キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【チャ・ザ様が】私の巫女様4【見てる】

1 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/01/29(火) 02:53:58 ID:???
【!注意!】
作者のオリジナルキャラクターっぽいものを中心として進行するスレとなっており
その上、作者お気に入りのキャラクターや作品が多数参加します。
また、リアルサッカーっぽいですがトンデモサッカー枠です。

また、AA(アスキーアート)を使う予定があります。
スレ主としては、2ch専用ブラウザの導入をオススメしております。

【ルール】
神様の声が聞こえる巫女さんになって、
本編とほぼ同じく、選択肢を見て適切…あるいは、面白そうな選択肢を選んで進行します。
最終的には、全国の舞台でNo.1になる事が目標……?

【リンク集】
キャプテン森崎まとめ@Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/

【ここまでの巫女さん】
君代「勝負ですよ!」
鎌瀬「ビューティフルゴーグルさ!」
剣立「ウゾダドンドコドーン!」
美月「ステルス美月におまかせなのです♪」
伊藤「そろそろ壊しに行かないと、ヤベェ気がする」

687 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/11(土) 03:07:19 ID:???
君代
「ば、バッグですね……!?」 ダダダッ!

菜々子
「はやぐぅっ、はやぁっ、ぐぅぅぅ〜〜〜っ!」

バッグを引っ掴み、私の水筒と共に菜々子先輩へと手渡しました。
震える体で引っ張り出したのは、ケースに入った白い錠剤。

それを2、3粒口腔に放り込み水と共に一気に飲み干す。
と同時に、今まで辛うじて立っていた先輩が膝から崩れ落ちました。

君代
「菜々子先輩っ!?」

菜々子
「ハァー……ハァー……
15分、んぐっ……ぐっ、待ってねぇ、うあっ!」 ビグッ!

支えてあげて、背中をさすること20分ほど……。
ようやく、菜々子先輩の痙攣が治まりました。

菜々子
「ふぅぅー……思っていた以上に、体の調子は悪いわねぇ〜……
もう少し、あの温泉を早く見つけてれば良かったのかも知れないわぁ」

君代
「やっぱり、あの痙攣は発作等ではなく。 痛み止めの時間切れですか……」

菜々子
「ね? ……もう、全力でサッカーは無理よぉ」

688 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/11(土) 03:09:54 ID:???
よし、問題ないな。
今日はここまで。

689 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/12(日) 03:19:05 ID:???
項垂れながらそう言う菜々子先輩。
私は、なんとも声を掛け辛い物でした……。

思えば今まで、重い怪我を負った事がないですからね。

菜々子
「けどねぇ……私にも、ちゃ〜んと夢があるのよぉ?
私ねぇ、翻訳家になりたいのよぉ……翻訳家」

君代
「翻訳家……と言うと、英語を日本語にしたり?」

菜々子
「そうよぉ〜、機械の発展で翻訳その物の難易度は落ちたわぁ。
けれどもぉ〜、面白い翻訳は機械には出来ないでしょう?

それをねぇ〜、やりたいなぁ〜と思ってるのよ?」

君代
「面白い翻訳、ですか……」

菜々子
「私、イタリア語と英語。 それにぃ、日本語を使えますから〜♪
イタリア生まれの日本育ち、だからかしらね〜♪」

君代
「なるほど……」

690 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/12(日) 03:20:06 ID:???
確かに、いきなり3ヶ国語を操れるのは良いでしょうね。

菜々子
「まぁ、本当の仕事にするにはぁ〜……文法を詰めないといけないのだけどねぇ〜。
私の日本語も、結構怪しいものですもの〜?」

君代
「……まぁ、所々イントネーションが怪しいのはそうですよね」

ふわふわ〜っと上がっていく奇妙な喋り方、不自然と言えばそうでしょうね。
菜々子先輩の特徴だと思って、気にしないで来ましたが。

菜々子
「あ、でも遊びには来るわよぉ?」

君代
「受験は大丈夫なんですか? 3年生ですよね、高校受験とか……」

菜々子
「すいせん〜♪
結構いい所の推薦が貰えてねぇ〜、内心点が妙に良かったのが助かったわぁ? うふふぅ?」

君代
「内心点が良いって……」

菜々子
「後輩の子達が、熱心にプッシュしてくれたみたいねぇ」 にまり★

691 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/12(日) 03:21:28 ID:???
君代
「……ほどほどにしてくださいね」

菜々子
「シスターズにも、部活の子にも(望んで無い子には)手を出してないわよぉ〜?」 にまにま★

あっ、これは絶対手を出してますね……。

菜々子
「と言う訳で、正式なコーチが決まるまではコーチの代わりになってあげるわぁ〜。
グラウンドも使えるしぃ、きっと皆の成長も早まるわぁ〜♪」

それもそうですね。
今まで、殆ど私との練習でしか成長しなかったですが……。
多少は、自然な成長が望めそうです。

菜々子
「うふふぅ、諏訪社中学校が強くなったら〜……。
世界クラスの選手と試合させてあげるわよぉ、うふふ〜★」

君代
「……え、なんですかそれ」

菜々子
「菜々子の、遊び相手って所かしら〜♪
流暢で、間違った日本語を操る面白い子よぉ〜?

まぁ、教えたのは菜々子ですけどねぇ★」

692 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/12(日) 03:22:29 ID:???
今日はここまで。

お知らせ
ハーフタイムのガッツ回復を
200 から 100 にしたいと思います。

前回の試合、200回復でしたがほぼ全回復となり面白くなかったのが理由です。

693 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/13(月) 04:36:41 ID:???
菜々子
「そうそう、お電話で良ければ私と何時でもお話しするわよ〜♪
私の考えで良いのなら、チームの育成方針だとか考えてあげるわぁ♪」

君代
「必要になったらお電話しますよ、頼りにしてますからね?」

菜々子
「菜々子に、お任せあれ〜♪」

そんな事を話しながら、付き添って病院へ。
……診断の結果、新しく怪我をしたと言う訳では無かったようです。

しかし、激痛が走ったのは事実。
松葉杖を借り、完全な怪我人扱いで帰宅したのでした。

菜々子
「ただいまぁ〜」


「おかえりであります、姉方様……怪我をしたでありますか!?
 だから全力で動くのは、止めた方が良いとあれほど……!」

菜々子
「ううん、怪我はしてないわよぉ?
 ただ痛みがぶり返しただけよぉ、うふふぅ」


「靴を脱がせるでありますから、待っているであります!
 ……君代様、姉方様を運んで下さりありがとうでありますよ」

694 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/13(月) 04:37:47 ID:???
深々と頭を下げる涼さん。

君代
「いえっ、当然の事をしたまでですよ!
ですから、そんなに頭を深々と下げないで下さい!」


「いえ、それでも……
あとは我々有栖家がやるであります、君代様はお帰りになっては?」

菜々子
「心配しなくていいわよ〜」 フリフリ

手を振り振り、笑顔の菜々子先輩。
……何故だか、帰って欲しそうな雰囲気を感じ取ったので。
お暇することにしましょう。

………
……


菜々子
「……帰りましたこと?」


「帰ったであります」

695 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/13(月) 04:41:55 ID:???

「姉方様は頑張ったでありますよ。
あとは我々、新3年生の仕事でありますから」 ドヤ

菜々子
「サッカーは、新二年生中心だと思うけどねぇ〜?」 ケラケラ


「ひ、ひどいであります! 否定できないでありますが……」 グスン

美男子にしか見えない、有栖 涼。
彼女の一家での立ち位置は、一貫してイジられ役なのだった。

菜々子
「(新二年生の底上げ、新入生の教育……
 やる事は山積みよぉ、頑張りなさい……本当の天才、君代 命ちゃん♪

 あなたなら、女でもやっていけるわぁ。
 頑張りなさい、私みたいに全身傷だらけにならずねぇ〜……)
―――――――――――――――――――――――――――
【1月後半 休日を終了します】

System
チームメイトの能力が自動上昇しました。
【"壊れた妖精"有栖 菜々子】が試合で使用不可能になりました。

696 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/13(月) 04:43:35 ID:???
この大事な所で痛恨のミス。
>>694>>695の間に、このレスを挿入して下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――――
出迎えを終えた涼を見て、再確認する菜々子。
涼はしっかりと出迎えを終え、命が帰宅の路に付いた事を報告した。

菜々子
「……痛い、痛い痛い痛い痛いわ!
つっぐぅぅぅぅぅうううぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜っ!」


「痛み止め、もって来るであります!」

菜々子
「お願いするわぁ、痛ぅぅぅ〜……!
命ちゃんに心配掛けちゃいけないから、耐えてたけれどもねぇ〜……
これは、ちょっと、辛すぎるわぁ〜……」


「はい、ボルナレン(痛み止めの意、非常に強力)であります!
一日二回まで、大丈夫でありますか?」

菜々子
「んっ……わかんないわぁ」 ゴクッゴクッ

滲み出る脂汗ごと、水で薬を飲み込む菜々子。
意志の力と、演技力で脂汗すら隠していたが……やはり、限界だった。

菜々子
「はぁっ……ふぅ。
 ……私の仕事は、終わったのかもねぇ〜」

697 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/13(月) 04:48:19 ID:???
【中学一年生】 【1月後半】【月末】 【残り神力:83】
――――――――――――――――――――――――
菜々子先輩との練習後、また何時もの感覚が襲って来ました。
そう、神力が抜け落ちる時期ですよ。

チャ・ザ神
(あ……力が抜けていく……
 とは言え、現状力はある程度余裕がある訳ですが……)

君代
「何故だか上手く行きますからね……おいのり」

それでも、尽きてしまわぬよう気を使う必要があるのは確かですからね。
大事に使いましょう。
――――――――――――――――――――――――――
先着一名様で
★無駄遣い厳禁→! dice★

出た出目の分、神力が減少します。

//今日はここまで。
//2月頭、オカルト系イベントが発生します。

698 :森崎名無しさん:2013/05/13(月) 05:54:13 ID:???
★無駄遣い厳禁→ 1

699 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/14(火) 02:21:47 ID:???
今日はおやすみ。
申し訳ない。

700 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/15(水) 02:51:02 ID:???
★無駄遣い厳禁→ 1 ★
【中学一年生】 【2月前半】【イベント発生】 【残り神力:82】←−1
――――――――――――――――――――――――
神力をほとんど消費しなかった1月。
……最近、いや長野に越して来てからチャ・ザ神様の力がかなり安定してきたように思えます。

チャ・ザ神
(元々、何かしらの神様がこの辺に居たのでしょう。
私が居る事に対しての、抵抗感がこの土地からはあまり感じられません)

と言うのがチャ・ザ神様の弁。
やはり、自然豊かな土地が良かったのでしょうか?

チャ・ザ神
(……ん? 何か私の感覚に反応が……)

君代
「へ? どうしたんですか、もしかして参拝客がお見えに?」

チャ・ザ神様は、神社に来る人間を感知する事が出来ます。
なので、先回りして出迎えたり出来るのですが。

チャ・ザ神
(――違います、なにか途轍もない神が来ます!
 伏せなさい命ォ、私の巫女は私が守りますよぉ!!) ガバッ!

君代
「ひゎぁっ!?」 ゴロンッ!

701 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/15(水) 02:53:24 ID:???
チャ・ザ神様が、私を押し倒す――
と言うよりは、覆い被さるような格好になりました。

あまりに突然の事、文句の一つも言おうとしましたが……

君代
「!?」 ゾッ!

 待ちに待った時が来たのだ、多くの信者を失った事が
                        無駄で無かった事の、証の為に

 再び思い通りの神力を得、巫女を幸せにする為
                        諏訪湖よ、私は帰って来た!

                  ゴ ッ ! 

強い波動と、それに乗ったメッセージに気圧されてしまう私。

君代
「くっ!? い、今のは一体……!?」

濃密な力が動いた、その振動のような物を……人の身である私でさえ、感じられました。
きっと、私ほど"怪異"に敏感では無い人でも感じられたのでは無いでしょうか!?

チャ・ザ神
(恐らく、私以外の神でしょう……それも、強力な。
感じられますか……? 諏訪湖です、諏訪湖に何か力を感じます。

それも……二つ、これは二つですよぉ)

702 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/15(水) 02:54:24 ID:???
君代
「ふ、二つって……
と、兎に角行って見ましょう、諏訪湖なら自転車ですぐです!」

チャ・ザ神
(ええ、どちらにせよ状況把握は必要でしょう)

チャ・ザ神様の許可も得た私は、すぐさま自転車に跨り猛スピードで諏訪湖に急行しました。

……そこで見た物は、あまりに恐ろしい物。

チャ・ザ神
(これは……!)

君代
「こ、これは一体……!?」

そこには、ある筈のない建築物がありました。
木造の、立派な立派な神社。

幾ら思い出そうと思っても、私の記憶にこんな神社はありませんでした。

チャ・ザ神様
(そんな馬鹿な、ここは空き地だった筈……半ば公然の釣りスポットだった筈じゃ)

チャ・ザ神様も同じ様で。
ありえない、何かの間違いでは無いのか……と、自分で自分を問い詰めるしか出来ません。

703 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/15(水) 02:57:28 ID:???
チャ・ザ神
(何故こんな事になったかはわかりません。 しかし幸い、敵対的な波動は感じませんよぉ。 
まぁ、歓迎している訳でもなさそうですが……)

君代
「……どうしましょうか、チャ・ザ神様?」

思わず、助け舟を求めてしまう私。
けどどう考えたって、私の理解が及ぶ話ではありません。

チャ・ザ神様
(関われば、オカルトな事に直面するのは間違いないでしょう。
……しかしこうも近いと、多少は影響が出るでしょうねぇ。

関わりも無い相手に喧嘩を売るような事は、常識的に考えれば無いでしょうが。
相手の出方が全くわからないまま、と言うのも不気味です)

……任せる、と言う事ですか?

チャ・ザ神
(ええ。 敵対的な波動を感じれば動くつもりでしたが、それはありません。
 どうしたいか、命に一任しましょう。 なぁに、無事逃げるくらいなら私が保証します)

私は……。

オカルトには極力関わらないとするか。
それとも、怪異の正体を調べに行くか……?


704 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/15(水) 03:01:31 ID:???
どうしますか?
――――――――――――――――――――――――――
A 「行きましょう」 新しく出現した神社に近づく。
B 「帰りましょう、わざわざ関わる必要を感じません」 スルーする。
C 「保留しましょう、とりあえず今日は保留です」 判断保留。
D 「私の記憶がおかしいんじゃ……」 神社が無かったか、片っ端から電話で確かめる
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

705 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/15(水) 03:20:21 ID:???
ん、今日はここまで。

706 :森崎名無しさん:2013/05/15(水) 07:01:48 ID:FjhoVOb+
A

707 :森崎名無しさん:2013/05/15(水) 23:27:19 ID:84a3ODUE


708 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/16(木) 02:50:09 ID:???
Aで今日はここまで。

709 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/16(木) 12:30:53 ID:???
私事の件でふと思いついた事

緑茶派 → 風華 明堂 剣立 優羽 大矢監督 乙女
紅茶派 → 菜々子 桃子 シスターズ 美月 
珈琲派 → 命 涼 菱形 鎌瀬 亜鈴

710 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 01:14:47 ID:???
A 「行きましょう」 新しく出現した神社に近づく。
――――――――――――――――――――――――――
君代
「虎穴に入らずんば、虎子を得ず。
チャ・ザ神様、相手に敵意が見られないのであれば……行ってみましょう」

チャ・ザ神
(そうですね。 
これだけの力を持った神様なら、高確率で理性的でしょう。
私も神です、理性が無い相手ならすぐに解ります……危険なら逃げますよぉ)

君代
「はい。
では、行きましょうか……えーっと、入り口はどっちでしょう?」

チャ・ザ神
(多分こっちでは……?)

暫くうろうろと神社の周りを歩くハメになりましたが、無事入り口を見つけ突入。
……ここまで来ても、未だ敵意は感じられないとチャ・ザ神様。

チャ・ザ神
(視線は感じたんですがね……何か、慌てて作業中のようですよぉ)

君代
「何をしてるって言うんでしょうね……」

まだ二月、諏訪湖畔から吹く風は冷たく底冷えします。
心なしか、風が強まってきたような……。

711 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 01:44:25 ID:???
鳥居をくぐり、階段を登り――そして見えて来たのは、人影。
純白の白衣に青のアクセント、袴は――緋色ではなく、鮮やかな蒼。

髪は鮮やかなエメラルドグリーン。
……完全に日本人離れした色ですが、染めているのでしょうか?

その人影が、クルリとこちらに振り向いて――

巫女?
「――あ、参拝客ですねっ!? ようこそいらっしゃいました、諏訪神社へ!」

君代
「は?」

巫女?
「へ?」

私の事を、完全に参拝客と勘違いしてますね、この巫女さん。
見た所、私と同い年程度に見えるのですが……。

巫女?
「さ、参拝客じゃないんですか!?
確かにこの神社、厳密に言えばノー歴史ノー積み重ねですけど!!
あっこれ言っちゃいけないんでした!失敗ですね!!

ああ――もしかして、釣りに来て迷い込んじゃいましたか!?
すいません、ここに元々あった桟橋は無くなっちゃいました!!」

712 :森崎名無しさん:2013/05/17(金) 02:02:39 ID:???
また常識を投げ捨てちゃったか…?

713 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 02:05:03 ID:???
君代
「ああ、違うんですよ……別に桟橋には用事無いです。
ただ、えーと……見えませんか、この辺」

チャ・ザ神
(ふふふ、チャ・ザ神ここにあり!) フヨフヨ

巫女?
「はえ、見えませんか? と言われても困るんですが……」

このままだと、延々と参拝者扱いされそうだったので。
手早く、チャ・ザ神様を見て貰って察して貰おうとしますが……。

君代
「え、見えないんですか?
神様居ますよ、ここに……チャ・ザ神様と言うんですが」

巫女?
「神様なら、ここにも居ますよ!
祟り神様と戦神様がですね、その辺の歴史はどうなってましたかねー!?」

この人、さっきから思ってましたが声が大きい!

巫女?
「え、トメノカミサマの視界を使え? わかりました、照準器を使います!」 サッ

何かを取り出す仕草をし、何かを目に当てる仕草をする巫女さん。
……ここまでしてやっと、チャ・ザ神様が見えたようです。

714 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 02:16:15 ID:???
巫女?
「うわ、本当ですよトメノカミサマ! これは神様です!!
と言う事は、用事があるって言うのはトメノカミサマにじゃないですか?

……え、修復作業で手一杯!?
やめてくださいよ! 今の私一人じゃ見えもしないんですってば!!」 ギャイ ギャイ

よくわかりませんが、相手の神様はお取り込み中のご様子。
これは出直しか……と思いきや。

巫女?
「え、中に招けって? いいんですか、引越しで散らかってるんじゃ!
追い返すよりマシ? 神にも礼儀はある? わかりました、ご案内します!!」

巫女が神様らしき存在と会話を交わし、その結果中へと案内してくれるそうです。
本当に敵意はなさそうですね……。

チャ・ザ神
(ここまでくると、大物の余裕にも感じられますが)

守社
「申し遅れました、私この諏訪神社の巫女を勤めています!
【守社 早居(もりや さおり)】と言います! これからよろしく!!」 アクシュ

君代
「あ、はい。 どうもよろしく」

守社
「宜しくお願いします!!」 ブンブンブン

715 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 02:25:15 ID:???
君代
「痛い! いたいですよ!」

握手すると、力一杯振られる私の手。
一緒に居ると……疲れそうな人ですね。

守社
「アハハ! ごめんなさい!!
さぁさぁ、ここが私の神様である【トメノカミ】様と【モリヤカミ】様がお住まいになられている所ですよ!」

ギィィ、と開けられる古びた重厚な扉。どんな神域を……と思ったら――
全くの予想外、どこにでもあるような作り。

君代
「あ、あれっ? 一般住宅?」

守社
「ああ、改築したんですよ!
引越して間も無いので、散らかってますがどうぞどうぞ!!」

君代
「か、改築……? これが……?」

玄関から靴入れまで、完全に現代建築です。
違いがあるとすれば、普通上に続く階段が地下に続いている位。

それに……。

716 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 02:34:06 ID:???
君代
「これは……プラモデル?」

玄関に飾られていたのは、人型ロボットと思われるプラスチックの模型。
堂々と飾るような物なんでしょうかね……?

守社
「ああ、それカッコイイでしょう!
それは、モリヤカミ様が好きなロボットなんですよ!!

気に入ったのなら、持って行きますか?
まだまだ、布教用に沢山ある筈なので!!」 キラキラ

君代
「は? 布教用……?」

この、プラモデルを布教?
え、もしかしてもしかして……このプラモデルがご神体です、とか言いませんよね?
――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着一名様で
★飾られているプラモデルは→! card★

JOKER→下の物、全部だ!
ダイヤ→「何だかすぐに壊れそうな、青いロボットに戦車みたいなのがですか?」 エントリィィィ!
ハート→「緑色の大きな剣を構えた、これがですか?」 駆逐する!
スペード→「トリコロールカラーに、赤い翼に赤い盾の?」 守りたい世界があるんだ!
クラブ、クラブA→「目の部分が赤い、蒼いロボットがですか?」 スタンバイ!

717 :森崎名無しさん:2013/05/17(金) 02:36:41 ID:???
クラブ、クラブA分けている意味はなんぞな

718 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 02:40:44 ID:???
>>712
どちらか言うと神様が常識ブン投げてます。
巫女さんは被害者。

>>717
無口な人の方か、騎士な人の方かって違いです。

719 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/17(金) 02:44:02 ID:???
今日はここまで。

私は珈琲でクッキー食べるのが好きです。
一時期紅茶にジャム入れて飲んでました。

有栖の桃子さんは紅茶にみかん蜂蜜入れます。

720 :森崎名無しさん:2013/05/17(金) 03:47:57 ID:???
★飾られているプラモデルは→ ダイヤ4

721 :森崎名無しさん:2013/05/17(金) 19:13:46 ID:???
乙です!

私のオススメは、八幡の堅パンです。
北九州に訪れた際には、買ってみてもいいかもです。

722 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 02:49:23 ID:???
>>721
浸して食べるんですか?
あれは?

723 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:33:43 ID:???
★飾られているプラモデルは→ ダイヤ4 ★
ダイヤ→「何だかすぐに壊れそうな、青いロボットに戦車みたいなのがですか?」 エントリィィィ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――
守社
「ああ、ご明察の通りですね! 原作だと、味方が大ピンチな時に出撃して。
それっきりバラバラになっちゃったんですよ!!」

君代
「えっそれは……
何で、そんなもの飾る必要なんかあるんですか?」

守社
「格好いいじゃないですか!!」 キャーッ!

君代
「えぇー……」

散る美学か、何かでしょうか?
どうも私には理解出来ない世界ですね……。

地下に続く階段を暫く下りると、しっかりとした扉が。
現代建築にしか見えませんが、力を感じる扉です。

チャ・ザ神
(この先に居ますね、ここの神が……)

な、なるほど。
けれどですね、私は今そんな事聞きたいんじゃないんですよ。

724 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:35:13 ID:???
君代
「なんですか、この……このニオイ」

守社
「多分塗装スプレーの臭いだと思いますね!
引越しで家がすごく揺れて、プラモデルが損壊したって悲鳴上げてましたから!

溜まってるのも合わせて、再建してるんだと思います!!」 

君代
「……それは、プラモデルを?」

守社
「ショーケースをですね!
プラモデルを作って、沢山飾るんです!! カッコイイですよ!!」

君代
「はえー……」

よくわかりませんが、お取り込み中ってそう言う事なんですね……。
なんて、くだらない理由でしょう……。

守社
「ん? 人の子が入ると、危険? まだ換気出来ない?
ああ、何時も通り作業中なんですね! わかりました!

チャ・ザカミサマでしたか? 作業中で申し訳ないが、話し合いをしようと言う事です!
お互い武器は収め、平穏に解決しようと!!」

725 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:36:26 ID:???
チャ・ザ神
(構いませんが……そちらに入れば良いんですね?)

守社
「?
すいません! 今は見えるんですけど、聞こえないんです!
申し訳ありませんが、巫女さんの口からお願いします!!」

ああ、この人巫女なのに神様見えないんでした。
と言う事は、神様のお力を借りないと声も聞こえないと……。

君代
「構いません、そちら側に行けば良いんですね?
……と、チャ・ザ神様は言っています」

守社
「はい! それでいいです!!」

相変わらずよく響く、大きな声で返してくる守社さん。

チャ・ザ神
(命、私は行って来ます。 ここに来ても敵意はゼロ、本当に話し合いをしたいようですし。
敵対するにしても友好関係を結ぶにせよ、互いの境遇を確かめたいと言う事でしょう)

反対する理由も無く、チャ・ザ神様が扉の向こうへ行くのを見送る私。
……暇になってしまった私ですが、それは対面の守社さんも同じだったようです。

726 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:38:32 ID:???
守社
「すいません! とても暇ですね!!
まぁ当然ですよね、一見ただの大きな扉ですし!!

ここに居てもスプレー臭いだけ、私の部屋にご案内しますよ!!」

君代
「ああ……では、お邪魔しますね」

気分が悪くなる前に、こんな臭い所からはおさらばしましょう。
私と守社さんは、軽快な足取りで階段を登り一階へ。

そのままノンストップで駆け抜ける守社さんを追い、
"さおりの部屋"と書かれた部屋の前へ着きました。 ……小さく"塗装厳禁"と書かれているのはなんでしょう?

守社
「お茶と御菓子忘れました! 取って来るので、適当にくつろいでてください!!」

君代
「あっはい」

言うが早いか、駆け出してしまいました。
……おじゃましまーす。

君代
「……なんですかこの部屋」

入ってみれば、魔境としか言いようの無い部屋が。

727 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:39:36 ID:???
君代
「統一感皆無……うひぃ、アニメのポスター?」

上を見れば、金髪蒼眼の渋いおじ様がニヒルな笑顔を見せるポスターが。

君代
「何でプロ麻雀……?」

右を見れば"松山パイレーツ"所属、戒乃(いましの)プロのポスター。
(私はあまりやらないですけど、明堂さんや風華さんがたまにやってます)

左を見れば……あ、サッカー。
元日本代表、"日向 小次郎"さんが現役時代のポスターが、そこにありました。

君代
「守社さんもサッカーやるんでしょうか……
だとすると、あの無駄に広いスペースってサッカー用?」

そんな事を考えていると、守社さんが走ってくる音が。

守社
「さおりとうちゃーくです! お待たせしました!!」

麦茶と、お米を揚げて砂糖をかけたようなお菓子。
素朴な味わいが、麦茶に合いますね。

君代
(……何か話題を出しますか)

728 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:41:44 ID:???
何を話しますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――
A 「どこの学校に転入するつもりなんですか?」 直球勝負
B 「あの、上のポスターはなんですか?」 金髪のおじ様
C 「何故、プロ麻雀選手のポスターが……?」 戒乃(いましの)プロ
D 「日向さん、ファンだったんですか?」 虎のポスター
E 「守社さん、中学生ですよね? それにしては素晴しいものをおもちで……」 セクハラ
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

729 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/18(土) 03:50:50 ID:???
今日はここまで

730 :森崎名無しさん:2013/05/18(土) 07:09:51 ID:MRy/YH4M
D

731 :森崎名無しさん:2013/05/18(土) 07:48:41 ID:Deodl7cQ


732 :森崎名無しさん:2013/05/18(土) 09:14:10 ID:L+RFQHgA
B

733 :堅パンマン:2013/05/18(土) 22:11:47 ID:???
浸して食べてもおいしいですよ。
暫く浸しても、あんまり柔らかくならないという悪夢のような代物ですが。

734 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/19(日) 03:34:35 ID:???
B 「あの、上のポスターはなんですか?」 金髪のおじ様
――――――――――――――――――――――――――――――――
守社
「ジャン・バッグ・デュバル様の事ですか?
お眼が高いですね! 今現在、モリヤカミ様がハマってるパイロットなんですよ!」

君代
「は、はぁ……」

サッカーと巫女に打ち込んできた私には、全く解らない世界。
機関銃のように喋り続ける守社さんを止める事も出来ず、ひたすら話を聞くハメに。

守社
「――んでもって、国と自分の信じた機体の為! 
ゴーストファイターと馬鹿にされた機体と共に敵軍のロボットと共に散った、カッコ良すぎる人なんですよ!!

まぁ、なんで全力で飛ぶだけで空中分解するんだとか!
空中分解しないようにリミッターつけとけとか、色々言われるんですけどね!!」

君代
「そ、そうなんですか……」

困りました、殆ど理解できません。
すぐに壊れるけどすごいロボットに乗って、欠陥が理由で死んだ人と言う事しか……。

守社
「ああ……!
"この歴史の真実は、何人たりとも消せまい…" 渋い! 渋すぎます!!」 キャー!

735 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/19(日) 03:37:45 ID:???
こりゃ、止まりませんね。
どうしたものか、と部屋を見回すと……おや。

サッカーボールに、シンガード。 スパイクまでありますよ?
と言う事は、実力は兎も角として、サッカープレーヤーである事は確か……?

守社
「"ゴーストファイターなどではない!" くぅぅぅ、燃えちゃいますよねーっ!?」

結局、他の話題をぶつけないと止まらないでしょう。
では……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
A 「どこの学校に転入するつもりなんですか?」 直球勝負
B 「守社さん、サッカーなさるんですか?」
C 「何故、プロ麻雀選手のポスターが……?」 戒乃(いましの)プロ
D 「日向さん、ファンだったんですか?」 虎のポスター
E 「守社さん、中学生ですよね? それにしては素晴しいものをおもちで……」 セクハラ
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

736 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/19(日) 03:46:55 ID:???
>>733
なんだそれ……

最近はアイスコーヒーに嵌ってます。
次は水出し珈琲だ。

今日はここまで。
昨日頑張りすぎた。

737 :森崎名無しさん:2013/05/19(日) 08:49:16 ID:60RqFaMg


738 :森崎名無しさん:2013/05/19(日) 09:39:49 ID:wNCCd9z2
B

739 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/20(月) 02:18:31 ID:???
B 「守社さん、サッカーなさるんですか?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
聞いてみると、守社さんがすかさず喰い付いて来ました。
話題逸らし、成功ですね。

守社
「貴女もサッカーするんですか!? うわぁ奇遇ですね、私もやるんですよ!
元居たせか……んっん! 所でもサッカーやってて、こっちでもしたいと思ってたんです!!」

不吉な単語が聞こえたような気もしますが、彼女もサッカーをするようです。

守社
「いやー良かったです、こっちに来てサッカー出来なかったらどうしようかと!
いやそれはそれで麻雀とかやるんですけど、こっちバケモノが多すぎるじゃないですか!
だからやだなーと思ってたんですけど、ちゃんとあって良かったですよね!

私ポジションはFWだったんですけど、シュートなら多分早々負けませんよ!
それと今はドリブル!ドリブルにも凝ってるんですよドリブル!!」 ペラペラキンキン

君代
(う、うるさい! それに鬱陶しい!) イライラ

一応私と守社さん、初対面なのに!
それでもこれだけ喋る度胸とあつかましさ!

声質が妙に響くことも相俟って、すごくイライラさせてくれますねこの人!

守社
「ここの境内、芝を張ってある場所があるんですよ!
そこで少しボール遊びでもしませんか! 私、じっとしていられないんです!!」 ウズウズ

740 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/20(月) 02:24:56 ID:???
こちらが話す暇も与えず、ウキウキとサッカーに誘って来る守社さん。
……付き合ってあげるのもいいですが、単純に今ここでどっちが上かハッキリさせるのもありですね。

守社
「練習して、互いに高め合おうじゃありませんか!
あっ、でも多分私が一方的に引き上げるだけになりそうですね!!
伊達に二柱の支援を受けて育ってませんから、私!!」 キキーン

初対面で上下関係をハッキリさせる、アリでしょう!
冷静さを失っているのが自分でもはっきり解りますが大丈夫、まだプレーに影響は出ません!

さぁ、どうしてくれましょうかね!
――――――――――――――――――――――――――――――――――
現在能力
    名前     ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ 総合 ガッツ 低/高 希望
君代 命     ┃31┃28┃28┃32┃26┃23┃20┃188┃670┃1/1┃DF 

A 「すーはー、すーはー……」 冷静になり、練習を持ちかける。
B 「いいですね、どうせやるなら勝負にしましょう」
C 「ここでどっちが上か決めようじゃありませんか!」 クワッ!
D 「いえ止めましょう、もう少し話しましょうよ」 会話継続
E 「脱衣サッカーで勝負!」 そのまんま(要3票)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

741 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/20(月) 02:38:06 ID:???
今日はここまで。

742 :森崎名無しさん:2013/05/20(月) 03:28:08 ID:ub46b/bE


743 :森崎名無しさん:2013/05/20(月) 09:36:28 ID:kDGEVmWY
A

744 :森崎名無しさん:2013/05/20(月) 20:36:15 ID:???
よしすでに決定しているな

E

745 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/21(火) 02:21:01 ID:???
>>744
えっ今日は脱衣サッカーしてもいいのか!

746 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/21(火) 03:22:50 ID:???
A 「すーはー、すーはー……」 冷静になり、練習を持ちかける。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
すーはー。 すーはー。
ここで怒っても何もなりません、喧嘩しに来たんじゃないですから。

君代
「……わかりました、練習しましょう。
私達の神様も、話し合いの最中ですしね」

守社
「うーん……少し、いやとっても残念ですが良いですよ!
練習しましょう、しっかり引っ張りあげて差し上げますからね!?」 キンキン

君代
「おねがい、しますね……」 イライラ

多分、この笑顔からして悪意は無いんでしょう。
そのはずです、決して彼女に悪意は無い……ハズ。

何故か持って来ていたサッカー用具に着替え(守社さんはなかなかのおもち持ちだった、悔しい)
本当に芝のグラウンド……とまでは行きませんが、練習できるスペースへ案内されました。

守社
「私の神様は農耕も出来ますからね!」 ドヤ

君代
「あ、確かに何かの力を感じます……」

芝から感じられる、これは神力でしょう。
これなら確かに、四季関係なく青々としているでしょうね。

747 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/21(火) 03:39:40 ID:???
柔らかな感触を確かめていると、守社さんがふるふると震えだして……。

守社
「やはり我慢出来ません! せめてドリブルとタックルで勝負、サオリ出撃!」 ダッ!

君代
「あーっ、やっぱりこうなりますか! いいでしょう、返り討ちです!」 クルッ!

そんな気はしていましたが、ドリブルで仕掛けてくる守社さん!
一回くらいは、勝負しないと収まらないでしょうし返り討ちで決着です!

守社
「私は速いですよ、ついて来られるかな!?」 ゴッ!

君代
「げぇっ!?」

まるで、神力を推進剤か何かと思っているのか。
背中の辺りから放出し、スピードをつけて突っ込んで来ましたよこの人!?

守社
「守社再興の為に!」

君代
「そんなオカルトを使ったって……サッカーはサッカーですよ!」

ひるむ訳にも行きません、危険な雰囲気はありますが……勝負!

748 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/21(火) 03:40:40 ID:???
先着1〜2名様で
★守社 "ドリブル" 26+(リミッターカット+2)+(! card)=★
★君代 "タックル" 32+(! card)=★

【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】

≧1→抜かれた……。
=0→引き分け!
≦−1→止めた!

【補足・補正】
接触プレイ時は攻撃側がクラブを出し、守備側もクラブを出した場合、カード出目の悪い方がファールになります。
その際、>>16ルールに従って選手が怪我をする事があります。

・【守社 早居(守社の悪夢&守社に幻影奔る)】
スキル【欠陥メカ】:1段階深い怪我判定を使用します。
スキル【リミッター解除】:1段階深い怪我判定を使用しますが、能力上昇。
ダイヤ絵柄時【幻影奔る】発動、+5され人数補正消滅。
ダイヤ時【これが速さだ】発動、+4。
ハート時【切り払い】発動、+2され吹き飛ばし係数"2"

・【君代 命】
ダイヤ・ハート時【カミソリタックル】発動、+2。

!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。結果確定でも引いてください。
(ageでもsageでもかまいませんが、順番厳守です。)

749 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/21(火) 03:42:38 ID:???
今日はここまで。

750 :森崎名無しさん:2013/05/21(火) 04:00:10 ID:???
★守社 "ドリブル" 26+(リミッターカット+2)+( スペード2 )=★

751 :森崎名無しさん:2013/05/21(火) 04:54:08 ID:???
★君代 "タックル" 32+( クラブ3 )=★

752 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/23(木) 01:54:26 ID:???
★守社 "ドリブル" 26+(リミッターカット+2)+( スペード2 )=30★
★君代 "タックル" 32+( クラブ3 )=35★

≦−1→止めた!
――――――――――――――――――――――――――――――――――
守社
「もはや私は、誰にも注目されないゴーストではありませんよ!」 ゴォォーッ!

確かに、言うだけはあるスピードです。
しかし……こうして見ているだけで、はっきりと弱点がわかります。

君代
「貴女は……!」 バッ

守社
(下がった? 
無駄ですよ、スピードで振り切ってやります!) ゴッ!

後ろに下がり、わざと抜く為のコースを開けてやる私。
守社さんも、素直に私が空けたコースへと神力を噴出する事で舵を切りました。

――ボールを大きく蹴り出して、ね!

君代
「貴女の弱点は!
足元の技術が、お粗末過ぎる事ですっ!」 ズザザザッ!

守社
「そ、そんなァ!?
モリヤカミ様とトメノカミ様に強化されてる筈なのに……」

753 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/23(木) 01:55:48 ID:???
外部推進力で加速している分、足元でのコントロールは難しいのでしょう。
しかし、それを差し引いても足元のテクニックが不足しています。

コントロールを離れたボールくらい、簡単に奪い取れますからね。
どんなに速く走れても、足元の技術がこれではお話になりませんよ!

守社
「ううう、負けました……シュートもあるんですけど、気軽に撃てる技じゃないので打てませんし……」 シューン

君代
「ふふん、参りましたか!」 エヘン

守社
「参りました……サッカーでは完敗です、しかし……うう……
かならずや、必ずやこの屈辱は晴らします……私はまだ、戦える……」 ガクリ

あっさりと負けを認める守社さん。
……さっきまでアレだけ元気だったのに、こうしょげられると拍子抜けですね。
てっきり、負けを認めないのかと思いましたけど。

君代
「えーと、あー」

守社
「そうです、デランズ艦隊だって一度負けてから再起しましたし……」 ブツブツ

君代
「もしもーし?」

754 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/23(木) 01:59:24 ID:???
まずい、何かダメな所に沈み込んでいきましたよこの方。
ここは……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――

A 「守社さん練習ですよ! 練習しましょう!」 練習に雪崩れ込む
B 「えーと、その必殺シュートはどんなものなんですか?」
C 「(チャンス!) どこの学校に進学するつもりですか?」
D 「気合入れてやります、シュートォ!」 掠めるようにシュートを放つ
E (俯いたおもちが揺れている……) 揉む
F 「その、神力放出して加速ってどうなってるんですか?」 オカルトに踏み込む 
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

755 :森崎名無しさん:2013/05/23(木) 02:04:53 ID:k4NkhqbE
C

756 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/23(木) 02:15:23 ID:???
私が起きている間に投票が無かったら今日はここまで。

ついに幕を開くトンデモサッカー。
自分でも少しやりすぎたかと思っていますが、彼女はこの路線で行きます。
主人公である君代さんも、トンデモサッカーできますが。

するかしないかは皆さんの選択次第です。

757 :森崎名無しさん:2013/05/23(木) 02:25:10 ID:vsLqWEzU
D

牙を折るぜー超折るぜー

758 :森崎名無しさん:2013/05/23(木) 09:43:32 ID:GatpcZG2


759 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/24(金) 03:02:12 ID:???
今日・明日と更新無理です
私事でバタバタです

ネタバレ
守社さんは花真瀬中学校に進学します。

>>757
やめてあげて


760 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/27(月) 03:14:25 ID:???
締め切りが、締め切りやだ

火曜日辺りから更新します

ここまでのあらすじ
突然近隣の湖に神社が現れた
行ってみたら相手の神様に敵対するつもりは無さそう
そこのオカルト巫女さんとサッカー中

761 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/30(木) 03:43:16 ID:???
C 「(チャンス!) どこの学校に進学するつもりですか?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
守社
「進学先は……花真瀬(かませ)中学校ですよ。
サッカーで奨学金があるのと、なんだかアイドルにならないかーって」

君代
(鎌瀬さんの学校じゃないですかァーッ!)

あけてびっくり進学先。
この前の試合で助っ人として大活躍した、鎌瀬 一(かませ はじめ)の所属中学校だった。

守社
「まぁ歌唱力がダメだから、ってお蔵入りになったんですけど……失礼ですね!?
それでもシュートを見せたら、奨学金は取れましたよっ!」 ガッツポ

君代
「え、シュート?
得意なのは、さっき見せて下さったドリブルなんじゃないんですか?」

背中の辺りから神力を推力として噴出し、高速で守備を振り切るドリブル。
それに自信を持っていた筈では、と聞き返す私。

守社
「ふふふ!
私には、忠義と信念から放たれる必殺の"アトミック・バズーカ"があります!

……撃つとくったくたになって、喋るのも億劫になるんですけれどもね!」

君代
「えっ、なんですかそれ……」

762 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/30(木) 03:45:42 ID:???
アトミック・バズーカ。
直訳すれば……核 噴進弾 発射器。

非核三原則を完全に違反してますよ、違反!

守社
「トメノカミ様、アトミック・バズーカの発射許可を!
理由? 弔い合戦ですよ! 負けたツタの仇を取ります、十分でしょう!」

なんか物騒な事を言っていますし。
……どうしましょうかね、ほんとにもう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――

A 「いいでしょう、来なさいアトミックバズーカ!」
B 「いいですよ、やめてくださいそんな物騒なもの撃つのは」
C 「先手必勝、カミソリシュートォ!」 掠めるようにシュートを放つ
D 「気のせいならいいんですけど、守社さん玩具にされてませんか?」
E (おもちが揺れている……) 揉む
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

763 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/30(木) 03:47:19 ID:???
更新遅れてすいませんでした。
しかし、今日はここまで。

764 :森崎名無しさん:2013/05/30(木) 22:31:05 ID:7krKSdKs


765 :森崎名無しさん:2013/05/31(金) 00:00:35 ID:8rXsl8vU
A

766 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/31(金) 02:53:44 ID:???
本当に撃たせるのか!

767 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/31(金) 03:15:32 ID:???
A 「いいでしょう、来なさいアトミックバズーカ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
今にして思えば、何でこんな挑発をしてしまったのでしょうか?
自信があるというシュート、その名前はアトミック・バズーカ。

嫌な予感は感じて良かったはずなのに。
せめて、その銃口が私に向かないよう立ち回るべきだったのに……。

守社
「やった! 実用性が全くないから、今後において一度も使えないであろうシュートが使えますよっ!

トメノカミさま! 神力を! アトミックパワーを下さい!
撃ちます、全力で撃って良いそうです! はい、アトミックバズーカをです!!」

守社さんから感じられる神力が、嬉々としたものになってゆきます。
……あちらの神様も、撃ちたくて仕方なかったようですね。

守社
「よし!
じゃあ、高いボールを下さい!

高いボールからしか撃てないんです、沢山の船に向けて撃った時みたいに!」 ワクワク!

満面の笑みで、高いボールを要求されます。
これだけ乗り気だと、今更止めてとは言い出しづらい雰囲気ですよ……。

君代
「わかりました、高いボール上げますよ?
さーん、にーい、いーち……それッ!」 バシュッ!

768 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/31(金) 03:22:10 ID:???
こんな時でも、精度の高いパスを出してしまうクセが。
辛いです……。

守社
「絶好のクロスボール、これならっ……

時は来た……再び私達が神の理想を掲げる為に!
諏訪神社再興成就の為に……諏訪湖よ! 

 私 は 、 帰 っ て 来 た ァ ァ ァ ァ ァ ァ ――― ッ ! 」

こ、この威圧感は……ちょっと、マズ……!
――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着1〜2名様で
★守社 "アトミック・バズーカ" 36+(! card)=★
★君代 "ブロック" 23+(! card)=★

【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】

≧1→無事星の屑に
=0→引き分け!えっ?
≦−1→止めた!ナンデ!?

【補足・補正】
接触プレイ時は攻撃側がクラブを出し、守備側もクラブを出した場合、カード出目の悪い方がファールになります。
その際、>>16ルールに従って選手が怪我をする事があります。

・【守社 早居(守社の悪夢&守社に幻影奔る)】
アトミック・バズーカ(一日一回まで)

!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。結果確定でも引いてください。
(ageでもsageでもかまいませんが、順番厳守です。)

769 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/31(金) 03:23:51 ID:???
今日はここまで。

ネタバレ
アトミック・バズーカの消費ガッツ→500
守社さんの最大ガッツ→500

770 :森崎名無しさん:2013/05/31(金) 06:38:06 ID:???
★守社 "アトミック・バズーカ" 36+( スペードQ )=★
★君代 "ブロック" 23+( ハート4 )=★

771 :森崎名無しさん:2013/05/31(金) 10:38:33 ID:???
怪我しなくて良かったよ。

772 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/05/31(金) 10:52:30 ID:???
>>771
ですね。
まぁ、ここでなら怪我をしても相手方の神様が、責任持って治療してくれますが……。

確かに強烈なシュートですが、>>769は真実なので…更新は今日も深夜になると考えています。

773 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 02:04:35 ID:???
★守社 "アトミック・バズーカ" 36+( スペードQ )=48★
★君代 "ブロック" 23+( ハート4 )=27★
――――――――――――――――――――――――――――――――――
アトミックバズーカ。

恐らく、原理としては非常に単純ですよ。
ひたすら高く飛び上がって、その勢いと高度をフルに使った……

カンフーキック。
ええ、フツーは出来ません、そんなバケモノみたいな事。

けど、この人は出来るんですよね……。
神力を推力にするのは、なにも加速の為だけじゃないって事です。

その、どう言えば良いか……飛んだんです、平たく言えば。

               ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

君代
(え、え、えっ……それは、ナシでしょうに……)

守社
「発射ーッ!」 ドッ!

背中から、地面へ向けてこれでもかとばかりに噴射される神力。
当然、ただのジャンプより遥か上空へ……。

君代
(あっ、これ無理ですね。 とめられません……)

774 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 02:05:36 ID:???
遥か高空で振り上げられる足、その足までもが神力で加速されているようで……。
先ほどのドリブルは、いいとこ県大会レベルですが……。

このシュートは、全国クラスのシュートですよ!
その名の通り、とんでもない威圧感を放ちながら飛んで来た……。

ボールに吹き飛ばされつつ、そう思うのでした。
ああ、最近吹っ飛んでなかったのになぁ……。

ドサッ、ドサッ。

きりもみ回転しながら、ふかふかの芝に落っこちる私の音。
……あれ、一つ多くありませんか?

守社
「……」 グッタリ

君代
「ち、ちょっとーっ!?
しっかりしてくだ……うわっ体熱っ!?
あんな無茶な事やったら、そりゃ体だって壊れますよ!」

アトミック・バズーカを、撃つだけ撃って芝に倒れ伏していた守社さん。
その体は、一瞬でヒートアップしていました。

このままではマズイ、と考えた私は守社さんを背負って一路諏訪神社の中へ。
先ほど、飲まずに放置していた麦茶を発見。

無理矢理にでも、飲ませます。

775 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 02:09:23 ID:???
守社
「……ハッ!?
ああ、またオーバーヒートを起こして……」 ガバッ

君代
「当然ですよ、あんなの……」

意識を取り戻したのは、10分ほど後。
シュート一発でこの有様じゃ、体がもたないんじゃないでしょうか。

守社
「め、面目ない……アトミック・バズーカは、トメノカミサマの大好きな技なんですけどね!
私への負担が、大きくて大きくて……」 グッタリ

キチガイ沙汰としか思えませんよ、神様の力をジェットエンジンか何かみたいに使うなんて……。
普通は、神様の力……そのほんの一部を、定型文に載せて打ち出すのが普通です。
私が使える奇跡だって、その通りなんですから。

それを、これといった詠唱も定型文も無し。
その上、神様の力を無造作かつ無軌道に使うだなんて……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
なんと言いますか? (今後の親愛度に影響)

A 「体が壊れますよ、耐える為にも体鍛えてください」
B 「体が壊れますよ、神様の力抜きでやれるよう努力するべきです」
C 「体が壊れますよ、今すぐ技を封印するべきです」
D 「体が壊れますよ、あなたの体は玩具じゃないんですよ?」
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

776 :森崎名無しさん:2013/06/01(土) 03:12:09 ID:m73acWFk
D

777 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2013/06/01(土) 07:32:16 ID:g0mQ7T2s
A

778 :森崎名無しさん:2013/06/01(土) 11:54:42 ID:???
>>458
えっと、結局前スレはどうなったんでしょうか?

779 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 14:21:19 ID:???
>>778
本編も進められない状態で、埋めネタを書くのはどうかと思い手をつけていませんでした。
しかしこのままでは、確かに不自然ですね。

埋めて来ましょうか。

780 :森崎名無しさん:2013/06/01(土) 16:03:16 ID:N23E2lb6


781 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 23:47:42 ID:???
A 「体が壊れますよ、耐える為にも体鍛えてください」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
私が提案したのは、無茶な行動に耐える為の体作り。
今更神様の力に頼るのをやめなさい、と言うのも無粋でしょうし……。

それならば、その無茶に耐えうる体作りが必要だと説きました。

守社
「なるほど……そうですね、体作りですか!
やりましょう! そうすれば、二柱の神様もよりやり易いでしょうしね!」 ガッツポーズ

力強く頷いてくれました。
これで、あんな何時体を壊すかわからない様な……
そんな無理無茶無謀の大技を使っても、簡単には壊れない体になるでしょう。

チャ・ザ神
(命……命。
話し合いが終わりました、神社の居間へ集まって下さい。
結果を話しますよぉ……)

そこでチャ・ザ神様からの声が。

守社
「んっ、トメノカミ様?
話し合いが終わったって……じゃあ戻っても構わないんですか!
わかりました、早居が責任持って居間まで案内します! だいじょうぶでっす!」

守社さんも、声を受け取ったみたいですね。

782 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 23:49:20 ID:???
守社
「さぁ行きましょう、ご案内します!」 ガッシ

君代
「手を掴まなくても結構です! うわっ思ったより力強い!?」 ズルズル

守社
「しかし、本当に良かったです!
私、諏訪社中学校に入るって話もあったんですよ!」

君代
「……?」 キョトン

同じ学校はイヤだって、どう言う意味でしょう……?
私の事を、気に入らないだとかでしょうか?

守社
「だって同じ学校だったら、神力の取り合いですよ!
サッカーでは味方同士なのに、私生活では敵同士だなんて無理ですって!

私、そんな器用な人じゃないですからね!」

君代
「……!!」

そうか、神力の喰い合い!

その事は考えていませんでした……そっか、じゃあ。
学校が被らなくて良かった、と思うべきなんでしょうね。

783 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/01(土) 23:50:36 ID:???
一旦ここまで。

784 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/03(月) 03:10:58 ID:???
私、知り合いと潰し合いなんて、したくないですし!
神様の事が関わると、私何するかわからないですから!
興奮しちゃうんですよ、自分でも抑えられなくって!
困っちゃいますよね!

守社さんの……そんな話を聞き流しつつ、居間へ。
チャ・ザ神様の気配を感じて来たは良い物の……なんでしょうかこれ?

チャ・ザ神
(やぁ命、平和に話し合いは終わりましたよぉ。
左の、トリコロールカラーのプラモデルが【トメノカミ】で……
右の、青っぽくと細いプラモデルが【モリヤカミ】ですよぉ命)

君代
「え、なんですかそれは……」

プラモデルに憑く神様。
八百万、にしてもちょっと無理のあるお話しなんですが……。

トメノカミ
(巫女一人に、二人で憑くと負担がねぇ……
非常に不本意だけど、こうやって寄り代を用意しているのさ) カタカタ

モリヤカミ
(そうそう! 別に私達、やりたくてやってる訳じゃないんだよ〜?) カタカタ

君代
「そ、そうなんですか……」

785 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/03(月) 03:13:53 ID:???
こちらに話しかけると同時に、カタカタ動く恐怖のプラモデル。
カタカタしたいのはこっちですよ、不気味ですからこれ!

守社
「それで神様! 交渉はどうなったんですか?」

あ、それは非常に大事ですよね。

チャ・ザ神
(一言で言えば、キッチリと区分けをします)

トメノカミ
(そうだな。 
こちらは花真瀬中学校周辺を、そちらは諏訪社中学校周辺でやればいい) カタカタ

モリヤカミ
(土地からの神力吸収は……現状だとやれるもんなら、やってみろ。
って状態だからね、考えないことにしたんだ〜) カタカタ

君代
「なるほど……私達には何も損のない話ですね」

守社
「私も、花真瀬中学校の外でどうこうする気はないですしね!」

なるほど、これで円満解決――とは行かないのが世の常。

786 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/03(月) 03:15:09 ID:???
チャ・ザ神・トメノカミ・モリヤカミ
(((ただし! 全国大会への切符は話し合い一切なし、全力で奪い合います!))) カタカタカタカタ

君代
「全国大会……? えっ、サッカーの話ですか!?」

守社
「か、関係ないんじゃ……?」

トメノカミ
(甘い、甘いよ早居! 全国にいければ名前が売れる、神力も集められる!!
この権利を年度毎に譲り合うか、それとも奪い合うかで揉めてたんだ!!) カタカタ

モリヤカミ
(ちなみに私は分け合う派だよ! 早居の限界値が、全然足りてないから!) カタカタ

守社
「え、えー……!?」

チャ・ザ神
(他校に負ける可能性も十分にある訳ですし、奪い合いでいいって結論に至ったんですよねぇ。
八百長紛いで全国に出場しても、一回戦で負けるでしょうし)

トメノカミ
(それを言っちゃあお終いさ)

何故か、サッカーの話で揉めていたようです。
……ま、結論として八百長も無く普通にサッカー出来そうなのは良かったですよ。
いや、本当に。

787 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/06/03(月) 03:21:13 ID:???
チャ・ザ神
(……では命、あまり他の神域に入っている訳にも行きません。
結論も出た事ですし、お暇しましょうよ) フワッ

君代
「そうなんですか? ……すいません、お邪魔しました」 ペコリ

守社
「また遊びましょうねー! 今度は負けませんよー!」 ブンブン

プラモデル
(カタカタカタカタ)

巫女である守社さんと、その寄り代であるプラモデルに見送られる帰り道。
……何だか、ちょっと寒気がしました。

チャ・ザ神
(……命、よく聞きなさい。
あの神は気をつけなさい、巫女は無邪気なものですが……
神の方は、結構なトラブルメーカーかもしれませんよぉ……?)

君代
「え、え……やめてくださいよ不吉ですね」

チャ・ザ神
(杞憂で済めばいいんですがねぇ……)

【2月前半】【イベント(休日扱い】を終了します。

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