キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2012/06/10(日) 01:57:45 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
前スレ
【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1325602459
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
887 :
森崎名無しさん
:2013/02/13(水) 01:40:11 ID:???
出番が無いといえば神様達もまさかリアルで3年も松山と会わないとは
思って無かったろうな なんか不憫すぎる
888 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/14(木) 23:36:35 ID:???
>>885
未決でしたね、ありがとうございます。
このスレの【主な登場人物】の
3
番目の人からチョコが届いてますよ!
>>887
リアル3年とは……
本来ではとっくにミラクルカップも終わってたはずなんですよね……。
一応夢の中で登場させたりはしてますけど、遠くに住まう敵対側では出番減少もやむなしで。
明日から再開します。
貰ったか作ったかは秘密として本日の成果なんてなかった。
お疲れ様でしたー
889 :
森崎名無しさん
:2013/02/14(木) 23:38:55 ID:???
霊夢さんチョコありです乙でしたー
890 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/15(金) 23:21:41 ID:???
>>889
霊夢「出番とは豪運で勝ち取るもの」
二柱「敵対側なっときながらバレンタインにちゃっかり顔出すとは汚いなさすが巫女汚い」
B 他のアイテムの運び先を聞いておく
松山「ああっと、そうだ! 運んでるアイテムはどこへ運び込まれるんだ?」
お虎に使わせる約束をしたトレーニングマシーンと、使用者を賢くさせる兜。
少なくともこの2点は、どこに仕舞われたかきちんと把握しておく必要があった。
お燐「にゃ? ん〜と……たしか」
ちろちろと、二つのアイテムに目をやりながら思い出そうとするお燐。 ややあって。
お燐「こっちの変てこはさとり様がお勉強部屋に置いとく言ってた。 こちらのは外の用具倉庫だね」
松山「なるほど。 一応勉強部屋の場所も教えてくれるか?」
一通り知りたいことを聞くと、お燐はおなかを空かせてるマッキーに早く昼食を届けてと繰り返した。
松山「あぁ、……ふぐぬっっ!!!」
隙間に指を差し入れ、銀の岩を持ち上げる。
891 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/15(金) 23:23:14 ID:???
背筋を使って一気に抱えて負担を減らすが、重さはやはり未成熟な体の松山に厳しいものだった。
松山「(な、なんとか持ち上がった……! とと、よろけるが……なんとかいけそうだ)」
お燐「……あのさ、お兄さん」
松山「な、なん、だ? 正直、き、きついから、て、て手短にな」
お燐「お兄さんさ、自分のことなんの変哲もない人間と言ってるけど……ちょっと違うよね。
凄い威力のシュート撃つし、その岩抱えてよろけるだけって、私の知ってる人間とやや違うなぁ」
松山「……え?」
お燐「もしかしたら、お兄さんは幻想郷の外からじゃなく、もっとややこしい出身なのかもね。
さーて足止めくっちゃったし、お仕事お仕事そいじゃまたね!」
それはどういう意味かーと、声に出すより早く快速猫君は岩載せ荷車を軽々引いて去っていった。
松山「結局何言いたかったんだ? っくさすがに重いから急ごう!」
壁に擦ったりしないよう気を払いながら、松山はずんずんといつもより響く足音で歩き出した。
松山「無事運び終えたらせりあい強くなるかもな! よしやり遂げるぞ!!」
892 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/15(金) 23:24:17 ID:???
先着2名様で
松山の筋力 → ! card + (北国根性! num) =
銀岩の重量 → ! card + ! card =
*松山の数値が上でせりあい+1、銀岩の数値が10差で上回った場合、せりあい-1になります。
*双方ダイヤで数値一致or松山の数値が高い場合orどちらかJOKERの場合、【豪力】取得します。
*双方クラブで数値一致or松山の数値が低い場合、【こいしのいたずら】が発生します。
*現在の時刻は『13:45』です。
893 :
森崎名無しさん
:2013/02/15(金) 23:24:56 ID:???
松山の筋力 →
ハート5
+ (北国根性
3
) =
894 :
森崎名無しさん
:2013/02/15(金) 23:26:11 ID:???
銀岩の重量 →
ダイヤA
+
ダイヤ5
=
895 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/15(金) 23:49:28 ID:???
惜しい! ハートじゃなくてダイヤだったら……
松山の筋力 → ハート5 + (北国根性 3 ) =
銀岩の重量 → ダイヤA + ダイヤ5 =
松山「(呼吸を荒くしないように……力が逃げていかないように……重心もしっかり引き締めて……)」
持ち運ぶ間に重さにも慣れて、最適な運び方ができるようになってから、じりじりと進むと。
松山「意外と……俺……フィジカルの資質あるのかもな……あ、あそこか!?」
マッキーの洞と書かれた場所を見つけ、さらに活力を上げた松山は奥に向かってマッキーを呼ぶ。
松山「おーい! マッキーてきてくれー! 御飯運んできたぞ!!!!」
???『ムッ、ムィ〜!?』
896 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/15(金) 23:50:31 ID:???
呼びかけから程なくして、リズミカルに器用に跳ね飛んでくるマッキーの姿が目視できた。
岩を置いてようやく松山が開放されると、暗闇から抜け出したマッキーが銀岩にむしゃぶりつく。
松山「(うわ凄いな、どんな牙と顎してるんだ、岩を抉り取ってむっしゃむっしゃ食べてるぞ)」
その事実を考えると恐ろしいが、食事中のマッキーの姿は大変愛らしくて、松山も顔を綻ばせる。
松山「(そういえばこれでマッキーも安定して、自由に試合に出せるようなるんだな)」
マッキー『むぃ〜ムィ〜!(キャプテンありがと〜!
ボク燃費悪いけどこうして餌あればいつだってフル出場できるんだよ〜!)』
松山「ボクの名前はマッキーだよって!?そんなことは言わなくてもわかってる!!!
え、違う? ごめん適当言っただけでわからない」
ずっこけるマッキーに、すまん、とジェスチャーして。
あとでさとりに何を言いたかったか聞いてみるかなと考えながら、マッキーの食事を見守る。
松山「さぁて、これからどうするか。 残り時間あと一時間ってところだし……」
897 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/15(金) 23:51:32 ID:???
どうしますか?
A 更にマッキーと意思疎通を図ってみる
B 松山「そういえばこれ食べられるかな?」(*
>>30
の中からアイテムを選んでください)
C マッキーと別れて散策に戻る
D マッキーと別れてシャンハイとメディスンを探す
E その他
*現在の時刻は『13:45』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*後2回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。
*松山のせりあい 54→55
今日はここまで。 投票は0時以降にお願いします。
お疲れ様でしたー。
898 :
Q513
◆RZdXGG2sGw
:2013/02/16(土) 08:31:38 ID:flazGFt+
D
899 :
森崎名無しさん
:2013/02/16(土) 09:27:31 ID:???
松山が普通の人間じゃないみたいな言い方だな
900 :
森崎名無しさん
:2013/02/16(土) 09:37:35 ID:Jk3/OlBk
C
901 :
森崎名無しさん
:2013/02/16(土) 10:29:51 ID:4DCK0hKc
A
902 :
森崎名無しさん
:2013/02/16(土) 12:42:47 ID:e/Em4xRQ
D
903 :
森崎名無しさん
:2013/02/16(土) 17:02:21 ID:???
空を飛ぶ能力や時間止める能力発動しかけたりかなり人外に片足突っ込んでると思う
というか突っ込み過ぎてブレーキかけてもらったし
904 :
森崎名無しさん
:2013/02/16(土) 18:03:43 ID:???
まあキャプ翼の世界だと
明らかに自分より高く飛んだり、雨降らしたりできる人間がいるんだ
別に松山が空飛んだり雪降らしても、人間でいれば大丈夫だろうて
905 :
森崎名無しさん
:2013/02/17(日) 00:02:37 ID:???
松山は普通の人間じゃないよ厄的な意味で
906 :
森崎名無しさん
:2013/02/17(日) 23:44:59 ID:???
なんてったってプリンス・オブ・コキュートだからな
907 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/18(月) 00:00:58 ID:???
>>903
それとはちょっとニュアンスが違うです。 ちなみにブレーキという表現は言い得て妙です。
アクセルがなくなったわけではないです。
>>904
「ネットを突き破り壁にめりこむシュートを放てる、おまえのような普通の中学生がいるか!」
>>905-906
天の声「なんたって黒い勇者じゃからな!」
松山フライハイトヘルナンデス「(少年達体育座り中……)」
908 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/18(月) 00:02:01 ID:???
D マッキーと別れてシャンハイとメディスンを探す
松山「食べてるのに横からあれこれ言うのも悪いしな、じゃあなマッキー」
マッキー「むぃっ♪」
陽気な一鳴きに手を振り、松山は洞に背を向け歩きはじめた。
松山「(まずシャンハイと……メディスンも探さないと。
地霊殿にいる限り、危険はないし残り時間に注意しながらゆったり探すか)」
旅の扉と大きな階段があるエントランスホールまで戻って、松山はメイドさんを一人捕まえた。
松山「仕事中すみません。 青と赤のドレスを着た人形を見なかったですか?」
地底メイド「あ、キャプテンさん。 えぇと、さっき中庭にチラっと見かけましたが」
松山「(中庭って……あの灼熱地獄にいく大穴あるところか……)」
あの時は【魔法の法衣】と【守りのルビー】のおかげでお空という強力な味方を得られた場所。
そして同時に、タフな試合を幾度もこなしたに等しい疲労感と脱水症状を味あわされもした。
松山「(仮に凄い財宝があるからもう一回いけと言われてもごめんだな……)
ありがとうございます、さっそく迎えにいってみます」
礼儀正しくお辞儀して、松山は急ぎ足で中庭へ向かった。 そしてその頃。
メディスン「(キョロキョロ)ここなら誰に聞かれることもないわね。シャンハイに訊きたいんだけど」
シャンハイ「えっ? 光様がどんな人間か……? え〜とえ〜と……」
909 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/18(月) 00:04:15 ID:???
先着で
シャンハイの目(対象・松山光) → ! card
ダイヤ→ 「格好よくて熱血漢で根性あって頑張り屋さんでハチマキが似合いそ……え、もういい?」
ハート→「いろいろ誤解されがちな行動もするけど、ひたむきで真っ直ぐな人です」
スペード→「不幸な星の下に生まれついてるけど……諦めず挫けない人です」
クラブ→ 「え〜とえ〜と……プリンス・オブ・コキュートスとか想像力がある意味純粋な人です!」
クラブA→ その時シャンハイに時空を越えた乙女の想い(当時)が蘇った!
『乙女の想いを篭めたハチマキを、気付かず粗末にする鈍感な人だわ!』
JOKER→「人形の私でも大切に扱ってくれる……とっても素敵な人ですよ」
*メディスンの好感度が変動します。 ダイヤで+2、ハートで+1、スペードで変化なし、クラブで-1
*クラブAの場合、-3 加えて 【敵愾心】取得で好感度上限が削減されます。
*JOKERの場合、+3 加えて 【信頼感】取得で、松山とシャンハイの間に特殊補正が発生します。
*現在の時刻は『14:00』です。
今日はこれだけです。 短くてごめんなさい。
そろそろ抽選会近づいてきました。
以前の投票疎かにするみたいですみませんが、必ず対戦、必ず当たらない対戦はリセットの予定です。
お疲れ様でした。
910 :
森崎名無しさん
:2013/02/18(月) 00:06:09 ID:???
シャンハイの目(対象・松山光) →
クラブ5
911 :
森崎名無しさん
:2013/02/18(月) 00:26:10 ID:???
ああ松山だ(暗黒微笑)
912 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/24(日) 22:39:56 ID:???
>>911
暗黒微笑が似合うキャプ森キャラ投票はまだですか
シャンハイの目(対象・松山光) → クラブ5
クラブ→ 「え〜とえ〜と……プリンス・オブ・コキュートスとか想像力がある意味純粋な人です!」
生まれて間もないとはいえ、シャンハイは不測の事態には強い。
主に主人が行う突飛な発言、行動。 主に主人の身に降りかかる厄な事態に鍛えられてきた。
メディスンからされるとは思ってもみなかった質問を、いきなりではアドリブも容易ではなかった。
シャンハイ「ひ、光様は! 自分の将来こうありたい姿をノートに描けるくらいビジョンがあって!
プ、プ……プリンス・オブ・コキュートスとか!とにかく想像力がある純粋な人です!」
松山がまさかこの場でと泡吹きそうな大暴露に、メディスンは理解と同時に鼻で笑い冷ややかな返答。
メディスン「プリンス・オブ・コキュートス〜? ダサいっ! 王子様とか、どこの子供の落書き?
あの人間、そんな幼稚な将来像考えるなんて。 宙にでも描いてろって感じだわ」
シャンハイ「(カチーーーン)メ、メディスン、私アリス様から聞いてるのよ?
小さなスイートポイズンって二つ名が囁かれるようになって浮かれてるの見たって」
913 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/24(日) 22:40:57 ID:???
松山「庭に出るまで結構かかる広さってのは……
『あーひどいひどい! そーいうのすごく意地悪だわ!』
『はじめに言ったのはメディスンでしょ! 光様を馬鹿にしないで!』
なんだ? 言い争ってるみたいな声?」
大穴の手前で、シャンハイとメディスンを発見したが二体して顔をつきあわせて激しく言い合っている
荷運ぶ前まで仲良くしていた様子が急変、どうしたのかと松山は慌てて事情を聞こうとするが。
シャンハイ「ひっ、光様! もう手伝い終わられたんですか!?」
松山「ああ。 もっとかかると思ったけど思ってた以上に筋力あったみたいだ。
それより、喧嘩はしないほうがいいぞ? 突発的に始まったんなら理由話してみてくれ」
シャンハイ「そ、それはその(あのノートのこと、表にする訳には!) 光様には関係ないんですっ!」
松山「――――――」
914 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/24(日) 22:41:57 ID:???
さとり「はぁ、贅沢な悩みだけど庭に出るまで時間かかる広さというのは……。
『ひ、光様、違うんです! 光様を仲間はずれとか蔑ろにするつもりではー!』『(どよ〜ん)』
自分の屋敷で飛び回るのは威厳を損なうかもしれませんし……て何事かしら」
ようやく地底妖怪とのカンファレンスで未解決な問題処理を終えたさとりは急速に外へ足を運び。
そこで知った顔(一名知らない顔)達の奇妙な様子を前に眉をひそめた。
さとり「(読心中) 成る程わかりました。
シャンハイさん、今度板張り床の下の秘密のノートについてとっくりお話しましょう。
松山さんも新しいトラウマ提供ありがとうございますだから正気に返ってください」
さとりの的確な対応で収拾がなってから、松山はいよいよ一時間切った事を知らされた。
松山「そうか、じゃあ俺達も集合場所先行って時間潰しておくよ」
さとり「いえ。 実はここで松山さんを見つけられたのは幸いです。
松山さん達は、旅の扉は使わず、私と一緒に旧都を通り地上へ上がるようお願いします」
このタイミングで、さとりから意外な申し出が飛び出た。
何の目的あってか、訊ねると。
さとり「トラウム・アドラーズは地底代表するチームとして、旧都妖怪達の注目を大変集めています。
入団希望はいまのところ大会が近いということで断っていますが……。
応援熱はむしろ煽る方向で調整をしています。
そこで抽選会に向かう途中、松山さんにも旧都に姿を見せ軽く手を振るなりして頂きたく」
松山「そういえば、お燐さんから試合に出場するユニフォーム姿で抽選会参加してくれとか?」
さとりは微笑み頷くが、一度洞穴から数日かけて地底の地霊殿まで辿り着いた松山には不安がある。
915 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/24(日) 22:43:27 ID:???
松山「だけど、旅の扉なら一瞬で住んでも本来の距離は離れすぎてるぞ?
失礼だけど、俺を抱えて飛ぶシャンハイも、さとりさんも飛行スピードには……」
さとり「あら……私侮られてるのですか?
ご心配には及びません。 私の手の内には幻想郷最速も収まっていますから」
松山「(なんかわからないけど、大丈夫って目算と自信があるんだな?
旧都妖怪に顔見世……まぁ地底で試合して俺の顔なんて広まりまくってるんだろうけど……)」
A さとりと一緒に行く
B 他のメンバーと旅の扉で移動する
*現在の時刻は『14:15』です。
*移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。
*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*メディスンの好感度が下がりました。
今日はここまで。
環境が変化したりしました。 お疲れ様でしたー。
916 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/24(日) 22:44:28 ID:???
補足します。
A選択の場合、残り時間関係なく抽選会に移行します。
917 :
森崎名無しさん
:2013/02/24(日) 22:49:22 ID:???
>>870
期待に応えてあげよう
C とりあえずさとりで妄想して恐怖に陥れてみる
918 :
森崎名無しさん
:2013/02/24(日) 22:55:38 ID:MFIS7C/k
A まあ行動できてもあと1−2回だろうし。
919 :
森崎名無しさん
:2013/02/24(日) 22:57:19 ID:0fXUwk8k
A
この後トラブったりして行けなかったりしたら笑えないし
920 :
森崎名無しさん
:2013/02/24(日) 23:05:30 ID:j7QjUWZ6
A
乙でしたー
921 :
森崎名無しさん
:2013/02/24(日) 23:07:51 ID:???
ペタリ
【】キャプテン松山31【】
922 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/27(水) 23:34:38 ID:???
>>917
松山「(妄想妄想妄想……。女の子絡みで俺の最大限妄想力! 勇気を出して自分から手を握る!
それができる距離まで近く隣歩いてくれるまでの難関に次ぐ難関を越えねばならないが!
最初そっと優しく握ってあげたら、女の子の心臓の音が早くなってあったかくて柔らかくって)」
さとり「別の意味で恐怖で気恥ずかしいですやめてくださいこのお子様レベルが」
天の声「さて原作で藤沢を捕まえられた松山の思春期妄想レベルはいかほどじゃろうのう」
>>918-919
松山「(そんな短時間のトラブルも心配だなんて慎重な人達だなぁ(プラチナフェイス)」
>>920
乙感謝ですー
>>921
ペコリ
ありがとうございます! やっと次スレの時期ですね。
あまり候補ないようなので、もうちょっと進めてから改めて募集してみます。
923 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/27(水) 23:35:39 ID:???
A さとりと一緒に行く
松山「わかった、さとりさんに同行させてもらうよ」
さとり「ありがとうございます。 それでは早速」
キュ、と、さとりがいきなり松山の手を握る。
それにドギマギした隙をついて、誰の反応も間に合わない速さでさとりのスペルカードが発動した。
さとり『想起――「疾走優美」』
松山「え、ちょシャンハイがま、ぁああああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」
幻想郷最速ブン屋の技のひとつ、それを結界弱化されない状況で使う効果は覿面だった。
あっという間にさとりと、地面から足を離され引っ張られて消えてしまった松山。
取り残されたシャンハイが大慌てで声を上げた時には、地霊殿を離れてしまっていた。
シャンハイ「え、ええええそんなさとりさんが光様を連れて逃避行を――!?
いつもゆったり歩いていて、飛び回るイメージの方ではないのに!?」
メディスン「猛スピードで走ってるだけで飛んでないし。同意得たから逃避でもないんじゃないの?」
シャンハイ「ああああ……キュゥ」
メディスン「あ、オチた。 チャンスだからお着替えさせちゃおっと」
924 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/27(水) 23:36:40 ID:???
松山の与り知らぬところで、シャンハイのイメージチェンジ(同意なし)が行われかけてる時。
さとりの大言は偽りではなく、まさに射命丸と同等のスピードで旧都の上空に連れ出されていた。
松山「ここは――――」
さとり「ご存知でしょう? 賭博サッカー場を大改築してスタジアムにした場所です。
もうすっかり完成して、今日は地底の鬼連合の試合でかなりの行列ができてます」
松山「(何から何まで確信犯の計算づくかぁ)」
さとり「ええ、まぁ(しれっ) あ、そろそろ何名かこっちに気付いてざわめきだしてますよ」
さとりが言った通りに、数名の反応が伝播し……。
声のでかい巨体の鬼が身振りすると、大半の視線が松山とさとりの二人に集中し集まった。
巨体の鬼「ごおおおおー!! あっこにいんのは覚妖怪の姉のほう!
それに最近大暴れしてた人間のサッカー小僧でねえが!!!?」
一つ目妖怪「もっかして今日の試合に出んのか!? 逆賭けたから鬼のほうで出るんじゃねえぞ!?」
物知り妖怪「まぁ待ちな。 今日は地上のでっかい大会の組み合わせ、対戦カードが決まる日だ。
あいつら代表格のしあがったトラウム・アドラーズの代表として出向くんじゃないか?」
牛頭妖怪「ぶもー!! いよいよがぁ!!? 負けんじゃねえぞ地底の看板背負ってんだがらなあ!!」
声は遠く、正確に聞き拾えはしないが、彼らの叫びが応援を意味するものとは十二分に伝わってきた。
熱狂を帯びた視線がひとつ、またひとつと暗闇にともす篝火のように松山の体を焼き、熱くする。
松山「……」
さとり「大注目ですね、ここからだと声は届きにくいですが、手を振ってあげて……?」
松山「おうっっ!!! 頼むぞ応援!! 俺だってずっとずっと待ち望んでた大会なんだ!!!
みんなの期待裏切るプレイは絶対しない!!!!」
手を振るのではなく、拳を固めて、より高くつきあげて、松山は期待に応える言葉を口にした。
925 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/02/27(水) 23:37:41 ID:???
先着で
地底サポーターの反応 → ! card
ダイヤ・ハート→ 地底サポーターの中で松山人気がアップした!
スペード・クラブ→ 概ね好評的に受け入れられた!
クラブA→ 巨体鬼妖怪「祝砲の弾幕いくぞゴラァ!!!」興奮して松山に向かって撃ってきた!
JOKER→ なんと彼らの元気が松山の頭上に集まってきた! 松山「俺わくわくしてきたぞ!!」
今日はここまで。 お疲れ様でした。
926 :
森崎名無しさん
:2013/02/27(水) 23:38:56 ID:???
地底サポーターの反応 →
クラブQ
927 :
森崎名無しさん
:2013/02/27(水) 23:39:02 ID:???
地底サポーターの反応 →
スペードJ
928 :
森崎名無しさん
:2013/02/27(水) 23:39:13 ID:???
地底サポーターの反応 →
クラブ7
929 :
森崎名無しさん
:2013/02/27(水) 23:46:30 ID:???
全部黒札……流石松山である
930 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:07:46 ID:???
>>929
たまにダイヤ引いただけで嬉しくさせてくれる、松山のプレイヤーへの優しさなんですよ!
地底サポーターの反応 → クラブQ
スペード・クラブ→ 概ね好評的に受け入れられた!
松山が思いを込めて返したものの、勢いが足りなかったのか声量が足りなかったのか。
松山「ん、さっきより活気なくした?」
さとり「(ここから読める彼らの心は……なるほど、声が聞こえたのはほんの数名……。
そこから発火して、全体的に松山さんを印象づけるには足りなかった様ね)」
ともあれ、サポーターへのお披露目とサービスは終了し、あとは颯爽と去るのみである。
燃え切らない結果に、ちょっと唇尖らせてしまう松山に向け、さとりは静かな口調で言った。
さとり「物足りない結果でも、何人か松山さんのファンになったはずですよ?
あとは松山さん自身が、観戦にきてくれたサポーターの心を鷲掴むプレーをするだけです」
松山「ああ、うん……。
活躍して勝っていけば味方もファンも増える……、まぁ当たり前だな。よーし、頑張るぞ!」
さとり「(根が素直なぶん、誰かの言葉で切り替えが上手く働くのは長所と感心できますね)」
松山に向かい応援の声を届かせようとしてる少数のサポーターに手を振って、松山達は旧都を離れた。
931 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:08:51 ID:???
松山「あ、そういえば鍵山さんは旧都で暮らしてるんじゃなかったか?」
さとり「彼女なら几帳面に朝の内から地霊殿にいらしてましたよ、もう地上に出てる筈です」
松山「そっ「というわけで私達も急ぎますよ、想起――「猿田彦の先導」っなっかぁぁぁ〜〜!!?」
悪戯しようとする妖精も、邪魔しようとする妖怪も一切追い縋れない天狗の速度で天駆ける中。
松山「(こんなスピードで摩擦で服がどうにかならないなんて、幻想的だよなあ)」
さとり「まだ余裕あるようですね、もうちょっと速くしますよ」
松山「おぉおおぉぉおおお―――……」
次に目を開いた時には、地上はおろか妖怪の山の麓に到着していた。
松山「……」
見上げる。
この山の高い地点に在る湖と神社で暮らしてたのが、不思議なくらいに途方もなく遠い昔に思える。
最初の栄光、不和、決裂……。 そして現在。 自分はこれからこの山の神社の栄冠を奪いに……。
さとり「感傷に浸ってる暇はありませんよ。
白狼天狗に許可は取り付けました。 さぁ入りましょう」
松山「別に浸ってなんかない。 さぁ行こうさっさと行こう」
この山で天狗のスペルカード使用は憚られるようで、緩やかな飛行で登っていく。
夏の山の景色と匂いを、複雑な気持ちで味わいながら、やがて神社の鳥居が見えてきた。
懐かしさだけはどう堪えようとしても後から後から湧いて、口元から苦笑となって零れてくる。
松山「まだ戻ってきたんだな……ここに」
さとり「えぇ。 松山さんにとっては……あちらに誰かいますね」
932 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:09:55 ID:???
先着で
ファイナルモリヤーIV ジ・アフター 鷲の帰還 → ! card
K→ カペロマン「よう」松山「久しぶり」
Q→ フライハイト「やっときたのか、遅いぞマツヤマ」松山「(あの頃思い出すな……)」
J→ 二柱「ようこそ、地底の覚妖怪と……松山君」さとり「お空がお世話になりました」
10→ 藍「やぁ。 いつも主が迷惑かけてすまないね……(沈鬱)」 松山「いえいえ」
9→ ???「ようこそいらっしゃいました。 守矢ミラクルズの永江衣玖です」松山「(知らない人だ)」
8→ ???「またやられ役が来たみたいね。 比那名居天子よ」松山「(知らない人だが軽くムカつく)」
7→ パチュリー「貴方はここの……いえ今は違ったわね」松山「(この人、前より血色いいな)」
6→ 緑髪の気弱そうな妖精「あ、あの、私、人里の選手です」松山「(どこかで会ったっけ?)」
5→ 永琳「その後、足の具合は?」松山「その節はありがとうございました(深々)」
4→ 紫「固定枠よ」松山「そうですか」
3→ 勇儀「……会場ならこっちだよ」松山「……」さとり「……」
2→ 輝夜「あら来たのね弟弟子!」松山「(そんな設定もあったなぁ)」
A→ 幽香「あら貴方もどこかの関係者?」松山「……!」
クラブA→ さとり「か、彼女はつちg……うぷっ」早苗「人の顔見るなり無礼ですねゴゴゴゴゴゴゴ」
JOKER→ トラウム・アドラーズメンバーがみんな待っていた!
松山が何百日ぶりか守矢の土地を踏んだところで今日はここまで。
一部除いてあまり話してないor面識ない顔ぶれを揃えてみました。
お疲れ様でした。
933 :
森崎名無しさん
:2013/03/06(水) 23:10:40 ID:???
ファイナルモリヤーIV ジ・アフター 鷲の帰還 →
クラブ3
934 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:45:53 ID:???
ファイナルモリヤーIV ジ・アフター 鷲の帰還 → クラブ3
3→ 勇儀「……会場ならこっちだよ」松山「……」さとり「……」
若干距離のあるところで佇む人物が誰か、すぐにわかった。
松山にとっては、試合で因縁を生じさせてしまい、決着……清算をしなければならない相手の一人。
一本、彼女の豪胆快活な性根を雄弁に語るかのような角を生やした大柄な女性……星熊勇儀。
勇儀「……あぁ、今きたんだ。 ……」
松山「……」
さとり「……」
傍目からは、気まずい沈黙が三人まとめて包み込んだ。
勇儀「(く、っ……こんなのあたしらしくない! どうしてこいつら相手だと豪快に出られないんだ)」
萃香に信を寄せられた人間ということで、過度な期待と心躍る勝負を望みすぎたことが災いしたのか。
今度こそは、遺恨も残らぬ勝負をと言葉を紡ごうとしても、勇儀からは言葉が出てこない。
また悪感情を植えつけると……そう思っても、舌打ち残してぞんざいな言葉だけ吐いて立ち去ろうと。
さとり「勇儀さん勇儀さん、午後からお客様がくるので接待をお願いしますね」
勇儀「わかりました、お嬢様っ。 本日は良くできた、マド、レーヌ、が……」
松山「―――――――――」
勇儀「―――――――――」
さとり「―――――――――(笑いをこらえている)」
そして一陣の風が二人と鬼との間を抜けていった――――
935 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:46:56 ID:???
どうしますか?
A 荒鷲スルーして会場まで同行してもらう
B 荒鷲スルーして会場へ向かう
C 荒鷲スルーしていい機会だからSSP勝負を申し込む!
D 勇儀に喫茶店で働くことを推奨する
E その他
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今度こそ、ここまで。
936 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/06(水) 23:49:47 ID:???
投票は0時回ってからお願いします。 申し訳ありません。
937 :
森崎名無しさん
:2013/03/07(木) 00:29:52 ID:7fy3B2AI
A
938 :
森崎名無しさん
:2013/03/07(木) 00:40:57 ID:LU/1QlJ2
A
早苗さん口でゴゴゴゴゴゴゴって言ってる…また常識捨てちゃったか…
乙でした
939 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/03/08(金) 00:39:07 ID:???
>>938
乙ありがとうですー
パパウパウパウとまさかの口で言ってる御方もいますし常識外れではないですよ、うん。
帰りが遅くなってしまいましたので、本日は(本日もかも……)更新できないと思います。
940 :
森崎名無しさん
:2013/04/20(土) 00:20:35 ID:???
このままでは東風谷さんの最後の出番が2年前になってしまう
941 :
森崎名無しさん
:2013/04/21(日) 00:21:55 ID:???
某スレで2連続JOKER出たけどここだと3連続だっけ
でもそれで紫に気に入られて守矢脱退の遠因になる…
とかだし運命は本当によくわからんなあ
942 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/04/21(日) 00:29:25 ID:???
レスがついたので、答える書き込みという形ですが……。
すみません。いろいろと大変で、どれくらいかというと毎日まめに森崎板チェックができないくらい!
そんな理由で放置状態ですが、この機に長期化してほころび出たりあやふやだったゲーム部分改修構想なんてしてます。
943 :
森崎名無しさん
:2013/05/08(水) 09:02:14 ID:???
うーむ、このおあずけ状態はもどかしい
もう少しで昔のチームメイトに会えるのに
944 :
森崎名無しさん
:2013/05/26(日) 16:45:05 ID:PqePf7CA
うーん、まだかなぁ。
更新待ちきれないぜ
945 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/05/26(日) 21:29:38 ID:???
もうすぐ6月頃再開できそうです。引越しと異動でてんてこまいでしたが余裕できてきたので。
会場のご馳走がラフレシア腐って異臭を放ってる?そんな時の為に土粥に挑んだ勇者様がいるじゃないか!
946 :
森崎名無しさん
:2013/06/05(水) 20:47:06 ID:???
冗談抜きで一年ぶりの試合だぁ〜というのがありそうで怖い…というのがあったけど
本当のことになってしまったぜ
947 :
森崎名無しさん
:2013/06/08(土) 23:36:01 ID:???
もうすぐこのスレ立ってから1年になってしまう…
948 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/06/11(火) 23:58:20 ID:???
>>946-947
つくづく申し訳ないです。
再開まであと少し。お待ちください。
休んでる間に松山の厄は本編に流れ込んだ模様ですね。
『あの後』の松山の這い上がるストーリーというのも難易度が高そうでもし誰かが始めたらとワクワクします。
949 :
森崎名無しさん
:2013/06/21(金) 20:05:30 ID:XkD7Dp+Y
これは、危ないんじゃないか・・・。って思ってたら初クラブA判定の時にきっちりと引いてるんだよなぁ。
さすがとしかいいようがないぜ
950 :
森崎名無しさん
:2013/06/21(金) 20:11:09 ID:???
松山の誕生日(6/21)にあわせての更新かと思ったじゃないか
ということでできればsageで投稿してくれると助かります
951 :
森崎名無しさん
:2013/06/25(火) 09:09:34 ID:???
そういや松山は東風谷さんに裏切り者扱いだけど
とりあえず守矢に居たいってアピールしておけば裏切り者とか言われなくて
済んだかもね、追い出したのはそっちだろっていう
952 :
森崎名無しさん
:2013/06/25(火) 11:16:39 ID:???
難しいなあ。つまり「SSPになりたい」という願いを口にするには「守矢にいたい」と口にしてはならない、という裁定だったから。
953 :
森崎名無しさん
:2013/06/25(火) 11:21:37 ID:???
SSPを目指さずにまったりやっててもよかったと思うけどな
まあまったりは出来なさそうだけど 色々な意味で
954 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/07/08(月) 00:00:04 ID:???
A 荒鷲スルーして会場まで同行してもらう
誰からともなく、無言になったまま……(さとりが時々チラリと向ける視線に勇儀が反応したりしたが)
やがて、「あそこだよ」とぶっきらぼうに、松山が見覚えない建物を示すと勇儀は足早に立ち去った。
対戦組み合わせの抽選会場。 そこへ通じる扉を開けると……。
松山「その前に、俺はもうゼブラのユニに着替えてるから了承して進行してくれ」
さとり「説明台詞お疲れ様です」
華やいだセレブな世界が広がっていた。
松山「……」
パーティードレスに身を包んだ紳士貴婦人の集いとか、エキストラを集めれば様になりそうな光景。
テーブルセッティング一つ取っても、優雅そのものと主催側の気合の入れ込みすぎを伝えてくる。
松山「凄い……けど、とても、ドラマやコラムの写真うんたらで見た光景そのままです……」
諏訪子「早苗無茶すんなって感じだよね〜。
けど、あの子がしたい様にやらせたの私らだから大目に見てね」
さとり「意外と家族には甘い御方ですね」
さとりは驚いた風もなかったが、松山は動揺をこらえて気配なしでかけられた背後の声主に振り向く。
カエル座りで松山達を見上げているのは、守矢の二柱の片方、懐かしい洩矢諏訪子だった。
955 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/07/08(月) 00:01:06 ID:???
松山「諏訪子ちゃん……久しぶり。
練習とか無茶してないか? おなかいっぱい食べたりして腹壊したりしてないか?」
諏訪子「うん、松山君に言われたくないし、認識に訂正は迫りたいけど、久しぶり」
挨拶そこそこに、松山は会場に視線を引き戻した。
見れば、会場中央左寄りに、水色の髪のお嬢様が満足げにグラス片手に佇んでる姿が見えた。
同じように中央右辺には、罠師の先輩風ふかしてたのが記憶に新しい月の姫。 揃って満足そうだ。
諏訪子「フライハイト君が言うには、パーティーの参加者は、風格で立ち位置が決まると言うよ。
強豪チームの中心人物で見栄っ張りの二人が目立つところにいるのも、そういうもん?」
さとり「というよりは、他の人達はあんまり馴染めずにいるだけでは」
松山「(……目を凝らせば、いる、いる……。 ! そりゃ、いるよな)」
紅魔館と永遠亭のほかのチームの主要メンバーの姿もちらほら見られた。
松山が捉えた人物は、片隅で交流に関心を示さない断絶を見せながらも強者の余裕を振りまいている。
迫力ある笑顔も、忘れようがないチェック柄の服も、一切変わりが見えず松山の胸中をざわつかせる。
松山「……」
諏訪子「なんか、険しい顔だね」
松山「(はっ)あ、い、その、……なんでもないんだ。 流石に知ってる顔ばっかりだなぁ!」
言及を避けるみたいに言ってから、守矢のほかのメンバーはどうしたんだ?と訊ねた。
956 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/07/08(月) 00:02:18 ID:???
諏訪子「ん〜と、フライハイト君はメンタル的に問題発生してたんで裏方の調理担当だよ。
にとりは、空調に不満があるらしくてあちこち回ってる。
カペロマン君は遅れてるみたいでいないね。 レティは紅魔館の氷妖精に捕まってるよ」
松山「そうか。 ……で?」
諏訪子「ん? ああ、早苗? 早苗ならあそこ。レミリアと輝夜のちょうど間に人の輪できてるでしょ」
よく見れば、というか無意識に一旦シャットアウトしてしまったのか、確かにそこに風祝装束が見えた
あんまり見ない大人……妙齢で貫禄のある男性女性と、その娘縁者と思しき少女と談笑している。
他に秋姉妹と神奈子もいて、松山には組み合わせが把握できない。
諏訪子「神奈子達と話してるのは、人里で私らの喫茶店に出資に前向きな豪族さんだよ。
自慢じゃないけど、若い娘っ子に大層人気で、娘にせがまれた腰重い連中も顔を出したのさ」
さとり「……(わかってたつもりですが、一枚も二枚も上をいかれてますね)」
松山「あれ? 阿求さんもあそこに?」
松山がコーチしている、髪飾りが似合うたおやかな少女も、話の輪に混ざっていた。
諏訪子「松山君、稗田の当主と仲いいの?」
松山「あ、まぁ、縁があって(コーチしてることは内密にと釘刺されてるしな)」
諏訪子「ふ〜ん? ま、とにかくみんな好き好きにしてるよ。
新顔の面々は、カペロマン君と同じく遅れてるみたい。また喧嘩してないといいんだけどな」
話が途切れてから、松山はふと、もう一人この場にいる筈の巫女さんがいるかを確かめねばと思った。
957 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/07/08(月) 00:03:36 ID:???
松山「妖々夢――いや博麗連合の人達はいるのか?」
諏訪子「あれ? さっきまでいたんだけど? 松山君が来る前か来た直後に雲隠れでもしたのかな?
そういえばさ。 霊夢、トラウム・アドラーズから離脱したんだよね?」
さとり「えぇ、そうです。 巫女側の都合により引き止めることも叶わず退団を許可しました」
松山が動揺から口を滑らせる前に、さとりが先に答えた。 諏訪子は大きく頷き。
諏訪子「そうだろうとも。 あんなゴシップ書かれた日には、松山君と同じチームに居辛いよねぇ。
普段そーいうの全然気にしません顔だけど、あの巫女もそれなりにはまぁ年頃だったか」
それからは、守矢を勝手に出奔し、トラウムでも想像起こす天狗記者への愚痴が始まる。
相槌打ちながら、松山は……
松山「(あぁ〜そ、そうか! そういう見方にもなるよな。 立場でほんと物の見方変わるんだなぁ)」
奇妙な安堵と感心をする松山だが、諏訪子はぴたっと愚痴をやめると。
諏訪子「ともあれ松山君のチームの脅威度は下がったね。
かわりに博麗連合が……優勝を紙一重で争いそうなチームが結成となっちゃったけど」
守矢神社にとっても見過ごせない霊夢の移籍問題に触れながらの軽い挑発。
まだ気持ちが落ち着かない松山はあえてスルーをし、もう一度早苗や阿求のところを見た。
958 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/07/08(月) 00:04:49 ID:???
松山「それにしても、順調なんだな守矢神社は」
諏訪子「あの子が頑張ってるおかげだよ。 といっても私や神奈子は、松山君のおかげと考えてる」
思ってもみない発言、松山は思わずそれは何故かと、素で問う。
諏訪子「どんな形でも、あの子の頑張りの源だからねぇ松山君が。
それにさ、松山君がうち抜ける前に、永遠亭と提携結んでくれなければ潰れてたと思うもん」
松山「(そういえば……一度、会ったな)」
永遠亭で体調管理を行い提供される栄養ドリンクが、早苗の頑張りを支えてる。
そう言われても数々のすれ違いと紆余曲折を経た今の松山は複雑な心境で、曖昧な返答しかできない。
思考がさ迷い、ふと、いらぬことに気付いてしまう。
松山「(東風谷さんは今サッカーに、女子高生が好みそうなスイーツカフェの確立を頑張ってるのか。
ん、待て? 待て……もし、俺達トラウムが優勝して、だ。
あのオカルトミートショップが、優勝チームのスポンサーで人気を博して……)」
宵闇精肉店が、トップムーブメントを巻き起こし――――
人里の若者がスカルファッションに興じ、ドクロのオサレなアクセサリが大流行する。
斯様な世界の訪れが――――それは―――――
怒早苗「絶対許早苗えええええぇぇぇぇ!!! 松山君の血は何色だぁぁぁぁぁ!!!!!?」
959 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/07/08(月) 00:07:03 ID:???
ブルルッ
諏訪子「どうしたの身震いして」
松山「な、なんでも! (意図しないまんま、つくづく嫌われそうな要因積み重なっていくな……)」
身内の諏訪子にそうとは明かせず、そろそろ長くなった諏訪子との会話も打ち切ろうかと考える。
さとり「まだ時間ありますし、方々に挨拶するもよいでしょう。
私は到着してる筈のお燐達を探します。松山さんは如何します?」
諏訪子「松山君が起こすかはともかく、ここで揉め事は私らが全力で抑えるからね」
松山「わかった。 じゃあ俺は……」
どうしますか?
A とにかくシャンハイを探す
B 今いる他チームのメンバーと会話を試みる
C 食事をつまみ食いする
D 守矢の新戦力を確認しにいく
E さとりについて行動する
F その他
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
お久しぶりとなりましたが、今日はここまでですー。
960 :
森崎名無しさん
:2013/07/08(月) 00:10:02 ID:3kWERLww
B
961 :
森崎名無しさん
:2013/07/08(月) 06:15:46 ID:o4GtUZlo
A
962 :
森崎名無しさん
:2013/07/08(月) 07:04:08 ID:7bxW0Hd2
A
963 :
森崎名無しさん
:2013/08/23(金) 00:05:04 ID:???
サッカーがしたい
964 :
森崎名無しさん
:2013/08/28(水) 03:26:08 ID:???
このままでは大会が始まるのがいつになるのかわからんうごごごご
もういろんなことが思い出せない
965 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 22:18:40 ID:???
>>963
ごめんね、本当にごめんなさい
>>964
無理もありませんね……私は飼い猫に忘れられてしまった感。
リアル事情でブツ切り感は否めませんが、投げ出すことはしません。
A とにかくシャンハイを探す
松山「なんだか季節の移り変わりを経てまた一歩大人になった気がするよ」
さとり「大丈夫ですかー?今は夏真っ盛りの8月6日ですよ?」
一瞬、棒立ちになり感慨深げにおかしなことを呟いた松山に、一言返してペット探しに行くさとり。
松山「(シャンハイ、唐突に別行動する羽目になったから心配しているだろうな……)」
早めに会って不安を解消させてやりたい。
しかし何ぶん会場は大会関係者が多く集まっており、ブルードレスの特徴ある人形でも探すのは難しい
松山「人ごみで誰かを探す時は、見晴らしがいい場所から全体を見るのが最良なんだけど……」
階段はあるものの、2階部分はまだ未完成なようで封鎖されている。
やむなく松山は、耳と目と足で探すことに決めて、壁際からゆっくり一周してみることにした。
松山「(……東風谷さんの目には留まらないようにしとくか……後、あそこには近づかないでおこう)」
966 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 22:19:41 ID:???
揉め事御免と、釘をさしてきた諏訪子の顔と
自分でも粘着と思えど恨みを捨てきれない緑髪の妖怪の攻撃的な笑顔を交互に浮かべ、すぐ振り払う。
松山「(いかんいかん、サッカー選手たるもの、全部フィールドの上で決するんだ……)」
思考に耽り、シャンハイやメディスンの声をこぼさぬよう注意して移動してると。
隅っこのほうで、なにやら人捜し希望する声と、引き止める声がして、どうやら当たりだった。
松山「今の声! おーいシャンハイ! こっちだぞ〜!」
シャンハイ「だからちょっとの間だけだから……あっ! 光様!?」
メディスン「(ブンブンブンブン!) ……あっ! 白髪人間!」
???「誰が白髪の賢老婆ポジションですって!?」
松山より先に、奇妙な反応が背後であった気がしたが、気を回さずシャンハイに近づく。
胸に飛び込んできたのを抱きとめて、優しく頭を撫でるとすぐにシャンハイは定位置の肩に移動した。
松山「悪かったな、心配かけたか?」
シャンハイ「正直、しました。 今後は突発的な事態でもそばを離れないようしますね」
メディスン「……!」
松山「(睨まれてる、睨まれてる……とりあえずシャンハイと合流できたし、ここは……)」
967 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 22:20:42 ID:???
どうしますか?
A ここに留まり様子を窺う
B 他チームのメンバーと会話を試みる
C 食事をつまみ食いする
D 守矢の新戦力を確認しにいく(*イベント発生後、選べなくなります)
E その他
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
968 :
森崎名無しさん
:2013/09/30(月) 22:22:47 ID:ZfW0OIrA
おひさしー。早めに選んだほうがよさそうだね、ということで
D
969 :
森崎名無しさん
:2013/09/30(月) 22:26:53 ID:YgzKPsu6
D
970 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 22:45:18 ID:???
>>968
お久しぶりです。
カペロマンや新戦力と事前に接触しておくことで、イベント展開や抽選に影響が起こります。
D 守矢の新戦力を確認しにいく
松山「(シャンハイと合流はできたし、どうやら抽選が始まるまで幾分間がありそうだし……)」
あまり顔を合わせにくい人物もいる屋根の下、松山はひとまず外へ抜け出すことに決めた。
シャンハイ「え、でも、トラブルに巻き込まれて時間内に戻れなくなったりは……」
松山「なんだシャンハイ、そんな心配をしてたら冒険なんてできないぜ!?」
シャンハイ「(これまでのことを鑑みるになんて根拠もない底抜けに前向きな思考!?)」
シャンハイは、いきなり少年の無謀と勇敢っぽさを押し出してきた松山に面食らうも
どうせこの松山光、絶対の安全地帯も危地に変えうる才能の持ち主である、であれば何処も変わりない
シャンハイ「ハイ、それでは時間までに戻ってきましょう」
松山「話が早いな! ……えっと、メディスン、君はどうする?」
松山の出現から、不安そうな表情を不機嫌ばかりに変えたメディスンに、ちょっと躊躇いがちに聞く。
メディスン「わ、私!? は……ここに知ってる顔もいる、けど……」
971 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 22:46:22 ID:???
先着で
毒っ娘の選択 → ! card
ダイヤ→ メディスン「べっ別に誘われたのが嬉しくってついてくんじゃないんだからねっ!」
ハート・スペード→ 知り合いとお話にいくと断られた
クラブ→ 知り合いとお話にいくと断られた
JOKER→ メディスン「さっき知り合いからメテオガーリックもらったからあげる」
972 :
森崎名無しさん
:2013/09/30(月) 22:47:08 ID:???
毒っ娘の選択 →
スペード5
973 :
森崎名無しさん
:2013/09/30(月) 22:49:35 ID:???
ハート&&スペードとクラブの違いは?
974 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 22:51:11 ID:???
>>973
ハート・スペードの知り合いは良い影響も悪い影響もありませんが、クラブは悪いケースに繋がる相手でした。
975 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 23:20:12 ID:???
毒っ娘の選択 → スペード
ハート・スペード→ 知り合いとお話にいくと断られた
メディスンはしばらく、松山とシャンハイの顔を交互に見ながら……プイと顔を背けた。
メディスン「いい……私、知ってる顔見つけたから、そいつとお喋りしにいくもん!」
シャンハイ「そうなの? 私は光様と一緒にいくから、またここに戻ってきててね」
メディスン「え……あ……」
一瞬、メディスンのちっちゃな手が、シャンハイに向け伸ばされかけたが
ギュっと握ると同時、引っ込めたメディスンは、タッと知り合いがいるだろう方角へ駆けていった。
松山「(一瞬、捨てられる子犬みたいな目を……うん? あっちの方角……アレは永遠亭か?)」
井戸に落っこちたりした時に世話をかけた医師や、ワナ道の先輩風ふかすお姫様の所属するチーム。
その中の誰と顔見知りかはわからないが、とくに問題は起こるまいと、松山達は出口に向かう。
シャンハイ「?光様、なんだか誰かと会うの楽しみにしてる感じですね」
松山「ああ、わかるか? 楽しみって言うかな……
久しぶりに普通の同世代の奴と普通の会話できそうだからな。
(井沢はなんか変なマスクつけてるし手のひらから光球出すし、フライハイトは……)」
976 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 23:21:22 ID:???
しかしそこまで考えて、はたと気付く。
現代社会の常識が通用しない幻想郷。 そこでサイドワインダーの使い手も長く滞在しているのだ。
もしかしたら、普通のサッカー選手は自分をおいて他にいなくなってるかもしれないと自分を戒める。
松山「まぁ会って話してみればわかるな。 外に出たが……よかった、社務所は前と同じだな」
もっとも、松山が暮らしてた部屋は綺麗に片付けられたか、顔を知らぬ誰かが生活を始めてるだろう。
若干切ない気持ちが芽生えるのは、仕方がないと言えた。
松山「(ああ切ないが……いま思い出すと、心休まる暇がない部屋だったともいえる……なぁ)」
ともあれさっきの諏訪子の発言から、守矢の新メンバーは準備に遅れており、ここにいる確率が高い。
松山「(そういえば、カペロマンと仲が悪いとか何とか? っ!?)」
グラグラっと、体が傾くような感覚と同時に、立っている地面が振動をはじめた。
かなり強い地震と感じた。不思議にも抽選会場から騒ぎは聴こえてこないが。
松山「(どんどん強くなるぞ!? やばっ、カペロマンが中にいるなら、避難呼びかけないと!
いや救助に! いや二次災害が……ここは!)」
977 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/09/30(月) 23:23:18 ID:???
どうしますか?
A 突入―――! カペロマンを救えミッション!
B 濃厚なフラグのかほり……待ちの一手だ!
C 「そういえばシャンハイ衣替えしたんだな?」
D その他
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまでです。 お疲れ様でした。
978 :
森崎名無しさん
:2013/09/30(月) 23:25:26 ID:ZfW0OIrA
2
ただのMでしょ、これ。
979 :
978
:2013/09/30(月) 23:27:36 ID:ZfW0OIrA
B
しまった、某アレスレの癖が出て数字投票してしまったw
980 :
森崎名無しさん
:2013/09/30(月) 23:31:00 ID:nqqjZP/g
A
お帰りなさい、乙です
981 :
森崎名無しさん
:2013/10/01(火) 12:09:19 ID:Yas4HDGk
A
982 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/10/02(水) 23:55:29 ID:???
>>978
たった一文字で中身を表せるキャラは貴重だと思います。松山やキャプ森人物にも何かほしいですね。
>>980
ありがとうございます、ただいま戻りました。
A 突入―――! カペロマンを救えミッション!
非常時における松山の決断は迅速だった。
松山「放っておくわけにいかない! 今行くぞカペロマン!
シャンハイは戻って神奈子さんか諏訪子ちゃんにこのこと至急伝える! わかったな!?」
シャンハイ「―――!?」
思い切り迅速すぎて制止もできないシャンハイを背後に残して、縦揺れする家屋に突入しようとし。
???「空気の読める私は足を払います!」
松山「ぞがっ!? ぶわらあああああああああああ!!!!?」
松山の駆け足。 その呼吸に絶妙なまでに合致しておかれた細い脚が、スコーンと両足まとめて払う。
ドッガアアアアアアアアアアン!!!!!
松山「ぐおおおおお!? 頭打っつけて超痛いあああああああああ!!!?」
???「はぁ、間に合ってよかった。
お節介な思い切りよさは若者の特権でも、蛮勇は怪我を招きますよ?」
シャンハイ「―――(パクパク)」
983 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/10/02(水) 23:56:30 ID:???
天からふわりと舞い降りたみたく横にいたという、脈絡のない登場をした第三者。
空気を読めてるのか読めてないのか、痛がる松山に、礼儀正しくお辞儀をした。
衣玖「お初にお目にかかります、トラウム・アドラーズのキャプテン様。 永江衣玖と申します」
松山「あたた……あ?」
両の手で頭を抑えて地面に向けてた目を、目前の女性に向ける。
衣玖と名乗った彼女は、優雅な所作と、ひらひらした羽衣をスレンダーな体つきに纏わせている。
松山「あ、あ〜っ!? 悠長に挨拶交わしてる場合じゃなくて! あれ、地震収まってる?」
震源のそばの揺れのようで、危機感を募らした地震は不自然なほど影響なく収まっていた。
その独り言を聞いて、衣玖はちょっと目を逸らしつつ……
衣玖「えぇ、まぁ、はい。 守矢ではいつものことと言いますか……。
困った総領娘様が何かにつけ、地震に不慣れな西欧の方の反応を愉しんでると言いますか……」
わけのわからない発言に、ぶつけた頭の痛みも忘れて松山が首をかしげると、社務所から大声が。
羞恥か怒りかで顔を歪めた見知った男が出てきた。
984 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/10/02(水) 23:57:32 ID:???
カペロマン「あのナイムネ! また軽はずみに地震起こしやがって!
いい加減慣れたが、アレがくると棚の片付けが面倒だって言ってんのに!!」
松山「カペロマン!!? 無事だったのか!」
カペロマン「……マツヤマ? それに……ナガエさん」
松山達の姿を認めると、一転して怒気を萎ませて、カペロマンは何か言いたそうにするも。
カペロマン「そうか、抽選会だしマツヤマも来るよな。
せっかく顔合わせたのに悪いが、ちっと中に用がある奴がいるんだ」
衣玖「いつものことながらご心中は察しますが、穏便にお願いします」
カペロマン「あ、はぁ……はい」
普段よりしおらしく、衣玖に会釈したカペロマンは毒気を抜かれたように社務所の中に戻ってしまった
松山「……」
シャンハイ「……」
衣玖「空気を読んだところ、私に何かしら質問したいのですね、どうぞ」
松山「(なんかやりにくい感じだが……せっかくだし、何を聞こう?)」
985 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2013/10/02(水) 23:58:49 ID:???
どうしますか?
A 「永江さんは、守矢ミラクルズのメンバーなのか?」
B 「さっきの地震はいったい何だったんだ?」
C 「実に見事な足払いでしたが、何か格闘技でも?」
D カペロマンを追いかける(*衣玖との会話は中断になります、回数は消費しません)
E その他
*後2回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまでです。
触れられない間にアプリが派手になってる!?
お疲れ様でした。
986 :
森崎名無しさん
:2013/10/03(木) 06:16:11 ID:63dENmsM
A
乙でした
987 :
森崎名無しさん
:2013/10/03(木) 10:10:54 ID:DoLo79fg
A
420KB
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