラピ
――〇――〇――ミュラー、リブタ(三杉)
――――――――
―――-〇-―――ラムカーネ(ブルノさん)

監督…アンザーニ
コーチ…ぬこ

こんな風に、各国の余りから、有力なヤツを引き抜ければ……。
代表じゃ確実にスタメン落ちするであろう、ルーベンさん。
5だと代表落ちしている、イスラス、リブタや、代表から干されてるリベリオ。
ギャグ枠で一ノ瀬さん、ブルノさんとか。
中山さんの代役としては、未知数ながらリブタ、三杉のコンバートもありだと思うけどなぁ。

335 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 14:28:32 ID:???
シニョーリがカンピオーネ入り確定だから他の面子も一線張ると思うよ

336 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 14:56:38 ID:???

>>334
妄想は力なり。 色々と可能性考えてみて下さい、きっと楽しい筈w

>>335
この大会で活躍して、今後暇になる選手ってほとんど居ないような…?
=============================================

> C 中山…そうか………解った、何も言うな
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「中山………」

2年間も寝食を共にし、多くの事を語り合った二人だ。
その涙が喜びからこぼれた物なのかどうか…察せないほど三杉は子供では無かった。
先程までの熱が嘘だったのではと思うほど、三杉の思考は冷え切った。
興奮を何処かに失った三杉…彼は中山の涙の意味とその裏を何となく理解していた。

中山「三杉……俺は」

三杉「……そうか、解った………何も言うな、今は笑おう…皆と一緒に。」 グイッ

中山「えっ……わっと…!」

三杉は振り返りながら握手したままの手を引っ張った。
そのまま仲間達の元へ強引に中山を連れていった。
そしてブンナークを加えた3人で揉みくちゃにされながら、笑いながら…
もう一人の自分が外側から別の事を考えながらその様子を見ている、そんな感覚だった。


337 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 14:56:47 ID:???
コーチ…ぬこwww

338 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 14:57:50 ID:???

三杉(多分、最初からそうだったんだ…中山は。
    彼の夢や目的は小学校の頃から変わって無かった、ただそれだけの事。
    そう、子供(ガキ)の頃の儘、あの日の儘……そんな所も僕と同じだったって事さ。)

中山と共に切磋琢磨をする日々は終わったのだ。
そう確信していた。
何故だか悲しくはなく、引き留めようと焦る気持ちも無かった。
ただ、フィオレンティーナの仲間の笑い声とスタンドの歓声が、やけに鮮明に聞こえていた。


……気が付いたら、フィオレンティーナとパルマの選手でユニフォーム交換が始まっていた。
この決勝戦、いずれも悔いの残らぬほど全てを出し切ったのだ。
自然と健闘を讃え合いたくなってもおかしくはない。

そして三杉に対してユニフォーム交換を求めてきたのは…


先着で
 ★誰すか?誰なんすか?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 シューマッハ
《ハート》 クスタ
《スペード8以上》 シニョーリ
《スペード7以下》 ファビオ
《クラブ》 ディモス
《JOKER》 コンティ


339 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 14:58:12 ID:???
 ★誰すか?誰なんすか?→ スペード7

340 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:00:09 ID:???
微妙w

341 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:01:19 ID:???
なんだパシリかw

342 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 15:23:47 ID:???

> 誰すか?誰なんすか?→ スペード7
> 《スペード7以下》 ファビオ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ファビオ「おい10番……。」

三杉「えっ…?」

てっきりシューマッハかクスタが来ると思っていた三杉はギョッとした。
見ればクスタは中山と、シューマッハはブンナークと交換しようとしている。

三杉「………」

ファビオ「試合が始まる前、オレはアンタを大した事ない選手だと思おうとしてた。
      準決勝の時、キャプテンに挑発しなかった時も腰抜けだと思った……。」

三杉(………ふーん…。)

ファビオ「けど、それは間違いだった…アンタはプレイヤーとしてもキャプテンとしても一流だ。
      オレ達の……オレの完敗だ、尊敬するぜ。」

そう言ってファビオは上のユニフォームを脱ぎ…それを突きだしてきた。


343 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 15:24:49 ID:???

三杉「くさっ」

ファビオ「なんか言ったか?」

三杉「いや、何も……」

ファビオ「そうか…そうだよな。 ……オレとユニフォームを交換してくれ。」

三杉(……真面目な顔だ………ふざけるのはやめておこう。)

少しだけ悪戯心が働いた三杉だが、あまりにもファビオが真剣な顔をしているので改めた。
そして自分も紫のユニフォームを一気に脱いだ。


観客「キャー!」「キャー!」「ジュン様ー!」

TV前のモニカ「キャー!」


そして右手でユニフォーム差しだしつつ、左で受け取るという交換が行わ…


ガシッ!!

三杉「!?」
ファビオ「!!?」


344 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 15:25:59 ID:???

クオーレ「それはボクの!!」

ファビオ(まるこ!?)

…れる直前で、三杉のユニフォームを先に掴んだのはマルコ・クオーレだった。
いわゆる一つの横取りって奴であるのさ、ホホホホホホホ。

三杉(チーン)

ファビオ「こっ…こればっかりはマルコの頼みでも聞けねよ。」

クオーレ(ガーン)

世界の終わりのようなクオーレのションボリした表情。
アーメン、オーマイガ、アイヤー、がっでーむ、ちくしょう。
クオーレを弟のように可愛がっているファビオは、この顔を見て見ぬ振りは出来なかった。

ファビオ「じゃ、じゃあ10番に決めてもらおーぜ!」ドッチノトコウカンスルノカ

バッ
  バッ

二つのユニフォームが三杉の目の前に突き付けられた。
当の三杉はなんだかポカーンした気持ちでイッパイだったのは言うまでもない。


345 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 15:27:40 ID:???

三杉(と…ともかくだ。)

ファビオかクオーレ、どちらかと交換しなければいけない雰囲気である。
どちらと交換しても別に何にも影響はなさそうだが…


A クオーレとユニフォーム交換する
B ファビオとユニフォーム交換する。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


346 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:30:41 ID:prgjvK7Y


347 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:30:43 ID:Hrur4tGM
A 贅沢を言えば、
「ファビオにユニフォーム、クォーレには【順番は守りなさい。だが代わりにこれをあげよう】
とキャプテンマークをあげたいところなんですがw

348 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:30:50 ID:???
B
カード判定とは言え最初に来てくれたんだからね。

クオーレにはお互い頑張ろうのハグで!w

349 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:31:42 ID:???
ファビオくんはお兄さんなんだから我慢しなさい。代わりにこのソックスを上げよう

350 :森崎名無しさん:2011/08/28(日) 15:31:51 ID:???
おっとsage外し忘れ。
Aに決まってたのでスルーで

351 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 16:04:58 ID:???

> A クオーレとユニフォーム交換する
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

色々と思い返してみれば…
クオーレは最初から自分に憧れを抱いた表情を向けていた。
なにがそんなにこの少年の心を惹きつけたのか…正直判らない。
けれど、そんな気持ちを無碍にするのも…という気になっていた。

三杉(ファンタジスタ…障害として憎む気持ちも無くはなかった筈だが…)

今ではそんな気持ちも消え失せている。
それほどに、このクオーレの目は純粋その物だった。

三杉「それじゃ…」

ファビオ「ぐ、ぐおおおおお……」
クオーレ「ワーイ」

クオーレの小さなユニフォームを手にとって、その小ささに改めて驚いた。
『こんな小さく華奢な身体で、あんな凄まじいプレイを見せていただなんて…』と。
そして彼のプレイに魅入る瞬間は無かったのかと自問自答すれば、無かったとは決して言えなかった。


352 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 16:07:07 ID:???

ガバッ

三杉「えっ」

クオーレ「グラッツェ、グラッツェ。」 ハグハグ

健闘を讃える抱擁だろうか。
クオーレは三杉に抱きついて、しきりに『ありがとう』と言っていた。
そしてファビオは全力で涙目だった。

三杉「(プッ…仕方無い)カステッリーニ。」

ファビオ「んだよチクショウ!」

三杉「次はスクデットを賭けて闘おう、その時まで交換はお預けだ。」

ファビオ「……の、望むところだってんだ! 見てろ、そん時はオレはバンディエラだっ!」

三杉「フッ…」

一応ファビオにも角が立たぬような言葉を送った事で三杉は満足した。
クオーレも満足、ファビオもまあ一応なんとか不満からは脱却、みんな幸せ。
お陰で三杉も、再び勝利の喜びを感じる事が出来たと言うものである。


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0ch BBS 2007-01-24