キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【体は酒で】キャプテン霧雨86【できていた】

1 :無限の酒製 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/02(木) 23:56:19 ID:???



I am the bone of my sake.  (体は酒で出来ている)


Water is my body,and aspergillus is my blood.  (血潮は水で 心は麹)

I have created over a thousand sakes.  (幾たびの戦場を越えて不酔)

Unknown to Death.  (ただの一度も酔いはなく)

Nor known to Life.  (ただの一度も理解されない)

Have withstood pain to create many sakes.  (彼の者は常に独り 酒の丘で勝利に酔う)

Yet,those hands will never hold anything.  (故に、生涯に意味はなく。)


So as I pray,unlimited sake works.  (その体はきっと酒で出来ていた。)

708 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:31:51 ID:???
>>701 決まっていれば文字通り終了でしたねえ
>>704 まあ主得点源は彼女ですからね
>>706 私もKかと驚きました。今回の判定ではK引いても覚醒しませんが
>>707 了解です、楽しみに…ってなんか話が変わってるーー!?(ガビーン

709 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:33:16 ID:???

――妖怪の山 ふもと


妖精GK「さ、サルバトーレさん!これを受け取ってください!」

頬を赤く染めた顔を見られないように俯きながら、両手を差し出す。
妖精の少女は今まさに、一世一代の勝負の時を迎えていた。
一方、受け取る側の男。
鈍感ヘタレ超新星、サルバトーレ・ジェンティーレは…………。

サルバトーレ「(ま、まさか…まさか、このチビ…)

信じられない、そう言った感情を映した瞳で、妖精GKを呆然と見ていた。
そう、彼には信じられなかったのだ。

妖精GK「………」

サルバトーレ「(こんなチビが、俺の事を……)」









サルバトーレ「(俺の事を殺そうとしているだと……!!?)」

710 :キャフテン怪文書 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:34:22 ID:???


ヴァン・アレン帯とは、地球の磁場にとらえられた、陽子、電子からなる放射線帯。
1958年にアメリカが人工衛星エクスプローラー1号を打ち上げ、衛星に搭載されたガイガーカウンターの観測結果より発見された。
名前の由来は発見者であるアメリカの物理学者、ジェームズ・ヴァン・アレンより。
ヴァン・アレン帯は地球を360度ドーナツ状にとりまいており、内帯と外帯との二層構造になっている。
赤道付近が最も層が厚く、極軸付近は層が極めて薄い。
内帯は赤道上高度2000〜5000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多い。
外帯は10000〜20000kmに位置する大きな帯で、電子が多い。太陽風などからの粒子が地球の磁場に捕らわれて形成されると考えられている。
地球以外にも磁場を持つ惑星である木星、土星で存在が確認されている。
(某wiki先生より引用)


ヴァン・アレン帯デーとは、この放射線帯が弱くなる日の事である。
その原因には地球の自転・太陽の引力・他の惑星の運行など様々な要素が絡み合っている。
だが、概ねその日時は決まっており、多くは日本でいう2月中旬…2月13〜15日がその日に当たる。


この日に何が起きるか…それを平たく簡潔にまとめると、宇宙線がやや多く地上に降りかかるのだ。
それは平常に生活する分には大きな問題は起きない。
ただ、とある食品に関しては尋常でない被害をもたらすのだ。
それは…チョコレートを始めとしたカカオ由来の製品である。

711 :キャフテン怪文書 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:35:23 ID:???

カカオ油脂の主成分は1,3-ジパルミトイル-2-オレオイル-sn-グリセロールなどの三種の化学物質。
これらは構造として非常に似通っており、物質として近い性質を持っている。
そして、その性質の中に、宇宙線の一種であるα粒子を取り込みやすいというものがある。
このα粒子は透過力は弱いのだが、内部被ばくした場合は危険である。
つまり、この時期のカカオ製品は恐ろしい物質へと変貌を遂げているのだ。


このことは古くから一部の人間たちに知られているが、
それを史上最も活用したのは、ルネッサンス期の悪女として名高いカトリーヌ・ド・メディチ。
彼女はこの毒物により、用済みとなった情夫を周囲に疑われることなく次々と抹殺していった。
そして、「チョコレートを贈れば、疑われることなく始末ができる」と、当時の貴婦人たちは知ったのである。


この一件は今も女性たちの中で暗黙の了解として知られている。
故に、バン・アレン帯デーの近日を狙って女性は始末したい人間へとチョコレート贈るのである。
この周辺日にチョコを贈られた男性諸氏は注意されたし。



君は命を狙われている。

712 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:36:23 ID:???
―上記のような怪文書がサルバトーレの目に留まったのは、2月14日の早朝。
彼が目を覚まし、飲みかけで残していたコーヒーを飲もうと机に手を伸ばしたときだった。

サルバトーレ「なんだ?こんなもん置いたかな…………なッ……なにィ!?」

そして、手紙を読んで硬直した。
手紙に書いてある内容は彼にとって晴天の霹靂であった。
仰天し、手にコーヒーをこぼしかける。

サルバトーレ「うおっ、危ねえ…。
         しかし…やべえな。今日なんてまさにその日じゃねえか」

カペロマン「おい、超新星。飯が出来たってサナエが呼んでるぜ」

サルバトーレ「あ、ああ……(どうする?この事実を皆に伝え……。
         なくてもいいよな。今までチョコレートなんて見かけなかったし)」

わざわざ不安を煽るようなことを教えるのもどうかと思ってしまう。
そういうわけで、手紙を机にしまって食卓へ向かうことにしたのだった。
………

岡山姉「んー!おいしい!やっぱり巫女番長のご飯は最高だなあ!」

神奈子「だよねえ。ホッとする味だよ…」

カペロマン「確かに俺たちの中じゃ一番料理は上手だな」

早苗「褒めても何も出ませんよ」

いつもの守矢神社の朝食の風景。
(魔理沙とぬえ、そしてこいしとはたてはそれぞれ別の場所に住んでいるためいない)
サルバトーレもすっかり怪文書のことなど忘れ、朝のブレイクタイムを暢気に過ごしていた。

713 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:37:26 ID:???
そんな時である。
早苗がふと気づいたように、手を打った。

早苗「ああ、そうそう。今日のお昼のデザートにチョコレートケーキを作ったんですよ。
    今から持ってきますね」

(13)岡山「えっ」

岡山姉「キャッホーッ!楽しみだなあ!」

神奈子「早苗のチョコレートケーキかあ…。一体どんなケーキになってるんだろ?」

若林「何も入れないプレーンに決まっているだろ。それが一番美味いんだからな」

諏訪子「いや、それは違うよ!やっぱり果実をだね…」

サルバトーレ「……なん…だと…?」

日常に紛れ潜む闇。
それを見つけ、サルバトーレの身が震えた。
脳裏をよぎる怪文書。誰一人として気付いていない。
―俺が何とかしなければ。そう考えた次の瞬間には、サルバトーレは行動に移っていた。

ダッ!!

早苗「えっ、まだ切り分けの最中…」

サルバトーレ「そぉい!!」

ガッシャアアアーーーーン!!

714 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:38:27 ID:???
早苗「な、何をしやがりますかこのヘタレは!!」

ボゴォォォッ!!

サルバトーレ「ぐへええっ!!」

ズザーッ!!

チョコレートケーキをひっくり返したサルバトーレに、早苗の怒りの鉄拳が飛ぶ。
女性とは思えぬパワーの乗ったパンチに、床を転がる。
何事かと食卓に集っていたメンバーたちが野次馬に現れる。

カペロマン「なんだなんだ……おわっ!?」

神奈子「ひ、酷い…チョコレートケーキが流しに飛び込んでる!!」

(7)金木「…まさか、サルバトーレがやったのか!?」

サルバトーレ「お、俺は悪くねえ!……なあサナエ、悪いことはいわないから別のケーキにしようぜ。
         なんならパスタでもいい。俺も作り直すのを手伝うからよ」

早苗「何を言ってるんですか…今日だからこそ、チョコレートケーキなんですよ。それなのに…」

サルバトーレ「!!?」

カペロマン「(今日だからこそ?)」

若林「(パスタはねーよ)」

(7)金木「(サルバトーレはチョコレートが嫌い…なのか?
       いや、それにしてもやりすぎだろう…)」

715 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:39:30 ID:???
周囲の目のほとんどは、サルバトーレを咎めるようなものだったが…。
彼はそれに気づかなかった。
早苗の発した言葉に、それほど衝撃を受けていたのである。

サルバトーレ「(ま、まさか…サナエ、今日が……ヴァン・アレン帯デーって知って…!?
         そういうことかよ…!俺たち全員ここで亡き者にするつもりだったのか!)
        こ、こんなところにいられるか!!俺は出ていくぜ!!」

ダッ!!

(7)金木「あっ、おい!?」

命を狙われていると知るや否や、サルバトーレは我先にと逃げ出した。
実に生粋のヘタレである。
そして、彼の考えはわからずとも、その行動で大いに評価を下げていた守矢の面々。
彼らはサルバトーレに呆れた視線を向けるだけで、追うことはしないのであった。
………

―人里

サルバトーレ「はァ……殺されるところだった…」

妖怪の山を駆け下り、気付けば里へと出ていた。

サルバトーレ「ああちきしょう…なんだってこんなことになっちまったんだ……」

独り言を呟き、昔の事を思い出す。
僅かな期間とはいえ、一緒にサッカーをした仲間ではないか。
甘い感傷を抜きにしたって、殺されるほどの事をしただろうか…?

サルバトーレ「(訳がわからねえよ…)」

716 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:40:39 ID:???
頭を抱え、人混みを避け、道の端で立ち止まる。
これから自分はどうするべきか。

サルバトーレ「俺は……」


A あれは…ジノ?
B マリサに相談してみるか…
C …ハクレイだったっけか。現世へ帰る方法…
D 里をぶらついてみるか…
E なんだこの喫茶店…?!チョコレートパフェ半額、本日のみだと!?
F 「ぱるぱるぱる…」 あれ?どっかで見たような奴が…
G 行きたい場所があればどうぞ

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

717 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 01:41:03 ID:MgQtPNjA
F

718 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 01:48:11 ID:OrXgyyUc
E

719 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 01:54:52 ID:???
ジハイドロジェン・モノオキサイドとかよくできてるよなー
というところで今日はここまで。
とりあえず明日〜伸びても明後日までの予定です。
それではまた明日お会いしましょう

720 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 02:41:12 ID:dFr+nxkc
E
俺のチョコパフェ

721 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 07:57:48 ID:???
更新乙です

悲しみを繰り返しサルバトーレは一体どこへ行くのでしょう……

722 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 17:58:46 ID:???
北海道

723 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 20:22:52 ID:???
>>721 悲しみの向こう側へ…じゃないかな
>>722 サルバトーレ「…俺を待っている人たちがいる気がする…」 今の君は活躍してるから資格ははく奪だよ!

>>E なんだこの喫茶店…?!チョコレートパフェ半額、本日のみだと!?


サルバトーレ「お、喫茶店…何て読むんだこれ?アルファベットが混じってるみたいだが…。
         ……な、なんだと!?チョコレートパフェ半額、本日のみ!?
         なっ……!?これはやべえ、俺がどうにかしないと…!」

無論、サルバトーレは甘味に引き寄せられたのではない。
この日にカカオ製品をばら撒こうという意図を感じ、止めなければと感じたのだ。
無駄な義侠心を発揮したヘタレは、ろくろく何も見ないままに店内に突撃した。

ガチャ!! カランカラン!

サルバトーレ「おいィ!!」


先着1名様で

いらっしゃいませニャンニャン☆→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・各マーク9→青ジャージ「はーっはっは!太子のパーフェクトモテモテ教室へようこそ!」
ハート→青髪「いらっしゃいませにゃんにゃーん!」
スペード→ポニーテール「わかっておる。パフェの値下げが目当てであろう?(ドヤァ」
クラブ→足がない人「いらっしゃいませー」
クラブA→アルシオン「俺たちの楽園を破壊しようだと…? く だ け ち れ ェ ! 」
JOKER→神霊の依り憑く月の姫(笑)「い、いらっしゃいませニャンニャン…」

724 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 20:23:26 ID:???
いらっしゃいませニャンニャン☆→ ダイヤ9


725 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 20:26:31 ID:???
ダイヤな上に9とかw
相変わらず太子カードに愛され過ぎだろw

726 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 20:27:08 ID:???
お前は一体どれだけ出たがりなんだw

727 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 20:39:20 ID:???
>>725 これが運命力か!
>>726 さすがの太子でありますねw

いらっしゃいませニャンニャン☆→ ダイヤ9
>>青ジャージ「はーっはっは!太子のパーフェクトモテモテ教室へようこそ!」


サルバトーレが突入したその時、ちょうど出くわした店員がいた。
正確には店員ではない。
店が盛況を見せ、テーブルを占拠しているのが邪魔になり追い出されたのだ。

サルバトーレ「おいィ!!」

そんな折、現れた外来人の少年。
店員でない邪魔な何かは、相席にしてもらえば解決ということに気付いた。

青ジャージ「はーっはっは!!今日という日に1人で我らが店に来るとは!
       非リアボーイ!今ならこの太子がパーフェクトにモテモテを指導してあげよう!
       って私だって一人やないかーい!!」

サルバトーレ「……えっ」

青ジャージ「フフン。つまり君もモテモテ、そういうことさ」


先着1名様で

偶然×2=必然?→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
クラブA・JOKER→サルバトーレ「(かっ…可愛い……)」
それ以外→サルバトーレ「まあ相席でもいいが…俺の話をk」 青ジャージ「感謝しろよ篠田くん!」

728 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 20:40:21 ID:???
偶然×2=必然?→ クラブ4

729 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 21:22:19 ID:???
偶然×2=必然?→ クラブ4
>>サルバトーレ「まあ相席でもいいが…俺の話をk」 青ジャージ「感謝しろよ篠田くん!」


アルシオン「セイガニャンニャンのチョコが当たったぞ!」

客1「なんだと!?あいつ運がよすぎる!!」

ワーワー

サルバトーレ「(…結構客がいるな。俺一人より、同志がいたほうがいいな)」

これも何かの縁、目の前の青ジャージに助力を頼んでみよう。
頼りなさそうではあるが、いないよりはマシだろう。そう考え、青ジャージの提案を承諾する。

サルバトーレ「ああ、相席でもいいが…俺の話をk」

青ジャージ「感謝しろよ篠田くん!この私のモテテクニックを伝授するんだからな!
       おーい屠自古ー!お客さんと相席するぞ!」

屠自古と呼ばれた人「はぁ……。お客さんに何かしたら張り飛ばしますよ」

青ジャージ「ちょっと篠田くん、言ってやってくれ」

サルバトーレ「…あの、いや。俺の名前はサルバトーレ・ジェンティーレで…」

青ジャージ「だから篠田くんだろう?ああそうそう、私の事は太子でいいぞ」

サルバトーレ「(……人選ミスったかもしれねえ…!)」

早くも暗雲立ち込めてきたサルバトーレの計画。
心配になりつつも、とにかく席に座り話をすることに決める。

730 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 21:23:24 ID:???
その結果。
サルバトーレの名前は篠田で固定されてしまった。
…そして、青ジャージの少女の名は神子ということが判明した。
サルバトーレはチャーハンを注文した。

神子「私の経験から言ってモテるにはギターだな。
    周囲の視線を集めたいならエアギターが最高だぞ」

サルバトーレ「なるほど……。ってそうじゃねえ!
         お前に話があるんだ、聞いてくれ」

神子「おいおい、もうモテテクニックを使うのか」

サルバトーレ「違ぇよ!!……ああもう、黙って聞いてろ!」


少年説明中……


先着1名様で

神子とサルバトーレの化学変化→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ハート→神子「それはそれとして篠田くん、チョコパフェでも食べていくといいぞ」
ダイヤ→神子「そういえばアルくんも同じ手紙持ってたぞ」
スペード・クラブ→神子「なんだとーーっ!?」
9→マークの効果+サルバトーレ「(ギターのモテテクニックは覚えておくぜ!)」
JOKER→神子「ZZZ…」 サルバトーレ「寝てるーーー!?」ガビーン

731 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:24:02 ID:yYJ5HK/6
神子とサルバトーレの化学変化→ スペード10

732 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:31:04 ID:???
カードを引く時はsageるもんだぜベイベー

まあそれはともかくとして、期待を裏切らない展開に驚愕

733 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 21:43:38 ID:???
>>732 なんという予定調和…

神子とサルバトーレの化学変化→ スペード10
>>神子「なんだとーーっ!?」


ヴァン・アレン帯デーの危険性を熱心に説明するサルバトーレ。
彼が頼んだチャーハンを拝借しつつ、神子は静かに耳を傾ける。
チャーハンの皿は空になった。そして。

神子「篠田くん…急いでこの店のチョコパフェの供給を止めよう」

サルバトーレ「わ、わかってくれたか!」

神子「もちろんだ。私は摂政だからな。
    この店の責任者としても、被害を食い止める必要がある!」

サルバトーレ「……へっ。あんたみたいな話の分かる人が責任者でよかったぜ。
        ついでにパスタを店に置かないか?」

神子「その話はパフェの供給を止めてからだ。
    行くぞ、篠田くん!」

サルバトーレ「ああ、行くぜミコ!俺たちがやらなくて誰がやるんだ!!」

こうして、世にも無謀な2人の戦いが局地的に始まろうとしていた。
敵は人妻ネコミミメイド喫茶 FOR YOU 寺。
2人の活躍がバレンタインデーを駆逐すると信じて…!

734 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 21:44:41 ID:???

先着2名様で

みこっち→! card
サルバトーレ・ジェンティーレ・篠田→! card

と書き込んでください。2人の合計で分岐します
32≦ まさかの2人大勝利!バレンタインデーは破壊しつくされた!
20〜31= 奮戦するも2人共滅殺される
19≧ 一瞬でボロクズに
・2人のマーク一致・数字一致で+3の補正
・2人の数字が9で一致、カード完全一致でフラグが立ちます
・サルバトーレのカードが10以上で喫茶店のメニューにパスタが追加されます
・どちらかのカードがAでアルシオンがキレます

735 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:45:33 ID:???
みこっち→ スペード5

736 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:45:42 ID:???
みこっち→ スペードA

737 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:45:55 ID:???
サルバトーレ・ジェンティーレ・篠田→ クラブ6

738 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:47:18 ID:???
コイツらアホやな。

739 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 21:53:09 ID:???
いや天才かもしれない

740 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 22:09:10 ID:???
みこっち→ スペード5
サルバトーレ・ジェンティーレ・篠田→ クラブ6
>>ミンチよりひでえや


サルバトーレ「そこの女!そのパフェ作りをやめやがれーっ!!」

芳香「ぬっ!?不審者め!受けろ、火箭脚!!」

ボゴォ!

サルバトーレ「あじゃぱーっ!!?」

直接調理場に向かったサルバトーレは顎に強烈な蹴りを受けて沈み…。

神子「そのパフェを捨てるんだおま!!」

客「な、なにすんだ!?これはとじにゃんの愛が籠って…」

屠自古「客に迷惑かけるなと言ってるだろうがこのドアホが!!」

ビリビリ☆

神子「ギエピー!!」

客の食事を邪魔にし向かった神子は屠自古の電撃を受け丸焦げになった。
かくして、2人の野望は潰えた。
ほうほうの体で、2人は店から叩きだされたのであった。

741 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 22:10:18 ID:???
サルバトーレ「ど、どうしてわかってくれねえんだ…。
         俺は………俺は、心配しただけなのに…」

神子「気にするな、篠田くん…。私なんて割といつもの事だ」

吹っ飛ばされ慣れているのか、すぐに起き上がる神子。
彼女はサルバトーレへ手を差し伸べ、助け起こす。

神子「それよりもだ、篠田くん。
    こうしている間に罠にかけられている人々がいるかもしれないぞ」

サルバトーレ「…!そうだな、早く止めないと…!」

懲りない2人であった。


A やはり守矢神社…!サナエの暴走を止める!
B まだ味方が必要だ…マリサを呼びに行くぞ!
C 里の中の掃除をするぞ!
D 襲げ…救出したいリア充の場所をどうぞ
E いや、やめよう…俺が止めようなんて、無理だったんだ……

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

742 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 22:18:19 ID:DX6La+xY
D そういえばジノも来ていたはず、彼を味方にするぞ

743 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 22:18:32 ID:Jk3/OlBk


744 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 22:21:26 ID:gOU1c85A


745 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 22:40:22 ID:???
>>C 里の中の掃除をするぞ!


サルバトーレ「妖怪連中はちょっとばかり毒でも大丈夫だと思う。
         里でチョコを撲滅しようぜ!!」


先着1名様で

search&destroy→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→ちみっこい青髪の少女と銀髪のメイドを発見!
ハート→ケモ耳の2人組を発見!
スペード→チョコを大量に買い込んでいる銀髪の女性を発見!
クラブ→たくさんチョコをもらっている男を発見!
クラブA→どこぞの雑貨屋の店員を発見!
JOKER→映姫「どこへ行こうというのです?」

746 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 22:41:39 ID:???
search&destroy→ スペードJ

747 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 22:44:39 ID:???
お、終わった………
主にサルバトーレと神子のケツが………

748 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 22:48:46 ID:???
>>サルバトーレ「妖怪連中はちょっとばかり毒でも大丈夫だと思う。
         里でチョコを撲滅しようぜ!!」

もうこの言動の時点でツッコミ所が過積載を起こしているよ!

749 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 23:03:38 ID:???
たけのこの里撲滅断固阻止

750 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 23:31:25 ID:???
>>747 神子のお尻だと…!?
>>748 突っ込みに疲れたあなたにチョコ○ラBB
>>749 たけのこ派の方ですか…。敵対者がレスを返さなくてちょっとホッとしてますw

search&destroy→ スペードJ
>>チョコを大量に買い込んでいる銀髪の女性を発見!


物騒な言葉とは裏腹に、とりあえず里を見まわることにしたアホ2人。
しばらくは何もなく、モテテクニック講座が始まっていた。

神子「飾れない私が言う。ありのままでモテろと」

サルバトーレ「さすがはタイシ…深いぜ……んっ、あれは!!?」

里の菓子屋、そこで銀髪の女性が何やら買い物していた。
もちろん、サルバトーレの目に留まったのはその女性やその女性の被っているものではない。
店先の男が渡そうとしているものだった。

サルバトーレ「ミコ…いや、タイシ!チョコだ!」

神子「この摂政に任せるのだ!」

ダダダダダーーーッ!!

菓子屋店主「どうしたんですか、慧音様。こんなにチョコレートを…お高いでしょうに」

銀髪の女性「いや、外来人の子たちからチョコレートを贈る習慣があると聞いてな。
        いつも頑張ってくれている皆や寺子屋の子たちに配ろうと思っているんだ」  

サルバトーレ「(なん…だと……!?ガキにまでだなんて、こいつは許せねえ…!)」

751 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 23:32:28 ID:???
慧音「ああそうだ、店主殿にもあげなきゃな。買ったものをすぐ渡すのもどうかと思うが…」

菓子屋店主「はは、ありがとうございます慧音様」

サルバトーレ「やめろォ!自分が今、何をしようとしているのか、お前本当にわかってるのか!!?」

慧音「な、なんだ!?」

神子「そのチョコレートは置いていけ!」

すかさず慧音を取り囲む2人。
急な出来事に慧音も店主も目を丸くして驚くばかりである。

サルバトーレ「(畳み掛けるなら今か…!?)」


A 冷静に説得だ!危険物ってわかりゃ手を引くだろう!
B 突撃だ!とにかくチョコを奪え!
C その他 チョコ撲滅作戦をどうぞ

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

752 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 23:36:44 ID:gOU1c85A
C とりあえずダブルフライング摂政ポセイドンを喰らわせる

実力行使あるのみ

753 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 23:38:04 ID:kbnAuAuI
C とりあえずダブルフライング摂政ポセイドンを喰らわせる

754 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/16(木) 23:56:14 ID:???
>>C とりあえずダブルフライング摂政ポセイドンを喰らわせる


<<合体攻撃>>

サルバトーレ・ジェンティーレ・S「ヴァン・アレン帯デー…。悲劇は繰り返させねえ…!」

豊聡耳 神子「この距離では私の必殺フライング摂政ポセイドンは届かん!」

サルバトーレ・ジェンティーレ・S「何だよその技…って、自慢げに射程不足って言うな!」

豊聡耳 神子「なあに、寄せれば問題はない!行くぞ篠田くん!」

サルバトーレ・ジェンティーレ・S「ちょっと待て!俺も飛ぶのかよ!?」

豊聡耳 神子「篠田くんなら飛べるさ!やァーーーーーーーッ!!!」

サルバトーレ・ジェンティーレ・S「ええい、こうなりゃやけだ!飛んでやるよ!!」


先着2名様で

摂政たる我が力の胎動!→! card
これが!俺の最高の技だ!→! card

と書き込んでください。
2人のカードがマークもしくは数値一致、またはどちらかがJOKERで合体攻撃に成功します

755 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 23:57:13 ID:???
摂政たる我が力の胎動!→ ハート7

756 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 23:57:44 ID:???
これが!俺の最高の技だ!→ クラブ5

757 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 23:59:56 ID:???
やはり予定調和……!

758 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 00:01:46 ID:???
摂政たる我が力の胎動!→ ハート7
これが!俺の最高の技だ!→ クラブ5
>>合体攻撃は失敗!


神子「ポピー!!?」

サルバトーレ「ってええええ!!!」

急造のコンビが成功するわけなかった。
サルバトーレの足にひっかかり、神子は盛大に転んだ。
勢いが強かったため、そのまま神子はローリング。
足を強烈に蹴っ飛ばされたサルバトーレは痛絶悶絶。

慧音「な、何をやってるんだこいつらは……」


先着1名様で

<<カウンター>>発動→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
J〜K→一体何のつもりなんだ、お前らは!
4〜10→慧音の弾幕攻撃!2人は吹き飛んだ!
A〜3→おや…?けいねのようすが…
JOKER→慧音「その合体攻撃に足りないものがある。それは私だ!」

759 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:03:54 ID:10xYpOJc
<<カウンター>>発動→ ダイヤ3

760 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:07:46 ID:???
>>747で立てられたフラグが……予定調和力パネェ

761 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:08:28 ID:???
なにが始まるんです!?

762 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 00:28:05 ID:???
<<カウンター>>発動→ ダイヤ3
>>おや…?けいねのようすが…


慧音「悪い子にはお仕置きをしてやらないとな……んー……?」

2人のアクションにより、チョコの半数が食べられない状態となった。
怒りの慧音は、悪鬼じみた笑いと共に腕を突き出す。
そう、彼女はいつでも変身できるように満月の力を込めたリングを常に所持しているのだ。

慧音「慈悲も容赦も与えない…!
                     変        身        !        」


トビコンデクアーラシノナカカーキケーサレータッテー


神子「た、タンマだ!ちょっと待て!ほら、湿ったおにぎりあげるから!」

サルバトーレ「いてえ!脛がめっちゃいてえ!!これは怪我したに違いねえ!見逃してくれ!」

慧音「ほう…おにぎりはもらってやろう。怪我とは大変だな。医者を紹介してやる。まあ…

 
                                                     決して赦さないがな」

神子「」

サルバトーレ「」

763 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 00:29:09 ID:???
2人が果たしてどんな目に遭ったか。
それは各人の想像の中で補完して欲しい。
ただ、2人は慧音に対してトラウマを持った。それだけは覆しようのない事実である。
そしてヴァン・アレン帯デーを打倒しようと改めて2人は痛感した。
サルバトーレは色々と今後どうするか悩み…。
数時間ほど喫茶店の上階にある神子の一室で休ませてもらい、今日のところは神社にこっそり帰ることにしたのだ。
で、冒頭に戻る。

サルバトーレ「(俺の事を殺そうとしているだと……!!?)」

妖精GK「……(受け取って…くれる……よね?)」

普段の彼ならばチョコを受け取っていただろう。
また、さっきまでの彼ならヴァン・アレン帯デーについて説いていただろう。
だが、今は。

サルバトーレ「………お前もかよ!」

妖精GK「えっ…(も!?私もってどういう…!?)」

サルバトーレ「そんなもんいらねえ!用事がそれだけなら帰る!じゃあなチビ!」

妖精GK「」

この事でサルバトーレを責めるのはちょっと酷かもしれない。
(本人の勘違いのせいとはいえ)チョコ絡みで酷い目に遭ったばかりなのだ。
実にタイミングが悪かった……本当に間が悪すぎたのだ。
そしてこの後、サルバトーレは自身もちょっと忘れていたことで再び悪夢を見ることになる。

早苗「ニコッ」

サルバトーレ「」

764 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 00:30:09 ID:???



う………




うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!






                               ――完――

765 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 00:35:08 ID:???
今日の更新の大半をキャフテンとするのを忘れておりました。
NGしてた皆さんにはご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫びいたします。

ここから数分ほど時間を取ります。
幻想郷編の登場人物で、バレンタイン模様を見たいキャラがいましたら投票してください。
書き込まれた全てのキャラの短い話を書いてバレンタインイベントは終わりとします。
なかった場合は今日の更新は終了。明日から平常運転とします

766 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:37:21 ID:o94t4ic6
ヘルナンデス

767 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:37:49 ID:SkjXRlj+
輝夜

768 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:37:58 ID:???
パチュリー

769 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:38:26 ID:1IApI39Y
ヘルナンデス

770 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:39:36 ID:dpSc7RJc


771 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 00:45:57 ID:???
ナンデスさん人気だなあ…。
というところで一旦締切。
上記4人のをちょこっと書いてきます

772 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 00:57:56 ID:???
ハッピーロリンタイン

773 :ヘルナンデス編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 01:37:07 ID:???
―バレンタイン当日 


ジノ・ヘルナンデスは焦っていた。
その理由に関しては本編で語られることになるであろうが…。
まあそれはともかく。彼は焦っていた。

ヘルナンデス「幼女たちと仲良くなれていない…!
         幼女からチョコがもらえない…!くそっ、これはどうするべきだ!?」

残念なことに、彼は普段は真面目な好青年を演じていた。
そのためにBBAからのチョコはあるのだ。
しかし、そんなものに意味はない。本命が混ざっていても何の意味もない。

ヘルナンデス「(……ん?なんだこれ?)」

そんな彼の元にも、サルバトーレのところに舞い降りた怪文書は来た。
しかし、サルバトーレと違いヘルナンデスは失笑し丸めて紙を捨てる。

ヘルナンデス「やれやれ。僻み根性ってのは醜いものだね。
         さーて、そんなことよりどうやって幼女からチョコをもらうか…」


先着1名様で

ハッピーロリンタイン!→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→ヘルナンデス「そうだ!日本での習慣、ホワイトデーの3倍返しだ!」
スペード・クラブ→慧音「おーい、いるか?」 ヘルナンデス「(BBA来るな)」
JOKER→ロリっこが告白に来た!

774 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 01:38:04 ID:???
ハッピーロリンタイン!→ スペード8

775 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 01:49:35 ID:???
本命チョコがまざってるだと…
止めてくれるなその黄金の右腕ワイがもろたあ!

776 :ヘルナンデス編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 02:00:52 ID:???
>>775 中○西さんじゃないですか!

ハッピーロリンタイン!→ スペード8
>>慧音「おーい、いるか?」 ヘルナンデス「(BBA来るな)」


ヘルナンデス「(にしても、チョコで告白とは日本のイベントも粋なことをするよね。
          ………ん?確か……)」

世界は優しくなかった。ヘルナンデスが何かを思いつきかけたその時。
里にチョコを配って回っていた慧音が彼の家を訪問していたのだ。

慧音「おーい、いるか?」

ヘルナンデス「(BBA来るな)」

そしてもちろん、ヘルナンデスにとって慧音は興味の範囲外。
そう言う目で見ることなど決してできない分かり合えない存在なのである。
嬉しいわけがなかった。
こうして……。ヘルナンデスは幼女からチョコを貰えないままにバレンタインデーを過ごすことになったのであった。

ヘルナンデス「こんなのあんまりだ!やり直しを要求するよ!」

777 :永遠亭編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 02:02:05 ID:???
―同日


バギュルルルルルルルルルルルルゥゥゥッ!!!!
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

永遠亭では、ちょっとした混乱が起きていた。
義理のチョコを永琳に渡そうと、てゐに竹林を案内されていた里人たちは驚き足を止める。

里人A「な、何!!?」

里人B「最近はなくなったと思ったけど、姫さんと妹紅さんの喧嘩か!?」

てゐ「(…いや、あの音は……)
    大丈夫ウサー。ちょっとうどんちゃんが自爆しちゃっただけウサ☆
    安全だからしっかりついてくるウサー」

こちらに戻ってきた輝夜の変貌には驚くことしきりだったが…。
相変わらずというか、バレンタインデーには大した行動は見せなかった。
元々があげる側でなく、貰う側だから仕方ないのだが。

てゐ「(…けど、あんなのが飛んでるってことは……。
     姫様がチョコを渡した?…ああ、余りもんね)」

………

依姫「八意様、今の物音は……」

永琳「………」

同刻、物音に物々しい雰囲気の依姫が診療室に入ってくる。
一方の永琳は頭を抱え、重いため息を吐いていた。

778 :永遠亭編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 02:03:09 ID:???
永琳「配布の残りを貰っただけであれとは、末が恐ろしいわ…」

依姫「ああ…。そういえば、輝夜様は?」

永琳「ウサギたちに捕まってるわ。
    しばらくはチョコ攻勢から抜けられないでしょうね。
    ちなみにてゐはもうすぐ戻ってきて、うどんげは義理チョコを配りに出かけたわ」

依姫「ああも凛々しくもなれば、ウサギたちから人気が出るのも必定。
    月にはそのような催しはありませんでしたが、あったら私も大変なことになっていたでしょうね」

永琳「(…なんで張り合ってるのかしら)」


先着1名様で

輝夜様モテモテ!→! power

と書き込んでください。
でた数値の値だけ輝夜はチョコを貰います

779 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 02:03:44 ID:???
輝夜様モテモテ!→ 269

780 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 02:09:00 ID:???
そこまででもなかった!

というところで今日はここまで。
明日はこの続きとパッチェさん、滝を書いて本編に戻ります。
それではー

781 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 07:46:24 ID:???
うわー寝落ちで投票できなかったぜ乙でした

782 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 22:25:43 ID:???
>>781 もうちょっと早く投票を始められていればよかったのですが…申し訳ないです

輝夜様モテモテ!→ 269
>>びみょん


永遠亭のある一室、そこには山があった。
遠目に見ている分にはわからないが、近くに寄ると様々な色が組み合わさっているのが分かるだろう。
もぞもぞとその山が動き、天辺から黒髪が覗く。

輝夜「…ぷはぁ」

山の正体は、ウサギたちによって次から次へと渡されたチョコであった。
計269個。ウサギたちの総数から見ると少ないが…。
しかし一般的に見てありえないほどの数のチョコレートである。
世の男性諸氏から見れば垂涎の状況であろう。

輝夜「バレンタインデー、か。
    これだけのチョコレート、どう処分するべきかしらねえ…。
    いや、処分って言ったら失礼か。けど、どうしたものかしら」

純粋な好意は嬉しいが、食べ物である以上ずっとそのままというわけにもいかない。
チョコレートの中から這い出し、永琳に相談に向かう。
そして、結論。

豊姫「これもちょっとした次元連結システムの応用だ」

てゐ「(なんでもありすぎでしょ…)」

こうして、チョコは犠牲にならずに済んだのであった。
めでたし、めでたし。

783 :パチュリー編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 22:27:01 ID:???
―バレンタインデー前日


小悪魔「パチュリー様、こんなに買う必要はあったのでしょうか?」

パチュリー「もちろん。必要でなければ買わせないわ」

小悪魔「そうですよね…っと」

重たげに大量のチョコレートを抱えた小悪魔が作業台に荷物を置き、一息つく。
今日はバレンタインデー。恋するパチュリーがチョコを作らないはずがなかった。
ちなみに彼女が作ろうとしていたのは……。


先着1名様で

パチュリーのチョコレート→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ハート→ちっちゃいパチュリー型のチョコレート
ダイヤ→アメリカサイズのチョコレートケーキ(LL)
スペード→パチュリーのチョコレートソースがけ
クラブ→おくすりたっぷりあいじょうたっぷりチョコレート
JOKER→http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007110801000186.html

784 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 22:32:00 ID:???
パチュリーのチョコレート→ ダイヤ10

785 :パチュリー編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 22:51:23 ID:???
パチュリーのチョコレート→ ダイヤ10
>>アメリカサイズのチョコレートケーキ(LL)


パチュリー「愛情はパワーよ!つまり、チョコレートもパワー!」

小悪魔「…これで何往復目でしたっけ…?」

パチュリー「さあ、数えてないわ」

小悪魔から視線を外し、メイド服でケーキ作りに戻るパチュリー。
彼女は「私の愛情を示すには大きさだ!」…という結論に至り、馬鹿でかいケーキを作ろうとしていた。

小悪魔「とにかく、これで揃いましたよね。疲れたので、ちょっと休ませて…」

パチュリー「何を言ってるの?あなたもこれからケーキ作り手伝ってもらうから」

小悪魔「えええ…」

パチュリー「ほら、早くエプロン付けてきなさい!」

小悪魔「は、はーい……(何度も往復して疲れたのに…)」

……こうして。
小悪魔の涙ぐましい犠牲の上に、パチュリーの特大ケーキはバレンタインデーまでに完成を見せた。
見れば見るほど、これを1人で完食するのは無理だろうと実感する。

小悪魔「(お腹壊さないかな…)」

786 :パチュリー編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 22:52:48 ID:???
他人事ながら、食べさせられる魔理沙にちょっと同情してしまう。
なおケーキは魔法で浮かせているので運ぶ際の問題は何もない。

パチュリー「お疲れ様、小悪魔」

小悪魔「あ、いえ…まあ、確かにすごく疲れましたけど…」

パチュリー「そ。じゃあこれ食べて寝てなさい」

小悪魔「これは…?」

パチュリーが手渡して来たのは、皿の上に乗った小さなチョコレートケーキだった。
巨大なケーキではさすがに食欲はわかないが、このサイズならばとても美味しそうだった。

パチュリー「手伝ってくれた礼よ。雑用は全部押し付けちゃったから、これぐらいはね。
       ……さて、それじゃあケーキを持って告白してくるわ。これが私の愛の大きさだと」

小悪魔「パチュリー様……はい!いってらっしゃいませ!」

パチュリー「戦果報告、期待してなさい!」


先着1名様で

魔理沙の反応→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→魔理沙「(この量ムリゲーだろ…)さ、3人で食べようぜ!
ハート→魔理沙「食ってやるよォ!!」
スペード→魔理沙さんは不在でした
クラブ→魔理沙「お前のチョコという時点でお断りだ!」
クラブA・JOKER→パチュリー「やった!数スレぶりのがんばりセービングよ!」

787 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 22:54:12 ID:???
魔理沙の反応→ ハートK

788 :森崎名無しさん:2012/02/17(金) 22:56:29 ID:???
わーなんてラブラブなひきなんだー(棒)

789 :パチュリー編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 23:29:05 ID:???
>>788 わあ ねたましい

魔理沙の反応→ ハートK
>>魔理沙「食ってやるよォ!!」


魔理沙「えっ………なにこれ」

戸を開けた魔理沙を待っていたのは、視界全体を覆う黒。
知らぬうちに冷や汗が背を伝っていく。
チョコの添え物のようになっていたパチュリーが自慢げに、その魔理沙の問いに答える。

パチュリー「私の愛よ」

魔理沙「…………えー…」

この量かよ、と呆れつつも…魔理沙はどこかでホッとしていた。
パチュリーならば、もっと変態的なチョコを用意していてもおかしくない。
ただのケーキで済むならば(量がただの、というレベルを超えているが)僥倖だろう。

パチュリー「もちろん食べてくれるわよね?」

魔理沙「(……NO…なんていえねえ。
      パチュリーの気持ちはともかく、こぁだって手伝ったはずだ。
      なかったことにしてはいけない)」
      ああ、もちろんだ」

これだけの量を食いきれないと諦めるのは簡単である。
だが、魔理沙はそうしたくなかった。
本人は否定するだろうが、パチュリーの気持ちに多少押されているのもあっただろう。

790 :パチュリー編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/17(金) 23:30:05 ID:???
魔理沙「行くぞ私――胃袋の空きは十分か?」

で、数日後。

ぬえ「…師匠?お風呂場で何してるの?」

魔理沙「ちょっとぬえ、静かにしててくれ……」

ぎっ……かたんかたん

魔理沙「」

ぬえ「師匠?私ちょっとお風呂に……師匠!?師匠ーーーーーー!!!?」



………

一旦ここまで。滝編はどうしようかなー

791 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 00:46:07 ID:???
滝くんは僕らを裏切らないよね!
(富士鷹ジュビロのようなドス黒い笑顔で)

792 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 00:55:14 ID:???
滝スレでもそうだが、あいつ根本的には凄まじいお調子者だからな
原作Jrユース大会でも、オールベンチだったのに
ビクトリーランで真っ先に先頭を走っていたのは永遠の語り種だ
でも、お調子者故に義理チョコだけはたくさん貰っているかも………

793 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 01:21:17 ID:???
すいません、更新は明日で…。
1日伸びてしまってすみません。
それではまた明日

794 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 14:07:13 ID:???
―バレンタインデー 当日


クラスの女子数人とマネージャーから数個、それがいつもの彼の成果だった。
ただ、それは女性に井沢的な意味で人気だったという意味ではない。
本命チョコはやはりイケメンの井沢が多かったし、義理チョコならば芸人気質の来生が多くもらっていた。
だが、滝 一は、これまでのバレンタインデーでは特に何かを不満に思ったことはない。
周囲には全く貰えていない連中がおり、それよりは遥かにマシだと自覚していたからだ。

慧音「ほら、お前で最後だ」

滝「…やけに小さくないっすか?」

慧音「仕方ないだろう。変な連中がチョコを砕いてきたんだから…全く、あいつらは何がしたかったんだ」

そして今年は、サッカーの練習を見た里の女子数人、そして慧音からチョコを貰っていた。

滝「………」


A まあこんなもんだよな。今年も俺、満足!
B うおおおーっ!!慧音さん好きだーっ!!
C ケロ様にチョコを貰いに行くんだ!
D 里の子たちに会ってみよう
E 変な連中…?
F その他 お好きな行動をどうぞ

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

>>791 果たして滝はリア充になってしまうのか!?
>>792 そういうことは結構ありますよね

795 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 14:10:33 ID:RCGtJ+iY

某スレ主に脅されました(嘘)

796 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 14:24:28 ID:0qJAug2+


797 :キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 14:40:02 ID:???
>>C ケロ様にチョコを貰いに行くんだ!


滝「ありがとうございます慧音さん」

慧音「ん?どこかに出かけるのか?」

滝「俺は俺の夢を追ってきます!」

ダダダダダーーーーーーーーッ!!

慧音「…外来人はやはりみんなどこかしら変なのか…?」

慧音への応対もそこそこに、滝は里を出て妖怪の山を登り…。
守矢神社を目指した。目的はただ一つ。
そこの神様の神奈子…ではないもう一柱、諏訪子からチョコを貰うためである。

滝「いま、会いに行きます!」


先着1名様で

滝の信仰力→! power

と書き込んでください。と書き込んでください。
パワーの値がこのスレの滝のケロ様への信仰力です
1024= 狂信者滝!なんと本命チョコだーっ!
700〜1023≦ 敬虔なる信者滝!チョコはもらったぜーっ!
300〜699= 信者滝!チロルチョコをお情けでもらったぜーっ!
299≧ 信仰薄いよ何やってんの!

798 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 14:44:12 ID:???
滝の信仰力→ 851



799 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 15:25:10 ID:???
今度からファナティック滝と呼ぼう

800 :滝編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 16:04:11 ID:???
滝の信仰力→ 851
>>敬虔なる信者滝!チョコはもらったぜーっ!


滝「(信じろ…!ケロ様は俺のためにチョコを用意してくれてるって!!)」

滝はこの世界に来て諏訪子を信仰し始めてからというもの…。
所持金の大半をお賽銭に注ぎ込んだり。
3日に1回は守矢神社に参拝に出かけたり。
神棚を買って毎日拝んだり。枚挙に暇がないほどに深く信仰を捧げていた。
そして、守矢神社では……。

早苗「そういうわけで、諏訪子様や神奈子様にもチョコレートを用意してもらいますから。
    私は里の方を回ってきます」

神奈子「イエス」

諏訪子「ワカッテルヨ」

岡山姉「(あれー?僕の名前呼ばれなかったよー?)」

早苗「あの腐れ男はどこに逃げたんでしょうねえフフフ…」

神奈諏訪「「(ガクブル)」」

ちなみに2人共朝の事があり早苗のプレッシャーに押されていた。
…とはいえ、強制されて、というだけでもない。
二柱とも、日ごろから信仰を捧げてくれる信者には感謝しており、お返しにチョコぐらいはと思っていたのだ。

801 :滝編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 16:05:11 ID:???
そんなわけで、守矢神社ではチョコを貰おうとする信徒たちで盛況を見せていた。
滝が着いたのはそこまで早くはない。
行列に並ばされることになった。

滝「(ぐ、ぐぬぅ……。まさか俺以外にも信者がこれほどいるとは…)」

うぎぎ、と唸りながら待つこと数分。
それまでの不満は、諏訪子の顔を見て吹き飛んだ。

諏訪子「あ、滝くん」

滝「(ほっこり)」

諏訪子「いつもいつも熱心に祈ってくれてありがとうね。
     いくつか個人用にチョコを買ったから、そっちをあげるね」

滝「い、いいんすか俺なんかに!!?」

諏訪子「うん。いつものお礼。
     はい、バレンタインデーのチョコだよ」

滝「(う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!)」

小さなてのひらから渡される綺麗な包装のチョコレート。
滝は、思った。これからはもっと信仰しよう、と。生きててよかったと。
…涙を諏訪子に見せなかったのは、彼なりの羞恥からだった。
素晴らしき戦利品を手に入れ、意気揚々と滝は家へと帰っていくのであった。

802 :滝編(キャフテン霧雨) ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 16:06:11 ID:???

―数日後


慧音「お邪魔するぞ…って、おい、滝?」

滝「なんすか?」

慧音「神棚に何かの包みが置いてあるが…どうしたんだ?」

滝「ああ。あれは永久保存品ですから」

慧音「……はぁ?」

滝「〜♪」


―――バレンタイン編 今度こそ 完!―――

803 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 16:07:13 ID:???
以上で予想以上に長くなったバレンタインは終了です。
お付き合いいただいた方には感謝を!

804 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 17:32:14 ID:???
勇儀→壊滅の咆哮 80+【補正-ペナ(+2)】+ スペードA=83
諏訪子→ブロック 63+【神徳LV4+相互(+6)】+人数補正(+1)+ ダイヤ6=76+『だいだらぼっちの合掌(+8)』=84
サルバトーレ→ブロック 66+人数補正(+1)+ ハート7=74+『反転ブロック(+5)』=79
若林→パンチング 73+【SGGK+手袋(+2)】+ スペード4=79
>>試合は延長戦に突入!


諏訪子「…ぬあっ!?」

サルバトーレ「ちきしょう…!くそぉ!!」

勇儀の放った豪快なシュートに、誰も追いつけなかった。
ゴールギリギリのラインへかっ飛ぶシュートに、諏訪子もサルバトーレも焦りを露わにする。
ここで決められれば、負けが確定する。

若林「くっ!!?」

これ以上PA外から決めさせるかと、若林も飛ぶ。
しかし、勇儀のシュートに届かない。コースは拳の外側を描く。

若林「(…届かない?俺はギリギリまで伸ばしたはず…ならば……)」

ガゴオオオオオオオオオオオン!!!!

凄まじい轟音と共に、勇儀のシュートがゴールを逸れ、ポストに直撃する。
そのシュートは決まることなく、跳ね返り転がる。
お燐が急ぎフォローしようとするが…もう既にそれを許す時間はなかった。

ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!

805 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 17:33:34 ID:???
実況「あーっとおおおおおおっ……!勇儀姐さんのシュートは決まらず!!
    勝負は延長戦に持ち越されます!!
    まだです!まだ守矢と地底の熱戦は終わっていない!!」

勇儀「決まらなかったか。それもまたよし」

ヤマメ「…くう、千載一遇のチャンスだったのに…」

魔理沙「た…助かった……」

(7)金木「危なかった…。今のでゴールを奪われていたらと思うと…」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ…!!

観客「3-3で延長か…!」「姐さーん!!後半こそ決めてくれよ!!」「魔理沙ー!なんとかしろーっ!!」
   「ヤマメさん、もっとがんばれーっ!」「パルパルーッ!」「外来人の男どもの活躍には胸熱!」
   
慧音「延長戦か……霊夢はどっちが有利と見る?」

霊夢「それは…まあ、守矢じゃない?萃香もそろそろバテて来てるし。
    かといって、余裕ぶっこいてたら負けると思うけど。今も危なかったし」

肖「まだシュートの競演が見れるのか…!」

麟「よかったな、肖殿」

実況「両チーム、それぞれいったん休憩に入ります!
    残る30分の延長戦、果たして勝利はどちらのチームが掴むのか!」

806 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/18(土) 17:34:34 ID:???
――守矢 控え室

カペロマン「ふぅっ……」

若林「延長か…」

早苗「さすがにきついですね…」

戻ってきた選手たちは、それぞれ会話することもなく疲れた様子でベンチに身を預ける。
幸いに魔理沙は必殺技を封印し、またあまりプレイに絡んでいなかったので消耗は少なかったが…。
だが、他の選手は大なり小なり概ね消耗している状況だった。

魔理沙「(まさか初戦でここまでになるとは…。
      地底杯のレベルを少々見誤ってたかもしれん。
      さて、回復薬はハイポーション・ポーション合わせて1つしか使えないわけだが…。
      どうしようか?)」


A 回復アイテムを使う ※ポーション・ハイポーションのどちらを使うかも付記してください
B 何もせず延長戦に備える
C その他 ※チームデータの変更もこちらでどうぞ

現魔理沙ガッツ 930/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

807 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 17:37:17 ID:7bHgGNV6
A
滝のバレンタイン
イイハナシダナー

808 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 17:38:36 ID:7bHgGNV6
ハイポーションで

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