キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【サッカー】私の巫女様2【デイズ】

1 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/14(水) 02:27:04 ID:???
【!注意!】
作者のオリジナルキャラクターっぽいものを中心として進行するスレとなっており
その上、作者のお気に入りのキャラクターや作品が多数参加します。
また、リアルサッカーっぽいですがトンデモサッカー枠です。

また、AA(アスキーアート)を使う予定があります。
スレ主としては、2ch専用ブラウザの導入をオススメしております。

【前スレ】
私の巫女様
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1324147733/

【ルール】
神様の声が聞こえる巫女さんになって、
本編とほぼ同じく、選択肢を見て適切…あるいは、面白そうな選択肢を選んで進行します。
最終的には、全国の舞台でNo.1になる事が目標……?

【リンク集】
キャプテン森崎まとめ@Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/

私の巫女様 専用Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/93.html

Twitterのハッシュタグ、「#capmori」にてこぼれ話などがあるかも…?

386 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/19(木) 01:52:55 ID:???
C 【橘 風華】の居るであろうA組へ
---------------------------------------
君代
「(…そうですね、じゃあ…橘さんに逢いに行きましょうか)」

チャ・ザ神
「(ああ、あのおっぱいの大きい私が見える子ですね)」

君代
「(…間違っては居ませんけど。
 そういう目で私の友人を見るのは、止めて貰えませんか…)」

チャ・ザ神
「(あ…はい……)」

すっかりしぼんだチャ・ザ神様を放置し、A組へと向かう命ちゃん。
何故だか腕をぐるぐると回しながら、この前チョコバーをくれた(返したが)
長身の切れ長美人さんがすったかすったかと歩いていったが、気にしない事とした。

と言うか、まーたお菓子を齧っていたので嗜めた所…

切れ長美人さん
「うん?悪いな、今日は用事がある」

387 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/19(木) 01:55:04 ID:???
とだけ言い残し、掴んだ手を一瞬で外されたのだった。

君代
「なんだったんでしょう……?
 まぁ、今から追いかけても追いつけませんしいいですね」

そう自分を納得させ、橘さんを目で探す。
すると、対して手間もかからず目的の人物を見つける。


「命さん…?
 練習ですか、そうでしたら着替えますが…」

もう暑い季節であり、汗でちょっと透けた制服姿の橘さん。
胸部がとても盛り上がっている、すごい。

君代
「あ……
(そうだ、練習も大事だけれど…
 "橘 右京"さんとはどんな関係なのか、これから敵対するであろう事も…伝えるべき?)」

それに加えて、右京には"他人を破壊するプレイスタイル"の件もある。
まだ偵察の結果は皆に話していないが、先に伝えるべきか…?

388 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/19(木) 01:56:17 ID:???
君代
「(どうしましょう)」


「命さん?」

橘 風華と橘 右京の関係もはっきりとは解らない。
しかし解る事は、辛い事を伝える事になるであろう事……

今、伝えるべきか否か?
----------------------------
どうしますか?
A 辛いだろうし伝えなくていいだろう。校庭へ
B 伝えなくてはいけない事もある。人目に付かない場所に…
C 客観的な意見も必要だろう、有栖姉妹の二人も呼ぼう。
D それ以外
(IDの解る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

389 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/19(木) 02:43:27 ID:???
今日はここまで。
遅筆で土下座

390 :森崎名無しさん:2012/04/19(木) 07:33:03 ID:UPEbrics
B

391 :森崎名無しさん:2012/04/19(木) 08:37:03 ID:2Xc2zHVg
B

392 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/20(金) 02:23:52 ID:???
B 伝えなくてはいけない事もある。人目に付かない場所に…
---------------------------------------------------
世の中には、やらなきゃいけない事がある。
この前、鎌瀬さんに向かって反則を警戒させたのもそうだ。

今この状況も、同じ。
明らかに間違った道を歩んでいる人が居るのに、正させない理由が無い。

君代
「橘 右京さんについてお話があります。
 …どこか、人目のつかない所に行きましょう」


「…なんとなく、覚悟はしてましたよ……偵察の話ですよね?
 そう言う事なら、良い所を知ってますよ。

 紅茶とか好きですか?
 美味しい紅茶が飲めるんですよ、コーヒーは不味いですけど」

君代
「ま、まぁ飲めなくは無いですけれど…」

ややあいまいな返事。まだ紅茶の味を嗜むのは難しいか。

393 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/20(金) 02:26:41 ID:???

「じゃあ、行きましょうか。
 あ、美月さん…私と命さんは、今日は欠席します」

美月
「みぃ、了解なのです」

偶然居た仁科 美月(久しぶりの登場)に欠席の旨を伝えると、
風華に連れられてその喫茶店へと向かう命ちゃん。

その店の看板には、『焼き肉居酒屋 果実亭』と書かれていた。
何が喫茶店か、焼き肉屋だ。

君代
「…あの、さっぱり違うんですけれど。
 なんで一々地下に向かう階段なんですか、ここ」


「夜は確かに焼き肉で居酒屋なんですよ。
 ……全然客は入りませんけれどね、殆ど喫茶店です。静かですし」

君代
「はぇ〜…すっごい店…」

394 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/20(金) 02:31:02 ID:???
外装は喫茶店に見えない、シンプルなもの。
…しかし実際入ってみると、林檎のいい香りとシナモンの香が鼻腔をくすぐる。
ヤキニクー要素もお酒の要素も無い。


「マスター、アップルパイをホールで。
 あと、紅茶を二つ…何時ものでお願いします」

手際良く注文をするだけすると、隅っこに座る風華さん。
制服のネクタイを取り、胸元を気持ち涼しくする。


「さて…ここなら、言った事が漏れると言う事は。
 お互いの口以外からは無いと思います……偵察、行って来たんですよね?」

君代
「ええ。行ってきました…最終的に、諏訪社中が2−1で勝利しましたね。
 ただ……その、言い辛い事なんですが」

貴方の知り合いが、とんでもなく外道でした…とは流石に言い辛い。
どう、オブラートに包んだものかと言いよどんでいると……。

風華さんがため息と共に口を開く。

395 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/20(金) 02:39:57 ID:???

「どうでしたか、にいさんのプレーは?
 …あれで、何をやらせても才能はある人なんですけれどね」

曇った表情で、困ったように言う。

君代
「橘さん…もしかして、知ってましたか?」

にいさん、と呼ぶ相手が反則プレーの使い手だと知っていたのか。
それも、凶悪な。


「…剣道時代には、反則の右京と呼ばれてまして。     タチバナ ウキョウ
 相手を叩きのめす事に愉しみを覚える人なので…自称が"断華  右京"
 なんとなく、サッカーでも似た様な事はすると思ってました」

君代
「………」


「……」

絶句。
二の句の告げない命…そのまま、アップルパイと紅茶が届き…
なんとなく口に運び、それぞれ半分ほどを消化してしまった。

396 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/20(金) 02:43:53 ID:???
どうしますか?
-------------------------------------------
A 「…」 橘さんが話しかけるまで待つ。
B 「右京さんとは、どんな関係で?」 問う。
C 「…説明します」 右京が、鎌瀬を破壊しようとした事を告げる。
D 「改めて聞きますが、現サッカー部を潰すという意思は揺らぎませんね?」 問う。
E 「服を掴んで相手をぽんぽん吹っ飛ばしてましたが…一体?」 解説を乞う
F 「……」 耐え切れない、席を立つ。
G それ以外 話す内容も沿えて、どうぞ。
(IDが解る書き込みで、二票入った選択肢で続行します)

397 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/20(金) 02:58:41 ID:???
今日はここまで。
重苦しい雰囲気が暫く続きます多分

398 :森崎名無しさん:2012/04/20(金) 07:39:58 ID:EemeZnxI
E

399 :森崎名無しさん:2012/04/20(金) 08:25:15 ID:tmijDvsY
E

400 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/21(土) 21:41:59 ID:???
作者多忙の為お休みします

401 :森崎名無しさん:2012/04/21(土) 21:46:40 ID:???
乙です。再開待ってます。

402 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/24(火) 01:43:57 ID:???
>>401
ありがとうございます。

作者多忙、また体調不良の為
25日の復帰を目指します。

403 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:06:04 ID:???
E 「服を掴んで相手をぽんぽん吹っ飛ばしてましたが…一体?」 解説を乞う
----------------------------------------------------------------
君代
「服を掴んで相手をぽんぽん吹っ飛ばしてましたが…一体?」

思い出されるのは、ユニフォームを掴んだだけで相手を軽々と吹っ飛ばしていた事。
あのプレーがある限り、橘 右京との接触プレーは危険すぎる。


「あぁ……
 にいさんの、"断華右京"ですか……」

額に手を当て、思い出しながらぽつぽつと話し始める。


「武道の授業で、柔道ってやりましたよね?
 すごくざっくりと説明すれば、原理はその"崩し"と同じです」

君代
「ジュードー…」

相手が足を出した所を払う。
一旦押し込み、前に戻ろうとする所を引きこんで倒す。
なるほど、言われて見ればあれはジュードーだった。

404 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:07:13 ID:???

「にいさんは、剣道だけでなく柔道もしていました。
 その関係で、服を掴んで接触できれば自在に相手を操れます」

君代
「……服を掴むのは反則なんですけどね」


「見えなければ、審判が笛を吹かなければ反則ではありませんよ。
 実際にいさんはそう思っている筈です。……剣道でも、何でもそうでしたから。
 すいません、私のにいさんが……」

伏目がちに、申し訳無さそうに謝る風華さん。

君代
「いっ、いえ……
 悪いのは橘さんではなくて、右京さんですから…」

頭を下げようとするのを制止する。
胸がたぷんと実っているのは気になるが、目の前の少女は悪くないのだ……。

チャ・ザ神
「(何をどうしたらあんなに大きくなるんですかね……?)」

君代
「(茶々入れはNGですよ)」

405 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:08:24 ID:???

「対策としては……私しか出来ないであろう方法ですが、
 "掴み手の親指部分を、曲がらない方向に曲げる"事で外せます」

君代
「えっ」

曲がらない方向に曲げる=折る。


「ですから、えーと……やって見せましょうか。
 あ、折りませんから安心して下さい、その前に止めます」

君代
「あの、やっぱり折れるんですか?」


「折ると言うと違いますね、
 正確に言えば 関 節 を砕いて使い物にならなくします」

君代
「」

さぶいぼ大行進である。
冷静な顔で、他人の関節を砕く話をする巨乳中学生、橘 風華。

406 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:10:00 ID:???

「胸倉を掴んでみて下さいねー。はい、掴みましたね。
 そうしたら、まずは相手の親指の付け根に上から親指以外の4本の指で添えます」

す…と添えられる手。
しっとりとした感触だが、堅いタコのような感触もある手。


「自分の親指を、こうして相手の親指の爪の部分に添えます。
 そして、握力検査のように握ってください」

かるーく握られただけだが、親指の関節が軋みを上げる。


「原理は、親指は内側に90度稼働する構造なのですが…
 その内側に曲げた90度の状態でまた、それ以上内側曲げようとするとですね…」

君代
「はい……」 ドキドキ


「関節が当たりあい、軋みます。
 ですから…親指を内側に折り曲げ続ける事で、関節が砕けるんですよ」

ぽきり、と何かを折る仕草を見せる風華さん。
何でもない事のように話しているが、大惨事である。

407 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:11:08 ID:???
チャ・ザ神
「(ヒエ〜〜〜〜ッ!)」

君代
「………。
(違う…これは絶対に私がするような会話じゃない…
 少なくともサッカーに関係ない……)

半泣きで折られるイメージを振り払う命ちゃん。かわいい。


「とりあえず私は、にいさんの反則が来ても返せますよ。
 他には…そうですね、"武術の心得がある人"か、
 "反応の素早い人"なら外せるかも知れませんね……」

君代
「……掴ませない様に動く、と言うのは…」


「出来なくは無いと思いますが、難易度が高いですよ…」

君代
「ですよね……」

408 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:14:16 ID:???
腕が届かない距離を通過する、腕をかわす……
どちらの方法も…ボールをキープしながらでは、難しいだろう…。


「一番簡単なのは、にいさんに接触プレーをしない事だと思いますよ。
 特に"君代さんが怪我をすると"誰がチームを纏めるかで揉めそうですし…」

君代
「ご忠告ありがとうございます…」

結局、結論はなるべく近づかない事なのであった。ちゃんちゃん。

System
【橘 風華は、橘 右京のスキル"断花右京"を一定確立で無効化します。
 また、それ以外にも武術の素養のある人などは無効化の可能性があります】

風華さんが新たにアップルパイをホールで頼み、暫くして届く。
…どうやら、彼女の好物であったらしくはくはくと嬉しそうに食べている。


「美味しいですよ?」

君代
「わたしは、もう少し甘くていいと思いますけど…」

409 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:17:08 ID:???
どうやら、まだ会話できそうだ……。

どうしますか?
-------------------------------------------
A 「…」 橘さんが話しかけるまで待つ。
B 「右京さんとは、どんな関係で?」 問う。
C 「…説明します」 右京が、鎌瀬を破壊しようとした事を告げる。
D 「改めて聞きますが、現サッカー部を潰すという意思は揺らぎませんね?」 問う。
E 「……」 耐え切れない、席を立つ。
F それ以外 話す内容も沿えて、どうぞ。
(IDが解る書き込みで、二票入った選択肢で続行します)

410 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 02:18:56 ID:???
3日間ほど開いて申し訳ありませんでした!
許してください、何でもしますから!

今日はここまで。

411 :森崎名無しさん:2012/04/26(木) 09:09:48 ID:???
妹相手にも普通に使うんかい!

412 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/26(木) 10:19:16 ID:???
>>411
ふっつーに使いますし、怪我誘発もします。
ただし、風華さんは1/2で無効化しますのでまだ対抗できる方と言えます。
なお基礎能力は

413 :森崎名無しさん:2012/04/26(木) 11:54:08 ID:kfmuJhEI
B

414 :森崎名無しさん:2012/04/26(木) 12:26:05 ID:gowow4Ig
B

415 :森崎名無しさん:2012/04/26(木) 15:01:57 ID:???
詳しく知らんのだけど、原作サムスピの右京もこんなキチ(ピー)なの?

416 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 00:56:33 ID:???
>>415
あ……ごめんなさいね
この人は、名前は同じですけどもうオリジナルキャラなんですよ…
ごめんなさいね 持ちキャラでしたけども右京さん 昇りツバメすき

本編では恋人思いのいい人(?)ですよ。

417 :森崎名無しさん:2012/04/27(金) 01:12:10 ID:???
本家のほうはいい人過ぎてその恋人から身を引きましたからね。
(それどころか後に消息を絶ったその元カノの旦那を探すために再び戦いに身を投じたはず)

418 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 02:13:07 ID:???
B 「右京さんとは、どんな関係で?」 問う。
------------------------------------------
君代
「右京さんとは…どんな関係なんですか?」

にいさん、フウカと呼ぶ仲である二人。
将来的に、橘 右京は必ず敵になるだろう。
とすると、味方である風華さんがあちら側についてしまう可能性も無いではない。


「……聞きますか、それ?」

対する風華さんの返答は、呆れたような声色だった。
中学生である命ちゃんでも、相手が不快に思った事は何となく察した。

君代
「あ……ごめんなさい、不快に思ったのでしたら…」

話を止めてもいいです、と続けようとした命ちゃんだったが…


「…いえ、命さんならいいですよ。
 誰にも言わないでしょうし…面白い話でも無いですけれどね」

419 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 02:14:27 ID:???
なんと、特別に話してくれるのだと言う。
ただし、誰にも言わない事が条件であるらしいのだが。

なんでもない事かのように、軽い口調で風華の話が始まった。


「えーと、私って両親に捨てられちゃったんですよ。
 所謂捨て子ですね、借金が原因だとか…顔とかは全く覚えていません」

君代
「……えっ」

いきなりヘヴィな話。


「売られたんじゃないか?って話もありますけど……
 それなりに今は幸せですし、生き延びても居るのでこれは置いておきます。

 橘家に引き取られまして、ある日突然両親だと思っていた方に
 『お前は私達の子では無い、右京の補佐をするべく育てた貰い子だ』
 と伝えられまして……その時自分が拾われ子だと気づきましたね」

君代
「」

420 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 02:22:23 ID:???
チャ・ザ神
「(言われて見れば、髪の色が全く違いますからね…
 兄の方は群青色、彼女は茶色掛かった黒髪です)」

髪の色が違う。
考えてみれば異常な話だ。


「まず教え込まれたのは、家事炊事全般ですかね…
 常識的な範囲では、大体出来ると思いますよ…これは私自身対して嫌でもなかったです。

 問題は、義兄さんと共に教えられた武術ですね……
 ここまでで解っている通り、義兄さんはどんな事でもして勝ちにきますから…」

君代
「…反則は、日常茶飯事だったと?」


「まぁ、ええ。
 必要以上に痛くされない日が、珍しい位でした」

…日常的な鍛錬、それも反則も厭わない義兄との物。
それは生傷の絶えないものだっただろう。

421 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 02:26:16 ID:???

「まぁ、義兄さんが打ち込んだ事で私が勝った覚えは今までありませんね。
 剣道、柔道、剣術…武道の類は全滅、あぁ…思えば野球もサッカーもですね…」

指をおりおり、負けた事を挙げていく風華さん。
連敗ロードまっしぐら、勝てない…勝てないんだ……。


「まぁ、端的に言えば義兄さんは"一度で良いので勝ってみたい相手"ですね。
 ……それが"辱め"をしてきたサッカー部相手となれば、大義名分も立ちますし。

 前に誓ったように、現サッカー部を打倒するまでは味方しますよ」

君代
「え、あぁ……ありがとうございます」

土石流の様な衝撃の事実が連続。
いい加減、命ちゃんの精神も限界が近い。

……ただ、橘さんの表情が曇った物になった事は確かだった。

422 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 02:29:22 ID:???
System
【橘 風華→(義兄・越えるべき相手)→橘 右京】が発覚しました!

どうやら、次の会話が今日最後になりそうだ…

どうしますか?
-------------------------------------------
A 「…」 橘さんが話しかけるまで待つ。
× 「右京さんとは、どんな関係で?」 問う。
C 「…説明します」 右京が、鎌瀬を破壊しようとした事を告げる。
D 「改めて聞きますが、現サッカー部を潰すという意思は揺らぎませんね?」 問う。
E 「……」 耐え切れない、席を立つ。
F それ以外 話す内容も沿えて、どうぞ。
(IDが解る書き込みで、二票入った選択肢で続行します)

423 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 02:34:45 ID:???
今日はここまで。
すごくねむい

424 :森崎名無しさん:2012/04/27(金) 02:42:33 ID:o4ki6egY
F 卒業した現サッカー部OBの浅倉威について知ってることはないか聞いてみる
最悪、公式戦じゃないからって理由をつけて試合に出張ってくる可能性がありそうだし

425 :森崎名無しさん:2012/04/27(金) 10:46:09 ID:???
こっちは鎌瀬を呼べる(勝手にくる?)みたいだし、浅倉も来そうだねえ

426 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/27(金) 12:55:27 ID:???
>>424
公式戦では無いので、理論上可能です。
極論すれば、(見つけられるものなら)プロの選手を連れてくることも可能です。

ただし、話し合いで『助っ人無し』と提案する等で縛る事は可能です。

>>425
鎌瀬 一は容易に助っ人に出来ますが、
使うか使わないかは自由です。

本日夜、更新予定。

427 :森崎名無しさん:2012/04/27(金) 19:15:53 ID:LRxuLG0M
F 卒業した現サッカー部OBの浅倉威について知ってることはないか聞いてみる

428 :森崎名無しさん:2012/04/27(金) 23:19:05 ID:???
>>408
「パイをホールで頼み」が
「パイでボールを挟み」に見えた………うーん疲れているのかな

429 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/28(土) 01:50:34 ID:???
>>428
モルダー、あなた疲れてるのよ

430 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/28(土) 02:15:51 ID:???
F 卒業した現サッカー部OBの浅倉威について知ってることはないか聞いてみる
------------------------------------------------------------------
君代
「あの……私は知らないので聞いて見たい事があったのですが」


「? 私に話せる事でしたら、何でも話しますけれど…」

君代
「諏訪社中学校の卒業生で、浅倉 威…と言う人をご存知ですか?」


「浅倉……?
 相当の不良と、聞いた事はありますけど…うーん……」

腕を組み、(当然ながら胸が卑猥にたわむ)考え込む風華さん。
そして、出た結論は……。
--------------------------------------------------------
先着一名様で
情報源は義兄さんのお話→! card

JOKER→「名護さんが不意打ちで仕留めたそうです」
ダイヤ→「名護さんが襲われて、義兄さんと草加さんの三人がかりで倒したとか」
ハート→「草加さんが襲われて、義兄さんと名護さんの三人がかりで倒したとか」
スペード→「義兄さんが襲われて、名護さんと草加さんの三人がかりで倒したとか」
クラブ→「手酷くやられた、と義兄さんが…それも三人がかりで」
クラブA→クラブ+「今はどうも、戦える相手を探しているとか…」

431 :森崎名無しさん:2012/04/28(土) 02:17:19 ID:???
情報源は義兄さんのお話→ ダイヤQ

432 :森崎名無しさん:2012/04/28(土) 02:32:02 ID:???
ハートやスペードとの違いはなんなんですか?

433 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/28(土) 02:34:25 ID:???
>>432
ダイヤ→名護との関係が特に悪い状態
ハート→草加との関係が特に悪い状態
スペード→右京との関係が特に悪い状態
クラブ→フラット状態

となって出現します。
また、クラブ>スペード>ハート>ダイヤの順で戦闘力が向上します。

434 :森崎名無しさん:2012/04/28(土) 02:35:09 ID:???
もしかして現サッカー部とOBの仲は悪いってことになったのか?

435 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/28(土) 02:42:56 ID:???
>>434
名護
「そもそも、私が招集をかけた所で来る様な先輩が居るのかが疑問ですね」
伊藤
「キチガイばっかりだからな」

チャ・ザ神
「(人の事言えませんねぇこの人達は…たまげたなぁ)」

今日はここまで。
うーんGWも休みが無いゾ…(絶望)

436 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:27:33 ID:???
情報源は義兄さんのお話→ ダイヤQ

ダイヤ→「名護さんが襲われて、義兄さんと草加さんの三人がかりで倒したとか」
--------------------------------------

「なんでも、道端で名護さんが襲われたらしくて……
 三人がかりで、どうにか追い返した相手がその浅倉と言う人だとか…」

君代
「お、襲われ……?」


「曰く、『イライラしたからやった』そうですが……」

君代
「あ、うぇ…?」

イライラしたから人に襲い掛かるような人間。
そんなのが、サッカーするのか……?


「残念な事に、サッカーの実力もあるそうです…
 例によって例の如く、体力任せのラフな物のようですが…」

437 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:31:49 ID:???
君代
「あぁ……」

本当に残念な事実であった。


「……あ、そろそろ門限ですね。
 すいません君代さん、私はここで帰らせて頂きます」

何時の間にか来ていた伝票を取り、風華が席を立つ。

君代
「あっ、御代は二人で…」


「いいですよ、誘ったのは私ですから。
 大丈夫ですよ、私お金はそれなりに溜め込んでいるので。
 また明日逢いましょう、命さん」

と言い、勝手に代金を支払って去って行ってしまったのだった……。

438 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:35:04 ID:???
君代
「なんだか、橘さんに悪い事をしてしまいましたね…」

チャ・ザ神
「(本人が払ってしまったのですから、そんなに気に病む事は無いでしょう。
 あまり気になるならば、次は命が奢れば良いのです)」

君代
「そうですね、そうしましょう。
 …それにしても、浅倉…さん、ですか…はぁ」

チャ・ザ神
「(ただでさえ厄介な話が、より厄介になりそうですね)」

君代
「頭の痛い話です……」

浅倉 威……
諏訪社中のOB、現サッカー部のOB…
そして、札付きの不良でもある男が居るのは事実であった…

橘 右京と橘 風華は義兄妹であり、風華さんは義兄・右京を越えようとしている事。
また、右京の反則の正体が見えたのも収穫だろうか…。

439 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:39:10 ID:???
帰宅の路につく命ちゃん(とチャ・ザ神様)。

君代
「何と言うか……
 世の中って恐ろしいと思いました」

チャ・ザ神
「(小学生並の感想ですね、命……)」

君代
「東京に居た頃では、全然わからない様なことばかりですね……
 私、ここに来て成長したと思いますよ…色々と」

チャ・ザ神
「(胸も成長していますね)」

君代
「せ、セクハラぁ!」

チャ・ザ神
「(どうせなら、もっと触りがいのある胸に育って下さいね命)」

【7月前半、学校パートを終了します】

440 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:50:01 ID:???
【中学一年生】 【7月前半】【休日】 【残り神力:61】
---------------------------------------------
ミーン ミーン ミーン ミーン……

君代
「あつい……」

もう夏も真っ盛り。
お勤めを朝早く終わらせた命ちゃんは、扇風機の前で冷やしたお茶を飲み涼んでいた。
朝だと言うのに日は強く照りつけ、命ちゃんから容赦無く水分を汗として奪っていく。

暑さは命ちゃんから服を奪い取り、ホットパンツにタンクトップと言うラフすぎる服装だ。

チャ・ザ神
「(命、タンクトップでそんな格好だと膨らみかけの胸が見えますよ。
 ああ、まったく…桜色のぽっちまで丸見えに)」

君代
「うぅっ……
 いいじゃないですか少しは……ここは私の家なんですし」

チャ・ザ神
「(見ても良いのでしたら喜んで見ますが……怒るでしょう、命は)」

441 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:51:09 ID:???
君代
「怒るに決まっているじゃないですか……」

チャ・ザ神
「(ですよねぇ……
 いえ、逆に見られても良いと言われると見たくなくなるのですが…)」

君代
「……。
 さて、休憩終わり…と。何しましょうかね」
---------------------------------------------------
どうしますか?

A 休みでも部活はやってる、【諏訪社中学校】に行こう!
B 今日は【神事】と行こう!
C そうだ【御守作成】をしよう。
D よし、諏訪温泉に行こう!
E 【南諏訪浜中学校】に行ってまた練習しよう。
F 鎌瀬 一さんに連絡してみよう。
(IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)

!注釈を出すまで投票はお待ちください!

442 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 01:54:05 ID:???
!注釈!
仁科 美月→A D E に誘えます
有栖 桃子→A D E に誘えます
橘 風華→  A D E に誘えます
有栖 涼→  A D E に誘えます
菱形 咲夜→A E   に誘えます
剣立 一馬→A     に誘えます
神戸&涌井→A     に誘えます
鎌瀬 一→ F      に誘えます

投票例
【仁科 美月】と【有栖 桃子】をAに誘いたい場合は
A 美月・有栖   …と、そんな感じにお書きください。

443 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/29(日) 02:22:46 ID:???
今日はここまで。

SB○川
「マトモな時間に更新できなくて謝謝」

444 :森崎名無しさん:2012/04/29(日) 09:39:07 ID:YjE9d4qc
B

445 :森崎名無しさん:2012/04/29(日) 22:09:41 ID:???
未定age

446 :森崎名無しさん:2012/04/29(日) 22:20:39 ID:22RWFne+
B

447 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/30(月) 00:40:05 ID:???
B 今日は【神事】と行こう!
--------------------------------------
君代
「なんとなくですけど、暫く神事をする余裕が無くなりそうですし……
 今の内に力を貯めて置きましょうか、チャ・ザ様」

チャ・ザ神
「(力を使って、怪我を回避する御守も作れますからね……
 今やって損は無いでしょう。……バッドエンドも見えますしね)」

君代
「ふ、不吉な事を仰りますね」
--------------------------------------
先着3名様で
★サッカーの実力がやばい命ちゃん→(! card)★
★割と元気だ、チャ・ザ様→(! card)★
★来客だ→(! dice)★

【補足・補正】
命の絵柄が【ダイヤ】の際、【オカルト知識】の効果で【+2】されます。
チャ・ザ様と命ちゃんの絵柄・数値が一致すると、追加で【+3】されます。
全ての判定合計値が、神力に加算されます。

448 :森崎名無しさん:2012/04/30(月) 00:46:23 ID:???
★サッカーの実力がやばい命ちゃん→( スペード10 )★


449 :森崎名無しさん:2012/04/30(月) 00:47:36 ID:???
★割と元気だ、チャ・ザ様→( ハートJ )★

450 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/30(月) 00:53:48 ID:???
何でこの人たちは神事に異様に強いんですかね(驚愕)

451 :森崎名無しさん:2012/04/30(月) 00:57:50 ID:???
★来客だ→( 1 )★

452 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/04/30(月) 01:13:41 ID:???
+22で今日はここまで。
恐らく4/30は休載します。

453 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/01(火) 17:41:34 ID:???
【中学一年生】 【7月前半】【休日】 【残り神力:83】
---------------------------------------------
★サッカーの実力がやばい命ちゃん→( スペード10 )★
★割と元気だ、チャ・ザ様→( ハートJ )★
★来客だ→( 1 )★

合計値:22!
---------------------------------------------
君代
「ん、ア、あ、あ、あああ、ああああああーッ!!!」

…甲高い嬌声と共に集中に入った命は、また意識を飛ばし…
意識が帰ってきて、また白無垢が汗まみれで張り付いた不快感を感じた。

チャ・ザ神
「(おはようございます、命。
 …しかし、ここの暑さは殺人的ですね…締め切りにした上に
 命の汗が揮発して、高温度・高湿度で人間にはサウナのようでしょうね)」

君代
「そ…そう思うのでしたら、早く外に……」

チャ・ザ神
「(脱水症状ですね、早く水を飲みましょう)」

454 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/01(火) 17:42:34 ID:???
密閉された室内で、汗が蒸発した結果サウナと化した社。
ふらふらになりながら、何とか脱出。

手早く水を汲み、ごくごく。

君代
「んぐんぐ……生き返りますぅぅ……」

チャ・ザ神
「(命、口の端から水がこぼれていますよ……)」

君代
「あー……」

ぺろぺろ、とさくらんぼ色の舌を伸ばして舐め取る命ちゃん。
無邪気な仕草だが、色々と淫猥であった。

チャ・ザ神
「(これだから命は……)」

君代
「なんですか?」

455 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/01(火) 17:44:16 ID:???
チャ・ザ神
「(なんでもありませんよ。
 …さ、さぁ命シャワーを浴びましょう。汗まみれですからね)」

君代
「んー…そうですね、実際気持ち悪いですし…
 シャワーを浴びて、明日の予習をしましょう……」

ぺったりと体に張り付いた下着を触り、うえっと声をあげる。

チャ・ザ神
「(しっかりと髪の手入れもするのですよ、命)」

君代
「んー……面倒くさいんですけどね」

チャ・ザ神
「(また手櫛が通らなくなっても、知りませんよ命)」

君代
「……そうですね」

System
【7月前半 休日】が終了しました。 

456 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/01(火) 17:46:15 ID:???
一旦ここまで。

なお7月後半 学校パートにて…
名護さんに呼び出されるイベントが発生します。

457 :森崎名無しさん:2012/05/02(水) 01:32:04 ID:???
乙です

458 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/03(木) 01:27:07 ID:???
【中学一年生】 【7月後半】【学校】 【残り神力:83】
---------------------------------------------
【イベント発生!!
 イベント名:vs諏訪社中サッカー部 その1】

学校に着いた命ちゃん。
そこにすっ飛んでくる、美月ちゃん。

美月
「みぃぃ!
 命おねーちゃん、何やったのです!?」

君代
「え…と、特に何もして無いですよ。昨日はずっと家に居ましたし」

嘘は言っていない。
そうしている所に、風華さんもやってくる。


「命さん、生徒会副委員長……
 あ、えっと…"名護 啓介"さんに昼休みに呼び出しを受けてますよ」

君代
「え……?」

459 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/03(木) 01:29:09 ID:???
美月
「本当なのです、掲示板にあるのですよ」

君代
「……急ぎましょう」

急ぎ、連絡掲示板へと向かう。
…すると、わら半紙にはこう書いてあった。

『オカルト研究会、部昇格について会長の有栖 桃子は放課後、速やかに生徒会室に来る事。
 サッカー愛好会について、会長である君代 命は昼休み時に生徒会室に来る事

 諏訪社中学校生徒会 会長代行兼副会長 名護 啓介』

チャ・ザ神
「(ほげっ……
 意味深な時間のズレですねぇ……)」

君代
「あぁこれは…呼び出しですねぇ……」


「それも、ご丁寧に名指しの呼び出しですよ……」

460 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/03(木) 01:30:09 ID:???
オカルト研究会が、オカルト研究部になるのはしっかりと明記されている。
…しかし、新しいサッカー愛好会がどうなると言う事は一切触れられていない。

規則的には、人数はキッチリ揃っているはずだが……(それがオカルト研究会と大半被っていても)。

君代
「行かなきゃ…まずいですよねぇ?」


「行かないと、どんな難癖を付けられるか解りませんよ命さん」

美月
「みぃぃ……
 こわいのなら、ついてくのです!」


「そうですね……
 "一人で来い"とは書かれていません、補佐をつけていけない理由がありません」

君代
「うぅぅ…でも、そうか……
 何も一人で行く必要も無い……んですかね」

461 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/03(木) 01:32:09 ID:???
命が唸っていると、教室から担任の声が聞こえてくる。

間東
「オイ君代、ホームルーム始めるぞぉ!」

君代
「あぅ……仕方ありません、とにかくお昼休みまで考えます!」


「そうですね、良く考えるべきです」

美月
「みぃ!」

チャ・ザ神
「(しかし、直接的な方法で呼び出しを掛けた物ですね…
 不意打ちしないだけ紳士的と言う所でしょうか?)」

君代
「(…そうですかねぇ……?)」

………そうして、昼休みまで授業をこなし…
その間、ほぼ授業は頭に入らず(ノートは取った)に居た命ちゃんが出した結論は…?

462 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/03(木) 01:35:54 ID:???
どうしますか?
------------------------------
A 一人で行く
B 人を呼ぶ(注釈にある人物を呼べます)

!注釈!
仁科 美月
有栖 桃子
橘 風華
有栖 涼
有栖 菜々子
菱形 咲夜
剣立 一馬
神戸&涌井

同じ条件の投票が二つ出た選択肢で続行します。

463 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/03(木) 01:37:29 ID:???
今日はここまで

464 :森崎名無しさん:2012/05/03(木) 01:38:47 ID:???
あずみ 「乙でした」

465 :森崎名無しさん:2012/05/03(木) 12:00:11 ID:FWFCrvJ+
B
仁科 美月
橘 風華

多すぎてもいけなさそうだし、とりあえずこの二人で。

466 :森崎名無しさん:2012/05/03(木) 13:19:37 ID:yPXXsAec
B
仁科 美月
橘 風華

467 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/05(土) 23:29:29 ID:???
本日休業とさせていただきます

468 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:07:20 ID:???
仁科 美月
橘 風華
---------------------------------------
心配して、休み時間の度にすりすりとくっ付いて来る仁科 美月。
幾ら言っても心配するので、ついて行かせる事にした。

足の速さは確認しており、逃げ足に関しては心配ない。

美月
「みぃ♪」

二人目は―――
今の所最も仲が良く、かつ武術に通じている彼女だった。

君代
「と言う事なので、付いて来て頂けませんか……?」


「昼休みですよね、構いませんよ。
 正直呼んで下さるのを待っていましたよ、命さん」

少なくとも、これで一方的に闇に葬られる事は無いだろう。
そう言った面子であり、かつ情緒的にも比較的安定している二人だ。
有栖三姉妹はいずれも常識面に欠けるか、あるいは激情を持っている。

469 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:08:32 ID:???
陸上部の二人も情緒面、また立場的によろしく無く……
野球部の二人は流石に呼ぶに値せず、シスターズは居なくても同じだろう。
消去法染みた理由だが、この二人が最適だった。

君代
「と言う事で、呼びませんでした」

有栖
「……そうね、妙な事を要求されたら…私自身を抑えきる自信が無いわ」

菜々子
「う〜ん……私は既に、彼らの事大嫌いですし〜…合わないかもしれないわねぇ」


「姉方様と同じくであります」

剣立
「脅えるんじゃないぞ、負けるな」

菱形
「仲間を信じるのよ、貴女には私達が居る」

君代
「ええ……では、行って来ます!」

470 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:10:34 ID:???
やって来た、生徒会室前。
真新しい、木製の引き戸が命たちを威嚇する。

君代
「……生徒会室の前が、ここまで圧迫感を持つとは…」

美月
「み、みぃ…」


「立っていてもどうしようもないんですけれどね…
 やはり、入りづらい雰囲気です」

声の一つも聞こえない事は、静謐な雰囲気で無く不気味さを演出していた。
さながら、魔王の待つ部屋だ。

君代
「…えーと、風華さんは何で袴姿なんですか?」

剣術部で着ていた、袴姿が風華さんの姿だった。
さらには木刀が入っているであろう、布袋も携帯していた。

471 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:12:00 ID:???

「もしも義兄さんが、本気で来たら素手では一瞬で昏倒されます。
 これがあれば、30秒はもたせますよ」

君代
「(あぁ…もう喧嘩前提なんですね……)」

チャ・ザ神
「(命、最悪の場合は私の力を使ってください。
 一時的に視力を失わせる程度の光なら出せます)」

君代
「(神力は消費したくないんですけれどねぇ……)」

しかし、離脱方法としては悪くない。
誰も傷つけず、逃げる事だけが可能だ。

君代
「開けますよ!」


「ええ、どうぞ」

美月
「みぃ!」

472 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:14:52 ID:???
トントン。
軽く扉をノックし、「入りなさい」と返答があった事を確認して中へ入る。
……そこには…。

名護
「……おや。
 私は一人しか名前を書いたつもりはなったのですが…」

"正義"名護 啓介。

右京
「風華、か……く、く」

"断華右京"橘 右京。

伊藤
「一人でも良かったのに……なぁ。
 しかし……へっへっ、へっ」

"卑劣色魔"伊藤 誠。

この三人が揃っていた。
いずれも負けず劣らぬ畜生である。

473 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:15:55 ID:???

「むぅぅ……!」

部屋に入るなり、風華さんが伊藤 誠を強く睨みつける。

伊藤
「…うん?
 あぁ、右京の"イモウト"か…また、されに来たのかよ?」


「くっ、この色魔!
 あの屈辱、忘れていませんよ!」

伊藤
「俺も忘れてねーぜ、へっへっ」

……残念な事に、この二人には因縁があったらしい。
一触即発、となろう場面で……。

名護
「やめなさい、時間の無駄です。
 ……さて、君代 命…新しいサッカー愛好会、人員が揃っている今…
 顧問は後付でいいとして、部としての承認をされれば断れる理由が特に無い」

474 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:17:45 ID:???
…真面目な話を始める、名護 啓介。
右京が懐に手を入れ、その挙動に美月と風華が警戒した場面に相応しい言葉で無い。

君代
「…意外でしたね、
 てっきりもっと高圧的に"受諾出来ない"と来るかと思いましたが?」

名護
「ルールは守る主義だ」

君代
「(抜け抜けと……!)」

鎌瀬 一の破壊未遂……
更にクロコダインの破壊、どちらも目の前の男が指示した事だ。
その事が根底にある命は、早速頭に血が上りトゲのある問答をしてしまう。

名護
「ルールはルールだ。
 ……しかし、問題がある…受諾できる、出来ないの外にこの問題はある」

君代
「問題ですか。どんな問題ですか?」

475 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:38:03 ID:???
名護
「ええ。
 一言で言えば"金銭"問題です……
 学校から回せる部費は、こうなっています。

 見て解るように、サッカー部を二つ抱えられるような予算は出ない、出せないのです」

ばさ、と放られた用紙を見れば確かに予算は少ない。
タダでさえ少ない予算を、二分割してしまってはサッカー部の維持は難しいだろう。

伊藤
「部費として部員から多額の徴収をかけりゃ大丈夫だけどね。
 でも、現実的じゃないでしょ」

君代
「まぁ、一理、ありますか……」

名護
「そこで提案です。
 現サッカー部との吸収合併を私は提案しましょう」

君代
「却下です!」

伊藤
「知ってた」

476 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:40:46 ID:???
合併はありえない。
サッカーをさせる気なんて、さらさら無いだろう。

名護
「では……仕方ありませんか。
 昇格を拒否する為の文章に、サインか拇印を……して貰いましょうか」

ガタンッ。

右京
「ク…ク、ク。
 10代の女子の肉は…叩き甲斐が、あるから…な……」

伊藤
「げ、キズモノにする気かよ…」

白い手袋を填める名護、懐から伸縮する棒を引き抜く右京。
すかさず美月が大きく飛び退き出口を押さえ、風華さんが木刀を抜く。

君代
「く……とことんまで…!」

とことんまで外道な。
知っていたとは言え、外道だった。

477 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:43:28 ID:???
名護
「……と、行こうと思っていましたが――」

右京
「……む、ん?」


「……」 ジリ…

名護
「一年、それも女性に力付くと言うのも良くない。
 そこで、次の案を提案しましょう……」

君代
「提案、ですか……」

名護
「ええ。
 ……新学期が始まる、【一月前半 休日】に…
 非公式で、試合をし…勝者が、正式なサッカー部を名乗ると言う物です」

君代
「……?」

話だけ聞けば、平等な話では無いか。
しかし、次の風華の質問で命、美月の表情が凍りつく。

478 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:52:16 ID:???

「……それで、私達が負けたら何をさせるつもりですか?」

名護
「サッカー部に編入して貰います。
 それも、"マネージャー、兼任選手"……と言う肩書きで、ですが」

君代
「……!?」

美月
「みぃっ!?

伊藤
「へぇ……いいじゃないか。
 そっちが勝ったらそっちが正式なサッカー部、俺達が勝ったら君達は俺らの物。
 解りやすいじゃん」


「下衆な……!」

負けたら、完全にアウトだ。
選手としては当然、女としてもアウトかもしれない。

名護
「今現在、正式な部活であるのはこちらだ。
 非公式とは言え、校庭を試合で使用する許可の手配等々…
 必要な事はこちらで全てしましょう。真っ向勝負で、決めるのがいいでしょう?」

479 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 02:57:00 ID:???
名護
「試合は中学サッカールールと同等。
 交代枠は無限、試合時間は前後半30分30分の一時間。
 延長は前後半15分でゴールデンゴール方式、それでも決まらない場合はPK戦……

 どうです、真っ当でしょう」

試合をする為の手続き、段取りは名護自らが買って出ると言う。
……負けた時の条件は過酷だが、勝負その物は真っ当なものだった。
 

「……試合場所の手配から、何から何までして下さるんですか?」

名護
「ええ。
 抜かりなく、段取りは付けましょう……」

伊藤
「ああ、しっかりと試合させてやるよ」


「…だ、そうですが……どうしますか、命さん?」

君代
「むむ……」

480 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/07(月) 03:01:41 ID:???
平等に見える条件。
それに対して命は……。
--------------------------------------
どうしますか?(交渉時間:残り3回)

A 「わかりました、お受けしましょう」 快諾 *要三票*
B 「条件は飲みますが、負けた時…私に全てを負わせてください」
C 「試合参加資格を決めましょう、現在諏訪社中に在籍している生徒と」
D 「どうせです、公開試合にしましょうよ」 衆人監視を追加!
E 「時期は1月の初めで無いとダメですか?」
F 何の為の幸運と商業の神だ、この取引が公平か奇跡で読む!
  (カード二枚分神力消費)
G それ以外(内容も沿えて、どうぞ)

(IDの解る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します。)

481 :森崎名無しさん:2012/05/07(月) 05:33:33 ID:GW7zDofI
F
審判が相手の準備している人間だったら危険そうだし、
ほかにもいろいろ有りそうだからここは読ましてもらおう。

482 :森崎名無しさん:2012/05/07(月) 06:41:50 ID:wR82+o3c
F

483 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/08(火) 10:47:37 ID:???
更新出来なかった( ;´。 `;)

先着一名様で
★ガード・トレーディングの消費神力→! card+! card★

をお願いします。


484 :森崎名無しさん:2012/05/08(火) 10:55:20 ID:???
★ガード・トレーディングの消費神力→ ハートA + スペードQ

485 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/09(水) 02:12:40 ID:???
★ガード・トレーディングの消費神力→ ハートA + スペードQ ★
13点消費!!
----------------------------------------------------
【中学一年生】 【7月後半】【学校】 【残り神力:70】
---------------------------------------------
君代
「(チャ・ザ様、あれは…使えますか!?)」

チャ・ザ神
「(いけますよ命、今回に関してはいけます!
 ……橘 風華から力らしき物が入って来ます、これなら!)」

君代
「(えっ、なんですかそれは……)」

チャ・ザ神
「(原理は全く不明ですが、詠唱を!)」

風華さんから、力らしきものが流れ込んで来る今なら奇跡を行使出来る。
その為の呪文(神聖語、会話に使う事は実際難しい)を、脳裏に流し込まれる。

君代
「くっ……!
(商業の神チャ・ザ様、私の声に答えて量れ!
 公平を量る天秤よ、来たれ!

486 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/05/09(水) 02:14:53 ID:???
 「(ガード・トレーディング―――!)」

小声で詠唱した結果が、脳裏に一斉に流れ込む。

会場、試合環境の一括管理
→審判が買収されている恐れがあり、不公平!

人数制限なし
→非主力選手は幾らでも黄札を受けられる。反則し放題に。不公平!

他校の人間が参加可能
→引っ越して来たばかりの命、また一年主体のチームに不利に働く。不公平!

非公開
→反則を厭わない相手にプレースタイルに有利に働く。不公平!

勝った時、負けた時の条件
→勝っても負けても、条件は同じく「正式なサッカー部を名乗れない」事。
 負けても部活に顔を出さない事は自由意志の為。平等。

非公開である事
→プレースタイルの違いで不利。体面を気にしなくて済む為に不公平!

日時
→平等と言える。

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