キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜

1 :◆DWysPbgK.. :2011/09/05(月) 22:08:18 ID:P0Wi+Ypo
 人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。

そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。

金髪碧眼の若者である彼はついに子爵位の内定を手にし、爵位を持つ門閥貴族の道を歩む事になる。

彼の先にあるのは門閥貴族の筆頭として自由惑星同盟の叛徒達を滅する未来か、それとも…

今はまだ若き青年である彼の未来、それを知る者は未だいない。

                              銀河の歴史がまた1ページ…

前スレ
銀河シュナイダー伝説7 〜琢磨篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1314288999/
過去スレ
銀河シュナイダー伝説6 〜切磋篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1312889688/
銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1300034158/
銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1298468514/
銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1296506795/
銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1294392924/
銀河シュナイダー伝説1 〜黎明篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1291283308/

648 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 20:34:27 ID:fCNERRP+
>>647
はい。当然ながら副官の役目は軍務に関するものなので私生活には全く影響しません。


F.誰かに会いに行く(誰に会いに行くかも明記ください)

カルツ

そこは士官学校内に併設されたこじゃれた喫茶店。大会という名の一連のイベント群も終わり、
残り1年という短い休息になって、ようやく積極的に他人と接触しようと思い始めたシュナイダーは
カルツと共にお茶を飲んでいた。

シュナイダー「ふと思ったんだが、カルツはマリーのことをどう思う?」

それは何気ない一言…というわけではなく、実は長年疑問に思っていたことだった。

カルツ「ぶ!?な、突然何をいっちゅうに!?わ、ワシにとっても妹のような存在じゃ」

口に含んでいた深煎りのコーヒーを思わず噴出しそうになりながら、当たり障りのない回答をする。

シュナイダー「私が言いたいのはそういうことでなく………いや、そうだな。なんでもない、忘れてくれ」

自分でも時期尚早だったかと気分を取り直し、

シュナイダー「今更なのだが、何故士官学校に入学したのだ?」

と多少強引ながら話題を変える。

649 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 20:35:42 ID:fCNERRP+
カルツ「ん?そうじゃなぁ…。たとえばじゃ、おんしは幼馴染が突然突拍子もないことを
し始めたらどうする?」

シュナイダー「………」

どう答えますか?
A.当然、止める。
B.意見を尊重して手伝う。
C.知らないふりをする。
D.それはもしかして私のことなのか?と聞いてみる。
E.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

650 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 20:38:18 ID:CfjiHy82


651 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 20:43:37 ID:/g9Y47pA
Eどうしてそんな気になったのか、胸襟を開いて話し合う

「人と余り関わらない」シュナが言うなって話かもしれないが、
少なくとも周囲での「突拍子もない行動」を見逃したりはしてないはずだし。

652 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 20:46:33 ID:h60MYoOI


653 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 20:47:38 ID:AyV/LQp2
Eどうしてそんな気になったのか、胸襟を開いて話し合う

654 :651:2011/09/14(水) 20:47:45 ID:/g9Y47pA
すいません、やっぱりDでお願いします。
やっぱり「お前が言うな」で終わってしまう気がする。

655 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 20:48:11 ID:NPABWzbk
E見守りつつ手を貸せるようにする。

カルツが今やっているのはこんなところだと思うのだが、

656 :651:2011/09/14(水) 20:50:09 ID:/g9Y47pA
って、票はいったので、変更なしの確定で結構です。お騒がせしました。

657 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 21:02:42 ID:fCNERRP+
Eどうしてそんな気になったのか、胸襟を開いて話し合う

シュナイダー「そうだな、私だったらどうしてそんな気になったのか、胸襟を開いて話し合うな」

自分でも臭い台詞だとおもいながらそう答える。

カルツ「……なるほど。確かにそれが最も正解に近い答えじゃろ。ならばシュナイダーに質問じゃ。
シュナイダーは何故、軍人になろうと…いや、子爵位を持てる地位になった後も変わらず
自身を高めようとしているのじゃ?」

いつの間にかカルツの細い目がいつものような笑みをたたえたものではなく、鋭い目つきになっていた。

シュナイダー(……目が本気だな。私も本気で答えなければならないだろう…)

どう答えますか?
A.マリーを守るため。
B.将来的な野望のため。
C.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

658 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 21:05:42 ID:/g9Y47pA
A
しょうがないんだけど、シスコンまっしぐらだなあ…
素敵な女性が現れてくれないとお前本当に「赤毛のいない金髪」だぞw

659 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 21:06:37 ID:vD5ittJM
A

660 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 21:14:55 ID:???
ずっとこのままだと人によっては「ハァ・・・?それでも一人前の男か?」みたいな印象持つの人も出てくると思う
俺もそう思う所があるし。

661 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 21:16:58 ID:???
今は思春期だから青臭いぐらいが可愛いげあるよ。

662 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 21:25:34 ID:???
金髪は「姉さん大好き!」から「姉さんを奪った(古い)帝国を叩き潰す!」に昇華させたからね。
シュナもそういう方向に向かわねばならん(帝国を潰すかどうかは置いといて)

663 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:50:14 ID:fCNERRP+
>>658
隠しパラのシスコン値がこの2週間でうなぎのぼりですw
今ならもしマリーを人質に取られた場合、皆さんの意見を無視して全面降伏するかもしれません。

>>660
そうですね。ある意味自分で自分の首を絞めているところはあります。

>>661
だからといってその誓いを自身で破ると…

>>662
あくまで個人的な感想ですが、
彼はたった一つのものを追い求めたためにたくさんのものをなくし、それを取り戻した後は、
それを行った尻拭いのために残りの人生の全てを奉げなければならなかった…とも受け止められます。
彼自身はその無常感を払拭するために好敵手を求めた…というのもあながち的外れではないのかもしれません

664 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:51:14 ID:fCNERRP+
A.マリーを守るため。

シュナイダー「マリーを守るためだ。力が無ければ何も出来ないこの世界で最も効率的に
力を得る方法だと、私は信じている」

キッパリとそう言い放つシュナイダー。

カルツ「たったそれだけのことで貴族として安寧に生きることも、煌びやかに生きることも捨ててか?」

更に念押しをする幼馴染。

シュナイダー「くどい。私は私の望みのままに生きる。それは誰彼の甘言によって変わるものではない」

自身の言動が本気であることを示すためあえて強く言葉を紡ぐ。

カルツ「……そうじゃな。変なことを聞いてしまってすまなかったな」

その言葉に納得行ったのか、あっさり引き下がるとそのまま当たり障りのない会話で一日を過ごすのだった。

〜〜〜

カルツとの友好値が上がりました。

〜〜〜

665 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:52:32 ID:fCNERRP+
帝国暦479年6月 イベント!

ある初夏のうららかな日。貴族…特に上級貴族ご用達の会場では華やかな式が執り行われようとしていた。

シュナイダー「伯爵家…しかも、新進気鋭の若者の結婚式なだけはある、か。」

それを階段の一番下の段から見上げるシュナイダー。士官学校の学生という事もあり礼服は
学生のそれだが、貴公子を思わせるその姿は人の目を釘付けにするには十分だった。

〜〜〜

???「あの方はどなた?」

??2「さあ…社交界でお見かけした事はありませんわ」

??3「でも伯爵様のご結婚式に招待されるということは、どこかのご子息なんでしょう」

??4「あら、ご存じないの?あの方は新しくシュナイダー家を受け継ぐ事になった伯爵の
弟様よ。何でも現在士官学校オーディン校で首席争いをされているとか」

666 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:54:06 ID:fCNERRP+
???「それはほんとうなの。…はぁ、ご兄弟揃って秀才ぞろいなんですね」

??4「そうなのよ。彼は社交界に出た事の無い方ですから、ここで覚えめでたく懇意になることが
できれば…」

??2「ちょっと娘のお色直しに行かなくては行けませんね」

??3「ああずるいですわよ。私の妹だって…」

………

等という言葉が聞こえるが、それをあえて無視し会場へ入り、そこで厳重なボディチェックを受けた後に
親族用の部屋の一室へと通される。

ルディ「おお、カールハインツか。久しぶりだな」

そこでまず出会ったのは、自身の父、ルディ・フォン・シューマッハ。すでに隠居しその爵位を息子に
譲ったとはいえまだまだ壮齢の範囲に入る人物であり、噂好きな貴族たちには『義務を息子に
押し付けて権利だけをむさぼっている』と心ない声もあるが、本人は気にする事無く気楽な
隠遁生活をしていた…ようにシュナイダーには見えている。

667 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:55:09 ID:fCNERRP+
シュナイダー「はい、父上も母上もお変わりなくご壮健で何よりです。」

特に面白みのない言葉でそう返事をすると別の方向から

母親「本当に久しぶり。偶にはこちらにも顔を出してちょうだいね」

と、実際に4年以上直接顔をあわせる事無く時を過ごしてしまった母親が顔を見せる。

シュナイダー「なにぶん学業が忙しくすみません」

ルディ「まあまあ、このような喜ばしい場で説教など面白くはあるまい。ほら、カールハインツも
ベルンハルトに会ってやってくれ。あれは本番には強いがなにぶん初めてのことでな。
お前が様子を見に行けば兄の威厳を保つために無理にでも奮起するだろう」

シュナイダー(そんなことばらしていいのか?)

そんなことを思いながらマリーがいない親族用の控え室には用はないとばかり立ち去ると、主役の1人である兄
ベルンハルト・フォン・シューマッハの控える部屋へと入る。

668 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:56:09 ID:fCNERRP+
ベルンハルト「よく来たなシュナイダー。」

ベルンハルトはたまに弟のことを名ではなく苗字で呼ぶことがある。それは彼を単なる弟ではなく、
シュナイダー家を継承した当主としての自覚を持って欲しいとの望みであったが、基本的に
あまり効果をもたらしてはいないようだった。

シュナイダー「ええ、約束は守ります」

兄に対しもつ僅かな苦手意識がまだ消えていないシュナイダーはともすれば事務的にも聞こえる
返答をしてしまう。

ベルンハルト「そうだな、シェリル嬢は元気だぞ。どうやらあのジルベスターの件、裏にお前が
いることに気付いていたみたいだ。少し挽回したな」

シュナイダー「……いえ。生徒会役員としての役目です」

ベルンハルト「そうか、まあいい。それよりも今日はもう誰かに会ったか?まだ会っていないなら
紹介しておこうと思うが」

自分の結婚式でものすごく忙しいのであろうというのに、どういうわけかシュナイダーを
他の貴族たちに紹介しようと言い始める兄。

669 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 22:57:12 ID:fCNERRP+
シュナイダー(………)

どうしますか?
A.いつマリーが出席するのかわからないから控え室で待っている。
B.それならば出来るだけ地位の高い人物に会いたいと申し出る。
C.それならば同じくらいの年齢の人物に会いたいと申し出る。
D.それならば同じくらいの年齢の女性に会いたいと申し出る。
E.さすがにそこまで兄に頼るわけには行かない。自分で適当に歩き回る。
F.その他

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670 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 22:58:42 ID:/g9Y47pA
C
兄ちゃん…(ほろり
とりあえずここでダメボンボン門閥貴族の典型を見ておきたいな。
そこに怒りを感じれば今後の展開も変わるだろう。

671 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 22:59:06 ID:AyV/LQp2


672 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 22:59:29 ID:CfjiHy82


673 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:11:09 ID:???
しかしダメ貴族回避ルートが見えないのがやばい。
友人たちと話し合っても、まずシュナが自覚できないとダメらしいし。

674 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:15:49 ID:???
まだ社会に出てないから、世の中の矛盾ってのも、知らないみたいだから気付き様がない気がする。

675 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:22:44 ID:???
焦りすぎてるのかもしれないが、前世の記憶が俺を急き立てるんじゃよw

676 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:36:16 ID:???
明らかに毛色の違う生徒会の連中と親交を深めるってのもありかな?

677 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 23:52:42 ID:fCNERRP+
>>670
あんまり駄目ボンボンは兄ちゃんが教育上よくないと自然に排除してきますよ。

>>673
>>674さんの言われるとおりですね。自分がおかしいと気づくにはまず正しい世界というものを
知らなければいけません。

>>675
何気に現在は正式なルート確定のためのプロローグ兼キャラ作成の段階ですからね。

>>676
もちろんありですが、何度か書いたように生徒会でおきうる大きなイベントはもう起きないですし、
何より出会うのが遅すぎましたからね。正直間に合わないと思います。


C.それならば同じくらいの年齢の人物に会いたいと申し出る。

シュナイダー「では、私と同じくらいの年齢の人物と一度お会いしたいのですがよろしいでしょうか?」

相手は誰であれ、貴族である自分は他人に命令する権利があるのだと思うシュナイダーは
兄の言葉をそのまま受け取りそう返事をする。

678 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 23:54:05 ID:fCNERRP+
ベルンハルト「同じくらいの年齢か…。そうだな、1つ、2つ下になるがあのブラウンシュヴァイク公の
甥であるフレーゲルやランズベルク伯が近いな。フレーゲルは招待者の中でも特に権威や威光、血筋を
重視するからあまりカールハインツとは馬は合わないだろう。だが、個人的ではあるが
ランズベルク伯は悪い男ではない。会っておいて損はないだろう。」

そう独白すると勝手に引き合わせる相手を決める。

〜〜〜

そしてエントランスに隣接されている高級サロン。そこははやく到着された貴族たちのために解放されて
おり、様々な珍味や高級食材、それに年代物のワインが振舞われていた。

わぁ…!

そこに不意に現れた本日の主役の1人によって…いや、相手が窓際貴族であるアイゼンフリート家の
人間であるので実質ほぼ全員が彼目当てであるが故に一気に場が沸きあがる。

ベルンハルト「皆さん、もうしばらく歓談をお楽しみください。…ああ、この隣にいるのは私の弟である
カールハインツ・フォン・シュナイダー。まだ社交界にでた事もないひよっこですが、
ご存知のとおり来年には正式にシュナイダー家を受け継ぎ子爵位を得ることとなっております。
何卒、皆様お見知りおきを」

679 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 23:55:06 ID:fCNERRP+
こういう場に慣れていないシュナイダーの代わりに不可のない演説で弟を紹介する兄。

シュナイダー(……軍人に社交場など似合わないというのに)

等と思うシュナイダーをよそに彼に集まる視線のほとんどは彼を値踏みするもので更にそのほとんどは
合格点を与えているようだった。

???「やあ、君が弟君だね。シューマッハ伯から話は聞いているよ」

気がつけば如何にも人の良さそうな…しかし、やや才に欠けていそうな男がシュナイダーに話しかけてくる。

シュナイダー「…失礼ですが貴方は?」

???「ああ、すまない。自己紹介が遅れたね。私の名前はランズベルク。
アルフレット・フォン・ランズベルクという。新米の伯爵という意味では君のお兄さんと同じ立場さ」

よく見ると面白みのない顔立ちに、金というよりも黄土色に近い髪の色は芸術の神に愛されておらず、
それが彼の独特な話し方と交じり合うと、笑劇の主役よりも更に滑稽ですらあった。

シュナイダー「そうですか。私はカールハインツ・フォン・シュナイダー。お見知りおきを」

680 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/14(水) 23:56:08 ID:fCNERRP+
シュナイダー(…兄上が特別なのだろうか?彼からは伯爵という立場に対する責任感というものが
みえないが…)

今の貴族に元々そういう気質がない、という事までは知らないシュナイダーは貴族というのは
そのようなものなのかもしれないと思い始める。

ランズベルク「ん?緊張しているのかい?ならば私が創った新しい詩でも聞いてみるかい?」

シュナイダー「………」

どうしますか?
A.他にすることがないので詩でも聞いてみる。
B.貴族たちの兄への評価を聞いてみる。
C.兄との関係をもう少し詳しく聞いてみる。
D.詩は遠慮してもう少し会話を続けてみる。
E.その他

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681 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:58:25 ID:3Xr9AQ3w

ヘボ詩人キタコレ。
フェザーン出版業界での扱いには笑かせていだいたでごさる

682 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:58:58 ID:Ga/dPo3A
D

683 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 23:59:08 ID:CfjiHy82


684 :681:2011/09/15(木) 00:01:36 ID:???
あ、すいません。「会話を続けてみる」というのは、
「ランズベルク伯と」「兄関係以外の」会話を続ける、という意味でいいですよね?

685 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:05:55 ID:SqIeEfoY
D.詩は遠慮してもう少し会話を続けてみる。

軍人であり、メッツァ程ではないが散文的な性格であるシュナイダーは、詩は遠慮すると
もう少し話を続けてみることにする。

シュナイダー「まだ正確には爵位も持たない私ですが、貴族というのはどういう風に日々を過ごして
いるのですか?」

相手は伯爵であり自分より上のものへの礼儀は持っているシュナイダーはそう尋ねる。

ランズベルク「はあ…そうかい。」

自慢の詩を朗読する事が出来ないことに明らかに残念な顔をするが相手はシューマッハの弟である。
ここで気を悪くして立ち去るのは簡単だが、それでは彼の顔も立たないだろうと思いなおすと
くじけそうな気を取り直し貴族の生活というのを浪々と謳いあげる。

ランズベルク「貴族と一口に言ってもピンからキリまで様々だ。君のように子爵号を持っていても
地方の駐留軍の1艦長程度で老年まで過ごす名ばかりのものもいれば、男爵位でもその出自の
強さによっては伯爵以上に権威を持つものもいる。」

シュナイダー「なるほど」

686 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:06:55 ID:SqIeEfoY
ランズベルク「そして、その中でも一般的以上の貴族は更に3つに別れる。一つは私みたいに
サロンや劇場で自分の芸術的、創作的才能を磨く事を是とするもの。その中にはコレクター
等も含まれるね。続いて、己が立場をより明確に高めようとするもの。こういっちゃなんだけど、
この場に出席しているほとんど全員が多かれ少なかれそういった野望を持っている。
君も注意することだよ。寵姫を妹に持ち、『あの』ベルンハルトの弟なんだから。
貴族のご令嬢は皆君に興味津々のはずさ。そして最後にちょっと変わり者である人達。
たとえばお金を集める事に固執するフェザーン人気質な連中。たとえば昔の栄光を
懐かしむために自領に塞ぎこみ世捨て人になる人達。一緒くたにするには少々横暴だけど
全てあわせても『その他』の範疇だよ。大多数は一番最初に言った人たちだね」

シュナイダー(どれであれやはり自ら働こうという意志はない。つまり働く必要はないということか)

そう思うシュナイダーだった。

☆☆☆

ランズベルク伯と『知己』となりました。

〜〜〜

687 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:07:56 ID:SqIeEfoY
〜〜〜

マリー「お兄様、ようやくお戻りになりましたのね」

親類及び学内以外でのはじめての貴族の知り合いとなったランズベルク伯との会話もひと段落し、
親類用の控え室に戻るとそこには最愛の妹、マリー・フォン・クライネルト伯爵夫人が待っていた。

シュナイダー「悪かった。遅くなってしまったな」

マリー「本当にもう。私はすぐにフリードリヒ様の元へ戻らないといけないんだから。」

シュナイダー「そうか、皇帝陛下まで御行幸されているのか」

貴族にとっての最高ステータスとは皇帝を自分の宴に呼ぶことである。そういう意味では既に
ベルンハルトは最高権力までもう一歩のところまできているのかもしれない。

もしマリーという存在を最大限にそれを利用しているのならば、もしかするとシュナイダーにとって
最も敵対すべき男なのかもしれないと思うと僅かに身震いしてしまう。

688 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:09:12 ID:SqIeEfoY
今年のマリーさんの立場は?→! card

! cardのスペースを抜きコピペってください。

JOKER なんとびっくり御懐妊!
ダイヤ 普通に元気に戻っていた。
ハートスペード 去年とあまり変わりない。
クラブ 明らかに元気がなさそう。
クラブA なんとびっくり御懐妊!

となります。

689 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:09:54 ID:???
今年のマリーさんの立場は?→ スペード2
御懐妊しゃれにならねえ・・

690 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:16:45 ID:???
うーん、ランズベルク伯は「まともな方」だからイマイチいい話は聞けなかったな。
やっぱり、軍人として一人立ちした後に部下や民間人と関わっていくしかないかなあ。

691 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:48:17 ID:SqIeEfoY
>>690
そうですね。それに今の時点で悪い話を聞いたところで、シュナイダーは『はやり貴族とは
そういうものなのだな。』と納得して終わりです。
搾取するものが同じく搾取する立場の人間と搾取の話をするとき、それを疑問に思う事はありません。

日本人が腐れ豆スープや腐れ大豆を食べて、それをマズイと思う日本人はいても、食べる事そのものに
疑問を持つ日本人はいないのと同じです。こういう時にこそ異文化の異なる視点が必要なのです。


今年のマリーさんの立場は?→スペード2

ハートスペード 去年とあまり変わりない。

シュナイダーが戻ってくるまでギリギリまで待っていた彼女は、兄の姿を確認するとそれだけで
満足したように皇帝陛下の待つVIPルームへと帰っていく。

ルディ「昔はあんなに妹を大切にしていたのに、最近はあまり関心がないようだな」

去年のシェリルのコンサートの件でも、今回の結婚式の件でも溺愛していたはずの妹にあまり
関心を持っていない反応にそう言葉にする父。

692 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:49:18 ID:SqIeEfoY
シュナイダー(そうなのか?…言動と行動の不一致は自己の形成に大きな障害がおきると
心理学の授業で言っていたな。……そろそろそれに注意しないと自己矛盾だけではなく、
言動と行動が一致していないことがアルテミュラーやカルツに知られてしまうと、最悪な展開も
おきうるぞ)

自らの誓約が自身を制約してしまうのだとようやく思い至ったシュナイダーであった。

〜〜〜

そして結婚式。

その語源は忘れられて久しいのだが、この時代でも『6月の花嫁』という言葉は残っていた。

故に兄はこの時期に結婚式をしているのだが確かに気候の面でも、それに何より最高峰の式場を
最も人が込み合う時期にキープできるという権力の証明と言う意味でも効果的なものに思える。

白亜の神殿を模した式場では主役であるベルンハルトが宣誓台の中央に立ち、後から新婦である
ローゼマリーがその父親のエスコートの元にやってきていた。

シュナイダー(女性は変われば変わるものだ)

693 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:50:19 ID:SqIeEfoY
その純白の衣装に身を包んだ姿は元の彼女からは信じられないほどに美しくそして可憐であり
あの快活な表情はなりを顰めている。それは女神か妖精かといった姿であり、普段は
彼女をあまり快く思っていない貴族の連中でさえも厳かな気分にさせている。

ベールを後ろで支えている小さな子供がようやくその役目を終えると中央台の2人は
牧師の言葉を厳粛に聞き入り、やがて指輪の交換…そして誓いの口づけによって、
死が2人を分かつまで永遠の愛を誓う事になるのだった。

〜〜〜

ベルンハルト「どうだ?お前も少しは結婚をしてみたいと思うようになったか?」

結婚式は終わり、記念式典などのこまごまとした用件も慌しく終わらせたのち、ちょっとした
休憩時間に兄はシュナイダーへそう話しかける。

694 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 01:51:21 ID:SqIeEfoY
シュナイダー「………」

どう答えますか?
A.ええ、まぁ。曖昧に流す。
B.軍人とは何時死ぬかもわかりません。そんな人物が家庭を持つのは悲しみを増やすだけ。
C.そうですね。私もいつかは結婚するのでしょうと答える。
D.感動しました!はやく相手を見つけたいものです。と大仰に答える。
E.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

695 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:53:18 ID:emV9CJJY
C

696 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:53:59 ID:wSAi4eUU
C
>言動と行動が一致していない
あちゃー、【マリーの身を守るためにマリーにばかりかまっていられない】
という理屈は通じないのか。困ったもんだ。

697 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 01:58:10 ID:???
ま、神の視点というか「指し手の目線」だとそれが一番効率的なんだろうけどw
普通に考えたら「お前それ歪んでるよ、本末転倒」だろうね。

698 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 02:00:06 ID:???
そうだねえ、とりあえず次の機会にはマリーにかまおうか・・

699 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 12:32:01 ID:SqIeEfoY
>>696
いえ。まさに今の状態(彼女を守るために軍人なり、マリーと離れている)がそれです。
ですが、折角年に1度あるかないかの状況で出会えるチャンスがあるのに無視するのは
ラインハルトがアンネローゼとあえるチャンスがあるのに何故か無視するのと同じくらい
おかしな状況となっています。

>>697
そうですね。もしカルツやアルテミュラーが現在の状況を知れば、『口ではああいっているのに
本当は自分が栄達するための口実にしている』と判断する可能性が非常に高いです。

>>698
言動と行動、誓約と制約、この考え方はかなり昔から中の人は取り入れてます。
わかりやすく言えば、口で言うだけの行動ではあまり感動はされず、もし感動させてしまった場合は
それに反したり無視した行動をした場合逆位相への反動は計り知れない結果になります。
更に噛み砕けば言動に責任を持たなければ誰にも信用されない人物となるでしょう。

700 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 12:33:04 ID:SqIeEfoY
C.そうですね。私もいつかは結婚するのでしょうと答える。

シュナイダー「そうですね。私もいつか結婚というものをするのでしょう」

それがどういう形であるかということについてはいまだ未定であるがそう答える。

ベルンハルト「そうか。その気があるのなら話は早いな。今、意中の女性はいるのか?」

シュナイダー「………いえ」

ベルンハルト「そうかそうか」

何故か、ご機嫌にそう答える兄、ベルンハルトだった。

〜〜〜

結婚に必要なセレモニーというのは多い。

現在はその中で所謂、歓談と余興の時間と呼ばれるシュナイダー本人にもよくわからない時間であり
皆が立食形式で様々な話題に興じていた。

シュナイダー(………これでは見世物だな)

彼の周りには何時の間にか人ごみが出来上がっており、若い女性から老紳士まで様々な人物が
シュナイダーを品定めするように話しかけていた。

701 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/15(木) 12:34:04 ID:SqIeEfoY
シュナイダー(………)

どうしますか?
A.こちらに関心がありそうな若い女性に話しかけてみる。
B.こちらを品定めをしている老紳士に話しかけてみる。
C.ものすごく偉そうな人物に話しかけてみる。
D.つまらなそうに壁の花を演じている女性に話しかけてみる。
E.人ごみから逃げるようにバルコニーへ向う。
F.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

702 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 12:41:29 ID:k5YuXZ6s


703 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 12:45:46 ID:emV9CJJY
D

704 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 12:50:12 ID:4yVWIHF+

フレーゲルかな、Cは

705 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 13:01:19 ID:???
フレーゲルなら【人物】でなく【若者】だと思う。ブラウンシュヴァイクとかその辺では

そしてマリー問題難しい……正直【マリーに興味はないが、これまでの行動的にマリー第一という選択肢を取らざるをえない】
って感じなんだよなあ、俺は

706 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 13:10:27 ID:???
そこはこれまでの選択肢、「シュナイダーという人物が選んだ過去」に対して
プレイヤー側が意識的に一枚岩にならないといけない部分だねえ…。
子爵位を得たこともそうだけど、そのことを無視して「プレイヤー個々の好きなこと」を優先してしまえば、
それこそどっちを向いても蚊帳の外な暗い未来しか待たないのがこの世界だからね。

707 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 13:32:28 ID:???
特に門閥貴族化は嫌がってる(というか「困ってる」か)参加者もいるからねえ。
それはそれとして、その辺の「意識統一するべきこと」をwikiに書いといた。
あのwiki、俺以外に誰も書き込んでないみたいだから、そもそも見ているやついるのかって感じではあるけどw

708 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 13:47:12 ID:???
まだ腐ってないだけでこの主人公門閥貴族でしょ。

709 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 13:49:52 ID:???
元は【下級貴族】で、途中で投票によって【門閥貴族】になったのよ。
このあと【ダメ門閥貴族】になるかどうかは参加者次第。

710 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 13:56:12 ID:???
マリーと話しをして宮廷内でどの貴族と貴族が対立関係なのか知らないとマリーを守る手段もわからないよね。

711 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 14:01:17 ID:???
あと、アンネローゼとの関係も知っておきたいところ。
まあ、今回は「貴族の世界とも関わらないと!」という危機感が前提の選択だし、
次のときにちゃんとマリーと接触すればいいんじゃないかな。

712 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 18:13:56 ID:348Pa7eI
>>704
フレーゲルなら、シュナイダー視点では『偉そうな』ではなく『偉そうにしている』人物
になると思います。…って、あんまり変わってませんねw

>>705
こればっかりはもうシスコンルートに入ったので仕方が無い。と思っていただくほかありません。
一時はマリーは自分が栄達するための駒、という考え方もしだしたのていたのですが、
アルテミュラーへの回答からカルツへの『本気の答え』によって確定しました。

もちろん自身への誓約なので破っても構いませんが、シュナイダーの性格は悪い方向へ
ジェットコースター並みのスピードへ落ちていきます。

>>706
そうですね。第一選択肢の『マリーが皇帝の寵姫になった』、第ニ選択肢の『子爵位を得る』
という選択自体が当時の早い者勝ちによる多数決による選択なので、中の人的にはそう選択されたという
処理しか出来ません。

713 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 18:15:15 ID:348Pa7eI
>>707
あくまで中の人のイメージですが、その時に限定すれば最善の選択、というのを選んでいった結果だと思います。
良くも悪くも最も都合の良い選択を選んだ結果、いつの間にか自分の首が回らなくなってきたという感じでしょうか。
人間社会というものは面倒くさいものです。

>>708
腐ってはいません。しかし腐る事が絶対に駄目なのかと聞かれると答えは一つではないような気もします。

>>709
そうですね。今までのように自分が望むままに動けばいつの間にか腐れていると思います。

>>710
妹も兄もシュナイダーを困らせようとは思わない性格なので、シュナイダーが自分から首を突っ込まない
限り基本的に何もわからず、過程を飛ばして結果のみが公表されます。

>>711
そうですね。但し、今回の場合は誰を中心とした貴族世界なのか?という問いに対しての
シュナイダーの答えなのでどこかで挽回しないとアレです。

714 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 18:16:15 ID:348Pa7eI
D.つまらなそうに壁の花を演じている女性に話しかけてみる。

人ごみの中を掻き分けるように歩むシュナイダー。中にはかなり高位の人物もまぎれていたような
気もするがそれをあえて無視していると、一瞬途切れた人ごみの先につまらなそうな顔でクリスタル製の
グラスに入った琥珀色のカクテルを揺らして遊んでいる女性を見つける。

恒例の容姿決め→! dice+! dice+! dice

! diceのスペースを抜きコピペってください。
貴族特性もちのため容姿はダイス三つになります※但し容姿の最高値は12

715 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 18:16:37 ID:???
恒例の容姿決め→ 325

716 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 18:52:49 ID:???
参考までにヒルダやアンネローゼの容姿値はどのくらいなんでしょ?

717 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 19:15:22 ID:348Pa7eI
>>716
そもそもゲームに容姿は関係ないので名ありについては決めてませんが、ヒルダ11、アンネローゼ15
といったところでしょうか。因みにマリーは14で確定しています。
(中の人的には映像で見るヒルダは9か10くらいだと思いますが流石にカイザーリンなのでw
因みにたった今決めた数字なので後にきちんとした数値が必要になった場合、変更する可能性があります)

恒例の容姿決め→3+2+5=10

貴族というものは着飾ることも仕事の一つであり、そういう意味では彼女もその範例から脱さないものであった。

年のころはシュナイダーより僅かに下、もしくは同年齢帯である17.8であろうか。

珍しいマリンブロンドに黄色を基調としたドレスは落ち着きや静穏さよりも軽やかさや軽妙さを想像させ、
そのグリーンに輝く瞳は子猫を思い浮かばせるものだった。

シュナイダー「少しよろしいですかフロイライン」

つまらなそうにしている少女が何故か気になったシュナイダーは思わず話しかけてしまう。

718 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 19:16:28 ID:348Pa7eI
???「はい?」

たった今まで周りには自分とグラスの中の飲料水しか無かったかのように過ごしていた少女は
あまり気のない返事を返してくる。

シュナイダー「私の名前はカールハインツ・フォン・シュナイダー。よろしければ貴女のお名前を
お聞かせくださるとありがたいのですが」

基本的に女性に対する接し方がよくわかっていないシュナイダーは単刀直入に自己紹介をすると、

???「ああ、これは失礼しました。私の名前はフィリア。フィリア・フォン・ヒルレンブラント。
ご覧のとおりの女です」

と、スカートの両端をつまみ、ソツのない挨拶を交わす。

シュナイダー(さっきの感じは気のせいか?…いや、あの眼は…違う。)

人を見る目という意味では特筆すべきものは持たないが、彼の直感が何かを訴えている。

但し、それが自身にとって天使の微笑なのか悪魔の笑窪なのかはわからないが…

719 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 19:17:39 ID:348Pa7eI
フィリア「どうしましたか?シュナイダー様」

不思議そうに…いや、不思議そうにしている演技をしながらそう尋ねてくるフィリア。

シュナイダー(………)

どうしますか?
A.計算高い女は嫌いだ。適当に話してさっさと帰る。
B.もう少し話してみる価値はあるか。
C.その他。※何か聞いてみたいこと、特に話す内容がある場合はこちらからどうぞ

先にID表示で2票入ったものを選択します。

720 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 19:20:55 ID:TwgQmHQ6
B
交友範囲が広がることを祈る…

721 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 19:24:43 ID:Wa8fCSQs


722 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 19:25:34 ID:CEVoXumM


723 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:08:22 ID:348Pa7eI
>>720
完全に男系社会であるゴールデンバウム朝で女性に話しかけてもその父親にしか行き着きませんよ。
(中にはヴェスパトーレ男爵夫人のような例外もいますが)
人脈に勝負を賭けるならそういう遠回りをするよりも偉そうな人に話しかけるのが最も手っ取り早いです。
…こちらの権力が低ければ相手にされないのでものの順序を考えるのが重要ですが。


B.もう少し話してみる価値はあるか。

シュナイダー「そういえば兄とはどういうご関係で?」

もう少し話を続けてみる事を決めたシュナイダーは最も当たり障りの無い話題を振る。

フィリア「私の父が貴方のお兄様の地方領の近くに居を構えておりますの」

シュナイダー「では、貴方のお父上は?」

フィリア「はい、ヒルレンブラント領の当主、ヒルレンブラント侯ですわ」

シュナイダー(これはでかい!いきなり大物をヒットさせてしまったか!?)

724 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:10:56 ID:348Pa7eI
ヒルレンブラント侯といえば皇帝との縁戚こそ無いものの、その広大で肥沃な土地を持つ惑星を
数代前の皇帝から下賜されており、その財産たるや、2年前にまだテラフォーミングが完遂
されていない状態で引き渡されたシューマッハ家のそれとは比較にならない。

つまりありていに言えば大変な資産家であった。

フィリア「どうかなされましたか?」

一瞬固まったシュナイダーに不思議そうに尋ねてくるフィリア。

シュナイダー「いえ、若輩者なのでヒルレンブラント家にご令嬢がいらしたとは存じてなかったもので」

うろたえる感情のまま何とか通常の声で平静を取り繕う。

フィリア「ふふふ、おかしな人。本当は他人…いえ、失礼、貴方のお兄様の結婚式に呼ばれても
知り合いがいないのでどうしようかと思っていたところでしたの。でも貴方にあえてよかったですわ」

725 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:11:57 ID:348Pa7eI
シュナイダー「では今日はお父上は?」

フィリア「残念ながらどうしても手の離せない事務が残っていまして。皇帝陛下が御行幸なされるのに
欠席するのは不敬なので私が代理でしたのよ」

シュナイダー「代理?お母上やご兄弟は?」

男性社会であるゴールデンバウム王朝において代理のものというと基本的に息子であることが基本である。
しかし、代理が娘であるということは…

フィリア「ええ、ご想像のとおり私以外には妹のアガペアがいるだけです。」

それは想像通りの答えであった。

どうしますか?
A.爵位、資産、立場とも文句なしだ。もっとお近づきになっておく。
B.美しいバラには棘がある。少し距離を置く。
C.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

726 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 20:13:33 ID:Wa8fCSQs


727 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 20:13:57 ID:uNXMSi8E


728 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:41:21 ID:348Pa7eI
B.美しいバラには棘がある。少し距離を置く。

彼女は今のシュナイダーにとって甘い芳香を漂わせる大輪の華であった。

しかし、しかし。だからこそ注意深くなるのはシュナイダーが単なるボンボンではない証明でもある。

シュナイダー「そうでしたか。では、妹さんの分までお楽しみください」

一歩引いた口調でそう返事をすると、それ以降は毒にも薬にもならない会話で時間を過ごすのだった。

〜〜〜

フィリア・フォン・ヒルレンブラントと『知己』になりました。

2人の人物と知己となったので人脈値が20上がりました。  
※知己の状態では相手の地位官位によりません。

●人脈2175 → 2195 となりました。

〜〜〜

729 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:42:23 ID:348Pa7eI
ベルンハルト「シュナイダー、何か得るものはあったか?」

自身の結婚式なのに終了の第一声がシュナイダー家次期当主への質問だった。

ローゼマリー「もう、あなた。折角結婚したのにそういう無粋な事は言わないの。
ね、カールハインツ君」

シュナイダー「そうですね。義姉上。ランズベルク伯とヒルレンブラント侯爵家の娘さんと
楽しく過ごせました。」

ベルンハルト「そうか、それは良かった。呼んだ甲斐があるというものだ」

楽しそうに笑うベルンハルト。

シュナイダー(どういうことだ?兄上は自身のために私を交換条件で呼びつけたわけではないのか?)

過去の記憶が正しいならば、シュナイダーは交換条件として出席しただけであり、それにシュナイダーの
動向など関係がないはず…

シュナイダー(いや、考えてみればおかしい。それだけが理由ならば自分自身のことを差し置いて
私を他の人物に顔合わせさせる意味はほとんどないはずだ。)

もちろんシュナイダーが他の人物と顔をあわせれば間接的にシューマッハ家の力になる事もあるだろう。
しかし、それならば自分自身が行動した方が何倍も効率的なはずである。それに気づかないほど
愚かではないシュナイダーは、認めたくない結論を回避するように思考回路を連結させ
無限のループに入り込むのだった。

〜〜〜

730 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:43:30 ID:348Pa7eI
帝国暦479年6月 履修ターン

シュナイダー「結婚式の参加はサボりではなく公欠扱いなのでマイナス補正は無い」

アルテミュラー「…誰に言っているんだ?」

どの科目を履修しますか?
A.身体能力      B.格闘能力
C.射撃能力      D.空戦能力
E.機動能力      F.守備能力
G.攻撃能力      H.運営能力
I.統率能力      J.外交・情報収集力
K.政治能力      L.サボる!(自由行動ターンが一回増えます)

先にID表示で2票入ったものを選択します。
精神強化タブレットを使う場合は、A1のように英字の後に1を加えてください(残り2個)
●身体能力82  ●格闘能力73  ●射撃能力94  ●空戦能力75
●統率能力86  ●機動能力85  ●攻撃能力95  ●守備能力77
●運営能力60  ●外交・情報収集力99       ●政治能力59
●裏工作能力50 ●人脈2195    所持金  4370帝国マルク

731 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 20:44:01 ID:Wa8fCSQs


732 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 20:47:18 ID:MizJZfyE
K
うーん、色々考えたんだけど、貴族関係や将来関係は「今考えてもしょうがない」かもよ。
どうも、先走って焦っているせいで泥沼にはまっている気がする。
能力自体は順調に上がっているんだし、交友関係も深まってるし、そっちに目を向けないか?

733 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 21:17:47 ID:348Pa7eI
>>732
だからといって艦長職ではそっちの方面とは無縁になるのがむず痒いですね。

K.政治能力

初めて受ける政治学概論の教授はグルッグと呼ばれる少壮の男であり政治を官僚側から、論ずる
稀有な人物だった。

グルッグ「さて、皆さん方が最上級生になって既に2ヶ月。基礎的な、概念的事柄はこの辺にしておいて
今月からは実務的な観点から論じていく事にしましょう」

そういいながら教鞭をとる。

シュナイダーの政治学入門→! dice+! dice+2

! dice+! diceのスペースを抜いてコピペってください。

でた合計数がそのまま政治能力に加算されます。
※惑星入植初期統治教導書の効果により+2の補正が加わります。

734 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:18:50 ID:???
シュナイダーの政治学入門→ 32 +2

735 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:27:23 ID:???
まあ、艦長選んじゃったのはしょうがないですからね。
貴族と関われるようなチャンスが合ったら逃さない、という報告で行くしかない
(長期休暇とかはある程度あるだろうし)

736 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 21:32:47 ID:348Pa7eI
>>735
貴族のほとんどがオーディンに居を構えてますから…
艦長の利点欠点『貴族人脈D』なので、話に流されているだけでは厳しいと思います。


シュナイダーの政治学入門→3+2+2=7

この士官学校において政治学を履修するものは少ない。1000人を超える学生の中、たった一人の
教授と、その補佐官だけでそれがまかなえるのはシュナイダーが数えただけでも僅か20名足らず
しか履修選択をした人物がいなかったからである。

シュナイダー(たったこれだけか。逆に言うとそれだけ士官学生には関係ないことなのだな)

そんな事を思いながら可も不可のなく一月を過ごすのだった。

●政治能力59 → 66 となりました。

〜〜〜

737 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 21:34:02 ID:348Pa7eI
帝国暦479年6月 自由行動ターン

6月ともなると春の陽光は初夏の日差しに取って代わり、いよいよ太陽も夏に向けた下準備を始めていた。

シュナイダー(兄上の結婚式も終わり、今頃ハネムーンか。…どこに行くのか聞いていなかったな)

そんな事を思いながら、

どうしますか?
A.自主練をする。
B.フライングサッカーの練習をする。(選択後、誰かを誘う事が出来ます)
(フライングサッカーの大会がなくなったため成功率はがくんと下がりました)
C.寮内をぶらぶらする(誰かに出会うかも)
D.生徒会に顔を出す。
E.士官学校敷地外に出る。
F.誰かに会いに行く(誰に会いに行くかも明記ください)
G.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

738 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:34:42 ID:2Hosw1nM
E

739 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:36:02 ID:9gdihwjE


貴族関係、了解です。
やっば一度はラインハルトのように憲兵を経験するべきだな、これは

740 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:38:37 ID:???
ラインハルトって士官学校卒業して何年で元帥まで上り詰めたんですかね?

741 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:43:22 ID:???
ラインハルトは15歳で幼年学校(士官学校の前段階…という理解でいいかな?)
を卒業し、士官学校行かずにそのまま軍務について、20歳で元帥になってるよー。バケモノだよーw

742 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 21:56:36 ID:348Pa7eI
>>739
そうですね。一つの職を極めれば専用スキルを得ることが出来ますが、シュナイダーの場合は
たくさんの職業を体験した方が結果的に良いと思います。

>>740
金髪さんは幼年学校卒業が482年。487年のアスターテ会戦後に元帥府を開いているので
史実どおりなら5年ですね。因みに現在479年。残り8年です。

>>741
はい。中の人の認識では幼年学校とはほぼ貴族のボンボンたち専用の学校で15歳で卒業、准尉
(ラインハルトは少尉)となり各所へ任官します。ですが、一般的にはそこからは予備役に入り
貴族の権力で気がつけば将官になっているという寸法です。フレーゲル男爵は予備役のまま少将となり
ブラウンシュヴァイクは元帥になってますね。…恐ろしすぎる世界ですw
因みに、キルヒアイスはアンネローゼの力によって入学できたという事が原作にさらっと書いてあります。

743 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 21:57:38 ID:348Pa7eI
E.士官学校敷地外に出る。

シュナイダー(そういえば毎年必ず出かける買い物ツアーに今年はまだいっていないな)

そう考え早速出かけることにする。

どこに向いますか?(近場で用件が短いものなら午前午後で2箇所回れます)
A.少し遠いが自宅へ向う。(交通費10帝国マルク)
B.大きなフライング・サッカー専門店街(交通費10帝国マルク)
C.身体能力や陸戦能力などを高めるのに良い物を売っているスポーツ街(交通費10帝国マルク)
D.過去の会戦や戦役など、戦争に関する資料が豊富な知識街(交通費10帝国マルク)
E.シェスターに連れて行ってもらった場末の酒場(歩きのため無料。)
F.妖しい品物も扱っている地下の情報屋(交通費10帝国マルク)
G.以前見つけた古書店。
H.目的地を決めず、気分転換に適当に移動する。
I.なんとなく兄と父の住む伯爵家まで足を伸ばす。(交通費10帝国マルク)
J.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

744 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 21:59:52 ID:2Hosw1nM
F

745 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 22:02:07 ID:Wa8fCSQs


746 :森崎名無しさん:2011/09/16(金) 22:08:05 ID:MizJZfyE
F
買い物は友人連れてこようよ。

747 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 22:43:08 ID:348Pa7eI
F.妖しい品物も扱っている地下の情報屋(交通費10帝国マルク)

シュナイダー(………久しぶりに出かけるか)

そう思いながらいつものように自走式のランド・カーを呼び止めると目的地の場所までの足が
つかないようにやや外れた場所で車を止める。

〜〜〜

カランコロン。

煙草の臭いが染み込んだ広くは無い情報屋。一見するとバーのようにも見えるそのカウンターの
先にはやや化粧の厚い女性がアンニュイに紫煙を噴いており、いつもながらシュナイダーには
似つかわしくない場所に思えた。

???「珍しいお客さんだね。艦長になるならこの場所はもう関係ないと思ってたんだけど?」

キセル状のパイプを片手に言葉に毒を忍ばし話しかける女性。

シュナイダー「…何で知っている?」

自身の将来を一発で答えられたことに不愉快な気分になる近い未来の艦長。

748 :銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 22:44:10 ID:348Pa7eI
???「何でもかんでもでもないよ。私たちにとっちゃそんなこと造作も無い事さ。ま、どちらにしろ
宇宙暮らしは私たちの及びもつかないトコだから自慢にもならないけどね。フェザーンやイゼルローンなら
多少のコネも無い事も無いが、まあ、それも今となっては関係ないことさね。」

シュナイダー「何か怒ってないか?」

???「まあね。これでこっちの投資はほぼ無駄になったんだ。だがまあ、水と肥料をやったからといって
必ず実るわけじゃない。一々目くじらを立てても仕方の無いことさ」

ぷかぁ、と煙を吐きながらそう答える。

シュナイダー「…ではもうここで何も出来ないのか?」

???「いんや。乗りかかった船だし何より坊ちゃんの紹介さぁね。あんたの卒業までは面倒見てやるよ。
…ただ、あんたが私たちを売り飛ばす可能性もあるからね。卒業後はここに来ても何もないと
思っておきな」

シュナイダー(……考えてみれば当たり前か。どう考えても違法なこの場所を私が知っているという
事実は彼らにとって死活問題。今までは私自身がこの場所を必要としているという事実が何よりの
保証となっていたが、憲兵になった日には私自身が自身のためにこの場所を
私自身が摘発するという可能性だってある。それこそ、私がこの場所を必要としている証拠でもない限り)

水心あれば魚心という言葉を思い出すシュナイダーだった。

〜〜〜

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