キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】

1 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/04/13(金) 23:10:34 ID:???
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。

キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。

前スレ
【祐一の】もうひとつの物語2【憂鬱】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1327328240/

【前回までのあらすじ】

雷門中との練習試合をする南葛中。
人数が足りないため、名無しの1年生達も参加。
その試合中、井沢の心臓に異変が起こりなんやかんやで井沢は海外へ。

人数に不足が出たため、練習試合は両者が入り乱れた紅白戦に。
翼がリーダーの翼チーム、祐一がリーダーの祐一チーム。
結果は1対1の引き分けと終わったが、
雷門選手がまだ力を出し切っていないこと。そしてその秘められた実力に翼は憤慨。
練習試合はなんとも言えない結果となってしまった。

そして県大会予選準決勝。
先ほどの練習試合で頭角を出してきたDFのみなとも加え、
今大友中との試合が始まったばかり!

896 :森崎名無しさん:2012/05/10(木) 23:08:47 ID:???
疲れを知らない体(意味深)

897 :森崎名無しさん:2012/05/10(木) 23:22:12 ID:???
今回3票だぜ

898 :森崎名無しさん:2012/05/10(木) 23:22:58 ID:FoMtV2Wk
I

899 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/10(木) 23:33:09 ID:???
Iの体力を武器にしたい!と決めた所で今日はちょっと早いですが、ここいらでお休みさせていただきます。
最近の低気圧続きでちょっと咳が止りません。
早く治ってほしいものですけど…
セービング技かシュート技になるかな〜と思ってたのでちょっと意外でしたw

それでは今日はこのあたりで。
また明日更新頑張りたいと思います。お疲れ様でした。


あ、まだ他にこのメンバー達に聞きたいことがありましたらどうぞご自由にお書きください。
〜今の時点で聞きたいこと〜
・森崎と翼についてどう思ってるのか

900 :森崎名無しさん:2012/05/11(金) 10:40:55 ID:???
サッカー部のマネージャー達についてみんながどう思ってるのか聞く

901 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 20:34:52 ID:???
今日は22:00時くらいから更新開始したいと思います

902 :森崎名無しさん:2012/05/11(金) 21:19:13 ID:???
あゆみのドリブル技????について聞いてみる

903 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 21:39:08 ID:fWE+B8bQ
I どんなに動き回ろうと疲れを知らない体力

祐一「(そうだな…)
    俺はどのポジションでもこなせるオールラウンダーを目指している。
    その場その場で必要なポジションに移行するために何が必要か。
    俺は【体力】だと思ってる。今は全力を出すと最後まで立っていられる自信はない。
    体力を徹底的に鍛えあげたいな」

滝「確かに、FWやMFやった後、体力なくてGKできませんじゃ意味は無いしな。
  それは一理あるかもな」

そんなこんなで各々の目指すヴィジョンが朧げながら結論は出たところで、各々が席に戻ろうとする。

ふと、今なら当事者達がいないし…と思い、祐一は気になっていたことをみんなに質問する。

祐一「なぁみんな。ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」

石崎「あん?まだ何かあるのか?」

904 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 21:41:46 ID:fWE+B8bQ
祐一「みんなは、森崎と翼についてどう思ってるんだ?
   素直に気になったんだけど…
   あ、あとマネージャーのこともちょっと聞きたんだ」

一同「「「「…」」」」

★来生 ! card
中里 ! card
滝 ! card
石崎 ! card★

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
カードのマークがダイヤ、ハートでこっそり教えてくれます。
スペード、クラブでは口を濁します。
JOKERは…?

905 :森崎名無しさん:2012/05/11(金) 21:42:34 ID:???
★来生  スペードK
中里  ハートJ
滝  ダイヤ6
石崎  クラブK

906 :森崎名無しさん:2012/05/11(金) 21:43:01 ID:???
★来生  ハート10
中里  ハート9
滝  スペード10
石崎  スペード6

907 :森崎名無しさん:2012/05/11(金) 21:46:45 ID:???
原作だとこの頃の石崎って西本のことは意識はしてなかったはずだけど口を濁すってことは・・・

908 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 21:51:25 ID:fWE+B8bQ
無駄なK引きが光りますね…
しかもK出した本人たちは口を割らないw
★来生  スペードK  (教えない)
中里  ハートJ  (こっそり教えてくれる)
滝  ダイヤ6  (こっそり教えてくれる)
石崎  クラブK (教えない)★

来生「あー、すまんな。俺あんまり他人に興味ないんだわ」
石崎「俺もパス。お前に教える義理はないわ」
滝、中里「…」

祐一「(うーむ、確かにそうだわな…)」

ピィーン!!

ネイ「(父上殿?どうやら主は表立っては口にはできないようで、我が代わりに伝えてくれと頼まれたのだが…
   大丈夫かな?)」
祐一「お、おぉ、ネイか。そりゃ表立っては口にはだせんよな…で、滝はなんだって?」
ネイ「(森崎にはお世話になっている。借りを返さないといけない…だそうだ。
    翼は特には何も思っていないようだ。最近丸くなったな、とは感じているようだが。
    あとマネージャーか?別に普通とは言っておるが)」
祐一「(おお。ありがとな、ネイ)」
ネイ「(なになに。父上殿と主の力になれて何よりよ。では…)」

909 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 21:58:42 ID:fWE+B8bQ
祐一「(あとは中里…)」
中里「(祐一殿?聞こえるでござるか?)」
祐一「お、うん?」
中里「(聞こえるようで御座るな。これは忍びの技術の一つでござる。
    この声は祐一殿にしか聞こえておらぬ。祐一殿は喋れぬゆえ、頷くなりで返事を頂きたい)」

祐一「(す、すげえな忍者って…)コクン」

中里「(拙者はどちらかというと森崎殿の派閥で御座るよ。
    もっとも、最近あの二人の仲は以前ほど険悪でなくなったゆえ、派閥もあまり関係ないでござるけど…
    あ、石崎殿、高杉殿は翼殿寄りでござったな。
    あ、後マネージャー殿の件でござるか?正直…あまりレベルが…
    あいや、失敬。そういうつもりではないので御座るが、祐一殿の両脇に比べると…)」

祐一「(うん?)」
あゆみ「どうしたんですか、センパイ?」
みなと「さっきから変…」

中里「(まぁこのくらいでよろしいで御座るかな?
    あ、この声でござるがあくまでも耳を澄ます状況でなければ使えないで御座る。
    試合中は無理で御座るから、そこは納得していただきたいで御座る)」
祐一「コクン…(試合中に使えなくても、別の形では使えるってことか。問題は中里からの一方的な報告ってことがあれだけど)」

910 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 22:07:46 ID:fWE+B8bQ
男陣が自分たちの席に戻り、最後部の席は祐一、あゆみ、みなとの三人になる。

あゆみとみなとは、祐一の耳元に手をあてて、こっそり教えてくれた。

あゆみ「(キャプテンはキャプテンで尊敬してますし、翼先輩も翼先輩で尊敬してますよ。
     え、どっちに付くって…?もちろん、祐一センパイに決まってるじゃないですかぁ♪
     で…早苗先輩とか西本先輩、久美ちゃんに手をだそってんですか!?
     浮気は許しませんからね…)」

〜数分後…〜


祐一「(ってな具合のことをみなとにもされて正直ちょっとぐったりだ…
    別にそういう事を聞きたかったわけじゃないけど…説明するのも疲れるな…
    あ、そういえば…)
    あゆみちゃん?」

あゆみ「はい?なんでしょう」

祐一「あゆみちゃんのあのドリブルについて聞きたいんだけど…」

あゆみ「あ、アレですか!?」

★あゆみ ! card★

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
ダイヤ → あゆみ「私にもハッキリ説明できないんですけど…」
JOKER → おや?あゆみちゃんの様子が…?
それ意外 → あゆみ「うーん…すいません、私にもよくわからないんです」

911 :森崎名無しさん:2012/05/11(金) 22:08:30 ID:???
★あゆみ  クラブJ

912 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 22:21:23 ID:fWE+B8bQ
★あゆみ  クラブJ ★
それ意外 → あゆみ「うーん…すいません、私にもよくわからないんです」

あゆみ「なんというか…あの時頭の中が真っ白になるような感覚なんですよね。
     でもあれを使った後、なんだか体が軽くなるような感じはするんですよね…
     うーん。やっぱりよくわかんないです。すいません…」

祐一「あ、いや…あれどうやったら出来るかなーとかちょっと思っただけだから。
   そんなに気にしないで…」

みなと「あゆみ先輩困らせちゃ、や…」

祐一「いや、だから困らせて…って。
    お!見覚えのある所まで来たな!もう少しで到着だ!」

男たち「(うまくはぐらかしやがったな…)」

窓の外の景色は見覚えのある風景になっていた。
雷門中到着まで、後少し。

913 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/11(金) 22:25:25 ID:???
ちょっと用事を片づけてきます。
終わり次第更新したいと思います。

914 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 14:31:36 ID:acJIsmJI
古株「おお…みんな!もう少しで雷門中じゃよ!降りる準備をしておいてくれ!」

来生「いやー、なんだかすっごく長くバスにのってたような感じだな。具体的に言うと4日ぐらい」
滝「オイバカヤメロ」

そうして、祐一達を載せたバスは無事雷門中につく。
出迎えてくれたのは少々意外なことに、雷門中マネージャーの木野 秋一人だけだった。

祐一「あー、えーっと…確かマネージャーの木野さん…でしたっけ?
   円堂たちはどこにいるんですか?」

秋「円堂くんたちは今地下のイナビカリ修練場ってところで特訓しているの。
  特訓が終わるまで出られないから、私が代わりに迎えに来たんだけど…」

石崎「(おい、今…)」
中里「(【出られない】っていったでござるな…)」

秋「多分、円堂くんのことだから相沢さんたちと一緒にそこで特訓がしたいと思ってるのかな?
  それでは、ご案内しますね。ついてきてください」

915 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 14:39:13 ID:acJIsmJI
秋の後をついていくと、学校裏手に連れて行かれる。

秋「ここよ!ここが入り口なの!」

そう指差す先には、小さな小山に重く錆びている鉄の扉があった。

祐一「入り口?入り口ってもしかして…」

秋「そう!この学校の地下に、その修練場があるの!」

そう言って秋は扉を押して開けようとするが、重いのかなかなか開くことができない。

秋「ふぎぎぎぎ…ちょっと開かないわね…」

祐一「(む、女の子が困ってる所を助けるのは当然だな!さて…)」

A 俺一人で開ける!
B 野郎ども!集まりやがれ!
C みんなで手伝うぞ!
D うん?開かないのなら…
E その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

916 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 14:43:11 ID:h2tL5HHA
B

917 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 15:16:03 ID:AD6laZUc
C

918 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 15:32:17 ID:h2tL5HHA
Cに変更します

919 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 16:53:17 ID:acJIsmJI
C みんなで手伝うぞ!

祐一「女の子一人にやらせるわけにはいかん!みんなで手伝うぞ!」

石崎「おう!」
滝「まぁ、当然だな」
来生「俺一人で十分なんだが…」
中里「(ここで恩をうっておけば…)」
あゆみ「むう…力仕事は苦手ですけど…」
みなと「あゆみ先輩…一緒に頑張りましょう…」

秋「み、みんな…」

ネイ「(ちょ、とっと待て!!主!?父上殿!?)」

祐一「よし、みんなせーの!でいくぞ…


    せーの!!」

★祐一 ! card +男補正(+2)
石崎 ! card +男補正(+2)
滝 ! card +男補正(+2)
来生 ! card +男補正(+2)★
★中里 ! card
あゆみ ! card
みなと ! card★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。
カードの合計が70以上の場合扉を…することができます。
カードのマークが一致した場合、一致した数だけそのキャラに+されます。

920 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 16:55:45 ID:???
★祐一  クラブ9  +男補正(+2)
石崎  ダイヤ7  +男補正(+2)
滝  スペード7  +男補正(+2)
来生  スペード2  +男補正(+2)★

921 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 16:56:22 ID:???
★中里  スペード9
あゆみ  スペード9
みなと  スペードJ

922 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 16:57:22 ID:???
中里は男補正無しなの?

923 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 17:03:07 ID:acJIsmJI
>>922さん
付け忘れてました…w
いや、実は♀っ子とかでもいいんですけどwww

スペード5個なので、それぞれに+5補正!
★祐一  クラブ9  +男補正(+2) 11
石崎  ダイヤ7  +男補正(+2) 9
滝  スペード7  +男補正(+2) 14
来生  スペード2  +男補正(+2) 9★
★中里  スペード9 +男補正(+2) 16
あゆみ  スペード9 14
みなと  スペードJ 16★
=89!!
>>カードの合計が70以上の場合扉を…

ググググ…

祐一「うぐ…半端なく重いが…行けそうな予感がする…!」

ググググググググ…

秋「あ、あの…みんな…」

ググググググググググググ…

924 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 17:05:12 ID:???
もしかして引き戸だったりする?

925 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 17:08:06 ID:acJIsmJI
滝「息を合わせれば…押しきれるで御座る!もう一度…せーの!!」

ググググググググググググググググググググググググ…

祐一「いけぇ!!!」

ググググググググググググググググググググググググ…


         バァァァァン!!!!!                  メキィイイイイ!!!

         ドシャアアアアア!!!

重かった扉は7人の力に耐え切れず、ついに押し開けられた。
…嫌な音を立てて。

祐一「う、うわぁ!!!???」

扉はバッタリと倒れ、祐一たちもその扉の上に倒れこむ。

滝「い…いててて…もしかして、この扉って…!?」

ネイ「(だから言ったのに…これ、【押すのではなく引く扉】だよ、ご主人…)」

秋「あ…あははは…ちょっとみんな夢中になってるの見てたら止めるに止められなくなって…」

あゆみ「骨折り損…ってやつですね…」
みなと「でも…ちょっと力がついた気がする…」

※参加したもののガッツが+20、せりあいが+1されました
※扉が壊れました…(笑

926 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 17:08:56 ID:???
>>いや、実は♀っ子とかでもいいんですけどwww
本編で中里母が少年に変身したりしてたしイイんじゃねwww

927 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 17:13:34 ID:acJIsmJI
>>924さん
イナビカリ修練場ってどんなだったっけ?とアニメ見たら引き戸だったので。
ちょっとネタにしてみたら…(笑
>>926さん
だとしたらどんどんこのサッカー部女の子が増えていきますね…w
JOKERとか更に引いたら考えますwww


こうして、入り口から既に前途多難な予感を感じさせながら、秋の案内で地下へ地下へ潜っていく。

長い階段を降りていくと、明かりが見え…その先には…

祐一「う、うわ!?なんだあの機械は!?」
石崎「想像したくないけど…多分、あれ特訓の機械なんだろうなぁ…」
中里「(いったいどのような技術力…いや、いうまい…)」
滝「呆れるしか無いな…ホントに…」

目の前にある巨大な機械。おそらくはサッカーのトレーニングマシーンだろうか。
ぱっと目につくものだけで…

928 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 17:19:55 ID:acJIsmJI
ゴールに向かいボールを自動・手動と切替発射出来るガトリング型砲台
中に入り走り続けなければならない巨大ルーレット
走らなければ後ろにあしらった車に轢かれてしまう動く床
避けなければ命も危ういだろう光線を発射する近代兵器
歯車のように連続して回転する巨大タイヤ
サッカーにおいて鍛える必要があるのかと思わせるベルトコンベア状で上に登る動く壁

(イナズマイレブン 染岡さんと愉快な仲間たち wiki 参考)

などなど。おおよそ常識の範囲を超えているようなモノばかりである。

それらに驚いていると、傷だらけの円堂が向こうからやってくる。

円堂「おお!長旅ご苦労様!久しぶり…っていっても、つい最近あったばかりだよな!ハハハハ…」

滝「(な、なんなんだこいつは…?翼が言ってた変人ってこいつか…?)」
中里「(GKというポジションは、どこか変でなければ務まらないので御座るのか…?)」
来生「(随分フランクなやつだな)」

祐一「あー…。円堂。もしかして特訓ってのは、あの機械…」
円堂「そう!よくわかったな、祐一!今雷門のみんなが使っているけど、休憩している間使っていいからさ!
    あのマシーンのお陰で俺たち以前の練習試合の時よりパワーアップしたんだぜ!」

929 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 17:21:54 ID:acJIsmJI
あゆみ「(あの機械で強制特訓ですか…)」
みなと「(ご愁傷様です…)」

祐一「そ、そうか…(と、とりあえずどうしよう…)」

A 自分を呼んだ理由を聞く
B 機械の説明を受ける
C どれだけ実力が上がったか、試させてもらう
D 今晩の寝泊まり場所について聞く
E その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


930 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 17:26:21 ID:AD6laZUc
A

931 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 17:28:16 ID:h2tL5HHA
E A+D
最低でもこの二つだけは聞いとかないとな

932 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 17:45:16 ID:A5jP90IU
E A+D

933 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 17:54:50 ID:acJIsmJI
E A+D 自分を呼んだ理由を聞く+今晩の寝泊まり場所について聞く

祐一「円堂…俺を呼んだ理由は何かあるのか?」

円堂は頭をボリボリ掻きながら祐一に言う。

円堂「あー…前に練習試合の時、俺と豪炎寺、祐一とでシュートを決めただろ?
   で、その時俺言ったと思うんだけど…俺と豪炎寺の二人で決める、イナズマ1号。
   成功率が50パーセントと言ったところなんだよ…
   それで、あの時のコツっていうかなんていうか…
   まぁ、そういうの祐一に教えてもらおうって思ってな!
   お前、ぶっつけ本番でアレをやったぐらいだからスゲェ才能あるんだなって改めて思ってさ!」

祐一「え、ああ…まぁ…(言えないな…奇跡の魔法のおかげです、なんて…)」

円堂「その見返りっていったらなんだけど…
   俺のじいちゃんが考えていた必殺技を(秋達が解りやすいように書きなおした)ノートとか、
   このイナビカリ修練場の機械とか使っていいからさ!な!頼むよ!!」

祐一「あぁ、いや、別にそれは構わないんだけど…今日俺らどこに泊まればいいのかな?」

円堂「俺たちはあっちの大広間で雑魚寝してるけど…
    そうだなぁ…あゆみちゃんとみなとちゃんだっけ?女の子たちはマネージャーに聞いてみるよ。
    それでいいかな?」

あゆみ「あ、はい!お願いします!」
みなと「お願いします…」

934 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 18:01:25 ID:acJIsmJI
祐一「(まさかあの時のシュートの事で呼び出されるとは…
     だけど、ついでにあのシュートを俺たちも使えたら帝国学園に対して大きなアドバンテージを持てる。
     それに、円堂のおじいちゃんが残したっていう必殺技も気になるな。
     円堂のゴッドハンドとかは多分そこから学んだんだろうし…)
     さて、どうするかな…」

来生「おい、祐一!それならさっさとあの機械使わせてもらおうぜ!」
滝「確かに。俺達も時間が1秒でも惜しいからな」

祐一「ちょ、ちょっと待ってくれ!!
   頭の中整理させてくれ!」

−−現在の皆の行動スケジュール(午前)−−

滝   マシーントレーニング ガッツ 青
来生 マシーントレーニング ガッツ 青
石崎 マシーントレーニング ガッツ 青
中里 マシーントレーニング ガッツ 青
あゆみ マシーントレーニング ガッツ 青 
みなと マシーントレーニング ガッツ 青
祐一 円堂たちの特訓の付き添い

935 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 18:04:59 ID:acJIsmJI
祐一「(俺は円堂、豪炎寺とイナズマ1号の特訓…
    他のみんなは、他の雷門のチームメイトと一緒にトレーニングに参加…か。
    何か言うことはあるかな?)」

A 中里にアイテムのことを聞く
B トレーニングについて具体的な指示を出す
C あゆみちゃん、みなとに一緒に来てくれるよう頼む
D その他(A+Bなどの指示もこちらです)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

936 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 18:08:27 ID:acJIsmJI
投票の途中ですが、ちょっと今から飲みの約束がありますので今日の更新はこのあたりになりそうです。


補足。
イナビカリ修練場はゲームではチーム全体の強化となっていましたが、
アニメのような形で各々別個強化となります。
各選手は何も指示がなければ先程自分の口から述べた能力を強化しようとします。
祐一からある程度アドバイスのような形で指示を出すことは可能ですが、
それを受け入れるかどうかは各選手の好感度次第です。

また、例えば【シュート】の特訓を選んだ際、
能力値をあげるか、必殺技の特訓をするか(フラグ立ての特訓)か選べます。

横に 【ガッツ 青】とあるように、この特訓ではガッツが減っていきます。
黄色は約体力半分、
赤は約体力1/3以下と考えてください。
青<黄<赤の順に怪我の危険率が高まります。

体力 赤の場合、自分から特訓はしません。
何も指示がなければ休憩(事実上の1回休み)となります。

937 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 18:14:53 ID:AD6laZUc
D 円堂たちの特訓の付き添いの後に機械の説明をしてもらうようお願いする

938 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 18:24:09 ID:9aXdEnnk
D 円堂たちの特訓の付き添いの後に機械の説明をしてもらうようお願いする

939 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/12(土) 23:51:20 ID:acJIsmJI
D 円堂たちの特訓の付き添いの後に機械の説明をしてもらうようお願いする

祐一「んーっと、円堂。特訓の付き添いの後でいいから機械の説明してくれないか?
    使い方がわからないと危ないし…」

円堂「ん?それはいいけど…じゃあ午前中はみんな見学って形でいいのかな?」

祐一「(あ、そっか…)」

A それでいい
B ちょっと待って
C その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


940 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 23:57:15 ID:bagOcU1g
A
ぶっ壊されるリスクは実際キケン!
説明抜きにトンデモ練習はナリコの罠をダッシュで抜けるよりキケン!

941 :森崎名無しさん:2012/05/12(土) 23:59:59 ID:9aXdEnnk
B

祐一は特訓の付き添いだから聞けないだけで、
他のみんなは、他の雷門のチームメイトと一緒にトレーニングに参加するから
聞きながらやれると思ったのだが。

942 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:00:55 ID:g1nfkwLM


よし、高速更新で同時期スレ立てを狙うんだ!(無茶振り)

943 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:08:37 ID:YKA1cJOw
>>940さん
説明抜きのままでしたらちょっと危険度はあがってました

>>941さん
祐一にではなく、【祐一達に説明】だと文脈から勘違いしていました。
特訓に付き添ってデメリットはない(むしろメリットかも?)なので、ご了承ください

>>942さん
同時期スレ立て自分もしたいです!頑張ります!(何を

944 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:15:57 ID:YKA1cJOw
A それでいい

祐一「まぁ…使い方わからないまま怪我しても危ないし…」
滝「まぁ、準備運動も何もしてないしな」
石崎「(あと、どうみてもサッカーに生かされるとは思えない特訓機械もあるしな…)」

円堂「よし、じゃあ早速だけどこっちに来てくれ!」

〜移動中…〜

イナビカリ修練場は怪しげな機械だけではなく、普通のサッカーコートもあった。
その一角では、豪炎寺がシュート練習に励んでいた。

豪炎寺「お、円堂に…この間の南葛の人たちか。この前は世話になったな」
円堂「豪炎寺!祐一が手伝ってくれるってよ!これで100人力だぜ!」
祐一「(あまり持ち上げられるのも怖いな…)」

あゆみ「せっかくですから、ここで準備運動がてら邪魔にならないところで練習してましょっか」
中里「そうでござるな。それに円堂殿たちがどのような特訓をするのか気になるでござる」

円堂「そんなに変な特訓はしてないはずだけどな…」
祐一「(嘘だッ!!)」

945 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:20:33 ID:YKA1cJOw
祐一「で、悪いんだけど具体的に俺はどうすればいいんだ?」

円堂「ちょっとキーパーをして俺たちのシュートを止めてみてくれないか?
    実際俺たちが勝手に完成しつつある…と思っているだけで、受け止める相手からどうみえるかわからないんだ。
    後、イナズマ1号の重要な所は「お互いの息がピッタリ」ってところなんだ。
    もしタイミングがずれているなら、それを指摘してくれると嬉しいな」

祐一「なるほど…とりあえずはわかった。それじゃあ早速…」

祐一 円堂 豪炎寺 「「「 特訓だ!! 」」」

あゆみ「(なんだかんだで、祐一さんも特訓バカですよね…)」
みなと「(先輩…がんばって…!)」

円堂「それじゃあ早速…行くぞ!豪炎寺!!」
豪炎寺「ああ…!円堂!!」

円堂 豪炎寺「「 イナズマ…1号!!」」

祐一「こ…これは!?」

946 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:36:17 ID:YKA1cJOw
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+! card = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+! card =★
★祐一→パンチング 48+! card =
あゆみちゃんが見てる →! card
みなとも見てる →! card★

★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
数値の合計値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
=0 ボールはなんとかこぼれ球に
≦−1 祐一、パンチング成功!

※祐一のマークがダイヤでするどいセービング(+2)が発動します
※豪炎寺、円堂のどちらかのマークがクラブでシュート失敗となります
※イナズマ1号には吹っ飛び係数3がついています
※忘れ去られていそうですが、祐一はスキル【丈夫な体】により、ふっとばされてもガッツが減りません
※円堂たち、祐一たちのどちらかの経験値が溜まったら特訓終了です

円堂たちのイナズマ1号経験値 (0/10)
シュートが決まる → +2
吹っ飛び → +1
円堂、豪炎寺のマーク一致 → +2
こぼれ球 → +1

祐一の方のイナズマ1号経験値 (0/10)
シュートを止める → +2
吹っ飛び → +1
円堂、豪炎寺とマーク一致 → +1
あゆみ、みなとの数字が絵札、JOKER → +5

947 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:37:14 ID:???
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ クラブ6 = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ ハート10 =★

948 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:37:32 ID:???
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ダイヤ6 = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ クラブ9 =★


949 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:38:31 ID:???
★祐一→パンチング 48+ スペード7 =
あゆみちゃんが見てる → ハート8
みなとも見てる → ハートJ

950 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:41:12 ID:???
あゆみもみなともはぁとですか

951 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:46:31 ID:YKA1cJOw
野郎陣の不甲斐なさが…(;´Д`)

★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ クラブ6 = 57★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ ハート10 =61★
★祐一→パンチング 48+ スペード7 = 55
あゆみちゃんが見てる → ハート8
みなとも見てる → ハートJ ★
豪炎寺のマークがクラブ → シュート失敗!

円堂たちのイナズマ1号経験値 (0/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (5/10)

円堂「イナズマ…」
豪炎寺「1号!(くっ、円堂の方が早いか!?)」

最初に放ったイナズマ1号はタイミングが合わず、円堂のシングルシュートのような形になってしまった。
このシュートはゴールの枠にすら入らず、宇宙開発していく。

祐一「いくらなんでも円堂…これじゃアドバイスしようが…」
円堂「は…ハハハ…そ、そうだよなぁ…」

そこに、遠目で見守っていたみなとが今のシュートの欠点に気づく。

みなと「円堂さんと豪炎寺さん…振り足の速さ違うんじゃ…」

祐一 円堂 豪炎寺 「「「…」」」

あゆみ「(それじゃあ振り上げるタイミングが一緒でも、撃つときズレつのは当然ですね…)」

952 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:51:40 ID:YKA1cJOw
>>>950
恋する乙女が見つめる先はきっとはあとなんですよ!(意味不明
ちなみに、この特訓が早く終われば終わるほど午前中に取れる行動にボーナス付きます。

祐一「円堂!豪炎寺!みなとのアドバイスを考えて、もう一度やってみろ!」

円堂「振り足か…」
豪炎寺「(まだ俺と円堂は息が…いや、そんなはずはない!)
     もう1度いくぞ、円堂!!」
円堂「おう!!」

円堂 豪炎寺「「 イナズマ…1号!!」」
祐一「こい!!」

★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+! card = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+! card =★
★祐一→パンチング 48+! card =
あゆみちゃんが見てる →! card
みなとも見てる →! card★

★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
数値の合計値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
=0 ボールはなんとかこぼれ球に
≦−1 祐一、パンチング成功!

※補足は>>946参照

円堂たちのイナズマ1号経験値 (0/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (5/10)

953 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:52:34 ID:???
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ダイヤ3 = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ ダイヤ4 =★


954 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:53:16 ID:???
★祐一→パンチング 48+ スペードJ =
あゆみちゃんが見てる → クラブ2
みなとも見てる → スペード3

955 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 00:53:21 ID:???
★祐一→パンチング 48+ ダイヤ10 =
あゆみちゃんが見てる → クラブ6
みなとも見てる → ダイヤQ

956 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 00:58:06 ID:YKA1cJOw
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ダイヤ3 = 54★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ ダイヤ4 = 55★
★祐一→パンチング 48+ スペードJ = 59
あゆみちゃんが見てる → クラブ2
みなとも見てる → スペード3 ★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≦−1 祐一、パンチング成功!

円堂たちのイナズマ1号経験値 (2/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (7/10)

円堂「イナズマ…」
豪炎寺「1号!!」

今度のイナズマ1号はタイミングがピッタリ合わさったシュートとなったが…
タイミングが合わさったのはいいが、肝心の蹴る勢いが足らずシュートスピードとしては大した事のないものになってしまった。

ブワワワワワッ…!

それでもボールは残像を描き、ゴール枠を捉える。

祐一「いくらボールがいくつに見えようと…!実物はひとつだ!!」

バチコーーン!!

円堂「クッ!!」
豪炎寺「加減しすぎたか…!」

957 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:00:08 ID:YKA1cJOw
円堂「まだだ!まだ何か…!だけど!!」
豪炎寺「ああ!それならば成功するまで!!」

あゆみ「(すごい根性論…)」
みなと「(何か掴めそうな気が…)」

祐一「おら!さっさと来い!!」

円堂と豪炎寺は顔を見合わせ、もう1度シュートを放つ。
今度こそ成功すると信じて…

円堂 豪炎寺「「 イナズマ…1号!!」」

★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+! card = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+! card =★
★祐一→パンチング 48+! card =
あゆみちゃんが見てる →! card
みなとも見てる →! card★

★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
数値の合計値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
=0 ボールはなんとかこぼれ球に
≦−1 祐一、パンチング成功!

※補足は>>946参照

円堂たちのイナズマ1号経験値 (2/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (7/10)

958 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:00:39 ID:???
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ダイヤ9 = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ ダイヤ6 =★


959 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:01:38 ID:???
★祐一→パンチング 48+ クラブ4 =
あゆみちゃんが見てる → ハート8
みなとも見てる → クラブ7

960 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:01:41 ID:???
★祐一→パンチング 48+ ダイヤ7 =
あゆみちゃんが見てる → ハート5
みなとも見てる → ダイヤA


961 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:03:28 ID:???
いまのところ円堂たちやればやるほど良くなっていくな。

962 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:10:51 ID:YKA1cJOw
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ダイヤ9 = 60★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ ダイヤ6 = 57★
★祐一→パンチング 48+ クラブ4 = 52 (ぶっ飛び!) (怪我!)
あゆみちゃんが見てる → ハート8
みなとも見てる → クラブ7 ★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
円堂たちのイナズマ1号経験値 (7/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (8/10)

円堂「(この感覚…!!)」
豪炎寺「(息は完全にピッタリ…)いけぇ!!」

グワワワワワワッ!!

ボールは先程以上の残像とスピードでゴール枠に収まる。
先程とは段違いのこのシュートに祐一は反応が遅れ、
体勢不十分なままセービングに向かう。

祐一「し、しま…」

バチィイイイイン!!
バシュゥゥウウウ!!

吹き飛ばされた祐一は変な体勢で地面に落下する。
それを見ていたあゆみとみなとは顔が青ざめる。

963 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:17:49 ID:YKA1cJOw
あゆみ「センパイ!!」
みなと「(今の落ち方…怪我したかも!!)」

いてもいられなくなり、二人は祐一の所へ駆け寄る。
円堂、豪炎寺もシュートがうまくいった喜びより祐一が心配で側に寄ってくる。

ズキッ!

祐一「(うぐ…!足首ひねったか!?)」

その時…

ネイ「(父上殿!!大丈夫か!?)」
祐一「(う…ネイか…?)」
ネイ「(【あのお方】からサポートしてやれと、一時的に力を分け与えていただいた。
    父上殿の【怪我をしたという因果】を…反転させてもらう!!)」

            グニャアァァァアアア

あゆみ「センパイ!!大丈夫ですか!?」
みなと「すぐに手当を…」

祐一「あ、いや…大丈夫だ…怪我してないよ…」

964 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:21:26 ID:YKA1cJOw
円堂「無理してないか、祐一?」
豪炎寺「まだ特訓を始めたばかりだ、休んだほうが…」

祐一「い、いや!ホントに大丈夫だって!もう少しで完成だろ!!ほら、次、次!!」

無事なことをアピールし、他のみんなをなんとか納得させる祐一。
ネイが再び祐一の心に語りかけてくる。

ネイ「(父上殿…今のようなことが出来るのは1日1回…次は我の能力は使えん。
    体には気をつけてくれ…)」
祐一「(あぁ、本当に助かったぜ…でも、ネイに力を分け与えた…って、誰だ?)」

円堂「祐一!次行くぞ!」
豪炎寺「無理するなというのが無理か…!ならばせめて、全力で!!」
祐一「(いや、今は無駄なことは考えるな!)よし、こい!!!」

★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+! card = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+! card =★
★祐一→パンチング 48+! card =
あゆみちゃんが見てる →! card
みなとも見てる →! card★

★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
数値の合計値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
=0 ボールはなんとかこぼれ球に
≦−1 祐一、パンチング成功!

※補足は>>946参照
円堂たちのイナズマ1号経験値 (7/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (8/10)

965 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:22:48 ID:???
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ハートQ = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ クラブK =★

966 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:23:31 ID:???
★祐一→パンチング 48+ ハート6 =
あゆみちゃんが見てる → ダイヤ3
みなとも見てる → ハート9

967 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:25:38 ID:???
今度はお互い力み過ぎたみたいねw

968 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:31:20 ID:YKA1cJOw
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ハートQ = 63★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ クラブK =64★ (覚醒フラグ)
★祐一→パンチング 48+ ハート6 = 54 (マーク一致)
あゆみちゃんが見てる → ダイヤ3
みなとも見てる → ハート9 ★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!…はずが枠外
(円堂が覚醒フラグを立てたので、ボーナスで+1します)
円堂たちのイナズマ1号経験値 (8/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (9/10)

円堂、豪炎寺は徐々にタイミングが合ってきたため、自分のもてる力すべてを足に込めボールを蹴りあげる。
が、力みすぎたせいかボールはゴールの遥か上空を飛んでいく。

しかし…

円堂「すまん、豪炎寺。今のは俺の…」
豪炎寺「…言わないでもわかるさ。ボールを蹴った瞬間、なんとなくだが…お前の考えとかがわかるようになってきたよ」

祐一「(俺もなんだか…こう、うまく言えないがこのシュートのコツみたいなのがわかってきたようなきがするぜ)」
あゆみ「(息を合わせることが出来れば、このシュートは撃てる…)」
みなと「(それならば、もしかすると…)」

来生「おーい、あゆみちゃん?みなとちゃん?」
石崎「声かけても無駄無駄。完全に祐一に目がいってらぁ」
滝「(ネイのお陰で祐一はケガを免れたか…まだ1日目の午前中何だ、面倒事は勘弁してくれよ)」

969 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:33:26 ID:YKA1cJOw
祐一「円堂!豪炎寺!体力は大丈夫か?」

円堂「へへ、俺達体力馬鹿なんだぜ!心配するな!」
豪炎寺「…バカはお前だけだろう?」
円堂「へ!減らず口言いやがって!」

あゆみ「(なんだか最初の頃に比べると、息がぴったりですね。あの二人…)」

祐一「よーし、それじゃあこい!!」

円堂「言われなくても…」
豪炎寺「これで完成させる!!」

★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+! card = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+! card =★
★祐一→パンチング 48+! card =
あゆみちゃんが見てる →! card
みなとも見てる →! card★

★と★に囲まれた間を、先着2名様で引いて下さい。
数値の合計値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
=0 ボールはなんとかこぼれ球に
≦−1 祐一、パンチング成功!

※補足は>>946参照
円堂たちのイナズマ1号経験値 (8/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (9/10)

970 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:33:40 ID:???
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ハート5 = ★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ スペード5 =★

971 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:34:32 ID:???
★祐一→パンチング 48+ ダイヤ5 =
あゆみちゃんが見てる → ハートA
みなとも見てる → ダイヤ9

972 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:34:41 ID:???
★祐一→パンチング 48+ スペードA =
あゆみちゃんが見てる → ダイヤ6
みなとも見てる → ハート9

973 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:40:46 ID:YKA1cJOw
まさかの555。
が、ボーナスいりませんでしたね。なんとか完成!
★豪炎寺→イナズマ1号(未完成) 51+ ハート5 = 56★
円堂→イナズマ1号(未完成)  51+ スペード5 =56★
★祐一→パンチング 48+ ダイヤ5 = 53 (吹っ飛び)
あゆみちゃんが見てる → ハートA
みなとも見てる → ダイヤ9 ★
≧1 イナズマ1号がゴールに突き刺さる!!
円堂たちのイナズマ1号経験値 (10/10)
祐一の方のイナズマ1号経験値 (10/10)

最後のシュートは、見事に息のあったシュートとなった。
それはシューターだけではなく、対峙するGKとも息を合わせるというとても不思議な事態となった。

豪炎寺「(こ、これは…)」
円堂「(この感覚…)」
祐一「(な、なんだ…!)」

イナズマ1号がゴール枠を捉え、祐一が必死に手を伸ばすが届かず弾き飛ばされる。
そのイメージを三人は共有する。

グワワワワワワッ!!

バチィイイイイン!!

バシュゥゥウウウ!!

円堂「完成…」
豪炎寺「ああ…完成だ!」
祐一「俺にも見えたぜ…イナズマ1号!!」

974 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:43:52 ID:???
するどいセービング発動してないのか?

975 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:44:42 ID:???
あれダイヤでするどいセービング(+2)が発動してないかな?
まさかの555ですしいいよね。

976 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:46:44 ID:YKA1cJOw
イナズマ1号が完成し、喜びをわかちあう3人。
それを遠目で見ていたあゆみとみなとも、何かを感じ取っていた。

あゆみ「み、みなとちゃん…いま…」
みなと「うん…先輩の感覚が自分の事のように…」

あゆみ「みなとちゃんも?なら…」
みなと「言わなくてもわかるよ。今なら…わかるような気がする。祐一先輩のことも。あゆみ先輩のことも…」
みなと「…」

イナズマ1号の完成は円堂と豪炎寺だけでなく…
今、南葛にも大きな成果をもたらした。

※円堂と豪炎寺のイナズマ1号が完成しました!
※祐一、あゆみ、みなとの間でイナズマ1号フラグがたちました!

977 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 01:53:14 ID:???
>>974さん
自分で書いてて気づいてませんでした…発動してましたね、これは失礼…
【3人とも数字一致】ボーナスということで、完成ということでお願い致します…
スレの容量的にも(ぇ

>>975さん
こんな時に限ってするどい発動とか笑うしか無いですよねw

なんとか次スレ前にイナズマ1号完成しました!(ちょっと無理矢理気味でしたが)
このスレももうすぐ終わりですので、スレタイ募集したいと思います。

スレの埋め立てには、以前頂いたネタの「南葛の前にいた学校」を参考にさせていただき書いている最中です。
厳密にはサッカーを真剣にはじめるキッカケのようなお話ですが…(汗

あ、記載するのを忘れていましたが、祐一はパンチング3回分ガッツ消費しています。

それでは、今日の更新はこのあたりで。
新スレ祭り間に合うといいなー(ぉ
参加していただいた皆様、お疲れ様でした!!

978 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 01:59:02 ID:???
乙でした
一応テンプレ置いておきますね
【】もうひとつの物語4【】

979 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 06:53:15 ID:???
今さらですけど前スレ652で怪我しにくい体になったので>>962での怪我は
していないんじゃないでしょうか?

980 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 17:36:36 ID:???
【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】

981 :森崎名無しさん:2012/05/13(日) 18:17:17 ID:???
【JOKER祭は】もうひとつの物語4【まだ終わらない】

982 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 20:10:46 ID:???
今日の更新は夜になりそうです。

>>978さん
あやや!テンプレありがとうございます!

>>979さん
自分でもすっかり忘れてました…(ぉ
一応ケガがノーカンだったので、今回は勘弁して下さい…
次回以降、ちゃんと忘れないように気をつけます。

毎度の事ながら、スレタイどれにするか悩みますね…

983 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 21:16:17 ID:???
それでは新スレの方建てたいと思います。

どちらにしようか悩みましたが、
【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
にしようかと思います。

それでは、続きは新スレのほうで!
埋めネタには以前言っていた話を投下したいと思います。

984 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 21:59:19 ID:???
新スレ立てました。
テンプレなのですが、なにか追加して欲しいことや、
「ちょいちょい、このルール忘れてますよ」などありましたらご報告ください。
うーん、いつになってもスレ立てなれませんねぇ…

985 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:38:09 ID:???
これは、祐一が南葛に転校する前の話。
祐一がサッカーを改めて志すキッカケとなったお話である。

彼は家庭の都合により転校することが多かった。
それは日本だけではなく、両親の仕事の都合によっては海外で生活することも多々あった。
折角友達ができてもすぐに転校してしまう。
寂しいと思いつつも、何回もそれを繰り返されると次第に他人へ心を開くのが億劫になる。

??「なぁ、祐一…お前今度はどこに行くんだ?」
祐一「海外だってよ。まだ詳しくは聞いてないけど…」
??「でも、日本にはまた帰ってくるんだろ?」
祐一「帰ってくるだろうけど…ここに戻ってくることは無いと思う。
   今までもそうだったし、これからも…」
??「そっか…でも、でもさ。
   いくら遠くはなれてたって、同じ国で同じ事をしていれば逢えるとは思わないか?」
祐一「どういう事だ…?」
??「俺、前にも言ったけど中学校行ったらサッカーやろうと思ってる。
   必ず全国大会まで勝ち残る!だから、お前も…」
祐一「俺はお前ほどサッカーうまくないよ…」
??「…なら、応援しにきてくれよ。俺、必ず全国行くからさ」
祐一「…それまで、覚えていたらな」
??「約束だぞ!」

986 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:39:11 ID:???
チュンチュンチュンチュンチュン!

朝日と小鳥の鳴き声と共に、祐一は目を覚ます。

祐一「あー…そういえば…そんな約束…あったな…」

祐一は重い瞼をこすりながら起き上がる。
日本にいた頃の友達の夢。
その約束の日から、月日は数ヶ月たっていた。

今祐一はフランスにいる。
今回の両親の仕事はどうやら長くなるようで、
日本の親類に頼って置いておくのは忍びないと思ったのだろう。
…とはいえ帰宅は毎回夜遅く、朝も起きた時には仕事に出かけている。
一人暮らしとそう大差ない生活が続いていた。

フランスの生活にはだいぶ慣れた。
残念だがフランス語は喋れないが、なんとなく身振り手振りで意思疎通は出来るようにはなった。


ピンポーン!!
ピンポンピンポーン!!


祐一「またあいつらか…今日もこりないな…
   はいはーい、そんなにベル鳴らさないでくれ〜」

987 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:41:25 ID:???
ガチャ

祐一が玄関を開けると、日本人学校の同じクラスメイトたちが立っていた。

少年A「祐一…頼むよ、俺達と一緒にサッカーをやってくれよ!」
少年B「お前…こっちに来る前にサッカーやってたんだろ?俺達じゃ地元のサッカーチームに勝てないんだ…」
祐一「悪いけど…そういう気分じゃないんだ…何度頼まれても、俺じゃ無理だよ。
   …やっていたっていっても、俺だってそんなにうまくはないし…」

体育の授業の一環でサッカーをした時、何もしていない生徒よりボール捌きが上手だったため
以前サッカーをやっていたということがクラスメイトにバレてしまった。
本音を言えば、別に助っ人に参加すること自体は構わないのだが…

祐一「大体…俺なんかよりもっと上手な奴いるだろ。岬とかさ」

サッカーは多少かじった程度の嗜みでしかなかった祐一にとって、
同じクラスの岬 太郎のボール捌きは余りにもまぶしすぎた。

そんな岬に興味をもった祐一は、その授業のあと岬に詳しい話を聞いた。
ここに来る前には日本にいて、全国のサッカーチームを転々としたこと。
日本一になった南葛SCというところで主力MFとして活躍していたとの事。
その時いた友達と約束した事、など。

988 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:42:31 ID:???
少年A「岬がいくら上手くたって…一人じゃサッカーは勝てないんだ!
    だから…」

祐一「なんでも…」

少年B「え?」

祐一「なんでもかんでも人に頼るのはやめろ!!
   俺は…そんなに期待されたって答えることができないんだ!帰ってくれ!!」

バタンッ!!

少年A「祐一…」

強引に玄関を閉めると、自分の部屋に戻りベッドへ飛び込む。
天井を見上げながら、その目にはうっすらと涙をうかべている。

祐一「俺がもっと上手だったら…俺がもっと努力していたら…俺は…俺は…
   クソッ!! 俺に…何をしろっていうんだよ…北川…俺に教えてくれよ…」

989 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:44:47 ID:???
ふと、我に返ると陽はだいぶ上がったようで壁時計を見ると正午を回っていた。

祐一「いつの間にか…寝てたのかな…
    メシ…どうしよう…」

そんな風に思案していると、またもや玄関の方からチャイムの音がなる

ピンポーン!

ピンポーン!

祐一「…うるさい!!もう、俺に構わないでくれ!!」

その言葉が聞こえたのか、チャイムの音は鳴らなくなった。
代わりに、玄関の外から先程の少年とは違う声が聞こえる。

「祐一くん。ちょっと話だけでもいいからきいてくれないかな。外に出ておいでよ」

祐一「この声は…岬か?」

トントントンと階段を降り、玄関の扉を少しだけ開ける祐一。
顔を覗いてみると、端正な顔立ちの少年が屈託のない笑顔を浮かべている。

祐一「岬…何のようだ?」

990 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:46:13 ID:???
岬「僕は…祐一くんをサッカーの試合に誘いに来たわけじゃないよ。
  ただ…僕と一緒に、ちょっとだけボールを蹴らないかい?」

祐一「少しだけなら…」


ギィィィ…

岬「良かった。顔も見せてくれないとちょっとだけ思ってたよ」
祐一「流石にそれは無いよ…ハハハ」
岬「あ、やっと笑ってくれた。祐一くん、この前のサッカーの授業からなんだか機嫌が悪そうだったからさ」
祐一「…」

そして二人は、近くの公園へと足を向ける。
軽い準備運動の後、二人はボールを蹴り合う。

991 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:47:49 ID:???
パスッ パスッ

向きあって、ボールを蹴り合う二人。
ポツポツと、彼らは語り合う。

岬「祐一くんは、サッカーが嫌い?」

パスッ パスッ

祐一「嫌いじゃ…ない。けど…」

パスッ パスッ

岬「けど…?」

パスッ パスッ

祐一「俺は…岬みたいにサッカーはうまくない」

パスッ パスッ

岬「別に、サッカーの上手い下手じゃないと僕は思うよ。好きか嫌いか、だと思う」

992 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:50:14 ID:???
祐一「それは…サッカーが上手だから言える言葉だと思う。
   俺は、友達と約束を果たせなかった…」

パスッ パスッ

岬「約束?」

パスッ パスッ

祐一「友達と一緒に二人で完璧になろうって誓い合った。
   あいつが守りなら俺が攻める。
   あいつが攻めるなら、俺が守る。だけど…」

パスッ パスッ

岬「…だけど?」

パスッ パスッ

993 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:51:31 ID:???
祐一「決勝戦だった。あいつは後ろにいる俺のことを信じて攻め上がった。
   俺は期待に答えようと、ボールを奪おうと奮闘した…」

パスッ パスッ

祐一「だけど、力みすぎた俺のタックルは相手の足に行ってしまった。
   ファールを貰い、危険なプレイとして俺にはレッドカードが出された」

パスッ パスッ

祐一「そのフリーキックが決勝点となってしまった。
   友達はなんとか点を取ろうと頑張ったけど相手の守備陣に防がれ…
   挙句の果てに、あまりに無理な体勢で競り合った結果そいつは怪我をしてしまった」

パスッ パスッ

祐一「あいつは俺以上に才能のあるやつだった。
   けど、怪我が治った頃には、既に周りの奴らの実力派はあいつを追い越していた

994 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:52:39 ID:???
祐一「俺は…俺のせいでチームに…なによりあいつに迷惑をかけた…
   そんな俺が、まだサッカーをやろうだなんて…」

パス…

岬「祐一くん…。だったら、尚の事だよ」

祐一「え?」

岬「今、君は逃げている。自分で責任を取った振りをしているけど、それはただ逃げているだけだ。
  責任をとる道は身投げのような行為の中にはない…
  責任をとる道はもっとずーっと地味で全うな道…」

祐一「じゃあ…どうしろっていうんだ…俺に…」

祐一がそう言うと、岬は優しい…慈悲た目で祐一を見つめる。

995 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 22:53:58 ID:???
岬「それは…自分で考えるんだよ。祐一くん。
  今日はありがとう、ボール遊びに付き合ってくれて。
  じゃあ、これで…」

そう言って、岬は背中を見せて帰っていく。
その背中を祐一は見ていることしかできなかった。

突如、岬の足がピタッっととまり、クルっと祐一の方へ振り向いてこういった。
岬「明日の朝9時…僕達日本人学校の校庭で試合があるよ。
  …待ってるからね」

その言葉を言った後、もう振り向かずドリブルをしながら岬は帰っていった。

祐一「岬…。
    北川…。
   もう一度。もう一度だけ、俺に…チャンスをくれるのか?」


          〜外伝話 前編終了〜

996 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 23:00:45 ID:???
このスレでの岬きゅんは【綺麗な岬】です。
綺麗すぎる岬です。そりゃあもう、綺麗なジャイアン並に…

とまぁ想像以上にネタが広がりすぎて試合の方にまでいきませんでした。
なぜ祐一がオールランダーにこだわるのか。
そして、旧友の約束とは?と伏線張りすぎて回収できるかどうか不安になってくるレベルです。

それでは、残りは適当に埋めたいと思います。
この書き込みで996のはずなので、以下4つは下の★★で埋めていただけたらと思います。

★祐一は何フェチ? → ! karada★

★あゆみは何フェチ? → ! karada★

★みなとは何フェチ? → ! karada★

★中里の…? →  クラブ2


それでは、引き続き新スレの方でもよろしくお願いします。

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