キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【冥府への扉】森崎の聖戦13【大解放】

1 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/04/01(日) 23:16:10 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』の世界に
迷い込んだ森崎が、シグルド達とともに戦っていくことになりました。

基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったりして
ランダムに進行していくこともあります。

過去スレはこちらからどうぞ。管理人様に感謝です。↓
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/89.html


・現在のあらすじ
 緑の悪魔マナマナ
 翼株暴落中
 シグルド株暴落中
 合体不能
 新漆黒戦記バーローW


514 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 12:59:25 ID:???
J 漆黒の騎士について話題を振る

アイラ「最後まで謎だったわね。いったい何者なのかしら?」

森崎「さあ…」

結局、彼は戻ってこなかった。
賞金首に倒されてしまったのだろうか? それとも…

☆どうしますか?

A 貸した金が…金だけでもなんとか取り戻せねえかなあ?
B あいつの持っていた剣、すごかったよな
C なんか鼻歌うたってたよな。たしか…こんな感じだったっけ?
D なあ、俺とあいつ…どっちが強いと思う?
E その他、何かあれば明記してください。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

515 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 13:10:50 ID:+V6sFUO+
B

516 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 13:11:54 ID:MAszrSo+
B

517 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 13:50:08 ID:???
B あいつの持っていた剣、すごかったよな

彼本人や、貸した金のことも気にかかる。しかし…

森崎「あんな剣見たことあるか? アイラ」

アイラ「ううん。間違いなく一品ものね。重量はありそうだけど…もしかしたら、遠距離攻撃も可能かも」

森崎「えっ、剣でか? 投げるのか??」

アイラ「そうじゃなくて…実際に見たことはないけど。剣圧で空気を切り裂き、衝撃を与える。
   そんな剣も、存在すると聞いているわ」

アイラさんの剣知識→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ それとは違うけど…遠くを攻撃できる剣の噂を、聞いたことがあるわ
ハート、スペード→ でも、バルムンク…イザークの神剣には、及ばないわね
クラブ→ もっとも、投げて攻撃する剣もあるらしいけれど
JOKER→ 漆黒の騎士「呼んだか?」 黄川人「やあ」

518 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 13:50:41 ID:???
アイラさんの剣知識→ クラブ9

519 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 14:13:48 ID:???
投げる…?
エタルドは…違うか。何だろう?

520 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 14:36:43 ID:???
クラブ→ もっとも、投げて攻撃する剣もあるらしいけれど

森崎「…マジか?」

アイラ「ええと、名前だけは聞いたことがあるわ。レ…レ…レン…なんだっけ?」

森崎「レン?」

アイラ「…思いだしたわ! アマツ! そう、アマツよ!!」

森崎「ずっころびーん! レもンも入ってねえじゃねえか!! で、その剣はどこにあるんだ?」

アイラ「何でも、遠距離攻撃できる代わりに色々なものを失ってしまったとかで
   現在には伝わってないんだとか…詳しくは知らないけど、威力とか命中のことかしら?」

森崎「なるほど。使い物にならねえってことか? それじゃ、わざわざ探す必要もねえか…」

※剣「アマツ」の情報を入手しましたが、現状では役立ちそうもありません。
※アイラとの愛情度がちょっぴり上昇しました。

追加イベント→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ レックスとティルテュ
ハート→ レックスとデューとオイフェ
スペード→ ハズレ
クラブ→ ディアドラとホリン
JOKER→ しっこくと黄川人

521 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 14:37:39 ID:???
追加イベント→ ダイヤ10

522 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 14:48:51 ID:???
良男から女でもホイホイ喰っちまう男になったりしてw

523 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 15:06:09 ID:???
エリートスキルは貴重だし、むしろそうなって欲しいんだけどねw

524 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 15:33:23 ID:???
まあうん、共通の友人がいるし悪くはならないと思うが・・・

525 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 15:36:34 ID:???
ダイヤ→ レックスとティルテュ

ティルテュ「レックスげんきー? 今日も、いいおとこしてるー?」

レックス「ああ、俺はいつもビンビンだぜ。ティルは…いまいちってところかい?」

ティルテュ「あー、やっぱわかる? そうなんだ。ちょっとね…」

レックス「ふむ…」

うほっ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ 森崎のことが、気になるんだろう?
ハート→ エスニャのことが心配なのか?
スペード→ 家出の目的は、達したのか?
クラブ→ お互い、実家がな…
JOKER→ やらないか

526 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 15:37:46 ID:???
うほっ→ ダイヤ5

527 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 16:06:29 ID:???
ダイヤ→ 森崎のことが、気になるんだろう?

ティルテュ「やっぱわかるかー。そうだよねー、ばればれだよね」

レックス「当の相手は全く気付いていないようだがな。幸か不幸か。
    で、どうするつもりだ? 分の悪い勝負だが」

少し間を置いて、ティルテュが答える。

ティルテュ「わかんない。あたし、どうすればいいんだろう」

レックス「……」

おとこのアドバイス→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ 俺はかまわんと思うがな。だが…
ハート、スペード→ 他に気になる奴は、いないのか?
クラブ→ 女は度胸! 当たって砕けてみるもんさ
クラブA→ 本気なら…まずは、ライバルを潰さんとな。その覚悟はあるか?
JOKER→ すまんな。森崎は俺が頂く

528 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:07:39 ID:???
おとこのアドバイス→ スペード4

529 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:09:04 ID:???
JOKERw

530 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:12:55 ID:???
順当に行くならやっぱアゼルかな?
まだ登場してないブラギの杖持ちはここだとあの見た目だし性別がどっちになるかわからんしw

531 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 16:15:26 ID:???
ぎくっ
==============================================
ハート、スペード→ 他に気になる奴は、いないのか?

恋の病の特効薬。
経験豊富なレックスにとっての、それは…

ティルテュ「……他、かあ」

きらきらダイヤモンド→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ そもそも、家出してきたのって…
ハート→ …アゼル、かな
スペード→ 一番ありえるのは…目の前にいる人、かなあ? あはは
クラブ→ そんなの、いないよ…
クラブA→ …兄貴は絶対、ヒルダには渡さない!!
JOKER→ エ…エスニャ? きゃーっ、言っちゃった!! どうしよー!!

532 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:16:28 ID:???
きらきらダイヤモンド→ ダイヤQ

533 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 16:30:31 ID:???
ダイヤ→ そもそも、家出してきたのって…

ティルテュ「気になる人が、いたからなんだよね。追いかけるつもりだったんだ」

レックス「ほう、それは初耳だな」

ティルテュ「それが…エスニャがついてきちゃったり、サッカー楽しそうだったり。
     いつのまにか、目的を忘れちゃってた。あたし、バカだし」

レックス「悪いことではないだろう。諸国を回り、見聞を広める。
    城にこもっているだけでは、できないことばかりだぜ。…それで、その相手ってのは?」

ティルテュ「誰にも言わないでよー? …エッダの、クロード神父」

レックス「ほう…」

まさかいきなりはないよね→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ じゃあ、俺とティル。どっちが先に落とせるか、勝負だな
ハート→ なるほど。ティルにはお似合いかもしれねえな…
スペード→ いや、確かクロード殿は…
クラブ→ 森崎より望みが無さそうだな。こりゃだめか
クラブA→ 残念だったな。クロード殿は俺と同じ属性だ
JOKER→ クロード殿は女性だ。分かっててて言ってるのか?

534 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:30:50 ID:???
まさかいきなりはないよね→ スペードJ

535 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 16:47:50 ID:???
スペード→ いや、確かクロード殿は…

レックス「生涯、妻を娶るつもりはない。そんなことを言っていたな」

ティルテュ「えええーっ?! そんなの初耳だよ! それに、クロード様ってエッダの当主だよ!
     ご兄弟もいないみたいだし、後継ぎどうするの〜?」

レックス「さあな。側近たちが連日のように説得しているそうだが…理由は不明だ。
     そうだ、クロード殿にそのあたりの話を聞いておいてくれないか? これはエッダだけじゃねえ、
     グランベル全体の問題だ。ヤりたくないだけでは済まされん」

ティルテュ「そうだね。レックスはひとのこと言えないと思うけどね!
      よーし! 会うことができたら、とことん問い詰めてやんよ! クロード様、覚悟ー!」


レックス「…やれやれ、元気は取り戻してくれたか。根本的な解決には程遠いが」

※ティルテュの傷心度が0になりました。
※ティルテュとクロードの友好度が少し上昇しました。
※ティルテュとレックスの友好度が少し上昇しました。

536 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 16:48:50 ID:???
森崎「さて、そろそろいいかな。攻撃を…」

オイフェ「待ってください! 東の空から…ペガサスナイトです! 軍使の旗を掲げていますよ!」

森崎「うわっと、軍使か! 確か、無視して戦闘おっぱじめるとやばいんだっけ?」

オイフェ「はい、国際的な信用を失ってしまいます。まずは迎えましょう」

遠く東の空から舞い来る、2騎の天馬騎士。
そのうち、森崎のところに降りてきたのは…

ペガサスファンタジー→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ、ハート→ ディートバ
スペード、クラブ→ フュリー
JOKER→ ラーナ

537 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:49:26 ID:???
ペガサスファンタジー→ クラブJ

538 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:49:27 ID:???
ペガサスファンタジー→ ハート5

539 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 17:14:58 ID:???
スペード、クラブ→ フュリー

ふわり。

碧色の長髪をはためかせながら、降りてきた天馬騎士は…
レンスターチームにいた、クールな美人だった。

オイフェ「うわー…」

フュリー「ご挨拶するのは初めてですね。私は、シレジア王国の騎士フュリーと申します」

森崎「ああ、覚えてるぜ! なかなかいいドリブルしてたよな。俺が森崎だぜ」

フュリー「恐縮です。さて…このたび、シアルフィとアグスティ、ノディオンの連名で
    停戦の布告が為されました。ただちに、戦闘行為を中止願います」

森崎「へ? 停戦?? なんでまた?」

フュリー「…ここに」

540 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 17:16:35 ID:???
フュリーが一枚の書状を差し出す。
そこには確かに、停戦の約定が書いてある。
署名は…アグスティの項にシャガール。ノディオンの項にエルトシャン。
シアルフィのところには、キュアンとエスリンが代理としてサインをしている。

森崎「ううむ、信じないわけにはいかないか…しかしまた、なんで停戦?」

フュリー「用件は以上です。アンフォニーにも別の者が行っておりますので
    安心して兵をお引きください。それでは…アグスティに戻ります。
    森崎殿も、早いうちにアグスティまでお越しください」

フュリーは用件のみを伝えると、すぐに踵を返し、天馬のもとへ戻ろうとする。

森崎「あ、おい…!」

☆どうしますか? 行動重要度:小

A 呼びとめて、停戦の事情について詳しく聞く
B 呼びとめて、デートに誘う
C 自分も一緒に、アグスティに連れて行ってもらえないか聞く
D レヴィンは一緒じゃないのかと聞いてみる
E 横でぼーっとしているオイフェをどつく
F 素直に戦闘を中止し、アグスティまで徒歩で向かう
G その他、何かあれば明記してください。戦闘の再開はまず不可能でが、投票自体は可能です。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

541 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 17:24:10 ID:9Rj7ATkg


542 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 17:37:55 ID:kj8lFqAs
F

543 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 17:52:43 ID:Eht7oprs
F

544 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 18:28:11 ID:???
F 素直に戦闘を中止し、アグスティまで徒歩で向かう

森崎「仕方ねえ、向かうか…って、あれ? ここからアグスティって…まさか」

フュリー「ああ、申しおくれました。停戦中ですので、北アグストリアを含めたアグスティ領は
    全て通行可能です。北回りならば、街道を進んでもさほど遠回りにはなりません」

森崎「そうか。あーよかった、超遠回りしなけりゃならんのかと思ったぜ。さて…」

☆どのルートでアグスティに向かいますか?

A 北回りルート
 特にイベントは発生しません。会談には確実に間に合います。
B 南回りルート
 ノディオンを経由するので、グラーニェに会う機会があります。シグルドには会えません。
 会談に間に合う確率は1/2程度です。
C 山越えルート
 開拓村を経由します。いろいろイベントが起きるかもしれません。
 イベントの内容にもよりますが、会談に間に合う確率はかなり低いです。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

545 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 18:33:00 ID:wTWVsaWc
A

546 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 18:33:04 ID:9Rj7ATkg
A

547 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 19:14:43 ID:???
A 北回りルート

森崎「さすがにここでわざわざ遠回りはねえな。よし、戦いはおしまいだ! いくぞ、みんな」

レックス「終わったか。しかし…ヤられちまったモノも、大きかったな」
アイラ「ええ…」
デュー「ふいー、生き残ったけど…結局、オイラぜんぜん役に立てなかったよ」
ティルテュ「なんか消化不良〜」
ホリン「よし、戻ったら改めてコンビ結成式だ!」
ディアドラ「うん。このアグストリアを…笑いで満たすの!」
オイフェ「フュリーさん…」

こうして、アグストリアの動乱は一旦の幕を閉じ…舞台は、アグスティに移る。

※アンフォニーと停戦しました。特に人気変動はありません。

548 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 19:19:08 ID:???
〜アグスティ城下 宿舎〜

森崎「というわけで早くも到着だぜ。とりあえず宿に個室をあてがわれたが…これからどうなるんだ?
  シグルドやアイラ、他の仲間たちも、どこかしらの宿に振り分けられているみたいだな。
  当面このままということは無いと思うが…ん?」

こんこん…

ラケシス「森崎さん、少しよろしいでしょうか…?」

森崎「お、姫さんか? いいぜ、入ってくれよ」

森崎の返事を待って、ラケシスが森崎の部屋へと入る。

森崎「まあ座りなって。で、どうしたんだ一人で?」

ラケシス「はい、実は…」

549 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 19:21:01 ID:???
森崎「会談?」

ラケシス「はい。このアグスティで明日、シグルド様、エルト兄様とシャガール陛下が
    会談を行うそうなんです」

森崎「へえ…そういや、エルトシャンも無事だったんだってな。よかったぜ。
   で、何を話すんだ? 和平交渉か?」

ラケシス「…そうなれば、よいのですが。とても、そうなるとは」

森崎「だよな。どう考えたって不自然だよな…」

ラケシス「そこで森崎さんにお願いがあるんです。私も会談に出席できるように、
     口をきいていただけませんか?」

森崎「へ? 姫さんは呼ばれてないのか?」

ラケシス「はい。自分が居たところでどうにかなるわけではありませんが…
     どうしても、この国の行く末を、この目で確かめたいのです!」

語尾を強く結ぶラケシス。彼女の目は、本気だ。

550 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 19:22:18 ID:???
森崎「話はわかったが、どうして俺に? エルトシャンに直接頼めばいいだろう?」

ラケシス「それが…会えなかったんです。ノディオン公邸にずっと、こもっていられる様子で…
     門前払いをくらってしまいました」

森崎「門前払い?? そういうことをする奴には見えなかったがなあ…王妃さんも一緒か?」

グラーニェの話が出た瞬間、ラケシスの顔が曇る。

ラケシス「お義姉様は、ノディオンに帰ってしまわれたそうです。…なんでも、病気が再発したとか」

森崎「はあ? なんだ、まだ治ってないのに嘘ついてたのか、あの王妃さんは?」

ラケシス「違います。お義姉様の病気は、とっくに治っています。病気というのは絶対に嘘です!」

森崎「え? じゃあなんで仮病なんか使ってるんだよ…」

ラケシス「そ、それは…」

551 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 19:24:45 ID:???
ラケシスが少し下を向く。
嘘を言っている目ではない。おそらく彼女にも、事情が分からないのだろう。

ならば、彼女を追及しても仕方がない。

森崎「そうだなあ…俺を頼ってくれるのはうれしいが…」

☆どうしますか? 行動重要度:中

A ラケシスが会談に出られるように口添えする。
B ラケシスと森崎が会談に出られるように口添えする。
C 会談に出ることをあきらめるように説得する
D それよりグラーニェのほうが心配だ。様子を見に行くように言う。
E A+報酬としてお金を要求する
F B+報酬としてお金を要求する
G 口添えの話はやんわりと断り、余計なことは言わないでおく。

2票一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

552 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 19:35:21 ID:kPtSG0Xw


553 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 19:43:30 ID:Eht7oprs
B

554 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 20:02:27 ID:???
B ラケシスと森崎が会談に出られるように口添えする。

森崎「わかったぜ。姫さんの話を聞いてたら、俺もその会談に出てきたくなってきたしな」

ラケシス「はい、ありがとうございます! 一緒に参加しましょう!」

森崎「まあ待てって。まずは誰かに頼んで、出席させてもらえるようにしないとな。
  出席者に誰かに頼むのが筋だろうが…結局、誰が出るんだ?」

ラケシス「ええと、シグルド様とエルト兄様、シャガール陛下は当然として…
     レンスターのキュアン様。あと…アンフォニー公王のマクベス…様も、確実に」

マクベスの名を口にするとき、露骨に嫌そうな色を見せつつも…なんとか、「様」をつける。

森崎「ふーむ。それだけか?」

出席者→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤJ以上→ エーディン
ハートJ以上→ ジャムカ
スペードJ以上→ レヴィン
クラブJ以上→ クリフォード
クラブA→ ディアドラ
JOKER→ ティルテュ
それ以外→ とくに追加なし

555 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 20:03:04 ID:???
出席者→ ダイヤA

556 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 20:35:51 ID:JcCnGXqM
惜しかった

557 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 21:03:19 ID:???
それ以外→ とくに追加なし

ラケシス「はい、聞いているのはこの方々のみです」

森崎「ふーむ、誰に頼むかな? 正攻法でいくか、搦め手か…」

☆誰のところへ行きますか?

A シグルド
B エルトシャン
C シャガール
D キュアン
E マクベス

2票一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

558 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 21:08:02 ID:sHxTJlHE

発言権は弱いだろうが、今はシグルドに頼みにくい

559 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 21:10:09 ID:ihgl2vcU
D

560 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 21:44:15 ID:???
D キュアン

キュアン「さて、来るとは思っていたが…」

森崎「なんだ、なら話が早いぜ。一人や二人、ねじこむくらい大したことじゃないだろ?」

ラケシス「お願いします…!」

キュアン「……」

☆どうしますか?

おねがいキュアン→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ 仕方ない、森崎とラケシスも加えよう
ハート→ 森崎は構わんが…いいのか、ラケシス?
スペード、クラブ→ すまんが、ちょっとな…
JOKER→ このさいもっと沢山加えるか! 50人くらい集めてやるぜ

561 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 21:44:39 ID:???
おねがいキュアン→ クラブ7

562 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 21:44:50 ID:???
おねがいキュアン→ ハートJ

563 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 21:55:09 ID:???
スペード、クラブ→ すまんが、ちょっとな…

森崎「なんだよ! つれねえなあ」
ラケシス「…どうして、ですか?」

キュアン「エルトを除くと、アグスティ寄りが2人。グランベル寄りが2人。
    ちょうどギリギリの人数バランスなんだ。アグスティ側には他に
    責任のある立場の人物がいない。これ以上こちら側の人数を増やすと
    アグスティ側…特に、シャガール王が臍を曲げかねない」

キュアンの言葉は、一見、理にかなっていた。しばらくして、ラケシスが口を開く。

ラケシス「…そういうこと、ですか。わかりました。今回は諦めます」

森崎「むむむ…?」

☆どうしますか? 行動重要度:中

A ラケシスが納得しているならいいか。引き下がる。
B そんなにシャガールに気を遣う必要あるのかよ?
C ラケシスをグランベル側に数えるのは、おかしくないか?
D じゃあキュアンがラケシスと変われよ。今回のことに直接関係ないじゃん!
E その他、何かあれば明記してください。警告は出ません。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

564 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 21:58:05 ID:+V6sFUO+
A

565 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 22:00:11 ID:gAj3rdpw


566 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 22:25:29 ID:???
A ラケシスが納得しているならいいか。引き下がる。

森崎「そうか、無理言って悪かったな」

キュアン「いや、こちらこそだ。せっかく来てもらったのにすまなかった」

ラケシス「キュアン様、どうかエルト兄様を…この国を、お願いいたします!
     森崎さんも、今日はありがとうございました!」

森崎「ああ、俺からも頼むぜ、キュアン、しっかりやれよ!」

こうして、出席者が決定し…翌日。会談が始まった。

※森崎とラケシスの友好度が少し上がりました。
※森崎とキュアンの友好度が少し上がりました。

567 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 22:28:02 ID:???
〜アグスティ城 会議室〜

キュアン「自己紹介は済んだようだな。では本題に入る。和平の条件は…」

シャガール「決まっておる! グランベル勢は即座にアグストリアから撤兵せい!
      そして、好き放題に暴れまわった分の賠償金を支払え! 額は…」

エルトシャン「まあ待ってくださいよ陛下。通らぬ無理を言っても仕方がありません。
       まずは向こうの要求を聞こうじゃありませんか」

シャガール「何を言うか! 命を助けてやった恩をもう忘れたのか、この裏切り者め!」

エルトシャン「陛下。こたびの戦、発端はどちらでしたか?」

シャガール「…ハイラインと、マッキリーだ! わしは関係ないぞ!!」

エルトシャン「その通りだとしても…この両国は我がアグストリアの同胞。アグスティ配下の公国です。
      それが、同じ同胞であるノディオンを攻撃した。非はどちらにありますかね? マクベス公」

マクベス「うむ。これは宗主国たるアグスティの非である。我は無関係ぞよ…ほほほ」

シャガール「ぐ、ぐぬぬぬぬ…マクベス、貴様…」

568 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 22:29:44 ID:???
懸命に怒りを堪える小男と、ぶくぶくと肥え太った巨漢。
この2人こそが、アグスティ側の生き残り。シャガールと、マクベスである。

エルトシャン「シグルド、貴様の考えを聞くとしよう。何をもって、この戦を終いとする?」

シグルド「…………」

エルトシャン「シグルド?」

シグルド「ん? あ、ああ…」

キュアン「……」

シグルドの提案→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ ハイラインとマッキリーの城と領地をアグスティに引き渡す。賠償は無し
ハート→ ハイラインとマッキリーはグランベルが接取する。アグスティとアンフォニーは現状通り
スペード→ ハイラインとマッキリー、アンフォニーをノディオン領に。アグスティのみ現状通り
クラブ→ ノディオンを除く南アグストリア全域をグランベル領とする。シャガールは北方に退去
クラブA→ マクベスの首と引き換えに、占領したアグストリア領土をアグスティに返還
JOKER→ ところで、スペシャルゲストを呼んであるんだが…

569 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 22:30:38 ID:???
シグルドの提案→ ダイヤ3

570 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 22:31:52 ID:???
クラブ出なくて良かったな。

571 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 22:49:05 ID:???
ダイヤ→ ハイラインとマッキリーの城と領地をアグスティに引き渡す。賠償は無し

エルトシャン「ほう…」
マクベス「ふんむ…」

似ても似つかぬ二人が、同時に驚きの声を上げる。
シグルドの提案は、彼らの意表を突いたものであったらしい。

エルトシャン「シグルド、貴様たちとて多大な犠牲を払った戦であったはずだ。
      これでは、グランベルはこの戦で一銭も利を得られねえことになるが…」

シグルド「構わない。これが私たちの出した結論だ」

キュアン「…ぎりぎり一杯の譲歩だ。分かっているな? エルト」

シャガール「ぬわにが、ギリギリじゃ! このアグスティは騎士団の半数以上を失っておる!
      それを…ボロ雑巾のようにした2カ国をやるから、許せじゃと?!」

マクベス「ほっほっほ。落ち着かれよ陛下。先程エルトシャンの申した事をもうお忘れかえ?
     双方ともに益の無い戦が始まってしまった、大元の原因は…アグスティぞよ?
     多少は陛下が損をこうむらねば、誰も納得はすまいて…ほほほほほ」

572 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 22:51:05 ID:???
キュアン「(マクベスめ、あれだけのことをしていてよくもまあ白々しく…しかし、今は有難い。
      奴の強欲が、今はこちらに利している。生かしておいて正解だったかもな)」

エルトシャン「マクベス公はシグルド案に賛成のようだな。俺も妥当な線だと考えている。
       となると、残るはシャガール陛下。貴方のみだが…いかがでしょうか。
       ここはひとつ、涙を呑んでいただけませんかねえ?」

シャガール「…ぐぐ…ぐぐぐ…!! 致し方、なしか…!!」

自分はアグストリアの盟主。絶対の存在である。
このような有象無象どもを、いい気にさせておくわけにはいかない。

…だが、今は力が足りない。エルトシャンの力を、頼みにするしかない。

議論がまとまりかけたとき。会議室の扉が開く。

入ってきたのは?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ ヒルダ
ハート→ アイーダ
スペード→ ブルーム
クラブ→ フィラート
JOKER→ 青島俊作

573 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 22:51:55 ID:???
入ってきたのは?→ ハート5

574 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 23:24:24 ID:???
ハート→ アイーダ

アイーダ「ご無礼いたします」

誰も近寄らせぬよう、厳重に警護されているはずの…会議室の扉が突然、開く。
入ってきたのは、赤い髪の女性。

シャガール「な、何者じゃ?! 誰か、早くこやつ…を…」
マクベス「ふむ…ほっほっほ…」

怒声を浴びせようとするシャガールの声のトーンが、急に弱くなる。
無理もない。類稀なる美貌に、胸元の大きく開いたレザー調の軍師服。
怒るより前に、彼女の肢体に目が行ってしまう。

キュアン「…いずれのご婦人か?」

アイーダ「申し遅れました。私はヴェルトマー公アルヴィスの側近、アイーダと申します。
     こたびはシアルフィ公子シグルド様に、勅命をお伝えに参りました」

エルトシャン「勅命だと?」

アイーダ「はい。大切なご用談中とは存じましたが…火急につき、ご無礼をお許しください。
    して、シグルド様はどちらに…?」

シグルド「私だ。しかし、このような場では勅使への礼を失する。すぐに別な場を…」

アイーダ「いえ、ここで結構です。 …聖騎士シグルド! 勅命である!!」

シグルド「…ははっ!!」

575 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 23:26:32 ID:???
勅使とはすなわち、グランベル王アズムールの名代。シグルドにとっては絶対の存在である。
他国の首脳が集結する場で、妙齢の美女にひとり頭を下げる格好となる。
…威厳の無いこと、この上ない。

アイーダ「我が朋友ノディオンを助け、刃向う賊軍を退けたること、まことに大儀!
    よって、聖騎士シグルドに…ハイライン、マディノ、アグスティの3カ国を授ける!」

シグルド「!!! そ、それは…!!」
シャガール「な…なんじゃとっ!!」
キュアン「(しまった…!)」

不幸があったとすれば…この場に、アイーダという人物を知る者が誰もいなかった。そのことであろう。
知っていれば、みすみす彼女に口上の機会を与えることはなかったかもしれない。

マクベス「ほ…ほほほ! ほほほほほ!!」

エルトシャン「…………」

アイーダ「以上である。聖騎士シグルド、返答はいかに?」

シグルド「く…!!」

☆1の大一番→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ はて。おっしゃっていることが、よくわかりませんが?
ハート、スペード→ 恐れながら…!
クラブ→ …つつしんで、お受けいたします
JOKER→ ??「待ていっ!!」 デーン、デーン、デーン…

576 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 23:27:14 ID:???
☆1の大一番→ スペード3

577 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 00:04:58 ID:???
ハート、スペード→ 恐れながら…!

言うまでもなく、ここで3カ国を拝領などすれば…この会談は全て、水泡に帰す。
シグルドが平静でいられなかったのも、無理はないだろう。

シグルド「恐れながら! それでは、この戦は収まりません! …この戦、私に手柄などありません。
     3カ国の件、ご辞退いたしたく…!」

アイーダ「これは勅命である。グランベル王に背くというのか、聖騎士シグルド?」

シグルド「たった今、収拾策を練っている最中なのです! どうか、ご容赦願いたく…!」

アイーダ「繰り返す!! これは勅命であるっ!!」

キュアン「やめろシグルド! お前の立場が危うくなるぞ?!」

シグルド「どうか、どうか…」

恥も外聞もなく、床に頭を何度もこすりつける。
繰り返すが、複数国の首脳が集う会談の場で、である。

エルトシャン「…どうやら、和平は決裂のようだな。茶番はもういい。
      グランベル側の者はすぐに、このアグスティから去れ。今すぐにだ!」

シャガール「そ、そうじゃ!! エルトシャンめ、はじめからそう言えばよいものを…!
      はやく! はやく出てゆかんか!! あ、そちらの女性はゆっくりでよいからな!」

マクベス「…ほ。これは、ちとまずいのう…」

578 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 00:08:40 ID:???
アイーダ「お顔をお上げください。シグルド様のお顔を潰すことが、目的ではありません」

シグルド「……?」

アイーダが急に口調を変え、柔和な表情を作る。

アイーダ「これは、勅使としてではなく…私個人の考えですが…」

キュアン「……」

アイーダ「いったんは、3カ国を拝領しておかれるが上策かと思います。
     拝領してしまえば、この3カ国に対しては…シグルド様に、裁量が委ねられます」

シグルド「ふむ…?」

アイーダ「すぐにというわけにはいかないでしょう。しかるべき冷却期間をおいた後、
     アグスティに返還する。これならば、いずれの面子も保たれるのではないでしょうか?」

エルトシャン「…………」

アイーダ「所詮は下衆の考えた、姑息な策です。お笑い頂いてもかまいません。しかし…
     他に何か、方法はあるでしょうか? 大変失礼ですが…グランベルの勅命の下に
     戦を始めておきながら、手前勝手に終結させようとなさったのは、下策であったかと」

シグルド「く……」

579 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 00:12:23 ID:???
グランベルへの忠。友への義。
いずれか片方のみを執るわけにもいかず、さりとてそれを両立する秘策も無い。

板挟みとなったシグルドに、選択肢はなかった。

…こくり。
力なく、シグルドはうなずいた。

アイーダ「他の皆様は、いかがでしょうか。皆様方のご同意なくして、この策は成りませんが…」

キュアン「…シグルドが良いのであれば、俺に異論は無い。くっ…」
マクベス「アンフォニーは無関係。勝手にするがよいぞよ」

エルトシャン「…陛下は? 信じるのですか? あの女と、シグルドを」

シャガール「……」

盟主の決断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ 血判状を作れ。シグルドと、女…アイーダといったか。貴様もだ
ハート、スペード→ 考え込んでいるシャガールの隣に、アイーダが…?
クラブ→ いいだろう。しかし…条件がある。
クラブA→ 許すわけがなかろう! 交渉は決裂じゃ!
JOKER→ 女。貴様…なにを企んでいる?

580 :森崎名無しさん:2012/07/02(月) 00:14:05 ID:???
盟主の決断→ ハート8

581 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 01:14:58 ID:???
ハート、スペード→ 考え込んでいるシャガールの隣に、アイーダが…?

シャガール「なんじゃ、無様にはいつくばりおって。この程度の男であれば…むおっ?!」

シグルドの飾らぬ姿を見て、この男が抱いた感情は…この程度であった。
そして、彼にとっての関心は。急に距離を縮めてきた、この美女に移っていた。

アイーダ「あの、アグストリア国王陛下。『臥薪嘗胆』という言葉を、ご存じありません?」

シャガール「う、うむ…よく存じておるぞ」

アイーダ「流石、ご高名な陛下ですわね。古の英雄達にも、雌伏の時は有りました。
    いずれ、陛下も…」

シャガール「う、うむ! と、ところで、冷却期間と申したか…その間、わしはどうなるのだ?
      このアグスティには…」

アイーダ「これは私としたことが。丁度いいですわ、そのあたりについて…ゆっくりと話し合いましょう。
     そうですね…今晩は、いかがでしょうか?」

シャガール「うむ! うむむ! よかろう、よかろう! おいエルトシャン! この場は貴様に任せる!
      わしはこの女と今後について打ち合わせるゆえ、な! ああ、貴様らは来なくてよいぞ!
      これはわし個人の問題だからな。わっはっは!」

エルトシャン「…………はっ」
キュアン「…………」
マクベス「ほっほっほ…これは失敗したかの。もう少し、ごねておくべきであったか…ほほ!」
シグルド「…………」

582 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 01:17:25 ID:???
アイーダを連れ、とっとと会議室を後にするシャガール。

大きく頭を抱えるエルトシャンと、キュアン。
気味の悪い笑い声を繰り返すマクベス。
下を向いたままのシグルド。

エルトシャン「…というわけで、和平は成立だ。全て、あの女の筋書き通りでなっ…!」

キュアン「最悪の事態だけは避けられた。そこだけは、アイーダ殿に感謝しなければならんが…」

シグルド「…すまない、エルトシャン。私には、これしか…できなかった」

エルトシャン「…シグルド、キュアン。俺は、ほんの少し…お前たちと、グラーニェを疑った。許せ」

シグルド「……!」
キュアン「エルト…!」

エルトシャン「今後、お前たちと刃の交えることになっても…俺は、貴様たちを恨みには思わん。
       そのときは、騎士として…頼むぞ。ではな! グラーニェによろしくな!!」

シグルド「エルトシャン…私は…私はっ!!」

マクベス「ほほほ。 ほほほほほ…」


会談は終わった。すべてを、先送りにして。

※シグルド・キュアン・エルトシャンの互いの友好度が大きく上昇しました。
※シグルドとキュアンの支援効果が1→2に上昇しました!
※シグルドとエルトシャンの支援効果が1→2に上昇しました!
※キュアンとエルトシャンの支援効果が1→2に上昇しました!

583 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 01:18:58 ID:???
〜アグスティ城 城下町〜

翌朝。城門が開くと同時に、ひとりの女性が城を出る。

アイーダ「……ふう」

やたらと、髪をかき上げる仕草を繰り返す。

アイーダ「もう幾度かは、ここを訪れねばならないか。…鬱なことだ」

人通りの少ない早朝の大通り。
彼女の姿は、ひときわ目立つ。

お知り合い?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ アゼル「あー、アイーダ!!」
ハート→ シルウィス「あの姿は…まさか」
スペード→ オイフェ「あれ? あのひと…もしかして!」
クラブ→ ハズレ
JOKER→ 漆黒の騎士「やあ」

584 :森崎名無しさん:2012/07/02(月) 01:19:47 ID:???
お知り合い?→ スペード5
ジョーカーでろ

585 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/02(月) 01:23:01 ID:???
お笑いが恋しくなる展開が続いたところで今日はここまでです。おつかれさまでした!
えーりんJOKER完結編、いまいけフェイズ、ライバルエッジ…と続いて、ようやく2章終了となります。
長かった…今後もどうか、お付き合いください。では、今週もがんばっていきましょう!


586 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/03(火) 02:29:49 ID:???
シャガールの口調が初登場時とだいぶ違いますが、特に意味はありません。
GMが完全に忘れてしまってただけです。…ほんとごめんなさい、進み遅くて。
==================================================================
スペード→ オイフェ「あれ? あのひと…もしかして!」

アイーダの前に現れたのは、オイフェだった。

アイーダ「む、どうした少年? 出歩くにはまだ早い時間だ。この街の治安は、あまり…」

オイフェ「あの、アイーダさん…だよね? コーエン卿の…」

アイーダ「なに、父様を知っているのか?」

オイフェ「やっぱり、アイーダさんだ! …やっぱり、覚えてませんよね。
    昔何度か、遊んで貰ったことがあるんですけど」

アイーダ「待て。待て…少年の姿、確かに、記憶にある。ええと…」

しばし目を閉じ、記憶を辿るアイーダ。しばらくして、思い当たる。

アイーダ「…オイフェ君? スサール卿の?!」

オイフェ「はい、スサールの孫オイフェです! 何度か祖父に連れられて、コーエン卿の
     お屋敷にお邪魔してましたから。覚えていてくれて、嬉しいなあ」

アイーダ「ごめんなさい、すぐに思い出すことができなくて…失礼をしてしまったわ。
    そうね…あの頃の面影は残っているけど、声は変わったし…大きくなったわね。
    私も、年をとるわけよね」

587 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/03(火) 02:31:44 ID:???
オイフェ「年だなんてまたそんなあ! 聞いてますよ、アルヴィス卿の側近として大活躍!
    剣に魔法に軍略に…その実力はコーエン卿をもしのぐって、知る人は知ってますよ!」

アイーダ「…そう。そんなに、たいしたものじゃないわ」

オイフェの言葉に、少し視線を落とすアイーダ。それに気づくことなく、オイフェは続ける。

オイフェ「ところで、どうしてアイーダさんはここに? もしかして、きのうの会談ですか?」

アイーダ「え? ふふ…なんのことかしら?」

オイフェ「あーやっぱりだめかー。ぽろっと漏らしてくれるかなって思ったのに。さすが、口が堅いや。
   別の話にしましょう。ええと…」

これは、長くなりそうだ。
困ったような顔をしつつ…アイーダの表情は、ついさっきよりもはるかに明るかった。

オイフェのおはなし→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ アルヴィス卿って、どんな方なんですか?
ハート、スペード→ 実は僕、最近ちょっと…
クラブ→ お笑いって、いいですよね!!
クラブA→ なんか、アルヴィス卿に愛人がいるって聞いたんですけど
JOKER→ 俺の嫁に来ないか

588 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 02:32:32 ID:???
オイフェのおはなし→ クラブA

589 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 02:39:50 ID:???
なんて話題をチョイスするんだw

590 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 02:41:19 ID:???
頭痛いわ。

591 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/03(火) 02:42:20 ID:???
クラブA→ なんか、アルヴィス卿に愛人がいるって聞いたんですけど

アイーダ「……………………………」

アイーダの表情が凍りつく。

壮絶に地雷を踏みぬいたことを知ってか知らずにか。オイフェはそのまま続ける。

オイフェ「まさか、そんなことないですよね! あのアルヴィス卿が、愛人だなんて!
    あははははは、ギャグにしかならないや! このネタ、ディアドラ様にあげようかな〜」

アイーダ「……………オイフェ、くん?」

オイフェ「あれ?」

アイーダボンバー→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ、ハート→ ちょっと、こっちにいらっしゃい…
スペード→ 次、同じ口をきいたら…殺すわ
クラブ→ ここで、死になさい
JOKER→ 責任、取ってくれるよね?

※ここでオイフェが死ぬとグッドエンド直行ですので、安心してお引きください。

592 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 02:43:32 ID:???
アイーダボンバー→ ダイヤJ

593 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 02:44:59 ID:???
おい、その本人が君の眼の前にいるだぞw

594 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 02:47:09 ID:???
ちっ、グッドエンド直行は無しかw

595 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 08:31:28 ID:MrM16uYY
オイフェってろくなことしないな
だがそれがいい!

596 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/04(水) 02:02:48 ID:???
ダイヤ、ハート→ ちょっと、こっちにいらっしゃい…

オイフェ「え? わわわっ…!」

アイーダに強引に手を引かれ、路地裏へと連れ込まれる。

アイーダ「…ねえ、オイフェくん」

オイフェ「(ち、近い!! むねが…むねが…おっぱいがっ!!!)」

マインアイーダ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ …何が望みなの? オイフェ君
ハート→ 物知りなのね。そう、私のことよ
スペード→ その話、2度と口にしないこと。…いいわね?
クラブ→ がんばりセービング!
JOKER→ ??「待ていっ!!」 デーン、デーン、デーン…


597 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 02:03:39 ID:???
マインアイーダ→ スペード7

598 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/05(木) 02:10:55 ID:???
スペード→ その話、2度と口にしないこと。…いいわね?

それまでとさほど変わらぬ口調で、諭すように話すアイーダ。
しかしそれは、オイフェに二の句を告げさせぬほどの威圧が込められていた。

オイフェ「は、はい…すみませんでしたっ!」

アイーダ「分かれば、いいの。じゃ、先を急ぐから…ここで、さよならね」

オイフェ「はい! アイーダさん、お元気で!」


アイーダ「うかつであった。既にここまで広まっていようとは…もはや、隠し通すのは不可能か。
    何か、別の手段を講じねばな」


オイフェ「あー、しまったなあ。そりゃそうだ、いきなり主君の悪口なんて聞かされたら
    怒るに決まってるよ! 僕のバカバカ…会談の結果が気になって、
    イライラしてたからかな。あーもう、だから僕も出させてってお願いしたのに!」

ヴェルトマーの要人とパイプを築く、絶好の機会。
それをみすみすフイにしてしまった。
この大失点に、彼はまだ気付いていなかった。

599 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/05(木) 02:12:26 ID:???
〜ノディオン城〜

グラーニェ「そう。薬師様は、すでに帰られたのね」

イーヴ「はい、これを…お預かりしております」

ノディオンに戻ったグラーニェだったが、例の薬師と再会することは叶わなかった。
かわりに、イーヴから小さな薬袋を受け取る。

グラーニェ「イーヴ、エヴァ…グレイドにフィンも、ご苦労でした。少し、一人にさせて頂くわ」

グラーニェは、かすかに聞き取れるか否かの声でそう呟くと、自室へと歩み出す。

フィン「あ…」
グレイド「やめとけ、一人にして差し上げろ」


グラーニェ「……く…」

自室にて。
薬袋を握り締めたまま、嗚咽の声を必死に抑え込む。

…意を決して、彼女は薬袋の紐を解いた。

えーりん印の…?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

JOKER→ 蓬莱の薬
クラブA→ 蓬莱山輝夜フィギュア 1/210
それ以外→ 中身はからっぽだ…? さらに分岐

600 :森崎名無しさん:2012/07/05(木) 02:13:26 ID:???
えーりん印の…?→ スペード5

601 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/05(木) 02:35:32 ID:???
それ以外→ 中身はからっぽだ…? さらに分岐

グラーニェ「…?」

もう一度、袋を確かめる。
やはり、中には何も入っていない。しかし。

グラーニェ「これは…」

袋の中に、文字がぎっしりと書いてある。
もう一度、ていねいに広げ…食い入るように、読みふける。

彼女の場合→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ 自室の隅から、何かを取り出した…?
ハート、スペード→ 静かに目を閉じ…そして!
クラブ→ 力強く顔を上げる。しかし、その表情にはどこか…
クラブA→ なにこの字…汚くて読めないわ! ポイッ
JOKER→ これが古魔法、ライナロック…?

602 :森崎名無しさん:2012/07/05(木) 02:36:14 ID:???
彼女の場合→ ハート6

603 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 00:28:08 ID:???
ハート、スペード→ 静かに目を閉じ…そして!

その袋に、何が記されていたのか。
具体的な内容は、後世に伝わっていない。

グラーニェ「月の天才、でしたか」

自分の命を救ってくれた薬師の姿を今一度、思い浮かべる。

グラーニェ「私は貴女に、感謝の気持ちを持っていませんでした。
     頼みもしないのに、不治の病を数日で癒えさせ…何も言わずに去ってゆく。
     なんという、勝手な人だと」

小さく独り、呟き続ける。

グラーニェ「それは、誤りでしたわ。このアグストリアに来て、私の得た病は
     肉体的なものだけではない…それを、はっきりと見抜いていた。
     天才と呼ばれる所以、しかと…」

立ち上がり、グラーニェは歩き出す。
乳母のもとへ預けてある、アレスのもとへ。

彼女の戦いは、まだ終わらない。

※グラーニェ敵対フラグがOFFになりました。完全に折れてはいませんので注意です。

604 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 00:29:24 ID:???
〜いまいちいけてない人たちフェイズ〜

アーダン「ノイッシュ…アレク…くそっ!」

最も遅れて、アグスティに到着したアーダン。
そこで彼は、悲報を聞かされる。

ティア「アーダン…気持ちは察するよ。でも…」

アーダン「あんたに何が分かる?!」

ティア「わかるよっ!!」

木霊のように即答するティア。
その目は、涙でいっぱいになっている。

予想外の反応に、アーダンの昂ぶりが少しずつ静まっていく。

アーダン「…すまねえ。大人げねえことしちまった」

ティア「えへへ〜、気にしない〜! それじゃまた、あれやろう! ししょー!」

弓弦之助「わかった。ジェットスクランダーを射出する。
     ところで、私の名前が間違っていたので直しておいたぞ。
     こんなこともあろうかと、な」

ティア「さすがししょー! そこにしびれるいかりゃく!」

アーダン「頼むぜ。 うおおおおっ!!」

605 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 00:30:53 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに

アーダンブルダッシュ2→! card -2(おそい)
======================
スクランダークロス2→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。数値差で分岐します

アーダン−スクランダーが…
8以上→ スクランダーが地面に激突! 大破、修理不能
6〜7→ 合体失敗! アーダンの最大HP−1、スクランダーは無傷
−5〜5→ 合体成功! アーダンが飛行可能に
−7〜−6→ タイミングが合わない! チャンスはあと1回
−8以下→ スクランダー暴走! あらぬ方向へ飛び去っていく…さらに分岐

※どちらかがJOKERならば数値差にかかわらず成功
※両方JOKERだとおそろしいことがおこります
※マーク一致で結果にかかわらずボーナスあり
※差が0のときはさらに性能アップ

606 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 00:31:27 ID:???
アーダンブルダッシュ2→ ハート7 -2(おそい)

607 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 00:31:53 ID:???
スクランダークロス2→ ダイヤQ

608 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 00:34:12 ID:???
くっおそくなければ成功だったのに

609 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 00:53:59 ID:???
アーダンブルダッシュ2→ ハート7 -2(おそい) = 5
スクランダークロス2→ ダイヤQ = 12

−7〜−6→ タイミングが合わない! チャンスはあと1回

アーダン「ぬおー! まて! まってくれー!!」

スクランダー「だが断る」


弓弦之助「むう…ここまで苦戦するとはな。前回のようなぶっつけ本番ではなく
    準備ずくでこのような有様では、成功は望めんぞ。
    アーダン君にも訓練してもらうとして、スクランダーに改良の余地は…むむ…」

ティア「ししょー、なんとかしてよ〜。あたしそろそろエバンスに戻らないと、お店が心配だよ〜!
   あー、もうちょっとまともな人に留守番頼めばよかった! なんであいつに任せちゃったかな〜」

弓弦之助「私もそろそろ光子力研究所に戻らねばならん。機会はあと1度だな。
     すまん、宿に滞在期間の延長を申し出ておいてくれ」

ティア「ねえししょー、やっぱり先に装着しておいて…」

弓弦之助「駄目だと言っておる」

※弓弦之助とティアが3章冒頭くらいまでアグスティに滞在します。拠点パート等で会えるかも?

610 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 00:56:12 ID:???
若島津「そろそろ、限界か…」

自らノディオンに助力することを決めた若島津。
天馬騎士団の協力を取り付けるなど、充分に手柄を挙げたと言っても過言ではないだろう。

しかし、彼自身は…

若島津「戦いを通して、この世界の連中も…森崎も、翼も。格段の成長を遂げている。
   俺は…ほぼ、以前のままだ」

ロングアーチ掃討作戦に失敗し、実戦で存在感を見せつけることができなかった。
そのことが、彼のプライドを刺激していた。

若島津「このままでは、いかん…!」

向かう先は?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ、ハート→ む…いま宿に入っていったのは、もしや?
スペード→ 森崎、か。癪だが…
クラブ→ エルトは…シルベール、だったか?
クラブA→ あれは、翼か。何をしている?
JOKER→ 王妃のことで、頭がいっぱいだ…俺はどうしてしまったんだ?!

611 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 00:57:01 ID:???
向かう先は?→ ハートK


612 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 01:20:00 ID:???
ダイヤ、ハート→ む…いま宿に入っていったのは、もしや?

ティア「えー、予約はいっちゃってるの?! こまったな〜あれ?」

若島津「やはり、ティアか」

ティア「あー若島津くん! おひさ〜! 身体の調子はどう〜?」

この世界に飛ばされた衝撃で、サイボーグボディは大部分が損傷。
そんな彼を発見し、ほぼ完全な状態に修復させたのは…何を隠そう、彼女だった。

若島津「…正直、芳しくない。試合中も一度、妙な音を発していたし…何より、
    身体が自分のものでない感覚が、以前より強くなっている」

ティア「そっか。ごめんね〜、あたしの力じゃこれが限界なんだ。っていうか
    その身体作った人天才だよ! こんなのどこでも見たことないよ!」

若島津「無理もない。それでも、お前は俺をここまで修理してくれた。感謝している」

ティア「そういうのはいいよ〜。なんとかならないかな…あ! そうだ! もしかして
    こういうの、ししょーの方が詳しいかも! ねー、ししょー!!」

何を思いついたのか、宿を飛び出し猛スピードで走り去っていくティア。

若島津「師匠…?」

613 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/08(日) 01:23:51 ID:???
弓弦之助「ふむ…サイボーグか」

若島津「分かるのか?」

弓弦之助「専門分野ではないが…なるほど、回路の一部が機能していないな。
    しかしこれを修理するには…駄目だ。部品の持ち合わせがない」

ティア「だめなの、ししょー?」

弓弦之助「ううむ…」

光子の力→! card

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ダイヤ→ カミーユ君から預かっていた…これならば、どうだ?
ハート→ 逆の発想だ。サイボーグの身体と、おさらばする気はないか?
スペード→ いっそのこと、彼にスクランダーを試すか?
クラブ→ おてあげ
クラブA→ よし、魂の友…ミニ四ファイターを呼ぶか
JOKER→ うむ、困った時のゲッター線だ! 照射開始!!

614 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 01:27:18 ID:???
光子の力→ ハートK

ゲッター線の力でカイザーになった魔神があったよね……

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0ch BBS 2007-01-24