キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/06/10(日) 01:57:45 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。




前スレ


【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1325602459



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


627 :森崎名無しさん:2012/12/01(土) 23:20:04 ID:???
復帰一発目から隠し選択肢入れるなw乙でした

628 :森崎名無しさん:2012/12/01(土) 23:46:20 ID:JtyDegpo


629 :森崎名無しさん:2012/12/02(日) 00:01:20 ID:???
このスレ日付変わると再投票だったよねage

630 :森崎名無しさん:2012/12/02(日) 00:04:12 ID:tEeSds9M


631 :森崎名無しさん:2012/12/02(日) 01:47:01 ID:dT9n9yHE
G

632 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/02(日) 23:27:44 ID:???
>>627
乙感謝です! どんな時だって冒険心は忘れてはなりませんよね!
>>629
気配り、ありがとうございますー。


G 味も見てみよう。鈴蘭を食してみる。


633 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/02(日) 23:30:08 ID:???

ひとまず気分を落ち着かせるために、風にそよぐ鈴蘭の花に松山は見とれてみた。

松山「一面に咲き誇る花って、綺麗だよな……圧巻されるから、素直に受け取れる、せいかな?」

次第にこう思うようになる。
こんな小さく可愛らしい花が、強力な毒を抱えてるなんて本当だろうか?
本当の本当だろうか? 「う」をふたつ……つまりう双……うそうだ。 なんだやはり嘘だ。

松山「危うくだまされるところだったよ、北国の男子まいった。はっはっは」
メディスン「ねぇシャンハイ、この人間、変だわ」
シャンハイ「ハイ。 光様はとても良いご主人様ですから」
松山「シャンハイ……(ジーン)」

一面の花畑をバックに、これまた可愛い人形達のやりとりが耳に入り、松山はますます気を良くする

松山「こんないい気分の日には、歌でも披露したい気分だが……。
    おっ、いいこと考えたぞ。 花の蜜で綺麗なソプラノを披露できるじゃないか……ぱくっ!」
シャンハイ「シャッ!?」
メディスン「っ!?」

止める暇も与えず、花茎部分を摘み取ると、松山は躊躇わずもぐもぐと咀嚼した。


※鈴蘭は、ユリ科スズラン属、別名はキミカゲソウ。
  観賞用ですが、強い毒性があります。誤って食べるのは嘔吐眩暈に見舞われ大変危険です。


634 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/02(日) 23:31:15 ID:???

先着で


松山の小さな冒険 → ! card


ダイヤ・ハート→ 松山は眩暈を起こした! (ガッツ-50、練習中蹴ったボールが明後日の方向へ)
スペード→ 松山は口内が腫れて痺れた! (ガッツ-100、会話中、妙なことを口走る可能性有り)
クラブ→ 松山はゴロゴロピー状態に! (ガッツ-200、行動制限、ガラスのエースの好感度アップ)
クラブA→
::::::::::::::::::::::::::::::::.....::::  /|ヽ l|         ,‐、   
:::::::::.....::::::::::::::: | ! ヽ      ∠_7‐、ヽ、i\ 
:::::::::.....:::::::::::::ヽヽ    ト、._ニ7.//´ ヽ、ヽ(.l 
:::::::::.....::::::::::::: ーラ`   l、_`,゙=‐ i l (O`, ヽ! ' 
:::::::.....:☆彡::::::::::::、._ノ/    !!  / r'  `´    、, ‐''´ 
:::::::::.....::::::::::::  l/||  |!! /__, _   l⌒ヽ、/  _..-
:::::::::.....::::::::::::   ! i  |.!!i´i'(0, - //(´/|  /,-‐
 :::::::::.....::::::::::::  ! !、  、ニ`ヽ、'  ヽニ,イ:::::ゝ// 
:::::::::.....::::::::::::::    ヽト‐   ```ー-‐/ ヽ y':::\  
:.... .... ..:.... .........,...:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. ..... ........ ......
:.... . .... ....... ...,--v--,...:.... ' .... .... .. .:.... .... ..... .... .. ..... .... .. .:.... .... .....
... ..: .... .... .. |\/l | 無茶しやがってです… ...... ................... .. .
....  ................|l ||  ||l|ゝ .. ..... ..................... ..... ................... .. . ...
..  .: .... .. ノl | l, l l .l|  ... ............. ............... ............. ........... . .....
...... ..: ... ≦ノ` ヽ ヘ≧ ............ ............... ............. ............. .. ........ ...
... ..: ....  ミく二二二〉ミ ... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........
      三三三三

JOKER→ なんと鈴蘭は、松山の細胞に適合し、進化させる食材だった!


635 :森崎名無しさん:2012/12/02(日) 23:31:35 ID:???
松山の小さな冒険 →  ダイヤ4

636 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/03(月) 00:05:09 ID:???

松山の小さな冒険 →  ダイヤ4
ダイヤ・ハート→ 松山は眩暈を起こした! (ガッツ-50、練習中蹴ったボールが明後日の方向へ)


松山「モグ……モグ……」
メディスン「(目をまん丸びっくり)」
シャンハイ「(……ハッ)ひ、光様!? そんな鈴蘭を食べたりして、大丈夫なんですか!?」

主人を案じる気持ちから、いち早く立ち直ったシャンハイが、異常がないか松山の周囲を飛び回る。

松山「ん? なんだシャンハイは心配性だな。
    鍛えてる俺が、花の一輪二輪食べたところでどうにかなるわけないだろ?」
シャンハイ「光様……ホッ」

バターーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!

シャンハイ「ひゃああああああああああああああ!!!!!!?」

松山は、突如襲ってきた眩暈に耐え切れず、前後不覚となり仰向けに倒れた!
絶句するシャンハイは、そろそろパニック耐性も身についてたので素早く松山の脈拍呼吸確認する。

メディスン「こらー人間! スーさんになんてことするの」
シャンハイ「それどころじゃありません! メディスンは光様の足持って! お部屋に運ばないと!」
メディスン「えーほっとこうよ。 勝手にスーさん食べてくれちゃってさ。
       その人間が言った通り、過剰摂取しなければスーさんの毒で重態にならないし」


637 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/03(月) 00:06:10 ID:???

それよりー、と、オロオロするシャンハイに、メディスンは兼ねてから考えてたことを口にする。

メディスン「シャンハイ、どっかの人形遣いみたいな青い服より、私とお揃いの服着ようよ、ね?」
シャンハイ「オロオロはわわわ……わ、わかったから、前向きに検討するから! 光様お部屋へ……」
???「朝から何の騒ぎなの、これは……」

不意に。 混迷する状況に、もうひとり別の人物の声が割り込んだ。

???「私の手ずからあつらえた服なんだけど、気に入らない? 随分会うの久しぶりねメディスン」
メディスン「あ―――アリス!? なんでここにいるの?」

鈴蘭の庭へ闖入してきたアリスは答えず、つかつかと、痙攣する松山のそばへしゃがみこんだ。

アリス「どういう状況なのこれは……シャンハイ、説明して」
シャンハイ「ハ、ハイっ。(自律人形説明中)」
アリス「(……)」

アリスは、黙って話を聞いてから芽生えた頭痛をこらえるように指先で眉間を押さえてから

アリス「とっとと部屋に運ぶわよ。 落ち着ける空間で安静にさせればすぐ気付くでしょう。
     行動が予測できない不気味な人間ね……昨日の件で朝から出向いた私も馬鹿みたいじゃない」

人形達を動かし、松山の体を軽々抱えさせて歩いていく。 シャンハイとメディスンも後を追った。


638 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/03(月) 00:07:19 ID:???

松山が目を覚ましたのは、それからピッタリ10分を経過してからだった。

松山「ん……あれっ、ここ部屋か? 俺いままで花畑に迷いこんでたような……なんだ夢か」

そう完結して寝直そうとする松山を、アリスの細い指がなかなか痛烈にデコピンした。

松山「うおっ!? あれ……アリスさん、か? なんでここに……」
アリス「なんでじゃないでしょ。 昨日できなかった話を今度こそまとめる為に来たのよ。
     昨日に引き続いて、馬鹿らしい騒ぎの最中に来ちゃって……さ、賭けの話をはじめるわよ」

これ以上、まどろっこしい事態はごめんだと、アリスは単刀直入に答えを聞いてきた。
対して、何が起こったのかまだ意識と頭脳が明瞭さを取り戻せない松山は困惑する。

松山「(あーっと、うーんと、どうする……?)」


639 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/03(月) 00:08:20 ID:???

どうしますか?


A 賭けというなら、聞きたい。 こちらのメリットは何だ?(*選択、判定によってチップを釣り上げられます)
B わかった。 その賭けに勝って正式にシャンハイを貰い受ける!
C ふざけるな! 却下だ却下! 断固却下だ!
D それより先に質問。 お母さんどうしたんだ?
E ここはメディスンに全てを委ねてみよう
F その他


*後2回まで選択できます。
*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまでです。 お疲れ様でした。


640 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 00:12:09 ID:bL3DOXAc


641 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 00:15:24 ID:kDogtafQ
A

642 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 00:25:22 ID:MDcv1FPI
A
ツッコミが追いつかん…

643 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 01:16:24 ID:???
どうして俺が勝ったら俺の女になれ!が無いんだ

644 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 04:43:55 ID:8EyVo3EQ


645 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 08:42:32 ID:???
A

646 :森崎名無しさん:2012/12/03(月) 18:12:04 ID:1GJHWmdA


647 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 00:01:17 ID:???

>>642
えっ
ツッコむところなんてどこにもありませんですよ?
>>643
思春期の少年のメモリーに刻まれたその言葉は、今後松山が感極まったりパニくると出る口癖に!

机の中の、ないすぼぅと漫画とイタリアの伊達男が主人公のラノベ出しなさい。
先生怒らないから。 むしろ宿直室で宇宙編の最新巻まで全部一気読みするから。


648 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 00:03:33 ID:???

A 賭けというなら、聞きたい。 こちらのメリットは何だ?


松山「(何回出直されたって、こっちの答えは決まってる。
    シャンハイは絶対渡せない! けど……逸るな。 落ち着いて考えよう)」

相手は頭脳派のアリスで、断ろうとしても話を逸らそうとしても対策を用意してる気がした。

松山「(俺が、賭けにYesと答える絶対のビジョンを携えてきてるんだ。
    ならこちらは、馬鹿正直な返答をせず、何らかの工夫が必要だ……。
    その工夫を持って手繰り寄せないとならないのは、賭けを不成立させる名目。 それは……)」
アリス「答え、決まったみたいね。 聞かせてもらえる?」

松山は、不安そうなシャンハイを安心させるように目配せしてから、不敵な表情を浮かべて言った。

松山「……賭けというなら、聞きたい。 こちらのメリットは何だ?」
アリス「えっ? ……それならとっくに聞かせた筈よ? シャンハイに五つの魔法を……」
松山「いいや! 違うぞアリスさん!
    それはあくまでシャンハイに、賭けの報酬になる事を受け入れさせる方便だろ!?
    俺にシャンハイの所有権を手放すリスクを犯させるメリットは、一切提示してないぞ!?」


649 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 00:04:50 ID:???

アリス「……」

松山の発言を聞いたアリスは、スッと目を細めてそのまま閉じ、沈黙する。
微細な変化はわからなかったが、どうやらアリスの痛いところを突けた手応えを感じた。

アリス「(そうきたのね……着眼点いいじゃない。
     ここで私が追加したリワードに不満あることにすれば、賭けそのものを破棄できる。
     交渉事に弱そうな装いして、一本とられたというところかしら……)」
松山「(シャンハイは、どん底に落ちた俺に文句ひとつ言わず、ずっと尽くしてくれたんだ。
    サッカーだろうと話術だろうと、シャンハイを渡すなんて事態には徹底的に抗ってやる!)」

松山の並々ならぬ決意と覚悟の程を読み取ったアリスは、主導権を失ったことを受け入れ嘆息した。

アリス「それなら……」



先着で


七色ネゴシエイター → ! card


ダイヤ→ アリス「私と昨日のアホ毛さんのSSPカード……更にとある名剣でどうかしら」
ハート・スペード→ アリス「私と昨日のアホ毛さんのSSPカード……で、どうかしら」
クラブ→ アリス「シャンハイ。 メディスンも、席を外して頂戴」
JOKER→ アリス「魔界の名有りサッカー選手全員分のSSPカード……で、どうかしら」


650 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 00:07:10 ID:???
七色ネゴシエイター →  クラブ9

651 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 00:20:02 ID:???
さて、始まったか…。

652 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 01:17:00 ID:???

七色ネゴシエイター →  クラブ9
クラブ→ アリス「シャンハイ。 メディスンも、席を外して頂戴」


それなら……そう言いさして、アリスはもう一度松山の決意の程を量って、別のことを口にした。

アリス「シャンハイ。 メディスンも、席を外して頂戴」

唐突に、シャンハイと、蚊帳の外に置かれていたメディスンに退出を促すアリス。
当然、困惑の六つの眼が向けられるが、アリスは取り合わずもう一度繰り返した。

シャンハイ「あ、あの、アリス様、まさか光様に無理やり……」
アリス「そんなフェアじゃない真似しないから安心しなさい、ほらメディスンも」
メディスン「言われなくたってそうするわ。ここつまんないし、シャンハイ外で遊ぼ!」

安心直後の隙に、シャンハイがメディスンに半ば強引に連れられていくのを見届けてから
アリスは、松山と二人きりとなってから、やや苦そうな口調で。

アリス「残念だけどシャンハイのこと、諦めざるを得ないわね。 ……今回は、ね」
松山「……悪いが今回だけじゃなくずっとさ。
    アリスさんがシャンハイにこだわったり、大切に考えてるとしてもな」

対照的に断固とした口調で語った松山に、アリスはほんの少し苦さを残した微笑を浮かべた。


653 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 01:18:20 ID:???

アリス「試合をせずとも十分に、貴方の考えと気持ちは解ったわよ。
    こうなれば、ここで話しておきましょうか。 シャンハイに意思が宿った原因――因果を」
松山「なんだって? ……まさか、これまでシャンハイの調整に来てたのは……!」
アリス「何故そこにいたったかを解明せずにはいられない魔法使いの性ね。
     爆弾の除去とか、人形を使う特性もちゃんと施したんだからそちらに不利益はない筈よ」

悪びれずクールに言ってから、アリスは、手近に控える人形に持たせてたポーチを手元に寄せる。

アリス「先も言ったけど考えていたわ。 どうしてシャンハイが貴方のそばで心を宿したかを。
     その為にシャンハイの体の中を調べたりもした。
     そして……ある物を見つけたのよ。 他の人形の材料には使っていなかった、これをね」

言いながらポーチから取り出した物……それは、白い布地の何か。
アリスの手の中で揺れ動く布地には、目立たない刺繍で、はっきりと見覚えのある文字が。

アリス「想念の篭った人形の材料を探しに、無縁塚まで探しにいった際に拾った物。
     シャンハイの、魂を形成する核となった物よ。 貴方に縁のあるこのハチマキを」

松山は、幻想郷にやってきて過去最大級の衝撃に、心臓が鼓動を止めたと誇張抜きに思えた。
身動きも忘れた、アリスの前でもう一体の人形の様になった松山の掌に、ハチマキが乗せられる。
そんなはずはないのだが、ハチマキが触れた箇所が、火傷しそうな程熱く感じられた。


654 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 01:19:21 ID:???

松山「これは……ぁ……そんな馬鹿な……そんな、じゃあシャンハイは」
アリス「私もスキマ妖怪から聞きかじったことしか知らないけど、多分あなたの想像通り。
     シャンハイは、私の求める自律人形ではなく、貴方の為だけに動き出した人形」
松山「還ってきてたのか……こんな……俺のところに、気付かない内にずっと前から……」

嗚咽し、涙を辛うじて堪えて、松山はハチマキの手触りをただ感じることしかできない。
その様を未ながら、アリスはいつかのスキマ妖怪との会話を思い出し、心中で呟いた。

アリス「(本当は……ここで明かすのはルール違反なんだけどね)」

この話を八雲紫から聞いた際に、ハチマキをいつ松山に渡すかはアリスの一存に任された。
松山を幻想郷に縛りつける事になりかねない為、返す機会は慎重に測るべしと警告も受けた。
よってアリスがこう導き出した。
シャンハイが、松山にとって重要な存在でなければ何も知らせぬまま切り離す。
そうでなければ……だが、賭けをせずとも、対決せずとも、答えは早々に出た。

アリス「さて――話すことも、ここでの用もなくなったし、私は帰るわ。
     聞いてるかわからないけど、今日の夕方に抽選会があるから守矢神社で会いましょう。
     このお役目から開放されたし、私は私で自律人形作成に舞い戻るとするわ」

そして、ハチマキを握り締め応えぬ松山にも、さして関心は払わず、颯爽とアリスは去っていった。


*松山が【思い出のハチマキ】を手に入れました。 


655 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 01:20:22 ID:???

【幻想郷・八月六日・昼】



蝉の鳴き声がつんざく中で、松山は窓の外でメディスンと戯れるシャンハイを見た。
今すぐ飛び出して抱きしめたい衝動も湧き上がるが、自制に成功した。

松山「(いや……そうだ、これは、俺の問題。 俺の……過ぎ去った過去なんだ。
   シャンハイもそうだ。 とっくに独立して、自分の友達を作るくらい成長している……)」

自分の思いを押し付けることはただのエゴと、松山はシャンハイとハチマキをもう一度交互に見た。
ハチマキをそっと大切にしまってから、何か保存方法を考えながら松山はアリスの言葉も思い出す。

松山「(守矢神社で、夕方に抽選会か……。
   さてそれまでに、トラウム・アドラーズの選手を集合させないといけないな。
   地霊殿の選手達は、さとりさんがまとめてくれるはずだから、俺はどうするか……)」



どうしますか?


A どこかに行く(*後に選択できます。併記も可です)
B このまま家で過ごす(*後に選択できます)
C その他


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。 お疲れ様でした。


656 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 01:28:43 ID:???
ここだ、ここで補足だ!

*その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。

657 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 06:04:29 ID:7R6yQCz+
A
乙でした

658 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 07:52:08 ID:UGAt4N4Q


659 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 08:27:51 ID:ThmatYnY
A

660 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 10:51:22 ID:???
そういえば萃香との練習は午前?午後?それとも夜なのか
そのへんはっきりしてないから選択先迷いそうなんだけど。

661 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 11:04:33 ID:???
>>660
約束だけして具体的な日付等はまだ決めていない

662 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 11:38:42 ID:???
読み返してみたら萃香との練習は8日、9日だった
抽選日とチーム練習後だと勘違いしてたわ

663 :森崎名無しさん:2012/12/04(火) 16:39:01 ID:???
トルネードシュートマスターせんとな

664 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/04(火) 22:25:09 ID:???
>>656
すみません忘れてしまってました。 心配りに感謝です!
>>657
乙感謝ですー
>>660-663
選手ランク合致と、高好感度と、大会直前特訓補正があるので
両者共、大きな成長チャンスになる筈です! マモノさんが荒ぶらなければ。

今日はちょっと更新できません。
代わりに前日書きながら思いついたんですが

松山「こ、これは……ぁ……そんな馬鹿な……目立たない様に刺繍、アリスさんが俺のことを!?」

などと、いろいろ台無しにする自滅ネタですみませんお目汚しを!
いよいよ寒くなってきましたね。 お疲れ様でした。

665 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/06(木) 00:11:54 ID:???

A どこかに行く



松山「公の場にトラウム・アドラーズの存在を見せてやりたいしな。
    チーム全員で乗り込む為には、夕方まで声かけて回らないとだ。 そこでおさらいしておこう」

ひとりずつ、チームメンバーの顔を思い浮かべながら、住居を列挙していく。

松山「地底に住まうメンバーにはさとりさんが漏れなく声かけるから優先的には低めだな。
    引っ越した鍵山さんもそっちだな。 で、地上の幻想郷にいるメンバーといえば」


ルーミア:定まった棲家は不明だが、人里の宵闇精肉店でよく出没もとい働いている。
お虎と辰子と宵闇妖精達:同上。 ルーミアを見つけさえすれば彼女達とも会える筈。
博麗靈夢:霊夢と同じく、博麗神社で暮らしてる筈なのだが?
伊吹萃香:多分博麗神社に行けば会える筈。
射命丸文:抽選会場の守矢神社がある妖怪の山。 声かけなくても問題なく来る筈。


松山「よしこんなところか。
    目的はあっても、思うまま自由に動けるのって久しぶりだな! さーて、どこから回ろうかな」


666 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/06(木) 00:12:59 ID:???

どこに行きますか?


A 鈴蘭畑
B 人里
C 博麗神社
D 香霖堂
E 魔法の森
F 妖怪の山
G 太陽の畑
H 紅魔館
I.  霧の湖
J 白玉楼
K 永遠亭
L 迷いの竹林
М スタジアム
N 旅の扉から地底に行く


*現在の時刻は『9:00』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


667 :森崎名無しさん:2012/12/06(木) 00:20:34 ID:4C8EXCKU
C

668 :森崎名無しさん:2012/12/06(木) 00:28:33 ID:nwSIeIWg
C

669 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/06(木) 00:57:28 ID:???

C 博麗神社



松山「最初の行き先は……当然、手近の博麗神社だな。……っ」

出したままだった布団を片付けながら最初の目的地を決めた松山の動きが止まる。


『俺が勝ったら、俺の女になれ!』


松山「う、が、あ、ああぁ……」

布団をベアハッグし、そのまま投げつける寸前で、体力の浪費を避ける。
押入れの戸を閉めてから、決まりの悪い口調で呟いた。

松山「はぁ、なんてこと口走っちまったんだ俺は……霊夢さんがいたらどうやって顔合わせりゃ……」

グルグルしてきた気持ちの一新も兼ねて、作務衣に着替えてから、松山はシャンハイに声をかけた。


670 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/06(木) 00:58:50 ID:???

松山「シャンハイ!」
シャンハイ「あっ、ハーイどうされました?」
松山「俺、今から博麗神社に行って来るから」

そこでシャンハイが、ついていきますと言いかけたのを見て。
松山はメディスンの表情を見て言葉をかぶせた。

松山「歩いていける距離だから大丈夫! たまにはゆっくり遊んでてくれー」

背中を向けて、手を挙げ言ってから、松山は歩きはじめた。
その懐には、結局、倉庫の壺に放置も着用もできずにいるハチマキが密やかに収まっている。

松山「(この……ハチマキの付喪神がシャンハイのルーツ……。
    いつか話しておくべきなんだろうか、な……っともう着いたか)」

茂みの向こうの見慣れた神社を見つけて、歩む速度が自然と増す。
枝で服をひっかいたり傷ができないよう気をつけて、裏手から、賽銭箱がある正面に回り込むと……。


671 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/06(木) 01:00:55 ID:???

先着で


主のいない神社の温度 → ! card


ダイヤ→ 小鬼と巫女さんと天狗が一緒にいた。
ハート→ 萃香「うーっ開かないなぁ」錠前のある倉の前でむくれた萃香がいた
スペード・クラブ5以上→ いつもの縁側で、紅白じゃない巫女さんがお茶をすすっていた。
クラブ4以下→ 誰もいなかった、空振りだ……。
JOKER→ いつもの縁側で、紅白の巫女さんがお茶をすすっていた。


*現在の時刻は『9:15』です。


今日はここまで。 お疲れ様でした。


672 :森崎名無しさん:2012/12/06(木) 01:04:10 ID:???
主のいない神社の温度 →  ハート7

673 :森崎名無しさん:2012/12/06(木) 01:04:20 ID:???
主のいない神社の温度 →  ダイヤ2

乙でした

674 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/07(金) 00:41:10 ID:???

>>673
乙感謝ですー



主のいない神社の温度 →  ハート7
ダイヤ・ハート→ 萃香「うーっ開かないなぁ」錠前のある倉の前でむくれた萃香がいた



???「ぬ〜よっこら、せええええっ!! っはぁ……」
松山「あの声は……」

拾った声の方角に歩いていくと、古めかしい蔵が見えた。
神社内にはまだこんな建物があったのかと思うかたわら、不服そうな顔の先程の声の主に近づく。

萃香「およ、光じゃないか。 朝から神社に参拝にきたのかい? 霊夢ならいないよ」
松山「いやそりゃ……(正直顔合わせて何話せばいいかわからんし)
    おはよう萃香さん、一人か?」

博麗神社には、最近存在を明かしたもう一人の巫女が暮らす筈との質問に、萃香は肯定した。

萃香「ああ、私一人さね。
    察するにもう一人の巫女探しだろうが、アレはあちらが出てこない限り見つからないよ」
松山「? ようするに留守なのか。 じゃあ仕方ないな……」
萃香「んで何の用件なの?」
松山「ああ、萃香さんも無関係な話じゃないんだ。 実は……」

今日の夕方の抽選会に、メンバー全員で出席する意図を伝えると
萃香は、松山がかえって戸惑う程、喜び顔で出席すると答えを返した。


675 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/07(金) 00:43:53 ID:???

萃香「おーそりゃ願ってもない! 妖怪の山の秘蔵の酒が振舞われそうじゃないか!
    霊夢のけちんぼ、酒蔵の錠前に念だか込めてって、私の怪力でもびくともしない頑固さなんだ」
松山「(そっか、ここ……祭礼用のお酒とか仕舞ってる場所か……)」

腕を組み鬼怒り顔の霊夢の顔が、イメージとは思えない鮮明さで見えた気がして松山は戦慄を覚えた

萃香「光の家につくった酒蔵も、まだまだ数揃っていないしねぇ。
   それにさ、大会の主だった連中が一同に会するんなら、勇儀の奴も来るんだろう?」
松山「どうかな……。(そうか、無意識に考えないようにしていたが……)」

因縁のある、緑色の髪の女性二人の顔が浮かぶ。 彼女達とも当然顔合わせる可能性が高いのだ。

松山「うちは全員出席を考えてるけど、キャプテン他数名くらいのとこもあるだろうから。
    開催側のチームキャプテンの東風谷さんに、あと風見幽香は……多分来るだろう」

松山が幽香の名前を苦い心境で出した時、萃香が手を叩いた。 じゃらりと鎖が無機質な音を鳴らす。
いつもの酒気に火照る顔だが、少しばかり剣呑な鋭さが垣間見えた。

萃香「おぉ、おぉ!
そうだった、忘れてたけど、そいつとも一度話をつけなきゃならんと前から思ってたんだ」
松山「あ、まさかとは思うが、乱暴な真似するとかは……」
萃香「妖怪の山で荒っぽいことはしないよ〜。 まぁ、ちょっくらからかってやる程度さ」
松山「(まぁいいかそれくらいなら。 これで萃香さんと約束は取り付けたし)
    やってきたついでに、靈夢さんも誘いたいんだが」
萃香「ん〜ん、あいつの怠け癖は霊夢以上に年季入りマイペースだから誘うのは難しいだろうね。
    そのかわり必要ありと直感が働けばふらふらやってくるだろう、ほっぽいていんじゃない?」
松山「うーん、そうか。 (となると、神社にいてもすることないかな?)」


676 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/07(金) 00:44:59 ID:???

どうしますか?


A 酒蔵の鍵開けを試してみる
B 次の目的地に萃香を誘ってみる
C 以前の練習の段取りを決めておく
D 靈夢について詳しく訊ねてみる
E 次の場所へ移動する
F その他



*現在の時刻は『9:30』です。
*その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


短いですが、今日はここまで。
タイム制のときはがっつり進めたいですが、なかなか都合上そうできません……
とりあえず誰かの胸ポケットは注視しましょうとりあえず。 お疲れ様でした。


677 :森崎名無しさん:2012/12/07(金) 06:37:57 ID:kUUIhOJk
C
乙でした

678 :森崎名無しさん:2012/12/07(金) 08:26:55 ID:bmiqMcLA
C

679 :森崎名無しさん:2012/12/07(金) 09:46:32 ID:???
緑のおばさんたちとかあんまり気にしなくていいと思うけどね
もう昔のことだし

680 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/08(土) 00:34:42 ID:???
>>677
乙感謝です。
>>678
月日の風化や磨耗は避けられませんね。
旧ライバルの位置になってしまいかねない緑さん達との勝負果たして?

そしてすみません、帰宅遅くなってしまって、本日の更新はお休みします。
お疲れ様でした。 唐突な地震などにご注意を。

681 :森崎名無しさん:2012/12/08(土) 00:37:55 ID:???
お疲れ様でした〜。
(このスレの主人公に対して)唐突な地震などの災害にご注意を〜。

682 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 00:15:33 ID:???
>>681
ありがとうございます〜
地震は強烈なのがそのうち来るかもしれません。(リアルでは不吉すぎる)

683 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 00:24:01 ID:???

C 以前約束した練習の段取りを決めておく



松山「(いよいよ今日、大会の組み合わせと初戦の相手が決まる……目標、ゴールが明確になるんだ)」

ふと、何かが違っていれば。
松山は今でもあの山にいて、前回優勝チームとして迎え撃つ立場だったのが、あまりにも遠く異なる。

松山「(地底に行って、本当にいろいろ、いろいろあって、また挑戦者として参加するんだよな)」

ふと思いついて、自分の心を試す様に悔いはないか?と問いかける。
即座に返し渡されたのは、選択を悔いる気持ちより強い感情だった。
ここまできたぞという確固たる自負心、そして……

松山「(勝利に飢えるこの気持ちだ……!
    萃香さんと、優勝の美酒を味わおって約束も忘れていない。 ……そうだ、約束といったら)
    確かこの前、萃香さんと一緒に練習する話したよな?」
萃香「ん? そーだったかい? 言われてみればそんな気も……。
    まぁ、んじゃここで改めてすればいい。 今日は予定があるんだし、いつにする?」
松山「え〜と、だ。 8月7日はチーム練習。 射命丸さんのドリブル強化や虎子のことも見ないと。
8月8日は、妹紅さんと個人年収の約束があったな……空いた日は、大会前日の9日だけか」
萃香「じゃあその日にすればいい。 なーにいきなり私らが試合すると決まったわけじゃないし。
    一回目の相手ぐらい、多少疲れひきずっててもいいハンデさ」
松山「(いや、強豪しかいない大会なんだし、体調は完璧に整えるべきなんだが。
    とはいえ、日程に余裕もないし、どこに組み込むか……)」


684 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 00:25:34 ID:???

どうしますか?


A 逆に考えるんだ!これからやればいいのさ!(*自由行動は終了となります)
B 7日の練習の中でやろうか
C 8日にしよう
D 言う通り、9日にするか


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


685 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 00:32:42 ID:JoZj9sMI
D

686 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 00:37:49 ID:???
個人年収って何でしょうねーわかりませんね

すみませんすみません誤字です。

687 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 00:38:48 ID:pmpf2+b+
D

688 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 00:40:43 ID:mvmKK5D+

そういやFF8のアーヴァインが無限の可能性があるなんてウソだ
だからこそ今自分の選んだ道を大切にしたい…とか言ってたなあ
なんか思い出してしまったよ

689 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 00:47:52 ID:???
>>688
いい台詞ですよね…

今日はここまでです。
見返すと、短いうえに粗くなってしまい、ごめんなさい。 洞穴に入ってきます……。
お疲れ様でした。

690 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 02:01:27 ID:???
疲れてるっぽいね

691 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 09:44:04 ID:???
守矢神社行くの山下りたとき以来とか山いたときもそうだけど
とことん縁が無いな

692 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 23:22:09 ID:???

>>691
カードの偏りとするには、運命じみたもの感じますね。


D 言う通り、9日にするか


松山「(体調面は気になるが……萃香さんと集中して練習できる時間があるのは9日だけだな)」

人里との試合では、全くシュートを撃たなかった松山と、妹紅にゴールを割られてしまった萃香。
思い出深い地底の2試合から。人里との試合まで、萃香のセーブ力は殆ど変わっていない。
百舌落とし(スカイドライブ)を防ぎ続けた、萃香の鉄壁が破られた事実は松山にとっても大きい。

松山「(しかも、レミリアさんやカペロマンのような生粋のアタッカーじゃない妹紅さんに……。
    点を取り、失点をしない。 あるいは取られたら取り返す。
    これらを徹底するんなら、俺と萃香さんのレベルアップは不可欠だ)」

いざとなれば、GKを頼めた存在はもういない。 GKの底上げは萃香とさとりのレベルアップしかない。
練習で全くと言っていいほど、成果の上がらなかった萃香には、実力近い者の協力が必須だ。
その練習は、まとまった時間がある9日にするべきだと、松山も同意した。

萃香「ほいじゃ決まりだね。 チーム練習と同じ時間でいいかい?」
松山「わかった。 お昼に地霊殿の練習場で待ち合わせしよう」

約束をして、そろそろ帰ると言って松山は、酒蔵前に萃香を残して家に引き返した。
帰りながら、地底で見たイメージ……吹き荒れ狂う竜巻のイメージを無性に掻き立てられながら。
余談だが、少し後開錠に成功した萃香と、感知して駆けつけた霊夢の悶着があったとかなかったとか。


693 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 23:23:43 ID:???

松山「ただいまー。 おっ……これは?」
シャンハイ「おかえりなさい、光様。 これは鈴蘭の冠です、私が作ったんですよ」

帰るや否や、手渡されたのは花でこしらえたクラウンだった。
作り親譲りの、シャンハイの器用さが窺える出来に、松山は感心する。

松山「すごいなシャンハイ。 でも……俺にはサイズちょっと合わないから、部屋に飾っておくかな」
シャンハイ「ハイ。 ところで神社の用事は終わったんですか?」
松山「ああ……それがな……」

会話する松山とシャンハイ。二人を鈴蘭の畑で見ているメディスンが、下唇を無意識に噛んだ。

メディスン「(うーっ、あの人間が来たとたん、目もくれずに……なんだろ、なんか無性に腹立つ)」
松山「(きつい死線を感じるが……さて次はどこへ行こうか)」


694 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/09(日) 23:24:50 ID:???

どこに行きますか?


A 鈴蘭畑
B 人里
C 博麗神社(*選べません)
D 香霖堂
E 魔法の森
F 妖怪の山
G 太陽の畑
H 紅魔館
I.  霧の湖
J 白玉楼
K 永遠亭
L 迷いの竹林
М スタジアム
N 旅の扉から地底に行く


*現在の時刻は『9:45』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


695 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 23:33:05 ID:MKvc8l+w
B

696 :森崎名無しさん:2012/12/09(日) 23:38:47 ID:B5NA0/P+
B

697 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/10(月) 00:25:00 ID:???

B 人里



松山「うん、だな。 萃香さんと靈夢さんのほうは済んだから、次は宵闇のほうに行かないと」
シャンハイ「ここから人里へ行かれるんなら、私の出番ですね」
松山「ああ、頼ー」
メディスン「ちょっと待って待って! シャンハイ連れていっちゃ駄目ー!」

まっしぐらに飛んできたメディスンが、シャンハイをガードするように松山の前に躍り出た。
前触れもなかった高速に、松山が瞠目する。

松山「何ィ!? なんてスピードだ! 胞子に類似する毒を光速まで加速させたのか!?」
シャンハイ「(ああ、また光様がおかしな発言……ぷるぷる) メディスン」

シャンハイが呼びかけるや、松山をうーうーっと威嚇していたメディスンが勢いよく後ろを向く。

シャンハイ「お友達になる時に言ったけど、私は光様にお仕えしてるの。
       光様を一人で行かせて、私が遊んでるなんて、出来ないの。 わかって、ね?」

優しく言い聞かせるシャンハイの口調に、松山がまたも瞠目していると。
メディスンは段々視線を下げ地面を見つめて……アップダウン激しく、顔をガバとあげた。

メディスン「じ、じゃあ……!」


698 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/10(月) 00:26:05 ID:???

先着で


メディスン見聞録 → ! card


ダイヤ・ハート→ メディスン「じ、じゃ、私も行くわ!」
スペード・クラブ→ メディスン「人多いところ嫌……ここでスーさんと遊んでる……」
クラブA→ メディスン「シャンハイがどうしても行くなら私はこの家を毒のゲヘナの腐海よー!」
松山「(な、何言ってるのかわからない……!)」
JOKER→ メディスン「紹介するわ! 私の頼もしい相棒を!」


今日はここまで。 お疲れ様でした。


699 :森崎名無しさん:2012/12/10(月) 00:29:13 ID:???
メディスン見聞録 →  スペード3
乙でした

700 :森崎名無しさん:2012/12/10(月) 00:29:28 ID:???
メディスン見聞録 →  スペード9

701 :森崎名無しさん:2012/12/10(月) 04:27:41 ID:???
変人の道歩む者其は松山

702 :森崎名無しさん:2012/12/10(月) 18:26:31 ID:???
トリコネタがチョコチョコとw

703 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/10(月) 23:50:53 ID:???

>>699
乙感謝です。
>>701
変人でも厄人でもいい、たくましく育ってほしい
>>702
美食を根底において面白いバトル漫画って希少ですよね。
ちなみにトリコの漫画に限らず、実力もあってコメディもできる二枚目半から三枚目が好きです。


704 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/10(月) 23:51:55 ID:???

メディスン見聞録 →  スペード3
スペード・クラブ→ メディスン「人多いところ嫌……ここでスーさんと遊んでる……」


自分もついていく!
強情張って、今にも口から発言飛び出そうだったメディスンだが、何故か表に出さなかった。

メディスン「わかった……行っていいよ。 人間だらけのところなんて行きたくないし……でも」
シャンハイ「えっ?」
メディスン「……」

その先も言葉にはしないで、メディスンは鈴蘭畑のあるほうへ歩いていった。

シャンハイ「メディスン、何が言いたかったんでしょうか……」
松山「……。(多分……「でも、すぐに帰ってきてね」そんなところだろうな。
    言わなかったのは、俺がいたから? 一体どれだけ人間に隔意もってる子なんだ……?)」

気にかかっても、いつまでも考え込む時間はなく、松山はシャンハイに出発を促した。
連れ添い飛翔する松山達を、鈴蘭畑から見上げるメディスンはとことん硬い表情で見送った。

メディスン「ふんだ、ふんだ。 どうせ今だけなんだから。
       人間は、新しいお人形見つければ古い人形はすぐぽいっと捨てちゃうんだから……。
       そうなる前にシャンハイは絶対開放する……頑張らなくちゃ。 ね、スーさん」


705 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/10(月) 23:53:10 ID:???

一人残ったメディスンのつぶやきは知らず
松山とシャンハイはいつものように、宵闇精肉店が見える道の脇に着地した。

松山「それじゃ里に入ってさっそくメンバーの……ん、どうしたシャンハイ?」
シャンハイ「あっ、あの……。
       私、お家に戻っていいですか? 光様が安全な里にいる間だけでいいんですっ」

許可をもらいたいシャンハイの、メディスンが気になってる様子は見え見えで松山は苦笑する。

松山「わかった。 いいよ。
    じゃあそうだな……12時位に、ここで待ち合わせよう」
シャンハイ「(パァァ)あっ、ありがとうございます!」

おじぎを何度もして、松山からそろそろ行くと告げて、やっとシャンハイも家路につく。

松山「さて、久々に気楽な一人身行動だなっとくらぁ。 どこから行こうかなぁ」


706 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/10(月) 23:54:49 ID:???

どうしますか?


A 近いところで宵闇精肉店だ
B 阿求の屋敷に足を運ぶ
C 寺子屋に行ってみる
D 人里の練習場へ偵察に行く
E 多目的運動場へ行ってみる
F 不思議な道具店へ行ってみる
G ぶらぶら歩いて買い物してみる
H その他


*現在の時刻は『10:00』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。



本日はこれだけです。所持金などは>>35参照してください。
短くてすみません、お疲れ様でした。


707 :森崎名無しさん:2012/12/10(月) 23:56:03 ID:???
日付変わってからの投票した方がいいよね?乙でした

708 :森崎名無しさん:2012/12/11(火) 01:46:12 ID:R5jW4xS2
A
ルーミアがここにいなかったら後は寺子屋かな
寺子屋で教わっているのは2次創作だっけ

709 :森崎名無しさん:2012/12/11(火) 05:49:35 ID:AdyEHPGY
A

710 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/11(火) 23:12:20 ID:???
>>707
乙感謝です!
ちゃんと明記しなければならないところでした。 ありがとうございます!
>>708
実はルーミアとは、A〜Gのどれを選んでも会える可能性があります。


今日はいろいろと支度で忙しく、更新できません。
度々こういうことあって申し訳ないです。 お疲れ様でした。

711 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/12(水) 23:28:20 ID:???

A 近いところで宵闇精肉店だ



松山「(さっさと手近な心当たりから当たってみよう。 何か探すのには足が基本だからな)」

とりあえずここ、宵闇精肉店は、ナナから良質のお肉屋さんと紹介された名店の一つ。
前々に、禍々しい瘴気に店全体が覆われてる錯覚を感じたが、よく知れば一風変わっただけの店だ。
知った経緯を振り返りつつ、店に向かい歩いていくと、バサバサとのぼり旗が風にはためく音がした

松山「お、前ああいうのなかったよな。 ちゃんと基本通り……で……」

はためいていたのは旗ではなかった。
丸太に縛り付けられてる者(あまりにぐったり生気がないので人形だろう)の額のお札と衣服だった。
店には、ごらんの有様だよを強調するばかりに無人状態で……閑古鳥がのさばるばかり。
耳を澄ますと包丁の研ぎ音に時折、気味の悪い含み笑いが聴こえてくる。壁には顔にしか見えぬシミ

松山「(いやこれもう……人里はじめてきた人なんか誤解するレベルだろ……。
    査察入るべきなんじゃなかろうか……)」

人里には自警団が組織されていて
時々彼らの手に余る事態になぜか寺子屋の教師が駆り出されるとも聞く。
とはいえチクったりすれば、貴重なトラウムのスポンサー候補が潰れるしルーミアが職失うのだが。

松山「おーい誰か店員さんいませんかー?」

とにかく今更この店の外観や仕様を気にしても無意味と割り切り、松山は声高に呼びかける。
すると。


712 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/12(水) 23:29:20 ID:???

先着で


節操のないオカルト肉店 → ! card


ダイヤ・ハート→ ルーミア「いらっしゃい〜! あれ?」
スペード・クラブ5以上→ 店長「あら……また……きたの……ね……」
クラブ4以下→ 慧音「一体なんだこの店は! 子供が見たら泣くぞ!?」
JOKER→ 「その先はお前が入って良い場所ではない!」なんと縛られてた人形?が動き出した!?


713 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 23:29:53 ID:???
節操のないオカルト肉店 →  ハート3

714 :森崎名無しさん:2012/12/12(水) 23:31:20 ID:???
クラブじゃないからセーフなのかー

715 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/13(木) 00:28:41 ID:???

>>714
これもマモノ邪神のお導きです


節操のないオカルト肉店 →  ハート3
ダイヤ・ハート→ ルーミア「いらっしゃい〜! あれ?」


すぐ、ぱたぱたエプロン姿の(そうと言えば可愛いがイラストはオカルトゾンビ)ルーミアが現れた。

ルーミア「いらっしゃいませ〜♪ あれれまたキャプテンなのかー」
松山「ああ、また俺なんだ」
ルーミア「お昼の買い物? 今日は コアラのマーチ コロッケが三つで 2 00円でお買い得なのか〜」

松山は、それには答えず、首をかしげるルーミアを見ながら先日の練習のことを考えていた。
試合の後から、姿を見せなくなった虎子。
彼女のフォローに宵闇勢ほぼ総出で赴き、練習は不参加になってしまった。

松山「(励ますの、上手くいったんだろうか? さて聞くこと、聞くことはと……)」


716 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/13(木) 00:29:52 ID:???

どうしますか?


A 虎子はどこにいるか訪ねる
B なぁ……この店お客さんてくるの?
C スポンサーの件で店長さん呼んでくれと頼む
D 昼食を買っておく
E 練習について話し合う
F 宵闇精肉店について聞いてみる
G その他


*現在の時刻は『10:15』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*後2回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。


今日はここまで。
コアラのマーチとコロッケ、混ぜるな危険。
抽選会には自動で誘いますんで、その他で選ばずとも大丈夫です。
お疲れ様でした。


717 :森崎名無しさん:2012/12/13(木) 01:35:58 ID:FcHqx0cw
B

718 :森崎名無しさん:2012/12/13(木) 05:53:08 ID:DG9kVD/k
A

719 :森崎名無しさん:2012/12/13(木) 08:44:19 ID:Bh79CsG2
B

720 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/22(土) 23:44:32 ID:???

B なぁ……この店お客さんてくるの?



松山「(お虎のこと、聞くのは簡単なんだが……)」

ルーミアの屈託ないにこにこ笑顔を見てると、悪い結果を起こしたものとは思えないが。

松山「(いつもこの調子で、内心とか考えてること、すごく読みにくいんだよな……)」

油断してたら後ろからガブリと食いついたりしてくるのではなど、馬鹿げた発想まで及んで咳払い。
ともあれ見た目は抜群に愛らしく、スマイル絶やさないので売り子としては逸材の範囲だろう。

松山「(なんだか好奇心わいてきたな……。
    本題の前に、このお店の客の入り訊ねてみよう。
    上手く会話運べば、元宵闇メンバーが買い物にくる?なんかで、お虎の件に繋げるしな)
    な、な? ルーミアちゃん? この店お客さんてくるの?」
ルーミア「ん? キャプテンがきてるよー」
松山「いや俺以外でさ。(ん、口閉じたぞ? 考え込んでるってことはやっぱり繁盛してない?)」


721 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/22(土) 23:46:32 ID:???

先着で


目玉はコアラのマーチコロッケ→ ! card


ダイヤ→ 「そこにいるのは、マツヤマ?」 見知らぬ、見知らぬ金髪ウェイトレスさんだ……。
ハート→ 「にゃ? キャプテン奇遇だね」お燐が大量に積まれた荷車を運んでやってきた!
スペード・クラブ→ 「あれ、松山さんもこの肉屋で買い物ですか?」半妖剣士がやってきた!
JOKER→ ???「お客ならいるわよ……さっきからずっと」



また更新開いちゃっていて、ごめんなさい。
ここのところまた体調悪かったですがすっかりよくなりました。
最近、仕事から帰ってきては、BLOODY STREAMを流して寝る毎日です。
お疲れ様でした。


722 :森崎名無しさん:2012/12/22(土) 23:47:24 ID:???
目玉はコアラのマーチコロッケ→  ダイヤ9


723 :森崎名無しさん:2012/12/22(土) 23:49:19 ID:???
なにィ連続で最良分岐だとォ乙

724 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:22:02 ID:???

>>723
乙感謝ですー、なぁにクラブ畑からダイヤ畑に変わっただけで驚くことはない……デスヨ


目玉はコアラのマーチコロッケ→  ダイヤ9



黙ってルーミアの返答を待つ松山だったが、通りのほうから足音と気配を感じた。
ルーミアも気付いて、笑顔を浮かべたのを見て、どうやら客はくるようだと答えを得て横へ退く。

松山「(冷やかしじゃないがとくに買う物もないし) あ、お先どうぞ……ぉ」

斜め振り向いて、やってきた者の装いを見る。
繊細なレースフリルで全体的に可愛らしく、装飾やネクタイリボンにもこだわりを見せて……
それでいて、女子高生が好むような大人びた雰囲気を併せ持つウェイトレスの制服着。
デザインした人物の妥協を一切しないスイーツとノリノリとセンスの結晶。

松山「(な、なんつーか……すごいな。
    アイドルの周りを飛ぶあのキラキラ〜☆みたいなのが見えるぞ)」

衣装ばかりに気を取られないで、顔つきも見てみる。 ブロンドの長髪で十分美人の範疇だ。
と、そこで視線に気付いたか、松山のほうを振り向いたウェイトレスが驚きの眼差しを向けてくる。


725 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:23:06 ID:???

???「マツヤマ? マツヤマじゃないか? こんな場所で会うとは思わなかったな」
松山「へっ?」

前々からの知人であるかのような、ウェイトレスさんの第一声に松山は戸惑った。
しかし確かにマツヤマと口にした……。
そしてイントネーションが日本のそれと微妙に違い、聞き覚えがある。

???「少し待ってるがいい。 ワタシはここの店長さんと直接話さないといけないんだ」

働いてる喫茶店の食材の仕入れで来た様子で、ウェイトレスさんはそう言い店の裏手へ歩いていく。
その後ろ姿、背丈、どこかアスリートの特色が見える足取りを見ながら松山は記憶の糸を手繰る。

松山「……(うーん誰だろう? あんな衣装の人見たら、俺でも忘れないと思うがなぁ)」
ルーミア「わかった。 店長呼んでくるね。 フライハイトさん!」

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・

松山「ワッツ!?ホワーーーーーーーーーーーーーイ!!!?」


726 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:24:49 ID:???

悲奇鳴をあげて、松山はまさかと思いウェイトレスさんをもう一度確認する。
ルーミアが目をまん丸にし、フライハイト?がこちらを案じるかのような顔つきで近寄ってきた。

フライハイト?「ど、どうした? そんな大声をあげて妙な物でも見たのか?」
松山「妙、妙って言うかあの、君、じゃないお前……フライハイトか!!!? なんだその格好!?」

以前に、女装させられることに抵抗したフライハイトが匿ってくれと言い出した事があった。
その時点で守矢と疎遠になっていた松山には、打つ手も積極的に関わるつもりもなかったが……。
幻想郷で出会う奇縁を始まりに、友情を感じた相手の変貌に耐え切れず、四つんばいに崩れ落ちた。


松山「まさかこんなことになるなんて……ああ、許せフライハイト?
    お前を救えなかった……。(ズゥゥゥゥゥゥゥン)
    山の神様、貴女はどこまで残酷なのですか……」
フライハイト「ちょっと待てマツヤマ。 何か勘違いをしていないか?」

ショック状態の松山と裏腹に、ふぅと溜息をついたフライハイトは、依然と同じ冷静な声で続ける。

フライハイト「いいか、ワタシが着てるこれは―――制服なんだ」
松山「―――あ?」
フライハイト「守矢神社では、人里でより信仰を集める為に出店する計画があってね。
        サナエさんの強烈なプッシュでスイーツカフェになって、これはそこの制服なんだ」
松山「…………………………………」


727 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:25:52 ID:???

どうしますか?


A そ、そっか! 制服ならしょうがないな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
B 服のことは百歩譲って、前から自分のことワタシって言ってたか……?
C くそっ、さすがドイツ選手だぜ、よくぞ見破れない女装を実現したな!
D なぁ、カペロマンはなんて言ってるんだ……?
E 俺の知ってるフライハイト?はもういない、ルーミアちゃんと話そう……。
F その他 


*現在の時刻は『10:30』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*後2回まで選択できます。(*ルーミアとの会話回数はカウントしません)
*その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


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0ch BBS 2007-01-24