キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
1 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/27(土) 20:56:59 ID:qqqVOEoY
このスレは、『キャプテン森崎』のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になったヘルナンデス。
本家スレより少し後の時代を舞台にしており、キャラクターの色付けも本家スレとは異なりますので、ご注意下さい。
試合については旧ルールにて進行します。
265 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/07(水) 18:47:33 ID:???
B 太一について
キョン「………八神太一さん、についてですが……………」
ハートマン「太一か。…………ヤツは、選手としての墓場を求めてモデナに来ている。
これは、お前もいずれ考えなければならないことだが……
選手として、誰しもが納得いく終わり方が出来るわけではない、という事だ。」
キョン「………………」
ハートマン「ヤツは、夢を叶えた。外交官という夢。しかし、そうなると…ヤツはもうひとつの夢を叶えたくなった。
ユニバーシアード世界大会。ヤツはMVPを獲得した後、周囲が当然のように引退を勧めるのを、不思議に思ったそうだ。
周りからしてみると、当たり前だ。大学を卒業し、国のために尽くす公務員となるんだ。後は、地域の大会などに出たらいい。
それが当たり前だからな。
だが、ヤツは…まぁ、ヤツらしいと言えばそれまでだが、当然のように延長戦を選んだ。
自分の死に場所位、自分で選ぶ、と。まだ燃え尽きてなどいない、と。
勿論、前代未聞。サッカー選手と外交官なんて、両立出来るわけがない、とな。」
キョン「ば………馬鹿だ!本物の馬鹿だ………!」
ハートマン「確かに。しかし、現にヤツはやっている。公務をこなし、ローマから正式な獲得希望のオファーが来る位にな。」
………どうやら、底抜けの馬鹿ってのは、本当にいるようだ。バケモンかよ………!
266 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/07(水) 20:12:14 ID:UwJTY6PI
詳しい話は、本人に聞け。お前も太一を気に入るだろう。軍曹は、そう言い残して俺を部屋から出した。
一体、どんな奇人変人なんだ?
こうして、俺は眠りについた。
――――――――――――――――
学校では、相変わらずハルヒコがうざい。本当にこいつは、ハルヒそっくりだ。
序でに言うと……まぁ国木田、谷口のそっくりさんもいる。名前はイタリア式だがね。
隣のクラスには、佐々木(男)に、橘………まぁ、こいつが一番印象が変わっているんだが………
タニーナ「キョン、どっか行くの?」
オールバック……いや、カチューシャで髪を纏めた谷口…もとい、タニーナ。
キョン「学食だよ。」
クニキーニャ「ふーん。私のジュースも宜しく。」
クニキーニャ……本当に国木田そっくりだ。ヤツは元が女形だしな。ルックスの良さはタニーナよりはるかに上だ。
ハルヒコ「キョン、お前学食行くのかよ?」
キョン「あぁ。」
ハルヒコは、わざわざ俺の肩に手を回した。
ハルヒコ「ここの学食な…………」
先着一名様で。
★学食 ! card ★
JOKER、クラブA…ハルヒコ「『味皇』がいるぜ?」
ダイヤ…ハルヒコ「うめぇぞ。丸井って人がシェフだ。」
ハート…ハルヒコ「うめぇぞ。磯島って人がシェフだ。」
スペード、クラブ…ハルヒコ「やめとけ。犬の餌のほうがまだマシだ……!」
267 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 20:14:46 ID:???
★学食
クラブ4
★
268 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 20:15:08 ID:???
★学食
ダイヤ7
★
269 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/07(水) 20:33:16 ID:UwJTY6PI
★学食 クラブ4 ★
クラブ……………………
ハルヒコは、俺を真剣な目で見詰めている。正直、野郎にされるとかなりキモい。
ハルヒコ「やめとけ。」
ん?
ハルヒコ「シェフが変わって、本当にくそ不味くなったんだ。犬の餌のほうがまだマシだ………!」
そう言われると、逆に興味が湧くんだが?
ハルヒコ「あの大喰らいのユウキが、炒飯にケチつけて床に捨てた位だ!
古泉に至っては、春巻食べて吐き出した位……。お前、想像つくか?あの古泉が、だぞ?」
………いや、想像つかんな。食い物を粗末にする長門も、食べたものを吐き出す古泉も。
ハルヒコ「古泉か、クニキーニャ、タニーナにパンを分けてもらえ。お前は、俺に感謝する事になる。」
キョン「お前は?」
ハルヒコ「もう食っちまった。知ってりゃ少し分けたんだけどよ。」
ハルヒコがカラカラ笑う。……しかし、そんな不味い食堂か。逆に興味が湧くんだが……
『2』票にて。
A 古泉に分けてもらう
B クニキーニャ、タニーナに分けてもらう
C 佐々木(男)に分けてもらう
D 食堂に行く(小文字でハルヒコを道連れ)
E 仕方ない、一食抜くか
F その他
270 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 20:39:01 ID:QMLhuke2
B
271 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 20:45:07 ID:/HizZjxw
A
272 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 20:50:59 ID:CIjEHpro
A
273 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/07(水) 21:06:06 ID:UwJTY6PI
A 古泉に分けてもらう
キョン「…………古泉に分けてもらうか。」
この世界の古泉。女性になっているので、話しづらい所はあるんだがな。
ハルヒコ「おし、頼んでくる。」
ハルヒコは、古泉のクラスに向かった。
―――――――――――――――――
古泉「成る程。学食で食べようとしたのを、涼宮くんに止められたんですね。」
ああ。
古泉「確かに、酷いコックですよ。私のベトナム風春巻なんて、ただのゴミでした。
長門くんの炒飯なんか、油っぽすぎるし卵が炒めすぎ、味が均一に入ってない。……あれで料理のつもりなのか、疑問でしたね。」
うわぁ………。
端整な顔を崩さず、凄まじい酷評だ。
古泉「確かにあのような犬の餌を食べる位なら、私のパンのほうがマシでしょう。」
先着一名様で。
★古泉 ! zange ★
JOKER…古泉「んっふ。話したい事もありますし、中庭に行って食べましょう。」
クラブA…古泉「まぁ、物は試し。私は食べませんが、学食に行きますか。」
274 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 21:07:03 ID:???
★古泉
*JOKER*
★
275 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/07(水) 21:34:08 ID:???
★古泉 *JOKER* ★
JOKER…古泉「んっふ。話したい事もありますし、中庭に行って食べましょう。」
古泉「涼宮くん用のバケットもありますし……んっふ。話したい事もありますし、中庭に行って食べましょうか。」
古泉は、そう言うと優雅に立ち上がった。………あー、いや、こいつ、やっぱりルックスいいなぁ。
――――――――――――――――
古泉「ふふ。………以前は、彼女とよくこうして二人で食べていたんですよね。」
この世界での『俺』か。やっぱりこいつとは、親友だったのか。……嬉しい反面、寂しいな。
古泉「確か、海老が好きでしたよね。あなたは、この海老サンドに目がなくて……。」
キョン「………お前も好きで、たまにゲームしながら取り合いになったな、古泉。」
…………古泉は、変わらず笑顔だ。
古泉「………。本当にその方は、私に似ていたんですね。」
似ていた、じゃなくて同一人物だよ。俺ん中じゃな。
古泉「………話したい事というのは、それです。」
古泉は、笑顔を崩さずに俺を見た。
古泉「涼宮くんの世界改変で、私は彼女に取り返しのつかない過ちを犯しました。
あなたが引っ越してくる、三日前。彼女は私達に別れを告げに来ました。
………私は………涼宮くんの命令で、彼女を追い出しました。……彼女は……
『今までありがと。さよなら、いっちゃん。』
……と言い残し、以降消息が知れません。」
古泉は、下を見ている。こいつの事だ。事実が分かったあと、必死に『俺』を探したんだろう。
276 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/07(水) 22:06:53 ID:UwJTY6PI
この世界の『俺』が、どんな時間を過ごしたか、それは知らん。興味がない。
ただ、ひとつ言えるのは、『俺』は、俺と同じ同性の親友がいた、って事だけさ。
古泉「………私は、彼女によく似たあなたが、彼女にしか思えません。」
だろうな。俺もそうだよ。
古泉「聞いても、何もならない事を承知で聞きます。彼女にとって、私は…………あなたにとって『僕』は、どのような存在でしたか?」
俺は、海老サンドをひとつ口に入れた。
キョン「…………………………………そこは、自分で考えろ。」
古泉は、下を向く。
キョン「答えは、もう言ったはずだからな。」
古泉「…………え?」
嫌いな奴の好物なんて、誰が覚えるか。そんな酔狂じゃねぇよ。
それに、言葉の通りだ。俺はお前に感謝しかないんだぜ、古泉。
キョン「………やっぱりうめぇな。海老サンドは。」
俺の言葉に、古泉は…………泣いた。
ごめんなさい、と。ありがとう、と。
なぁ、古泉。お前が、こうした質問を『俺』にしているなら、言っとくぜ。
キョン「わざわざ言わすな、馬鹿が。」
とな。
暫くして、古泉は泣き止んだ。やれやれ、今日はバケットひとつが昼食か。とんだ厄日だな。
とりあえず……古泉に聞いておく事は………
『2』票にて。
A や、やっぱり森さんと………?
B 恥ずかしい事言わされた分、言わせてやる。お前にとって『俺』はなんだ?
C 機関の存在について
D 特にないな。
E その他
277 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 22:13:45 ID:QMLhuke2
A
278 :
森崎名無しさん
:2012/11/07(水) 22:16:02 ID:mGffUUXw
d
279 :
森崎名無しさん
:2012/11/08(木) 00:15:57 ID:vMZjif0g
A
280 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 11:11:06 ID:zIr3LqRc
A や、やっぱり森さんと………?
目の前にいる、古泉…………俺が知る『古泉一樹』は、森さんと幸せになっていた。
では、この『古泉一姫』はどうなんだろう?下世話ながら興味が湧く。
キョン「なぁ、古泉。」
古泉「なんですか?」
キョン「お前、彼氏いたりとか………」
先着一名様で。
★これは ! card ★
JOKER…古泉「んっふ。生憎とフリーです。好きな人がいたものですから。」ホ泉改めレ泉……
クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」
281 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 11:24:19 ID:zIr3LqRc
ミス。
先着一名様で。
★これは ! zange ★
JOKER…古泉「んっふ。生憎とフリーです。好きな人がいたものですから。」ホ泉改めレ泉……
クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」
282 :
森崎名無しさん
:2012/11/08(木) 11:28:03 ID:???
★これは
*クラブA*
★
283 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 11:57:49 ID:???
★これは *クラブA* ★
クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」
古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」
………森さんか。しかし、羨ましい。この古泉を好きに出来るなんて、ある意味最高に羨ましいぞ。
古泉「うーん……その顔を見ると、男女の友情は難しそうですねぇ。
彼女も、『僕』を見たら同じ感想でしょうか。」
近い近い近い。当たり前だ。同性からだと、ハルヒコや佐々木(男)だって気色悪いんだぜ?
お前は、慣れていたってのもあるがな。
古泉「困ったものです。」
そう言い、柔らかく笑う古泉。こいつが女性だと、ハルヒや佐々木と違い、物凄く大人びた感じになるんだな。いや、事実大人か。
まぁ行為を真似ただけでは大人になれないのは、俺が実証済みなんだが。
キョン「俺にとって、お前は『男』だからだよ。いきなり異性になられてみろ。お前の顔やスタイルだと、反応に困る。」
古泉「おやおや。思わぬ告白を頂きましたね。」
………確信した。こいつは、確実に『古泉一樹』の女性体だ。
キョン「昼休みとか、放課後、たまに空くよな?」
古泉「ええ。またボードゲームでも楽しみますか。」
キョン「パン賭けでな。」
古泉「私にダイエットは必要ないですよ。」
キョン「抜かせ。」
………こっちの古泉とも、仲良くなれそうだ。少しだが、嬉しいぜ。
284 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 14:40:11 ID:???
――――――――――――――――
キョン子「あたしは、世の不条理を感じずにはいられない。」
あたしは、いっちゃんの男性体………古泉一樹とボードゲームをしている。
あのクソッタレハルヒコと、佐々木のクズから逃げたと思いきや、日本でも同じような、いや、同一人物に囲まれていた。
朝比奈センパイに憧れていた、ただの女子高生。タニーナとクニキーニャとつるんで遊んでいた、ただの女子高生なんだ。
ハルヒコの馬鹿が織り成す、超常的な現象に巻き込まれて、一方的に気に入られて、気が付けば徹底的に捨てられた。
そんだけの存在なんだが…………なんであたしは、またこいつらとつるむのか?
まぁ、またいっちゃんと話したりするのは、嬉しいんだけど。
古泉「僕も不思議でなりませんよ。」パチリ
いっちゃんは、相変わらず悪手しか打たない。ボードゲームの弱さは相変わらずか。
ハルヒコの超常的な現象に巻き込まれたというだけに、あたしといっちゃんは仲が良かった。
いっちゃんの憧れだった森さんと、いっちゃんが付き合った時は、他人事ながら大いに喜んだなぁ。
………それだけに、ハルヒコの改変は残念だった。
あいつは、馬鹿だから考えなしにやらかしたに決まっている。しかしな。あたしゃ、そんなに強くねぇんだよ。
見事に人間不信に陥り、あたしは日本に帰った。今のままの状況より、リセットしたほうが楽だから。
それに、あんな態度取られたら、未練もなくなるってもんよ。佐々木(男)も一枚噛んでいた、って知った時は、さすがに一発殴ったけど。
285 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 20:36:24 ID:???
キョン子「どーしてこうなっちまうんだかなー…………王手。」
ハルヒコの女性体…ハルヒからSOS団に入団を打診され、気が向いたらたまにいっちゃんとボードゲームを楽しんでいる。
古泉「参りました。やはり強いですね。」
……あたしが来て、あたしに真っ先に話しかけてきたのは、いっちゃんだった。
どうやら、この世界の私は佐々木の手に堕ちたらしい。
何となくわかるよ。多分、あたしが知らないところで、佐々木と結ばれる『何か』があったんだろう。
あたしには、それがなかった。だから、佐々木もハルヒコも許せなかったんだし。
佐々木はあたしに、「敢えて何もしなかった」が、あたしは「助けて欲しかった」んだ。四面楚歌の中、誰かに。
だから、ハッキリ言って佐々木が信じられなかったし、誰も信じられない。SOS団も。
あたしがそう言った後、古泉くんは、俯いていた。その姿は、いっちゃんにだぶって見えた。
ハルヒコの改変があっても、いっちゃんは親友だと信じたかった。だから、彼はいっちゃんじゃないと分かっていても…
あたしは、古泉くんに、こう告げた。
いっちゃんは、あたしの親友だと今でも思う、と。『あたし』も、古泉くんにきっとそう思っている、と。
我ながら臭すぎるし、こっちの『あたし』が『あたし』であれば、なんだけどね。
古泉くんは、号泣しながらあたしに謝った。謝りながら、嬉しい、とも。
あっちの世界のいっちゃんも、こう思ってくれていたら、何も未練はないね。佐々木の手に堕ちたあたしがいるのは、癪な話だけど。
286 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 22:09:26 ID:zIr3LqRc
2軍の章にて、誰かの展開を少しだけ見ます。
『2』票にて。
A コードカナダ〜反逆の国辱〜
B ポケットの中のカルチョ
C カツの惑星に愛を込めて
D 閃光のハサウェイ
E ジャングルの小鹿・ガゼちゃん
F そうよアタシは蟹座の男
G カルチョアドベンチャー
H アナベベと愉快な仲間達
I 身の程を弁えよ
J 北の国から
287 :
森崎名無しさん
:2012/11/08(木) 22:12:17 ID:9Uez7f0w
H
ズベタと来てるのか単身で出稼ぎなのかどっち?
288 :
森崎名無しさん
:2012/11/08(木) 22:16:03 ID:63181TFw
E
289 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 22:18:29 ID:???
>>287
ズベタと来ています。
290 :
森崎名無しさん
:2012/11/08(木) 22:32:16 ID:uaZUg24E
E
291 :
森崎名無しさん
:2012/11/08(木) 22:32:32 ID:vMZjif0g
I
292 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/08(木) 22:50:33 ID:???
Eに決まったところで、続きはまた翌日に。
因みに、バーニィ、太一さん、アナベベは彼女または嫁あり。国辱は……まぁ頑張れ。サザとカツは、身の程を(ry
293 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/09(金) 12:40:39 ID:???
E ジャングルの小鹿・ガゼちゃん
タンザニア出身。超人レスリング正義超人軍、期待の星。ヘラクレス・ファクトリー第一期首席。
彼の輝かしい超人レスリング人生は、約束されたも同然だった。
しかし………堕落を覚えた彼は、いつしか落ちぶれはて……超人レスリング冬の時代も相成り、リストラされ、今に至る。
これは、そんな一匹の小鹿の物語………………
――――ジャングルの小鹿・ガゼちゃん――――
超人レスリング、冬の時代………………
あるものは、呑んだくれ………あるものは、建築など自らの技能を活かす道に行き………あるものは…………
ガゼルマン「サバンナに帰ろう………ガゼルの群れが俺を待っている………」
故郷を夢見て、都会に佇んでいた。物乞い同然にまで落ちぶれたガゼルマンは、ミラノの摩天楼の下で静かに息を引き取るかに見えた。
しかし………捨てる神あれば、拾う神がいる。
ザ・ファックス「ガゼちゃん!ガゼちゃんじゃないか!」
ガゼルマン「お…………お前は…………ザ・ファックス…………」
ガゼルマンを拾った神は、幼なじみのザ・ファックスであった。
ザ・ファックスは、小さな会社の事務員として暮らしていた。幼なじみの誼もあり、ザ・ファックスはガゼルマンの生計が立つまで、
ガゼルマンと共に暮らすことにした。
ガゼルマン「スマン、ザ・ファックス……」
ザ・ファックス「いいよ、ガゼちゃん。友達じゃないか。」
294 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/09(金) 13:08:05 ID:4YpWFS0w
友のため、ガゼルマンは再び立ち上がった。
ガゼルマンは、仕事を肉体労働系に絞り、余暇を見付けては公園でサッカーに勤しんだ。
腐っても鯛。ガゼルマンは元々のセンスもあり、半年もすれば、一端のキーパーとして開花した。
そんな彼を見付けたのは…………
アンコーナ監督(スカウト)、葛城ミサトであった。
ミサト「そこのあんた、いい顔してんじゃない!ね、ちょっちテスト受けてみない?ダメでも他見付けてあげるからさ!」
ガゼルマン「テスト?」
………結局、アンコーナのテストは不合格だったが………
ミサト「あなたが悪いんじゃなくて、チームの事情にそぐわなかっただけ。
ウチでは諸事情から取れないけど、実力的に、プロでもやっていけるわよ。
アンコーナ戦は手加減してねん?」
名スカウトに太鼓判を押されたガゼルマンは、確かな手応えを得、必死にトライアウトを続けた。
その頃………ザ・ファックスの会社は倒産した……………。
ザ・ファックス「む、無職………あばばばばばば」
ガゼルマン「とりあえずは、今は俺のバイトの金がある。当座は凌げるはずだが……」
ザ・ファックス「が、ガゼちゃん、確か今、サッカーのトライアウト受けてるんだよね?!僕もやってみるよ!」
ガゼルマン「…………え?」
あ、いや、それは無理かと………。心優しいガゼルマンは、そう言えなかった………。
先着一名様で。
★ザ・ファックスの才能 ! card ★
JOKER…ファンタジスタ……だと?
ダイヤ…人並み……かなぁ?
ハート…うーん………
スペード…諦めろ。試合終了だ。
クラブ…両生類の糞以下
クラブA…このド低能がァーッ!
295 :
森崎名無しさん
:2012/11/09(金) 13:08:39 ID:???
★ザ・ファックスの才能
スペード7
★
296 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/09(金) 16:36:15 ID:4YpWFS0w
★ザ・ファックスの才能 スペード7 ★
スペード…諦めろ。試合終了だ。
ガゼルマン「(ど、どうしよう……………)」
ガゼルマンは、ザ・ファックスには見えない位置に汗をかいた。
自分は、ガゼル型の超人。つまり、しなやかさこそ武器であり、それは肉体系のスポーツでは最大級の才能である。
黒人以上のバネ、そして超人的な運動能力。ミサトが獲得を渋ったのは、アンコーナではこの才能を伸ばせないからだ。
GKにはアモロがいる。二軍に使うにも、育成まで全て自分が関わるわけでない。だからだ。
対する、ザ・ファックス。
旧式のファクシミリをベースにした、家電型超人。鈍重な動きに、単純な機能。技能もサッカーに役立つものはない。
彼の必殺技の紙を使おうものなら、一発退場。そして彼の名が伝説として永遠に語り継がれるだろう。
『ピッチに紙を持ち込んで凶器にし、相手を襲ったクソ野郎』として。
ブルンジとの国境付近にだって、こんな野郎はいないだろう。
ガゼルマン「(ど、どうしよう………)」
彼に何を告げるべきか………ガゼルマンは、心の底から悩んだ………。
『2』票にて。
A 諦めろ。
B や、やってみて決めるのも遅くないさ!
C そ、そうだな!じゃあ、一緒に受けに行くか!
D また事務員の仕事があるさ!ほら、日本の765プロが募集してるぞ!
E その他
297 :
森崎名無しさん
:2012/11/09(金) 17:01:15 ID:877eBmKo
D
298 :
森崎名無しさん
:2012/11/09(金) 17:12:05 ID:q5bwMGFU
B
299 :
森崎名無しさん
:2012/11/09(金) 17:14:17 ID:xtUuBXng
B
300 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/09(金) 18:13:44 ID:4YpWFS0w
B や、やってみて決めるのも遅くないさ!
ガゼルマン「や、やってみて決めるのも遅くないさ!」
ガゼルマンの言葉に、ザ・ファックスは…………
ザ・ファックス「そ、そうだよね!何事も、やって決めないと!」
と言い、サッカー選手を目指した。
真に友を思うなら、止めを刺すのも、また優しさ。少しサッカーをしたら、ザ・ファックスも諦めるだろう。
ガゼルマンは、そう思い、彼のトレーニングに付き合った。
………スポーツというものは、残酷だ。
身体能力が出やすく、天分が出やすいサッカーは、特に顕著だ。
ザ・ファックスも頑張った。しかし、ガゼルマンとの実力差は離れる一方……………
そのうち、貯蓄も目減りし、その日暮らしの生活レベルとなった。
先着一名様で。
★ザ・ファックス ! card ★
JOKER…なんとサッカー筋が芽生えた!
ダイヤ、ハート…ザ・ファックス「大企業に就職が決まったよ。さよなら、ガゼちゃん。」
スペード、クラブ…ザ・ファックス「ガゼちゃん、君は本当に卑怯だなぁ。」
クラブA…ザ・ファックスは、伝説になった……
301 :
森崎名無しさん
:2012/11/09(金) 18:20:48 ID:???
★ザ・ファックス
スペード10
★
302 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/09(金) 20:45:28 ID:4YpWFS0w
★ザ・ファックス スペード10 ★
スペード…ザ・ファックス「君は本当に卑怯だなぁ。」
努力では越えられない壁がある………………。それが才能の壁だ。
才能の方向性。ガゼルマンは、サッカーに向いていた。ザ・ファックスは、向いていなかった。
事務処理では、ザ・ファックスにガゼルマンは逆立ちしても敵わない。
それと同じ理由で、ザ・ファックスはガゼルマンに逆立ちしても敵わなかった。
どうしても受ける、と言い、ついてきたモデナのトライアウト。
ガゼルマンは、ついにトライアウトに合格した。ザ・ファックスは、言うに及ばず………。
ガゼルマン「ザ・ファックス………」
ガゼルマンは、友に手を伸ばした。しかし、その手は払いのけられる。
ザ・ファックス「ガゼちゃん、君は本当に卑怯だなぁ。」
………その目は、深い憎しみに囚われていた。
ザ・ファックス「本当は、僕がサッカーに向いていない事がわかっていたんだよね?
あ、そうか………子どもの時に、ガゼちゃんを裏切った仕返しかぁ。」
ガゼルマン「違うっ!」
ザ・ファックス「いやいや、そうだよ。じゃないと………僕がガゼちゃんを裏切っても、ガゼちゃんは僕を裏切らないんだから……」
ザ・ファックスは、ゆっくり立ち上がると出口に歩んでいく。
ザ・ファックス「頑張ってね、ガゼちゃん。屍を踏み越えて進む道だ。…………せいぜい、踏み外さないようにね…………?」
ガゼルマン「ザ・ファックス…………」
それが、二人の別れになった。
先着一名様で。
★鬱展開注意 ! card ★
JOKER…なんと、765プロの事務員に!
ダイヤ…故郷のタンザニアに帰り、事務員として暮らした。
ハート…イタリアに残り、いい加減な事務にうんざりしながらも、まったり暮らした。
スペード…各地を転々とし、串カツ屋である超人と出会い、更正。DMPの事務員になった。
クラブ…故郷を夢見たが、叶うことはなかった。
クラブA…クラブ+放浪の果てに力尽き、胴塚に眠った。
303 :
森崎名無しさん
:2012/11/09(金) 20:46:10 ID:???
★鬱展開注意
ダイヤ3
★
304 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/09(金) 21:06:09 ID:???
★鬱展開注意 ダイヤ3 ★
ダイヤ…よかった…クラブじゃなくてよかった…
ザ・ファックスは、故郷のタンザニアに帰った。
小さな経理事務に従事し、毎日を忙しく過ごしている。
彼の毎日の小さな楽しみは、三日遅れで入る、イタリアのサッカー情報の新聞である。
いつか、ガゼルマンが新聞に載ったら、スクラップを重ねていこう。
今はまだ、遠い日の話になるだろう。
そんな日が来るのを、彼は楽しみに待ち続ける……………。
――――ジャングルの小鹿・ガゼちゃん、了――――
※カタルシスか、鬱展開か、迷った挙げ句カードにしました。
予定では鬱展開でしたが………さすがに気が引けまして……。
本日はここまでにします。気分を替える為にも金曜ロードショー見てきます。
305 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 10:36:05 ID:???
――――メッシーナ短編――――
モデナ戦から、一夜………………
守崎「…………ちゅうわけやが………」
リーグから発表されたのは、ホーム三試合使用禁止、そして暴動の引き金を引いたアシタカの、六試合出場停止処分であった。
パズー「なんだよ、そりゃあーッ!」
まず、激昂したのはパズーであった。
バロン「落ち着け、パズーくん。」
パズー「何で落ち着いていられるんだよ!アシタカだけ処分かよ!」
ポルコ「馬鹿野郎。」
パズーの頭に、ポルコが拳骨を落とす。
ポルコ「これでも優しいほうだぜ。下手すりゃ、アシタカの半年の出場停止処分もあったしな。」
バルス「その通り。私達も手を尽くしたが、これがリーグ機関からの最大限の譲歩だったのだよ。」
バルス、バロン、守崎、ユパ、ポルコには、深い疲労の色が浮かんでいる。
試合終了後、アシタカに説教した後、彼らはすぐにローマに飛んだ。
アシタカの処分の軽減を求め、リーグの機関に直接掛け合ったのだ。
結果的に、見せしめとして半年の出場停止処分を考えていた機関を翻意させられたが……散々な辛苦を味わった。
アシタカ「…………わたしのせいだ。すまない……………」
アシタカが俯く。ミルファクは、アシタカの肩を抱いた。
ミルファク「………なぁ、皆。チーム状態は、今が底。ここから逆転出来たら………カッコいいよな。」
ミルファクの芝居の利いた言葉に、ポルコが顔をしかめ、苦笑し、バロン、ユパ、バルスが苦笑した。
バロン「おいおい、ミルファクくん。私のセリフを取らないでくれ。」
バロンのジョークに、皆が笑う。雰囲気は、解れたものに変わりつつあった。
306 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 10:55:33 ID:Bxq7wnyA
パズー「ちぇっ。僕はポルコに殴られ損かよ。僕の石頭は、ポルコより固いんだけどな。」
ポルコ「石が鉄に敵うか。」
ゴチン!と音がし、パズーが大袈裟にのたうち回る。それを見て、アシタカは少し笑った。
バロン「いざ、お供つかまつらん。ラピスラズリの鉱脈を探す旅に。」
ラピスラズリ。日本名、瑠璃。幸運のお守りである。
バルス「うむ。皆、アシタカくんの不在を乗り切る!メッシーナの底力、ペルージャに見せてやろうではないかね!」
皆「おう!」
※短編の視点を決めます
『2』票にて。
A アシタカ
B パズー
C ミルファク
D 皆大好きモブGK
E バロン
F ポルコ
G ユパ
H ハク
I バルス
J 守崎拓
307 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 10:58:34 ID:4y3AKnY+
B
308 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 10:58:43 ID:onAgGpHo
H
309 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 11:17:20 ID:AF7HJzmg
C
310 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 11:30:20 ID:z8o30SWM
B
311 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 13:15:59 ID:Bxq7wnyA
B パズー
ペルージャに移動し、アウェイでの試合。アシタカもチームに帯同し、バスの中で皆、寛いでいる。
ん?飛行機じゃないのかって?ウチのチームにそんなお金ないよ。
バロンなんか真っ先に文句言うと思ったけど、まるで天蓋付きのベッドに寛いでいるかのように、気品ある姿を見せている。
いちいち気取っているけど、それが様になっていてカッコいいんだ、あの男爵様は。
反面、うるさいのはポルコとユパ。カードやって小銭かけて遊んでいる。レートは1ユーロ固定らしい。
大ベテランなんだけどね、この二人。
ハクは、大体寝ているか、僕やアシタカやシータと話す。
バルスはミルファクとミステルと、ずっと戦略や戦術について話し合っている。
他といえば………
先着一名様で。
★他の選手 ! card ★
JOKER…湯婆婆の息子
ダイヤ、ハート…ハウル、トトロ
スペード、クラブ…とんぼ、トトロ
クラブA…とんぼ、あべくん
312 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 13:19:15 ID:???
★他の選手
クラブ5
★
313 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 13:39:50 ID:Bxq7wnyA
★他の選手 クラブ5 ★
クラブ…とんぼ、トトロ
メッシーナで変わり種といえば、この二人。
運動生理学を研究している大学生、とんぼ。因みに研究内容は、航空力学も入っているらしい。
勿論控え。ベンチ入りすら滅多にない。専らミステルの助言に、コーチみたいな扱いだ。
トトロは、ふやけたおじさん。GKとしては、まともかな。モデナ戦は怪我明けだったしね。
今日のスタメンは、もう発表されている。アシタカ以外はベストメンバー、かな?
――〇――――モブFW(後半よりユパ)
――――〇――ミルファク
―〇―――〇―ハク、モブMF
――〇―〇――パズー、バルス
〇―――――〇モブSB×2
――〇―〇――ポルコ、バロン
―――〇―――トトロ
ユパは、控え……というのも、この人は大ベテランだしね。
確かな経験と、サッカーを知り尽くしたプレイが持ち味さ。
アシタカの不在は痛いけど、そこは僕の根性でカバーだ!
『2』票にて。
A アシタカ、シータ、ハクと話す
B とんぼと話す
C 守崎、バルス、ミルファクと話す
D ユパ、ポルコと話す
E 寛いでいるバロン、トトロを見倣い、体を休める
314 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 13:52:22 ID:HHfeChtQ
B
315 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 14:01:33 ID:z8o30SWM
B
316 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 19:26:20 ID:Bxq7wnyA
B とんぼと話す
とんぼ「……何?パズー、何か用かい?」
一見すると、サッカー選手ってよりは完全に学者なんだよね。モデナのリブタさんなんか、本当に『修士』なんだけど。
噂だと、19にして博士号もあるって言われているけど、本当なら怪物だよ。
パズー「えーと、とんぼさんは、何でまたメッシーナに?」
僕の言葉に、とんぼさんはニコリと笑った。
とんぼ「研究のテーマでね。地上と空と……まぁ、空間。それの把握をしたくてさ。」
パズー「へ、へぇー…………」
とんぼ「所謂、球技は空間把握能力だと思うんだ。特に生物の視野の特徴として………………」
講義が始まる。やばい。何か話題を変えなくちゃ…………
『2』票にて。
A 大学は、メッシーナの大学なんですよね?
B ペルージャについて
C リブタについて
D 恋人っていますか?
E メッシーナについて
F 黙って話を聞く
317 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 20:01:12 ID:4y3AKnY+
A
318 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 20:02:45 ID:nXQ2gO7w
D
319 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 20:05:34 ID:AF7HJzmg
E
320 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 20:15:22 ID:HHfeChtQ
A
321 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 20:47:27 ID:Bxq7wnyA
A 大学は、メッシーナの大学なんですよね?
パズー「とんぼさんは、大学はメッシーナの大学なんですよね?専攻は何ですか?」
とんぼ「生物学。運動生理学と、航空力学も学んでるよ。
知っているかい?ガンダムのホワイトベースは、航空力学的に浮力を得られない構造だって。
他には………………」
とんぼの講義は、ペルージャに着くまでみっちりとあった。
ポルコ「くわばらくわばら。フィオばりに空に憧れてやがるからな、あいつ。」
生物学的観点に基づく航空力学や、航空力学的観点に基づく生物学など、パズーがまともに生きていたら、まず知らないでいい知識。
空に憧れたきっかけと、今、サッカーをしている理由について。
パズーは、かなりみっちりと叩き込まれたのであった…………。
先着一名様で。
★きっかけの娘 ! card ★
JOKER…既に双子をもうけていた
ダイヤ、ハート…熱烈交際、絶賛展開中
スペード、クラブ…たまに炎上。熱烈歓迎蜻蛉者
クラブA…初恋は実らない。
322 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 20:50:07 ID:???
★きっかけの娘
スペード7
★
原作じゃいろいろグダグダやってたんだっけ?
323 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 21:15:24 ID:???
>>322
『魔女の宅急便 それぞれの旅立ち』ですね。旅立ちというよりは、寧ろ停滞のような気もしますが。
★きっかけの娘 スペード7 ★
スペード…熱烈歓迎
因みに。とんぼには一歳年下の恋人がいる。しかし。彼は現在、童帝軍からも熱烈歓迎されている。
その理由は………………
キキの期待を上げるに上げて、ボルテージが最高潮に達した所で、大炎上。
そして再びキキを期待させ、大炎上。
その繰り返される悲劇は、童帝軍の一部の彼女あり有志による、熱烈的な支持を受けている。
戸愚呂(弟)「やるねェ。また炎上だ。」
前田「わかる……わかるぞ、とんぼ………」
幻海「この女もバカだねぇ。あたしみたいだ。」
戸愚呂(弟)「………」グサリ
いずれにせよ、知らぬが花である。
パズー「やっとついたぁ…………」
ヘトヘトになったパズーは、控室に向かうのであった………。
324 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 21:22:43 ID:Bxq7wnyA
先着一名様で。
★今日のお天気 ! tenki
本日の啓人 ! card ★
JOKER…啓人「……雨の匂いがするなぁ。」
ダイヤ…まずまず
ハート…それなり
スペード…あまり乗り気でない
クラブ…全く乗り気なし
クラブA…試合自体に乗り気でない
325 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 21:23:01 ID:???
★今日のお天気
雨
326 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 21:23:10 ID:???
★今日のお天気
豪雨
本日の啓人
スペード7
★
327 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 21:26:10 ID:???
乗り気がどうとか関係なく試合中止になりそうなんだけど・・・
328 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 21:40:17 ID:???
★今日のお天気 豪雨
本日の啓人 スペード7 ★
天気は、豪雨。啓人は、試合にあまり乗り気でなさそうである。
啓人「気圧が低いと、眠くなるよねー……」
マライヒ「ねー……」
気だるく二人が重なる。
マライヒは、こんな豪雨の中に走り回るのはゴメンだ。
バンコラン「リーグの裁定を待つか。」
試合前には、雨は弱まり、雷雲もないとの事で、試合は行われるとの事だ。
啓人「出たくなーい……」
メッシーナの選手達を見ても、啓人は全くドキドキしなかった。
バンビーノや、チャンドラー、赤井と対峙した時のドキドキ。それを感じなかったのだ。
なので、あまり乗り気でない。
試合前のウォームアップ。啓人は、おざなりに済ませると、スタメンの発表を待った。
先着一名様で。
★啓人は ! card ★
JOKER…ベンチ外
ダイヤ、ハート、スペード…ベンチスタート
クラブ…スタメン
329 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 21:42:11 ID:???
★啓人は
ダイヤ4
★
330 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 21:42:12 ID:???
★啓人は
クラブ3
★
331 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/10(土) 22:17:49 ID:???
★啓人は ダイヤ4 ★
ダイヤ…ベンチスタート
バルス「……………む?」
バルスは、ペルージャのベンチを見た。
バルス「どうやら、あのファンタジスタは温存らしいな。」
くい、と眼鏡を上げると、バルスは怒りの目を向けた。
ポルコ「俺達を捻るにゃ、あのファンタジスタは必要ねぇってか?ナメやがって……!」
代役は、ラシャーヌのようだ。
ラシャーヌ「大雨の中、サッカーなんて、何の罰なんだ………。」
メフメト「キリキリ歩け、このボケ!」
パズー「(どういう意図があるか、わからないけど………あのファンタジスタがいないなら、どうにかなるかも知れない。)」
ペルージャは、ある意味啓人のワンマンチームだ。啓人がいないと、攻め手はカウンターに絞られる。
幸い、メッシーナの最終ラインはポルコ、バロンといった歴戦のDFがいる。
カウンター対策となる胆は、自分の運動量だ。
パズーは、気合いを入れると試合開始を待った。
※啓人の出場は、後半以降になります。試合自体はメッシーナの勝ちイベントですが、展開次第で、覚醒啓人が見られます。
覚醒啓人は、いくつか発動条件があります。
通常啓人は、ファンタジスタを所持するだけで、他は現在のカミーユと大差ないです。
また、啓人は試合毎のテンション、展開により、覚醒状態か通常かに別れます。
味方にすると扱いづらく、敵に回すと恐ろしい。そんなキャラクターです。
本日はここまでにします。
332 :
森崎名無しさん
:2012/11/10(土) 22:19:53 ID:???
実際のとこキキが三年経ってちょっと垢抜けただけで大炎上だよ!!
なお、まいんちゃんが十代後半になってビッチになったとか騒いでるロリコンには与えられねーわ。
333 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/11(日) 13:07:43 ID:bsxSqq9E
>>332
まいんちゃんとは違いますが、便宜上、童帝軍モブ達を『ライフライナー』としますかw
某声優さん、後れ馳せながら、御結婚おめでとうございます。
実況「降り続ける雨の中、ピッチはぬかるんでいます。セリエB第四節、ペルージャ対メッシーナ。両チームが入場して参ります。」
大歓声が響く。
先着一名様で。
★入れ込み ! card ★
JOKER…ユパ
ダイヤ…ミルファク
ハート…バルス
スペード…パズー
クラブ…ハク
334 :
森崎名無しさん
:2012/11/11(日) 13:08:34 ID:???
★入れ込み
ダイヤ9
★
335 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 21:00:49 ID:???
★入れ込み ダイヤ9 ★
ダイヤ…ミルファク
キャプテンマークを巻いたバルスを先頭に、メッシーナの面々は気合い十分といった様相だ。
メフメト「いいねェ!その面構え!」
メフメトが、ニヤリと笑う。強敵との戦いが楽しみ、といった顔だ。ポルコがニヤリと笑み返す。
ジャッカル「ツラでフッチボールに勝てればなぁ!」
一方、ジャッカルは、挑発するように笑った。バルスはジャッカルを向くと……
バルス「ジャッカルくんといったかね?弱い犬はよく吠えるが、キミはまさにそれだな。私が広い心をもって躾をしてあげよう。
まずは、その遠吠えをやめたまえ。」
流暢に、挑発を返した。
アイン「やるじゃない。」
ペルージャの選手達が苦笑し、メッシーナの選手達が喝采を送る。
ジャッカル「てめェ!」
バルス「すまない。私は嘘がつけなくてね。膝まずけ!命乞いをしろ!」
口論を繰り返す二人。ふと、バルスの肩に手が置かれた。
ミルファク「………………………」
無言でミルファクは、バルスを見る。バルスは、ミルファクを見ると…
バルス「すまない、ジャッカルくん。試合前で昂っていたようだ。」
矛を納め、前を歩き出した。
釈然としないジャッカルだったが………青い炎を身に纏うかのようなミルファクを見て、自らも矛を納めた。
バルスが熱くなりすぎないよう、ミルファクはバルスを落ち着かせただけだったが……半分は、熱くなる自分を抑えるためであった。
336 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 21:29:14 ID:foK2a9SE
ペルージャ
―――〇―――マライヒ
―――――――
〇――〇――〇レイガ、ラシャーヌ、タマネギSH
――〇―〇――タマネギCMF、マロン
―――〇―――ジャッカル
―〇―〇―〇―タマネギLCB、メフメト、タマネギRCB
―――〇―――アイン
※レイガ…カルラ王レイガ(『天空戦記シュラト』より)
※マロン…マロン・グラッセ(『爆れつハンター』より)
ガトー、ガイ、インドラ様は【諸般の事情】により、惜しくもチーム入りを逃しました。
……シュラトって、何人の参加者が知っているんだろうか……
先着一名様で。
★前半10分 ! card ★
JOKER…ミルファク、電光石火の先制点!
ダイヤ、ハート…メッシーナの堅守が光る。
スペード…ペルージャの厚い中盤が光る。
クラブ…ペルージャの最終ラインが光る。
クラブA…ラシャーヌがやる気だ!
337 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 21:29:47 ID:???
★前半10分
ダイヤ5
★
338 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 21:46:41 ID:foK2a9SE
★前半10分 ダイヤ5 ★
ダイヤ…メッシーナの堅守が光る。
ペルージャのマロンからの展開に、バルスの指示が飛び、パズーが走り回る。
マライヒ「よし、受け………」
ポルコ「甘ぇ!」
ボールを受けたマライヒに、ポルコのタックルが突き刺さる。
マライヒ「きゃっ!」
こぼれ球を、レイガが狙ったが…
バロン「私を忘れてもらっては困るな。」
レイガ「いやーん!」
バロンの柔らかいブロックに、レイガのシュートが止められた。
バルス「死ねーッ!」
タマネギSH「ぐへぇーッ!」
こぼれ球に詰めようとしたタマネギSHが吹き飛ばされる。
ミルファク「ナイスだ、バルス!早く前線に!」
バルス「待ちたまえ!パズーくん、フィードを頼む!」
パズー「おう!」
先着二名様で。
★パズー フィード 56 + ! card ★
★ジャッカル パスカット 58 + ! card ★
攻撃側―守備側が
≧2…ハク、パスキャッチ!
1〜―1…こぼれ球だ!
―2…ジャッカル、パスカット成功だが……?
339 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 21:47:01 ID:???
★パズー フィード 56 +
スペード8
★
340 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 21:48:58 ID:???
★ジャッカル パスカット 58 +
スペードJ
★
341 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 22:08:22 ID:foK2a9SE
★パズー フィード 56 + スペード8 =64★
★ジャッカル パスカット 58 + スペードJ =69★
―2…ジャッカル、パスカット成功だが………?
パズーのフィードは、ジャッカルに止められた。
サイドに展開したハクへのパス。しかし、それをジャッカルは走り込み、カットした。
ハク「デタラメな守備範囲だ……!」
ハクは、呆れ顔でジャッカルを見る。ペルージャのサイドバックの不在を補う、中盤の馬車馬。それがジャッカルだ。
しかし…………
ミルファク「(ボールタッチが、余りにお粗末だ。)」
雨でスリッピーなピッチ。また、ジャッカルは、お世辞にもボールの扱いが上手いと言えない。つまり……
ミルファク「ハク!詰めろ!」
ハク「はい!」
つつき回すと、必ずボロが出る。そうミルファクは読んだ。
先着一名様で。
★ジャッカル パス 52 + ! card (黒札でミスキックし、強制敗北)★
★ハク せりあい 55 + ! card ★
攻撃側―守備側が
≧2…チャンス終了
1〜―1…こぼれ球だ!
―2…ミルファクとメフメトの心理戦
342 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:09:38 ID:???
★ジャッカル パス 52 +
ハート7
(黒札でミスキックし、強制敗北)★
343 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:09:58 ID:???
★ハク せりあい 55 +
ダイヤ10
★
344 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 22:23:46 ID:foK2a9SE
★ジャッカル パス 52 + ハート7 (黒札でミスキックし、強制敗北)=59★
★ハク せりあい 55 + ダイヤ10 =65★
―2…ミルファクとメフメトの心理戦
ジャッカルがボールを奪われる瞬間…
ミルファクは、メフメトのラインの裏を取ろうとする。
メフメト「……………」
メフメトは、ミルファクのマークよりは、全般を見ていた。
3バックの利点は、ラインディフェンス。
メフメトは1対1を好むDFだが、こうした『戦略』を疎かにする程、間抜けなDFではない。
メフメトは、微妙にラインを上げ下げしながら、ミルファクを牽制した。
ハクのクロスは……
先着一名様で。
★クロス ! card ★
JOKER…裏を抜いた!
ダイヤ、ハート…アインにクリアされた!
スペード、クラブ…メフメトにクリアされた!
クラブA…キックミスだ!
345 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:25:35 ID:???
★クロス
クラブ9
★
346 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 22:41:18 ID:foK2a9SE
★クロス クラブ9 ★
クラブ…メフメトがクリア
ハクのクロスは、メフメトがクリアした。
ミルファク「(強いな、このDF……)」
まだ前半始まったばかりだ。何か欠点があれば、そこを突けるのだが。
ボールは、マロンが持つ。
パズー「(あのDMFのデタラメな守備範囲……)」
バルス「守備特化のリベロ的だと言えるが………パズーくん。私はキミのほうがやりやすいよ。」
バルスは、何やら思いついたようだ。
バルス「私の予想が正しいならば、必ず1、2点は取れる。安心したまえ。」
詳しくは、ハーフタイムに話す。そうバルスは言うと守備に戻る。
啓人「………んー…………」
先着一名様で。
★啓人 ! card ★
JOKER…啓人「虹が綺麗だな……」
ダイヤ、ハート…啓人「メフメトを抜くより、ああしたら簡単なのになぁ。」
スペード、クラブ…啓人「マライヒ、泥だらけだよ………」
クラブA…啓人「雨が、止んだ…………」
347 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:41:38 ID:???
★啓人
ハート4
★
348 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 22:55:43 ID:foK2a9SE
★啓人 ハート4 ★
ハート…少し試合に関心が出た
啓人「メフメトを抜くより、メフメトを動けなくしちゃうほうが、簡単なのになぁ。」
自分ならば。あの位置からメフメトとアインの間にボールを落とす。
わざわざメフメトを抜く必要がない。
なんとなく、そんな絵が浮かんだ。
啓人「(……少しだけ試合出たいかも。)」
啓人は、試合を見守った。
先着一名様で。
★前半20分 ! card ★
JOKER…マライヒのジャンピングボレーが、メッシーナのゴールネットを揺るがした
ダイヤ、ハート…メッシーナの波状攻撃だ!
スペード…ペルージャのカウンターだ!
クラブ…ラシャーヌがかき回して来た!
クラブA…ジャッカルが攻め上がる……何しに来るの?皆が困惑した!
349 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:56:41 ID:???
★前半20分
クラブ9
★
350 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/13(火) 23:22:33 ID:???
ラシャーヌが出張るというところで、本日はここまでにします。
昔のマニアックなキャラクターが、何人か出てきていますが……
このまま行くと、日曜名作劇場のキャラクターまで出しそうで怖いですね。
佳作多い時代でしたし、よく見てました。
啓人を書いていると、無性にテイマーズ後期EDを聴きたくなりますね。
Aimさんですと、この曲が一番好きです。
351 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/15(木) 16:46:10 ID:gVb2Vhnc
★前半20分 クラブ9 ★
クラブ…ラシャーヌがかき回して来た!
ラシャーヌ「(一旦、仕掛けてみるか。)」
土砂降り後の水捌けの悪いピッチ。となれば、ドリブルよりはパスがいいだろう。
ラシャーヌ「(……と思うだろうけど……)」
バルス「む!」
ラシャーヌが選んだのは、単騎突破であった。
先着二名様で。
★ラシャーヌ ドリブル 57 + ! card (ダイヤで『ルーレット』+5)(クラブで強制敗北)★
★バルス タックル 59 + ! card (赤札で『強烈なタックル』+3)★
攻撃側―守備側が
≧2…パズーがフォローに走る!
―1〜1…こぼれ球だ!
―2…止めた!
352 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 17:05:00 ID:???
★ラシャーヌ ドリブル 57 +
スペード7
(ダイヤで『ルーレット』+5)(クラブで強制敗北)★
353 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 17:18:53 ID:???
★バルス タックル 59 +
スペードA
(赤札で『強烈なタックル』+3)★
354 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/15(木) 19:56:43 ID:gVb2Vhnc
★ラシャーヌ ドリブル 57 + スペード7 (ダイヤで『ルーレット』+5)(クラブで強制敗北)=64★
★バルス タックル 59 + スペードA (赤札で『強烈なタックル』+3)=60★
≧2…パズーがフォローに走る!
ラシャーヌ「よし、身体を入れた!」
バルス「何をするッ!」
バルスの隙を突き、ラシャーヌが腕を伸ばし身体を入れた。
バルス「くそーッ!待ちたまえ!」
ラシャーヌのドリブルに抜かれたバルスだが、そこに駆けるのはパズーだった。
ラシャーヌ「元気なボウヤだ。」
ラシャーヌは、チップキックを上げる。レイガへのパスである。
パズー「通すかぁーッ!」
先着二名様で。
★ラシャーヌ パス 57 + ! card (クラブで強制敗北)★
★パズー パスカット 58 + ! card (赤札で『気合い』+3)★
攻撃側―守備側が
≧2…レイガのヘディングだ!
1〜―1…こぼれ球だ!
―2…止めた!
355 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 19:57:39 ID:???
★ラシャーヌ パス 57 +
スペードA
(クラブで強制敗北)★
356 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 19:57:45 ID:???
★ラシャーヌ パス 57 +
スペード3
(クラブで強制敗北)★
357 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 19:58:56 ID:???
★パズー パスカット 58 +
クラブ4
(赤札で『気合い』+3)★
358 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/15(木) 20:11:31 ID:gVb2Vhnc
★ラシャーヌ パス 57 + スペードA (クラブで強制敗北)=58★
★パズー パスカット 58 + クラブ4 (赤札で『気合い』+3)=62★
―2…止めた!
ラシャーヌ「あ。」
パズー「い?」
ラシャーヌのパスは、完全なミスキックだった。
パズー「ら、ラッキー!」
ラシャーヌ「やっぱり雨だと調子が悪い。」
マライヒ「あー、イライラするなぁ!髪がぐちゃぐちゃだよ!」
ウェービーヘアである、マライヒは特にだ。
レイガ「いやぁねぇ……マスカラとけちゃう。」
レイガもまた、雨を歓迎していないようだ。
ジャッカル「戻らんかい!働け、穀潰し共ッ!」
三人「「「はぁーい………」」」
やる気なし。何はともあれチャンスである。
パズー「(よし、ここは………)」
『2』票にて。
A ハクにパスし、タマネギCMFから抜く
B 味方MFにパスし、マロンを抜く
C ドリブルだ!マロンとタマネギCMFを抜く!
D ポルコに戻し、フィードだ!
E バルスに戻し、バルスに任せる
F 縦にロングパスだ!
359 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:12:43 ID:a1YTAeCQ
B
360 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:16:27 ID:bkvNe+PQ
B
361 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/15(木) 21:26:36 ID:gVb2Vhnc
B マロンを抜く
パズー「(この雨なんだ。あの髪の長い票を抜く!)」
マロン「…………」イライラ
マロンは、鬱陶しそうに髪を流す。
マロン「……………にいさん…………」
パズー「……………?」
マロン「雨………今頃にいさんは…………」
〜妄想〜
【頑張りセービング!】
以下略。
パズー「……………?とにかく、パスを………」
マロン「…………」ブツブツ
先着二名様で。
★パズー パス 57 + ! card (赤札で『気合い』+3)★
★マロン パスカット 58 + ! card (クラブで『病み』強制敗北)★
攻撃側―守備側が
≧2…味方MF、パスキャッチ!
1〜―1…こぼれ球だ!
―2…止められた!
362 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 21:27:54 ID:???
★パズー パス 57 +
スペード4
(赤札で『気合い』+3)★
363 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 21:28:27 ID:???
★マロン パスカット 58 +
クラブ8
(クラブで『病み』強制敗北)★
364 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/15(木) 21:50:24 ID:???
★パズー パス 57 + スペード4 (赤札で『気合い』+3)★
★マロン パスカット 58 + クラブ8 (クラブで『病み』強制敗北)★※強制敗北
マロン「にいさん………………にいさん……………ッ!」
パズー「……………?」
マロン「そんなにティラが………ショコラが良かったの………?
僕だって…………にいさんが求めるなら…………ッ!」
マロンが、悪鬼のような表情で駆け出す。
パズー「ひいいいいいいッ!いやあああああああああッ!?」
マロン「にいさぁぁぁぁぁぁぁあんッ!」
パズーが慌ててボールを蹴り出した。精度もへったくれもなかったが、パスは味方MFに通る………
ジャッカル「な、なにやってんだぁーッ!?」
ジャッカルがフォローに走り回る。マロンは……
マロン「…………僕は何を………?」
パズーを押し倒し、マロンは立ち上がった。
パズー「…………………」コクリ
深い知性を湛えた、真っ黒な瞳……鴉の濡れ羽のような艶やかな黒髪は、同性をして艶かしさすら感じる。シータにない、艶やかな色気。
マロン「……………にいさん……………」
愁いを見せるマロンは、誰が見ても美しかった。
シータ「………………」ニコニコ
守崎「(い、胃が…………………ッ!)」
ベンチでは、シータがどす黒い笑みを浮かべて、そんなパズーを見つめていた…………。
365 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/11/15(木) 22:57:18 ID:gVb2Vhnc
再びチャンスである。
先着一名様で。
★バルスの指示 ! card ★
JOKER…バルス「パズーくん、守備を頼む!」
ダイヤ…バルス「サイドを抉りたまえ!」
ハート、スペード…バルス「すぐにミルファクに繋げたまえ!」
クラブ…バルス「私にパスを渡したまえ!」
クラブA…バルス「縦にパスを出したまえ!」
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