キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【あの頃僕達は】Another-CU_5【少年だった】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 20:45:58 ID:edC1Ng5o
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。
恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援してあげて下さい。
965 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:11:56 ID:???
>>963
すみません。
色々万全な状態でない為、そういう所も含めてちゃんとスレ主出来ていません。
また今後ミスが減ったり、以前のようにコメレスも小まめに出来るように戻れる予定がありませんがご勘弁ください…
>>964
乙感謝です。
966 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:13:56 ID:???
> A 賀茂
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2009年にサンパウロ州での禁煙法が施行、更に2011年には全国での喫煙場所制限が為され、
今でこそブラジルは世界最大の禁煙国とWHOに認定されている。
しかし90年初頭はタバコの販売数量がまさにピークの時代。
わざわざタバコを吸う為に喫煙所へやってくる人間は少数派で、
大多数は売店での待ち時間やトイレで済ませてしまう状況だった。
賀茂「………」 プカ〜リ
申し訳程度に設置された人気のない禁煙スペースで、賀茂はキャメルを吹かしていた。
自他共に認めるヘビースモーカーである賀茂は、これまで色々な銘柄を試してきた。
セッタ、ペルメル、ラッキーストライク、セーラム…Jokerなんてのもあった。
だが彼の鼻腔に最もしっくり来たのは、このラクダパッケージだった。
賀茂(しっかし、日本じゃあんま人気ねえんだよな…。
ラークやキャスターみてえな人工フレーバーより余程味があるってのによ。)
賀茂がキャメルを気に入ったのは、トルコ葉独自の強い癖によるもの。
しかしこれは普通の日本人感覚ではあまり好まれないところと言える。
そういう積み重ねが悪体臭に降りかかっている事に、どうやら彼は気付いていない。
967 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:17:07 ID:???
1本の2/3ほど消費したところで、喫煙スペースに賀茂以外の人間が立ち止まった。
老人と若者の2人組……賀茂はチラリと横目で確認し、それが待ち人である事を把握した。
マチルダ「ふぇふぇ、待たせたかの?」
賀茂「いや、丁度良い案配ですよ。 1本くらいはゆっくり吸いたかった物でね。」
賀茂が密会の約束をしていた相手とは、ウルグアイユースの新任監督、マチルダ尽之助と…
賀茂「んで、お前も久し振りだな。」
ヒノ「フン、くたばってなかったようで安心したぜ、オッサン。」
そしてジャパニーズボンバーという(当人にとっては忌々しい)二つ名で知られるリョーマ・ヒノだった。
ヒノは日本人を両親に持つが、国籍はウルグアイという少々特異な立場で育った。
しかし彼は外見はどうあれ、自身をウルグアイ人と認めて『オレのソウルはウルグアイ人』と公言してきた。
だがヒノはウルグアイ国内リーグにおける2強の一角、ナシオナル・モンテビデオで干しに干され、
トライアウトで入団した、中堅のリーベルプレートで現在飛躍(ブレイク)中という経歴を持っている。
ここまではよくある話であるが、モンテビデオで干された理由というのが差別だったのが問題だった。
外見が…自身の体を流れる血が日本人という事だけで差別・迫害を受ける。
この現実は、当然ながらリョーマ少年の心を深く抉った。
ゆえに彼は日本人の血を憎み、そして日本を憎むようになったのである。
968 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:18:31 ID:???
賀茂「さて、どうですかねえマチルダ監督? この試合展開はなかなか興味深いと思いませんか?」
マチルダ「うむ…言いたい事は解らぬでもない。 確かにお主の推測通り、
強い選手を集めただけでは勝てない時代が来とるようじゃの。」
賀茂「俺も半信半疑でしたがね…。 しかしこんな試合を見せられちゃあ確信に変わりますよ。」
マチルダ「ふむ…………」
マチルダ老は腕を組み、何某か考えにふけ始めた。
その間に賀茂はヒノの方に向き合う事にした。
賀茂「調子はどうだ?」
ヒノ「どうもこうもねえ、絶不調だっつの。 …知ってんだろ、どーせ。」
賀茂「まあな。 お前が曲芸みたいなことを始めておかしくなったって所までは聞いてる。」
ヒノ「曲芸じゃねえ! ローリングドラゴンショットだっつの!!
今でこそアレだが、完成した暁には世界中がオレをヒーローとして…」
賀茂「分かった。 分かったから落ちつけよ。」
ヒノ「クッソ……」
賀茂(やれやれ、如何ともし難い不器用っぷりだぜ。 相変わらず放っとけねーなぁ…)
969 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:19:35 ID:???
ヒノとは、リーベルプレートに口を利き、トライアウトを受けさせた時からの付き合いだ。
当初は色々と恩を売りつけ、いずれ日本に帰化させる事を目論んでいた賀茂。
しかし今では純粋にヒノのサッカー選手としての可能性に惚れこみ、今も世話をし続けている。
喩えて言うならば、賀茂はヒノのプロデューサーのようなつもりでいるのである。
そんなヒノのこのテンパリ具合を見て、賀茂としては深々と溜息をついてしまう。
ここのところスランプが続いているとは聞いていたが、ここまで重症とは思っていなかったのだ。
賀茂「ともかく…。 こいつのスランプ共々、どうか俺に任せてくれねえすか?」
マチルダ「ふん、RJ計画とやらか…。」
ヒノ「その話なら御免って言ってんだろ。 悪いけど日本人と組む気はねえ…」
賀茂の言葉にマチルダは耳を傾けるが、ヒノの方は猛然と反発する。
以前に話した時と同様の反応だが、それでも賀茂は大きな問題とは思っていない。
この試合を見れば彼等も頑なではいられないという成算があったのだ。
賀茂「そうは言うけど、俺も日本人なんだが?」
ヒノ「アンタは…! ………別だっつの…」
賀茂(ふふ、面倒な奴だぜ。)
そして何より、ヒノは迫害を受けた経験がある分、人を見抜く眼があると、賀茂は知っていた。
つまり集団に対する認識と個人に対する認識は違うと、ヒノは本能では理解しているという事である。
970 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:20:56 ID:???
賀茂「(それがヒーローってもんだしな) 監督…この試合のヴィオラを見ても解るでしょう?
あのジュン・ミスギの傍らでプレイをしてみる事は、きっとリョーマにとって大きな刺激になる。
それにアルゼンチンじゃねえけど、監督の理想はラ・マキナみたいなチームだろ?
その為には個々の能力だけじゃなく、攻撃連携ってのも必要不可欠なんじゃあねえすか?」
マチルダ「その為にはリョーマに学んでもらう必要もあるかの…。」
ヒノ「爺さん!」
賀茂(よしよし、今のところは爺さんの気持ちを揺らがせたところで大成功だ。)
ヒノ「俺は御免だぜ! 幾らアンタの頼みでも、日本人とは…悪党とは組めねえな!」
賀茂「そうは言うが、あのジュン・ミスギも日本人って枠組みで収まるタマじゃなさそうだぜ?」
ヒノ「どういう意味だよ。」
賀茂「国際人とでも言うかね…。 ま、少なくとも日本サッカー協会から見りゃ敵だわな。」
ヒノ「なにっ…!?」
マチルダ「まあいずれにせよ、後半を見るまで返事は保留じゃ。 リョーマもそれで良いな?」
ヒノ「チッ…」
賀茂「結構です。 試合後に色好い返事が貰えるなら尚の事…」
これにて密談を切り上げ、賀茂は後腐れる事なく喫煙所を後にした。
日本サッカー協会の立場からすれば敵国に利する行為をしている自覚はあった。
しかしそれも含めた過激な改革の絵を賀茂は描き始めていた。
そして少なくとも、片桐陽子らにはまだこの関係を知られたくないと思っていた。
971 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:24:03 ID:???
賀茂「さてさて、後半はまだかねえ…っと?」
陽子の待っている座席に戻り、賀茂は二度見する事になった。
自分の座席に見知らぬ女性が座り、陽子と歓談していたからだ。
???「おっとこれは失礼、すぐに退散しますからー。 それじゃあヨーコさん。」
陽子「うん。 またね、あやや。」
女性は賀茂にツッコム暇も与えぬ内に去って行ってしまった。
なかなかの美人である事だけは判別出来たが。
賀茂「こっちの知り合いか? 見たところ現地人じゃなさそうだったが…」
陽子「うん、まあね。 スポーツジャーナリスト兼カメラマンの知り合い。」
それだけ言って陽子は話を切った。
彼女について話を掘り下げるつもりはないようである。
もう間もなくハーフタイムも終了し、選手達が現れる時間になろうとしていた。
この間に両チームの中でどのような動きがあったのか…それを賀茂らが知る術はなかった。
→ To be continued A.C.E.U−6
972 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:27:22 ID:???
『 次 回 予 告 』
テストマッチと思えぬほど過熱するサンパウロ戦。
その前半戦を三杉は間違いなく支配した。
だがその事がサンパウロの眠れる獅子を目覚めさせてしまう。
すんなり行かない事を覚悟していた三杉をも驚かせる奇策がヴィオラを襲う。
ファンタジスタをチームに噛み合わせようとするロベルトの賭けは成功するのか?
今、新生フロレンティア・ヴィオラに本当の勝負強さが試されようとしていた。
次回 アナザーカンピオーネ エピソード2 〜第六幕〜
【】Another-CU_6【】
この次も サービスサービスゥ
973 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 16:30:30 ID:???
こちらのスレは一旦ここまでとなります。
スレタイは残りレス数を気にせず募集しておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
それでは前スレを梅梅すべく奮闘しますー
974 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 18:02:14 ID:???
>またね、あやや。
賀茂達のの話は興味深かったけど、けど!
こっちも見たかったw
【不屈の翼】Another-CU_6【フィールドを駆ける】
【勝利の方程式それは】Another-CU_6【得点≧失点】
【ブンナーク】Another-CU_6【爆散】
975 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 20:21:35 ID:???
幻想郷のブン屋が現代入りしたようです、なんてね
【芸術的で】Another-CU_6【南米的な】
【凡人ロベルト】Another-CU_6【人服ぬぎます】
【よし、みんなきけ】Another-CU_6【レナートをかいこする】
【天が分けた】Another-CU_6【二つの才】
【棒立ちキーパー】Another-CU_6【ポストの試練】
976 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 20:29:28 ID:???
そういえば確かスレ主さんは
東方メインで書く事があったらこのキャラをヒロインにしたい
って言っていたね
977 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 18:58:00 ID:???
>>974
スレタイあざす!
そう言って下さりうれしす!
>>975
スレタイあざす!
>>976
ぶっちゃけオマージュキャラなのは自白しときます。
あとこのアナカン世界では量子力学における多世界解釈が通用するので、並行同一存在になるやも知れません。
978 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 22:06:32 ID:???
【不倶戴天の】Another-CU_6【友】
【6ゾロ連発】Another-CU_6【JOKER乱舞】
【鉄壁】Another-CU_6【ブンナーク】
979 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 09:38:07 ID:???
>>978
燃えるスレタイあざざっす!!
どもーおはござますー
ちょっと大した事ではないですが告知をば
以前から散々フラグ立てているのでご理解されていると思いますが、
アナカン第二部ではサンパウロ戦以降にあと3試合を予定していました。
具体的にはバルサB、マンU、HSVの3チームですけれど…
頭の中で未来図を描いてみた結果、バルサB戦は削ろうかと思い至りました。
元々クラブチームであるバルサが何故あんなにつおいか。
…なのに、今でこそ無敵艦隊なスペインナショナルが長い事無冠だったのか。
ってのをカタルーニャvsスペイン中央政府の歴史から紐解いて書いてみたかっただけで、
アナカンのストーリーに直接必要な試合ではないのですよね。
あとディエゴ・ブランドーを個人的に出したかったってのもあります(笑)
イギリス国籍なのにスペイン圏名のディエゴはネタになると思ったので。
ついでに定番の下剤ネタも出して、擬似的にローマ戦並みの不利試合を演出する気でした。
そんな訳で第二部はサンパ戦を除いてあと2試合です。
試合以外のストーリーも結構重たい感じで予定してます。
ちなみに某予定日が来年の春〜夏なので、今の更新ペースを保てるとしても、第二部終われるか微妙という…。
まあでも先の事は先ってことで
980 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 14:50:44 ID:???
え、それはスペイン内戦から(流れはもっと昔からあるけど)つながる話をやる予定だったってこと?
それは見たかったなあ、とつぶやく歴史オタ。いや無視していただいて大丈夫ですがw
しかし、サッカーの歴史ってほんとにヨーロッパ(+南米)の近代史と密接につながってるんだよなー。
それこそ、このスレのアルシオン誕生にまつわるユーゴの一件もそうだし。
981 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 15:24:14 ID:???
書く予定よりも、そういう話になるようスペイン史を調べる予定と言うべきですか。
歴史とサッカーとディエゴうまく繋げられれば(私の主観として)面白くなるのは
明らかなので、現在ほんのりとしたイメージを浮かべているに過ぎません。
真剣に調べれば自分なりに満足のいく物を書けると思いますが、如何せん歴史書を
集めて読んでをする時間が取れません。
そうなると単にディオを出したいだけのバルサ戦となり、中身スッカスカになると
思います。 そうなるくらいなら削る方がマシと判断しました。
サッカー史(&各国のサッカーの特徴)と近代史の関係は本当に目から鱗ですよね。
>>980
さんのような方に読んで頂けて光栄です。
982 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 19:08:13 ID:???
ディエゴ・ブランドー→ディエゴ繋がりでマラドーナ→マラドーナ繋がりで下剤→三杉ピンチ!
みたいなバッドイベントを身構えていたのは間違いなく自分だけw
【絶対に】Another-CU_6【負けられない戦い】
983 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 20:01:04 ID:???
>>982
スレタイあざざっす!
ナイス洞察力ww スレ主としては頭が下がりますw
一応新スレは明日立てられればと思います。
スレタイ案は新スレ立つまでが募集!
【】Another-CU_6【】
984 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:35:28 ID:???
ヤベッチュつええw
985 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:06:31 ID:???
オオトリ スカッドサーブ( スペード8 )72+( 6 + 4 )=82
ヤベッチュ キャッチ( クラブ4 )73+( 6 + 2 )=81
【それぞれの攻撃】−【それぞれの守備】=1〜-1 → 倒れて追加判定!
キクマル アクロバティックボレー( クラブ8 )70+( 1 + 6 )=77
ヤベッチュ パンチ( ハート6 )75+( 4 + 1 )+(鋭いツッコミ+3)+(バランス崩し-3)=80
【それぞれの攻撃】−【それぞれの守備】≦-2 → ヤベッチュがゴールを守る!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダダダダッ!
シシド「行け、チョータロー!」 パシッ
オオトリ「┌(┌^o^)┐シシドサン…ソノパスハオレガカナラズ…」
高速のダッシュで守備を振り切り、そのまま斜めへのパス。
ミドル位置の広大なスペースという、オオトリにとって最良のシチュエーションを演出。
信頼に結ばれたシシドだからこそのベストなパス出しだった。
相手の雰囲気からして、ヤベッチュはミドルが飛んでくると読んだ。
また彼にとって止めるのは最低の仕事・・・勝つためにどう守るべきかまで考えていた。
ヤベッチュ(味方のフォローはあんまし期待出来ひんしなあ。
少しでもカウンター狙うならキャッチするしかあらへんか?)
Yキートン「尤もだが、あまり相手を侮ってもいけない。」
986 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:09:31 ID:???
オオトリ「┌(┌^o^)┐イッキュウ…ニュウコン!!」
ズガガーーーーーン!!!!
ヤベッチュ「!!」
ミサイルかと疑う高速の直弾道。
その超高校級なるスピードは、ヤベッチュの想像すら斜め上に越えていた。
ヤベッチュ「やらすかーーーっ!」
だがヤベッチュは一瞬で切り替え、横っ飛びのダイビングキャッチを繰り出した。
指の先がこの剛速球の届いたのはまさにギリギリ、普通ならば弾かれてゴールとなるところ。
しかしヤベッチュの握力は普通でなく、指先の力だけでも何とか弾き返す。
ピョイーン!
ヤベッチュ「なぬっ!?」
キクマル「残念無念またらいしゅーーー」
ゴールを守ったと思ったのは束の間…なるべく敵のいない方へこぼしたヤベッチュの顔は唖然となった。
誰もいなかった筈のスペースに、ねじ込みは無理と見なしたスペースに飛び込む影があった。
これがキクマルのアクロバテットフットボーノレ(笑)である。
987 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:10:44 ID:???
バシュッ!!!
オープンとなっているゴール逆側へ、キクマルのボレーシュートが放たれた。
空っぽとなったゴールへと無慈悲に吸い込まれて行く…
ヤベッチュ「\(^o^)/ …って、そんなわけいくかーーーい!!!」
ヤベッチュは崩れたバランスを強引に立て直し、急反転でダイブ。
今度は大きい距離で確実に弾き返す方針に切り替えた。
ドコーーーン
キクマル「あんれー?」
エチゼン「まだまだだね」
アトベ「ふん、雑魚にしてはなかなかやるな。」
ケンタ(いや、普通なら2点取られるとこだよ! あの人何者!?)
ヤベッチュ「あかんあかん、こら油断大敵や。」
Yキートン「だから言ったのだ。」
988 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:11:51 ID:???
エチゼン ドライブB( クラブJ )72+( 2 + 6 )=80
ヤベッチュ パンチ( クラブ6 )75+( 5 + 6 )=86
モモシロ ジャックナイフ( スペード10 )70+( 3 + 2 )=75
ヤベッチュ キャッチ( ダイヤK )73+( 2 + 5 )+(熱い抱擁+2)=82
キクマル ドリブル( クラブ9 )66+( 2 + 5 )=73
ヤベッチュ 対ドリブル( スペード6 )75+( 3 + 5 )=83
【それぞれの攻撃】−【それぞれの守備】≦-2 → キャプ翼名物GK無双!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Yキートン「その後も容赦なくテニヌ軍団のシュートが襲い掛かった。」
エチゼン「決めるよ…ドライブB。」
シュパアァァァァァン!!
グラウンドを滑り込んで距離を詰め、テニスで言うドライブボレーの要領でジャンピングショット。
小柄ながら強力な威力を有し、なおトップスピンでドロップがかかるエチゼンの大技。
ヤベッチュ「自分カッコエエなー。 でももう油断はせんから。」
バコーーーン!
エチゼン「ヒュー♪ やるう。」
Yキートン「ここはどうやらヤベッチュの方が格上だ。
妙なノリツッコミを出す事もなく、悠然と弾き返した。」
989 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:12:52 ID:???
モモシロ「オレは…強い!!」
ドゴォッ!!!
今度はモモシロのジャンピングボレー。
威力をとにかく重視し、強い一撃に集中力を乗せる。
ヤベッチュ「威力上げてもコースが素直すぎるで?」
ガッ!
モモシロ「なん……だと…?」
Yキートン「胸で楽々キャッチ。 これはショックだろう。」
キクマル「しゃあない、キクマル印のステップを…」 ダダッ
ヤベッチュ「仕掛けるならもっと早くせんと…隙だらけやで。」 ザッ
ガチィ!
Yキートン「GKに不利な筈の1対1も安定している。
流石に判断力ならサビチェビッチ以上の男である。」
990 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:15:31 ID:???
ヤベッチュ「ふう…ヒヤっとした時もあったけど、何とかなるかあ?
けどこれじゃ幾ら頑張っても勝てへんな。」
シュート数でも大きく開けられ、ポゼッションも酷い物。
実質3対11ではマルコチームに勝ち目はゼロだ。
だがヤベッチュは弱音を吐いているように見せて、表情にも口調にもネガティブさがない。
あっけらかんとして笑いながら言い放つのだ。
負ける雰囲気にならないよう努めるのもGKの仕事と理解しているのだろう。
とにかくヤベッチュのメンタルの強さは間違いなかった。
Yキートン「…と、そこへグラウンドを鋭く睨む影。」
???「見てらんねえなぁ…。」
???「けどあのGKは凄いですよ。 ウチのチームに欲しいくらいです。」
???「ああ。 マルコの遊びに付き合う気で繰り出してきたが、とんだ掘り出し物だぜ」
???「…じゃ、そろそろ行きます?」
???「………」
Yキートン「運命の時ー」
991 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 20:16:45 ID:???
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マルコチームに助っ人?→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ・ハート》 ???「ああ、ワイルドに決めるぜ!」
《スペード・クラブ》 ???「うーん…ここはまずアイツラに行かせようぜ?」
《JOKER》 ???「オレもいるぜ」
???「オレもだ」
???「待たせたな、???。」
???「お前だけにイイかっこさせるかよ」
Yキートン「もう何がなんだか分からない。 後半へ続くー」
992 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 20:18:07 ID:???
★マルコチームに助っ人?→
クラブ5
★
後半へ続くー
993 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 20:18:07 ID:???
★マルコチームに助っ人?→
ダイヤK
★
994 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/19(月) 11:48:12 ID:???
> マルコチームに助っ人?→ クラブ5 ★
> 《クラブ》 ???「うーん…ここはまずアイツラに行かせようぜ?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
???「そうだな。 存外面白そうだし、ここは一丁ワイルドに」
四天王A「お待ち下さい!!」
???「決め… って、なんだぁ!?」
???「おや、四天王ですか。 ついて来ていたんですね。」
四天王A「あのような者達に御二方が出向く事ありません! なあ皆!」
四天王BCD「おうよ!」「その通り!」「我々にお任せを!」
???「おやおや。 …と言ってますが、どうします?」
???「そうだなあ…。 うーん…ここはまずコイツラに行かせてみるか?」
???「アナタがそう言うならボクに異存はないですよ、オジサン。」
???「オジサンってゆーな!! …ってぇ事だからよ、取り敢えずお前ら行ってイ―ぞ。」
四天王ABCD「「「ハハっ!」」」
許可が降りるや否や、四者は喜々として土手を駆け下りる。
苦戦中のマルコチームの助っ人として、お呼びとあれば即参上という訳だ。
995 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/19(月) 11:52:08 ID:???
ダダダダダッ
ヤベッチュ「うん? あれは…?」
アトベ「なんだ…?」
フジ「なんだか面白そうな集団だね。」
ヤベッチュをはじめ、グラウンドの選手達も土手を駆け下りてくる集団に気付いた。
誰もが首を傾げる中、唯一マルコだけは表情をパァッと輝かせた。
マルコ「おおー、四天王のみんなーーー! 待ってたよぉ。」
Yキートン「と言う訳で、マルコチームに助っ人が入るよーである。」
ヤベッチュ「いや、それはええんやけど……。 なあ、四天王ってなんやねん?」
Yキートン「尤もな疑問である。」
マルコ「シミズ・エースパルスの仲間達だよー。 まあエースクラスには劣るけど、実力はなかなかだよ。
四天王ってゆー名前は、そのプレイスタイルから人呼んで…」
996 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/19(月) 11:54:04 ID:???
☆この四天王は何四天王がいいすか?
A パワー四天王(超獣ギガ、日清のラオウ、氷山のイッカク、若気のイタリの4名)
B カウンター四天王(背水のジン、別れのトキ、青天のヘキ、青天のレキの4名)
C ミステリアス四天王(草葉のカゲ、目と鼻のサキ、風雪のルフ、読書のアキの4名)
D もってる℃l天王(栄光のカケハシ、何かのエン、地獄のサタ、銀河鉄道のヨルの4名)
E 東西南北四天王(東のコージ、西のカナ、南のヨーコ、北のタケシの4名)
F その他(面白そうな四天王大募集)
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※別に重要な選択肢じゃありません。 あと1000までに決定しなかった場合は最多票最速到達項目とします。
997 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 11:55:30 ID:lk5wnA72
D
998 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 11:56:18 ID:2P1kIdEM
D
999 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/19(月) 12:02:12 ID:???
決定したのでこちらのスレは以上となります。
そして次のスレへ誘導ー
【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1353036360/l50
更新ペースの遅いクソスレですがどうか今後も宜しくお願い致します。
1000 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 12:24:48 ID:???
>>1000
取るってヤバイっすか?
うわぁ…頑張ろう。ビッグになろう。
乙でした
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