キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/17(水) 14:48:58 ID:DsYKOYu6


この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。





…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)




740 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 19:33:37 ID:???
めでたしめでたし

741 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/09(金) 19:33:52 ID:???
本日はここまでです、全力の悪ふざけすみませんでしたw
>>677から今まで、皆さんは夢を見ていたんですよ、きっと。
では次回からまともに話が動きそうです、それでは本日もすみませんですたw

742 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 20:26:23 ID:???
貴公子のマジレス見事でしたw

743 :TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2011/09/09(金) 23:23:54 ID:???
先日のお詫びに弥生でJOKERを引かせていただきました!
これでチャラってことで勘弁してください

サッカーもラブコメも楽しすぎますよ、このスレ
まあ、これがラブコメの範疇かはさておき

744 :TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2011/09/09(金) 23:24:55 ID:???
JOKERじゃない、ハートでした
スレ汚し失礼しました!乙でしたー

745 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/10(土) 23:08:08 ID:???
>>740
母にありがとう、父にさようなら。
全てのリア充に…爆発しろw

>>742
イイ男はあれくらいやらなければいけません(笑)

>>743-744
つばだんさん、美しい引きをありがとうございました。
そしてつばだんさんに褒められると非常に嬉しいです。
私がキャプ森本編だけでなく外伝を読み始めたのも、
自分で書いてみたいと思ったのもツバサダンクがきっかけでしたから。
これからも頑張っていきたい気持ちになります、ありがとうございます。


後で少し更新します。
なんか今日…すごいお金が増えました…
ギャンブルって怖いですね、脳汁すごい出た…

746 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/11(日) 04:01:17 ID:???

後でがこんな時間になっちゃったー
=============================================

> 劇場版新世紀ミスギェリオン:破→ ダイヤ7
> 《それ以外》 白昼夢は終わった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

……夢か現か解らない体験だった…それは白昼夢だったのかも知れない。
何だったにせよ、三杉が弥生の寂しさと苦悩の深さを目の当たりにしたのは真実である。

三杉(弥生は…僕との約束を信じたかったんだろう。
    けれども、何の連絡もない相手を信じ続けるのは無理な話だったんだ。)

信じたい気持ちと信じられない気持ち、初めは前者しか無かったであろう。
しかし時間の流れの中で後者が生まれ、肥大し、いつしか同等の大きさとなったのだ。
弥生の内面でその相反する2つの思いが常にぶつかり合うようになると…
当然ながら彼女の心は疲れ、神経はすり減るようになっていった。

この残酷な日々を耐えきる為にと、弥生の脳は本能的に防御策を取った。
それは即ち2つの心を別の部屋に分ける事…
三杉信じてる、信じたいと思っている弥生と、三杉の事を信じられない弥生(2P)。
そう…青葉弥生は一つの身体に2つの人格が存在するようになってしまったのだ。


747 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/11(日) 04:02:43 ID:???

先程狂ったように話し続けたのは勿論後者(2P)である。
相槌も返事も求めず、ひたすら自分の気持ちや要求を述べ続けたその姿は…
三杉の事を信じていない、有無を言わせず自分の言葉を押しつける意志に満ち満ちていた。

そう、弥生(2P)は三杉の事を信じていなかったのだ。
逃げるか、言い訳するか、受け流すか…そうなる事を信じていたのだ。
しかし三杉はそのいずれの行動も取らなかった。
弥生(2P)の話した事全てに回答した。
それも適当にではなく真剣に、時にユーモアを交えた有機的な会話として対応したのだ。

三杉の事を信じない心が源となって生まれた弥生(2P)にとって、これは予定外のダメージとなった。
お陰でその心は弱まり、結果として三杉は弥生の真なる気持ちが何処に在るかを気付く機会を得たのである。

三杉「もう一度改めて言うよ…放っておいて済まなかった、弥生。」

そうして今目の前で気を失っている、無事取り戻す事が出来た弥生に対し…
三杉は再びの反省を口にする。

スレ主(本当にすみませんでした。 この作品始めた時、別に女は要らないやと思ってました。
     だから弥生に連絡する選択肢も2年間ありませんでした。)

三杉(…だれおまえ?)


748 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/11(日) 04:03:57 ID:???

…と、ここで弥生が目を覚ました。

弥生「ん……あれ、私ったら何を・・・?」

三杉「ああ、2分ほど寝ていたよ。 少し疲れていたんじゃないか?」

弥生「え? あっ! す、すみません、ご主人様の前で私ったら…!」

三杉「別に謝るような事では無いよ、下剤を盛られた訳でもあるまいし。」

弥生「あ、あわわ…」

三杉「…そんな事よりも他に許せない事があるな。」

弥生「えっ!? ええっ…!?」


ガチャンッ

ウェイター「はいよ、クソリア充様に紅茶とケーキ2丁上がりだコノヤローイ。」

弥生「ひっ」 ビクッ

三杉(……)

三杉の言葉に慌てふためいていた弥生に、追いうちをかけるような大きな音。
ウェイターが不作法な接客でわざと音を立てたのである。


749 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/11(日) 04:05:07 ID:???

ウェイター「ごゆっくりー。」

弥生「ど、どうも…」

ウェイター(クソー、あの子彼氏いたのかよ…ムカツク!死ね!死ね!死ねーー!)

取り敢えずオーダーした物はこれでテーブルに揃った。
けれども三杉は紅茶にもケーキにも手をつけない、手をつける気はなかった。
恐る恐る弥生がこちらを覗き見てくる。
暫しそうしていたが、やがて意を決したように問い掛けてきた。

弥生「あ、あの…ご主人様、さっき仰った『他に許せない事』と言うのは…?」

三杉「……」


A 弥生がご主人様と呼んでいる事
B さっきの店員
C 破でのアスカの扱いの悪さ
D 不景気経済
E ブンナークの汗臭さ
F その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

750 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/11(日) 04:10:42 ID:???
項目追加しときます

G 某スレで岡山姉が腋巫女服を着れないで悲しんでいる事
H 宇宙の王者の不正




お分かりでしょうが別に重要な選択ではありません

751 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 07:54:24 ID:xYB1kuHk
F 一之瀬達武蔵トリオのメンツから自分に一切連絡がないこと

752 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 08:45:28 ID:SqPjf9QA
H ふせい…ゆ゛る゛さ゛ん゛!!

753 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 10:30:39 ID:Z/qpwIgo
A
これはお仕置きが必要だな

754 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 10:34:29 ID:oAlzQH0A
A

755 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 11:12:46 ID:???
H

Gは腋巫女服を着せてもらえないことじゃなくて
着れないで悲しんでいる事が許せないのかよ

756 :森崎名無しさん:2011/09/12(月) 00:54:46 ID:???
ぶっちゃけ全部見てみたいw

757 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:10:51 ID:???

>>752
ロードセクターによる轢き逃げアタックで制裁だっ!

>>753
なんだか言い方がヤラシイですねw

>>755
? すみません、日本語とか常識が弱いものでして意味がよくわかんないです。

>>756
[一例]
三杉「エヴァンゲリオン・破でのアスカの扱いには納得がいかないね。」
弥生「(あ、エバなら判るわ。アスカと言うと、確かセカンドチルドレンだった筈…)
    そうですね、アスカちゃんは戦闘でも話が進むにつれて弱体化しますし、
    恋愛でも相手されなくて、当てつけみたいにされてましたし。」
三杉「判ってないね、弥生。 恋愛がどうだとか、アスカにはそんなの大した要素じゃない。」
弥生「はあ…(あれ、加地さんにスルーされてる場面って結構切ないと思ったけどな…)」
三杉「(多分弥生は新劇場版を観ていないんだろうな…よし。)
    やっぱり一番扱いが酷いと思ったのは3号機のシーンだよね。」
弥生「え? アスカちゃんの話じゃなかったんですか?」
三杉「うん、だから3号機だよ。」
弥生(あれ、3号機で可愛そうなのってシンジくんのクラスメートの子じゃなかった!?) オロオロ
三杉(ふむ、やっぱり狼狽している弥生の顔は可愛いな。)

758 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:11:57 ID:???

> A 弥生がご主人様と呼んでいる事
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「うんまあその話をする前に、取り敢えず店を出よう。」

弥生「え? 店を出るって? お茶もケーキも来たばかりなのに・・・」

この三杉の言葉に、更に疑問形を重ねる弥生。
お気に入りの店のお茶とスイーツを前に、店を出る・・・
弥生は物心付いてこの方、そんな選択肢を思いついた事も無いのだから当然の疑問だろう。

三杉「(ふふ・・・)えっと、これは何なのかな?」

そう言って三杉はテーブルの上に並んだ物を指差した。

弥生「えっ・・・・・・紅茶と、ケーキです。 なかなか美味しいと思いますけど・・・?」

三杉「うん、まあ美味しい美味しくないは別にいいんだ・・・僕達は何をしているんだっけ?」

弥生「ティータイムですよね?」

三杉「ご名答、ティータイムで合っているよ。
    時間的にはアフタヌーンティーを楽しもうとしている・・・筈だったね?」

弥生「は、はい。」

涼しげに微笑む三杉・・・弥生はこの三杉の雰囲気に覚えがあった。
そう、2年前まで何度も見せられてきた冷たい微笑だ。


759 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:14:37 ID:???

三杉「君は君なりに、僕に勧めても悪くない店を選んでくれようとしたのは判ってるんだよ。
    でもね弥生・・・こんなのはアフタヌーンティーとは言わないんだ。」

弥生「あ・・・ああぁ・・・。」

三杉「アフタヌーンティーと言うのはね、弥生。 紅茶と3段重ねのティースタンドに盛られた
    スコーン、サンドイッチ、デザートを、ゆっくりと時間をかけて楽しむ物なんだよ。
    残念だけどティースタンドも無いような店で楽しめる物じゃない。
    おまけにこのティーポットとカップも、見ていてウットリ出来るような味が無い。」

弥生「はうぅ・・・。」

三杉「落ちぶれたとは言え、僕もそれなりの家柄の者だ・・・
    アフタヌーンティーは本場の英国スタイルじゃないと楽しめないよ。
    それなのにこの程度の店に連れてくるなんて、本当に弥生はいけない子だな。」 スッ

弥生「あっ・・・!」 ガタッ

そこまで言うと三杉はスッと席を立ち、スタスタレジへ歩いていった。
慌てて弥生もバッグを肩に下げて三杉の後を追う。
だが会計を済ませて店を出た後、三杉は弥生の方を振り返る事なく特に話しかけるでもなく歩き続けた。
それはそれは、弥生としては針の筵のような心地である。


760 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:15:40 ID:???

弥生「(ああ・・・久し振りのこの感じ・・・。
    電話だと優しくなったのかなって思ったけど、やっぱりご主人様はご主人様だった・・・・。
    あっ、そ、そんな事より話さなきゃ、何か・・・)あ、あの・・・ご主人様?」

三杉「・・・・・・」

弥生「(はわわ・・・)変な店に連れていってしまってごめんなさい・・・」

三杉「・・・・・・」

弥生「(うぅ・・・一瞥もない鉄壁のスルー・・・・・・で、でも負けないもん。)
    あの・・・・い、今は何処に向かっているんですか?」

三杉「・・・・・・」

謝ってみたり質問を投げてみたりしたが、三杉は全くの無反応。
弥生の心の中では、居た堪れなさと不安感が増大の一途となっているが・・・
しかし彼女としては、三杉の直ぐ後ろをついて歩くしかなかった。
そして何でも良いから会話をしようと試みるしかなかった。


761 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:16:41 ID:???

弥生「ご主人様・・・さ、さっきの『他に許せない事』って何だったんですか?」

三杉「・・・・・・」 ピタッ

弥生(止まった! ・・・け、けど、これって多分怒りで止まったのよね!?・
    どどどど・・・どうしよう、考えて、考えるのよ弥生・・・!)

少しでも反応が欲しくって、気がつけば火に油を注ぐような事を聞いていた弥生。
三杉の足が止まって、はじめて余計な事を言った自分に後悔する。
楽しみにしていた2年ぶりの再会が、とんでもない事になってしまった・・・そう考えた。
しかし・・・

三杉「それだよ。」 クルリ

弥生「えっ・・・?」

振り向いた三杉の顔にはそれほど不機嫌な色はなく、弥生は『あれれ?』と口に出すのを必死に抑えた。


762 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:17:59 ID:???

三杉「ご主人様。」

弥生「え、えっと・・・」

三杉「淳・・・外や人の前では淳って呼ぶようにと言ったろ?」

弥生「あっ!(そ、そうだ! なんで忘れてたんだろう!?)」

三杉「それから。」

弥生「は、はいっ! って・・・えっ?」

三杉が親指で直ぐ先に建っている庭付きの一軒家を指差した。
異国情緒を感じさせる白い家はとても綺麗で、女の子が夢みる将来住みたい家その物といった感じだ。
けれども三杉が何故その建物を指差したのか、その意図は全く判らない。

三杉「セントクリストファーガーデン、自由が丘で唯一英国式アフタヌーンティーを楽しめるカフェだ。
    イングリッシュガーデンもなかなか素晴らしいから、その辺も楽しめると思う。」

弥生「はい・・・?」

763 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:19:24 ID:???

弥生は目を丸くしてそう問い返した。
どんな冷たい言葉が返ってくるのかと覚悟していた彼女は、いま何を言われているのか理解が及ばなかった。
弥生の察しがついてない事を、三杉は意地悪そうに微笑んで、今度はハッキリと告げた。

三杉「本当のアフタヌーンティーを教えてあげるって言っているんだよ。 さっ、着いておいで?」

弥生「あ・・・あうぅ・・・ごしゅ」 ジワッ

三杉「淳。」

弥生「は、はい! あ、ありがとうございます・・・。 その・・・淳。
    (ああ・・・・・・なんだろこれ・・・死んでもいいかも・・・)」 キュンッ

三杉(フフ、こんなに目を潤ませて。 ・・・やっぱり弥生は可愛いな。)

地獄のような気分から、一転して天国のような思いを感じる弥生。
心で味わうその落差は、身体に依るものとはまた違う・・・
だが決して劣る事のない快感(しあわせ)があると、彼女はここで知ったのである。


764 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/12(月) 19:21:42 ID:???
※本日はここまでです。 選択肢や判定に辿り着けずごめんなさい。
 ちょっと今週あたりから暫くペースが(今までに増して)落ち気味になると思います。  

765 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 08:18:23 ID:???
乙です
なんで三杉と弥生の関係をこんなに上手く書けるんでしょうか?
まさか、アナカンさんにもそういう趣味が!?

766 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 13:56:48 ID:???


>>765
オツカンシャでございます。
上手く書けてますかね でも、そう思って下さるならば幸いです。
正直ちょっと甘ラブが過ぎるかなとも思いますが、その辺りはきっと三杉の心境の変化で…
と、自分で自分を全力で弁護してみたり!
ちなみにスレ主のS気は全然ないです。 かと言ってM気もないと思いますよ……多分。
=============================================

薔薇の香りのするゲートを通り、店内へと入った2人。
店の内装は英国異人館その物と言っても違和感がない。
社交パーティやティーパーティが日々行われていそう、と弥生に感じさせるのであった。

給仕「いらっしゃいませ。」

三杉「予約していた三杉です。」

給仕「三杉様ですね、お待ちしておりました。 ガーデンに面したテーブルをご用意しております。」

弥生(予約してたんだー! さ、最初からそのつもりで… 酷いですご主人様…) シュン

弥生の気持ちを余所に案内された席は、それはそれは素晴らしかった。
色とりどりの花、特に多種多様に渡るバラを真横に臨め、紅茶のロケーションとしては申し分なかろう。
ここは良い宿夢気分…ではなく、ここは良いカフェ貴族気分。

弥生「あれ、これは…」

テーブルの上に置かれている、二つ折りの小綺麗な紙に弥生が気付いた。
メニューにしては小さすぎるが、これは何だろうと開くと…


767 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 14:00:15 ID:???

[一段目]夏のデザート
 ・トロピカルフルーツとヨーグルトのゼリー
 ・オーガニックルイボスティーのロールケーキ
 ・レアチーズケーキ
 ・ココナッツフェアリーケーキ

[二段目]ホームメイドスコーン
・英国産アッパーノートン・クロテッドクリームとストロベリージャム添え
・サーモンとホウレンソウのミニイングリッシュパイ

[三段目]特製ミックスサンド
・スコティッシュスモークサーモン
・平飼有精卵
・英国産チェダーチーズ
・ピクルスとオリーブの添え物

[紅茶]ポットサービス


弥生(御品書……ティ、ティータイムで御品書ってどーゆー事なの…)

三杉「さっき言った通り、三段重ねのプレミアム・アフタヌーンティーセットを御馳走するよ。
    デザートもサンドイッチも大きさは然程でもないから、量は心配する程じゃない。
    それと、茶葉はここから選べるから好きなのを頼むと良いよ。」


768 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 14:01:29 ID:???

ダーンと渡されたメニューには、ババーンと以下のような銘柄が並んでいた。

・ロイヤル ブレックファースト
・イングリッシュ ブレックファースト
・スコティッシュ ブレックファースト
・ゴールデン アフタヌーン
・クイーン ヴィクトリア
・スーペリア ダージリン
・スーペリア アッサム
・スパイス チャイ
・ハートウェル
・ヌワラ エリヤ
・グランド キーマン
・アールグレイ
・カウンテス グレイ(ダージリン アールグレイ)
・リッチ バニラ
・ホワイト ピーチ
・フルーツガーデン
・オーガニック スーペリア ルイボス
・スーペリア ルイボス エルダーフラワー
・ケニヤプレミアム


弥生「な、なるほど…(…と言ってもこれは…知ってる単語は幾つかあるけど、違いが想像つかない…
    …それ以前に、このセットって一体幾らくらいするんだろう…)」

…と弥生は困惑の極致に到る。
そして三杉はそんな弥生を気に留めず、自分の紅茶を選び始める。


769 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 14:02:47 ID:???

三杉(さてと…イタリアでエスプレッソばかりだったからな、久し振りに飲むまともな紅茶だ。
    セカンドフラッシュにするべきか…それとも敢えてミルクティー前提にするか…)

弥生(ええと…アフタヌーンティーだからブレックファストのは多分ダメよね…
    チャイ…は、何となく淳が気に召さなそうだし、ヌワラエリヤに到っては何語なの?)

三杉(ふむ、まあここは王道でFTGFOP1の香りをストレートで楽しむとしよう。)

弥生(名前的にはホワイトピーチが可愛くて良いけど、淳に邪道だとか言われそう〜……)

対照的な2人の思考であったが、ともかく三杉は自分のオーダーを決めた。
そして相手の方に視線を移すと、弥生はまだお茶のメニューと睨めっこしている。

三杉(クスッ  判らないならば聞いてくれればいいのに。)

必死そうな弥生の可愛らしさに思わずクスリとして、三杉は…


A 助け舟を出してあげる
B ズバッと決めてあげる(銘柄を上のメニューから選んであげて下さい。)
C 面白いので何も口出さずに最後まで待ってあげる
D 『まだかい?』と急き立ててみる。
E その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


770 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 14:08:27 ID:W+d8GbP6
A

771 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 14:16:50 ID:xbgrCsW6
A

772 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 16:35:05 ID:???

> A 助け舟を出してあげる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(そうだな…楽しんで貰う為に連れてきたのだから、こんな事で悩ませたら可哀そうだ。)

そう思い、三杉はメニューと睨めっこをしている弥生に助け船を出してあげる事に決める。
フと『自分はこんなキャラだったろうか?』と自分の確かな変化に僅かな違和感を感じるが…
そこは深く考えるのを止め、今の自分の思いをすんなりと受け入れた。

三杉「弥生。」

弥生「えっ! ははは、はい!」

三杉「弥生はどんな紅茶が好きなんだい?」

弥生「えと…好きな紅茶、好きな紅茶…」

三杉「漠然とで良いよ、それから飾る事もない。 ミルクティーが特に好きだとか…
    スッキリした飲み口が良いとか、香りをつけたのが好みだとか、何でも良いから言って御覧?」

弥生「は・・・はい。 ええと、それじゃ…」


773 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 16:37:39 ID:???

先着で
 ★弥生の好み→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 ミルクティー
《ハート》 弥生「だ、ダーリンが…」 三杉「ああ、ダージリンね」
《スペード》 フレーバーティー
《クラブ》 紅茶荷電(←商品名)が好き。
《クラブA》 紅茶よりもむしろ、ガーデンに咲いている薔薇の朝露が飲みたい。
《JOKER》 至高の紅茶(飲んだ事があるけれど、銘柄は知らない)


774 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 16:40:44 ID:???
 ★弥生の好み→ ハート3

775 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 16:45:08 ID:???
「オレンジペコで!」

776 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 17:03:00 ID:???
呼称「ダーリン」フラグを折ったってとこ?
やはりドSかw

777 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 18:02:28 ID:???

> 弥生の好み→ ハート3
> 《ハート》 弥生「だ、ダーリンが…」 三杉「ああ、ダージリンね」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

弥生(やっぱり・・・ご主人様は、この2年間で少し変わったみたい。
    そりゃあ、ちょっとは意地悪な所もあるけれど・・・でも優しさが前提にあるのが凄く感じられるわ。)

これまでの言動、そして優しく助け舟を出してくれる今の姿から、弥生は三杉の纏う空気が依然と変わったと確信した。
その変化は女性にとって甘〜い魅力と感じさせるものであり、弥生は文字通りトロンとした気分になってくる。
以前の背徳的な雰囲気も、一部の女性にとってある意味強烈な魅力を放っていたのは疑いないが・・・
今の三杉は本物の王子様のような、女性が原初に夢見る理想の男性の魅力を醸し出しているのである。

弥生(どうしよう、紅茶の事よりもすっごく甘えたい・・・)

紅茶の事は既に弥生の思考の20%にまで低下し、
甘えたい、(頭や髪を)撫で撫でされたいと言う気持ちが支配的になっていた。
しかしそれを直接言ってしまうと、ガラガラと幸福が崩れてしまうような不安感もある。
普通の常識的な幸せに対して懐疑的になっている故なのであるが・・・
そこで弥生は流れとして不自然にならない“ささやかな幸せ”をコッソリと楽しむ事で、
今の気持ちの昂ぶりを消化させようとした。

弥生「(この流れなら・・・言えるわ!)だ、ダー リン・・・」

一瞬だけ三杉の目を覗きながら、弥生は小声でそう言ったのだった。
まるでダージリンの事を言い間違えたかのような、微妙な発音で。


778 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 18:03:44 ID:???

大人になって好きな男をダーリンと呼ぶなど、恥ずかしくてまともな神経では出来ない事である。
けれどもそれは、甘い夢として確かに女性の心の奥底に眠っている。
この行動が弥生にとっては色々な意味で大きな冒険だったのは、その事からもお判りだろう。

三杉「(ん・・・噛んだか?)ああ、ダージリンね。 なんだ、ちゃんと判ってるじゃないか。」

弥生「あ・・・アハ!」

三杉「それだったら迷う必要はないさ、確かに銘柄は幾つもあって目移りするけれど・・・
    ダージリンが好きなら、この店では断然スーペリア ダージリンさ。
    当たり前だがセカンドフラッシュ(夏詰み)だし、ゴールデンティップスの多い
    FTGFOP1 (フィナー・ティピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー)だからね。」

弥生「す、凄いんですね!」

三杉「うん、これを飲むと低級のダージリンでは物足りなく感じてしまうかもね。」

昔と変わらない薀蓄(←8割がた理解していない)に生返事をしながら、
弥生は内心でガッツポーズを決めていた。

弥生(言った・・・頑張ったわ弥生・・・お父さん、お母さん、いま弥生は幸せです。)


※いったんここまで

779 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 18:40:59 ID:???

こうして弥生がダージリンフリークと誤解した事で三杉はすっかり気を良くし、
その後もクロテッドクリーム云々、スコーン云々、食べ方云々と薀蓄を披露し続けた。
内容はやはり半分も分からない理解出来ない弥生だが、三杉の言う事は確かであるのは実感した。

三杉の言う通りに、出来立てのスコーンを一番最初に食べたのは正解だったし、
クロテッドクリームとジャム、そしてホロッと噛み応えのあるスコーンの食感の一体感は間違いなく口福だった。

また、出された紅茶の香りを『マスカットみたい』と評すと、三杉は我が意を得たりといった様子で
マスカテルフレーバーの事を説明してくれ・・・
この時弥生は三杉の薀蓄話を初めてウットリした気分で聞き惚れたのだった。

※ちなみにダージリンが好きだと三杉に言ってしまった手前、
 弥生はこの先紅茶について猛勉強する事となるのだが・・・それはまた別の話である。


三杉(ふう・・・何だろうか、想像以上に楽しい時間だぞ。
    それはそうと、アフタヌーンティー談義(←一方的な)はもうイイだろう。
    そろそろ何か別の事を話したいな。)


A 今度は弥生の話を聞く。
B 三杉が新たな話題を提供する。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


780 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 18:42:28 ID:YsmbtdMM
A

781 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 18:43:42 ID:waNiAirU
A

782 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 19:00:06 ID:???

皆さんが優しい選択を選ぶので、何だか普通の恋人同士みたいですね。 これで良いのでしょうか?
=============================================

> A 今度は弥生の話を聞く。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「ところで弥生はどうだい、何か話したい事はあるかな?」

弥生「えっ・・・」

聞き役に徹していた弥生は突然の振りにキョトンとした。

・・・喉下過ぎれば熱さを忘れる。
先程弥生に話を振ったらとんでもない事になった事も忘れ、三杉は今再び弥生に話題を求める。
その結果がこれだよ!

先着で
 ★弥生の話題2→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 弥生「一ノ瀬くんって覚えてる? 実は退学になったの。」
《ハート》 弥生「あの・・・実は今日、お父さんとお母さんが結婚記念日の旅行に行ってるの。」
《スペード》 弥生「南葛の石崎くんの事なんだけど・・・」
《クラブ》 弥生「実は一ノ瀬くんに付きまとわれて困ってるの。」
《JOKER》 好きな話題をお選び下さい。
《クラブA》 弥生「真田くんって覚えてる? 実はマネージャーの子と1upしちゃって・・・」 ヒャメロー


783 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 19:01:53 ID:???
★弥生の話題2→ ダイヤA


784 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 19:07:28 ID:???
弥生ちゃんダイス振りすぎです
それはともかくまたクラブじゃなくてよかったよかった

785 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 20:19:33 ID:???
よしみんなきけ いちのせをたいがくにする ブルノもかいこする

786 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 21:04:45 ID:???
>>784
なるほど、つまりアオバジスタを修得すれば大丈夫という事ですね。

>>785
ブルノはいつになったら解雇なんでしょうかね?
きっといつかマモノを踏んでくれると信じてます。


そんな訳で三杉が知ることもなく一ノ瀬問題は解決済みとなります。
さよならフォーエバー一ノ瀬くん。
ちょっと書ききれなかったので今日の更新はここまでとします。
本日もありがとうございました。

787 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 21:39:57 ID:???
ラ・オツデシタ!

788 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/14(水) 10:59:55 ID:???

>>786 乙感謝なのぜ!
=============================================

> 弥生の話題2→ ダイヤA
> 《ダイヤ》 弥生「一ノ瀬くんって覚えてる? 実は退学になったの。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

弥生「そう言えば・・・ねえ淳、一ノ瀬くんって覚えてますか?」

三杉「一ノ瀬? ああ、勿論覚えているとも。 サッカー部で頑張っているんだろう?」

弥生「ええ、FWでエースでした。 この夏のIH予選では得点王になったみたいですし・・・
    まあ日向くんがほとんどの試合でレッドカードを貰ったせいですけどね。」

三杉「日向がレッドカード無双か、それは傑作だな。
    けれど・・・“だった”と言うのは何だ? 過去形なのには意味が・・・?」

弥生「はい、実は・・・一ノ瀬くん、退学になったんです。」

三杉「退学!? 穏やかではないね、一体何故だ?」

弥生「うん・・・・・・」


789 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/14(水) 11:01:04 ID:???

遡ること一週間前の事だった。
弥生が三杉からのサプライズ的な国際電話を受けた翌日である。
三杉が日本に戻ってくる(しかも自分に会いに)約束を受けた弥生は、大変な勇気を得ていた。
これまで長くストーカー行為を続けてきた一ノ瀬を、思い切って呼び出したのである。

そして三杉が数日程度で日本へ戻って来る事を教え、
これを機にストーカー行為をやめて欲しいとキッパリと告げたのだ。
だが一ノ瀬はこれを聞くと、冷静さを取り戻すどころか激昂して弥生に襲い掛かったのである。
制服の一部が裂かれ、危うく一生に残るトラウマを抱える事態になりかけた。

しかしそこは万が一を考え、弥生は少し離れた場所に警官を呼んでいた。
一ノ瀬が改心すればそれで良いが、激昂する事があれば身の危険は避けられないと踏んでいたのだ。

つい昨日まで弥生は一ノ瀬を心底恐れており、こんな危険を冒そうとは考えもしなかったが・・・
三杉の電話は弥生を思い切らせたという訳である。

敢え無く一ノ瀬は警官の手によって組み伏せられ、補導。
付属の名門校である武蔵大付属はイメージダウンを恐れ、翌日には一ノ瀬の退学が発表されるに至ったのである。
そして一ノ瀬家はつい数日前に引っ越していった。
恐らく父方か母方の実家へと逃げたのだと思われるが・・・
しかし実は一ノ瀬には行政監察処分が着いており、そのレッテルは彼の将来に影を差す事になる。


790 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/14(水) 11:02:18 ID:???

弥生「あの・・・女の子に暴行を働いたみたいなんですよね。 警察が傍を通りかかって、大事になる前に
    取り押さえられたって聞いていますけど…言っても現行犯って事になりますしね。
    一之瀬くん…直ぐに引っ越しちゃいましたし、それ以上は知りません。」

もう解決した事、今更三杉に話しても悪戯に不快な気分にさせてしまうだけだろうと弥生は考えた。
また自分としても言葉にはしたくない嫌な記憶、しかも新しい鮮明な記憶でもあった事から…
事件内容の詳細については触れず、噂で知られている上澄みだけを話すに留めた。

三杉「そう…か、一ノ瀬が……。」

弥生「やっぱり…最近ではそれが一番ショッキングな出来事です。
    本間くんも真田くんも、とてもガックリしてました・・・。」

三杉「・・・まあ詮索してもあまり面白い話ではないだろうね。」

弥生「はい、ごめんなさい。 話題って言われてパッと出てきてしまって・・・」

三杉「いや、謝る事はないさ。 話は変わるが東京のIH代表はやっぱり東邦かい?」

弥生「そうですね、いつもの通りです。」


791 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/14(水) 11:04:23 ID:???

三杉「そうか・・・ま、戦力図はそう変わる物ではないと言う事だろうね。
    そう言えばIHが始まるのはいつからだい、そろそろだったと思うが?」

弥生「ええ、丁度明日が開会式ですよ。
    今年の開催地は東京ですし、興味があるなら明日は見物に行きますか?」

三杉「ふむ…(どうだろうか、試合では特に見るべき物があると思えないが…
    もしかしたら見知った人間に会えるかも知れない。)」


A 明日はIH開会式を観に行ってみる(知人と会える可能性があります。)
B いや、あくまで弥生と2人だけで過ごす(ずっとイチャラブのターン)

『3』票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

※Aを選択すると明日の予定が固定されます、以後の変更は出来ません。
 またBを選択すると、この先IH開会式を観に行く選択肢は出ません。


792 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 11:07:39 ID:cOuCJv1c


793 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 11:09:53 ID:/g9Y47pA


794 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 11:21:21 ID:CfjiHy82


795 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 00:41:43 ID:???
あのスレの>>619-620辺りを見ていると
岡山姉とは住人公認の仲になっているみたいですね





……で、何をプレゼントしたのかね?

796 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 00:57:41 ID:???
ふふ、皆様のご理解を頂き光栄の極み。

何をプレゼントしたかと言えば…
自分が贈って嬉しいのと、相手が贈られて嬉しいのをダブルで(笑)

797 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 01:13:10 ID:???
ところで皆さん、弥生と三杉の夜の方はどの辺までご希望なんでしょうか?

A 健全に前年齢対象
B 健全に他スレ並み
C 他スレ程度の境界を健全に少しだけ踏み越える
D 別の場所で非健全のキワミ(多少困難と思いますが)


ちょっとしたアンケートです、sage推奨で。

798 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:15:46 ID:???


799 :sage:2011/09/15(木) 05:42:22 ID:2hwQ6tV+


800 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 05:57:08 ID:UPoxHHhk


801 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 06:06:16 ID:???

個人的には、ある程度踏み込んだ描写がないと、三杉のSっぷりや、弥生の情念が伝わりにくいと思われ

802 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 07:04:25 ID:cK3hE2YY
B
雰囲気だけで何もなくてもどかしいのも嫌いじゃないけど

803 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 14:58:10 ID:???

>>798-802
ご協力有り難うございました。ある程度の描写を希望してる方が多そうですね。
オー、スレ主は常識がずれているので、ある程度のレベルを踏み間違えそうで仕方ありマセーン。
=============================================

> A 明日はIH開会式を観に行ってみる(知人と会える可能性があります。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

開会式自体やその後の試合に価値を見出せる気はしなかった。
しかしながら、式典ゆえに全チームが必ず会場入りする。
それなりに親交のある南葛をはじめ、他のチームの選手達にも会える可能性があるという事だ。

三杉「そうだね、折角だから明日はそれに参加するとしよう。」

弥生「分かりました。(あ・・・折角2人だけで過ごせる時間だったのに、余計なこと言っちゃったかな・・・)」

三杉の返答に素直に頷く弥生・・・だがその声のトーンは僅かに落ちていた。
残念ながら三杉はその事に気づく事は出来なかった。

その後も2人は楽しく会話を交わした。
三杉は遥かイタリアの仲間や尊敬出来る監督の話を聞かせ・・・
弥生は日本のニュースや最近の流行等を話し、他愛もないが穏やかで安らげる時間が過ぎていったのである。

気がつけばティースタンドに載った3つのお皿は全て空き、またティーポットもす空っぽとなっていた。
時計を見れば既に17時半を回っており、たっぷり2時間はティータイムを楽しんでいた事になる。


804 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 14:59:32 ID:???

三杉(もうこんな時間か、そろそろ場所を移さなければな・・・
    もちろん次に何処へ行くかを決めてからになるが。)


A ディナーだ、夕飯を食べに行くんだ。
B ブティックホテルに行くとしよう。
C 東京デストロイランド、今からサマーナイトパレ−ドを観に行くぞ。
D よし、映画を見に行こう。
E 横浜に行って夜景を堪能だ。
F 明日のために今日はもう帰ろう。
G 弥生に何処か行きたいところが無いか聞いてみよう。
H ヒューガー本社に行くぞ。
I その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


805 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 15:00:46 ID:UPoxHHhk


806 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 15:05:17 ID:5sbnN3RE


807 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 15:05:48 ID:k5YuXZ6s


808 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 15:10:09 ID:???
ヒューガー本社w

809 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 15:32:24 ID:???

> A ディナーだ、夕飯を食べに行くんだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「弥生、そろそろ店を変えようか。」

弥生「はい。 次は何処へ・・・?」

三杉「ディナーだよ、夕飯を食べに行こう。」

弥生「・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?」

短くない沈黙の後、弥生は何を言ったのか分からない様子を見せた。
耳を疑ったと形容するに相応しい表情である。
そして数秒ほど空いた後、彼女はこう口にしたのだった。


先着で
 ★弥生の発言→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ハート》 弥生「夕飯は私が作ってあげたいんですけど・・・ダメ?」
《それ以外》 弥生「お腹・・・全然空いてなくて食べられそうもありません。 淳は違うの?」
《JOKER》 弥生「(これはきっと新手の・・・)分かりました、何処へでも着いて行きます。」


810 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 15:34:10 ID:???
 ★弥生の発言→ クラブ5

811 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 15:39:15 ID:???
>>767
結構な量だろうなw

812 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 15:55:57 ID:???

> 弥生の発言→ クラブ5
> 《それ以外》 弥生「お腹・・・全然空いてなくて食べられそうもありません。 淳は違うの?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

弥生「お腹・・・全然空いてなくて、直ぐには食べられそうもありません。 淳は違うの?」

三杉(むう・・・)

言われてみれば三杉も空腹感も食欲も全くなかった。
2時間かけてゆっくり味わったとは言え、クリームとジャムたっぷりのスコーン、
3種類のサンドウィッチ(小ぶり)、4種類のデザート(小ぶり)を口にしているのだ。
当然と言えば当然だが、満腹中枢には十分な刺激が行き渡っており・・・
1時間、いや2時間は間を置かなければ純粋に夕食を楽しみたいという気分にはなりそうもない。

三杉「言われてみればその通りだ、別の場所にしよう。」

弥生「そ、そうですよね。 少しだけ驚きました。」

※弥生の尊敬度、従順度が下がりました。
※ただし元々カンストしていたパラなので、滅多な事では関係に影響を及ぼしません。
※貴公子ポイントが減少しました。


813 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 15:58:53 ID:???

三杉「うん、それで次に何処へ行くかだが・・・」


A ディナーだ、夕飯を食べに行くんだ。(選べません)
B ブティックホテルに行くとしよう。
C 東京デストロイランド、今からサマーナイトパレ−ドを観に行くぞ。
D よし、映画を見に行こう。
E 横浜に行って夜景を堪能だ。
F 明日のために今日はもう帰ろう。
G 弥生に何処か行きたいところが無いか聞いてみよう。
H ヒューガー本社に行くぞ。
I その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


814 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 16:07:36 ID:???
選択肢を追加しておきます。

J もうこのパート飽きたので明日までスキップ(要4票)

K ショッピングに行く(さらに分岐)

815 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 16:11:40 ID:3cbhn2pY
H
スキップしても良いけど、何が起こるのか…

816 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 16:15:41 ID:zWJIVbB6


817 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 16:16:25 ID:wSAi4eUU


818 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 16:18:25 ID:???
>>815
JのスキップはFとは区別された選択肢です。
描写はカットされますが、明日の朝までデートを楽しめた事になります。

819 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 16:50:32 ID:JhDXuESw
G

820 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 17:09:38 ID:???

> G 弥生に何処か行きたいところが無いか聞いてみよう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「弥生は何処か僕と行きたい場所は無いのかい?」

・・・と、ここで三杉は弥生の希望を尋ねてみた。
折角の再会なので、少しは弥生の我侭も聞いてあげようと思ったのである。
これに対する弥生の返答は・・・


先着で
 ★レッツパーリィ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 横浜の大桟橋
《ハート》 家
《スペード》 カラオケ
《クラブ》 ファンシー雑貨店
《JOKER》 弥生「い、言わせないでよバカぁ・・・・・(赤面)」


821 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 17:11:09 ID:???
★レッツパーリィ→ ダイヤ8

822 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/15(木) 18:12:07 ID:???
ロマンス全開な場所に行きますよってとこで本日は終わります。
更新速度が遅い上に内容の進行もサラッとしてないので、gdgdな感がありますね。
どうもすみません。なんか体調も悪いしダメダメです。
次回もどうかよろしくお願いしたいです。

823 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 18:52:40 ID:???
よーこはまーべいべーおつでしたー

824 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 21:26:43 ID:???
乙でしたー

ところで、JOKERはどこだったんだろう?

825 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 22:09:18 ID:???
お大事にです
嫁に看病してもらってゆっくりお休みください

826 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 16:45:36 ID:???

>>823
街の明かりがとても綺麗ね横浜〜 乙感謝横浜〜

>>824
弥生「わ、分かってて聞かないで下さいよー!」
スレ主「好き合っていて既に一線も二線も越えた思春期男女が、やんごとなき事情で2年間の別離、そして再会。
     再会して一番最初にする事が『ゴー!アクエリオン!』でも全然不思議じゃないくらいですよね。」
弥生「わーーーーー!! ばかぁーーーーー!!!」
フランシス「ちなみに行動選択がショッピングだったら、下着を買いに行く選択肢が発生していたんだぜ。」
三杉「下種、なぜ君がここにいる。」

>>825
ご心配ありがとうございます。
ダンボールハウスなので湯冷めの危険が隣り合わせです・・・
でも嫁の看病があれば元気元気でしたw

827 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 16:48:49 ID:???

> レッツパーリィ→ ダイヤ8
> 《ダイヤ》 横浜の大桟橋
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「横浜の大桟橋?」

弥生が行きたいと言ったのは、横浜港の玄関口である大桟橋であった。
1894年に船舶が直接接岸できる鉄桟橋の埠頭が完成して以来・・・
世の中のニーズに合わせて貨物、旅客と主用途を変え、何度も改装が施された波止場。
今ではクルーズ産業をメインに中流階級層から脚光を浴びている場所であった。

弥生「はい。 ・・・遠いですかね?」

三杉「いや、いいよ其処で。」

自由が丘から横浜まで一本、乗り換えて次の駅からタクシーと言ったところ。
ゆっくり移動しても1時間かそこらであろう。
問題なしと判断して三杉が同意を返すと、弥生はホッと安堵したような息をつくのだった。

そして2人は席を立ち、セントクリストファーガーデンを後にした。
駅に向かう途中、弥生は遠慮がちに三杉の腕に自分の腕を絡ませてきた。
三杉は今は別に意地悪をする必要はないだろうと、何も言わずにそれを受け入れて歩いた。


(リア充移動中)


828 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 16:50:01 ID:???

弥生「わあ・・・夕日が綺麗。」

到着するや否や、弥生がそう口に漏らした。
ちょうど日没の時間だったようで、桟橋左手に広がる“みなとみらい”の街に消えていく夕日を見られた。
開業したばかりのインターコンチネンタルホテル(通称カマボコビル)や完成間近のランドマークタワーが
雄大な光景を創り出し・・・そして間には異国情緒を残す赤レンガ倉庫が小さく並んでいる。
また桟橋の右手には巨大なクルーズ船が停泊し、その後方をベイブリッジが彩っている。

三杉「確かになかなか眼福な風景だね。」

フィレンツェの旧ルネッサンスの雰囲気を残した街並みとはまた違う、
近代と現代が巧みに融合された街の姿が、この大桟橋からは一望された。

また潮風の匂いと小さくなっていく海鳥の声が、三杉の心に旅愁のような気持ちを誘う。
しかし隣には弥生が居て、一緒にこの風景を見ている。
すぐに三杉の心は安堵を思い出すのだった。

弥生「この風景を淳と一緒に見たいと思ってたの。」

三杉「前にも来た事があるのかい?」


829 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 16:51:22 ID:???

弥生「早苗ちゃんがこっちに遊びに来た時、2人で一緒に来てみたんです。
    あの時も綺麗でしたけど、周りがカップルだらけで・・・2人して凹んで退散しました。」

三杉「そうか・・・フフ、翼くん達も似たような状況だからね。」

弥生「フフ、でも今は・・・・・・淳が一緒・・・」 ファサ

そう言うと弥生は少しだけ三杉に寄りかかってきた。
三杉は・・・


A 「それじゃあ帰ろう。」とサッと身体をよける。 
B 何も言わずに肩を抱く。
C 「少し座ろうか?」と言う。
D 「きえぇぇぇぇぇ!」一本背負い。
E お土産を渡す。(※まだ後々渡す機会はあります。)
F 「あれに乗ってみたいな」とみなとみらいの北に見える観覧車を指差す。
G その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


830 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 17:04:46 ID:Pd3tQVq+


831 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 17:19:01 ID:vinsEDCI


832 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 17:23:13 ID:cjvXNN7s


833 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 18:12:27 ID:???

> B 何も言わずに肩を抱く。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉はそんな弥生の行為を優しく受け止めるように、そっと肩を抱いた。
手にはか細い女の子の肩の感触が、身体には体重の重みが伝わってくる。

三杉「・・・・・・」

弥生「・・・・・・」 スリッ

三杉が黙っていると、弥生は三杉の逞しくなった腕に頬を当て、スリスリと摺り寄せてきた。
抱いている弥生の肩は小刻みに震えているが、手に感じる体温は徐々に上がっているように思える。
おそらく三杉が受け止めてくれるままに、弥生は“甘える”という行為に耽っているのだろう。
しかし『こんな事までしていいのだろうか、怒られないだろうか』という不安感も震えから感じ取れる。
これまでの関係において、三杉が弥生に甘えるという行為を許してこなかった為であろう。

三杉(初々しさ・・・というやつかな。)

弥生の戸惑いと喜びの葛藤を、三杉はその身に感じ受け止めた。
暫しその行為をさせるが儘にしておいた後、三杉は・・・


834 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 18:13:38 ID:???

A 髪を撫で撫で
B A+耳を弄くり
C B+ギュッと身体を引き寄せて抱きしめ
D C+接吻
E C+接吻(強) ※要3票
F もっと熱くなれよ!(自動的に場所移動となります) ※要5票
G 「きえぇぇぇっ!!」上記のような事はしない、小外掛けをくらえ!
H そ の 他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


835 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/16(金) 18:23:42 ID:???
体調がまだ半分程度ですし、ちょっとここで休みます。
選択もまあアレなので、ここはゆっくりお考え下さい。
何処までの表現が許されるんですかね?(他人事のように)

836 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 18:41:17 ID:Wa8fCSQs


837 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 18:53:21 ID:Pd3tQVq+


838 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 18:56:48 ID:3dERL1CE
H ほっぺぷにぷに

839 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 19:01:46 ID:cjvXNN7s

「……精一杯甘えてくれて構わない」

840 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 20:01:12 ID:eSdrKii2


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