キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/02(金) 23:16:45 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティア王国と日本サッカー協会の合同で開かれた親善大会『第2回アリティアカップ』。
森崎率いるアリティア選抜は第1戦南武フースバル、第2戦南葛ウイングス共に下し2連勝を飾る。
チームの敗北の要因を仲間たちから全て押し付けられたナポレオンの崩壊。
夢を追い続けることに不安を覚えながらも可能性を追い求める中里。
フースバルの居場所を確保しようと新たな技術の発展に奮起する早田の葛藤。
お互いの意志を尊重しあい決別の道を選ぶイスラスたち闇のオーブ勢。
そして、破滅のツボに苦しみながらも親友への希望の象徴になるべく勝利を決意する森崎がそこにいた。
若者たちは悩み、迷いながらも自らの信念を胸に戦い続けていく。
大会最終日の第3戦。逆転優勝に全てを懸ける東邦タイガースとの決戦が始まった!
前半は押しも押されぬ互角の勝負。ミハエルのシュートを森崎が止めるならば
元コロンビア代表のベテランDFコルドバがアベルとカインのツインシュートを防ぐ。
果たして森崎は悲願の全勝優勝を成し遂げ、前大会のトラウマを払拭することは出来るのか!?
そして、大会後にガーネフが用意している計画とは一体…?

☆前スレ
【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1326379835/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

336 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/16(金) 21:52:28 ID:???
>>335
最後に一仕事やってきますね。主人公の資質が試されそうです。
============
反町の判断→ ハートK
>ハート→ミハエルがキックオフシュートを撃とうとしている。任せよう!
============
時間は少しだけ遡る。キックオフの笛が吹かれる前。タイガースの選手たちは最後の攻撃の作戦を考えていた。

反町「(俺は負けたくない。何よりチームの皆を負けさせたくない。まだ5分も残ってるんだ。絶対に同点に追いついてやるぞ…!))」

ミハエル「ストップ反町。あなた、今こう思いましたね?必ず同点に追いついてみせると」

反町「あ、ああ。もう負けるのはたくさんだ。だからせめて引き分けに持ち込んでやるのさ!」

ミハエル「チッチッチ。それは嘘です。あなたは本当は『勝ちたい』と願っているはずデース。
     引き分けなどという半端な結果など求めていない。
     そうあなたの目は言っています。そして、そこのボーイも」

ミハエルの指差す先には沢田がいた。大きな瞳でしっかりと反町を見据えている。

反町「タケシ……」

沢田「そうですよ反町さん。日向さんだったら、きっとこう言ってますよ」

反町・沢田「「俺たちのサッカーは必ず勝つサッカーだ。引き分けなんて狙わない」」

沢田「…………」ニコッ

反町「…………ふふっ、ははははは!そうだな。俺達は勝つ!ここから逆転するんだ!」

337 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/16(金) 21:53:58 ID:???
バンビーノ「(こんな窮地でも勝利を諦めない精神力。なるほどな。
      日本という国が何故サッカー弱小国でなくなったのは彼らのような気持ちを持つものがいるからか)」

コルドバ「(ここ数年、彼ら『黄金世代』と呼ばれる日本の選手たちは大きな大会を次々と制覇している。
     それらを束ね、率いてきた森崎有三という選手はこの大会でもその存在を示してきた。
     ……彼らのような選手たちが現れ続ける限り、この国のサッカーの未来は明るいな)」

ミハエル「さて、それではまずはワタシに任せてもらいましょうか。
     ロングシュートを撃てるのはワタシだけのようですからね」

反町「ああ、頼む。だが、さっきのシュートでかなりの体力を消耗したんじゃないのか?」

ミハエル「オー。確かにスマッシュは撃てませーん。しかしバスターならまだまだ余裕デース」

山森「負担の軽い方のシュートなら撃てるってことですか?」

バンビーノ「シュートと同時に俺達も駆けこむぞ。こぼれ球を奪う確率を少しでも上げるんだ」

338 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/16(金) 21:55:19 ID:???
反町「(俺は負けたくない。何よりチームの皆を負けさせたくない。
   まだ5分も残ってるんだ。絶対に同点に追いついてやる。そして……!!)」

ピピィーーーーーッ!

反町「ミハエル、頼む!」

ミハエル「オホホホホ!才能の違いというものを教えて差し上げマース!」

グアアァァァッ!!

シーダ「そ、そんな遠くから!?」

アベル「面白い。それでこそ立ちはだかりがあるってものだ」

ライアン「ぼ、僕は一歩も引きません!止めてみせます!」

クリス「あなたのシュートは見切りました。もう通用しません!」

森崎「(マリクのブーストはもう無理だ。ここは真正面からぶつかっていくしかねぇ!)」

先ほどオグマから言われた言葉が蘇る。みんなの『がんばり』を勝利という形にするのは……

森崎「俺が!キャプテン森崎が止めてみせるぜ!うおおおぉぉぉぉっ!!」

339 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/16(金) 21:57:05 ID:???
☆どうしますか?

森崎ガッツ 410/490

A キャッチング 威力0 消費20
B パンチング 威力2+1 消費40
C がんばりセービング 威力4 消費100
D がんばりダイビング 威力7+1 消費170 味方のフォロー率増加
E がんばりセービング・改 威力9 消費200
F がんばりヒップアタック 威力10+1 消費100〜400
G 頑張竜セービング 威力15 消費320

ミハエル ローズバスター49

シーダ  ブロック31+(人数補正+4)
アベル  ブロック44+(人数補正+4)+(ガッツ200以下-1)
ライアン ブロック32+(人数補正+4)+(距離補正+1)
クリス  ブロック40+(人数補正+4)+(距離補正+2)

森崎   セービング44+(距離補正+3)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

340 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 21:58:36 ID:pyXNgeJU
D

341 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:02:18 ID:ST5Zxvu2
C

342 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:04:32 ID:bOd4lKzA


343 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/16(金) 22:16:54 ID:???
>D がんばりダイビング 威力7+1 消費170 味方のフォロー率増加

森崎「(シュートと同時に一気になだれ込んでくるつもりだな。そうは行くかよ!)」

森崎はセービングに飛ぶ前に、味方DFの位置を確認しておく。
的確な位置にボールを弾き、より確実に味方にフォローしてもらう技『がんばりダイビング』のためである。

アンナ「タイガース、意地を見せるか?それともアリティアが防ぎ優勝への道を切り拓くか!」

ニーナ「どんな結果が待っているかは誰にもわかりません。しかし、私は心から彼ら選手たちを応援したいと思います」

ミハエル「(私の輝きを超える輝きをアナタが持つというのなら、今この場でお見せなさい。モリサキ・ユーゾー)」

シーダ「これを止めて、私たちは勝つ!」

アベル「俺はもう二度と勝負から逃げない!」

ライアン「僕はアリティア正騎士団弓騎士ライアンだーーーーっ!!」

クリス「(長いようで短かった3日間。辛いこともあったけれど、今はとにかく楽しい気持ちで心が溢れている。
    このシュートを止めることが出来れば、もっと、もっとサッカーを楽しくなれるはず)」

森崎「俺を、俺達アリティアの自慢の守りをぶち抜けるものならぶち抜いてみろ!ミハエルッ!!」

ミハエル「お望みどおりに!!ロ〜〜〜〜〜ズバスタ〜〜〜〜ッ!!」

バレエダンサーのような靭やかな足がふわりと上がり、ボールの中心目掛けて美しく咲く薔薇の刺のように鋭く突き刺さる。

ギュワアァァッ……ズッドォォォォォォン!!

344 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/16(金) 22:18:58 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ミハエル→! card+ ローズバスター49=
============
シーダ→! card+ ブロック31+(人数補正+4)=
アベル→! card+ ブロック44+(人数補正+4)+(ガッツ200以下-1)=
ライアン→! card+ ブロック32+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
クリス→! card+ ブロック40+(人数補正+4)+(距離補正+2)=
============
森崎→! card+ がんばりダイビング52+(距離補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(反町がフォロー)(バンビーノがフォロー)(沢田とオグマが競り合い)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ミハエルのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ロディがフォロー)(ルークがフォロー)(マリクがフォロー)
≦−2→森崎がボールをパンチ!オグマがフォロー

【補足・補正】
クリスのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(消費240 減衰範囲+1 減衰補正+1)
クリスのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎はクラブで『幼少のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

345 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:19:15 ID:???
ミハエル→ クラブ2 + ローズバスター49=

346 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:19:41 ID:???
シーダ→ スペード4 + ブロック31+(人数補正+4)=
アベル→ クラブA + ブロック44+(人数補正+4)+(ガッツ200以下-1)=
ライアン→ スペード7 + ブロック32+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
クリス→ ダイヤ7 + ブロック40+(人数補正+4)+(距離補正+2)=

347 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:20:26 ID:???
よし、ヘタレたぞ
後は任せた!

348 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:20:33 ID:???
森崎→ ダイヤ6 + がんばりダイビング52+(距離補正+3)=

349 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:20:40 ID:???
森崎→ ダイヤ6 + がんばりダイビング52+(距離補正+3)=

350 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:22:11 ID:???
おまえは間違いなく石崎のライバルだよ、ミハエル・・・

351 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:30:09 ID:???
この試合勝てたらミハエルのおかげだな

352 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 22:35:55 ID:???
しかしクリスのところまで持ち込まれちゃったし、
このあと一気に攻め込んでくるぞ。
いっそ、クリスにはサイドに出させてもいいかもな。

353 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 23:13:16 ID:???
そして黒豹(笑)完全復活の予感

354 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 23:16:54 ID:???
予感じゃないさ、確信さ。もう魔法は解けたんだよ。
あの奇跡の四連続Kが時間切れのサインさ…。

355 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 13:40:23 ID:???
今更だが乙でしたー。黒豹(笑)復活と嫌な流れですが何とか森崎には完封してほしいです

356 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 22:41:27 ID:???
>>347
完全に流れはアリティア選抜のものですね。グッジョブです!
>>350
前回の大会ではJOKERやKのシュートに何度も射ぬかれた記憶があるので少し怖かったりもしましたw
>>351
この試合3本の必殺シュートを撃ちましたが、どれもパッとしませんでしたからねー。
>>352
クリスはキープ能力がほとんどありませんからね。
>>353
クラブAを当たり前のように引いてくるアベルさん…いったいどうしちゃったの?
>>354
大会終了直前で良かったですね。もしも前の試合からこんな調子だったら…
>>355
乙ありがとうございます。1試合目と2試合目は思わぬ失点を喫したので、ここはなんとしても抑えたいですね。
============
ミハエル→ クラブ2 + ローズバスター49=51→50

シーダ→ スペード4 + ブロック31+(人数補正+4)=39
アベル→ クラブA + ブロック44+(人数補正+4)+(ガッツ200以下-1)=48>減衰
ライアン→ スペード7 + ブロック32+(人数補正+4)+(距離補正+1)=44
クリス→ ダイヤ7 + ブロック40+(人数補正+4)+(距離補正+2)+(鉄壁ブロック+8)=61

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!
※クリスに20の経験値が入ります

357 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 22:43:09 ID:???
アベル「おわっ、たぁ!?」

バツッ!

スタミナ切れのせいなのか、足腰に力が入らずブロックに強く飛び込めなかったアベル。
だがシュートの勢いを大きく殺し、後ろのクリスの道標を残す仕事を果たす。

クリス「これなら止められる!ええいっ!」

バンッ!シュウゥゥゥゥ……

クリスのアーマーナイトらしい高い守備意識からなる『鉄壁ブロック』が
ミハエルのシュートの勢いを今度は完璧にシャットアウトすることに成功する。

ミハエル「(……フフン。そうそううまくはいかないものですか。
     しかし理解に苦しみますね。完璧に等しい私が何故こうもシュートミスを繰り返すのか……)」

自分に足りないものなどあろうはずもない。今日はたぶん運勢が悪い日なのだろう。
昨日の試合、不恰好なフォームでありながら豪快なロングシュートを決めた石崎の姿を思い出し、ミハエルは舌打ちをする。

ミハエル「(わかってまーす。これは私の単純な実力不足。しかし、私はこれ以上何を鍛えればいいのか分からないのです。
     悔しいですがアメリカにはサッカーに強い熱意を持つ優秀な指導者はいませんでした。
     世界に通じるスキルアップを求め、私はこうして海を渡ってやってきたのですから……)」

海外から取り寄せた資料やビデオを研究する練習では限界が見えてきた。
もっと高度なトレーニングがしたい。この溢れんばかりの自分の才能を腐らせたくない。
ミハエルは自他ともに認めるナルシストにも似た強烈な向上心を胸に、このチームへと入ってきたのである。

ミハエル「(今日のところは私の負けは認めます。しかし、次の機会があるのなら、楽しみに待っていてクダサーイ。
     あなたたち凡才とは一味も二味も違うこの私の素晴らしい成長をお見せしてみせましょう……)」

358 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 22:44:39 ID:???
チュッ。

クリス「えっ…?な、投げキッス?」

最後に自分のシュートを止めたクリスに投げキッスを放るミハエル。
あまりにもサッカーとは無関係な対応をされ、クリスはキョトンと面食らってしまう。
そして周りの東邦の選手たちはそんな奇行には目もくれず、一気に前線にプレスを掛けてくる。

森崎「クリス、ぼさっとするな!キープする自信がないならすぐに味方にパスを出せ!」

クリス「あ、はいっ!えーっと……」

森崎「(守備の腕は既に一流だが、やはりまだまだ試合勘が未熟なようだ)」

だが、彼女のおかげでこの試合は無失点で終えられそうだ。
そんな安心感と、まったく出番がやって来ない残念感を抱えつつ森崎は指示を出す。


☆どうしますか?

A ロディに任せてサイドに流せ
B ルークに任せてサイドに流せ
C オグマにパスを出せ
D ジョルジュにパスを出せ
E マルスに放り込んで競り合わせろ
F 来い、俺に持って来い!オーバーラップだ!
G 大きくクリアーして一旦ゲームを切れ
H クリスの判断に任せる
I その他(好きな行動や作戦をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

359 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 22:45:59 ID:eCrdPYqA
C

360 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 22:48:59 ID:SAar594k
H

361 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 22:51:08 ID:41oH/UcM


362 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 22:53:09 ID:5Ng5TCU+


363 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 22:59:29 ID:???
>C オグマにパスを出せ


森崎「よし、オグマにパスを出せ!」

クリス「了解です。それっ!」

バコッ!

やや距離はあるが、彼に渡ればどうとでもなると判断し指示を出す森崎。
しかし、このパスコースに素早く駆け込んでくる影があった。

反町「甘いぞ森崎!シュートと同時に一斉にプレスを掛けている俺達を忘れていたな!」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

クリス→! card+ パス26=
============
反町→! card+ カット38=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマにボールが渡る(奇数:ドリブルで直進 偶数:マルスにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ルークがフォロー)(ラインを割りアリティアのスローイン)(山森がフォロー)
≦−2→反町がボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>15を参照してください。

364 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:00:02 ID:???
クリス→ ハート10 + パス26=


365 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:00:26 ID:???
反町→ JOKER + カット38=

366 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:05:25 ID:???
うは、このJOKERは痺れるな

367 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:09:18 ID:???
流石はDFW反町だ
ここで同点にされるかどうかの展開はどっちになっても熱いな

368 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:16:58 ID:???
痺れるのもいいんだけど、ここは戦術的に「パスしたら取られる」ぜ?
同点にされても何とか成る手はあるけど、ちょっともやっともする。次に生かしたいな。

369 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:20:32 ID:???
残り数分だったし、Gの大きくクリアが正解だったか

370 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:24:02 ID:???
あるいはいっそFで森崎がキープしてもよかったかもね。
バックパスならカットのしようがないし、森崎のキープ力ならなんとでもなる。
……まあ、悲劇の予感もするけどw

371 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 23:24:40 ID:???
>>366
ここでJOKERとは!勝利に懸ける強い気持ちが現れてますね〜
>>367
森崎にもあとひとつくらい見せ場が欲しいと思っていたのでこれは好都合ですw
>>368
無難な策としてはマルスへの放り込みが安全だったかもしれませんね。
奇策としてキープ力に優れる森崎に預けるといった選択もアリだったかも。
>>369-370
ロングシュートの必殺技持ちがミハエルだけでしたからね。
ただ、ここでの反町の強化は今後のことを考えればプラスに働く……かも?
============
クリス→ ハート10 + パス26=36

反町→ JOKER + カット38=☆

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→反町がボールを奪う
※反町がJOKERを出したので覚醒します
============
反町JOKERカット覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→技・速さ+1
ハート→速さ・守備+1
スペード→技・守備+1
クラブ→カット+2
JOKER→技・速さ・守備+2 カット+2 下記の技を両方習得
※どのマークでも奇数で『超反応』1/4 +5 習得
        偶数で『スピードインターセプト』1/2 +3 習得

372 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:25:39 ID:???
反町JOKERカット覚醒→ ダイヤ2

373 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:25:41 ID:???
反町JOKERカット覚醒→ ダイヤJ

374 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 23:45:45 ID:???
反町JOKERカット覚醒→ ダイヤ2
>ダイヤ→技・速さ+1
>『スピードインターセプト』1/2 +3 習得
※反町の技が14→15 速さが12→13に上がりました!
============
前方から向かってくるパスはお世辞にも巧くはない。カットするだけなら問題ないだろう。
だが、反町の胸中はそれどころではなかった。このパスを奪い、
なおかつ迅速に相手ゴールに入れなければならないのだ。カット一つの動作でも少しの隙も作れない。

反町「俺は負けん!負けられないんだぁっ!!」

ヒュッ…

沢田「えっ?そ、反町さんの動きが……」

吉良「ほう……そうか。反復タックルを効果的に行うための砂浜での足腰の鍛錬だったが
   まさかこんな形であいつが新たな力を身につけるとはな」

反町には日向と違い爆発的な破壊力を生み出すキック力は備わっていない。
だが、そのパワーを生み出す『重さ』が無いだけ軽快で小回りが効く動きができる。
そしてどんなラフなボールにでも飛び込むことの出来る瞬発力はタイガース内でも髄一。
確かにこの技は徹底的な訓練をすれば誰もが身に付けられる可能性はある。
それでもそこまでの実力を手にするまでの苦労を考えれば、
彼のような我慢強く負けず嫌いな男だけにしか得られない技と言えるのかもしれない。

反町「はあっ!!」

バシッ!

375 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 23:47:04 ID:???
アンナ「反町くん、滑るようなダッシュからのジャンピングキャッチ!
    一気にボールの間合いを詰めるその動きはタイガースのキャプテンに相応しい獰猛さだァ!
    パスカットの勢いそのままにさらにスピードを上げてアリティアゴール前になだれ込む!」

クリス「ええ〜っ!そ、そんなァ、なんて速さなの!?」

早田「おおっ!反町のやつ中々やるじゃねぇか!しっかしクリスのやつは見れば見るほど次藤のような典型的DFだな。
   ちょっとは足元の技術も磨いておかねェといざというときに困ることになるぞ?」

森崎「げげっ、嘘だろ?あいつがあんなに守備が上手かったなんて想定外だ!」

ミハエルのシュートブロックに跳んだせいで中盤はまだ動けない。
残ったDF陣だけで何とかして守りを敷かなければならない状況だ。

反町「(時間は……もうすぐ45分。一度のミスが命取りになる。集中しろ!)」

ルーク「や、やべぇよ森崎さん!マリクさんはもうブーストが使える体力は残っちゃいねぇんだろ?
    俺達3人だけでこの相手の猛攻を防がなきゃいけねぇのか!?」

ロディ「落ち着けルーク。ここで焦って失点なんてしたらそれこそ大問題だ。
    森崎殿、指示をお願いします。我々は相手のどんな戦術を警戒しておくべきでしょう」

376 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 23:49:10 ID:???
☆どうしますか?

A ミドルシュートを撃ってくるはず。ゴール前を固めてブロックに備えろ!
B 反町自ら切り込んでくるはずだ。ラストパスを返す相手へのパスコースを潰すんだ!
C センタリングを上げられる前にルークは反町にプレスをかけろ!
D センタリングに備えて、相手のゴール前の動きに注意してくれ!
E 俺がオーバーラップして直接ボールを奪いに行く!
F 臨機応変に動くように各々の判断に任せる
G その他(好きな戦術や行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

377 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:52:29 ID:41oH/UcM
D
反町にろくなミドルはないはずだから・・これでどうだ。

378 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 23:54:55 ID:eCrdPYqA
D

379 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 00:05:29 ID:???
>D センタリングに備えて、相手のゴール前の動きに注意してくれ!

ミハエルと同時に一気にアリティアのゴール前に上がってくる東邦の選手たち。
ファーサイドにはバンビーノ。中央には沢田、そしてニアサイドには山森が向かっていた。

森崎「(沢田にはシュートは無いとして…山森の空中戦は見かけによらず侮れない。
   なによりこのバンビーノという男。もしかすればとんでもないシュートを隠し持っているかもしれない)」

森崎は反町がクロスを上げてくると予想し、ルークとロディに、そしてふらふらな状態のマリクに指示を出す。

ルーク「うっしゃあ!どんな相手だろうとこの俺がはじき飛ばしてやりますよ!」

ロディ「前回はそれでとんでもないピンチを招いたことを忘れるなよルーク」

ルーク「うぐっ!……わ、わかってらぁ!俺は森崎さんに借りを返さなきゃならねぇんだ。今度はしくじらねぇ!」

マリク「僕も……はぁはぁ……一応あとワンプレイくらいならできるから。
    守備はできないけど……ふぅ……相手の邪魔くらいならしてみせるよ……」

森崎「俺も全力でゴールを守る。ここで相手の攻撃を凌ぎきればタイムアップさ。さァ、いこうぜみんな。あと少しで俺たちの優勝だ!」

優勝まで後僅か。心の昂ぶりを力に変え、ゴール前にしっかりと守備を敷く森崎たちアリティア選抜。そして反町は…


反町の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→マークがついていようとアイツらなら振り切ってくれる!センタリングだ!
スペード・クラブ→俺が決めてやる!自らゴール前に切り込みワンツーリターンで浮き球に飛び込む!
JOKER→舐めるなァ!俺にだってドライブシュートくらい操れる!

380 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:08:50 ID:???
反町の判断→ ダイヤ9

381 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 00:17:45 ID:???
反町の判断→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→マークがついていようとアイツらなら振り切ってくれる!センタリングだ!
============
反町「(センタリングを警戒されてる…?俺が直接切り込んでいくべきか?
   いや、それじゃ駄目だ。森崎がボールを弾き、押し込めるだけの時間を確保するためには――)」

今この瞬間、すぐにでもシュートを撃たせるしか無い。パスを回して走る時間などもう残されていないのだ。

反町「(マークがついていようとアイツらなら振り切ってくれる!センタリングだ!)」

アンナ「反町くん、左サイドを軽快に駆け上がりここで中央を向いた!そしてセンタリングを上げる〜!!」
    一体誰に合わせてくるのでしょうか。そしてこのピンチをアリティアは防ぎきれるのか〜!!」

森崎「よし、やはりセンタリングか!指示を出す!マークにつけ!」

ルーク・ロディ・マリク「「「おう!!!」」」

382 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 00:20:52 ID:???
☆マークを付けてください

山森→
沢田→
バンビーノ→

【ルーク・マリク・ロディ】

※上記の中からマークにつける選手を選び矢印の横に記入してください。
※ポストプレイやニア(上)の選手からファー(下)の選手限定でスルーが行われる可能性もあります。
※マークがいない選手にボールが渡るとフリー補正を与えてしまいます。

(例)
山森→ルーク マリク
沢田→
バンビーノ→ロディ

完全一致で『2票』まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

383 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:25:02 ID:RaNaxCH6
山森→ルーク マリク
沢田→
バンビーノ→ロディ

384 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:25:11 ID:3Lapw4kE
山森→ロディ
沢田→マリク
バンビーノ→ルーク 

385 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:26:15 ID:W4mAmpdk
山森→ルーク マリク
沢田→
バンビーノ→ロディ

386 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 00:36:54 ID:???
山森→ルーク マリク
沢田→
バンビーノ→ロディ

森崎「ニアへのクロスはルークとマリク、ファーのケアはロディに任せた!」

森崎の声と同時に、右サイドの奥から反町のセンタリングが上げられてくる。

森崎「(さァ、どっちでくる?誰が来ようと俺がいる限りゴールは割らせん)」


センタリングの行方→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜10→山森が高いボールに動きを合わせる!
9→フリーの沢田に渡る。トラップして森崎と一対一に!
8→フリーの沢田に渡る。意外な伏兵のボレーシュート!
7〜6→フリーの沢田に渡る。そしてこれをスルー!ボールはバンビーノに渡り森崎はバランスを崩している。
5〜A→バンビーノが低いボールに動きを合わせる!
JOKER→なにィ!?クロスに見せかけたこれは……反町の直接シュートだとォ!?

387 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:37:51 ID:???
センタリングの行方→ クラブ9

388 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:42:18 ID:???
ピンポイントで来たな

389 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 00:46:51 ID:???
一番やばかったのが6-7なので、それよりはマシかな。
まあ、普通の勝負なら沢田に負ける目はかなり低いはずなので、後は必殺を引かないことだけを祈ろう。

390 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 00:55:31 ID:???
>>388
森崎は一対一を得意としてますからね。かなり安心できると思います。
>>389
前の2試合いずれも被必殺で失点しているので、ちょっと不安だったりします…
============
センタリングの行方→ クラブ9
>9→フリーの沢田に渡る。トラップして森崎と一対一に!

反町のセンタリングはマークの薄い中央に吸い込まれるように落ちる。
完全に虚を突かれ、驚き振り向くロディとルークの動きを嘲笑うかのように沢田は中央を突破する。

反町「(決めろタケシ。お前も……新しい一歩を踏み出すための試練を受けてくるんだ!)」

沢田「(反町さん、ありがとうございます。必ずこのチャンスをモノにしてみせます)」

まるで時が止まったかのように、ボールをキープする沢田と森崎の二人の視線がゆっくりと交差した。

沢田「(僕は……僕はずっと日向さんの覇道を邪魔し続けたあなたの事を疎ましく思うと共に畏れてもいた。
   でも、今は違う。あなたの目は優しすぎる。日向さんが言うように勝負にかける強い気持ちを失い牙が抜けている!)」

森崎「(来るか沢田。下の世代の中じゃたしかにお前の才能は優れたものかもしれねぇ。
   だが、ここはもう俺達が戦う世界は年で垣根を作る部活じゃない。
   その場の実力だけがモノを言うプロという世界なんだ。この世界の厳しさをお前に叩きこんでやるよ)」

一対一の場面はこれまで何度も切り抜けてきた。そしてその豊富な経験は森崎に冷静な状況判断力を授けてくれている。

森崎「来るなら来い。俺を抜けるものならな!」

沢田「僕はあなたを超える。日向さんの想いを未来に繋いでいくためにも!」

391 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 00:58:00 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

沢田→(行動:! dice)! card+ ドリブル38orシュート36=
============
森崎→(行動:! dice)! card+ 備える46=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→沢田が突破!タイガースが同点に追いつく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バンビーノがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(山森がねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割り試合終了)
≦−2→森崎がボールを奪う!試合終了

【補足・補正】
お互いに行動が奇数でドリブル、偶数でシュートを選択。GKは予想が当たると+3、外すと-3の補正。
沢田がドリブル時カードがダイヤで『小さなテクニシャン』で+3
沢田がドリブル時カードがハート・スペードで『テクニックドリブル』で+2
森崎は『慎重な判断』で選択ミスのペナを無効
森崎のカードがクラブで『幼少のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

392 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:00:22 ID:???
沢田→(行動: 6 ) ハート10 + ドリブル38orシュート36=

393 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:00:37 ID:???
森崎→(行動: 6 ) スペードJ + 備える46=

394 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:02:33 ID:???
数字一個ズレてたら必殺だったが・・まあよしとしよう。これで三連勝、グッバイトラウマ!
でもトラウマで負けるようなことは結局なかったね、なんせ負けるときは必殺かJOKERだったし!w

395 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/18(日) 01:10:11 ID:???
>>394
なんだか勝負弱いイメージがつきまとっていますが、ステータスはとても高いんですよ。うちの森崎くんは!
============
沢田→(行動: 6 ) ハート10 + シュート36=46

森崎→(行動: 6 ) スペードJ+(不利-2) + シュートに備える46=55

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→森崎がボールを奪う!試合終了
※森崎に20の経験値が入ります
============
最後は森崎がきっちりボールを抑えて勝利!といったところで今夜はここまで。
次回は表彰式と賞品授与。そして拠点パートを挟んで後夜祭へと移っていきます。

第2回アリティアカップ編はいかがだったでしょうか?
コンセプトとしては幕間のWY編で出してあげられなかった全日本ユースの面々を
少しでも活躍させてあげたかったという気持ちで彼らを招集しました。
ゲームバランスや改善点、他にもおかしいところなどがあれば
気兼ねなくコメントしてくれると嬉しいですし、助かります。

それでは次回の更新で、またお会いしましょう〜

396 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 07:54:29 ID:???
乙でした。タケシがけっこうやる奴だったなあって印象が



397 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:50:00 ID:???
まだまだ序章のはずなのに、物凄くドラマチックな大会になったなあという印象が強いです。
ちょっと調子が悪いと魔王さんが手招きしてくるから、その意味では相手選手の引きの時も
結構ドキドキしてましたw

398 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 22:17:41 ID:???
>>396
感想有難う御座います。タケシは原作でも下の世代のリーダーやったりしてますし、
私がステータスの主な指針にしているキャプテン翼5でもかなり扱いやすくなっており、
もう少し評価されてもいいようなキャラクターだと個人的に思います。
もちろんキャラの強さうんぬんは各GMそれぞれだと思うので、断定はできませんけど。
>>397
確かに第2部とはいっても、まだ前日編と枠付けされた序章なんですよねw
不幸にも大会中に魔王さんの手下になってしまったキャラがいますが、
後々の出番のことを考えれば逆に幸せなのかもしれません。
森崎が積極的に絡もうとしない限り、この大会の選手たちの殆どはこの場限りの登場になってしまいますから。
============
沢田「(ここはやはりドリブルで抜くべきか?でも、もしも僕が相手の立場だったら……)」

少しでも抜かれる確率の高い方。つまり相手の得意とする項目に山を張って構えるだろう。
沢田は得意とするドリブルではなく、裏をかいてシュートを狙う。
だが、これは先程バンビーノも嵌った駆け引き上の罠であった。
頭を使い考えに耽ることで神経がそちらに傾き、普段よりも僅かだが動きのキレが鈍くなる。
もちろんそれはほんの些細な、傍目から見れば気にならない程度のものでしか無い。
それでも一瞬の閃きが結果を左右するこの一対一の状況では大幅な不利を招くことになりかねない。

森崎「(何で来ようとも関係ねぇ。俺がゴール前に立っている限り点はやらんと言ってんだ!)」

対する森崎の思考はひたすら真っ直ぐだった。そこには絶対にゴールを守るという強い自信と、
バンビーノをロディに、山森をルークとマリクに任せた以上、
沢田だけには抜かせてなるものかという仲間から託された責任感しか無い。
そして、森崎の得意とする守り方は小柄な身軽さを最大限に使った瞬発力である。
読み合いをせずとも、相手の動き出しを見てからでも間に合うほどのスピードを発揮できるのだ。

バシッ!!

沢田「あ、ああ……」

399 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 22:18:47 ID:???
森崎「勝った……勝ったぞ……俺たちの、優勝だ……!!」

沢田のシュートも決して悪いものではなかった。だがそれ以上に森崎のセービングが素晴らしいものであることは観客の誰もが理解できた。
アリティア選抜は負けない。この男が、キャプテン森崎がいる限り絶対に負けることはない。
前大会で悲惨な結果に終わった2年前の彼の暗い影は、今この瞬間消え去ったのだ。

ピッピッピイィィィィィ!!

アンナ「試合終了〜〜〜〜!!アリティア選抜、守りぬきました!
    1点のリードを守りきり、東邦タイガースを破りました!
    そしてこの瞬間、アリティアの総合優勝も決まりました!」

ニーナ「前回大会の雪辱を晴らす、会心の活躍を見せてくれましたね。これは嬉しい結果でしょう。
    しかし敗れたタイガースも最後の最後まで闘志溢れる気迫を私達に見せてくれました」

森崎「(……終わった。最高の形でこの大会を終えることができたんだ。
   アリティアカップ。俺に絶望と挫折を味合わせ、そして新しい成長の道を見出させてくれた大会。
   辛いこともたくさんあったが、今はそれ以上に充実した気分だ。……清々しいぜ)」

ワールドユース大会の決勝戦で、ようやくチームが一つになって優勝を味わえたように、
このアリティアカップでも仲間との絆の強さと大切さを改めて森崎は実感していた。

森崎「っと、いつまでも感慨にふけってるわけにもいかないな。折角だし誰かに話しかけにでも行こうかな?」

☆どうしますか?

A タイガースの選手たちに話しかけに行く
B アリティアの選手たちに話しかけに行く
C 今は少しでも休んでおきたい。一足先に控え室に戻る。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

400 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:19:57 ID:6fqv0mts
A

401 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:21:13 ID:a97E74S6
B

402 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:25:59 ID:HcP2rj5o


403 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 22:36:04 ID:???
>A タイガースの選手たちに話しかけに行く


☆東邦タイガース

【反町・沢田・ミハエル・山森・バンビーノ
 滝原・コルドバ・山崎・佐藤・坪子・後藤・吉良】


※上記の中から『1人』話しかけたい仲間をお選びください。
※チームを問わず他の選手達が会話に混ざってくることもあります。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

404 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:36:58 ID:b1d4pEjQ
バンビーノ

405 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:37:15 ID:L70/jGj6
反町

406 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:38:01 ID:r3XB5Cps
反町

407 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 22:47:06 ID:???
>反町


森崎は反町の姿を探し、側へと駆け寄る。



反町の様子→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アリティアのベンチ前にいる。カインと話をしているようだ。
ハート→クリスに話しかけている。何やらアドバイスをしているようだが…?
スペード→チャンスを決められず悔しがる沢田を慰めている。
クラブ→反町に近づこうとすると、彼を尊敬する山崎に因縁を付けられる。
JOKER→タイガースのベンチ前にいる。吉良と何か話し込んでいるようだ。

408 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 22:47:54 ID:???
反町の様子→ クラブ2

409 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 23:02:41 ID:???
反町の様子→ クラブ2
>クラブ→反町に近づこうとすると、彼を尊敬する山崎に因縁を付けられる。
============
森崎「おーいそりま……んがっ!?」

反町に駆け寄ろうとした瞬間、森崎は足元に何か違和感を覚えて蹴躓く。
慌てて両腕を振り回してバランスを取り、なんとか転倒は免れる。
いったい何事かと周囲を見ると、目付きの悪い長身の選手がこちらを睨みつけている。
形相が強面かつ大柄な分、歳相応に見られない姿恰好だが……

山崎「やいテメェ、今回勝ったくらいでいい気になるなよ。
   お前が無失点で済んだのは反町さんがシュートを撃つ機会がなかったからだ!」

明らかに敵意をむき出しにして突っかかってくるこの少年は山崎。
南武フースバルの栗栖とは旧知の仲らしく、昨年のjrユース大会にもDFとして出場していたらしい。

森崎「(あーあーいるんだよな、こういう向こう見ずで礼儀も知らないガキみたいな選手が。
   ……って、俺も昔はこいつみたいにヤンチャな時もあったかな)」

☆どうしますか?

A「だったら試してみようか?おーい反町ィ」(反町を呼んで対決をする)
B「そうだな。アイツはほんとすごいやつだからなぁ。助かったよ」(反町を立ててみる)
C「は?君は一体誰に向かって口を聞いているのかなぁ?」(生意気な後輩にお仕置き)
D「口答えする暇があるならもっと守備を磨いておくんだな」(発破を掛ける)
E 無視して反町に話しかける
F その他(好きな行動やセリフをお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

410 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:05:18 ID:/9hRn7t6


411 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:07:47 ID:???
下手におだてるのもどうかと思う
自分を卑下する事にもなるし

412 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:08:05 ID:L70/jGj6
A

413 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:10:37 ID:HcP2rj5o


414 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:11:36 ID:b1d4pEjQ
D

415 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:13:12 ID:a97E74S6
E
正直体育会系で敵とはいえ年上に対してこの態度は体育館裏に呼び出されても弁明出来ない
っていうか人として常識が足りない

416 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 23:31:44 ID:???
>D「口答えする暇があるならもっと守備を磨いておくんだな」(発破を掛ける)


森崎「(うーん。論破することは容易いだろうが出来るだけ先輩らしく接してみるか)」

自分の周りの世界だけで語ってしまう、若さ故の強気な姿勢はいつかの自分を思い起こさせる。
その敵を作りやすい危なっかしい姿が妙に心配になってしまったのか、
それともクリスたちに満足に出来なかった後進の育成を
少しは真面目にやってみようという気分になったのかは分からないが、
森崎は山崎の敵意を受け流すように、微笑んで答えた。

森崎「口答えする暇があるなら、もっと守備を磨いておくんだな」

山崎「な……なにィ!?」

森崎「確かに俺達が勝てたのは今日、偶然、運が良かっただけかもしれない。
   だが、お前がもう少し頑張って点を奪われなかったら少なくとも
   今タイガースは負けてはいなかった。違うか?」

山崎「う……そ、それは……」

オグマのドリブルを止められずに失点を許したシーンが山崎の脳裏に蘇る。
もしもあの時少しでも早く足を出せていたら。チームの危機を救えたかもしれない後悔ばかりが生まれる。
だが、山崎は知っている。この後悔がバネとなり、より強く、巧い選手に成ろうと練習に励むことができるようになるのだと。
そしてそれを教えてくれたのは他にもならない尊敬する反町という男であることを。

森崎「お前も一サッカー選手なら分かるだろ。この世界は強いものが勝つんじゃない。勝ったものが強いんだ。
   俺が言えるのはそれだけだ。お前、結構守備のセンスはあるみたいだからな。頑張れよ」

そう言って、互いの健闘を称える証の握手を持ちかける。これに対して山崎は……

417 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/19(月) 23:33:56 ID:???
生意気な後輩→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→少し不満そうだが、彼も根っからのスポーツマン。素直に握手に応じてくれた。
ハート・スペード→気恥ずかしそうに下を向く山崎。それに気づいた反町が助け舟を出してくれる。
クラブ→森崎の手を弾いてタイガースベンチに逃げてしまう。
JOKER→俺、頑張ります!一体どんな心境の変化か、尊敬の眼差しで握手に応じてくる。

418 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 23:34:34 ID:???
生意気な後輩→ ハート7

419 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 00:17:55 ID:???
生意気な後輩→ ハート7
>ハート・スペード→気恥ずかしそうに下を向く山崎。それに気づいた反町が助け舟を出してくれる。


山崎は顔を赤くして下を向いてしまう。あまりにも情けなくて、恥ずかしくて。
勝敗の結果を受け入れられず、足を引っ掛けて鬱憤を晴らそうとした自分を殴り倒してやりたかった。
自分たちの遥か先を行き、日本サッカー界の道を切り拓く黄金世代のキャプテン、森崎有三。
彼は暴言を吐いた自分を逆に応援してくれているのだ。お前にはセンスがある。勝ちたかったらもっと守備を磨けと。

山崎「…………」

だが、それでも素直になれないのが16歳という多感な年頃でもある。
つい先ほどまでの自分の行動をすぐに過ちとして認めるのには時間が必要だった。

森崎「(あらら。ま、その気持ちはわからんでもないけどね)」

森崎は出しっぱなしになった自分の手を眺めて笑う。
この手で何もかも掴むことが出来ると信じて疑わなかったあの頃。
だが、現実は厳しくて辛く。この小さな体で守れるものなど限られることを森崎は痛感してきた。

森崎「(いつか気づくんだよな、自分の限界ってやつを。だが、そこで終わりじゃ無いんだぜ)」

苦難に負けても潰されずに立ち上がれる強さ。何度でもやり直せる強さは誰にでもあるはず。
多くの『リセット』の経験をしてきた森崎だからこそ、この手を引っ込めずにはいられなかった。

反町「まったく、これ以上先輩に恥をかかせるんじゃないぜ。山崎」

山崎「そ、反町さ……」

ガシッ!

420 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 00:19:44 ID:???
いつの間にか側にいた反町が、山崎の手を取って、森崎と握手をさせる。
こうなってしまえば、もう示しを付けるしか無いと山崎は顔を上げ、そして頭を下げる。

山崎「……生意気言ってすんませんでした。でも、次に戦う時があったら……俺は絶対に負けませんよ」

森崎「ああ、期待しない程度に楽しみに待っておくぜ」

反町「いい試合をありがとうな森崎。おかげでプロリーグ開催前にいい課題が見つかった。
   山崎、コルドバさんに任せっきりのうちの守備陣を変えていくのはお前の努力次第だってな」

山崎「う、うっす!反町さんの期待に答えてみせるッス!」

反町は先に山崎をベンチに下がらせ、今度は森崎に話しかけてくる。

反町「血気盛んな後輩が迷惑懸けたな。吉良監督の沖縄サッカースクールの問題児なんだ」

森崎「まるで日向と早田を足して2でかけたような向こう見ずさだぜ、まったく」

反町「はははっ、そう悪く言わないでくれ。アイツも色々と事情があって人付き合いが苦手でな。
   それより、俺に何か話があったんじゃないか?」

421 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 00:21:41 ID:???
☆どうしますか?

A いや、ナイスゲームと言いたかっただけさ
B 結局試合中は直接対決出来なかったから、今、一勝負しないか?
C 試合終了間際のパスカット、すごかったな〜
D うちのライアンに何度も競り負けてたが、ちょっと情けなかったな
E お前ならきっと日本リーグで南葛を破り頂点を掴めるさ。応援してるぜ
F お前たちの『集団タックル』を使いこなすにはどんなことをすればいい?
G このあと午後の自由時間、一緒に行動しないか?
H その他(好きな行動やセリフをお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

422 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 00:25:10 ID:/06vUUxw


423 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 00:32:24 ID:cmqSZf12
B

424 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 00:37:43 ID:QsJuxpiM
B

試合終わってるし、負けても評価には影響しないでしょ。

425 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 01:07:17 ID:???
>B 結局試合中は直接対決出来なかったから、今、一勝負しないか?


森崎の反町に向けた提案は、試合中に実現出来なかった直接対決を望むものだった。

反町「アイツの言い分を飲んでくれるのか?本人がいなくなってから言うのがお前らしいというかなんというか」

もうタイガースベンチに引っ込んでしまった山崎を後ろ指で指し、反町は肩をすくめる。

森崎「いや、まあそれもあるけどな。なによりお前の成長をこの身で実感しておきたくてな」

反町「ワールドユースじゃ補欠の常連だった俺がお前を満足できるとは思えないけどなぁ」

言葉とは裏腹に、反町はすぐに近くのスタッフからボールを貰ってくる。
彼もタイガースのキャプテンとして、このままでは終われない意地を持っているのだろう。

反町「で、対決方式は俺がシュートでお前がキーパーでいいんだよな?
   出来れば俺はグラウンダーより浮き球でのシュートを撃ちたいんだが……」

誰かセンタリング役を請け負ってくれそうな人を探す二人。すると、快く手を挙げる人がいた。


だーれだ?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→マルス、シーダ、アベル、カインの王宮騎士団重鎮組だ
ハート→クリスを始めとする第七小隊メンバーたちだ
スペード→バンビーノ、ミハエル、コルドバの東邦外人部隊だ
クラブ→沢田、山森の東邦ちびっ子コンビだ
JOKER→?????「俺にやらせてくれないかな?」なんと乱入してきた謎の観客だー!?

426 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 01:08:35 ID:???
だーれだ?→ クラブ6

427 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 01:40:09 ID:???
だーれだ?→ クラブ6
>クラブ→沢田、山森の東邦ちびっ子コンビだ


手を上げてきたのは沢田と山森の東邦ちびっ子コンビである。

沢田「反町さんへのセンタリングですか?だったら僕に任せてください」

山森「いえいえ、ピンポイントな位置へのパスだったら俺のほうが得意ですよ」

沢田「反町さんに長年クロスを上げ続けた僕の経験こそ本物です!」

山森「年数とか関係ない!それに最近は俺のほうがセンタリングをよく上げている!」

センタリング権を争い突然喧嘩を始めてしまう二人を見て森崎はため息をつく。

森崎「なんつーか……モテモテだな、お前」

反町「ははは……そりゃどーも」

お互い男の後輩にはまったく事欠かないのだが。彼女ができない不遇の冷たさが余計身ににしみてくる。

森崎「どっちでもいいからさっさとしてくれ。いつまでもゴールを独占してるわけにもいかねぇし」

山森「は、はい。すみません。……じゃあここは男らしくじゃんけんで決めるぞ」

沢田「負けませんよ山森さん。反町さんにクロスを上げるのはこの僕です」

428 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 01:41:35 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


山森の手→! jan
============
沢田の手→! jan

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※勝った方のセンタリングで勝負が行われます
※あいこの場合、じゃんけんが長引いてしまい勝負はお流れになります

429 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 01:42:38 ID:???
山森の手→ チョキ

430 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 01:42:47 ID:???
沢田の手→ チョキ

431 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 01:46:31 ID:???
うわ、もったいない

432 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 01:52:00 ID:???
まあここの森崎らしいといえばらしいかな

433 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 02:01:47 ID:???
>>431
なんともぎゃふんな結果になってしまいましたねー…
>>432
イベント運が無いといいますか、ちょっと味気ないところがあるのかも。
============
山森の手→ チョキ
沢田の手→ チョキ
※あいこの場合、じゃんけんが長引いてしまい勝負はお流れになります
============
短いですが今夜はここまで。次回こそ表彰式に入れるかな?
それでは次回の更新でまたお会いしましょう〜

434 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 14:52:30 ID:???
山森正吾と沢田タケシ。共に献身的な性格であり、味方を活かすプレーを得意としているテクニシャン。
そんな似たような二人だからこそ、長年別チームで争い合ってきたにもかかわらずすぐにチーム内で溶け込めた。
もちろん二人をつなぐ存在であり、チームの主柱でもある反町一樹という男がいたということもあるが。

沢田「さーいしょーはグー!ジャンケンポン!」

山森「アイコでしょ!アイコでしょ!アイコでしょ!」

気の合う人間同士のじゃんけんはアイコの発生確率が非常に高いと言われている。
凶暴かつ獰猛な個人プレイが根強くイメージとして残っている東邦という場所にも
これほどまで高いチームワークが存在しているという証明に、思わず拍手を送りたくなってしまうが……

森崎「……い、いつまで待たせる気だよあの二人……」

反町「仲良き事は美しき哉。って、良すぎるのも問題かもな……」

脅威の8連続アイコの末、表彰式に移りたいオフィシャルから注意されてしまう。

反町「……勝負はまたの機会にしようか、森崎」

森崎「そうするしかなさそうだな。ったく、折角皆にいい所を見せられると思っていたのによぉ」


※沢田と山森の支援が1→2に上がりました
※沢田と山森が必殺ワンツー『ナチュラルコンビ』+4 を習得しました

435 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 14:55:41 ID:???
その後、全チームのメンバーがフィールド上に集合する。
総合成績発表と大会ベストイレブン、そして大会MVPが発表されるのである。

アンナ「おまたせいたしました。只今より第2回アリティアカップの表彰式を行いたいと思います」

ニーナ「前回大会に続き、非常にレベルの高い攻防で私達を楽しませてくれた選手たちに
    今一度大きな拍手を送りたいと思います。2つの世界に新たに生まれる
    『プロリーグ』という場所に、大きな成長と発展が訪れることを予感される素晴らしい大会でした」

先ほどまでの試合の興奮冷めやらぬ観客席の中に、今大会を企画してきた二人の男がいた。
片桐とモロドフ。日本のサッカーを世界最強にするべく影で森崎たちを見守り、支えてきた者たちだ。

片桐「(森崎を始めとする『黄金世代』の活躍により確かに日本のサッカーレベルは上がってきてはいる。
   今回のプロリーグ設立においても、彼らの功績がなければあと10年は遅れていたことだろう)」

片桐の夢。それは志半ばで潰えた日本サッカーの栄光を『サッカー協会』という立場で育むことである。
才能のある選手を見つけては育て、チームをより強く高みへと登らせる。
そして自分が叶えることの出来なかった日本のワールドカップ優勝を果たす姿をこの瞳に焼き付けためにここまで歩んできた。

片桐「(このアカネイア大陸という特異な世界の者との接触は、我々協会に大きな力を授けてくれた。
   人の可能性を広げ、成長を促す『星のオーブ』。人の本質を表し、邪なものを消し去る『光のオーブ』
   人に隠れた力を発展させ支援する『大地のオーブ』。人の夢への活力、生命エネルギーを高めてくれる『命のオーブ』。
   この4つの力を与えられた森崎有三、若林源三、日向小次郎、そして大空翼。
   日本サッカー発展の立役者といっても良い、この4人には感謝してもしきれないな)」

『プロジェクト・カウンターウイング』に変わるサッカー協会の極秘プログラム『プロジェクト・エムブレム』はまもなく完遂される。
アカネイア大陸に伝わる炎の紋章の伝説の名を冠するこの計画はいよいよ最後の仕上げが行われるのだ。

436 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 14:57:22 ID:???
モロドフ「(『彼ら』がそれぞれの役目を果たし、1つになる時。この力を授かる際に課せられた条件が達成される。
     そう、まさしく炎の紋章の力を彩る宝玉たちのように。だが、これではまだ我々の目標には――)」

炎の紋章を囲む宝玉は4つではない。5つなのだ。人にどんな困難も乗り越える勇気を与える――
だが、その強力すぎる魔力が故に、時に『人格』を破壊しかねない――

モロドフ「(『闇のオーブ』を司る力を持つ者。『彼』がその力に飲み込まれることなく無事でいてくれるならば……)」

モロドフの夢。いや、もはや自分一人だけの夢ではない。何度やり直すことになろうとも叶えなくてはならない夢と言う名の願いのために。

モロドフ「森崎殿。お主が目指し、築きあげてきた人と人との協和が生み出す力を大事になされよ。
     お主の夢、引いては我々の夢の成就のため……一歩も止まることなく進みなされ……!」

才能の欠片もなく、人への嫉妬を糧に、人を蹴落とすことで野望を叶え続けてきたあの男の影となりて。
歩み続けよ。休むことなく。全てはこの日のために。全てはこの日のために。

ガトー「……人の子らに、星の導きがあらんことを……」

白き賢者という二つ名を持つ老人に手を引かれ、片桐とモロドフは熱狂冷めやらぬ会場を後にしていった。



アンナ「それではさっそくベストイレブンからの発表といきましょう!
    見事選ばれた方には、ささやかですが今大会のスポンサーを努めさせて頂きました
    我が『秘密の店』から賞品が贈呈されます。まずはFW部門からいってみましょう」

ニーナ「アリティアカップベストイレブン、FW部門を発表いたします」

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