キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
1 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/04/13(金) 23:10:34 ID:???
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。
キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。
前スレ
【祐一の】もうひとつの物語2【憂鬱】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1327328240/
【前回までのあらすじ】
雷門中との練習試合をする南葛中。
人数が足りないため、名無しの1年生達も参加。
その試合中、井沢の心臓に異変が起こりなんやかんやで井沢は海外へ。
人数に不足が出たため、練習試合は両者が入り乱れた紅白戦に。
翼がリーダーの翼チーム、祐一がリーダーの祐一チーム。
結果は1対1の引き分けと終わったが、
雷門選手がまだ力を出し切っていないこと。そしてその秘められた実力に翼は憤慨。
練習試合はなんとも言えない結果となってしまった。
そして県大会予選準決勝。
先ほどの練習試合で頭角を出してきたDFのみなとも加え、
今大友中との試合が始まったばかり!
606 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 17:33:12 ID:FEzaaQVY
みなとちゃんこんな所で鬼引き…w
★みなと→ワンツー 39+補正合計(+1)+ JOKER = 55 (JOKER覚醒!)
あゆみ→ワンツー 46+補正合計(+2)+ ハートA = 49★
★中山→パスカット 46+人数補正(+1)+ クラブ7 = 54
中尾→パスカット 41+人数補正(+1)+ ダイヤ7 = 49★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
=1 岩見がフォロー
みなとは嬉しかった。
自分が手をこまねいていた時、今颯爽と助けに来てくれたこと。
その姿に、実の姉の面影を見ていた。
あゆみも、困っているみなとを放っておくことができなかった。
あゆみは一人っ子で兄弟姉妹はいない。
母性本能ではないが、そういうなにかをみなとにふと抱いてしまったのだ。
「この人の為に、頑張らなくては」
「この子の為に、何とかしなくちゃ」
その想いは、自然と結果としてあらわれる。
607 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 17:33:19 ID:???
タイトルに偽り無しだな。
608 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 17:37:03 ID:FEzaaQVY
みなと「あゆみさん!」
あゆみ「みなとちゃん!!」
バシィ!!バシィ!!
みなとは全力で、あゆみはみなとのレベルに合わせワンツーを繰り出す。
中尾「くっ!!」
だが急造コンビのワンツーを、中山の目は冷静に見抜き、パスカットを仕掛ける。
みなとに比べ、あゆみが手加減している所をしっかりと見極める。
中山「そこだっ!!」
あゆみ「あっ!!」
中山がボールをカットする。
が、みなとはそれに素早く反応し、中山の足元からすぐにボールを蹴りだす。
みなと「岩見さん!」
岩見「おう、良いワンツーだったぞ!!後は任せろ!」
609 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 17:41:19 ID:FEzaaQVY
岩見がボールをキープし、前線に向かう。
あゆみは横にいるみなとに申し訳ないように呟く。
あゆみ「ごめんなさい、みなとちゃん…私の力が足りなくて…」
謝るあゆみにみなとは普段見せない、優しい眼差しであゆみに向かって言う。
みなと「大好きなあゆみ先輩のフォローができて…
私、嬉しかった…
さっき、助けに来てくれて…ありがとう…///」
あゆみ「み、みなとちゃん…
(や、やばい…これはヤバイですよぉ…!!私…あっちの方に目覚めそうです!!!)」
※みなと、JOKER覚醒!!
※JOKER+ハートのA効果であゆみとみなとの相互好感度が大幅アップ!
610 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 17:53:38 ID:FEzaaQVY
>>11
にあるように、みなとは発展途上扱いなので覚醒が他の選手より幅が大きいです。
また、今回の覚醒で成長したとみなし、後の覚醒判定は普通の選手と変わらないようになります。
みなと、JOKER覚醒!
苦手な能力値+1、得意能力値+2!!
さらに、【得意技】のパスでJOKER覚醒したので、2回分の必殺技&スキル習得判定が行われます。
★覚醒結果(必殺技)→! card★
ダイヤ、ハート → 以下の必殺技 + 補正を持っている選手と使用可能な必殺ワンツー取得
スペード、クラブ → サイレントパス(+2) 消費ガッツ80 を取得
JOKER → ????
★覚醒結果(スキル)→! card★
ダイヤ、ハート → 以下のスキル + ワンツー+1
スペード、クラブ → スキル【ロングボール】取得
JOKER → ????
611 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 17:54:33 ID:???
★覚醒結果(必殺技)→
ダイヤJ
★
612 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 17:56:58 ID:???
★覚醒結果(スキル)→
ハート8
★
613 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 18:03:48 ID:FEzaaQVY
★覚醒結果(必殺技)→ ダイヤJ ★
ダイヤ、ハート → サイレントパス(+2) 消費ガッツ80 + 補正を持っている選手と使用可能な必殺ワンツー取得
★覚醒結果(スキル)→ ハート8 ★
ダイヤ、ハート → スキル【ロングボール】 + ワンツー+1
みなと「(今のあゆみ先輩とのワンツー…相手がどんなパスを出して欲しいか、なんだかすっごいわかった気がする…
それに先輩のパスの上手さのコツっていうか…そういうのも理解できた!
これなら、前線の方に一気にパスを出しても大丈夫そう!)」
※サイレントパス(+2)取得!(通常のパスよりパスカットに来にくい)
※必殺ワンツー取得!相互補正を持っている選手と使用可能!
パス(+3)、消費ガッツ100
※スキル【ロングボール】取得! 遠くの選手へパスを出しても距離ペナが軽減されます
※スキル ワンツー+1 取得!
★ハートのAのおまけ→! card★
ハート → あゆみとみなとの間に相互補正発生!
ダイヤ → あゆみとみなとの間に相互補正フラグが発生!
スペード、クラブ → 特になし(好感度アップのみ)
JOKER → ????
614 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 18:04:47 ID:???
★ハートのAのおまけ→
スペード5
★
615 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 18:10:05 ID:FEzaaQVY
★ハートのAのおまけ→ スペード5 ★
スペード、クラブ → 特になし(好感度アップのみ)
みなと「(あゆみ先輩ともっと仲良くなりたいな…
でも、きっと迷惑、だよね…)」
あゆみ「(うーん、今すぐにでもみなとちゃんをナデナデしたい!ハグハグしたい!!!
けど、さすがに嫌われちゃいますよねぇ。何より試合中ですし)」
祐一「なんだ…あの二人…さっきのワンツーからちょっと様子が変だな…」
岩見「(さて、ボールを受け取ったのはいいが、周りにフォローせいてくれる選手は無し。
目の前には岸田と只見か…
滝にパスを通すのが後々を考えるといいが、逆サイドの中里にパスするのも手だな)」
★岩見の判断→ ! card ★
★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
奇数 → 中里にパスしよう
偶数 → 滝にパスしよう
JOKER → ????
616 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 18:16:36 ID:???
★岩見の判断→
クラブA
★
617 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 18:25:52 ID:FEzaaQVY
マモノ判定無くてよかった(;´Д`)
★岩見の判断→ クラブA ★
奇数 → 中里にパスしよう
岩見「(俺のパスじゃ少々不安だな…ここはリスクを背負う場面でもない)
中里!!」
バシュウ!
中里「岩見殿、ナイスパスでござる!」
岸田「くっ、逆サイドに…!」
中里「それでは攻めさせてもらうでござるよ!」
平岡「そう簡単に!!」
★中里→ドリブル 43+! card = ★
★平岡→タックル 38+! card = ★
★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中里、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ボールはサイドラインを割る)(ランダム)(浦辺がフォロー)
≦−2→平岡、ボールを奪う!
618 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 18:28:35 ID:???
★中里→ドリブル 43+
ダイヤ9
= ★
619 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 18:45:25 ID:???
★平岡→タックル 38+
クラブA
= ★
620 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:09:48 ID:FEzaaQVY
マモノ様が荒ぶっていますね…
★中里→ドリブル 43+ ダイヤ9 = 52★
★平岡→タックル 38+ クラブA = 39★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中里、ドリブル突破!
平岡「ど、どわっ!?」
平岡はタックルを仕掛けようとしたが、どうやら芝生にスパイクを引っ掛けたらしくタックルとはいえないようなタックルだった。
もちろん、その隙をみすみす見逃す中里ではない。
中里「今でござる!!」
シュパッ!!
平岡「し、しまった!!」
角馬「中里選手、軽快にドリブルで敵陣へ切り込んでいきます!
先ほどの攻撃と同じようなまま、長野選手、翼選手、森崎選手がPA付近で待機しております!」
621 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:13:14 ID:FEzaaQVY
中里「(決定力だけ言うならば、もちろん翼殿に頼むのが最適…
だが、敵ももちろんそれを警戒している。
西尾殿、浦辺殿が翼殿にマーク…
森崎殿は只見殿、滝殿には吉川殿、長野殿には川田殿…
それぞれひと通りマークについているが、さて…)」
★中里の判断→ ! card ★
★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
ダイヤ → 翼にパス
ハート → 長野にパス
スペード → 森崎にパス
クラブ → 滝にパス
クラブのA → 拙者が斬りこむ!
JOKER → ボールを突然横に叩き…
622 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 23:14:12 ID:???
★中里の判断→
ダイヤ3
★
623 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:17:14 ID:FEzaaQVY
★中里の判断→ ダイヤ3 ★
ダイヤ → 翼にパス
中里「(いや…ここはやはり…)
翼殿!!」
バシュゥ!!
翼「ここだ…ここで決めるんだ!!」
西尾「させっかよ!」
浦辺「…翼ァ!!」
一条「ところがどっこい…これが現実…!」
森崎「翼…!!」
角馬「さぁ、この試合を決定づける1点となるか!!
このボールの行方は、どうなるのでしょうかぁ!!」
624 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:21:07 ID:FEzaaQVY
★翼→ローリングオーバーヘッド 51+怪我ペナ(-1)+! card = ★
★西尾→高いクリアー 43+人数補正(+1)+! card =
浦辺→高いクリアー 46+補正合計(+0)+! card =★
★一条→パンチング 47+! card = ★
★と★に囲まれた間を、先着3名様で引いて下さい。
数値の合計値で分岐します
MAX【シュート側】−MAX【守備側】
≧5 威力は減衰されず、そのままGKへ
=4〜2 威力減衰(-1)でGKへ
=1 威力減衰(−2)でGKへ
=0、−1 ボールはこぼれ球に
≦2 シュートブロック成功!
MAX【シュート側】−MAX【GK】
≧2 ローリングオーバーヘッドがゴールに突き刺さる!!
=1 森崎がねじ込みに!一条は倒れている!
=0 森崎がねじ込みに!一条はバランスを崩している!
=−1 長野と川田が競り合いに!
≦−2 一条、見事シュートを防ぐ!
625 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 23:21:33 ID:???
★翼→ローリングオーバーヘッド 51+怪我ペナ(-1)+
ハート5
= ★
626 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 23:23:08 ID:???
★西尾→高いクリアー 43+人数補正(+1)+
ダイヤ6
=
浦辺→高いクリアー 46+補正合計(+0)+
クラブ8
=★
627 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 23:23:26 ID:???
★一条→パンチング 47! card = ★
628 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 23:24:00 ID:???
★一条→パンチング 47+
ハート4
= ★
629 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:32:15 ID:FEzaaQVY
何でどっちのシューターもこんなにヘタレ引きが多いのでしょうかw
それでもなんとか入りましたね…
★翼→ローリングオーバーヘッド 51+怪我ペナ(-1)+ ハート5 = 55★
★西尾→高いクリアー 43+人数補正(+1)+ ダイヤ6 = 50
浦辺→高いクリアー 46+補正合計(+0)+ クラブ8 = 54★
MAX【シュート側】−MAX【守備側】
=1 威力減衰(−2)でGKへ
ローリングオーバーヘッド 53
★一条→パンチング 47+ ハート4 = 51★
MAX【シュート側】−MAX【GK】
≧2 ローリングオーバーヘッドがゴールに突き刺さる!!
翼「うおぉぉおおおお!!」
体を捻り通常のオーバーヘッドにさらに回転力を追加する大技、ローリングオーバーヘッド。
まだ怪我が完治していない翼には過ぎた大技だったのかもしれない。
だが、それを差し引いたとしても翼のシュートが若干上だった。
浦辺「く、くそったれぇぇぇえええ!!」
ググ…バシュゥウウウウ!!
浦辺がそのオーバーヘッドにヘディングで競り合う。
だが、ほんの僅かの差。息切れし、体力の底が見えている浦辺には弾き返すことはできなかった。
それでもそのシュートを最大限まで威力を減らす事ができたため、GK次第では防ぐことが出来たのだが…
630 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:35:49 ID:FEzaaQVY
一条はまだまだ成長段階のGKである。
この試合、立て続けに強烈なシュートを何度も何度も撃たれていたため、
彼の集中力は限界に達していた。
バッ!!
一条「(だ、駄目だ…反応が遅れた!!)」
一条の必死に伸ばした腕の横を僅かにボールがすり抜けていく。
バシュゥウウウウ!!
ピピーーーーーー!!!
後半中盤を過ぎたところで、この試合を決定づける3点目が決まった。
森崎「ふぅ…ひやひやさせやがって…」
南葛 3 − 0 大友
631 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:43:12 ID:FEzaaQVY
ワァァァァァァァアアアアアアアア!!!
角馬「ついについについについに、駄目だしの3点目が決まりましたぁぁぁあああ!!
大友中は既にエース格の3人が疲労困憊!
これから奇跡の大逆転!!…というのは中々難しいというのが素直な感想であります!
南葛陣営は大喜び、対する大友中はみな頭を一様に垂れています!!」
長野「翼!ナイスシュート!!」
滝「これで3点目だ!よっぽどヘマやらかせない限り試合はもらったな!」
中里「翼殿!!お見事でゴザル!」
岩見「ふう、なんとか決まってよかったぜ…」
あゆみ「…、なんとか決まってよかったね。みなとちゃん」
みなと「あの時のあゆみ先輩のフォローのお陰です…」
高杉「俺たちだって必死に守ったんだけどなぁ…」
山森「まぁ、DFやGKってのはそんなもんですからね」
祐一「確かに守って当然…のような感じだもんな」
皆一様に喜ぶ。事実上の決定打となったこの得点。
だが、翼の顔はさほど明るくはない。
それは森崎も同じである。
翼「(今のシュート、あのGKには通用しないだろう…
だが、これ以上強力なシュートを、この体で撃てるものなのだろうか…)」
森崎「(翼はまだ、【持っていない】。果たして、次の決勝までに間に合うのか…?)」
632 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/05(土) 23:46:21 ID:???
さて、この3点目で大友中の逆転の目はほぼなくなりました。
差支えがなければ、いつものようにダイジェスト判定に移りたいと思うのですがよろしいでしょうか?
ダイジェスト判定になったとしても一応作戦会議といいますか、
フォーメーションチェンジやポジションチェンジ等の会話は行いたいと思います。
A ダイジェスト判定に移っても良い
B 最後までやってほしい
C その他(ご明記ください)
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
※質問がありましたら、お気軽に書いてください
633 :
森崎名無しさん
:2012/05/05(土) 23:47:59 ID:1pD0JQas
A
634 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 02:19:38 ID:wDPJ41fY
A
635 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 09:46:54 ID:86+E519Y
A ダイジェスト判定に移っても良い (描写後、判定に移りたいと思います)
〜大友中サイド〜
新田「くそ…くそ…くそ…くそぉぉぉお!!」
中尾「新田…(散々シュート撃って決まらないコイツもコイツだよな)」
中山「(フタを開けてみればこの結果…。やはり、サッカーは力に頼るだけでは駄目なのだな)」
浦辺「ぜぇ…ぜぇ…(完全に…かませじゃねえか…これじゃあ…!)」
一条「もう…駄目だ…」
西尾「くっ…」
決定打の3点目を入れられ、逆転の目が潰えた大友中。
必死に悔しがる新田や浦辺もそれはもはや逆転の為の怒りではなく、
なんとか一矢報いなければ終われないといった怒りになっている。
中山「(そう…だな。例え負けるのだとしても、俺らは必死に抗わなければならない。
それが次の試合を託す俺らの礼儀でもあるはずだ)
みんな…気持ちが折れているものもいるだろう。
今、素直に認めよう。俺達より、南葛中が強かった。それだけだ」
一同「「「「!!!!」」」」
中山「そして、それを受け止めた上で言う。このままじゃ終われない。
必ず一矢報いるぞ。あいつらに「楽に勝たせてもらった」なんて思わせるな。
それが俺達が今出来る、ただひとつの行動だ」
新田「ぜぇ…ぜぇ…俺はまだ…動けますよ!」
中尾「(こいつは無茶言いやがって)俺にボールください。きっと決めて見せます」
中山「(こいつらがいる限り、来年の大友中は大丈夫かもしれないな)」
636 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 09:55:58 ID:86+E519Y
〜南葛中サイド〜
祐一「この3点で、よほどのことがない限り俺たちの勝利は揺るがないだろう。
とはいえ念には念を、というのもひとつの策だしな…」
岩見「今回、出番の無かった控えの奴らにチャンスを与えてやるってのも手ではないかな?」
長野「ポジションだって重要だぜ。守備機会と攻撃機会で得られるモノってのは全然違うからな」
あゆみ「(なんだかメタメタしい発言なのは気のせいでしょうか…)」
祐一「まぁ、森崎や翼に相談するだけしてみるか。
ある程度意見をまとめてから言いに行こう」
〜現在のフォーメーション 3-5-2 〜
−H−J− H長野 J滝
−−−−−
−G−I− G森崎 I翼
F−D−E F中里 Dあゆみ E岩見
−−−−−
A−B−C A高杉 B山森 Cみなと
−−−−−
−−@−− @祐一
637 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 09:57:56 ID:86+E519Y
交換可能な選手:
細井(FW) ※高い球が得意
B(FW) ※ロングシュート持ち
小田(DF) ※特に特徴なし
C(DF) ※浮き球が得意
疲労がある選手(カード判定1回のみ):あゆみ 森崎 山森 祐一
A 選手を交換する(決定後分岐、後2名まで交代することができます)
B ポジション、フォーメーションを交換する(決定後分岐)
C 両方おこうなう
D 何もしない
E その他
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
638 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 10:00:21 ID:D0AvTXTA
A
639 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 10:04:56 ID:VGCRwd4+
A
640 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 10:29:27 ID:86+E519Y
A 選手を交換する(決定後分岐、後2名まで交代することができます)
祐一「(うーん、さすがにGK出来るのは俺と森崎だけだから両方交換ってのは無理だなぁ。
とはいえ、俺が交換するとGKに森崎が戻るのか?果たして首を縦に振ってくれるかなぁ…
さてさて、それを踏まえて…)」
−H−J− H長野 J滝
−−−−−
−G−I− G森崎 I翼
F−D−E F中里 Dあゆみ E岩見
−−−−−
A−B−C A高杉 B山森 Cみなと
−−−−−
−−@−− @祐一
〜交代選手〜
a 細井(FW) ※高い球が得意
b B(FW) ※ロングシュート持ち
c 小田(DF) ※特に特徴なし
d C(DF) ※浮き球が得意
e 交代は一人でいい
投票例1)
a → H
b → J
投票例2)
in a、b
out H、J
のように、出したい選手と入れ替える選手をわかりやすく明記してください。
2票入った選手から決定していきます。選手交代1人を希望の場合は【e】を投票してください。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
641 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 10:56:01 ID:VGCRwd4+
a → H
b → J
642 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:01:19 ID:D0AvTXTA
a → H
b → J
643 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 11:10:37 ID:86+E519Y
>>a → H b → J
>>a 細井(FW)、B(FW)と長野、滝と交代させる
祐一「(長野は出たばっかりであれだけど…まぁ1年生にチャンスを与えようってことだから。
まぁ…どうなっかな)」
出た意見をまとめた結果、やはり皆口にするのは「決定力が足りない」。
まだまだ1年坊なので過度な期待は禁物だが、何かしら化けてくれれば…というのが皆の本音のようだ。
その旨を翼と森崎に伝えに行く祐一。
翼も森崎も納得はするものの、やはり交代したばっかりの長野のことが気にはなるようだ。
翼「こういう嫌な事の尻拭いは…キャプテン、お前がやるもんだ」
森崎「こういう時ばっかりキャプテンって立場を押し付けてきやがって…まぁ、慣れてるからいいけどよ」
森崎は「決してお前に不備があるわけではないが、1年生にチャンスを与えると思って」と説得しに行く。
さて、長野の機嫌は…
★長野の機嫌→ ! card ★
★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
ダイヤ、ハート、スペード → 特に何もなく受け入れる
クラブ → 納得はしたものの、少し機嫌は悪そうだ
クラブのA → 「絶対に俺はひかんぞ!」意固地になってしまった
JOKER → ????
644 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:11:33 ID:???
★長野の機嫌→
ダイヤJ
★
645 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 11:19:39 ID:86+E519Y
★長野の機嫌→ ダイヤJ ★
ダイヤ、ハート、スペード → 特に何もなく受け入れる
長野「まぁ…折角のチャンスの時に見せ場を作れなかった俺にも問題はある。
そしてまぁ…1年坊たちにも試合の雰囲気を教えてやらんとな。わかったよ
滝!交代だってよ」
滝「え、俺はともかくお前もか…まぁ1年坊達には頑張ってもらうしか無いな」
そしてFWの細井、Bが入ってくる。
中学にはいって公式戦は初出場な二人。
急に出番となって若干ガチガチに固まっている。
森崎「はぁ…まぁ、極端に言っちゃえばお前らにそこまで期待はしてねぇ。
いいか、お前らの今日の仕事は【雰囲気になれる】、【とにかくシュートを撃つ】だ。
決まった、決まらないは結果論だ。とにかくお前ら限界以上に撃ちまくれ。いいな。」
細井「う、うっす!」
B「りょ、了解っす!」
翼「(俺はゲームメイクの方に専念するか…
なにより森崎のあの急成長が気になるしな…)」
あゆみ「みなとちゃん!私の後ろは任せたからね!」
みなと「は、はい!一生懸命お守りします!」
祐一「さーてと、この後どうなるかな…と」
646 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 11:27:06 ID:86+E519Y
★と★に囲まれた間を、先着4名様で引いて下さい。
★細井→! card ! card ! card
B→! card ! card ! card ★
★森崎→ ! card
翼→! card ! card
中里→! card ! card
あゆみ→! card
岩見→! card ! card ★
★高杉→ ! card ! card
山森→! card
みなと→! card ! card ★
★祐一→! card ★
ダイヤ、ハートの場合覚醒フラグの回収。
Qで覚醒フラグの回収もしくはフラグ立ち、Kの場合覚醒します。
JOKERを引くと…!?
ワンペアやマーク一致した場合、オマケのボーナスがあります。
(補足)
FW陣二人はシュートに専念しているため、フラグが立つのはシュートのみになっています。
MFはドリブル、パス、タックル、パスカットのいずれか、
DFはタックル、パスカット、ブロック、せりあいのいずれかとなっています。
【細井とB】【翼と森崎】【祐一とあゆみ】【祐一とみなと】、【あゆみとみなと】のマークが一致した場合ボーナスが追加されます。
ハートマークの一致、もしくは片方にハートのAがあった場合さらにボーナスとなります。
647 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:28:50 ID:???
★細井→
クラブQ
クラブK
ハート5
B→
クラブ8
スペード7
ハート2
★
648 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:28:56 ID:???
★細井→
ハート4
スペード3
スペードQ
B→
クラブ2
ダイヤ3
スペード10
★
649 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 11:29:20 ID:???
おっと失礼、前回のテンプレのままじゃちょっとあれですね…
〜訂正前〜
ダイヤ、ハートの場合覚醒フラグの回収。
Qで覚醒フラグの回収もしくはフラグ立ち、Kの場合覚醒します。
JOKERを引くと…!?
ワンペアやマーク一致した場合、オマケのボーナスがあります。
〜〜〜〜〜
〜訂正後〜
J、Qで覚醒フラグの回収もしくはフラグ立ち、Kの場合覚醒します。
JOKERを引くと…!?
ワンペアやマーク一致した場合、オマケのボーナスがあります。
〜〜〜〜〜
基本的には数字に絵札があるかどうかで見てください。
650 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:29:54 ID:???
★森崎→
スペードJ
翼→
スペードA
ダイヤ4
中里→
ダイヤ10
ハート4
あゆみ→
ダイヤK
岩見→
クラブ7
クラブJ
★
651 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:30:39 ID:???
★高杉→
ハートQ
ハートK
山森→
ハート10
みなと→
スペード9
クラブ5
★
652 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 11:31:04 ID:???
★祐一→
ハート3
★
653 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 11:36:22 ID:???
一旦まとめます。
★細井→ クラブQ クラブK ハート5 (
>>11
ルールにより、シュート覚醒2回分) (マーク一致ボーナス)
B→ クラブ8 スペード7 ハート2 ★ (細井とマーク一致、さらにハート一致なのでさらに好感度ボーナス)
★森崎→ スペードJ (覚醒フラグ)
翼→ スペードA ダイヤ4 (森崎とマーク一致、好感度ボーナス)
中里→ ダイヤ10 ハート4
あゆみ→ ダイヤK (覚醒)
岩見→ クラブ7 クラブJ ★ (覚醒フラグ) (マーク一致ボーナス)
★高杉→ ハートQ ハートK (覚醒1回、覚醒フラグ1つ) (マーク一致ボーナス)
山森→ ハート10
みなと→ スペード9 クラブ5 ★
★祐一→ ハート3 ★
あゆみちゃん、引きが強すぎですお…(泣)
翼はもうちょっとしっかりしよっか。うん。A引いてるのあなただけですよ…
詳細は後ほど書きたいと思います。
654 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 13:23:12 ID:86+E519Y
大友中もおまけと言ってはアレですけど…
★新田 → ! card
中山 →! card
浦辺 →! card
一条 →! card ★
絵札で活躍、JOEKRだと凄いことに。
新田くんはちょっと特別扱いして、折角なので上記以外にダイヤ、ハートでシュート判定を差し上げたいと思います。
655 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 13:37:52 ID:???
★新田 →
ハート4
中山 →
クラブK
浦辺 →
スペード3
一条 →
ハート2
★
656 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 14:13:58 ID:86+E519Y
見事活躍し覚醒、もしくはフラグが立った者の扱いなのですが…
どの能力につけるのか正直悩んでいたり。
カード引いてもいいのですが、より面倒になりそうなことになりそうなので、
折角なので参加者様に選んでいただこうかと思います。
以下は現在選手が持っているフラグです。
細井、高杉、あゆみは覚醒。
岩見、森崎、高杉は覚醒フラグが会得できます。
<FW>【地上シュート】【高い浮き球シュート】【低い浮き球シュート】のいずれか
細井 → 地上シュート
<MF>【ドリブル】【パスタックル】【パスカット】のいずれか
森崎 → なし
あゆみ →パスカット パス
岩見 → ドリブル パスカット
<DF>【タックル】【パスカット】【ブロック】【せりあい】のいずれか
高杉 → なし
【投票テンプレ】
細井 → (2つ明記)
森崎 →
あゆみ →
岩見 →
高杉 → (覚醒分1回、フラグ分1回)
※細井の場合、地上シュート×2のような形でも構いません。(投票としては、地上1、地上1のようにカウントされます)
2票入った順から決定していきます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
657 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 14:18:28 ID:KGfCdqgY
細井 → 高い浮き球シュート 地上シュート
森崎 → ドリブル
あゆみ → ドリブル
岩見 → パスカット
高杉 → タックル覚醒 ブロックフラグ
こういう感じかな
658 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 14:22:48 ID:???
>>657
さん
はい、まさにそんな感じです!
659 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 14:24:20 ID:D0AvTXTA
細井 → 高い浮き球シュート 地上シュート
森崎 → ドリブル
あゆみ → ドリブル
岩見 → パスカット
高杉 → タックル覚醒 ブロックフラグ
660 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 14:59:10 ID:86+E519Y
それでは、以下のようになりました。
細井 → 高い浮き球シュート★ 地上シュート★
森崎 → ドリブル
あゆみ → ドリブル★
岩見 → パスカット ★
高杉 → タックル★覚醒 ブロックフラグ
それでは、各々の習得判定に移りたいと思います。
★細井(高い浮き球シュート)→! card★
ダイヤ、ハート → 以下の結果+バックトルネード(+3) 消費ガッツ 160取得
スペード、クラブ → オーバーヘッドキック(+2) 消費ガッツ120 を取得
JOKER → ????
★細井(地上シュート)→! card★
ダイヤ → 以下の結果+スパイラルショット(+6) 消費ガッツ200
ハート、スペード、クラブ → パワーシュート(+4) 吹き飛ばし係数3 消費120
JOKER → ????
※また細井は発展途上中ということで能力値が覚醒回数分あがりました。(なので、今回は+2)
661 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 15:01:24 ID:???
★細井(高い浮き球シュート)→
スペード7
★
662 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 15:03:06 ID:???
★細井(地上シュート)→
ダイヤ2
★
663 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 15:06:28 ID:86+E519Y
細井くんは元の能力値が高いとはいえないので、全能力値+2でも来生に及ばないんですよね…
いや、来生が異常なだけかもしれませんがw
★あゆみ(ドリブル)→! card★
ダイヤK、ハートのA、JOKER → ドリブル技????の発動率が(3/4)!?
ダイヤ、ハート、スペード → ドリブル技???の発動率が(1/2)に、華麗なドリブルはそのまま
クラブ → ドリブル技????の発動率が(1/2)に、華麗なドリブルはオミット
★岩見(パスカット)→! card★
ダイヤ、ハート → フェイントパスカット(+3)を習得!
スペード、クラブ → クイックダッシュカットの発動率が(1/2)に
JOKER → ????
あゆみちゃんのドリブル値は現在限界を迎えていますので、代わりにガッツ+10!
岩見はパスカット+1!
664 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 15:09:29 ID:86+E519Y
★高杉(タックル)→! card★
ダイヤ → パワータックルの発動率(1/2)!
ハート、スペード、クラブ → パワータックル(+2) 吹っ飛び係数4 を取得!(1/4)発動
JOKER → ????
高杉もタックル+1されます!
665 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 15:09:41 ID:???
★あゆみ(ドリブル)→
ハートJ
★
666 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 15:10:49 ID:???
★岩見(パスカット)→
クラブK
★
667 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 15:12:39 ID:???
★高杉(タックル)→
ハート4
★
668 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 15:24:33 ID:???
★細井(高い浮き球シュート)→ スペード7 ★
スペード、クラブ → オーバーヘッドキック(+2) 消費ガッツ120 を取得
★細井(地上シュート)→ ダイヤ2 ★
ダイヤ → パワーシュート(+4) 吹き飛ばし係数3 消費120+スパイラルショット(+6) 消費ガッツ200
★あゆみ(ドリブル)→ ハートJ ★
ダイヤ、ハート、スペード → ドリブル技???の発動率が(1/2)に、華麗なドリブルはそのまま
★岩見(パスカット)→ クラブK ★
スペード、クラブ → クイックダッシュカットの発動率が(1/2)に
★高杉(タックル)→ ハート4 ★
ハート、スペード、クラブ → パワータックル(+2) 吹っ飛び係数4 を取得!(1/4)発動
となりました。
それでは、これらを踏まえてダイジェストをかきかきしたいと思います。
お待ち下さいませ。
669 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:03:02 ID:86+E519Y
3点目を入れた後、南葛はFW両名を無名の1年生と交代した。
これに対し、新田はより気迫がます。
だが、大友中の攻撃は実らない。
高杉「うおりゃあああ!!」
ズバーン!!
岸田「うえっ!?」
この試合、特に目立った活躍の無かった高杉が積極的にタックルを仕掛ける。
巨体の体躯を生かしたタックルに、岸田はあっさりと宙に舞う。
高杉「あゆみちゃん!!」
あゆみ「はいはい、任せてください♪」
この試合絶好調のあゆみは、全国トップクラスとなったそのドリブルで大友陣営を軽々と抜き去っていく。
浦辺「くそっ、あの女…化け物かっ!」
あゆみ「化物って!失礼しちゃう!!」
中山「(まるで背中に羽があるかのような動きだな…!)」
あゆみ「はい、細井くん!」
そして、そのボールは細井に託される。
670 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:04:45 ID:86+E519Y
細井「(今までオーバーヘッドでボールコントロールはできなかった…
けど、今なら出来る!そんな気がする!!)」
ババッ!!
西尾「く、こいつ…高い!!」
細井「いっけぇえええええ!!」
バゴォォオオン!!
一条「く、くそーーーー!!」
バシュゥウウウウ!!
こうして今までの苦戦が嘘かのように、あっさりと追加点を取る。
671 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:11:13 ID:86+E519Y
その後も、大友中は必死に攻め上がるが岩見が絶妙なパスカットを見せなかなか新田にボールがわたらない。
痺れを切らした中尾がミドルシュートを放つも、高杉のブロックによって軽々と弾かれる。
そのこぼれたボールを拾ったのは森崎だった。
だがそこをなんとかゴールへ押し込みたい大友カルテットが必死にボールを奪いに行く。
翼は一度身を持ってその恐ろしさがわかる(とはいえ、翼はボールを奪われなかったが)ため、
森崎にボールを離すよう説得するが…
翼「森崎!こっちにボールを!!」
森崎「いい機会だ、翼…よーく見とけ!!」
ババババッ!!
森崎「(敵が…今の俺には…敵の動きが手に取るようにわかるぞ!)」
中山「な、なにィ!?こ、これは…!!」
浦辺「も…森崎ィイ!!」
岸田「は、早すぎる!!」
西尾「お、俺達カルテットがこうもあっさりと!!」
翼「(森崎がこうまでして俺に見せたいもの…
くそッ…この感覚…この感覚が今まで森崎、お前が味わっていた屈辱感なのか…!!)」
672 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:14:51 ID:86+E519Y
森崎「おら、頼むぜ一年坊!」
そう言ってBにボールを託す森崎。
Bは得意のミドルシュートでゴールを奪おうとするが…
B「いけぇ!!パワーシュート!!」
バシュウ!!
一条「へん、その程度なら!!」
バチィイイ!!
B「く…くそぉ!!」
そのこぼれたボールを細井が拾う。
PA外で拾ったため、ゴールまでの距離は多少ある。
細井「(俺はB程ミドルは得意じゃない…けど、今のBのシュートを見てて、何か閃いたぞ!!)
いくぜ、Bのカタキは俺が取る!!」
B「細井!!」
673 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:18:26 ID:86+E519Y
細井「(ただ思いっきり蹴っただけじゃシュートの威力はどんどん半減していく!
なら、ボールに回転を加えれば…!!)」
そう言ってボールの横をおもいっきり蹴り、スピンをかけてボールを浮かす。
細井「このボールを蹴れば…うぉおおおおお!!」
バシューーーーーウ!!
一条「こ、これは…ボールが手元で…!!」
スピン回転をかけたこのミドルシュートは見事一条の手をすり抜け、ゴールへ突き刺さる。
交代して2点目、細井の大活躍である。
細井「B!!このシュートはお前のお陰だぜ!!」
B「細井…!」
新田「な、なんなんだあいつは…それに比べて…俺は…くそぉぉおおおおお!!!」
中山「新田…」
674 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:24:16 ID:86+E519Y
試合終了も残りわずか。
それでも諦めない大友中は、最後の最後に中山が魅せた。
中山「(俺の体なんてどうなったっていい…!せめて、せめて最後に新田だけでも…)
俺の全身全霊の…この力!!魅せつけてやる!!」
グワァァアアアア!!
細井「な、う…うわぁ!!」
あゆみ「キャアッ!?」
翼「す、凄いプレッシャーで…!!体が動かない…だとっ!?」
森崎「ぐ、ぐぅ…!!中山ァ!!」
みなと「(す、凄いプレッシャー…!!)」
中里「(まさか、この歳でここまで気を操れるものがいるとは…不覚!!)」
中山の化身の迫力に気圧され、ほとんどの選手が身動きがとれなくなる。
動きがとれたとしても普段通りの動きができず、今の中山を止める程ではない。
中山「チャンスは作ったぞ…あとはお前しだいだ!!新田!!」
バシュウ!!
新田「これが、最後のチャンス…!!絶対に、絶対に決めてみせるぅぅぅ!!!」
パァッン!!
新田「な!?」
祐一「へ、この手のやつは尾刈斗中にやられてんだよ!!
奇跡を起こすのは俺の専売特許だ!舐めるなよ!!」
675 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:27:55 ID:86+E519Y
★新田→ノートラップランニングボレー隼シュート 50+疲労ペナ(-2)+ストライカーの意地(+4)+! card = ★
★祐一→熱血パンチ 50+相互補正(+1)+! card = ★
★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 ノートラップランニングボレー隼シュートがゴールに突き刺さ…る?
≦0 祐一、セービング成功!
※祐一の熱血パンチはLV1です。LVがあがるとより強化されます。経験値(0/3)
※新田のマークがクラブの場合…
676 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 16:35:31 ID:???
★新田→ノートラップランニングボレー隼シュート 50+疲労ペナ(-2)+ストライカーの意地(+4)+
ハートK
= ★
677 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 16:37:22 ID:???
★祐一→熱血パンチ 50+相互補正(+1)+
ハートQ
= ★
678 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:42:55 ID:86+E519Y
★新田→ノートラップランニングボレー隼シュート 50+疲労ペナ(-2)+ストライカーの意地(+4)+ ハートK = 65★
★祐一→熱血パンチ 50+相互補正(+1)+ ハートQ = 63★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 ノートラップランニングボレー隼シュートがゴールに突き刺さ…る?
新田は疲労の限界を超えていた。
それでもこのシュートを撃てたのはただただ、「気力」の一言に尽きるだろう。
祐一もこのシュートに対し素晴らしい反応を見せたが新田の気迫分、ほんの僅かだけボールに届かない…
バシュゥウウウウ!!
新田「き、決まった…決まったぞおおおおお!!!」
祐一「く…くそっ…!!」
だが、ゴールの笛が鳴り響かない。
新田が後ろを振り返ると、南葛は大喜び。
対する大友中は泣き崩れているチームメイトまでいる。
新田「ど、どういうことだ…!?」
困惑する新田に、みなとが少々申し訳ないような顔で近づいてくる。
みなと「あなたがシュートを撃つ前に…試合終了の笛がなったんだけど…」
新田 祐一 「「えっ」」
679 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:53:01 ID:86+E519Y
西尾「あーあ…やられちまったなぁ…次の試合頑張ってくれよ」
一条「お前のシュート、凄かったよ。次もその調子でな!」
細井「ああ、ありがとう!」
B「(細井…なんだか遠くの存在になったみたいだ…)」
森崎「中山…試合の後、お前の話を聞かせてもらうぞ」
中山「ああ…翼、お前も一緒にこい。そのほうがお前のためになる」
翼「フィールドの外でなんとなくは気づいていたが…今の俺に手段を選んでいる暇はない。そうさせてもらう」
中里「(まだまだ修練が足りん…か。次はもっと重い重りをつけるべきだろうか…)」
岩見「(どんどんみんなに離されるばかりだな…)」
高杉「(俺…レギュラーに残れるかな…)」
激闘を終えた南葛と大友の面々は思い思いにそれぞれ感想を述べたり、話しあったりしている。
それについていけない新田。
新田「あ…あれ…?え、ちょっとみんな…」
祐一「(なんだか知らんがドンマイ…)」
680 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 16:55:17 ID:86+E519Y
浦辺「この力でも…南葛に勝てなかったか…」
ポンッ
浦辺「誰だ…?」
石崎「へへっ…お前、すっごくうまくなったじゃねえか。一体全体どうしたんだ?」
浦辺「石崎…お前、調子は大丈夫なのか…?」
石崎「こっちが勝ったってきいたら居てもいられなくなってな」
浦辺「お前達にはまいったよ…いいよ、石崎。お前が前言ってたように、丸一日なんでも言うこと聞いてやるよ!(原作参照)」
石崎「いや…いいy」
あゆみ「ちょっとちょっと!!待ちなさい!」
みなと「(コクンコクン」
浦辺「げげ、カワイコちゃんにオチビちゃん…」
あゆみ「あんた、さっきどさくさに紛れて私たちの胸さわったでしょ!!」 (コクンコクン
浦辺「い、いやあれは不可抗力…」
あゆみ「問答無用!!」
ドカバキガスボカッ!!
浦辺「だから…不可抗力だって…うう…」
石崎「…このラッキースケベめ!!」
ボカァ!!
浦辺「う…(バタリ」
こうして、南葛と大友中の対決は、5−0で幕を閉じた。
681 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 17:02:12 ID:???
いやぁ…なんだかんだでこの試合だけで700手前まで使いましたね…
とりあえず、なんとか大友中との試合を終わらせることができました!
パワーアップイベントでどれだけ帝国に近づけるか!
それがカギになってくると思います。
まだステータスは考えていませんが、かなりの強敵にしようと考えていますので…
また、この試合【奇跡の魔法】を使用していないので不使用ボーナスを考えております。
選択式にしたいと思いますので、夜の更新にてお知らせします。
新田のあの原作再現が出来てちょっと嬉しかったですw
帝国は攻撃は強いが守備はほとんど鬼道、源田任せのイメージがあります。
(イナイレ世界もDFはキャプつば世界のように案山子が多いですからね…)
そこら辺を考えて作戦を立ててもらえると嬉しいかな〜?
それでは、一旦これで更新を終わらせて頂きます。
この続きは夜にさせていただきます。
ひとまずお疲れ様でした〜
682 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 17:09:45 ID:???
乙
やっぱり大友中との試合はなんでも面白いな
683 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 20:15:09 ID:???
乙でした
>帝国は攻撃は強いが守備はほとんど鬼道、源田任せのイメージがあります。
守備といえば帝国DF陣にはあの五条さんがいるじゃないですかwww
684 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 20:32:30 ID:???
何を血迷って土門をスパイにしたのか分かりませんよね。反則率高いとはいえ結構強いのに
685 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 20:40:36 ID:???
影山監督の求めてる選手じゃなかったからスパイにしたんじゃない(ようは戦力外通告)
686 :
森崎名無しさん
:2012/05/06(日) 21:15:15 ID:???
嫌いな食べ物がゴボウだったからじゃない
687 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/06(日) 21:26:05 ID:???
親に見事に拉致られ更新できない環境になりました。
明日の夜更新予定です。
688 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:09:00 ID:zzvnHYCg
土門はデスゾーンやザ・フェニックスに参加できるほど実力はあるはずなんですが…
影山としては使いにくかっただけかもしれませんね。
もしくは、雷門中にいる間にメキメキと実力を伸ばしたか…
この試合を観客席から見ていた鬼道、佐久間、源田。
まず口を開いたのは源田だ。
源田「確かに南葛の中盤陣のやつらは群を抜いている…が、フィニッシュを決める選手がいない。
俺がゴールを守る限り、負けはない」
佐久間「GKが実質二人というのは厄介だが…、大技を何度もセービングはできまい。
森崎という男がGKをやられるのは厄介だが、あの相沢とかいう奴なら点は取れる…
鬼道さんはどう思いますか?」
二人の感想を横で黙って聞いていた鬼道。
フッ…と笑いながらその口を開ける。
鬼道「確かに源田や佐久間の言うとおりだ。
中盤は強いがフィニッシュに甘く、強固な守りも我ら帝国の前では意味を成さない。
だが…。総帥がいうように、【アレ】に目覚めかけている選手が何人か見受けられた。
その覚醒次第では決勝…どうなるかわからんな。」
佐久間「鬼道さん…なんでそんなに楽しそうなのですか?」
鬼道「楽しいじゃないか。【アレ】を持つ選手と戦い、そして勝つ。
我らが帝国の不敗神話に、また新たな1ページが刻まれるのだ!」
源田「…鬼道さん。今総帥から連絡がありました。
どうやら、決勝戦は3日後にするようです」
鬼道「どうやら、あいつらが【アレ】に目覚めるのを待つようだな…面白くなってきたぞ…!」
689 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:15:25 ID:zzvnHYCg
祐一「ふぅ…今日の試合はつかれたな…」
試合後のミーティングが終わり、バスの出発まで一休憩する祐一。
森崎と翼は大友中の中山と会ってくると行ってどっかへ行ってしまった。
監督の話では、帝国学園との試合は3日後になるらしい。
3日後と聞いてホッっとする自分もいれば、ゾッとする自分もいる。
祐一「(3日…実質2日の間練習出来れば…
いや、たった2日で何が出来る?帝国と野生の試合を見ただろう?
あいつらに…勝てる気が全くしない…
奇跡の魔法を使ったところで、勝てるのか…?)」
そういえば、今日この試合は自力だけで頑張った。
目立った活躍はできなかったが、それでもそこそこ頑張ったと自分でも思う。
祐一「(でも…【頑張った】じゃ意味が無いんだよな…)」
そう悩んでいる祐一に…
??「あら、坊や…まだ道に迷っていたの?クスクス…」
690 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:24:07 ID:zzvnHYCg
祐一「え、あ、あなたは…あの時のお姉さん?」
そこにはかつて、自分に奇跡の魔法を授けてくれた青く綺麗で、腰まで届くような長い髪をした女性が立っていた。
??「ふふ…フレデリカ…私の名前よ」
祐一「え、えと…今日の試合、観ててくれたんですか?」
フレデリカ「ルールはよくわからないけどね…退屈しなくてすんだわぁ…クスクス…」
フレデリカと名乗る女性の笑い顔を横目で見ながら、祐一は言う。
祐一「で…なんで俺が道に迷ってる、だなんていきなり言ってきたんですか?」
フレデリカ「迷ってるじゃない。私が折角授けた魔法をこの試合使わなかったんだもの」
祐一「使わなくても…この試合勝てました」
フレデリカ「勝てたわね。あなた以外の人の力のお陰でね」
この言葉にカチンッときた祐一。つい、語尾が荒くなる。
祐一「何が言いたいんですかッ!!」
一呼吸おいて、フレデリカは言う。
フレデリカ「…勝利するってことはどういうことだと思う?」
691 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:34:12 ID:zzvnHYCg
フレデリカ「私も…仲間を信じれば勝てると思っていた。そんな時期があったわ」
祐一「…」
フレデリカ「でもね。【信じる】ってのは同時に【信じられる】ってこと。
自分の力ではどうしようもない力に襲われた私は、いつしかそれが【依存】に変わってしまった。
そのうち、どうせ今回も駄目だろう。私の力でも仲間の力でも駄目なんだ、と。」
祐一「…」
フレデリカは目を細め、どこか遠くを見つめているように感じる。
祐一にではなく、かつての自分へ向けているかのように。
フレデリカ「でも、私たちは最後にたどり着いた。
【お互いに手を伸ばす】という結論に。私だけが手を伸ばしても。仲間だけでも駄目。
同じ目的、同じ気持ち、同じ覚悟で挑んで、初めて掴めた勝利…」
祐一「今の俺は…昔のアンタと同じってことか…?」
フレデリカ「同じ目的、同じ気持ちは当然、みんな一緒でしょう。
でもアナタ…どれくらいの覚悟で挑んだかしら。
覚悟ってのは、どんなにつらい境遇や逆境を跳ね返すだけじゃない。
それを許容するのもまた、覚悟なの」
祐一「…」
692 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:40:01 ID:zzvnHYCg
フレデリカ「決勝進出のお祝いに、一つだけ教えてあげる…」
祐一「…?」
フレデリカ「あなたが強固な意思で【奇跡を否定】する。
【奇跡】の反対は【絶対】。覚えておきなさい。それじゃあ、次の試合…楽しみに見せてもらうわ…」
祐一「お、おい!今の言葉、ちょっと待…」
言い終わる前に、フレデリカはまるで幻のようにその場からフッ…と消える。
まるで、何も無かったかのように。
あゆみ「あ、センパイ。こんな所にいたんですね。そろそろバス出発するみたいですよ。
…狐に化かされたような顔をしていますけど、何かあったんですか?」
祐一「い、いや…なんでもないよ…バスに戻ろうか」
へんなセンパイ…と言いながら、あゆみはクルッっと翻しバスヘ向かう。
その後ろ姿を追いながら、祐一は頭の中で先程の言葉を何度も何度も頭の中で反復する…
祐一「(【奇跡の反対は絶対】…。何か、この力で何か出来るってことか?
でも、どうやって…)」
693 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:48:24 ID:zzvnHYCg
監督「あー、先程森崎から連絡があってな。
翼と森崎は用があって残るらしい。先にバスで帰っていいそうだ。
他のみんなはいるな?」
岩見「監督、その二名以外は全員いますね」
監督「そうか、それじゃあ運転手さん、よろしくお願いします」
古株「あいよっと」
祐一「(あれ…?あの人確か雷門中の用務員さんじゃ…)」
祐一に考える暇を与える前に、バスは大きな音を立てて発進する。
ブルンブルンッ!ブロロロロ…
バスが発進してしばらく。
ほとんどの選手が疲れでウトウトと船を漕ぐ。
祐一も疲れでまぶたが重くなってきた時…
694 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:53:17 ID:zzvnHYCg
あゆみ「はぁ…今日の試合は疲れちゃいましたね、センパイ…」
そう言って、隣の席のあゆみちゃんが祐一の肩へ寄りかかってくる。
祐一「え、ちょっと、あゆみちゃん…!?」
寄りかかってくるあゆみの目は…笑っていない。
あゆみ「(ここでチャンスを生かさないのは言語道断!積極的にいっちゃいますよ!! …さり気なく)」
祐一があゆみにどう接すればいいのかしどろもどろになっているとき、
急に太ももの上にずっしりとした重さのモノがのしかかる。
「うん?」と思って下を向くと…
みなと「先輩…膝枕…」
そう言って自分の足を枕がわりに寝転がっているみなとと目が合う。
こちらも、その目は笑っていない。
みなと「(そう簡単に…先輩は譲れない)」
祐一「(え…なにこの状況…)」
中里「(ぐぬぬ…祐一殿!!!いつの間にあのようなハーレムを…!!!)」
石崎「(な、なんでああいう野郎ばっかりに女の子ががが…!!!)」
695 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 21:58:09 ID:zzvnHYCg
祐一「(ちょっと待ってくれ。リアルにどう対処すればいいんだこの状況。
ライフカード使いたくなってきたよ!!一体全体どうすればいいのか俺には思いつかん!!
どうする…どうする、俺!!)」
祐一にとらせる行動を書いてください。
例1) このまま流れに身を任せて放置
例2)眠ったフリをする
などなど。
一人いくつでも提示して結構です。
先着二名様で締め切りとさせていただきます。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
※どのような行動にしろ、極端に悪い結果にはなりません
696 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:00:27 ID:i1gnVTxU
ここだ、ここで奇跡の魔法を使うんだ!
697 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:03:33 ID:GW7zDofI
ここだ、ここで奇跡の魔法を使うんだ!
698 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:03:45 ID:???
元が恋愛ゲー主人公なんだし、いっそ別世界の岩見みたいなスタンスでいくのもいいんじゃないw
699 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:11:55 ID:???
すいません質問ですが、今の主人公のポジションLVはどのくらいなんですか?
700 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 22:16:37 ID:zzvnHYCg
いきなり二人の女の子からごろごろニャンニャンされ、うずうずする祐一。
こういう状況は男として決して嫌いではない。
が、場所が場所である。他の野郎どもの目線が妙に突き刺さって痛い。
祐一「(ここだ、ここで奇跡の魔法を使うんだ!
って思ったけど。
…駄目だ!そもそも何を強く願えばいい!?
教えてくれ五飛!!俺は何を強く望めばいいんだ!?)」
【どのような結果をお望みか?】を書いてください。
例1) 二人の好感度アップ!
例2)石崎、目標を破砕する
例3)岩見、目標を狙い撃つ!
例4)中里、介入行動に入る.
例5)来生、目標を駆逐する
などなど。
一人いくつでも提示して結構です。
先着二名様で締め切りとさせていただきます。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
…例2からはネタですよ!ネタですからね!!!
701 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:19:01 ID:9xDLjHw6
二人の好感度アップ!
702 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:19:37 ID:t7LcgXjY
二人の好感度アップ!
703 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 22:22:52 ID:???
>>699
さん
管理が少々大変で、設定倒れといいますか…
ちょっと蛇足かなぁ…と思って明確な数値としては廃止いたしました。
数値ではなく、GMの采配時の有利不利(ポジショニング、最適な行動を取れるかどうか)という形でしたら、
現在は
GK ≧ MF > FW > DF
といった形です。
実力云々ではなく、慣れ不慣れという形ではGK、MFは十分こなせるレベルです。
FWやDFは連携などが厳しいとおもいます。
とはいえ、そのポシジョンを担当するうちにある程度こなせるようになりますが…
(原作でも松山、三杉、井沢のMF→DFや佐野のFW→MFはなれるの早かったですしね。)
704 :
森崎名無しさん
:2012/05/07(月) 22:27:50 ID:???
回答ありがとうございます。
705 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 22:28:13 ID:zzvnHYCg
>>二人の好感度アップ!
祐一「(神様どうか…この二人ともっと仲良くなれますように…
って。ホント何やってるんだ…俺…?)」
フレデリカ「(まったく…ホントよ、それ)」
祐一「(うお!?その声は!?)」
フレデリカ「(私の知ってる男の子でもそんな事考えてな…
あ…。それって天然のタラシってことか。タラシにならない程度に頑張りなさい。
もう。今回は特別だからね)」
スゥ…
祐一「(あの人、いったいなんなんだ…)
と、とりあえず二人共…ちょっと俺動けないからっ…て…おーい?」
あゆみ「むにゃむにゃ…センパイの肩…あったかいなぁ…」
みなと「むにゃむにゃ…先輩の膝枕…気持ちいい…」
二人とも完全に夢の中へ行ってしまわれたらしい。
そして、先程はパニクって気が付かなかったが、汗の匂いとはまたべつの、いい香りが二人から漂ってくる。
706 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/07(月) 22:37:24 ID:zzvnHYCg
祐一「(あー…なんだろう、不快な感じじゃなくて…
こう、落ち着く匂いというかなんというか…
…あゆみちゃんの髪も、みなとの髪もあれだけ汗かいてたはずなのにサラサラして、なんだか気持ちがいいや…)」
その時、バスがグラッと大きく揺れる。
祐一の肩に頭を載せていたあゆみはそれで態勢を崩すが、
とっさに腕であゆみを抱えるようにし、倒れないようにする。
祐一「おっとっと…大丈夫?あゆみちゃん…」
あゆみ「Zzzz…」
祐一「この状態で眠れるのも凄いな…って…!」
気がついたら、あゆみの肩に手を回している格好となる。
先程以上に距離が近くなり、何より肩に触れている手のひらが女の子特有の「柔らかさ」を認識する。
祐一「(う…うぉぉ…!!
あゆみちゃん…柔らかい!)」
みなとはさすがに先ほどの衝撃で頭が揺れたのか、「うーん…」と唸っている。
祐一「おっと、大丈夫かみなと?いいよ、そのまま寝てな」
そう言って自然にみなとの頭を撫で撫でして落ち着かせる。
それに安心したのか、「すぅ…すぅ…」と再び寝息を立てる。
祐一「(なんかネコを撫でてるようで気持ちがいいな…って!何俺は自然とみなとの頭を撫でてるんだ!
あ…でもさらさらで気持ちいい…)」
中里「(な、なんという高等テクニック!!二人同時にあのような手技をするとは!さすが祐一殿!!)」
石崎「(あばばばばばば!!)」
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