キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
1 :
きれぼし
◆fM2NOXdVR.
:2012/11/19(月) 23:28:30 ID:???
この作品はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
ワールドユース大会にて全日本ユースが初優勝してから1週間後の物語、です。
777 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/09/23(火) 18:10:36 ID:???
私事のためしばらく中座いたします。
続きの投稿はしばらくお待ちください。
778 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/09/23(火) 18:43:54 ID:???
高緯度の夏のパリも日が陰り、空が黒くなっていく。
岬とあずみは既に「訓練」を終え、木陰から出て、公園の出口へと向かっていた。
岬「あずみちゃん」
あずみ「なに?」
その途中の人通りの少ない小道で、岬があずみへと話しかける。
岬「実を言えばこのところ、少し落ち込んでいたんだ。もう少ししたらサッカー先進国のフランスから日本へ帰る。
その日本のサッカーで漏れ伝わってきた情報を聞けば、翼くんのいる南葛中は大会を2連覇して、
大空翼ありとその名前を轟かせているらしい。
今年の大会も優勝してJrユースでも活躍したら、ブラジルあたりからスカウトがくるかもしれない」
あずみ「翼くんって、岬くんが小学生の時のチームメイトだっけ」
岬「そう。僕よりずっと上手かったよ。たぶん今でも実力は上じゃないかな。それ以外にも、少なくても僕と同じ位強い人がいっぱいいる。
彼らも活躍次第では海外に行ける可能性がゼロじゃない。だけど僕はゼロなんだ」
岬の声調は沈痛な響きを帯びている。どうしようもない事柄に、合わせるようにあずみの表情も暗くなる。
779 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/09/23(火) 18:47:06 ID:???
岬「そして日本で伸び悩んで、翼くんや他の海外行きの人、そしてあずみちゃんに追い越されていく。
追いつこうとしても追いつけず、じっとみんなを見ているばかり、そう思っていたんだ」
大きくため息を吐きだす。その後にあずみに向けた岬の顔は、表情が改まり、目に力を入れて気合を入れようとしていた顔だった。
岬「でも、今日のあずみちゃんとのやり取りで、思うところがあったんだ。
僕は勇気が足りなかったかもしれない。諦めていたのかもしれないって。
だから、日本に行っても諦めない。そしてチャンスをつかんだら、
指が避けても歯が砕けても、どんな事をしてでも手に取って放さない。そうする事にしたよ」
あずみ「そっか……大した事はできないけど、岬くん、頑張ってね」
岬「ありがとう、少し楽になったよ」
言葉の通り晴れやかさが顔に現れ出る。そう話をしているうちに、小道の終わりが見えてくる。
小道を抜けると道は広がり、そう遠くないうちに出口に出る事ができるだろう。
780 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/09/23(火) 18:48:51 ID:???
あずみ「岬くん」
小道をあと少しで抜けようというところで、あずみは岬を呼んだ。
あずみ「岬くん、さっきの『訓練』だけど、これからもあたしの胸を触ってくれる?」
岬「えっ」
あずみ「揉んでもいいからね。あたしも、1人になってもフランスで頑張る。
もう一度会った時に『クラブチームにいた意味が無い』なんて言われないようにしないといけないから」
岬「あずみちゃん…」
告白とも解釈できるようなあずみの発言に対し、わずかに考え、返事を出す
岬「分かった、これからは、あずみちゃんの将来のため意志を果たすため、胸を触らせてもらうよ」
あずみ「ひどい、そんな言い方ある?結構一大決心だったのよ」
岬「ああ、ごめん。確かに、そうだ」
あずみ「いいのいいの、怒ってないから。さあ、早く帰ろう」
そう言って岬の手を握り、出口に向かって走り出した。
出口を抜けても家までは遠い。たっぷりと2人は一緒にいられるであろう。
781 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/09/23(火) 18:54:40 ID:???
今日はここまでにいたします。
そして回想はこれからも続くでしょう。
すっかり試合が脇に置かれてしまっているような……
もうしばらくお待ちください。
782 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 14:57:49 ID:U/2HFWPs
瞼を閉じた数瞬の間に、岬との楽しかった日々が瞼の裏に蘇ってくる。
岬への感情を少しずつ高ぶらせながら、その後の自らの歩みに思いを馳せる。
あずみ「(そうしてあたしは岬くんと別れて、シャンゼリゼに入った。最初ははっきり言ってお金目当てだったけど、
厳しい練習や大会に向けて頑張っているうちに、そんな事はどうでもよくなっちゃったんだっけ。
強くなっていけるのが楽しかった。強敵を下して勝つのが誇らしかった。
なにより、全力で戦いあった事を語り合い、喜び合える仲間と出会えた事が、一番、うれしかった)」
青春であり彼女の人生最良の日々を振り返り心をあたためていった後、あずみはシャンゼリゼ在籍中の事を、見上に向けて話し始めた。
あずみの脳裏に2年前のクープ・デ・レ・エキップ・ジェネス(ユースチームカップ)決勝戦の光景が浮かぶ……
783 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:00:20 ID:U/2HFWPs
――――――
―――――――――
―――――――――――――
放送「さあ、クープ・デ・レ・エキップ・ジェネス決勝戦もいよいよ大詰め、後半ロスタイムに入りました!
シャンゼリゼとボルドーのスコアは2−2、今年の優勝はシャンゼリゼか、それとも3年連続でボルドーのものとなるでしょうか?
現在ボールはシャンゼリゼのエドモンくん、そこにボールを奪わんとクロードくんが向かっていく!」
エドモン「どけっ!」
クロード「どけって言われてどく奴がいるかよっ!」
バチィッ!
ボオンッ……
放送「おおっとこれはボールがこぼれた、ボールはフィールド中央、
ピエールくんとルブランくんの一騎打ちとなる模様!両チームのキャプテン同士の勝負もこれが最後となるでしょう!」
ピエール「ハッ…ハッ…!(体が、重い!あと3分、いや1分でいい、ここで勝たねば!)」
ジラルダン「(やべえ、キャプテンはもう限界だ)」
アンギーユ「(攻めも守りもキャプテンが奮闘していたからなあ)」
ミッシェル「(ここで取られたら間違いなくまたナポレオンが決めてくる、そうなったら終わりだ!なにせ……)」
アモロ「(逃げちゃだめだ止めなきゃボルドーが優勝できないそれにはゴールを守らないと
そしたらメガキャノンシュートがまたやってくるぴえーるぴえーるたすけてぴえーる))」
ミッシェル「(キーパーがこれだからなあ…本当に代表キーパーなのかコイツ?)」
ボリス「(もうだめなのか、いや、相手だって……)」
784 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:01:40 ID:U/2HFWPs
あずみ(ルブラン)「はあっ、はあっ…!(苦しい、もう少しだから、あたしの肺、あたしの心臓、我慢してっ!)」
イノサン「(キャプテン、もう歩くのもやっとだってんのに……それにしても今のキャプテン、なんか色っぺえ)」
ピエール「(低い球か、相手にとっては得意な球筋。だが、いくしかない!)ハアッ!」
あずみ(ルブラン)「(ここでボールを取られたら終わりよ、絶対に勝つ!)たあっ!」
バシイッ!
グブアアアッ!
ピエール「ぐっ…!(だ、駄目だ、とうとう低い浮き球の競り合いで、ルブランに勝てなかった!)」
あずみ(ルブラン)「(や、やった、ボールを取った、あとは早く前に……)うっ!?」
放送「ピエールくん吹き飛ばされる!最後のキャプテン対決はルブランくんが制する!
しかしそのルブランくんもついに力尽きたか、膝をついたまま動けなくなってしまった!」
あずみ(ルブラン)「(ま、まだ、ダメよ、ここで立ち上がって走り出さないとダメなのに、脚が、上がらない!早く、早く…)」
ナポレオン「こっちだ、俺にボールをよこせ!」
あずみ(ルブラン)「(そうだ、ナポレオンだ、ここであれをすればいい)分かった、それっ!」クィッ
ナポレオン「(あのサインは…)おっしゃ、これで決勝戦もハットトリック達成だ!」
ジラルダン「(やべえ、やっぱり来た!)」
アンギーユ「(なんとしても、絶対に止めるんだ!)」
ミッシェル「(ここで決められたら終わりだ!)」
ボリス「(止めさえすればこっちにチャンスが来るんだ!)」
785 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:03:19 ID:U/2HFWPs
放送「ルブランくん倒れこみかけたとは思えない程に高くパスを上げる!これにナポレオンくんが飛びつこうとするも、
ボルドーの守備陣が総出で襲いかかる!この囲みの中でナポレオンくん、ノートラップキャノンの態勢に入り…」
ナポレオン「……なあんてな!」
パシュウッ!
ジラルダン・アンギーユ・ミッシェル・ボリス「なにィ!(ナポレオンが、パスだって!?)」
放送「こ、これは!?シュートかと思いきやこれはモーリスくんへのパスだった!ボルドーのDFは全く反応もできない!」
ナポレオン「速く撃て!コースががら空きだ!」
モーリス「お、おう!」
ピエール「(まずい、フリーで、それもアモロとの1対1にさせてしまった!しかも……)」
アモロ「(あわわ、ピエールがDFの背に隠れてサインが見えないよう!)」
モーリス「おりゃあ!」
アモロ「う、うわーっ!」
バシュッ!
スパアアアッ!
ピイイイイイッ!
ピッ、ピッ、ピイイイイッ!
放送「決まったーっ!!シャンゼリゼが決勝点を挙げる!決めたのはまさかのモーリスくん!
そして試合終了のホイッスル!シャンゼリゼ対ボルドー、3−2、
ついにシャンゼリゼが悲願の初優勝を果たしましたーっ!」
786 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:05:19 ID:U/2HFWPs
ナポレオン「いよっしやああああああああああーっ!」
ルブラン「やったーっ!」
エドモン「優勝だ!」
イノサン「俺達が、ボルドーに勝てた!」
あずみ(ルブラン)「(や、やった……やっと勝てた、あたし達がボルドーに、ピエールに勝てたんだ…!)」
放送「ご覧くださいこのシャンゼリゼ達の爆発的な歓喜を!
無理もありません、シャンゼリゼFCはサンジェルマンFCの下部組織とはいえ、ここ十年来成績が不振を極めておりました。
2年前に初めて決勝戦に進出するも3−0と完敗、
翌年にはナポレオンくんを加えて再び挑むもボルドーの組織力の前に4−3で敗れました。
そうした宿敵との戦いにようやく勝利したのです、この喜びようも無理はないでしょう。おっと!?」
ナポレオン「おっしゃーっ!」
あずみ(ルブラン)「う、うわっ!」
放送「ナポレオンくん、キャプテンのルブランくんを高々と持ち上げた!」
787 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:06:49 ID:U/2HFWPs
ナポレオン「やったなキャプテンさんよ!ようやくピエールに目にもの見せてやったぜ」
あずみ(ルブラン)「あ、ああ(そう、ようやく3年かかって、フランス1になったのよ。
これでどこに行っても互角に戦える、そして、岬くんにも……)」
マルク「昔は弱小クラブだったのに、凄えな、キャプテンって」
ドミニック「俺達の事をたくさん助けてくれたからな、よくやるよ」
ジュスト「俺とルブラン、どうしてこんなに差がついた……」
アルベール「(いやお前は昔からザルだっただろーが)」
カルダン「(よくこんなので2失点で済んだよな…ルブランにおんぶにだっこしてたようなもんだろ……ん、あれは)」
788 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:08:56 ID:U/2HFWPs
ナポレオン「ピエール?泣き言を言いに…お前が言うはずもないな、どうした?」
ピエール「少し、ルブランと話したくてきた、ルブランをおろしてくれないか」
ナポレオン「ん、キャプテンにか?ほらよ」
ナポレオンは高上げ中のキャプテンをおろし、ピエールに向かい合わせる。
あずみ(ルブラン)「ピエール」
ピエール「ルブラン……」
互いの視線が交差し、ピエールから発せられた言葉は……
先着で
★ピエールの観察眼 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
Eメール欄は空欄にして、IDが表示されるようにしてください。
ハートK:「ルブラン、もしかして君は……女性ではないか?」
JOKER:ハートK +ピエールは片膝を地につけあずみ(ルブラン)の手を取り……
それ以外:「不思議だ、負けはしたが、どこか心良い」
789 :
森崎名無しさん
:2014/10/11(土) 15:13:26 ID:???
★ピエールの観察眼
JOKER
★
790 :
森崎名無しさん
:2014/10/11(土) 15:14:57 ID:???
なんとなく俺ならJOKER引けるなと確信してたら本当に
やっちったああああああああああwwwwww
さっすが俺wwww
791 :
森崎名無しさん
:2014/10/11(土) 15:16:14 ID:???
って、ID空白だった、もったいない・・・すみませんでした
792 :
森崎名無しさん
:2014/10/11(土) 15:20:49 ID:lZklxhQ2
★ピエールの観察眼
ダイヤ4
★
793 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 15:43:26 ID:U/2HFWPs
>>790
・791
初めて見た時はID欄に気づかず、AAよろしくブッと吹き出してしまいました。
これが有効であった場合、ピエールとあずみがフィールド上で婚約する事になっていました……
私としても大変残念ですが決まりですので、断腸の思いで「それ以外」での流れで話を進めさせていただきます。
この「ピエール×あずみ」……埋めネタとしてJOKERが有効になった場合のアナザーストーリーを書いてみたいです。
超遅筆故、いつになるかは分かりませんが。
ただいま続きを執筆しております。次の投稿までしばらくお待ちください。
また、都合により今日以降の執筆が予告なくできなくなるかもしれない事をご了承ください。
794 :
森崎名無しさん
:2014/10/11(土) 16:45:51 ID:???
乙です
うう・・・岬の全裸に続いて二度もやらかしてしまった・・・
795 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 18:12:05 ID:U/2HFWPs
★ピエールの観察眼 ダイヤ4 ★ 「不思議だ、負けはしたが、どこか心良い」
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
あずみ(ルブラン)「(ピエール……まるで子供みたいに目が輝いているわ。ひとかけらの穢れもない澄んだ瞳。
あたしが岬くんに出会わなかったら、本気でピエールに惚れてたかもしれない)」
ピエール「こんな気持ちになれたのはJrユースの日本戦以来だ。いい試合ができて良かった。ありがとう、ムッシュー・ルブラン」
スッ。
あずみ(ルブラン)「(手を差し出してきた。ピエール、あたしもあなたのお蔭でサッカーの楽しさ、美しさ、
素晴らしさを知る事ができたわ、ありがとう)
ああ、こっちこそありがとう、ムッシュー・ピエール」
ガシッ!
放送「両キャプテンが今ガッチリと握手しました!これまで3年間を振り返りますと、
まるでシャンゼリゼとボルドーのために、この大会が用意されていたような、因縁の戦いも終わりました!
開催まで1年を切ったワールドユース、彼らがフランス代表として世界に羽ばたく日が待ち遠しくて仕方ありません!」
ピエール「ワールドユースではきっと、君も選ばれるだろう。今度こそ、フランスが優勝を得られるはずだ
(実力はルブランの方が上だ……レ・ブルーのキャプテンは彼の方がふさわしいかもしれない)」
あずみ(ルブラン)「うん、一緒に優勝をめざそうね(ワールドユースかあ、世界中のライバル達と、正面から戦えるんだ。
岬くんと敵として戦ってみるのも、面白いかもね)」
迫りくる大舞台での戦いに思いを馳せるあずみ。今度こそ自分の実力を世界に向けて発揮できると心が高鳴り出す。
だがまたしても、試合どころか舞台に足をつける事さえままならず、はるかかなたから様子を眺めるばかりとなってしまった。
796 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 18:38:09 ID:U/2HFWPs
あずみ「なんでですか、監督!どうして私の代表選出が取り消されたんですか!」
初優勝を成し遂げた決勝戦から数か月後。
一度はフランスユース代表に選ばれたが、昨日にその内定を取り消す旨の通知が送付された。
合宿地合流まであと数日という段階での突然の発表であり、監督相手にも関わらず、激高して相手に向かった。
シャンゼリゼの監督は半信半疑といった態でしぱしぱと目を瞬かせながら、あずみについての真実を、ぬるりと吐いた。
監督「その理由は、身に覚えがある筈じゃないかね、ガスパール・ルブラン、いや、マドモアゼル・アズミ・ハヤカワ」
あずみ「!」
あずみは驚愕した。3年間隠し通してきたあずみの秘密が、ばれたのだ。
現在はチームメイト等周囲の人間とごく自然に交わり疑われる事もなく、
本人もその秘密をふとすれば忘れかけていた程であったために、衝撃は大きかった。
監督「私もはじめて上層部から聞いた時は驚いたよ。フランス人だと思っていた選手が女性、それも外国人というんだからね。
代表選出の際に名簿登録の関係上、君達の情報をチェックしてたんだが、その内容に不備があって、
そこでいろいろ調べたら、君の本当の正体が分かった、という次第なんだ」
あずみ「そ、そんな…それじゃあ、あたしは……」
監督「ああ、心配しなくていい、そんなに怖がることじゃない」
顔面蒼白となっていたあずみに対し、なぐさめるように監督は話しかける。
797 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 18:40:22 ID:U/2HFWPs
監督「心配はないんだ、君を解雇しようという訳じゃない、サンジェルマンも君とプロ契約を結ぶつもりだ。
ただ、外国人女性がワールドユースに参加する事はルール上出来ないし、マスコミに嗅ぎつけられると色々とまずくなる。
だから君の代表選出を取り消した、というのが上の決定なのだよ」
あずみ「で、でも!あたしは今まで活躍してきました!
クープ・デ・レ・エキップ・ジェネスでチームを初優勝に導いたんです!
ここであたしが出ないとなったら、それこそマスコミが……」
監督「その事だが、君はしばらく日本に行ってもらう事になった」
あずみ「に、日本へ!?そんな事は一言も…」
監督「無理もない、これは今朝私の方に通知されたばかりだからなあ、この書類を見てほしい」
手渡された文書を手に取る。血色が乏しくなっている顔がますます蒼白になり、手が小刻みに震えはじめた。
あずみのそうした様子から目をわずかにそらして、監督は話を再びはじめる。
監督「君は選手生命に関わる大怪我をしたという事で代表を辞退する事になっている。
その間は元の姿に戻っていてもいいが、万が一の事を考え、しばらく日本にいて身を潜めてもらう事になったよ」
ここまで監督が話した時、あずみの腰がストンと落ち、床に尻餅をついた。
その後監督が何を話し、いつ部屋を出て荷繕いをしたか、後になっても全く思い出せなかった。
あずみ「(またあたしの挑戦の舞台は消えてしまった……)」
―――――――――――――
―――――――――
――――――
798 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 18:44:10 ID:U/2HFWPs
あずみ「…そしてご存じのようにフランスはワールドユース本大会で予選落ち。
フランスユースメンバーは帰国後散々に非難され、罵倒され、こき下ろされました。
私が出ていればここまでフランスのチームメイト達が苦しむことはなかったんです。
なんとしても私はフランスサッカーに、そしてフランスユースのみんなに罪を償っていかないといけないんです。
ですから、全日本に参加するという訳にはいきません」
見上「(決心は固い、現時点での心変わりは無理だろう。ならせめて今の危機を乗り切ることに注力した方がよさそうだ)
頼む、君が全日本に対し何の義理もない事は分かっている。
フランスサッカーに対し深い思い入れと責任感を抱いている事も分かった。
だが今日本サッカーは危機に瀕している。
せめて1回でもいい、日本のサッカーの未来を守るために、君の力を貸してくれないだろうか」
あずみ「(日本の、サッカー……)」
監督に懇願されて、再びあずみの脳裏に記憶が蘇る。
ワールドユース優勝直後の、久しぶりの岬との対面が、まざまざと思い出されていた。
799 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/11(土) 18:48:02 ID:U/2HFWPs
今日はここまでにいたします。
>>794
乙感謝です。
是非今後ともこちらへ参加してもらって、神引きによるカオスを呼び寄せてくれると
大変面白くなってくれるでしょう。また再びのJOKER訪問をこちらも祈っております。
800 :
森崎名無しさん
:2014/10/12(日) 18:18:22 ID:???
更新お疲れ様です。いつも楽しく見ています。
提案なのですが、判定時のID表示については、次の判定からどちらでもOK、という事にしてはいかがでしょうか。
そうしたら、本スレや他の外伝スレの感覚でsageて書き込みした場合も有効になって、引き直しや混乱を避ける事ができますし。
検討して頂ければ幸いです。
(もちろん、実際にそうするかどうかはスレ主様の自由なので、駄目でしたらそれで大丈夫です)
801 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/13(月) 18:07:27 ID:EnDlCHiY
800さん、ご提案感謝いたします。
これまでは二重投稿などによって特定の人しか投票できない事を恐れて
メール欄を空欄にしていましたが、ここのスレはそんな心配をするほど投稿はありませんでした。
なので、とりあえず今回のような1回で決まるカード分岐については、
これからはどちらでも良いという事にいたします。
本日は投稿できませんが、これからもきれぼしサッカーをお楽しみください。
802 :
800
:2014/10/13(月) 19:26:42 ID:???
検討していただき、提案を受け入れて下さりありがとうございます。
次の更新を楽しみにしています。
803 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 15:50:53 ID:Uz8zwCLY
――――――
―――――――――
―――――――――――――
時計の針は再び12時を過ぎ、カチンという音が深夜の公園にしみわたった。
帰国直後のあずみと岬は、他の選手やサポーター達と別れて、東京都内のとある公園にやって来ている。
林立するオフィスビルの間に位置する場所という事もあり、大都市の中心地にも関わらず、光は乏しく2人の他に通る人もいなかった。
あずみ「(なぜ岬くんは、こんなところにあたしを呼び出したんだろう)」
この公園に到着するまで、あずみは帰国前ブラジルでのワールドユース優勝後に
岬の口からここでの密会を告げられてから、ずっと考え続けていた。
ブラジルの対面時に聞かされてからは理由を問いただす機会もなく一切がわからないまま、
どんな事情でこんな見知らぬ場所で2人きりにならなければならないかを考えていた。
あずみ「(そもそも岬くんはまだ姿もみせてない)」
ただ1人で深夜の公園で相手を待っているうち、もしかして置いてけぼりにされたのか
とさえ思っていた時、暗闇の遊歩道から岬が現れた。
岬「お待たせ」
あずみ「あっ、岬くん!遅いじゃない、女の子をこんな時間にこんな所で待たせるなんて」
岬「ごめん、東京で電車を乗り間違えちゃったんだ」
あずみ「そう?ま、仕方ないか、迷路みたいなあの路線図をすいすい行ける方がどうかしてるよ」
ようやく現れた岬に対しあずみは口を尖らせるも、心細さから解放された安心感ですぐ穏やかになり、岬を出迎えた。
岬も肩掛けバックを脇に抱えたまま、あずみに向かって走り出した。
804 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 15:52:04 ID:Uz8zwCLY
数分後、途中の自販機で買った缶コーヒーを手にしながら、2人は公園のベンチに腰かけていた。
互いの肩は触れそうになるほど近い。缶を開けて口につけ、ふーっと一息ついたところで、岬はあずみに話しかけた。
岬「ようやく人心地がついた気がするよ。東京とはいえ、自分の国に帰って来れたし、あずみちゃんにも会えたし」
あずみ「あたしに?ブラジルでも短いとはいえ会えたし、それに岬くんには山岡さんがいるじゃない」
岬「いやいや、こうして落ち着いて面と向き合えはできなかったし、美子の事はこっちで何とかする。
あずみちゃんは一切、心配しなくていいんだ」
あずみ「ふーん、もうあたしなんかどーでもいーんじゃないのー、やっぱ男って、スレた年増より物知らずな小娘の方がいーのかねー」
岬「違う違う、美子が実の妹だって事はあずみちゃんだって知っているじゃないか。そんな事はしない。
僕がここであずみちゃんと会うのは、僕達のこれからの将来のためなんだ」
あずみ「ふーん、ん、って、将来!?(これは……)」
805 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 15:55:20 ID:Uz8zwCLY
真剣な面持ちとなってあずみの顔を見る岬を見て、遭遇前に想定していたある予想を思い返した。
もしかして、岬くんはあたしにプロポーズをしてくれるのではないかと。
4年前に離れ離れになるまでの3年間、お金儲けのパートナー、詐欺仲間、そしてフットボーラーとしてのライバルとして、
裏表なく自分をさらけ出し苦楽を共にするうちに、岬に対して強い信頼感と安心感、そして敬意を抱くようになっていた。
あずみ「(一緒にいるときは同業者としての連帯感、仲間意識なんだと思っていたけれど、違ってた。
あたしは岬くんの事が、好きになっていたんだ)」
ドキドキと心臓の鼓動が高まっていく。岬に悟られてしまいそうな気がして、
ことさらに神妙な顔つきで岬を見つめながら、相手の言葉を心待ちに待っている。
しかし、岬が発した言葉は、思いもよらない言葉だった。
岬「僕がキャプテンとなる新生『サッカー全日本代表』に力を貸してくれないか」
あずみ「……へ?(って、新生『サッカー全日本代表』?そもそも、岬くんがキャプテンって……)」
予想とは違った、ときめきもロマンスも何もない話題に一瞬ポカンとなるが、3年間パートナーとして活躍しただけはあり、
すぐさま話の疑問点に着目し、声を挙げた。
806 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 15:57:36 ID:Uz8zwCLY
あずみ「一体何の話?新生『サッカー全日本代表』って、どういうあれ?それに岬くんがキャプテンって、
南葛高校は別にして、そんな素振り今までしてこなかったのに」
岬「これまではそのための準備期間だったから、なるべく目立たないようにしただけだよ。
そしてこれからようやく、計画を実行に移す時が来たんだ。この計画に沿って僕が全日本のキャプテンになる過程で、
今いるほとんどの全日本の選手は僕が見つけた選手と入れ替わる事になる。その時の外部からの混乱の調整にその後の試合参加と、
フィールド内外で僕のパートナーになってほしいんだ」
あずみ「ちょ、ちょっと待って、今いる選手って、森崎くんとか、翼くんとか、そういう選手ってこと?」
岬「そう。そういった今いる選手に代えて僕の仲間達を引き入れて、
僕が全権を握れるような全日本にするんだよ。勿論サッカーレベルを落とさずにね」
あずみ「な、なんでそこまでの事を」
するのかと岬に問いかけようして、岬の表情に驚き口を閉ざした。
あずみの目に映る岬の顔が、隠し続けてきた秘密を口に出す時に出る背徳的な快感が、暗闇と相まって邪悪な色相を帯びていたからだ。
807 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 16:02:35 ID:Uz8zwCLY
あずみ「(こ、こんな岬くんの顔は初めて見た……)」
岬「簡単な事だよ、これから確実に訪れるチャンスを全てものにするためさ」
あずみの驚愕を斟酌せず岬は立ち上がり、両腕を広げて語り出した。
岬「全日本はワールドユースで優勝した。日本サッカー史上破天荒の快挙に日本中がわきたっている。
その勢いを受けて日本のプロリーグ設立も秒読み段階まで進んでいる。設立となれば
観戦収入のみならず、広告料や放送料、プロ選手としてのフットボーラーの資産価値発生……
莫大なお金がサッカー界に入り込んでくるんだ。こんな良い機会は2度とない、絶対に、ものにしてみせる」
ここまで滔々と、岬にしては珍しく相手の表情を見る事もなく、思うままを語り続ける。
岬「『久しく卑賤の位、困苦の地により、世を非り利を悪み、自ら無為に託す。此れ士の情に非ざるなり』僕の好きな言葉だ。
チャンスが目の前にありながらちっぽけな事に囚われて掴もうとしないのは馬鹿さ」
話が進んでいくにつれ、岬の表情は得意然とした様子となっていく。
それとは対照的に、あずみの表情は険しさを増していった。顔の厳しさを隠そうとせずに、岬へ尋ねる。
あずみ「少し聞きたい事があるんだけど」
808 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 16:10:06 ID:Uz8zwCLY
岬「何」
あずみ「今いる選手はどうするの、翼くんとか、森崎くんとか」
岬「どうするかって。ま、役に立ちそうなら『手直し』して使い直すかな。ダメなら『処分』さ」
あずみ「『手直し』、『処分』?一体何をする気なの、今まで一緒に戦ってきた仲間なんでしょ、
そんな仲間を裏切るなんて、何にも感じないの?」
岬「まだあずみちゃんが僕達の仲間に加わると決まっていない以上、1つ目の質問には答えられないな。
2つ目については、フフッ」
鼻で小気味良く笑い、なぜそんな分かりきった事を聞くかと言いたげに笑みを浮かべる。
岬「何も感じないね。彼らは僕の夢をかなえるための道具だった。その夢への道はワールドユース優勝で開かれた。
そうなったらもう道具はいらないさ。不要な道具はどこかにしまっておく、使い難い道具は直すか、捨てるかさ」
あずみ「そう。もう1つ聞きたいんだけど」
岬「どうぞ」
あずみ「本当にあなたは岬くん?フランスであたしと一緒にサッカーを楽しんでいた、岬くんなの?」
岬「そうさ。一緒にサッカーを楽しみ、一緒に金儲けの算段をし、一緒に立身を目論んでいたなか……」
バチィン!!
岬が返事を返しきる前に、あずみの平手打ちが岬の頬を激しく打ち払った。
あずみ「地獄に落ちろ」
切り捨てるように打ち出した、あずみの怒りを共にして。
809 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 16:11:50 ID:Uz8zwCLY
岬「今、何て言ったのかな」
おやと不思議な、予想外の反応だったと言いたげな様子で、目を丸くして岬は尋ねる。
あずみ「地獄へ落ちろって言ったのよ。サッカーを、共に戦ってきた仲間達を、今までサッカーに費やしてきた自分の人生を
そこまで足蹴にできる奴なんて、地獄以外にいてほしくないわ」
岬「ふうん」
打たれた事を確認するようにそっと左手を頬に当てながら、やや呆れがちに答える。
岬「あずみちゃんも、随分詰まらない人になったね」
あずみ「えっ、な、何を…」
岬「そんな常識を大切にするようになって、随分と小さくなったような気がするよ。
ま、こういう事を言う人にこれ以上の言葉の説得は無駄か」
ふうと溜め息をついた後、バッグからサッカーボールを取り出して地に置き、足で踏みつける。
岬「こうなったら、僕の実力を見て考えてもらうしかないかな。僕のいう事が本当に実現できるという事を
理解してもらわなくちゃ、言葉で納得させても仕方ないからね」
あずみ「あたしと勝負する気?悪いけど、岬くんじゃあたしに勝てないわ。
岬くんもあたしがフランスでどれだけ頑張ったか、知っているんでしょう」
岬「勿論さ、ピエールを抑えてチームを優勝に導いたんでしょ。相当強くなったらしいね」
あずみ「そうよ、そして岬くんは日本にいて力が鈍った。はっきり言ってあたしの敵じゃないわ」
810 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 16:20:03 ID:Uz8zwCLY
岬「ふうん、それはワールドユースの僕の働きぶりを見ての判断かい、困るなあ……」
やれやれといいたげに軽く笑った後、岬は両手を握りしめ、全身に力を籠めはじめる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
ビンビンと空気が張り詰め、岬からは得体のしれぬ圧迫感が発せられた。
あずみ「な…な……なにこれ、岬くんから、力が……!?」
岬「これから僕のパートナーになってもらうというのに、判断力が鈍ってきてる。
僕はね、ワールドユースの間、退屈で仕方なかったんだ」
自信をみなぎらせてあずみを傲然と見返す岬。そうしているうちに地面がかすかに揺れ始め、
岬から発せられるパワーはますます大きくなる。
岬「周りに合わせるために力加減をしていかないといけなかったからね…はっ!」
掛け声をかけると同時に、岬から風が発せられ、四方の木々は激しく枝を揺さぶった。
力を持て余すように軽く腕を振った後、ギロリとあずみに向きなおす。
岬「気をつけなよ。ここまで力を出してしまった以上、手加減というものができないからね」
あずみに向かって猛然と挑みかかる岬。岬の変貌に戸惑いながらも、あずみは狂った野望を抑えに向かった。
811 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 16:21:46 ID:Uz8zwCLY
先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ、Eメール欄は空欄)で
★岬 ドリブル 77(! card) +(! dice +! dice)=★
★あずみ タックル 76(! card) +(! dice +! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬、苦もなくあずみを抜き去る。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。数値が高いほど岬優勢。
≦−2→岬からあずみがボールを手に入れるが……
【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「クライフターン(+4)」、ハートで「華麗なドリブル(+3)」、スペードで「アルマジロドリブル(+2)」
あずみ:ダイヤで「クレセントタックル(+2)」、
「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」、
「スキル・仕込みナイフ(全接触プレイで吹飛係数1、ただしクラブで必ず反則になる)」
812 :
森崎名無しさん
:2014/10/19(日) 16:22:43 ID:TGu2m49s
★岬 ドリブル 77(
クラブ4
) +(
5
+
6
)=★
813 :
森崎名無しさん
:2014/10/19(日) 16:23:34 ID:XuTqkAJo
★あずみ タックル 76(
ハート10
) +(
4
+
2
)=★
814 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/19(日) 16:34:10 ID:Uz8zwCLY
事もなく岬があずみを抜き去ったところで、投稿はここまでといたします。
来週は仕事の都合により、投稿ができなくなる可能性が高くなってしまいました。
次の投稿で回想がようやく終わり、さらにその次で試合を再開できると思いますので、
もうしばらくお待ちください。
815 :
森崎名無しさん
:2014/10/20(月) 03:55:20 ID:7FF6Un+g
乙です、久しぶりに再開されていたので、10月以降の分を読みましたが、
ここまで本格的な因縁のストーリーになるとは・・・。(あずみ×ピエールは惜しかった・・・)
続きがすごく楽しみです。
待ってますので、次回以降もよろしくです。
816 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/26(日) 17:24:35 ID:F1fcXhjk
これより、どこまで続くか分かりませんが、投稿を行わせていただきます。
815さん、乙ありがとうございます。
こちらとしては展開を急ぎすぎて稚拙になったと思っていたのですが、
少しホッといたしました。
サッカー選手としての早川あずみの背景など、元々あるはずのないものですから、
723さんの発案を元に、色々と考えてこのようになりました。
それでは、きれぼしサッカーをお楽しみください。
817 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/26(日) 17:25:56 ID:F1fcXhjk
★岬 ドリブル 77( クラブ4 ) +( 5 + 6 )=88★
★あずみ タックル 76( ハート10 ) +( 4 + 2 )=82★
≧2→岬、苦もなくあずみを抜き去る。
------------------------------------------------------------
ギュン!
岬との視線が合う。そうあずみが感じた時には、手が届きそうになるまで距離を詰められていた。
あずみ「(な、なにこれ速い!)えいっ!」
それでも咄嗟に右足を繰り出し、ボールごと岬を薙ぎ払おうとする。
スピードは岬と互角、少なくともこの急加速は食い止められるはずだった。
ビュワッ!
あずみ「そ、そんな!」
だが、岬の足はさらに急加速し、あずみの足がボールに触れる直前にチップキックでかわして抜き去った。
あまりにも呆気なく抜き去られたあずみは呆然としたまま、力量差を信じられずボールを見つめ続けていた。
岬「分かってくれた?僕が選手としても日本を率いる実力があるってことに」
勝って当然とばかりに平然として話しかける。今だショックを隠し切れずにいるあずみに対し、慰めるような口調で言を重ねる。
岬「そんなに驚かないでよ、僕だって全力で向かっていったんだ。あずみちゃんも100%の力を出していたら危なかったんだから」
あずみ「(嘘だ!岬くんはあの時何の技も使わなかった、それなのに全く歯が立たなかった。強い!)ど、どうして……」
岬「どうしてって、さっきも言ったようにただ全力を出しただけさ。あずみちゃんだって十分すぎる程強いよ」
818 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/26(日) 17:28:35 ID:F1fcXhjk
フッとしたほほえみを浮かべ、あずみへと向かっていく岬。ポケットから紙切れを取り出し、あずみへと差し出す。
岬「改めて聞くよ、ぜひ、僕に力を貸してほしい。日本サッカーを手に入れるための手助けをしてほしい、僕を支えてほしい」
あずみは、岬からの申し出に対し、何も言葉を返さず、身じろぎも、まばたきすら忘れたかのように、ピクリとも動かなかった。
あまりにも予想外の事態が続き過ぎてオーバーヒートを起こしてしまっていた。
しばらくして意識が覚醒し理性が頭にめぐりなおした時、反射的にあずみは岬の右手ごと紙切れを打ち払う。
あずみ「嫌よ!あたしは、こんなこそこそとした事で自分を卑しくしてまでサッカーをしたくない!」
岬「そんなに、嫌かい」
あずみ「ええ、絶対に嫌!岬くん」
かつての恋人の変貌、堕落ぶりの嘆きを身にまとい、何とか陰謀をやめるように懇願する。
あずみ「あたしも全日本に入って表から裏から岬くんをサポートする、
キャプテンになれるように努力するしサッカー協会で影響力を発揮できるような事は何でもするわ、
だからそんな馬鹿な事はやめて!」
岬「それはできない。この無二のチャンスをものにするには時間が少ない。そんな悠長なことはできないさ」
あずみ「なら!」
ギッと拳を握り、目を見開き、柳眉を逆立てて、叩きつけるように宣言する。
あずみ「岬くんとはもう敵同士よ。絶対に仲間になんてならない、絶対にあなたの野望はあたしが叩きつぶす!」
819 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/26(日) 17:30:51 ID:F1fcXhjk
そう言い切った後、あずみは背を向け一目散に走り去った。
心臓が破れる程激しく走るあずみの頬からは、キラキラとした雫が街灯の光を照らして光っている。
あずみ「(バカ、バカ、バカ!バカ!!)」
岬への怒りが、憤りが、悲しみが、愛憎様々な感情がせめぎ合って、とめどなくあずみの頬を濡らしていく。
そうして走り続けていくうちにそうした感情が収斂していき、1つの決意として固められていった。
あずみ「(岬くんの欲望はあたしが止めるんだ!ほかの人に潰される前に、せめてあたしが……)」
後に公言するようにけじめをつけるためか、岬への愛が残っていたためか。
どちらにしろ、あずみはこれ以後、岬に対する未練はなくなり、
大げさな表現を用いれば、サッカーの未来を守ろうとする1人の闘士となった。
*あずみ、岬の感情が以下のようになりました。
あずみ→(敵意)→岬
岬→(パートナー)→あずみ
820 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/26(日) 17:35:02 ID:F1fcXhjk
カビラ「……き、きれぼしJAPAN、尾崎000000000に代わりまして………岬太郎、岬太郎くん、となります」
信藤「えっ!?岬くんは、全日本の選手では…」
あずみ「(やっぱり…岬くんは日本を、みんなを裏切るつもりなんだ!)」
観客席から突然の交代を目の当たりにし、暗然とした気持ちとなる。あの告白は事実だった。
そしてそれがわかってからの行動は早かった。沸き立つ観客を押しのけながら
全日本ユースの控室へ向かい、岬への挑戦を受ける事を決めたのだった。
そうした事情は当然、全日本の控えメンバー達が知る筈がない。
室内はどよめきかえるも、見上の一言で場は静まる。
見上「突然の登場、そして岬とのつながりから不安に思うのも無理はない。だが、私は早川を信じる」
こう簡潔に、だがはっきりと決意を述べた監督に対し、控え選手達は……
先着で
★選手達の異議申し立て ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
ダイヤ・JOKER:若林「(見上さんがこの場で短慮をするとは思えん、だが)交代について、一言」(さらに分岐)
ハート・スペード:特にみな異論はなかった
クラブ: 中里「早川嬢、拙者と1つ手合せ願いたいでござる」
クラブA:高杉「早川さん、アンタ本当に大丈夫だろうな!?」(さらに分岐)
821 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/10/26(日) 17:37:08 ID:F1fcXhjk
こちらの私用により、いったん席を離れます。今日はこれまでと
なってしまう可能性が高くなってしまいますが、なにとぞご了承ください。
822 :
森崎名無しさん
:2014/10/26(日) 17:39:54 ID:99suLD0+
★選手達の異議申し立て
ダイヤ6
★
823 :
森崎名無しさん
:2014/10/26(日) 17:41:34 ID:???
★選手達の異議申し立て
スペード4
★
824 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 09:46:03 ID:fI+EWlbE
★選手達の異議申し立て ダイヤ6 ★ 若林「(見上さんがこの場で短慮をするとは思えん、だが)
交代について、一言」(さらに分岐)
------------------------------------------------------------------------------------------------
若林「監督」
抗議をしようとする高杉を押しとどめた後、見上に対し異議を申し立てた。
若林「交代をするにあたって、出場してまだ10分もたっていない早田を交代させるのは非合理的過ぎます。
早川さんが交代するに足る選手としても、代えるべき選手は他にいるのでは」
見上「そうだとしたら、若林は誰を代えるべきだと思う」
若林「それは……」
★早田の代わりとなる腹案 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
ダイヤ: 若林「若島津です。見たところ相手は空中戦に強い選手はいなさそうですから」
ハート:若林「中山です。彼の体力は乏しくなっています」
スペード・クラブ:ダイヤ+若林「森崎を代えてください、もはや、満足に戦える力は残っていません」
JOKER:ハート+若林「見上さんが出ればいいでしょう」見上「えっ」
825 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 09:49:56 ID:???
★早田の代わりとなる腹案
JOKER
★
826 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 09:53:21 ID:???
ちょwww。めちゃくちゃカオスなんだが
827 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 10:12:46 ID:fI+EWlbE
「ピエールの時にJOKER出たからしばらくは出てこないだろう」と思って
ヘンテコな選択肢を適当に出した結果がこれだよ!
きれぼしJAPANというカオスの化身を扱っておきながらカオティックな展開が
大の苦手なスレ主に、どこまでのものが書けますやら……
続きをこれより書きますので、少々お待ちください。
828 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 10:42:09 ID:fI+EWlbE
★早田の代わりとなる腹案 JOKER ★ハート+若林「見上さんが出ればいいでしょう」見上「えっ」
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
若林「早田ではなく中山を代えるべきです。森崎と同様、彼も献身的にシュートブロックに向かってきました。
あれほどの猛攻に全て向かった以上、
体力の枯渇も時間の問題です。早田を代えるよりは合理的でしょう」
見上「確かにそうかもしれんな。その森崎は中山以上に疲労しているだろうが、それはどうする」
若林に交代させるつもりで何気なく言った一言。それについて若林は答える。
若林「見上さんが出ればいいでしょう」
見上「えっ」
829 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 10:50:10 ID:fI+EWlbE
若林「(え、な、なんであんな事言った!?)」
突然の、自分でも全く思っていなかった言葉が意思に反するかのように口から出て愕然とする。
GKを自分に代えてくれと言おうとした時、舌と口だけが
別人のものになったかのごとく動き出して、突拍子もない発言が発せられてしまったのだ。
紐緒(車中)「いけない、バグスイッチ1つ、切り忘れてた。
このスイッチは会話・文書とかのテキスト関連のバグスイッチ。ま、大丈夫でしょう」
訳も分からぬ若林の言葉に対し見上は……
先着で
★見上監督の決断 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
JOKER: ダイヤ絵柄+さらにセービングスキルが
0
個解放される!
ダイヤ絵柄:見上「ふっ、さすがは源三、私の真の力を見抜いているとは」突然、見上の体が光に包まれ始め…(さらに分岐)
ダイヤ・ハート:見上「(遠まわしに諌めてきたか、確かに、早田を変える必要はなかった)」(さらに分岐)
スペード: 見上「分かった。中山の代わりとして、早川を入れる。若林、お前はGKだ」中山→あずみ、森崎→若林
クラブ:見上「GKを代えろと遠まわしに伝えた事にしておく、若林、行け。」 早田→あずみ、森崎→若林
クラブA:見上「何をふざけた事を言っている。まだ森崎は元気じゃないか」 早田→あずみ
830 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 10:57:29 ID:???
★見上監督の決断
ダイヤK
★
831 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 11:07:35 ID:fI+EWlbE
地蔵菩薩(じりだいこぼさつ)
「助けて!あまりのカオス展開にスレ主が息をしてないの!(AA略)」
えー…早川あずみ登場時のように、見上についても
せりあい、パンチング値、高い・低い浮き球補正(若干の修正あり)を
決定し、そのうえでGKを交代させるかを判断したいと思います。
次の投稿まで少々お待ちください。
832 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 11:21:11 ID:fI+EWlbE
これより見上の能力値を決定したいと思います。
★競り合い 70+! dice★
★パンチング 70! dice+! dice+! dice★
★高い浮き球 ! dice/2★
★低い浮き球 ! dice/2★(端数切り上げ)
★見上のガッツ ! card ★
JOKER:990、さらにスキル・ダイナモを持っていた!
ダイヤ:900。
ハート:850。
スペード:800。
クラブ:750。
クラブA:600。
各項目1つにつき1人が投稿するようにしてください。IDの有無は問いません。
833 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 11:25:24 ID:???
★競り合い 70+! dice★
すごいカオスだw
834 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 11:36:09 ID:???
★競り合い 70+
6
★
835 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 11:37:50 ID:???
★パンチング 70
6
+
2
+
1
★
836 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 11:40:31 ID:???
★高い浮き球
1
/2★
837 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 11:42:21 ID:???
★低い浮き球
1
/2★
838 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 11:46:35 ID:???
★見上のガッツ
スペードK
★
839 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 12:05:44 ID:???
見上さんって、実はザルキーパーなんじゃ…
840 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 12:25:38 ID:???
としだからかな
841 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 13:18:48 ID:fI+EWlbE
見上さんは結局のところ、日本サッカー暗黒期のサッカー選手ですし
こんなものでしょう。これでもフランスユース代表キーパーと互角でしょうし(震え声)
それでは、どこまで続くか分からない投稿を再開いたします。
842 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 13:21:10 ID:fI+EWlbE
★見上監督の決断 ダイヤK ★:見上「ふっ、さすがは源三、私の真の力を見抜いているとは」
突然、見上の体が光に包まれ始め……(さらに分岐)
--------------------------------------------------------------------------------------------
見上「ふっ、さすがは源三、私の真の力を見抜いているとは」
若林「すみませんかんと……はっ?」
若林らしからぬ間抜けな声が出る。頓珍漢な事を言ってどうなるかとヤキモキしているなか、
相手からはさらに斜め上の回答が出てきて、若林を含む周囲の感情は混迷の度を増していった。
見上「小さい頃からGKとして開花しただけの事はある。素晴らしい観察力だ。今こそ見せよう、私の力を!」
見上は立ち上がり、左膝を曲げたまま脚を垂直に上げ、さらに両腕を横に広げて十字の形を取り、叫びだした。
見上「ムーンライトパワー!」
飛翔
「説明しよう!」
飛翔
「見上監督は自身に秘められたスイッチを解除する事で、若かりし日の力を取り戻す事ができるのだ!」
リンコン
「このスイッチは精神的なものだから、解除にこれといった面倒のいらない優れものだ!」
ヤラ
「なお、監督以外にも精神的スイッチをもっている選手はいる!
これから出てくるかどうかはカード運次第だ!すぐ出てきそうな気もするがな!」
若林「(誰だお前ら、どこから来た?)」
843 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 13:27:52 ID:fI+EWlbE
ヤラ「心配無用、我らは君達の心理に映し出された幻影(イリュージョン)!現実の彼らとは一切関係が無いので安心したまえ!」
飛翔「そしてすぐに俺達も掻き消えるのだ!」
リンコン「それでは良い試合を、ハローそして!」
ヤラ・飛翔・リンコン「グッドばない!」
謎の幻達が言いたい事を言い放って消えた頃、見上は自分の実力を誇示し、悦に入っていた。
ヤング見上「せりあいは76、パンチングは79、浮き球補正は高低ともに1、ガッツは800!
戻ったぞ、若返ったのだ!私は再びフィールドに立ぁーつ!」
フハハハハと高笑いを上げる見上に対し、呆れ顔で若林が見上に声をかける
若林「監督、パンチングで79というと、若島津のノーマルなパンチングと同じですよ」
ヤング見上「ハハハハ……は?」
若林「しかも何か技があるという訳ではないようですから、現状ではきれぼしJAPANの攻撃を止めるのは
極めて厳しいのではないですか。森崎を使い続ける方が交代枠が残る分マシです」
ヤング見上「な、なんだと、折角力を出したのだぞ」
援護を求めようと他の全日本控え選手達を向く。だが、彼らは皆見上に対し痛い人を見る目、
生温かい目を向けるばかりで、到底フォローを回してくれそうになかった。
シュン……
暗に全員から反対される形となり、落ち込みながらヤング見上は普通の見上に戻った。
*全日本選手の見上に対する感情が以下のようになりました。
全日本選手→(痛い人)→見上
844 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 13:29:06 ID:fI+EWlbE
見上「……で、早川の代わりに入るのは……」
あずみ「(あ、話変えた。この監督、大丈夫かしら)」
先着で
★黒歴史に悶える見上監督 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
Eメール欄は空欄にして、IDが表示されるようにしてください。
ダイヤ・ハート:見上「交代するのは若島津だ!」 見上さん八つ当たり気味?
スペード・クラブ:見上「交代するのは中山だ」 もう冷静になっていた
クラブA:見上「いや、当初の通り早田にする」 面子を取ろうとしてしまった
845 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 13:33:07 ID:fI+EWlbE
私用が発生したことにより、いったん投稿を中断いたします。
もしかしたら今日は投稿できなくなるかもしれませんが、どうかご了承ください。
846 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 13:38:41 ID:byGrkO4c
★黒歴史に悶える見上監督
スペード8
★
847 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 14:28:25 ID:???
飛翔が二回も出てるwww
848 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 18:51:42 ID:fI+EWlbE
おっと、飛翔がぶんれいね。
きっと中国4000年の歴史には分身の術に値する神仙術があるのでしょう(適当)
それではこれより投稿を再開します。
★黒歴史に悶える見上監督 スペード8 ★ 見上「交代するのは中山だ」 もう冷静になっていた
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
見上「交代するのは中山だ。相手のシュートはDFのブロックなど紙屑同然にさせてしまう。
それなら撃たせる前に対処するまでだ。そしてGKについてだが……」
先着で
★GKの交代判定を用意するのを忘れてました ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
ダイヤ・ハート・スペード:見上「若林、行ってくるんだ」
クラブ: 見上「いや、この試合、森崎を外す訳にはいかん(く、口が勝手に……!?)」
クラブA・JOKER:「いや、この試合、森崎を外す訳にはいかん」
849 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 18:53:19 ID:???
★GKの交代判定を用意するのを忘れてました
ハート2
★
850 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 21:00:33 ID:???
見上さん輝いてんなw
851 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 21:19:00 ID:fI+EWlbE
★GKの交代判定を用意するのを忘れてました ハート2 ★見上「若林、行ってくるんだ」
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
若林「はい」
途中幾つかの混乱があったものの大過なく事を済ませ、フィールドへと向かうあずみと若林の姿を後ろから見上は眺めていた。
見上「(早川の突然の参加は細々とした『トラブル』のお蔭で、どうにか誤魔化せた。
岬よ、何も対策を練っていないとでも思ったのかね。
日本代表というものは盗むものでも奪うものでもない事を教えてやる)」
あずみ「(裏切りを止められなかった時点で、未練など消え失せたわ。裏切り者は全力で叩き潰す!)」
若林「(絶対に勝つ、でないと何のために4年間、血のにじむ程鍛えぬいてきたか分からん)」
両者がフィールドに現れようとしていた頃、スタジアムでは、放送による全日本の交代アナウンスが行われていた。
852 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 21:21:27 ID:fI+EWlbE
カビラ「えー、前半30分を回り、全日本は選手を2人入れ替える模様です。
まずはキーパー、森崎くんに代わりまして若林くんを投入するようです」
森崎「(ゲッ、交代かよ、確かにもう碌なプレーは出来そうにないけどよ……)」
信藤「森崎くんは既に3回も立て続けで殺人的なシュートを受け続けていますから、この交代も仕方ないでしょう」
カビラ「そうですね。続いてですが、んん」
交代選手を確認して、思わぬ相手に若干、言いよどんだ。
カビラ「今日何回目のサプライズとなったでしょうか、全日本、中山くんに代わりまして、
早川あずみさん投入の意向、相手側の中沢さんに続き、このフィールドに2人目の女性選手が現れました」
淡々とした、だが2度目であるとは言え、衝撃的な内容の放送に対し、スタジアム内に少しずつどよめきが広がりはじめる。
特にあずみを知っている人間にとっては、気が気でない。
ゆかり「え、え、え?」
久美「早川さんって、確か前に押しかけてきた……」
ゆかり「そ、そうよ、山岡さんと仲の悪かった、あの早川さんよ!
(だだ大丈夫なの、あの人、岬くんの昔の彼女だったんでしょ、また裏切ったりしないよね?)」
当然ながら全日本の選手達も交代の意図をつかみかね、ただ互いの顔を見やるばかりであった。
若林「(戸惑っているな、それも当然か)よしみんな聞け。時間が無いから手短に言う。
まずは森崎、もう体力がないだろう、これからは代わりに俺がゴールを守る」
森崎「……チッ、ブラジル戦みたく崩れるんじゃないぜ」
若林「分かっている。そしてこれ(あずみ)についてだが」
853 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 21:24:29 ID:fI+EWlbE
選手の共通疑問ともいうべき存在に対し、若林は答える。正確には、返答を聞く事もなく話し続けた。
若林「質問に答える暇はないから一言だけ言う。この早川は、監督の言う事が正しければ、中山より、
いやこの場にいる俺達より、強い選手かもしれんという事だ」
全日本フィールダー達「な、なにィィィィィィッ!」
控室の様子をリフレインしたかのように、フィールド上の選手達の間にも驚愕が広がる。
選手「え、ウソだろ……」「中山より、上!?」「高校選手権でも一度も出てこなかった筈では……」
「サッカー経験あるのか?海外サッカーでも名前を見た事が無いぞ」
あずみ「みんな、聞いて」
ざわめく選手達に呼びかけて場を静かにした後、語り出す。
あずみ「確かにあたしはこれまで『早川あずみ』としては一度も活躍してこなかった。
信じられなくて当然の話だけど、今まではフランスで男装してサッカーをしていたのよ。
ガスパール・ルブランとして」
三杉「ガスパール・ルブラン!?」
松山「し、知っているのか三杉?」
知っている、そうオウム返しのようにつぶやきながら、今だ信じられぬとばかりにあずみを見つめながら、語る。
854 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 21:26:22 ID:fI+EWlbE
三杉「ピエールやナポレオンに並ぶフランスユース第3の星とも、フランスの宝剣とも称されていた程の名選手だ。
ワールドユース前に交通事故で重傷を負って出られなくなったと雑誌に書いてあったが……」
ここまで口にしてハッと気が付いた。雑誌で映し出されていたルブランの顔と
目の前にいる娘の顔が、髪を除いて驚くほど似ている事を。
三杉「たしかに、顔はルブランそのものだ。となると実力も……」
あずみ「ええ、みんなの足手まといには絶対にならない。必ず、敵を倒して見せる」
ぐっと目の前にあげた拳を握りしめて、岬打倒を誓うあずみ。
気迫あふれる宣言に選手達も半信半疑のまま、あずみを受け入れる事を決めた。
森崎も驚きからようやく醒めて思考をめぐらせると、ある重大な事を忘れている事に気が付いた。
森崎「(そう言えば俺が去ったら、このチームのキャプテンは誰にするんだ?
この重大な試合でキャプテンマークを託せる相手は……)」
A :日向
B :翼
C :三杉
D :松山
E :早田
F :次藤
G :あずみ
H :それ以外(要5票)
3票選ばれた選択肢で続行します。ID欄は空白にしてください。
855 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 21:27:50 ID:kx4L0Gm6
A
若林信頼ねぇw
856 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 21:29:03 ID:oupdx6xE
A
857 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 21:29:52 ID:uLIjJazA
A 最低限キャプテン候補で、ちゃんと理性も働いてるし
858 :
森崎名無しさん
:2014/11/01(土) 21:31:09 ID:FQ5Orv1+
G
859 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/01(土) 21:32:13 ID:fI+EWlbE
8月10日にあずみ参戦を決定してから3か月弱、ようやく試合描写に入れそうだというところで、
今日の投稿はこれまでにいたします。
>>855
うわっ、すみません忘れてました!若林を選ぶ際は
I:若林
と認識してください!
>>850
まさしくご乱心、といった態ですねw
もう少し能力が高ければ森崎板で初の見上参戦がかなったかもしれませんwww
860 :
sageJOKERと岬全裸の人
:2014/11/02(日) 01:12:24 ID:???
乙です
みんな、本当にようやってくれた・・・
それにしてもこのスレ本当にカオスな引き多いなぁwww
861 :
森崎名無しさん
:2014/11/02(日) 06:40:17 ID:???
見上さん、策士だなあ。岬の裏切りが折り込み済みだったとは。
さすがサッカー協会の重鎮だけある。
862 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/02(日) 12:55:24 ID:F4d3/nsM
>>860
乙感謝です。
正直、きれぼしJAPANの面々が関わらずにここまでカオスになるとは思いませんでしたww
カオスな展開もまじめな話も書けるよう、これからも頑張りたいです。
>>861
狙撃と全日本代表簒奪予告という前代未聞の出来事があって、いつも以上に気を配っていたのです。
見上さんはそれこそ意を痛めるぐらいに慎重でいろんな事に頭を使っているイメージがあります。
それでは、今日も投稿を開始いたします。
863 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/02(日) 12:57:03 ID:F4d3/nsM
A :日向
森崎「(今の翼は腑抜けて使い物にならん。若林は昔よりはマシになったがまだ駄目だ、キャプテン経験も無いに等しいしな。
あずみって女は分からない事が多すぎて使いようがない。そうなると……)」
森崎は並み居る選手の中から、日向の方に視線を向きなおした。他の選手とは異なり、あずみにはちらりと一瞥しただけで
そっぽを向き、ずっときれぼしJAPANのゴールを見つめ続けていた。
森崎「(あいつだな。あいつは知恵もある。統率力も強い。そして何より闘志がある。あいつが挫けて落ち込む姿なんぞ想像できん。
押され気味の勢いをひっくり返すのはあいつしかいない)日向!」
右腕からキャプテンマークを抜き取り日向に放り投げる。空を飛ぶキャプテンマークを
棚から物を取り出すように、自然に手に取り腕に収まった。
森崎「後は任せた。にしても、恐ろしいほどあっさりしてるな」
日向「本来身につけるものをつけただけだ」
森崎「そうかい、日向はいつも通りだな、じゃあ、やって来い」
そう言って森崎は後ろを向き、中山と共にベンチに向かって歩き出した。
作戦時間が少しでも取れるよう、気付かれない程度に歩みを遅めて。
*これ以降、この試合のキャプテンは日向になりました。
この変更により、日向の選択は皆様の投票による決定に変更されます。
864 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/02(日) 12:59:14 ID:F4d3/nsM
日向「おし、お前ら聞け」
パンと甲高く手を鳴らして皆を呼び、作戦討議を開始させた。
日向「これからするべき事は簡単な事。敵のコーナーキックを防ぎ、試合の流れをこっちに戻す事だ。
ビデオと今までの試合を見る限り、攻め手は黒ハゲ(王家ノノン)、
白髪頭(よしと)、ブラジル人(バチスタ)、それと」
一旦話を切って左を向き、遠く離れた岬を指差す。
日向「あの裏切り者だ。あいつは裏切った後、どうしたかは知らんが急にパワーアップした。女」
日向はあずみに顔を向けて呼びつける。
日向「お前は奴の昔の女だったらしいな、奴について知ってる事はあるか」
あずみ「人を愛人みたいに言わないで。あたしはあいつの対等なパートナーだった」
日向「そんな事はどうでもいい、それより本題だ。知っている事はあるか」
あずみ「…フランスで別れてから2人でのサッカーはドリブル勝負1回だけ、格段に上手かった事以外は分からない」
日向「そうか」
情報が得られないとわかると、いかにも興味を無くしたというようにあずみから離れ、再びチームメイトに向けて呼びかけた。
865 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/02(日) 13:02:19 ID:F4d3/nsM
日向「岬について分からない事はあるが、パワーアップした以上ブーメランシュートやジャンピングボレーも脅威となりえる。
隠し技をある可能性も含めて、攻め手の1人に数えた方がいい」
三杉「(確かに、僕からボールを奪い取った時の岬くんの技は、今まで見た事が無かった)」
日向「本題はここからだ、この4人に対し、誰がマークにつくか、つかないかだが……」
ここまで言い進めたところで、あずみがすっと前に進み、日向に向けて進言した
あずみ「キャプテン、岬のマークはあたしにさせてください」
日向「ん、お前がか」
あずみ「お任せください、あたしは低い浮き球でのせりあいでは誰にも負けません。
岬は知っている限りではハイボールでの勝負をした事がありませんでした。必ずボールを奪い取って見せます!」
日向「そうか(さあてどうする、これからどう配置していくか……)」
王家ノノン:
よしと:
バチスタ:
岬:
マークする選手を選択してください。敵1選手につきマークする選手が2回投票された時点で確定します。
敵選手をマークしない場合は「フリー」と投票してください。
なお、投票は本日13時10分より開始とさせていただきます。よくよく御吟味の上、決定してください。
866 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/02(日) 13:07:50 ID:F4d3/nsM
追記:ブロッカーとして残しておきたい選手は
ブロック待機:
のところに投稿してください。
867 :
森崎名無しさん
:2014/11/02(日) 14:21:52 ID:6/2jz2zk
王家ノノン:早田、三杉
よしと:フリー
バチスタ:松山、山森
岬:あずみ
ブロック待機:次藤、若島津
868 :
森崎名無しさん
:2014/11/02(日) 14:45:05 ID:???
よしと:まろうじん、もち、穴
869 :
森崎名無しさん
:2014/11/02(日) 16:17:48 ID:gDknW5Kc
王家ノノン:早田、三杉
よしと:フリー
バチスタ:松山、山森
岬:あずみ
ブロック待機:次藤、若島津
870 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/03(月) 11:06:44 ID:ECZvSk7o
王家ノノン:早田、三杉
よしと:フリー
バチスタ:松山、山森
岬:あずみ
ブロック待機:次藤、若島津
----------------------------------------------------------------------------
日向「あずみって言ったな」
あずみ「はい」
日向「そうまで言うならやってこい」
あずみ「は、はい!」
若島津「日向さん、まだ早川がどれ位の腕前かも分からないのに…」
日向「俺もこいつの事など知らん。だが格下でない位は分かる。パワーアップした岬を見て
ここまで大言を吐くからには、それなりの根拠があるはずだ」
若島津「分かりました」
日向「次に、黒ハゲには早田と三杉、ブラジル人は松山と山森で当たれ。白髪頭は、そのままでいい。若林1人でも対処できるだろう。
次藤と若島津はシュートブロックやこぼれ球に備えるんだ。それ以外は反撃に備える。っと」
ふと、コーナーに目をやると、既にきれぼしJAPANメンバーがボールを整えていた。
日向「コーナーエリアにもう来てやがる。ほれ、さっさと持ち場へ行け」
871 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/03(月) 11:07:51 ID:ECZvSk7o
全日本で選手の交代を眺めていたきれぼしJAPANの反応は、全体的に言えば平静を保っていた。
女性は既にこちらもいる。キャプテンも既に交代していた。
何より彼ら自身の実力に対する自信が、動揺を起こす要素を無きものにしていた。
数少ない動揺者も、その実力というよりは顔見知りの相手が不意に現れた事によるサプライズに驚いたに過ぎない。
岩見「あれ、あの早川って、岬の彼女じゃなかったか」
岬「昔はね。今は見事に振られちゃったよ」
岩見「そんなのがこんな大舞台に出るなんて、強いのか?」
岬「まあね。でも、高々1人、僕達の優位は変わらないさ。それよりホホッモモ」
ホホッモモ「ん?」
岬「コーナーキックの事だけどね……」
カビラ「さあ、コーナーキックのキッカーはホホッモモくん、ここはどう攻めるか、全日本はこの攻撃をどう防ぐでしょうか?」
ホホッモモ「(なかなか面白くなってきたわね、行くわよ!)」
先着で
★ボールの行先 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
Eメール欄は空欄にして、IDが表示されるようにしてください。
ダイヤ:ホホッモモ「(PA外だけど、バチスタちゃんに決めて貰うのが確実ね)」
ハート:ホホッモモ「(よしとに渡すのがいいかもね、しっかりしてもらわなくちゃ)」
スペード:ホホッモモ「(体力に余裕のあるノノンに決めて貰いましょ)」
クラブ:ホホッモモ「(ここはキャプテンにあげるのがいいわね)」(さらに分岐)
クラブA:ホホッモモ「(意表をついてここは岩見ちゃんよ!)」
JOKER:ホホッモモ「ワタシがパスだけと思ったら大間違いよ!んほおおおおおおおおおっ!」
872 :
森崎名無しさん
:2014/11/03(月) 11:18:20 ID:Es6Gc6MI
★ボールの行先
ダイヤ4
★
873 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/03(月) 11:37:41 ID:ECZvSk7o
★ボールの行先 ダイヤ4 ★ ホホッモモ「(PA外だけど、バチスタちゃんに決めて貰うのが確実ね)」
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ホホッモモ「(ここでバチスタちゃんに決めてもらいましょ。万が一失敗して
ガッツ切れになっても、『一発屋』さんを使えるしね)それっ!」
バチスタ「来たかっ!(もう来た!使い潰す気でいやがるな)」
松山「取るっ!」
山森「うああああっ!」
先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で
★バチスタ 高いトラップ 76(! card) +(! dice +! dice)=★
★松山 高いクリア 75(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)=★
★山森 オーバーヘッドクリア 77(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→バチスタがボールを確保し、フリーでシュート態勢に入る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(よしとがフォロー)(サイドラインを割り、全日本のスローイン)
≦−2→全日本ボールに。
874 :
森崎名無しさん
:2014/11/03(月) 11:40:05 ID:???
★バチスタ 高いトラップ 76(
スペード8
) +(
5
+
6
)=★
875 :
森崎名無しさん
:2014/11/03(月) 11:41:44 ID:???
★松山 高いクリア 75(
ダイヤ7
) +(
4
+
4
)+(人数補正+1)=★
876 :
森崎名無しさん
:2014/11/03(月) 11:43:16 ID:???
★山森 オーバーヘッドクリア 77(
クラブ6
) +(
2
+
2
)+(人数補正+1)=★
877 :
きれぼしサッカー
◆5qvYBJdbJQ
:2014/11/03(月) 13:33:17 ID:ECZvSk7o
★バチスタ 高いトラップ 76( スペード8 ) +( 5 + 6 )=87★
★松山 高いクリア 75( ダイヤ7 ) +( 4 + 4 )+(人数補正+1)=84★
★山森 オーバーヘッドクリア 77( クラブ6 ) +( 2 + 2 )+(人数補正+1)=82★
≧2→バチスタがボールを確保し、フリーでシュート態勢に入る!
----------------------------------------------------------------------------------------------
バチスタ「2人がかりなら勝てると思ったか?」
松山「(速い!そして、強い!)」
ガシイッ!
バチスタ「おめえらはよう、考えが甘いんだよ!」
山森「(だ、ダメだ、届きさえしなかった!)」
カビラ「と、取ったー!バチスタくん、2人がかりのマークをものともせずにボールを奪い取った!」
日向「(チッ、あいつら何やってやがる!)」
バチスタ「(どうせならツバサにぶち当ててやりたがったが仕方がねえ)
ツバサ、見ていろ!てめえの下僕が木っ端になっていくのを!」
バチスタは脚を振り上げ、自身の持てる力全てをボールに叩きだした!
バチスタ「あヅファイヤ〜〜!!」
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