キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【新たな】私の巫女様X【目標】
1 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/08/11(日) 02:16:47 ID:???
【!注意!】
作者のオリジナルキャラクターっぽいものを中心として進行するスレとなっており、
その上、作者のお気に入りのキャラクターや、作品が多数参加します。
また、リアルサッカーっぽいですがトンデモサッカー枠です。
また、AA(アスキーアート)を使う予定があります。
スレ主としては、2ch専用ブラウザの導入をオススメしております。
【前スレ】
【チャ・ザ神様が】私の巫女様4【見てる】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1344528563/
【ルール】
神様の声が聞こえる巫女さんになって、
本編とほぼ同じく、選択肢を見て適切……あるいは、面白そうな選択肢を選んで進行します。
最終的には、全国の舞台でNo.1になる事が目標……?
【リンク集】
キャプテン森崎まとめ@Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/
私の巫女様 専用Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/93.html
〜前回までの巫女さん〜
君代「育成のターン! 不良共は爆発四散!」
伊藤「チクショウ!」
風華「義兄さん、覚悟!」
菱形「霧月ィィ―――ッ!」
ボランチさん「クリア・マインドォォォォォ!」
968 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 20:11:52 ID:???
D 特に変更はなし、後半へ! (海上艦隊中ミーティングへ)
――――――――――――――――――――――――――
-Side 命-
君代 命
「ん……時間ですか」
剣立先輩との話が一段落し、壁に掛けられた質素な時計を見ると後半開始が迫っていました。
君代 命
「練習試合とは言え、始めての対外戦です!
相手GKは堅いですが、隙も沢山あります……点を取って、勝ちますよ!」
私の号令と共にフィールドへと、飛び出して行く私とチームメイト。
そこには……。
霧島
「はじめまして。 私、金剛型 4番艦 戦艦の霧島です。
さぁて、どう出て来るかしら?」
愛宕さん、高雄さんのツートップが……新しく出て来た、霧島さんのワントップに。
黒髪をボブカットで揃え、知的にメガネを掛けた人ですね。
そう言えば、先ほど剣立先輩と練習をしていた人でしたか?
……殺気がどうとか、言ってた人でしたっけ。
インテリ……って、なんなんでしたっけ? 知的?
チャ・ザ神
(インテリヤクザって言葉がですねぇ、命)
969 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 20:17:27 ID:???
中盤に目を向ければ、前半でバテていた天龍、龍田さんがベンチに消えていました。
空いたボランチには……えっ!?
高雄
「な、何よ……? て、点を取るのを諦めた訳じゃ、ないわよ?」
愛宕
「私達、希望はフォワードなのにねぇ……」 ガックリ
ツートップだった高雄さん、愛宕さんがそのままの形で、ボランチまで下がっていました。
……ボランチまで、攻撃参加するつもりでしょうか?
その、少し前には……。
五十鈴
「五十鈴です、水雷戦隊の指揮ならお任せ。 全力でて、じゃない!
監督を勝利に導くわ……よろしくね」 ニヤリ
ダブルボランチを助けるかのように、五十鈴さんが入っていました。
腰まで伸びようかというような、濡れ鴉のように美しい黒髪を、ツインテールで纏めた人です。
チャ・ザ神
(ふんふむ。 霧島嬢も五十鈴嬢も、おもちが豊かで大変宜しいですねぇ) ワキワキ
み、見えないからって手をわきわきさせないで下さいよ! チャ・ザ神様!?
970 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 20:18:52 ID:???
ち、チャ・ザ神様は放っておいて……。
相手のフォーメーションは、こんな感じになりましたね。
4-5-1……守備に気を使った陣形、と言った所でしょうか?
海上艦隊中学校 (4-2-3-1 3V)
┏━┳━┳━┳━┳━┓12 霧島(二年) IN
┃□┃□┗━┛□┃□┃13 五十鈴(二年) IN
┃□┗━━12━━┛□┃09 島風 (一年)
┃□□□□□□□□□┃08 雪風 (一年)
┃■■■■■■■■■┃11 愛宕 (二年)
┃■09■■■■■08■┃10 高雄 (二年)
┣━━━━13━━━━┫05 電 (一年)
┃■■■11■10■■■┃04 雷 (一年)
┃■■■■■■■■■┃03 響 (一年)
┃□04□□□□□05□┃02 暁 (一年)
┃□┏━02━03━┓□┃01 赤城 (二年)
┃□┃□┏━┓□┃□┃
┗━┻━┻01┻━┻━┛
ベンチメンバー (判明済み)
07 龍田 (二年)
06 天龍 (二年)
971 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 22:12:37 ID:???
-Side 海上艦隊中学校 監督-
〜ロッカールーム〜
艦娘達がそれぞれ重い表情で、前半を終え帰って来た。
相手は昨年、長野県大会にて二回戦負けを喫したと聞いていたチーム。
長野県立 諏訪社中学校。
"様々な事情で"
対外試合をめったに行えない我々は、
龍田の紹介で、このチームを長野から招待する形で練習試合を行った。
第一艦隊を用いず、第二艦隊と新しく入った駆逐艦 ――全員一年生だ―― でこれを迎え撃つ事とした。
北方海域、キス島沖の事を考えれば……駆逐艦の育成は、遠からず必須だったからだ。
しかし……その結果は芳しいとは言えない。
第六駆逐隊 ――期待の駆逐艦隊だ―― は、相手キャプテン"君代 命"に良いようにやられている。
島風、雪風も同じようなものだ。 まるで歯が立っていない。
天龍、龍田は第一艦隊の三年生が卒業すれば、すぐにでも第一艦隊へ組み込まれる筈だ。
その二人が、荒い息をつきながらベンチに座り込み、飲料を喉に流し込んでいる。
あの様子では、すぐに後半戦出す訳には……行かないだろう。
愛宕、高雄は……相手の不注意で得た、ペナルティキックでしか点を取れていない。
フォワードとしては、得点力に欠ける。 船としても、火力に欠けると解ってはいたが……。
本来は第一艦隊、第三のゴールキーパーである赤城は……。
972 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 22:35:28 ID:???
赤城
「ふぅ……食べねば」 ガツガツガツガツ
……一心不乱に食べ、飲む事で、磨り減った体力を戻している。
その表情にはありありと "体力さえあれば失点はしない" と言った意思が、現れている。
自信があるのはいいが、自信過剰すぎる。
加賀と並んで、一航戦はプライドと責任感が高すぎる。
だから実力では互角でも、龍驤(りゅうじょう)を正ゴールキーパーにせざるを得ないのだ。
対外試合を通じて、その自信を剥がして欲しかったが……。
ここまで散々攻め立てられているにも拘らず、無失点で来てしまった。
何もかもが上手く行かない……だが、そんな事は何時もの事だ。
資源を出し渋りされる事なんか、何時もの事だろう。
あまつさえ、未完成で何の役にも立たない、超弩級戦艦を送りつけられた時より、まだマシだ。
さぁ、不安そうな目で見上げる、可愛い艦娘達に指示を出さなければ……。
海上中監督
「……天龍、龍田」
天龍 龍田
「はい……」 「ハァ、ハァ……はい」
海上中監督
「前半は大暴れしたな。 だが、あれだけ燃料を使えば当たり前の話だ。
お前達はこの試合、60分間戦い抜いて貰わねば、困るんだぞ」
973 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 23:06:18 ID:???
天龍 龍田
「……」 「……」
この二人は、反省しているようだな。
となれば……無理矢理使いつづけることも、ない。
海上中監督
「ベンチで頭を冷やしていろ、試合展開によってはまた出すぞ。 返事!」
天龍
「はっ、はい! 天龍、了解したぜ」
龍田
「龍田、了解したわ」
この二人は、これで良し。 次は……。
海上中監督
「島風、雪風!」
島風
「おうっ!? なんですか、提督?」
雪風
「しれぇ、なんでしょうか?」
974 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/10(火) 23:18:37 ID:???
二人に対して言う事は、ただ一つだ。
海上中監督
「もっとボールに絡め、ずっとサイドに張り付いているんじゃない。
中央に入って来たりして、もっと試合に関わるんだ」
島風
「そっか……わかりました、提督!」
雪風
「雪風、了解しました、しれぇ!」
一年生だからか、与えられた場所に対する意識が高すぎる。
せっかくの試合なんだ、もっと駆逐艦には動いてもらわねばな……。
//一旦ここまで。
975 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/14(土) 01:03:10 ID:???
暫くお休みします。
976 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/31(火) 23:09:26 ID:???
-海上艦隊中 提督Side-
海上中監督
「さて、次は第六駆逐隊だな」
私が第六駆逐隊 ――暁、響、雷、電からなる駆逐艦隊だ―― を見れば。
揃って目を背けたり、バツが悪そうにしたりと……居辛そうな雰囲気を出していた。
暁
(一人前のレディなんて言ってるけど、何も出来てないじゃない、悔しい……!) ギリリ
響
(参ったね。 一年生とは言え、完全に足手まといだ) シュン
雷
(こんなんじゃ、提督に頼って貰えないわ。 もーっと、頼って欲しいのに……) ションボリ
電
(はわわわわわ、怒られてしまうのです……!) ブルブル
活躍出来ない事に負い目を感じているのが、一目でわかる。
特に電あたりは、萎縮し始めている事だろう。 そんな所に厳しい事を言う意味なんて、ない。
海上中監督
「悪いが、バテ切るまで代えてなんて、やらないからな?
とにかく、精一杯ぶつかって来い。 結果が出なくて怒るような事は、しないよ」
電
「へっ……?」 キョトン
977 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/31(火) 23:10:51 ID:???
海上中監督
「最後までがんばれ、って事だ。 もう無理だと思ったら、代えるけどな?」 ナデナデ
電
「はわっ!? ……も、もっとなでて欲しいのです」 エヘヘ
電の、ふわふわとした栗色の髪。
撫でてやると、ふにゃあっ……と表情を蕩けさせ、甘え付いてくる。
これが可愛いので、ついついやってしまう。
雷
(ずっ、ずるい……!)
「い、電。 よ、よかったわね……?」
暁
「わ、私は一人前のレディーだし、ナデナデなんてされなくていいもん!」
(いいなぁ……)
響
「提督、次は私にもして欲しい」 クイクイ
海上中監督
「はいはい」 ナデナデ
響
「すぱしーば……」 ウットリ
響の透き通るような銀髪も、触り心地がいい。 電が綿菓子なら、響は絹のよう。
片手で撫でつつ、最後の問題児へと目を向ける。
978 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/31(火) 23:12:12 ID:???
赤城
「もぐもぐもぐ……ごくん。 作戦会議でしょうか?」
磨り減った体力を、少しでも取り戻すためか……。
口一杯にボーキサイト・チョコを頬張り、ドリンクで流し込む赤城が、そこに居た。
海上中監督
「……赤城は、出来るものなら完封して見せろ。 いいか、考えるべきはチームの勝利だぞ」
赤城
「はい。 私にお任せ下さい」
こうは言ったが、赤城の体力が限界に近い事は解っている。
はっきりと言えば、私は赤城に失点して欲しいのだ。
対外試合で失点をすれば、自分の慢心に気付くだろう。
それでもダメなら、第一艦隊の正GKは、加賀になるだけの話だ。
とは言え相手のある事。 試合を壊さないように、手は打たねばならない。
控えGK、軽空母の千歳にさりげなくサインを送る。
千歳
「! ……」 トントン
帰って来たサインは "マリアナのようにはいかないわ"
……準備万端、何時でも出してくれ、と言った所か。
979 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2013/12/31(火) 23:17:38 ID:???
海上中監督
「いいか、相手はなかなか強い。 だが、実力は我々が上だ。
真正面からねじ伏せてやれ、信じているぞ!」
艦娘達の合図を聞き、グラウンドへ走らせる。
大丈夫だ。 相手は予想以上に強かったが、勝てない相手じゃない。
私の育てた艦隊の強さを、思い知らせてやろう。
サッカーも戦争も、艦隊戦も。
一隻、一人が強いだけでは勝てない事を、思い知らせよう。
――――――――――――――――――――――――――
//このスレでの本編進行はここまで。
//艦これとのクロスとか、無謀すぎて何やってるんだろうと。
//このスレは埋めネタに使います。
次スレ案募集中です。
てんぷれ
【】私の巫女様Y【】
980 :
森崎名無しさん
:2013/12/31(火) 23:22:19 ID:???
【敵艦隊】私の巫女様Y【撃沈なるか】
981 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:18:31 ID:???
-Side ボランチくん-
〜外伝 ボランチくん、がんばる〜
ボランチくん。
東京、東邦学園中東部から転校してきた、変わり者。
その理由は凄く簡単、 "君代 命と一緒に居たい" から。
サッカーの実力はそこそこ。 そこそこ以上の何者でもない。
容姿も普通。 鍛えてはいるが、取り立てて鍛え抜かれた〜のような枕事名が付くほどじゃない。
そういう意味なら、同じ男で一年の、村澤の方がよっぽど鍛えられている。
諏訪社中学校に越してきた、彼の朝は早い。
学校に来てまずやる事は、愛しの君代 命。 その下駄箱の、チェックだ。
ボランチくん
「……また、あった。 本当に、懲りない」 ガササ
"君代さん 何時もあなたを見ています どんなに見ても、目すら向けてくれない貴女が愛しい
貴女が立ち寄った本屋、立ち読みしていた雑誌は MU でしたね
貴女が手に取った それだけで黄金に思えました 買ったのでいつでもあげます"
朝日に透かして見れば、命をストーキングして得たとしか思えない……そんな内容の手紙が入った、封筒。
迷う事無く、廃棄する。 慈悲は無い。
982 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:21:16 ID:???
ボランチくん
「こっちは……女生徒からの差し入れか、うん」
人間界に舞い降りた聖女の如き命の事だ、きっと目に付いたから助けたのだろう。
お礼の言葉と共に、小さく小洒落たお菓子が、袋詰めされている。
流石にこれを捨ててしまうほど、外道では無い。 丁寧に下駄箱へ戻すと、自らの教室に入る。
荷物を置くやすぐに、サッカー部室へと直行する。
慣れきった動きであった。 ワザマエ、である。
ボランチくん
「ふぅっ……」 ガチャ
軽くランニングを終え、手にするのは掃除用具。
いち早く来て掃除をする事で、毎日の日課として校庭を走る命を出迎えるのが
ボランチくんの朝の日課となっている。
ボランチくん
「……」 サッ サッ
君代 命
「おはようございますボランチさん、今日も早いですねー」 ガチャー
ボランチくん
「おはよう、命。 今日も綺麗だ」
983 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:26:06 ID:???
君代 命
「おだてても、何も出ませんよーだ。 それより、タオル下さい……汗かいちゃって」
ボランチくん
「うん、ある。 はい」
何を考えたか、ボランチくんはタオルを手にしたまま腕を広げる。
まるで、この胸に飛び込んで来いと言わんばかりだ。
君代 命
「お願いしますねー」 スルッ
そこへ、命は躊躇いなく滑り込む。
ボランチくん
「……」 ゴシゴシ コシコシ
滑り込んできた命を、まるで硝子細工でも扱うかのように。
丁寧に、丁寧にタオルで拭く。
拭いてやる度に、何とも言えない、理性の糸を焼き切るような感触が伝わる。
拭くたびに、意思の盾を飴細工のように溶かそうとする、甘い香りが包み込む。
ボランチくん
(命は、危ない。 俺が、見ていなきゃ。 何時か絶対、危ない目に合う)
と言うよりも、不穏な噂は何度か耳にした事がある。
命に対して、汚れた欲望を叩き付けようと言う噂を。
984 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:30:10 ID:???
自分とて男だ。
東京時代、コンビとして仲が良かった自覚は、ある。
命は、自己主張がニガテな自分にも、分け隔てなく接してくれた。
だから自分も、命に捧げられる物は、出来うる限り捧げてきた。
かといって、これはどうなんだろうか?
体を拭いてあげた命は、何の疑いもなく、目の前で制服に着替えている。
君代 命
「ふんふ〜ん♪ いままでっ、とどかなくって〜♪」 ルンルン スルスルッ
のんきに、鼻歌まで歌っている。
見ようと思えば命の下着から、脱ぐ順番まで余す事無く見ることが出来るだろう。
しかし、しない。 背を向け、必死に自分のスケベ心と戦う。
ボランチくん
(落ち着け、俺。 これは命が俺を信頼してるだけなんだ、勘違いしちゃいけないんだ)
そう。
彼女は本当に、天然で男でも女でも惚れさせて回る。
元々整った容姿をしているのに、それだけでは無い。
見ているだけで、人を狂わせる魅力がある。
皆言わないが、それが命にあると、皆確信していた。
985 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:33:23 ID:???
始めて見た時は、何事かと思った。
息を、呑んだ。
何もかもが美しかった。 宝石そのものだった。 所作一つ一つが絵画のようだった。
清楚さと魅力に満ちた美少女が、俺の目の前にいた。
欲しい、と思ってしまった。
純真なスポーツマンの端くれだ。 規律や規範は人一倍持っているつもりだった。
他人を目にして、欲を浮かべるなど、あってはならないことだ。
けれど、抑えられなかった。 いや、抑える気すらも起きなかった。
肉欲、支配欲、独占欲―――。 欲と名のつく感情が後から後から、溢れ出す。
もっと見たい。 近くに行きたい。 その肌に触れてみたい。
理性すら失念させる美に触れようと、無意識に突き出した腕が――。
君代 命
「わっ、と?」 パシッ
突然振り向いた、命に掴まれた。
俺の理性が焼き切れた時、彼女はそれを抑えつけるように、どんな時でも反応した。
まるで、悪意を見抜く千里眼でも、持っているかのようだった。
986 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:46:30 ID:???
ボランチさん
(いや、本当に持っているのかもしれない)
現代において、怪異 ――オカルト―― は、割りあい常識だ。
海には進化論で説明できない怪物がいるし、山には科学で明かせぬバケモノがいる。
そう、教えられている。 実際に見た事は無いけれど。 御伽噺だ、と断じる人も同等に多い。
サッカーで言うなら、サイドに居ると動きが良くなる。 負けていると動きがよくなる。
雨が降ると調子が良くなる、守備の時だけ身体能力が上がる、シュートを打ち返すと龍が見える。
ペナルティエリアで動きが良くなる、一時的に身体能力を増せる――。
こういった現象には、何らかの怪異が絡んでいる事もある――とされた。
統計や数字では計りきれない、その場に居る者しか感じとれない力があると。
ボランチさん
(そしてその力は、女性に多く発現する)
古代の女は、みな潜在的に呪的霊能をそなえていたとされる。
時代を遡るほど、皆がそれを顕在化させやすい社会的雰囲気があった、とも。
女、特に少女は霊的守護者であると信じられていた。
多感な時期に自らの霊的才能を顕在化させ、それをスポーツに転用した例は現代において多い。
それでも、身体能力の差からチームの主力となる例は珍しいのだけれど。
ボランチさん
(けど、命は立派にチームの主力――いや、エースだった)
987 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 06:54:03 ID:???
自分達に明かさないだけで、何らかオカルトを持っているのでは?
特に命は、神社の娘。 巫女の真似事もしている、とも言っていた。
俺から見れば、立派以上に巫女をやっているようにしか、見えなかった。
白い着物に紅の袴をはき、鈴を持って舞う、硝子細工のように儚く、美しいあの姿。
見れば、命こそが本当の巫女だと。 天から舞い降りた天女だと、信じるに違いない。
ボランチさん
(けど明かさないなら、それでいい。 きっと命の考えだから)
明かしたくなったら、何時でも明かしてくれればいい。
それまで、ただ待つ。 それが俺に出来る事だ。
ボランチくん
「そして、あわよくば」
命の隣に立つ、一生の男になりたい。
そう考え。 そうなるように守る。 その為に、頑張る。
ボランチさん
(うん。 俺頑張るよ、命)
だから今日も、ボランチさんは頑張る。
988 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/05(日) 07:02:12 ID:???
埋めネタ終わり。
意外に早くネタが尽きたなぁ……。
残り12レスはどうしたモンでしょう?
どっかから判定をパク、リスペクトして命ちゃんvs海上中で麻雀でもやりましょうか。
錯乱気味。
989 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:13:18 ID:???
名前 ド パ シ タ カ ブ せ 総合 ガッツ 低/高 希望
伊藤 誠 ┃20┃25┃20┃18┃20┃16┃15┃134┃500┃0/0┃MF
スキル・必殺技
狡猾なパス (地上・空中パス時、1/4で+2されます。)
狡猾なドリブル (ドリブル時、1/4で+2されます。)
ベンドシュート(地上シュート+3) ガッツ消費120
スキル・ダーティプレー(任意で接触プレー+4、ただし1/4で反則発覚)
スキル・マリーシア(接触プレイの攻撃時クラブで負けた時相手の反則に
出来るが、3以上の差で負けた場合はバレてしまう)
スキル・煽りの心得 (挑発効果が上がる)
スキル・ノーマナーの心得 (ノーマナー行為を少ないリスクで行える)
サッカー部に在籍していた理由
名護がサッカーを嗜んでいた為、サッカーが彼を一番利用できると踏む。
生徒会に取り入り、部活でも一定の成果を挙げる事で少しでも内申点を上げようとしていた。
なんだかんだで一番サッカーの練習はしており、高校でも続ける気持ちで居た。
説得ルートでの役回り
正しい練習方法と、背中を預けられる仲間で説得される。
他チームの情報を耳聡く集めて来る事が得意。 やたらと情報網が広い。
また、煽りやらマリーシアで相手のリズムを崩すことに専念しただろう。
感想
チームの舵取り役を押し付けられた、かわいそうな人。
誰かパスを散らせる人材が居れば、ダーティーな戦術で試合をかき回せただろうに……。
どちらかと言えば被害者なのだが、全くそんな気がしない。
990 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:14:23 ID:???
名前 ド パ シ タ カ ブ せ 総合 ガッツ 低/高 希望
草加 雅人 ┃23┃17┃23┃23┃19┃16┃24┃147┃650┃1/2┃FW
スキル・必殺技
強引なチャージ (ドリブル・タックル時、1/2で+2されます) 吹き飛ばし係数2
グランインパクト (地上シュート+3 吹き飛ばし係数2) ガッツ消費150
ゴルドスマッシュ (空中シュート+3 吹き飛ばし係数2) ガッツ消費200
ブレイクフォーム (任意発動。 5分間全能力+3、移動速度向上。 一試合一度のみ) ガッツ消費200
サッカー部に在籍していた理由
名護と友人(?)関係にあったので、誘われた事が発端。
また、とある事情からオカルトの蔓延るサッカーが、在籍するには都合がよかった事もある。
説得ルートでの役回り
名護啓介を説得すると自動加入。
意外に問題を起こさず、FWとして貴重な得点源になっただろう。
練習態度も意外にまじめ、ただしたまーに姿が消える。
感想
いい所を出せずに終戦した。
伊藤誠のパスを封じられたおかげでボールが回って来ず、ブレイクフォームになる暇すら無し。
シュート力をもう少し、高く設定するべきだった。
991 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:16:17 ID:???
名前 ド パ シ タ カ ブ せ 総合 ガッツ 低/高 希望
橘 右京 ┃24┃17┃21┃21┃19┃16┃20┃138┃550┃2/2┃FW
斬捨御免 (ドリブル時、1/4で+3。 吹き飛ばし係数2)
秘剣・つばめがえし(低空シュート+2 接触プレー扱い 吹飛係数4) ガッツ消費120
スキル・断花右京 (任意で接触プレイ時+4、吹飛係数"1" 1/4で反則発覚、相手の怪我判定は一つ深刻な物を使用させる)
スキル・狂人 (負傷時、能力値上昇。 更に接触プレー時、能力値上昇)
サッカー部に在籍していた理由
名護と友人(?)関係にあったので、誘われた事が発端。
それ以前にも、義妹である橘 風華とサッカーはしていたようだ。
説得ルートでの役回り
橘 風華をけしかけて、負かせる事で加入。
最大の武器である断花右京を封じる事になるので、大して強くない。
その代わり、ドリブルはやたらと伸びるのでサイドアタッカーに化ける。
感想
かなり凶悪な性能にしたはずだったが、あまり目立てずに終わった。
誰か一人くらい負傷させてください、ホントお願いします。
ささめゆき、とか言って地上シュートをつけてよかった。
992 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:17:21 ID:???
名前 ド パ シ タ カ ブ せ 総合 ガッツ 低/高 希望
伊坂 ┃21┃18┃22┃21┃21┃24┃25┃152┃550┃1/3┃DF
スキル・必殺技
スウォーザー (空中クリア+2 吹き飛ばし係数2) 消費ガッツ120
アイダート(高空ヘッド+3 吹き飛ばし係数2) 消費ガッツ150
サッカー部に在籍していた理由
元々サッカーをしていたので、名護達と知り合ったのはその後。
小学生時代に、菱形咲夜、剣立一馬と同じチーム。
説得ルートでの役回り
説得不能、名護を説得すると消える。
菱形咲夜との対決イベントは残るが、役割はそれだけ。
感想
自分の仕事はしていた。(剣立先輩を封殺)
ただし、あまりの激務でガッツ枯渇を起こしたのが全て。
タックルはもっと高くて、よかったのかも。
993 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:18:57 ID:???
名前 ド パ シ タ カ ブ せ 総合 ガッツ 低/高 希望
名護 啓介 ┃24┃16┃24┃24┃23┃21┃23┃155┃650┃2/2┃FW・GK
セービング値:19
スキル・必殺技
スキル・名護さんは最高です! (クラブ時、自分・相手の【人数補正】を消滅させる)
スキル・パワードイクサー (スローイン距離が長い)
スキル・IXAシステム
(セーブモード・バーストモード・ライジングイクサに変更可能。
それぞれ基礎能力+0・+2・+4。 基礎行動ガッツ消費を0.5倍・1倍・1.5倍とする)
【共通】
強引なドリブル (ドリブル時、1/2で+2) 吹飛係数2
【セーブモード時】
ブロウクン・ファング(パンチング時+6 飛び出し時+2 吹き飛ばし係数2)消費150
【バーストモード時】
ブロウクン・ファング(パンチング時+7 飛び出し時+3 吹き飛ばし係数2)消費150
イクサカリバー(高い飛び出し+4 高いシュート+3 吹き飛ばし係数2)消費150
【ライジングイクサ時】
ブロウクン・ファング(パンチング時+7 飛び出し時+3吹き飛ばし係数2)消費150
イクサカリバー(高い飛び出し+5 高いシュート+5 吹き飛ばし係数2)消費150
ファイナルライジングブラスト(なんでも+8 吹き飛ばし係数2) 消費400
994 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:20:08 ID:???
サッカー部に在籍していた理由
次期生徒会長となる為、実績作りとして仲間を集めてサッカー部を立ち上げる。
元々居たマトモなメンバーは全員叩き出す事で、卑怯で卑劣な技を解禁。
現在はメッキが剥げ、一気に存在感と地位を失った。
説得ルートでの役回り
君代 命の実力を思い知らせた上で、存在価値を説得で理解させると加入。
性格がかなりブッ飛んでいる事を除けば、練習熱心かつ強力な味方となった。
ただし、たまーに練習から消える。
感想
GM目線でしか運用出来ないほどの、数値管理の面倒くささ。
見所は作ったが、得点に繋がらなかったのが敗因か。
パワードイクサーによる放り込みがあるが、放り込む場面があまりに少なかった。
995 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:21:33 ID:???
名前 ド パ シ タ カ ブ せ 総合 ガッツ 低/高 希望
損 茄子備 ┃23┃22┃21┃22┃21┃20┃19┃148┃450┃2/2┃DF
スキル・必殺技
大器の片鱗 (全行動時、1/4で+2)
やる気、ナシ (全行動時、1/4で無条件敗北)
サッカー部に在籍していた理由
伊藤 誠が助っ人として呼んだ為、参戦。
諏訪浜中学校のメンバーであったが、スタメンには遠い立場である。
感想
五億円返せ。
助っ人だが、はっきり言ってハズレ。
996 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:28:12 ID:???
r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
( )
) そろそろガッツ回復したかなぁ (
___ ( )
, ´: : : : : : : :`ヽ、 丶〜'⌒'〇'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´
/: : : : : : : : : : : : : ::\ O
/ : : : / : : : : : : : : : :l : : :ヽ、 o
/: : : : l: : : : : ノ'、: : : :l::ヽ : : :', ゚
,::: :: : :! : : :メ \N/ ヽ: : ノ
l::「ヽi :ヽ/ TT TT :i: |
|: ヽィi: :| U U |: |
|: : : ::| :| , , , , :l:ノ
:l: : : :| :l_ 。〜〜 .イ ))
i: : : | :|.、=‐-t--r-ァ:イ/ ボリボリ
"i: : :l :l:, '`iヽヽ//、::iЕ)
',: :ヽi/ ,'个-`_8:/|~|
',: :./ ,'::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: 、ヽ
*赤城型 1番艦 正規空母
海上艦隊中学校では、GKを勤める。
このスレで散々見せ付けたように、実力は一航戦の名に恥じない。
後は実戦経験のみが課題。
997 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:30:28 ID:???
___
r.: ´: : : : : : : : :≧、
>- ――- <: : : \
> ´ { \: : ヽ
/ i ', -- i、 ヽ: : }
/ .イ/! { .\ | ヽ ∨
/ ./ハ i \ト、 | \| .| ',
, { ヽ{┃ \{. ┃} | ',
/ , i ! ┃ ┃| / .! ぱんぱかぱーん、FWの愛宕です
/ イ ハ{ j/i , i
// .{ 込 ` ´ / / ',
{ { ト ( __≧=― -- r≦{乂 / ',
.ゞ=イ \__ノ ヘ: :}/:〈 ハ 〉:ヽ≧≦ ヽ
/ / /j:人: : Y: : :ノ { \
/ / / / __>.:}≧个≦{:.<__ ハ }
/ /.j/{ { .{: : : : :>=< : : : : : }/ } ハ .}
{ / 乂_乂: : :ィ::::/⌒',:::>- イ // } /
ヾ= 7 )ノ /レ::/ .',:::V i / //
` ̄ {. {:/ .',::} .}
ヽ/ ゞ/
*高雄型 2番艦 重巡洋艦
海上艦隊中学校では、高雄と共にツートップを勤めた。
現在は揃ってボランチへ、空中・地上・ロングと何時でもシュートを打てるのが強み。
あとはDF顔負けのディフェンス力も持つ。 ゲーム中では……その……。
998 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:34:30 ID:???
(・\ _,/亘亘亘 ̄\ /・)
\..\ ,--、/ 彡人ヾミヾ i´レ―-、, 、 ,/./
(・\ \ `ー/ソ 'ソ ノ ーヾヾ ゝトー彳'\/./ /・)
\..\ ,\:,ヽ/' ,!●, -、●,-ゝ ゞ <:\:(_./、 /./
\,\/:::: リ(〈 ̄ ー  ̄ / l|) )ゝ \:\::::\/./
<:\_)::::::ムレ `ーゥ t-ソル リソヾ >:::::\:(_./:>
\/:/\" /.丶 ノ ヽ') ,//'\::\/
丶' /§`y´§‖'\ ̄ ̄ヽ 丶'
,/ーゞ仝ノ ‖、! \ >
*金剛型 4番艦 戦艦
海上艦隊中では、バテきった天龍型二人に代わって登場。
史実では戦艦同士の殴り合いを演じた、超武道派戦艦。
強い 絶対強い。
999 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2014/01/18(土) 05:39:06 ID:???
______
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ヽ/////////>、
`'<////////≧、
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〈////////////////ハ }////
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`¨¨¨¨¨´ ,. :' `¨"ミx `ヽ
/ ヾ' ,
, ' ∨ \
/ / /i { ∧ :. ,
/ | ∧/人 | ,' \_| }
, | /==== `'l/=====l } }
{/{ ∨ |: : : :| |: : : | l 八 }
{ ' / ,乂r:ソ 乂r:ソ |/l } , 速きこと 島風の如し です!
八人 """ """ / / / /
〈ヽ__ 个 、 △ / /¨´: :{ {
( ⊂ ' ‐-- 、_ ‐-- ―‐ イ/ /: : : : :', ,
`¨´ `'ー _}i:}_, ≫D≪ヽ/ ∧: : : : :.', 、
|: /|: : |o /∧',. o/ /i:i〉、 : : : : . :.
|:/ |: : |o〈/ v〉o, /: :\\∧: : }ヽ }
*島風型 1番艦 駆逐艦
海上艦隊中学校では、サイドMFとして登場。
自慢の俊足を飛ばすも、無事君代 命とマッチアップして苦しんでいる。
相手が悪い。
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