キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【勇儀】キャプテン霧雨93【再来】
1 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/11/04(日) 20:48:25 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が日々を過ごしたり幻想郷の頂点を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に大暴れなので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなで海あけましておめでとうございます。リア充は爆発しろ。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
また捏造設定やら、このスレでのみ通用する様々なものがあります。その点もご留意ください。
キャラブレイクは激ヤバです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。
☆前スレのあらすじ
守矢は愉快な連中に力及ばず負けてしまう。その試合後に待っていたのは行方不明となっていた師、魅魔だった。
彼女は魔理沙に自分のサッカーについて話し、『勝つサッカー』から魔理沙を解放することを望む。
苦しみつつも魔理沙はその言葉を受け入れ、そして魅魔とはそれぞれ別の、恐らく交わらないであろう道を進むこととなった。
そして守矢が負けたことにより地底との再戦が決定。
魔理沙は挟まれた休日を守矢神社で過ごし、英気を養い決戦に備える。
翌日、再び決戦の幕があがり先攻は守矢。
カペロマンのサイドアタックはお燐によって破られ、地底の攻撃…勇儀のシュートが炸裂するのか!?
というところまで進んでいます。
978 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 18:19:43 ID:???
>>975
訂正どもです。そちらを採用します
979 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 18:20:37 ID:???
【サルバトーレの】キャプテン霧雨94【逆襲】
980 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 19:03:52 ID:???
サルバトーレの話→ JOKER
>>イベントはサルバトーレの話と関係がありません。会話後発生します。あと、クラブAでも同じイベントだったので…
サルバトーレ「ああ、考えてあるぜ。とりあえずいつも通りに守る」
魔理沙「え……?三歩必殺の対策とかしなくていいのか?」
サルバトーレ「その必要はねえってことだ」
きっぱり言い切ったサルバトーレに、魔理沙は胸中の疑問をぶつける。
この場面で最も恐れるとするならば後半最後に見せたキックオフ三歩必殺ではないのか。
しかし、サルバトーレはそれを気にした様子はない。
サルバトーレ「多分あのストライカーは見た目から想像するほどに脳筋じゃねえ。
より確実な手があるうちはそっちを取るって選手だ。
後半最後なんてのは、あれ以外どうしようもないからやらざるを得なかっただけだ」
魔理沙「そ、そう思う根拠は?」
サルバトーレ「……勘、だな。悪いけどよ。だが、さっきのコーナーキック。
多分あいつは俺達がコースを避けることを勘づいてやがった」
魔理沙「いや、それはないだろ。だったら三歩必殺じゃなくても十分はゴールは狙える。
なんで三歩必殺で行ったんだよ?」
サルバトーレ「……それはわからねえ。ただ、避けるとわかった上で撃ったように俺は感じた」
魔理沙「………まあ、それはそれでいいよ。それで?」
981 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 19:05:11 ID:???
サルバトーレ「ああ。向こうが普通に攻めてくるなら、妙な対策は逆効果だ。
こっちも普段通りに迎え撃ってやりゃあいい、今までそうそうゴールを奪われなかったんだ。
こんな僅かな時間で同点に追いつけるわけがねえ」
魔理沙「……ふむ…」
サルバトーレの言い分としては、三歩必殺で来ないのだから…。
妙に手を打つよりも普段通りに守るだけで十分ということであるらしい。
魔理沙「………」
A サルバトーレがそういうなら、そうしよう
B いや、でも何かしらの手は打つべきだと思う
C 他の人の意見も聞いてみようぜ
D その他
現魔理沙ガッツ 590/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
982 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 19:10:18 ID:MUiMgmhI
A
983 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 19:10:41 ID:AcPJktVc
A
984 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 19:49:58 ID:???
>>A サルバトーレがそういうなら、そうしよう
魔理沙はサルバトーレの言葉に頷き、その判断に従うことを決める。
……そして。
それとほぼ同時刻、魔理沙たちと反対側、攻撃陣では神奈子が凱旋。
早苗やカペロマンといった選手たちに祝福されていた。
ぬえ「………」
そして、それを輪の外から薄暗い瞳で見つめる選手がいた。
怒っているのか苦しんでいるのか、それはもはや彼女自身にもわからなかった。
感情が入り乱れ、思考もまとまらない。
ただ、憎らしかった。目の前で賞賛を受けているその姿が、皆に祝福されているその姿が。
先着1名様で
凶鳥→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→イベント進行A
スペード・クラブ→イベント進行B
クラブ5以下→イベント進行C
JOKER→イベント進行D
985 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 19:53:04 ID:???
凶鳥→
クラブ5
986 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 19:54:06 ID:???
おおう……やってもうた……
987 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:28:21 ID:???
これはぬえラスボス説が濃厚になってきたかのう。
988 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:35:53 ID:???
Jokerのイベントだから仕方ないな。
989 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 20:36:38 ID:???
凶鳥→ クラブ5
>>イベント進行C
ドスッ…!
ぬえ「………!?」
何のためか自分でもわからないままに神奈子へ歩き出そうとしたその瞬間。
その目前に、鋭い針が突き刺さった。
誰のものかはわからないが、ぬえの背にぞっとするほどの殺意が走る。
敵の正体を確かめようとし……全身を打ちのめす封魔の力に、意識を失った。
………
早苗「あなたは…何をしているんですか!」
魔理沙「……えっ?」
魔理沙がその異変に気付いたのは、早苗の怒号がきっかけだった。
何だと目を向けるとそこには…本来いるべきでない選手の姿がフィールドにあった。
そして、その手が誰かの…いや、ぬえの襟首を無造作に掴んでいた。
魔理沙「………霊夢!?」
霊夢「………」
実況「あ、ああっ!?これはどうしたことでしょう!突然フィールドに観客席から霊夢くんが飛び降りた!
これは守矢…いや、早苗くんと霊夢くんの関係を考えれば地底に助っ人かあ?!」
騒ぎ立てる観客と、実況。
選手たちはと言えば一人怒り狂っている早苗の他は茫然としていた。
一体何が起きているのか、霊夢の他の誰もわからなかったのだ。
990 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 20:37:39 ID:???
霊夢「魔理沙、悪いわね」
魔理沙「……は、え…?」
怒りをあらわにしている早苗を無視し、霊夢はゆっくりと魔理沙の元へ歩み寄る。
その手には変わらずぬえの襟首が掴まれており、ぬえは微動だにしない。
霊夢「これ以上は私が我慢できない。
だから、こいつは私があんたと引き離しておく」
魔理沙「我慢ってどういう……」
余人が行えば魔理沙もさすがに冷静ではいられなかっただろうが…。
親友である霊夢の所行だけに怒りよりも戸惑いが強かった。
その魔理沙に霊夢は説明しようという素振りも見せず、言葉を続ける。
霊夢「欠員に関してはごめん…としか言えないわ。
人任せにしちゃうのはどうかとは思うんだけど、多分勇儀なら都合つけてくれるでしょ。
…じゃ、お騒がせしたわね」
ふわり、とそのまま試合会場から霊夢は飛び去って行った。
怒る早苗の弾幕も軽々とかわし、その姿はもう見えない。
ざわざわざわざわざわ………!
観客「え?」「いや、え?」「FWが誘拐?」「え、ええっ!?」
「ちょ、霊夢何やってるのよ…!」「わけがわからないよ」
実況「あ、え、えっと…?!連れ去られたァ!!?
霊夢くんがなんと守矢の選手を連れ去りました!一体どういう展開なんだこれは!」
早苗「それはこっちのセリフですよ!」
991 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 20:39:01 ID:???
魔理沙「………」
カペロマン「で、どういう状況なんだ?キャプテン」
魔理沙「私が聞きたいぜ……」
守備の話をしていたはずが、わけのわからぬ展開に。
魔理沙としても混乱の極みにあった。
(7)金木「……差し当たっては、この試合をどうするのか…じゃないか?」
魔理沙「そ、そうだよな……」
A 霊夢を追う
B …いや、霊夢なら急がなくてもいい。試合を続けよう
※Aは試合を放棄します
現魔理沙ガッツ 590/1020
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
このスレではここまでとします。決定しなかった場合は次スレにて判定を続行します。
討議を行いたいという方が多ければ判定は次スレでも可です。
992 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:40:37 ID:kECiP10M
B
任せていいんじゃない?
993 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:42:05 ID:owtwL+u+
B
994 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:44:28 ID:???
封印とかまではいかないと思うんだけど。
995 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:44:30 ID:pCwypqbo
B
996 :
森崎名無しさん
:2012/12/16(日) 20:44:38 ID:xyaRbjJk
B
997 :
リクエスト キャフテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/16(日) 23:46:19 ID:???
助っ人→クラブA
>>な、なんだこの怪物は!?
勇儀「おーい、観客共の中で守矢の助っ人やってもいいって奴はいるかい?」
大声でがなりたてる勇儀だったが、その言葉に応えるものはいなかった。
それもそのはず。ここまでの試合を見ていてこの戦いに入れると思う者がどれだけいるだろうか。
大抵の者はしり込みし、出て来れない。
モブA「わ、わー?!」
ズデドーン!
勇儀「お?あんたやるのかい?」
転がるように出てきた少女にそう言葉を投げかける勇儀。
観客席から出てきたのは身長が2mにも届こうかという巨体の少女。
しかし筋肉質だとかがっしりとした、というイメージからは程遠く女性的な体つき。
黒いそのスーツとルビーのような瞳が色として対照的で、身長と相まって強い印象がある。
少女はその身長に似合わぬ気弱そうな表情で勇儀の言葉に返事をする。
モブA「あ、あの私転んじゃっただけだからサッカーは…そのー」
魔理沙「(この背の高さ、間違いなくせりあいが強い!)
私はこいつでいいと思うぜ!」
モブA「え、えー!?そ、そんなありえないよー…」
勇儀「いつまでもグチグチ言ってるんじゃない!
そーら、どのポジションに入るか相談しな!」
998 :
リクエスト キャフテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/17(月) 00:25:35 ID:???
そして……この試合、守矢は敗北した。
本当に素人だったモブAに動きが逆にかく乱され、勇儀に2失点を許してしまう。
加えて神奈子が体力を切らしてしまい得点をすることができなかったのだ。
この結果に、若林などは素人が入ったからだとモブAに怒りをあらわにした。
モブA「……ぐすっ…わ、私やっぱり入らなければ…」
魔理沙「…なあ、お前さ……。悔しくないのかよ、ああまで言われて」
モブA「でも、若林くんの言うとおりだよー……」
魔理沙「言う通りかどうかじゃない、お前はどう思ったんだ?」
モブA「…………悔しい…。
とっても、とっても……悔しいよー……」
ポロポロと、両瞼から涙を流しながら嗚咽する少女。
本当は活躍したかった。入ってくれてよかった、そう言われたかった。
サッカーが上手かったらいいのに、そう願っていた。
魔理沙「ならさ、練習付き合うぜ。私もまあ、色々あって暇になったし」
モブA「ほ、本当にー……?」
魔理沙「ああ。私はかつて名無しをフランス代表まで育てた女だ!おまかせあれ!」
999 :
リクエスト キャフテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/17(月) 00:26:36 ID:???
―数ヵ月後 どっかのサッカー場
翼「行くぞ、若林くん!」
若林「俺を信頼してくれている仲間がいる……俺は絶対に失点できん!
翼、お前の動きは見切ったァ!!」
バシィィィッ!!
翼「な、なにィ!?俺の至近距離トルネードスカイウィングイーグルドライブが!?」
はたて「ナイスセービング、ゲンさん!さーって、一丁暴れるわよ!!」
永琳「なっ……なんというスピードなの!?」
早苗「ボールの持ちすぎです!私に任せてください!…カペロマンくん!」
カペロマン「よくあの場面で俺のパスコースが見えたな、幻想郷最高のMFだぜ、サナエは。
テオドール・カペロマン、ゴールを乱れ撃つ!!」
豊姫「さ、させるかっ!!」
バチィィィツ!
神奈子「弾いた…!?けど、私が運ぶ!」
依姫「祇園様の包囲をこんなにあっさり!?」
神奈子「モブAちゃん!」
1000 :
リクエスト キャフテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/12/17(月) 00:27:37 ID:???
モブA「ちょーがんばるよー!」
輝夜「私ですら届かないポストプレイですって…?!」
魔理沙「いけぇ、トワイライトスパークだ!」
豊姫「ぐわー」
魔理沙「やったぜモブA!お前をもう弱いなんて言う奴はいない!
ちょーつよいぜー!」
こいし「うんうん、モブAは信頼できる選手だよ」
サルバトーレ「たまにはDFで出てくれよな!頼りになるからな」
諏訪子「ゴール前にいるだけで違うよね」
金木「カペロマン、モブAさんも勧誘出来ないだろうか」
カペロマン「ああ、幻想郷から戻ったらカネキと一緒に推薦させてもらうぜ」
モブA「え、えへへ、ちょー嬉しいよー」
スーパーシューティングプレイヤーモブA 完
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