キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【新たな】私の巫女様X【目標】

1 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/08/11(日) 02:16:47 ID:???
【!注意!】
作者のオリジナルキャラクターっぽいものを中心として進行するスレとなっており、
その上、作者のお気に入りのキャラクターや、作品が多数参加します。
また、リアルサッカーっぽいですがトンデモサッカー枠です。

また、AA(アスキーアート)を使う予定があります。
スレ主としては、2ch専用ブラウザの導入をオススメしております。

【前スレ】
【チャ・ザ神様が】私の巫女様4【見てる】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1344528563/

【ルール】
神様の声が聞こえる巫女さんになって、
本編とほぼ同じく、選択肢を見て適切……あるいは、面白そうな選択肢を選んで進行します。
最終的には、全国の舞台でNo.1になる事が目標……?

【リンク集】
キャプテン森崎まとめ@Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/

私の巫女様 専用Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/93.html

〜前回までの巫女さん〜
君代「育成のターン! 不良共は爆発四散!」
伊藤「チクショウ!」
風華「義兄さん、覚悟!」
菱形「霧月ィィ―――ッ!」
ボランチさん「クリア・マインドォォォォォ!」

886 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/19(火) 01:52:20 ID:???
先着2〜5名様で
★君代 命 "パス" 39+(! card)=★

★暁 "パスカット" 25+(第六駆逐隊+人数+6)+(! card)=★
★響 "パスカット" 23+(第六駆逐隊+人数+6)+(! card)=★
★雷 "パスカット" 23+(第六駆逐隊+人数+6)+(! card)=★
★電 "パスカット" 24+(第六駆逐隊+人数+6)+(! card)=★

【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】

≧2→逆サイドへのパスが通り、亜鈴さんが攻め込む!
=1→弾かれた、しかし菱形先輩がサイドを抜ける!
=0→弾かれた、ボールは諏訪社スローインに。
=−1→弾かれた、ボールは天龍が拾う!
≦−2→完全に奪われた……。

【補足・補正】
接触プレイ時は攻撃側がクラブを出し、守備側もクラブを出した場合、カード出目の悪い方がファールになります。
その際、>>12のルールに従って選手が怪我をする事が。

・【第六駆逐隊(暁・響・雷・電)】
スキル【第六駆逐隊の絆】の効果で能力値が上がっています。

!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。結果確定でも引いてください。
(ageでもsageでもかまいませんが、順番厳守です)

887 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 01:53:10 ID:???
★君代 命 "パス" 39+( スペードK )=★

888 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 01:54:16 ID:???
★暁 "パスカット" 25+(第六駆逐隊+人数+6)+( スペードJ )=★
★響 "パスカット" 23+(第六駆逐隊+人数+6)+( ダイヤA )=★

889 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 02:05:18 ID:???
★雷 "パスカット" 23+(第六駆逐隊+人数+6)+( スペードJ )=★
★電 "パスカット" 24+(第六駆逐隊+人数+6)+( スペードA )=★

890 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/19(火) 02:11:44 ID:???
これが絆か、感動した

今日はここまで。
ちまちまやります。

891 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 09:02:39 ID:???
そろそろガッツがやばくなってきたな。

892 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/21(木) 02:34:10 ID:???
一応
一応山は越えましたけど
また山が来ました
とりあえず、今日は休みます

>>891
現在の命ちゃんガッツは320です……

なお海上中はガッツ300を割った艦が複数存在しています

893 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/23(土) 18:07:09 ID:???
★君代 命 "パス" 39+( スペードK )=52★ *パスフラグ会得*
★暁 "パスカット" 25+(第六駆逐隊+人数+6)+( スペードJ )=42★
★響 "パスカット" 23+(第六駆逐隊+人数+6)+( ダイヤA )=30★
★雷 "パスカット" 23+(第六駆逐隊+人数+6)+( スペードJ )=40★
★電 "パスカット" 24+(第六駆逐隊+人数+6)+( スペードA )=31★

≧2→逆サイドへのパスが通り、亜鈴さんが攻め込む!
――――――――――――――――
海上中監督
「……っ!」
(失敗だったか? いや……経験にしてくれよ、第六駆逐隊)

ほぼ全戦力を、君代 命の攻め上がるサイドへと集中させた防衛網。
跡形もなく崩壊する様は、ベンチで見ていても寒気が抑えられない。

いわんや、それを間近で――当事者として――見せられる恐怖と言えば、計り知れるものでは無い。


「くっ」
(ダメか。 飛べない、完全に逆を突かれた)


「はわわわわ……!」
(目で追うのが精一杯、ってこういう事なのです?)

まず、二人脱落。 
直前で繰り出した君代 命のドリブルを匂わせる、高速サイドステップに釣られた。

一年生とは言え、この二人はスピードに自信がないわけでは無い。
君代 命が繰り出した技のキレが、彼女達にとって未体験の領域にあっただけ。

894 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/23(土) 18:10:02 ID:???
シュンッ!


「な、なによそれ!?」


「そ、そんな……!」

辛うじて逆に飛べた二人も、パスに触る事すら出来ない。
必殺の "カミソリシュート" ほどでは無いが、横回転にかけては優れた勘を持つ彼女のパス。

クク……クククンッ!

守伊 亜鈴
「ナイスパス!」 パシィ

守備側がカット出来るコースを避けつつ、狙った位置へ曲げるパスだって出せるのだ。
それを見た赤城の指示は、流石早かった。

赤城
「……天龍さん、龍田さんは下がってドリブルでの侵入に備えてください!」

天龍
「それしか無さそうだな……! 龍田、龍田? オイ!」

龍田
「わ、わかってる……だぁいじょうぶよぉ……」 ハー、ハー

天龍
(チクショオ、龍田がもう限界だぜ……)

895 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/23(土) 18:11:23 ID:???
守れる人員が、もはや天龍型の二人しかいないと見るやすぐさま1対1に対策を張らせた。
もはやチャンスを作られる前に止める、と言うのは無理と判断したのだ。
大きな慢心を抱えつつも、この辺りは流石に上手い。

それはちゃんと、諏訪社中に数少ない少年も見ていた。

守伊 亜鈴
(カッとなって当たりに来てくれればなー、横に叩いたりしてかわせたのに。
すごく組織力が高いし、あっちのミスで一点ってのは厳しいかなー……)

ドリブルで歩を進めつつ、脳裏ではピッチに絵を描くような気分で考えている。

守伊 亜鈴
(まーでも、シュート撃たせるなりドリブルで仕掛けるなりしないとね)

君代 命
(亜鈴さん……誰も来ないからか、余裕を持ってますね。
今なら指示を出しても、間に合いそうです)

どうしますか?
――――――――――――――――
現在時間:前半23分
君代 命 残りガッツ:340/720
現在フォーメーション: >>782

A 「横の有栖さんへ出して下さい!」 
B 「剣立先輩にクロスを!」
C 「菱形先輩にクロスを!」
D 「私にボールをください!」
E 「亜鈴さん、自分で仕掛けて下さい!」
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

896 :森崎名無しさん:2013/11/23(土) 18:12:34 ID:axPUN6GI
B

897 :森崎名無しさん:2013/11/23(土) 18:26:33 ID:dV0sjMiY
B

898 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/23(土) 19:50:29 ID:???
B 「剣立先輩にクロスを!」
――――――――――――――――

守伊 亜鈴
「やっぱそうだよね!」 バシィッ!

私の指示に素早く従った亜鈴さんは、剣立先輩へ低いクロスを上げました。
当然、ここまで一切プレーに関われていない剣立先輩は全力で飛びます。

剣立 一馬
「ようやく来たチャンス……絶対に! 逃がしはしない!」 ダダッ!

スペード5 = キックローカスト
スペード6 = サンダーディアー

スペード5 + スペード6 =ライトニングブラスト

剣立 一馬
「ウエエエエエエエエエエエエエェェェッ!」 ダンッ!

赤城
(電撃!? いや、何かしらの戦闘システム……!?)
「龍田さんは来なくていいです、天龍さんだけ来て。 撃ち落します!」

天龍
「おう! 天龍様に任せときな!」
(前半の間、少しでも龍田は温存したいからな……ありがたいぜ。
出来ればベンチに戻して欲しいんだが、無理だろうなぁ)

899 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/23(土) 19:57:32 ID:???
剣立先輩が雷鳴の様な気合と共に鋭く飛び、ボールを蹴りつけようとする同時に。

赤城
「第一次攻撃隊、発艦してください! 零戦、お願いね!」 ダァンッ!

天龍
「オレも忘れるんじゃねぇぞっ、肉弾戦に行くならオレを外すなよっ!」 タンッ!

ここまで再三のピンチを跳ね返して来たGK、赤城さんが空に上がった敵を落とさんと宙へ飛び立ち。
すぐ傍で息を整えている龍田さんを休ませようと、自分だけで飛ぶ天龍さんが。

海上中監督
(前半中に、赤城の慢心が無くなればいいんだが……)

有栖 菜々子
(これが防がれると、攻め手が狭まるわねぇ……何とか決めて頂戴、お願いよぉ〜)

両監督(?) の考えが、絡み合い。

剣立 一馬
(ここで決められなくちゃダメだ! 私は何の為にフォワードをやってるのか、わからなくなる!)

赤城
(地方レベルのチームに、失点する訳には……一刻も早く、第一艦隊正GKの座を頂く為にも!)

剣立のストライカーとしての意地と、赤城の意地も交差する!

900 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/23(土) 19:59:20 ID:???
先着2〜3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で

★剣立 一馬 "ライトニングブラスト" 42+(! card)=★

★天龍 "低いクリアー" 30+(人数補正+1)+(! card)=★
★赤城 "零式艦戦52型" 42+(慢心-6)+(人数補正+1)+(! card)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【守備側】
≧2→決まった、1−1の同点だ!
=1→かろうじて弾いた、が命の足元にボールが入る。
=0→弾かれた、ボールは有栖さんが拾う! 龍田さんが来た!
=−1→弾いた! 龍田、必死のクリアー!
≦−2→完全に奪った! 赤城「次のプレーに備えますね」

>>11-13ルール以外の補足・補正・備考】
・【剣立 一馬】
【ライトニングブラスト】には"3"の吹き飛ばし係数があります。

・【正規空母 赤城】
【零式艦戦52型】には"3"の吹き飛ばし係数があります。

901 :森崎名無しさん:2013/11/23(土) 20:00:16 ID:???
★剣立 一馬 "ライトニングブラスト" 42+( ハートA )=★

902 :森崎名無しさん:2013/11/23(土) 20:01:02 ID:???
★天龍 "低いクリアー" 30+(人数補正+1)+( クラブ10 )=★
★赤城 "零式艦戦52型" 42+(慢心-6)+(人数補正+1)+( スペードQ )=★

903 :森崎名無しさん:2013/11/23(土) 20:19:39 ID:???
さすがケンジャキと言わざるをえない。

904 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/24(日) 00:12:19 ID:???
>>903
何でこの展開で点が入らないんですかね……(困惑)

展開を考えるので今日はここまで。
うーん。

905 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/26(火) 02:22:09 ID:???
★剣立 一馬 "ライトニングブラスト" 42+( ハートA )=43★
★天龍 "低いクリアー" 30+(人数補正+1)+( クラブ10 )=41★
★赤城 "零式艦戦52型" 42+(慢心-6)+(人数補正+1)+( スペードQ )=49★

≦−2→完全に奪った! 赤城「次のプレーに備えますね」
――――――――――――――――

ライトニングブラスト。

剣立 一馬の長所である跳躍力と、何故か得意としている空中でのキックを組み合わせた必殺キック。
間違いなく諏訪社中学校の主砲としてナンバーワンであり、長野県大会でも大暴れする筈の技。

しかし、海上艦隊中学校―― 一軍では無いが ――には、彼女が居た。

赤城
「天龍さんは突き飛ばされない事だけを考えてください、私が取ります!」

海上艦隊中学校のGK、赤城。
本来は一軍チームの控えキーパーなのだが、監督の意図で二軍の試合に駆り出された彼女。
控えと言えども、やはりそのプレーは二軍のそれとは違った。

天龍
「よっしゃあ、任せな!」
(欠片も信用されてねぇ……けど仕方ない、このデキじゃ)

赤城
(1-0、しかしPKの一点……この試合追加点は望めません、私が守りきらねば!)

味方の援護を頭から排除し 「もはや自分しか頼れない」と、
すでに慢心と言ってもいい使命感を抱かせるまでの実力を備えている。

906 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/26(火) 02:24:49 ID:???
ガシィィッ!

剣立 一馬
「ウェッ……!?」
(密着された、突き放せない!?)

天龍
「撃ちたいなら、オレを吹き飛ばしてからにしな!」
(これくらいはやらねぇとな……オレだけじゃねぇ、第二艦隊の皆が軽く見られちまう!)

シュート体勢の剣立に、密着するように競り合う天龍。
互いに互いを弾き飛ばせるほどのパワーを出せず、拮抗状態になった所で……。

赤城
「一航戦の誇り、お見せしましょう!」 ブィーンッ!

猛禽の類、いや見えている物から推測するに――戦闘機!
それを思わせる勢いでゴールマウスから飛び出した赤城が、剣立に襲い掛かる。

剣立 一馬
「ウェエッ!?」 バキィンッ!

赤城
「上々ねっ! ……っ!?」 スタッ……カクンッ!
(膝が笑った、燃料切れ!?)

哀れ剣立は叩き落され、ボールは赤城が両手でもってガッチリキャッチしたまま芝生の上に座り込む。
海上中の守備を、崩してはいるものの赤城の守りを崩す事が出来ない。

907 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/26(火) 02:25:53 ID:???
君代 命
「くっ……剣立先輩の必殺シュートでもダメなんて……」

吹き飛ばされた剣立先輩、すぐに起き上がれないみたいです。
自分の得意分野が通用しない哀しみ、解ります。 けど……?

赤城
「……」 ハァ、ハァ……

吹き飛ばした側である筈の、赤城さんがすぐに立ち上がらないのは不自然。
ここまで、ボールを持つや否や射程の長いスローイングで攻撃を指示していただけに一層の違和感があります。

――もしかして、これは。

君代 命
(赤城さんが、バテ始めてる――?)

まだ前半25分、バテるには明らかに早い時間帯ですけど。
ここまで、何度も何度も攻め込んだ成果が出ていると言う事でしょうか?

赤城
「……――ハッ! ボールを回して、チャンスを伺うのよ!」 ビュッ!

雪風
「えっ!?」 パシィ

赤城
「復唱!」

908 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/26(火) 02:28:01 ID:???
雪風
「はっ、はい! ボールを回し、チャンスを伺います!」 バシィ!

赤城
(見られていた……? あちらのキャプテン、名前はなんと言ったかしら……?
見ただけで私の疲労を、見抜かれては居ないと思うけど……取り繕うのは間に合ったでしょうか?)

君代 命
(まちがいない、赤城さんは疲れてる!)

私と視線の合った赤城さんは、すぐさまボールを手放しパス回しを指示しました。
と言う事は……私が赤城さんの疲れを見抜いた事を、悟ったんでしょう。
だからああして、慌ててボールを手放したと。

なら……!
――――――――――――――――――――――――――
現在時間:前半25分
君代 命 残りガッツ:340/720
現在フォーメーション: >>782

どうしますか?
A 「ラインを上げますよ!」 DFも参加させ、パスワークを遮断しにいく
B 「全力でボールを追ってください、押し込みますよ!」 陣形そのままで追い回させる
C 「無理せずボールを追ってください!」 普段通りに守らせる
D 「ほどほどにお願いします!」 控えめに追わせる
E 「……後半に賭けましょう!」 前半を流させる
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

909 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/26(火) 02:32:13 ID:???
短いですが今日はここまで。

再確認事項
・今回からハーフタイムのガッツ回復は基本的に「100」となっております。
・ベンチに居るメンバーは1分で5づつガッツが回復します。
 ややこしいので次回からは10でいいのかも。

910 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 08:48:41 ID:+jfTQ0Y6
A

911 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 09:50:34 ID:2xDvlteY


912 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/27(水) 02:24:31 ID:???
A 「ラインを上げますよ!」 DFも参加させ、パスワークを遮断しにいく
――――――――――――――――――――――――――

君代 命
「ラインを上げます! 前半で追いつきますよ!」 ダッ!

赤城
「うっ……」
(やはり、見られていた? ……いや、負けている側が積極的に来る事はよくある事。
 私の疲労が見抜かれていた、とすぐに結びつけるのは早計ですね)

積極策に出た私を見て、赤城さんの表情に焦りが見えます。
この作戦でいいのでしょう、相手の嫌がる事が出来ているんですから。

黒咲 明堂
「フフン……いい考えだ、乗るぞ!」

橘 風華
「ですね。 こうも攻めて無得点だと気が重たくなりますし、仕掛けましょう」

仁科 美月
「ラインを上げる……? 前に出て、ボールを追いかけっこするのです?」

君代 命
「平たく言えばそうですね!」

ディフェンスラインの皆さんは、普段から私と接している方々と言う事もありすぐに賛同してくれましたね。
美月さんが意図を理解していない感じでしたが、少し説明すれば納得してくれました。

913 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/27(水) 02:28:41 ID:???
さて、中盤の皆さんは……?

有栖 桃子
「言われなくても追うわよ、菱形先輩行くわよ!?」

守伊 亜鈴
「守備は上手くないんだけどなー、数合わせにはなるんじゃないかなって」

菱形 咲夜
「そうね……ディフェンダーも上がって来てるんだもの、行くしかないわね。
剣立、あなたも走って走りぬくのよ!」

剣立 一馬
「はっ、はい!
(あのチャンス、決めきれてさえ居れば……くそっ!)

攻撃陣の皆さんも、有栖さんに引っ張られるように追いかけます。
……3年の皆さんに良い所がありませんね、今日は。
傷ついてないといいのですが。

ボランチさん
「言われるまでもない。 奪いに行く」

守伊 優羽
「ん……!」

ボランチの二人も、やる気マンマンで追いかけます。
ゴールキーパーを除いた10人で、相手のパスワークを切り崩しに行く。
その結果は……!

914 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/27(水) 02:29:46 ID:???
先着 1〜2名様で
――――――――――――――――――――――――――
★何分経過した?→! dice★
★状況はどうなった?→! card★

JOKER→ ラッキー! 経験の浅いDFからボール奪取!
ダイヤ→ 疲れの見える相手ボランチ前でボールを奪った!
ハート→ 相手ボランチにプレスが掛かる!
スペード→ こちらの中盤底まで持ってこられた、止めないと!
クラブ→ 相手FWまで繋がれてしまった、ピンチ!
クラブA → 痛恨のミス、DFの裏にボールが入ってしまった……

//短いですが今日はここまで。
//E-4、ダメでした。

915 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 07:20:09 ID:???
★何分経過した?→ 2
★状況はどうなった?→ ダイヤ4

916 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/29(金) 00:50:50 ID:???
★何分経過した?→ 2 ★
★状況はどうなった?→ ダイヤ4 ★

前半27分、ダイヤ→ 疲れの見える相手ボランチ前でボールを奪った!
――――――――――――――――――――――――――
-side 命-

海上艦隊中の武器は、中学生としては非常に高いレベルで統一された組織力でしょう。
特に仲の良い選手同士では、互いを補い合い実力以上のプレーを見せる事すらありました。

しかし、その連携が繋がっていません。 原因は――疲れです。


「……」 フラフラ


「あうう……燃料が足りないのです……」

龍田
「あと、5分……よぉ……」 ゼーゼー

天龍
「そうだ、頑張ろうぜ龍田!」
(そういうオレも燃料切れ寸前……くそっ、飛ばしすぎた!)

赤城
「パス回しが遅いですよ、もっと早く! 大きくしてください!」
(膝が笑う……汗が止まらない……!?)

パスで逃げるにおいて必要な、後ろの体力がついて来ていませんね。
前にボールを送ろうにも、正確にロングボールを蹴れる龍田さんが疲れているんだからそうも行かないでしょう。

917 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/29(金) 00:52:15 ID:???
その場しのぎのパスは、2分ともたず終了しました。

ボランチさん
「貰った……!」 パシィ!

雪風
「ああっ!?」

島風
「おううっ!?」

サイドプレイヤーの一年生二人が、見るに見かねて下がった所……。
渡りに船と送られたパスを、ボランチさんがパスカット。
すぐに私は口を開き、ボランチさんに指示を出します。

君代 命
「亜鈴さんを使ってください!」

ボランチさん
「わかった……」 パシンッ

守伊 亜鈴
「オッケー、ナイスパス!」 パシィ

亜鈴さんを選んだのは簡単な理由で、一番ボールに触っていないから。
元気よくドリブルを始めた亜鈴さんに、海上中のボランチ二人が当たります。

918 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/29(金) 01:03:10 ID:???
龍田
「いかせない……わよぉ……」 フラーッ

天龍
「第六駆逐隊にも赤城にも頼れねぇ、オレが止めてやる!」

守伊 亜鈴
「流石に抜かないと、前半無得点じゃカッコつかないしね。
ふらのの魔法使い、今は諏訪社の魔法使い……守伊 亜鈴がいくよ!」

疲労感の漂う二人が、体が重そうな雰囲気で迫ります。
対する亜鈴さんは元気なもので、軽口を叩く余裕まである様子。

守伊 優羽
(自分で自分の事を魔法使いって名乗るなんて、ヘンなの)

その弟の様子を、ちょっと冷めた目で見るのはお姉さんの優羽さん。
ここで抜いて、疲れの見えた赤城さんから一点もぎ取りたい所ですが……。

海上中監督
(この試合、勝つ事が目的ではない。 ましてや今日の赤城で完封出来てしまうのが一番マズイ)

有栖 菜々子
(明らかにナメてかかってるGKから点を取れないようじゃ、全国に行くのは無理よねぇ〜)

919 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/29(金) 01:04:12 ID:???
先着2〜3名様で
★守伊 亜鈴 "ドリブル" 32+(魔法の王子様+1)+(! card)=★

★天龍 "タックル" 30+(絆・人数・疲労+2)+(! card)=★
★龍田 "タックル" 25+(絆・人数・疲労+2)+(! card)=★

【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】

≧2→抜いた抜いた、後は第六駆逐隊のみ!
=1→弾かれた、しかし菱形先輩が持ち上がる!
=0→弾かれた、ボール雪風さんと消えていた美月さんが競り合う!
=−1→弾かれた、ボールは雪風さんに跳ねる!
≦−2→完全に奪われた……。

【補足・補正】
接触プレイ時は攻撃側がクラブを出し、守備側もクラブを出した場合、カード出目の悪い方がファールになります。
その際、>>12のルールに従って選手が怪我をする事が。

・【天龍型(天龍・龍田)】
スキル【天龍型の絆】の効果で能力値が上がっています。
ダイヤ・ハート時【ツインタックル】が発動して【+2】されます。

・【守伊 亜鈴】
ダイヤ時、【軽快なドリブル】が発動して+2。

!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。結果確定でも引いてください。
(ageでもsageでもかまいませんが、順番厳守です)

920 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/29(金) 01:49:26 ID:???
今日はここまで〜。

921 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 06:46:53 ID:???
★守伊 亜鈴 "ドリブル" 32+(魔法の王子様 +1)+( ハート3 )=★

922 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2013/11/29(金) 07:43:48 ID:???
★天龍 "タックル" 30+(絆・人数・疲労+2)+( ハート10 )=★

923 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 17:34:16 ID:???
★龍田 "タックル" 25+(絆・人数・疲労+2)+( スペード7 )=★

924 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/11/30(土) 02:12:58 ID:???
天龍ちゃんの涙ぐましい努力

明日更新します。

925 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/01(日) 03:26:42 ID:???
★守伊 亜鈴 "ドリブル" 32+(魔法の王子様 +1)+( ハート3 )=36★
★天龍 "タックル" 30+(スキル+2)+(ツインタックル+2)+( ハート10 )=44★
★龍田 "タックル" 25+(絆・人数・疲労+2)+( スペード7 )=34★

≦−2→完全に奪われた……。
――――――――――――――――――――――――――
-Side 天龍-

体が重い……久しぶりの試合ではしゃぎすぎたせいか、燃料がヤベェ……。
龍田はもっとやばいんだろうが、言ってられる場合じゃねぇ。

背中を守る第六駆逐隊は、一年だって事もあって頼れねぇ。
相手が悪い、ってのはオレだって気付いてるが……真剣勝負にそんな言い訳通じないからな。

守伊 亜鈴
(どう抜こうかなー?)

オレ達を抜こうとドリブルを仕掛けてくる、この優男……コイツだって通したら、第六駆逐隊じゃ安心できねぇ。 
龍田を引きずってでも、ここで止めるしかないって事かよ!

天龍
(龍田、陽動は頼むぜ。 オレが止める) クイッ

龍田
(わかったわぁ、お願いね天龍ちゃん) コクッ

龍田相手なら、お互いやりたい事はすぐ通じる。 伊達に長い間、相棒としてやって来てねぇぜ?

926 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/01(日) 03:29:02 ID:???
龍田
「いくわよぉ〜」 タンッ……

守伊 亜鈴
「おっと! あぶないなー」 ヒョイッ

龍田
「や〜ん……」

何時にも増して緩慢な動きで、龍田が相手にタックルを仕掛ける。
勿論、あんな見え見えでスピードもないタックルじゃ……ボールは奪えない。

だが、オレにとっちゃ最高のタックルだ。 だって、逃げた場所は……。

天龍
「天龍様の守備範囲だぜ、ボールを寄越しな!」 ズザザザァッ、バチィッ!

守伊 亜鈴
「うわ、うわわわっ!? 取られたぁ!?」 

天龍
「よっしゃあっ!」 ガッツポーズ

よし、攻撃を止めた! この後は……!?

927 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/01(日) 03:30:29 ID:???
赤城
「上々です、前半は逃げ切ります! すぐにパスを!」

天龍
「たりめーだ、もう止まってて殺られるのは御免だからな!」 バシィッ!

雪風
「ナイスパスです! このボールは、失えません!」

第一艦隊所属の赤城も、疲労が隠せない感じかよ……クソッ!
オレも含めて、皆疲労でガタガタだぜ。 頼むぜ、早く終わってくれよ!
――――――――――――――――――――――――――
先着 1〜2名様で

★何分経過した?→! dice★(4以上が出た場合、無条件でハーフタイムへ)
★状況はどうなった?→! card★

JOKER→ ラッキー! 経験の浅いDFからボール奪取!
ダイヤ→ 疲れの見える相手DF前でボールを奪った!
ハート→ 相手ボランチにプレスが掛かる!
スペード→ こちらの中盤まで持ってこられた、止めないと!
クラブ→ 相手FWに高いボール、中盤省略だ!
クラブA → 痛恨のミス、DFの裏にボールが入ってしまった……

現在
前半 28分 ロスタイム:二分

928 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/01(日) 03:32:57 ID:???
少なくて申し訳ない、今日はここまでです。

E-4ダメだった提督多すぎませんかね?
逆にE-5突破できた提督さんは、森崎板に居るんでしょうか?
居たら是非教えてください、武蔵さん欲しかった……。

929 :森崎名無しさん:2013/12/01(日) 08:27:52 ID:???
★何分経過した?→ 6 ★(4以上が出た場合、無条件でハーフタイムへ)
★状況はどうなった?→ ハート8


930 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/01(日) 23:59:59 ID:???
★何分経過した?→ 6 ★(4以上が出た場合、無条件でハーフタイムへ)
★状況はどうなった?→ ハート8 ★

→前半終了、ハーフタイムへ
――――――――――――――――――――――――――
-Side 命-

高雄
「愛宕さん、ダメです! 攻撃は捨てましょう!」

愛宕
「そうねぇ、このままじゃやられちゃうわ……雪風ちゃん、こっちにボールを下さい!」

雪風
「た、助かります!」

海上中はついに、FWまで加わっての時間稼ぎへと入りました。
FWと言う割に、やたらとパスの上手いこの巨乳ツートップが……。

愛宕
「ええいっ!」 バシィッ!

高雄
「こちらですよ!」 バシーンッ!

効果的なパスに基点となり、必死にボールキープ。
そのまま、ロスタイムまで終わり……。

931 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/02(月) 00:02:08 ID:???
鳳翔
(時間ね)

ピィイイイイイイーッ!

君代 命
「く……前半で一点が欲しかった……!」

私自らのミスで与えた一点、返しておきたかったですが……。
結局逃げ切られてしまい、前半終了の笛がフィールドに鳴り響きます。

赤城
「ほっ……。
(助かった……たっぷり食べなくちゃ、この一点を守りきるしか、勝ちは無いわ)」

龍田
「ふぅ〜……。
(ペース配分は完全に失敗ねぇ、ボランチは誰がやるのかしら?)」


「う……。
(り、立派なレディーなハズの私が、何も出来てないわ)

愛宕
「やったわね、うふふ♪
(と言ったものの、PK以外じゃ点が取れないのは問題ねぇ)

相手チームの顔には、一様に安堵の表情が……。
点を取れる所で、逃がしてしまった形ですからね……仕方ないですか。

932 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/02(月) 00:04:29 ID:???
フィールドから離れ、またあの異様に清掃の行き届いた、アウェーチーム用控え室に。
試合状況は思わしくなく、皆さんの表情は暗い状態。
特に……。

崎詠 富留
(うう、失点しちゃった……と言うか私、相手のGKより数段格下だし……) ドヨーン

有栖 桃子
「うぐぐぐ……あの高慢女ぁ……!」 ムカムカ

菱形 咲夜
「……」
(私は、毎度毎度、何度同じミスをすれば……!) ウツムキ

剣立 一馬
「ひ、菱形さん……」 オロオロ

この三人は精神状態が、良くないみたいです。

チャ・ザ神
(命の精神状態だって、良いとはとても言えませんけどねぇ?
このまま行ったら戦犯、逆MVP。 はっきりとそう書かれてますよぉ?)

……チャ・ザ神様に隠し事は出来ませんね。
私の心も平静とは、言い難い状態ですから。 自分の情けなさに、腹が立ちます。

チャ・ザ神
(勝っても負けても良い試合です、もっと軽く考えては?)

933 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/02(月) 00:05:50 ID:???
私はキャプテンですよ、そんないい加減に考えられませんよ!

チャ・ザ神
(そういうものですか……)

そうです。 ……さて、どうしましょうか?
――――――――――――――――――――――――――
第一声を選択してください。
現在フォーメーション: >>782

A 個人に話しかける(話しかける相手を選択してください)
B 負けているが一点差、取り返せばいいと鼓舞する。
C 相手GKが良すぎる、仕方ないとなだめる。
D 攻め手が不甲斐無さ過ぎる、叱責する。
E PKを与えて申し訳ない、と謝罪する。
F 作戦変更する。
E 自由選択肢(内容も添えてください、内容によってはGM拒否)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)


934 :森崎名無しさん:2013/12/02(月) 00:15:04 ID:ff3FG5ko
B

935 :森崎名無しさん:2013/12/02(月) 00:18:18 ID:ERAVWWMQ


936 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/02(月) 02:53:57 ID:???
B 負けているが一点差、取り返せばいいと鼓舞する。
――――――――――――――――――――――――――
-Side 命-

有栖 桃子
「当然よ! 点取りまくって、あのGK炎上させるわよ!」 イライラ

菱形 咲夜
「まぁ……そうね。 相手DFはそんなに上手くない、チャンスはいくらでも作れるわよ」

剣立 一馬
「GKが良くても、体力は無限じゃない。 何度でも攻めて陥落させましょう!」

守伊 亜鈴
「基本だけどそれしかないねー、いいGKから点を取るにはさ」

取り返せばいい……の言葉は、攻撃陣の皆さんからは支持されたみたいです。
ただ、守備陣はあまり乗り気じゃないようで……。

黒咲 明堂
(あの反則が無ければ、私が止めてたと思うんだがなぁ……まぁ、考えてもどうしようもないがね)

崎詠 富留
(良く考えたら、PKでの失点って私の責任じゃない……よね?
ああっでも、散々ピンチの芽を摘み取って貰えたし、やっぱり私も悪い?)

特に明堂さんは、何処と無く納得いってなさそうな雰囲気を背負っていました。

937 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/02(月) 02:55:03 ID:???
そう言えば、監督役の菜々子先輩は……?

有栖 菜々子
「……」 ニヨニヨ

ああ……何時も通り、胡散臭い笑顔を浮かべてる……。
話しかけないと、何も言う気は無さそうですね。
――――――――――――――――――――――――――
どうしますか?

A フォーメーションチェンジ (更に分岐します、内容直接指定も可)
B ポジションチェンジ (更に分岐します、内容直接指定も可)
C 個人と会話する (残り二回)
D 特に変更はなし、後半へ! (海上艦隊中ミーティングへ)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

938 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/02(月) 03:09:58 ID:???
現在フォーメーション: >>782 能力値 >>555

ガッツ一覧表
君代 命 440/720  有栖 桃子 470/600
有栖 涼 500/500  黒咲 明堂 520/620
仁科 美月 620/620  橘 風華 520/520
菱形 咲夜 420/650  剣立 一馬 500/600
守伊 亜鈴 520/520  守伊 優羽  490/550
ボランチさん 490/550  崎詠 富留 560/560  
雨野 恵 590/590  南波 一枝 500/500  
村澤 450/450  シスターズ2・3 400/400

今日はここまで。
あれっ、提督居ない?


939 :森崎名無しさん:2013/12/02(月) 09:45:50 ID:ff3FG5ko
C 明堂

940 :森崎名無しさん:2013/12/02(月) 09:53:50 ID:ERAVWWMQ
C明堂

941 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/03(火) 17:01:44 ID:???
C 個人と会話する (残り二回)
→黒咲 明堂
――――――――――――――――――――――――――
-Side 命-

黒咲 明堂
「……なんだ、どうした? 体力ならある程度回復した、後半いけるぞ
それともなんだ、お姉さんとお話したくなっちゃったか?」 クックッ

不満そうだった明堂さんですが、直接声を掛けると引っ込めましたね。
機嫌が良い……とまでは行かないみたいですが。

黒咲 明堂
「しかし、なんだな。
押してる筈なのに点が入らない試合展開は、イライラするもんだなぁ?」

君代 命
「そう言う事もありますよ……」

黒咲 明堂
「解ってはいるさ。
……私も得点力を身につけるべきなのか、悩む程度にはな。
剣立先輩しか、シュート上手いのが居ないのは辛いだろう?」 フン

い、一応私もカミソリシュートがあるんですけどね……。

黒咲 明堂
「勘弁してくれ、お前がベンチに行ったら守れる物も守れなくなる」

942 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/03(火) 17:05:17 ID:???
明堂さんなりに、サッカー部の事を考えてくださってる……みたいですね。

黒咲 明堂
「ま、今は試合だな。 くっくっ……」

何時もの含み笑い。
会話の隙間……今が会話を投げるチャンスですね。
――――――――――――――――――――――――――
何を話しますか?

A 「後半、どう戦いましょうか?」
B 「試合後、大会までの一月で何を鍛えたいですか?」
C 「PK与えて、すいませんでした」 謝る
D 明堂さんが話を振って来るのを待つ。
E 「胸触ってもいいですか?」
F 自由選択肢(内容によってはGM拒否)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)


943 :森崎名無しさん:2013/12/03(火) 17:31:40 ID:1NTD7IT+
C

944 :森崎名無しさん:2013/12/03(火) 17:32:07 ID:bL3DOXAc


945 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/03(火) 19:18:33 ID:???
C 「PK与えて、すいませんでした」 謝る
――――――――――――――――――――――――――

黒咲 明堂
「阿呆」 スコーン

君代 命
「いてっ」

私の謝罪に、帰って来たのは妙に早いチョップ。

黒咲 明堂
「確かに私なら、あの攻撃を凌げるとは思ってたが……。
人の上に立つ者が、結果も出ない内からホイホイ頭を下げるな、全く」

君代 命
「は、はぁ……」

黒咲 明堂
「それだけか? だとしたら、もっとどっしり構えてろ。 
反省は負けてからで十分だぞ、んー? くくくっ」

君代 命
「は、はい」

軽々しく謝ったのは、明堂さんの気に召さなかったみたいですね。
……その割にはなんだか、口の端がひくひくしてますけど。

946 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/03(火) 19:20:05 ID:???
黒咲 明堂
「そうか。 なら、ちょっと耳を貸せ」 グイッ

君代 命
「ひゃっ!?」

明堂さんの手が、私の腰に回され。
アッ、と言う間にその胸に引き寄せられました。

おもちが、胸のおもちが当たって……!

黒咲 明堂
「ありがとうな。 私なんかを、気遣ってくれたんだろう?
少し不愉快だったのは確かだが、お前の言葉でお釣りが出たさ」 ウィスパー

私の耳元で囁くような言葉は、私への感謝。
……なんだ、明堂さん嬉しいんじゃないですか!

黒咲 明堂
「後半、任せておけ? 空中戦は私の領域だ、体力が保つ限り叩き落してやる」 ハム、レロォッ

君代 命
「はうっ!?」

け、決意表明と同時に私の耳たぶを口に含んで!
しっ、舌で転がされた!? ぞくぞくとした、感じちゃいけない感情が耳から背筋へ流し込まれっ……!

947 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/03(火) 19:22:02 ID:???
ボランチさん
「二人とも。 何時までくっついてる?」

君代 命
「〜〜〜〜〜〜っ!!」 バッ

黒咲 明堂
「あん、つれないなぁ? くくくっ♪ なんでもないさ、なぁ命?」

君代 命
「ひゃ、ひゃいっ!」

何時の間にか近くに来ていた、ボランチさんの声で。
明堂さんの拘束から解放されました。 あ、あぶなかった……!
あのままされてたら、なんか、ダメでした!

チャ・ザ神
(いいぞいいぞ、もっとやってください。 流石に気分が高揚しますよぉ)

ああ、もう! チャ・ザ神様はーっ!

ボランチさん
「命。 悩みなら、何時でも聞く。 顔が赤い、大丈夫?」

君代 命
「だっ、大丈夫です!」

948 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/03(火) 19:23:39 ID:???
心配そうなボランチさんの目線を感じながら、何とか意識を冷却します。
胸がドキドキする、なんだったんでしょう……?

………
……


よし、冷えました!
さて、どうしましょう?

有栖 菜々子
「百合が、花をつけている……♪」 ニヨニヨ

ひぃっ、菜々子先輩の目線が何か怖い! ねっとりしてる!
――――――――――――――――――――――――――
どうしますか?

A フォーメーションチェンジ (更に分岐します、内容直接指定も可)
B ポジションチェンジ (更に分岐します、内容直接指定も可)
C 個人と会話する (残り一回)
D 特に変更はなし、後半へ! (海上艦隊中ミーティングへ)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

949 :森崎名無しさん:2013/12/03(火) 20:23:09 ID:TkswlGG2
C 剣立
シュートまでいけるなら決めるだけ

950 :森崎名無しさん:2013/12/03(火) 21:02:19 ID:bL3DOXAc
C 剣立

951 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/05(木) 01:45:38 ID:???
肘の痛みが寒さでぶり返したのでお休みします。

952 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 01:36:45 ID:???
C 剣立 一馬
――――――――――――――――――――――――――
君代 命
「剣立先輩!」

剣立 一馬
「ん? どうしたの?」

菱形先輩を元気付けていた、剣立先輩。
私が話しかけると、それを中断して向き直ってくれました。

今日の試合、剣立先輩のプレーはたった一つ。
得意としている、高い打点のシュート……赤城さんに阻止されてましたけど。

ただ、その失敗を引きずっている様子はありませんね。
そんな剣立先輩に、振るべき会話は……?
――――――――――――――――――――――――――
何を話しますか?

A 「後半、どう戦いましょうか?」
B 「試合後、大会までの一月で何を鍛えたいですか?」
C 「剣立さん、数打って行きましょう」
D 剣立先輩が話を振って来るのを待つ。
E 「胸触ってもいいですか?」
F 自由選択肢(内容によってはGM拒否)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

953 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 01:40:14 ID:hmrm9Wr2
B

954 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 01:40:16 ID:???
//更新不安定でホント、申し訳ありません……

955 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 01:42:24 ID:0Q3EX3Jo
C

956 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 01:42:35 ID:1q+KhDpQ
B

957 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 02:05:16 ID:???
B 「試合後、大会までの一月で何を鍛えたいですか?」
――――――――――――――――――――――――――
私が聞いたのは、長野県大会までの練習方針。
試合内容は、サッカー経験の浅い剣立先輩に聞くのは……上手くないでしょうし。

なにより、力の剣立先輩。 技の菱形先輩ですからね。
頭脳労働は、あまり得意そうではなさそうですし。

剣立 一馬
「あ、そっか……この試合が終わって、一月もすれば大会なんですね。
そして、私の最初で最後の大会になる……って訳ですか」

君代 命
「そうなりますね……」

そう。
菱形先輩、剣立先輩の元陸上部コンビ。
それに、有栖の涼先輩は三年生……次が最初で最後の、大会です。

剣立 一馬
「まぁ私達三年生は、それまで別の部活で活動してた人しか居ないしね。
二年生が責任を感じるところじゃないし、大丈夫ですよ」

そう言えば、陸上部の二人は陸上の分野でいい成績を……持ってるんでしたっけ?
涼先輩も、新体操の分野でそこそこいい所まで行った……とか有栖の桃子さん、言ってましたし。

剣立 一馬
「陸上は、個人競技だったからなぁ。 私は、サッカーの方が向いてる感じかな……?
力を合わせて勝利に走る! って感じが……」

958 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 02:09:03 ID:???
剣立 一馬
「となると、やっぱりチームが勝つ為にどうするか考えなくちゃなぁ」 ウーン

考え始めた、剣立先輩。 その結論は……?
――――――――――――――――――――――――――
先着一名様で
★チャ・ザ神(シュート以外に伸ばす意味はあるのでしょうか?)→! card★

JOKER→切り札は? 自分だけ! 任意のカードに変化可能。
ダイヤ・ハート→「やっぱりシュートですね」
スペード→「ネタは無いですけど……地上から必殺技が欲しいですね」
クラブ→「せりあいを伸ばしたいですね」
クラブA→「タックルを」 「やめろ剣立!」

959 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 02:10:05 ID:???
★チャ・ザ神(シュート以外に伸ばす意味はあるのでしょうか?)→ ダイヤJ

960 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 03:59:20 ID:???
★チャ・ザ神(シュート以外に伸ばす意味はあるのでしょうか?)→ ダイヤJ ★
ダイヤ・ハート→「やっぱりシュートですね」
――――――――――――――――――――――――――

まぁ、そうなっちゃいますよねぇ……。

剣立 一馬
「全国には凄いGKが、いるんだなって思いましたね。
そうなると、サッカーって……点を取れなきゃ、勝てないじゃないですか」

君代 命
「そうですね、一点は無いと勝てません」

私はどちらか言えば、守備のサッカーが好きなんですけどね……。

剣立 一馬
「なら、例え少ないチャンスでも一発で決めきれるシュートが欲しいです!
だから……見て下さい、私の、練習!」

どうやら、相手GKである赤城さんのセービングを見て、気合入ってるみたいですね。
いい傾向です、 剣立さんのシュート力 × ガッツ = 諏訪社中学校の得点力 ですし。

君代 命
「試合後、改めて育成計画は考えます。 なので、あんまり期待はしないで下さいね?」

剣立 一馬
「無理強いはしませんよ!」 アハハ

この場での即答は避けておきましょう。 どうなるかわかりませんし、ね。

961 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 04:03:14 ID:???
剣立先輩との話を終え、ホワイトボードの前へ戻った私。
……後半開始の時間が、近づいていますね。
――――――――――――――――――――――――――
どうしますか?

A フォーメーションチェンジ (更に分岐します、内容直接指定も可)
B ポジションチェンジ (更に分岐します、内容直接指定も可)
× 個人と会話する (残り回数切れ)
D 特に変更はなし、後半へ! (海上艦隊中ミーティングへ)
(IDの確認出来る書き込みで、先に二票入った選択肢で続行します)

現在フォーメーション: >>782 能力値 >>555

ガッツ一覧表
君代 命 440/720  有栖 桃子 470/600
有栖 涼 500/500  黒咲 明堂 520/620
仁科 美月 620/620  橘 風華 520/520
菱形 咲夜 420/650  剣立 一馬 500/600
守伊 亜鈴 520/520  守伊 優羽  490/550
ボランチさん 490/550  崎詠 富留 560/560  
雨野 恵 590/590  南波 一枝 500/500  
村澤 450/450  シスターズ2・3 400/400

今日はここまで。

962 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 09:14:59 ID:Cqk5DcMo


963 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 11:22:03 ID:1q+KhDpQ
D

964 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/08(日) 13:19:57 ID:???
あ。
次スレ案募集中です。

天麩羅
【】私の巫女様Y【】

965 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 14:59:28 ID:???
【新チームの】私の巫女様Y【課題】

966 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/09(月) 03:50:06 ID:???
12/9はお休みします
スレタイ案は引き続き募集中


967 :森崎名無しさん:2013/12/09(月) 16:14:15 ID:???
【強敵か】私の巫女様Y【自滅か】

968 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 20:11:52 ID:???
D 特に変更はなし、後半へ! (海上艦隊中ミーティングへ)
――――――――――――――――――――――――――
-Side 命-

君代 命
「ん……時間ですか」

剣立先輩との話が一段落し、壁に掛けられた質素な時計を見ると後半開始が迫っていました。

君代 命
「練習試合とは言え、始めての対外戦です!
相手GKは堅いですが、隙も沢山あります……点を取って、勝ちますよ!」

私の号令と共にフィールドへと、飛び出して行く私とチームメイト。
そこには……。

霧島
「はじめまして。 私、金剛型 4番艦 戦艦の霧島です。
さぁて、どう出て来るかしら?」

愛宕さん、高雄さんのツートップが……新しく出て来た、霧島さんのワントップに。
黒髪をボブカットで揃え、知的にメガネを掛けた人ですね。

そう言えば、先ほど剣立先輩と練習をしていた人でしたか?
……殺気がどうとか、言ってた人でしたっけ。

インテリ……って、なんなんでしたっけ? 知的?

チャ・ザ神
(インテリヤクザって言葉がですねぇ、命)

969 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 20:17:27 ID:???
中盤に目を向ければ、前半でバテていた天龍、龍田さんがベンチに消えていました。
空いたボランチには……えっ!?

高雄
「な、何よ……? て、点を取るのを諦めた訳じゃ、ないわよ?」

愛宕
「私達、希望はフォワードなのにねぇ……」 ガックリ

ツートップだった高雄さん、愛宕さんがそのままの形で、ボランチまで下がっていました。
……ボランチまで、攻撃参加するつもりでしょうか?

その、少し前には……。

五十鈴
「五十鈴です、水雷戦隊の指揮ならお任せ。 全力でて、じゃない!
監督を勝利に導くわ……よろしくね」 ニヤリ

ダブルボランチを助けるかのように、五十鈴さんが入っていました。
腰まで伸びようかというような、濡れ鴉のように美しい黒髪を、ツインテールで纏めた人です。

チャ・ザ神
(ふんふむ。 霧島嬢も五十鈴嬢も、おもちが豊かで大変宜しいですねぇ) ワキワキ

み、見えないからって手をわきわきさせないで下さいよ! チャ・ザ神様!?

970 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 20:18:52 ID:???
ち、チャ・ザ神様は放っておいて……。
相手のフォーメーションは、こんな感じになりましたね。

4-5-1……守備に気を使った陣形、と言った所でしょうか?

海上艦隊中学校 (4-2-3-1 3V)
┏━┳━┳━┳━┳━┓12 霧島(二年)   IN
┃□┃□┗━┛□┃□┃13 五十鈴(二年) IN
┃□┗━━12━━┛□┃09 島風 (一年)
┃□□□□□□□□□┃08 雪風 (一年)
┃■■■■■■■■■┃11 愛宕 (二年)
┃■09■■■■■08■┃10 高雄 (二年)
┣━━━━13━━━━┫05 電 (一年)
┃■■■11■10■■■┃04 雷 (一年)
┃■■■■■■■■■┃03 響 (一年)
┃□04□□□□□05□┃02 暁 (一年)
┃□┏━02━03━┓□┃01 赤城 (二年)
┃□┃□┏━┓□┃□┃
┗━┻━┻01┻━┻━┛

ベンチメンバー (判明済み)
07 龍田 (二年)
06 天龍 (二年)

971 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 22:12:37 ID:???
-Side 海上艦隊中学校 監督-
〜ロッカールーム〜

艦娘達がそれぞれ重い表情で、前半を終え帰って来た。
相手は昨年、長野県大会にて二回戦負けを喫したと聞いていたチーム。
長野県立 諏訪社中学校。

"様々な事情で" 
対外試合をめったに行えない我々は、
龍田の紹介で、このチームを長野から招待する形で練習試合を行った。

第一艦隊を用いず、第二艦隊と新しく入った駆逐艦 ――全員一年生だ―― でこれを迎え撃つ事とした。
北方海域、キス島沖の事を考えれば……駆逐艦の育成は、遠からず必須だったからだ。

しかし……その結果は芳しいとは言えない。

第六駆逐隊 ――期待の駆逐艦隊だ―― は、相手キャプテン"君代 命"に良いようにやられている。
島風、雪風も同じようなものだ。 まるで歯が立っていない。

天龍、龍田は第一艦隊の三年生が卒業すれば、すぐにでも第一艦隊へ組み込まれる筈だ。
その二人が、荒い息をつきながらベンチに座り込み、飲料を喉に流し込んでいる。
あの様子では、すぐに後半戦出す訳には……行かないだろう。

愛宕、高雄は……相手の不注意で得た、ペナルティキックでしか点を取れていない。
フォワードとしては、得点力に欠ける。 船としても、火力に欠けると解ってはいたが……。

本来は第一艦隊、第三のゴールキーパーである赤城は……。

972 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 22:35:28 ID:???
赤城
「ふぅ……食べねば」 ガツガツガツガツ

……一心不乱に食べ、飲む事で、磨り減った体力を戻している。
その表情にはありありと "体力さえあれば失点はしない" と言った意思が、現れている。
自信があるのはいいが、自信過剰すぎる。

加賀と並んで、一航戦はプライドと責任感が高すぎる。
だから実力では互角でも、龍驤(りゅうじょう)を正ゴールキーパーにせざるを得ないのだ。

対外試合を通じて、その自信を剥がして欲しかったが……。
ここまで散々攻め立てられているにも拘らず、無失点で来てしまった。

何もかもが上手く行かない……だが、そんな事は何時もの事だ。

資源を出し渋りされる事なんか、何時もの事だろう。
あまつさえ、未完成で何の役にも立たない、超弩級戦艦を送りつけられた時より、まだマシだ。

さぁ、不安そうな目で見上げる、可愛い艦娘達に指示を出さなければ……。

海上中監督
「……天龍、龍田」

天龍     龍田
「はい……」 「ハァ、ハァ……はい」

海上中監督
「前半は大暴れしたな。 だが、あれだけ燃料を使えば当たり前の話だ。
お前達はこの試合、60分間戦い抜いて貰わねば、困るんだぞ」

973 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 23:06:18 ID:???

天龍  龍田
「……」 「……」

この二人は、反省しているようだな。
となれば……無理矢理使いつづけることも、ない。

海上中監督
「ベンチで頭を冷やしていろ、試合展開によってはまた出すぞ。 返事!」

天龍
「はっ、はい! 天龍、了解したぜ」

龍田
「龍田、了解したわ」

この二人は、これで良し。 次は……。

海上中監督
「島風、雪風!」

島風
「おうっ!? なんですか、提督?」

雪風
「しれぇ、なんでしょうか?」

974 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/10(火) 23:18:37 ID:???
二人に対して言う事は、ただ一つだ。

海上中監督
「もっとボールに絡め、ずっとサイドに張り付いているんじゃない。
中央に入って来たりして、もっと試合に関わるんだ」

島風
「そっか……わかりました、提督!」

雪風
「雪風、了解しました、しれぇ!」

一年生だからか、与えられた場所に対する意識が高すぎる。
せっかくの試合なんだ、もっと駆逐艦には動いてもらわねばな……。

//一旦ここまで。

975 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/14(土) 01:03:10 ID:???
暫くお休みします。

976 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/31(火) 23:09:26 ID:???
-海上艦隊中 提督Side-

海上中監督
「さて、次は第六駆逐隊だな」

私が第六駆逐隊 ――暁、響、雷、電からなる駆逐艦隊だ―― を見れば。
揃って目を背けたり、バツが悪そうにしたりと……居辛そうな雰囲気を出していた。


(一人前のレディなんて言ってるけど、何も出来てないじゃない、悔しい……!) ギリリ


(参ったね。 一年生とは言え、完全に足手まといだ) シュン


(こんなんじゃ、提督に頼って貰えないわ。 もーっと、頼って欲しいのに……) ションボリ


(はわわわわわ、怒られてしまうのです……!) ブルブル

活躍出来ない事に負い目を感じているのが、一目でわかる。
特に電あたりは、萎縮し始めている事だろう。 そんな所に厳しい事を言う意味なんて、ない。

海上中監督
「悪いが、バテ切るまで代えてなんて、やらないからな?
とにかく、精一杯ぶつかって来い。 結果が出なくて怒るような事は、しないよ」


「へっ……?」 キョトン

977 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/31(火) 23:10:51 ID:???
海上中監督
「最後までがんばれ、って事だ。 もう無理だと思ったら、代えるけどな?」 ナデナデ


「はわっ!? ……も、もっとなでて欲しいのです」 エヘヘ

電の、ふわふわとした栗色の髪。
撫でてやると、ふにゃあっ……と表情を蕩けさせ、甘え付いてくる。
これが可愛いので、ついついやってしまう。


(ずっ、ずるい……!)
「い、電。 よ、よかったわね……?」


「わ、私は一人前のレディーだし、ナデナデなんてされなくていいもん!」
(いいなぁ……)


「提督、次は私にもして欲しい」 クイクイ

海上中監督
「はいはい」 ナデナデ


「すぱしーば……」 ウットリ

響の透き通るような銀髪も、触り心地がいい。 電が綿菓子なら、響は絹のよう。
片手で撫でつつ、最後の問題児へと目を向ける。

978 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/31(火) 23:12:12 ID:???
赤城
「もぐもぐもぐ……ごくん。 作戦会議でしょうか?」

磨り減った体力を、少しでも取り戻すためか……。
口一杯にボーキサイト・チョコを頬張り、ドリンクで流し込む赤城が、そこに居た。

海上中監督
「……赤城は、出来るものなら完封して見せろ。 いいか、考えるべきはチームの勝利だぞ」

赤城
「はい。 私にお任せ下さい」

こうは言ったが、赤城の体力が限界に近い事は解っている。
はっきりと言えば、私は赤城に失点して欲しいのだ。

対外試合で失点をすれば、自分の慢心に気付くだろう。
それでもダメなら、第一艦隊の正GKは、加賀になるだけの話だ。

とは言え相手のある事。 試合を壊さないように、手は打たねばならない。
控えGK、軽空母の千歳にさりげなくサインを送る。

千歳
「! ……」 トントン

帰って来たサインは "マリアナのようにはいかないわ" 
……準備万端、何時でも出してくれ、と言った所か。

979 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/12/31(火) 23:17:38 ID:???
海上中監督
「いいか、相手はなかなか強い。 だが、実力は我々が上だ。
真正面からねじ伏せてやれ、信じているぞ!」

艦娘達の合図を聞き、グラウンドへ走らせる。
大丈夫だ。 相手は予想以上に強かったが、勝てない相手じゃない。

私の育てた艦隊の強さを、思い知らせてやろう。

サッカーも戦争も、艦隊戦も。
一隻、一人が強いだけでは勝てない事を、思い知らせよう。

――――――――――――――――――――――――――

//このスレでの本編進行はここまで。
//艦これとのクロスとか、無謀すぎて何やってるんだろうと。
//このスレは埋めネタに使います。

次スレ案募集中です。

てんぷれ
【】私の巫女様Y【】

980 :森崎名無しさん:2013/12/31(火) 23:22:19 ID:???
【敵艦隊】私の巫女様Y【撃沈なるか】

981 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/01/05(日) 06:18:31 ID:???
-Side ボランチくん-
〜外伝 ボランチくん、がんばる〜

ボランチくん。
東京、東邦学園中東部から転校してきた、変わり者。

その理由は凄く簡単、 "君代 命と一緒に居たい" から。

サッカーの実力はそこそこ。 そこそこ以上の何者でもない。
容姿も普通。 鍛えてはいるが、取り立てて鍛え抜かれた〜のような枕事名が付くほどじゃない。

そういう意味なら、同じ男で一年の、村澤の方がよっぽど鍛えられている。

諏訪社中学校に越してきた、彼の朝は早い。
学校に来てまずやる事は、愛しの君代 命。 その下駄箱の、チェックだ。

ボランチくん
「……また、あった。 本当に、懲りない」 ガササ

"君代さん 何時もあなたを見ています どんなに見ても、目すら向けてくれない貴女が愛しい
貴女が立ち寄った本屋、立ち読みしていた雑誌は MU でしたね
貴女が手に取った それだけで黄金に思えました 買ったのでいつでもあげます"

朝日に透かして見れば、命をストーキングして得たとしか思えない……そんな内容の手紙が入った、封筒。
迷う事無く、廃棄する。 慈悲は無い。

982 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/01/05(日) 06:21:16 ID:???
ボランチくん
「こっちは……女生徒からの差し入れか、うん」

人間界に舞い降りた聖女の如き命の事だ、きっと目に付いたから助けたのだろう。
お礼の言葉と共に、小さく小洒落たお菓子が、袋詰めされている。

流石にこれを捨ててしまうほど、外道では無い。 丁寧に下駄箱へ戻すと、自らの教室に入る。
荷物を置くやすぐに、サッカー部室へと直行する。
慣れきった動きであった。 ワザマエ、である。

ボランチくん
「ふぅっ……」 ガチャ

軽くランニングを終え、手にするのは掃除用具。
いち早く来て掃除をする事で、毎日の日課として校庭を走る命を出迎えるのが
ボランチくんの朝の日課となっている。

ボランチくん
「……」 サッ サッ

君代 命
「おはようございますボランチさん、今日も早いですねー」 ガチャー

ボランチくん
「おはよう、命。 今日も綺麗だ」

983 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/01/05(日) 06:26:06 ID:???
君代 命
「おだてても、何も出ませんよーだ。 それより、タオル下さい……汗かいちゃって」

ボランチくん
「うん、ある。 はい」 

何を考えたか、ボランチくんはタオルを手にしたまま腕を広げる。
まるで、この胸に飛び込んで来いと言わんばかりだ。

君代 命
「お願いしますねー」 スルッ

そこへ、命は躊躇いなく滑り込む。

ボランチくん
「……」 ゴシゴシ コシコシ

滑り込んできた命を、まるで硝子細工でも扱うかのように。
丁寧に、丁寧にタオルで拭く。

拭いてやる度に、何とも言えない、理性の糸を焼き切るような感触が伝わる。
拭くたびに、意思の盾を飴細工のように溶かそうとする、甘い香りが包み込む。

ボランチくん
(命は、危ない。 俺が、見ていなきゃ。 何時か絶対、危ない目に合う)

と言うよりも、不穏な噂は何度か耳にした事がある。
命に対して、汚れた欲望を叩き付けようと言う噂を。

984 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/01/05(日) 06:30:10 ID:???
自分とて男だ。
東京時代、コンビとして仲が良かった自覚は、ある。

命は、自己主張がニガテな自分にも、分け隔てなく接してくれた。
だから自分も、命に捧げられる物は、出来うる限り捧げてきた。

かといって、これはどうなんだろうか?
体を拭いてあげた命は、何の疑いもなく、目の前で制服に着替えている。

君代 命
「ふんふ〜ん♪ いままでっ、とどかなくって〜♪」 ルンルン スルスルッ

のんきに、鼻歌まで歌っている。
見ようと思えば命の下着から、脱ぐ順番まで余す事無く見ることが出来るだろう。
しかし、しない。 背を向け、必死に自分のスケベ心と戦う。

ボランチくん
(落ち着け、俺。 これは命が俺を信頼してるだけなんだ、勘違いしちゃいけないんだ)

そう。
彼女は本当に、天然で男でも女でも惚れさせて回る。
元々整った容姿をしているのに、それだけでは無い。

見ているだけで、人を狂わせる魅力がある。
皆言わないが、それが命にあると、皆確信していた。

985 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/01/05(日) 06:33:23 ID:???
始めて見た時は、何事かと思った。
息を、呑んだ。

何もかもが美しかった。 宝石そのものだった。 所作一つ一つが絵画のようだった。

清楚さと魅力に満ちた美少女が、俺の目の前にいた。

欲しい、と思ってしまった。
純真なスポーツマンの端くれだ。 規律や規範は人一倍持っているつもりだった。
他人を目にして、欲を浮かべるなど、あってはならないことだ。

けれど、抑えられなかった。 いや、抑える気すらも起きなかった。
肉欲、支配欲、独占欲―――。 欲と名のつく感情が後から後から、溢れ出す。 

もっと見たい。 近くに行きたい。 その肌に触れてみたい。

理性すら失念させる美に触れようと、無意識に突き出した腕が――。

君代 命
「わっ、と?」 パシッ

突然振り向いた、命に掴まれた。
俺の理性が焼き切れた時、彼女はそれを抑えつけるように、どんな時でも反応した。

まるで、悪意を見抜く千里眼でも、持っているかのようだった。

986 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2014/01/05(日) 06:46:30 ID:???
ボランチさん
(いや、本当に持っているのかもしれない)

現代において、怪異 ――オカルト―― は、割りあい常識だ。
海には進化論で説明できない怪物がいるし、山には科学で明かせぬバケモノがいる。
そう、教えられている。 実際に見た事は無いけれど。 御伽噺だ、と断じる人も同等に多い。

サッカーで言うなら、サイドに居ると動きが良くなる。 負けていると動きがよくなる。
雨が降ると調子が良くなる、守備の時だけ身体能力が上がる、シュートを打ち返すと龍が見える。
ペナルティエリアで動きが良くなる、一時的に身体能力を増せる――。

こういった現象には、何らかの怪異が絡んでいる事もある――とされた。
統計や数字では計りきれない、その場に居る者しか感じとれない力があると。

ボランチさん
(そしてその力は、女性に多く発現する)

古代の女は、みな潜在的に呪的霊能をそなえていたとされる。
時代を遡るほど、皆がそれを顕在化させやすい社会的雰囲気があった、とも。

女、特に少女は霊的守護者であると信じられていた。
多感な時期に自らの霊的才能を顕在化させ、それをスポーツに転用した例は現代において多い。
それでも、身体能力の差からチームの主力となる例は珍しいのだけれど。

ボランチさん
(けど、命は立派にチームの主力――いや、エースだった)

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