キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【目指すは】俺inキャプ森1【全国】

1 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:49:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

キャプテン森崎外伝スレ11
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1362066008/784-861

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされる。
快く承諾した板野は参加を決める際、ゲーム難易度『難しい』を選択してしまい、
自分が参加するスレには森崎、翼、日向という全日本の三大主柱と言うべき人物の参加を蹴ってしまう。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野、果たして彼は全国中学サッカー大会で優勝する事が出来るのだろうか?

2 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:50:18 ID:???
☆板野くんの能力値☆

選手名     ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低  ガッツ
板野      41 40 43 40 38 40 40 282 1/3  600/600

☆サッカーのルールについて☆

基本的に本編と同様ダイスで進行させてもらいます。
間違えやすい点は下記に列挙。

・試合中の覚醒など
板野君以外の味方はJOKERを引いた際、もしくはダイスで11・12を出した際に覚醒チャンスが出ます。
攻撃判定の場合は敵に勝利した場合、守備判定の場合はボールに触れた場合に覚醒する事が出来、フラグか技などを習得できます。
JOKERでの覚醒の場合は一発取得、11・12での覚醒の場合はフラグまでです。

・ガッツ関係について
試合中、1分毎にガッツは5回復します。
ガッツが300以下になると全能力−1、200以下で−2、100以下で−3、0以下で−5とペナルティが増えていきます。

・フリー補正など
フリー状態の場合はシュート、パスなどに+2の補正がつきます。
主にフリーキックの際に使用される補正ですが、相手の戦術や退場などによっては普通にプレイしている時でもかかる時があります。
また、コーナーキックの際のシュートは、特殊なシュートでなければ角度ペナが入りフリー補正と±0になる予定です。

・人数補正について
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じて人数補正を受けます。
2〜3人で+1、4〜6人で+2、7人以上で+3の補正となります。
キーパーのセービングには影響をうけません。

3 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:51:32 ID:???
・スルー、ポストプレイについて
スルーはシュート力+3した状態で判定が行われ、成功するとキーパーの状態を悪くする事が出来ます。
ただし上手くいくかどうかは合わせてくれる味方との連携にもよります。
ポストプレイはパス力での判定になります。

・反則について
反則は攻撃側、守備側の接触プレイ時、お互いにクラブを引いている場合にのみ起こります。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
また、基本的に怪我は反則を犯された側のみが受ける事となります。


・怪我の判定について
ケガの判定は以下の表を使って算出します。
本編のものと同様です。

ケガの深度 非接触 接触 反則時 シュート吹飛 接触吹飛 反則時吹飛
万全の状態 無   無   中    小       小      中
なおりかけ  無   小   中    小       中      大
軽傷治療済 小   中   中    小       中      大
軽傷未治療 中   中   大    中       大      危
重症治療済 中   大   大    大       危      必
重症未治療 大   危   必    必       必      必
プレイ不能  必   必   必     必       必      必

無=怪我は発生しない
小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数  
大=クラブ
危=クラブかスペード
必=必ずケガをする

4 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:52:34 ID:???
・シュートの枠外について
シューターとキーパーの数字の和が14の場合、シュートはゴールポストに当たります。
更にカードのマークが一致した場合は枠外になります。
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。
また、この判定は一対一の判定の際にも適用されます。

・PKについて
PKの際はマークが一致した時のみ、セービングチャンスが与えられます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴール、ですがシューターのカードがQ、Kの場合のみ枠外になります。

・ブロック失敗時のシュート威力現象
ブロック時、クリア時にシュートを弾き返せなかった場合でも、
シュート力−守備側の判定=2〜4の場合はシュートの威力が−1されます。
この効果は重複しますが、DF判定の段階では適用されません。キーパーのセービング判定にのみ影響があります。

5 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:53:39 ID:???
【登場人物紹介】
・板野住明
キャプテン森崎が大好きな、どこにでもいる学生でこのスレの主人公。
性格的にはかなり素直で、キャプテン森崎の世界にいる現状を楽しんでいる。
キャプテン森崎の知識は豊富なので、それがこの世界での彼の最大の武器。

・キャプテン森崎の精(通称:森末)
板野をキャプテン森崎の世界に招待した自称・キャプテン森崎の精。
時々怪しいそぶりを見せるが、頻繁に板野にアドバイスをくれる奴。外見は某QBそっくり。

・松山光
板野が選んだ中学、ふらのサッカー部のキャプテンで道産子。
彼が施す熱血過ぎる練習量のせいで部員に逃げられてしまいチームは試合するギリギリの人数になってしまっている。

・小田和正
ふらののCFWで、当面は板野のライバル役。
試合であまり目立ちたくはないが、さりとて板野よりも役立たずという烙印を押されるのは勘弁と思っている。

・その他のふらのメンバー
板野の登場で少し危機感を持っている以外は本編同様、事なかれ主義な面々。
特に山室と中川は同じポジションとして焦り気味。

・藤沢美子
本編では松山との間に悲劇的結末を生んでしまい、今もキャプ森板全界隈で惜しまれている少女。
現時点で台詞はまだ出てきていないが、影に日なたに松山の事を見守っている。

・ふらののマネージャー(メガネ)
メガネをかけている。

・ふらのの監督
カーチャン自慢のスタミナドリンクを部員に飲ませたがる以外は特に特筆すべき点は無い監督。
戦術論などは割と松山の言いなりな所がある。

6 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:56:03 ID:???
先日言いましたように、外伝スレから独立させていただきました。
頑張って更新していこうと思いますので、よろしくお願いします。

7 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:18:38 ID:???
>★小田→ドリブル 40 ( ハートK )( 3 + 5 )=48★
>★板野→タックル 40 ( ダイヤ9 )( 2 + 6 )=48★
>=0→ボールはこぼれ球に。
========================================================
板野「(流石に小田が相手なんだ、これくらいなら余裕でカット……)」

ズダダダダッ!!

板野「(あれっ、意外に早い!?)く、くそっ!」

バチッ!

相手が小田だという事で油断をしていた俺だったけど、小田もそこまで甘い相手じゃなかった。
そりゃ松山みたいな一線級、この世代を代表するクラスのエースに比べれば甘いのかもしれないけれど……。
腐ってもいずれ全国大会でベスト4になるレベルの選手、思っていた以上にそのドリブルスピードは早く、
慌てて俺がボールに足を伸ばしても、霞める程度が精いっぱいだった。

小田「くそっ、零されたか!(引き分けって所か? なら及第点……だよな?)」
板野「ふぅ……(なんとかボールに触れたか)」
森末「(なんだかんだ言って、君だってそこまで今の時点では強くないからね。 油断は禁物だよ)」
松山「(小田が止められたか……完全にボールカット、って訳じゃなかったみたいだけど、結構やるなあいつ)」

なんとか抜かれる事を防いで一安心する俺は、森末の頭に響く声を聴いて頷く。
確かに今の俺はあまり強くは無いみたいだ、本編では殆ど雑魚クラスの奴が相手でも、油断は出来ない。
改めて気を引き締めると、こぼれたボールを拾い直し、攻守を交代して、今度は俺が小田に向かってドリブルで突き進んでいく。

板野「よし、今度は俺の番だ!」
小田「きやがれ!(くそーっ、ディフェンスは苦手なのに!)」

8 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:19:42 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 41 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 37 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が小田を抜き去った!皆の見る目が変わる……筈!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→小田がボールを奪った!流石はふらののエースストライカーだ!

9 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:20:04 ID:???
★板野→ドリブル 41 ( JOKER )( 6 + 1 )=★

10 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:20:49 ID:???
★小田→タックル 37 ( ハート8 )( 1 + 4 )=★

主人公だなw

11 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:21:04 ID:???
やったぜ!

12 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:21:59 ID:???
★小田→タックル 37 ( スペード4 )( 2 + 6 )=★

スレ立てお疲れ様です!
そしていきなりジョーカー!?

13 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:32:18 ID:???
>★板野→ドリブル 41 ( JOKER )=自動6ゾロ( 6 + 1 )=53★
>★小田→タックル 37 ( ハート8 )( 1 + 4 )=42★
>≧2→板野が小田を抜き去った!皆の見る目が変わる……筈!
======================================================================
板野「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
小田「ひ、ひぇっ!?」
板野「今の俺を止められるもんかぁ!」

バキッ

小田「うぎゃっ!?」

今度は完全に勝ってやる、あの松山光が見ている目の前で!
そう意気込んでいた俺は思わず無意識の内に叫んでおり、その気迫を前にして小田は思わず怯む。
そうしておっかなびっくり足を突きだしてくる小田だったけど、そんなもので止められるような今の俺じゃない。
気合を入れまくった俺は、設定したのが小柄な体型なのがなんだと言わんばかりに小田を跳ねとばし、
そのまま直進して無人となっていたゴールに思い切り強烈なシュートを叩き込む。

板野「よーし!」
ふらの中「「「ぽかーん……」」」
小田「い、いててて……(じょ、冗談じゃないぞ! チビの癖になんてパワーなんだ!)」

この光景を見て、ふらの中の他のメンバーは思わず口をおっぴろげて唖然とし、
跳ね飛ばされた小田は腰を擦りながら、俺の背中を化け物を見るような目で見つめる。
そして、このチームのキャプテンである松山は……。

14 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:33:20 ID:???
先着1名様で、

★松山くんの反応→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+小田「いやキャプテン、もう一度、もう一度俺にチャンスをくれ!」 なにィ!?小田がやる気満々だと!?
ダイヤ→松山「凄いパワーだな、板野! だがパワーだけじゃサッカーには勝てないぞ、次は俺と勝負だ!」 勝負を挑んできた!
ハート・スペード・クラブ→松山「す、凄いぞ板野! 小さいのに、なんてパワーなんだ!」 板野の実力を絶賛してくれる!

15 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:33:30 ID:???
★松山くんの反応→ スペードA

16 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:54:59 ID:???
>★松山くんの反応→ スペードA ★
>松山「す、凄いぞ板野! 小さいのに、なんてパワーなんだ!」 板野の実力を絶賛してくれる!
==========================================================================================
板野「そ、そうかな、えへへ(小さいのにってのは自分で設定しておきながらちょっと傷つくけど……褒めてるんだよね?)」
森末「(まあそういう奴だからな、松山光って)」

板野の突破を見て、松山は素直に板野の実力を褒め称えた。
元々小柄である板野が、自分よりも大きな小田を跳ね飛ばして突破をしたというインパクトも多分にあるだろう、
或いはこれまで入ってきた部員たちが軒並み自分の課す練習に耐えられなかった中、
これだけやれる者ならば、きっと長続きしてくれるに違いないという淡い期待もあったのかもしれない。
思う所は松山本人にしかわからない所であるが、とにかく松山は板野のこの突破を純粋に褒めた。

小田「あわわわ……(や、やべー。 あいつキャプテンに気に入られ始めてる?)」
山室「(このままじゃマジでFWのポジション取られちまうよ……)」
中川「(な、なんとかしないと、俺の位置が危うい……!)」

そして、この光景を見て一層危機感を募らせたのはふらののFWトリオだった。
先にも言ったように小学生時代から殆どチームメイトが変わっていない彼ら。
だからこそ、ここにきて、中学を卒業するまでの間でドロップアウトが出来なかった彼らにとって、
強制的にチームから必要ないと言われる事は己がチームから浮いてしまうという意味で大きな死活問題なのである。

松山「よし、それじゃあ練習再開だ!
   板野を新たに加えた、新生ふらのの底力を、今年の全国大会で見せつけてやろうぜ!」
板野「おーっ!」
ふらのメンバー「「「おーっ……」」」

とにもかくにも、こうして板野住明のサッカー人生の1章。
ふらの中学編は開始をするのであった。

※小田、山室、中川の3人が強い危機感を覚えました。
※松山の好感度が上がりました。

17 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:56:06 ID:???
『2年目 4月 日常パート』

森末「お疲れ様、どうだい? 新しい日常には慣れてきたかい?」
板野「うん、勉強も部活も、なんとか慣れてきたよ。 クラスで友達も出来てきたしね」

初登校をしてから数日後、学校から帰ってきた板野は、
居間で今晩の夕食の支度をしている森末と共に雑談をしていた。

森末「それはよかった。 なら、そろそろ日常パートをはじめる頃合いかな」
板野「日常パートか……具体的にはどんな事が出来るの?」
森末「チームメイトと交流をしたり、或いは定例イベントを起こすフラグになるイベントを起こしたり出来るね。
   基本的にはその2つが主になるよ。 何もしないで引きこもる事もありだけどね」
板野「全部で日常パートは16回あるんだっけ?」
森末「そうだね。 まあどれを選んでもらっても、本筋にはあまり関係は無いかもしれないから、好きに選んでよ。
   気楽にね」
板野「うーん、それじゃあどうしようかな」

A.街をぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

18 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:56:23 ID:v58a4gCA
A

19 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:58:02 ID:hzs8bxD2
A

主人公は覚醒、フラグ取得はなしですか?

20 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 21:59:12 ID:???
>>2を読もう

21 :森末(仮):2013/09/16(月) 21:59:55 ID:???
>>19
主人公は覚醒、フラグ取得はなしですね。
代わりに練習機会、イベントなどがあります。

22 :森末(仮):2013/09/16(月) 22:06:29 ID:???
>A.街をぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
========================================================================
板野「それじゃあ街をぶらついてみようかな……」
森末「カード判定の一発運勝負だね。 それじゃあ頑張っていってらっしゃい。
   今日はもう遅いから、明日ね」
板野「うん」

森末の言うように、練習を終えて帰ってきた今、外をぶらついても何も無いだろう。
そのまま食事を取って寝、丁度練習が休みだった次の日。
板野は外へと出かけ、何かイベントが起こらないかなと思いながらぶらつくのだが……。

先着1名様で、

★何があるかな→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???「あうー、だるーい、外でたくなーい」 なんかだるだるしてる女の子がいる……
ダイヤ→おや?学校のグラウンドで誰かが練習してるぞ? A〜4→中川 5〜9→山室 10〜K→小田
ハート→繁華街でマネージャー2人組に出会ったぞ!
スペード→繁華街で藤沢に出会ったぞ!
クラブ→矢車「新スレは俺には眩しすぎる……」 だったら出てくるなよ!

23 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:13:15 ID:???
★何があるかな→ ハート7


24 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:14:42 ID:???
>>20
>>21

すみません、板野君以外に気づきませんでした。
回答ありがとうございます。

25 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:25:16 ID:???
書くの早いななんとなくあの作者を思い出す

26 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:48:10 ID:???
遅れ馳せながら採用andスレ立て乙です。
ところで、森末(仮)のままですね。ずっとですか


27 :森末(仮):2013/09/16(月) 22:49:03 ID:???
>★何があるかな→ ハート7 ★ 繁華街でマネージャー2人組に出会ったぞ!
=========================================================================
板野「ふーん、北海道にも結構大きい街ってあるんだなぁ……」

何気に失礼な事を考えながら、板野はふらの近くの繁華街へと出かけた。
ふらのの近くに繁華街は無いとか、ふらの自体が繁華街だというツッコミは受け付けない。
北海道の地理には、あまり詳しくないのだ。

板野「ん? あれは……藤沢と、メガネのマネージャー? おーい!」
ふらののマネージャー(メガネ)「あら? 美子、あそこで手を振ってるのって……」
藤沢「板野君だわ、私達を呼んでるみたい」

マネージャー2人組を見るや否や、大きく手を振って2人を呼ぶ板野。
2人は少し周りの目を気にしながらも、見つけてしまった以上は無視する事も出来ず、
ぶんぶんと手を振っている板野の元まで歩み寄り、挨拶を交わす。

ふらののマネージャー(メガネ)「こんにちわ、板野君。 珍しい所で会ったわね」
板野「サッカー部に入ってから、初めての休日だったから、ちょっとふらのの近くを回ってみようと思って。
   あんまりまだ地理に疎いからさ。 マネージャーたちはどうしてここに?」
藤沢「私達も、久しぶりの休みだから少し街に出てみようと思って……」
ふらののマネージャー(メガネ)「うちのサッカー部はあまり休みが無いもの。
                折角の休日を家で過ごすのなんて、勿体ないもんね」

どうやら藤沢達は久しぶりの休日だという事で、この繁華街までウインドウショッピングにやってきていたらしい。
確かにサッカーをやっている板野達は当然として、マネージャーである彼女たちにも休みは殆ど無いのだから、
こうしてゆっくり骨休めする事は必要な事なのだろう。
そうしてしばらく雑談をしていると……。

松山「あれ? 板野にマネージャーじゃないか、こんな所でどうしたんだ?」

28 :森末(仮):2013/09/16(月) 22:50:34 ID:???
藤沢「! ま、松山くん!?」

そんな3人に声をかけてきたのは、ご存知ふらの中キャプテンの松山光であった。
思いがけずこんなに大きな街で4人も知り合いが集まった事に驚く板野。
一方、藤沢はこんな場所で松山に出会うとは思っていなかったのか、そんな板野よりも更に驚きの表情を浮かべている。

板野「こんな所でどうしたって、俺はちょっとこの辺に詳しくないからぶらぶらしてただけだよ。
   そしたらマネージャー2人に会ったって訳さ。 松山はどうしたんだ?」
松山「サッカー雑誌を買いに来たんだ、地元の小さい本屋じゃ取り扱ってくれないからなぁ……」

あまり都会に出てくるイメージの無い松山であったが、街に出てきた理由を聞いて納得する板野。
確かにこの時代の田舎の本屋では、まだまだマイナースポーツに近いサッカー誌など売っていないだろう。
それを買いにわざわざ街に出る辺り、やっぱりサッカー馬鹿なんだなと改めて思う板野に対し、
松山はそのお目当ての雑誌が入っていると思しき紙袋を抱えつつ、顎を一撫でして考え込む。

松山「そうか、確か板野は東京出身なんだったな……。 それなら、これから俺が案内してやろうか?」
板野「え? 本当に?」
松山「ああ! 北海道の良さを知ってもらいたいからな!」

郷土愛にあふれる男、松山光。
目の前の男が北海道に不慣れである事を思い出し、なんとしてでも北海道の良さを伝えなければと変なスイッチが入る。

板野「(本当に北海道好きなんだなぁ……だからあんなネーミングセンスなんだろうけど。
    それはそれとして、どうしようかな?)」

A.「それじゃあ折角だしお願いするよ」
B.「でも松山ってこんな繁華街、色んな場所知らないんじゃない?」
C.「いや、遠慮しておくよ。 1人で色々歩くのが好きなんだ」
D.その他 言わせたい事を書いてください。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>26
(仮)はなんとなくです。

29 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:56:24 ID:???
A

30 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:57:10 ID:v58a4gCA
B
女の子も来てもらうにはこれかな

31 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:57:12 ID:hzs8bxD2
A

32 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 22:58:07 ID:KBaAg5SI
A

33 :森末(仮):2013/09/16(月) 23:23:46 ID:???
>A.「それじゃあ折角だしお願いするよ」
==============================================================
折角の松山の提案を断る理由は無い、板野は喜んで承諾をすると、
松山はグッとガッツポーズをして任せろと言いながら、早速案内を始めようと歩き始める。

松山「そろそろ昼だし、まずは昼食からだな!
   この近くに美味い塩バタコーンラーメンを出す店を知ってるんだ!」
板野「(うわぁ、モロに北海道だ! って、あれ? ちょっと待て、この流れ……)」
松山「じゃあな、マネージャー! また明日、学校で!」

ポキン

藤沢「う、うん。 またね、松山くん、板野くん」
板野「(なんか今、変なの折れる音聞こえたんだけど!)」

松山としては、当然ながら悪気はない。
藤沢達もまた折角の休日にこの繁華街に遊びに来ている以上、無理に付き合わせる事もないという判断から来るもの。
ただ、当然ながら藤沢の心中を知っている板野としては、何か旗がポッキリ折れてしまったような音が聞こえた、気がした。

板野「(やっぱり松山っていい奴だけど残念だよなぁ……それでこそ松山な気がするけど)」
松山「ラーメンを食い終わったら、ラベンダー畑だな!
   やっぱりふらのといえばアレだ!」
板野「う、うん……」

意気揚々と先を行き、これから一日の予定を話し始める松山。
後ろ髪を引かれる思いをしつつ、板野は松山に連れられてラーメン屋に入っていくのだった。

34 :森末(仮):2013/09/16(月) 23:24:48 ID:???
先着1名様で、

★ラーメン屋で何かあります?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???「子供がまだ食べてるでしょうが!」 なんか変なオッサンが店員にどなってた!
クラブA→松山「やっぱりラーメンといえば、塩バターコーンラーメンだな! ハッ、ひらめいたぞ!」
それ以外→特に何も無く、その後も松山くんに案内してもらいました。

35 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 23:25:29 ID:???
★ラーメン屋で何かあります?→ ハートQ

36 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 23:25:39 ID:???
★ラーメン屋で何かあります?→ ダイヤ7

37 :森末(仮):2013/09/16(月) 23:46:27 ID:???
>★ラーメン屋で何かあります?→ ハートQ ★
>特に何も無く、その後も松山くんに案内してもらいました。
==============================================================================
松山「うん、美味い美味い。 季節が違えば海産物とかもあったんだけどな……」
板野「ウニとか? でも俺達の小遣いじゃ食べれないよ」
松山「ははっ、確かにそうだな」

松山の案内してくれたラーメン屋は、流石に道産子がオススメしてくれたものと言うべきか、
バターのとろける甘さとコーンのシャキシャキとした歯ごたえが絶妙に麺とスープにマッチしている逸品であった。
値段も中学生である松山、板野には手を出しやすいもの。
なんだかんだ言いつつ、松山の案内に乗っておいてよかったなと板野は実感する。

板野「それじゃあ次はラベンダー畑だっけ? ……男同士で花を見に行くのかぁ」
松山「おいおい、男同士とかは関係ないだろ。 ふらのが誇る観光名所だぞ、ラベンダー畑は。
   本当は夏が最盛期なんだけど、一年中ラベンダー自体はあるからな。
   とりあえず行ってみようぜ!」
板野「うん!」

その後、板野は松山に連れられてラベンダー畑へと移動する。
松山の言うように最盛期に比較をすると少しさみしいような風景であったが、
それでも広大な大地一杯にラベンダーが咲き誇っている姿は正に圧巻。
こうして板野は松山提供のぶらり北海道ツアーを満喫したのだった。

松山「それじゃあまた明日、学校でな!」
板野「うん!」

38 :森末(仮):2013/09/16(月) 23:47:28 ID:???
『2年目 4月 練習パート』

森末「おかえり板野、日常パートは楽しかったかい?」
板野「そうだね、最初はどうなる事かと思ったけど楽しかったよ。
   松山とサッカーするだけじゃなく、ああやって遊んでみるっていうのもいいもんだね」
森末「そうかそうか、満足してくれたなら嬉しいよ。
   それじゃあ次は練習パートだ。 ちょっと説明を箇条書きにするから目を通してね」

・板野含む、周囲の選手たちは3年目8月まで2ヶ月に1回、全能力が+1される。
・板野はそれに加えて、好きな能力を練習する事が出来る。
 技を習得したり、ガッツを増やすのもここで行う。
・最初に選んだ選手適正によって、上がりやすい能力、上がりにくい能力が決定されている。
・とりあえず中学編での限界値は「56」

板野「ふむふむ……2ヶ月に1回か。 3年目8月まで中学編はあるから、
   2年目6月、8月、10月、12月、3年目2月、4月、6月、8月……全部で8回全能力+1されるって事?」
森末「そういう事だね。 これだけでも、まあそこそこの実力にはなるよ」
板野「そこそこかぁ……ガッツも600って少ないし、FWとしてはシュートも覚えたいよね。
   16回で効率的にやるにはどうすればいいんだろう?」
森末「まずは基礎能力を上げる方がいいと思うよ、基礎が無くちゃ技も大した威力にならないからね。
   そうして鍛えてると、いずれ能力が上がりにくくなるから、その時に技を覚えるといい。
   ただ後回しにし過ぎると、覚えられないまま3年目8月になっちゃうかもしれないからね。
   ある程度見切りをつける事も大切だ」
板野「わかったよ。 それじゃあ早速練習だね!」
森末「まずは基礎力をつけるか技を覚えるかを選んでね」

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

39 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 23:48:53 ID:4Phda4OE
A
シュートとドリブルは必須項目だしな

40 :森崎名無しさん:2013/09/16(月) 23:51:30 ID:hzs8bxD2
A

41 :森末(仮):2013/09/17(火) 00:00:10 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===============================================
板野「まずは基礎能力だね! 森末も言った通り、基礎がしっかりしてないと技も意味ないし」
森末「なら次は何を鍛えるかだね。
   現段階だとすべての能力が上がりやすくなってるけど、どれを鍛える?」
板野「そうだなぁ」

とても上がりやすい:ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット、ブロック、せりあい、ガッツ
上がりやすい:なし
普通:なし
上がりにくい:なし
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

42 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:04:32 ID:Y35i/J7o
C

43 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:04:54 ID:RJY3Qlpw


44 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:07:03 ID:0ksCTxmE
C

45 :森末(仮):2013/09/17(火) 00:11:48 ID:???
あっとごめんなさい、シュートだけはとても上がりやすいだけじゃなく上がりやすいでした。
記載ミスで投票が決定してしまったので、30分まで取り消しかどうかのレスを待ちます。
30分まで無かった場合は、このまま進行します。
どうもすみません。

46 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:21:17 ID:0ksCTxmE
にへ変更します。

47 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:22:31 ID:0ksCTxmE
すみません、記入ミスです。

Aに変更します。

48 :森末(仮):2013/09/17(火) 00:23:15 ID:???
>>47
どうも、変更了解です。

49 :森末(仮):2013/09/17(火) 00:27:44 ID:???
>A.ドリブル
====================================================
森末「全部とても上がりやすいって言ったな……あれは嘘だ。
   シュートだけは普通に上がりやすい」
板野「じゃあドリブルにしようかな、FWは突破力も大事だしね」
森末「うん、いいと思うよ。 それじゃあ明日の練習、頑張ってらっしゃい」

ちょっとしたミスはあったものの、なんとか1回目の練習の方針は決まり、
板野は明くる日、いつものように部活に顔を出すとドリブルを重点的に鍛えはじめる。

板野「(小田は抜けたけど、あれって引きがよかっただけな気がするしね……。
    いっちょ気合入れてドリブルを鍛えよう!)」

先着1名様で、

★板野のドリブル特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以下→+1
6〜9→+2
10以上→+3

50 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:28:36 ID:???
★板野のドリブル特訓→( 2 + 5 )=★

51 :森末(仮):2013/09/17(火) 00:45:15 ID:???
>★板野のドリブル特訓→( 2 + 5 )=ドリブル+2★
=============================================================
タタタタッ

板野「(考えてみると、中学生編で優勝するならドリブルを鍛えるって結構重要そうだよな。
    目下のライバルになりそうな南葛、東邦の守備を考えるとさ)」

南葛の守備の要は石崎と高杉、東邦の守備の要は若島津。
前者はブロックが得意であり、後者はセービングは国内ならトップレベル、更に飛び出しは世界レベルだろう。
安易にシュートを打つよりは、ドリブルで抜き去る事も選択肢に入るのかもしれない。
キャプ森板のシステムを熟知している板野はそういった考えもあってかドリブル練習に熱が入り、
めきめきと実力を伸ばす事に成功をした。

ズザーッ!

近藤「ここだーっ!」
板野「ボールは渡さないぞ!」

そのキープ力は既にふらののDF達では容易にボールを奪えない程であったが……。

松山「よし、貰ったぞ!」
板野「うわぁっ!?」

バチィッ!

しかし、まだまだ松山を抜ける程のものではないのだった。

板野「くそーっ、また松山に止められたか!
  (やっぱりタックル上手いよなぁ、松山。翼がいない日本でこいつ抜ける奴いるのかな?)」
松山「板野も中々のキープ力だけど、俺もボールカットには自信があるからな!
   さ、練習練習!」

52 :森末(仮):2013/09/17(火) 00:46:15 ID:???
『2年目 5月 日常パート』

こうして板野がこの世界にやってきてから1月が経過し、5月。
今月もまた、日常パートがやってくる。

板野「あれ? 定例イベントはないの?」
森末「言ったろ、あれは特別な時にしか発生しないんだって。
   日常パートと練習パートを交互に繰り返すのが基本だよ、で、今月はどうするの?」
板野「そうだなぁ……」

A.街をぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

53 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 00:56:30 ID:0ksCTxmE
B

54 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 01:04:15 ID:Y35i/J7o
B

55 :森末(仮):2013/09/17(火) 01:09:07 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
===============================================================
板野「誰かに会いに行ってみようかな」
森末「そうか、各キャラの住所の控えはちゃんと僕が用意してるからね。
   誰に会いたいか言ってくれれば、教えてあげるよ」
板野「森末って便利だけど怖いよね。 えーっと、それじゃあ誰に会いに行こうかな」

A.松山
B.小田
C.藤沢
D.ふらののマネージャー(メガネ)
E.矢車
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

56 :森末(仮):2013/09/17(火) 01:14:14 ID:???
本日はここで一区切りさせていただきます。
遅い時間までお付き合いありがとうございました。

57 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 01:24:41 ID:RwVZ+zkg
A
お疲れ様ー
育成方針はとりあえずドリブルとシュートが急務かね
守備は松山に任せよう

58 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 01:40:10 ID:???
A

お疲れ様です。
まずはシュート、ドリブル、ガッツだね。
その後パスか必殺シュートかな。

手が回れば守備も伸ばす、ただしブロックは捨てていいと思う。

59 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 01:48:20 ID:0ksCTxmE
おお、下げてた……

すみません、Aです。

60 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 17:33:02 ID:???
チビなのにブロックの強いFWとかロマンがあるんだけどな、技がネックだなぁ

61 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 17:36:40 ID:???
今のまま2ヶ月ごとのレベルアップすると
ドリブル43+8=51シュート43+8=51か・・・
上がりやすいうちにドリブルかシュートを5程上げときたいな

62 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 17:43:50 ID:???
上がりにくくなるまではその2つを鍛えたいね
ただガッツとシュート技も鍛えたい、シューターなら必殺技ないと活躍できないだろうし、
シュート撃つこと考えたらガッツも800は欲しい

63 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 21:31:37 ID:???
いきなり細かい考察が始まっててビックリ
考察はお任せしするよー

64 :森末(仮):2013/09/17(火) 22:48:13 ID:???
>A.松山
=================================================
板野「松山に会いに行ってみようかな」
森末「わかったよ、それじゃあ松山の住所はだね……」

松山に会いに行く事に決めた板野は、森末から住所を教えてもらい、早速松山の自宅へと向かった。
松山の自宅は特別裕福そうでもないが、貧困そうでもない中流家庭の一軒家。
呼び鈴を押すと幸いにも松山本人が応対してくれ、
松山は板野が急に自宅に来た事に驚きながらも、快く自室へと板野を案内する。

松山「しかしどうやって俺の家を知ったんだ? 確か教えてなかったよな?」
板野「その……他の皆に聞いたんだ(流石に森末に教えてもらいましたなんて言えないよね)」
松山「ふーん、それで、今日は一体何の用だ? あいにく俺の部屋には遊べるようなものなんて無いんだが」
板野「(原作での翼の部屋程じゃないけど……サッカーの雑誌や本がいっぱいあるな。
    貼られてるポスターも、多分欧州のサッカー選手か何かかな?
    流石にベッドのシーツはサッカーボール柄じゃないみたいだけど。 で、えーっと、何を話そうかな)」

A.松山の小学生時代の話を聞いてみる
B.今年8月にある全国大会の話をしてみる
C.ふらののチームメイトたちについて話し合ってみる
D.ここは恋愛の話を振ってみよう
E.その他 話したい事を併記してください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

65 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 22:49:10 ID:zqx3SvXQ
A

66 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 22:50:57 ID:Y35i/J7o
B

67 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 22:52:43 ID:0ksCTxmE
B

68 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/09/17(火) 23:17:13 ID:???
新外伝スタートおめでとうございます、面白そうな内容で今からJY編が楽しみです♪
スレ主をやるのは難しくも楽しい物です(o゜▽゜)o
続ける中で環境が変わったりもするでしょうが、テーマ的に長期になりそうな内容ですし更新がんがって下さいねo(*⌒O⌒)b


69 :森末(仮):2013/09/17(火) 23:19:33 ID:???
>B.今年8月にある全国大会の話をしてみる
==========================================================
板野「あと3ヶ月もしたら全国大会だろ? 少し話を聞いてみたいと思ってさ。
   俺、全国には出場した事が無かったからな」
松山「板野の実力なら、全国に出れてもおかしくないと思うけどな。
   でもそうか、不安に思う気持ちはわかるぜ。 うん、なんでも聞いてくれ!」
板野「(まぁ、そもそもサッカーを始めたのが中学からというか、ふらのに転入してきてからなんだけどね)」

とにもかくにも、松山は快く全国大会について質問があるというのなら答えると応じてくれ、
板野は少しだけ苦笑をしながら、まずは去年のふらのの成績について聞いてみる。

板野「そういえば去年はふらのはどこまで行けたんだ?」
松山「去年は道大会を突破はしたけれど、本大会では1回戦敗退だったよ。
   言い訳になるかもしれないが、俺達は1年生……だけど本大会には上級生がゴロゴロいたからな」
板野「(松山だと学年での差異なんて殆ど無いんだろうけど……他の面子は違うだろうしなぁ。
    流石に松山がいても、それじゃ勝てないか)」

松山自身の実力は、キャプテン森崎をよく知り、そして僅か1ヶ月ではあるが共に練習をしてきた板野はよく知っている。
彼ならば上級生に囲まれても負けない程の実力を持っているのは確かだろうが、
サッカーは1人で出来るものじゃない。
他の者達が特にパッとしない面子で固められたふらのでは、道大会を突破出来ただけでも褒められるべきものだろう。

板野「(それを考えると、今年も道大会はほぼ突破は決定してると思っていいのかな?
    松山だけじゃなくて俺もいるし)」
松山「ただ今年こそは全国制覇を成し遂げて、この北海道に優勝旗を持って帰ってくるぞ!
   なぁ板野!」
板野「う、うん……それで、具体的に全国でライバルになるチームは?」
松山「そりゃ静岡代表の南葛、それに東京代表の東邦だろうな。
   この2チームは去年も決勝でぶつかって、熾烈な争いを繰り広げたからなぁ。
   目下、打倒を目指すのはこの2チームだ!」
板野「(南葛と東邦か、やっぱり森末の言ったように森崎達が抜けても強いんだなぁ……)
   えーっと、その2チームはどんな特徴のチームなの?」

70 :森末(仮):2013/09/17(火) 23:21:00 ID:???
松山「南葛は俺達ふらのみたいに、元々小学生時代にあった南葛SCにいたメンバーが大勢いる。
   その中でも去年から活躍していたのが井沢、来生、滝の修哲トリオっていう3人組だな」
板野「へ、へー(修哲トリオが大活躍するの……? あ、でも森末が少し強化したとか言ってたような?)」
松山「来生の決定力、滝の突破力、井沢の献身的なディフェンスは去年から上級生相手でも通用していたからな。
   1年を経てレベルアップをしてると考えるなら、間違いなく手強い」
板野「(? なんだろう、今ちょっと違和感があったような気がするなぁ)えっと、他には?」
松山「うーん……後は去年見た限りだと、時々DFで石崎、高杉っていう奴が途中交代で入ってる時があったな。
   2人ともシュートブロックは中々だった、あれも注意は必要だ」
板野「(どうしよう、ここらへんで何か突っ込んだ事を聞いておこうかな?)」

A.来生の決定力について詳しく
B.滝の突破力について詳しく
C.井沢の献身的なディフェンスについて詳しく
D.石崎、高杉のシュートブロックについて詳しく
E.別にいいや。東邦の話を聞こう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>68
どうもアナカンさん、ありがとうございます。
そうですね、これからも楽しみながら更新を頑張っていこうと思います。
テーマ的にWYまでを考えると道のりが長くなりそうですが、少しずつやっていこうと思います。

71 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 23:25:30 ID:ZrRYnUHg
C

72 :森崎名無しさん:2013/09/17(火) 23:26:06 ID:prk38yMs


73 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:01:45 ID:???
>C.井沢の献身的なディフェンスについて詳しく
========================================================
板野「(あっ、そうだよ! 井沢がディフェンスっておかしいじゃないか!
    あいつ、能力値的に思いっきり攻撃しか出来ないタイプの選手だった筈なのに!)
   なぁ松山、井沢って奴について詳しく聞かせてくれないか?」

松山の話の中で引っかかったもの、それは南葛の井沢がディフェンスで目立っていたというものだった。
板野の知る井沢という選手は、クリップジャンプと修哲トリオでのパスワークだけが自慢のOMF。
守備能力はザルで、箸にも棒にもかからないレベルというもの。
一体どうしてそうなっているのかと疑問を持った板野は、すぐさま松山に質問を浴びせる。

松山「井沢か? そうか、板野はFWだからな、守備で目立っていた井沢を気にするのも無理はないな。
   あいつは元々、小学生時代はOMFだったけれど中学でディフェンスを鍛えはじめたみたいだな。
   多分、小学生時代は後ろに若林っていうGKがいたから安心出来たんだろうけど、
   中学に上がる前にそいつが外国に引っ越して、守備に綻びが出たからなんだろうな」
板野「(あ、松山が若林の事知ってる。 ……小学生時代、ちゃんと全国大会に出たんだ)」

ちゃっかり松山の話の中に出てきたSGGKの名前を聞いて、森崎達がいなくなった影響を考える板野。

松山「去年だけに関して言えば攻撃ではさっき言った来生、滝の他にオフェンスに定評のある3年の池上もいたし、
   攻撃はそいつらに任せて守備を固めたいって気持ちもあったのかもしれないな」
板野「(それにしても、そうか……俺の知るキャプ森だと森崎がいるから打たれてもなんとか止められたんだろうけど、
    石崎と高杉しかいないんじゃ、撃たれる前に前で止めようって思考になるよなぁ。
    ……もしかして、翼がいないから変に攻撃で貼り合おうって気持ちもなくなったのかも?)」

元々原作では高杉の代わりにDFとして起用される事も多い井沢である。
南葛の守護神である森崎がいなくなり、張り合う相手である翼もいないこの世界では、
攻撃は滝と来生にある程度任せ、自分は中盤で攻撃の芽を摘むというチームの為になるプレイに目覚めたのかもしれない、
と、板野は変に納得をした。

74 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:02:51 ID:???
板野「(他にプレイスタイル変わってる奴とかいるのかもしれないなぁ、注意しなくちゃ)
   南葛の事は大体わかったよ、東邦は?」
松山「東邦はサッカーの名門だな、実は俺も小学生時代にスカウトされた事がある」
板野「えっ、本当に!?」
松山「まあ結局話はなくなったんだけどな」

松山が東邦学園にスカウトされたという事実を聞いて思わず驚く板野だったが、
よくよく考えてみれば何ら不思議な事は無いかと一人頷く。
翼、日向、森崎がいない今、日本でトップクラスのプレーヤーと聞いて思い浮かぶのは松山。
当時松山が注目を集め、スカウトを受けたというのはごく自然な話だ。
……何故話がなくなってしまったのかまでは、わからないが。

松山「とにかく選手の質自体は高いな、その中でも特に目を引くのがGKの若島津、FWの反町だ」
板野「(やっぱりその2人か〜)」
松山「特に若島津は俺達の学年だとNo.1キーパーと言っていいかもしれない。
   あいつの守るゴールは、ちょっとやそっとじゃ割れないからな。
   俺も小学生時代、あいつにPK止められたし……くそっ、あの借りは今年の全国で返さないと!」

森崎が消失し、若林が西ドイツにいる日本において、若島津健は正に日本のNo.1キーパーと言えた。
ふらのに所属し、ポジションをFWと選んだ以上は、彼からゴールを奪えるようになる事が目下の板野の課題と言えよう。

板野「それで、反町って奴は?」
松山「模範的なFWだな。 自分でもある程度運べるし、決定力もある。 地味だけど優秀なFWだ。
   他にも候補はあるけど、東邦の反町と南葛の来生が俺達の世代を代表するツートップだな」
板野「(え〜っ、反町と来生が世代を代表するツートップぅ? ……まぁ、日向いないしそうなるのかなぁ?)」

本編でも原作でもパッとしない2人を並べられて世代を代表するツートップと言われ、困惑する板野。
FWとして将来を考えれば彼らを目標とし、追い越さなければならないのだろうが……。

75 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:04:00 ID:???
板野「(あんまり乗り気しないなぁ……でもJY編になったら組むかもしれないんだよなぁ)」
松山「攻撃は反町、守備は若島津で安定している。 ただ東邦のネックは中盤だな。
   去年の南葛vs東邦は殆ど東邦が攻められっぱなしだった、攻撃の流れ、司令塔が東邦にはいないんだよ。
   散々撃ちまくられた結果、結局若島津がゴールを守りきれずに1−0で南葛が勝ってたからなぁ。
   ボールを運べて攻守の繋ぎ目が出来る選手がいれば、かなり違うんだろうが……」
板野「(タケシは2学年下だからまだ入学してないんだっけ)」
松山「ただ、それでも強敵には違いない。 特にやはり若島津からどうやってゴールを奪うか、それがキモだな。
   板野、お前はどっちが手強いと思う?」
板野「え? そ、そうだなぁ……」

A.「南葛かな。 去年の優勝チームだし、聞いてる限り攻守のバランスがいいみたいだ」
B.「東邦かな。 攻め続けた末に1失点だけに抑えた若島津の守備力は見誤っちゃ駄目だ」
C.「どっちも俺達ふらのには敵わないさ!」
D.その他 言わせたい台詞を併記してください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

76 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:05:06 ID:pO5csvgA
B

77 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:05:33 ID:JAHzyKtE
B

78 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:20:39 ID:???
>B.「東邦かな。 攻め続けた末に1失点だけに抑えた若島津の守備力は見誤っちゃ駄目だ」
======================================================================================
松山「うん、俺もそう思う。 打倒南葛を掲げてるけど、南葛の最大の弱点はキーパーが貧弱な点だ。
   その点、東邦の守護神は俺達の世代最強と言っていいキーパー。
   ハッキリ言って弱点なんて無い以上、警戒するのは当然だ」
板野「(世代最強かぁ……でも若林が出てきたらかませ犬になるんだろうなぁ)」

原作、そして本編での扱いを考えるとなんだか涙が出てきそうになりつつ、
それでも実際問題、今の板野にとっては若島津は大きな壁である。
今後、まだずっと先になるであろうJY編を考えれば、若島津から点を取れるようでなければきっと世界では活躍が出来ない。

松山「実は若島津対策で少し考えている事があるんだ」
板野「考えてる事?」
松山「ああ、全国大会に向けて技を編み出そうと思っていたんだけどな、
   候補は2つあったんだけど短い時間しかないからどっちを開発しようか迷ってたんだ。
   だけど何を鍛えるかやっと決めたぞ!」
板野「もしかして……」
松山「北国で鍛えに鍛えた粘り強い足腰で放つ、地を這うロングシュートだ。
   若島津からゴールを奪うには、ただのシュートじゃ駄目だろうからな!」
板野「(やっぱり、あれかー)」

原作、テクモ版、本編共に松山光の代名詞となっている例のアレ。
ただこれがキャプテン森崎の外伝である以上、きっと名前はあっちの方になるんだろうなと思いつつ、
板野は爛々と目を輝かせる松山を複雑な思いで見つめるのだった。

板野「(アレを覚えてくれたら得点力は間違いなくアップなんだろうなぁ。
    俺も早く必殺技覚えたいや……その前に基礎力高めるのが先かな? 迷うなぁ)」
松山「よし、明日から早速特訓しないと!」

こうして現在の中学サッカー界の事を聞き、更に松山のやる気を燃焼させつつ、
2回目の日常パートは終わるのだった。

79 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:21:41 ID:???
『2年目 5月 練習パート』

板野「よーし、今月も練習パートだ!」
森末「参加者の皆も君の育成方針について色々考えてくれてるみたいだよ」
板野「えへへ、期待されてるんだね俺」
森末「期待を裏切らないように頑張ってね、それじゃあ今月は何を鍛える?」

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

80 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:22:25 ID:JAHzyKtE
A
シュートかドリブルは上げやすいときに上げないとな

81 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:26:33 ID:RKpaAkCA
A

82 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:29:58 ID:???
>A.基礎能力を上げる
========================================================
板野「今月も基礎力を上げる事にするよ」
森末「そうか、それじゃあどれを上げる? まだどれも大体上がりやすいよ」

とても上がりやすい:パス、タックル、パスカット、ブロック、せりあい、ガッツ
上がりやすい:シュート
普通:ドリブル
上がりにくい:なし
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

83 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:33:11 ID:RKpaAkCA
C

84 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:33:31 ID:pO5csvgA
C

85 :森末(仮):2013/09/18(水) 00:37:47 ID:???
>C.シュート
==========================================
板野「松山も例のアレを覚えるみたいだしね、俺も負けてられないや!
   シュートを鍛えよう!」
森末「それじゃあ頑張ってらっしゃい」

そして明くる日、板野はいつものように部活に参加し、
キーパーの加藤を相手にシュート練習を行う。

板野「加藤、シュートを受けてくれ!」
加藤「いいぜ、来い!
  (最近キャプテンがしつこく練習に誘ってくるだけでもヘトヘトなのに……くそう、やっぱキーパーやりたくねぇ!)」

先着1名様で、

★板野のシュート特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

7以下→+1
8以上→+2

86 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:38:12 ID:???

★板野のシュート特訓→( 2 + 6 )=★

87 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 00:51:35 ID:???
加藤は代表ワンチャンあると思うけど
本人にやる気がないのが痛いな

88 :森末(仮):2013/09/18(水) 01:11:30 ID:???
>★板野のシュート特訓→( 2 + 6 )=シュート+2★
=============================================================
板野「でや〜っ!」

バシュウウウウッ!

加藤「く、くそっ、とれねぇ!」

小さな体を目いっぱい伸ばし、大きく足を振りかぶってシュートを打つ板野。
渾身の力を込めて打ったそのシュートは強烈な勢いでゴールネットへと突き刺さる。
加藤も全国レベルで見れば悪いキーパーではない筈なのだが、それでもボールに掠る事も出来なかった。

板野「やったあ!(よーし、いい感じだぞ! もう加藤相手なら、フリーならゴールを割るのも難しく無さそうだ!)」
加藤「ぐぐぐ……(練習とはいえやっぱりこのゴールを決められる感覚は慣れないぜ)」
松山「(やるな板野……決定力なら俺よりも上だ。 いや、あの技を完成させれば……!)」

忌々しげに板野を見つめる加藤に、頼もしげに板野を見つめる松山。
一方着実に成果が出ている事を実感した板野は、意気揚々とその後も練習に励むのだった。

89 :森末(仮):2013/09/18(水) 01:12:55 ID:???
『2年目 6月 定例イベント』

※6月に入ったので全員の全能力が+1されました。

この日もいつものように練習をしていたふらの中学。
来月7月には道大会も始まるとあってかいつも以上に松山の指導は苛烈であり、
一同はへろへろになりながらも練習に励む。

松山「加藤、ちょっとシュートを受けてくれないか?」
加藤「お、おう!(またかよ、もう勘弁してくれよ……)」

そんな中、ここの所シュートの練習に励んでいた松山は、キーパーの加藤をゴール前に立たせ練習に付き合ってくれるよう頼む。
当然ながら加藤としては断れず、内心いやいやながらも構え、
板野とマネージャーを除く一同は加藤に対して同情をしながらも、これ幸いとしばし休憩を取る。

松山「(昨日の練習では何かがつかめた気がするんだ。 もっと足を大きく振りかぶって……)」

グワァッ!!

加藤「(うげっ、なんか凄そう!?)」
松山「ここだ、ここで決めるんだ! いくぞ加藤、これが俺の『北 国 シ ュ ー ト』だ!」

バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

加藤「げっ!? ぐはぁっ!」

バキィッ!!

小田「うおおあああっ!? か、加藤ー!?」
松山「やった、完成したぞ! 北国シュート、完成だー!!」

90 :森末(仮):2013/09/18(水) 01:13:59 ID:???
松山の放ったシュート、大きな振り足から放たれたそれは先月松山自身が板野に話した通り、
地を這い、唸りながらゴールへと突き進んだ。
ただでさえ低空のものへ飛びつく際はバランスを崩しやすくなるというのに、
それが猛烈な威力を持っているのだからキーパーの加藤としてはたまったものではない。
哀れ加藤はボールの威力に負けて吹き飛ばされ一同が心配する中、
松山はようやく自身が必殺シュートを会得出来た事に感激をするのだった。

板野「(うーん、目の前で見ると……やっぱり必殺シュートって凄いなぁ)
   凄いね松山! これが前に話してた必殺シュート?」
松山「ああ、そうだ! 北国で鍛えた足腰を使って打つから、名付けて北国シュートだ!」
近藤「(ひ、ひでぇネーミングセンス……いや、なだれ攻撃とか言ってた時からわかっちゃいたけどさ)」
中川「か、加藤、大丈夫か? 立てるか?」
加藤「お、おう。 す、すげぇなキャプテン、吹き飛ばされちまったぜ(もうこのチームのキーパーやだ……)」
松山「なんとか来月の道大会には間に合ってよかったぜ、付き合ってくれてありがとうな加藤!
   加藤も、このシュートを取れるようになれば全国で誰が相手でも怖くないぞ!
   さぁ、練習再開だ!」
加藤「おう!(勘弁してくれー!)」

必殺シュートを編み出した事により、より一層自信を深める松山。
一方、更に練習が激化しそうだと、涙目になりながらも口調だけは平静を装う加藤。
周囲の者達は加藤への同情を深めつつ、我関せずの気持ちで遠巻きに見守りながら練習を再開するのだった。

ふらののマネージャー(メガネ)「ねぇ美子……サッカーって人が吹き飛んだりするスポーツだったかしら?」
藤沢「松山くん、素敵……」
ふらののマネージャー(メガネ)「聞いちゃいねぇ」

※松山が『北国シュート』を覚えました!

91 :森末(仮):2013/09/18(水) 01:15:00 ID:???
『2年目 6月 日常パート』

板野「いやぁ、生松山の生北国シュートが見れたよ! 感動物だったね!」
森末「そりゃよかったねぇ。 全国大会に行けば、もっと珍しいものも見れるだろうさ。
   それで、今月の日常パートはどうする?
   因みに、Aは街をぶらつくからただのぶらつくに変更してみたよ。
   学校とかでのイベントもここで発生させたいからね」
板野「うーん、そうだなぁ……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>87
全国大会編では一応上位に入るキーパーですからね。
やる気の無さは松山除くふらののメンバー全員の大きなマイナスポイントです。

92 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 01:22:17 ID:RKpaAkCA
C

取り合えず一通り試してみる?

93 :森末(仮):2013/09/18(水) 02:01:31 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合いありがとうございました、それでは。

94 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 02:42:02 ID:tRCBjGao
C

95 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 08:34:39 ID:???
作成しましたー
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/105.html

96 :森末(仮):2013/09/18(水) 22:55:29 ID:???
>C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)
====================================================================
板野「うーん、ここまでのパートでは全部能動的に俺の方から動いてたからなぁ。
   受動的にイベントが起こるのを待つ為に、自宅で過ごしてみるよ」
森末「なるほどね、まあいいんじゃないかな?
   なんだかんだで君はまだこの世界に慣れてないんだし、ここまで動きっぱなしで疲れたろう。
   ゆっくり休むといいよ」

こうして板野は次の休養日、久々にのんびり自宅で休む事にした。

先着1名様で、

★ひとやすみひとやすみ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→たっぷり休んで気合は十分だ!次の練習パートではダイスが1つ増えるぞ!
ダイヤ→トゥルルルル。 おや?電話がなってるぞ。 小田「もしもし、小田だけど」 
ハート→ピンポーン! おや?来客が来たようだ。 中川「板野、いるか?」
スペード・クラブ→特に何も無かった!

>>95
ページ作成ありがとうございます。
そのページに沢山のログを残せるよう頑張って書いていきます。

97 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 22:57:00 ID:???
★ひとやすみひとやすみ→ クラブQ

98 :森末(仮):2013/09/18(水) 23:02:58 ID:???
>★ひとやすみひとやすみ→ クラブQ =特に何も無かった!★
==================================================================
板野「ねぇ森末、特にイベントが起こらないまま夜になっちゃったよ?」
森末「そういうときもあるさ。 板野の受動的に待つっていう考えも悪くなかったんだけどね、
   まだフラグとかが足りてないか何かなんじゃないかな?
   まあ先は長いんだ、ひとやすみひとやすみだよ」
板野「そうだね。 あ、ご飯おかわり」
森末「はいはい」

特に何もないまま休日の時間は流れ、
板野はイベントが起こらない事に若干の不満を覚えつつ、森末の作ったご飯のおかわりを要求するのだった。

板野「うん、美味しい」
森末「おかわりはまだ沢山あるからね、沢山食べて大きくなろうね」

99 :森末(仮):2013/09/18(水) 23:04:07 ID:???
『2年目 6月 練習パート』

板野「よーし、今月も練習パートだ! 頑張って成果を上げるぞ!」
森末「元気だねぇ。 それじゃ、今月はどうする?」

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

100 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:05:47 ID:KDB4FNHQ
A

101 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:07:15 ID:jckBcnT2
A

102 :森末(仮):2013/09/18(水) 23:09:30 ID:???
>A.基礎能力を上げる
=============================================
板野「まだまだ基礎能力を上げるよ!」
森末「じゃあ次は何を上げるかの選択だね。 よいしょ」

とても上がりやすい:パス、タックル、パスカット、ブロック、せりあい、ガッツ
上がりやすい:なし
普通:ドリブル、シュート
上がりにくい:なし
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

103 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:11:54 ID:O7NDBz4g


104 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:13:09 ID:7JJLH+0Y
B

105 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:14:11 ID:BRoQraL6
B

106 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:14:26 ID:KDB4FNHQ
C

107 :森末(仮):2013/09/18(水) 23:21:24 ID:???
>B.パス
=======================================
板野「じゃあパスを鍛えようかな。 ふらのはパスワークが自慢のチーム、だった筈だし。
   俺がパス下手だったら話にならないもんね」
森末「今の君はガッツが少ないから、ある程度他の選手に頼らないといけないからね。
   パスで相手から逃げる必要もあるし、妥当だと思うよ。
   それじゃあ頑張ってらっしゃい」

そして次の日の練習、板野はパスを磨くためにMF達と共にパス出しの練習をするのだった。

松山「パス練習か……FWでもポストプレイをするなら磨きたい能力だな。
   よし、気合入れていこうぜ!」
板野「うん!」
金田「小学生時代から俺達はパスワークを磨いてきたんだ、板野についてこれるかな?
  (ドリブルもシュートもキャプテンクラス……その上にパスまで鍛えられたら……も、もしかしてMF狙ってるのかこいつ?)」
若松「よーし、いくぞ!(DF達は安泰でいいよなぁ……)」

先着1名様で、

★板野のパス特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以下→+1
6〜9→+2
10以上→+3

108 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:22:58 ID:???
★板野のパス特訓→( 2 + 3 )=★
ふらののアルシオンか・・・

109 :森末(仮):2013/09/18(水) 23:32:58 ID:???
>★板野のパス特訓→( 2 + 3 )=パス+1★
==========================================================
板野「(うーん、駄目だなぁ。 調子が悪いのかな?)」

気合を入れてパス練習をする板野だったが、成果は期待していた程には出なかった。
初期設定でMFではなくFWを選んでしまったせいなのかなんなのか、
パスの精度を高める事は出来たものの、劇的な成長は出来なかったのである。

ぽーんっ

金田「ナイスパス!(うげげ、もう俺達くらいにはパスがうまいぞこいつ!)」
若松「よーし、こっちだ!(くそう、なんて化け物だ!)」

ただしそんな板野でも、松山以外のふらののメンバーが驚く程度のパス力は既に身に着けてしまったらしい。

監督「(うーん、悩ましい。 うちのフォーメーションは4−3−3。
    板野の実力から考えて次の大会ではスタメンに入れる事は決まっているが……。
    まだまだ松山には及ばないがドリブルとパスも中々鋭いな。
    あいつをMFで起用するのもありか?
    いや、やはりシュート力を生かす為にもFWに置いた方がいいか? 実に悩ましいな)」

110 :森末(仮):2013/09/18(水) 23:33:59 ID:???
『2年目 7月 日常パート』

板野「先月はいまいち日常パートも練習パートもいまいちだったかなぁ」
森末「中学生編も長いんだ、たまにはそんな事だってあるさ。
   それで、今月の日常パートはどうするんだい?」
板野「そうだなぁ……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>108
アルシオンというには、まだまだ実力が不足していますねw

111 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:36:19 ID:KDB4FNHQ
A

112 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:40:48 ID:pO5csvgA
A

113 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:54:52 ID:???
基本ニアサイドからボレー、トラップもできればいいんじゃね?な感じ

114 :森崎名無しさん:2013/09/18(水) 23:58:38 ID:???
8月って試合あるなら、残りの練習はガッツと必殺技か?

115 :森末(仮):2013/09/19(木) 00:05:19 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
=================================================================
板野「今月はぶらついてみる事にするよ。 自分から動かなきゃね!」
森末「そっか、それじゃあ折角だから学校でイベントを発生させてみようか。
   何か新しい交友が広がるかもしれないよ」
板野「ふーん……それじゃあ明日の学校を楽しみにしてるよ」

折角街をぶらつくからただのぶらつくに変わったのだから、
街で何かが起こるのを待つよりは学校で何かが起こるのを待った方がいいという森末。
板野は特に反対するでもなく、翌日学校で昼食を食べ終わるや否や、ひとまず学校をぶらついてみる。

板野「うーん、とはいえどこに行ったもんだろう」

先着1名様で、

★学校の中を探検し隊→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→ハート+藤沢「……」 その現場を藤沢が目撃してた。あれ?なんか包丁持ってるんだけど……
ダイヤ→???「……ズドラーストヴィチェ、こんにちわ」 屋上で外国人みたいな女の子に出会ったぞ!
ハート→モブ女子「松山くん、少し話があるんだけどいいかな?」 おや、松山が女の子に校舎裏に呼び出されてるぞ!
スペード→???「マジですか、フハハ!」 1年生の教室から変な声が聞こえてきた……。
クラブ→矢車「兄弟……宿題写させてくれ」 隣の席の矢車くんに散策を邪魔された!

>>114
試合はあります。
ただ、2年目の全国大会は強制的に途中でリタイアする事となります。
全国優勝を狙えるのは3年目です。

116 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 00:07:52 ID:???
★学校の中を探検し隊→ クラブA
ガッツ1回あげといた方がいいかな?

117 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 00:14:31 ID:???
マモノさんだと?

118 :森末(仮):2013/09/19(木) 00:41:13 ID:???
>★学校の中を探検し隊→ クラブA ★
>ハート+藤沢「……」 その現場を藤沢が目撃してた。あれ?なんか包丁持ってるんだけど……
========================================================================================
板野「おや? あれは……」

ぶらぶらしていた板野は、結局特に何も見つけられないまま廊下の突き当たりへとたどり着いてしまう。
このまま引き返して教室に戻ろうかと思った時、不意に板野の耳に階段の上から聞き覚えのある声が届く。

松山「話? 一体なんなんだ? ここじゃ出来ないような事なのか?」
モブ女子「うん……校舎裏に来てくれないかしら?」
松山「わかったよ」
板野「(お? お? これってもしかして……)」

もじもじと顔を赤らめながら言うその少女と、校舎裏に呼び出すというシチュエーション。
2つの事柄を考えれば、少女の用件は大体予想がつく。
これは面白くなりそうだと思いながら、板野は松山達に気づかれないようにこっそりと後をつけ、
彼らの死角側でありながらも声だけは聞き取れる位置を確保する。

松山「それで、話って?」
モブ女子「う、うん、その……」
板野「(告白イベントだ〜。
    松山……確かモテないとか本編では言われてた筈だけど、そうでもないのかな? ん?)」

傍から見ていればモロわかりだというのに、未だに少女の用件に感づいていないらしい松山。
本当に鈍感なんだなぁと思いつつ、板野はふと背後に気配を感じ振り向く。
するとそこにいたのは……。

藤沢「…………」
板野「うわっ、ふ、ふじs……!?」
藤沢「しっ、黙って板野君。 松山くんたちの声が聞こえないわ」

食い入るように松山と少女の様子を見つめる、ただならぬ雰囲気を纏った藤沢美子その人だった。

119 :森末(仮):2013/09/19(木) 00:42:14 ID:???
板野「ど、どうして藤沢がこんな所に……って、な、何持ってるのそれ!?」
藤沢「……板野君、黙ってって言ったよね?」
板野「あ、あうあう……」
藤沢「うん……それでいいわ。 私がここにいる理由? あの子が昼休み、廊下で松山くんを呼び出してたのを見たのよ……。
   何か気になったから、追いかけてきただけ」
板野「(そ、そこまでは……わかるんだけど)」

シャキーン

板野「(な、なんで包丁持ってるのかなぁ?)」

普段のどこか儚げで大人しい藤沢とは真逆の、刺々しく有無を言わせないような口調で喋る目の前の藤沢。
その姿に圧倒されながら、板野は口を両手で塞ぎながらコクコクと頷き……。
しかし、藤沢が両手で持っている、鈍く光る包丁をちらちらと冷や汗をかきながら見やる。
何か、何かマズい。とてつもなくマズい気がする、と板野の脳内では先ほどから警鐘が鳴らされている。

板野「(こ、このままじゃNice boat.な展開になっちゃうんじゃ……? ど、どうすればいいんだ?)」

A.強引に包丁を奪ってみる
B.なんとか説得してみる
C.何も無い事を祈って松山達の方に集中する
D.逃げる
E.その他 板野君に取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>117 矢車さんの時や小田との対戦の時にJOKERも出てましたし、こんなにクラブAやJOKERって出やすかったですっけ?

120 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 00:48:23 ID:???
オイ誰かザビーゼクターもってこい

121 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 00:50:54 ID:aoGpXb5U
E
俺は転校してきたばかりだから、詳しい事情は知らない。
けど、松山が好きな子が居たからと言って、それは間違っているんじゃないか?
松山を奪われたくなければ、君も松山に思いを伝えるべきなんだ。

説得しつつ告白するように促す。

122 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 01:11:48 ID:ugz3thEw
B

123 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 01:14:13 ID:dhy6wiqo
B
まず包丁はヤバイぜ

124 :森末(仮):2013/09/19(木) 01:36:34 ID:???
>B.なんとか説得してみる
==================================================
板野「(こ、このままにしておけないよね! かといって強引に包丁を奪うのは危ないし……ここは説得だ!)
   ね、ねぇ藤沢。 藤沢はその……えーっと、松山が好きで、気になって追いかけてきたんだよね?」
藤沢「……どうしてわかったの?」
板野「ふ、普段を見てればわかるよ(そもそも原作と本編を知ってるし、そうでなくても状況的に考えればそうじゃないか!)」

このまま藤沢を放っておいては、BADEND直行になってしまうだろうと判断した板野。
まずは藤沢の気持ちを聞き出し、それが自分の認識と合っている事を確認すると、
続けてこのような行為はしない方がいいと説得を始める。

板野「き、気持ちはわからないでもないけど、やっぱりコレはまずいよ、うん……。
   そんな簡単に人の命を奪っちゃまずいし、そもそもそんな危ないものを料理する時以外に持っちゃ駄目だ。
   それにまだ、ほら、松山がOKを出すって決まった訳じゃないんだし。
   転校してきたばかりだから詳しく知らないけど、あの子ってあんまり松山と接点無いでしょ?
   それならほら、藤沢の方が全然一歩どころか百歩くらいリードで有利だよ。 マネージャーなんだし。
   正々堂々と恋の戦いをすれば、まず藤沢の方選ぶって! ね? だからほら、包丁を下ろそう、うん」
藤沢「…………」

先着1名様で、

★藤沢「板野君どいてそいつ殺せない!」→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「何を言ってるの?私と松山くんは既に付き合ってるのよ?ただ浮気しないかどうかを確認しに来ただけ」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→藤沢「そんな、告白なんて……勇気がないわ」 もじもじし始めた。
スペード・クラブ→藤沢「板野君に私の何がわかるのよ!」 グサー!

125 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 01:37:37 ID:???
★藤沢「板野君どいてそいつ殺せない!」→ ダイヤ7

126 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 01:37:42 ID:???
★藤沢「板野君どいてそいつ殺せない!」→ クラブK
ライダースラッシュかな?

127 :森末(仮):2013/09/19(木) 02:04:17 ID:???
>★藤沢「板野君どいてそいつ殺せない!」→ ダイヤ7 ★
>藤沢「そんな、告白なんて……勇気がないわ」 もじもじし始めた。
===================================================================
板野「(人を刺そうとする勇気はあるのに!?)」
藤沢「私って別に美人って訳でもないし、松山くんに告白してチームがギクシャクしちゃったらと思うし……」

板野の説得は、結果から言えば成功した。
モブ女子への嫉妬と憎悪に満ちていたオーラはなりを潜め、両手の指をツンツンとしながら可愛らしくもじもじし始める藤沢。
恐らくは松山への独占欲に溢れていた心が、板野の言葉を受けて素直な愛情の方へとシフトをしたのだろう。
ホッと一安心をしつつ、板野は藤沢が取り落とした包丁をさりげなく拾うと、
そのままぶつぶつと独り言を呟いて赤くなっている藤沢を宥めて松山の方に向き直る。

板野「まずは松山がどう返事をするか見守ろうよ。 きっと断るさ」
藤沢「だ、大丈夫かしら?」
板野「大丈夫大丈夫(……多分)」

正直半ば祈るような心境になりながら、松山達の様子を見守る板野達。
板野が藤沢を説得していた間に、モブ女子は松山へとラブレターを渡していたらしく、
松山は封を開けてしばしそれに目を通していたのだが……読み終わると同時に頭を下げつつ、開口一番に「ごめん!」と謝る。

松山「気持ちは嬉しいんだけど……付き合えない。 ごめんな」
板野「ほらね、言った通りだろ?」
藤沢「う、うん」

板野の祈りが通じたのか、松山はキッパリとモブ女子の告白を断った。
改めて見てみるとモブ女子もパッとしない顔つきではあったが、
しかし板野が告白を仮に受けていたとしてもそうそうキッパリ断る程のレベルではないと言え、
男らしく断る松山を見て少しだけもったいないなと思いつつ……。
それでも背後にいる藤沢の事を考えれば、本当に良かったと言わざるを得ない。

128 :森末(仮):2013/09/19(木) 02:05:21 ID:???
モブ女子「そう……手紙で書いた通り、小学生の頃から好きだったんだけどね」
松山「うっ……ご、ごめんな。 全然気づかなかったよ」
モブ女子「……それはそれで傷つくわ」
松山「ご、ごめん」
板野「(あ、ちょっと格好悪い)」

格好よく断った松山であったが、その後の応対は少し情けないものであった。
平身低頭と言わんばかりにぺこぺこ頭を下げる松山に対して、
モブ女子は小さく息を吐くとキッパリ断られた事で逆に気持ちがすっきりしたのか、
先ほどまでの不安そうな表情から一転して明るい表情へとなりつつ、どこか軽い口調で松山に質問をする。

モブ女子「ところで、断られた理由を聞いていいかしら? せめてそれくらいは教えて欲しいのだけど」
松山「それは……」

先着1名様で、

★松山くんの純情な感情→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「実は……部活のマネージャーの事が好きなんだ」 藤沢「よっしゃ!」 板野「あれぇ!?空港イベントは!?」
ダイヤ・ハート→松山「あまり君の事をよく知らないから……ごめんな」 単純にモブ子の事を知らないからだ!  
スペード・クラブ→松山「今はサッカーに集中したいんだ。 全国大会も近いしな」 恋愛よりサッカーだ!

129 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 02:09:40 ID:???
★松山くんの純情な感情→ ハートJ

130 :森末(仮):2013/09/19(木) 02:10:47 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合いありがとうございました。
それでは。

131 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 20:08:36 ID:???
守備が松山だけだと、南葛みたいに駒が揃ってるとこと当たったら
マークしきれなくて負ける未来が見える
自分から加藤とかに接触して行った方が良さそうね

132 :森末(仮):2013/09/19(木) 21:55:26 ID:???
>★松山くんの純情な感情→ ハートJ ★
>松山「あまり君の事をよく知らないから……ごめんな」 単純にモブ子の事を知らないからだ! 
==========================================================================================
松山にとって、目の前にいる少女は散々表記されている通りただのモブの女子の1人でしかなかった。
小学生時代に何度かクラスメイトになった事はあったかもしれないが、会話をした事は殆どなく。
そんな少女に対して恋愛感情を抱けと言われても無理というものだろう。
その旨をはっきりと伝える為に、松山は正直にそのことについて申し訳なさそうにしながらも説明するのだが……。

モブ女子「あまり知らない……確かに、そうかもね。
     でも、まるで眼中になかったと言われてるみたいで……傷つくわぁ」
松山「ご、ごめん、そういうつもりじゃないんだけど……」

しかし、正直な点が必ずしも美徳になるとは限らない。
モブ女子も松山の言うように然程会話をした事が無いのは重々承知ではあったが、
だからといって今まで自分の事をまるで見られてはいなかったと言われて傷つかない筈がない。

モブ女子「……まぁいいわ、私の勝手な片思いだった訳だしね。
     ごめんね、こんな所まで付き合わせて。 もうすぐサッカー部も道大会が近いんでしょう? 頑張ってね」
松山「あ、ああ、応援していてくれ!」
モブ女子「うん。 あ、もうすぐ予鈴が鳴るわ。 早く戻らなきゃ」

とはいえ、モブ女子もこの松山の返答でいよいよもって吹っ切れたのだろう。
明るい笑顔で松山にサッカー頑張ってと声をかけると、そのままその場を立ち去り、
松山はしばらくその後ろ姿と手に持っていたラブレターを交互に見やった後、
それをポケットにしまい、後を追って教室に戻るのだった。

133 :森末(仮):2013/09/19(木) 21:56:36 ID:???
板野「ふわぁ……あー、変な体勢で隠れてたから疲れたなぁ」

そうして松山もいなくなってから、板野はようやくほっと胸を撫で下ろす。
始めこそはただの興味本位、野次馬根性から松山達の事を見守っていたものの、
藤沢が現れてからは血なまぐさい惨劇が起こってしまわないか気が気でなく、
一刻も早く無難な結果に終わらないかと見守っていたのだから、その心労は想像するに難くない。

板野「とにかく、松山はこうして告白を断った訳だしさ、あの女の子には悪いけど……藤沢も安心だろ?
   言っちゃなんだけど、松山って女友達がいるタイプじゃないし」
藤沢「そ、そうかしら……? もしかしたら知らない所でとか……」
板野「部活で忙しいから女の子と遊ぶ暇なんて無いだろ。
   というか、松山に一番近しい女の子って藤沢じゃないか? 後は……マネージャー(メガネ)もいるけど」

それでも再び同じような事が起こった時に再発の防止をしなければ、
と、板野は藤沢にこの学校内でなら彼女こそが1番松山の人脈の中で近い異性なのではないかと告げる。
本編、及び原作を知っている板野でなくとも、客観的に見ればサッカー一筋の松山に1番近いのは、
同じ部活のマネージャーであるのは間違いない。
だが、当の本人はやはり自信が無いのか勇気が無いのか、もじもじとしながら板野の言葉を否定する。

藤沢「でも、私ってそんなに可愛い訳じゃないし……松山くんとだって部活の事が無ければロクに話もしないし……」
板野「(まどろっこしいなぁ……)まぁ……俺は応援するから、藤沢も頑張ってよ。
   あと、絶対に今後ああいう場面を見ても危険な事を考えないようにね! お願いだから!」
藤沢「う、うん……ありがとう板野君」
板野「それじゃ教室に戻ろう(はぁ……どっと疲れた)」

本編を思い返すと松山に非があったように思えるが、もしかして藤沢の性格の方も厄介なのではないだろうか。
そんな事を考えながら、板野は重い溜息を吐きつつ教室へと戻っていくのだった。

※藤沢が少しヤンデレ気質になりました。

134 :森末(仮):2013/09/19(木) 21:57:36 ID:???
『2年目 7月 練習パート』

板野「はぁ……凄く疲れた日常パートだったよ」
森末「まぁまぁ、結果から考えれば悪い事ばかりじゃないよ。
   今回の件で少なくとも君は藤沢とそれなりに距離が縮んだんだからね、これは損な事じゃないさ。
   ……まぁ、ヤンデレ気質っていう特性がちょっとついちゃったけど」
板野「BADENDになったらどうしようかと思ったよ」
森末「それじゃあ気を取り直して今月の練習パートに行こうか。
   今月は道大会があるけど、ここでは試合しないからそのことは考えなくていいよ」
板野「わかったよ。 それじゃあどうしようかな……」

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

135 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 21:58:07 ID:hIot/V02


136 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 21:58:44 ID:26o+vy1g
A

137 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:00:18 ID:oOvvc+VQ
A

138 :森末(仮):2013/09/19(木) 22:02:56 ID:???
>A.基礎能力を上げる
=============================================
板野「基礎を上げるよ。 まだまだ基礎力が足りてないと思うんだ!」
森末「わかった、それじゃあ何を鍛えるんだい?」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい、ガッツ
上がりやすい:パス
普通:ドリブル、シュート
上がりにくい:なし
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

139 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:07:00 ID:oOvvc+VQ
D

140 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:07:13 ID:hIot/V02


141 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:07:14 ID:G3avVL4U
A

142 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:08:25 ID:+MB45eBA
c

143 :森末(仮):2013/09/19(木) 22:16:04 ID:???
>C.シュート
==============================================
板野「シュート力を鍛えるよ!」
森末「おや、意外だね。 もう結構シュート力は上がってるから、上がりやすい能力にいくかと思ったんだけど」
板野「色々と迷ったんだけどね。 でもやっぱりシュートは伸ばしておきたいんだ。
   上がりにくいじゃなくてまだ普通だしね!」
森末「うん、それじゃあ練習頑張ってらっしゃい」

そして翌日、再び板野は練習で加藤を呼び出し、シュートを受けてくれるよう頼み込む。

加藤「キャプテンといい、板野といい、決定力を高めるのに余念がないな」
板野「守備は加藤を中心としたDF達に任せるよ!
   俺はFWだからね、点を取らなきゃ!」
加藤「ははは、頼りにされて嬉しいぜ!(うぅ……板野やキャプテンが大量得点を取っても負けたら俺が戦犯扱いに……)」
板野「よーし、それじゃあいくぞ!」

先着1名様で、

★板野のシュート特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

9以下→+1
10以上→+2

144 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:17:05 ID:???
★板野のシュート特訓→( 3 + 1 )=★

145 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:32:01 ID:???
シュートに関してはガッツ上げて必殺技覚えるようにした方がいいのかな。
確実に1上がるからまだ大丈夫だろうけど、ガッツ次第ではドリブル技とシュート技は欲しいね。

146 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:34:19 ID:???
2年の8月はまだ必殺シュートはいらないと見てる
ボレーで充分威力出るし問題はガッツなんだだな

147 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:42:03 ID:???
できればタックルあたりも鍛えておきたい。
高い位置でボールを取れれば大分楽になるし。

148 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:45:35 ID:???
外伝では珍しいパスワークのチームになるかな?

149 :森末(仮):2013/09/19(木) 22:53:20 ID:???
>★板野のシュート特訓→( 3 + 1 )=シュート+1★
==============================================================
板野「いけぇ〜っ!」

バシュウウ!!

加藤「うおおおおっ!(だから取れねぇって!)」

一心不乱に練習に励む板野に、その練習に半ば無理やり付き合わされる加藤。
何度も打ち込まれたシュートに対して加藤は殆ど触れる事が出来ず、
10本に2回弾ければいい方、という有様であった。

本田「絶好調みたいだな板野(くわばらくわばら……俺はGKじゃなくてよかった〜)」
松山「(いくらフリーの状態で蹴れる事がキッカー側に有利とはいえ、
    加藤も俺の普通のシュートはそう何本も決められる程ヤワなキーパーじゃないってのに……)」

松山が思案するように、加藤の実力は決して低くはない。
松山とて、北国シュートを使わなければゴールを奪う事は簡単ではないのだ。
そんな加藤を相手に何本もシュートを決める板野を見て、松山は力強くうなずく。

松山「(板野もこのチームに少しずつ馴染んできた、あいつが入った事でチームワークが乱れる事も心配したけど……。
    それどころか同じポジションの小田達が発奮して、むしろプラスに働いている。
    今年こそは全国優勝も狙える筈だ……!)」

板野「よーし、いい調子だ!(これならきっと試合でも活躍できる!)」
加藤「く、くそっ!(ううう……誰か代わってくれ〜)」

こうして板野は着実にシュート力を伸ばし、道大会を万全な態勢で迎える事になった。

150 :森末(仮):2013/09/19(木) 22:54:20 ID:???
『2年目 7月 定例イベント』

〜北海道のとある競技場〜

そして7月末、ふらの中学は道大会が開かれる競技場へと向かっていた。
去年の優勝校という事もありふらのは2回戦からのシード校。
本日は1回戦を勝ち上がってきた、去年道大会ベスト8の道内中々の実力校との対戦である。

監督「よし、みんなきけ。
   今日の試合のミーティング……の前に、まずは俺のカーチャンお手製のスタミナドリンクだ。
   こいつを飲んで気合を入れてけ!」
佐瀬「ひゃっほう! いただきまーす!(出たよスタミナドリンク……これ、無駄に甘すぎて苦手なんだよなぁ)」

ロッカールームではふらの中学の監督が自慢のスタミナドリンクを振る舞っており、
選手一同はそれを飲みながら、次の監督の言葉を待つ。
板野と松山、そして加藤を除く面々が気がかりな事……それは即ち、今日の試合のスタメンである。

小田「(板野が来てチームは12人、板野の実力的にスタメンはまず間違いない。
    つまり……俺達の中から1人、試合に出れない奴が出てくる!)」
金田「(FWの3人の誰かからとは思うが……あいつMFも出来ない事は無い筈だし、俺達も油断出来ねェ)」
松田「(DF起用は流石に無いだろうけど、3−4−3にしてDFの数を減らすとかもありえるかもしれねぇし……)」
加藤「(こういう時はキーパーやっててよかったと思うぜ。 外される事はまずねぇ)」

チームから浮いてしまう事を極度に嫌う彼らにとって、スタメンから外され、
1人ベンチを温めてしまうというのは絶対に避けたいものである。
ふらののフォーメーションは4−3−3、FWである板野が入るのならばFWの誰かが削られると予想されているが、
フォーメーションを変更、或いは板野をMFで使う可能性も否定できない為、
フィールダー達は自分が外されるのではないかと戦々恐々とする。

監督「よし、それじゃあ改めてミーティングだ。
   まず今日の試合のスタメンから発表する、今日のスタメンは……」

151 :森末(仮):2013/09/19(木) 22:55:38 ID:???
先着1名様で、

★運命のスタメン発表→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→監督「GKは板野だ」 加藤「なにィ!?」
ダイヤ・ハート→監督「FWは小田、山室……そして板野!」 中川「あぁ……」
スペード→監督「FWは小田、中川……そして板野!」 山室「あぁ……」
クラブ→監督「FWは山室、中川……そして板野!」 小田「あぁ……」

152 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:56:20 ID:???
★運命のスタメン発表→ スペードK

153 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 22:56:29 ID:???
★運命のスタメン発表→ ダイヤ3

154 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:04:06 ID:AOd782Z6
これから道大会に向けて、色々な敵選手が出てくるのかな?
名有りクラスの選手もオリジナルなり、公募なり、
あるいは他作品から使ってくるのか、どうでしょうか。

155 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:04:46 ID:???
ふらの面は若干高いパスと雪崩的運動量だけは自慢だ
そーゆーことだからサイドバックはオーバーラップも考えるようにw

156 :森末(仮):2013/09/19(木) 23:07:06 ID:???
>>154
道大会はダイジェストで進めさせてもらおうと思います。
理由としては中学生編の焦点は3年目の全国大会に持っていきたい事からです。

157 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:13:59 ID:???
高速サイドバック、早田君探してこなくちゃ

158 :森末(仮):2013/09/19(木) 23:16:42 ID:???
>★運命のスタメン発表→ スペードK ★
>監督「FWは小田、中川……そして板野!」 山室「あぁ……」
==============================================================
監督「MFは松山、若松、金田。 DFは本田、松田、近藤、佐瀬。 GKは当然、加藤だ!
   フォーメーションはこうなる」

−−H−− H板野 
J−−−F J小田 F中川
−−−−−
E−I−G E金田 I松山 G若松
−−−−−
C−A−D C松田 A佐瀬 D本田
−−B−− B近藤
−−@−− @加藤

小田「(俺がサイドになったのはまぁ当然として……あー、怖かった。
    外されたのが俺じゃなくてよかったぜ)」
中川「(山室にはちょっと悪いけど……自分じゃなくてよかった、本当に)」
山室「…………」

スタメンとフォーメーションが発表された瞬間、天国と地獄が誕生した。
山室はスタメンが発表され、自分の名が呼ばれなかった瞬間に小さくうめき声を上げ、そのままうつむく。
一方スタメン落ちをしなかった小田と中川はその山室の姿を見て少しだけ罪悪感のようなものを感じるも、
自分が外されなかった事の安堵感の方が強かったのか、ほっと胸を撫で下ろした。

板野「(……凄いわかりやすい反応するなぁ、ふらのの面子。 事前に性格知ってるからなんだろうか?)」

そして、これを傍から見ていた板野は、山室と小田、中川が考えている事が手に取るようにわかった。
それほどまでに、3人の反応はオーバーアクションと言って過言ではなかったのである。

板野「(どうしよう、何か言った方がいいのかな?)」

159 :森末(仮):2013/09/19(木) 23:17:42 ID:???
A.「山室、ごめんな。 俺が入ったせいで……」 山室に謝る
B.「山室、悔しかったらもっと練習量を増やすんだ!」 山室を鼓舞する
C.「監督、小田の代わりに山室を使いましょう! 山室の方が連携しやすいです!」 小田とチェンジさせる
D.「監督、中川の代わりに山室を使いましょう! 山室の方が連携しやすいです!」 中川とチェンジさせる
E.「マネージャー、ドリンクおかわり頂戴」 ドリンクのおかわりを要求する
F.何も言わない
G.その他 板野に言わせたい事を書いてください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

160 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:21:44 ID:vts44SVc
A

161 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:23:41 ID:oOvvc+VQ
B

162 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:23:51 ID:v/k1fkMA
G 前半で使い潰してもらっても構わないから、積極的にパスを出してもらうように言う

163 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:24:00 ID:kGBE1WfY
B

164 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:24:45 ID:26o+vy1g
G 「ぎりぎりの人数のふらのにとって交代出来るかは重要だよ。
  俺はスタミナに不安があるし、誰かが負傷交代する可能性は捨てきれない。だよな松山。」

165 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:31:38 ID:???
レギュラー奪って上から目線とか実力どうこうはともかく嫌な奴だw

166 :森末(仮):2013/09/19(木) 23:42:03 ID:???
>B.「山室、悔しかったらもっと練習量を増やすんだ!」 山室を鼓舞する
===============================================================================
山室「へ? は、え?」

板野は山室が発奮するようにと思い、あえて強い口調で山室に練習量を増やせと言った。
突如板野から言葉をかけられた山室は目を白黒させ、傍観していた松山、監督、マネージャーたちは目を丸くして驚き、
そしてそれ以外の選手たちはといえば……心の中で、盛大にため息を吐く。

佐瀬「(薄々わかってたけど……こいつ、やっぱりキャプテンと同じ類だ!)」
近藤「(練習量増やせって……今でも殆ど毎日練習練習、
    時間だってかなり遅くまでやってるってのに、まだやりたいのかよ……)」
若松「(これだから体育会系は……)」
中川「(悪い奴じゃないんだけど、合わないんだよなぁ……そういうの)」

そう、元々やる気が薄い彼らにとって、松山光のような存在は憎い訳ではないが少々厄介な存在。
そのような松山と似たような、とにかく練習をして強くなろう、目標を高く持とうと言う板野の存在は、
松山がもう1人増えたようなものであり、どことなく居心地が悪い。

松山「山室、お前の実力が決して低いって訳じゃない。
   だけどレギュラーを取り返したいと思うなら、板野の言うように練習をして鍛える事は大切だ!」

そして、これには松山も賛同をする。
元々仲間を大切にする性質でもあるが、さりとて彼自身も板野の実力自体はよく知っている。
ただ小学生時代からサッカーを続けている仲間を出したいというだけで、
実力が明らかに勝っている板野を出さないという選択肢は無いだろうと考えており、
ならば山室がこの先レギュラーに復帰するには、とにかく練習をして実力を更につける事しかないだろうと考えたのである。

そんな板野と松山の熱い思いを一方的に受けた山室は……。

167 :森末(仮):2013/09/19(木) 23:43:11 ID:???
先着1名様で、

★山室くん、飛躍できる?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山室「板野……お前に言われるまでもないぜ!(くそっ、こんな新入りに負けっぱなしでたまるか!)」 かなりやる気だす!?
ダイヤ→山室「ああ、頑張るぜ!(板野は無理でも……小田や中川くらいなら?)」 ちょっとやる気出す
ハート・スペード・クラブ→山室「あ、ああ、頑張るぜ!(とだけ言っておこう……)」 いつものふらの

168 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:43:41 ID:???
★山室くん、飛躍できる?→ ダイヤ2

169 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:43:50 ID:???
★山室くん、飛躍できる?→ スペード10

170 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:48:55 ID:???
良い感じだw

171 :森崎名無しさん:2013/09/19(木) 23:54:45 ID:???
ふらの熱血化計画の始まりじゃー!

172 :森末(仮):2013/09/20(金) 00:01:48 ID:???
>★山室くん、飛躍できる?→ ダイヤ2 ★
>山室「ああ、頑張るぜ!(板野は無理でも……小田や中川くらいなら?)」 ちょっとやる気出す
====================================================================================
山室「(別に板野程強くなる必要は無いんだよな……。
    小田、それに中川より俺が強くなれば……それだけで俺はレギュラー復帰できる)」

板野達の言葉を聞いた山室は、普段ならばいつものように空返事をしていただろう。
だが、この時山室は本格的に参っていた。
小学生時代からの付き合いがある友人たちの中で、自分だけが浮いてしまうという状況に追い詰められていたのである。
自分以外の全員がフィールドで戦っているというのに、自分だけはベンチで居心地悪く座っているだけ。
そのような状況を打破する為ならば、ある程度は練習量を増やすのも仕方のない選択なのだろうと考えていたのである。
ただ、そこには少しだけ……小田や中川が相手ならば勝てるかもしれない、という打算的思考もあったが。

山室「(小田や中川には悪いけど……俺だってレギュラー落ちはマジで勘弁したいからな!
    なんとかレギュラーにならねぇと……)」
小田「(……なんだか寒気がする)」
中川「(……嫌な予感)」

※山室が少しやる気を出しました。

173 :森末(仮):2013/09/20(金) 00:02:52 ID:???
こうして珍しく山室がやる気を出した後、
ふらの中学は早速2回戦の試合に出向く事となった。
しかし、松山に加え板野を有し、更には他の面子の実力も道内では十二分に通用するクラス。
上級生相手でも見劣りする事なくプレイをする彼らは、次々と道大会の並み居る強敵たちを倒していった。

先着5名様で、

★板野の活躍→! card★

★松山の活躍→! card★

★小田の活躍→! card
 中川の活躍→! card
 山室の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野はダイヤ・ハート・スペードの時は得点王を獲得します。
 JOKERの時は道大会MVPを受賞します。
※その他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
※山室は出場機会が少ない為、ダイヤ・ハートのKの時のみフラグ取得になります。JOKERはそのままです。

>>170-171 ダイヤを引けたのは大きいですね。板野君、松山くんだけでも十分強いですが、他の選手が育って悪い事はありません。

174 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:04:36 ID:???
★板野の活躍→ クラブ9

175 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:07:16 ID:???
★松山の活躍→! card★

176 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:09:02 ID:???
★松山の活躍→ ダイヤ7

177 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:09:30 ID:???
★小田の活躍→ ダイヤ6
 中川の活躍→ クラブQ
 山室の活躍→ スペード6

178 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:11:37 ID:???
★若松の活躍→ ハート4
 金田の活躍→ ハート6
 加藤の活躍→ クラブA

179 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:14:50 ID:???
★本田の活躍→ ダイヤ10
 松田の活躍→ ダイヤ8
 近藤の活躍→ ハート10
 佐瀬の活躍→ ダイヤ2

180 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 00:15:15 ID:???
★本田の活躍→ クラブA
 松田の活躍→ クラブ3
 近藤の活躍→ スペードQ
 佐瀬の活躍→ スペード5

181 :森末(仮):2013/09/20(金) 00:57:50 ID:???
>★板野の活躍→ クラブ9 ★
>★松山の活躍→ ダイヤ7 ★
>★小田の活躍→ ダイヤ6
> 中川の活躍→ クラブQ
> 山室の活躍→ スペード6 ★
>★若松の活躍→ ハート4
> 金田の活躍→ ハート6
> 加藤の活躍→ クラブA ★
>★本田の活躍→ ダイヤ10
> 松田の活躍→ ダイヤ8
> 近藤の活躍→ ハート10
> 佐瀬の活躍→ ダイヤ2 ★
>板野、得点王を逃す。他の皆も特に何事もなく、道大会優勝!
================================================================
道内において、ふらの中学の敵は殆どいないと言って過言ではなかった。
この時から既に全国でもトッププレイヤーと言うべき実力を持っていた松山。
そして、その松山よりも得点力が優れる板野。
2人がいてゴールを奪えないチームはおらず、そして攻め込まれても道内に関してだけならばGKである加藤の敵もいなかった。

全ての試合を無失点で切り抜け、板野、松山が点を決める。
松山が他のFWにも自信を持たせたいという意味を込めて小田や中川を使う事もあったが、
全国ならばともかく、道内でなら彼らもゴールネットを揺らす事は容易に出来た。

182 :森末(仮):2013/09/20(金) 00:58:53 ID:???
小田「よし、板野! 後は任せた!」
板野「(ええっ?またなの?)オッケー、小田!」

しかし、板野にとってはこの道大会は少し不満の残る結果に終わってしまったと言わざるを得ない。
殆ど敵になる者がいない以上、板野は当初よりこの大会の得点王を狙っていたのだが……。
全ての試合中、板野にはやけにボールが集まってきたのだ。
これにはふらののメンバーにとりあえず板野と松山に任せておけばなんとかなるだろう、
という思考があった事が原因だったのだが……。

ともかく板野はゴール前でシュートを打つ事だけに専念出来る訳ではなく、ボール運びや守備にも顔を出し、
ガッツに不安の残る板野は途中で山室と交代をする機会が増えてしまったのである。
結果的にシュートを打つ本数自体も減ってしまい、目標としていた得点王は逃す事となってしまう。

松山「ここだ、ここで決めるんだ! いっけぇー! 北国シュートだ!!」

バシュウウウウウウウウウッ!! バキッ!!

敵キーパー「ぐええええっ!」
金田「ナ、ナイスシュート、キャプテン!(普通にシュートしても入るだろうに……)」
松山「おう! さあ、どんどん点を取っていくぞ! 皆にもボールを回していくからな!」
中川「ああ! (もう流そうぜ〜……)」

因みに得点王はといえば、1ゴール差で松山が持っていき、MVP、アシスト王もまた彼が受ける事となった。
こうしてふらの中学は怒涛の快進撃で優勝をし、全国大会への切符を手に入れたのである。

板野「やったぁ、優勝だ!」
松山「ああ……そして、全国大会への切符も手に入った!
   道大会は調子よく行ったけど、全国はこんなに甘くはない! みんな、全国までまだ時間はある!
   今日はもう疲れたろうけど、明日からまた特訓だ!」
ふらのメンバー「「おう!(もう許してくれ〜)」」

183 :森末(仮):2013/09/20(金) 00:59:55 ID:???
『2年目 8月 定例イベント』

※8月に入った為、全員の能力が+1されます。

こうして道大会が終わった数日後、いつものように遅くまで練習が行われた後の事である。
全員が疲労困憊という様子で帰宅をする中、一人の少年は仲間たちと別れるとすぐさま引き替えし、
薄い灯りがあるだけの小さな公園へと立ち寄り、サッカーボールを取り出す。

山室「(よし、今日もはじめるとするか)」

先の道大会でスタメン落ちをした山室である。
彼はここ数日、練習が終わると人知れずこの公園へと立ち寄り、自主的に練習をしていた。
ほぼ体力を使い切った状態で、しかも施設もあまりいいものとは言えない状況ではあったが、
人目につかずにこっそり練習をするには、この時間、この場所でするという選択肢以外なかったのである。

山室「(小田達に見つかったら面倒だしなぁ……まぁ、ここに人がいる事って滅多にみねーし。
    今日も大丈夫だろ……きっと)」

もしも小田達に見つかっては、抜け駆けをしたと思われる、或いは松山のように厄介者扱いをされてしまうかもしれない。
そのような事態だけは御免こうむりたいと思いつつ、山室は早く練習して人に見つからない内に帰ってしまおうと思いつつ、
ボールを蹴り始めるのだが……。

先着1名様で、

★何かあるかな?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小田「山室、俺も仲間に入れてくれよ(抜け駆けなんてさせるか!)」 中川「俺もいるぜ!(やべぇよやべぇよ)」
ダイヤ→???「HAHAHA、ボーイ! ベースボールをヤリマショー!」 変な外人に声をかけられた!
ハート→???「……シトー? フットボール?」 ベンチに外国人風の女の子がいた!
スペード・クラブ→特に何もなく練習だ!

184 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 01:02:32 ID:???
★何かあるかな?→ ハート10

185 :森末(仮):2013/09/20(金) 01:03:19 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
それでは、遅くまでお付き合いくださりありがとうございました。

186 :森崎名無しさん:2013/09/20(金) 08:06:53 ID:???
次はガッツをあげるべきだね!

187 :森末(仮):2013/09/21(土) 00:12:36 ID:???
>★何かあるかな?→ ハート10 →???「……シトー? フットボール?」 ベンチに外国人風の女の子がいた!★
=======================================================================================================
山室「えっ?」
???「…………」
山室「(お、女の子? ……こ、こんな遅い時間に、こんな所で何してるんだ?)」

練習を開始した山室の耳に、突如鈴の鳴るような可愛らしい声が飛び込んできた。
声のする方へと視線を向ければ、そこにはベンチに座りこちらをじっと見ている少女の姿。
顔の作りから、生粋の日本人ではなさそうな事が伺えるその少女は、
山室の聞きなれないような言語を使っていた為に恐らくはその予想通りなのだろう、と山室自身は思いつつ。
しかし、いきなり話しかけられ動揺した山室は、まごまごとどう返答していいかまごつく。

???「シトー……あー、何? です。
    この公園、イナグダー……時々来ますけど、こんな時間にフットボールをする人、見た事ありません」
山室「あ、ああ……俺は最近この公園を使い始めたから……うん」
???「そうですか」

少女はそんな山室の事を知ってか知らずか、マイペースに会話を繋ぎ、
しかし山室も大した返答が出来ず、会話はいまいち続かない。

山室「(うぅ……こういう日常生活からかけ離れたイベントみたいなの、苦手なんだよなぁ。
    っていうかサッカーしてるくらいで声かけてくるなよ、スルーしろよ……。
    とはいっても、ここで会話を切り上げて練習に集中するなんて真似、空気的に出来ないし……)
   えーっと……君はどうしてここに?」
???「ズヴェズダ……星を見てました」
山室「星?」

それでも山室は懸命にネタを探し、会話の糸口を見つけて声をかけた。
すると少女は視線を上に上げ、山室もそれに習って上を向く。
そこには満天の星空が広がっていたが……子供の頃から北海道に住んでいた山室にとっては、
然程珍しくもなんともないいつもの夜空である。
わざわざ外に出て見に来るようなものではない。

188 :森末(仮):2013/09/21(土) 00:13:39 ID:???
山室「(つってもまぁ、そこら辺は個人の趣味か)天体観測が趣味なんだ?」
???「ダー……はい。 小さい頃から星を見るのが好きです。 時々、ここに来て見てます」
山室「へ、へー……」
???「あなたもフットボール、好きですか?」
山室「え? うん、まあ……(嫌い、ではないけど……)」

山室も、そしてふらのの選手たちも決してサッカーが嫌いという訳ではない。
ただ、松山のように過分に練習をする事、そして試合中に不用意に失態を犯したりして、責任を負いたくないというだけである。
小心者というよりは、単に面倒事を回避したい事なかれ主義な面々が揃っている訳であるが、
松山程の熱意は無いとはいえ、サッカーをする事自体は吝かではないのだ。

???「学校でもやっているのですか?」
山室「う、うん、一応部活に入ってるよ。 えっと、この前一応道大会に優勝したけど……」
???「道大会……? プリクラースナ……素晴らしいですね」
山室「ま、まあ俺は補欠だったんだけどな! ははは!」
???「なるほど、それで練習をしてるという事ですね?
    あー……すみません、急に声をかけて。 ニチヴォー……気にせず、練習をしていてください。
    私は星を見てますから」
山室「うん……(や、やりにくいけど……まぁいいや。
   あっちがああいってくれたんだし、練習に集中しよう。 そんで早く帰って寝ちまおう)」

会話が一旦途切れ、少女は練習の邪魔をした事を詫びると再び夜空に視線を移した。
その様子を確認した山室は、どことなく居心地悪い気持ちになりながらも、
少女がこちらに構わない間に手早く成果を上げてしまおうと、練習を開始するのだった。

189 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 00:14:39 ID:???
あれは……スターユニバース、アナスタシア!?
どうしてこんな所にいるんだ!

190 :森末(仮):2013/09/21(土) 00:14:46 ID:???
先着1名様で、

★山室くんの練習→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山室「(そうだ、全部やっちまえばレギュラーは安泰だ)」
ダイヤ→山室「(んー……他の皆はパスが上手い。ならドリブルでボールを運べるようになりゃ使われるか?)」
ハート→山室「(パスを磨けば、板野にボールを供給できる。 使われるようになる筈だ)」
スペード→山室「(いざという時にこぼれ球を拾えるだけの競り合い強さを鍛えとくか)」
クラブ→山室「(得点力を上げればなんとかなる……か?)」

※数字が5以下で成果無し。6〜9でスキル・○○+1取得。10以上でスキル・○○+2取得。

191 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 00:15:15 ID:???
★山室くんの練習→ ハート3

192 :森末(仮):2013/09/21(土) 00:43:21 ID:???
>★山室くんの練習→ ハート3 →パスを鍛えるも成果なし★
=============================================================
パコーン パコーン

山室「(駄目だ……やっぱこうも暗いと狙いもつけにくいし、効率が悪すぎる)」

そもそも1人だけで練習をするだけでも効率が悪いというのに、
スペースもさして広い訳でもなく、薄暗い灯りしかない公園で成果を求めるというのは些か条件が厳しすぎた。
更に悪条件として、山室はこの日既に練習を終えたばかりであり、
集中をして練習をするにしてもそれに見合うだけの体力も残っていなかったのである。

山室「(はぁ……ここらで切り上げるか。 流石にこれ以上はキツいわ)」
???「もう帰りますか?」
山室「えっ? あ、うん、もうヘトヘトだからね……君は?」
???「ヤー……私はもう少し星を見ています」

ロクに成果が出なかった事にため息を吐きながらも、諦めが肝心、と山室はボールを片付け帰宅準備をする。
そんな山室に、再び少女は声をかけると……何を考えているか読み取れない表情を浮かべたまま、
少女は山室の方へと手を向け、更に言葉を浴びせる。

???「カーク ヴァス ザヴート?」
山室「は?」
???「あー……あなたのお名前は?と聞きました」
山室「俺の名前? 山室だけど」
アーニャ「ヤマムロ……ミーニャ ザヴート アーニャ。
     アーニャは、ええと……ニックネームです。 私はアーニャ、アナスタシアです」
山室「あ、やっぱり外国人だったんだ(そりゃそうだよな)」

193 :森末(仮):2013/09/21(土) 00:44:36 ID:???
聞きなれない言語に、日本人離れした外見を見て感づいていたものの、
その名を聞いて、山室はやはりこの少女――アナスタシアは日本国外で生まれた外国人なのだろうと考える。
しかし、そんな山室の言葉を聞いたアーニャは頭を振り、否定の言葉をつづけた。

アーニャ「ニェート……いいえ、私、外国人じゃないです。 
     パパはロシア人ですけど、ママは日本人。 10歳までロシアにいましたが、生まれは北海道です」
山室「あっ……ハーフか」
アーニャ「ダー……はい。 んー、日本語は難しいです」
山室「(10歳までロシアにいたんじゃ、しょうがないだろうなぁ……。
    見た感じ、多分俺と同い年くらいだし……言語って大体小さい時に慣れ親しんだものが定着しちゃうらしいしなぁ)」

ロシア人と日本人のハーフであると言うアーニャであったが、
実際の所はやはり日本語が苦手であるらしく、時折言葉に混ざるロシア語に顔を顰めている。
その様子を見て山室は少しだけ同情に近い念を覚えるも、さりとて自分に出来る事は何もないだろう、と考え、
別段気にするそぶりも見せずに帰宅準備を終えると、改めてアーニャに向き直りとりあえず別れの言葉を口にする。

山室「それじゃあ、俺帰るから」
アーニャ「ダ ザーフトラ……さようなら。 私はさっきも言いましたけど、時々ここにいますから。
     もしかしたらまた、お会いするかもしれませんね」
山室「そ、そうだね(あんまりここに来て練習はしたくないんだけどなぁ……早々に成果上げてレギュラーに返り咲きたいや)」

社交辞令なのかなんなのか、アーニャはまた会えるかもと声をかけてくれるものの、
そもそもあまり練習をしたくはない山室は困ったような表情になりつつ、そのまま手を振って去っていく。
その後ろ姿を見ながらアーニャもまた手を振り……やがて見えなくなると、再び天体観測に勤しみ始めるのだった。

※山室がアーニャ(アナスタシア)と知り合いました。

194 :森末(仮):2013/09/21(土) 00:45:36 ID:???
『2年目 8月 日常パート』

板野「はぁ……先月の道大会では得点王が取れなかったよ」
森末「まぁ気にしない方がいいよ、そういうのは大体運が絡んでるから。
   少しだけ君の運が悪かったってだけさ」
板野「それはそれで凹むよ」
森末「まぁまぁ、気分転換に今月も日常パートに行こう。 今月はどうする?」
板野「うーん……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>189 出身地繋がりなのです。

195 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 00:47:22 ID:CAC8NEvQ
A

196 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 00:51:12 ID:BHPsaTtA
B

197 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 01:00:38 ID:GYea0KDs
B

198 :森末(仮):2013/09/21(土) 01:03:43 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
===============================================================
板野「今月は誰かに会いに行ってみるよ」
森末「そうかそうか、それじゃあ誰に会いに行ってみる?」

A.松山
B.山室
C.小田
D.藤沢
E.ふらののマネージャー(メガネ)
F.矢車
G.監督
H.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

199 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 01:05:02 ID:CAC8NEvQ
B

200 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 01:09:45 ID:BHPsaTtA
B

201 :森末(仮):2013/09/21(土) 01:24:58 ID:???
>B.山室
====================================================
板野「山室に会いに行ってみるよ」
森末「そうかそうか、君がレギュラーから引きずりおろしたFWの子だね」
板野「人聞き悪いなぁ……もう」

ふくれっ面をしながらも板野は森末から山室の家の場所を聞き、
明くる休日、早速山室の自宅を訪ねる。
呼び鈴を鳴らすと、今回は本人ではなく母親と思しき人物が出迎えてくれ、
山室を呼び出してもらうと、数分後にまだ寝ぼけ眼の山室が玄関へと現れた。

山室「ふぁ〜……なんだ、板野か」
板野「ごめん、眠ってたの起こしちゃったかな?」
山室「あー……まぁ、気にするなよ。 で、何か用か?」
板野「(休日の昼までゴロ寝か〜……まぁ、殆ど毎日練習ばっかりで疲れてるだろうし、
    それも当然といえば当然なのかな? さて、どうしよう?)」

A.「そういえば前に言ったように、練習とかやってる?」 山室が練習してるかどうか聞いてみる
B.「山室達の小学生時代の話を聞いてみたくて」 ふらのFC時代の話を聞いてみる
C.「折角の休みなんだし寝てたら勿体ないよ、遊ばない?」 遊びに誘ってみる
D.「誰に話そうか迷ったんだけど……実はこの前藤沢が……」 この前見た事件(未遂)について話してみる
E.その他 板野に言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

202 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 01:29:06 ID:RcCIKIBM


203 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 01:30:28 ID:BHPsaTtA
B

204 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 01:37:49 ID:CAC8NEvQ
B

205 :森末(仮):2013/09/21(土) 01:39:27 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合いありがとうございました。それでは。

206 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 13:42:28 ID:8X0xWknU
そういえば、この物語の時代設定はいつなんだろう?
中学3年ごろだと本編では85年ごろだったような気がする。
まだソ連があったのに、ロシア人が日本、それも北海道に来れたのでしょうか?

207 :森末(仮):2013/09/21(土) 19:54:07 ID:???
>B.「山室達の小学生時代の話を聞いてみたくて」 ふらのFC時代の話を聞いてみる
================================================================================
山室「え? 小学生時代?」
板野「うん、小学生時代にも山室達は全国大会に行ったんだよね?」
山室「ああ……ま、それくらいならいいよ。 あ、とりあえず家に上がれよ」
板野「うん」

練習にでも誘われたらどうしようかとびくびくしていた山室であったが、
単に小学生時代の思い出を話すくらいならば労力も必要なくていいや、と考え、
板野を自室へと上げると、飲み物を用意したあと語り始める。

山室「え〜っと、何から話したもんかな……ああ、まず大会の結果から話した方がいいか?
   俺達ふらのはベスト4、今、東邦にいる若島津ってGKがいる明和FCと当たって負けたんだ」
板野「ふ〜ん(ここらへんは原作とかと一緒か)」
山室「他にベスト4に入ったのは南葛SC……今の南葛にいる面子が殆ど入ってたサッカークラブと、
   武蔵FC……東京にある強豪サッカークラブだったな」
板野「へ〜、今の世代で殆ど二強に近い南葛と、東邦に入った若島津がいた明和。
   それに東京にある強豪チームと同じベスト4に入ったなんて、小学生時代から皆凄かったんだね」
山室「ま、まぁ最終的には決勝戦にも上がれなかったんだけどな。
   (そりゃ小学生時代からキャプテンに付き合って練習してたからなぁ……)」

まず山室は、小学生時代に開かれた全国大会でのふらのの成績、及び他のベスト4の面々の説明をした。
これは板野が知る歴史と同じであり、
森崎、翼、日向という3人がいなくてもここでは然程歴史は変化していないという事実が読み取れる。

板野「えーっと……それじゃ、決勝戦は明和と……どこがあたったの?」
山室「南葛だ。 結果は南葛の勝ち、明和は若島津は強かったけど南葛のキーパーも5年次に全国優勝してる奴だったし。
   それに南葛には攻めのエースもいたからな」
板野「(5年次の全国優勝者は……若林の事だよな。 で、攻めのエースってのは……)南葛のエースって?」
山室「岬太郎。 今は日本にはいないらしいけど、昔は俺達とも一緒にサッカーしてた事もある奴だぜ」
板野「へー(やっぱり! 岬かー!)」

208 :森末(仮):2013/09/21(土) 19:55:24 ID:???
本来であれば、小学生時代の南葛のエースといえばご存知大空翼である。
しかし、この世界にはその翼がおらず……そうなると必然的にエースの座は翼の次の実力者、
フィールドのアーティストこと岬太郎へと受け継がれるのは極々自然な事だ。

板野「(実際、岬の実力ってデータ的には松山とほぼ同等……だけど技の数とかで一歩上って感じだったし、
    この世代なら松山と並んでトップクラスの実力者になるんだろうなぁ)」
山室「大会の結果はこんな所だけど……他に何か聞きたい事あるか?」
板野「え? そうだなぁ……」

A.松山が東邦からスカウトを受けていたらしい件について
B.岬太郎について詳しく
C.他に全国大会でベスト4に出なかったけど強豪チームはなかったか
D.特に何も無い
E.その他 板野に言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>206 このスレの中では特に問題とかないって事にしておいてください。ソ連もとっくに崩壊してるという事で。

209 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 19:57:16 ID:Bli4i6Cw
A

210 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 19:58:24 ID:mMrrKG1A
A

211 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 19:58:34 ID:Ier4YvP6
B

212 :森末(仮):2013/09/21(土) 20:11:34 ID:???
>A.松山が東邦からスカウトを受けていたらしい件について
==========================================================
板野「そういえばこの前、松山から聞いたんだけど……」

板野は前回、松山が話題に出した東邦からのスカウトの件について山室に聞いた。
すると山室はああ、その事かと呟くと快く説明してくれる。

山室「東邦ってスポーツの強豪校で有名な私立校ってのは知ってるか?」
板野「うん」
山室「あそこは将来有望そうな選手をよくスカウトして集めてるんだけど、
   6年の時にそのスカウトに目をつけられたのが……」

先着1名様で、

★東邦スカウト部→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山室「若島津と岬だ。 キャプテン、自分はスカウトされてないのにその気にだけなってて……」
ダイヤ・ハート→山室「キャプテンと今東邦にいる若島津だったんだ」
スペード・クラブ→山室「キャプテンと岬だったんだ」

213 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:12:29 ID:???
★東邦スカウト部→ ダイヤ5

214 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:32:08 ID:???
反町って元から初等部でエスカレータ式に出たんだったんかな

215 :森末(仮):2013/09/21(土) 20:42:53 ID:???
>★東邦スカウト部→ ダイヤ5 →山室「キャプテンと今東邦にいる若島津だったんだ」★
================================================================================
板野「あれ? 岬って奴は選ばれなかったの?」
山室「ああ……さっきも言ったけど、あいつは日本にいない……小学生の時から引っ越しばかりしてたんだけど、
   あの大会が終わった後にすぐに外国、フランスに行ったらしいんだ。
   スカウトする人もそれをわかってたのかどうかは知らないけど、岬は選ばず、キャプテンと若島津を狙ったらしいぜ」
板野「……南葛にいたっていう5年次にも優勝してたGKは?」
山室「そいつも外国に行ったから、その情報が洩れてたんじゃねーかな? 詳しい事までは俺にもわかんねーよ」

一介の学生である山室に、そこまで深い事情というのがわかる筈もない。
だが、山室も一応自分なりに推理をし……板野もそれに納得を示す。
岬と若林は外国に引っ越す事が事前にわかっており、
スカウトはそれを察知して国内に留まる松山と若島津を誘ったというのなら理にはかなっている。

板野「それで2人が準決勝で当たって……勝った若島津だけが迎えられたって事かな?」
山室「元々、キャプテンは断るつもりだったらしいけどな。
   ……北海道を離れるのは嫌だったらしいし、中学でも俺達とサッカーやりたかったらしいから」
板野「あー……(なんだか松山らしいかも)」

そして結果的に、東邦学園へと入学をしたのは若島津であった。
これは小学生時代の対戦成績的に考えても、また松山の性格を考えても納得できる事である。
北海道を愛し、仲のいいチームメイトとサッカーをする事を尊ぶ松山。
彼が小学生時代から共に過ごした仲間とそう簡単に別れたがらない事も、
北海道から離れた学校に進学する事もイメージしにくいものだった。

山室「そういう訳だから、若島津とキャプテンはいい意味でライバル関係になってるみたいだな」
板野「へぇ……(結構意外な組み合わせだよなぁ。 松山って、原作でも本編でもあまり若島津と絡んでた記憶がないや)」

こうして予想外な新事実を発見しつつ、板野はその後軽く山室と雑談をした後、
迷惑なる時間になる前に帰宅をしたのだった。

※松山→(ライバル)←若島津 が判明しました。

216 :森末(仮):2013/09/21(土) 20:44:20 ID:???
『2年目 8月 練習パート』

板野「よーし、今月も練習パートだ!」
森末「いよいよ全国大会が始まるからね、気合を入れていこう。
   それで、今日は何を鍛える?」
板野「そうだなぁ……」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい、ガッツ
上がりやすい:パス
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>214 うーん、覚えてないですね。

217 :森末(仮):2013/09/21(土) 20:45:21 ID:???
おっと間違えました。

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

まずは基礎を上げるか技を上げるかの判定お願いします。すみません。

218 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:47:26 ID:BHPsaTtA
A

219 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:49:36 ID:Bli4i6Cw
B

220 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:50:40 ID:GYea0KDs
A

221 :森末(仮):2013/09/21(土) 20:52:51 ID:???
>A.基礎能力を上げる
=======================================
板野「今月も基礎能力を上げるよ!」
森末「オッケー。 それじゃあちょっと手違いがあったけどもう一度上がりやすさ表を貼るよ。
   どの能力を鍛えたい?」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい、ガッツ
上がりやすい:パス
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

222 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:53:06 ID:Ier4YvP6
A

223 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:57:52 ID:BHPsaTtA
H

224 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 20:58:54 ID:CAC8NEvQ
H

225 :森末(仮):2013/09/21(土) 21:20:59 ID:???
>H.ガッツ
====================================================
板野「ガッツかなぁ……やっぱり600はちょっと少ないと思うんだ」
森末「この先技を覚えたら、必殺シュートを打てばそれだけガッツを使うし、
   普通の行動をするだけでも心もとないかもしれないね。
   まあこのスレは自然回復があるから、回復しやすいとは思うけどね」
板野「でも最大量は増やしておきたいよ」
森末「うん、了解だよ。 それじゃあ頑張ってらっしゃい」

こうして板野は今月、スタミナを増やす為に走り込みを増やした。

先着1名様で、

★板野のガッツ特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

出た数字×10のガッツが増えます。

226 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:22:54 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 6 )=★

227 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:22:55 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 2 + 1 )=★

228 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:26:44 ID:???
めっちゃ増えたー

229 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:27:22 ID:???
やる気満々すぎる

230 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:27:56 ID:???
どんなトレーニングしたんだよ。

231 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:39:49 ID:???
グレイト!

232 :森末(仮):2013/09/21(土) 21:50:33 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 6 + 6 )=最大ガッツ+120★
==================================================================
板野「(先月は体力不足のせいで得点王になれなかったんだ……トコトン走り込みをするぞ!)」

悔しい思いをバネにし、板野はとにかく走り込んだ。
その成果は、彼が思っていた以上に出る。
そもそも先月の大会では、疲弊しきる程に使い潰され、体力の限界まで走り続けていた板野。
先月の時点で体力はある程度ついており、後はそれを発露する機会を待っていただけである。
ほぼ毎日、練習が終わってからも走り込みを続けた事により、その下地は最大限にまで現れ。
板野は少し前までの自分とはくらべものにならない程のスタミナをつける事に成功をした。

松山「(ん? 今日の練習では板野の奴、あまり息切れしてないな……スタミナも増えたのか?)」
板野「よーし、みんな! もう一本行こう!」
小田「おう! (ひぇ〜、勘弁してくれ〜)」

233 :森末(仮):2013/09/21(土) 21:51:33 ID:???
『2年目 8月 定例イベント』

こうして板野が最高の練習成果を挙げ、勢いを増したふらの中学はいよいよ全国大会へと出場する為、
会場である埼玉へと旅立った。
北海道から関東までの長旅は去年、そして小学生の頃から経験してはいるものの、
ふらの中学の面々はそれでもあまり慣れていないのか疲労困憊。
キャプテンである松山も流石に堪えたのか、はたまた明日の1回戦を万全な状態で迎える為にあまり体力を使いたくないのか、
特に練習をするという事はなく、じっくりと宿泊施設の一室で休んでいた。
当然、慣れていない板野も同じくである。

板野「ふー……やっぱり長旅って疲れるなぁ」
松山「全国大会も北海道でやればこんな思いしなくていいんだけどな。 こっちは暑いし」
板野「(北海道で開催は無理があると思うけど……)あ、それはそれとして1回戦の対戦相手はどこ?」

考えてみれば、ここに来るまでの間に、1回戦で戦う相手の事がすっぽりと頭から抜け落ちていた。
今更過ぎる質問であるが聞いておこうと、板野は部屋の中にいるメンバーに明日の対戦相手について聞いてみるのだが……。

先着1名様で、

★1回戦の対戦相手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「明日は武蔵中学だな。……今年は東邦、都大会で負けたみたいだ」 なにィ!?
ハート→藤沢「明日は難波中学よ。去年も出場した学校だから、調べておいたわ(松山くんの役に立つかしら?)」
それ以外→松山「明日は難波中学だ。去年も出場した、強豪チームだな」

>>227-231 ガッツ練習はダイスの目の数字がそのまま影響しますので、正に最良の結果ですね。
        一発で700台に乗れたのは大きいです。

234 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 21:53:10 ID:???
★1回戦の対戦相手→ ダイヤ3

235 :森末(仮):2013/09/21(土) 22:10:41 ID:???
>★1回戦の対戦相手→ ダイヤ3 →松山「明日は難波中学だ。去年も出場した、強豪チームだな」★
==========================================================================================
板野「えっ、難波中学?(って確か……原作だと中西がいたチーム!?)」

板野の質問に返された言葉は、板野にとって予想外の言葉であった。
元々本編のファンであった板野にしてみれば、途中で相撲部かうどん屋だかになった中西はすっかり過去の人であり、
今の今まで存在自体を忘れていたのである。
しかし、考えてみればこれも納得のいく事。
そもそも中西がサッカーを止めた理由は森崎が遠因になっている為、
その森崎が存在しないなら、中西がサッカーを続けていてもおかしくはない。
更に言ってしまえば、この先森崎がいない代表のGKの枠的に考えて非常に心細い、若林大体途中参加だし。

松山「GKの中西って奴は、この世代ではNo.2のキーパーと言われてる。
   大柄な癖に動きも鈍い訳じゃないからな、明日の試合はあいつからどうやってゴールを奪うかだ」
中川「でも大丈夫さ、こっちには板野もキャプテンの必殺シュートもあるんだし!」
松山「中西に通用しなければ、若島津にも通用しないだろうからな! 明日はどんどん攻めていこう!」
板野「うん!」

その後、板野達はしばらく雑談をした後、明日の試合に向けて早めに寝る事にした。
板野と松山は連れだって廊下へと出ると、そのまま自室へと戻ろうとするのだが……。

236 :森末(仮):2013/09/21(土) 22:11:44 ID:???
先着1名様で、

★同じお宿に泊まる人→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→三杉「いらっしゃい松山、この宿は僕の父が経営してる会社の系列でね」 落ちぶれてない三杉だと!?
ダイヤ→若島津「む……」 反町「(ふらのの松山と……誰だあいつ?)」 東邦の主力2人に出会った!
ハート9〜K→井沢「ん?松山か?」 滝「同じ宿だったのか」 来生「偶然だな!」 南葛の修哲トリオだ!
ハート5〜8→石崎「はれ?松山じゃねぇか」 高杉「同じ宿だったんだな」 中里「(ニンニン)」 南葛のDFトリオだ!
ハートA〜4→岩見「(あれはふらのの松山?)」 長野「(同じ宿だったのか)」
小田「(でも向こうはこっち知らないだろうな)」 南葛の本編代表入りしてないトリオだ!
スペード→政夫「ウキャッ? 松山じゃねぇか!」 和夫「お前たちもこの宿だったんだな!」 花輪の立花兄弟だ!
クラブ→特に誰とも会わず、そのまま就寝しました。

237 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 22:12:12 ID:???
★同じお宿に泊まる人→ ダイヤ4

238 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 22:12:42 ID:???
★同じお宿に泊まる人→ スペード5

239 :森末(仮):2013/09/21(土) 22:39:48 ID:???
>★同じお宿に泊まる人→ ダイヤ4 ★
>若島津「む……」 反町「(ふらのの松山と……誰だあいつ?)」 東邦の主力2人に出会った!
=========================================================================================
板野「(あっ、あの2人は……!)」
松山「……若島津、それに反町! お前たちもこの宿に泊まっていたのか!」

廊下に出て自室へと向かう途中、階段を下ってくる2人の人影を板野達は見つける。
原作も網羅して外見的特徴も(見分け難いが)している板野は、
その2人組を見て一瞬でそれが誰なのかを判断した。
東邦学園のキーパーを務め、森崎がいない今、自他ともに認める日本最強のGK……若島津健。
そして、日向がいない為に東邦学園の攻撃を一手に担っているFW……反町一樹。
あちらも松山の存在に気づいたのか、ゆっくりとこちらへ歩いてくる。

松山「久しぶりだな……お前ら、東京からなのに埼玉でわざわざ宿取ってるのか?」
若島津「お前たちに比べれば近いかもしれないが、一々バス移動なんて面倒だからな。
    特に決勝まで残るんだ……試合するたびにバス移動をしていたらそれだけで疲れが溜まる」
松山「相変わらず強気だな……」
若島津「ふん、当然だろう。 俺達は今年こそ南葛を打ち倒し、優勝するのを目指しているんだからな」
松山「それは俺達だって同じだ! それに若島津、お前にも負けん!
   小学生時代にPKを止められた借りを、俺はまだ返してないんだ!」
若島津「(……PKを止めただけで恨みを買う覚えは無いんだがな)」

友好的とは言えないが、さりとて悪意に満ち満ちた敵対的な態度と言う訳ではない。
お互いに認め合いつつも、優勝を目指す以上はライバル同士。
特に小学生時代から因縁のある松山と若島津は火花を散らし合い、板野は所在なさげにするのだが……。
それは若島津の後ろにいた反町も同じだったのか、ちらちらとこちらを見つつ口を開く。

240 :森末(仮):2013/09/21(土) 22:40:48 ID:???
反町「ところで松山……そいつは? 去年は見かけなかったと思うけど、ふらのの新しい部員か?」
若島津「(ふらののメンバーなど松山以外覚えてないが……無駄に細かい奴だな、反町は)」
松山「ああ、こいつは板野。 去年はいなかったけど、俺達と同じ学年の今年入ってきた転校生だ」

反町が先ほどから見かけた事が無かった板野の事を質問すると、
若島津はそもそも松山以外のメンバーの顔など覚えていなかったのか少しばかり首を捻り。
松山はそういえば紹介がまだだった、と言いつつ板野の来歴を簡単に説明する。

板野「(挨拶するならここだな。 人間関係は第一印象が肝心だ! さて、どうしよう?)」

A.「板野住明、ポジションはFWだよ。 よろしく!」 無難に挨拶する
B.「ポジションはFWだよ。 若島津、お前からゴールを必ず奪ってみせるぞ!」 若島津に敵意を向けてみる
C.「ポジションはFWだよ。 若島津、お前からゴールを奪う事を目標にしてる!」 若島津を持ち上げてみる
D.「ポジションはFWだよ。 反町、君にこの世代最強のFWの座は渡さない!」 反町にライバル発言をしてみる
E.「ポジションはFWだよ。 反町、君を目標にしてるんだ。 会えて光栄だよ」 反町を持ち上げてみる
F.「敵と馴れ合う事なんてない、松山、行こう!」 東邦は目下のライバルだ!馴れ合えるもんか!
G.その他 板野に言わせたい発言を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

241 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 22:41:23 ID:CAC8NEvQ
A

242 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 22:41:44 ID:Ier4YvP6
A

243 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 22:42:48 ID:QMfVYAz6
A

244 :森末(仮):2013/09/21(土) 23:10:23 ID:???
>A.「板野住明、ポジションはFWだよ。 よろしく!」 無難に挨拶する
=======================================================================
反町「俺は反町一樹、こっちは若島津健。 FWとGKだ。
   ……って、若島津の事は知ってるか」
若島津「(FWか……ふらのは松山以外に骨のある奴はいなかったが……実力の方はどうだ?
     少なくとも、去年、それに小学生時代には見た事も何も無い奴だが)」

板野の無難な挨拶は可もなく不可もなく、若島津と反町に受け取られた。
反町は丁寧に応対をし、若島津は腕を組んだまま不躾に板野を根踏みする。

若島津「(体格は小さいが、筋肉が無い訳でもない、か……そこそこは鍛えてるようだが)」
北詰「む……何をやっている、若島津、反町! 消灯時間だぞ!」
反町「あっ、監督! す、すみません……」
若島津「すぐに戻ります……じゃあな、松山。 お前たちが途中で負けなければ、いずれフィールドで会う事になるだろう」
反町「(板野にも声をかけてやったらいいのに……本当、強い奴以外は徹底的に無視するからなぁ、若島津)」

その後、もう少し会話は続くかと思われたが、見回りに出ていた東邦の監督、北詰が若島津と反町を呼び、早く部屋に戻るよう促す。
彼が規律や規則を重視する性格だという事を承知している若島津と反町は慌てて部屋へと戻り、
残された板野は日向がいなくなってのびのびと監督業をやれてそうな北詰の様子を見てなんとなく感慨深くなる。

板野「(よかった……日向の無茶苦茶な指示で胃を痛くする監督はいなかったんだね)」
松山「それじゃあ俺達も寝よう、明日は試合があるんだからな!」
板野「うん!」

そして、板野達もまた自室へと戻り明日の試合に備えて就寝をするのだった。

245 :森末(仮):2013/09/21(土) 23:11:25 ID:???
〜中学生サッカー大会 会場〜

翌日、ふらの中学の面々は朝早くから起き出し、大会会場へと向かった。
開会式を終えた後、今日の第二試合から既にふらのの試合は組まれている。
ふらのサッカー部一同はロッカールームで、
いつものように監督ご自慢のスタミナドリンクを飲みつつミーティングをしていた。

監督「よし、みんなきけ。
   今日の試合のフォーメーション、及びスタメンは道大会で使用したものと同様だ」
山室「(……まぁ練習で成果も出てねぇし、道大会はそれで上手くいったんだから変える事もないよなぁ)」
監督「今日の対戦相手は難波中学、事前情報通りGKの中西を中心とした守備のチームだ。
   あいつの牙城を崩すには、とにかくこちらもシュートを打ちまくるしかない」

スタメン、フォーメーションは道大会と変更無し。
この事実に山室はある程度察していたのだろうが、やはり表情を暗くし、
一同はそんな彼に同情をしながらも特に何も言わず、監督の言葉を聞く。

監督「ただ府大会の成績を見る限り、難波は常にロースコアで勝ってきている。
   攻撃力に関しては、然程でもないと見るのがいいだろうな。 油断は禁物だが」
板野「(加藤って全国クラスのキーパーの筈だし、地上戦なら松山もいる。
    あまり守備に不安はないのかな? と、試合前に何か言っておこうか?)」

A.「今日の試合、俺はシュートに集中したいんだ。 ボール運びは皆にお願いしていいかな?」 シュートに専念したい旨を言う
B.「守備のチームなら早めに点を取れば楽が出来る。 俺にボールをどんどんくれ」 ボールを集めるように言う
C.「ロースコアゲームになりそうだ。 松山は後ろに下がって、守備に集中した方がいいんじゃ?」 松山に守備重視させる
D.「松山も積極的に前目でプレイした方がいいんじゃないかな? 中西を攻略するのは難しそうだ」 松山に攻撃重視させる
E.「(いや、何も言わなくていいや)」
F.その他 板野に言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

246 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 23:18:40 ID:BHPsaTtA
B

247 :森崎名無しさん:2013/09/21(土) 23:20:23 ID:CAC8NEvQ
B

248 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:00:11 ID:???
>B.「守備のチームなら早めに点を取れば楽が出来る。 俺にボールをどんどんくれ」 ボールを集めるように言う
=========================================================================================================
監督「ふむぅ……どう思う、松山?」
松山「実際、早めに点を取る事が出来れば一気にこっちが優勢になるのは明白です。
   どんな試合でも先取点を取れば優勢になりますけど、
   相手が守備を自慢とするチームという事なら、相手のチームの精神的なダメージは計り知れない。
   スタミナの不安もありますけど……道大会でボロボロになるまで走り回った事で、板野も体力をつけてます。
   そっちの不安は無いかと」
監督「確かにな……よし、ならば今日はどんどん板野にボールを回せ。
   ただしあまりに集中すればマークも集まるだろうから、フリーの選手を使う事も忘れるなよ」

板野の提案は、あっさりと監督、松山に認められた。
チーム内での得点力は1,2を争い、今月の練習でスタミナも大幅に増強した板野である。
中西から早めに点を奪い、優勢に立つならば妥当な作戦だと判断されたのだろう。

金田「よーし、わかった! ガンガン打って、アシストつけさせてくれよ!(こりゃ楽だ、板野に任せれる)」
小田「フォローはするからな!(なるべく一発で決めて欲しいけど……)」

そして、この決定にふらのの選手たち一同も反対意見は出さず、賛成をした。
特にFWである小田と中川としては、自分が打つ機会というのが減るだけでありがたい話。
ねじ込みのボールが来た時に決められない……というリスクもあるにはあるが、
それはどんな時でもついてまわる事である為、仕方ないだろう。

松山「よし、いこう! いこうぜ、みんな!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

249 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:01:12 ID:???
実況「さあ、はじまりました第15回中学サッカー大会。
   第2試合は北海道代表ふらの中学対大阪府代表難波中学の対戦です。
   ふらのはメンバー全員が2年生、それも大多数が同じ小学校からの付き合いという仲良しチーム!
   そのチームワークの良さで道大会を突破!
   対して難波中学はGKの中西くんが2年生ながら正GKを務め、府大会では無失点を築きました!
   どのような試合展開を見せてくれるのか、実に楽しみです!」

ワー ワー パチパチパチ

ロッカールームを出てフィールドへと姿を現すと、実況アナウンスの声とまばらな拍手、歓声が板野の耳に飛び込んでくる。
北海道、大阪と埼玉から遠く離れた地方同士の対戦である為か、あまり応援団はおらず……。
しかし、それでも何人かは応援してくれる人がいるらしく、板野は嬉しくなりながら観客席を見渡す。

板野「(ん? あれは……若島津と、反町?)」

そんな板野は、ふと観客席に若島津、反町の姿を見つけた。
若島津は相変わらず憮然とした態度で腕組みをしながらこちらを睨むように視線を向け、
反町はなんとも普通に観戦をしている様子である。

板野「松山、松山、若島津と反町がいるよ」
松山「……偵察に来たのかな。 まあ、誰が見ていようと関係ない、俺達は俺達のサッカーをするだけだ、板野!」
板野「う、うん、そうだね!」
中西「んん? なんでこんな所に小学生が紛れとるんや」
板野「え?」

そうして、板野は松山にその事を報告するのだが……そんな折、背後から思い切りキツい訛り口調の声が聞こえる。
一体何事かと板野が振り向けば……そこには圧倒的巨漢。
板野が見上げなければ顔も見えない程の大柄な体躯を持つ難波中学のGK――中西太一がそこにいた。

250 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:02:12 ID:???
中西「おかしいなぁ? この大会は中学大会や思うとったけどなぁ」
板野「(あれ? これ、馬鹿にされてる?)」

第一声、そしてそれにつづけられた二の句。
板野は突然声をかけられた事で動転をしていたが、よくよく言葉の意味を考えてみれば、
中西のその言葉は小柄である板野を馬鹿にしたもの……挑発行為である。

松山「中西……こいつは俺達と同じ学年の板野だ」
中西「なんや、中学生やったんかいな。 あんまりチビっこいんで小学生かと勘違いしたわ、堪忍な」
板野「(むぐぐ……自分で設定した事とはいえ、小さいってあんまり言われるとムカつくなぁ。
    何か言い返してやろうか?)」

A.「何だと!? 自分だってデブの癖に!」 言い返す!
B.「言える内に言っておけ! そのチビにゴールを決められた後は言えないだろうからな!」 ゴールをしてやると宣言する
C.「うぅ……ぐすっ、気にしてるのに」 嘘泣きをしてみる
D.「松山、行こう! こんな奴無視だ!」 こんな奴を相手にしてられるか!
E.「やあ、君が中西君だね? 今日はよろしく!」 爽やかに挨拶をしてみる
F.その他 板野君に言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

251 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 00:04:42 ID:BcMPnqkQ
B

252 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 00:06:41 ID:5oCR7ZGc
B

253 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:23:07 ID:???
>B.「言える内に言っておけ! そのチビにゴールを決められた後は言えないだろうからな!」 ゴールをしてやると宣言する
=================================================================================================
中西「なんやと?」

板野の言葉を聞くと、先ほどまでにやにやと意地の悪い笑みを浮かべていた中西は一転、
眉を吊り上げて怒りに満ちた表情を浮かべる。
しかし、怒っているのは板野としても同様。
ここまで体格の事でからかわれて黙っている程大人しくない板野は、指を指して必ずゴールを決めてやると決意をする。

中西「ふん、チビが。 言うとくがワイはこの大会、無失点で勝ちあがる事を目指しとるんや。
   東邦の反町、南葛の来生、花輪の立花にも点を許さん、ワイがNo.1キーパーである事を証明する為にな。
   お前みたいなチビに点を決められてたまるか!」
板野「その記録は、1回戦の時点でおしまいさ。 それに、勝つのは俺達だから勝ち上がるのだって無理だ!」
中西「……おもろいやないけ。 やってみぃ! 結局取れませんでしたで泣いてもしらんで?」
板野「そっちこそ、点を決められて泣かないようにね!」

熱い応酬を交わす2人であったが、中西はふん、と鼻を鳴らすとのっしのっしと自チームの方へと戻っていき。
一方で板野はふらののメンバーが遠巻きに見守る中、松山から肩をポンと叩かれて諭されていた。

松山「板野、熱くなるのもFWには必要かもしれないけど、過剰に熱くなりすぎるなよ。
   視野が狭いとプレイも雑になるんだ」
板野「う、うん……わかってる!」
松山「よし、それじゃあコイントスにいってくる!」

近藤「(はー、乱闘騒ぎになったらどうしようかと思った。
    あんなデカブツに殴られたら板野じゃ一発でKOだろ……)」
小田「(面倒事にならなくてよかった……)」

254 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:24:08 ID:???
審判「よし、それじゃあ両チームキャプテン、握手を」
松山「よろしくお願いします!」
難波キャプテン「よろしく(こいつが松山か……今日の試合、俺達がこいつを抜いて点を取れるかどうかだな)」

その後、両チームのキャプテンは審判の立会の元、コイントスでどちらがボールを貰うかを決定する。

難波キャプテン「では、こちらが裏で」
松山「はい、じゃあこっちは表で」
審判「うむ」

キィンッ!

先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→コインはそのまま高く飛び上がり、大気圏を突破し、二度と帰ってくる事はなかった
ダイヤ・ハート→ふらのボール
スペード・クラブ→難波ボール

255 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 00:24:43 ID:???
★コイントス→ ハート6

256 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 00:24:53 ID:???
★コイントス→ スペードJ


257 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:52:10 ID:???
>★コイントス→ ハート6 →ふらのボール★
==================================================
コイントスの結果、ふらのがボールを取り難波は陣地を取る。
そして、お互いがそれぞれの配置につきはじめると、観客席では反町がこの試合の展望を若島津と話し合っていた。

反町「なぁ若島津、どっちが勝つと思う? 俺はふらのだと思うんだけど……」
若島津「ほう、どうしてそう思う?」
反町「チームの総合力だ。 難波はGKの中西は凄いけど、フィールダー自体は大したレベルじゃない。
   だけどふらのは松山は当然として、他のメンバーだって悪くないんだ。
   ボールキープ率ではずっと差が出ると思うし、そうなると幾ら中西でも分が悪いと思う。
   (実際、去年もウチと南葛の試合では若島津が何度もファインセーブをしてくれたけど、チャンスを作られまくって負けたからなぁ)」

己の経験則からか、反町は総合力に秀でるふらのの勝利を予想した。
確かに反町の言うように、少し中学サッカーを知る者ならばふらのの総合力の高さは知っている。
南葛、東邦に続く能力の高さを考えれば、シュートチャンスは増え、いずれゴールが割られるだろうという予想は間違っては無いだろう。

若島津「俺もふらのが勝つとは思うが、もっと単純な差が現れると思う」
反町「単純な差?」
若島津「キーパーとストライカーの差だ。
    加藤は中西に比較をすれば数段落ちるが、それでも難波が攻略できるレベルじゃない。
    逆に中西は松山ならば点を奪える。
    難波が勝つにはPKを貰うか何かする、それくらいの偶発的な事故が無ければ不可能だろう」
反町「なるほどな……(後はあの新しく入ったっていう板野の実力次第か? でもあんな奴見た事無いんだよなぁ)」
若島津「(今年こそは無失点で優勝をする……その為の最大のライバルになるのは、松山だ。
     さあ、あいつはどれだけ今年力をつけた?)」

258 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:53:32 ID:???
板野「(よーし、これが俺の全国デビューだ! 活躍してやるんだ!
    それと……あの中西にほえ面かかせてやらないと!)」
中西「(チビが……思いっきりガンくれとるな。 ふん、そんなちっこい体で打たれるシュートなんざ怖くないわ!)」
松山「(板野なら点を決めてくれると思うが……チャンスがくれば、俺も積極的に狙っていくか!
    中西を攻略出来なきゃ、若島津から点を奪うのだって夢のまた夢だ!)」
難波キャプテン「(どうやって点を取るか、それが問題だなぁ)」

こうして様々な思いが錯綜する中、いよいよ試合が開始される。

森末「やぁ、それじゃあいよいよこのスレではじめての試合をするよ。
   対戦相手は中西に頼り切ったチーム、難波中学。
   1点さえ取れればよほどの事が無い限り勝ちは拾えるチームだ。
   この試合で他の選手たちの能力がどの程度なのか、どういう感じで試合は進むのか。
   そういった事を感じ取ってほしいな。 それじゃあ、フォーメーションを紹介して早速始めよう!」

−−@−− @中西
−A−B−
C−E−D
−−−−−
F−I−G Iキャプテン
−−−−−
−H−J−
−−−−−
−−H−− H板野 720/720
J−−−F J小田 650/650 F中川 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700
ふらの控え:FW・山室 600/600

259 :森末(仮):2013/09/22(日) 00:54:35 ID:???
ピィーッ!

ワー ワー

審判の笛が鳴ると、まばらな応援団が声を一層張り上げて両チームを応援する。
歓声を受けながら板野は小田からボールを受け取り、まずはどうやって攻め込んだものかと思案する。

板野「(よーし、道大会はあったけれど、いよいよ試合がやってきたって感じだ!
    まず攻め上がるには……)」

A.俺がこのまま持っていって、突破力もある所を見せるんだ!
B.松山に任せよう、松山のキープ力ならシュートまで持って行ける!
C.中川にサイドを走らせよう、覚醒が期待できるかもしれない!
D.左の金田をつかおう、覚醒が(ry
E.右の若松をつかおう、覚醒が(ry
F.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

260 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 00:55:56 ID:5oCR7ZGc
B

261 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 00:57:07 ID:BcMPnqkQ
A

262 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:04:29 ID:F6QkXVgM
B

263 :森末(仮):2013/09/22(日) 01:12:54 ID:???
>B.松山に任せよう、松山のキープ力ならシュートまで持って行ける!
=====================================================================
板野「松山!」
松山「よし!」

ここで板野は軽く後ろへと流し、キャプテンの松山へとボールを預けた。
ボールを持った松山は力強く返事をすると、そのままボールを持って中央突破を図るが、
これには難波中学のFWが2人で連携をしてプレスをかける。

松山「(まずは俺が突破して勢いをつける!)」
てきの9番「こいつが噂の2年坊主か!」
てきの11番「キープ力が売りらしいが、どんなもんだ?」

先着2名様で、

★松山→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★敵の9番→タックル 37 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 敵の11番→タックル 38 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山がいとも簡単に突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がフォロー、若松がフォロー、難波キャプテンがフォロー)
≦−2→難波ボールに。……え?

264 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:13:31 ID:???
★松山→ドリブル 48 ( クラブ2 )( 6 + 5 )=★

265 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:27:40 ID:???
つ難波中のチームメイト案

−−@−− @中西
−A−B− A増田 B江上
C−E−D C桐生 E川中 D北川
−−−−−
F−I−G F三橋 I薫 G江崎
−−−−−
−H−J− H尾上 J丸井
−−−−−

控え
FW:有田、別府
MF:前田、高柳、吉沢、白井
DF:鈴木、大森

キャプテン翼メガCDとキャプテン翼VSというテクモゲームで
登場していた、難波FCの選手から適当に選別してみました。
もしよろしければ、モブの選手名にお使いください。

キャプテン翼メガCD版難波FC
http://tsubasa.yamagomori.com/ctm/data/team2/nnw.html
キャプテン翼VS版難波FC
http://tsubasa.yamagomori.com/ctv/data/ctv-data.html
さんぱうろFC(今後のご投稿にお役立てください)
http://tsubasa.yamagomori.com/index.html


266 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:31:24 ID:???
★敵の9番→タックル 37 ( クラブ6 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=
 敵の11番→タックル 38 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=★

267 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:31:26 ID:???
★敵の9番→タックル 37 ( ハートQ )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
敵の11番→タックル 38 ( スペードJ )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=★

268 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:32:22 ID:???
ぎゃー

269 :森末(仮):2013/09/22(日) 01:34:19 ID:???
>>265
参考サイトのご紹介ありがとうございます、次の更新の時から早速名前を変更させてもらいます。

覚醒目でしたが、松山の反則ですね。
本日はここで一区切りさせていただきます。
遅い時間までお付き合い頂き、ありがとうございました。

270 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 01:41:50 ID:???
お疲れ様でしたー

覚醒できないあたり、松山らしいというかなんというか

271 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 08:29:19 ID:???
今は
ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  
45 43 48  42 40  42 42

 で来年8月までに全能力が後+6されるのか。
残り練習回数12回の振り分けが難しいな。

272 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 09:54:13 ID:???
練習回数は残り11回だった。
いずれにせよ世界編で安定的に活躍できるようにするには上げる能力を絞るべきだね。
捨てるのはパスカット、ブロックあたりか。


273 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 10:01:29 ID:???
ドリブルは上がりやすさ普通のうちに1回上げておいて
シュートは後1でカンストだから上げてもいいかも(それなら上がりにくいのうちに上げたい)
後は必殺シュートの習得難易度とガッツの折り合いだな
本職以外のところ強化できるのは3回ぐらいじゃないか?

274 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 11:02:00 ID:???
パスカットはともかくとして、最大まで成長してもタックル、せりあいの上限値が53止まりになってしまうのは
やっぱり体格のせいかなあ。それなら背が伸びるイベントがあることを祈りたいが。

275 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 11:29:39 ID:???
それなら最初から身長高くすればよかったわけで
実用性だけじゃなくて、ロマンも大事さ

276 :森末(仮):2013/09/22(日) 11:34:36 ID:???
>>270
どうも乙ありがとうございます。

>>274
上限は全て最終的に56になる予定です。
ただとても上がりにくいの限界が来るのが早いか遅いかの違いですね。

更新はまた夜に。

277 :森末(仮):2013/09/22(日) 22:55:46 ID:???
>★松山→ドリブル 48 ( クラブ2 )( 6 + 5 )=59★
>★敵の9番こと尾上→タックル 37 ( クラブ6 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=41 *反則発生!*
> 敵の11番こと丸井→タックル 38 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=45★
>≧2→松山がいとも簡単に突破! …の筈が反則発生!
================================================================================
ダダダッ!

尾上「(うっ……こいつ、巧い!?)」
松山「(よし、大した守備力じゃない! このまま一気に……!)」

ドンッ!

松山「あっ!(しまった!)」
尾上「うわっ!?」

ピピィーッ!

北国で鍛え抜いた粘り強い足腰を生かしたキープ力を何よりの自慢とする松山。
そのキープ力は上級生である難波中学のFW達でも奪う事は難しい程のものであったが、
一気に抜き去って勢いをつけようとした焦りがあったのか、松山は自身の不注意で敵の9番……尾上を突き飛ばしてしまう。
これには当然審判が笛を吹き、開始僅か1分で松山は反則を取られてしまう。

278 :森末(仮):2013/09/22(日) 22:56:48 ID:???
先着1名様で、

★松山の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「松山くんの華麗な突破を阻むなんて……!」 シャキーン
8〜K→お咎め無し
5〜7→軽い注意。
2〜4→厳重注意!
A→イエローカード!

279 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 22:58:02 ID:???
★松山の反則→ ハート3

280 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 22:58:57 ID:???
★松山の反則→ ハート9

281 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:01:16 ID:???
あ、見落としていましたが尾上はクラブの偶数なので負傷発生でした。
判定に関してはこのまま、厳重注意のまま進めます。

282 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:14:34 ID:???
>★松山の反則→ ハート3 →厳重注意!★
===============================================================
審判「君、開始してすぐに反則を引き起こすとはどういう事だ! 焦る時間帯でもないだろうに……」
松山「す、すみません……」
丸井「尾上、大丈夫か? 早く治療に行ってこい」
尾上「いててて……あ、ああ……」
松山「すみません、立てますか?」
尾上「大丈夫だ、気にするな」

反則をした相手である尾上が倒れた瞬間に足を捻った為か、審判は松山に重い注意をする。
これを受けて松山は素直に反省をし、尾上にもまた頭を下げると、
尾上はそれに痛みに耐えながらも答え、足を引きずるようにしながら一旦ベンチへと治療を受けに向かう。

実況「なんとふらの、開始僅か1分から反則を出してしまい折角の攻撃機会を潰してしまいました。
   倒れた尾上くんは一旦ベンチへと下がり治療を受けるようです」

中西「(尾上さんが負傷かぁ……あれで一応ウチのチームやとマシなFWやったから痛いなぁ。
    せやけど、松山がファウル取られたんはラッキーや。 あれで大人しくしといてくれたらええんやけどな)」

松山「すまん皆、折角のチャンスを潰してしまった」
若松「ドンマイ、キャプテン! プレイに集中してたら反則はつきものさ!
  (ラッキー、キャプテンが早々に失態犯してくれたら俺達が下手なプレイしてもそこまで目立たないだろ)」
小田「それより気持ちを切り替えて守ろうぜ(でもこれで俺達にボールが頻繁に回ってきたりしたらやだなぁ……)」

この反則を見て、中西、そして板野と松山を除くふらのメンバーがほくそ笑む中、
一旦10人になった難波中学のフリーキックで試合は再開。
キャプテンである薫は左サイドの江崎へとパスし、難波はサイドアタックで攻撃を開始する。

江崎「(尾上がいない以上、右サイドはフォローが少ない。 俺が運ぶしかないか)」
松山「中川、若松、連携して止めるんだ!」
中川「オッケー!」
若松「(2人がかりなら抜かれても俺だけの責任にはならない……筈!)」

283 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:15:36 ID:???
先着2名様で、

★江崎→ドリブル 40 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中川→タックル 38 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→江崎が突破!そして逆サイドの三橋にサイドチェンジ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(丸井がフォロー、難波スローイン、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

284 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:18:48 ID:???
★江崎→ドリブル 40 ( ハート8 )( 1 + 3 )=★

285 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:18:56 ID:???
★中川→タックル 38 ( ハートK )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 40 ( クラブ9 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=★

286 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:27:18 ID:???
>★江崎→ドリブル 40 ( ハート8 )( 1 + 3 )=44★
>★中川→タックル 38 ( ハートK )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=48
> 若松→タックル 40 ( クラブ9 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=45★
>≦−2→ふらのボールに。
======================================================================
中川「(キャプテンのボールキープに比べればなんともないや)貰った!」
江崎「うっ……!」

やる気に欠けるとはいえ、ふらの中学の面々も日々練習をしている。
特にこの世代トッププレイヤーである松山を相手に練習出来るという環境は、
彼らにとってはなんともないのだろうが周囲からすれば羨ましいどころの話ではなく。
松山を相手に鍛え抜いたボールカットの技術は、上級生が相手であろうと十二分に通用をした。

松山「よーし、ナイスプレイだ中川!」
中川「へへっ(ふー、なんとかなった)」
板野「(よし、いきなり反則取られた時はどうしようかと思ったけど、すぐにボールを奪い返せた。
    さて、ボールを奪った中川に何か声をかけとこうか?)」

A.「もう一度松山に渡すんだ! そうそう反則なんて取られるもんじゃない!」
B.「サイドハーフが抜けて右サイドが穴だぞ! 中川、そのまま進むんだ!」
C.「逆サイドの小田に回すんだ! あっちはFWが抜けて1人数が少ない!」
D.「俺だ、俺にボールをくれ!」
E.「(何も言わない方がいいかも……)」
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

287 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:28:49 ID:BcMPnqkQ
B

288 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:30:04 ID:kKrQ+7LQ


289 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:45:24 ID:???
>B.「サイドハーフが抜けて右サイドが穴だぞ! 中川、そのまま進むんだ!」
=========================================================================
サイドハーフの江崎が突破に失敗し、フリーキックを蹴った薫は未だ中央。
今ならば進めると板野は大声で言うと、中川は小さく頷いてからそのままサイドを駆け上がる。

実況「ふらの、あっさりとボールを奪い返した! 奪った中川くんはそのまま右サイドを走る走る!
   このまま一気にシュートチャンスまで持って行けるか!?」

反町「ふらのも難波も、中盤は3人だからなぁ。 1人抜けたら、中盤はスカスカだ」
若島津「だが難波は5バックだ。 最終ラインでボールを奪い返せばふらのは前がかりになってる以上カウンターを食らうぞ
    (まあカウンターを食らった所で難波の攻撃陣でふらのを抜けるかは疑問だがな)」

中西「北川さん、そいつを止めるんや! 川中さんとキャプテンは松山へのパスコースを防いでくれ!」
川中「わかってる、コイツには打たせない!」
薫「中西のセービングなら早々ゴールを許さんとは思うが……お前だけは話は別だ」
松山「くっ……」

中川がミドルサードを超えた辺りで、中西は松山へとマークをつける。
松山の実力を考えれば当然の処置であるが、板野へのパスコースは中川に迫ってくる北川がカットにいけるだけである。

中川「(1人だけか、抜ければいいんだろうけど……ドリブルよりはパスの方が通る可能性は高いな)板野ッ!」
北川「パスで来たか! 通すかよ!」

290 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:46:24 ID:???
先着2名様で、

★中川→パス 41 (! card)(! dice + ! dice)=★
★北川→パスカット 40 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野に低いボールが届いた!シュートにいけるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、板野と江上で競り合い、江崎がフォロー)
≦−2→難波ボールに。

291 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:46:39 ID:???
★中川→パス 41 ( ハートA )( 2 + 4 )=★

292 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:47:13 ID:???
★北川→パスカット 40 ( ダイヤ7 )( 3 + 3 )=★

293 :森崎名無しさん:2013/09/22(日) 23:47:18 ID:???
★北川→パスカット 40 ( ダイヤ7 )( 1 + 2 )=★

294 :森末(仮):2013/09/22(日) 23:59:28 ID:???
>★中川→パス 41 ( ハートA )( 2 + 4 )=47★
>★北川→パスカット 40 ( ダイヤ7 )( 3 + 3 )=46★
>=1→ボールはこぼれ球に。板野がフォロー
==============================================================
バシュッ! カスッ!

北川「ちっ、掠っただけか!」
中川「(あ、あっぶねぇ! でも、これなら通る筈だ!)」

中川の放ったパスを、北川はつま先だけ掠める。
当然そのようなカットではボールを奪うどころか弾く事も出来なかったが、僅かにボールの軌道は代わり、
板野は予定していたように低いボールに合わせる事は出来ずワントラップをしてボールを受ける事になる。

ポンッ

板野「よっ、とと。 ナイスパス、中川!」

万全とは言い難いが、とにかくボールが届いたとあって、板野は中川に声をかけつつ、
そのまま振り向いてゴールを睨みつける。
DFの枚数は3人、いずれも大して強そうな顔つきはしておらず……、
やはりゴールを奪うのに最大の強敵となるのは、その巨漢でどっしりとゴール前に構えている中西であろう。

中西「来い、チビ! お前みたいなちっこいののシュートなんざ屁でもないわい!」
板野「むっ!(またチビって言ったな……!? くそっ、目にものみせてやらないと……!
   でも、このまま撃って入るのか?)」

A.ダイレクトじゃなくても入る! このままシュートだ! (消費ガッツ80)
B.一旦小田に渡して、リターンしてもらおう! (消費ガッツ40)
C.俺はドリブルも上手いんだ! 一対一を狙いに行く! (消費ガッツ40)
D.ここで後ろにいる松山に渡そう! (消費ガッツ40)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

295 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:01:49 ID:lStWL1Oo
B

296 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:02:36 ID:dWt3hPmY
B

297 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:09:41 ID:???
>B.一旦小田に渡して、リターンしてもらおう! (消費ガッツ40)
===================================================================
板野「(いや、ボレーシュートだ! 確かこいつ原作だとダイレクトに弱かった気がする……。
    ……本編だとどんなだっけ? 覚えてないや。 とにかく……)小田!」
小田「(うおっ、俺に打てってのか!? あ、いや、リターンか!)おう!」

板野はここで小田に一旦ボールを渡し、すぐさまリターンをしてもらってボレーシュートに行こうとした。
板野の知識では原作の中西はダイレクトシュートを撃たれてから立て続けに5失点を喫しており、
ダイレクトシュートに弱いだろうと予想をつけていた事。
そして何より、自分がボレーシュート……低い浮き球を得意としている事からの選択だった。

板野に急に声をかけられた小田は驚きながらも、板野の顔を見てすぐさまリターン狙いに気づく。
小田がしっかりと反応してくれる事を確認してから板野はパスを出すのだが……。

桐生「ゴール前で悠長にパスだと!? 撃っとけばよかったもんを!」

先着2名様で、

★板野→パス 43 (! card)(! dice + ! dice)=★
★桐生→パスカット 40 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ボールは小田に通り、すぐにリターン! 板野がそのままボレーにいく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がねじ込み、小田と中西で競り合い、中西がフォロー)
≦−2→難波ボールに。

298 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:10:56 ID:???
★板野→パス 43 ( スペード4 )( 4 + 4 )=★

299 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:11:01 ID:???
★板野→パス 43 ( ハートA )( 2 + 2 )=★

300 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:12:17 ID:???
★桐生→パスカット 40 ( ダイヤ5 )( 2 + 6 )=★

301 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:25:05 ID:???
>★板野→パス 43 ( スペード4 )( 4 + 4 )=51★
>★桐生→パスカット 40 ( ダイヤ5 )( 2 + 6 )=48★
>≧2→ボールは小田に通り、すぐにリターン! 板野がそのままボレーにいく!
==========================================================================
桐生「くっ……(届かないか!)」

チームワーク、パスワークが自慢のふらので過ごすようになってからまだ4か月。
しかしその4か月の中で板野は確実にふらのの影響を受け始めており、
精度の高いパスはDFのカットを潜り抜け、小田へと渡る。
これを小田は丁寧に一旦トラップしてから、桐生が抜けた事で空いたパスコースへとすぐさま蹴り込む。

小田「任せた、板野!」
板野「うん!」

実況「これはふらの、上手くゴール前で敵DFを分散させました!
   DFの枚数を減らして少しでも決定力を上げたいという事でしょうか!?
   リターンパスは再びCFWの板野くんに渡り……板野くんこれをそのままダイレクトでシュートにいくぞーっ!」

反町「撹乱か……吊りだせたDFは1枚だけだから、少し効果は微妙だな。
   ただ、狙い自体は悪くない」
若島津「そもそもDFを減らそうが中西が守る以上、生半可なシュートでは通用せん」

これらの一連の行動を、実況と観戦していた若島津達はDFの枚数を減らす為の撹乱作戦だと考えた。
実際、シュートチャンスを不意にしてわざわざゴール前でボール回しをしたのだから、そう考えられても仕方のない事だろう。
当の試合をしている中西もまた、そう考えていた内の一人。
堅守を誇るGKである彼は、常に敵のFWがあれこれ試行錯誤をしながら自身が守るゴールを攻めてくる事を見慣れていた。

中西「(せやけどそんな小細工で簡単にゴールを割られるようじゃ、日本一のキーパーは目指されへんのや!)来い!」
板野「言われなくてもっ……! いけぇぇぇえええええええええええ!!」

302 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:26:08 ID:???
先着3名様で、

★板野→ボレーシュート 51 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★江上→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 増田→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★中西 キャッチ 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじこみ)(小田がねじこみ)(北川がフォロー)
≦−2→難波ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のボレーシュートが難波中学ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(ふらのコーナーキック)
≦−2→難波ボールに。

303 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:27:21 ID:???
★板野→ボレーシュート 51 ( ハートJ )( 6 + 3 )=★

304 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:27:38 ID:???
★板野→ボレーシュート 51 ( ハート2 )( 6 + 1 )=★

305 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:29:28 ID:???
★江上→ブロック 40 ( クラブQ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=
 増田→ブロック 40 ( スペード3 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=★

306 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:30:08 ID:???
★中西 キャッチ 50 ( クラブ7 )( 4 + 2 )=★

307 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:37:16 ID:???
パンチで来られたらちょっとキツイな
次は松山に撃たせた方がいいかな

308 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:54:48 ID:???
>★板野→ボレーシュート 51 ( ハートJ )( 6 + 3 )=60★
>★江上→ブロック 40 ( クラブQ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=50
> 増田→ブロック 40 ( スペード3 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=48★
>★中西 キャッチ 50 ( クラブ7 )( 4 + 2 )=56★
>≧2→板野のボレーシュートが難波中学ゴールに突き刺さる!
================================================================
実況、観客、そして難波中学の選手たちが勘違いをしていた事がある。
それは先のゴール前でのパス回しを、単にゴール前で敵の守備を撹乱したい狙いだけでやったものだと判断した事だ。
ふらのが……板野がゴール前で小田へとパスを出し、リターンを貰った理由は2つ。
単に原作だと中西がダイレクトシュートを決められてから立て続けに失点をしていた為に、ダイレクトシュートに弱いと思っていた事。
こちらは板野の思い違いであり、中西は別にダイレクトシュートに弱いという事はない。

しかし、もう1つの理由……こちらは狙い通りにいった。
それは板野が低い浮き球でのボレーシュートを得意としていた事である。

バコォォォンッ!

309 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:55:49 ID:???
江上「なっ……!?(なんだこの威力は!?)」
増田「早い……!(ブロックが間に合わない!)」

その威力は守備自慢の難波DF達をも脅かし。

中西「なにィ!? く、くそったれがぁ!!」

バッ!

油断しきっていた中西に、慌てて横っ飛びでセービングさせるだけの焦りを与えた。

バシュウウウッ! ピピィーッ!!

そしてボールはゴールネットへと綺麗な音を立てて収まった。
板野の実力を見誤り、余裕を持っていた中西が横たわる背後で、てんてんとボールが転がった。

ふらの中学 1−0 難波中学

310 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:56:51 ID:???
実況「なんと! これは大波乱! 守備を自慢とする難波中学、僅か前半10分で早くも失点をしてしまった!!
   しかもふらのはこれが初のシュート!
   府大会で無失点記録を更新してきた中西君、未だ地面に横たわったまま立ち上がれません!」

ざわ…… ざわ……

反町「な……!? な、なんだ今のシュートは!?
   ただのボレーなのに、音がここまで聞こえるようだったぞ!」
若島津「…………」

この光景に、実況、観客の両者は思わず驚きの声を上げた。
前評判では中西の堅守を自慢とすると言われていた難波中学が、早い時間帯に失点をしたのだから当然。
一体何が起こったのかとざわめき、一方でこのプレイを見ていた東邦学園の主力2人は板野の実力に目を見張る。

反町「(強烈なシュートって感じじゃなかった……そうじゃなくて、ただ豪快にボレーを撃っただけだ。
    それであれだけの威力を出せるなんて……どんな脚力をしてるんだ?)」
若島津「………………」

東邦学園のエースストライカーである反町は素直に板野のキック力の凄まじさに関心を持ち、
逆に若島津は眉間に皺を寄せながら板野へと無言で視線を向ける。

松山「よーし、ナイスゴールだ板野! 練習の時よりも威力があったんじゃないか?」
小田「お前ならやってくれると思ったぜ!」

そして、フィールド……難波ゴールの前ではゴールを決めた板野の周囲にふらのメンバーが集まり、板野のゴールを喜んでいた。
彼らも板野の決定力は知ってはいるが、それでも1発で中西からゴールを奪えるとは思っていなかったらしく、
これで試合展開を有利に運べそうだと素直に喜んでいる。

板野「(やった! 相手が中西とはいえ……いや、中西もこの世界なら日本を代表するレベルのキーパーだ!
    そいつから点を奪えたってのはやっぱり大きい!
    それにこれで、試合もぐっと楽になるぞ! あ、そういえば何か言っておこうかな?)」

311 :森末(仮):2013/09/23(月) 00:57:54 ID:???
A.「見たか! チビだからって馬鹿にすると痛い目に合うぞ!」 中西に追い打ちをかける
B.「この試合、あと2回はゴールネットを揺らしてやる!」 ハットトリック宣言をする
C.「もしもパンチングで来てたら、ゴールを守れたかもね」 ニコッ
D.「…………」 無言で観客席にいる若島津を指さしてみる
E.「小田こそナイスパス! ありがとう!」 アシストをしてくれた小田を褒める
F.「さぁ、もっと点を取ろう! 中西だって無敵じゃないんだ!」 このままの勢いで行こうと鼓舞する
G.その他 板野くんに言わせたい言葉を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

312 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:58:19 ID:dWt3hPmY
C

313 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 00:59:35 ID:je3hAjkY
A

314 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 01:01:38 ID:Xeo/A+1A
D 一番の挑発はこれだな

315 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 01:03:14 ID:XgvTWsgY
C

316 :森末(仮):2013/09/23(月) 01:29:19 ID:???
>C.「もしもパンチングで来てたら、ゴールを守れたかもね」 ニコッ
==================================================================
中西「!! ぐぅっ……」

ここで板野は、原作で翼が言っていた気がするようなしないような気がする台詞を中西に浴びせた。
油断をしてパンチングではなく、キャッチに向かっていた中西。
彼がこの失点で反省すべき事は、失点をしてしまった事自体ではなくその慢心していた心である。
その点を的確についた板野の一言は中西に抜群に効いたのか、未だに蹲りながら中西は小さくうめき声を上げた。

松山「……よし、そろそろ戻ろう」
板野「あ、うん!」

この一連の流れを見ていた松山は、板野のこの発言を挑発行為の一種かと眉を顰めたが、
試合前の2人のやり取りを考えれば、まだ板野の言葉は軽いもの。
むしろこれくらいの事が言えなければFWとしては足りないのかもしれないと思い無言で静観しつつ、
頃合いを見計らって板野に声をかけて自陣へと戻っていった。

中西「(パンチングで来てたらやとぉ……? くそっ……くそっ……!
    アホな事を言うな……さっきのシュートは、パンチングでも届かんかったかもしれん……!)」

そして、その後ろ姿を見ながら、中西は蹲りつつ強く大地を叩いた。
優れたゴールキーパーであるからこそ、中西にはわかったのである。
先ほどの板野のボレーシュートは、例え万全の状態で弾く事を狙いにいったとしても止められたとは言い切れないと。

慢心していた自分の心を反省すると共に、中西は己の力量がまだまだである事を自覚させられたのだった。

中西「(あいつ……板野言うたか。 なんであんな奴がこれまで無名やったんや……!
    くそう……!)」

317 :森末(仮):2013/09/23(月) 01:30:20 ID:???
自陣に戻った板野は、守備陣にもゴールを喜ばれ、
少々照れくさくなりながらも……ふと視界に入った、難波側のベンチから出てきた選手を見て気を引き締める。
先ほど松山の反則で負傷をしていた難波のFW、尾上が治療を終えて戻ってきたのだ。

板野「これで人数的有利はなくなったね」
佐瀬「だけどこっちが1点取った事には変わりないんだ。 有利は有利さ」
松山「だが気を引き締めていかないとな。 よし、ひとまず向こうのキックオフからのボールをすぐに奪うぞ!
   それからもう一度攻め立てて、一気に2点差につき離そう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

薫「戻ってきたか、尾上」
尾上「ああ……点を取られたか。 厳しい展開だな」
中西「すんません、もう失点は許しません。 なんとか……2点取ってきてください!」
丸井「言われなくてもそのつもりだ。まずは同点に戻そう(とはいえ、どうやって攻めたもんかな……)」

実況「さぁ再び両チームがポジションに散らばり、2度目のキックオフです。
   難波としてはなんとしても早く同点に追いつきたい所ですが、果たしてどう攻めるのか!?」

反町「どうやって攻めるもなぁ……松山に引っかからないよう、サイドを使うしか思い浮かばないぞ」
若島津「そうやってシュートを打てた所で、加藤に跳ね返されるのがオチだな。
    難波は何か隠し玉でも持ってない限り引き分けにも出来ん」

ピィーッ!! バムッ!

尾上「薫!」
薫「おう!(相手は全員年下だが、プレイの質は俺達以上だ。 特に松山、あいつはマズい。
  ならばやはりサイドを使うしかないか……)」

ポーン!

三橋「よし、ナイスパス!」

318 :森末(仮):2013/09/23(月) 01:31:20 ID:???
1点を取り返そうと必死の難波であったが、有効な攻撃手段は思い浮かばず、
反町が予想をしたように松山を避けるという意味でサイドへとボールを預け突破を試みる。
中西の堅守を武器とし、カウンターでなんとか1点を取るという戦法で戦ってきた難波にとって、
取れる戦術というのはこれくらいしかなかったのだ。

松山「右サイドは上手くいかなかったから、今度は逆サイドか?
   なら上手くいくかどうか試させてやれ、小田、金田!」
小田「はいキャプテン!(ここで俺達が突破されたらふらのは左サイドが穴って言われちまう……!)」
金田「(そうならない為にも止めないとな!)」

先着2名様で、

★三橋→ドリブル 40 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→タックル 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→三橋が突破! 松山が来る前にサイドチェンジを狙う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(尾上がフォロー、松山と薫が競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

319 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 01:33:49 ID:???
★三橋→ドリブル 40 ( ダイヤ8 )( 6 + 2 )=★

320 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 01:37:04 ID:???
★小田→タックル 40 ( ハートQ )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=
 金田→タックル 40 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=★

321 :森末(仮):2013/09/23(月) 01:38:36 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。

322 :森末(仮):2013/09/23(月) 22:32:38 ID:???
>★三橋→ドリブル 40 ( ダイヤ8 )( 6 + 2 )=48★
>★小田→タックル 40 ( ハートQ )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=49
> 金田→タックル 40 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=45★
>=−1→ボールはこぼれ球に。松山がフォロー
======================================================================
三橋「(なんとかして1点を返さなきゃな……その為にも一気に突破したいけど!)」
小田「ていっ!」
三橋「く、くそっ!」

バチィッ

焦る難波であったが、そう易々と突破が出来る程ふらのの守備は軽くはない。
金田と連携して止めに向かった小田は三橋の足元からボールを弾き、
中央へと流れたそれをふらのキャプテン、松山光はしっかりとトラップをする。

松山「ナイスディフェンスだ、小田!」
小田「はい!(よし……なんとかなった)」
松山「(さっきは右サイドからの突破が上手くいったけど……今度はあちらのサイドにも人がいる。
    もう一度、俺が中央を駆けあがってみるか!)」

ダダダッ

そして、ボールを持った松山は再び単身で中央突破を開始した。

薫「(やはりカウンターでもなければボールを上手く運べんか!)くそっ、丸井!」
丸井「おう!」
松山「(今度こそ抜いてやる……! この勢いを、キャプテンの俺が止める訳にはいかない!)」

323 :森末(仮):2013/09/23(月) 22:33:39 ID:???
先着2名様で、

★松山→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★丸井→タックル 38 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 薫→タックル 38 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→今度こそ松山がいとも簡単に突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、若松がフォロー、江崎がフォロー)
≦−2→難波ボールに。……え?

324 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 22:33:59 ID:???
★松山→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 4 )=★

325 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 22:35:21 ID:???
★丸井→タックル 38 ( クラブK )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=
 薫→タックル 38 ( ダイヤK )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=★

326 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 22:37:27 ID:???
同数値の場合は守備側の反則だけど、抜いてるから流されるかな

327 :森末(仮):2013/09/23(月) 22:53:37 ID:???
>★松山→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 4 )=54★
>★丸井→タックル 38 ( クラブK )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=43 *反則発生!*
> 薫→タックル 38 ( ダイヤK )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=42★
>≧2→今度こそ松山がいとも簡単に突破!
================================================================================
松山「ボールは渡さないぞ!」
薫「ぐっ……!(なんて奴だ、ボールを奪える気がまるでしないぞ!)」
丸井「くそぉ!」

ドンッ

審判「む……!」
丸井「(あ、やばい!)」
松山「くっ……よし、今だ!」

タタタッ!

丸井「なにィ!?」
審判「(……ここで止めては中盤を突破した優位が無くなるか)」

上級生2人を相手にしても、松山はまるでボールを奪われる気配すら見せず、持ち前のキープ力で翻弄。
その最中、丸井は誤って松山を背後から突き飛ばすような形になってしまうのだが、
松山は少しだけバランスを崩すもののボールをこぼさず、反則をしてしまったかとうろたえる丸井の隙を突いて一瞬で突破。
体勢を崩してもボールを手放さない松山の姿に難波メンバーは驚き、審判は笛を吹かずにそのままプレイを続けさせる。

実況「松山くん、抜いたぁ! 先ほどは反則を取られてしまいましたが、やはりそのキープ力は群を抜いている!
   途中危なかった場面もありますが、そのまま突破し一気に難波陣営へと切り込みます!」

328 :森末(仮):2013/09/23(月) 22:54:38 ID:???
反町「凄いな、松山。 さっきのはバックチャージされてたように見えたけど」
若島津「あれくらいでボールを手放す松山じゃない。
    あいつからボールを奪えるのなど数が知れているだろうさ」
反町「そうだな、精々南葛の井沢……あとはFWの来生か、あいつあまり守備参加しなかったと思うけど」
若島津「(ここで自分の名を言わない辺りが反町の弱さだな……)」

中西「(くそっ、やっぱアイツからボールを奪うんはウチのフィールダー達じゃ無理か。
    ボールを渡らせる前に止めるしかなかったんやけど……ええい、しゃあない!)
   桐生さん、江上さん、北川さん、そこの板野へのパスコースをふさぐんや!
   川中さんは松山をフリーにさせんでください!」
板野「(むっ、俺にマークをつけてきたか!)」

立て続けに失点をしてしまう訳にはいかない、と中西は板野へのパスコースを封じるようにDF達に命じる。
板野のボレーシュートの威力を見、そして実際に失点をしてしまった中西にとっては当然の指示だろう。
ゴール前で自分よりも頭一つ高いDF3人に囲まれながら、板野は単身で突破してくる松山へと視線を向ける。

板野「(どうしよう、何か声をかけておいた方がいいかな?)」

A.「そこだ、そこで決めるんだ! 松山、自分で打て!」
B.「右サイドの中川に一旦渡すんだ!」
C.「俺だ、俺に持ってきてくれ! パスが通ればもう一度決めてやる!」
D.「(いや、松山の判断を信じよう!)」
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

329 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 22:55:41 ID:Xeo/A+1A
A

330 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 22:56:26 ID:qlCudxMk
D

331 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:03:36 ID:n3/7XrkM
A

332 :森末(仮):2013/09/23(月) 23:15:48 ID:???
>A.「そこだ、そこで決めるんだ! 松山、自分で打て!」
=========================================================
松山「おう!」

グワアアアアアアアアアアアアッ!

川中「む、ミドルシュートか!?」

板野が松山に声をかけるとほぼ同時に、松山はゴールを睨みつけながら大きく右足を振りかぶりシュート体勢を取った。
板野へとマークがついている以上、松山自身もここは自分が決めるしかないと考えていたのだろう。
この松山の行動を見て、難波中学は驚くものの、急いで川中がシュートコースを塞ぎに向かい、
中西も小さく舌打ちをしてからセービングの構えを見せる。

実況「松山くん、バイタルエリアに入ると同時にシュート体勢を取った!
   去年の全国大会ではオーバーヘッドキック……。
   失礼しました、雪下ろしオーバーで1年生ながらも得点を挙げていた松山くんであり、決定力は抜群!
   しかし失点をしているとはいえ、ゴールを守るのは中西くんだ! そう簡単にゴールを割れるのか!?」

反町「(雪下ろしオーバー……何度聞いても酷い名前だ)それにしてもミドルシュートか」
若島津「ただのシュートならばフリーでもなければ中西からゴールを割る事は難しい、が……」

中西「(油断はでけへん……もう万が一でも失点はでけへんのや! 絶対に止めたる!)」
松山「ここだ、ここで決めるんだ! これが俺の……『北 国 シ ュ ー ト』だァ!!
   いけェェェェェェェッ!!」

バコォオオオオオオオオオオオオンッ!!

333 :森末(仮):2013/09/23(月) 23:16:59 ID:???
先着3名様で、

★松山→北国シュート 52 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★川中→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 増田→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★中西 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(中川がフォロー)(江崎がフォロー)
≦−2→難波ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の北国シュートが難波中学ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(中川がねじ込み)(ふらのコーナーキック)
≦−2→難波ボールに。

【補足・補正・備考】
松山の「北国シュート」には吹っ飛び係数5がついています。

334 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:17:46 ID:???
★松山→北国シュート 52 ( ハートQ )( 5 + 2 )=★

335 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:18:17 ID:???
★川中→ブロック 40 ( ダイヤ7 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 増田→ブロック 40 ( スペード10 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=★

336 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:18:52 ID:???
★中西 パンチング 51 (! card)( 1 + ! dice)=★

337 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:19:04 ID:???
★中西 パンチング 51 ( スペード9 )( 5 + 6 )=★

338 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:28:51 ID:aqa1KL+I
決まらなかったか

339 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:42:24 ID:???
中西の心中察するに余りある

340 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:45:47 ID:???
板野はあとシュート力を1上げればただのボレーで松山の北国と並ぶのか。

341 :森末(仮):2013/09/23(月) 23:47:36 ID:???
>★松山→北国シュート 52 ( ハートQ )( 5 + 2 )=59★
>★川中→ブロック 40 ( ダイヤ7 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=48 *吹っ飛び*
> 増田→ブロック 40 ( スペード10 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=45★ *吹っ飛び*
>★中西 パンチング 51 ( スペード9 )( 5 + 6 )=62★
>≦−2→難波ボールに。
===================================================================================
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!

川中「な、なんだこのシュートは!? ぐわああっ!!」
増田「低い弾道の癖に、なんて威力……だ、駄目だー!!」

ドカカッ!

北国の大地で培った粘り強く強靭な足腰を駆使し、低い弾道でゴールを狙う松山の『北国シュート』。
低い弾道の為にDFは体勢を崩してブロックに行かねばならず、
そしてそのような体勢では弾くどころか逆に吹き飛ばされかねない程の威力を持つのがこのシュートである。
ご多分に漏れず、難波のDF達もまたボールに次々と弾き飛ばされ、勢いが死ぬ事もないままゴールを目指して直進するが。

中西「舐めるなァッ!」

ドォッ! バコォンッ!!

松山「なにィ!?」

しかし、これをゴールキーパーである中西は巨漢を大きく跳躍させ、横っ飛びになりながら弾き返した。
失点を許したとはいえ、中西も全国有数のゴールキーパーである。
松山にも全国で初めて見せるこのシュートを決めたいという強い思いもあったに違いないが、
中西のこれ以上失点はしないという意地、プライドが勝り、ボールは難波ゴールから大きく跳ね飛ばされた。

342 :森末(仮):2013/09/23(月) 23:49:15 ID:???
実況「な、なんという事でしょうか! 松山くん、DF達を吹き飛ばす程の物凄い威力のシュート!
   北国で培った足腰を使った『北国シュート』を放ち、難波ゴールを脅かしましたが……。
   難波も負けてはいない! 中西くんがファインセーブを見せ、辛うじてゴールを防ぎましたァ!」

反町「き、北国シュート……な、名前も凄いけど威力も段違いだ。 ……若島津?」
若島津「(……ふざけた名前だが、大した威力だ。 先ほどの板野とかいう奴のボレーもだが、
     得点力ならばウチはおろか、南葛……花輪も超えているな)」

松山「くっ……俺の北国シュートが……!」
板野「(1点決めてるとはいえ……やっぱり中西も凄いキーパーだ、北国シュートを弾くだなんて)」
中川「ドンマイ、キャプテン! まだまだ時間はたっぷりあるんだ、どんどん撃っていこうぜ!」

薫「ナ、ナイスセーブだ中西!(あのシュートを止めるとは……)」
中西「(ぐぅ……なんとか弾き飛ばせたか。 せやけど、そう何度も連発されたら決められてまう。
    なんか、なんか手は無いんか……?)」

この対決は、先ほどの板野と中西の対決以上に観客、そしてフィールドの選手たちの反響を呼んだ。
選手が吹き飛ばされる程の威力のシュートというものはそもそも滅多に見れるものではなく、
サッカー通の観客はこれが中学生のプレイなのかと思わず見間違いではないかと確かめ、
ふらののメンバーはやはりそう都合よく2点目、とはいかないかと落胆。
一方で難波も、中西の実力の高さを改めて認識していたが……中西自身は立て続けに撃たれては、
いずれまた失点をしてしまうと考え、なんとか撃たせる前に止めなければと思案をする。

江崎「(松山の隠し玉を防いだんだ、これで意気を盛り返せるといいんだが……)」
若松「いかせねぇぜ!(ここで通したらやばそーだし……止められるといいなー)」
江崎「(まずはコイツを抜かないといけないか)」

343 :森末(仮):2013/09/23(月) 23:50:17 ID:???
先着2名様で、

★江崎→ドリブル 40 (! card)(! dice + ! dice)=★
★若松→タックル 40 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→三橋が突破! 松山が来る前にサイドチェンジを狙う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(尾上がフォロー、松山と薫が競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>338-339 中西のファインセーブでしたね。
>>340 低い浮き球の補正が高く、素のシュート力も高いですからね。

344 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:52:49 ID:aqa1KL+I
★江崎→ドリブル 40 (! card)(! dice + ! dice)=★

345 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:53:31 ID:???
★江崎→ドリブル 40 ( ダイヤK )( 5 + 3 )=★

346 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:54:31 ID:aqa1KL+I
★江崎→ドリブル 40 ( JOKER )( 6 + 5 )=★

347 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:55:00 ID:???
★若松→タックル 40 ( クラブ10 )( 3 + 4 )=★

348 :森崎名無しさん:2013/09/23(月) 23:55:03 ID:???
★若松→タックル 40 ( スペードJ )( 2 + 2 )=★

349 :森末(仮):2013/09/23(月) 23:56:30 ID:???
ああ……なんか判定票がおかしな事になってましたね。
こぼれ球はポジション的に左から丸井、薫、本田がフォローの筈でした。
+1の結果なので丸井がフォローになります、記載ミスすみません。

350 :森末(仮):2013/09/24(火) 00:13:07 ID:???
>★江崎→ドリブル 40 ( ダイヤK )( 5 + 3 )=48★
>★若松→タックル 40 ( クラブ10 )( 3 + 4 )=47★
>=1→ボールはこぼれ球に。丸井がフォロー
====================================================================
江崎「ぐっ……(くそっ、抜けない! このままだと松山が戻ってくる……アイツに守備に参加されては分が悪すぎる!)」
若松「(よーし、時間は稼げてる! キャプテンさえ戻ってきてくれりゃ後は……)」
江崎「(こうなったら……)」

バチッ!!

若松「あっ!」
丸井「よし、拾ったぞ!」

なるべく早く突破したい難波MF江崎と、時間を稼ぎ松山に後は任せたいと願うふらのMF若松。
両者の争いはもつれこんだが、江崎が隙をついてボールを若松の足に当てて捨て、このこぼれ球を丸井が拾う。
辛うじて攻撃を繋いだ難波は、今度は丸井がボールを持ち単独での突破を図る。

丸井「(なんとかシュートチャンスまで持ち込みたいけど……)」
松山「佐瀬、本田、シュートを撃たせるな! 近藤はフォローに備えろ!」
佐瀬「はい、キャプテン!(くそっ、とうとう攻め込まれたか!)」

351 :森末(仮):2013/09/24(火) 00:14:11 ID:???
先着2名様で、

★丸井→ドリブル 40 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐瀬→タックル 41 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 41 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→丸井が突破! そしてシュートレンジに入るとそのままシュートを狙う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(尾上がフォロー、尾上と近藤が競り合い、近藤がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

352 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 00:15:10 ID:???
★丸井→ドリブル 40 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=★

353 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 00:17:28 ID:???
★佐瀬→タックル 41 ( スペード9 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 41 ( スペード7 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=★

354 :森末(仮):2013/09/24(火) 00:18:52 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
それでは。

355 :森末(仮):2013/09/24(火) 19:19:53 ID:???
>★丸井→ドリブル 40 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=46★
>★佐瀬→タックル 41 ( スペード9 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=48
> 本田→タックル 41 ( スペード7 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=49★
>≦−2→ふらのボールに。
======================================================================
佐瀬「よーし、貰った!」
丸井「うっ……」

なんとかシュートまで持ち込みたい難波だったが、そう上手くはいかない。
ふらのの守備も決して軽くはなく、ましてや2人がかりでは突破する事は難しい。
あっさりとCBである佐瀬がボールを奪い返すと、佐瀬はすぐさまボールをクリアー。
これは左サイドへと流れ、サイドハーフの金田がフォローをする。

金田「ナイスディフェンス、佐瀬!」
板野「(やっぱりゴールを奪われる気はあんまりしないな……。
    っと、ここは何か金田に声をかけておこうかな?)」

A.「もう一度松山に回そう! 今度こそ北国シュートでゴールだ!」
B.「ゆっくりパスを回していこう! まだ前半は10分あるぞ!」
C.「ヘイヘイ、こっちだ! あいてるぞ!」
D.「(いや、何も言う必要はないかな)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

356 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:21:13 ID:ip2Tyi+U
B

357 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:23:44 ID:oDyDStlA
B

358 :森末(仮):2013/09/24(火) 19:36:00 ID:???
>B.「ゆっくりパスを回していこう! まだ前半は10分あるぞ!」
=================================================================
松山「そうだ、俺達ふらのの息の合ったパスワーク、見せてやろう!」
金田「オッケー、若松!」
若松「オーライ!(なんとかボールを奪われないようにしないと……)」

1点リードをしており、前半の残り時間もまだまだ余裕がある。
焦る必要はどこにもなく、ゆっくりとパスを回して攻めようという板野の言葉には松山も賛成し、
ふらのは長短のパスを織り交ぜながら、難波の守備を翻弄する。

実況「これはふらの、上手いパスワークです! 難波、中々カットにいけない!
   そうこうしている内に前半は25分を過ぎました!
   難波としては早くカットをしてなんとか反撃に移りたい所ですが……」

若島津「難波の前の人数は5人、ふらのは6人。 特にパスワークを指揮するのは松山だ、
    人数的な不利もある上であいつらのパスワークを止めるのは至難の業だ」
反町「ふらのとしちゃ、なるべくノーリスクで最後の攻撃を終えたい所だからな。
   そろそろ動きがあると思うけど……」

中西「ぐぅぅ……(DF達を飛び出させてカットさせるか? いや、それで抜かれたら相手はドフリーや!
   松山のキープ力を考えたら迂闊には飛び出さされへん、やけどこのまま手をこまねいとってもまたあのミドルを打たれる!)」
松山「(……よし、そろそろシュートまで持っていってもいい頃合いか?)」

359 :森末(仮):2013/09/24(火) 19:37:08 ID:???
先着1名様で、

★前半最後の攻撃?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→中西「ええい、こうなったらワイがボールを奪ったる!」 中西が飛び出した!?
ダイヤ→シュートを狙える位置で松山にボールが! 慌てて難波がプレスをかける!
ハート→松山にボールが渡ると同時にDFが飛び出してきた! 4対1になる!
スペード→シュートを狙える位置で板野にボールが! 慌てて難波がプレスをかける!
クラブ→小田にボールが渡ると同時に2人の難波の選手がプレスをかけてきた!

360 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:37:38 ID:???
★前半最後の攻撃?→ ハートJ

361 :森末(仮):2013/09/24(火) 19:49:34 ID:???
>ハート→松山にボールが渡ると同時にDFが飛び出してきた! 4対1になる!
============================================================================
中西「(……いや、あの松山のシュートも、板野ちゅう奴のシュートにもDFは言っちゃ悪いがまるで役に立たん!
    それやったらせめてボールを奪いに行かせた方がなんぼかマシな筈や!)
    薫さん、江崎さん、川中さん、桐生さん! 松山を止めに行くんや!」
江崎「よ、4人がかりか!?」
薫「そこまでしなければ止められそうにないという事だ!」
川中「わかったぜ!」

ここで中西は賭けに出た。
ゴール前でフォロー要員を多くしてシュートに身構える事より、
シュートを撃たれる前に止める事にしたのである。
4人で1人の選手を囲むという事に指示を受けた選手たちは最初面食らうも、
これまでの試合で松山のキープ力をよく思い知っていた為に……。
そして、中西のキーパーとしての判断力もよく知っていた為に素直に応じる。

ダダダダダダッ!

中川「あっ、キャプテン! 敵がきてるぞ!」
松山「む!?」

そして、ふらののパス回しにより一旦ボールが中央の松山に回ってきた瞬間を見計らい、
難波の守備陣は決死の覚悟で松山に挑みかかった。

桐生「(まだDFが3枚残ってるとはいえ、こいつらの攻撃力を考えたら安心できねぇ!)」
薫「勝負だ!」
松山「(ここを抜ければ一気にビッグチャンスだ!)」

362 :森末(仮):2013/09/24(火) 19:50:34 ID:???
先着2名様で、

★松山→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★薫→タックル 38 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 江崎→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 川中→タックル 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 桐生→タックル 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山、4人を相手にボールを手放さない! そのまま4人をかわしたぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、小田がフォロー、丸井がフォロー)
≦−2→難波ボールに。

363 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:51:50 ID:???
★松山→ドリブル 48 ( スペード5 )( 6 + 1 )=★
クラブ以外でおなしゃっす

364 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:52:04 ID:???
★松山→ドリブル 48 ( クラブ9 )( 4 + 4 )=★

365 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:52:55 ID:???
★薫→タックル 38 ( スペード9 )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=
 江崎→タックル 39 ( ダイヤK )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)=
 川中→タックル 40 ( クラブJ )( 6 + 3 )+(人数差補正+2)=
 桐生→タックル 40 ( スペード2 )( 6 + 2 )+(人数差補正+2)=★

366 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:53:03 ID:???
★薫→タックル 38 ( スペード3 )( 2 + 5 )+(人数差補正+2)=
 江崎→タックル 39 ( スペードJ )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=
 川中→タックル 40 ( クラブK )( 6 + 3 )+(人数差補正+2)=
 桐生→タックル 40 ( ハートJ )( 5 + 5 )+(人数差補正+2)=★

367 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 19:54:09 ID:???
>>364だったらやばかった

368 :森末(仮):2013/09/24(火) 20:22:24 ID:???
>★松山→ドリブル 48 ( スペード5 )( 6 + 1 )=55★
>★薫→タックル 38 ( スペード9 )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=47
> 江崎→タックル 39 ( ダイヤK )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)=47
> 川中→タックル 40 ( クラブJ )( 6 + 3 )+(人数差補正+2)=51
> 桐生→タックル 40 ( スペード2 )( 6 + 2 )+(人数差補正+2)=50★
>≧2→松山、4人を相手にボールを手放さない! そのまま4人をかわしたぞ!
=============================================================================
松山「(年上の選手が、4人相手……! でも、そう簡単にボールを渡してたまるか!
    ここまで上手くボールを回していた流れを、俺が断ち切っていいはずがない!)」
薫「ぐっ……!」
江崎「と、取れない……!」

難波中学のフィールダーも、決してレベルが低い訳ではない。
攻撃力は些か弱いものの、中西と共に培ってきた守備力の高さは大したものである。
しかし、それ以上に松山のボールキープ力は群を抜いていた。
雪国の軟弱な大地で鍛錬した強い足腰は4人相手にプレッシャーを受けても体勢を崩さず、
むしろ4人が思わず怯む程の鬼気迫るキープでボールを守り。

松山「よし、今だ!」
川中「し、しまった!!」

そして生まれた一瞬の隙を見逃さず、松山は加速をつけて4人を一気に抜き去った。

オオオオオオオオ

実況「松山くん凄い! 上級生4人を相手にまるで怯まずボールをキープしきった!
   DFが2人上がった難波、ゴール前の人数が少ないぞ! ふらの、前半終了間際にビッグチャンスが到来した!」

板野「やった、流石松山だ!(反則でもなきゃ止められる気がしないや!)」
中西「くそっ!(数をかければ取れる訳でもない、か! なんちゅうデタラメな奴や!)」

369 :森末(仮):2013/09/24(火) 20:23:32 ID:???
この光景を見て、観客からは驚きの声が上がり、ふらのの一同は意気を盛り立て、逆に難波は焦り始める。
前半は既に30分になろうかという時間帯。
ここで点を奪われ、2点差のまま後半にいくというのは難波としては絶対に避けたい所である。

中西「(くそっ、フリーであいつに打たせる訳にはいかん!)北川さん!」
北川「ああ、わかってる!」

慌てて中西はゴールにぐんぐんと近づいてくる松山にDFを向かわせ、
どのようにして守りに行くのが1番いいか思考を回転させる。

中西「(弾き返すしかあらへん……フォローの人数は少ないけど、そうでもせんとゴールは守られへん!)」
松山「(もうすぐハーフタイムだ、ある程度無茶をしても体力は問題ない!
    板野に撃たせる選択肢は……いや、俺のシュートが跳ね返された時の為にねじ込める位置にいてもらった方がいい!)」

グアワアアアアアアアアアアッ!!

一瞬キャッチに行くか、パンチングで行くかで迷った中西は、逡巡の末パンチングを選択。
フォローは2人、ふらののFWは3人。
数的に不利ではあるが、確実にキャッチできると言えない以上はパンチングに行くしか彼にはなかった。

そして、中西がそう考えた直後、北川がどうにかシュートブロックに間に合いそうな位置へとつけた瞬間、
松山もようやくシュートレンジへと入り、その右足を大きく振り上げる。

実況「出た〜! 松山くん、再び北国シュートで難波ゴールを狙う! 果たして今度は入るのか!?」

中西「今度も防ぐ! 2失点もしてたまるかい!」
松山「ここだ、ここで決めるんだ!」

370 :森末(仮):2013/09/24(火) 20:24:43 ID:???
先着3名様で、

★松山→北国シュート 52 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★北川→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中西 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(小田がフォロー)(中川がフォロー)
≦−2→難波ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の北国シュートが難波中学ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み(低))(板野がねじ込み(高))(小田がねじ込み)
≦−2→難波ボールに。

【補足・補正・備考】
松山の「北国シュート」には吹っ飛び係数5がついています。

371 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 20:24:59 ID:???
★松山→北国シュート 52 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )=★

372 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 20:25:10 ID:???
★松山→北国シュート 52 ( ハート5 )( 5 + 2 )=★

373 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 20:25:23 ID:???
★北川→ブロック 40 ( スペードQ )( 5 + 6 )=★
流石キャップ

374 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 20:26:15 ID:???
★中西 パンチング 51 ( クラブ2 )( 2 + 2 )=★

375 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 20:27:31 ID:???
ゲーム版のあの効果音が鳴り響くようだw

376 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:00:44 ID:???
この時点でシュートフラグはデカいな
イーグルショット目指して頑張れ
あと板野の必殺シュートができたらどんなネーミングになるのやら
キタキツネシュート?

377 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:04:36 ID:???
そういや2年の頃から北国打てるならキャプ森より強くなってるし
翼いないし代表だとトップ下やるのかな?

378 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:05:17 ID:???
ドライブシュート習得をめざしたいが。
翼と日向の2人がいないからいまのままだと日本の攻撃力貧弱すぎるし。


379 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:26:03 ID:???
>★松山→北国シュート 52 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )=64★
>★北川→ブロック 40 ( スペードQ )( 5 + 6 )=51★ *吹っ飛び*
>★中西 パンチング 51 ( クラブ2 )( 2 + 2 )=55★ *吹っ飛び*
>≧2→松山の北国シュートが難波中学ゴールに突き刺さる!
>※松山が12を出して勝利した為、シュートフラグを取得。
==================================================================
松山「(中西も大したキーパーだ、だが、コイツに通用しなければ若島津を守るゴールを破るなんて夢のまた夢だ!)」

松山は中西の事を高く評価していたが、目下の強敵は若島津であると強く考えていた。
空中戦に滅法強く、セービングも中西の上をゆく若島津。
彼に勝とうと、彼からゴールを奪おうと考えるのならば、中西からゴールを奪えなくては始まらない。
先ほどの北国シュートを阻まれた事でその想いは一層強まっており、松山は己に持てる最高のフォームから北国シュートを放つ。

バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! バキャッ!!

北川「ぐあああああっ!?」

難波DFである北川も懸命にブロックに向かうが、悲しいかな彼の身体は宙に吹き飛ばされる。

380 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:27:49 ID:???
中西「(! さっきよりも早い!? せやけど……)ぬおおおおおおおっ!!」

その背中を見ながら中西は再び横っ飛びになり、固めた拳でボールを押し返そうとした。
実際に先ほどと同様、中西の拳はボールを的確に射抜いていたのだから、この瞬間、中西はゴールを守れた事を確信した。

中西「やった!」

ググッ……グオオオオオオオッ!!

中西「なにィ!? ぐぼあっ!?」

ドォォォォオオオオン! ピピィーッ!!

しかし中西に出来たのはあくまでもボールに触れるだけ……弾き返す事は出来なかった。
今年こそは優勝をするという松山の想い、努力を詰め込んだボールはそのまま中西ごとゴールに押し込み。
中西の巨体が地面に倒れ伏す音が鳴った後、しばらくの間を置いて得点を告げる笛が鳴るのだった。

ふらの中学 2−0 難波中学

381 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:28:50 ID:???
ざわ…… ざわ……

実況「なんという凄い威力! ふらの中学、キャプテンの松山くん!
   再び放たれた北国シュートはなんと巨漢を誇る中西くんごとゴールしてしまった!
   前半終了間際、ふらの、値千金の追加点だ!」

反町「凄い……! さっき見た時もそうだったが、なんて威力のシュートなんだ!
   (俺にもあれだけのキック力があればなぁ……)」
若島津「………………」

先ほども放たれた北国シュートであったが、此度のそれは先ほど以上の衝撃を観客たちに与えた。
低空を滑空するように勢いよくゴールへと向かうその独特の軌道、そして巨漢である中西を弾き飛ばす程の威力。
素人目から見ても明らかに次元が違うと言えるそのシュートを見て、反応をするなという方が無理であろう。

薫「ああ……な、中西!」
中西「だ、大丈夫やキャプテン(く、くそっ……これで2失点……)」

中川「やったぜ、キャプテン!(お、恐ろしいシュート……敵じゃなくてよかったー)」
小田「流石は北国シュートだ!(うう……口にするのも恥ずかしい……)」

そして、フィールドでは明確に天国と地獄が発生していた。
せめて1点差のまま後半に望みを繋げたかった難波は、絶対に許したくなかった追加点を許し絶望。
逆に得点を決めたふらの、松山は会心の当たりでシュートを放てた事で何かを掴みかけたのか、
己の足を見つめながらも、中西からゴールを奪えた事でガッツポーズをし、
それに合わせて周囲の者達も松山を持て囃す。

板野「(凄いや松山! やっぱり北国シュートは中学生編だと圧倒的威力だなぁ。
    えーと、それじゃあ俺も何か言っておこうかな?)」

382 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:29:58 ID:???
A.「ナイスシュート、松山! 後半も追加点を狙っていこう!」
B.「ナイスゴール! でも2本も打ったしボール運びとかもしてるけど、体力は大丈夫なのか?」
C.「何が日本でNo.2のキーパーだ! ポストの方がまだマシだぜ!」
D.「まだまだ点は狙えるぞ! 小田や中川も積極的に撃っていこうぜ!」
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>376 板野くんの必殺シュートの名前については、私もちょっと苦慮してます。皆さんのお知恵を拝借するかもしれません。
>>377 翼がおらず、三杉も中学編では心臓病を患ってますから、トップ下を務められる選手は限られてきますね。

383 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:31:47 ID:qRZKBIak
B

384 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:32:12 ID:cdoWhdK2
B

385 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:32:31 ID:QuH1Rl4g
B

386 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:32:54 ID:yj/s0g8E



387 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:52:06 ID:???
>B.「ナイスゴール! でも2本も打ったしボール運びとかもしてるけど、体力は大丈夫なのか?」
===========================================================================================
板野が心配をしたのは、松山の体力である。
北海で鍛え抜かれたスタミナを持つ松山だったが、北国シュートを撃つ事で多大に疲弊する事は知っていたし、
何よりここまで何度もボールキープをしてチャンスを作ってきたのだ。
板野に言われると、松山も自覚はあるのか一つ頷いて答える。

松山「もうすぐハーフタイムだから、ある程度は回復できるだろうな。
   だけど板野の言う通り、このペースでいったら試合終了間際にはロクに動けないかもしれない」
板野「なるべく松山には長い間フィールドにいて欲しいし……せめてボール運びくらいはサイドを使った方がいいかも。
   俺も積極的に守備に参加するし」
小田「ああ、任せてくれよキャプテン!(うえー、余計な事言いやがって……)」
金田「今度は俺達でチャンスを作ってやるぜ!(まあもう勝ったようなもんだし、成果出せなくても大丈夫だよな……?)」

松山の総合力の高さはふらのの生命線でもある。
難波の攻撃力も然程高くはないが、松山がいる事で安定するのは間違いなく、
板野は後半はもっと周囲を使う事を提案。
板野の言う事が至極正論である為に小田達も同意せざるを得なく、後半の指針はこうして決まる。

三橋「2点差か……」
増田「くそっ、デタラメな奴らだぜ。 あんなミドルシュート、見た事ないぞ」

そしてふらののメンバーが自陣に戻っていった後、難波中学のメンバーはゴール前に集まり沈痛な面持ちでスコアボードを見ていた。
中西を中心とした堅守を誇る難波中学は、何度も言われてるように攻撃力は低い。
府大会でもロースコアゲームでほぼすべてを勝ち抜いてきた為に、このような劣勢に置かれては何も取れる手段は無いのである。

中西「すんません、先輩……」
桐生「中西のせいじゃない、あんなシュート……止めろという方が無理に近い。
   むしろ1度弾いてるんだから、中西が責任を感じる事はないぞ」
北川「しかし、どうするんだ? どうやって2点を返す」
薫「とにかく、松山を避けてサイドを駆け上がるしかない。 悔しいが、あいつがいる中盤は突破できん」
江崎「それしかないか……」

388 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:53:13 ID:???
………

……



森末「やあ、試合前ぶり。 前半で2点差、難波の中西も強いのに素晴らしい戦果だね。
   さて、2点差になった事で、この試合はダイジェストに移行する事になるよ。
   難波の攻撃陣がふらのからゴールを奪う可能性は低く、逆にふらのは板野と松山が追加点も狙えるからね。
   あまり長々と試合をするのもどうかと思って、こうさせてもらうよ。
   ギリギリ前半で2点差に出来た事、及び松山をあまり使わないという選択になったから、
   松山以外の選手の覚醒機会は2倍のボーナスを取らせてもらうよ。
   ただしベンチの山室くんは1枚だけ。 それじゃ、カードを引いてね」

389 :森末(仮):2013/09/24(火) 21:54:18 ID:???
先着5名様で、
★板野の得点チャンス→! card★

★松山の活躍→! card★

★小田の活躍→! card
 中川の活躍→! card
 山室の活躍→! card
 小田2の活躍→! card
 中川2の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card
 若松2の活躍→! card
 金田2の活躍→! card
 加藤2の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card
 本田2の活躍→! card
 松田2の活躍→! card
 近藤2の活躍→! card
 佐瀬2の活躍→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤの時は3回、ハート・スペードの時は2回、クラブの時は1回シュートチャンスが生まれます。
 シュートの判定は別途します。JOKERの時は3得点を自動で上げたとして進めます。
※その他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。

390 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:55:03 ID:???
★板野の得点チャンス→ ダイヤ3

391 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:55:44 ID:???
★松山の活躍→ ダイヤ8

392 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:56:10 ID:???
★小田の活躍→ ダイヤ4
 中川の活躍→ スペード8
 山室の活躍→ スペード10
 小田2の活躍→ ハート4
 中川2の活躍→ スペードK

393 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:56:18 ID:???
★小田の活躍→ クラブA
 中川の活躍→ ハート3
 山室の活躍→ スペード4
 小田2の活躍→ ハート2
 中川2の活躍→ クラブ7

394 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:56:56 ID:???
★若松の活躍→ スペードA
 金田の活躍→ JOKER
 加藤の活躍→ クラブ4
 若松2の活躍→ ハート2
 金田2の活躍→ クラブ3
 加藤2の活躍→ スペード7

395 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 21:58:04 ID:???
★本田の活躍→ ダイヤ6
 松田の活躍→ ダイヤK
 近藤の活躍→ ダイヤ5
 佐瀬の活躍→ クラブ7
 本田2の活躍→ スペード8
 松田2の活躍→ クラブK
 近藤2の活躍→ クラブ6
 佐瀬2の活躍→ クラブ7

396 :森末(仮):2013/09/24(火) 22:27:47 ID:???
>★板野の得点チャンス→ ダイヤ3 ★→シュート機会は3回
>★松山の活躍→ ダイヤ8 ★
>★小田の活躍→ ダイヤ4
> 中川の活躍→ スペード8
> 山室の活躍→ スペード10
> 小田2の活躍→ ハート4
> 中川2の活躍→ スペードK ★→フラグ取得。
>★若松の活躍→ スペードA
> 金田の活躍→ JOKER →スキル取得。
> 加藤の活躍→ クラブ4
> 若松2の活躍→ ハート2
> 金田2の活躍→ クラブ3
> 加藤2の活躍→ スペード7 ★
>★本田の活躍→ ダイヤ6
> 松田の活躍→ ダイヤK →フラグ取得。
> 近藤の活躍→ ダイヤ5
> 佐瀬の活躍→ クラブ7
> 本田2の活躍→ スペード8
> 松田2の活躍→ クラブK →フラグ回収。
> 近藤2の活躍→ クラブ6
> 佐瀬2の活躍→ クラブ7 ★
>板野は3回シュート。中川がドリブルフラグを取得。金田がスキル・パス+2を取得。
>松田がフラグを取得&回収しスキル・タックル+2を取得。
=========================================================================================

397 :森末(仮):2013/09/24(火) 22:28:48 ID:???
先着3名様で、

★板野1→ボレーシュート 51 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 中西1 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

★板野2→ボレーシュート 51 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 中西2 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

★板野3→ボレーシュート 51 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 中西3 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のボレーシュートが難波中学ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。難波が辛うじてクリアー。
≦−2→板野のシュートは決まらなかった。

398 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:29:10 ID:???
★板野1→ボレーシュート 51 ( スペード2 )( 5 + 4 )=
 中西1 パンチング 51 ( クラブJ )( 5 + 6 )=★


399 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:30:17 ID:???
★板野2→ボレーシュート 51 ( スペード8 )( 2 + 2 )=
 中西2 パンチング 51 ( クラブ8 )( 4 + 4 )=★

400 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:30:46 ID:???
★板野3→ボレーシュート 51 ( ハートQ )( 1 + 2 )=
 中西3 パンチング 51 ( ダイヤA )( 4 + 3 )=★

401 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:32:11 ID:???
中西硬いな…こりゃ本格的に必殺技覚えるようかな。

402 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:34:47 ID:???
必殺技以前に見事な3連ダイスだぜ

403 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:38:34 ID:???
若島津はもっと強いのか… 

404 :森末(仮):2013/09/24(火) 23:27:35 ID:???
>★板野1→ボレーシュート 51 ( スペード2 )( 5 + 4 )=60
> 中西1 パンチング 51 ( クラブJ )( 5 + 6 )=62★
>★板野2→ボレーシュート 51 ( スペード8 )( 2 + 2 )=55
> 中西2 パンチング 51 ( クラブ8 )( 4 + 4 )=59★
>★板野3→ボレーシュート 51 ( ハートQ )( 1 + 2 )=54
> 中西3 パンチング 51 ( ダイヤA )( 4 + 3 )=58★
>板野は追加点は上げられず! 試合は2−0のまま終了!
====================================================================
前半戦はそのまま終了し、続いて後半戦。
難波中学からの攻撃で開始されるものの、やはり攻めにおける有効打を持たない難波は苦戦を強いられた。
松山を避けて突破を……と考えても、ふらのの守備は決して軽くはない。
中盤で小競り合いを続け、シュートを撃つ事も出来ずそのままボールを手放してしまう。

そしてこのボールは右サイドのFW、中川が華麗にボールを運ぶ。
途中、危なっかしい場面もあったがなんとか板野へとセンタリングを上げた中川、
これに板野はボレーシュートで応えるも、中西もこれ以上失点は許せないと大きく弾き返した。

こうして再び難波ボールとなり攻め込むも、以前打開策は見当たらない。
結局まごついている間に、松山の指示を受けて上がってきていたDFの松田が負傷している尾上からボールをカット。
これを金田へと繋げると、金田は再び板野へと低いセンタリングを上げる。
後半二度目の板野のシュートも、やはり中西には通用しない。
2失点を喫しているとはいえ、中西もこの世代では凄腕のキーパー。
これ以上失点をしてなるものかというプライドからか、鬼気迫る表情で再び弾き返した。

中西「(ええい、せやけど……こんままじゃ勝てん! 最低でも2点取らんと勝てんのに……!!)」

だが、どれだけ中西がゴールを守っても難波には点を取るだけの力が無かった。
後半も20分を過ぎ、ボールがラインを切れた所でふらのは動きの悪かった小田を山室と交代。
一方で難波もDFを2枚替え、攻撃に厚みを出す為にMFとFWを投入。
フォーメーションを3−4−3として攻勢に出るも、流れは変わらない。

405 :森末(仮):2013/09/24(火) 23:29:11 ID:???
三橋「(なんとか……なんとかシュートだけでも……!)」
松田「(ここまで撃たれたシュートは0……ここで俺が突破させて撃たれちまったらそれも水の泡になっちまうじゃねぇか!)
   うりゃあっ!!」
三橋「くそおっ!」
松山「いいぞ、松田!」

この試合左SBとして出場していた松田のスピードに乗ったスライディングタックルがさく裂し、
難波は再びボールを失い、ふらのへと攻撃権が移る。
中央の松山を経由し、再び左サイドの金田が突破、こうして後半終了間際、この試合最後のシュートチャンスがふらのへとやってくる。

実況「後半もロスタイムへとさしかかり、ここでふらの! 再びシュートチャンスだ!
   金田くんの綺麗なパスが、今日の試合、前半で1点を挙げているCFW! 板野くんへと通ったぞ!」

板野「ナイスパス、金田!(いいパスだな……正直、松山と然程遜色ないんじゃ?)」
中西「(……せめて、これ以上失点は許さん! ワイに出来るのはそれだけや!)」
板野「今度こそ……いけぇぇぇぇっ!!」

バシュウウウッ!!

そして最後の最後、板野が渾身の力で振り抜いた右足はボールを強くインパクトし、
松山の北国シュートに勝るとも劣らない威力で難波ゴールを襲った。

406 :森末(仮):2013/09/24(火) 23:30:11 ID:???
中西「ぬおおおおおおおおおおおおおっ!!」

バッ! バチィィイイインッ!!

板野「そ、そんなぁ……」
中西「はぁ……(くそっ、せやけどもう……ここから点を取る余力も時間もあらへんわ)」

しかし、ボールは再び中西にはじかれた。
ここから逆転をする事は時間的にも、そして難波フィールダーの実力的にも不可能。
だが、それでも、これ以上失点をする事は彼のプライドが許していなかった。

こうして弾かれたボールを持ち、難波はせめて一矢報いようと攻撃をするも、あっさりとボールを奪われ、雌雄は決した。
審判の高らかな笛が鳴ると共に、地面に崩れ落ちる難波とは対照的に大喜びをするふらの中学。
全国中学生サッカー大会の1回戦を、ふらの中学はこうして勝ち進んだのであった。

ふらの中学 2−0 難波中学

407 :森末(仮):2013/09/24(火) 23:31:11 ID:???
実況「試合終了! 北海道代表ふらの中学、大阪代表の難波中学を2−0で下し、2回戦に駒を進めました!
   難波も後半は凄まじい粘りで攻撃、守備にと前半以上に奮闘しましたが及ばず!
   無念の1回戦敗退となってしまいました!」

反町「やっぱりふらのが勝ったか。 でも中西も凄かったな……後半は結局失点を許さなかったぞ」
若島津「ふん、後半は松山が北国シュートを打たず、体力を温存していたからな。
    それに前半では2失点もしているんだ、褒められた成績じゃない」
反町「(相変わらず厳しいな、若島津……。 中西からは俺だってゴールを奪えるかどうか難しいってのに……)」

松山「よーし、やったぞ皆! まずは1回戦突破だ!!」
金田「ああ、この調子で2回戦も突破しちまおうぜ!(あちーから早く北海道に帰りたい……)」
加藤「(ふー、出番がなくてよかった。 攻撃が緩いチームが相手だとありがたいぜ)」

薫「くぅ……結局、1点どころか1本もシュートが打てずじまいか」
中西「(ウチのチームが得点力が無い事はわかってたんや……ロースコアの戦いになるんはわかりきっとった。
    2点も取られたワイの落ち度や……)」

板野「(後半は1点も取れずか……前半に決められたとはいえ、まだまだかな……。
    えーっと、どうしよう? ふらのの皆の所に行くか、中西に挨拶でもするか……)」

A.ふらののメンバーと一緒に1回戦突破を喜ぶ
B.中西の所に行って話してみる
C.観客席にいる若島津に向かって指を指してみる
D.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

408 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:32:24 ID:Wqmb1P4c
B

409 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:33:30 ID:oDyDStlA
B

410 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:36:48 ID:???
松山と比べてどうだったか・・・

411 :森末(仮):2013/09/24(火) 23:45:45 ID:???
>B.中西の所に行って話してみる
=========================================================
ふらののメンバーと勝利を喜ぶ事も大事ではあったが、
中西と会話が出来るというのもこういった機会でなければ早々無いだろう。
そう考えた板野は、未だにゴール前で茫然と蹲る中西の元へと行き、声をかける。

板野「やあ」
中西「……なんや、お前か。 負けたばっかりやのに、嫌な顔見せるなぁ」

板野が声をかけると、中西は大仰にため息を吐きながらも顔を上げつつ恨み言を呟いた。
出会いがしらの失点は中西の非もあったとはいえ、忌々しいもの。
板野の力を純粋に評価できるだけの冷静さも彼は兼ね揃えていたが、
さりとて敗退をした直後に対戦相手のFWを素直に褒められる程の心の余裕はなかった。

板野「(さて、何を言おうかな……)」

A.「点は取れたけど、それも油断していたお前から取った1点だ。次は万全の状態のお前から取って見せるぞ!」
B.「結局1点しか取れなかったな……若島津ってお前よりもっと強いのか? とても信じられないぞ」
C.「お前のチーム、攻撃力が無いな……。 もう少しフィールダーにいいのがいれば別だったろうに」
D.「来年もまた会おうぜ、府大会で負けないようにしろよ」
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

412 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:46:57 ID:oDyDStlA
A

413 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:47:11 ID:Wqmb1P4c
A

414 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:50:15 ID:yj/s0g8E


415 :森末(仮):2013/09/25(水) 00:07:51 ID:???
>A.「点は取れたけど、それも油断していたお前から取った1点だ。次は万全の状態のお前から取って見せるぞ!」
========================================================================================================
板野としては、この試合の成果は決して満足のいくものではなかった。
道大会では向かう所敵なし、チーム内でもキック力は松山よりも上の板野である。
そんな板野がこの試合で残せたのは、油断をしきっていた中西から出会い頭に奪えた1点だけ。
この世代No.2のキーパーである中西から1点を取れたとはいえ、手放しに喜べるものではなかった。

中西「はぁ……そら勘弁してくれや。 お前らとやり合うのはワイはこりごりやで」
板野「えー!?」
中西「松山の北国シュートだけでも洒落ならんのに、
   お前みたいなストライカーまでもっと強うなったらどんだけ強いチームやっちゅうこっちゃ!」

一方でこの発言を聞いた中西は、手を小さく振りながら勘弁してくれと言う。
弱気な発言ではあるが、キーパーとしては素直な感想だろう。
事実、松山と板野がいるふらのは、攻撃力だけならば全国でもトップクラスである。

中西「まあ、ゆうてもワイもこんままじゃ終わられへんわ。 来年こそはお前らにも1点を許さん!」
板野「……こっちこそ! 今度はハットトリックしてやる!」
中西「ま、2回戦も頑張れや。 ワイらに勝ったからには、優勝くらいしてもらわんとな」
板野「うん!」
薫「中西、戻るぞ!」
中西「わかりましたキャプテン! ほなまた、来年会おうや」

その後、中西はその大きな手で板野と握手を交わすとフィールドから去っていった。
板野はその後ろ姿を見、そして手に未だに残る感触を確かめるように握りこぶしを見ながら思いにふける。
キャプテン翼、キャプテン森崎に登場する中で、初めて対戦をした敵のプレイヤー、中西太一。
彼の実力は間違いなく本物であったと、そう確信をしながら……それと同時に残念に思う。

来年は恐らく、彼とはこの全国大会では出会えない事を。
府大会を突破するのは違う中学になるであろう事を、彼は知っていたのだから。

416 :森末(仮):2013/09/25(水) 00:08:53 ID:???
こうして1回戦を突破したふらの中学は、一旦宿泊施設へと引き上げた。
今日の試合で疲弊していた体を休める為に、殆どの者達は宿につくなり横になり。
松山もまた少し気だるげにしながら、しかし昼食を取ったら再び会場に戻り試合の偵察をする予定である事を明かす。

板野「え? 試合を見に行くの?」
松山「ああ、次の2回戦で当たるのは、昼飯の後、見に行く試合で勝ったチームだからな。
   どっちも無名校だったと思うけど、油断は出来ない」
板野「そっか……」
松山「板野や他の皆は休んでくれてていいぞ、疲れた体を休ませるのも大切だからな」
板野「(どうしようかな……このまま休んでたら、一緒の宿の若島津達に会えるかも?
    あ、でも会場に行けば他のキャラに会えるかな? 迷うなぁ)」

A.松山と一緒に会場に戻る
B.宿で休んでおく

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

417 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:12:36 ID:wHMv6LhE


418 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:16:29 ID:5fKyQbCw
A

419 :森末(仮):2013/09/25(水) 00:37:46 ID:???
>A.松山と一緒に会場に戻る
============================================================
板野「いや、俺も会場に戻って偵察に行くよ」
松山「そうか、それじゃあ……」
藤沢「…………」
板野「(む、藤沢がちらちらこっち見てる……)マネージャーも一緒に行く?
   やっぱり多い人数で見た方が、相手の特徴とかもわかるかもしれないし」
藤沢「えっ、で、でも私なんかが行っても……それに今日使ったユニフォームを洗ったり、仕事があるし……」
ふらののマネージャー(メガネ)「それなら私がしておくから問題ないわよ」
松山「仕事が無いんなら、どうせだから来いよ。
   別に1人くらい増えたって問題ないし、むしろ板野の言うように何か気づく事があるかもしれないからな」

板野が松山と共に偵察に行く旨を伝えると、ちらちらとこちらに視線を向ける藤沢の姿に気づいた。
仕方ないなぁ、と小さくため息をしながら板野が誘うと、ふらののマネージャー(メガネ)の好アシストもあり、
藤沢も共に偵察に行く事が決定。
こうして3人は昼食を終えると、すぐさま会場へととんぼ返りをする事となる。

板野「どうせならここに残って偵察しとけばよかったのに……一々宿に戻らなくてもさー」
松山「東京は物価が高いからこの近くで昼食食べる訳にもいかないだろ。
   それなら一旦戻って昼食を食べて戻ってきた方のバス代の方が安い」
板野「(みみっちいなぁ……でも、公立校だし贅沢出来ないのかな)」

とにもかくにも、観客席に入った板野達は試合が始まる前に戻る事が出来たようである。
まだ1回戦という事もあって観客もまばらであり、3人が並んで座れる席も容易に確保できそうだ。

板野「やっぱり人少ないね……」
松山「これから試合が進めば、応援団も増えてきて賑やかになるだろうさ」
藤沢「松山くん、板野くん、飲み物が欲しかったら言ってね? スポーツドリンクは持ってきてるから」
松山「ああ、サンキューマネージャー」

こうして3人は試合開始までの時を待つのだが……。

420 :森末(仮):2013/09/25(水) 00:38:46 ID:???
先着1名様で、

★誰が出るかな?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→全部登場! 板野「……ここだけ人口密度凄くない?」
ダイヤ→三杉「おや? 松山と……板野、だったかな?」 弥生「(ぺこり)」 ガラスのエースと、その連れだ!
ハート→井沢「松山じゃないか」 滝「偵察にでも来たのか?」 来生「ずずっずよよ(ジュースを飲む音」 修哲トリオだ!
スペード→政夫「お、松山!」 和夫「この試合見に来るって事は、1回戦は勝ったみたいだな!」 立花兄弟だ!
クラブ→高杉「松山か、久しぶりだな」 石崎「(松山の隣に座ってる子、可愛いなぁ)」 中里「(ニンニン)」 南葛DFトリオだ!

421 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:39:46 ID:???
★誰が出るかな?→ スペードA

422 :森末(仮):2013/09/25(水) 00:57:39 ID:???
>★誰が出るかな?→ スペードA ★
>政夫「お、松山!」 和夫「この試合見に来るって事は、1回戦は勝ったみたいだな!」 立花兄弟だ!
===============================================================================================
松山「お前らは……立花兄弟!」
板野「(で、出た! 翼と日向がいない日本で、多分1番得点力が高そうだけど使い難そうな立花兄弟だ!)」

松山達が試合開始を待っていた時、不意に甲高い声が周囲に響いた。
呼ばれた松山が振り返ると、そこには花輪中学に所属する双子のストライカー、立花兄弟の姿。
どうやら彼らは1回戦は見ていなかったらしく昼食を取った後でこの会場に来たようで、
ふらのと難波の試合は見ていなかったようだが、松山達がこの試合を見に来た事から察し、
ふらのが1回戦を突破したという事を推理していた。

政夫「中西から点を取ったんだな〜、アイツから点奪うのは俺達でも結構骨が折れるってのによ」
松山「ああ、2−0で勝ったよ」
和夫「それだけ点を取られちゃ難波も勝てねぇな。あそこ攻撃力は全然だから」

立花兄弟は人懐っこい性格であるのか、そのまま松山達と並ぶように席に座り、会話に交じり始める。
初対面である板野、及び藤沢はあまり口を挟めない昔話なども飛び出すのだが……。
そんな折、ようやく松山も気づいたのか、改めて板野を紹介する。

松山「そうだ立花、こいつがうちのふらのに新しく入った板野だ。
   こいつもさっきの試合で中西からゴールを奪ってるんだぜ!」
政夫「なにィ!? お前ひとりで2点取ったんじゃないのかよ!?」
和夫「板野なんて名前、聞いた事ないぞ?」
板野「(そりゃ4月からサッカー始めたばかりだから……なんて言えないよなぁ。 どうしよう、なんて言っておこう)」

423 :森末(仮):2013/09/25(水) 00:58:41 ID:???
A.「FWの板野だよ。よろしくね、立花兄弟」 普通に挨拶する
B.「FWの板野だよ。よろしくね、えーっと……和夫と、政夫?」 名前を間違えてみる
C.「君たちが有名なあの立花兄弟だね。 よろしく!」 立花兄弟をおだててみる
D.「俺達のチームが戦ったら、点の取り合いになりそうだね」 ふらのと花輪が戦った時を想像して言ってみる
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

424 :森末(仮):2013/09/25(水) 01:04:03 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

425 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 01:09:06 ID:GtXcfRT+
E 今年からサッカー始めたんだとぶっちゃける
日向いないしのFWが発起してくれないとまずい

426 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 01:17:49 ID:93w9hgQA
D

427 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 02:38:54 ID:h5kA6TY+
B
今考えている事の逆が正解だ

428 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 03:13:36 ID:5fKyQbCw
D

429 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 06:46:44 ID:???
メガネのマネージャー
「あのー、私の名前はいつ呼ばれるのかなー」
※町田町子という名前があるそうです

430 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:06:35 ID:???
では渾名はまちまちで構いませんね?

431 :森末(仮):2013/09/25(水) 23:26:05 ID:???
>D.「俺達のチームが戦ったら、点の取り合いになりそうだね」 ふらのと花輪が戦った時を想像して言ってみる
=====================================================================================================
立花兄弟のいる花輪中学は、板野の記憶の限りでは守備力は低い。
ただしそれを補って余りある程の攻撃力が最大の自慢のチームだった筈である。
加藤も全国レベルのキーパーとはいえ、苦戦は必死。
試合展開は板野と松山のいるふらの、立花兄弟のいる花輪のどちらが大量に点を取れるかで決まりそうだと板野は考えた。

政夫「確かに、中西が失点するくらいじゃウチのキーパーじゃ防げないだろうしなぁ」
和夫「問題はどっちの方が攻撃を上手く続けられるか、そして最後のツメを誤らないかになりそうだな」

この板野の発言には、立花兄弟も同意を示した。
彼らもまた、自分のチームの守備力の低い事は重々承知しており、
だからこそ花輪が勝ち進み栄冠を手にするには自分たちがどれだけ得点出来るかにかかっているだろうと予想していた。
初対面である板野が自分たちが攻撃力を売りにしている事を知っていた事で気をよくしたのもあってか、
板野の考えに好意的に返答をする。

和夫「それにしても初対面だってのに俺達花輪の情報まで知ってるのか? ……あっ、松山が言ったのか?」
松山「いや、お前たちの事は話してないよ。 ……自力で情報を集めたのか?」
板野「ははは……うん、まあね(読み物として知ってました、なんて言えないもんなぁ)」
政夫「俺達の事を調べるとは目の付け所が違うな! まあ、試合で当たったらよろしく頼むぜ!」

こうして和やかな雰囲気の中、時間も経っていたのか試合開始の時間となり、松山達は試合の観戦に集中をした。
しかし、事前に松山が言っていたようにどちらも無名校同士の試合。
隠し玉があるのかと思いきやそういった様子もなく、至って平凡な流れのまま試合は終了。
今日戦った難波に比べれば、負ける事の方が難しいようなチームが勝ちあがる。

432 :森末(仮):2013/09/25(水) 23:27:10 ID:???
政夫「こりゃふらのも2回戦突破は安泰か? パッとしないゲームだったな」
和夫「サッカーはもっとド派手じゃなきゃな!」
板野「(……とんでもサッカーがメイン技の立花兄弟が言うと何か違う気はしないでもないけど、
    確かにあまりパッとしないゲームだった。 2回戦は楽に戦えそうだなぁ……)」
松山「……まあ、油断はし過ぎない方がいい。 じゃあ、そろそろ帰るか」
政夫「そうだな、もう試合も無いし」

その後、板野は立花兄弟と共に会場を去る事にした。
これ以上試合は行われず、このまま会場に残っていた所で用事はない。
松山と立花兄弟、板野はサッカーの話をしながらひとまずスタンド出る為に階段まで歩いていき、
彼らの(主に松山の)後ろ姿を眺めながら、一歩引いた位置でマネージャーである藤沢も続くのだが……。

???「…………」

ドンッ!

藤沢「きゃっ!?」

瞬間、何やら小動物のような影が、不意に藤沢の足元に現れ、驚いた藤沢の背後にすぐさま回り込み、押す。
驚きバランスを崩していた藤沢は姿勢を保てず、倒れ込む。

政夫「げっ!?」
和夫「お、おい!」
松山「!!」

先に階段を下りていた途中の板野達が藤沢の声を聴いて振り返って見たのは、
今まさに、彼女が階段から転落をしようとしていた瞬間だった。

433 :森末(仮):2013/09/25(水) 23:28:11 ID:???
A.「危ない!」 咄嗟に藤沢を庇う
B.「危ない!」 咄嗟に藤沢を庇いたいが間に合わない!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>429-430 (メガネ)は某スレのオマージュのつもりで書いておりました、
が、文章で一々タイプするのも面倒なので町田表記で今後はいこうと思いますw

434 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:30:04 ID:3rjeftQI


435 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:30:55 ID:x1r0nKc2
A

436 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:32:06 ID:q4zi0O36
B

437 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:32:10 ID:Wr5jQCSI


438 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:32:49 ID:f0mimCgg
B

439 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:00:34 ID:???
>B.「危ない!」 咄嗟に藤沢を庇いたいが間に合わない!
==================================================================
こちらに落ちてきそうになる藤沢の姿を見た瞬間、板野は飛び出そうとした。
しかし、位置の関係上藤沢を受け止めるには遠すぎ、ただ声を張り上げるしかなかったのだが……。

松山「藤沢!」
板野「ま、松山!?」

その藤沢が落下してくる位置に"運悪く"松山光は近かった。
彼は藤沢の名を呼びながら飛び出すとそのまま全身で受け止め、なんとか堪えようとするが、
女性とはいえ中学生の人間が、不意に高い位置から落下してきたのをそう容易く受け止められる筈がない。
勢いに押されて松山もまた自由落下をすると……。

ドターンッ!!

今日の試合、北国シュートで中西を吹き飛ばした時のような強烈な音を立てて、地面に激突をするのだった。

藤沢「あ……ああ……ま、松山くん!?」
板野「松山!」

藤沢にとっては幸運な事に、松山の身体がクッションとなった事で彼女には若干の衝撃による痛みこそあったものの怪我はなかった。
そして藤沢にとって不幸な事に、自分を守ってくれた松山は痛みに堪えるような表情でサッカー選手の命である足を抑え込んでいた。

松山「だ、大丈夫だ……っ!!」
政夫「大丈夫な訳あるか! くそっ、和夫、スタッフ呼んでこい!」
和夫「わ、わかった!」
板野「お、俺は宿にいる監督に連絡してくるよ! 政夫、藤沢、松山を見ててくれ!」
政夫「ああ、頼んだ!」
藤沢「(そんな……私のせいで、松山くんが……!)」

440 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:02:05 ID:???
政夫と藤沢に後を任せ、ひとまず宿の監督に松山の負傷を連絡する板野。
急いで会場へとやってきた監督と共に救護室へと向かうと、
試合でけが人が出た時の為に常駐している医者が丁度松山の怪我の具合を診断していたらしく、
板野は監督と共に怪我の様態を聞く。

監督「先生、それで……松山の怪我は?」
医者「……骨は折れていない、が、捻挫をしている。
   君にとっては酷かもしれんが、大会の間は激しい運動は無理だ」
松山「…………」

不幸中の幸いとも言うべきか、今後の松山のサッカー人生に大きく左右をする程の怪我、という訳でもないらしい。
だが、この全国大会に全てを注ぎ込んできた松山にとっては多大なショックを受けるものだったのか、
大きな落胆を隠そうともせず、暗い表情でガックリと項垂れ地面を見つめる。

政夫「そんな……こんなのってありかよ……」
和夫「松山……」

これには付き添っていた立花兄弟も、松山に同情をする。
小学生時代からの付き合いである立花兄弟と松山であったが、まだ試合で対戦をした事は1度もない。
今年こそは全国で戦えると思っていたのにその期待を裏切られたという悲しみ、
そして同じサッカー選手として全国の晴れ舞台に不幸な事故で途中退場しなければならないという事に哀しみもまた感じている。

藤沢「ご、ごめんなさい、松山くん、私のせいで……」

そんな立花兄弟以上に、或いはこの事について重いショックを受けていたかもしれないのは藤沢である。
松山に好意を抱き、影に日なたに見守ってきた彼女は、どれだけ松山がこの大会に心血を注いでいたかを知っている。
松山の夢を壊してしまった、という自責の念は強く、彼女は深く頭を下げて松山に謝罪の言葉を投げかける。

板野「(……どうしよう。 何か、俺に言える事があるかな?)」

441 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:03:06 ID:???
A.「藤沢のせいじゃないよ。 これは不幸な事故だったんだ」 藤沢を慰める
B.「松山がプレイするのは来年出来るよ。 今年はベンチから、俺達が優勝旗を掴むのを見ててくれ!」 松山を慰める
C.「先生、どうにか治らないんですか? こんなのあんまりだ!」 先生に治らないか聞いてみる
D.「藤沢、お前のせいだぞ! どう責任を取ってくれるんだ!」 藤沢を責める
E.「(いや、俺が何かを言える雰囲気じゃなさそうだ。 松山の様子を見守ろう)」 何も言わない
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

442 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 00:04:31 ID:Bh8ZIpzU
B
なるほどな・・・松山か板野が怪我をして今年は辞退か
これって松山能力落ちるのかな?

443 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 00:06:03 ID:6/bbyxds
E

444 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 00:07:37 ID:a7rnpIq+


445 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:20:44 ID:???
>B.「松山がプレイするのは来年出来るよ。 今年はベンチから、俺達が優勝旗を掴むのを見ててくれ!」 松山を慰める
==============================================================================================================
板野も立花兄弟も、そして松山もまだ中学二年生である。
松山は今年の大会でのプレイはもはや絶望的、しかし、まだ来年……中学三年の時の大会がある。
今年は松山抜きで優勝をしてみせ、そして来年は松山を加えてV2を達成してみせる、と、板野は松山を勇気づけるように言った。

政夫「あ、ああ! そうだ、まだ俺達には来年があるじゃねーか!
   松山、俺達との勝負は来年の夏までお預けだぜ!」
和夫「まっ、今年も、そして来年も俺達花輪が勝たせてもらうけどな!」

そして、この板野の発言に立花兄弟もまた同調をした。
元々陽気な性格をした彼らとしては、ライバルが負傷で途中退場というのは喜ばしくない事である。
このまま落ち込んでいた松山の顔も出来れば見たくはない所だった為、
板野の言うようにまだ来年がある、と、前向きな発言をしてなんとか松山を元気づけたのだった。

頼りがいのあるチームメイト、全国で対戦を楽しみにしていたライバル。
両者の言葉を受けた松山は……。

先着1名様で、

★立ち上がれ荒鷲→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→スペード・クラブ+松山「藤沢も気にするな、好きな子を守るのは当然だ」 なにィ!?
ハート10以上→スペード・クラブ+松山「藤沢も気にするな、あの時はなんか……勝手に体が動いてたんだ」 おや?松山の様子が
ダイヤ・ハート9以下→
スペード・クラブ+松山「藤沢も気にするな、マネージャーもチームメイトなんだ。 助けるのは当然だ」 藤沢のフォローもした!
スペード・クラブ→松山「ああ……来年があるよな! 板野、2回戦は任せたぞ!」 前向きになってくれた!

446 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 00:21:31 ID:???
★立ち上がれ荒鷲→ クラブ7


447 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 00:21:42 ID:???
★立ち上がれ荒鷲→ ダイヤ10

448 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:57:14 ID:???
>★立ち上がれ荒鷲→ クラブ7 ★
>松山「ああ……来年があるよな! 板野、2回戦は任せたぞ!」 前向きになってくれた!
=====================================================================================
元来、逆境に置かれても根性で立ち上がってきた男、松山光。
起こってしまった事を悔いても仕方ないと前向きに考えたのか、
作り笑いか心からの笑みなのか、爽やかな笑顔を板野達に見せながら大きく頷く。

板野「うん、任せてよ!」
政夫「中西から1点を奪ったストライカーだったな……油断は出来そうにないぜ」
松山「板野だけじゃない、ふらのの皆の実力は確かなんだ。 甘く見てると痛い目に合うぜ」

こうして重い空気も幾分か軽くなり、一同がホッと胸を撫で下ろす中、
監督は医者と今後について話し始める。

監督「……先生、松山は今夜は?」
医者「ええ、ひとまず病院で詳しく検査をした方がいいでしょう。 一夜、入院をしてもらった方がいい」
監督「わかりました。 聞いたな、松山? 今夜は一晩、病院で安静していろ」
松山「はい」
藤沢「(松山くん……目も合わせてくれない、もしかして、私の事を……)」

449 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:58:16 ID:???
とんとん拍子に松山の入院先や明日以降の予定が決まっていく中で、藤沢だけがぽつんと取り残された。
松山も彼女の事を決して無視をした訳ではないが、やはり自分の事でいっぱいいっぱいだったのだろう。
その点はまだ中学生である松山を責めるべきではないが、
自責の念に駆られる彼女はもしや自分が嫌われてしまったのではないか、と不安を抱くのだった。

監督「よし、それじゃあ早速タクシーを拾って病院に……」
町田「監督! た、大変です!!」
監督「町田?」

そして、松山をひとまず病院に送っていこうとした瞬間、救護室に飛び込んできたのはふらののもう一人のマネージャー、町田町子である。
息も絶え絶え、全力疾走をしてきたと思しき彼女をひとまず落ち着かせ、一体何があったのかと監督が問いただすと、
町田は大きく息を吸ってから口を開いた。

町田「皆が……宿にいた皆が、酷い腹痛を訴えてます。
   ふらの中学一行様へ、って書いてあったジュースを飲んでから急にトイレに……」
板野「なっ……なにィ!?」

450 :森末(仮):2013/09/26(木) 00:59:31 ID:???
その後は正にてんやわんやであった。
まず監督は部外者である立花兄弟に、松山が負傷した際の対処に関して感謝を言いつつも帰る事を促し、
すぐさま宿に連絡を取ってふらのメンバーの様態、及びジュースの詳細について聞いた。
ふらののメンバーは病院に搬送をされたらしいが、こちらも大した様態ではないらしく、
ただ、強烈な下剤がジュースに混入されていたようで、体調が回復するには時間を要するらしい。
また、ふらの一行様へと書かれていたその問題のジュースについては、宿の者達にもわからないとの事だった。

町田「監督が用意してくれていたものなんじゃないんですか?」
監督「バカモン! 俺が用意するなら、カーチャン自慢のスタミナドリンクにしてる!
   だが問題はそんな事じゃない、俺はこれから他の皆が運ばれたという病院に向かう!
   松山が入院する予定だった病院と同じらしいからな」
板野「お、俺達は……」
監督「……気になるだろうが、宿に戻っていろ。 ただ……試合に関しては……」
板野「………………」
松山「くっ……くそおおおおおおお……!!」

松山の負傷だけならば、まだなんとかなったかもしれない。
だが、サッカーは11人揃わなければ出来ないスポーツである。
プレーヤーが12人しかいないチームで、板野以外の全員が負傷、体調不良を訴えれば……サッカーは出来ない。
それは即ち、明日以降の試合、ふらの中学は試合をする事が出来ないという事を表していた。

板野「そんな……こんな事が……なんで……!(なんで、下剤入りのジュースなんかがあるんだよ!?)」

キャプテン森崎をこよなく愛する板野にとって、下剤と言えばもっともポピュラーな裏工作道具である。
その道具が、まさかこのような形で自分たちに牙を剥くとは思っていなかったのか、
強い理不尽さを感じながらもやり場のない怒りに歯噛みをする。

監督「……宿に戻っていろ。 さぁ、行くぞ松山」
松山「………………」
町田「……行きましょう、美子、板野くん」
板野「……うん」
藤沢「………………」

451 :森末(仮):2013/09/26(木) 01:00:32 ID:???
だが、どれだけ現状を呪っても事態が好転をする訳でもなかった。
監督、そして町田に促されるまま、板野は強い喪失感を覚えながらも宿に戻る。
昨日までは12人、マネージャーを入れれば14人の賑やかだったミーティングに使っていた部屋も、
今ではたった3人しかおらず、非常に寂しげである。

藤沢「私のせいで……ごめんなさい」
町田「美子のせいじゃないわよ……松山くんの負傷も、皆が飲んだジュースだって……。
   ほら、泣かないで……」
板野「………………」

未だに責任を感じる藤沢に、それを慰める町田。
2人の様子を見つめながら、板野は茫然としつつ……頭を抱える。

板野「(どうしてこうなったんだ……? 一体どうして……。
    松山の怪我は事故だってわかる、でも、下剤入りのジュースなんて……誰かが用意しなきゃ存在する筈がないのに!)」

一体誰が下剤入りのジュースを用意したのか、どうしてふらのが棄権をしなければならなくなったのか。
理不尽なこの境遇に憤りを感じるが、やはりぶつける場所はない。

板野「………………」

A.少し外の空気を吸って来よう。気分が晴れるかもしれない
B.色々な事がありすぎて疲れた……このまま部屋にいよう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>442 強制イベントですので、能力低下などはありません。

452 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 01:00:57 ID:6/bbyxds
A

453 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 01:05:45 ID:11ZallfE
A

454 :森末(仮):2013/09/26(木) 01:15:51 ID:???
>A.少し外の空気を吸って来よう。気分が晴れるかもしれない
===============================================================
板野「……ちょっと、外に出てくるよ」
町田「え、ええ……あ、わかってると思うけど、あまり遠くには行かないでね!」
板野「うん」

部屋の中でいたら、いつまでも泣いている藤沢に八つ当たりをしてしまいそうである。
板野としても藤沢の気持ちはわかる以上、そのような事はしたくないと考え。
気持ちをリフレッシュさせる為にも外の空気を吸おうと思い、廊下へと出る。

板野「(昼は中西から点を奪えて、晴れやかな気分だったのに……。
    まさかこんな事になるなんてな……)」

そんな事を考えながら階段を下りて、ひとまず宿を出ようとする板野だったが……。

先着1名様で、

★立ち上がれ板野くん→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「ギエエエエ!!」 反町「だから落ちてるジュースを飲むのはやめようって言ったんだ!」 何やってんだこいつら!?
ダイヤ→若島津「…………」 反町「あれ? 板野……どうしたんだ?」 反町と若島津にバッタリ会った!
ハート・スペード→若島津「押忍!」 外で空手の型をやっている若島津を見つけた!
クラブ→反町「おっとと……どうしたんだ板野、暗い顔して?」 買いだし(パシリ)に行っていたらしい反町に会った!

455 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 01:17:05 ID:???
★立ち上がれ板野くん→ スペード2


456 :森末(仮):2013/09/26(木) 01:17:44 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
それでは。

457 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 05:51:14 ID:???
ずっと先の話になるだろうけど、代表のキャプテンは誰になるんだろ
原作考えたら松山かな?

458 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 06:11:19 ID:???
下剤入りジュースの犯人…一体何者なんだ…
1.やりかねない男 西尾
2.第三の存在
3.ふらの中の自作自演

459 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 07:06:37 ID:???
前科持ちの森崎や日向はいないけど、まだ弥生ちゃんが残ってるじゃないか。

460 :森末(仮):2013/09/26(木) 23:51:41 ID:???
>★立ち上がれ板野くん→ スペード2 ★
>若島津「押忍!」 外で空手の型をやっている若島津を見つけた!
==================================================================
板野「(あれは……)」

宿を出て、ぶらぶらとどこへ行くでもなく散歩をしていた板野。
そんな折、ふと目に飛び込んできたのは……何も無い空き地で、黙々と空手の型をやっている若島津の姿であった。
ジャージ姿のまま正拳突きを繰り返し、額に浮かぶ汗をものともしない様子で鍛錬に勤しむ。
日向がいない為にサイボーグと化してはいない彼は、恐らくこの世界では地道に体を鍛えているのだろう。

若島津「ふぅ……む?」
板野「あっ……こんばんわ」
若島津「……おう」

一段落ついたのか、しばらく若島津は正拳突きをした体勢のままビシッと直立不動を維持し……。
小さく息を吐くと、ベンチに腰かけて休憩を取る。
その際、若島津と板野の視線は交錯し、無視する訳にもいかなくなった板野が挨拶をすると若島津もそれに応えた。

板野「えっと、今のって空手の型だよね?」
若島津「ああ……俺の実家は、空手の道場をやっているからな。 小さい頃から鍛えられてきた。
    精神を集中させる為にも、肉体を鍛えるにも、これをやるのが1番だ」
板野「(……WY編では酷い事してた気がするけどね、その実家に)」

今の所は若島津も実家に対して非情な態度を取っている訳ではないらしく、
板野はその事に安堵をしながらも……しかし緊張をする。
あまり愛想がいいとは言えず、プライドの高そうな若島津。
中々会話を続けようと思っても、先ほど部屋にいた時とは別の意味で空気が重苦しくなってしまうのである。

板野「(えーっと、何か話題、話題……)」
若島津「……ところで、何かあったのか?」
板野「えっ?」
若島津「さっきまでの顔、酷いものだったぞ。 まるでこの世の終わりが明日にでも来ると聞かされたような顔だ」

461 :森末(仮):2013/09/26(木) 23:52:41 ID:???
しかし、意外にも話題に困る板野よりも先に口を開いたのは若島津であった。
元来、武骨ではあるものの若島津という男は馬鹿ではない。
先ほど若島津と目を合わせた時までの板野の表情を見て、何かあったのかと察し、
そしてそれをある程度気遣うくらいの心も持ち合わせていた。

……無論、それはこれが板野だったからであり、若島津にとって何ら魅力を感じない木端選手であれば、
鍛錬の邪魔だとしてこの場から早々に立ち去るように言っていたであろう。

板野「(……そうだな、誰かに話を聞いてもらった方が、気持ちの整理もつきやすいかもしれない)実は……」

最初は若島津が自分を気遣うような言葉を吐いた事で驚く板野だったが、
話を聞いてもらっても特に不利益はなく、
むしろ聞いてもらえる事で幾らか気持ちも軽くなるかもしれないと思い事情を話し始める。

松山の事故、ふらの中の皆の体調不良。
悪条件が重なり、不幸が重なり、2回戦以降は棄権をしなければならないという事を。

板野「試合で負けて敗退出来れば納得できる。 ……でも、試合すら出来ないなんて、悔しいよ」
若島津「…………」

先着1名様で、

★若堂流メンタルケア→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「ちっ、松山は下剤入りを飲まなかったか」 犯人見つけちゃいました
ダイヤ・ハート→若島津「残念だな……お前たちとは、戦ってみたかったが」 残念がった
スペード・クラブ→若島津「ふん、馬鹿な奴らだ。 勝手に自滅をするとはな」 鼻で笑った

462 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:53:13 ID:???
★若堂流メンタルケア→ ダイヤK

463 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:53:14 ID:???
★若堂流メンタルケア→ ダイヤ2

464 :森末(仮):2013/09/27(金) 00:12:45 ID:???
>★若堂流メンタルケア→ ダイヤK =若島津「残念だな……お前たちとは、戦ってみたかったが」 残念がった★
======================================================================================================
板野「えっ?」
若島津「あの松山の北国シュート、そしてお前のシュート。 どちらも止めて、栄冠を勝ち取る。
    今日の試合を見てから、ずっと考えていた事だ」

闘争心の塊のような男である若島津にとって、今日のふらのと難波中学の試合は見ているだけで血が沸く程のゲームであった。
それは試合展開に興奮をしたという話ではなく、ただ純粋に松山と板野、両者と勝負をしたいと願っただけ。
中学生No.1キーパーとして、あのシュートを受け、防ぎ、日本一の栄冠を手にしたいと考えていただけである。

若島津「お前の他の能力は見ていない以上わからん、が、あのボレーシュートは中々の威力だ。
    反町でも、そして南葛の来生でもあれほどの威力は出せんだろう。
    そして、松山の北国シュートはそれを優に超える」
板野「………………」
若島津「それを止めて……俺の方が優れていると証明してみたかったんだがな」

ただ自分の思う事を洗いざらい吐く若島津を見ながら、板野はまるで夢を見るような面持ちでその言葉を聞いていた。
キャプテン森崎本編、そして原作でもあまり扱いがいいとは言えない若島津。
かませ犬と揶揄される事もしばしばあるが、それでも相当な実力者であるのは板野とて知っている。
特に森崎がいないこの世界においては、事実上中学大会ではNo.1のキーパー。
その若島津から認められている、そう思うだけで板野は先ほどまでの憂鬱な気分を忘れ、歓喜をする。

板野「(若島津が俺を認めてくれてる……俺と勝負をしたいと言ってくれてる! 
    まあ、なんというか、やっぱり敵意マシマシで友好的とは言い難い感じではあるけど、
    それでもこっちを馬鹿にしてるって訳じゃないんだ!)」
若島津「どうした、さっきから黙って」
板野「え? え、えーっと……」

465 :森末(仮):2013/09/27(金) 00:13:48 ID:???
A.「若島津、勝負をしないか?」 地面に転がってたボールを指さし勝負に誘う
B.「ありがとう……だけど、勝つのは……ゴールを奪うのは俺達だよ!」 自分たちの方が若島津より勝っていると言い張る
C.「でも、俺のボレーシュート……若島津なら簡単に弾けるんじゃ」 少し自信なさげに言ってみる
D.「いやいや、恐れ多い……松山ならともかく、俺じゃあ……」 自分より若島津が優れていると言い張る
E.「来年、全国で戦おうよ。 俺がゴールを奪うまで、無失点でいてくれよな」 握手を求めてみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

466 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:14:43 ID:3GVvhWGU


467 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:21:17 ID:fmYfWd9s
A

468 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:22:15 ID:BooZ17bo
A

469 :森末(仮):2013/09/27(金) 00:39:59 ID:???
>A.「若島津、勝負をしないか?」 地面に転がってたボールを指さし勝負に誘う
===========================================================================
今年、ふらのと東邦が試合をする事は無い。
しかし、ここで若島津と共に話して、板野には若島津と戦ってみたいという欲求が出てきた。
今の自分の実力は、果たしてどれだけ若島津に通用をするのか。
シュートを決められるのか、それともこぼれ球になるのか、或いは簡単に弾かれてしまうのか。

若島津「……いいだろう」

板野の純粋な感情から出た誘いに、若島津は目をギラリと光らせながら頷き、
持ってきていたリュックからキーパーグローブを取り出すと、板野から一定の距離を取り振り返る。

若島津「ゴールも無い、整備もされていないが……。
    お前もストライカーならどこまでがゴールの範囲か、それくらいはわかっているだろう」
板野「(サッカーやり始めて4か月なんだけど……まあ、大体はわかるか!)ああ!」
若島津「来い……!」

仄かな街灯が照らす中で、若島津は静かに吼えるとグッと腰を低くしてセービングの構えを取る。
距離の感覚は、ペナルティエリアの外、シュートを狙うには十分過ぎる距離。
ただしフリーの状態から狙えるとあっては、シューターの方がやや有利と言える条件である。

板野「(大丈夫、俺は中西から点を奪えたんだ……)」

ダッ

自分を鼓舞するように言い聞かせながら、板野は軽く助走をつけてボールをけり込もうとした。

470 :森末(仮):2013/09/27(金) 00:41:03 ID:???
先着2名様で、

★板野→シュート 48 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★若島津 パンチング 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のシュートが壁に大きな音を立てて反射した!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→若島津の拳がボールを大きく弾き飛ばした!

【補足・補正・備考】
若島津:ダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」

471 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:43:56 ID:???
★板野→シュート 48 ( ハート7 )( 4 + 2 )+(フリー補正+2)=★

472 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:44:02 ID:???
★板野→シュート 48 ( ハートK )( 2 + 4 )+(フリー補正+2)=★

473 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:46:18 ID:???
★若島津 パンチング 53 ( ハート3 )( 1 + 6 )=★

474 :森末(仮):2013/09/27(金) 01:32:32 ID:???
>★板野→シュート 48 ( ハート7 )( 4 + 2 )+(フリー補正+2)=56★
>★若島津 パンチング 53 ( ハート3 )( 1 + 6 )=60★
>≦−2→若島津の拳がボールを大きく弾き飛ばした!
========================================================================
板野「いけぇぇぇええええええっ!!」

バコォォオオオンッ!!

大会を棄権しなければならない事からの負の感情、そして若島津から認められたという正の感情。
どちらも綯交ぜにし、その感情全てをボールにぶつけたかのようなシュートは、
板野の小さな体躯からは放たれたとは到底思えない程の鈍い音を立てて若島津を襲った。

完璧なインパクトとは言えない、だが、決して蹴りそこないでもない。
自分の本来の調子に一番近いと言えるそのシュートは若島津の右手へと向かい、
しかし当然のように若島津はこれに反応をして素早く飛びつく。

若島津「(なるほど、確かに大した威力だ……! だが……)せやぁっ!!」

バチィィイッ!!

そして、若島津はこのボールを楽々弾き返して見せた。

板野「ああ……」
若島津「(脚力に頼りすぎたシュートだ……。
     軌道は読みやすく、そしてダイレクトの時のように体重を乗せる事も出来ていない)」

板野のシュートは、もはや全国レベルである事は間違いない。
並のキーパーではその威力を前に触れる事すら難しいものだったが、それは若島津には通用をしなかった。
というのも、板野のシュートそのものには何ら特別なものでなく、"ただ"威力が常人のそれではなかったからである。
カーブをかけている訳でもなく、松山の北国シュートのように地面を這う独特の軌道を描く訳でもない。
それならば純粋に実力が足りない並のキーパーならいざ知らず、全国屈指である若島津が力負けをする筈がなかったのだ。

475 :森末(仮):2013/09/27(金) 01:33:33 ID:???
板野「くそっ……!(あんなに簡単に弾かれるなんて……)」
若島津「(だが……もしも来年、松山の北国シュートのようなシュートを開発してくれば……)」

この結果を受けて、板野は悔しさを隠そうともせず歯噛みをするが、
一方で若島津はそんな板野の様子を見ながら一層闘争心を燃やす。
確かに勝負は若島津が勝った、板野の現在の力では、若島津には及ばないと言える。
だが、板野の"ただ"威力が強いだけのシュートに、若島津がパンチングで行かざるを得ない程の驚異を覚えたというのも事実。

それほどまでに板野の脚力は群を抜いており、このまま更に脚力を鍛え続ければ……。
或いは、松山の北国シュートのような特別なシュートを開発してくれば、結果は違ったかもしれない。

若島津「……勝負は俺の勝ち、だな」
板野「うぅ……」
若島津「そろそろ消灯の時間だから、俺は帰る。 じゃあな」
板野「あ……うん。 色々と、ありがとう」
若島津「(……やはり試合で戦ってみたかったな。 まあ、来年がある。
     ふらのならば……南葛と当たりさえしなければ、勝ちあがってくるだろう)」

その後、未だに悔しがる板野に声をかけると、若島津は立ち去った。
口数は少なく、こうして別れてみれば交わした会話はどこか途切れ途切れなものばかり。
だが、終わってみれば……板野は先ほどまでの憂鬱な気分が変化し始めていた事に気づいた。

板野「(やっぱり駄目だ、今のままじゃ若島津に通用しない……。
    得意のボレーシュートじゃなかったってのも言い訳にはならない、フリーの状況で打てたんだから。
    何か考えないと……!)」

FWというポジションを選び、ふらのという中学を選んだ事で、
恐らく最大のライバルとして立ちふさがるであろう東邦学園の若島津健。

彼の実力の高さ、そして今の自分との力量の違いを見せつけられ、
落ち込んでいた気分は吹き飛び必ず彼を越えなければ、という強い敵対心が沸き溢れたのである。

476 :森末(仮):2013/09/27(金) 01:34:39 ID:???
明くる日、板野は監督からの連絡を受けてマネージャー2人を連れて病院へと向かった。
そこには搬送されたふらのメンバーたちが顔を連ねており、板野は彼らの具合を気遣うも、
松山は検査の結果やはり骨に異常は無かったとして大事には至っていなかったらしく、
他の者達も昨日に比べればだいぶ容態が安定してきたらしい。
ただ、やはり試合に出場できる程には回復できていないようで、ふらのは苦渋の決断として2回戦を棄権せざるを得なかった。

小田「すまない、キャプテン。 俺達の不注意で……。
  (流石にこういう形で北海道に帰る、ってのはなぁ……腹壊してまでサッカーやりたくないって訳じゃないし。
   あ、ところで俺"達"って言ってるし、俺の責任にならないよな!? な!?)」
本田「くそっ、誰なんだ下剤入りのジュースなんてもんを用意しやがったのは!
  (それにキャプテンが怪我してる以上、喜べる訳がねーや)」
松山「悔しいのは皆も同じだろ? 気にするな……俺達には、来年があるさ」

ふらの中学の松山、板野以外のメンバーはサッカーに対して熱意に欠けてはいたものの、
だからといってこのような不幸な事態で試合をしなくて済む、という事を好意的に受け止めていなかった。
実際彼らは昨日地獄のような苦しみを味わったのだし、松山も大事には至らなかったとはいえ怪我をしている。
この状況で試合をしなくて済む事を喜ぶ程には、サッカーをする事が嫌いな訳でもない。

監督「松山の負傷、それに皆の体調の事もある。 早めに家に帰って、地元で療養した方がいいだろう。
   大会の結果を見たいかもしれないが……今日の昼にはここを離れるぞ。
   宿に一旦帰って、荷物を纏めておけ」
ふらのメンバー「「「はい!!!」」」

こうして、板野住明の最初の全国大会は終わった。
2回戦棄権という不本意な結果ではあったが、
CFWとして、2人の全国クラスのキーパーと戦えた経験は、必ず来年のふらの優勝の糧になるだろう。

477 :森末(仮):2013/09/27(金) 01:35:51 ID:???
『2年目 9月 日常パート』

森末「おかえり、板野。 ふらの中学の様子は見てたよ……残念だったね」
板野「……仕方ないよ。 でも、誰が下剤ジュースなんか用意したんだろう? 森末にはわからないの?」
森末「ごめんよ、わからないや。 それに、わかっても僕はそれを教える事が出来ない。
   これはゲーム。 アドバイスは出来るけど、正解を見つけるのは君なんだ」
板野「(ゲーム……そっか。 忘れがちだけど、俺、今はただ、『キャプテン森崎の外伝』のゲームをしてるだけなんだよな)」

北海道へと帰ってきた板野は、自宅でゆっくりと体を休めていた。
部活動は現在部員の殆どがサッカーを出来ない状態の為に休止中だが、
来週には松山、そして他のメンバーも回復が出来そうである。

そういう訳で板野は自宅で森末と久しぶりの会話をしていたのだが……。
全国大会に出場してキャプ森のキャラと多数会ったせいか、森末としばらく会っていなかったせいなのか、
自分は本来この世界には存在せず、ただ『ゲーム』をプレイしているだけのプレイヤーである事を忘れてしまっていた事に気づく。

森末「……まあ、ともかく、気を取り直して日常パートに行こう。 気持ちを切り替えなきゃ」
板野「う、うん……」
森末「それじゃあ、今月はどうする?」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

478 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 01:43:10 ID:C8dn+04g
B

479 :森末(仮):2013/09/27(金) 01:44:55 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合いありがとうございました。

480 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 01:50:45 ID:s4MVuE/Y
A

481 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 05:58:20 ID:Arm96cPE
B

482 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 17:07:37 ID:???
若島津のパンチが53か
素のシュートじゃ抜けそうにないな

483 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 17:20:50 ID:???
3年の大会までに必殺技(できれば低補正+5以上もしくは低浮き球)を覚えられるかが勝負だな。
能力値は56が限度だから、おそらく若島津のパンチはあっても59だろう。


484 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 17:46:20 ID:???
若島津も正拳覚えるだろうし、必殺技ないと厳しいな

そういえば、ここの若島津はメカ島津ではないのかな?
だとしたら、波状攻撃されたらすぐに交代する羽目になりそうだが…

485 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 18:18:13 ID:???
ヒューガーが出来てないからノーマル島津だろうな。

ところでふと思い出したが、
森崎が登場してなければバヤシさんが喧嘩バヤシにならなくてセーブ力100のままじゃないか…

486 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 19:08:45 ID:???
>>485
その代わり、スキル・交通事故体質持ちで
原作同様1・2試合しか出られなかったりして

487 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 20:20:16 ID:???
ケガ率が他選手の2倍くらいに設定されてたりしてw

488 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 20:51:10 ID:???
あれは・・・スペランカー!?

489 :森末(仮):2013/09/27(金) 23:01:17 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
===================================================================
板野「そうだなぁ……じゃあ、今月は誰かに会いに行く事にするよ」
森末「了解。 それじゃ、次は誰に会いに行くか選ぼうか」

A.松山
B.山室
C.小田
D.藤沢
E.町田(メガネ)
F.矢車
G.監督
H.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

>若島津と若林について
このスレの若島津は何度か文章の中で出たようにサイボーグ化はしておりません。
また、若林は小学生時代は最後の明和戦の頃まで日本にはいたようです。
西ドイツに行ってからどうなったかは不明ですが……。

490 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:01:42 ID:J2fq5yoY
E

491 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:06:37 ID:8cKizFqs
D

492 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:08:17 ID:pPd727NU
B

493 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:20:01 ID:9wMmFcOM


494 :森末(仮):2013/09/27(金) 23:34:03 ID:???
>B.山室
================================================
板野「じゃあ今月も山室に会いに行ってみようかな?」
森末「全国大会では、彼も結局スタメンには返り咲く事が出来なかったみたいだね」
板野「うん、ちょっと様子を見てきたいんだ」
森末「わかったよ。 以前に会いに行ったんだから、家は教えなくていいよね?」
板野「うん、大丈夫」

こうして今月の日常パートは山室と会う事に決めた板野。
早速翌日、前回は山室が寝ていた中で起こしてしまったという反省もあったのか、
午後を過ぎた辺りで板野は山室の家を訪ねるのだが……。

板野「ええ!? いないんですか!?」
山室母「そうなのよ……ついさっきまでは家にいたんだけどねぇ」

生憎と板野が来る直前に山室は出かけてしまったらしく、空振り。
とはいえ別に今日会う約束をしていた訳でもなかった為にそれも仕方ないかと思い、
板野は大人しく山室宅を後にし、折角外に出たのだからと散歩をしてから帰る事にする。

板野「まぁたまにはこんな事も……あれ?」
山室「…………」

そして、ふと普段は余り通らない道を歩いていた際、板野の視界に飛び込んできたのは山室であった。
既に日も落ちかけようというこの時間、彼はこそこそとどこか隠れるようにして小さな公園へと入っていく。

A.「おーい、山室!」 山室に声をかけてみる
B.「(公園に何か用事でもあるのかな?)」 声をかけずにこっそりついていく
C.「(何か用事でもあるのかな? なら邪魔しちゃ悪いや)」 見た事を忘れて家に帰る
D.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

495 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:40:12 ID:8cKizFqs
A

496 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:45:34 ID:abnuVJGs
A

497 :森崎名無しさん:2013/09/27(金) 23:46:21 ID:jIe6z2Bk
B

498 :森末(仮):2013/09/28(土) 00:12:57 ID:???
>A.「おーい、山室!」 山室に声をかけてみる
======================================================
山室「うげっ!?(やべぇ、見つかった……って、板野か。 ならまぁ……小田達に見つかったよりはマシか?)」
板野「?(なんだか凄く驚いてるな……どうしたんだろ?)」

板野が声をかけた瞬間、山室は目に見えて驚き、瞬時に顔をこちらに向ける。
見られてはいけないものを見られてしまった、と言わんばかりの表情を浮かべていた山室だったが、
声をかけたのが板野だとわかった途端、どこかホッと安堵の溜息を吐き。
一方で板野は山室の反応を見て訝しがるものの、一体こんな所で何をしているのかと聞く。

板野「こんな公園に何か用だったの? ……あれ? サッカーボール?」
山室「(……こりゃ隠し通せねぇよなぁ。 しゃあねぇ、板野は他の連中と違うし話しておいても大丈夫だろ。
    口止めしておけば、言いふらしたりもしないだろうし……)」

板野が近づいてみて初めてわかったが、山室の右手にはサッカーボールが抱えられている。
このような状況で隠し通せるとは思わなかったのか、
山室はここ最近、あのレギュラーを外された試合の後からちょくちょくと秘密でトレーニングをしている事を板野に明かした。
無論、この事実が明るみになれば小田達から松山らと同列扱いを受けそうになると考え、
板野には「皆には恥ずかしいから黙っていてくれ」と口止めをする。

ただ、山室にとっては残念な事に、本編でのふらのの面々を知る板野は、
ここまで言われてある程度山室が何を考えているかの予想はついていた。

板野「(スタメン落ちするのも嫌だけど、小田達から一歩抜き出るみたいな形になるのも嫌って事か。
    まぁ、こうやって口止めされてそれでもこの事を小田達に言っちゃったら……。
    山室から変な恨みを買いそうだし、言わない方がいいだろうなぁ)あ、でも、体調はもういいの山室?」
山室「まあ、軽く動くくらいなら大丈夫だ。 医者からも言われたからな」
板野「そうなんだ。 ……ねぇ山室、練習するなら俺も付き合おうか?」
山室「えっ? いいのか?」
板野「うん、俺も最近サッカー出来てなくて不満だったしね」

499 :森末(仮):2013/09/28(土) 00:14:13 ID:???
事実、北海道に帰ってきてから板野はボール一つ蹴ってはいなかった。
部活が休みになってしまっていたせいでもあるが、元気は有り余っており、
山室を相手にボールを追いかけまわすのも悪くはないだろうと考えたのである。
山室としても、ささっと成果を出したいのは山々であり、誰か練習相手がいれば効率もよくなるというもの。
快く板野の提案を了承し、早速練習をしようという事になる。

板野「でも折角練習するんなら、こんな小さな公園よりサッカーコートがある場所の方がいいんじゃない?」
山室「うっ……まぁ、そうなんだが……」
板野「(やっぱり小田達に見つかる事を心配してるのかな?)」

A.「大丈夫、俺の家の近くにサッカーコートあるんだけど、人気のない所だから見つかりにくいと思うよ」
B.「……まぁ、この公園でもいいか。 病み上がりだし、軽く流す程度の練習をしようよ」
C.「見つかったら見つかった時さ! 学校で練習しよう!」
D.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

500 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 00:15:31 ID:JXIy8QRA
A

501 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 00:16:31 ID:uLl73rME
A

502 :森末(仮):2013/09/28(土) 00:31:12 ID:???
>A.「大丈夫、俺の家の近くにサッカーコートあるんだけど、人気のない所だから見つかりにくいと思うよ」
=================================================================================================
山室「そ、そうか? ……そういえば板野の家ってどこだっけ?」
板野「えっとね」

どうせ練習をするのならば、やはり設備の整っていない公園よりもサッカーコートの方がいい。
幸いにして板野の住む家の近くにはサッカーコートがあり、
しかもあまり人が通らない場所にひっそりと置かれてある。
詳しく山室に場所を説明すると、山室は少しだけ考え込むようなしぐさをしてからOKサインを出した。

山室「(そこら辺なら、誰も近くに家がねぇから通りかかる事もないだろ)いいぜ、そこに行こう板野。 あっ……」
板野「ん? どうかした?」
山室「ああ、いや、なんでもない。
  (サッカーコートに行ったらアーニャに会えねぇか……まぁいいや、別に会う約束してるとかいう訳でもないんだし)」

一瞬、山室はここ最近練習をするたびに時々会う日本人とロシア人のハーフの少女の事を思い出すが、
しかし、別に彼女と自分とは毎夜会う約束をしていた訳ではない、と考えすぐに振り払う。
そもそも練習で成果が出せれば、もうこのような秘密トレーニングをする必要もない。
いずれは彼女とも会わなくなるのだから、それが早くなるか遅くなるかの違いだけである。

その後、無事板野の家の近くにあるサッカーコートにやってきた2人。
まずは軽く準備運動をした後、どのような練習をしようかと話し合う。

山室「お前がウチのCFWになるのは殆ど確定したようなもんだからな。
   俺がスタメンになるとすれば、両サイドのWGだ。 合せる相手のお前の意見が聞きたい。
   どういうタイプになれば試合で起用されると思う?」
板野「そうだなぁ……」

503 :森末(仮):2013/09/28(土) 00:32:44 ID:???
A.「ドリブルでサイド奥深くまで切り込めるタイプかな」
B.「サイドから正確に俺や松山にセンタリングを出せるといいんじゃないかな」
C.「得点力があれば重用されると思うよ」
D.「前線で守備が出来れば素早く反撃に移れる。タックルを鍛えたらどうかな」
E.「いっそDFにコンバートしてみたらどうだろう? パスカット得意な奴いないし、カット力鍛えたら?」
F.「いっそDFにコンバートしてみたらどうだろう? 加藤も若島津や中西クラスじゃないし、ブロックを鍛えよう」
G.「ボール際に強ければ攻守ともに活躍できる。 競り合い強さを身に着けよう」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

504 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 00:37:31 ID:++/vDjsg


505 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 00:38:59 ID:xUB/TY/o
A ドリブラーは欲しいかな、元々そんなタイプだし。

506 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 00:40:24 ID:RRW3YsE6
A

507 :森末(仮):2013/09/28(土) 00:48:27 ID:???
>A.「ドリブルでサイド奥深くまで切り込めるタイプかな」
=================================================================
山室「ドリブルか……」

ふらの中学のストロングポイントは息の合ったパスワークであり、その一員である山室もパスセンスは中々のものである。
だが、如何にパスワークが優れていようと、どこかで守備側に捕まってしまうのがあるのがサッカー。
素早いパス回しで攻撃をするにしても、まさかプロサッカーのような流れるような展開が中学生に出来る筈もなく、
必ず隙というものは出来てしまう。それがふらの中学の弱点と言えた。

板野「でもキープが出来ればその弱点は解消されるし、
   何よりドリブルでの突破でチャンスを作れる場面も増えると思うんだ」
山室「キープ力ならウチにゃキャプテンがいるけど……キャプテンは中央だしな」
板野「うん、サイドから攻撃を組み立てる事が出来れば攻撃パターンは増える!
   そうすれば山室も起用されるようになると思うよ」
山室「よし……んじゃやってみるか!」

板野のこの提案には山室も納得をし、早速ドリブルの練習を開始するのだった。

先着1名様で、

★頑張れ山室くん→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→スキル・ドリブル+3、ドリブル技「頭脳的なドリブル」取得!
J〜K→スキル・ドリブル+2、ドリブル技「やや頭脳的なドリブル」取得!
A〜10→スキル・ドリブル+2取得!

508 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 00:50:39 ID:???
★頑張れ山室くん→ ダイヤA

509 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 01:05:42 ID:???
マーク分岐じゃなくて残念!

510 :森末(仮):2013/09/28(土) 01:14:03 ID:???
>★頑張れ山室くん→ ダイヤA =スキル・ドリブル+2取得!★
====================================================================
ここまでまるで成果を上げれていなかった山室だったが、
それでもスタメンを外されてからの日数、影で少しずつだが力をつけていたのは間違いない。
これだけ大きなコートで練習が出来、しかも板野が付き合ってくれたおかげもあってか、みるみる内にキープ力は上昇していく。

山室「よっ、ほっ……」
板野「むぐぐ……(まずい、普通に俺でも奪い取るのが困難なレベルだ……)」

そのキープ力はふらの中学でもほぼ別格と言える程の実力を備えた板野でも容易に奪えない程。
無論、ここまで板野が守備の練習を殆どしてこなかった事も原因の1つなのだろうが、
少なくとも山室が成長を遂げたという事は揺るぎない事実なのだった。

山室「ふぅ……あー、そろそろ終わりにするか。 もうこんな時間だ」
板野「そうだね、もうすっかり夜だ」

そして、すっかり日も暮れてボールを追うのも難しくなってきた頃に板野達は練習を切り上げる事にした。
山室がまだ病み上がりである事もあったし、
成果はもう十二分に出たのだからこれ以上無理をする事も無い。

山室「今日は手伝ってくれてありがとうな、板野」
板野「どういたしまして」
山室「(ふー……これでなんとかスタメンにはなれるだろ)」

タオルで汗を拭きながら、安堵の溜息を吐きつつ心の中でそうつぶやく山室。
実際、今日の練習で山室は他のふらのメンバーには無い、そこそこの突破力という武器を手に入れた。
エース級と言うには程遠いが、それでも他のメンバーに比べれば少しだけ優れた突破力。
だが、少しだけ優れてさえいれば……それ以外はほぼ横並びなメンバー達。自分が起用される事はまず間違いないだろう。

山室「(これで影でこそこそ練習する日々ともおさらばだ。 明日の夜からはやっと家でのんびり出来るや)」

※山室のやる気が減退しました。

511 :森末(仮):2013/09/28(土) 01:15:04 ID:???
『2年目 9月 練習パート』

森末「やあ、日常パートお疲れ様。どうだった?」
板野「うん、山室と練習してきたよ。 あれなら山室がスタメンに戻るのも殆ど確定じゃないかな」
森末「そうか、そいつはよかったね。 それじゃあ次は練習パートだよ、今月はどうする?」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※今回から基礎・技を選ぶ場面から上がりやすい能力を表示するようにしました。

>>509 ドリブル+2でも十分過ぎる程の結果なのです。

512 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 01:18:59 ID:QwSwjp8I
タックル

513 :森末(仮):2013/09/28(土) 01:24:10 ID:???
>>512 まずはAの基礎能力を上げるか、Bの技を覚えるかの投票をお願いします。


本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合い下さりありがとうございました。それでは。

514 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 01:27:38 ID:gMOLGrLQ
A



515 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 01:31:35 ID:ewOXY+t6
B

516 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 01:38:37 ID:YgoMWpmQ
B

517 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 07:17:17 ID:???
板野くんってロマンスブレーカーじゃね?とちょっと思った

518 :がんばりセービング!:がんばりセービング!
がんばりセービング!

519 :がんばりセービング!:がんばりセービング!
がんばりセービング!

520 :森末(仮):2013/09/28(土) 10:59:35 ID:???
>>518-519
削除依頼を出して下さったようですね。どうかお気になさらず。

521 :森末(仮):2013/09/28(土) 23:13:02 ID:???
>B.技を覚える
======================================================
板野「……ここらへんで技を覚えたいなぁ」
森末「ふむ。 全国大会に出て、強敵に揉まれて限界を感じたかな?」
板野「もうシュートは上がりにくいみたいだけど、若島津には簡単にシュートを弾かれたしね。
   それに他の能力だっていつかは上がりにくくなるんだから、技はどこかで覚えなきゃいけないよ」
森末「わかったよ。 それじゃあ、一つアドバイス。
   今から技の開発に入るけど、技はこの練習パートだけじゃなくて『イベントでも覚える』事が出来る」
板野「えっ、そうなの?」
森末「うん。 ただ、そのイベントで覚えられる技はシークレットだよ。
   でもその事はある程度念頭に入れておいて、この練習に励んでくれたらと思うな。

   あと、この技取得の練習は2D6で10以上の成果を残せば結果を出せる事になってる。
   端数として出た数値は経験値として、次に繰り越せるよ」
板野「つまり……12を出した場合は一発で技を覚えて、次に同じ系統の練習する時に8を出せばまた技を覚えられるって事?」
森末「そういう事。 ただ、中学生編で覚える事が出来る技には限度がある。
   その点も注意しておいてね。 それじゃあ、何を覚えるか選択しておくれよ」

A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数4)」を覚える
B.「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
B.「豪快なシュート(仮)(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
C.「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
D.「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
E.「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
F.「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
G.「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

522 :森末(仮):2013/09/28(土) 23:15:55 ID:???
失礼しました、Aの強引なドリブルの吹っ飛び係数は2でした。

523 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 23:17:21 ID:mi+51yOw


524 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 23:18:30 ID:JXIy8QRA
Bが二つありますよー。

B.豪快なシュート(仮)で。

525 :森末(仮):2013/09/28(土) 23:22:32 ID:???
>>524 失礼しました、ミスが多くてすみません。

A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数4)」を覚える
B.「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
C.「豪快なシュート(仮)(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
D.「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
E.「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
F.「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
G.「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
H.「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

と改めて変更させていただきます。
現在は>>524さんがどの技かまで言っていただけたのでC1票。
>>523さんは申し訳ないですがどちらのBかわからないので無効票とさせていただきます。

526 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 23:23:51 ID:xUB/TY/o
C

527 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 23:30:07 ID:WiImv+92


528 :森末(仮):2013/09/28(土) 23:56:16 ID:???
>C.「豪快なシュート(仮)(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
=========================================================================================
板野「やっぱりシュート技……かなぁ」

他の技も魅力的ではあったが、やはり先の全国大会で中西、そして若島津と戦い、
まだ自身のシュート力が彼らに完全に通用をするとは思えなかった板野。
ここは必殺シュートを開発する事が1番だろうと考える。

森末「よしよし、それじゃあ頑張ってらっしゃい。
   明日から部活動は再開だったよね?」
板野「うん」

そして次の日、松山達の怪我、体調不良がようやく治り、部活が再開されるようになった日。
板野は早速必殺シュートの開発に勤しむようになったのだった。

先着1名様で、

★板野の必殺シュート特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

10以上→豪快なシュート(仮)取得!

※端数が出た場合、シュート経験値として蓄積されます。

529 :森崎名無しさん:2013/09/28(土) 23:56:38 ID:???
★板野の必殺シュート特訓→( 5 + 2 )=★

530 :森末(仮):2013/09/29(日) 00:24:43 ID:???
>★板野の必殺シュート特訓→( 5 + 2 )=シュート経験+7★
==============================================================================
板野「(そもそも必殺シュートと普通のシュートの違い自体がわからないんだけど……。
    ガッツを多く消費するっていう事は、凄く疲れるって事だよな。
    なら、とにかくパワーを込めてシュートすればいいのか……? よーし!)」

北国シュートのように、独特の軌道を描くシュートならばいざ知らず、
ただ強烈にボールを撃つだけのシュートと普通のシュートの違いがいまいちわからない板野。
しかし、メタ的な知識をふんだんに生かし、いつもよりも疲れやすいように、大きくスタミナ……ガッツを消費するように、
強く足を振りかぶり思い切りボールに叩きつけるようにシュートを放つ。

バコォォォオオオン! ビューン!!

加藤「……おーい、板野。 また枠外だぞ?」
板野「ご、ごめん!」

だが、強くボールにインパクトを伝えようとすると、それだけコントロールが乱れてしまう。
結果的に板野のシュートは4割近くのものが枠外に外れてしまうものとなってしまい、
現時点ではまだまだ試合では使えそうにもない。

板野「(そうか、思い切り蹴りぬくだけと思ってたけど……力を込めようとすればするほど、
    ボールのコントロールは上手くいかないんだなぁ。
    これを上手く出来るようにするのが、必殺シュート開発の第一歩か)」

思えば原作の翼も、ドライブシュートを開発した時は宇宙開発を連発していた筈である。
それほどまでに必殺シュートの開発は難しいのだ、と板野はどこか納得をしつつ、
こうして今月の練習は終わったのだった。

531 :森末(仮):2013/09/29(日) 00:25:43 ID:???
『2年目 10月 日常パート』

板野「うーん……必殺シュート開発って難しいなぁ」
森末「簡単に出来ないからこそ、必殺技なんだよ。 まあ地道に努力を重ねるしかないさ」
板野「あ、そういえば結局全国大会の結果ってどうなったの? ふらのは途中で棄権になったけど、優勝校は?」
森末「今年も南葛が勝ったよ。 やっぱり東邦は中盤の要となる選手がいなかったからね。
   反町が中々シュートチャンスまで持って行けなかったのが敗因かな。
   これで南葛はV2を達成、来年は原作、本編と同じようにV3なるか? って感じだね」
板野「来年こそは俺達が優勝だよ!」
森末「うんうん、その意気だ。 それじゃ、今月の日常パートはどうする?」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

532 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 00:36:03 ID:nl6ZCKlY
A

533 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 00:36:41 ID:+VcwEvSQ
A

534 :森末(仮):2013/09/29(日) 00:48:19 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
================================================================
板野「そうだなぁ……今月はぶらついてみるよ」
森末「オッケー、それじゃあ行ってらっしゃい」

特に誰かと会う気もなかった板野は、適当に日常パートを過ごす事に決めた。
明くる日、登校をするといつものように授業を受け、いつものように松山達と昼食を取り、
その後、昼食を終えた板野は散歩がてら校内をぶらつく。
そして……。

先着1名様で、

★板野のお散歩→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA〜2→藤沢「松山くんを傷つけてしまった……こんな私に生きてる価値は……」 チャキッ
ダイヤ・ハート→???「財布返して下さい、オナシャス!」 おや?廊下の隅の方から声が聞こえてきたぞ。
スペード→???「マジですか、フハハ!」 1年生の教室から変な声が聞こえてきた……。
クラブ→矢車「兄弟、金を貸してくれぇ……」 A☆NI☆KI

535 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 00:51:13 ID:???
★板野のお散歩→ ハート4

536 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 00:52:39 ID:???
なんだこれは、たまげたなぁ

537 :森末(仮):2013/09/29(日) 01:09:23 ID:???
>★板野のお散歩→ ハート4 ★
>???「財布返して下さい、オナシャス!」 おや?廊下の隅の方から声が聞こえてきたぞ。
=====================================================================================
板野「(ん? なんだこの声は……?)」

ふと廊下を歩いている板野の耳に飛び込んできたのは、微かに震えるような男の声。
普段ならば気にも留めないが、その言葉を聞く限りではあまり仲の良さそうな雰囲気という訳ではないらしく、
一体何事かと板野は相変わらずの野次馬根性で声のした方向へと歩いていく。

板野「(あれは……)」
不良1「おうコラ、お前何してくれとるんじゃ。 お前が廊下でぶつかったせいで俺の舎弟が肩壊しとるやないかい」
不良2「にぃに、痛いよぅ」
板野「(確か、3年生の不良だったな)」

どんなクラスにも必ず一人や二人はいる、あまり柄のよくない生徒。
その中でも特に物騒である3年生の不良二人組の事は、転校生である板野もよく知っていた。
穏便に学生生活を送ろうとするならば当然の事であり、板野は彼らになるべく関わらないようにしてここまで生活をしてきたが、
どうやらその二人組に絡まれている男子生徒は自らの不注意で不運にも彼らに目をつけられてしまったようである。

男子生徒「センセンシャル! 許してください! なんでもしますから!」
不良1「ん? 今何でもする言うたな? ならこの財布は治療費としてもらうで」
男子生徒「そんな……! 勘弁してください、今月の小遣い貰ったばっかりなんです! オナシャス!」

どうやら不良たちは肩がぶつかって痛みを訴える仲間の治療費と称してカツアゲをしているらしく、
板野はその古典的な手法に思わずあきれ返ってしまうが、当事者である男子生徒にとっては死活問題。
ここで財布を取られては今ある金は勿論の事、一度与えてしまっては味をよくして不良たちに何度もたかられてしまう事だろう。

板野「(なんとかしてあげたいけど……どうしよう?)」

538 :森末(仮):2013/09/29(日) 01:10:26 ID:???
A.「おい弱いもの苛めはやめろ! 廊下でぶつかったくらいで肩が壊れるもんか!」 飛び出て男子生徒に味方する
B.「先生、こっちです! あの子がカツアゲされてます!」 先生を呼ぶ演技をする
C.「(よし、ここは開発中の豪快なシュート(仮)で!)」 必殺シュートを不良1に目がけて打ってみる
D.「(いやいや、気の毒だけど見捨てておこう……怪我したら元も子もない)」 教室に戻る
E.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>536 ダイヤ・ハート・スペードは北の大地でしたので特別出演の予定でした。

539 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 01:12:00 ID:ruK950Tc
c

540 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 01:14:57 ID:vG9eB3bw
あれは・・・鯉のあらいに、鯉のアニキ?
どうしてこんなところに・・・

A

541 :森末(仮):2013/09/29(日) 01:15:15 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合い頂きありがとうございました。それでは。

542 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 01:38:00 ID:6orV6h4Q
A
実は鋼のフィジカルを誇るなんてことがないわけでもない?
または不良2が虚弱体質

543 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 01:38:15 ID:FcLoPK0k
A

544 :森末(仮):2013/09/29(日) 23:22:04 ID:???
>A.「おい弱いもの苛めはやめろ! 廊下でぶつかったくらいで肩が壊れるもんか!」 飛び出て男子生徒に味方する
=====================================================================================================
男子生徒「ファッ!?」
不良1「な、なんや!?」

やはり目の前で行われている暴虐を見過ごしては置けないと、板野は男子生徒を助ける為に飛び出した。
一方で突然現れた板野に驚いたのは、不良たち、そして男子生徒である。
男子生徒は突如現れた第三者に、助けてくれる事を期待するまなざしを送り。
しかし不良たちは現れた第三者が外見上はあまり強そうにも見えず、ホッと安堵する。

不良1「……ふん、なんやおもたらただのチビやないか。 なんやお前、俺らのやる事にケチつける気か!
    俺の舎弟はこいつにぶつかられて肩壊したんやぞ!」
不良2「にぃににぃに、痛いよ」
板野「(肩を壊しそうなのは1の方な気がするけど……くそっ、舐められてるな!)
   さっきも言っただろ! 肩がぶつかったくらいで怪我する訳がない!
   大体、そんなに痛いっていうんならすぐに保健室なりなんなり行けよ!」

そして、不良たちは高圧的に板野を追い払おうとするのだが、
その程度ですごすごと帰るのならば板野とて最初から男子生徒を助けようとはしていない。
本当に肩が痛いのならカツアゲをする前に保健室にでも行けと正論を吐くと、
不良1は眉を吊り上げながらドスの聞いた声で板野に凄みを効かせる。

545 :森末(仮):2013/09/29(日) 23:23:28 ID:???
不良1「おう……かっこええヒーローごっこがしたいんかもしれんけどな、俺の機嫌がええ内に逃げた方がええぞ。
    さっきから言うとるやろ、俺は"舎弟が肩痛い言うてるから、治療費を貰おうとしてる"だけや。
    なんもおかしな事なんて無い、よくある日常風景や。 なぁ?」
不良2「にぃににぃに」
板野「(うぅ……こ、怖い、でも……)どこが日常風景だ! 思いっきり、漫画とかで出てくるカツアゲ現場の王道じゃないか!」
不良1「……最後通告はしたで? 変な言いがかりをつけてくるガキにゃ、痛い目見て貰おか!」

その不良1の迫力に一瞬怯みはしたものの、それでも板野は信念を貫き通し、不良1に言いかえした。
すると、不良1の顔から笑みは消え失せ、手をポキポキと鳴らしながら階段を下りてくる。

不良1「ドタマかちわったらぁコラァ!!」
板野「(ひぇっ……)」

先着1名様で、

★ケンカはしちゃいけません→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→板野の喧嘩殺法が火を噴いた! スキル・ケンカLv50取得!
ダイヤ・ハート→板野の放った蹴りが不良1の右肩に炸裂! そのまま不良1は吹っ飛んでしまった!
スペード・クラブ→矢車「おい、俺の兄弟を今殴ろうとしたな……?」 A☆NI☆KI
クラブA→???「ボケが、ぺちゃくちゃ喋る前に殴らんかい。タフィーもそういうとったわ」 謎の男に背後から殴られた!

546 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 23:23:53 ID:???
★ケンカはしちゃいけません→ クラブ4

547 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 23:23:55 ID:???
★ケンカはしちゃいけません→ ダイヤ3

548 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 23:29:27 ID:???
やっぱりモグラ殺しのお肩に、鯉のあらいじゃないか!

549 :森末(仮):2013/09/29(日) 23:48:14 ID:???
>★ケンカはしちゃいけません→ クラブ4 ★
>矢車「おい、俺の兄弟を今殴ろうとしたな……?」 A☆NI☆KI
===========================================================================
板野「えっ!? あ、あなたは……!」

この窮地に突然現れた人物、それは板野の隣の席の同級生である謎の男、矢車であった。
彼は先ほどの不良1以上にドスの効いた声を発して不良たちを威圧し、
その途端、不良たちは一気に竦みあがり振り上げていた拳をピタリと止める。

不良1「や、矢車の兄貴! こ、こいつ兄貴の舎弟やったんですか!?」
矢車「舎弟じゃない、兄弟だ……なぁ兄弟?」
板野「(な、なった覚えはないけど……ここは同意した方がいいのかな?)は、はい」
不良2「に、にぃに……」
不良1「(アカン)す、すんません兄貴! まさか兄貴の舎弟やったとは露知らず……」

どうやらこの矢車、ただの変人ではないようであり、
学校内でも相当の不良である不良1、2の兄貴分であるらしい(学年は1個下であるが)。
その矢車に一方的に兄弟扱いをされている板野を殴ろうとしてしまった事で、不良1の顔色は一気に青ざめ、
土下座をしそうな勢いで頭を垂れて許しを乞う。

矢車「どうやらお前には再教育が必要なようだな……」
不良1「ひぇっ……」
矢車「ついてこい……そしてお前も地獄に落ちろ……」
不良1「うわあああああああああああああ!!!」
不良2「に、にぃにー!!」

しかし、その程度で矢車の怒りは収まらなかったらしい。
ガタイのいい不良1の襟をつかむとあっさりと持ち上げ、
不良1が悲鳴を上げる中不敵な笑みを浮かべてそのままずるずると引きずりどこかへと連れ去ってしまう。
不良2もその不良1の後を追い……後に残されたのは板野と、男子生徒の2人だけだった。

550 :森末(仮):2013/09/29(日) 23:49:15 ID:???
板野「…………(な、なんだったんだろう)」
男子生徒「…………」
板野「あ、そ、そうだ! 君は大丈夫だった?」
男子生徒「大丈夫です。 助けてくれてアリシャス!」

正に台風一過とも言うべき展開に冷や汗をかく板野だったが、
そういえば脅されていた男子生徒は無事だったのだろうかと確認を取る。
どうやら男子生徒は財布も盗まれていなければ、怪我も特に無いらしく、頭を下げて板野に対して礼を言う。

男子生徒「今月お小遣い貰ったばかりで財布取られたら大変でした。 本当にアリシャした!」
板野「(俺は別に何も助けてはいないんだけど……まぁいいか。 えーっと、返事はどうしようかな)」

A.「ところで君は? 俺は板野、2年生のサッカー部員だよ」 自己紹介をしてみる
B.「いいよいいよ、気にしないで。 それじゃあね」 ヒーローは何も言わず、ただ去るのみ
C.「ところでさぁ……助けたんだから何かお礼とかないかな?」 礼を要求してみる
D.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

551 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 23:53:15 ID:A6OaJWgQ


552 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 23:54:06 ID:+VcwEvSQ
A

553 :森崎名無しさん:2013/09/29(日) 23:55:02 ID:???
ループシュート教えてくれそう

554 :森末(仮):2013/09/30(月) 00:06:54 ID:???
>A.「ところで君は? 俺は板野、2年生のサッカー部員だよ」 自己紹介をしてみる
===============================================================================
考えてみれば、助けはしたものの、板野はこの男子生徒の名前すら知らなかった。
袖刷り合うも多少の縁、むしろ助けた側と助けられた側なのだから、お互いの自己紹介くらいはしておこうと考える板野。
まずは自分から名乗り出ると、男子生徒も小さく頷いてから自己紹介を始める。

多田野「俺の名前は多田野数人、最近転校してきたばかりの2年生です」
板野「あっ、転校生だったんだ! だから同じ学年でも知らなかったんだね!」

この男子生徒――多田野数人は板野と同じく転校生であるらしく、
ふらの中学校へとやってきたのもつい最近の事だったのだという。
同じ転校生という事で板野は親近感を覚え、喜色ばんだ笑みを浮かべ、多田野もそれに対してニッコリと笑みを浮かべ合う。

板野「俺も転校生だったんだ、4月にふらのに来たばかりさ」
多田野「そうだったんですね、ところで板野くんはサッカー部って言ってたけど……。
    確か、ふらののサッカー部って強かったですよね?」
板野「うん、去年も今年も全国に行ったんだ! 優勝は出来なかったけどね……。
   あ、そういえば多田野くんは部活動とかしてるの?」
多田野「俺は……」

先着1名様で、

★多田野くんの部活動→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→多田野「空手部に入ってます! 部員が3人しかいませんけど……」
ダイヤ→多田野「入ってないですけど、引っ越す前はサッカー部にいました!」
ハート・スペード→多田野「帰宅部です。 スポーツに興味はあるけど、切欠がなくて……」
クラブ→多田野「野球部に入ってます! ポジションはピッチャーです!」

555 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 00:08:24 ID:???
★多田野くんの部活動→ クラブJ

556 :森末(仮):2013/09/30(月) 00:20:27 ID:???
>★多田野くんの部活動→ クラブJ ★
>多田野「野球部に入ってます! ポジションはピッチャーです!」
========================================================================
板野「へぇ、野球部か!」

種類は違うといえど、サッカーも野球も同じスポーツ。
スポーツマンである板野にとっては、先ほど同様に急に親近感が沸いた気持ちになる。

多田野「あまりふらのは野球部は強くないみたいですけどね。
    でも、俺が必ず道大会優勝……そして全国大会に出させてみせますよ。
    打者が2割打ててなくても、ピッチャーが打たれなければ野球は負けませんからね!」

話を聞くと、多田野は子供の頃から野球をやっていたらしく、その実力は全国レベル。
野球部でも転校したてでありながらチームの輪の中に完全に溶け込み、
エース級の実力を持っているのだという。

一瞬、板野はフリーならばサッカー部に誘ってみるのもいいかもと思っていたが、
他に打ち込むものがあるのならばそれは無理だろうと断念。
お互いに今後の健闘を祈りながら、それぞれの教室に戻ろうとするのだった。

板野「(でも、体格からしてやっぱり強そうなんだよなぁ……惜しいなぁ)」
多田野「それじゃあ、そろそろ5時間目始まりそうなんで……ここでセンセンシャル!」
板野「あ、うん、それじゃあ野球部頑張ってね!」

※野球部の多田野数人と出会いました。

557 :森末(仮):2013/09/30(月) 00:21:50 ID:???
『2年目 10月 練習パート』

※10月になったので全員の能力が+1されます。

板野「あれっ? さっきの日常パートで10月になってたのにこのタイミングで+1されるの?」
森末「ごめんね、うっかり忘れてたよ。 まあそれはさておいて、今月も練習パートの時間だよ。
   今月はどうするんだい?」
板野「そうだなぁ……」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:7

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

558 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 00:23:34 ID:jsaQTdg6
B

559 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 00:28:07 ID:YgzKPsu6


560 :森末(仮):2013/09/30(月) 00:31:58 ID:???
>B.技を覚える
=========================================================
板野「今月も技の開発をしてみるよ!」
森末「オッケーだよ。 それじゃあ、何を覚える?」

A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」を覚える
B.「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
C.「豪快なシュート(仮)(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
D.「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
E.「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
F.「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
G.「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
H.「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

561 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 00:33:15 ID:J/gActk6


562 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 00:35:01 ID:mC2+2+QA
C

563 :森末(仮):2013/09/30(月) 00:43:54 ID:???
>C.「豪快なシュート(仮)(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
========================================================================================
板野「あともう少しで覚えられそうだからね、今月も豪快なシュート(仮)を開発してみるよ!」
森末「わかった。 それじゃあ頑張ってらっしゃい」

先月、簡単だと思っていたただ思い切り強く蹴るだけ系統の必殺シュートが、
思っていた以上に難しい事だと理解をした板野。
中々コントロールが定まらなかった先月だが、今月もその開発に励めばきっとモノに出来る筈だと考え、
早速次の日の練習でキーパーの加藤を相手に試し始めるのだった。

加藤「よし、来い板野!(しばらく部活が休みだと思ったらすぐこれだからなぁ……。
   やっぱりずっと腹痛……いやいや、あれに比べりゃマシだ)」
板野「うん、いくぞ!」

先着1名様で、

★板野の必殺シュート特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

3以上→豪快なシュート(仮)取得!

※端数が出た場合、シュート経験値として蓄積されます。

564 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 00:46:26 ID:???
★板野の必殺シュート特訓→( 3 + 5 )=★

565 :森末(仮):2013/09/30(月) 01:02:23 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
板野くんが必殺シュートを覚えましたが、一応名前の候補は考えていますが、
やはり元ネタが無いキャラという事でいまいちどういう方向性にしたらいいか見当つきません。
よろしければ皆さんにも名前の提案をしていただければなと思います。

とりあえずこちらが考えてる名前案です。

・クリオネショット(小さいのにパワーがある(肉食)ので)
・エゾリスシュート(同じく小さいので)
・大雪山シュート(つよそうなので)
・バーンショット(北海道系を除外して普通なのを。板野の板を音読みでバーン)

それでは。

566 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 01:11:13 ID:???
歌にもあったイナズマシュートとかどうですか?
動物ネタであればドルフィンシュート、パスでもタックルでも応用できます。
凡庸系(ドライブ・バナナシュート)でもいいと思います。
ゲーム版4ではトルネードがオリジナル技なので、それから持ってくるものでしょうか。

567 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 01:20:48 ID:???
某スレにもあったかもだけど、グランインパクトとか良いと思うなあ。
地を這う強力なシュートみたいな感じで、小さめの板野君にぴったり

568 :566:2013/09/30(月) 01:27:03 ID:???
失礼、ミスがありました。
ゲーム版4ではトルネードがオリジナル技なので、それから持ってくるものどうでしょうか。でした。
別に思いついたのですが、ツバメを意味するハイランドシュートはどうでしょうか。
鳥類の技名が多いので、動物ネタだったらこっちの方が自然かもしれません。

569 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 06:17:52 ID:???
バンストライク
バンは板とbangから

570 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 09:08:47 ID:???
板野が北海道に来て出会った自然・動物からってのは良いですね。

571 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 10:58:55 ID:???
まだこれから強力なシュートを覚えると考えると、
平凡な名前の方がいい気がします。
メガCD版における日向の必殺シュート、
弾丸シュートなどはどうでしょうか?
汎用必殺シュートに使えそうですが

572 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 11:03:20 ID:???
北海道な感じだとブリザードシュート
無難なところなら黄金の右

573 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 11:21:06 ID:???
只のst+3でしょ?弾丸シュートやパワーショットとか無難な技でよくね?

574 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 12:07:35 ID:???
御大層な名前つけたのにバカスカ止められるのもダサいしな

575 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 13:47:03 ID:???
確かに。シュート力が+6か+7位のシュートになるまでは固有の名前じゃなくてもいいような気がする。


576 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 14:14:41 ID:???
北海道にもいそうなシャチの学名から取って、オルカショットとかは?
そこまで大層にもならないだろうし。

577 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 16:36:32 ID:???
動物の名前はいずれ松山がイーグルショットを撃つようになる時に備えて取っておいて
今回は北海道の自然から取った方が良いかも

578 :森末(仮):2013/09/30(月) 19:15:08 ID:???
どうも、皆さん必殺シュートの名前案を下さりありがとうございます。
ここから投票で改めてどれにしようか決めたいと思います。

板野くんが「豪快なシュート(仮)(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を取得しました。
名前を決めてください。

A.イナズマシュート
B.ドルフィンシュート
C.ハイランドシュート
D.バンストライク
E.弾丸シュート
F.ブリザードシュート
G.パワーシュート
H.オルカショット

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

579 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 19:16:12 ID:GzybC2x6
E

子供っぽくて良いw

580 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 19:16:47 ID:J/gActk6
E

581 :579:2013/09/30(月) 19:17:21 ID:GzybC2x6
あ、やっぱりAに訂正します。

いつか決めるぜイナズマシュート♪

582 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 19:18:27 ID:GzybC2x6
っと、二票入った後の訂正は無しだったらEで構いません。

583 :森末(仮):2013/09/30(月) 19:20:25 ID:???
>>581-582
そうですね、決まった後の票変更を可にすると、書いている途中で違う結果に、
とかなってしまいかねないので、票が入った時点で変更は不可の方向で進めさせてもらおうと思います。
なんで今回はEで決定させてもらいますね。

584 :森末(仮):2013/09/30(月) 19:48:23 ID:???
★板野の必殺シュート特訓→( 3 + 5 )=「弾丸シュート(シュート力+3、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」取得★
>E.弾丸シュート
============================================================================================
板野「(強く思い切り振り抜いて、だけどコントロールを失わないように……!)」

元々、小柄な癖に異常なまでに脚力だけは優れている板野。
ただ強く打つだけのシュート、受け止めに来たキーパーが弾き飛ばされない程の豪快なシュートを放つ事はそう難しくなかったが、
それをゴールの枠内へと収める事、狙った場所へと放つ事に難儀をした。
だが、それでも板野は諦めず、練習を重ねてコントロールを磨き続けた。

板野「(少しずつだけど先月、そして今月の練習で枠内にいく確率は上がってきてるんだ。
    このまま練習を続ければ……)いけェェェェエエッ!!」

バコォォオオオンッ!!

加藤「ぶぎゅううっ!?(い、いでぇぇぇえええっ!!)」

その成果もあってか、板野のコントロールは少しずつだが確実に上昇し、
最初は4割も枠外へと飛び出していたボールも枠内へと収まるようになってきた。
無論、ミスキックによりポストやバーに当たったり枠外に外れる事はあるものの、
それはシュートを打つ者にとってある程度は避けられないもの。
むしろ最初の頃から考えれば、そういったミスキックでしか枠内から出ないと考えれば、
もう実戦で使う事も十二分に可能なまでに完成をしたと言えるだろう。

板野「よーし、なんとかモノに出来たかな!」
松山「先月から必殺シュートの開発をしてたのは見てたけど……ようやく完成したのか、板野! それで、名前は……」
板野「うん、ピストルの弾みたいに敵を跳ね飛ばす、だから弾丸シュートにしようと思うんだ! わかりやすいしね!」
松山「そうか……(道産子シュートとか色々名前の案は考えてたけど、いらなかったみたいだな)」
小田「(板野のネーミングセンスは普通みたいだな、よかったよかった)」
加藤「(うぅ、誰か俺の心配をしてくれー……)」

こうして実りある練習成果を得て、板野の今月の練習は終わるのだった。

585 :森末(仮):2013/09/30(月) 19:50:00 ID:???
『2年目 11月 日常パート』

板野「森末、俺もやっと必殺シュートを手に入れたよ! やっぱりキャプ森といえば必殺技だね!」
森末「おめでとう板野。 シュート力+3といえど、君のキック力を考えれば凄まじい威力さ。
   これからも頑張っていこうね。
   さて、それじゃあ今月も日常パートから入るよ。 どうする?」
板野「そうだなぁ……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

586 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 19:50:35 ID:z3fFRPxg
B

587 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 19:57:39 ID:/7xeZ6Nc
B


588 :森末(仮):2013/09/30(月) 20:28:17 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
=============================================================
板野「今月は誰かに会いに行ってみようかな」
森末「よしよし、それじゃあ次は誰に会いに行くか決めようか。
   どうする?」

A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

589 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 20:29:15 ID:8QfytvgA
D 助けてもらったし、義兄さんに会いに行こう

590 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 20:29:56 ID:z3fFRPxg
D

591 :森末(仮):2013/09/30(月) 21:08:06 ID:???
>D.矢車
=======================================================================
板野「(……なんだかあまり気は進まないけど、先月助けてくれたしなぁ)矢車くんに会いに行ってみるよ」
森末「そうか、彼は……あまり家にいるタイプじゃないらしいからね、
   日頃よくうろついているっていう場所を教えてあげるよ」

独特の雰囲気を持ち、あまり近づきたくはない印象を受ける矢車。
転校初日にいきなり兄弟認定された事もあってかここまで板野は彼から極力距離を置いて接してきたが、
先月の多田野と自身の窮地を救ってくれたのはその矢車なのである。
そこまで悪い人ではないのかもしれないと思い至った板野は、彼に会いに行く事を決断。
森末から普段彼がいる場所というのを聞くと、次の休日に早速その場へと赴いてみる。

板野「(うーん……といっても、ここって4月の日常パートで来た繁華街だよね?
    こんな所に矢車くんが……あれ?)」
矢車「…………」
板野「(い、いた! って……何やってるんだ!?)」

森末から聞かされた矢車のよくいる場所――繁華街へとやってきた板野。
こんなにぎわった場所にあのネガティブ全開の矢車がいるのかと半信半疑であった板野だが、
意外にも矢車の姿はあっさりと見つかり……しかし、矢車がやっている事を見て目を疑う。

板野「や、矢車くん!」
矢車「……兄弟か。 珍しい所で会うな」
板野「うん……あの、ところで何してるの? それって……露天商だよね?」

そう、矢車は道端に敷物を敷くとその上にシルバーアクセサリーなどを置き、所謂露天商を行っていたのである。
まだ中学生である矢車が、このような商売をする事に板野は驚きを隠せないが、
矢車はどこ吹く風といった様子で気にしてはいないらしく、板野の言葉にゆっくりと頷いて肯定をする。

矢車「どうした、俺がこんな日なたで商売をするのは珍しいか? ……どうせ俺なんか」
板野「い、いや、まあそれもあるんだけど……。 (どうしよう、突っ込んで話を聞いてみていいのかな?
   それとも何か別の話をしようか、うーん……)」

592 :森末(仮):2013/09/30(月) 21:09:08 ID:???
A.「なんでこんな所で商売をしてるの?」 やっぱり気になるので質問してみる
B.「先月は助けてくれてありがとう。 あの不良たちって、矢車くんの知り合いだったの?」 先月のお礼を言う
C.「どんな商品が置いてあるか見せて貰っていいかな?」 シルバーアクセサリーを見てみる
D.「矢車くんって喧嘩強いんだよね? 俺にも喧嘩教えてくれないかな?」 喧嘩を習ってみる
E.「矢車くん、一緒にサッカーしよう!」 サッカー部に誘ってみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

593 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 21:09:27 ID:z3fFRPxg
B

594 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 21:10:09 ID:8QfytvgA
B

595 :森末(仮):2013/09/30(月) 21:56:30 ID:???
>B.「先月は助けてくれてありがとう。 あの不良たちって、矢車くんの知り合いだったの?」 先月のお礼を言う
===================================================================================================
やはりここは先月助けてくれた礼を言うのが一番だろうと、板野は頭を下げて礼を言う。
しかし、相変わらず矢車は表情を変えず……手を振って大した事はしていないと言いながら、
あの不良たちについて説明を始める。

矢車「あいつらは俺が入学してきた時にもちょっかいをかけてきた奴らだ。
   実力は大した事ないくせに徒党を組みやがるからな……少し地獄を味あわせてやっただけだ」
板野「そ、そうなんだ……」

矢車の実力の程は知らないが、あの不良たちが恐れていたという以上、半端な強さではないのだろう。
不良1も体格はよかったというのに、それを返り討ちにするとは、
果たしてどれだけ喧嘩に強いのかと畏れを抱く反面、そんな矢車に一方的にとはいえ兄弟扱いされている事に安堵をする。

矢車「話は終わりか?」
板野「え? あ、うん! ごめんね、お仕事の邪魔して」
矢車「どうせ売れんからいい……どうせ俺なんか……」
板野「(あんな感じで接客するから売れないんじゃないかなぁ……)」

その後、板野は矢車の商売の邪魔をする訳にはいかないと、お礼を言うだけ言ってその場を後にした。
後に残ったのは矢車一人。
相変わらず客が来る様子はないが、その矢車の顔には不敵な笑みが浮かんでいるのだった。

矢車「(来月はもう12月……だというのに、特にアクセサリーなんかに興味を示さんとはな。
    やはりあいつは俺の弟になるだけの素質を持っている……)」

596 :森末(仮):2013/09/30(月) 21:58:06 ID:???
『2年目 11月 練習パート』

森末「やぁおかえり板野、矢車くんには会えたかな?」
板野「うん。 ……だけどなんだろう、なんだか凄く大きなお世話な事思われてそうな気がする」
森末「ほら、来月は12月だからね。 ……まあ色々あるさ。
   で、今月の練習はどうする? そろそろ雪が降る季節であまりフィールドは使えなくなるけど、
   判定方式で不利になるとかは無いから安心して選んでね」
板野「わかったよ。 えーっと、それじゃあ……」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:5

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

597 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 21:59:32 ID:/7xeZ6Nc


598 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:00:06 ID:Q5sTnHVM
A

599 :森末(仮):2013/09/30(月) 22:06:08 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===============================================
板野「とりあえず技は覚える事が出来たし、また基礎能力を覚える事にするよ」
森末「なるほどね。 それじゃあ何を鍛える?」

とても上がりやすい:タックル、パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

600 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:06:56 ID:z3fFRPxg
B

601 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:07:38 ID:Q5sTnHVM
G

602 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:08:51 ID:9r39qUk2


603 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:09:14 ID:YgzKPsu6


604 :森末(仮):2013/09/30(月) 22:24:35 ID:???
>D.タックル
=================================================================
板野「前線で早めにボールカット出来ればそれだけ攻撃機会も増えるからね!
   それに守備力はここまでまるで鍛えてなかったし、タックルを鍛えるよ!」
森末「この世界にはいない日向もタックルはとんでもなく強かったからねぇ。
   わかったよ、頑張ってらっしゃい」

こうして板野はこの練習パートではじめてとなる守備の特訓をする事に決めた。
早速次の日、板野は練習を始めようとするのだが……。

板野「うわぁ……やっぱり北海道って11月から雪が降り始めるんだなぁ」

板野にとっては初めての体験である、11月からの雪。
本編や原作を見て、冬の季節のふらの中学の練習は大半が雪かきに追われる事は知っており、
この日はそこまで豪雪という程ではないものの、グラウンドコンディションは最悪。
満足のいく練習成果を上げる為には、整備をしなければならなさそうである。

松山「さぁ皆、手分けしてグラウンドを整備するぞ!」
金田「おう!(あーあ、嫌な季節がやってきたぜ)」
近藤「さっさと片付けて練習しようぜ!(まだマシな方だ、本格的に冬になってからが地獄だからなぁ……)」
松山「板野ははじめてだろうから、まずは俺と組んで効率的な雪かきの仕方を覚えてくれ」
板野「わかった! あ、あとこの後の練習ではタックルを鍛えたいと思うんだ。 松山、付き合ってよ」
松山「ああ、わかった。 よーし、それじゃあやるぞ!」

605 :森末(仮):2013/09/30(月) 22:25:46 ID:???
先着1名様で、

★板野のタックル特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以下→+1
6〜9→+2
10以上→+3

606 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:26:20 ID:???
★板野のタックル特訓→( 1 + 2 )=★

607 :森末(仮):2013/09/30(月) 22:39:10 ID:???
>★板野のタックル特訓→( 1 + 2 )=タックル+1★
==========================================================================
その後、松山とつきっきりで雪かきをし、練習にも付き合ってもらう板野。
しかし、初めての雪かきという作業は予想以上に板野の体力を奪っていた。
既に板野にはロクに動く程の体力も残っておらず、折角松山に付き合ってもらったにもかかわらず、
あまり大きな成長は出来ずに練習を終えてしまう。

板野「うー……体力はある方だと思ったんだけどなぁ」
松山「まぁ慣れない事をして余計に疲れが溜まったんだろうな。
   あまり気にするなよ、来年の大会までまだ時間はあるんだからな」
板野「う、うん!」

落ち込む板野であったが、次第に雪かきに慣れ、
練習出来るだけの体力を残せるようになれば練習でも成果は出てくるだろう。
松山にも慰められた事で幾分か気持ちも前向きになり、こうして板野の今月の練習は終わるのだった。

608 :森末(仮):2013/09/30(月) 22:40:16 ID:???
『2年目 12月 日常パート』

※12月になった為、全能力が+1されます。

板野「うぅ……寒いなぁ」
森末「北海道だからねぇ……板野も毎日の通学が大変だろう」
板野「前に住んでた場所に比べたら、同じ日本とは思えないよ。
   ……昔は雪で喜んでたけど、その雪も沢山振ると本当大変だね」
森末「まあしょうがないよ、これもまた経験さ。 さ、それじゃあ今月の日常パートはどうする?」
板野「そ、そうだなぁ……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

609 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:45:45 ID:wUzxnMb2
A

610 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:47:10 ID:J/gActk6
A

611 :森末(仮):2013/09/30(月) 22:56:24 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
=========================================================================
板野「今月はぶらついてみるよ」
森末「ふむふむ……ぶらつくのと誰かに会いに行くのを交互にやってる感じだね。
   まあいいと思うよ。 それじゃあ行ってらっしゃい」

特に誰に会いに行く、という目的の無かった板野は、今月はぶらついてみる事に決めた。
先月はそのぶらつきで同じスポーツ少年である多田野と出会い、知人を増やした板野。
今月も誰かと出会えるだろうかと思いながら時間を潰すのだが……。

先着1名様で、

★12月のイベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA〜2→おや?藤沢の机にあるカゴから中身が飛び出してる……マフラーっぽい、けど……?
ダイヤ・ハート→おや?藤沢の机にあるカゴから中身が飛び出してる……青色のマフラーだ。
スペード→不良1「げぇっ、お、お前は……!」 校内で不良達にバッタリ会ったぞ!
クラブ→矢車「今の俺に、聖夜は眩しすぎる……」 A☆NI☆KI

612 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 22:59:31 ID:J/gActk6
★12月のイベント→ ダイヤQ

613 :森末(仮):2013/09/30(月) 23:38:36 ID:???
>★12月のイベント→ ダイヤQ ★
>おや?藤沢の机にあるカゴから中身が飛び出してる……青色のマフラーだ。
===============================================================================
板野「(ん? あれは……)」

ある日の学校での昼休みの際、昼食を終えた板野がふと藤沢の席を見てみると……。
その席の横にかけられているバッグから、何やら青い色の物体が飛び出している事に気づく。
よくよく見てみると、それは毛糸で出来たマフラーであるらしく……。
女の子の持ち物にしては、色が少しおかしいなと板野は考える。

板野「(どっちかっていうと男物っぽい色だよな……? あ、もしかして……?)」

板野も決して勘が悪い方ではない。
男物のマフラーを、あの藤沢が持っていた。
それだけの条件があれば、どうして藤沢がそのようなものを持っているのかくらいは簡単に推理が出来る。

板野「(松山にプレゼントしようって事だろうなぁ。 そういえば、そろそろクリスマスだもんな)」

既に季節は12月下旬、板野は特に予定など入っていないが、世間では一般的にクリスマスと呼ばれるイベントがある。
小さな子供がいる家にはサンタクロースが来訪し、年頃の男女になると異性と共に過ごすこの日。
恋に恋する乙女の代表と言えそうな藤沢が意識していないとは思えず、
恐らくはこの期に乗じてプレゼントを贈ろうと考えているのだろう。

板野「(上手くいくといいけど……でも、どうだろうなぁ?)」

614 :森末(仮):2013/09/30(月) 23:39:37 ID:???
原作では上手くいっていた松山と藤沢であるが、本編での結末は周知のとおり。
そして板野がこのふらのに来てからを見た限りでも、今の所はまだくっつくそぶりは無い。

それはひとえに松山光という男が鈍感であり、藤沢美子という少女が引っ込み思案過ぎる為。
前者がもう少し人の心というものに過敏であれば、藤沢の気持ちには薄々でも気づくかもしれないし、
後者がもう少し積極的であれば松山だって流石に気づくだろう。
しかし、悲しいかな2人の性格は今の所まるで変わらず、
あくまでサッカー部のキャプテンとマネージャーという間柄から進展はしていない。

板野「(それに藤沢、しばらく触れてなかったけど全国大会以来松山に負い目あるかもしれないしなぁ。
    普段はそういうの見せないけど、性格上気にしてるかもしれない。
    そういう事を考えたら、結局渡せずじまいになりそうだなぁ……)」

見ているだけならば、このイベントも結局空振りに終わってしまいそうだと思う板野。
かといって自分からアクションを起こすにも、こと恋愛ごととなるとそれも難しい。

板野「(どうしようかなぁ。 何か動いた方がいいんだろうか?)」

A.藤沢を勇気づける為に話してみようかな
B.松山に全国大会での怪我について藤沢と話してみるよう促してみようか
C.こういう時は同じ第三者を味方にしよう。町田(メガネ)と話してみようかな
D.下手に口を挟むと藪蛇になりそうだ。事態を見守ろう
E.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

615 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 23:47:21 ID:/7xeZ6Nc
C

616 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 23:47:37 ID:KBrNJIEg
B

617 :森崎名無しさん:2013/09/30(月) 23:48:39 ID:KBrNJIEg
変更します
C

618 :森末(仮):2013/09/30(月) 23:49:23 ID:???
>>617
変更了解です。それではCに決定です。

619 :森末(仮):2013/10/01(火) 00:18:51 ID:???
>C.こういう時は同じ第三者を味方にしよう。町田(メガネ)と話してみようかな
==============================================================================
板野「(そうだ、ここはメガネ……町田に相談してみよう)」

自分一人では手に負えないかと思った板野は、
ここで第三者――ふらのマネージャー、町田町子に相談してみる事にした。
元々彼女が藤沢美子の恋路を応援している事は原作、本編からも読み取れていた板野。
彼女に相談する事で自分では思いつかない方法で2人をくっつける事が出来るかもしれないと考えたのである。

そして、この日の練習が終わった後、早速板野は町田に話を持ちかけた。
あまり話した事のない町田は、急に板野に呼び出された事を訝しがりながらも了承。
板野が今日藤沢の席で見たもの、そして全国大会の事件を藤沢が気にしてはいないかどうかを町田に話すと、
町田は少し驚いた様子を見せながらも返答をする。

町田「美子が全国大会の松山くんの怪我を気にしてるっていうのは……間違ってはいないわ。
   少しはよくなってきたみたいだけど、やっぱりまだ引きずってるわね。
   元々あまり積極的じゃなかったけど、あれで余計に松山くんと距離を置いてる所はあるわ。
   今日もあのマフラー、渡せてなかったみたいだしね」
板野「やっぱりか……っていうか町田、あのマフラーの事知ってたの?」
町田「当然でしょ、あれは私が美子に言って作らせたんだし」
板野「えっ、そうなの?」
町田「言わなきゃやらないもの、あの子……。 私なんかが作っても受け取って貰えないとか言ってねぇ」

あまりの藤沢の臆病さに、流石に友人といえども辟易してるのか、ため息を吐く町田。
とはいえ藤沢の恋路を応援してるのは確かであるらしく、
板野が積極的に2人の仲を取り持とうとしてくれている事には好感を抱いているようである。

620 :森末(仮):2013/10/01(火) 00:19:59 ID:???
町田「他のメンバーも気づいてるみたいだけど、あまりちょっかいはかけるつもり無いみたいだしね。
   板野くんが味方についてくれるっていうんなら、ありがたい話だわ」
板野「(……本編での悲惨な感じを考えたら、仲をどうしても取り持ちたくなるもんなぁ)
   えーっと、それで……具体的にどうしよう? やっぱりマフラーを渡せる機会を持たせた方がいいよね?」
町田「そうねぇ……告白はともかくとして、受け取って貰えれば美子も自信になると思うし。
   松山くんも少しはアピールに気づいてくれるかもしれないわね」

とすると、問題はやはりどうやって藤沢にマフラーを渡させるかである。
最後の一押しは本人たちの気持ち次第であるが、そこまでの状況を作るのは板野達でも出来る筈だ。

板野「(難しいなぁ……どうすればいいんだろう?)」

A.「練習後に2人きりになれるタイミングを作ってみたら?」 松山達を2人きりにする方向で話を進める
B.「クリスマスパーティを開いてみるのはどう?」 松山、藤沢、板野、町田の4人で遊ぶ方向で話を進める
C.「手紙と一緒にロッカーに入れておくとかなら?」 手渡しでなく、手紙を書く方向で話を進める
D.「それとなく注意して見つつ、変に動かない方がいいと思う」 様子を見つつ現状維持の方向で話を進める
E.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

621 :森崎名無しさん:2013/10/01(火) 00:20:23 ID:Wq3/9icI


622 :森崎名無しさん:2013/10/01(火) 00:21:28 ID:fCZHNjFk
B

623 :森末(仮):2013/10/01(火) 01:16:36 ID:???
>B.「クリスマスパーティを開いてみるのはどう?」 松山、藤沢、板野、町田の4人で遊ぶ方向で話を進める
======================================================================================================
町田「クリスマスパーティ?」
板野「うん。 そういう口実なら、2人きりとは言わずとも話がしやすい空気になるんじゃないかな?」

板野はマフラーを渡せる機会を作る為に、4人でパーティを開こうと提案した。
2人きりには出来ないが、むしろ今の2人の関係を思うと他の人物がいた方がフォローはしやすい。
2人きりになってもまごまごと藤沢がロクな事も出来ず、松山が華麗に荒鷲スルーする場面は容易に目が浮かぶ。

町田「なるほど……いいかもしれないわね。
   それじゃあ、会場は私の家にしましょ。 あまり大きくないけど、そっちの方が都合がいいわ」
板野「どうして?」
町田「広いと松山くんの事だから、どうせだからふらの中メンバー全員でってなりそうじゃない。
   あとはそうね……流れとしては、私と美子だけで遊ぶ予定だった事にしましょ。
   そこに板野くんが混ざって、男の子1人だとちょっと気まずいからって事で松山くんも呼ぶ……って感じよ」
板野「な、なるほど……」

板野の提案に最初は驚いていた町田だったが、冷静に考えてみると悪い案ではない。
そうと決まれば話は早いと、会場や口裏を合わせる際の言い訳を板野と話し合い始める。
こういう所は板野も流石に女性には敵わないと思いつつ、なんとか記憶。
松山をパーティーに誘う役を任されて、その日は別れるのだった。

松山「えっ、クリスマスパーティー?」
板野「う、うん……」

そしてその翌日、早速板野は昼休み、松山が1人になったタイミングで話を持ちかけた。
ここまで生きてきてまるで無縁だった単語を聞いて一瞬松山が首を傾げるも、
板野は昨日の夜必死で考えてきた言い訳を並べ立てて松山を説得しようとする。

624 :森末(仮):2013/10/01(火) 01:17:59 ID:???
板野「俺、前にいた学校だと雪とかあまり降らなかったんだけど、ふらのって雪多いだろ?
   で、雪見たらやっぱこう、クリスマスってイメージがするじゃない」
松山「他の地方から引っ越してきた奴はそう思うのかな? 俺はやっぱ雪かきのイメージが強いけど」
板野「それで、えーっと……折角だからパーティーとか開きたいと思ってた所にさ、町田が藤沢と一緒にするって言ってたんだよ。
   それに混ぜてもらおうと思ったんだけど……ほら、男1人だとちょっと行きにくいだろ?」
松山「ああ、気持ちはわかるぜ。 なるほど、それで俺を誘おうって事か」
板野「う、うん」
松山「いいぜ、俺もクリスマスパーティーを友達とやるなんて初めてだから楽しみだ」
板野「(ほっ……よかった、断られなくて)」

板野の言葉を聞いて、純粋な松山は疑わず二つ返事でOKをした。
町田の予想通り、松山としてはどうせならふらの中メンバーで祝いたいと思っていた所だが……。
他人の……しかも女子の家に、大勢の男子が入るというのも気まずいだろうと考え、その提案はしなかった。
しかしながら、ふらの中メンバー全員勢揃いでなくとも、松山にとって楽しみだったのは言うまでもない。
これまで生きてきた人生の中で友人たちとパーティーを開いたという事が無い松山だが、
元来の和を重んじる性格から考えてそのようなものに憧れを抱いていたのも事実だからである。

板野「それじゃあ、行ってくるよ」
森末「うん、行ってらっしゃい。 帰りは気を付けてね」

そうして日は経ち、クリスマスパーティー当日。
板野は森末からお土産のローストチキン(森末お手製)を持ちながら、町田の家を訪れる。
町田の家はなんとも中流家庭の中の中といった外観で、広くはないが狭くはない感じである。

町田「いらっしゃい、板野くん。 もう皆来てるわよ」
板野「ごめん、遅れちゃったかな……あ、これお土産。 もりs……えーっと、母さんが作ったローストチキンだよ。
   みんなで食べよう」
町田「あらありがとう、さ、こっちよ」

625 :森末(仮):2013/10/01(火) 01:19:03 ID:???
町田の先導で彼女自身の部屋へと向かうと、そこには既に本日の参加者である松山と藤沢も待っていた。
どうやら町田が板野を出迎えている間に2人きりになっていたようだが、そこで特別何かがあった訳でもないらしく。
松山は板野が来ると顔を綻ばせ、藤沢もどこかホッとしたような表情を浮かべる。

板野「(ふーん、部屋はそこまで狭くないんだな……広くも無いけど)」

本日の会場となる彼女の部屋は4人くらいならそれほど圧迫感を感じずに過ごせそうであり、
これなら松山と藤沢の仲を取り持つ云々だけでなく、板野自身も楽しめそうである。
そんな事を考えながら板野は四角形のテーブルの一辺に座り、パーティーの開始を待つ。

松山「……ところで、パーティーって具体的に何やるんだ? やった事ないからわからないぞ」
板野「えーっと……(具体的にって言われると困るなぁ)」
町田「料理を食べてお話して、コミュニケーションを取りましょうって事よ。
   私達、毎日毎日顔は合わせてるけど、こうしてじっくり話すって事あまりないでしょ?
   いい機会だと思うわよ、ね、美子?」
藤沢「う、うん……(松山くんとクリスマス……松山くんとクリスマス……)」
松山「ふーん……確かに、サッカーの事ばっかりであんまりこういう事って無いからな」
町田「それじゃ、まずは乾杯しましょ」
板野「(町田……頼りになるなぁ)」

集まったはいいものの、何をどうしたらいいかわからないといった感じの松山と板野だったが、
町田の冷静で的確な発言とパーティー開始の合図を聞いて事無きを得る。
本編、原作共に地味ながらも、出来る女――町田町子。
彼女を当初ふらののマネージャー(メガネ)扱いしていた事を内心詫びながら、板野は料理に舌鼓を打ち、
なんとか積極的に盛り上げようと自身から話題を振ろうとする。

板野「(とはいえ、何を話したものか。 ここは……)」

626 :森末(仮):2013/10/01(火) 01:20:09 ID:???
A.「この料理美味しいね。 もしかして町田と藤沢が作ったりとかした?」 料理を褒めてみる
B.「普段言う機会は無いけど、いつもありがとうなマネージャー」 改まって2人に感謝してみる
C.「実は皆にプレゼントを持ってきたんだ」 プレゼントを渡してみる
D.「ところで皆って初恋とかもう済ませたの?」 こういう時こそ恋バナだと思う
E.「(いや、ここは様子見だ。 町田ならなんとかしてくれる)」 様子を見る
F.その他 板野くんに言わせたい言葉を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

627 :森末(仮):2013/10/01(火) 01:35:39 ID:???
本日は一旦ここで区切らせてもらいます。
それでは。

628 :森崎名無しさん:2013/10/01(火) 02:06:06 ID:xRY8iZcQ
B

藤沢の負い目を消し去る形につなげられそう

629 :森崎名無しさん:2013/10/01(火) 06:12:52 ID:wfCyOZ7E
b

630 :森末(仮):2013/10/01(火) 23:05:05 ID:???
>B.「普段言う機会は無いけど、いつもありがとうなマネージャー」 改まって2人に感謝してみる
===========================================================================================
藤沢「えっ……?」
板野「俺達は好きなサッカーをやっていればいいだけだけど、マネージャーたちは雑務ばっかりだろ?
   道具の手入れとか洗濯とか……その、こういう機会じゃないと改まって言えないと思ってさ」

ここで板野は、普段から世話になっているマネージャー2人に感謝の言葉を述べる事にした。
おちゃらけた話題で場を盛り上げるのではなく、自らがマネージャーたちに礼を言う事によって、
キャプテンである松山にもそれに続くよう促し、彼もまた藤沢達に感謝している事が伝われば、
藤沢の気持ちも幾分か軽くなるだろうと考えての事である。
勿論、正真正銘、板野としてもマネージャーたちへの感謝があった事は間違いないが……。

松山「そうだな……俺達がサッカー出来るのも、マネージャーや監督、みんなの協力があってこそだ。
   板野の言うように、いつもありがとうな」

ともかくとして、松山は板野の読み通りマネージャーたちに感謝の言葉を吐いた。
これに対して、町田はにっこりとほほ笑みながら素直に言葉を受け取り……。
そして、藤沢は一瞬呆けながらも、頬を染めながら頭を振って照れ始める。

藤沢「そ、そんな……私はその……皆(主に松山くん)の世話をするのが好きだからやってるだけだし……。
   それに、私は全国大会の時に……」
松山「全国大会の時? ……………………………………………。
   あ、なんだ、俺が怪我した事を気にしてたのか!? あれは事故なんだから、藤沢は気にしなくていいのに!」
藤沢「……でも」
松山「むしろ藤沢が怪我しなかっただけ良かったよ。 女の子なんだから、もし顔から落ちてたら大変だったろうしな」
板野「(す、凄い間があったけど……よくやった松山! よくぞ気づいた!)」

631 :森末(仮):2013/10/01(火) 23:06:06 ID:???
松山達の感謝の言葉を否定する折、藤沢の口からはやはり全国大会で松山の怪我の一因を作った事が飛び出す。
これに松山は疑問符を浮かべ、全国大会で何かあっただろうかと首を捻るが、
それでもなんとか藤沢が悩んでいる事に気づき、気にする事はないとフォローをする。
些か間があったような気がするが、鈍感男である松山が気づけたというだけでも大金星だろう。

町田「(よし! ここよ、ここで決めるのよ!)そういえば美子、皆にプレゼントがあるのよね?」
板野「(ここで仕掛けるのか!)えっ、プレゼント?」
藤沢「ま、町子……それは……」

松山の口から直接あの時の事は気にしていないと言われ、藤沢の心が幾分か軽くなったこのタイミング。
ここで町田は藤沢がプレゼントを持ってきていると発言をする。
今の流れならば藤沢も心置きなくプレゼントを渡す事が出来るし、
何よりこう言えば、結局勇気が無くて渡せなかったというありきたりな展開の逃げ道を防ぐ事が出来る。
少々強引ではあるが、町田としてもこの機を逃す訳にはいかないと心を鬼にして藤沢の背中を押す。

町田「因みに私は、洋書の絵本を貰ったわ」
板野「へー……(子供っぽい……とも違うのかな。 なんていうか、オシャレな表紙だ。
   ……来年の8月になったらアメリカに引っ越すし、父親の関係で外国とかに縁があるのかな?)」
町田「ほら美子、早く松山くんと板野くんに渡しちゃいなさいよ」
藤沢「う、うん……えっと……板野くんには、これを」
板野「これは……毛糸で出来たマスコット?」

ようやく観念をしたのか、藤沢は脇に置いていたカバンから2つの袋包みを取り出し、その小さい方をまず板野へと手渡す。
早速中を開けてみると、入っていたのは毛糸で出来た可愛らしいクマのマスコット。
つぶらな瞳で思わずほっこりしてしまうが……。

板野「(どう考えても松山のマフラーを作るついでに作った感ありありです本当にありがとうございました)」

その毛糸の色が青……以前学校で見た、藤沢が持ってきていたマフラーの色と全く同じものである事に気づき、
板野は心中で思わずため息を吐く。
とはいえ、このクリスマスパーティーが決まったのもつい最近の事。
本命である松山へのプレゼントだけでなく、おまけである板野へもプレゼントを用意していた事に感謝をすべきだろう。

632 :森末(仮):2013/10/01(火) 23:07:13 ID:???
藤沢「そして、その、松山くんには……これを……」
松山「俺にもあるのか?」
板野「(むしろ松山がメインだよ、藤沢的には!)」

相変わらず頓珍漢な事を言う松山を見て呆れそうになりながらも、板野は固唾を飲んで場を見守る。
藤沢は先ほど板野に渡した時とはまるで別人のような雰囲気を纏い、
潤んだ瞳で松山を上目遣いに見つめながら、やはり頬を赤く染めて袋包みを手渡す。

松山「開けていいか?」
藤沢「え、ええ……気にいって貰えるといいんだけど……」

そして、松山が藤沢の了承を得てからその袋包みを開けると……。

先着1名様で、

★君に届け→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・ハート絵札(A含む)→松山「これはマフラー……? (あれ? こんな所に少し薄い毛糸で文字が……?)」 なにィ!?
ハート→松山「これはマフラー……? しかも、手編みか?」 手編みな事にまで気づいた!
それ以外→松山「これはマフラー……? ありがとう、藤沢。 大切に使うよ」 普通に受け取った!

633 :森崎名無しさん:2013/10/01(火) 23:07:46 ID:???
★君に届け→ スペード5

634 :森崎名無しさん:2013/10/01(火) 23:07:56 ID:???
★君に届け→ スペード3

635 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:04:14 ID:???
>★君に届け→ スペード5 ★
>松山「これはマフラー……? ありがとう、藤沢。 大切に使うよ」 普通に受け取った!
======================================================================================
町田「(うーん……手編みな事にくらい気づいて欲しかったんだけど)」
板野「(いや、松山なんだ。 雑巾と間違わなかっただけでもよかったと思わなきゃ!)」

常日頃藤沢の恋路を応援してきた町田としては、松山の鈍感さに少し苛々するが、
ともかくとして松山がプレゼントを受け取ってくれた事に板野は安堵をする。
ここで下手に捨てていれば、来年の8月が来る前にあっさりと本編と同じルートを通る事になっていただろう。
それよりは、こうしてしっかりと藤沢の好意を受け取り、少しずつでも彼女の事を意識するようになってくれればいいと考える。

松山「でも参ったな……俺、プレゼントなんて用意してないぞ」
藤沢「い、いいの! 受け取って貰えればそれで……私が勝手に用意しただけなんだから」
松山「そうか? 本当にありがとうな、藤沢」

その後、パーティーはつつがなく進行した。
プレゼントを渡せた事で藤沢としても緊張は解れたらしく、4人は料理と会話を楽しみながら過ごす。
とはいえ、楽しい時間というものはすぐに過ぎ去ってしまうもの。
まだ中学生である身分である以上はあまり遅くに夜道を歩くのは危険であり、
特に藤沢は女の子という事もあってか21時には家に帰りつくようにと強く言い聞かせられているらしく、パーティーはお開きとなる。

板野「今日はご馳走様、凄く楽しかったよ」
藤沢「ありがとう、町子」
松山「それじゃあまた明日、部活でな」
町田「ええ、それじゃあ気を付けて帰ってね。 おやすみ」

会場となった町田宅を後にし、板野達は家路につく。
途中、分かれ道で板野は松山達と別れ……松山は夜も遅いという事で、藤沢を送っていく事になる。

板野「(こういう所の気遣いは……まぁ、女の子を1人にさせないくらいは普通か)それじゃあね」
松山「ああ、また明日!」
藤沢「おやすみなさい」

636 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:05:14 ID:???
そして、板野達とも別れた松山達は、そのまま藤沢の家に着くまで話しながら歩いていた。
とはいえ、その会話は主に松山がサッカー部の事についてあれやこれや言うだけであり、
藤沢はそれに対して相槌を打つだけ。
それでも藤沢にとって幸せな時間だったというのは、言うまでもない。

松山「ふぅ……それにしても暖かいな、このマフラー。
   丁度前まで使ってたのも古くなってきてたから、貰えてよかったよ」

歩く松山の首元には、先ほど貰ったばかりの爽やかな青色のマフラー。
思いがけぬプレゼントを貰って嬉しかったのか、松山は笑顔で再度藤沢に礼を言い、
藤沢は真っ赤になり、やはり照れる。

松山「それにしても、本当にプレゼントとかいいのか……?
   今すぐ……って訳にはいかないけど、何か欲しいのがあれば用意くらいは……」
藤沢「さっきも言ったでしょう? 私はいいから……」
松山「そうか? でもなぁ……」

ただ、やはり律儀な男である松山としては、プレゼントを貰いっぱなしというのは居心地が悪いらしい。
藤沢に何か欲しいものがあれば、金額的には限度があるものの用意はすると言うも、
藤沢はそれを拒みながら……ふと、何かを思いついたように微笑を浮かべて口を開いた。

藤沢「もしも何か返したいって言うんなら……」
松山「どうした? なんでも言ってみてくれ」
藤沢「……来年の全国大会で、優勝してみせて」
松山「えっ?」

藤沢が望んだもの、それは金品ではない、金では買えないもの。
しかし、松山にしかきっと成し遂げられない事柄であった。

637 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:06:25 ID:???
藤沢「松山くんが……ふらの中の皆が、全国大会で優勝をしている姿を私に見せて欲しいの」
松山「……ああ、約束するよ。 すぐには返せないけど、
   必ず来年の8月……俺達が優勝する所をマネージャーに、皆に見せてやる」
藤沢「うん……私も精一杯、応援するから」

少しだけ病んでいる所があり、そしてとても引っ込み思案な藤沢美子。
そんな彼女が1番好きな事は、大好きなサッカーに打ち込んでいる、目の前の男子中学生。
全国という晴れ舞台で、彼が日本一の栄冠を手に入れている所を見られれば……これ以上の幸せは、彼女には無い。

藤沢「(……本当は、この気持ちも伝えてしまいたいくらいなんだけど)」
松山「今年は……本当に悔しい思いをしたからな。
   でも、手ごたえは間違いなくあったんだ。 来年こそは……絶対に優勝しなきゃな」
藤沢「(今はこれでいい……頑張っている松山くんが見れるだけで、私は……)」

そして、それから数分間、藤沢の家に辿り着くまでに松山は先ほど以上に熱くサッカー論に興じ、
藤沢はそれを笑顔で聞いていた。

もう今年も暮れにかかり、新年が幕開こうとしている。
ふらの中学が全国制覇をする、新しい1年の幕開けは、もうすぐそこであった。

638 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:07:37 ID:???
『2年目 12月 練習パート』

森末「やあお帰り、クリスマスパーティーは楽しかったかい?」
板野「うん! 藤沢と松山も、まあ上手くいったみたいだしね。 あ、森末の作ってくれたローストチキンも評判だったよ」
森末「嬉しいねぇ。 さ、骨休めも十分出来ただろう。
   今月も練習パートにいくよ」
板野「よーし、ゆっくり休めて気合は十分だ! 今月も練習頑張るぞ!」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:5

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

639 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 00:08:39 ID:6L1S72RY
A

640 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 00:12:25 ID:O2TGWRMU
A

641 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:14:32 ID:???
>A.基礎能力を上げる
==========================================================
板野「今月も基礎能力を上げるよ!」
森末「うん、基礎固めは大切だよ。 まだ上がりやすい能力も沢山あるしね。
   それで、何を鍛えるんだい?」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

642 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 00:18:37 ID:O2TGWRMU
H

643 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 00:35:17 ID:YYimywiM
H

644 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:47:29 ID:???
>H.ガッツ
===================================================
板野「必殺シュートを覚えたし……やっぱり体力をもう少しつけようかな。
   前回の練習で最高の結果が出たとはいっても、まだまだ多いって訳じゃないし」
森末「ふらのには交代要員があまりいないしね。
   体力をつけておくのは大切だ。 それじゃあ頑張ってね」

こうして体力をつける事にした板野は、明くる日の練習で早速体を鍛えはじめた。
幸いと言うべきかなんというべきか、次の日は大雪に見舞われ、
雪かきをしてサッカーしようにもすぐに雪が積もってしまうような天候。
大人しく室内で体力づくりに励める時間は十二分にあった。

板野「(よーし、頑張るぞ!)」

先着1名様で、

★板野のガッツ特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

出た数字×5のガッツが増えます。

645 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 00:49:48 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 2 + 1 )=★

646 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 00:50:03 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 1 + 1 )=★

647 :森末(仮):2013/10/02(水) 00:58:54 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 2 + 1 )=最大ガッツ+15★
======================================================================
板野「よいしょ、よいしょ」

スクワットなどの簡単なトレーニングを繰り返し、体力づくりに励む板野。
必殺シュートを覚え、それを最大限に活用する為にも、
また、フルタイムで走り回るにはやはり体力は必要不可欠。
しかしながら体力というものは一朝一夕でそう簡単につくものでもなく、
前回から比べれば微々たる量しか動き回れる体力の限界が伸びた感覚はない。

板野「うーん、先月といい調子が悪いのかなぁ?」
松山「体力っていうのは地道につけていくものだからな……焦る事はないさ」
板野「(前に上手くいったのは、やっぱり単純に道大会で走り回ってたからなのかな?)」

微々たるものとはいえ、体力が増えた事に違いはない。
板野は前向きに、この練習も無駄になった訳ではないと捉えつつ、今月の練習を終えるのだった。

648 :森末(仮):2013/10/02(水) 01:00:04 ID:???
『3年目 1月 日常パート』

板野「あけましておめでとう!」
森末「うん、おめでとう。 さぁ3年目だ、勝負の年だよ」
板野「全国大会は8月……今月を含めてあと8回自由に過ごせる時間があるって事だね」
森末「正直ボクとしてはもう少しちゃちゃっと全国編に移行したかったんだけど、
   まあ今は充電期間と思って自分の力を蓄えたり交友を深めたりしていてくれよ」
板野「うん。 (あと8か月で全国大会……去年も行ったけど、今年は去年会えなかった奴にも会えるのかなぁ)」
森末「さぁ、今月の日常パートはどうする?」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

649 :森末(仮):2013/10/02(水) 01:20:00 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

650 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 05:11:24 ID:2us5XwC6


651 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 07:07:42 ID:9gE1391E


652 :森末(仮):2013/10/02(水) 23:13:31 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
==================================================================
板野「今月はぶらついてみるよ」
森末「ふむふむ、今は学校がないから、とりあえず散歩でもしてきてイベント発生を待ってみてよ」
板野「うん」

新年となり、今は冬休み。
学校でのイベントを起こせる筈もなく、板野はぶらぶらと散歩に出かけた。

板野「うぅ……そうはいっても、やっぱり外は寒いなぁ」

1月の富良野は当然ながら寒い。
幸いにも雪は降っていなかったが、板野は身震いをしつつ外を散策する。
そして……。

先着1名様で、

★1月のイベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ絵札(A含む)→???「明日も勝つ!」 おや?草野球のグラウンドで野球をしてる人を見つけたぞ!
ダイヤ→松山「ふぅ、こんなもんか……」 松山が雪だるまを作ってるのを見つけたぞ!
ハート→多田野「ファッ、ファッ……」 ランニングをしてる多田野くんを見つけたぞ!
スペード・クラブ→特に何もなかった。寒いし家に帰ろう……。

653 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:14:23 ID:???
★1月のイベント→ スペード9

654 :森末(仮):2013/10/02(水) 23:25:06 ID:???
>★1月のイベント→ スペード9 ★
>特に何もなかった。寒いし家に帰ろう……。
=======================================================================
板野「うーん……特に何も無いなぁ」

しばらく散策をする板野であったが、特に面白い事件などは起こらない。
それよりもここに長くいた方が風邪をひいてしまいそうだと判断し、
暖房の効いている森末の待つ我が家へと引き返す。

板野「ただいまー」
森末「おかえり。 ……その顔だと、特に何もなかったみたいだね」
板野「うん……骨折り損のくたびれもうけって感じだよ」

板野を出迎えてくれた森末は、暖かいホットココアを淹れてくれながら板野の話を聞く。

森末「まあたまには空振りもあるよ。 今は季節が冬だし、この雪の中じゃあまり誰も出歩いてないんじゃないかな」
板野「そうかぁ……うーん、残念だなぁ」

655 :森末(仮):2013/10/02(水) 23:26:16 ID:???
『3年目 1月 練習パート』

森末「それじゃあ気を取り直して、今月の練習パートに行こうか」
板野「最近はちょっと成果が出せてないんだよね。
   ここらへんで挽回したいなぁ……」
森末「前回、全国大会に出た時の周囲の能力値とかも考えながら、自分がどの程度の能力か把握しておくといいよ。
   さ、それじゃ今月はどうする?」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:5

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

656 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:27:29 ID:W9Jy1L3k
B

657 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:30:56 ID:1q0+M+OE
A

658 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:41:00 ID:23fvIdUg
A

659 :森末(仮):2013/10/02(水) 23:43:14 ID:???
>A.基礎能力を上げる
==========================================================================
板野「悩むけど、やっぱり基礎能力かなぁ……。 これが無いと話にならないだろうしね」
森末「ふむふむ、まあ基礎は鍛えておくにこした事はないからね。
   それで、何を鍛えるんだい?」
板野「そうだなぁ……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック、せりあい
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

660 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:45:52 ID:QY+liQiI
G
残り期間は基礎に全部になりそう

661 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:53:51 ID:K0Ivv0sE
G

662 :森崎名無しさん:2013/10/02(水) 23:54:37 ID:1q0+M+OE


663 :森末(仮):2013/10/03(木) 00:05:25 ID:???
>G.せりあい
==============================================
板野「やっぱりサッカーする上でも、体の強靭さは必須だよねぇ……」

相手選手と競り合う事もままあるスポーツがサッカーである。
パスを受ける時はもとより、弾かれたボールをしっかりと拾えるだけの屈強さ、
強引にボールを確保できるだけの身体能力があれば、攻撃を継続する事が出来る。

森末「君は小さいけれど、パワーはあるからね。 鍛えれば伸びる筈さ」
板野「うん、それじゃあ早速筋力トレーニングしてみるよ」

こうして板野は今月の練習を筋力トレーニングに費やす事にした。
部活動で勤勉にトレーニングをする事はもとより、自宅でも出来る限り努力は怠らない。
体力と同じく、筋力というものも地道な鍛錬の積み重ねで増加するものである。
そして、殆ど1ヶ月、筋力トレーニングに励んだ板野の身体は……。

先着1名様で、

★板野のせりあい特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以下→+1
6〜9→+2
10以上→+3

664 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:06:23 ID:???
★板野のせりあい特訓→( 2 + 5 )=★


665 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:07:11 ID:???
筋肉で制圧しよう

666 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:13:41 ID:???
小さいけどポストプレイ強いとかステキ

667 :森末(仮):2013/10/03(木) 00:17:42 ID:???
>★板野のせりあい特訓→( 2 + 5 )=せりあい+2★
=====================================================================
板野「結構いい体つきになったかな?」

風呂上り、洗面台にある鏡に映る自身の姿を見ながら、思わず笑みを浮かべてしまう板野。
身長は低いながらにも、その体にはしっかりと筋肉がつき、
特に今までは下半身――脚力、キック力ばかりが尖っていた肉体だったが、
上半身にもしっかりと筋肉がつき実に見栄えのいい体となる。

板野「森末〜、見て見て、凄く筋肉ついた!」
森末「うん、素晴らしい肉体だね。 でもまずちゃんと服を着よう」

力瘤を作りながら、とにかく誰にでも見て欲しいと思う程の肉体を作り上げた板野。
森末はそれを褒めながらも冷静に窘め、こうして今月の練習は終わったのだった。

668 :森末(仮):2013/10/03(木) 00:18:42 ID:???
『3年目 2月 日常パート』

※2月になったので全能力が+1されます。

そして翌月、新学期も始まり心機一転の月。
今月もまた板野に日常パートを過ごす時間がやってくる。

板野「2月かー……ふらのに来て、もう10か月経つんだねぇ」
森末「折り返しはもう過ぎた感じだね。 さぁ2月の日常パートは何をする?」
板野「そうだなぁ……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>665-666 このスレのポストプレイの値はパス値を参考にします……。
ただ、競り合いが高いとこぼれ球を拾いやすくなるのは間違いないので、とても便利です。

669 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:23:01 ID:XaW52rU2
B

670 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:23:26 ID:Bfq5dvM+
A
今日で引退が決定しそうなハンカチ王子居ないかな

671 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:26:36 ID:oKK4AbBc


672 :森末(仮):2013/10/03(木) 00:29:17 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
================================================================
板野「今月は誰かに会いに行ってみるよ」
森末「ふむ、そっちの方が確実に会える事は会えるだろうからね。 ケースバイケースだろうけど。
   それで、誰に会いに行くんだい?」

A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

>>670 先日の試合の多田野くんは7回無失点で来年に繋がる投球を見せてくれましたね。

673 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:30:29 ID:oKK4AbBc
C.町田(メガネ)

674 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 00:34:15 ID:Pd+2KShQ


675 :森末(仮):2013/10/03(木) 00:53:29 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

676 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 01:05:03 ID:???
乙でした

677 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 05:09:54 ID:DoLo79fg
多田野はクビにならなきゃ良いんだけど。

678 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 09:11:46 ID:Bfq5dvM+
日ハムの投手事情から言って大丈夫でしょ、大丈夫大丈夫ヘーキヘーキ。
パパパッ、とハンコ押して、終わりっ!

679 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 12:40:57 ID:???
年俸は30分で、5万かな?

680 :森末(仮):2013/10/03(木) 18:28:32 ID:???
>C.町田(メガネ)
=======================================================================
板野「そうだなぁ……ちょっと町田に会ってみようかな」
森末「ふむふむ……意外な所だね」

今でこそ名前で呼ばれているものの、最初の頃は(メガネ)扱いだった町田町子。
はっきり言ってモブもいいところな彼女に会いに行くとは森末も予想していなかったのか、
目を丸くして驚くもののすぐに冷静になり、板野に助言をする。

森末「なら……いきなり家に行くよりは、学校でタイミングを見計らって話しかけてみた方がいいかも。
   他の人ならともかく、いきなり家に会いに行って中に入れてくれるとも思えないしね」
板野「そっか……うん、わかった。 じゃあ明日、部活の合間を見て話しかけてみるよ」

クリスマスパーティーの時こそ入れてくれたものの、普段はそこまで仲がいいという訳でもない。
男子などならともかく、女子ならば容易に家に上げるとは思えないという森末の言葉もあり、
板野は次の日に機会を見て町田と会話する事にする。
そして翌日、いつものように部活動に出ていた板野は休憩中、早速雑務に追われている町田の姿を発見。
藤沢は他の場所で違う事をしているのか見つけられず、これなら2人で会話が出来そうだと思い話しかける。

板野「やぁ町田、お疲れ様」
町田「あら板野くん、お疲れ様。 今日も絶好調みたいね」
板野「うん、まぁね(さて、何を話そうかな……)」

A.「そういえばそろそろ14日だけど……」 カレンダーを見ながら催促をしてみる
B.「松山と藤沢の事だけど……」 松山と藤沢の事で相談してみる
C.「今度の休みに一緒に遊びに行かない?」 遊びに誘ってみる
D.「いつも大変だね、手伝うよ」 町田の仕事を手伝う
E.「今度の全国大会の為に、対戦校について調べて欲しいんだ」 対戦校のリサーチを頼んでみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

681 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 19:19:08 ID:bcNLzUtA


682 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 19:41:37 ID:JC/JNaV6
B

683 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 19:51:05 ID:DoLo79fg


684 :森末(仮):2013/10/03(木) 21:22:24 ID:???
>D.「いつも大変だね、手伝うよ」 町田の仕事を手伝う
==================================================================
町田「えっ、そんな……いいわよ。
   ただでさえ休憩時間が少ないんだから、体をしっかり休めてた方がいいんじゃない?」
板野「いいからいいから」

町田は板野の申し出を断ろうとするも、板野は強引に町田の横に座り込み、
スパイクなどの用具の手入れを手伝い始める。
その姿を町田はあっけに取られて見ていたが、やがて苦笑をすると自身も再び手入れに戻る。

町田「変わってるわねぇ、板野くんも。
   ウチの部員の連中なんか、一度も手伝ってくれた事なんて無いわよ?」
板野「みんなは疲れてるんだと思うよ。 俺に比べれば、体力も無いんだし……」
町田「あら、松山くんだって手伝ってくれた事はないわ」
板野「……松山はほら、そういう暇があればボールを蹴りたいタイプだから」

軽い愚痴のようなものを零す町田に、板野は一々答えながらスパイクを磨く。

町田「そういえば板野くん、来月に修学旅行があるの覚えてる?」
板野「えっ……そうだっけ?」
町田「呆れた……来月の中旬、東京に行くって前々から先生から連絡あったと思うけど?」
板野「そ、そっか……えーっと、それで? 修学旅行で何か?」
町田「松山くん、その時に何か考えてる事があるらしいのよ。 詳しい事はまだ聞いてないんだけどね」
板野「松山が? うーん……」

A.「さてはどこかの学校の偵察に行くつもりなのかな?」
B.「さては女風呂を覗こうと計画を立ててるのかな?」
C.「さては東京民に北海道の良さを知らしめる為に名産品を売り込むつもりだな?」
D.「ところで町田、クラスは別だけど修学旅行一緒に回ろうよ」
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

685 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:26:17 ID:bcNLzUtA


686 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:27:18 ID:L+o+mJFY


687 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:31:22 ID:JC/JNaV6
A

688 :森末(仮):2013/10/03(木) 21:43:05 ID:???
>A.「さてはどこかの学校の偵察に行くつもりなのかな?」
===================================================================
町田「……修学旅行でも息抜きせずにサッカー、ねぇ」
板野「松山の事だから十分考えられる」

常識的に考えればありえない事だが、松山のサッカーに対する熱意は板野も町田もよく知ってる。
東京に行き、何かを計画しているという松山。
遊びや何かとはほぼ無縁な彼が計画をする事といえば、やはりサッカー関連の事しか思い浮かばず。
板野達は恐らくこれが正答だろうと半ば確信に近い思いを抱く。

町田「確かに……2日目は班別の自由行動だから、抜けようと思えば先生の目が無い以上抜けられるわね」
板野「でも昼の間だろ、自由行動って。 他の学校は授業中じゃない?」
町田「多分、他の学校は春休みに入ってると思うわよ。 丁度その時期と重なるから」
板野「あ、そっか」

考えれば考える程、松山が無茶な事を計画している可能性は大きくなっていき、
町田は大きくため息を吐き、板野はさてどうしたものかと首を捻る。

板野「(まだうちのクラスは班を決めてないから……松山と同じ班になれば、一緒についていけるかな?
    しかし……大胆だなぁ、松山)」

改めて板野は松山のサッカー馬鹿加減に感服しつつ、
そうこうしている内に休憩時間は終わり、練習へと戻っていくのだった。

689 :森末(仮):2013/10/03(木) 21:44:11 ID:???
『3年目 2月 練習パート』

板野「でも修学旅行かぁ……なんだか楽しみになってきたぞ」
森末「うんうん、こういうのは学生でしか出来ないイベントだからね、楽しんでおいで。
   僕も積立金をちゃんと払っていた甲斐があるよ」
板野「(……そういえばウチの収入ってどうなってるんだろう?)」
森末「それじゃあ今月も練習パートだ! 何を鍛える?」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:5

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

690 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:46:44 ID:2VTodVmg


691 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:47:58 ID:JC/JNaV6
B

692 :森末(仮):2013/10/03(木) 21:52:42 ID:???
>B.技を覚える
============================================================
板野「うーん……今月は、技を覚える事にするよ」
森末「ふむふむ、よしわかった。
   確かにまだ覚えている技は1つだけだし、ここから増やすのもいいだろう。
   それで、何を覚える?」
板野「そうだなぁ……」

A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」を覚える
B.「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
C.「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
D.「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
E.「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
F.「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
G.「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

693 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:53:11 ID:gu2YLpog
A

694 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:53:20 ID:Pd+2KShQ


695 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 21:53:30 ID:JC/JNaV6
C

696 :森末(仮):2013/10/03(木) 22:11:27 ID:???
>A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」を覚える
=============================================================================
板野「やっぱりドリブル技かな……1/2だから発動率も高いし、
   それにパワータイプならこういうのも覚えておきたいもん!」
森末「日向を代表として、強引なドリブルはパワータイプの代名詞だもんね。
   それじゃあ頑張っておいで」

こうして強引なドリブルを覚える事にした板野は、早速翌日の練習で開発に勤しんだ。

板野「(強引なドリブルは相手を吹き飛ばして、最短距離で突破する為の技だ。
    よーし、今日はドリブルでも直線的な軌道で動くよう注意してやってみよう)」

先着1名様で、

★板野のドリブル開発→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

10以上→強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)取得!

※9以下の場合でも経験値は溜まります。

697 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:12:35 ID:???
★板野のドリブル開発→( 1 + 6 )=★


698 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:12:56 ID:???
★板野のドリブル開発→( 1 + 3 )=★

699 :森末(仮):2013/10/03(木) 22:32:18 ID:???
>★板野のドリブル開発→( 1 + 6 )=ドリブル経験値+7★
========================================================================
ドダダダダダッ!

板野「うおおおおおおおおっ!!」
松田「う、うわあっ!?」

ドガガッ!!

元来パワーに秀で、先月の特訓でフィジカルも上昇した板野。
スピードに乗ったドリブルをしながら、カットに来るDF達を強引に跳ねとばし突き進む。
その様はふらの中メンバーにとって、正に驚異としか言えないような代物だったが……。

松山「甘いぞ、板野!」

ズザザザザァッ! バチィッ!!

板野「うわぁっ!?」

しかし、まだまだ松山には通用せず、あっさりとボールを奪われる。

板野「うーん……上手くいかないなぁ」
松山「板野のパワー自身は凄いけど……それをダイレクトに相手に伝えられないと意味がないぞ。
   今みたいに、横からスライディングで攫われたら自慢のパワーも使えない」
板野「なるほど」

確かに正面から馬鹿正直に突進してきてくれる相手ならば、パワー勝負で板野が負ける事は殆ど無い。
だが、横から素早くかわされてしまっては、どうしてもそのパワーを発揮する事が出来ないのだ。

板野「(上手くパワーを生かせる状況を作るのが必須か……むむむ)」
佐瀬「(そもそも普通に抜くようにしろよ……テクニックだって十分あるんだからさ)」

700 :森末(仮):2013/10/03(木) 22:33:40 ID:???
『3年目 3月 定例イベント』

そして3月、先月に町田が言っていたように、今月は修学旅行が待っている。
板野、松山、藤沢、ついでに小田のいるクラスはギリギリまで修学旅行で共に過ごす班を決めていなかったが、
その1週間前、ようやくホームルームにて班を決める事となった。

松山「なあ板野、俺達の班に入らないか?」
板野「え、いいの?」
松山「勿論だ。 いいよな、小田?」
小田「はい(他のクラスメイトで仲いい奴って特にいねーしな。誰でもいいや)」

板野は当然のように松山達の班に入り、その後3人は後のメンバーを探しながらも、
修学旅行の2日目、自由行動の日の行程について話し合う。

松山「ところで2日目の自由行動の日なんだが……」
板野「どこかの学校の偵察に行くつもりなんでしょ?」
小田「うぇっ!? あ、いや……キャ、キャプテン、本当ですか?」
松山「……ああ。 団体行動を乱してしまうけど、いいチャンスだと思ったからな……」

その際に、松山はその自由行動の時間を使って他の学校の偵察に行くと宣言。
予め予想していた板野はやっぱりかと納得の表情を浮かべるが、
それとは対照的に小田は困惑している様子をまるで隠さず、頭をかくばかりである。

小田「(一緒についていく……って事は無いだろうけど、バレたら同じ班の俺までとばっちり食らいそうだよなぁ。
    あーでも、キャプテンと一緒だとあまり羽目外せないだろうし、そういう意味じゃチャンスか?)」
板野「(さてどうしよう……松山についていくか、小田と残るか、それとも松山を引きとめるか、だけど……)」

701 :森末(仮):2013/10/03(木) 22:34:46 ID:???
A.「松山、俺も同行させてよ」 松山と共に敵学校の偵察に向かう
B.「わかった、後の事は俺と小田に任せておいてよ」 小田と共に修学旅行を楽しむ
C.「松山、折角の修学旅行なんだ。サッカーは忘れて楽しまないと」 松山の偵察を引きとめる
D.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

702 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:35:48 ID:JC/JNaV6
A

703 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:37:25 ID:Pd+2KShQ


704 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:37:42 ID:PsSEPzu2
D どこを偵察するつもりなのか

705 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:38:43 ID:uwaOM75Q
C

706 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:45:21 ID:???
東邦行って若島津にリベンジとかも面白いけど、肝心の松山はどこ行く気だろ

707 :森末(仮):2013/10/03(木) 22:46:06 ID:???
>>704 >>706
偵察チームはこの後改めて相談する事になります。

708 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:46:15 ID:bcNLzUtA

C+小田達にも迷惑かけてしまうかもしれないだろ?

709 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:49:39 ID:oKK4AbBc


710 :森末(仮):2013/10/03(木) 23:20:40 ID:???
>A.「松山、俺も同行させてよ」 松山と共に敵学校の偵察に向かう
==================================================================
松山「えっ? 板野もか?」
小田「ああ、俺は気にしないでくれよ。 他の奴と上手く誤魔化しとく」

一瞬、松山は小田の方をちらりと見て案じるが、小田は手を振って問題は無いと返答。
1人いなくなろうが2人いなくなろうが、小田としてはあまり大きな変化はない。
無論、共に回る人間が少なくなって寂しい事はあるかもしれないが、班の定員にはあと1名空きがある。
よほど変な奴を班に入れない限りは、嫌な思いをする事もないだろう。

松山「すまない、迷惑をかけるな……」
小田「気にしないでくれよキャプテン。 それよりも、しっかり偵察してきてくれよな。
   (さーて、キャプテンがいないんだからどこ見に行くかな……色々調べとかないと)」
板野「……ところで松山、偵察って言ってたけど、どこに行くの?」

内心小田がこれ幸いと修学旅行の計画を練る中、板野は偵察する学校について松山に質問する。
東京都内と言っても学校の数は多く、また、関東圏全域に目を向ければ無数にある。
限られた時間、じっくり見るとするなら目星をつけなければならないものだが、
松山もそこはしっかりと考えているのか板野の質問にはきはきと答え始める。

松山「実は色々考えてて、まだ絞れてないんだ。 よかったら、板野の意見も聞かせてくれないか?」
板野「うん、わかった」
松山「よし、なら候補を言ってくぞ。 まずは東邦……今は3月だけど、あそこは私立の強豪校。
   スカウトされてやってきてる新入生も、もう練習に参加してるかもしれない。
   新戦力を調べるなら、行っていて損は無いだろうな」
板野「(……タケシがいる、って事かな。 確かにあいつにはまだ会ってないもんな)」
松山「後は武蔵中学。 都大会を突破した事は無いけど、ここも強豪校だ。
   ……板野は知らないかもしれないけど、小学生時代にベスト4まで進んだ選手も多く在籍してるぞ」
板野「(ふむふむ、三杉のいる武蔵か。 ……原作、それに本編を考えれば全国では会う機会は無さそうだし、
    ここらへんでコンタクトを取っておくのもいいのかな?)」

711 :森末(仮):2013/10/03(木) 23:21:49 ID:???
まず松山が上げたのは都内の強豪校2つ、東邦学園と武蔵中学。
どちらにも名のある有力選手がおり、実に悩ましい選択肢である。

松山「後は……静岡の南葛と、大友もだな」
板野「えっ、静岡まで行くの!?」

そして、続けて松山が名を上げたのは静岡県にある2つの中学である。
流石に都内だけの中学が対象と思っていた板野は驚きの声を上げるのだが、
松山は至って冷静に説明を始める。

松山「新幹線を使えば行って偵察して戻ってくる事も無理じゃないからな。
   大丈夫、今年のお年玉がまだある」
小田「(……わざわざ新幹線に乗ってまで行くのかよ。 まあ俺は関係ないからいいけど)」
松山「南葛は言うまでもないよな、V2を達成した中学サッカー界の王者だ。
   タレントの数も多いし、去年はベンチだった2年生も台頭してきてるかもしれない」
板野「うーん、なるほど……(翼と森崎がいないから地味だけど、それでもタレントの数なら随一だしなぁ)」
松山「そして大友、こっちも県大会は突破出来てないが強いチームだ。
   メンバーの構成は南葛と同じく、南葛SC時代の選手が主軸……特に中山って奴は俺達の世代だとトップクラスのDFらしい。
   今年は南葛を食って全国に上がってくるかもしれないぜ」
板野「(中山さん……それに新田、か。
    こっちも全国では多分会えないだろうから……コンタクトを取る意味でも選ぶ価値はあるのかな)」

全部で4つの候補を聞かされた板野だが、どれも魅力的であり悩ましい。
だが、時間的に考えても、どこか1つを選択しなければ満足のいく偵察など出来ないだろう。

松山「板野はどこがいいと思う?」
板野「そうだなぁ……」

712 :森末(仮):2013/10/03(木) 23:23:15 ID:???
A.「東邦にしよう。 若島津や反町の実力がどれ程のものか、ちゃんと見ておきたい」
B.「武蔵にしよう。 隠れた強豪の力を図っておきたいよ」
C.「南葛にしよう。 王者南葛の実力をこの目で見たい」
D.「大友にしよう。 世代トップクラスのDFなら、対戦する時俺と勝負する事になる相手だ」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

713 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:28:47 ID:Pd+2KShQ
c

714 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:29:58 ID:PsSEPzu2
A 本当に重要な役割になりそうだからね、リベンジはいけるかな

715 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:31:52 ID:nlPzAZ5c
A

716 :森末(仮):2013/10/03(木) 23:54:30 ID:???
>A.「東邦にしよう。 若島津や反町の実力がどれ程のものか、ちゃんと見ておきたい」
===================================================================================
松山「東邦か……」

迷いに迷った末、板野は東邦に偵察に行くのがいいのではないかと提案をした。
前回若島津と勝負をした時に味わった全国の分厚い壁。
世代最強キーパーである彼を筆頭とし、本編では得点王に輝いている反町、
新入生として入ってきているであろう沢田の実力も見極めなくてはならない。

松山「よし、わかった。 それじゃあ東邦へ偵察に行く事にしよう」
板野「うん!」

こうして行先を決めた後、松山達は改めて最後の班のメンバーを決める。
サッカー部にも所属していない、あまり話した事のないモブ男Aがその位置に滑り込み、
松山達は予め2日目に自分たちは別行動をすると説明をしたが、
モブ男Aは特に興味もないのか二つ返事で了承し、これで修学旅行へ向けての準備が全て終わった。

そして時間は流れ、修学旅行当日。
1日目は北海道を飛行機でとびだった後、東京・浅草を散策する修学旅行定番のコースとなった。
この日ばかりは松山もサッカーの事は忘れて旅行そのものを満喫し、
板野もそれに合わせて森末への土産などを買い込み1日を終える。

翌日、2日目は朝から自由行動。
松山達にとっては本番であるこの日、宿泊していた旅館を出た一同は駅につき、
ここで小田達とは別行動を取る事となる。

松山「そうだな……5時にここで集合する事にしよう。 旅館の門限が6時だった筈だからな」
板野「そうだね。 それじゃあ小田、モブ男A、後は頼むね」
小田「気を付けてな」

717 :森末(仮):2013/10/03(木) 23:55:33 ID:???
お互いに上手くやれることを祈りながら別れた板野達は、
調べておいた情報を頼りに駅を乗り継ぎ、まずは東邦学園の最寄駅まで移動する。

松山「ふぅ……東京の電車はややこしいなぁ」
板野「確かにね。 それでえっと、東邦学園はどっちの方にあるんだっけ?」
松山「地図によると……こっちだな」

都心部にある東邦学園までの道は、北海道のふらの中学への道とは違い綺麗に舗装されており、
松山はそのことに一々感嘆しながら、地図を片手に歩き始める。
その間、板野は周囲を物珍しげに身ながら、少し物思いにふけるのだが……。

板野「(最初の選択で、入る学校を東邦にしてたら……俺も毎日この道を通ってたのかなぁ)」

先着1名様で、

★東邦の方々→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ・ハート・スペード全部! 板野「……ダイヤとスペードはともかく、ハートも仲は悪くないんだなぁ」
ダイヤ→若島津「……む?」 今から学園に向かうらしい若島津と出会った!
ハート→反町「あれ?」 今から学園に向かうらしい反町と出会った!
スペード→沢田「…………」 今から学園に向かうらしい沢田と出会った!
クラブ→特に何も無かった!

718 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:55:52 ID:???
★東邦の方々→ クラブA

719 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:56:00 ID:???
★東邦の方々→ スペード2

720 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:00:08 ID:???
だから魔物判定は常に用意しておけと!w

721 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:09:33 ID:???
さすが松山だ
クラブAの恋人

722 :森末(仮):2013/10/04(金) 00:16:35 ID:???
>★東邦の方々→ クラブA =特に何も無かった!★
=========================================================================
特に何事もなく、無事に東邦学園へとたどり着いた板野達。
しかしながら、校門は閉められており、
開ける事は可能であるがあくまでも部外者である板野達が開けるのは問題があるだろうと考え、
別口から練習風景を見せて貰おうと考える。

板野「やっぱり回り込んでフェンス越しに見るしかないかな?」
松山「俺達は部外者だしな……そうするか」

誰か知人に会えれば、何かしら融通されていたかもしれないが……。
そう上手くはいかず、板野達はサッカーコートがあるであろう場所まで回り込む。
流石にスポーツ強豪校なだけあり、東邦学園のグラウンドの広さは圧巻の一言。
特にサッカーコートは広く、回り込むだけでも少し歩き疲れてしまう程のものだったが、
そこからボールを蹴る音が聞こえてくると、2人はその疲れも忘れて練習風景に注視をする。

反町「いくぞ、沢田!」
沢田「そう簡単にボールは渡しません! はっ!」
反町「なにィ!?」
若島津「(流石はタケシだ……あれだけキープが出来れば少しはウチの中盤もマシになるだろう)」

グラウンドでは若島津、反町、沢田といった東邦学園の主力3人。
そして、それ以外の選手たちが懸命に汗を流しながら練習をしており、
板野達は改めてそのレベルの高さを確認して息を飲む。

松山「……あの15番、沢田って呼ばれてたな。 ……確か小学生時代に明和にいた奴だ。
   あいつも東邦学園に入っていたのか」
板野「(やっぱりタケシも入ったかー……若島津についてきたのかな?)
   それはともかく……東邦のキャプテンって誰なんだろう?」
松山「順当に考えれば若島津だけど……反町もあの性格だから、選手たちからの信頼は厚いかもしれない。
   どちらかがキャプテンだとは思うが……」

723 :森末(仮):2013/10/04(金) 00:17:43 ID:???
先着1名様で、

★キャプテン○○→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→北詰「おい小池! さっきから目立っていないぞ! キャプテンがそんな事でどうする!」 え、誰?
ダイヤ・ハート・スペード→北詰「若島津、もっとDFに指示を飛ばさんか!
                GKとしてもキャプテンとしても、チームの指揮はしっかり取れ!」 順当に若島津だ!
クラブ→北詰「反町、もっと声を出さんか! お前がキャプテンなのだから指示はしっかり飛ばせ!」 なんと反町だ!

>>720-721 クラブAは思いついた時だけ出してますw

724 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:18:05 ID:???
★キャプテン○○→ JOKER

725 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:18:34 ID:???
ななななにいいい!?

726 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:19:08 ID:???
いやぁ波瀾万丈ですなぁ

727 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:19:39 ID:???
マジで!?

728 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:22:08 ID:???
松山が絡むとクラブAとJOKERが乱舞は森崎板の共通ルールやのう

729 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:27:43 ID:???
げ、原作の大会じゃベスト11にも選ばれた実力者だし(震え声)

730 :森末(仮):2013/10/04(金) 00:38:18 ID:???
>★キャプテン○○→ JOKER ★
>北詰「おい小池! さっきから目立っていないぞ! キャプテンがそんな事でどうする!」 え、誰?
===============================================================================================
その北詰の言葉を聞いた瞬間、松山と板野は同時に口を開いた。

松山・板野「「……誰?」」

小池秀人、東邦学園の3年生であり、MFを務める男。
原作、本編、共に殆ど出番はなく、かなり地味な存在である彼は、何故かこの世界では東邦学園のキャプテンに選ばれていた。
はっきり言ってこれといった特徴は無く、精々他のMFよりは多少マシな能力という程度。
沢田が来てからは完全にその地位も追いやられてしまった男だが、そんな彼が何故キャプテンとなったのか。
それは東邦学園のキャプテンを決める方式が選手たちの投票によるものではなく、北詰監督が直々に指名する制度の為である。

北詰「(若島津は実力的には申し分ない、だが他の者達を些か蔑ろにする傾向がありすぎる。
    選手としての実力ならばキャプテンの資格はあるだろうが、皆を引っ張っていく力はないだろう。
    そうなるとキャプテンは反町にするのがベストに思えるが……奴は逆に自分に自信が無さすぎる。
    キャプテンにする事で荒療治する事も可能だが、プレッシャーに潰されては元も子も無い。
    ならば、その反町と同じような性格で、かつ実力的には潰れてもある程度問題ない小池をキャプテンとすべきだろう)」

北詰という男は、非常にドライな性格の持ち主でもあった。
全国大会制覇を成し遂げる為には、若島津、反町、沢田、この3人の力は必要不可欠。
だが若島津をキャプテンにしてはチームの心が一つにならず、空中分解をする可能性もあり、
反町をキャプテンにしてしまえば貴重な得点源がプレッシャーで潰れてしまう可能性もあった。
それらを回避する為に、北詰はあえて小池をキャプテンに任命したのである。

731 :森末(仮):2013/10/04(金) 00:39:25 ID:???
北詰「(小池には……悪い事をしたかもしれんが、このプレッシャーをはねのければ奴もモノになる可能性はある。
    元々実力的には低くはないのだしな)」

腕組みをしながら、フィールドでプレイをする小池に目を向ける北詰。
注意を受けた為か先ほどよりも動きはマシになっていたものの……やはりそれもあくまでそれなりレベルであった。

北詰「(……やはり選択を誤っただろうか?)」

頬をかきながら、自身の選択を間違っただろうかと少しだけ不安になる北詰。
一方、フィールドにいた小池はといえば……?

先着1名様で、

★キャプテン小池……?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→そのとき ふしぎなことがおこった 小池「ふ、これが俺の隠された才能だ!」
ダイヤ→小池「(監督は俺に期待しているんだ! 俺がキャプテンだ!)」 熱血な感じで燃えに燃えてた!
ハート→小池「(なんとなく監督が考えてる事はわかってる……でも、俺がキャプテンなんだ!)」 冷静に北詰の考えを把握してた!
スペード→小池「(若島津でもなく反町でもなく俺を指名……つまり、俺には眠れる才能がある?)」 前向きに勘違いしてた!
クラブ→小池「(うぅぅぅ……反町はともかく、若島津相手に指示を出すなんて……)」 びくびくしてた!

>>725-729 クラブAの次にJOKERとは……という感じです。いやほんと、凄いです。

732 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:39:55 ID:???
★キャプテン小池……?→ スペード9

733 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:51:11 ID:???
キャプテン潰して空中分解、ということは無くなるチームではあるかな
小池がいなくなっても代わりがいるしね、(勘違いでも)自信をつけてるし大丈夫かも

734 :森末(仮):2013/10/04(金) 01:02:41 ID:???
>★キャプテン小池……?→ スペード9 ★
>小池「(若島津でもなく反町でもなく俺を指名……つまり、俺には眠れる才能がある?)」 前向きに勘違いしてた!
=============================================================================================================
小池秀人という男は、どちらかといえば小心者であり反町に近い性格の持ち主であった。
しかし、彼にとって幸か不幸か、彼はあまり頭がよくなかった。

小池「(そうだよな、俺だって東邦にはスカウトされてやってきたんだ。
    若島津、それに反町……全国の名だたる名選手を抑えて、俺がキャプテンに任命されたんだ。
    つまり、俺があいつらよりも上じゃないと説明がつかない)」

東邦学園というエリート集団の中でプレイしてきた彼にとって、
若島津、反町という2人は日本の中でも特に優れている2人という認識だった。
そして、その2人ではなく自分がキャプテンに任命された事で、
彼の中での力関係は『自分>若島津・反町>その他のザコ』というなんとも安直なものに成り下がっていたのだ。
……自分がその他のザコに他の学校からは見られているという事実を知らずに。

735 :森末(仮):2013/10/04(金) 01:03:47 ID:???
小池「くらえ、若島津!」

バシュウッ! バシッ!

若島津「………………」
小池「フッ(まだ"チカラ"が目覚めないか……早く目覚めろ、"チカラ")」
反町「(小池の奴、キャプテンに指名されてからなんか自信に満ち溢れてるなぁ……。
    実際最近は上手くなってきたし、俺もうかうかしてられないや)」
若島津「(下らん……なんでこんな奴がキャプテンなんだ……)」

とはいえ、彼に眠れる才能がある……かどうかは知らないが、キャプテンに任命されてから大きく伸びた事には間違いない。
スポーツをする上で適度な自信、自分が勝つ、勝ってみせるという意欲は大切だからである。

小池「よし、今度はヘディングだ! タケシ、上げろ!」
沢田「は、はい!(大丈夫かなぁ?)」

バシュッ! ダッ!

小池「よーし、次はヘディングで……」
若島津「キエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」

バキイイイイイイイイイイイッ!! ドガシャアアッ!!

小池「ごふぅっ!?」
沢田「(ああ、やっぱり駄目だった……)」
若島津「ふん……(少しは気が晴れた)」

無論、適度なら……の話だが。

736 :森末(仮):2013/10/04(金) 01:04:53 ID:???
板野「…………あれが、キャプテン?」
松山「みたいだな……」

そして、この光景を見ていた板野達は、ようやく北詰の言葉を聞いた時の衝撃から立ち直っていた。
フィールドでは小池が若島津の浴びせ蹴りを食らい、もんどりうってるものの……。
その実力は、少なくとも油断は出来るものではなさそうである。

松山「しかし驚いたな……あんな選手が東邦にいたのか」
板野「(原作や本編に出てたっけ? ……なんか名前は聞いた覚えがある気はするんだけどなぁ)」
松山「あの沢田、それに小池っていう奴が台頭した事で東邦の中盤は一気に分厚くなった。
   これは攻略するのも相当難しくなるだろうな……」
板野「(まあ……なんだか凄く間抜けっぽいけど、手強い相手なのは違いないしなぁ。
    ところでどうしよう? このまま見てるだけってのもつまらないか?)」

A.「誰か一人に注目して動きを見てみようか」 選手の能力を計ってみる(※更に分岐します)
B.「おーい、若島津ー!」 練習中の若島津に声をかけてみる
C.「東邦学園の実力……見せてもらうぜ!」 フェンスをよじ登り練習に乱入する
D.その他 板野くんにやらせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>733 多分きっと大丈夫です。想定外の事で私としては混乱してますが、こういうのもキャプ森の醍醐味ですね。

737 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 01:18:36 ID:RinbfQqM
C 本編で警察や警備が役に立った試し無いから、多分大丈夫。きっと

738 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 01:23:36 ID:8CLK1eYg
C

739 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 01:30:27 ID:???
新たな来生の誕生かもしれないな

740 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 01:35:45 ID:???
色々経験して一皮剥ければムードメーカーになれるさ
参謀やムチの役は反町や若島津が向いてる
タケシはマスコット(サッカーカット的な意味で)

741 :森末(仮):2013/10/04(金) 02:22:03 ID:???
>C.「東邦学園の実力……見せてもらうぜ!」 フェンスをよじ登り練習に乱入する
==============================================================================
松山「お、おい板野!?」

これまでのハイレベルな練習を見せられ、そして全国で戦う強豪たちの実力を改めて認識し、
板野はいてもたってもいられず、フェンスをよじ登り練習に乱入しようとする。
松山の静止を振り切り、フェンスを登り切った板野はそのままグラウンドへと着地、
急に現れた乱入者に一同はぎょっとし、反町は見知った顔を見て絶句、そして若島津は眉を顰めて板野を見つめる。

反町「お、お前は……!(な、なんでふらのの板野がここに!?)」
若島津「(後ろのフェンスの外にいるのは……松山か。 ふん、偵察のつもりか?
     どうやって東京までやってきたのかは知らんが……)」
沢田「あわわ……」
板野「東邦学園の実力……見せてもらうぜ!」

一同がうろたえる中、板野は大きく吼えると地面に転がっていたボールを拾い、
単身グラウンド中央を走り始める。
当然ながら東邦のメンバーはこれを受けて困惑をするだけで、誰一人ボールを奪いに行こうとはしない。
板野としてはやる気満々だが、彼らがそれに付き合う義理は無いので当然だ。

北詰「な、何だアイツは! くそっ、警察だ! 警察を呼べ!」
若島津「(警察を呼んで……ここに来るまでに時間はかかる。 勝負くらいは出来そうだな。
     あいつが突破出来れば、の話だが)」

ズダダダッ!

小池「おいお前! どこの誰だか知らないけど、天下の東邦学園の練習に乱入するなんて正気か!?」
板野「(む、ようやく来たか……!)天下の? 王者は南葛だろう、お前たちは天下なんて一度も取ってないじゃないか!」
小池「ハッ! ……そういえばそうだった」
板野「(大丈夫かこいつ……?)」
小池「でも天下の東邦は、天下の東邦なんだ! このキャプテンの小池秀人自らが止めてやるぜ!」

742 :森末(仮):2013/10/04(金) 02:24:32 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野、そのまま強引に小池を振り払った! ゴールまで一直線、若島津に向けてシュートだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野が体勢を悪くしながら突破、空中に跳ね上がり競り合い、誰もフォローしない)
≦−2→小池がボールを奪った! 流石は東邦のキャプテンだ!

>>739 来生1人でも大変なのに、2人に増えたら色々と大問題そうですね。
>>740 明るいキャラクターというのは東邦にはいませんからね。

743 :森末(仮):2013/10/04(金) 02:39:56 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは、遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。

744 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 06:24:52 ID:???
★板野→ドリブル 48 ( ハート10 )( 3 + 3 )=★


745 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2013/10/04(金) 06:55:55 ID:???
★小池→タックル 46 ( スペード10 )( 2 + 5 )=★

746 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 08:02:22 ID:???
綱渡りですなぁ

747 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 17:02:47 ID:???
必殺技があればもう少し安定するか

748 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 18:38:07 ID:???
>来生1人でも大変なのに、2人に増えたら色々と大問題そうですね。

南葛にもキャプテン判定はあるのかな?
JOKER分岐見てみたいぜ

749 :森末(仮):2013/10/04(金) 22:55:45 ID:???
>★板野→ドリブル 48 ( ハート10 )( 3 + 3 )=54★
>★小池→タックル 46 ( スペード10 )( 2 + 5 )=53★
>=1→ボールはこぼれ球に。板野が体勢を悪くしながら突破
========================================================================
小池「うりゃあ!」

ズザザーッ!!

板野「うっ……!?(こいつ、ふざけた性格してるけどやっぱり上手い!?)」

少しばかり調子に乗りやすい性格をしているものの、小池もまた東邦学園のスタメンの一員。
キャプテンに任命されてからは一心不乱に練習にも打ち込み、
めきめきと実力を伸ばしていた選手の一人である。
ある程度練習風景を見て板野もその事はわかっていたつもりであるが、
やはりその所業などがどことなく間が抜けている為か、些か油断をしてしまい、
小池を振り切れず強烈なスライディングタックルでせき止められてしまう。

若島津「(ドリブルは下手か……? いや……!)」
小池「へへへ、どんなもんだい!」
板野「(でも、これなら……!)うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

バキャアッ!!

小池「ぐへぇぇえええっ!?」
東邦メンバー「こ、小池ーっ!?」「キャプテーン!!」「ふ、吹き飛んだだと!?」
若島津「(あいつの異常な脚力を相手に、正面からのスライディングタックルでは跳ね飛ばされてしまうか……!)」

しかし、この小池のディフェンスを板野は持ち前のパワーで文字通り跳ね飛ばした。
今はまだ開発中である『強引なドリブル』。
それでも、相手が馬鹿正直に正面からやってきてくれるのならば思う存分力を発揮できるだけの実力は板野も身に着けていたのである。
この光景を見て東邦学園の選手たちは驚き、若島津は目を細めながらもセービングの構えを取る。

750 :森末(仮):2013/10/04(金) 22:57:17 ID:???
小池「い、いでぇ……って、くそ、そんな事言ってる場合じゃねぇ!
   DF! シュートコースをブロックするんだ!」
東邦DF「え、そんな……」「しょ、勝負する事なんて無いだろこんな不審者相手に!」
小池「馬鹿野郎! 天下の東邦学園が舐められっぱなしでたまるか! いいからブロックだ!」

そして、板野に吹き飛ばされ地面に倒れ伏しながら、小池はDF達に板野を止めるように指示を飛ばす。
当然ながら彼らは困惑をするが、(一応)キャプテンである小池が出す指示ならば仕方ない。
それに彼らにも、自分たちが強豪・東邦学園のメンバーであるというプライドはある。
まるで見た事もない板野を相手に、好き勝手やらせるものかという思いも確かにあった。

川辺「そ、そうだな……! こんな訳のわからない奴にやらせてたまるか!」
高島「若島津の出番はない! 俺達がブロックしてやる!」
板野「(くそっ、流石にフリーで打たせてくれるなんてムシのいい話はないか……。
    それよりも早くシュートを打たないと、このままだとボールを奪われちゃうな!)」

DF達が自身に殺到するのを見ながら、板野は先ほど小池を吹き飛ばした際に大きく離れてしまったボールを拾い、
やや強引な体勢のまま右足を大きく振りかぶる。

グワアアアアアアアアアアアアアアッ!!

若島津「(む……!? あの振り足は……)」
反町「(強引な姿勢だからか? かなり無理のある体勢に見えるけど……)」
板野「(ちょっと打ちにくいけど……仕方ない!)食らえ、東邦! これが俺の……弾丸シュートだぁぁぁぁぁぁああ!!」

751 :森末(仮):2013/10/04(金) 22:58:53 ID:???
先着3名様で、

★板野→弾丸シュート 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )-(体勢悪-1)=★
★川辺→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 高島→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★若島津 パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。誰もフォローしなかった……。
≦−2→板野のシュートは若島津にすら届かなかった……。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野の弾丸シュートが東邦ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。誰もフォローしなかった……。
≦−2→若島津が大きく弾き飛ばした!

【補足・補正・備考】
板野の「弾丸シュート」には吹っ飛び係数4がついています。
若島津:ダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」

>>746-747 キャプテンになった小池も地味にパワーアップしてますが……必殺技があれば抜けましたね。
>>748 設ける予定です<キャプテン判定

752 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 22:59:20 ID:???
★板野→弾丸シュート 54 ( ハート3 )( 2 + 1 )-(体勢悪-1)=★

753 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:02:31 ID:???
★川辺→ブロック 44 ( ハート9 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=
 高島→ブロック 45 ( ダイヤQ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★
ブロック圏内とか

754 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:02:33 ID:???
★川辺→ブロック 44 ( ハート10 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=
 高島→ブロック 45 ( スペードJ )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=★

755 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:02:34 ID:???
★川辺→ブロック 44 ( ハートA )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=
 高島→ブロック 45 ( クラブ6 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=★

756 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:03:03 ID:???
★若島津 パンチング 56 ( ハート2 )( 6 + 3 )=★

757 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:03:23 ID:???
★若島津 パンチング 56 ( クラブ8 )( 2 + 1 )=★

758 :森末(仮):2013/10/04(金) 23:40:30 ID:???
>★板野→弾丸シュート 54 ( ハート3 )( 2 + 1 )-(体勢悪-1)=56★
>★川辺→ブロック 44 ( ハート9 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=51 *吹っ飛び*
> 高島→ブロック 45 ( ダイヤQ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=53★*減衰*
>★若島津 パンチング 56 ( ハート2 )( 6 + 3 )+(減衰+1)=66★
>≦−2→若島津が大きく弾き飛ばした!
====================================================================================
板野「(や、やばい! ミスキックだ! でも……)うおおおおおおおおおっ!!」

バゴォォオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

やはり体勢が悪かった事が影響したか、本調子の時とは程遠いフォームでボールを強く蹴る板野。
ただただ力を込めてシュートを打つ事を意識した弾丸シュートは、それでも爆音をかきたてながら若島津が守るゴールへと一直線で突き進む。

川辺「な、なんだこのシュートは……ぐああああっ!?」

バキャッ!

高島「か、川辺!? く、くそぉっ!」

そして、不幸にもそのシュートコースの真正面に立ってしまっていた東邦学園DF。
川辺は無惨にも吹き飛ばされ、高島は辛うじて脇腹でシュートをかわす事に成功する。
しかし、高島がボールに掠った際、ボールの威力は目に見えて減衰をする。

若島津「(……とはいえ、この程度のシュート。 威力が落ちようが落ちまいが関係は無い!) せいっ!!」

バコォォォォオオンッ!!

板野「ああ……(ま、また防がれた……)」

だが若島津にとっては、例え高島が掠っていなくとも問題は何も無かった。
悪い体勢から、ミスキックで放たれた弾丸シュート。それは悪条件が重なっていなかろうと、若島津の動体視力と反射神経、
何よりも拳の強さを考えれば容易くとは言わずとも弾き返す事は十二分に可能なシュートだったからである。

759 :森末(仮):2013/10/04(金) 23:41:31 ID:???
若島津「(……まぁ、この程度ならば問題はないか)」
小池「よ、よーし、よくやった若島津! それでこそ我が東邦学園の守護神だ!」
反町「(でぃ、DFを吹き飛ばすシュート……そんなのありかよ……。
    いや、冷静に考えれば去年の全国でも松山は中西吹き飛ばしてたし……ふ、ふらのって思ってたより怖いチームなのか?)」
沢田「(あわわわわ……こ、怖いよう)」

若島津がボールを大きく弾き返し、地面を転々と転がる中、
丁度正拳突きをするような構えを見せてセーブをした若島津は口元を僅かに上げながら笑み、
小池は未だ地面に倒れたまま若島津のファインセーブを褒め称え、反町と沢田はゾッと背筋を凍りつかせる。
そして、板野はといえば……。

板野「(……やばい、かっこがつかない)」

頬をぽりぽりと掻きながら、事後処理に困っていた。
漫画的な展開を言えば、こういう乱入者というものは大抵あっさりとゴールを奪うものである。
実際板野としてもその場面を想定しながら練習に乱入をしたのだが、結果はあっさりと若島津に完敗。
これでは余りにも恰好がつかない。

若島津「……で?」
板野「へ?」

そして、しばらくどうしたものかとまごつく板野だったが、このピンと張りつめた緊張の中、
しっかりとセーブをした若島津は、いつの間にか腕組みをしながら余裕綽々とした表情で板野を睨みつけつつ、口を開く。

若島津「DF陣だけだが、ウチの実力は見せたぞ? ……感想はどうだ?」
板野「うぐっ……」

760 :森末(仮):2013/10/04(金) 23:42:51 ID:???
A.「思ったよりは歯応えがありそうだね。 これは全国大会が楽しみだ」 強がって上から目線で言ってみる
B.「流石は天下に名高い東邦学園だね。 実力の目算が甘かったみたいだ」 冷静に自身の非を認める
C.「お、おれの実力がこの程度だと思うなよ! 全国までにはもっと強くなってやる!」 遠吠えをしてみる
D.「ごめん、今から東京タワーに観光に行くんでこれで……」 そそくさと帰る
E.「次は攻撃陣の実力を見せて欲しいんだけど……」 ちらりと反町と沢田に視線を送ってみる
F.「DF陣より俺はそこのキャプテンの方が気になる」 小池が気になる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

761 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:48:36 ID:h0HfUaWs
F

762 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:56:19 ID:qrI2bodc
B

763 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:58:19 ID:RinbfQqM
G 「どうやらロクに指示出せてないようだな」若島津を指揮能力を責めてみる
小池が指示出してたしね

764 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 00:00:50 ID:sQZ40YHs


765 :森末(仮):2013/10/05(土) 00:40:30 ID:???
>B.「流石は天下に名高い東邦学園だね。 実力の目算が甘かったみたいだ」 冷静に自身の非を認める
================================================================================================
ここで板野は、しっかりと自身の非を詫びるような発言をした。
どれだけ強がった所で、自分が若島津に完敗をしたという客観的に見ても明らかな事実は曲げられない。
当然板野の弾丸シュートの威力だけは東邦学園メンバーに知れ渡ってはいたが、
それ以上に若島津が守るゴールは正に鉄壁であるという証明もしてしまっていたからである。

若島津「ふん、あっさりと引き下がるか。 面白みのない奴だな」
板野「うぅ……(返す言葉もない)」

これに対して若島津は鼻を鳴らしながら居丈高に板野を見下すのだが、
東邦学園の他のメンバーは一部は納得を、そして大部分はホッと胸を撫で下ろすのだった。

小池「(うんうん、俺がキャプテンを務める東邦学園だからな。
    分相応って奴をわかってるらしい……中々殊勝な奴じゃないか)」
反町「(せ、性格はそこまで悪くないのか?)」
沢田「(でも練習にフェンスをよじ登ってまで乱入してきてるし……)」
松山「おい、板野! もう気が済んだだろ! 戻るぞ!」
板野「あっ……ご、ごめん!」

そして、この戦いを見守っていた松山は、決着がついた所で板野へと声をかけた。
当初は練習にいきなり乱入をし、勝負を仕掛けた板野に驚いていた松山だが、
そこは元来サッカーへの熱意がずば抜けている松山である。
ふらの中学でも松山に次ぐ能力を持つ板野の実力が果たしてどこまで東邦に通用をするのか、
板野の弾丸シュートが若島津が守るゴールをこじ開ける事が出来るのかを固唾をのんで見守っていた。

結果は見事に板野の敗北という残念なものとなってしまったが、そこで気を取り直した松山は、慌てて板野に帰るよう呼びかける。
板野がそれに対して返答をしながら戻り始めるころには、
警備員、及び警察を呼んでいた北詰もグラウンドへと姿を見せており。
板野は急いでフェンスを再びよじ登って、東邦学園から脱出をするのだった。

766 :森末(仮):2013/10/05(土) 00:41:40 ID:???
北詰「ええい、逃げたか……! まったく、どこのどいつだあの常識外れな男は!」
反町「お、落ち着いてください監督……」
小池「この小池秀人率いる東邦の守備陣があいつをしっかり止めましたから!」
北詰「そういう問題じゃない!」
若島津「(やかましい……)」

………
……


松山「まったく……いきなりフェンスを登り始めた時はどうしようかと思ったぞ!」
板野「ご、ごめん……」

グラウンドで北詰が憤慨をしている頃、
急いで来た道を戻りながら板野と松山は先ほどの板野の行動について話し合っていた。
板野としても、今になってようやく自身の行動がどれだけ常識外れな事だったかを理解したらしく、
頭をかきながら松山に謝罪。
松山自身も一応注意はしているものの、先に言ったように板野と東邦の対決を見てみたかったのか、
そこまで本気で激怒をしている訳ではないらしく、すぐに笑みを浮かべる。

松山「まぁ……反省してくれてるならいいさ。
   それよりも……やっぱり東邦は強敵だな。 特に、若島津」
板野「うん……」

あまり練習を見る事は出来ていないが、短時間といえど選手たちの一連のプレイは確認できた。
そして、板野が直接対決をした小池、若島津達の実力……。
どちらも侮れるものではない、というのは松山と板野の共通認識である。

767 :森末(仮):2013/10/05(土) 00:42:46 ID:???
松山「さっきも言ったように、あの沢田、そして小池のいる中盤を支配するのは骨が折れるだろう。
   うちの中盤も負けちゃいない筈だけどな」
板野「そうだね(ただ、こっちは殆ど松山に頼りきりな所があるからな……)」
松山「俺も、東邦と戦う時は積極的にゴールを狙いにはいけないかもしれない。
   だから、ゴールを奪うのは板野……お前や小田、FW達の役目になるぞ」
板野「うん、わかってる!」

松山の実力は確かに高い、だが、東邦学園の攻撃陣――反町、沢田、小池の3人もまた侮れる相手ではないのも事実。
彼らに自由に攻撃をさせない為にも、松山は東邦と戦う時、些か下がり目の位置で行動をする事になるかもしれない。
そうなった場合、若島津からゴールを狙えるのは最前線の選手――板野を中心としたFW達の活躍にかかっている。

板野「(機を見て松山が上がれる事もあるだろうけど、そう何度も飛び出せるとも思えない。
    なら、俺がゴールを奪うしかないんだ……でも……弾丸シュートじゃ通用しなかった。
    もっと強いシュートが……もっと強力なシュートが必要なんだ……! でも、どうすればいいんだ……?)」

全国大会で若島津とした一度きりの勝負、その時の敗戦を糧にして編み出された弾丸シュートも若島津には通用しなかった。
ならば、もっと強いシュートを開発しなければならない。

原作で、本編で、全日本のストライカー、主力級の選手たちが成長を遂げたように……。
大空翼がドライブシュートをミラクルシュート、ドライブオーバーヘッド、フライングドライブへと進化させたように。
日向小次郎がタイガーショットをネオタイガーショット、ライトニングタイガーショットへと進化させたように。

しかし、どうすればその切欠を掴めるのか……板野には皆目見当がつかないまま、
こうして修学旅行のメインイベント……東邦学園への偵察は終わり。

その後、小田達と合流をした板野達は帰路へとついたのだった。

※北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野 になりました。

768 :森末(仮):2013/10/05(土) 00:44:26 ID:???
『3年目 3月 日常パート』

森末「やぁおかえり、修学旅行は楽しかったかい?」
板野「うん、まぁね……あ、これお土産だよ。 はい、雷おこし」
森末「ありがとう。 ……東邦学園への偵察は上手くいったかな?」
板野「う、うん……ちょっと問題もあったけどね。 でもまあ、大丈夫!」
森末「そうか……まあ、今月も気を取り直して日常パートにいってみよう」
板野「3月かぁ……どんどん8月が近くなってくるね。 今月はどうしようかなぁ」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

769 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 00:53:34 ID:yT2+AC1k
B 松山と反省会でもしようかな

770 :森末(仮):2013/10/05(土) 01:23:58 ID:???
本日はここで一区切りさせていただきます。
それでは。

771 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 05:49:44 ID:XGjRx+42


772 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 21:02:30 ID:???
乱入はキャプテン翼の定番乙でした

773 :森末(仮):2013/10/05(土) 22:33:58 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
==================================================================
板野「今月は誰かに会いに行ってみようかな……」
森末「ふむふむ、それじゃあ恒例、誰と会えるかを決めようか。
   誰に会いに行く?」

A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

>>772 乙ありです。偵察→乱入はお決まりのパターンですね。

774 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 22:36:57 ID:yT2+AC1k
A

775 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 22:39:49 ID:sQZ40YHs


776 :森末(仮):2013/10/05(土) 22:55:09 ID:???
>A.松山
==============================================================
板野「そうだなぁ……久しぶりに松山に会いに行ってみようかな」
森末「直接会いに行ったのは去年にまで遡る事になるしね。
   うん、いいと思うよ。 それじゃあ行ってらっしゃい」

今は春休み期間という事で、学校も休み。
部活が休みの時ならば……と、板野はその日に以前来訪した松山家を訪問。
休みの内に春休みの宿題を片付けておかなくてはと、
珍しくボールを蹴らずに自宅にいた松山が出迎えてくれ、前回と同じように松山の部屋に通される。

松山「そういえば板野は宿題は終わったのか?」
板野「ぼちぼちはやってるよ。 練習がある日も、少しずつ進めてるし……」
松山「そうかぁ、俺は練習ある日は帰ってくるとすぐ飯食って風呂入って寝るからなぁ。
   勉強しようにも眠くて全然進まないんだ」
板野「ははは……(まぁ、日ごろから人一倍松山は練習に励んでるもんなぁ。仕方ないや。
   さて、それはそれとして何の話をしようかな?)」

A.「この前偵察をした東邦学園の事だけど……」 東邦対策について相談をする
B.「松山は先月のバレンタインデー、チョコレート貰った?」 色恋話だ!
C.「若島津を破れるだけの必殺シュートを編み出したいんだけど……」 新技について相談してみる
D.「来月、いよいよ俺達最高学年になるけどさ。新入部員とか増えるかな?」 新入部員について話してみる
E.「松山から見て、俺のサッカーの実力ってどうだろう?」 自分の力量を客観的に見てもらう
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

777 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 22:55:27 ID:VELGVr/s
C

778 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 22:57:52 ID:yT2+AC1k
C

779 :森末(仮):2013/10/05(土) 23:11:22 ID:???
>C.「若島津を破れるだけの必殺シュートを編み出したいんだけど……」 新技について相談してみる
================================================================================================
松山「必殺シュート……か」

板野が相談をすると松山はギィ、と椅子の音を立てながら背もたれに体を預けて天を仰ぎ、考え始める。
思い起こされるのはつい先日の修学旅行。
その際に東邦学園を偵察した時、板野が練習風景を見ていていても立ってもおられず、乱入をしたのは記憶に新しい。
キャプテンである小池を強引なドリブルで突破し、DFを跳ね飛ばす程の弾丸シュートを放った板野。
しかし、そのシュートも、中学生No.1キーパーである若島津にはいとも容易く弾かれるものだった。

板野「このままじゃ駄目なんだ。 弾丸シュートじゃない、もっと強烈なシュートが必要なんだ。
   だけど、どうすればいいのか俺にはわからない……」

全国制覇を成し遂げる為に、最大の強敵となるのは東邦だろうと考えている板野。
その東邦に勝つ為には若島津というキーパーを打ち破る事は必須であり、
それは松山とて重々承知をしている事である。

松山「確かに、板野の弾丸シュートは……恐らく万全な状態でも若島津相手には分が悪かったかもしれない。
   俺の北国シュートも、こぼれ球にするのが精々かもしれないな」
板野「………………」
松山「サッカーは点を取り合うスポーツ。 そして、東邦学園には反町というストライカーがいる。
   うちの加藤も負けちゃいない筈だが、反町相手に何度もシュートを打たれちゃゴールは割られちまうだろうな。
   そうなると俺と板野がどれだけ若島津から点を奪えるか……その勝負になってくる」
板野「うん……」
松山「そして、東邦の中盤もかなり分厚い。
   キャプテンの小池も中々の実力者だったし、沢田のキープも1年生とは思えない程だった。
   だから俺は積極的に攻撃参加は出来ないかもしれない……前に出て点を取る役目は、FWである板野達に任せちまうだろう。
   その為にも、板野には得点力を確かに上げて欲しいが……」

780 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:12:25 ID:???
弾丸シュート……まだ実戦で一度も撃っていないのに(涙

781 :森末(仮):2013/10/05(土) 23:13:03 ID:???
先着1名様で、

★松山くんの考え→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「閃いた! 俺と板野で同時にシュートを打てばいいんじゃないか!?」
ダイヤ→松山「駄目だな、いい考えが浮かばない……少し散歩でもするか?」
ハート・スペード→松山「弾丸シュートを、更に改良するしかないだろう……」
クラブ→松山「……地道にシュート力を上げるしかないんじゃないか?」

782 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:13:13 ID:???
★松山くんの考え→ クラブ2

783 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:14:18 ID:???
魔物シュートは無かった

784 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:18:56 ID:???
うん、ごめんまたクラブ低数値なんだ

785 :森末(仮):2013/10/05(土) 23:23:08 ID:???
>★松山くんの考え→ クラブ2 =松山「……地道にシュート力を上げるしかないんじゃないか?」★
============================================================================================
板野「えぇー……」
松山「そんな簡単に必殺シュートを覚えれたら苦労しないぜ。
   そもそも弾丸シュート自体、全国レベルで見れば早々撃てる奴なんていないんだ」

結局、松山から出た結論は、基礎力を高めるしかないというものだった。
確かに基礎は大事であり、技があっても基礎が疎かであれば実際の威力は大した事がない。
だが、板野のシュート力に関して言えば、もはやそれはほぼ限界近くまで研ぎ澄まされている。
今更急激なパワーアップなど、望めない事は誰よりも板野自身が知っていた。

板野「(でも、まぁ……まだ凄く上がりにくい、なんだしあげるべきなのかなぁ?
    ……そうすると、他の能力を上げる時間が無くなるんだよなぁ)」
松山「……ところで板野、折角来たんだから宿題でわからない所教えてくれないか?」
板野「えっ、あ、うん、いいよ」

その後、板野は松山の求めに応じ、日が暮れるまで松山の宿題に付き合った。
板野の分を写そうとしない所は、実に真面目で実直な松山らしいが、
数学の公式を教えてもらい問題が解ける!と大喜びをする松山とは対照的に、
思ったようにアドバイスを貰えなかった板野は小さくため息を吐くのだった。

板野「(うーん、駄目だなぁ……違う観点からアプローチした方がいいのかな?)」

786 :森末(仮):2013/10/05(土) 23:24:11 ID:???
『3年目 3月 練習パート』

森末「さて、今月も練習パートがやってきたよ。
   残す練習パートも残り少なくなってきた、ラストスパートって奴だね」
板野「初期から全然パスカットとブロックは上がってないねぇ……」
森末「まぁ、どちらもFWとしては不要と言えるけどね……ただ、上げておいて損は無い事は違いない。
   それにまだ普通や上がりやすいレベルの能力もあるし、技経験値も溜まってる。
   今月はどれを選ぶんだい?」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

ドリブル経験値:7
シュート経験値:5

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

787 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:26:03 ID:BpgQSsds
B

788 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:26:18 ID:OKb/HAGo
A

789 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:33:02 ID:sQZ40YHs


790 :森末(仮):2013/10/05(土) 23:37:36 ID:???
>A.基礎能力を上げる
================================================================
板野「……いや、この前東邦学園の練習を見てわかった! 
   俺も基礎はまだまだだ、もっと鍛えないと!」
森末「ふむ、なら次は何を鍛えるかだ。 どれを選ぶ?」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

791 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:39:16 ID:OKb/HAGo


792 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:43:21 ID:RumN/YS2
A

793 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:43:21 ID:BpgQSsds
C

794 :森末(仮):2013/10/05(土) 23:47:53 ID:???
>C.シュート
==============================================================
板野「……シュート力を鍛えるよ」
森末「ふむふむ……よし、なら頑張っておいで」

板野のこの選択に、森末は特に何も言わずただ頑張れと鼓舞をして練習に送り出した。
既に上がりにくいへと達し、急激な成長は見込めない板野のシュート力。
しかし、今のままでも若島津を抜けないのは確固たる事実。
必殺シュートを開発するより前に、まずは基礎的なシュート力を上昇させる。
松山と相談し合った末に出た結論を、板野は実行したのである。

板野「加藤、シュートを受けてくれ!」
加藤「おう!(えぇぇぇ……まだシュート力上げる気かよこいつ?)」
板野「(見てろよ、若島津! 俺は絶対に……お前からゴールを奪ってやる!)」

先着1名様で、

★板野のシュート特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

7以下→効果無し。
8以上→+1

795 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 23:49:11 ID:???
★板野のシュート特訓→( 3 + 2 )=★

796 :森末(仮):2013/10/06(日) 00:14:22 ID:???
>★板野のシュート特訓→( 3 + 2 )=効果無し★
==================================================================
バゴォォォオオオオオオオオオオオオオンッ!!

加藤「ぐぶふぅっ!!」

若島津から必ずゴールを奪ってみせると闘志を燃やし、シュート練習に明け暮れる板野。
その小さな足から繰り出されているとは到底思えない爆音を立てながら、
板野の放つ弾丸シュートは何度も何度も加藤が守るゴールを攻め立て、
練習に付き合ってくれる加藤はそのたびに吹き飛んでゆく。

板野「(駄目だ……これじゃ、いつもとそう変わらない!)」

しかし、加藤が吹き飛ぶ様を見ても、板野はまだ満足をしていなかった。
確かに加藤は全国クラスのキーパーだが、若島津、そして中西という日本を代表するキーパーに比較をすれば格段に劣る。
その加藤から何度ゴールを奪っても、それで若島津からゴールを奪えるとは限らない。
否、この程度ではまだまだ若島津には通用をしないという確信がある。

板野「(やっぱり基礎的なシュート力を上げるのは難しいのか?
    でも、なら、どうすれば……)」
松山「(焦ってるな、板野……)」
加藤「(ぐおおおお、いてぇぇぇ……しかもこれだけ付き合ってるのに板野の奴全然満足してないみたいだ。
    くそっ、やっぱりキーパーなんて嫌いだ!)」

悩める板野に、心配する松山、
そして何度も何度も弾丸シュートを受けて跳ね飛ばされ、心身ともに疲弊困憊な加藤。
三者三様に苦しみながら、こうして3月の練習は終わりを告げた。

797 :森末(仮):2013/10/06(日) 00:15:22 ID:???
『3年目 4月 定例パート』

※4月になった為、全能力が+1されます。

そして翌月、4月。
北海道にも春は訪れ、板野達は3年生へと進級をした。

松山「今年も同じクラスだな、これから1年よろしくな板野!」
板野「うん! あ、藤沢と小田も同じクラスなんだね」
小田「そうみたいだな」
藤沢「今年もよろしくね(特に松山くん……)」
矢車「いいよなぁ、お前たちは楽しそうで……どうせ俺なんか」
板野「(あ……矢車くんも同じクラスなんだ)」

進級をしたとはいえ、クラスの面子は変わる事がなく、あまり進級をしたという感じはしない。
なんだかなぁと思いながらも、始業式という事で早めに終わったHRの後、
板野はいつものようにサッカー部の部室まで移動をする。

小田「よーし、今日も練習頑張ろうぜ(はー、やだやだ。 折角早めに学校終わるんだし早く帰りたいぜ)」
板野「そういえば今年は新入部員ってくるのかな……? 去年は一応入ったんだよね?」
松山「入りはしたけど、すぐに練習に音を上げたからな……。
   今年はもう少し骨のある奴に来て欲しいけど」

全国大会出場。
その実績は北海道全土のサッカー少年にとって輝かしいものであり、去年はそれなりの新入部員がいたらしいが……。
松山の課すハードな練習に耐えきれず、全員4月中に退部をしたという。
今年はそんな事は無いよう願いたいと思う板野であったが……。

798 :森末(仮):2013/10/06(日) 00:16:35 ID:???
先着1名様で、

★新入部員さん→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→3人の新入部員が生き残った……だと……?
ダイヤ10以上→???「苫小牧から来ました。やっぱり朝は、朝カレー!」
ハート10以上→???「キーパーとフィールダーの二刀流を目指してます、夢は海外でプロ選手になる事です!」
スペード10以上→???「青山に土地買うのってヤバいッスか? 頑張ろう、ビッグになろう」
それ以外→4月中に全員逃げました……。

799 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 00:16:56 ID:???
★新入部員さん→ ハート4

800 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 00:16:57 ID:???
★新入部員さん→ クラブQ

801 :森末(仮):2013/10/06(日) 00:30:56 ID:???
>★新入部員さん→ ハート4 =4月中に全員逃げました……。★
=====================================================================
しかし、やはり今年も上手くはいかなかった。
元々の数は多かった新入部員であったが、容赦のない松山の練習指示に一人辞め、二人辞めと退部者が続出。
一人退部者が出だすと、それだけで自分も……と連鎖的に辞めていく者達が増えてゆき、
新学期から半月も経たぬうちに、サッカー部の部員は元の12名+マネージャー2名になってしまうのだった。

松山「まったく、最近の奴は根性が無いな……。
   この程度の練習に音を上げるようじゃ、全国制覇なんて到底無理だぞ!」
若松「本当だぜ!(……はぁ、やっぱり今年も同じパターンかぁ)」
板野「(松山って……多分指導者には向いてないんだろうなぁ)」

確かに松山の言うように、
ハードな練習にへこたれるような部員では全国制覇を目指すこのサッカー部に入るのは難しいだろう。
だが、今の松山達は3年生。そして入ってきたのは1年生。
2学年も離れていれば、技術も体力も違うのは当然である。
そんな1年生を相手に自分たちと同じメニューを課すというのは、
板野から見ても少しばかりスパルタ過ぎるように見えた。

松山「さぁ、それじゃあ練習開始だ! 今日も張り切っていくぞ!」
ふらの中「「「おー!!!」」」

※新入部員はいなくなりました。

802 :森末(仮):2013/10/06(日) 00:31:56 ID:???
『3年目 4月 日常パート』

板野「うーん、悉く新入部員フラグをへし折ってしまってる気がするよ」
森末「今回は条件が厳しかったしね。 それに、今のふらのも十分強いし……。
   新入部員も実力的には大した事が無い、選手が怪我した時の補充要員の予定だったからね。
   あまり気にする事はないさ」
板野「はーい」
森末「よしよし、それじゃあ今月の日常パートにいこうか」
板野「4月か……俺がふらのに来て、もう1年になるんだなぁ。
   今月はどうしよう……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

803 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 00:44:05 ID:EaVt9KjY


804 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 01:08:31 ID:4hbnPTqM
A

805 :森末(仮):2013/10/06(日) 01:56:06 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
=======================================================================
板野「うーん……今月はぶらついてみる事にするよ」
森末「ふむふむ、そうか。 まあ散歩をして気分転換をするのもいいかもしれないね。
   それじゃあ行ってらっしゃい」

修学旅行からこっち、常に板野の頭に有り続けたのは打倒・若島津の事だけである。
まだ1ヶ月しか経っていないとはいえ、その1ヶ月中、
勉強をしても練習をしても家にいても、どうやっても若島津を倒すイメージがつかめなかったのだ。
それはある意味では板野を縛り付けてしまっており、一種の呪縛となっていたのだが……。
このままではいけないと、板野は気分転換の為に散歩に出かける事にする。

板野「(とはいってもどこに行こう……?)」

先着1名様で、

★悩める板野の救世主?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???「サッカー不毛の地、沖縄でのサッカースクールは儲からん。北海道に拠点を起こすぞ」 お、お前は!?
ダイヤ→???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!?
ハート→ヒゲを生やした侍風な男に会った。
スペード→女難の相があるイケメンハーフに会った。
クラブ→多田野「ファッ!? 板野くんじゃないですか!」 多田野に会った。

806 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 01:58:57 ID:???
★悩める板野の救世主?→ スペード6

807 :森末(仮):2013/10/06(日) 02:01:07 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。それでは。

808 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 07:33:38 ID:???
乙でした

809 :森末(仮):2013/10/07(月) 00:15:25 ID:???
>★悩める板野の救世主?→ スペード6 =女難の相があるイケメンハーフに会った。★
================================================================================
迷いに迷い、どこに行くでもなく途方に暮れて歩いていた板野。
そんな彼は自宅からも近い河川敷を通っていた折、
不意に対向から歩いてきた男性を一目見て、目を見開く。

板野「(な、なんだこの人……?)」
???「………………」
板野「(オーラが違う……何か、何かが俺達とは根本的に違う……)」

その男は、両手にスーパーの袋を下げ、ただ河川敷を板野と同じように歩いているだけ。
至って普通の光景であるが、その男は板野が今まで会った事もないような、
とてつもない程の存在感を放つオーラを放っており。
すれ違いざまに、板野は思わず振り向きその男の背中を見てしまう。

ポロン

板野「(あれ? 袋から何か……ミルク?)あ、あの! 落としましたよ!」
???「ん? あ、ありがとう!」

そしてその時、偶然なのか男が手に提げていた袋から粉ミルクが零れ落ち、しかし男は気づかないのか行ってしまおうとする。
咄嗟に板野がその粉ミルクを拾い上げ声をかけると、
男は礼を言いながら板野に歩み寄り粉ミルクを受け取ると再び袋に詰めいれる。

板野「(うわ……凄い量の粉ミルク。 ……これ、2つの袋にパンパンになるまで詰め込まれてるじゃないか)」
???「あれ? ……もしかして君、ふらの中学のサッカー部の子?」
板野「えっ、あ、はい! ふらの中学の3年、板野住明です! ……って、どうしてわかったんですか?」
ダルビッシュ「去年、それに一昨年のふらの中学のサッカー部のビデオは見せて貰っててね。
       俺はダルビッシュ、ふらの中学のサッカー部のOBだ」
板野「え……ええええええええええっ!?」

810 :森末(仮):2013/10/07(月) 00:16:25 ID:???
まさかこのような場所で、サッカー部のOB……。
しかも、自分の勘が正しければ類稀なる実力を秘めていそうな人物。
そんな人物――ダルビッシュに会えるとは思わなかった板野は驚きのあまり大声を上げるのだが、
ダルビッシュはニコリと笑いながら再び口を開く。

ダルビッシュ「俺が抜けてふらのも弱くなるかと思ってたけど、松山が入って再び全国に出れるだけの力はつけた。
       ただ、問題はその後――本番の全国大会で優勝出来るかどうかだ。
       松山1人じゃ負担が多すぎる。 だが……ビデオを見せて貰った限りじゃ、お前の実力は確かなようだ。
       お前と松山、2人を主軸としたチームなら、全国を制覇するのも夢じゃなさそうだって……。
       期待してるんだぜ?」
板野「あ、ありがとうございます! ……抜けてって事は、ダルビッシュさんって」
ダルビッシュ「俺とお前は2学年離れてる。 つまり、松山が1年の時、俺は3年だったんだ。
       ……まぁ、松山の課す練習が酷すぎて俺以外の3年は全員抜けたし。
       松山中心のチームになりそうだったから、早々にキャプテンの座は松山に渡したけどな」

どこか近寄りがたい雰囲気があったように思えた男――ダルビッシュであったが、
話してみればなんともとっつきやすい印象であり、気さくな性格。
板野はその事にホッと安堵しつつも、矢次早に質問を浴びせる。

板野「勿論俺達も今年こそは全国制覇を狙ってるんですけど……。
   でも、ちょっと悩みがあって……」
ダルビッシュ「悩みねぇ……言ってみろ、直接面識は無かったけどお前は俺の後輩だ。
       俺で解決できる問題なら聞いてやるよ」
板野「……俺、若島津と2回対決した事があるんです。 でも、どっちも負けちゃって……」

811 :森末(仮):2013/10/07(月) 00:18:01 ID:???
松山と同じ時を1年だけ過ごし、そして板野の事を全国大会のビデオで見て知っているダルビッシュ。
そんな彼ならば、板野と同世代でNo.1キーパーであるとされている若島津健。
彼の実力もまた知っているだろうと、最近の悩みについて相談をし、ダルビッシュはその件について詳しく問いただす。
全国大会で棄権をする事が決まった後、勝負を挑んだ1回目。
そして、先月の修学旅行で偵察をした際に渾身の弾丸シュートを打っても通用しなかった2回目。
どちらの事も板野はダルビッシュに説明し、ダルビッシュは顎を擦りながらふむふむと板野の言葉を聞く。

ダルビッシュ「確かにアイツの実力はアイツが1年生の時にも見たが……そこまで強くなってるのか。
       お前、中西の守るゴールから点を上げてるってのに」
板野「はい……俺の今の実力じゃ、若島津からゴールを奪うのは難しい。
   絡め手をつかったり、何本も打ち続けていれば取れるかもしれませんけど……」
ダルビッシュ「お前の話を聞く限りじゃ、東邦は中盤も強くなったってか。
       なるほどな、そりゃ確かにやりづらいだろう」
板野「だから俺、新しいシュートを編み出してみたいんです」

弾丸シュートも、板野が時間をかけて編み出した必殺のシュート。
その威力は松山の北国シュートにも劣らないものだが、それでも若島津には通用をしない。
ならばそれ以上のシュートを開発しなければと思う板野だが、今月の練習では特に成果も出せず、
ただただ焦りが蓄積をするだけである。

ダルビッシュ「……お前、練習する時ちゃんと考えてるか?」
板野「え?」
ダルビッシュ「練習は嘘を吐かないって言うけど、考えて練習しないと平気で嘘吐くぞ」
板野「…………」
ダルビッシュ「……ちょっと見てやるからさ、お前シュート打ってみろよ。
       どこを改善した方がいいか、俺にわかる事ならアドバイスしてやる」

そう言うと、ダルビッシュはどこから取り出したのかボールをひょいと板野へと投げ、我先にと河原へと降り立つ。
板野もそれに習い、ダルビッシュの後を追って河原へと向かい、
些か地面はシュートを打ちにくいコンディションなものの、ダルビッシュに促されるまま何度かシュートを打ってみせる。

812 :森末(仮):2013/10/07(月) 00:19:01 ID:???
ダルビッシュ「ふーん」
板野「ど、どうですか?」
ダルビッシュ「強いよ、確かに強い。 はっきり言って、俺が3年の時より遥かに強い……。
       っていうか、今の俺でもお前より強いシュートは打てないと思うよ」
板野「え……えぇー……」

黄金世代と言える板野の年代のサッカー少年。
その中でも突出していると言える板野のシュート力は既にダルビッシュをも凌駕するらしく、
その事実に板野は果たしてまともなアドバイスを貰えるのだろうかと落胆をするのだが、
ダルビッシュはそのような事はお構いなしに話を続ける。

ダルビッシュ「ただ俺はお前程のキック力は無いけど、言える事はある」
板野「な、なんですか?」
ダルビッシュ「勿体ないんだよ、お前」
板野「へ?」

ダルビッシュの言う言葉の意味がいまいちわからなかった板野は思わず目を点にして情けない声を出すが、
ダルビッシュは板野の肩を掴むと、それを強く押し付けつつ足も掴み強引に持ち上げる。

板野「わ、わわっ」
ダルビッシュ「一つにフォームがギクシャクしてる、今の方が打ちやすいんなら別に止めはしないけど、
       もっと綺麗なフォームにすればコントロールは増す。
       そうすればもっと力んでシュートに行けるようになるぜ」
板野「フォームが……おかしいですか?」
ダルビッシュ「うん、おかしい。 ただ、別に矯正しなくても今、これが打ちやすいなら問題ない」

言いながら、ダルビッシュは板野がシュートしたボールを拾いつつ、もう一つ言える事があると板野に伝える。

813 :森末(仮):2013/10/07(月) 00:20:05 ID:???
ダルビッシュ「後はボールを蹴る時、インパクトする時にどこを蹴るかだ」
板野「……?」
ダルビッシュ「お前、少し下の方を蹴りすぎてるんだ。 だからボールは上に跳ね上がる」

説明をしながらダルビッシュはボールを地面に置くと、
実演をするようにボールの下部をインステップキックで蹴るような真似をする。

ダルビッシュ「見ていた感じ、お前のシュートは横幅に関しちゃゴールには入る。
       ただ上を向いて、ゴールバーを越える事が多い筈だ」
板野「……弾丸シュートを練習していた時も、そんな感じでした」
ダルビッシュ「なら、蹴る場所を色々替えてみる事で少しはマシになるかもしれん。
       ただこっちも今の威力を維持したまま蹴る場所を変えるってだけでもかなり練習は必要になるだろうぜ」
板野「…………」

ダルビッシュが提案をしたのは、上記の2つ。
つまり、フォームを綺麗にしてシュートを打てるよう矯正をするか、
そもそもボールが跳ね気味な板野の癖を無くす為に色々と試してみるかの2つである。

ダルビッシュ「どっちも一辺に、ってのは時間的に無理そうだからな。
       今が……4月だろ、8月の全国大会に間に合わせるにはどっちか一本に絞った方がいい」
板野「なるほど……」
ダルビッシュ「フォームを改造するか、上向きにボールが上昇する癖をどうにかするかだ。
       更にシュート力を上げるならどっちかを選ぶしかねぇ。 どうする?」
板野「………………」

A.フォームを改造する
B.上向きにボールが上昇する癖を無くす
C.両方やる!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>808 乙ありです

814 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:23:07 ID:LCfXYFc2
A

815 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:28:27 ID:fe6ytPzU


816 :森末(仮):2013/10/07(月) 00:38:32 ID:???
>A.フォームを改造する
===================================================================
板野「今のままでも……問題が無いって話ですけど、それでもこの先問題出てくるかもしれないんですよね?」
ダルビッシュ「まあな」
板野「なら、今の内に直したおきたいです」
ダルビッシュ「(ボールが上向きになる癖も同じくらい直しておいた方がいいとは思うんだが……。)
       そういうなら、まあいいや。 ならちょっと教えてやるよ」

純粋なキック力ならば、ダルビッシュをも遥かに凌駕する板野。
それでも、2学年上のダルビッシュからすれば、フォーム自体はまだまだ甘い。
今の板野は力任せにボールを蹴っているだけであり、そのままでも威力は十分。
だが、それをより直接ボールに伝わらせる事の出来るフォームを身に着けられれば、
コントロール、威力、スピード、全てにおいて大きくレベルアップを果たす事は間違いないだろう。

ダルビッシュ「お前の場合、上体の起こし方がまず駄目だ。
       もっとこう強く沿って、右足はここまで振りかぶる」
板野「は、はい(打ちにくいなぁ……)」
ダルビッシュ「腕は開きすぎると角度がブレるからもっと引き締めてだな……」

先着1名様で、

★日本球界No.1指導→! dice=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以上→板野が「超必殺シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)」取得!!
それ以外→シュート経験値になります。

※板野にフォーム改造フラグが立ちました。

817 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:41:49 ID:???
★日本球界No.1指導→ 6 =★

818 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:44:12 ID:???
オッシャー! やったぜ。
名前はどうしようかな…ダルビッシュ関連でつけた方がいいかな。

819 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 00:59:32 ID:???
パワー系シュートなんだね、それにちなんだ名前か

820 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:04:46 ID:???
レーザーシュートとかw

821 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:09:43 ID:???
悪い嫁さん貰いそう

822 :森末(仮):2013/10/07(月) 01:30:00 ID:???
板野の新シュートについては、また新しく名前をつけて貰おうと思います。
それまではしばらく仮のままで。
しばらくは新しい名前のご提案などを頂ければ幸いです。>>566-578までの名前も候補としてある程度考えさせて頂きます。

823 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:33:15 ID:???
あとはねじ込み用のヘディングを覚えられれば文句なしか。
個人的にはあとシュート基礎値を1伸ばしたいが…厳しいかな?

824 :森末(仮):2013/10/07(月) 01:36:53 ID:???
>★日本球界No.1指導→ 6 =板野が「超必殺シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)」取得!!★
==================================================================================================================
ダルビッシュ「よーし、それで打ってみな」
板野「はい」
ダルビッシュ「(ぎこちねぇなぁ……まぁ、少しずつ慣らしていくしかねぇんだろうがな)」

元々板野はサッカーをしていた少年ではない。
森末に連れられキャプ森の世界に入ったものの、サッカーなど学校の授業くらいでしかやった事はなく、
基礎どころかロクにボールにも触れていなかった少年だった。
故に、森末に能力を与えられてサッカーをしても、
それはただ我武者羅に、言ってみれば1年の勘とキャプテン森崎を読んで得た知識を使った場当たり的なものだった。

板野「(あれ? 打ちにくいと思ったけど……)うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」

シュバッ!!

ダルビッシュ「ん?」

バゴッ……ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!

ダルビッシュ「……は?」
板野「……え?」

そして、そこに2年前までふらの中学に在籍をしていたOB。
板野が畏怖をするほどのオーラを纏う超高校級のサッカー選手、ダルビッシュの培った経験を合わせた際、
板野の放ったシュートは弾丸シュートの大よそ2倍の爆音をかきたてて飛び立ち、
そのまま河川敷にかかる橋の壁面へとめり込む。

板野「………………」
ダルビッシュ「……おい、コンクリートにめり込んでるぞ、おい!」

825 :森末(仮):2013/10/07(月) 01:37:54 ID:???
その光景は、指導をしたダルビッシュにとっても、そして板野にとっても正に予想外のものだった。
ダルビッシュにとってみれば、少しばかりシュート力が上がれば上等という軽い気持ちでの指導。
それがまさかコンクリートにめり込む程の威力を出すとは思っておらず完全に茫然とし、
一方で板野としてみれば、このようなコンクリートにめり込むシュートなど、
正に原作、本編での日向のタイガーショットのような超威力のシュート……つまり、夢のまた夢の存在。
それを自分が打ったというのだから、その衝撃たるや心中察するに値するものである。

板野「お、おれが……(タイガーショットを打てた……?)」
ダルビッシュ「おい、大丈夫か? 足怪我とかしてないだろうな?」
板野「あ! だ、大丈夫です! 怪我はなんとも……」

しばらく放心をする板野を見て、ダルビッシュは心配をするものの、
板野はなんともないとすぐさま怪我が無い事をアピールしてみせ、ダルビッシュを安心させる。

板野「ありがとうございました、ダルビッシュさん!
   これで……このシュートなら、若島津からもゴールを奪える!」
ダルビッシュ「いや……俺は殆ど何もしてねーぞ? でもまぁ、喜んでくれるならいいや!
       礼がしたいってんなら、この北海道に今年こそあの優勝旗を持って帰ってきてくれ!」
板野「はい!」

板野の爆発的キック力に、更にダルビッシュの施したシュートフォームの改造。
これにより板野は正に超中学生級の……高校生すら凌駕するほどのシュートを編み出した。
フリーの状態からのシュートでは、到底敵わなかった。
弾丸シュートでも、軽々と弾き飛ばされてしまった。
それでも、このシュートならば……この強力、過ぎる程のシュートならば、若島津からもゴールは奪える。
確信に近い自信を抱きながら、板野はすっかり悩みを吹き飛ばし、若島津との再戦に燃えるのだった。

板野「(見てろよ若島津……お前からゴールを奪って、優勝をするのは俺達! 俺達、ふらのだ!)」
ダルビッシュ「(げっ、もうこんな時間だ! 早くかえらねぇと怒られる! 粉ミルクのおつかいしてたのすっかり忘れてた!)」

826 :森末(仮):2013/10/07(月) 01:38:55 ID:???
『3年目 4月 練習パート』

板野「森末……俺、新シュートを覚えたよ」
森末「おめでとう、板野。 これも君のたゆまぬ努力、才能、そして素晴らしい出会いがあったからこそだ。
   これは全国大会に向けての大きな武器になるのは間違いないだろう。
   さぁ、それじゃあ今月も練習に行こう!」
板野「うん!(4月、5月、6月、7月、8月……あと練習出来るのは今月を含めて5回か。
   さて、今月は何を練習しようか?)」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

ドリブル経験値:7
シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

827 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:42:49 ID:v8BNAHuI
A

828 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:48:09 ID:Po218M5+
A

829 :森末(仮):2013/10/07(月) 01:52:09 ID:???
>A.基礎能力を上げる
=================================================================
板野「今月も基礎能力を上げるよ!」
森末「ふむふむ……なら次はどれを上げるかだね。 どうする?」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

830 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:52:54 ID:Po218M5+
E

831 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 01:57:31 ID:v8BNAHuI
A

832 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 02:02:23 ID:lLkyXmm6
A

833 :森末(仮):2013/10/07(月) 02:12:52 ID:???
>A.ドリブル
================================================================
板野「グラウンダーの強力なシュートを身に着けた以上、それを打てる状況を作らないとね。
   その為にはキープ力は必要かな」
森末「なるほどね。 なら頑張っておいで」

思えば東邦学園の練習に乱入した際も、板野は小池を完全に抜けてはいなかった。
仮に万全の体勢でも若島津を守るゴールを破れなかったかもしれないとはいえ、
再び同じ状況が来た時、ちゃんとした状況で打てるかどうかは重要になってくる。
そう考えた板野は、まず万全の状態でゴールを狙えるだけのキープ力をつけようと、
早速明くる日の練習でドリブルでの突破、パスを貰ってからのキープ力の向上に重点を当てて練習をする。

板野「(どれだけ強力なシュートが打てても、撃つ前に止められたら意味がない!
    マークをつけられて対策されたらそれまでなんだ!
    引きはがせるだけの力を蓄えないと!)」

先着1名様で、

★板野のドリブル特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

9以下→+1
10以上→+2

834 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 02:19:57 ID:rVsxq6Xg
★板野のドリブル特訓→( 2 + 5 )=★


835 :森末(仮):2013/10/07(月) 02:25:36 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
板野くんの新シュートですが、こちらは先ほども申したように以前募集させて貰った名前の中から数点を独断でピックアップ。
また、再度募集をかけたいと思います。
因みにピックアップさせて頂いているものは以下になります。

ドルフィンシュート、ハイランドシュート、バンストライク、ブリザードシュート、オルカショット

シュートの特性としては、軌道などは特別なことはないですが、
ダルビッシュのお陰でシュートフォームがサッカー選手のそれらしくなった事で、
板野くんのキック力をダイレクトに伝えれるようになった結果、真価が発揮されたという感じになっています。
威力はタイガーショット並です。それでは、新たに候補が頂ければ幸いです。

836 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 06:57:38 ID:???
新技名案

シェルブリッド
マグナムブリッド

弾丸繋がりで考えてみました
ところで、以降の練習で、ボールが上向きに浮く癖を修正するには
選択肢で何を選べばいいんでしょうか?

837 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 11:50:46 ID:???
ぺネトレイトブリッド

838 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 13:06:18 ID:???
あえて、技名は「タイガーショット」でいいような気がする

839 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 13:19:42 ID:???
やー原作キャラのシュート名はやめた方が良いと思うな

弾丸シュートの上ということで「マグナムシュート」……ではなく、
中二的に

「.44マグナム」(読み方はふぉーてぃーふぉーまぐなむ)



840 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 17:05:02 ID:???
あまり捻らず「マグナムシュート」くらいの方がいい気がする
今後発展してく事を考えたら基本になりそうな名前のがよさそう

841 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 17:21:49 ID:???
アイスショット→ドライアイスショット→リキッドニトロゲンショット→アブソリュートゼロショット
なーんてね、フフ

842 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 21:20:23 ID:???
何かのシリーズでは統一させたいね。
銃火器シリーズだとショットガンドリブルできるな、守備技は思いつかないけど。
動物シリーズだったら守備技にも反映しやすいかな。

843 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 21:30:48 ID:???
守備技……パトリオット(迎撃ミサイル)タックルとかなら

844 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:06:06 ID:???
弾丸シュート→マグナムシュートで流れはいいと思うけど
パトリオットタックルはミサイルタックルの上位技って感じかな?

845 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:39:37 ID:???
>>841
松山「おれの技(名前候補)だ!」

846 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:48:17 ID:???
動物シリーズだったら、ツバメ返しとかドルフィン(オルカ)クリア・パス・シュートもありかな。
重火器シリーズの方が受けが良さそうなのは、パワー系と相性がいいからかな。
スナイパーショットとかでもいいわけだしね。
もう二つ名も考えたらぁ(フラグ)

847 :森末(仮):2013/10/07(月) 22:50:45 ID:???
どうも皆さん、名前の提案ありがとうございます。
改めてここで名前を決定したいと思います。

板野くんの新シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)の名前を決めてください。

A.ドルフィンシュート
B.ハイランドシュート
C.バンストライク
D.ブリザードシュート
E.オルカショット
F.シェルブリッド
G.マグナムブリッド
H.ペネトレイトブリッド
I.マグナムシュート
J..44マグナム
K.アイスシュート

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

848 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:51:17 ID:TAITGvpo


849 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:51:44 ID:UaECn9Z+
I

850 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:51:49 ID:yMevExPk
I

851 :森末(仮):2013/10/07(月) 22:54:42 ID:???
それでは、マグナムシュートで決定として進行させていただきます。
沢山の提案ありがとうございました。

852 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 22:59:28 ID:???
鍛えまくってサーモバリックシュートをめざそう

853 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:08:37 ID:???
ドライブ回転のシュートを習得して「バンカーバスター」とか

854 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:09:12 ID:???
ブレ玉辺りを習得したらショットガンだな(キャプ森で言う所のジョルトシュート)

855 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:20:41 ID:???
46cm三連装砲を目指そう

856 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:31:45 ID:???
ボールの下側打つような悪癖なら
一対一でキーパーの顎をカチ割るようなシュート開発しよう(ニコ

857 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:31:52 ID:???
25cmキャノンも目指そう

858 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:33:51 ID:???
ボール越しに相手を蹴り飛ばすその名も「パイルバンカー」
なお松山からとても怒られます。

859 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:37:03 ID:???
ニールキッ……ごほごほ

860 :森末(仮):2013/10/07(月) 23:47:17 ID:???
>★板野のドリブル特訓→( 2 + 5 )=ドリブル+1★
==============================================================================
板野「(松山を相手にしても、ボールを奪われないくらいのキープ力を……!)」
松山「(板野、凄い気迫だな……でも!)はぁっ!」

ズザザザッ!! パシッ!!

板野「ああ……」
松山「甘いぞ板野、少し体からボールが離れすぎだ」

どれだけ強力なシュートを打てても、キープが出来ずそのシュートを打てなければ意味がない。
そう考えて板野はただ単純に直線的にゴールを目指す、突破を目指したドリブルではなく、
ゴール前でボールを持った際にボールキープが出来るよう敵を振り回しかわす事を目指したドリブルの練習をした。
目標を持って練習をする者は強くなる。
実際に板野のキープ力は目に見えて上昇し、大半のふらのメンバーではボールを奪えないレベルへと到達をする。
しかし、それでも一対一のキープ争いに絶対の自信を持ち、
ボールカット能力も標準以上のキレを持つ松山相手にはキープし続ける事も出来なかった。

861 :森末(仮):2013/10/07(月) 23:48:18 ID:???
板野「くそっ、もうちょっとだと思ったんだけどなぁ……」
松山「いや、実際板野のキープ力は上がってるよ。 俺だって完全に奪い取る事が出来るとは言えないレベルだ」
板野「そ、そうかな?」
松山「ああ。 だが、完全に自分でキープをしてシュートまで持っていく……となると難しいかもしれないな」

松山のアドバイスを受けて、少しは実力が向上をしたという事実に板野は笑みを浮かべる。
一方で松山はといえば、この1年でめきめきと能力を向上させ、
もはやふらのには必要不可欠と言っても過言ではない存在となった板野の姿を見て顎を撫でながら唸った。

松山「(1年前は小田達でも十分張り合えるだけの実力だった……。
    ふらのに足りない得点力を補えるストライカーにはなれるかもしれないと思ったけど、
    まさかこの1年でここまで成長するなんて……俺もなんとかカットは出来たけど、もうドリブルだって全国レベルだぞ)」
板野「あ、そういえば松山に見てもらいたいものがあるんだ」
松山「見てもらいたいもの?」
板野「うん。 ……でも今日はもうへとへとだから、明日でもいいかな?」
松山「ああ、わかった」

『3年目 5月 定例パート』

そして翌月……前回板野が松山にドリブル練習を手伝ってもらった翌日。
板野は早速、自身が習得をした新シュートのお披露目を松山含め、ふらのメンバーが見守る中で行おうとした。

松山「見せたいものって言ってたのはシュートか? なら……おい加藤、ゴールに……」
板野「あ、いや……ゴールには立ってもらわない方がいいかも」
松山「え? どうしてだよ、威力を確かめる為にもキーパーにはいてもらった方が……」
板野「その……怪我するかもしれないからね。 あ、みんなどいててね。 危ないから」
ふらのメンバー「お、おう(え、何するつもりだ?)」「(怪我ってなんだよ?)」「(なんか嫌な予感がする……)」

ボールを持ってゴール前に立った板野を見て、松山は加藤をゴール前に板野と相対するようにして立たせようとする。
しかし、板野はそれを止めさせ、他の者達にも出来るだけ下がって見守ってくれるように言った。
メンバーの少ないふらの中学、あまり選手たちに怪我をさせたくはないのである。

862 :森末(仮):2013/10/07(月) 23:49:19 ID:???
板野「(よし、これなら思う存分、遠慮なく打てる……!)いくぞっ!!」

フォッ! グワアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!

松山「(!? このフォームは……ダルビッシュさんの!?)」

気合を込め、シュートを打つ体勢に入る板野。
これを見てまず目を見開いたのは、以前とは格段に違う板野のシュートフォームに驚いた松山であった。
そのフォームは松山が1年の時、度重なる衝突などで先輩たちが全員退部をした際、
唯一残ってくれた良識人、そして類稀なる才覚を持った選手――ダルビッシュのものに瓜二つ。
今までぎこちなくシュートを打っていた板野が、
どうしてそんなシュートフォームをこの短期間で身に着けたのかと松山が考える中、板野はその大きく振りかぶった右足を振りおろす。

板野「いっ……けぇぇえええええええええええええええええええええっ!!!」

バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

ふらのメンバー「うおおおおあああああっ!?」「う、うるせぇぇええっ!?」「なんだこの音!?」

そして、板野がボールを強く蹴りぬいた瞬間、ようやく他の者達も驚嘆をする。
まず、その爆音。
板野がただボールを蹴りぬいただけで、彼らの耳には今まで聞いた事もないような衝撃音が響き、
続いて板野の足元から正に閃光のようにしてボールが放たれる。

ズバアアアッ!! ガシャアアッ…………テンテンテン

863 :森末(仮):2013/10/07(月) 23:50:19 ID:???
板野「ふぅ、ふぅ……」
松山「…………」
ふらのメンバー「…………」「…………」「…………」

彼らの視界からボールが消えて、そして再び現れるのはまた刹那の出来事。
いつの間にかボールはゴールネットを破り、突き抜け……その後方にあったフェンスに激突をして、
軽くフェンスの形を変えてからようやく転がり落ち、地面を転々と転がるのだった。

板野「どうだ、松山? これが俺の新しく開発したシュート……『マグナムシュート』だ!」

弾丸シュートよりも更に威力、速度、コントロール。全てが向上したシュート、マグナムシュート。
弾丸の更に上を行くのならば、この名前しかないだろうと先日考案をした板野が力強くそう宣言すると、
松山含め、ふらのメンバーには大きくどよめく。

ふらのメンバー「す、すげぇぜ板野!(ば、ばけもんだ……味方で良かった〜)」「まさかネットを突き破るなんてな!(恐ろしい……)」
松山「マグナムシュート、か……(まだ名前が決まってないのなら力強いその威力から取って、
   ヒグマシュートって名づけようと思ったんだけど……決めてるのなら仕方ないな)」
板野「これなら若島津からも点をきっと奪える……! 今年こそ、俺達が優勝するんだ!」

864 :森末(仮):2013/10/07(月) 23:51:27 ID:???
松山「(板野……どうやってこのシュートを身に着けたのかは知らない。
    でも、お前の言う通りこのシュートなら若島津からゴールを奪う事だって出来る筈だ!
    そうだ……板野だってこれだけ努力をして、新しい力をつけているんだ! 俺だって……いや!
    キャプテンの俺こそ、板野よりももっと頑張らないと、努力しないといけないんだ!)
    ああ! このシュート、そして他の皆の力があれば、全国制覇だって出来る筈なんだ!
    みんな、板野に負けないように練習だ! さぁ、行くぞ!」
ふらのメンバー「「「お、おう!(こりゃ今日はキツくなりそうだなぁ……)」」」

ただ全国大会優勝を目指し、打倒東邦、打倒若島津に燃え、必殺シュート『マグナムシュート』を開発した板野。
そんな板野に感化されたか、松山は今まで以上に闘志を燃やし、
他のふらのメンバーを鼓舞しながら、いつも以上に熱の籠った練習を行う。

松山「(俺も、俺も新しい技が必要だ……! でも、板野と同じように……北国シュートを更に発展させるのは難しい。
    なら、中盤を制圧出来るような技……? それとも、攻撃を板野達に任せて守備力を更に増強させられるような技だろうか?
    ……悩ましいな)」

※板野が「マグナムシュート」を取得しました。

865 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:51:57 ID:???
見える……肝心なとこでダイス連発の光景が!

866 :森末(仮):2013/10/07(月) 23:52:29 ID:???
『3年目 5月 日常パート』

板野「本州で5月だともう暑いくらいだけど、北海道は流石に涼しいなぁ」
森末「その分、冬は地獄と言って構わないレベルだけどね。
   さて、それじゃあ今月も日常パートの時間だよ。 どうする?」
板野「うーん……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>852-859 どうも皆さん、色々と派生なども考えてくれてありがとうございます。
私としてもあまりネタのストックは無いので、色々考えてくださるのは本当に助かります。

867 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:53:47 ID:fY9AJrNA
B

868 :森崎名無しさん:2013/10/07(月) 23:54:41 ID:HrutisOA
B

869 :森末(仮):2013/10/08(火) 00:29:11 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
================================================================
板野「今月は……誰かに会いに行ってみようかな」
森末「ふむふむ。 それじゃあ、誰に会いに行ってみる?」

A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

870 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 00:35:15 ID:JHcY2I0c
C

871 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 00:37:18 ID:cSbOE8L2
C

872 :森末(仮):2013/10/08(火) 00:52:42 ID:???
>C.町田(メガネ)
========================================================
板野「そうだなぁ……うん、また今月も町田に会ってみる事にするよ」
森末「おや、またかい? ふむふむ、まあいいさ。
   それなら前回と同じ用に、練習中に声をかけた方がいいかもね」
板野「うん」

今月は町田と会話をしてみようと考えた板野。
先日は松山が修学旅行で他校へ偵察に行こうとしているという情報を板野に与えてくれた辺り、
やはりクリスマスの時の事を考えても『出来る女』なイメージのある町田。
もしかしたらまた何かお役立ち情報があるかもと期待しつつ、
また、それを抜きにしてもなんとなく話しやすい雰囲気を持っている彼女ともう少し仲良くなるのもいいかもしれないと思い、
明くる日の練習の休憩時間、前回と同じように雑務中の町田に声をかける。

板野「町田、お疲れ様」
町田「あら……板野くんこそお疲れ様。 この前見せてくれた『マグナムシュート』だったかしら?
   あれは練習中には使わないのね」
板野「う、うん……怪我したら困るしね」
町田「まあ……そうよねぇ」
板野「(アレを受ければ守備陣のシュートに対する強さも上がるかもしれないけれど、
    それ以上に怪我する危険性が高まりそうだもんなぁ……あの松山でもストップをかけるくらいだし。
    さて、それはそれとして何を話そう?)」

A.「何か校内で気になる情報とかないかな?」 学校生活において気になる事件とかが無いか聞いてみる
B.「松山と藤沢の事だけど……」 松山と藤沢の事で相談してみる
C.「今度の休みに一緒に遊びに行かない?」 遊びに誘ってみる
D.「いつも大変だね、また手伝うよ」 再び町田の仕事を手伝う
E.「今度の全国大会の為に、対戦校について調べて欲しいんだ」 対戦校のリサーチを頼んでみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

873 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 01:00:44 ID:CH0ZQhX2
E
前回の犯人は誰だったのか…

874 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 01:02:45 ID:JHcY2I0c
A

875 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 01:10:11 ID:mH4M993o
B 松山にリア充補正がかかるかも分からん(地獄行きもおいしい)

876 :874:2013/10/08(火) 01:12:00 ID:JHcY2I0c
すみません、Bに変更します

877 :森末(仮):2013/10/08(火) 01:13:03 ID:???
>>876 変更了解です。

878 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 01:27:41 ID:???
この件は早く何とかしないと、流血沙汰になりかねないんだ

どうしてそんなことになったかはわからないが

879 :森末(仮):2013/10/08(火) 01:30:08 ID:???
>B.「松山と藤沢の事だけど……」 松山と藤沢の事で相談してみる
=====================================================================
町田「美子たちの事?」
板野「うん……」

板野がここで話題にしたのは、松山と藤沢、2人の関係についてだった。
原作でこそキャプテン翼でも1番恋愛シーンがまともな関係、と言われている松山達。
しかしキャプテン森崎では松山の鈍感さと不運とが折り重なり、キッパリと縁が切れてしまっている。
板野もこれまでに何度か注意深く2人の事を見守ってきていたが、
件のクリスマスの時以降、これといって目立った進展は無さそうである。

板野「(このままだと本編みたいな結果になりそうだし……流石にそれを見るのは心苦しいしなぁ)
   何か2人の仲を進展させる方法とか無いかなぁ?」
町田「進展って言ってもねぇ……あくまで私達は傍観者だし。 うーん……」

先着1名様で、

★出来る女?町田→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→町田「そもそもあの2人、もう付き合ってるし」 なん……だと……?
ダイヤ・ハート10以上→町田「でも最近の松山くんの様子を見る限りだと、そう心配はないかなって思うけど……」
スペード・クラブ10以上→町田「ここは古典的手法の出番ね。 不良に美子をけしかけて松山くんに助けさせる作戦よ!」
それ以外→町田「そもそも美子自体が、以前にも増して積極性を無くしちゃったからねぇ……」

880 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 01:30:45 ID:???
★出来る女?町田→ ハートJ


881 :森末(仮):2013/10/08(火) 01:32:53 ID:???
やはり町田は出来る女でした。という所で、区切らせていただきます。
それでは。

>>878 微ヤンデレ属性が付与されてしまってますからね……多分、きっと大丈夫です……。

882 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 01:37:27 ID:???
乙でした
いい雪だるまですね、という展開にならずに済みそう
しかしマモノさんは必ず松山の傍にいる…かも

883 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 02:03:35 ID:???
しかしシュート名を仮に銃系で統一させるとすると、次のシュートは何になるんだろう?

884 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 08:08:48 ID:???
ギャラクティカマグナムとか?
この名前を付けられる位に強化したいところ

885 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 08:19:26 ID:???
銃系というより銃/重火器/兵器系でいいんじゃないかな

886 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 08:30:51 ID:???
ミサイルシュートか

887 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 10:12:11 ID:???
次はネオ・マグナムシュートでもいいし
SF入ってレーザーだのプラズマでも別にいいんじゃない?

888 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 10:18:16 ID:???
タックルしてきた相手を弾き飛ばした衝撃で痺れさせる(フレーバー)、これが「スタンガンドリブル」だ!

889 :森末(仮):2013/10/08(火) 19:55:55 ID:???
>★出来る女?町田→ ハートJ ★
>町田「でも最近の松山くんの様子を見る限りだと、そう心配はないかなって思うけど……」
=======================================================================================
板野「? どういう事?」
町田「ほら、見てみて」

町田の言っている言葉の意味が最初はよくわからず、首を捻る板野。
その様子を町田は小さくため息を吐いて見やりつつ、松山のいる方向へと視線を向けるよう促した。
言われるままに板野がそちらを向くと、
丁度板野達と同じように休憩に入っていた松山はポタポタと流れる汗をユニフォームの袖口で拭いつつ水分補給をしていた。

藤沢「松山くん……はい、タオル」
松山「あっ、マネージャー……」
藤沢「あまり汚れてるユニフォームで拭くのはよくないわ。 スポーツドリンクは、おかわりは?」
松山「あ、ああサンキュー。 折角だから貰うよ」

そして、そんな松山を見てマネージャーである藤沢は手早くタオルとスポーツドリンクの補充をする。
マネージャーとしての職務にも真面目に取り組み、いつも松山の事を一番気遣いよく見ている藤沢。
それを知っている板野達にとってはもはや見慣れてしまった光景である。

板野「いつもの松山と藤沢じゃないか。 何か違う?」
町田「んもう、鈍いわねぇ板野くん。 いつも通りに見えるけど、松山くんの反応が明らかに美子を意識してるわよ」
板野「えぇっ?」

よく見ないと感づかないかもしれないが、確かに先ほどの松山の声がどこか上ずっていたように聞こえたのは板野も感じた。
藤沢の言葉にもどこか緊張をしたような、不自然な受け答えをしており、
なるほど……言われてみればいつもと同じように見えた光景も、違和感があったかもしれないと板野は考え直す。

板野「でもどうして今更? あの鈍感さに定評のある松山がどうして……」
町田「あれは美子の好意に気づいたという感じじゃなくて、自分が美子に恋愛感情を持っている事を自覚した感じね。
   理由は……やっぱりクリスマスの一件が強いのかしら?」

890 :森末(仮):2013/10/08(火) 19:57:18 ID:???
板野の疑問は至極もっともである。
原作ではハチマキの刺繍に気づくまで藤沢からの好意に気づかず、
本編ではそのハチマキの刺繍に気づく事のないまま転落の一途を辿ってしまった稀代の鈍感男――松山光。
一体どうして藤沢を意識するようになったのかと板野が思うのも当然であったが、
町田は鋭く目を光らせ、顎を撫でながら自身の考えを板野に言う。

町田「クリスマスプレゼントでマフラー、やはりその効力は絶大だったわけよ。
   手作りだって多分まだわかってないんでしょうけど、
   女の子が男の子にそういうのを渡して意識をしないっていう方が難しいんじゃないかしら?」
板野「むむむ、確かに……」
町田「それに滅多にサッカー以外の事を話す機会が無かったのよね、あの時まで。
   だから松山くんとしても、良くも悪くも美子や私をサッカー部のマネージャーとしてしか見れなかった。
   でもあのパーティーがあって、サッカー関係以外の目で見れるようになった訳よ。
   つまり……松山くんは美子の事を"女"として意識をしているわね」
板野「なるほど、名推理だな町田!」

何度か告白を受けたり、またプレゼントを受けた事は、
全国区のプレイヤーで顔立ちも決して悪くない松山も経験にある。
だが、それは言ってしまえば学内のミーハーの女性……。
松山にとっては言い方は悪いが路傍の石と言って差し支えない人たちからのものだった。
しかし、藤沢の場合は殆どサッカーの事しか話していないとはいえ3年間もの間付き合った仲である。
そのような女性からプレゼントを貰い、初心で純情な松山が意識をしない訳がない。

町田「下地は整っているわ。 後はもう、どっちかが告白するだけって感じよ」
板野「(この様子なら、安心していいのかな……?)」

藤沢「あ、松山くん。 こんな所、怪我してるわ……待ってて、すぐに手当するから」
松山「い、いいよ! このくらい平気だから……おい皆、休憩終わりだ! 練習に戻るぞ!
   (うぅ、まともに顔を見て話せない……)」

※松山が藤沢への好意を自覚しました。

891 :森末(仮):2013/10/08(火) 19:58:29 ID:???
『3年目 5月 練習パート』

板野「松山と藤沢はいい感じになってきてるみたい。
   この調子なら、素直にくっついてくれるんじゃないかなぁ」
森末「人の恋路を心配するよりは自分の事を心配した方がいいんじゃない? 板野は」
板野「うっ……だって出会いとかないんだもん」
森末「まぁ実力をつけていけば、女子たちからチヤホヤされるかもしれないよ。
   さぁ、その為にも今月も練習パートだ!」
板野「う、うん」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

ドリブル経験値:7
シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

892 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 19:59:24 ID:iSN5tWzo
B

893 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:04:36 ID:1JHQBFec
A

894 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:07:40 ID:hRmCcPNY
B

895 :森末(仮):2013/10/08(火) 20:12:07 ID:???
>B.技を覚える
==============================================================
板野「今月は技の開発をしてみようかな?」
森末「ふむふむ……それじゃあ何を覚えるんだい?」

ドリブル経験値:7
シュート経験値:1

A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」を覚える
B.「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
C.「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
D.「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
E.「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
F.「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
G.「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

896 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:14:40 ID:iSN5tWzo
A

897 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:26:33 ID:hRmCcPNY
A

898 :森末(仮):2013/10/08(火) 20:33:18 ID:???
>A.「強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」を覚える
============================================================================
板野「もう少しで強引なドリブルを身に着けられそうだからね。
   今月は強引なドリブルの完成を目指してみるよ」
森末「ふむふむ……あと3で覚えられそうだからね、1回の練習で覚えられるだろう。
   それじゃあ頑張っておいで」

こうして今月は強引なドリブルの習得を目指して練習に励む事にした板野。
前回と同じように松山を相手にして練習を繰り返し、
少しずつであるが技を完成にまで持っていこうとする。

板野「(俺のパワーならそこらの奴は簡単に吹き飛ばせる。
    でも、横から来られてパワーを使う機会がなければ意味がないんだ。
    どういう局面でも強引にキープできるのを目標としてやってみよう)」

先着1名様で、

★板野の必殺ドリブル特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

3以上→「強引なドリブル(1/2で発動、ドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」取得!
それ以外→経験値が加算されます

899 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:33:50 ID:???
★板野の必殺ドリブル特訓→( 5 + 3 )=★

900 :森末(仮):2013/10/08(火) 20:54:21 ID:???
>★板野の必殺ドリブル特訓→( 5 + 3 )=「強引なドリブル(1/2で発動、ドリブル力+2、吹っ飛び係数2)」取得!★
================================================================================================================
板野「(正面から来る相手なら問題ない、松山にだって負けない自信はあるんだ! だけど……)」
松山「貰った!」
板野「(そう、こうやって横から来られると一瞬でボールを奪われる! なら……!)」

サッ! ガシィィィィィイイイイイイイイイイッ!!

松山「なにィ!?」
板野「(ディフェンスがやってくる方向とは逆方向に足を置いて、刈られないように守る!
    後はこのまま力を込めて……)うおおおおりゃああああっ!!!」

ドガァンッ!!

松山「うわぁっ!?」
ふらのメンバー「キャ、キャプテン!?」「キャプテンが吹き飛ばされただって!?」「そんな馬鹿な!?」

パワー勝負が出来ずに負けるというのなら、それが出来る状況を作ればいい。
悩みに悩んだ板野が出した結論は、正にそれだった。
正面から来るときとは違い、進行方向へ向かう慣性の力をそのままボールに込める事は出来ないものの、
それでも板野の強靭な脚力をもってすればボールを奪われない事も決して不可能ではない。
事実、驚異的なボールカット能力を誇る松山を板野は吹き飛ばし、見事にキープを成功させたのだ。

松山「いてて……驚いたぜ板野。 まさか俺が吹き飛ばされるなんてな……」
板野「えへへ。 俺も脚力には自信があるからね! 松山が相手でも負けないよ!」
松山「ああ、強引だがボール越しだから反則じゃない、これもお前の長所を生かしたプレイスタイルだ。
   だから否定はしない。 ただ、相手を怪我させないようにだけは注意してくれよ」
板野「うん」

こうして板野は強引なドリブルを完成させ、自身の突破力に更なる磨きをかけた。
マグナムシュート同様、これもまた全国大会を戦う上で大きな武器となるだろう。
※板野が「強引なドリブル」を習得しました。『中学生編でのドリブル限界に到達しました』

901 :森末(仮):2013/10/08(火) 20:55:49 ID:???
『3年目 6月 日常パート』

※6月になったので全能力が+1されます。

板野「6月か……来月にはいよいよ道大会が始まるんだね」
森末「うん、8月の練習パートが終わったら、本番の全国大会編になる。
   それまで悔いのないように時間を過ごしてね」
板野「わかった。 今月は何をしようかなぁ……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

902 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:57:25 ID:hRmCcPNY
A

903 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 20:57:26 ID:WqTJUvPg
A

904 :森末(仮):2013/10/08(火) 21:27:15 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
=================================================================
板野「そうだなぁ……今月は適当にぶらついてみるよ」
森末「ふむふむ、大会前にリラックスする為に散歩してみるのもいいね。
   それじゃあ行ってらっしゃい」

こうして板野は今月はぶらぶらと散歩をして過ごす事にした。
時は既に6月、冬の間は雪で埋もれてまともに歩く事すらままならなかったふらのも、
この季節は非常に過ごしやすく、散歩には最適な時期である。

板野「何か面白そうな事はあるかなぁ?」

先着1名様で、

★6月のイベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???「なんじゃい、今日は練習は休みか。つまらんのう」 学校のグラウンドの様子を見てる巨体な男を発見。 お前は!?
ダイヤ→???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!?
ハート→学校のグラウンドで練習している松山を発見! 今日は休みの筈なのに……
スペード→多田野「ンアアアアアーーーッ!!」 河川敷で投げ込みをしている多田野くんに会った!
クラブ→特に何もなかった……。

905 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 21:27:58 ID:???
★6月のイベント→ ダイヤ9

906 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 21:28:07 ID:???
★6月のイベント→ ダイヤ5

907 :森末(仮):2013/10/08(火) 22:06:10 ID:???
>★6月のイベント→ ダイヤ9 ★
>???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!?
===========================================================================================================
板野「えっ?(あ、あの人は……)」

突如声をかけられた板野は振り向き、その人物の姿を見て目を見開いた。
スーツ姿にサングラス、そして口には紙タバコ。
一見するとそのサングラスのせいで不審人物にも見えてしまうが、
原作・本編共に読み込み、サブキャラクターの事までそれなりに記憶をしている板野はその人物の事をよく知っている。

片桐「私は日本サッカー協会の役員をしている片桐宗政だ。 少し話を聞かせて貰っていいだろうか?」
板野「(や、やっぱり……片桐さんだ!)」

試合外において頻繁に出没し、日本サッカー界の発展に尽力をする男――片桐宗政。
原作では翼への協力が顕著であり、ややともすれば贔屓が過ぎるようにも見えるが、
実際に選手たちへのサポートはしっかりとしており、そういう面では信頼の出来る男である。
……見上と同様、腹は黒いが。

とにもかくにも、この場で断る訳にはいかないだろうと判断した板野は片桐の言葉に素直に従い、
近くに会った公園でベンチに腰掛けながら対談をする。

板野「それで……話ってなんですか?」
片桐「いや、少し君の人となりを知りたいと思っただけだ。 あまり緊張せず、気楽に受け答えしてくれ」
板野「は、はぁ……」

片桐に奢ってもらったオレンジジュースを飲みつつ、緊張で乾いた喉を潤す板野。
彼が日本サッカー協会において黄金世代に注目をしているのは事実。
もしも彼に目をかけてもらえれば、今後の板野の進路なども大いに変わってくる可能性がある。

908 :森末(仮):2013/10/08(火) 22:07:21 ID:???
片桐「まずはそうだな……去年の全国大会での1回戦、素晴らしいゴールだった。
   あの中西からゴールを奪ったというのは、素直に誇れる事だろう」
板野「あ、ありがとうございます」
片桐「無論、後半は1点も奪えなかった事は反省すべきかもしれないがな」
板野「うう……」

まず片桐は、去年の全国大会での板野のゴールを褒め称えた。
片桐の話によれば彼はあの試合もまたその目でしっかりと観戦をしていたらしく、
その際、豪快なボレーシュートで中西が守るゴールを破った板野に目をかけたらしい。

片桐「黄金世代……私はこう呼んでいるが、君たちの年代には正に粒ぞろいな選手たちが揃っている。
   日本国内だけでも若島津、松山、中山、立花兄弟、南葛の面々……。
   彼らの中には既に高校生に交じっても遜色ない程の実力を持っている者も多い」
板野「………………」
片桐「国外には若林、岬という選手たちも眠っている。
   彼らを中心としてこの世代の選手たちは纏まっていくだろう。
   そして、きっと低迷している日本サッカーを変えてくれる筈だ。 私はそう信じている」
板野「(確かに、日向と翼、森崎がいなくても……強い選手はまだゴロゴロいるもんなぁ)」
片桐「だがその中でただ一つ、問題がある。 ……FWが不足をしているんだ」

そこまで言うと、スゥ……とタバコを強く吸い、白煙を大きく吐き出し。
板野の目をじっと見つめながら、更に続ける。

片桐「岬、松山を中心とした中盤の選手。 若林、若島津、中山を中心とした守備陣。
   彼らはいい、その実力はもはや疑うべくもない。 だが問題はFWだ。
   ここは明らかに他の面子に比べて、総合的に見て劣っていると言わざるを得ないだろう」

909 :森末(仮):2013/10/08(火) 22:08:43 ID:???
南葛にいる来生や滝、東邦の反町、そして空中サッカーの立花兄弟。
彼らもまた素晴らしい才覚を持ち、黄金世代を彩る一員であるのは確実である。
しかし、その実力は岬太郎、松山光、中山政男、若島津健、若林源三。
彼らに比較をすれば、やはり見劣りをすると言われても仕方がないだろう。

片桐「だから私は期待しているんだ、或いは君がこの状況を打破してくれる存在になるかもしれない……とね」
板野「俺が、ですか?」

FW不足の最中、板野が見せたボレーシュート。
それは片桐が淡い期待を抱き、希望を覚えるのに十分な代物であった。

片桐「無論、まだまだ君の実力も足りないかもしれない……。
   あの試合を見ていたが、シュート以外はロクに動けていなかったようだし、先ほども言ったように後半は無得点だ」
板野「うっ……」
片桐「だからこれからも、より一層練習に励んでほしいと思う。 上を目指して、な」
板野「(凄いプレッシャーかけてくるなぁ……本人にそういうつもりはないのかもしれないけど。
    えーっと、話はここで一旦途切れたか。 何か言っておく事はあるかな?)」

A.「今年の俺は去年とは違いますよ! 成長した俺の力をその目で見て貰いましょう」 マグナムシュートをお披露目する
B.「当然、俺の……俺達の力で全国大会に優勝してみせます! 若島津にも誰にも負けない!」 全国制覇を宣言する
C.「いや、まだ全国には知名度は低いけどレベルの高い選手がいるかもしれません」 隠れた名選手の存在を匂わせる
D.「岬や若林って……外国に行ったんですよね? まだサッカーやってるんですか?」 岬と若林について聞いておこう
E.「そんな、俺が中心になんて無理ですよ……」 謙遜をしておく
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

910 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 22:11:57 ID:JHcY2I0c
B

911 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 22:22:20 ID:CH0ZQhX2
A
うまくいけばアドバイスも貰える…?

912 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 22:30:15 ID:iSN5tWzo
A

913 :森末(仮):2013/10/08(火) 23:21:43 ID:???
>A.「今年の俺は去年とは違いますよ! 成長した俺の力をその目で見て貰いましょう」 マグナムシュートをお披露目する
===================================================================================================================
片桐「何……?」
板野「(なんだかんだでこの人がサッカーを見る目は確かな筈だ! 俺の実力を……。
    俺のマグナムシュートの威力を見て貰おう!)」

板野の開発をした超威力のパワーシュート、マグナムシュート。
既にふらのメンバーにはお披露目をしたそれだが、外部の者達には一度も見せた事はない。
客観的に見て、マグナムシュートの威力はどれほどのものなのか、どのような反応を見せてくれるのか。
気になった板野は早速片桐を連れだすと、以前ダルビッシュにシュートを見て貰った河原へと移動をする。

片桐「(キック力が成長をしたとして、それを見て欲しいという事か?
    今は彼も成長期、体格も徐々につくられ、1年の差は非常に大きい時期だ。
    だがそれを言えば周囲の者達も同じ……それをわかっていないとも思えんが……。
    ん……? あの橋、一部分が削り取られているが……)」
板野「見ていてください、片桐さん! これが俺の……」

フォンッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

片桐「!?」
板野「マグナムシュートだぁぁぁぁあああああああああああああっ!!!」

バゴッ……ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

914 :森末(仮):2013/10/08(火) 23:22:44 ID:???
最初は大きく成長をしたと聞いて、半信半疑な気持ちで板野についてきていた片桐。
しかし、その板野の取ったシュートフォーム……。
そして、右足で蹴られると同時に爆音を立てながら閃光のようなスピードで駆け抜けるボールを見て、
自身の考えが間違いであったという事実にようやく気付く。

片桐「………………」

ポトリ、と手に持っていたタバコを思わず地面に落としてしまう程の衝撃を片桐宗政は受けていた。
既に現役を退いて数年が経過しているとはいえ、彼も日本を代表するストライカーだったのは周知の事実。
サッカー選手の力量を計る事は彼にとって造作もない事だったが、
その中でも彼は特にFW――点取り屋と評される、ストライカーを見る目に自信を持っていた。
そして、このシュートを見て彼は判断をした――板野住明、彼は間違いなく全日本のストライカーになれる人材であると。

片桐「(他の面には目を瞑ろう、だが……だが、このキック力、シュートの威力は間違いなく世界レベルの筈だ。
    これだ……! 日本に必要だった得点力不足、それを解決するのはこの男だ!)」
板野「はぁ……はぁ……」

以前、ダルビッシュとの練習で大きな穴を開けた橋の一部。
その真横に、再びめりこんだボールを見てそう確信をした片桐は、
震えそうになる手で改めてタバコに火をつけつつシュートを打って疲弊している板野に声をかける。

915 :森末(仮):2013/10/08(火) 23:23:50 ID:???
片桐「確かに、君のシュートは見せて貰った。 ……僅か1年の間に、凄まじいシュートを編み出したものだ。
   ……マグナムシュート、と言ったか?」
板野「は、はい。 拳銃のマグナムみたいに、凄い威力のシュート……そう思って名づけました!」
片桐「なるほどな……いいシュートだ。 ……君には話しておこう。
   8月の全国大会が終わった後、大会の優秀成績者を集めてJrユースチームを作る話が決定している」
板野「(Jrユース編の話が出てきたか……!)」
片桐「君の実力ならば、選ばれるのは難しくないだろう。 だが、これに慢心せず更に自己鍛錬に励んでほしい。
   特にスタミナだな……1発打ってそれだけ疲れているというのは、些か不安だ」
板野「うっ……(うーん、まだまだガッツが足りないのかなぁ?)」
片桐「大会はもう迫っている……それでは、私はこれで失礼させてもらうよ」
板野「あっ、はい! それじゃあ、また!」

こうして片桐は板野に声をかけ、その場を立ち去った。
北海道に別件でやってきていた片桐、軽い気持ちでふらのの練習を見ようと思い、
今日が練習の休みだったという事で自身の不運を恨めしく思いながら帰ろうとしたのだが、
その際に幸運にも板野に出会えた。

片桐「(運が良かった……他の部分はまだまだ未知数だが、素晴らしい原石に出会えた)」

素晴らしい収穫があった、と思わず口元に笑みを浮かべながら歩く片桐。
低迷をする日本サッカー界に現れた一筋の光は、彼の傷ついた瞳にもまた光を与えていた。

片桐「…………」ニヤニヤ
通行人「(なんだこのサングラス男、にやにや笑って……通報した方がいいのかな?)」

※片桐→(期待)→板野 になりました。

916 :森末(仮):2013/10/08(火) 23:25:13 ID:???
『3年目 6月 練習パート』

板野「よーし、片桐さんにも認めて貰えたみたいだし! これで俺の行く先も明るいかな!」
森末「上の人に目をかけてもらうのは世渡りの基本だからね。
   それじゃあ彼の期待に応えられるように今月も練習パートだよ」
板野「片桐さんはスタミナをつけた方がいいって言ってたけど……」
森末「シュートくらいしか見せなかったからね、他の部分については君は片桐さんにとっては未知数だ。
   だからその辺の事はあまり気にせず、自分の考えを貫いてもいい」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

917 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 23:25:47 ID:iSN5tWzo
A

918 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 23:25:54 ID:WqTJUvPg
A

919 :森末(仮):2013/10/08(火) 23:28:25 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===================================================================
板野「今月は基礎能力を上げるよ」
森末「ふむふむ、まだまだ上がりやすい能力はあるからね。
   それじゃあ何を鍛える?」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

920 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 23:29:27 ID:WqTJUvPg
H

921 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 23:30:17 ID:CH0ZQhX2
H

922 :森末(仮):2013/10/08(火) 23:33:36 ID:???
>H.ガッツ
================================================================
板野「いや、やっぱりスタミナをつけた方がいいかな……。
   マグナムシュートを連発するにはやっぱり不安があるし、交代要員もふらのは少ないしね」
森末「ふむふむ、なら頑張るといい。
   体力がないとロクに動けやしないからね」

こうして板野は今月、スタミナをつける事を中心に練習を行った。
ランニングの量を増やし、自宅でも地道に体力づくりをする。
その結果……。

先着1名様で、

★板野のガッツ特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

出た数字×5のガッツが増えます。

923 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 23:35:39 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 5 + 3 )=★


924 :森崎名無しさん:2013/10/08(火) 23:35:48 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 4 + 5 )=★

925 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:13:36 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 5 + 3 )=ガッツ+40★
==================================================
板野「(今のままだと、マグナムシュートを連発で打てるのは3回が限度だ。
    試合中に休めばある程度は持ち直すかもしれないけど……。
    俺が動けないと他の皆に負担がかかる、だから根本的に体力を増やすしかないんだ!)」

こうして板野は燃えに燃え、練習に精を出した。
とはいえ、やはり体力というものは地道につけていくしかないもの。
初めてガッツ練習をした時のように爆発的に体力がつく事はなかったが、
それでも以前に比べれば動く事が出来る時間を上げる事に成功をする。

板野「ふぅ、ふぅ……」
町田「お疲れ様、はい」
板野「あ、ありがとうマネージャー」
町田「今日も燃えてるわねぇ……まぁ、大会も近いもんね」
板野「うん。 ちょっと休んだら、また走り込んでくるよ」

町田にスポーツドリンクを貰いながら、地面にへたり込み小休憩をする板野。
既に6月は終わりかけ、いよいよ道大会、そして全国大会は近づいてきている。
休める時間は最小限、それ以外のすべてを練習に注ぎ込む。
熱い闘志を燃やしながら板野はそう誓うと、しばらくした後、再び走り込みに向かうのだった。

926 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:14:45 ID:???
『3年目 7月 定例パート』

翌月、7月もふらの中学のメンバー達は練習に励んでいた。
先月の板野の熱意に打たれたか、或いは元々か、松山の飛ばす指示は熾烈であり、
板野を除く他のメンバーは内心泣きそうになりながらも従い、着実にレベルアップをしてゆく。
そしてボールが見えなくなる時間まで練習をし、いつものように帰ろうとしたときの事。

監督「みんな、少し集まれ。 話がある」
松山「話……ですか?」
板野「(監督の後ろにいるのは……藤沢? ……ああ、なるほど)」

スタミナドリンクを飲ませる以外は特に存在感の無い監督が周囲に声をかけ、
松山達は一体何事だろうと首を傾げながらも監督の元へと駆け寄る。
ただ、板野だけはある程度察しがついていた。これから何が話されるのかを。

板野「(もうすぐ全国大会……となると、藤沢は……)」
監督「急な話だが、マネージャーの藤沢が今度転校をする事になった」
松山「えっ……」
ふらのメンバー「転校だって?」「そういえば、藤沢の親父さんって転勤族なんだっけ」「一体どこに?」
板野「(やっぱり……)」

物悲しい表情を浮かべながら、監督の言葉に合わせて小さく頷く藤沢。
この言葉を受けて、ふらのメンバーには軽い動揺と疑問が浮かび……松山は小さく呻くような声を出す。

監督「藤沢、確か行先は……アメリカだったか?」
藤沢「はい……ニューヨークに」
加藤「が、外国なのか……大変だな」
松山「いつまで……いつまでいられるんだ?」
藤沢「お父さんは来月にはもうアメリカに行くけど……私はマネージャーの仕事もあるから、全国大会が終わるまでは……」

927 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:16:11 ID:???
藤沢美子の、アメリカへの転校。
初めはただの転校だと思っていた一同だったが、それが外国である事を聞いて改めて衝撃を受け、
松山は思わずどもりながらも、いつまで日本にいられるのかと問いただす。
藤沢はそんな松山の様子には感づかないのか、小さな声でぽつぽつと質問へと答えていった。

板野「(この時代……まだインターネットとかも無いから、日本と外国で連絡する手段って限られてるもんなぁ。
    エアメールか、高い国際電話くらいだ。
    そりゃショックを受けるよね……)」

特に藤沢への好意を自覚した松山にとっては、正に衝撃的な言葉だっただろう。
このまま順風満帆に、3年間同じ学び舎で過ごし。
そして高校も、彼女と進路が同じであれば共に過ごせると思っていた所を、
いきなり外国へ転校すると聞かされたのだから仕方がない。

そんな彼の、今の心中はといえば……。

先着1名様で、

★恋する荒鷲→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「藤沢、俺の子供を産んでくれ!」 ファッ!?
ダイヤ・ハート10以上→松山「(せめて……俺の気持ちだけは伝えないと)」 告白する事を決意していた
クラブA〜2→藤沢「離れ離れになるくらいなら……松山くんを殺して、私も……!」 チャキッ
それ以外→松山「みんな、絶対に優勝しよう! それが俺達に出来る藤沢への餞別だ!」 燃えに燃えていた

928 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:16:33 ID:???
★恋する荒鷲→ ダイヤK

929 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:17:33 ID:???
よっし決めた!
でもクラブAも見たかった!

930 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:20:03 ID:???
お見事!

931 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:21:28 ID:???
と、ちなみに
>ダイヤ・ハート10以上
これはダイヤか、ハートの10以上でしょうか
それともダイヤの10以上若しくはハートの10以上でしょうか

932 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:22:18 ID:???
>>931
後者でしょう。他のスレもそうだし

933 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:24:46 ID:???
>>931
両方の10以上という意味でした。
両方に10以上と表記すると一行に入る文字の制限にかかるのでこうしています。
ダイヤとハート10以上を別表記する場合は、また別の表記の仕方を考えますね。

934 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:36:35 ID:???
>★恋する荒鷲→ ダイヤK =松山「(せめて……俺の気持ちだけは伝えないと)」 告白する事を決意していた★
====================================================================================================
松山光は純粋で、子供っぽく、そして鈍感な男である。
他者からの好意どころか、自分の心に対しても鈍感な超鈍感男である。
しかしながら、一本気であり、実直な男でもあった。
己の本心に気づいた彼が、どのような決断を下すか……それは火を見るより明らかである。

松山「(告白したってすぐ離れ離れだけど……このまま何も伝えないよりずっとマシだ。
    そして……そして、必ず全国大会で優勝をする!
    全国大会が終わるまで……最後まで勝ち抜ければ、藤沢と一緒にいられる時間が増えるんだ!
    いつもそうだけど……今年は、いつも以上に気合を入れて望まなくちゃ!)」

自分の気持ちを秘めたまま別れるよりも、しっかり伝えて別れた方がいい。
無論、場合によりけりなのだろうが、ともかく松山はそう考えた。
一度決めた以上は、折れる事はない。
松山光は信念の男、ともすれば意固地とも言える彼であるが、今回ばかりはそれがいい方向に作用をするだろう。

先ほどまで狼狽していた表情はすっかり消え失せ、
凛々しく藤沢を見つめながら、固く拳を握る松山。

松山「(……でもどうしよう。 すぐに告白して「ごめんなさい」されたら凄く気まずいな……。
    ……全国大会に行ってから、だ。 うん……そうしよう)」

ただ、やはり少しだけ、思春期の少年特有の臆病な面は顔を覗かせてしまったらしい。

※松山が藤沢に告白する事を決意しました。(確定事項です。ご安心下さい)

935 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:37:36 ID:???
『3年目 7月 日常パート』

板野「藤沢の転校かぁ……うん、わかってはいたけどショックだなぁ」
森末「あれ? もしかして君も彼女に好意を抱いてるとかかい?」
板野「あはは、違うよ。 そうじゃないけど、1年以上同じ部活で過ごしてたんだ。
   それに愛着を持つなって方が難しいだろ」
森末「なるほどねぇ。 まあ彼女の為にも、頑張って全国優勝を果たそう。
   それじゃあ今月の日常パートだよ」
板野「うーん……」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

936 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:39:27 ID:w5Z33IHw
A

937 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:39:47 ID:XFky/i6w


938 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:41:16 ID:???
珍しく幸せになれそうな松山

939 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:49:42 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
==================================================================
板野「今月もぶらついてみようかな……」
森末「ふむふむ、まあ全国大会が始まれば息抜きは出来なくなるんだ。
   リラックスして暇な時間を満喫しておくのはいい事さ」

こうして板野は今月も散歩をしてみる事にした。
8月になれば、過密なサッカーの試合の連続。
実際の時間は1ヶ月も無いのだろうが、体感時間はそれどころの話ではないだろう。
例えるなら1ヶ月は50レスも使わないだろうが、試合ならもっと使うのは明らかである。

板野「こうして日常の時間も大切にしないと!」

先着1名様で、

★7月のイベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???「あ、あれ? ま、迷子になった……」 なんか小さい奴がまごまごしてる……。 お前は!?
ダイヤ→学校のグラウンドで練習している松山を発見! 今日は休みの筈なのに……
ハート→手芸屋に入っていく藤沢を発見! 布を買い込んだみたいだ……
スペード→多田野「ンアアアアアーーーッ!!」 河川敷で投げ込みをしている多田野くんに会った!
クラブ→特に何もなかった……。

940 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:50:59 ID:???
★7月のイベント→ ダイヤ2

941 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:51:04 ID:???
★7月のイベント→ クラブ4

942 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:51:47 ID:???
迷子誰だろう?

943 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:52:22 ID:???
さっきから引きが良いな

944 :森末(仮):2013/10/09(水) 00:55:20 ID:???
>>942 
中学生編では本来出てこない筈の人物です。
片桐さんの時に会話に出していれば、少し彼に出会えるのが早まったかもしれません。

>>943
松山と藤沢の件についても、両者共に非常にいい引きをしたからですね。
試合での反動が少し怖いかもしれません……。

本日はここで区切らせていただきます。
1000が近いので、よろしければ新スレタイ案など考えて頂ければ幸いです。
それでは。

【】俺inキャプ森2【】

945 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 00:58:18 ID:???
葵かな

【マグナム】俺inキャプ森2【シュート】

乙でした

946 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 01:13:24 ID:???
【俺が日本の】俺inキャプ森2【エースストライカーだ!】

947 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 02:01:12 ID:???
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
【全国大会】俺inキャプ森2【始まる】
【最強は】俺inキャプ森2【俺達だ】
【ふらの】俺inキャプ森2【旋風】

948 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 02:06:02 ID:???
【帰ってきたぞ】俺inキャプ森2【全国大会】


949 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 02:12:27 ID:???
【俺のマグナム】俺inキャプ森2【ご開帳】

950 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 06:34:43 ID:???
【いつか決めるぜ】俺inキャプ森2【マグナムシュート】

951 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 07:41:18 ID:???
【犯人は】俺inキャプ森2【お前だ!】
【全国大会】俺inキャプ森2【縮小版?】
【北の大地から】俺inキャプ森2【弾丸】
今のところスタンダートなストライカータイプ

952 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 19:35:00 ID:???
【日本一を】俺inキャプ森2【撃ち抜くぜ!】

953 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 19:53:20 ID:???
【ガンスリンガー】俺inキャプ森2【突き進む】
【小さな体】俺inキャプ森2【確かな力】

954 :森末(仮):2013/10/09(水) 20:53:14 ID:???
>★7月のイベント→ ダイヤ2 =学校のグラウンドで練習している松山を発見! 今日は休みの筈なのに……★
====================================================================================================
板野「(ん? あれは……)」

散歩中、不意に学校の前を通った際、グラウンドから聞こえてくる誰かがボールを蹴る音。
今日は練習が休み、にも関わらず一体誰が蹴っているのだろうと板野は考えるも、
すぐに1人の人物の名が思い浮かぶ。

板野「(休みの日にわざわざ練習するような奴なんて、決まってる……)」
松山「はぁっ、はぁっ……」
板野「(やっぱり……)松山!」
松山「! なんだ、板野か……」

努力の男と揶揄される事もある松山光。
全国大会がすぐ近くに迫り、そして思い人である藤沢美子がその大会が終わると共にアメリカへと行ってしまう。
そのような状況で彼が大人しく家で休養を取る事が出来る筈もなく、
こうしてボールを蹴り、汗を流していた。
板野が声をかけた事で松山はようやく体を止め、駆け寄ってくる板野を出迎える。

板野「こんな日まで練習? もうすぐ全国大会で気合が入るのはわかるけど、休める時は休めないと大変だよ」
松山「ああ、わかってる。 ただ、どうしても次の大会には勝ちたい……俺達にとって、最後の全国大会だからな。
   そう考えると、いてもたってもいられないんだ」
板野「でも……」
松山「それに、大会に向けて、もう一つ武器を作っておきたいんだ」

去年の全国大会直前、大会へ向けて大きな武器となるよう編み出した『北国シュート』
それは実際、去年の大会でも難波中学との試合で得点を挙げる切り札となり、1回戦突破に役立った。
しかし、北国シュートだけではまだ足りない……。
前回に板野が東邦学園の練習に乱入をして若島津を相手どるには決定力が足りないと悩んだように、
松山もまた今のままでは他のチームと中盤での競り合いで不安が残ると考えたのである。

955 :森末(仮):2013/10/09(水) 20:54:15 ID:???
松山「東邦、南葛、どちらも中盤にいい選手がいて強敵なのは間違いない。
   今のままだと板野にシュートを打たせる事も満足に出来ないかもしれないんだ。
   だから……中盤で優位に立てるような技を開発しようと思ってる」
板野「具体的には?」
松山「俺の自慢はキープ力だ。 これならそう簡単に負けない自信がある」

言いながら、松山は自信の足元にあったボールを踏みしめて巧みに捌き、
しかし、他にもまだ考えている事があると言う。

松山「ただ……突破力なら既に板野も十分なレベルだ。 だから、守備的な技を覚えた方がいいかもしれないとも思ってる」
板野「守備か……」
松山「タックル、パスカット、どちらも相手の攻撃の芽を摘み取るのに必須だ。
   あとはいざという時にゴール前で守備に参加出来るように、ブロックを鍛えるか……」
板野「うーん……」

松山としても、これは大きな悩みどころである。
大会まではもう少しの時間しかなく、今から先ほど上げたすべての技を覚えるというのは不可能。
ならばどれか一つに絞って覚えないといけないわけだが、どれもこれも必要に思えてくるのである。

松山「板野はどう思う?」
板野「そうだなぁ……」

A.「松山ならキープ力を上げた方がいいんじゃないかな。 そうすればよほどの事が無い限り取られないと思う」
B.「タックルが上手いんだし、タックル技を覚えたらどうだろう。 早めに攻撃の芽を摘むのは大事だ」
C.「パスカットを鍛えた方がいいと思う。 カットできれば素早く攻守を交代できそうだ」
D.「ブロックかな。 全国大会で戦う強豪校には、優秀なFWが多いし」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

956 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 20:55:57 ID:gxJCE7IY
B

パスという選択肢がないのは残念

957 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 20:56:06 ID:EvTsTk6U
A 攻撃攻撃ィ!!

958 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 20:56:35 ID:8rYoNLDg
B

959 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:18:16 ID:???
松山はアンカーの役割を担ってもらうことになりそうだし、タックルはありあり
そーいえば、中里はスポーツニンジャ路線に行けるのかな

960 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:22:47 ID:???
>B.「タックルが上手いんだし、タックル技を覚えたらどうだろう。 早めに攻撃の芽を摘むのは大事だ」
=================================================================================================
松山「タックルか……(南葛の井沢は殆どオールラウンドプレイヤーだが……。
   以前の練習を見た限り、東邦の沢田や小池は大した守備力は持っていなかったな。
   あいつらの守備力を警戒するよりは、攻撃力に対策を持っていた方がいいか)
   よし、わかった。 それじゃあタックルを鍛えてみるか。 丁度考えていた事があったんだ」
板野「(考えていた事って……やっぱりアレかなぁ)」

悩みに悩んでいた松山であったが、板野にアドバイスを受けるとあっさりタックルを鍛える事を決意した。
そして明くる日から、松山は練習で板野を相手に何度も一対一を挑み続ける。
元々タックルが上手い松山の事、練習中板野も何度かボールを奪われるが、
強引なドリブルを使える局面では板野の方がやや優勢。
何度も吹き飛ばされる松山だが、それでもあきらめずにボールに食らいつこうとする。

板野「(よし、松山相手でも十分キープが出来るようになってきてる! この調子なら全国でも通用する筈だ!)」
松山「(さっきのは惜しかったんだ……もう一度!)」

ズザザザザァッ!!

板野「(また真横からのスライディング……! でもこれくらいなら……)」

サッ ギュゥウウウウウンッ!!

板野「えっ!?」
松山「(確かに板野のパワーは凄い! でも、そのパワーを万全に発揮させられないのなら効果は無いのは実証済みだ!
    囮のタックルで体勢を崩させ、反対側に回り込むようにしてからもう一度タックルだ!)」

ドガァァァアアアアアアアアンッ!!

板野「うわぁぁぁ!?」
松山「どうだ板野! これが俺の『鉄 砲 水 タ ッ ク ル』だ!!」
ふらのメンバー「い、板野が吹き飛んだ!?」「流石キャプテンだ!(また酷いネーミングセンス……)」

961 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:24:37 ID:???
板野の持っている怪力の凄まじさは、ふらのメンバーの中での共通認識である。
その板野が吹き飛ばされたとあってふらのメンバー達は大いに驚き、
続いて松山が高らかに宣言をした『鉄砲水タックル』という名前を聞いて内心げんなりとする。
一方で吹き飛ばされた板野といえば、まさか自分がパワー負けをしてしまうとは思っていなかったのか、
地面に倒れ込みながら茫然とするのだが……。

板野「(松山のタックルの凄さ……鉄砲水タックルの頼りになりっぷりはわかりきってる事だもんなぁ。
    俺が吹き飛ばされても仕方ない……のかなぁ)」

本編、そして原作、テクモ版での松山のボランチとしての働き・タックルの威力の凄さはわかっている板野。
強引なドリブルでも抜けなかった事に悔しさは覚えつつも、それにはある種の納得を示すのだった。

板野「うーん、吹き飛ばされちゃったかぁ……パワーには自信があったのに」
松山「俺だって、足腰の強さに関しちゃ自信があるからな! そう何度も抜かせないさ!」

倒れ込んだ板野に手を貸し、起こしながら胸を張って言う松山。
こうして松山光は全国大会直前、大会に向けての大きな武器を手に入れ、
万全の状態でこれから始まる熱き戦いに思いをはせるのだった。

松山「(板野が決め、俺が攻撃の芽を摘み、そして皆の力で試合を制する。
    全国大会で優勝するのは南葛でも、東邦でもない……俺達ふらのだ!)」

町田「……さっきのは5Mは吹き飛んでたかしら。 本当、とんでもないわね松山くんも板野くんも」
藤沢「松山くん……素敵……」
町田「おーい、帰ってこーい」

※松山が『鉄砲水タックル』を習得しました。

962 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:25:38 ID:???
『3年目 7月 練習パート』

板野「いやぁ、松山の生鉄砲水タックルを食らっちゃったよ」
森末「嬉しそうだねぇ、板野」
板野「北国シュートと同じで、鉄砲水タックルも松山の代名詞だもんね。
   ……名前を大きな声で叫ばれるとこっちが恥ずかしくなっちゃうけど」
森末「まあ全国大会に向けて力をつけてくれたのはいい事さ。
   それで、今月の練習はどうする?」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

963 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:26:05 ID:gxJCE7IY
A

964 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:26:22 ID:8rYoNLDg
A

965 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:26:25 ID:0XCvsCeQ


966 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:30:50 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===============================================================
板野「今月も基礎能力を上げるよ。
   全国大会に挑むにはまだまだ基礎が足りないと思うんだ」
森末「よしよし、それじゃあ何を鍛える?」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

967 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:31:50 ID:gxJCE7IY
H

968 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:33:38 ID:8rYoNLDg
A

969 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:34:48 ID:EAMx5/Vo
H

970 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:40:18 ID:???
>H.ガッツ
====================================================================
板野「今月もガッツを鍛えるよ!
   先月も上々の成果を出せたけど、まだまだフルタイム全力で走るには足りないと思うんだ!」
森末「ふむふむ……なら頑張るといい。 ガッツも上がりやすい能力だからね」

こうして板野は先月に続き、ランニングの量を増やして地道に体力づくりを行った。
先月、今月と2ヶ月にわたって体力づくりに励む板野。
必殺シュートを持つFWの宿命か、どうしてもFWという選手はスタミナがきれがちである。
シュートを何本打っても屈しない肉体を作ろうと板野は闘志を燃やすのだが……。

先着1名様で、

★板野のガッツ特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

出た数字×5のガッツが増えます。

971 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:41:18 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 3 )=★

972 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:41:20 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 4 )=★


973 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:41:40 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 4 )=★

974 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:06:14 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 6 + 3 )=ガッツ+45★
=================================================================
板野「(折角のマグナムシュートも、撃てなければ何の意味もないんだ!
    大会までもう少し……俺もこの北海道の気候に慣れて、関東の暑さに音を上げちゃうかもしれない。
    そうならないようにも、とにかく鍛えないと!)」

暑さ対策に、と板野はランニングをする際、
ジャージの下にトレーナーを着こんでまで体力をつける為の運動をした。
北海道といえどもう7月、トレーナーを着こんでいるという人の姿はほぼ見かけない気候である。
そんな最中にそのような厚着で運動をすれば、当然ながら体力の消耗はもとより、
極端な暑さのせいで体中は汗塗れとなる。

だが、その練習の成果はしっかりと結果として出た。
板野は連続でもマグナムシュートを4発は打てるだけのスタミナを無事身に着け、
この短期間で飛躍的に体力の増強に成功をしたのである。

板野「ふぅ、ふぅ……でもやっぱり暑いや……」
町田「無茶するわねぇ……熱中症にならないように気を付けてね? はい、ドリンク」
板野「あ、ありがとう(あぁ、スポーツドリンクが美味しいや……)」

こうして7月の練習を完璧に終えた板野。
いよいよ来週からは全国大会の前哨戦、道大会が始まる。

975 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:07:36 ID:???
『3年目 7月 特別パート』

監督「よし、みんな聞け。 これから今日の試合についてのミーティングを始める……。
   が、その前に……」
町田「はいはい、監督の奥さん自慢のスタミナドリンクですね」
監督「うむ! これを飲んで体力をつけて試合に臨んでくれ!」

そして道大会2日目、今回もシード権を得ているふらのは2回戦からの試合である。
ふらの中学の控室では監督の指示でマネージャーたちがスタミナドリンクを配っており、
メンバー達は「また今年もか」と内心悲鳴を上げながらそれを喉に流し込む。

監督「去年、一昨年と道大会を制覇したが、油断はせずに行けよ。
   対戦相手達も打倒ふらのを目指して挑んでくるだろうからな」
ふらのメンバー「「「はいっ!」」」
監督「ではこれより、今日のスターティングメンバーを発表する」
山室「(来た……! 今年は大丈夫……な筈だ!)」

監督のありきたりな油断はせずに行けという台詞は無難に流され、
しかしその直後、今日のスターティングメンバーの発表という言葉が出ると同時、メンバー達に緊張が走る。
去年も経験をした、誰がベンチ入りとなってしまうか……。
一体誰がこのチームにとっていらないと言われるか、という緊張が張り詰める瞬間。
特に去年ベンチ入りをした山室はごくりと唾を飲み、今年は大丈夫だと言い聞かせながら耳を澄ませる。

山室「(去年にまで遡るが、板野に付き合ってもらってドリブルが上手くなったんだ……。
    今年は外される、なんて事は無い筈だ……!)」
小田「(俺は大丈夫……だよな? 板野が来るまでは一応エースストライカーだったんだしさ)」
中川「(やっばいなぁ……練習見てる限りだと山室の奴、俺より上手くなってんだよなぁ。
    でも監督ってあまりサッカー自体は詳しくない筈だし、去年と同じスタメンって事も……)」
監督「では発表するぞ……」

976 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:08:38 ID:???
先着1名様で、

★最後の夏のスタメン→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→監督「最後の大会、思い出づくりの為に藤沢をスタメンで使う!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田 FW・板野、小田、山室
スペード→GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田、山室 FW・板野、小田
クラブ→GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田 FW・板野、小田、中川

977 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:09:01 ID:???
★最後の夏のスタメン→ ハート2

978 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:09:10 ID:???
★最後の夏のスタメン→ ハート3


979 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:36:55 ID:???
>★最後の夏のスタメン→ ハート2 ★
>GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田 FW・板野、小田、山室
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監督「GK、加藤!」
加藤「はい!(まあGKは1人しかいねぇからな、へへっ)」
監督「DF、佐瀬、近藤、松田、本田!」
ふらのDF「「「はい!(DFも弄られないだろうしな〜)」」」

まず監督はGK、DFの面々から発表をした。
新たに加入をした板野はFWであり、その守備力は殆ど鍛えていない。
外された山室も決して守備が得意とは言えず、
GKとDFを弄る事はまずないだろうと考えていたのか、彼らの表情には余裕の笑みが浮かんでいる。

監督「MF、松山、若松、金田!」
松山「はい!(よし、いくぞ……道大会ごときで躓いてられるか!)」
若松・金田「「はい!(ほっ……俺達は外れない、と)」」

続いて呼ばれたのはMF。
ドリブルも上手く、ミドルシュートの得意な板野をここに入れる可能性も考えられたが、
やはり監督の意向はなるべく板野を攻撃に専念させたいという事なのだろう。
松山は強く返事をしながら試合に思いをはせ、若松、金田の2人はホッと安堵をする。
そして、問題のFWである。

監督「FWは……板野、小田、山室だ!」
板野「はい!(よーし、今年こそ得点王を狙ってやる!)」
小田「はい!(ほっ……あー、よかった。 今年外れたのは中川か)」
山室「はい!(よっしゃ! ……中川には悪いが、俺だってベンチはごめんだからな)」
中川「(やっぱりか……)」

980 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:38:17 ID:???
FWは順当と言える配置であった。
その決定力は全国でもトップクラスである板野、ふらのでも板野に大きく離されてはいるが3番目の実力者の小田、
板野のお陰でドリブルでの突破力を高めた山室、彼ら3人が選ばれたのである。
結果、スタメンの座を追われたのは中川……彼は昨年の山室と同じようにガックリと項垂れるのだが……。

中川「(ま、しゃあないか。 今更ジタバタしてもなぁ……)」

しかし、彼は自分が板野どころか小田や山室にも一歩遅れているという自覚はあった。
故にある程度この結果を予測していたのか、そこまでショックを受けるという事はなく、甘んじて自身の運命を受け入れるのだった。

監督「以上、今年の大会はこのメンバーでいくぞ!」

−−H−− H板野
J−−−F J小田 F山室
−−−−−
E−I−G E金田 I松山 G若松
−−−−−
C−A−D C松田 A佐瀬 D本田
−−B−− B近藤
−−@−− @加藤

松山「中川、いつでも出れる準備はしておけよ。 誰かが怪我をしたらお前しか投入できる奴はいないんだ」
中川「あ、ああキャプテン!」
板野「(今年は中川が外れたのか……確かに、1番ふらのでへたっぴだからなぁ。 あまりやる気もなさそうだし)」

その後、松山は中川を励まし、中川もそれを表面上だけは受け取りながら力強く頷く。
板野は今日の試合の相手のデータを見つつ、その会話を聞いていたが、
去年の山室とは違い、返答がどことなく気合が入ってない事に感づいてため息を吐きつつ、再びデータに目を通していく。

板野「(って言っても、あまり強そうじゃないな……やっぱ道大会でふらのを倒せる奴は出てこないのか)」
松山「よし、いこう! いこうぜ、みんな!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

981 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:39:33 ID:???
全国大会で優勝が狙えるチーム、ふらの中学に道内にもはや敵はいない。
キャプテン・松山光のかけ声と共に、ふらの中学の面々はフィールドに向かう。
道大会を楽々と勝ち上がり、全国大会への弾みへとする為に。

先着5名様で、

★板野の活躍→! card★

★松山の活躍→! card★

★小田の活躍→! card
 中川の活躍→! card
 山室の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野はハート・スペード、クラブ6以上の時は得点王を獲得します。
 JOKER・ダイヤの時は道大会MVPを受賞します。
※その他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
※中川は出場機会が少ない為、ダイヤ・ハートのKの時のみフラグ取得になります。JOKERはそのままです。

982 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:40:06 ID:???
★板野の活躍→ クラブ4

983 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:40:51 ID:???
★松山の活躍→ クラブ5

984 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:41:20 ID:???
★小田の活躍→ ハート2
 中川の活躍→ ダイヤ5
 山室の活躍→ スペードQ

985 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:41:54 ID:???
★若松の活躍→ クラブ4
 金田の活躍→ ハートJ
 加藤の活躍→ クラブK


986 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:42:05 ID:???
★本田の活躍→ JOKER
 松田の活躍→ ダイヤ6
 近藤の活躍→ ダイヤA
 佐瀬の活躍→ ダイヤ9

987 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:42:20 ID:???
★本田の活躍→ ダイヤJ
 松田の活躍→ クラブA
 近藤の活躍→ ハート2
 佐瀬の活躍→ クラブK

988 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:43:54 ID:???
得点王とは遠くにあって思うもの

しかしさすがすぎるわ
板野の活躍→ クラブ4 ★
★松山の活躍→ クラブ5 ★

989 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:44:04 ID:???
クラブ5でもMVPは松山になるのか…?

990 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:48:39 ID:???
この場合全国大会で警戒されないように、比良戸中のようなロースコアゲーム
を監督が指示した、とかいう展開になるのかしら。

991 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:50:14 ID:???
そういう作戦は徹底させないと意味なくなるから
全国でもピンチなるまでマグナム温存になるかもね

992 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:03:30 ID:???
予想はしていたがやっぱり、またクラブか。
温存策はまぁ予想していたから大丈夫だが、あったら得点源が北国に頼るしかなくなるから
ガッツ関係ですぐに解禁になりそう

993 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:07:09 ID:???
北の大地は地獄の穴が開いてるからな(キャプ森限定

994 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:07:33 ID:???
ゲーム的な感覚で新技はすぐ発動するけど
本当なら手のうちはなるべく隠していた方が有利だよな

995 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:13:13 ID:???
この世界では、地獄の住民はきっといないから・・・(震え声)

996 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:24:07 ID:???
出すんだったらドリブル技までにしておいた方がいいかな。特に珍しくないし予想の範囲内だろうし。
ガッツ温存策で弾丸連発だって悪い作戦でもない。
特別強いキーパーって、今のところ若島津と中西ぐらいだもんな…バヤシさんはドイツにいるはず、だったっけ?
と言っても、次藤相手になったらそううまくいかないか。

997 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:24:15 ID:???
>★板野の活躍→ クラブ4 ★
>★松山の活躍→ クラブ5 ★
>★小田の活躍→ ハート2
> 中川の活躍→ ダイヤ5
> 山室の活躍→ スペードQ ★
>★若松の活躍→ クラブ4
> 金田の活躍→ ハートJ
> 加藤の活躍→ クラブK ★
>★本田の活躍→ JOKER
> 松田の活躍→ ダイヤ6
> 近藤の活躍→ ダイヤA
> 佐瀬の活躍→ ダイヤ9 ★
>板野、得点王にまたもなれず……。本田が覚醒しスキル・パスカット+2取得。加藤が覚醒しフラグ・パンチングを取得。
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ふらの中学は正に道内では敵無し、快進撃を続けた。
2回戦を8−0、3回戦を9−0、4回戦を7−0、準決勝を6−0。
マグナムシュートという超中学生級のシュートを打てる板野、
そして同じく北国シュートという必殺シュートを打てる松山を有するふらのは毎試合大量得点。
また、この程度の実力の中学が相手であれば小田達でも悠々と得点をする事は可能であり、
彼らもまた着々と得点を稼いでいった。

得点だけではなく、守備陣もまた光る活躍を見せた。
右サイドバックとしてスタメンフル出場をしていた本田はパスカットで大活躍。
中央にいる松山を抜けないと判断した敵チームがパス攻勢に出る機会が増えた事で、パスに対しての反応速度が向上。
GKである加藤も無失点試合を続けて行く内にこのまま点を取られず道大会を突破するというプレッシャーがかかりながらも、
見事にそれを成し遂げるだけの鋭いセービングを見せた。

998 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:25:15 ID:???
そして、決勝戦。

板野「(この大会……俺は10得点、松山も同じ10得点だ。 今日の試合で松山以上に点を取れれば得点王になれる!)」
松山「(とうとう決勝戦か……だけど、俺達の敵じゃない!)」

去年は成し遂げられなかった得点王の座を得る為にもと、板野は燃えに燃え、
松山もこのまま快勝をして全国大会へ行くと闘志をむき出しにして試合に挑んだ。
前半だけで板野がマグナムシュート、ボレーシュートと2点決め、松山も北国シュートと雪下ろしオーバーで2得点。
これだけで既に戦意を失っていた敵チームを相手に、しかし後半も攻撃の手を緩めない。
それぞれがハットトリックを達成し、更にはフリーになっていた小田がゴールを決めて7−0。
そして、試合終了間際である。

金田「板野!」
板野「よし、マグナムシュートだァァァアアアアアアッ!!」
敵キーパー「か、勘弁してくれえええええっ!?」

絶妙なスルーパスが板野へと渡り、これを板野が再びマグナムシュートでゴールを狙う。
敵キーパーが悲鳴を上げる中、板野は何のためらいもなくシュートを放つのだが……。

ガインッ!!

板野「うえっ!?」

ここで板野の悪い癖"ボールが上を向いてしまう"というものが出てしまった。
結果的に、マグナムシュートは敵キーパーを吹き飛ばしたものの、ゴールバーに当たって跳ね返される。

松山「よし、貰った!!」
板野「あああああああああああっ!?」

999 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:26:16 ID:???
このこぼれだまに合わせたのは、松山だった。
試合終了間際、何かの間違いでゴールを奪えなかった時の為にとゴール前に上がってきていた松山は、
綺麗にこのボールを雪下ろしオーバーでねじ込み、それと同時に審判の得点を告げる笛と試合終了を告げる笛が鳴り響く。

松山「よぉぉぉぉおおおおし! やったぞ、皆! 道大会優勝だ!!」
小田「ああ、やったぜ!(……ねじ込まずに得点王分け合えばよかったんじゃ)」
山室「ナイスシュート、キャプテン!(空気読めないからなぁ、キャプテン……)」

道大会優勝、そして全国大会への出場決定。
これに松山は高らかに拳を上げて喜びを露にするも、一同は曖昧な笑顔でそれに同調しつつ、
得点王をあと一歩の所で逃してしまった板野に同情のまなざしを向けるのだった。

板野「うぅ……(な、なんてついてないんだろう……幸先不安だよ)」

こうして道大会は終わりを告げた。
せめてもと大会中、もっとも活躍をした選手に贈られるMVPを期待する板野だったが、
そちらもアシストなどで活躍をしていた松山に奪われ、意気消沈。
去年といい今年といい、実力はある筈なのにどうして得点王にもなれないのかと悔しがる板野。
道大会に優勝をしても、彼の心中にはもやもやとした漠然とした不安がくすぶるのだった。

………

……



そして、北海道で予選大会が行われている頃、各地でも熾烈な戦いが繰り広げられる。

中山「よし、みんな行こう! 南葛だって無敵じゃない……確かにあいつらは強いが、俺達だって強い!!
   今年静岡県大会を制して、全国をも制覇するのは俺達大友中だ!」
新田「はい!(見てろよ南葛……俺の隼シュートと中山さんたちの守備があれば、お前たちに負ける筈がないんだ!)」

1000 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:27:19 ID:???
これにてこのスレは終わりです。次スレを立ててきます。

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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0ch BBS 2007-01-24